【R-20】村娘「異世界から召喚された勇者様に全てを捧げます」【安価】

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77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/01(金) 23:02:43.13 ID:JGDjGuhto
大きなテント
78 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 12:45:10.66 ID:Bao3s6RF0


村娘(わぁ……凄い、家や村長さんのお屋敷よりも大きい)

村娘(この中はどうなってるのかな? 入口はどこだろう)キョロ


ピエロ「おんやぁ? お嬢さん、ヒヒ。何か御用かい?」

村娘「っ、ひゃ……!」ビクゥッ

ピエロ「ヒヒッ、驚かせちゃったかなぁ」くるくる

ピエロ「アタシは『隕鉄の翼』こと、当旅団の案内役を務めております……ピエロ、ですッ」ニカッ

村娘「ぴ、ぴえろ……?」

ピエロ「あらぁ? アラアラアラララ……」くるくる

ピエロ「……お嬢さん、もしかしてサーカスハジメテェ??」

村娘「さー……カス?」

ピエロ「んんんっぅふ!! これは教え甲斐のあるお嬢さんだ!!!」フスーッ


ピエロ「よろしい。であるならば不逞このピエロめがお嬢さんを素敵な世界への扉の前までお連れしましょぉおおっ!!」

ピエロ「さぁ! さあッ! こちらンンです!!」グイッ


村娘「あ、えぇっ?!」


【!】村娘の行動
直下


79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 12:52:43.05 ID:fckY2jJqO
ついていきます
80 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 12:59:06.90 ID:Bao3s6RF0


村娘(ついて来ちゃった……大丈夫かな)

ピエロ「あはぁぁ……不安気だねぇお嬢さん」

ピエロ「でも、だいじょーぶ!! 何故なら! 彼が、いるからぁ!!」

< チリンチリン

ピエロ「皆を笑顔にする! 『啓蒙の微笑』こと、当旅団が魅せる芸人!」

ピエロ「ピザァァアッ!!」


巨漢ピザ「……」のすっ


村娘「……」

ピエロ「……」

81 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 13:00:33.94 ID:Bao3s6RF0


デブ「……」

村娘「……」

ピエロ「……」


デブ「……」

村娘「……」

ピエロ「……」


デブ「……」

村娘「……」

ピエロ「……」


デブ「……」

村娘「……」

ピエロ「……」


デブ「……」

村娘「……」

ピエロ「……」


デブ「……」

村娘「……」

ピエロ「……」


82 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 13:06:05.29 ID:Bao3s6RF0


村娘(な、なにこれ)くす…

ピエロ「はい1微笑いただきましたサヨナラぁぁん!!!」

< ザーーーッ(カーテンが閉まる音)


村娘「えー? あははっ、あの、今の何だったんですか?」

ピエロ「彼はいつだって笑顔だが、あれって無表情なのよね」

ピエロ「だから、何も喋らせないでいると人は彼の微笑の仮面に見惚れ始める……!」

ピエロ「そうしている内に誰もが不気味な筈の彼を愛らしく思えて来る」

ピエロ「そして! 笑うのだよぉぉ! アハ、面白かった? 面白かった? アタシはぜぇんぜんっ!!」


ピエロ「さて、お次はこっちへおいで。面白い物を見せてあげよう」


83 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 13:16:23.82 ID:Bao3s6RF0


< グルルル……

< ギャギャアッ


村娘「も、モンスター……!」

ピエロ「おっと大きな声は出さない方が良い、叫ぶ子ほどおいしそうに見えてしまうんだ」

ピエロ「……ナンテネ☆ 大丈夫だとも! この子らはキチンとした食事を与えられ、血肉の味をすっかり忘れ去った心優しい魔物達さ!」

ピエロ「今は休憩中で会えないが、彼等を従えている『無辜の歌声』こと『魔物使い』くんはとぉっても優しいんだ!」

村娘「すごい……こんな沢山のモンスターと人が暮らせるなんて」

ピエロ「暮らす? ノンノン! さっきのピザくんと一緒、彼等も芸人なのさ」

村娘「芸ができるんですか?」

ピエロ「もぉっちろんさ! スライムが自分の子達とボールジャグリングをし、キマイラが人喰いビーストと格闘を繰り広げ、ナッツフラワーが花の手品をしてお客を楽しませるのだよ!」

ピエロ「見たくなって来た?」

村娘「はい!」

ピエロ「じゃ、もし夜にまた来てくれればアタシ達のショウをお見せしよう!」

ピエロ「ハイコレ、チケット☆ 団長にはナイショダヨ?」シーッ


84 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 13:20:32.34 ID:Bao3s6RF0


・ ・ ・


村娘「はわ〜……何だかすごい体験しちゃった」

村娘(あれ? でも、演劇団が来てるって聞いてたんだけど。もしかしてさっきのサーカスの事だったのかなぁ)

村娘(『そろそろみんな帰って来ちゃうから、見学はここまで。マタ来てネ!』って言われたけど……)

村娘「これ、チケット一枚で勇者様も入場できるのかな……?」



村娘(そろそろ勇者様、集落に入れたかな)


【!】村娘の行動
直下

85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 13:23:20.76 ID:huWuPGWUo
勇者様を探す
86 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 13:35:10.35 ID:Bao3s6RF0


村娘(もしかすると、もう集落の中にいるかもしれないし)

村娘(勇者様を探しに行ってみようかな?)

村娘(それで、まずはサーカスの事をお話しして……)

村娘(それから……あ! 集落の広場の方で何だか人がいっぱい集まってるみたい?)

村娘(お祭りかなぁ、そういえばサーカスの芸人さん達がいま休憩してるって言ってたし、もしかするとピエロさんみたいに何かしてるのかも)


村娘(早く勇者様を探してこようっと!)






【▼】エンディング『…敵…』に移行します。



87 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 13:37:49.93 ID:Bao3s6RF0

村娘「こんにちはー!」ひょこ

村娘「あの、勇者様……男さんはいらっしゃいませんか?」

< ……

村娘「……?」

村娘(あれ、守衛さんいないのかな)

村娘(勇者様もいないってことは、集落の方に案内されてるとか?)

村娘(行ってみよう)


88 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 13:41:16.87 ID:Bao3s6RF0


村娘(……あれ……)

村娘(広場の方、あんなに人が沢山いたのに。みんないなくなってる?)

村娘(終わっちゃったのかな、残念です)


< カランッ

村娘「わ、っと……?」ヒョイッ


村娘(これって。確か守衛さんの被ってた兜かな)

村娘(なんで転がしてあるんだろう)

村娘(わざとかな……うーん)

村娘(いいや、持ってってあげよう)


89 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 13:45:02.24 ID:Bao3s6RF0


< バシャァッ

< ザブッ ブシャッ

<ザッパァッ


村娘「?」

村娘(教会かなここ、裏から水を撒くような音がするけど……井戸でもあるのかな)チラッ



村娘「────え……?」



90 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 13:55:24.71 ID:Bao3s6RF0


 ──集落の奥に立つ小さな教会。

 しきりに聴こえて来る、大量の水音を聞いた私が裏手へ回ったそこには。赤い壁がありました。

 呼吸が止まり、瞬きする事も出来ない私には……そうとしか思えなかったのです。

 十人、二十人……見たことも無い数の、物言わぬ肉塊。

 人の手や足は、身体の一部だなんて事。子供でもわかるでしょう。

 だけど私には分からなかったのです。

 人形のようにバラバラに積み上げられたそれは、断面から見たことも無い様な白い何かが飛び出ていた。

 それは知識の無い私に何故か強烈な嫌悪感と、恐怖を与えるには、充分な光景だったのです。


男「……フゥッ、フゥッ…………」

< チャプッ
ザバァッ!


 息を荒げて、粘り気のある赤黒い液体に満たされた桶を振り被り。教会の屋根へ振り撒く。

 返り血であろうと分かる、赤々とした染みに満たされた青年を私は知っていました。

 勇者様。私を助けてくれたはずの、異世界から来たのだと語ってくれた勇者様。

 その筈なのに、どうして。

 どうして、彼は、笑みを浮かべて教会の屋根に沢山の首を並べ、血に染めているのでしょうか。


91 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 14:05:30.20 ID:Bao3s6RF0


 私は、嗚咽を漏らしながら崩れ落ちました。

 もう立っている事もままならなかったのです。


男「……! 誰だ……」


 振り向く彼は、こんなに怖い顔をする人だったでしょうか。

 ……違う。違う。あれは悪夢だった筈。過去に私を犯して殺したのは、あれは彼じゃない、そんな筈は……


男「あァ……村娘ちゃんか。見つかっちゃったな」

男「隠す気は……無いんだけどさ」

男「……は、ぁあ……ここにいても君の体の匂いがわかるよ」

男「とても。甘い香りがする……」


 黒い煙が勇者様と私が呼んでいた青年から出るのを見て、私は地面を這って逃げようとする。

 けど、いつの間にか彼は私の前に回り込んでいて。


男「君には見えないだろうが……俺のステータスなら今の君がどう抵抗しようと、捻れば殺せる」

男「それが堪らなく気持ちぃいいいいんだよぉおおおおおおおお」

男「最初から、最初からこの力を使えばよかったんだ」

男「妙なのが絡んで来たけど、それも俺のこの力の前では無力さ」


 私は首を振って、命乞いをしました。

 何度も、何度も。


男「助けて? はは、俺の能力が聞きたいか? 教えてやるよ」

男「……この世界の人間をぶっ殺して、教会をその血で汚すだけで何百倍にも強くなれるのさ」

男「だから、村娘ちゃん」

男「俺の為にペンキになってくれ」



92 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 14:07:17.22 ID:Bao3s6RF0










     ___Act.6世界線___


     ……【死ノ魔女】……









93 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 14:14:21.32 ID:Bao3s6RF0


【●】Act.5までの世界線リザルト

【●】シナリオ進行度:8% 攻略キャラ:0 入手アーティファクト:1

【●】BADエンドその5を解放




【●】死の眼を習得
【●】死の眼……[異世界からの召喚者を見分ける事が可能となる魔眼]


【★】男の真名が判明
【★】『冒涜の使者』異世界召喚者:男


94 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/02(土) 14:15:28.57 ID:Bao3s6RF0


【▼】廻る人物を変更できます。


村娘(年齢18)……[平均的ステータス。現在、冒険の書から再スタートが可能]

襤褸娘(年齢14)……[戦闘時、シナリオ中の敏捷判定に有利]


【?】どちらにしますか?
 安価2つ下

95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 14:18:14.92 ID:PTUq5gKpo
襤褸
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 14:39:28.99 ID:Q9vUs6l2O
14歳
97 :GM ◆foefwLFvo6 [saga]:2019/03/04(月) 02:02:29.36 ID:75JY72oW0

【!】新規で冒険の書による再スタート地点が追加されました。


< パンッパンッ♥

初老の男「はぁっ、はぁっ! おら……もっと鳴けよ」パンッパンッ

襤褸娘「ひっ♥ ぃぅ……んッ、はっ、はっ♥」

初老の男「お前みたいなスラムのガキを抱いてやれるのは俺だけだからな! いいか……っ」パンッパンッ

初老の男「病気も無い、親も無い、小汚くてもちょっと面倒見りゃそこらの娼婦より具合が良い」パンッパンッ

初老の男「そんな事言ってくれるのは誰だぁ〜? 俺だよ!」ドビュッ!ビュルルッ!

襤褸娘「っ……!♥ あっ♥」びくんっ


初老の男「お前は具合はいいが、鳴き声がどうもな。それからもっと肉喰って体に色々つけりゃ男が喜ぶぞ」クチュクチュ


襤褸娘「はぁ……ぁ、あぁ……っ」

初老の男「何かいう事は?」ズルン

襤褸娘「……ありがとうございました」

初老の男「咥えろ」

襤褸娘「……ふぁい……ちゅ、く」かぷっ


98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/22(金) 23:48:27.99 ID:HBKF4i8+O
こんな…中途半端な
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