【安価】精霊術師「最近、内乱の勢いがひどい」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 16:40:54.58 ID:0UuXle2n0
衝撃や魔法の威力を軽減する特別製のマント
76 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 20:00:54.20 ID:1odTHM8B0
では精霊術師の装備は>>72さんのコンマと>>75さんの内容で
衝撃や魔法の威力を少し軽減できるマント。
少女の装備は>>73さんのコンマと>>74さん内容で
一定のダメージを肩代わりしてくれるペンダント。






精霊術師「このマント、不思議な力を感じる」

露天商「お目が高いねお客さん。それは錬金術師が特殊な染料で染めたマントだよ」

精霊術師「いくら?」

露天商「銀貨10枚」

精霊術師「さすがに高いよ。もっとまけてくれない?」

露天商「9枚。なかなかお目にかかれない逸品だってことはわかるだろ?」

精霊術師(まあ、露店で買えるなら上等か……)

精霊術師「じゃあ、そのマント頂戴」

露天商「毎度」

77 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 20:18:27.79 ID:1odTHM8B0



精霊術師(少女には何を買ってあげたらいいんだろ? ローブ? 護符?)

少女「……」ユビサシ

精霊術師「この、ペンダント?」

露天商「お客さん、そのペンダント立派なのは見た目だけだぜ」
露天商「有名な神官様が【祈祷】に使っていたとかで買い取ったんだが、まるで売れねえ」
露天商「まったく、すっかり騙されたぜ」

美少年(お姉さん、このペンダントは買ったほうがいいよ)コソコソ
美少女(お姉さん、これ本物だよ)ボソボソ

精霊術師「……いくら?」

露天商「銅貨10枚で売れりゃ上等だ」

精霊術師「じゃあ、私が買うよ」

露天商「本当か? そりゃありがてえな」

少女「……」キャッキャ

露天商「うお、ペンダントが浮いた! って、なんだ。よく見りゃ昨日酒場にいた旅芸人じゃねえか。脅かしたっておひねりは出ねえぜ」

美少年「ちぇ、残念」
美少女「けちんぼ」

精霊術師「……?」



78 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 21:08:08.00 ID:1odTHM8B0
戦闘で安価とコンマ使ってもいいですか?
よければ精霊術師のステータスと装備も安価で決めようかと思うんですけど……。
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 21:09:55.70 ID:RbknlWSqo
構わんやれ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 21:14:11.08 ID:vk42ArQTo
おけおけ
81 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 21:18:26.25 ID:1odTHM8B0
ありがとうございます。
ちょっと準備します。
82 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 21:52:58.25 ID:1odTHM8B0
戦闘などで判定を行う際のルール



無防備な一般男性のステータス

【体力】10
【攻撃:殴る】2
【防御:かわす】2
【異変:なし】0
【耐性:自身の代謝】2


攻撃:直接相手に危害を与える判定
防御:攻撃へ対抗する判定
異変:病、毒、呪い、寒暖、索敵などを行う側の判定
耐性:異変へ対抗する判定

攻撃←→防御
異変←→耐性

それぞれの数値に(コンマ一桁目÷2 端数切り上げ)を足して対抗
判定


無防備な一般男性同士の喧嘩

男性Aの判定
【攻撃:殴る】1+(9÷2)=6
【防御:かわす】1+(9÷2)=6

男性Bの判定
【攻撃:殴る】1+(1÷2)=2
【防御:かわす】1+(1÷2)=2


男性A
【攻撃】2-【防御】6
ダメージなし

男性B
【攻撃】6-【防御2】
4ダメージ
83 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 21:58:21.26 ID:1odTHM8B0


精霊術師のステータス安価

【体力】7+安価↓1
【攻撃:蔦結の精霊術】1+安価↓2
【防御:綿花の精霊術】1+安価↓3
【異変:夢見の精霊術】1+安価↓4
【耐性:萌芽の精霊術】1+安価↓5

※安価はすべて(コンマの一桁目÷2)です
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 22:01:30.19 ID:TU4AO/f90
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 22:01:53.47 ID:GJQehzwDO
はい
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 22:02:21.64 ID:vk42ArQTo
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 22:02:56.55 ID:YVDEVFUDo
ムッ
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 22:03:52.36 ID:r+5vMYvSo
89 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 22:07:00.31 ID:1odTHM8B0

精霊術師

【体力】7+5=12
【攻撃:蔦結の精霊術】1+4=5
【防御:綿花の精霊術】1+2=3
【異変:夢見の精霊術】1+3=4
【耐性:萌芽の精霊術】1+3=4

結構強くなった気がする。
90 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 22:16:16.47 ID:1odTHM8B0


精霊術師

【体力】12
【攻撃:蔦結の精霊術】5
【防御:綿花の精霊術】3(+1)
【異変:夢見の精霊術】4
【耐性:萌芽の精霊術】4

装備
くぼみのある杖【攻撃】+0
特殊な染料を使ったマント【防御】+1
無し【異変】+0
無し【耐性】+0

最終的にはこんな感じにしたいと思います。
装備やステータスの強化は話の節目で安価しようと思います
91 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 22:37:28.14 ID:1odTHM8B0


美少年&美少女

【体力】7
【攻撃:???】3(+1)
【防御:???】3(+1)
【異変:???】5(+2)
【耐性:???】5(+2)

装備
楽器【攻撃】+1
旅芸人の服【防御】+1
???【異変】+2
???【耐性】+2



少女
???
92 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 22:39:43.26 ID:1odTHM8B0

少女の装備忘れてました

高位神官のペンダント【防御】+3【耐性】+3
93 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 22:45:03.35 ID:1odTHM8B0


装備を整えた精霊術師一行は件の屋敷へ向けて出立した。
森へ一歩踏み込むと、狩人の言っていた「気色悪い気配」というものを肌で感じることになった。
ヘドロ撫でつけられているかのような感覚。そして明確な敵意。

美少年「何もないほうが不自然なくらい」
美少女「異常な雰囲気だね」

精霊術師「精霊の気配が全然しない」

少女「……」ビクビク


森は陰鬱として、鳥や小動物もどこかおびえた様子だ。
暫く森を進むと、景色が開け、廃墟同然の屋敷が目の前に現れた。
外から見ている限りでは誰かが暮らしている気配もない。


精霊術師(酒場の情報が確かなら、少なくとも奴隷の姿が見えそうなものだけど)

美少年「偵察は任せてよ、お姉さん」
美少女「結構得意なんだよ」



敵【耐性:気配の探知】4+安価↓1
美少年&美少女【異変:???で偵察】7+安価↓2

【耐性】<【異変】で偵察成功

※安価はすべて(コンマの一桁目÷2)です
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 22:46:17.51 ID:vk42ArQTo
ぴこーん
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 22:47:15.70 ID:TU4AO/f90
96 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 23:06:41.62 ID:1odTHM8B0


敵【耐性:気配の探知】5<美少年&美少女【異変:???で偵察】7

成功


美少年「ここからだとわかったのは1Fの構造までだね」
美少女「ロビー、キッチン、食堂、あと使用人の部屋かな」

精霊術師「人気は無かったの?」

美少年「使用人がいた。ロビーに二人、食堂に一人かな」
美少女「でもあれは普通の人間じゃないかも。反応がすごく鈍そうだった」

精霊術師(普通の人じゃない? 来訪客を装って招き入れてもらうのは難しそうか……)
精霊術師(判断に迷うなぁ。こういう時は【精霊の導き】)


というわけで【精霊の導き】の結果を
↓1

1:屋敷に入る。入り方もお願い
2:まだ偵察。何を偵察するかもお願い。対抗安価もします
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 23:16:29.08 ID:GJQehzwDO
2食堂を偵察
98 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 23:23:44.59 ID:1odTHM8B0

1Fの部屋にはすべて窓から入れること言い忘れてました。
すみません。


精霊「食堂を偵察すべきだお。あやしいお」

精霊術師「わかった」

精霊術師「二人とも、食堂が怪しいって私の精霊が言ってるんだけど、調べてもらってもいい?」

美少年「わかったよ、お姉さん」
美少女「任せてよ、お姉さん」


異常な使用人【耐性:気配を探知】4+安価↓1
美少年&美少女【異変:???で偵察】7+安価↓2

99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 23:26:33.42 ID:TU4AO/f90
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/07(木) 23:39:32.64 ID:2m7Q94rBo
ほいさ
101 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/07(木) 23:56:37.65 ID:1odTHM8B0
異常な使用人【耐性:気配の探知】5<美少年&美少女【異変:???で偵察】9
成功


美少年「長い机と並んだ椅子、絵画、暖炉。どれも使用感がないかな」
美少女「使用人さんは人形みたいに暖炉の前に立ってる」

精霊術師「使用人さんの実力ってわからない?」

美少年「ちょっとなら」
美少女「こんな感じ」


異常な使用人

【体力】5
【攻撃:ナイフで切る】3
【防御:無防備】0
【異変:???】4
【耐性:???】4


精霊術師(力ずくで抑えようと思えば何とかなりそうだけど……)

精霊術師(念のために。【精霊の導き】)


というわけで【精霊の導き】の結果を
↓1

1:屋敷に入る。入り方もお願い
2:まだ偵察。何を偵察するかもお願い。さっきより敵が強い抵抗判定をします。(+3)
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 23:58:34.63 ID:qR8YW/ZTo
2
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 00:02:47.73 ID:hUqQUDvx0
2ロビー
104 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 00:18:29.77 ID:KBMDv4pL0



精霊「ロビーを調べるといいお。敵のいる場所くらい念入りに調べるお」

精霊術師「わかった」

精霊術師「二人とも、ロビーもお願いできる?」

美少年「……結構人使いね、お姉さん」
美少女「……私たち子どもだよ?」

精霊術師「無理やり依頼を受けさせた人たちには言われたくない」

美少年「あはは、そうだったね」
美少女「うふふ、忘れてた」


異常な使用人【耐性:気配を探知】7+安価↓1
美少年&美少女【異変:???で偵察】7+安価↓2

※安価は(コンマの一桁目÷2)です

105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 00:20:35.53 ID:hUqQUDvx0
u
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 00:24:57.76 ID:yIweYzrDO
はい
107 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 00:48:10.53 ID:KBMDv4pL0


異常な使用人【耐性:気配を探知】9<美少年&美少女【異変:???で偵察】<10
成功

美少年「ロビーは玄関から入ってすぐの場所だね。ロビーからなら1Fの部屋どこにでも行けそう。あと、2Fへの階段があるね」
美少女「物がほとんどないみたい。使用人はロビー中央に一人、食堂への扉に一人」

精霊術師(二階があるんだ……。でも、使用人が必要に守っているのは食堂)

美少年「あと、使用人がこっちの気配に気が付き始めたかも」
美少女「石橋を叩きすぎて壊さないでね」

精霊術師(偵察は限界が近いかな。でも精霊に聞くのが精霊術師の生き方だし)

精霊術師(【精霊の導き】)


というわけで【精霊の導き】の結果を
↓1

1:屋敷に入る。入り方もお願い
2:まだ偵察。何を偵察するかもお願い。さっきより敵が強い抵抗判定をします。(+6)6
108 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 01:00:51.72 ID:KBMDv4pL0
すみません。
今日は寝ます。
おやすみなさい。
安価は引き続き↓1で
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 06:51:24.01 ID:2A/T6Cy60
1キッチンから
110 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 11:11:46.52 ID:KBMDv4pL0


精霊「キッチンから侵入するお。敵のいない場所から入るのは基本だお」

精霊術師「わかった」


精霊術師「二人とも、キッチンから侵入しよう」

美少年「お姉さんほんと慎重派だね」
美少女「いいじゃない。野蛮な人より私は好き」


精霊術師たちはキッチンの窓のそばにこっそり近づいた。
窓にはめらていたであろうガラスは割れていて、木枠は朽ちている。
さしたる苦労もしないで侵入に成功した。



美少年「竈の灰が新しい。食料の備蓄もある」
美少女「こんな廃墟だけど、ちゃんと生活してるんだね」

精霊術師「……手慣れてるね」

美少年「そんなことないよ」
美少女「そんなことないわ」

少女「……」ユビサシ

精霊術師「ん? ロビーに何かあるの?」


屋敷に入ると、少女はロビーへ続く扉を指さした。その表情はこれまでになく真剣だ。
精霊術師と双子は顔を見合わせると、少女を後ろに下がらせて、薄く開けた扉の隙間からロビーの様子を伺った。
ロビーの中心に使用人が立っている。直立不動で玄関の扉を見守っていた。
食堂への入り口に立っているという使用人の姿は視覚になっているのかよく見えなかった。


精霊術師「今更友好的な手段をとる必要なんてないよね」

美少年「一人はノーリスクで落とせそうだね」
美少女「奇襲作戦だ」


精霊術師たちは、扉をあけ放つと、素早くロビー中央の使用人を叩きのめし、蔦結びで地面に縫い付けた。
偵察の情報通り、ロビーにいる使用人は二人だけ。
食堂の前に待機していた使用人は、精霊術師たちの存在に気が付くと、腰からナイフを抜き襲い掛かってきた。

異常な使用人「ア……アウ……ガアッ!」

精霊術師「うっわ、この人どう見たって……」

美初年「アンデッド」
美少女「不浄の存在だ」


異常な使用人は精霊術師に向かってナイフを振りかざした。


戦闘です。
異常な使用人【攻撃:ナイフで切る】3+安価↓1
異常な使用人【防御:無防備】0+安価↓1

精霊術師【攻撃:蔦結の精霊術】5+安価↓2
精霊術師【防御:綿花の精霊術】4+安価↓2

※安価は(コンマ÷2)です
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/08(金) 11:15:02.97 ID:0+h/UdlM0
攻撃:ナイフで切る
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 11:18:19.25 ID:fZRLLhqvO
ふぬ
113 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 11:44:57.64 ID:KBMDv4pL0
安価言葉足らずでした。
コンマ一の位÷2で計算しています。



異常な使用人【攻撃:ナイフで切る】3+4=7
異常な使用人【防御:無防備】0+4=4

精霊術師【攻撃:蔦結の精霊術】5+3=8
精霊術師【防御:綿花の精霊術】4+3=7


精霊術師
ダメージなし
【体力】12


異常な使用人
5-(8-4)=1
【体力】1

残り体力1しかないので無力化に成功したことにして先に進みます。






襲い来る使用人の凶刃を、綿の盾で全て受け止め、無防備な横腹に蔦の鞭を叩きこんだ。
スパンッ! とこぎみ良い音を立てて、使用人の腐肉がはじけ飛ぶ。
ロビーの床を汚しながら転がった使用人は、その場に蠢くばかりで襲い掛かってkる様子はなかった。

美少年「ナイスショット」
美少女「やるね、お姉さん」

精霊術師「どうも」


ロビーに静けさが戻ってきた。どこかから敵の増援が駆けつけてくる様子もない。


精霊術師(さて、どこを探すべきか……【精霊の導き】)



というわけで【精霊の導き】の結果を↓1

1:二階へ
2:使用人の部屋へ
3:食堂へ
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 11:46:19.63 ID:2A/T6Cy60
3
115 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 12:18:23.72 ID:KBMDv4pL0


精霊「食堂に行くといいお。何かあるお。怪しいお」

精霊術師「わかった」


精霊術師「二人とも、使用人がいた場所って、確か食堂だったよね」

美少年「うん、一階の部屋だと食堂だけ」
美少女「食堂にいく?」


精霊術師たちは食堂に向かうことにした。
ロビーの時と同じように、扉を薄く開けで中の様子を伺う。

精霊術師「使用人は暖炉の前に棒立ち、ね」

美少年「この距離だと奇襲は無理そうだね」
美少女「正面突破、今度は私たちに任せて」


双子が扉を開けると同時に使用人に向かって駆けだした。

異常な使用人「ウ……エェェェア!」


使用人も、やはりナイフを抜き放ち敵対者に牙をむいた。




戦闘です。
異常な使用人【攻撃:ナイフで切る】3+安価↓1
異常な使用人【防御:無防備】0+安価↓1

美少年&美少女【攻撃:???】4+安価↓2
美少年&美少女【防御:???】4+安価↓2

※安価はコンマ一の位÷2です。
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 13:44:21.15 ID:yIweYzrDO
はい
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 13:55:27.39 ID:f6gKx9OVo
118 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/02/08(金) 14:54:11.82 ID:KBMDv4pL0
今更気づいたんですけど、ここってR18用の板だったんですね……。
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/08(金) 15:13:34.82 ID:6EBGJ+2bo
VIPの方に立てたつもりだったのかな?
なんかバグだかで専ブラを使わないとたまにこっちに立っちゃうみたいね
まあR板だからといってエロをしなきゃいけないというのでもないし、>>1のやりたいようにやりなされ
120 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 15:16:48.11 ID:KBMDv4pL0
>>119
ありがとうございます。そうさせてもらいます。







異常な使用人【攻撃:ナイフで切る】3+3=6
異常な使用人【防御:無防備】0+3=3

美少年&美少女【攻撃:???】4+5=9
美少年&美少女【防御:???】4+5=9


美少年&美少女
ダメージなし 【体力】7

異常な使用人
5-(9-3)=-1 戦闘不能


奇声を上げながら襲い掛かってきた使用人だったが、双子の放った不可視の攻撃によって壁に縫い付けられるはめになった。
相当な力がかかっているらしく、指先一つ動かせずにいる。
そして四方八方から何かに引き裂かれたかのようにして爆散した。


精霊術師「……もう少し綺麗な倒し方できなかったの?」

美少年「そんなこと言われても」
美少女「こういう力なの」


腐肉の異臭が漂う中。精霊術師たちは食堂を簡単に探索した。
大人数で囲めるだろう長いテーブルには埃がかぶり、大量の椅子も何一つ使われた形跡がない。
壁には肖像画が掛けられていた。両親と娘が笑顔で並んでいる。幸せそうな絵だ。


精霊術師「この絵に描かれている女の子って……」チラ

少女「……」ユビサシ




少女は絵画に頓着する様子もなく、ただ暖炉を指さしていた。


美少年「不自然な床擦れ」
美少女「隠し扉かな?」


双子は納得した様子で部屋の中を捜索し始めた。絵画をずらし、椅子をどかし、壁の音を聞いた。
そして、暖炉のレンガの一部を叩くと、にやりと口元をゆがめた。


美少年「ここだ」
美少女「ここね」


迷いなくレンガを押し込む。
すると、どこかからガコンと仕掛けの動く音がして、暖炉のうらに地下へ続く階段が現れた。
階段の奥からは森に入った時以上のまがまがしい気配を感じた。


精霊術師(どう考えても黒幕はこの先にいる)

精霊術師(最終的には踏み込むべきだろうけど、それは今でいいのか……)

精霊術師(【精霊の導き】)



というわけで【精霊の導き】の結果を↓1

1:地下へ
2:まだ屋敷を探索。どこを探すかもお願い
3:その他の行動。
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 15:21:55.82 ID:vnze7XXN0
2 屋根裏部屋
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 15:22:35.78 ID:fojwoiHKo
1
123 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 15:47:52.33 ID:KBMDv4pL0
>>121
すみません。屋根裏部屋は設定考えていないので>>122の安価取っていいですか?
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 15:55:00.94 ID:vnze7XXN0
どうぞ、どうぞ、自分はホラー映画の呪怨を思い出して屋根裏部屋でゴミ袋に詰められた伽耶子を思い出したので
屋根裏部屋を安価で出してみただけですので、
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 15:59:33.35 ID:yIweYzrDO
まだ行ってない部屋探索したほうがよかったような
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 16:00:16.18 ID:yIweYzrDO
まだ行ってない部屋探索したほうがよかったような
使用人部屋とか
127 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 16:01:58.57 ID:KBMDv4pL0
>>124
助かります。
ありがとうございます。
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 16:03:04.39 ID:eT7xHcYG0
ID:vnze7XXN0
こいつ花子というどんな安価にも空気読まずに呪怨関係の安価出す荒らしだから無視したほうがいいぞ
129 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 17:30:47.27 ID:KBMDv4pL0


精霊「地下に向かうといいお。決戦の時だお」

精霊術師「わかった」


精霊術師「禍々しい雰囲気だし、気を付けて進もうか」

美少年「……ホントに」
美少女「……胸糞悪い雰囲気」



精霊術師たちは地下への階段をゆっくり降りて行った。
階段は薄暗く、カンテラの灯りをともす必要があった。
石の階段を一歩一歩下がるごとに嫌なにおいが鼻についた。
最後までおりきる頃には、その匂いが何の匂いなのかはっきり理解できた。


美少年「ひどい腐敗臭」
美少女「臭いが付いちゃいそうね」

精霊術師「いや、それよりここ。地下牢?」

少女「……」コクリ


左右に並ぶ鉄格子、石の廊下、そこは紛れもなく地下牢だった。
カンテラの光に照らされた牢の中には、酷く体を弄ばれた人間の死体が転がっていた。
まるで何かの実験に使われ、無造作に捨て置かれている。
長い地下牢の先に薄ぼんやりとした光がともり、何者かの人影が蠢いていた。


???「……私の実験の邪魔をしないでくれるかね。忙しいんだ」


乾いた響きの、疲れ切った男の声だった。







130 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 17:32:45.89 ID:KBMDv4pL0


美少年「そういうわけにもいかないよ」
美少女「私たち、あなたみたいなのが大っ嫌いなの」

???「はあ……、これだから庶民のガキは、教育が成っていなくていけない。それに比べて、エリンはいい子だった。素直で、可愛くて……。私の自慢の娘だったんだ」

少女「……」


男はふらりと不気味な動きで振り返った。
こけた頬、落ちくぼんだ瞳、汚れた無精髭。
初対面のはずだが、どこか既視感を覚える顔だった。


精霊術師(ああ、食堂の絵画に描かれていた男。ということは、この屋敷の主人か)

屋敷主人「……まあ、いい。丁度実験材料が不足してきたところなんだ。協力してくれ」


その言葉を合図に、屋敷主人のそばに二体のゴーストが現れた。
仕立てのいい服を着た女性の見た目をしている。
霊体を持ち、生者の生気を吸い取って衰弱させる存在だ。
自然発生することはほとんどなく、大抵は【降霊術】と呼ばれる魔法体系の内、死霊術を用いて使役される。


精霊術師「あの男、死霊術師か……」

美少年「ほんと、胸糞悪い存在だよね」
美少女「私たちと一緒」


自嘲気味に笑った双子の背後からも、ゴーストが現れた。
それも数多に。
こちらのゴーストは、みすぼらしい格好をして、中には手枷、足枷が付いている者もいる。
奴隷のような見た目だ。

131 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 18:14:46.82 ID:KBMDv4pL0




屋敷主人「ほほお! 私と同じ死霊術師。これは余計に捕らえて解剖する必要が出て来た」

美少年「誰がお前なんかに」
美少女「勝った気になるのは早いんじゃない?」

精霊術師「……私、【降霊術】は専門外なんだけど」

美少年「大丈夫だよ、お姉さん」
美少女「その子が助けてくれるよ、お姉さん」

少女「……」ウンウン

屋敷主人「……? 誰が助けてくれるというんだい?」



少女は真剣に頷くと、ふわりと浮かび上がって精霊術師の背後に憑いた。


精霊術師(ああ、うん。 もしかしたらって思っていたけど、やっぱりか)

美少年「くるよ、お姉さん」
美少女「構えて、お姉さん」

132 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 18:15:20.07 ID:KBMDv4pL0
ゴースト二体との戦闘です。


ステータス

ゴースト
【体力】8
【攻撃:ポルターガイスト】2
【防御:霊体】20
【異変:呪い】6
【耐性:霊体】6



精霊術師
【体力】12
【攻撃:蔦結の精霊術】5
【防御:綿花の精霊術】3(+1)
【異変:夢見の精霊術】4(+3)
【耐性:萌芽の精霊術】4(+3)

【異変】と【耐性】の(+3)は少女の加護



美少年&美少女 
【体力】7
【攻撃:ゴーストの使役】3(+1)
【防御:ゴーストの使役】3(+1)
【異変:ゴーストの呪い】5(+2)
【耐性:ゴーストの反発】5(+2)



ゴーストA【異変:呪い】6+安価↓1
ゴーストA【耐性:霊体】6+安価↓1
ゴーストB【異変:呪い】6+安価↓1
ゴーストB【耐性:霊体】6+安価↓1
※安価はゴーストAがコンマ一の位、ゴーストBがコンマ十の位で判定


精霊術師【異変:夢見の精霊術】7+安価↓2
精霊術師【耐性:萌芽の精霊術】7+安価↓2

美少年&美少女【異変:ゴーストの呪い】7+安価↓3
美少年&美少女【耐性:ゴーストの反発】7+安価↓3
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 18:16:52.21 ID:nefsb31h0
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 18:21:58.25 ID:tzO8Gw+40
ほい
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 18:22:18.12 ID:fojwoiHKo
136 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 18:50:54.00 ID:KBMDv4pL0

ゴーストA
8-(10-7)
=【体力】5

ゴーストB
8-(8-7)
=【体力】7

精霊術師
ダメージなし
【体力】12

美少年&美少女
ダメージなし
【体力】7



戦況が一方的で硬直しがちなので、これからは
【攻撃】【異変】をコンマ一の位
【防御】【耐性】をコンマ十の位
÷2もなしでそのまま判定をしたいと思います。
ルールがコロコロ変わってすみません。
こっちで把握しているので皆さんは気軽に安価してくれると助かります。


ゴーストA  【異変】【耐性】安価↓1
ゴーストB  【異変】【耐性】安価↓2
精霊術師   【異変】【耐性】安価↓3
美少年&美少女【異変】【耐性】安価↓4

137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 18:52:39.21 ID:aJ4cBLTd0
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 18:52:58.59 ID:yIweYzrDO
はい
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 18:54:06.26 ID:fojwoiHKo
1;
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 18:54:35.08 ID:eZ/4wWuHO
141 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 19:10:19.88 ID:KBMDv4pL0


ゴーストA
5-(13-5)
=【体力】0
戦闘不能

ゴーストB
7-(15-11)
=【体力】3

精霊術師
ダメージなし

美少年&美少女
7-(15-8)
=【体力】0
戦闘不能


ゴーストB【異変】【耐性】安価↓1
精霊術師 【異変】【耐性】安価↓2
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:12:21.83 ID:aJ4cBLTd0
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:12:36.00 ID:eZ/4wWuHO
ほや
144 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 19:20:26.92 ID:KBMDv4pL0

ゴーストB
ダメージなし

精霊術師
12-(9-7)
=【体力】10


今こんな感じで、普通にもう一回安価しても勝てないことはないと思うんですけど、>>143さんのゾロ目で00って何かボーナスいります?
戦闘不能の双子を回復させるとか、ダメージボーナスとか。
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:23:24.05 ID:jOXGkYE9O
回復させよう
146 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 19:32:09.14 ID:KBMDv4pL0

では【耐性:萌芽の精霊術】7がちょうど双子の体力の最大値なので、全快させます。

精霊術師「人のこと巻き込んでおいて、勝手に、くたばらないで!」

美少年「ぐ、ありがとう。お姉さん」
美少女「けほっ、助かったよ、お姉さん」

ゴーストB  【異変】【耐性】安価↓1
精霊術師   【異変】【耐性】安価↓2
美少年&美少女【異変】【耐性】安価↓3

147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:33:54.67 ID:aJ4cBLTd0
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:34:12.89 ID:yIweYzrDO
はい
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:36:20.69 ID:jOXGkYE9O
ふり
150 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 19:43:29.29 ID:KBMDv4pL0

ゴーストB
3-(16-12)-(16-12)
=【体力】-8
戦闘不能

精霊術師
ダメージなし

美少年&美少女
ダメージなし

戦闘終了です。ありがとうございました。
151 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 20:43:27.65 ID:KBMDv4pL0


戦いは熾烈を極めた。
屋敷主人と双子のゴーストがお互いを祟り呪い脅かし、精霊術師は少女の加護が乗った精霊術で対抗する。
地下牢には怨霊の絶叫と破壊音が響き渡った。
数十分続いた戦いは、屋敷主人のゴーストが完全に消滅したことで決着を迎えた。


屋敷主人「ああ……、ああ……。ハンナ、エリン、私の愛しい……」


屋敷主人は消えゆく己のゴーストを虚ろな目で眺め、その場に崩れ落ちた。
糸の切れた人形のようにその場から動かない屋敷主人の下へ、少女がゆっくりと歩いてゆく。

少女「……お父さん」

屋敷主人「……その声、エリン、なのか?」

少女「やっと、私の声を聞いてくれたね」

屋敷主人「エリン、ハンナは? 一緒じゃないのか? どうして私を置いて行ってしまったのだ。どうして、私も連れて行ってくれなかった」

少女「ごめんね。私が、お母さんの代わりにずっと一緒にいるって約束したのに」

屋敷主人「いや、いいんだ。お前だけでも帰ってきてくれたなら……」

少女「それはできないよ。ずっと研究してきたお父さんなら、わかるでしょ?」

屋敷主人「っ……!」

少女「……もう、こんなことやめてほしかったの。こんな酷いことするお父さん、見たくないよ」

屋敷主人「私は、……どうしてもお前たちといたかっただけなんだ」


それきり、屋敷主人は茫然自失として魂が抜けたようになった。
少女が精霊術師たちに振り返った。

少女「こんなことに巻き込んでしまってごめんなさい」
少女「それと、まかせっきりになってしまうけど、私のお父さんをお願いします」

少女はそれだけを言うと、寿命が尽きたように溶けて消えた。
後には、精霊術師が買ってあげたペンダントだけが残された。

獲得:高位神官のペンダント【防御】+3【耐性】+3

152 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 20:52:50.11 ID:KBMDv4pL0


その後、精霊術師たちは屋敷主人を拘束して街へ連れ帰り、憲兵に差し出した。
屋敷の調査にも憲兵を出してもらったので、屋敷主人の処遇はちゃんとした街の法で決められることだろう。
奴隷の売買は今の時代禁止されている。屋敷主人が奴隷を酷く扱っていたことも考えれば、最低でも一生牢暮らしは確定だろう。
それが少女の望んだ結末なのかは、精霊術師には知る由もないことだった。


美少年「ありがとう、お姉さん」
美少女「凄く助けられちゃったね」

マスター「まさか本当に解決してくれるとは思ってなかったぜ」

精霊術師「私も、こんな事件解決できるとは思ってなかったよ」


依頼を受けることになった酒場にて、精霊術師たちは同じテーブルを囲んでいた。
卓上にはパリパリに焼けた腸詰やふわふわの白いパン、贅沢にも肉入りのスープまで並んでいる。
なんと、精霊術師たちが怨霊事件解決の功労者と知った酒場の客やマスターのおごりである。

マスター「さてさて、さっそく報酬だがこれでどうだ」


というわけで報酬と精霊術師の成長安価します。
確定報酬 銀貨10枚

安価↓1 コンマ×銀貨一枚
安価↓2 成長ポイント獲得数 コンマ一の位
安価↓3 成長ポイント振り分け乱数 コンマ一の位

153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 20:53:57.47 ID:VsGriW4ao
ほいや
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 20:59:06.39 ID:aJ4cBLTd0
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 20:59:58.91 ID:jOXGkYE9O
おほ
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 21:00:14.42 ID:yIweYzrDO
はい
157 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 21:10:49.48 ID:KBMDv4pL0

報酬の結果


銀貨57枚
成長ポイント9
乱数1(【体力】から1つずつポイント振り分け)

精霊術師
【体力】12→14
【攻撃:蔦結の精霊術】5→7
【防御:綿花の精霊術】3→5(+1)(+3)
【異変:夢見の精霊術】4→6
【耐性:萌芽の精霊術】4→5(+3)

装備
くぼみのある杖【攻撃】+0
特殊な染料を使ったマント【防御】+1
高位神官のペンダント【防御】+3【耐性】+3
158 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 21:17:57.89 ID:KBMDv4pL0

マスター「ほれ、今回の報酬は一人銀貨57枚だ。すげえだろ!」

美少年「ごじゅっ! え!?」
美少女「うっそぉ!」

精霊術師「なっ! 何か裏とかない? ほんとにもらって大丈夫?」

マスター「ああ! 全部お前らの報酬だぜ! どうもこの街を管轄している貴族様が正式に屋敷に懸賞金をかけていたみたいでな。この大金だ」

精霊術師「ああ、しばらく宿に困らなくて済む……」

美少年「わわ、何買おっかな」
美少女「私、新しい服が欲しかったの」

マスター「おいおい、ちょっとくらいは酒場に落としていってくれよ?」


精霊術師と少女の幽霊END
159 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 21:24:37.51 ID:KBMDv4pL0



これにて区切りです。

お付き合いありがとうございます。

本当は短い話を書くつもりでしたが結構文字数使ってしまいました。


毎度の蛇足ですが、今回も設定を軽く置いておきます。

旅芸人の双子
かつて奴隷として売られていた双子。見た目のいい双子は、奴隷たちの中でも"高級品"として丁寧に扱われていた。
奴隷たちをまとめ、奴隷商からの脱走を計画したが、失敗に終わる。
双子以外は死んでしまい、その奴隷たちの怨霊が双子にとりついている。
現在、旅芸人をしながら怨霊を開放する贖罪の旅をしている。

屋敷主人
王国の魔術研究者。軍事利用のために死霊術研究を命じられて、貴重な薬草のある森にすみ着いた。
妻と娘を失ったことで乱心。死霊術の研究を妻と娘をよみがえらせるために使いだした。

少女
屋敷主人を残して死んでしまったことが心残りで地上にとどまってしまった。
いくら話しかけても、取りつかれたように研究に取り組む屋敷主人には気が付いてもらえなかった。
そのため、なんとかしてくれる人を探しさまよっていた。

【降霊術】
体系化されている魔法の中では最も使い手が少ない。
縁、絆、継承、血統、などの正当な繋がりが重要な魔法。
例としては、遺品や死体を用いて怨霊を呼ぶ、聖剣を継承して英霊を呼ぶ、子孫が祖霊の力を借りる、など。
160 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/08(金) 21:50:27.83 ID:KBMDv4pL0


西の国境に向かう予定だったので、精霊術師はそのまま国境へ向かいます。
今日は西の国や国境がどんなところなのか募集をかけて終わろうと思います。
いくつか案が出たら多数決で、案が出なかったら私が自分で考えて決めようと思います。
よろしくお願いします。

安価↓明日の午前10時くらいまで
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 23:59:45.90 ID:yIweYzrDO
西の国

宗教が密接に関わった神聖王国
162 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/09(土) 10:35:19.33 ID:bTl0ETsg0
次に向かう西の国は宗教国家ということで





精霊術師「さて、内乱の勢いも増してきていることだし、早めに国を抜けないと」

精霊術師「その前に、ちょっと大きめのお金が入ったことだし何か買おうかな」

精霊術師「【精霊の導き】」



安価↓1−3
コンマ判定 同じ値段でどんな品質のものが買えたか
01−30 売ってなかった
31−50 粗悪品
51−70 普通
71−90 良品
91−00 最高品質
ゾロ目はボーナス

買うものの内容は装備、アイテム、道具、などご自由に記載で

163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 10:38:58.16 ID:kJH+QnxM0
精霊の指輪
精霊の力が込められた指輪 戦いのときに精霊を召喚することもできる (精霊の属性はお任せで)
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 10:48:18.74 ID:CSseeGAro
幻の皮
一回だけ相手のどんな攻撃も無効化
無効化すると壊れる
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 10:55:35.96 ID:q/9+6Y8DO
回復薬
ダメージや戦闘不能を回復できる
166 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/09(土) 11:45:21.41 ID:bTl0ETsg0

精霊術師「宝石商さん、『精霊の指輪』って売っていませんか?」

宝石商「……『世界一の宝石は……』?」

精霊術師「世界一の宝石?」

宝石商「はい、『世界一の宝石は……』?」

精霊術師「こ、金剛石?」

宝石商「申し訳ありません。どこで『精霊の指輪』のことを聞いたのかは存じ上げませんが、合言葉を知らない方にお売りできる代物ではございません」

精霊術師「そうですか。……失礼します」

宝石商「はい、またのお越しを」

精霊術師(精霊が召喚できるなんて代物、そう簡単には手に入らない、か)

精霊の指輪買えず

167 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/09(土) 11:46:20.35 ID:bTl0ETsg0

次に精霊術師は革の鞣しやレザーアーマーを専門にする鍛冶屋を訪ねた。

精霊術師「すみません。『幻の皮』って売っていませんか?」

鍛冶屋「姉ちゃん、それどこで聞いたんだい? 幻の皮のこと、誰にも話していないはずなんだが」

精霊術師「私は精霊術師ですから、精霊に聞きました」

鍛冶屋「なるほどなあ。だがちょっと手遅れだったな。もう幻の皮で革鎧一式しつらえたところなんだ」

精霊術師「でもあまりの皮はあるでしょ? それを私のマントに縫い付けてもらったりできない?」

鍛冶屋「そういうことなら請け負おう。素材の代金はいらねえ。もともと捨てる皮だしな。だが、加工代は頂くぜ」

精霊術師「わかった」

幻の皮入手(なんでもは無茶だが、大概の被害は無効化できる程度)


168 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/09(土) 11:46:50.93 ID:bTl0ETsg0


次に、精霊術師は薬屋に向かった。狭い路地に入り、入り組んだ階段を下りた先にそのお店はあった。


精霊術師「すみません。できるだけ効果の高い薬が欲しいのですが……」

薬師「ヒヒヒ、アテシを訪ねてくるなんてェ、小娘いい勘をしているねェ」

精霊術師「えと、精霊が、教えてくれたので……」

薬師「オホホオオオ、精霊術師ィ。今ではめっきり見かけなくなったねェ。つまりあんたはアテシの後輩ってわけだァ」

精霊術師「では、あなたも精霊術師なので?」

薬師「元、だがねェ。その恰好、旅だァね。昔、やんちゃでもしたかい?」

精霊術師「……お見通しなんですね」

薬師「ケヘヘエエエ、わかるよォ。ほれ、先達からの情けじゃ、まけてやろうなァ」

精霊術師「あ、ありがとうございます」

薬師「あ、わたしの飯代くらいは払ってくれよォ?」

精霊術師「そうですよね」



回復薬(戦闘不能を無条件自力回復、一回分)
169 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/02/09(土) 11:48:51.77 ID:bTl0ETsg0
今日は午後から予定があるのでこれだけで。
明日の夜くらいに再開できると思います。
またよろしくお願いします。
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 11:53:51.90 ID:aGo8Fh3Uo
たんおつ
指定品を探すよりおおざっぱな品のコンマがいいのはやはり精霊の導き
171 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/02/10(日) 21:30:37.12 ID:nAo1RQCA0
こんばんは。
再開します。
172 : ◆uPUWdmZspw [sage saga]:2019/02/10(日) 21:31:56.50 ID:nAo1RQCA0


精霊術師は旅の支度を整えると、妙な事件に巻き込まれた街とは早々に別れて西へ向かった。
星空のしたで眠ること五日ほど。
ついに西の国境へとたどり着いた。


精霊術師「噂には聞いていたけど、確かに壮大な景色だ」


精霊術師は目の前の光景に感嘆を漏らした。

赤茶けた色の大地が、広大な渓谷によって断絶されていた。国を分かつ自然的国境だ。

渓谷から吹き上げる風に乗って、彩り豊かな気球が谷を渡っている。

西の国へ向かうには、あの熱気球に乗って行くしか方法がなかった。

精霊術師は気球の発着所に向かった。




発着所は谷の縁にあった。

簡易的に建てられた天幕が並び、交易品の搬入作業や、護衛の準備をする人たちで慌ただしい様子だった。

精霊術師は休憩中らしい青年を捕まえて尋ねた。

精霊術師「ちょっとごめん。 一般客を乗せる気球ってどこにいけばいいかな?」

雇いの青年「そんなものないっすよ。ここにある気球は全部どっかの商会とか、貴族様の所有物っす。ねーさんみたいなお客さんは金払って荷物として送ってもらうんすよ」

精霊術師「なるほど、ありがと」

雇いの青年「お安い御用っす」
173 : ◆uPUWdmZspw [sage saga]:2019/02/10(日) 21:32:31.49 ID:nAo1RQCA0


精霊術師は積み荷に余裕のある商会を見つけると、自身の運搬を依頼した。運賃は結構高くついた。屋敷の依頼で稼いでいなかったら利用できなかっただろう。


精霊術師「……」ソワソワ

従業員「気球は初めて?」


精霊術師が荷物の間でそわそわしていると、積み荷のリストをチェックしていた従業員が話しかけて来た。


精霊術師「ええ。空を飛んだことないから、ちょっと不安で。これ、羽もないのにどうして飛んでるんだろ」

従業員「簡単なことよ? この球皮はフライムっていう粘性の浮遊するモンスターなの。それを専用の薬品でバスケットにくっつけて、下から魔法使いが熱であぶる。フライムは熱から逃げようとして飛ぶ。馬車と一緒ね」

精霊術師「なるほど」


従業員の説明で少し安心した精霊術師は、静かに出発の時間を待った。
荷物のチェックが終わり、バスケットに魔法使いが二人乗り込むと、ついに出発の時間となった。
魔法使いが炎を放ち、カラフルなフライムが大きく膨らんで浮力を生む。
かくして、精霊術師の空の旅が始まった。


無事に渓谷を渡れるか安価↓1−4
一度でもコンマ10以下が出たら渓谷の底へ
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/02/10(日) 21:33:16.42 ID:Qe4B86hGo
ほいさ
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 21:33:18.78 ID:TiZbTTK1o
余裕やろ
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 21:35:08.76 ID:FjzCu6yDO
はい
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 21:36:00.89 ID:gifNAg0Oo
C
178 : ◆uPUWdmZspw [sage saga]:2019/02/10(日) 21:41:13.53 ID:nAo1RQCA0
もっと厳しくてもよかったかもですね。
しかし安価は絶対。続き書いてきます。
179 : ◆uPUWdmZspw [sage saga]:2019/02/10(日) 22:01:29.54 ID:nAo1RQCA0


空の旅は快適そのものだった。

気球は思っていたよりも安定しており、渓谷からの風も心地よく頬を撫でてくれる。初めの内はバスケットの真ん中にいた精霊術師だったが、慣れてくると縁に近づいて谷の景色を眺めたりもした。

暫くして、気球は対岸についた。

こちらも天幕と人と荷物でごちゃごちゃした空間だった。

従業員「カイマリの根50sよし、アマリリエインの皮100枚よし、精霊術師一人よし……」

精霊術師「ご丁寧にどうも」


精霊術師は茶目っ気のある従業員に会釈をして気球を降りた。

こちらの発着所も人々が行きかい、あわただしい様子だった。ただ、その様子はどこか切羽詰まっているように感じられた。
精霊術師は丁度作業が終わったらしい従業員に聞いてみることにした。

精霊術師「何かあったの?」

従業員「みたいね。最寄りの町までの街道に強力なモンスターが出たみたい。あなたみたいに身軽だとわき道にそれることもできるだろうけど、私たちはあれがあるからね」


従業員は今しがた数え終わったばかりの大量の商品を見て肩をすくめた。
彼女らは護衛を雇っているためそう簡単にはやられないだろうが、強力なモンスターが相手だと商品がどうなるかわからない。
商売がある以上進まないという手はないだろうが、はてさて。

精霊術師(商会の一団に付いていこうと思ってたけど、事情が変わったな)

精霊術師(どっちを選んだらいいんだろ。【精霊の導き】)

安価↓1
商会についていく
わき道にそれるか
それ以外でも何でも



180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 22:03:58.45 ID:FjzCu6yDO
わき道にそれる
181 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/02/10(日) 22:48:36.80 ID:nAo1RQCA0


精霊「わき道にそれるといいお。賢い選択だお」

精霊術師「わかった」


【精霊の導き】の結果、わき道にそれることにした。わざわざ危険に飛び込む必要もあるまい。


精霊術師「私は別ルートで街に向かうことにするよ。短い間だったけど、ありがと」

従業員「いいなあ、私もそっち行きたい」

精霊術師「ついてくる?」

従業員「冗談よ。気を付けてね。最寄りの町はここから大体南西だから」

精霊術師「わかった。向こうで会えるといいね」


従業員と別れの言葉を交わし、精霊術師はわき道にそれることにした。天幕の密集する発着所からまっすぐ伸びている街道をそれた。
渓谷の赤茶けた大地には鮮やかな緑の草が薄く茂り、乾燥した空気の割りには生命を感じる。
所々に、竜巻をそのまま岩のオブジェに変えたような奇妙な石柱が乱立している。
精霊術師はそれらを見上げて感嘆しながら、なるべく岩の影を選んで進むことにした。

暫く一人歩いていると、妙な敵意を感じた。

乱立する巨大な石柱を軽快に飛び回る影がいくつか。

よく見るとそれは毛むくじゃらの獣だった。腕が妙に長く、見た目も人に近い。
彼らはどこか怯えと苛立ちの混じった表情で精霊術師を睨んでいた。

精霊術師(強力なモンスターとやらから逃げて来たか……)
182 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/02/10(日) 22:49:10.89 ID:nAo1RQCA0

戦闘です。



精霊術師
【体力】14
【攻撃:蔦結の精霊術】7
【防御:綿花の精霊術】5(+1)(+3)
【異変:夢見の精霊術】6
【耐性:萌芽の精霊術】5(+3)


奇岩地帯のエイプたち
【体力】20
【攻撃:ひっかくなど】2
【防御:逃げるなど】2
【異変:糞を投げるなど】1
【耐性:持ち前の代謝】1



精霊術師
【攻撃】7+安価↓1 コンマ十の位
【防御】8+安価↓1 コンマ一の位

奇岩地帯のエイプたち
【攻撃】2+1*安価↓2 コンマ十の位
【防御】2+1*安価↓2 コンマ一の位

どちらもゾロ目でダメージボーナス
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 23:02:40.51 ID:iU5ueh/vo
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 23:06:35.95 ID:n0aq1WHsO
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 23:06:38.51 ID:TiZbTTK1o
186 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/10(日) 23:11:20.92 ID:nAo1RQCA0

精霊術師
14-(9-11)=12

エイプ
20-(12-7)=15

精霊術師
【攻撃】7+安価↓1 コンマ十の位
【防御】8+安価↓1 コンマ一の位

奇岩地帯のエイプたち
【攻撃】2+1*安価↓2 コンマ十の位
【防御】2+1*安価↓2 コンマ一の位

187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 23:13:48.56 ID:TiZbTTK1o
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 23:15:22.68 ID:oLb5Fg020
189 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/10(日) 23:19:55.07 ID:nAo1RQCA0
エイプの体力多くしすぎたかも


精霊術師
ダメなし12

エイプ
15-(12-10)=13

精霊術師
【異変】6+安価↓1 コンマ十の位
【防御】8+安価↓1 コンマ一の位

奇岩地帯のエイプたち
【攻撃】2+1*安価↓2 コンマ十の位
【耐性】1+1*安価↓2 コンマ一の位
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 23:25:17.14 ID:oLb5Fg020
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 23:25:39.87 ID:FjzCu6yDO
はい
192 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/10(日) 23:31:38.86 ID:nAo1RQCA0

精霊術師
ダメなし12

エイプ
ダメなし13


双方ダメなし
これ以上の安価は冗長になる気がしたので切り上げでもいいでしょうか……?
ほぼ半数が減ったエイプは退散したということで。ここはひとつ。
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 23:34:29.11 ID:TiZbTTK1o
おけー
194 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/10(日) 23:36:31.94 ID:nAo1RQCA0

>>193
ありがとうございます。
今度から敵も安価しようと思います。
よろしくお願いします
195 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/10(日) 23:44:13.57 ID:nAo1RQCA0

群れで襲い掛かってくるエイプたちを、蔦の鞭や睡眠誘発の白煙で迎え撃つ。
精霊術師もいくつかのひっかき傷をもらったが、約半数のエイプを戦闘不能にしたころにエイプの撃退に成功した。


精霊術師「ふぅ……、何とかなったか」


額に浮かんだ汗を拭って、精霊術師は街への旅を再開した。
最寄りの町へ着くころには赤茶けた大地はなりを潜め、代わりに見事な田園が姿を現した。
季節柄今は茶色の地面が見えているが、秋には黄金色に染まるのだろう。

最寄りの町に入ると、なんとなしに発着所で分かれた商会の人を探した。
彼らは無事についたろうか、と。

無事についていたか、安価↓1 コンマ20以下で付いていない
ゾロ目でボーナス


今日はこれで最後にしようと思います。安価の結果は明日。
少しぐだってしまいすみません。
良ければ次もお付き合いお願いします。

196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 23:44:53.40 ID:oLb5Fg020
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 23:45:11.72 ID:TiZbTTK1o
おつおつ
198 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/16(土) 15:55:00.43 ID:rlPQbNe90


精霊術師は、街に入ってすぐのところに発着所でお世話になった商会の人たちを見つけた。

どうやら道中の魔物の討伐にも成功したようで、発着所では見かけなかった大きな魔獣の毛皮や角を荷台に積んでいた。

彼らの無事に少しホッとしつつ、精霊術師は宿に向かった。しかし、精霊術師は宿泊を断られてしまった。

宿屋「悪いねえ。交易に来た人たちで部屋が埋まってしまうんだよ」

精霊術師「いつもこんなに人がいるんですか?」

宿屋「いいや、今だけだね。なんせ近々聖都で女神の降誕祭があるから」

精霊術師「降誕祭?」

宿屋「ああ、一年で一番大きい祭りだよ。昔女神さまが降誕された日を皆で祝うんだ」

精霊術師「なるほど、それで。どこか空いていそうな宿はありませんか?」

宿屋「この街は宿屋自体多くないからね。教会を訪ねてみたらどうだい? お布施と祈りを捧げれば一宿の宿くらい貸してくれるさ」

精霊術師「そうします」






199 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/16(土) 15:55:49.38 ID:rlPQbNe90

精霊術師は街中の教会へ向かった。教会はそこまで大きいわけではなかったが、綺麗にされていることが一目でわかった。夕方になる頃であるためか、教会から蝋燭の灯りが漏れていた。

精霊術師は静かに扉を開けて教会に入った。

長椅子が並び、正面に女神像が祀られている。礼拝堂と言ったところか。中は奇妙なほど静かだった。神聖な静謐さではなく、不気味な沈黙だ。


精霊術師「どなたかいらっしゃいませんか」

司祭「こんばんは、お嬢さん。こんなお時間に礼拝ですかな」


傍の扉から男が出て来た。精霊術師よりいくつか年上というくらいで、白く瀟洒な司祭服を着ていた。


精霊術師「いえ、今夜泊まれる場所がなくて、空き部屋を貸していただけないかと」

司祭「そういうことですか。快く止めて差し上げたいところですが……」

精霊術師「やはり信徒でなくてはいけませんか」

司祭「そうではありません。教会側に問題があるのです。実は今朝から食物庫で物音がしまして、悪霊の類かと【祈祷】を行ったのですが、効果がありません」

精霊術師(問題を解決するか、今日は路地裏で野宿するか……)

精霊術師(【精霊の導き】で決めてもらおう)



安価↓1
教会の問題を解決する
路地裏に場所を探す
その他
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 16:01:34.34 ID:6Zi7aQs90
教会の問題を解決する
201 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/16(土) 16:59:37.52 ID:rlPQbNe90


精霊「教会の問題を解決するといいお。路地裏で寝るのは危ないお」

精霊術師「わかった」


精霊術師「私は精霊術師です。【祈祷】でどうにもならない問題なら私の専門かもしれません」

司祭「なんと、今時珍しい。では、お力をお貸し願えませんか」

精霊術師「はい、ではさっそく食糧庫へ向かいましょう」


精霊術師と司祭は、教会の食糧庫へ向かった。非日常的な雰囲気の礼拝堂とはうって変わって生活感の漂う部屋を通りぬける。部屋にいた待者が精霊術師をいぶかしげに見たが、司祭がつれていることもあってすぐに笑顔で会釈した。

階段を下って食糧庫へ着いた。食糧庫は地下特有のひんやりした空気が漂っていた。静かな食糧庫のどこかから、壁をひっかくような音が聞こえてくる。


司祭「ここです。音はこの下から聞こえてくるのです」


食糧庫の隅に近づくと、司祭は石畳の床を示した。そこには聖印と供物が置かれており、はっきりと力のある【祈祷】が行われたことを示していた。しかし、床からは確かに音がしている。

202 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/16(土) 17:00:29.44 ID:rlPQbNe90

精霊術師「どう考えても何かいますね。【祈祷】で効果がないのなら悪鬼か害獣、妖精、それか私の知らない何か」

司祭「精霊術師さんとしてはやはり妖精が最も楽なのでしょうか?」

精霊術師「害獣が一番楽ですね。その次が妖精です。ところで、床ははがしても?」

司祭「この際仕方ありません。遅いか早いかの違いです」


精霊術師は石畳の隙間に蔦を這いずりこませて石畳を持ち上げた。

そこには地下への穴が開いていた。

地面の中へつながる穴は、子供がちょうど入れるくらいだ。自前のカンテラを灯し、杖の先に引っ掛けて穴の中の様子を伺う。どうやら穴は少し降りたところで横に広がっているらしかった。精霊術師ならば屈んで進めるだろう。


精霊術師「結構深くまで続いていそうですね」

司祭「一体何がいたんでしょうか。逃げたということは、臆病な者だったのですかね」

精霊術師(さて、横穴の奥に何がいたものか)

精霊術師(慎重になるべきところ、【精霊の導き】)


安価↓1
1:一人で穴に入る
2:司祭と穴に入る
3:その他 もっと調べる。罠を仕掛ける。精霊術を使うなどなんでも
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 17:35:35.59 ID:ZXZhPFkTo
1
204 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/16(土) 20:07:50.14 ID:rlPQbNe90


精霊「一人で向かうべきだお。狭い道を二人で歩くなんて寧ろ危ないお」

精霊術師「わかった」




精霊術師「穴は私一人で探索しましょう」

司祭「危険では? 私もお供しますよ」

精霊術師「いえ、中は狭そうですからね。一人で向かったほうが動きに支障が出ないと思います」


そういうと、精霊術師は穴の側に一輪の野花を咲かせた。


精霊術師「この花が散ったら穴には入らず助けを呼んでください。私が気絶したか死んだということなので」

司祭「わ、わかりました」


精霊術師はそれだけ告げると身軽に穴に降りた。

杖の先にかけたカンテラで穴の先を照らす。穴はカンテラの光が届かないほど奥に続いていた。自然にできた穴ではなく、何者かが掘った穴のようで意外にも壁面は滑らかだった。

精霊術師は慎重に奥に進んでいくと、途中で穴が枝分かれしているようだった。

右は若干上に、左は若干下に向かっているようだった。加えて言えば右の穴からは風も感じる。

精霊術師(どっちに進むべきかな。【精霊の導き】)

安価↓1


205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 20:14:20.77 ID:s27fVX2y0
206 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/16(土) 20:35:06.37 ID:rlPQbNe90

精霊「右に向かうといいお。風が吹いているならきっと外に繋がっているお」

精霊術師「わかった」



精霊術師は右の穴に進むことにした。緩やかに上る穴を進んでゆくと、段々と声が聞こえて来た。がやがやと騒がしい、人の声だ。

穴の終点には木の板があった。人の声は木の板の向こうから聞こえてきている。それに明かりも漏れていた。精霊術師は木の板によって隙間から覗き込んでみた。

精霊術師(これは、どこかの酒場? それも厨房の裏みたい)

木の板の向こう側の部屋は、食料で溢れていた。箱一杯の野菜、果物、棚に置かれたパンやチーズ、天井からつるされた腸詰。それらに囲まれて包丁をせわしなく動かす料理人たち。

精霊術師の覗いている木の板は、彼らからみると死角になり、こちらからは全体を見渡せるような、巧妙な位置にあった。

精霊術師(今ならバレずに引き返せるし、木の板を破って彼らに穴の存在を知らせることもできる)

精霊術師(どうするべきか、【精霊の導き】)

安価↓1
引き返す
知らせる
そのたなんでも
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 20:48:30.49 ID:ZXZhPFkTo
しばらく覗き続行
208 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/16(土) 21:16:02.99 ID:rlPQbNe90


精霊「しばらく様子を見るお。何事も観察が大切だお」

精霊術師「わかった」


精霊術師が厨房を覗いていると、忙しそうな彼らの会話が聞こえて来た。


料理人1「やっぱりこの時期は忙しいな。おかげで繁盛しているが、休む暇もない」

料理人2「全くだ。降誕祭さまさまだよ」

ウェイトレス「マイドレシッシの香草焼きとペペトのサラダ、パンとエール五人分追加でーす!」

料理人1「ああ、また注文だ」

料理人2「こんなにバンバン注文してホントに食いきれんのかねえ?」

料理人1「商人は傭兵みたいに喧嘩騒ぎを起こさないのはいいが、胃が小せえからな。ったく、最近は変に食料が減るしよ」

料理人2「先月は大変だったなあ。俺たちが疑われて、危うくクビだ」



精霊術師が料理人たちの会話に耳を傾けていると、背後からカサカサと音がした。

振り返ってカンテラを向ける。

そこには、通路に一杯のネズミがいた。それも子供の膝丈くらいの大きなネズミだ。


精霊術師「くっ、油断した……」


安価↓1
1:【攻撃】7で蹴散らす
2:【防御】5(+1)(+3)でとどめる
3:【異変】6で眠らす
4:その他の選択

1,2,3、はそれぞれネズミたちとのコンマ判定になります。
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 21:48:48.31 ID:s27fVX2y0
3
210 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/16(土) 21:55:56.08 ID:rlPQbNe90

精霊術師「なるべく穏便に、音を立てずに済ませるにはこれしかない」

精霊術師【異変:夢見の精霊術】6+安価↓1コンマ一の位
ネズミたち【耐性:持ち前の代謝】1×安価↓コンマ一の位
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 22:01:58.33 ID:s27fVX2y0
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 22:06:29.17 ID:FtgEgnBDO
はい
213 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/16(土) 22:29:31.13 ID:rlPQbNe90

精霊術師【異変:夢見の精霊術】6+3=9
ネズミたち【耐性:持ち前の代謝】1×7=7


精霊術師は杖を構え、迫りくるネズミたちに精霊術を放った。

白煙が穴の中で爆発的に広がり、煙を吸ったネズミたちに強烈な眠気を催させる。ネズミたちは即効性の殺鼠剤を飲んだかのようにコテンコテンとその場でねむりはじめた。


料理人1「あれ……、なんか眠気が……」

料理人2「ああ、俺もだ。働きすぎか?」


風に乗って厨房まで精霊術の効果が表れてしまったらしい。まあ、それほど大ごとにはなっていないようだし、大丈夫だろう。

精霊術師は眠りこけているネズミたちを踏みつぶさないように歩き、枝分かれの道までもどった。

精霊術師(さて、いったん司祭さんに報告するか、このまま左を探索するか。【精霊の導き】)


安価↓1
報告する

その他なんでも
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 22:44:19.90 ID:FtgEgnBDO
左に
215 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/16(土) 23:26:05.59 ID:rlPQbNe90

精霊「左へむかうお。わざわざ戻る必要もないお」

精霊術師「わかった」



精霊術師は左の穴へ向かった。相変わらず綺麗に掘られた土の壁が続いている。

若干下りになっている穴を進んでいくと、またも声が聞こえて来た。しかし、今度は人間ではなく、ネズミのキーキーという甲高い鳴き声と、それに混じった少年のような声だった。

更に先に進むと、穴が途中で広がり大きな空間に出た。精霊術師が直立しても天井とはこぶし一つ分の余裕がある。

カンテラを掲げて空間を照らすと、そこにはたくさんの食糧、たくさんのネズミ、そして人間の子供程度には大きい巨大ネズミが一匹いた。ネズミたちの本拠地のようだ。

巨大ネズミ「……人間、なんでここが!? 今までバレる気配もなかったのに!」

ネズミたち「キーキー」

巨大ネズミ「なんてこった! またあの問題児たちか! いつも無茶な穴掘りはやめろって言ってるのに。教会の床は石畳だからダメって言っていたじゃないか!」


頭を抱えて唸る巨大ネズミ。精霊術師の聞いた少年のような声はこのネズミが発しているようだった。彼はうんうん唸って精霊術師のことは頭から抜けてしまっているようだ。取り巻きのネズミたちもうろたえている。


精霊術師(……まさかこんなのが潜んでいたなんて。知恵をもったネズミ、獣と精霊のハーフ?)

精霊術師(戦ってもいいけど、この数のネズミを相手にするのは骨が折れそう。人の言葉を介すみたいだけど、相談したとして落としどころがあるかあ不安だ)

精霊術師(【精霊の導き】を使おう)

安価↓1
1:問答無用で【攻撃】を仕掛ける
2:牽制のつもりで【異変】で眠らす
3:優しく声をかける「あなた達はここで何を?」
4:きつめに警告する「今すぐここから出ていけば命まではとらない」
5:その他
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 23:29:10.80 ID:s27fVX2y0
3
217 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/16(土) 23:50:23.67 ID:rlPQbNe90


精霊「優しく声をかけるお。慈愛の心を忘れてはいけないお」

精霊術師「わかった」




精霊術師「あなたたちはここで何を?」

巨大ネズミ「はっ! 人間、俺たちは悪いことしてないんだ。いや、確かに食料はとったけど……」

精霊術師「責めてるわけじゃないから、落ち着いて。あなたたちここで何をしてるの?」

巨大ネズミ「何って、生活してるだけだよ。ちょっと食料を拝借して、食って、寝て。ネズミってそういうもんでしょ?」

精霊術師「昔からこんな場所で? 今まで相当うまく隠れてたんだね」

巨大ネズミ「そだよ、僕たちは昔から街の地下に住んでたんだ。家族が大きくなったのは最近だけどね」


そういって巨大ネズミは周囲のネズミを喘ぎ見た。


巨大ネズミ「なあ人間、僕たちのこと、もう町中に知られているのか? たくさんの人間が穴の中に炎を放つのか?」

精霊術師(ここまで話ができるなら正直に話してもいいし、はったりでも通用しそう。【精霊の導き】)

安価↓1
1:事実を伝える「まだ私しか知らない。でも、教会の人は穴に気づいてる」
2:嘘で立ち退かせる「酒場の人も気が付いている。すぐに駆除が始まる」
3:嘘をついていったん帰る「私が興味本位で来ただけ。好奇心も満たせたし帰るよ」
4:その他 
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 00:09:26.10 ID:6N+4bQ7DO
1
219 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/17(日) 00:40:34.85 ID:L52pJGOw0
精霊「真実を伝えるお。誠実さが交渉のひけつだお」

精霊術師「わかった」



精霊術師「まだあなたたちの存在は私しか知らないと思うよ。でも、教会の人は穴があることに気が付いてる。それで私が来たわけだし」

巨大ネズミ「むむむ、そうなのか。つまり、人間が黙っていてくれれば僕たちはこれからもここで暮らせる、のか?」

精霊術師「黙ってるのは難しいよ。私は帰ったらこの穴の説明をしないといけないわけだし」

巨大ネズミ「じゃあ、じゃあ、僕たちのために嘘を付いておくれよ、人間」

精霊術師「嘘?」

巨大ネズミ「そうさ、ここにワームの死体があるんだ。僕たちの住処を荒らした奴さ。これを見せてさ、こいつがいたんだって言ってくれよ」


巨大ネズミの背後にはぶよぶよとした丸太のような虫が死んでいた。口と思われる部分は鋭い牙が不規則に生えていて不気味かつ醜悪だ。


巨大ネズミ「ちゃんとお礼もするよ。ほら、僕の家族がいたずらで持ってきた本なり貴重品なり、もっていってくれていいからさ。どうせ僕たちの平穏には必要のないものだけど、人間にとってはそうじゃないでしょ?」

精霊術師(うわ、このネズミ結構いろいろため込んでるなあ。私としてはどちらでもいいんだけど、【精霊の導き】を使うのが一番悩まなくて楽かな)



どうするか
安価↓1

1:ネズミの提案を受け入れる。あとでお礼安価
2:ネズミの提案を受け入れたふりをする。司祭には本当のことを言う。あとでお礼安価
3:無償でネズミの提案を受け入れる
4:ネズミの提案をきっぱり断る
5:その他なんでも
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 08:28:42.92 ID:OiWiRXD40
3
221 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/17(日) 22:02:03.74 ID:L52pJGOw0
こんばんは、再開します


精霊「無償で提案を受け入れるお。盗品を報酬でもらったら共犯だお」

精霊術師「わかった」



精霊術師「お礼はいらない」

巨大ネズミ「それは、提案を受け入れられないということかい?」

精霊術師「いや、私はお礼なんてなくても助けるって言ってる」

巨大ネズミ「なんと、こう言っちゃなんだけど、裏はない? タダって怖いんだけど……」

精霊術師「報酬に盗品をもらえないってだけ。もし元の持ち主に見つかったら私が捕まっちゃうよ」

巨大ネズミ「合点がいったよ。その、じゃあ、申し訳ないけど……」

精霊術師「わかってる。ちゃんと嘘つくから、その虫渡して」

巨大ネズミ「ほんとにありがとう。これからは気を付けるよ」


巨大ネズミは心底安堵したように胸をなでおろした。そして、精霊術師の前に長い胴体を持つぶよぶよのワームが運ばれてきた。近くでみると本当に気持ち悪さ際立つ。精霊術師はため息を付くと、ワームを蔦で縛り上げた。




司祭「精霊術師さん、ご無事、で……。そのワームはまさか」

精霊術師「そう、これが穴を掘っていたみたいですね」

司祭「中にいたのは一匹だけですか?」

精霊術師「多分ですけど。穴は殺虫菊の壁でふさいできたのでワームが来ることはないと思います」

司祭「そうですか。何はともあれ問題を解決してくれてありがとうございました」



軽く一区切りなので精霊術師成長安価
↓1成長ポイント コンマ一の位
↓2乱数 コンマ一の位
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 22:11:00.68 ID:wniFKZpzo
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 22:20:04.51 ID:6N+4bQ7DO
はい
224 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/17(日) 23:09:20.28 ID:bWiVPrb1O
成長ポイント8
乱数1(【体力】から1づつ振り分け)


精霊術師
【体力】14→16
【攻撃:蔦結の精霊術】7→9
【防御:綿花の精霊術】5→7(+1)(+3)
【異変:夢見の精霊術】6→7
【耐性:萌芽の精霊術】5→6(+3)


精霊術師はその日、教会で一晩止めてもらうことになった。

お布施はしなくていいそうだが、祈りだけは捧げるように言われたので見様見真似で祈った。

夕食を司祭と共にして、蝋燭の灯りの中で腹ごなしの雑談をする。

そして、空き部屋のベッドを借りて寝た。

次の日の朝


司祭「特に旅の行き先を決めていないなら聖都へ向かうとよいでしょう。歩きでも十分降誕祭に間に合うと思いますよ」

精霊術師「親切にどうも。気が向いたら足を運んでみます」



この後の予定↓1
1:街で買い物 手持ち銀貨17枚(前回の報酬から買い物分と気球代を合計銀貨40枚として引いてます)
2:街を出て聖都方面へ
3:街を出て聖都とは別方面へ
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 23:58:01.05 ID:jwj7HAszo
2
226 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/02/18(月) 00:18:32.63 ID:Y7cCWh56O
続きは明日で。お休みなさい。
227 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/21(木) 02:21:59.15 ID:Z6g6mHXu0
生存報告のような更新なのでこれだけです。


精霊術師は聖都へ向かうことにした。せっかく祭りの時期にこの国を訪れたのだ。

よらなければ損というもの。

朝の澄んだ空気の中、精霊術師は街の出口に向かった。

街の出口では、聖都へ向かう商会や巡礼に向かうのであろう信徒の集団、乗合馬車などが、門を出る順番待ちをしていた。

精霊術師(どこかの集団についていけば旅路が楽になるかもしれない)

精霊術師(でも、一人のが気楽だしなあ……)


安価↓1 聖都までどう向かうか
1:商会についていく
2:信徒の集団についていく
3:乗合馬車に乗る
4:一人歩く
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/21(木) 02:56:52.23 ID:AVe+ISFoo
3
229 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 02:28:33.43 ID:6BnqtBe6O

精霊「乗り合い馬車でいくといいお」

精霊術師「わかった」


乗り合い馬車は集団で旅ができ、尚且つ一人の気楽さもある。

今の精霊術師の気分にぴったりだった。

乗り合い馬車の発着所つくと、すでに幌の中には何人かの客がいた。

受付の男「いらっしゃい。ここは聖都まで各地を経由する便だ。お客さんどれにのって行く?」

そうして受付の男は行き先の書かれた表を見せてきた。

受付の男「聖都までは銀貨十枚だ。それより前で降りればもっと安くなる」

精霊術師(どこまで乗っていこう。【精霊の導き】)

安価↓1 精霊術師の所持金銀貨17枚
1:聖都まで(銀貨10枚)
2:半分ほど(銀貨5枚)
3:次の街まで(銀貨1枚)
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/27(水) 07:02:09.12 ID:+kmkEkxeo
1
231 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 16:16:01.35 ID:CncKCzqrO
精霊「聖都まで直行だお。にこにこ現金一括払いだお」

精霊術師「わかった」所持金銀貨7枚

精霊術師は銀貨十枚だを受付の男に渡して、聖都までノンストップの乗り合い馬車にのった。

馬車の幌の中には先客がいた。

夫婦と娘の家族、装備に身を固めた男。

聖都につくまでの幾日かは彼等が道連れだ。

精霊術師は会釈をして隅の席へ座った。
232 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 16:16:34.85 ID:CncKCzqrO
まもなく馬車が出発した。

幌の下の所を少し開けて、景色を眺める。

渓谷のような赤茶けた大地でなく、緑の繁茂する爽やかな土地だ。

所々に黒い岩が顔を出している。

樹木は見当たらない。

娘「あれなにー?」

母「あれはね、試練の絶壁よ」

一緒に乗っていた家族の内、娘が馬車の前方を指差した。

そこには壁があった。

遠く景色の遥か先。

高さは雲の上まで、幅は地平線一杯。

それはまるで世界の果ての光景だった。
233 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 16:17:14.67 ID:CncKCzqrO
精霊術師ののった馬車は、数日で絶壁の真下にたどり着いた。

遠目では垂直に見えた絶壁も近くでみると緩やかな傾斜から始まっていた。

それでも絶壁全体からしたら木の根のようなものだ。

斜めなのは初めの少しだけ。

後は垂直。

御者「えー、乗客の皆さん。本日はこの街で一泊します。宿は我々の所有する宿が用意してあります」

御者「私についてきてください」

精霊術師たちは絶壁の麓に築かれた、階段と坂道ばかりの街で一泊することになった。

精霊術師(一人だし特に予定がない)

安価↓1
1:なにもしない。翌日聖都へ
2:街で何かする。自由に記載
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/27(水) 16:44:23.10 ID:CG+WfY22o
2観光
なんかあるやろ
235 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 17:33:56.19 ID:CncKCzqrO
精霊「観光するお。なんかあるやろ」

精霊術師「わかった」



精霊術師は折角なので観光することにした。

御者に案内された宿は丁度街の中腹にあり、何処にいくにも不便がない。

絶壁を背負った街は狭い坂と階段ばかりで、露天のようなものはなかった。

その代わりに建物が縦に大きく、一つの建物に数種類のお店というのがこの街の常識らしい。

精霊術師(街にでたは良いけど、どこへいこう)

安価↓1
所持金銀貨7枚 (魔法道具が一つ買えるくらい)
1:酒場
2:魔道具店
3:古本屋
4:神殿
5:その他自由に記載
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/27(水) 17:38:38.98 ID:Db5jueBe0
4
237 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 19:03:38.88 ID:CncKCzqrO
精霊「神殿にいくといいお。宗教国家の神殿、一見の価値ありだお」

精霊術師「わかった」



精霊術師は神殿に行くことにした。

神殿は坂道を上った一番上、街を一望できる場所にあった。

神殿は絶壁に埋まるようにして立っていた。

神殿に入ると、祭壇や女神像はなく、代わりに大穴が開いていた。

厳粛な雰囲気であまり観光地らしくはない。

大穴の前には幌馬車で一緒になった装備を纏った男がいた。

彼は聖騎士になるために聖都を目指していた人間だ。

数日行動を共にしていたので少しなら事情を知っている。
238 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 19:04:52.98 ID:CncKCzqrO
装備の男「君は幌馬車で一緒になった精霊術師ちゃん」

精霊術師「どうも」

装備の男「君も試練の洞窟が気になるのかい?」

精霊術師「いえ、たまたま寄っただけなので」

装備の男「そうかい。この洞窟はかつて聖騎士を志す者が通らなければならなかった道なのだ」

装備の男「この洞窟は絶壁の上に続いているんだ。出口はそのまま聖都の神殿のなかに続いている」

装備の男「この洞窟から絶壁を登りきったものだけが聖騎士になれたのだ」

装備の男「そう思うと、こう、なんか感じないかい?」

精霊術師「まあ、少しなら。あなたは挑まないの?」

装備の男「古い伝統だからね。今はそんなことしなくても別の試練に突破できれば聖騎士になれるんだ」

装備の男「まあ、挑戦したければ今でも出来るらしいけど、わざわざ危険な試練を挑むなんて愚かだよ」

精霊術師「そう」


精霊術師は装備の男と別れて神殿をでた。


安価↓1

所持金銀貨7枚 (魔法道具が一つ買えるくらい)
1:酒場
2:魔道具店
3:古本屋
4:宿に帰る
5:その他自由に記載
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/27(水) 19:06:58.56 ID:+kmkEkxeo
3
240 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 19:26:05.32 ID:CncKCzqrO
精霊「古本屋に行くお。知識は財産だお」

精霊術師「わかった」



古本屋を見つけるのは少し骨が折れた。

傾斜の街に並ぶ建物には階層ごとに何のお店があるか看板がかかっているのだが、古本屋はある建物に入り地下に降りたところにあった。

建物の外からでは古本屋の存在に気が付けないだろう。

精霊術師も地元民に場所を訪ねてやっと見つけたくらいだった。

古本屋は本で埋まっていた。

本だなが満杯なのは当たり前。

柱の上、地面、階段の段差。

この空間にいる限り手をのばせば本に触れる。

そんな場所だった。
241 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 19:27:18.48 ID:CncKCzqrO
古本屋店主「な、何かお探しでしょうか?」

声を掛けて来たのは前髪で目元を隠した気弱そうな女性だった。

精霊術師(なんの本を読もう?)

安価↓1
1:精霊術の本
2:料理の本
3:聖都の本
4:その他の本 自由記載
5:特に読みたい本はない
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/27(水) 19:27:53.16 ID:FGnbegrX0
2
243 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 19:49:09.20 ID:CncKCzqrO
精霊「料理の本を読むお。食は人生の喜びの一つだお」

精霊術師「わかった」



精霊術師「料理の本はありますか?」

古本屋の店主「は、はいっ、こちらに」

料理の本は天井の柱に並べられていた。

精霊術師「……あそこですか?」

古本屋店主「あそこです」

古本屋店主はいたってまじめな様子なので、一時的に樹木を柱まで生やして椅子にした。

古本屋店主「ごゆっくりどうぞ」

精霊術師「どうも」

精霊術師(何を読もう)


安価↓1
1:浮遊菌糸類の旨味
2:図解・毒腺の処理入門
3:聖都周辺地域野草大全
4:タイトルを書いてくれたら想像で内容を書く
5:気になる本はなかった
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/27(水) 19:55:00.00 ID:+kmkEkxeo
2
245 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 20:24:35.47 ID:CncKCzqrO
精霊「図解・毒腺の処理入門を読むお。旅先で可食の選択肢が増えるお」

精霊術師「わかった」


精霊術師は紫色の装丁の本を手に取った。

開くと精巧なイラストと丁寧な説明が書いてあった。


【図解・毒腺の処理入門】

 外敵の脅威から身を守るためにあらゆる生物が手に入れた『毒腺』という器官はとても繊細で複雑です。
 しかし、その巧妙なトラップを取り除いた暁には、ダンジョンで罠の付いた宝箱を開錠した時のように、極上のお宝にありつけることでしょう。

(中略)

 カワズムの毒腺は赤い動脈と青い静脈に繋がっており、正解の血管を切らなければ毒腺が破裂すると考えられています。
 これは間違った認識で、正確にはカワズムの毒腺はどちらの血管を切っても間違いであり、処理するためには喉元のしこりを取り除くことで安全に処理ができるようになります。

(中略) 

 ……巷では聖女様が毒腺料理をお好みであると言われていますが、だからと言って安易に「毒腺料理を作れるようになって神殿料理人になろう」とは考えないことです。
 あなたはまだ毒腺料理の入り口を覗いただけ。
 毒腺料理の世界で慢心や油断は最も強力な毒です。
 まずはあなたの中からその毒腺を抜きなさい。


安価↓1
1:浮遊菌糸類の旨味
2:聖都周辺地域野草大全
3:タイトルを書いてくれたら想像で内容を書く
4:気になる本はなかった

246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/27(水) 20:27:37.61 ID:FGnbegrX0
2
247 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 21:18:41.29 ID:CncKCzqrO
undefined
248 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 21:23:04.88 ID:CncKCzqrO
undefined
249 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 21:23:36.53 ID:CncKCzqrO
書き込めない。
何でだろ
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/27(水) 21:26:58.63 ID:CncKCzqrO
精霊「聖都周辺地域野草大全を読むお。雑草という草はないんだお」

精霊術師「わかった」


精霊術師は表紙に野草のイラストが描かれた本を手に取った。

この本もイラストと説明が書かれていたが、その隣に前の持ち主のメモ書きがあった。


【聖都周辺地域野草大全】

前書き

 聖都は切り立った岩壁の上に栄えており、標高はかなり高い。故に、高所特有の珍しい野草が多くとれる。
 本書では、特に料理の食材として用いられる野草について網羅している。


(中略)


『トリュ』

最も有名な高級食材の一つ、それがトリュ。確かな旨味と独特の歯ごたえ、何より地下茎とは思えぬその神秘的な見た目が特徴だ。一つでも手に入れられたら億万長者になれる。

「やった、ついに見つけた! 俺は億万長者! 勝ち組!」
「俺の手元にはいくつもトリュがある。毎日地面に縋り付いて屈折十年、ようやく群生地を見つけた」
「故郷に病気の母を置いて来たが、これで薬でも買ってやれば兄弟や母も文句ないだろ」
「記念に一つ食べてみたが、そんなに美味しくはなかった。まあ高級食材なんてこんなもんだろ」

『エリクーシンシア』
途轍もない栄養素と薬効を持つ美しい花だ。花びら一つで不治の病も直すことだろう。
しかし探しに行くことはお勧めしない。
この花は切り立った崖にしか咲かないのだ。

「聖都のお貴族様が病に苦しんでこの花を探していた」
「十年かけてトリュを見つけた俺にかかればこの花もすぐに見つかった」
「お礼にお貴族様の娘を貰うことにした」
「美しい女だ。それに優しく甲斐甲斐しく従順。まさに理想の女だ」
251 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/27(水) 21:28:56.74 ID:CncKCzqrO

『ヨツバクロム』
しあわせを呼ぶといわれる草だ。
なかなか見つからない上に特に味はないが、食べられる。
祝いの席で料理に添えれば喜ばれることだろう。

「俺の結婚式、娘の出産、誕生日、娘の結婚式、幸せな時間にはいつもこの葉があった」
「俺は世界一の幸せ者だ」


『トリュモドキ』
トリュによく似ているが、トリュと比べると葉脈が赤い。
味はトリュと比べるべくもなく、何より麻薬効果があり危険だ。
一口でもかじれば幸せな幻覚に溺れて廃人となるだろう。
トリュを見つけても喜んで採ってはならない




>>250 酉忘れてました。

安価↓1
1:浮遊菌糸類の旨味
2:タイトルを書いてくれたら想像で内容を書く
3:気になる本はなかった

252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/27(水) 23:25:16.27 ID:6Na4g7BD0
1
253 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 00:11:23.72 ID:H9h/m3jcO
精霊「浮遊菌糸類の旨味を読むお。旨味は美食の秘訣だお」

精霊術師「わかった」

精霊術師はキノコの表紙の本を手に取った。


【浮遊菌糸類の旨味】


 浮遊菌糸類はその名の通り宙に浮くキノコである。奴らは地面に生えるキノコとは違い自らよりより環境を求めて動くために上質な味わいを持ち、さらに空間の制約が少ないため巨大になりやすい。 
 料理人からしたら夢のような食材だ。

(中略)

 私は気が付いたら巨大な浮遊菌糸類に乗って風に流されていた。眼下の地面は遠く、とても降りられる距離ではない。
 食材を採りに来たのにこんなことになるとは……。

(中略)

こうして私は巨大な浮遊菌糸類の中をくり抜いてレストランに改装した。よにも奇妙な空飛ぶレストランだ。
 食材にもなり店にもなる、これも浮遊菌糸類の旨味か。
 風の向くまま気の向くまま漂うお店だが、見かけたときはぜひ寄って欲しい。
 おいしいキノコ料理で歓迎しよう


料理の本は気になるものを読んでしまった。

安価↓1
1:ほかのジャンルの本を読む
2:古本屋を出る
254 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/02/28(木) 00:18:17.95 ID:H9h/m3jcO
今日はここまで。おやすみです。
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 00:19:08.88 ID:q9AE9XkDO

1
256 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 10:47:51.62 ID:H9h/m3jcO
料理の本はめぼしいものを読んでしまった。

精霊術師は樹木を元に戻して料理のコーナーを離れた。
精霊術師(なんの本を読もう?)

安価↓1
1:精霊術の本
2:聖都の本
4:その他の本 自由記載
5:特に読みたい本はない
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 10:52:01.00 ID:+SCB1jgao
1
258 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 11:01:46.48 ID:H9h/m3jcO
精霊術師「すみません。精霊術の本はありますか?」

古本屋の店主「ありますよ、こちらへ」


精霊術の本は本棚の裏の隠し部屋に置かれていた。


精霊術師「随分厳重に保管されているんですね」

古本屋の店主「あ、いえ、精霊術の本は最近読む人が少なくて、奥にしまっているんです」


精霊術師としては複雑な気分だったが、古本屋の店主に悪気は無さそうだったので黙って本を読むことにした。

少し暗いので、柱に一時的に光るキノコを生やす。

精霊術師(何の本を読もう)

安価↓1
1:【精霊対話第一巻】
2:【代償】
3:【いたずら精霊術】
4:特に気になる本はなかった
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 11:30:07.17 ID:zcKR425Po
2
260 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 11:44:17.49 ID:H9h/m3jcO
精霊「【代償】を読むお。精霊術の危険は知っておくべきだお」

精霊術師「わかった」




【代償】

あるところに精霊魔術が得意な男の子がいた。

名をジャックという。

彼ジャックはその力を使ってたくさんのいたずらをした。

(中略)

ジャックは精霊魔術を使いすぎてしまったのだ。そして何より精霊魔術を侮っていた。

その代償としてジャックの体は、稲の毛皮を持つ狼となってしまった。

(中略)

高名な精霊魔術士に助けてもらったジャックだが、対象として一つの土地に止まると稲畑に変わってしまう体になってしまった。

ジャックは今でも、見渡す限り黄金色の畑を見ると、かつての自分を恥じるのだという。


精霊術師(次は何の本を読もう)

安価↓1
1:【精霊対話第一巻】
2:【いたずら精霊術】
3:特に気になる本はなかった
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 11:55:36.19 ID:l6a8Cckfo
3
262 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 12:00:49.30 ID:H9h/m3jcO
精霊術の本には特に気になるものはなかった。

精霊術師(そろそろ古本屋を出ようかな?)

安価↓1

1:聖都の本を読む
2:古本屋を出る
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 12:05:45.64 ID:q9AE9XkDO
1
264 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 12:14:38.84 ID:H9h/m3jcO
精霊「聖都についての本を読むお。これから向かう場所について知っておくのも大切だお」

精霊術師「わかった」


精霊術師「あのー、聖都についての本はありますか?」

古本屋の店主「ありますあります、こっちです」


聖都の本はお店の真ん中の棚を席巻していた。さすがに聖都のそばのお店というだけある。

精霊術師(どの本を読もう)

1:【シスターズ・レビュー 聖歴678年春季】
2:【最弱の聖騎士と言われた僕は聖剣を手に入れて成り上がる】
3:【女神の試練の意義】
4:特に気になる本はなかった。
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 12:29:51.99 ID:4ZR2L6FG0
1
266 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 12:45:04.00 ID:H9h/m3jcO
精霊「【シスターズ・レビュー】を読むお。深く考えてはいけないお」

精霊術師「わかった」


【シスターズ・レビュー 聖歴678年春季】

貞淑で清らかなシスターとヤリたい。

そんなあなたのどす黒い欲望を叶える雑誌、シスターズ・レビュー。

今季はなんとあの有名なシスターも登録されております。

『フローラ・マロ』

聖都西区の小さな教会に勤める彼女。純粋で頑張り屋な彼女は拙いながらも懸命にその体で卑しい我々に奉仕してくれることでしょう。

なお彼女に対して『淫らなセックスは女神の教典に反する』という事実を教えるのはご法度です。
一回銀貨5枚



『エスメル・ダララ』

「体を見れば分かる彼女、エロい」

礼拝に訪れた男性が口を揃えてそういう当雑誌の人気シスター。

その圧倒的な技と肉体であなたを楽園へ連れて行ってくれることでしょう。ただし干からびないように気をつけて。
彼女の気分でお値段は変わります。


『アリア』

あの大聖堂に所属する超人気シスターがついにシスターズレビュー落ち。

次期聖女候補と歌われた彼女もやはり人の子だったということです。

流れるような白銀の髪、澄んだ青の瞳、鈴の鳴るような声。今なら銀貨10枚であなたのものに。

彼女に関しては裏切られたという気持ちのある人も多いことでしょう。その怒りは彼女が受け止めてくれます。体で。
267 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 12:46:09.28 ID:H9h/m3jcO
精霊術師(どの本を読もう)


1:【最弱の聖騎士と言われた僕は聖剣を手に入れて成り上がる】
2:【女神の試練の意義】
3:特に気になる本はなかった。
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 12:49:44.26 ID:XRSA3H2KO
2
269 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 12:53:57.77 ID:H9h/m3jcO
精霊「【最弱の聖騎士と言われた僕は聖剣を手に入れて成り上がる】を読むお。聖騎士になろう」

精霊術師「わかった」



【最弱の聖騎士と言われた僕は聖剣を手に入れて成り上がる】

頬が痛い。

殴られたんだ。

「ぎゃははは、どーしたよ、最弱の聖騎士、レンくーん」

いつも僕をいじめるフランツが腹のたつ声で笑っていた。

「レンくん、大丈夫?」

僕の幼馴染みで聖女候補のアリアが心配そうに声をかけてくる。

アリアは月のような銀髪とサファイアのような蒼眼の美少女だ。百人がみたら九十九人が振り替える。胸も大きいが、幼馴染みの僕は見慣れていて特になにも感じない。

(中略)

僕は回復魔法を唱えた。

「《ヒール》」

「傷が全快して行く!?」

「切れた腕が再生した!」

「なんて力だ、聖女様以上、いや、女神様すら越える!」

なぜか回りの皆が驚いていた。

僕はただ《ヒール》を唱えただけなのだが……。
270 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 12:58:20.15 ID:H9h/m3jcO
精霊術師(どの本を読もう)


1:【女神の試練の意義】
2:特に気になる本はなかった。
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 13:01:05.46 ID:/lgLTNZs0
272 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 13:04:41.59 ID:H9h/m3jcO
精霊「【女神の試練の意義】を読むお。こちらは普通にお堅い本だと思うお」

精霊術師「わかった」


【女神の試練の意義】

昨今女神の試練を古い伝統・文化としてないがしろにする風潮は見られる。私はそれに対して警鐘を鳴らしたい。

(中略)

女神の試練 には実際的な効果がある 絶壁を登りきったものには女神の加護が与えられるのだ

(中略)

なぜその事実が重要視されなくなったのか私には疑問でならない。
273 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/02/28(木) 13:12:54.26 ID:H9h/m3jcO
精霊術師「結構読みふけっちゃった。そろそろ帰ろうかな」

古本屋の店主「あの……」

精霊術師「なんです?」

古本屋の店主「気に入った本はありましたでしょうか? うちの本は銀貨一枚均一ですよ」

精霊術師(長居しちゃったし、なにか買った方がいいかな?)

安価↓1 所持金銀貨7枚
1:なにか買う、タイトルも
2:なにも買わない
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 13:21:20.48 ID:q9AE9XkDO
1料理の本3種類
275 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/02/28(木) 16:07:04.28 ID:H9h/m3jcO
一旦ここまでで。
古本屋の話は完全に俺の趣味だったのでおつきあいありがとうございました。
こういうスカイリムの本みたいな要素大好きなんで、今後もやると思います。

276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 16:35:40.29 ID:l6a8Cckfo
たんおつ
すき
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 17:56:23.75 ID:q9AE9XkDO
乙です
278 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/01(金) 01:19:41.46 ID:XFb54r26O
精霊術師「料理の本、三冊頂けますか?」

古本屋の店主「はい、お買い上げありがとあございます!」

(所持金銀貨4枚)

精霊術師は古本屋を後にして斜面の街へでた。

夜も更けてきたようで、そこらで明かりが灯り、家族団らんの声や酒場の喧騒が聞こえてくる。

精霊術師(次はどこへいこうかな)

安価↓1
1:酒場
2:魔道具店
3:その他自由に記載
4:宿に帰る(翌日聖都へ)
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/01(金) 01:24:19.43 ID:9ddG/T/FO
1
280 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/01(金) 01:50:18.42 ID:XFb54r26O
精霊「酒場にいくお。腹ごしらえがまだだお」

精霊術師「わかった」

斜面の街は聖都へ向かうためのリフトがある街とあって、各地から人が集まりやすい。

だからだろうか、酒場の数も多かった。

精霊術師は折角なので、斜面の街らしい酒場に向かうことにした。

それは階段の酒場だった。

人通りの少ない裏路地の階段に、キャンドルがたてられ、酒と料理を持った人たちが適当に座っている。

精霊術師「すみません。料理はどこで買ったらいいんですか?」

カップル男「観光客の方ですね? 実はお店はその辺にいくらでもあるんですよ」

カップル女「階段の段差、踊り場、民家の窓、お店らしい形はしてないけど、ちゃんと料理が買えるわ」

そう言われて見てみると、確かにいくつも手作り感あふれる看板が出ている。

精霊術師「なるほど、ありがとうございます」

精霊術師(どこで食べよう)

安価↓1
1:階段の段差が窓口になっているお店
2:踊り場に出店しているお店
3:民家の窓がカウンターになっているお店
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/01(金) 06:22:07.06 ID:5q2CZf7DO
1
282 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/01(金) 12:09:53.63 ID:XFb54r26O
精霊術師がどのお店でお酒を買おうか悩んでいると、階段の中にいる男と眼があった。

段と段の隙間から顔を覗かせていたのだ。

階段の男「いらっしゃい」

精霊術師「……なんでそんなところにいるんです?」

階段の男「なんでって、ここが俺の店だからさ」

よく見ると階段の中には広い空間があり、厨房のようなものが作られていた。

階段の男「それよりなにか買ってゆくかい?」

精霊術師「それじゃあ……」

精霊術師は肉の照り焼きをそぎおとして野菜と一緒にパンにはさんだものと度数軽めのエールを頼んだ。

(所持金銀貨3枚)
283 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/01(金) 12:11:35.46 ID:XFb54r26O

腹ごなしを終えた精霊術師は宿に帰ってきた。

さすがに所持金銀貨3枚では他のお店にはよりづらい。

また何処かでお金を稼がねば。

その日は宿で一泊した。

次の日の朝。

精霊術師は宿の裏手の井戸場で身支度を整えた。

今日は乗り合い馬車と共にリフトにのって絶壁の上の聖都に向かうだけだ。

精霊術師(そういえば、女神の試練には今でも挑めるっていってたっけ)

昨日の神殿での会話を思い出してふと考えた。

安価↓1
1:予定通りリフトで聖都へ
2:女神の試練へ挑みつつ聖都へ
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/01(金) 12:54:49.81 ID:ZU4WWXK/o
1
285 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/01(金) 13:26:32.27 ID:XFb54r26O
精霊術師は当初の予定通り乗合馬車に乗って聖都へ向かうことにした。

馬車は精霊術士たちを乗せたままリフトに乗った。

さすがに絶壁の一番上までリフト一本で行けるわけではなく、何度かリフトを乗り換える必要があった。

ある程度登るとリフトが止まり馬車が壁面の道を進んで また別のリフトに乗る。

途中絶壁から流れる滝の裏をくぐったり、高山植物のしげる広場で休憩したり、雲を直接浴びたりして、ついに絶壁の上へたどり着いた。

そこは天上の世界だった。

崖っぷちから覗く下界は雲の下にあり、昔の人がこの場所を聖地、聖都として崇めた気持ちも分かる。


聖都は白い石で作られた都市だった。

どこからか豊富な湧き水でも沸いているのか、町中に水路が張られている。

御者「馬車での旅はここまでです。七日後には降誕祭ですので、ご自身の用を済まされた後でも滞在することをオススメします」

精霊術師(さて、無事に聖都についたけど、降誕祭は七日か。それまで何をしよう)

安価↓1 自由に記載
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/01(金) 14:31:16.29 ID:GJSepvxnO
日銭を稼ぐ
無理なら安価下
287 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/03(日) 08:44:44.98 ID:wJHTm19uO
精霊「日銭を稼ぐお。流石に金欠が過ぎるお」

精霊術師「わかった」


精霊術師は手頃な仕事がないか探した。

聖都では日雇い労働者や精霊術師のような放浪者に対して仕事を斡旋しているのは、酒場ではなく教会だった。

聖都にある教会はどれも広場に面しており、広場に設置された掲示板から仕事を受注するらしい。

精霊術師(どの仕事を受けよう)


安価↓1
【水路の掃除】銀貨2枚
【《ヨツバクロム》十個の納品】銀貨30枚
【大聖堂の補修・高所作業】銀貨40枚
【《トリュ》1輪の納品】金貨1枚(銀貨100枚)
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 09:06:22.54 ID:GiKh0wtT0
大聖堂の補修・高所作業
289 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/03(日) 17:52:53.76 ID:wJHTm19uO
精霊「【大聖堂の補修・高所作業】を請け負うお。観光と仕事が同時に出来るお」

精霊術師「わかった」


精霊術師は大聖堂へ向かった。

大聖堂とは聖都の中心に聳え立つ巨大な建物で、教皇が政を行う政治施設であり、信徒が祈りを捧げる宗教施設であり、未来の聖職者を育てる教育機関でもある。

しかし、精霊術師を含む多くの来訪者にとっては聖都一番の観光地だった。

精霊術師「街につく前から見えていたけど、間近で見ると圧巻だなぁ」

仰ぎ見た先にあるのは、パイプオルガンのように並ぶ真っ白な尖塔と、それを包み込むように手を広げる女神の像。

女神の威光を嫌でも感じる景色だった。
290 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/03(日) 17:53:57.24 ID:wJHTm19uO

精霊術師「すみません、掲示板を見て来たんですけど」

守衛「教会の受注票はお持ちですか?」

精霊術師「どうぞ」

守衛「はい、確かに。それでは責任者のもとへ案内しますので、ついてきてください」

精霊術師は守衛の案内で大聖堂を歩いた。

大聖堂の中は総合施設らしく場所によって雰囲気を目まぐるしく変えた。

子供たちがはしゃぎながら廊下を走りそれをシスターが慌てて追いかけていった。

足音が天井まで響く静かな講堂を通った。

観光客でごった返す中庭を過ぎた。

司祭たちが聖都の未来について食堂で語らっていた。

そうこうして精霊術師が案内されたのは、大聖堂の裏手だった。
291 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/03(日) 17:54:59.66 ID:wJHTm19uO
守衛「責任者さん、新たな人手です」

責任者「人手は助かるが、……女か。【魔法】か【祈祷】は使えるか?」

精霊術師「【精霊術】が使えます」

責任者「珍しいな。しかし、今は珍しさよりも実用性がほしい。使えなさそうなら帰ってもらおう」

精霊術師「わかりました。それで、私の仕事はこれですか?」

精霊術師は女神像の周りに置かれた白い石のパーツを指差した。

白い石は職人の手により、何かの意図をもった形に切り出されていた。

そして、パーツを他の日雇い労働者らしき人達が各々の魔法を駆使して運んでいた。

責任者「そうだ。職人の切り分けたパーツを上で作業しているものに届ける。できるか?」

精霊術師は尖塔を見上げた。

高さは150mほど。

石材に白曜石という軽くて丈夫な石を使ってあるとはいえ、馬車一つ分の大きさともなればそれなりに重たくなる。

精霊術師(余裕を持って届けられるのは六割くらいかな)

精霊術師は樹木を生やして石材を持ち上げた。

安価↓1
精霊術師【攻撃:蔦結の精霊術】9+安価↓1

石材【防御:重量】15

石材と精霊術師の差が1につき報酬が±銀貨10枚
292 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/03(日) 17:56:16.63 ID:wJHTm19uO
あ、安価はコンマ1の位を見ます。
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 17:56:28.04 ID:AxXqRdpD0
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 18:58:14.84 ID:2IQkf3g/O
ダメみたいですね…
295 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/03(日) 20:48:54.09 ID:wJHTm19uO
精霊術師【攻撃:蔦結の精霊術】13

石材【防御:重量】15

報酬:銀貨40→20



精霊術師「く、重たっ」

責任者「ほぉ、なかなかの高さまで上がるもんなんだな」

守衛「精霊術は始めてみましたけど、130m程の樹木をこの一瞬で……」

責任者「大したもんだ。だが、一回の運搬でバテバテではな」

精霊術師「はぁ、ふぅ」

責任者「しかし、人手がほしいのも事実だ。休み休み働いて報酬の半分でどうだ」

精霊術師「それで、大丈夫です」

(所持金銀貨24枚)
296 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/03(日) 20:52:55.54 ID:wJHTm19uO
修復作業にはそこそこ貢献でき、「都合がつくなら明日も来てくれ」と頼まれた。

精霊術師「流石に疲れた」

一日精霊術を行使して体はくたくただが、まとまったお金が手に入った。

いまなら大抵の施設は利用できるだろう。

精霊術師(どこかにいこっかな?)


安価↓1
1:大衆浴場
2:魔道具店
3:その他自由に記載
4:宿に帰る(次の日へ)



おやすみです。亀更新で申し訳ない
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 20:54:36.60 ID:SO3e9kaVo
1
298 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/03/14(木) 21:39:48.78 ID:TV3ORjAUO
精霊「大衆浴場に行くお。汗を流してさっぱりするお」

精霊術師「わかった」


精霊術師は大衆浴場に向かった。

大聖堂の中に誰でも入れる温泉があるそうなのだ。

聖都はかなり標高の高い場所にあるが、水源は豊富である。

大聖堂の尖塔にある一見神殿のようにも見える場所が大衆浴場だった。

受付「ようこそおいでくださいました。沐浴用の服はお持ちでないですよね?」

宗教の国とあって、同性の間でも無暗に肌を晒さないらしい。

精霊術師「はい。それと、着替えの服も借りられますか?」

大衆浴場には衣類を洗える場所があるらしい。

精霊術師はそろそろ泉や小川の水以外で服を洗濯したかった。

受付「ええ、大丈夫です。では入浴、服貸し出し、合わせて銀貨三枚のお布施を」

精霊術師「わかりました」

(所持金銀貨21枚)
299 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/03/14(木) 21:40:32.35 ID:TV3ORjAUO
沐浴用の服は簡素で薄手、真っ白で肌に吸い付く作りになっていた。

いつもゆったりと余裕のある服を着ていた精霊術師は衣服の密着感が新鮮に思えた。

浴場に入ると、乳白色の湯が広い浴槽に満ちていた。

湯は女神像の持つ壺から絶え間なく注がれている。

呼吸すると湯気の匂いと水気で体内から潤うようだ。

人はたくさんいたが、首元に聖印をかけているかで聖都の人間か否かは判断できた。

湯に浸かると、自然と吐息が漏れた。

全身がじんわりと暖められ、疲れが溶けていくようだ。

精霊術師が天国にいるような気分でいると、声をかけてくる人がいた。


安価↓1
1:聖印をつけたお祖母さん
2:小さな女の子
3:綺麗な女性
4:気のせい(大衆浴場をでます)
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 21:40:58.29 ID:ejQUMo1Uo
1
おかえり
301 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/03/14(木) 21:58:53.32 ID:TV3ORjAUO
>>300
こんなに早くレスもらえるとはもらえるとは思ってなかったよ。
あったけぇなあ。
ちょっと車運転するんで更新待ってください。
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 22:00:24.95 ID:AZpNfFLyo
運転に集中しろ
待ってた
303 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/14(木) 23:02:02.22 ID:TV3ORjAUO
お婆さん「あなたこの辺では見ない顔立ちね。やっぱり降誕祭を見に来たの?」

精霊術師「はい。旅をしているなら寄ったほうがいいと勧められまして」

お婆さん「降誕祭は有名ですものね。私もいつも楽しみにしてるの、でも……」

精霊術師「何かあるんですか?」

お婆さん「あまり大きい声では言えないんだけど。ちょっと雰囲気が不穏なのよね」

精霊術師「不穏」

お婆さん「ええ、大聖堂の修繕がお祭り直前になっても終わっていなかったり、聖女様の近辺も怪しかったり」

精霊術師「そういう情報ってもう巷に出回っているんですか?」

お婆さん「あまり知っている人は少ないわ。お年寄りの情報網よ」

精霊術師「なるほど。では今年の降誕祭はあまり期待しないほうがいいのでしょうか」

お婆さん「あ、あらあら、私ったら水をさすようなこと言って、ごめんなさいね。お話相手が欲しくて野暮なこと言っちゃった。忘れて頂戴」

そういうと聖印を付けたお婆さんは離れて行ってしまった。

安価↓1
1:小さな女の子
2:綺麗な女性
3:大衆浴場をでます
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 23:03:09.67 ID:SZban1bJ0
1
305 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/14(木) 23:34:31.99 ID:TV3ORjAUO
女の子「うう、ぐすっ」

精霊術師「どうしたの? まいご?」

女の子「お母さん、いなくなっちゃった」

精霊術師「そかそか、ほら、泣かないで」

女の子「これ、なあに?」

精霊術師「蓮の花っていう、水面に咲くお花」

女の子「きれー! お姉ちゃん魔法使い?」

精霊術師「うーん、そうだね。魔法使い」

母親「見つけた」

女の子「お母さん!」

母親「心配したわ。この方は?」

女の子「お花の魔法使いさん」

母親「そうなの。娘がお世話になりました」

精霊術師「いえ、大したことではないので」
306 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/14(木) 23:35:31.66 ID:TV3ORjAUO
母親「花を操る魔法ですか? 珍しいですね」

精霊術師「本当は精霊術なんです。花ではなく植物全般は操れます」

母親「植物全般ですか!?」

精霊術師「え、ええ。そんなに驚くことでしょうか?」

母親「はい、あまりにもタイミングが良かったので」

精霊術師「というと?」

母親「実は、降誕祭のために街を花で飾りたいのですが、花が足りないんです。あなたなら、一日でお花をいっぱいにできるかも、と思いまして」

精霊術師「確かに、出来ないことはありません」

母親「素敵! もしよければ明日、聖都西区の教会へ来てくれませんか?」

安価↓1
1:快諾する
2:行けたら行く
3:明日は用事があります
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 23:40:43.17 ID:8b/d1btDO
1
308 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/03/14(木) 23:51:00.98 ID:TV3ORjAUO
精霊「受けるといいお。丁度いい働き口だお」

精霊術師「わかった」




精霊術師「私も丁度仕事を探していたんです。西区ですね」

母親「助かります。では明日。待っていますね」

精霊術師「はい」

女の子「またね、お花の魔法使いさん」

精霊術師「またね」

安価↓1
1:綺麗な女性
3:大衆浴場をでる
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 00:15:23.78 ID:CUsquMZso
1
310 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/15(金) 00:43:54.97 ID:yTCjGvvGO
女性「ちょっとよろしいですか?」

精霊術師に綺麗な女性が声を掛けて来た。

沐浴用の服とは少し違う服を湯煙で透けさせている。

精霊術師「はい」

女性「湯に疲れたらオイルマッサージなんてどうです? お肌がしっとりしますよ」

精霊術師「えっと……」

女性「それに、教会で作られたオイルを使いますので神聖な加護も付きますよ?」

精霊術師「そういうのは……」

女性「いまは降誕祭の準備期間ですので、いつもは銀貨15枚のところを10枚にしておきますよ」

安価↓1
1:お願いします
2:もう少し安くなりませんか?
3:遠慮しておきます。
311 : ◆TgtWYAjzAI [sage saga]:2019/03/15(金) 00:56:07.41 ID:yTCjGvvGO
今日はお休みなさい
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 01:04:41.10 ID:/yoRdXGDO
1
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 01:21:28.65 ID:CUsquMZso
おつ
314 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/19(火) 01:18:21.24 ID:KXxOT9YA0
精霊「受けるといいお。お肌は乙女の魂だお」

精霊術師「わかった」

(所持金銀貨11枚)


精霊術師はサウナのような個室に案内された。

焼き石と蒸気で程よい湿気が保たれており、室温も少し暖かい程度で丁度いい。

マットが引かれており、精霊術師はそこにうつぶせにさせられた。

沐浴用の服は骨盤の左右でひもで結んでいるだけなので、簡単に解ける。

女性「では背中から、失礼いたします」

精霊術師「んっ」

少し冷たいオイルが湯で暖められた体に沁みる。

しかしマッサージの腕は確かなようで、そのまま寝てしまいたいくらいには極楽だった。




最近成長安価していないのでここで強引に挟みます。

安価↓1 成長ポイント
安価↓2 振り分け乱数
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/19(火) 01:44:40.14 ID:HgEajpGmo
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/19(火) 06:54:49.70 ID:OceNJ4Am0
317 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/21(木) 23:36:52.31 ID:dDoenN5KO
成長ポイント4
振り分け乱数0(体力全振り)


【体力】16→20
【攻撃:蔦結の精霊術】9
【防御:綿花の精霊術】7(+1)(+3)
【異変:夢見の精霊術】7
【耐性:萌芽の精霊術】6(+3)
318 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/21(木) 23:37:35.42 ID:dDoenN5KO
女性「はーい、お仕舞いです。よかったら明日もいらしてくださいねー」

精霊術師「ん……、はい」


大衆浴場を出た精霊術師は、借り物の衣類に身を包んでいた。

聖都の雰囲気にあった、白を貴重とした揺ったりとした服だ。

キトンと言うらしい。

衣服は明日まで借りてよいとのことなので、今日はこのまま宿で泊まることもできるし、都を歩くことも出来る。

1:水路のゴンドラ市場
2:魔道具店
3:自由記載
4:宿に止まる(明日へ)
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/21(木) 23:44:19.33 ID:EIEtvniIo
1
320 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/22(金) 00:02:56.51 ID:oisIQofbO
精霊「ゴンドラ市場に行くお。観光名所の一つだお」

精霊術師「わかった」



標高の高い場所にあるにもかかわらず、聖都は水が豊富だ。

それ故に街中の公共交通機関の一つに水路とゴンドラがある。

夜になると、観光案内や郵便、そういった仕事で水路が使われることがなくなるため、水路にゴンドラを止めて作られた市場が開かれる。

精霊術師が水路に向かうと、たくさんのゴンドラと人でにぎわっていた。

白を基調としたゴンドラの上にはお土産屋さんや料理屋台のような定番のお店から、占い師や出張教会など変わり種も見られる。

それらを水路に流された燈篭が暖かい色で照らしていた。

ゆったりと流れる水のような、落ち着いた時間の流れる空間だった。


精霊術師はどうする?
安価↓1
1:お腹を満たす
2:面白い噂や話を求める
3:ただ落ち着ける場所を探す
4:自由記載
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/22(金) 00:03:26.46 ID:N/54zVlg0
3
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/22(金) 00:03:30.07 ID:KdKRZNmro
3
323 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/22(金) 01:05:43.43 ID:oisIQofbO
精霊「落ち着ける場所を探すお。夜風に当たりたいお」

精霊術師「わかった」



精霊術師は水路の脇を歩きながら落ち着ける場所がないか探した。

しばらく歩くと、枝分かれした細い水路にゴンドラが止まっていた。

漕ぎ手は厚手のローブを纏った人で、性別は不明だ。

気になった精霊術師は話しかけてみることにした。

精霊術師「これは何のゴンドラなんですか?」

漕ぎ手「お店じゃありませんよ。 ちょっとゴンドラの練習をしているんです」

精霊術師「練習、ですか」

漕ぎ手「はい、ゴンドラでお店を開くには認定書をとらないといけないんですけど、ゴンドラの実技試験もあるんですよ」

精霊術師「なるほど。じゃあ、休憩の邪魔しちゃったかもですね」

漕ぎ手「いえ、もうそろそろ再開しようと思っていたところなので。あ、良ければ練習に付き合ってもらえませんか? どこにでも連れて行きますよ、乗り心地は保証しませんけど」

精霊術師「それじゃあ、お願いしようかな」






漕ぎ手「どこまで行きたいですか?」

精霊術師「静かで、落ち着ける場所」

漕ぎ手「おっと、急に難題ですね。んー」

精霊術師「難しかったらいいんですけど」

漕ぎ手「いえ、いい場所を思い出しました」


漕ぎ手はゴンドラを動かした。

認定書とやらを持っていないと言っていたが、水路をすべるように渡る技術は上等なものだった。

水路の裏路地ともいえるような場所をすすみ、たどり着いたのは大聖堂にたつ女神像の裏手だった。

大聖堂は街の中にあって湖の上に立つように作られている。

なので、その裏手と言えばもちろん、かなり広い水の空間だった。

燈篭はほとんど見当たらず、星明りも届かない。

ぬらりとした水面に自分たちだけが浮かんでいるようだった。
324 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/22(金) 01:06:42.86 ID:+PaHwnri0
漕ぎ手「つきました」

精霊術師「……確かに静かだけど。これは何というか、寂しい?」

漕ぎ手「一見、そう見えるでしょ?」


漕ぎ手は得意げにそういうと、舟の先端にランタンを取り付けた。

中で燃えているのは青白い炎だ。

漕ぎ手はそのまま少し先に漕ぐと、今までは姿も形もなかったのに、突然暗闇の中から青白く光るランタンを取り付けたゴンドラが現れた。

それも一つではない。

表の水路に引けを取らない数のゴンドラがそこにいた。
325 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/22(金) 01:07:35.82 ID:+PaHwnri0

漕ぎ手「不思議でしょう。この光は一定の距離までしか届かないんです。だから、遠くから見ていてもこのゴンドラは見つけられない」

精霊術師「ちょっと驚きました。でも、なんでこんな隠れるようなことを?」

漕ぎ手「もちろん、隠れないといけないようなことをしているからです」


漕ぎ手の話によると、ここにいるゴンドラは今の聖都の法律に引っかかるような商売をしているという。

焚書されかねない本を売るゴンドラ、男女の愛を確かめ合うゴンドラ、禁止されている毒腺料理のゴンドラ、異教徒が祈りを捧げるゴンドラ等。


精霊術師「こんなところにいて、つ、つかまったりしないかな」

漕ぎ手「大丈夫です。ここには聖都のお偉いさんとかも来てますから」

精霊術師「……なるほど」
326 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/22(金) 01:08:35.30 ID:+PaHwnri0
精霊術師たちの乗っているゴンドラに、別のゴンドラが近づいてきた。

そのゴンドラからは不思議な甘い香りがした。


怪しい女性「お客さん。私特性の煙草はいかが? すっきり落ち着くわよ?」

漕ぎ手「あ、一箱ください」

怪しい女性「どうも。……あなたは?」

漕ぎ手「別に害があるものじゃないですよ。聖都で売ることが禁止されてるだけです。宗教上の理由で」



安価↓1 (所持金銀貨11枚)
1:キセル+お洒落な煙草の箱(銀貨10)
2:キセル+瀟洒な煙草の箱(銀貨7)
3:キセル+素朴な煙草の箱(銀貨5)
4:遠慮しておきます
327 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/22(金) 01:13:25.29 ID:oisIQofbO
今日のところはこのくらいで寝かせてもらいます。
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/22(金) 01:14:53.11 ID:tK4gEU9go
4おつ
329 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/30(土) 02:09:54.04 ID:Q99xeQjQ0
精霊術師「私は遠慮しておきます」

怪しい女性「あら、残念」

女性さして残念そうでもなくゴンドラを動かした。

一定の距離で闇に呑まれるように姿が見えなくなる。

漕ぎ手「もしかしてここの雰囲気が合いませんでしたかね。慣れると居心地はいいんですけど」

精霊術師「実はそうかも」

漕ぎ手「案内失敗しちゃいました。じゃあ別の場所に行きますか。練習に付き合ってくださった分はちゃんと要望に応えますよ」
330 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/30(土) 02:10:28.47 ID:Q99xeQjQ0
そういって漕ぎ手が連れて来たのはゴンドラ市場の賑わう水路。

その傍に立つ時計塔の真下だった。

漕ぎ手「この時計塔の上とかどうです? たまに座っている人影を見ますし、静かだと思いますよ」

精霊術師「ありがとう、行ってみます」

漕ぎ手と別れると、精霊術師は時計塔の中に入った。

見上げると、大きな歯車や振り子がゆっくりと時を刻んでいる。

頻繁に人が来るわけではないようで、空気が少し埃っぽかった。

脇にあった梯子に足をかけ最上部まで登る。

最上部は大きな鐘が吊るされているのみで他には何もなかった。
331 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/30(土) 02:11:13.49 ID:Q99xeQjQ0
縁に腰かけると、聖都が一望できた。

白を基調とした街並みに橙色の光の河が張り巡らされている。

ゴンドラ市場の賑わいも遠くに聞こえ、夜風は涼しく吹き抜けてくる。

精霊術師(……遠くから眺めてるのが一番落ち着く)

ホッ一息付けた精霊術師は、しばらくそこで街並みを眺めて過ごした。
332 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/30(土) 02:15:46.78 ID:Q99xeQjQ0
さすがに眠たくなってきた。

精霊術師は宿に戻って明日に備えることにした。






次の日。

宿の朝食を頂き、裏手の井戸場で身なりを整えると、精霊術師は聖都の西区に向かった。

昨日大衆浴場で出会った女性と約束した街の飾りつけを行うためだ。

言われた通り西区の教会へ赴くと、昨日の女性が迎え入れてくれた。

昨日の女性「お待ちしておりました。改めましてわたくし、西区の婦人会会長です」

精霊術師「精霊術師です。よろしくお願いします」

婦人会会長「それではさっそく、街の飾りつけについてお話ししましょう」

婦人会会長「範囲は西区の四分の一。報酬は基本銀貨10枚で、出来によって追加報酬、でどうでしょう」

精霊術師「十分です」


【異変:夢見の精霊術】7+安価↓1

【耐性:石畳、壁、屋根、その他】10


10以下で失敗
333 : ◆TgtWYAjzAI [saga]:2019/03/30(土) 02:16:49.03 ID:Q99xeQjQ0
今日はこれだけ
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 02:27:38.65 ID:8LL71qblo
おつう
160.01 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)