【バンドリ】ポピパ「「綺羅綺羅怒気怒気する!」」

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102 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 01:06:22.24 ID:/8QZnbhv0

バシン!! バシン!!




香澄「がぁっ!」バキ!!




友希那「づっ!」ドゴ!
103 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 01:20:50.79 ID:/8QZnbhv0
沙綾「どっちの蹴りも!」

有咲「決まった!?」




香澄(もう...いし、き..が、)グラ

香澄(い、や!)ギリ!

香澄(あと、いち..げき!)バッ!


友希那(ぐっ!)ザッ!

友希那(この蹴りの威力、は...)グラ

友希那(だけど、私は!)バッ!



りみ「二人とも動き出した!」

たえ「あ! 見て!!」

有咲「香澄の方が!」

沙綾「速い!」

リサ「そんな... ゆきなぁー!!」
104 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 01:38:54.60 ID:/8QZnbhv0

香澄(これで... た、おれ、て!)ブン!



香澄「ティアドロップス!!」かかと落とし!!



バキ!!



友希那「っ! あぁぁ!!」ブラン



りみ「!!」

たえ「今の音!」

沙綾「防ごうとした左腕ごと!」

有咲「流石にこれなら!」



リサ「....もう」

リサ「不安にさせないでよ、友希那」



友希那「....」ザッ!
105 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 01:44:55.82 ID:/8QZnbhv0

香澄「!!」

香澄「そん、な...」

友希那「戸山さん。強かったわ、貴方達。だからもう...」グル

香澄(だめ、だ。もう、からだ、が、うごかな...)

友希那「ゆっくり、休みなさい」バッ!




友希那「ラウダー!!!」回転蹴り!!




ドゴ!!!



香澄「がはっ!!」ドン、ドン、バン!!
106 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 01:53:36.48 ID:/8QZnbhv0
バン!!


香澄「...」バタン



りみ「香澄ちゃん、が...」

たえ「壁まで、蹴り飛ばされた...」

沙綾「そん、な...」

有咲「おい... おい! 香澄ぃー!!」



リサ「へ、へへ。良かった」ヘナヘナ

友希那「...」フラフラ

リサ「友希那! 頑張って! あとは校章を壊すだけ!!」

友希那「わかってるわ。これで、決着よ」クル
107 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 02:01:43.60 ID:/8QZnbhv0
りみ「あぁ! 校章の方に!」

たえ「止めたい、けど」ググ!

沙綾「私達も、動け、ない」ググ!

有咲「そんな、香澄が、負けるなんて...」


友希那(予想以上に、苦戦、したわ)

友希那(正直、ギリギリだったわね)フラ

友希那(けどこれでもう邪魔する人はいない)フラフラ

友希那(校章を壊して、この戦いに私達が...)グラグラ

友希那(勝っ....)フラ、バタン


リサ「!? 友希那!」
108 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 02:12:06.34 ID:/8QZnbhv0
沙綾「!?」

たえ「友希那さんも倒れた?」


リサ(嘘.. 友希那が倒れるなんて)

リサ「そんなこと..」

リサ「友希那! い、意識は!?」

友希那「動かない、のよ」

リサ「え?」

友希那「体が、動かないのよ」

友希那「両腕は勿論、足にも力が伝わらない」プルプル

友希那「立ち、上がれない」ググ
109 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 02:16:48.85 ID:/8QZnbhv0
りみ「それって...」

沙綾「今までのみんなの、香澄の攻撃がちゃんと効いてたってことだよ!」

有咲「あ、当たり前だぜ!! どうだ!」

たえ「私の攻撃もかなり効いてるはず」フンスー


友希那「っく! ふっ!」ググ!

友希那(ここまできて、あと少し、なのに!)ググ!

リサ「....友希那」

リサ「後は私に任せて」

友希那「リサ?」

リサ「すぅー、てりゃ!」ググ!
110 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 02:21:20.11 ID:/8QZnbhv0
有咲「わわ!」

りみ「きゃあ!」

リサ「私が、今、校章を壊す、から」ググ!

リサ(友希那があんなになるまで頑張ったんだ)

リサ(私はここまであまり役に立てなかったんだから、せめて最後くらい)

リサ「友希那のために何かしないと!」ググ!


有咲「や、やべーぞ!」

りみ「うぅ! 抑えきれない!」

有咲「さーや! おたえ! 手伝ってくれ!」
111 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 02:28:00.57 ID:/8QZnbhv0
たえ「わ、わかった」ググ、ムクリ

沙綾「わ、私、本当に動けないんだけど」ググ


リサ「うぐぐ! 重い..」ググ!

有咲「重いとかやめてください! こっちは二人なんですから当然です!」

りみ「す、すごい、力」ググ!


たえ「う、っりゃ!」ガバ! フラフラ

たえ「っ! そっちまで、いけそうにない。こうなったら..」




たえ「私、こっちの人抑えておくね」ガバッ!



友希那「うぐっ!」ガバ!
112 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 02:35:21.39 ID:/8QZnbhv0


リサ「...はぁ?」


沙綾「へ?」

有咲「ん??」

りみ「え?」


友希那「邪魔、よ。どきなさい」

たえ「すみません。けど校章に向かわせないためにもこうするしかなくて」



リサ「ちょ、ちょっとちょっと!! 何してんの!?」



たえ「何、と言われましても。のしかかってます」

リサ「見れば分かるよ!! そうじゃなくて!!」

たえ「校章に向かわせないためです。そちらまで行く体力がないので」

リサ「ふざけないでー!!」ググ、バッ!

有咲「のわぁ!」バッ!

りみ「きゃあ!」ガバ!
113 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 02:42:36.55 ID:/8QZnbhv0
有咲「いきなり力が!」ゴロ

りみ「いたっ!」ドテ


リサ「友希那から離れて!!」キック!

たえ「うげぇ!」ドゴ!

リサ「友希那! 大丈夫!?」ナデナデ

友希那「私のことは、いいから、速く、校章、を」

リサ「はっ! そ、そうだった!」

リサ「今壊して...」


ゴーン、ゴーン
114 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 02:50:00.65 ID:/8QZnbhv0
沙綾「この音は鐘の音?」

有咲「ってことは時間、ってことか?」


リサ「...そんな」

友希那「...」ギリッ

友希那(あと少し、だったのに)ギリギリ


りみ「お、終わった、の?」

沙綾「多分、ね」

有咲「や、やった」ヘナヘナ

沙綾(羽丘の方はどうなったんだろ)
115 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 03:01:17.09 ID:/8QZnbhv0
リサ「友希那.. ごめん、私がもっと速く...」

友希那「リサは悪くないわ。私の力が、気力が足りなかったのよ」

リサ「そんなこと、そんなことない! だって友希那は!」

友希那「学校を任せて乗り込んでおいて、結果校章は壊せなかった」

友希那「全ては私の責任よ」

リサ「違うよ。友希那だけのせいじゃない。そもそも誰のせいとかじゃないって」

友希那「...」ゴロ

友希那(勝ちたかった、わ)ギュッ!

友希那(私は、頂点にはまだまだ、っということなのかしら)

友希那(一体いつになったら、どうすれば、最強の..)

リサ「あ、あっちは、どうなったんだろうね」

友希那「向こうから校章が壊された、と言う連絡はないわ」

友希那「この勝負は引き分け、かしらね」
116 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 03:09:07.53 ID:/8QZnbhv0
羽丘 校長室

羽3モブ「そりゃ!」シュ!

丘3モブ「ほら!!」ビュン!

彩「うっ! きゃ!」バシ、バシ

羽丘3モブ「とっりゃー!」ブン!!

彩「きゃあー!」バタン!


羽3モブ「ここまで、だね」

丘3モブ「校長室に入られたときはヒヤっとしたけど」

羽丘3モブ「入れたのが貴方だけじゃね」

羽3モブ「ちなみにアンタ以外はもう外でおねんねしてるよ」

彩「はぁ、はぁ、」

彩(体中が痛い)

彩(それに複数で相手するなんて卑怯だよ!)

彩(うぅ〜、どうしよー!)
117 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 03:13:47.02 ID:/8QZnbhv0
羽女3モブ「さーてと、あと一人?」ガチャ

丘女3モブ「そいつ倒して終わりか」ガチャ


彩「さらに増えた!?」


羽3モブ「ということで貴方に勝ち目はありません」

丘3モブ「おとなしく、ここでボコボコにされな」

羽丘3モブ「それ!」ガツン!

彩「いたっ!」

羽3モブ「ほら!」シュ!

彩「あぁ!」バシ!

彩(もう、本当に、やばい、いよぉ)フラフラ
118 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 03:23:48.01 ID:/8QZnbhv0
丘3モブ「ま、一人で頑張った方だよ。とぉ!」シュ!

彩「うぐ! ..とと、きゃぁ!」ズコ!


スパ!


彩「あっ! 私の靴が!」

羽女3モブ「あとでそばに置いといて上げるから」

丘女3モブ「...待て、靴が飛んだ方向には...」

羽丘女3モブ「校章が...」


ガツン!


校章「 」フラフラ


羽3モブ「へぇ? まさか...」

丘3モブ「いやいや! 落ちるって!」ダッ!

羽丘3モブ「冗談じゃないよ!」ダッ!


フラフラ、ポロ
119 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 03:26:22.92 ID:/8QZnbhv0
羽丘女3モブ「あ...」

羽女3モブ「あ...」

丘女3モブ「あ...」



ガシャン!!!



彩「........あ」
120 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/29(金) 03:27:07.69 ID:/8QZnbhv0
ここまでで
あと数回の更新で終わる予定です
121 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/02(火) 15:01:57.69 ID:E5cg22zy0


花咲川と羽丘の喧嘩が終わって一ヶ月後....





有咲家の蔵


たえ「...ここに理想の花園ランドを建設するの。こっちが有咲の部屋、そしてこっちが...」

りみ「おたえちゃん! しっかりして!」ユサユサ



有咲「おたえのやつ、どうしたんだ? 変な発言はいつものことだけど」

沙綾「何でもスペースが閉店するんだって」

有咲「あ、そうなのか」

沙綾「それでおたえがあんな感じに」

有咲「そういやそこでバイトしてたんだっけ?」

沙綾「あっ、けどそこが新しくなってサークルって店が...」

香澄「ただいま〜」ガチャ

有咲「お、香澄じゃん」

沙綾「退院おめでと」

香澄「ありがと。一ヶ月の病院生活は退屈だったよ」
122 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/02(火) 15:10:48.44 ID:E5cg22zy0
有咲「むしろあんなに怪我して一ヶ月ですんで良かっただろ」

香澄「それはそうだけどさ。いや〜、体がすっかりなまっちゃってるかも」ブンブン

沙綾「お見舞い行ったときから気にしてたもんね」

有咲「しかもベットが湊さんと隣同士ってお前...」

香澄「それは私が悪くはないでしょ。私だって『え?マジ?』って思ったし」

沙綾「少しは仲良くなったんじゃない?」

香澄「他人事だと思って。けど実際、ふつーに話すようにはなったかな?」

有咲「げっ、マジかよ」

香澄「私より先に退院したけどね。..悔しい」

沙綾「そこで張り合わなくても」

香澄「ところでおたえとりみは? 何してるの?」
123 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/02(火) 15:18:48.60 ID:E5cg22zy0
りみ「あっ、香澄ちゃん! おかえり!」

香澄「ん、ただいま」

たえ「あ、香澄。香澄はこっちの部屋ね」

香澄「...なんのこっちゃ」

有咲「そっとしておいてやれ」

沙綾「スペースが閉店するんだって」

香澄「ああ、それ聞いた。美咲ちゃんとかが言ってたっけ?」

有咲「いつの間に話したんだ?」

香澄「ハロハピでお見舞いに来てくれてさ。その時言ってた」

りみ「実際入院した人って花咲川だと香澄ちゃんだけかな?」

香澄「うっ! そう言われると何か悔しいね」

りみ「ちがっ、そういう意味じゃなくて!」

香澄「ごめんごめん。わかってるよ」

有咲「そうだな。香澄〜、情けないぞ〜」ニヤニヤ

沙綾「あーあ、そうやってすぐ煽る」

香澄「有咲、ちょっと、リハビリ付き合ってよ」ズルズル

有咲「ちょ! ちょまま!!」ズルズル
124 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/02(火) 15:24:21.94 ID:E5cg22zy0

有咲「...」ピクピク



香澄「んっしょ」グググ!

沙綾「ほどほどに」

りみ「もう遅いよね」


香澄「そう言えば、そのスペースの場所にさ」

沙綾「新しい店、サークルだよね?」

香澄「そそ。できるらしいよね」

りみ「そうなんだ」

香澄「まぁ、もう少し先の話だけど」

たえ「なら私そのサークルでバイトする!」

香澄「うわっ!」

沙綾「おたえ...」

りみ「復活したんだね」

たえ「うん!」フンスー
125 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/02(火) 15:36:03.32 ID:E5cg22zy0
有咲「うう、いって−」フラフラ

りみ「あ、有咲ちゃん。大丈夫?」

有咲「何とかな」チラ

香澄「手加減したでしょ。大体、有咲が調子になるから悪いんだよ」

沙綾「こうやって五人で蔵で話すのも久しぶりだね」

たえ「あの羽丘と喧嘩した日以来かも」

香澄「羽丘との喧嘩、かぁ」

沙綾「大変だったね」

有咲「ホントにな。あんなにやり合ったの人生初だ」

たえ「私も」

りみ「すっごく大変だったけど、でも良い思い出になったよ!」

香澄「良い思い出か...」

香澄「あ、そう言えば...」

有咲「ん?」

香澄「この話しようと思ってたんだ」ゴソゴソ

香澄「新しいサークルで開催されるんだけど...あ、あった!」

沙綾「チラシ?」

香澄「これ!」ビシ!

りみ「ええっと..」

たえ「これは....」
126 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/02(火) 15:54:24.57 ID:E5cg22zy0
スタジオ 空きスペース


千聖「ガルパ杯?」



彩「うん! 何でも最大五人までのグループで参加出来るそうなんだけど...」

千聖「ちょっと待って彩ちゃん。それって何の大会なの?」

彩「え? 喧嘩だけど...」

千聖「何普通に出ようとしてるのよ」

彩「いやー、みんな出るって言うし」

千聖「そんな気軽に出ていいものじゃないでしょ!」

彩「うぅ、ごめんなさい」

千聖「はぁー、今すぐにでもやめなさい」

彩「あ、あの、それが...」


イヴ「アヤさん! 登録完了です!」

麻弥「メンバー登録もOKッス」


彩「あ、二人とも!」

千聖「えーっと、貴方は? 確か...」

麻弥「あ、自分は大和麻弥って言います。どうかよろしくお願いします」ペコ

千聖「え、えぇ、よろしく。って、そうじゃなくて!」
127 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/02(火) 16:02:29.34 ID:E5cg22zy0
イヴ「それと私達のチーム名はパステルパレットです!」

彩「おぉー! 可愛い!」

千聖「チーム名?」

麻弥「それともう一人のメンバーのOKもらえました。実力は折り紙つきですよ。少し、お姉ちゃんが好きすぎるところはありますけど」

千聖「もう一人のメンバー?」

麻弥「もうすぐ着くそうです」

彩「ちょ、ちょっと緊張するね」

千聖「ちょっと、彩ちゃん! ちゃんと説明して!」

千聖「まさか本当に出るつもり? このメンバーで?」

彩「う、うん」

千聖「はぁー、貴方って人は。最近少し調子に乗ってるんじゃない?」

彩「そ、そんなことない、よ?」

千聖「お説教が必要かしら?」
128 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/02(火) 16:12:48.45 ID:E5cg22zy0
彩「...」セイザ

千聖「いい!? 貴方は結局校章を壊せてないのよ? ただヒビが入っただけ!」

千聖「しかもその後、終了の鐘が鳴るまでボコられたんでしょ!?」

彩「はい...」

千聖「あの時は学校のためっていうことだったけど今回のは違うのよ?」

千聖「完全に自己責任。もし万が一、ありえない確率だけど貴方のファンがいたらどうするの?」

彩「そ、そんなに言わなくても...」

千聖「見つかって、ネットにでもあげられたらどうするの!?」

千聖「いつもみたいに丸山とちった、なんて通用しないわよ!?」

彩「うぅ...」ウルウル


麻弥「あのー、止めなくていいんですか?」

イヴ「こ、これは」オロオロ


千聖「これだけ言えばもう分かったでしょ?」

彩「だ、だって、みんな出るって言うから。香澄ちゃんとか、ハロハピちゃんとか...」

千聖(ハロハピ?)

彩「私も誘われて、花音ちゃんも千聖ちゃんが出てくれたら嬉しいって言ってたから、その、一緒に登録しちゃったんだけど...」

千聖(花音が!?)
129 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/02(火) 16:23:03.38 ID:E5cg22zy0
彩「でも、そうだよね。私もアイドルなら自分の行動にもっと責任を...」

千聖「いつ?」

彩「え?」

千聖「それはいつ開かれるの?」

彩「えっと、出てくれるの?」

千聖「もう登録してしまったのでしょう? それを取り消すとなると向こうにも迷惑がかかるわ」

彩「あ、ありがと〜!」

千聖「ただし! これっきりよ!」

彩「うん! わかった!」

千聖「本当にわかったのかしら?」


イヴ「一件落着ですね!」

麻弥「そうみたいっスね」

千聖「ところで、どういった感じで貴方が?」

麻弥「ジブンですか?」

イヴ「麻弥さんは私の友なのです!」

千聖「友?」

イヴ「昨日の敵は今日の友、です!」

麻弥「いやー、あれ以来何となくイヴさんとは気が合っちゃって」

イヴ「よく話したりするんですよ!」
130 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/02(火) 16:29:17.15 ID:E5cg22zy0
千聖「そ、そうなのね」

彩「それじゃもう一人の人ってあの時千聖ちゃんと戦ってた人?」

千聖「え!?」

麻弥「いえ、違うッス」

麻弥「あの場にはいなかったけどとにかく強いッスよ」

彩「ど、どんな人なんだろ」ゴク

麻弥「あ、着いたみたいです」ピロリン






日菜「ここかな? 麻弥ちゃんに言われたところ」

日菜「るん♪ってくればいんだけな〜」ガチャ
131 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/02(火) 16:31:36.01 ID:E5cg22zy0
ここまでで
132 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 14:53:27.65 ID:VjHNuyHg0
羽沢珈琲店


巴「おぉ! それじゃ認められたんだな! 蘭のお父さんに!」

蘭「まぁ、その、認められたというか、華道の方もちゃんとやるならって喧嘩の方も目を瞑ってやるって」

ひまり「良かったじゃん!!」

つぐみ「みんなで蘭ちゃんの家に行った甲斐があったね!」

ひまり「うん! 蘭のお父さん、少し怖かったけど、話せばちゃんと分かってくれたしね!」

蘭「みんなのおかげ。ありがとね」

モカ「今日の蘭、心なしか元気に見えるしね〜」

蘭「うるさいよ、モカ」

巴「よーし、じゃあパーッとラーメンでも食いに行くか!」

ひまり「えぇー! 嫌だよ! ケーキにしよ!」

つぐみ「うちのでよければ」

モカ「モカちゃん的にはパンがいいな〜。出来れば山吹ベーカリーの」

蘭「みんないつも通りだね」
133 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 15:00:10.76 ID:VjHNuyHg0
モカ「今日はさーやの話だとメロンパンがオススメで...」

蘭「さーやってあのポピパの?」

モカ「そうだよ〜」

ひまり「へぇー、いつの間に仲良くなったの?」

モカ「前からだよ〜。ただ最近はよく話すようになったかな?」

つぐみ「ひまりちゃんもポピパの子と話してなかった?」

ひまり「え? あ、うん。りみって子とね。いや〜、何か話が合ってさ」

蘭「みんな、いつの間に」

巴「まー、実際花女との喧嘩以来なんか距離縮まった感じがするよな」

蘭「私はしないんだけど」

モカ「蘭はもっとグイグイいかないと〜」

蘭「別に私は...」

ひまり「そうだ! これどうする?」バッ!

つぐみ「ガルパ杯?」
134 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 15:10:36.21 ID:VjHNuyHg0
モカ「ひーちゃんが学校で言ってたやつ」

巴「誰が一番強いか決める大会だろ? 勿論出るぜ!」

ひまり「誰が、じゃなくてどこのグループが、でしょ?」

つぐみ「つまりアフターグロウで出ようってこと?」

ひまり「うん! どうかな?」

蘭「別に良いけど」

モカ「おっけ〜」

つぐみ「みんながいいなら私もいいよ」

ひまり「それじゃ決まり!」

巴「他に誰が出るとかわかるか?」

ひまり「うんとね、りみの話だとポピパは出るだろうって」

蘭「...へぇ、それは良かった」

巴「おお、早速リベンジのチャンスか」

モカ「モカちゃんもやり返したかったからちょうどいいね〜」

ひまり「あとは、リサ先輩にも聞いてるんだけど...」

蘭「出ないの? ロゼリア」

ひまり「今色々あるらしくて」

巴「帰ったらあこにも聞いてみるか」
135 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 15:16:20.16 ID:VjHNuyHg0
ひまり「うちの学校の人達も何人か出るってさ」

つぐみ「思ったより人が多そうだね」

巴「その方が燃えるぜ!」

蘭「いつやるの?」

ひまり「大体一ヶ月後かな?」

モカ「準備しないとね〜」

つぐみ「やるからには勝ちたいもんね!」

巴「よっしゃ! 景気づけにやっぱりラーメンだ!」

ひまり「ううん! ここはちょと豪華なケーキを!」

モカ「むむ〜、宣戦布告の意味で山吹ベーカリーのパンを買い占めて...」

つぐみ「さ、三人とも!」

蘭「ふふ、やっぱりいつも通り」

136 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 15:19:03.01 ID:VjHNuyHg0
河川敷


あこ「あわわ...」プルプル

燐子「すごく、痛そう..」プルプル





紗夜「はぁ、はぁ」ゼェゼェ




友希那「はぁ、はぁ」ハァハァ
137 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 15:25:22.84 ID:VjHNuyHg0
紗夜「っ!」バッ!

友希那「...」グッ!

紗夜「はっ!」ブン!

友希那「くっ、この!」チッ、スタ

友希那「はぁ!」ビュン!

紗夜「ぐっ!」バシ!

紗夜(流石です。ですが!)スタ

友希那(距離を取ろうとしても)

友希那「そうはいかないわ」ダッ!

紗夜「ふっ!」グル!

友希那「!?」



紗夜「デタミネーション・シンフォニー!!」キック!!!!
138 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 15:30:26.19 ID:VjHNuyHg0
友希那(速い!)チッ!

紗夜「なっ!?」

紗夜(かすっただけ!? まさか!)

友希那「...」スタ

友希那「こっちの番ね」グル

紗夜(まずい!)




友希那「ブレイブジュエル!!」回し蹴り!!!
139 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 15:38:33.18 ID:VjHNuyHg0
紗夜「ぐぅぅ! だぁ!」バッ!

友希那「!?」

紗夜「くっ!」ゴロゴロ

友希那(あの体勢から躱すなんて)

紗夜「はぁ、はぁ」ハァハァ

紗夜(今のを食らったら確実にやられてましたね)ムクリ

紗夜「流石、ですね。湊さん」

友希那「それはこちらのセリフだわ。何度も決まったと思ったのに」

紗夜「そう簡単にはやられませんよ」

友希那「そうみたいね。けど、私もよ?」

紗夜「わかってますよ。だから、もっと激しくいきます」ググ!

友希那「望む所よ」ググ!
140 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 15:51:52.49 ID:VjHNuyHg0

リサ「ごめーん! 遅れ... って!何してるの!?」


あこ「リサ姉ー!」

燐子「今井さん! 助かりました!」

リサ「いや、え? 何で二人はボロボロなの?」


友希那「リサ、悪いけど止めないでもらえる?」

リサ「いやいや! 止めるよ! 何で二人は喧嘩してるの?」

紗夜「私と湊さん、どちらが強いかはっきりさせる為よ」

リサ「なんで今なの!? 確か今日集まったのってロゼリアとして今後どうしていくかって話をするためだったんじゃ?」

友希那「そうよ。けどその前に」

紗夜「私達は互いに学校のトップとして戦ったにもかかわらず互いにやられ、さらに結果も引き分け」

友希那「正直不甲斐ない結果だったわ」

紗夜「そこでせめて実現できなかった私と湊さんとの勝負を、どちらが強いかをここで決めよう、と言うことです」

リサ「な、なるほど」
141 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 16:00:39.52 ID:VjHNuyHg0
友希那「そういうことよ。さ、続きよ」

紗夜「ええ」

リサ「いやいや! 待ってよ!」

友希那「まだ何か?」

リサ「何か、って言われても.. あ!」

リサ「これ! ガルパ杯についてなんだけど!」ビシ!

紗夜「ガルパ杯?」

リサ「私これについて呼ばれてここに遅れたんだけどさ」

リサ「何でもグループで喧嘩する大会なんだって」

リサ「それでここで改めて勝負しろって羽丘の元トップさんが言っててさ」

リサ「ど、どうする?」

友希那「売られた喧嘩は買う、当然のことよ」

リサ「だ、だよね。けどさ、これ最大五人までで向こうは当然で来るわけでしょ?」

リサ「友希那と私とあこ、三人でいいのかな〜って」

友希那「だったら」



友希那「私達、ロゼリアの五人で出れば良いじゃない」

142 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 16:06:24.96 ID:VjHNuyHg0
リサ「え!?」

友希那「構わないかしら? 紗夜、燐子?」

紗夜「ええ、私は問題ありませんが」

燐子「え、えっと、それってつまりまた五人で、ってことですよね?」

友希那「そういうことよ」

リサ「ほ、ほ、本当に?」

友希那「何度も言わせないでちょうだい」


あこ「り、りんりん。これってさ、す、すごいことだよね?」

燐子「う、うん。花女と羽丘のトップの二人が同じグループで戦うって事だから」

あこ「つまり、ラスボスと勇者が手を組む、って感じだよね!」

燐子「ラスボスがどっちかはわからないけど、そんな感じだよ」

あこ「それにそれに! またりんりんや紗夜さんと、ロゼリアとして戦うってことだよね!」

燐子「うん、そういうことだよ」
143 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 16:10:11.47 ID:VjHNuyHg0
リサ「...」

リサ「〜〜〜!!」パァァ!

リサ「わ、私! 今すぐ申し込んでくるから!!」ダッ!

あこ「あぁー!」

燐子「今井さん! まずは二人を... 行っちゃった」



友希那「ふぅー、とんだ邪魔がはいったわね」

紗夜「まさか集中力が切れた、なんて言いませんよね?」

友希那「当たり前よ。ここまでやった以上しっかりと決着をつけるわ」グ!

紗夜「そうこなくては」グ!
144 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 16:13:47.96 ID:VjHNuyHg0
羽丘

花音「ふぇぇ、本当に来ちゃったよぉ」

美咲「まさか本当に羽丘に来るなんて」

はぐみ「あ、こころんがもうあんな所に!」

美咲「はぁ!? ちょ、こころー!」タッタタ


こころ「うーん、見当たらないわね」キョロキョロ

美咲「こ、こころ!」ガシ!

こころ「あら、美咲」

美咲「あら、じゃないよ。いつもの事だけど、今日はどうして羽丘に来たの?」

こころ「ここに私達ハロハピの新メンバーがいるからよ!」

はぐみ、花音「「新メンバー?」」
145 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 16:18:17.35 ID:VjHNuyHg0
薫「さて、今日はもう帰...」


こころ「見つけたわ!!」


薫「ん?」

こころ「この人よ!」

薫「君は確か花女の...」

美咲「す、すみません! うちのこころが!」ペコ

薫「おや、君も見覚えが...」

こころ「さぁ! 私達ハロハピに入って貰うわよ!!」

美咲「え?」

薫「ハロハピ?」

こころ「そう! 私達のグループよ!」

はぐみ「この人が新メンバー?」

花音「どうしてこころちゃんはこの人を新メンバーに?」

こころ「前に約束したのよ!」
146 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 16:24:36.42 ID:VjHNuyHg0
美咲「前に?」

薫「約束.. そう言えば」

こころ「この五人でガルパ杯に出るわよ!」

花音「ほ、本気なの!?」

はぐみ「はぐみは賛成!」

美咲「ちょっと待って! そもそもこの人が入ってくれるかどうかで」

薫「わかった。入らせて貰おう、ハロハピにね」

美咲「マジすか?」

薫「確かに前にそんな話をしたことがあった」

美咲「こころの思い込みじゃなかったんだ」

薫「それに、可愛い子猫ちゃんのお願いとあらば断るわけにはいかないからね」

こころ「これで人数がそろ...あ!」

美咲「今度は何?」

こころ「ミッシェルを入れたら六人だわ!」
147 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 16:29:29.92 ID:VjHNuyHg0
美咲「だからミッシェルは私で」

こころ「美咲は人間よ?」

はぐみ「ミッシェルは熊だよ?」

美咲「...ダメだこりゃ」

花音「あ、あはは...」

薫「さて、ではこれからよろしく頼むよ」

薫「そのガルパ杯? というのがよく分からないがね」

こころ「受付の人に聞いてみましょう!」

はぐみ「だね! ミッシェルもハロハピだもん!」

美咲「はぁ、会話がつながってない」

花音「何かすごい人がはいちゃったね」

美咲「ガルパ杯、大丈夫かな」
148 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 16:35:14.08 ID:VjHNuyHg0
サークル


オーナー「...」パタン

まりな「本当にここ、たたんじゃうんですね」

オーナー「決めてたことだからね」

まりな「さみしいです」

オーナー「何言ってるんだい。すぐに新しい店になるんだ。悲しんでるヒマなんてないよ」

まりな「それはそうですけど...」

オーナー「サークル、だっけ? どんな店でもやりきらないとねぇ」

まりな「わかってます! まずはガルパ杯です!」

オーナー「そうかい。頑張りなよ」

まりな「はい!」
149 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/07(日) 16:35:58.62 ID:VjHNuyHg0
ここまでで
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/04/09(火) 00:43:14.18 ID:zExwzDNP0
ただの肉弾戦なのに…、シーンの切り替えとか引きこまれる何かがある…
151 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 18:38:22.98 ID:c8swBGr50
一ヶ月後 サークル



まりな「皆さん! 本日は集まっていただきありがとうございます!」

まりな「今日はこの店、サークルのオープン日です!」

まりな「それを記念してここに、第一回ガルパ杯の開催を宣言しまーす!!」



客「「イエーイ!!」」


客「やっとだぜー!」

客「こちとら徹夜で待ってたんだから!」

客「すみませーん! コーラお願いしまーす!!」



まりな「それでは本日の参加者を紹介していきましょう!!」

まりな「まずは〜、花咲川の高校3年生の4人組!」

まりな「グリッターー、グリーーン!!!」
152 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 18:54:02.61 ID:c8swBGr50
サークル前



六花「や、やっと着いたぁ」ヘナヘナ

六花「ここが不良達が頂点を決めるために争ったと言われてるスペースの跡地。今はサークルって言うんだ」

六花「よ、よし! 早速中に...」

元オーナ「待ちな」

六花「ひぃー!! ごめんなさい!!」

元オーナー「中に入る前にチケットを買いな」

六花「あ、あの、私ライブを見に来たんじゃなくて、その..」

元オーナー「ガルパ杯かい?」

六花「!! はい! そうです!」

元オーナー「だったらチケット売ってる店員に言いな。用意してくれるはずさ」

六花「あ、ありがとうございます!!」




レイヤ「チケット二枚お願いします。あ、ガルパ杯の方で」

マスキング(お、あいつ可愛いな)」
153 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 19:00:35.37 ID:c8swBGr50
まりな「さーてドンドン行きますよ! チスパに続いて入場してきたのは!」

まりな「アフターーグローーウ!!」


不発の大号令 上原ひまり

大いなる普通 羽沢つぐみ

反骨の赤メッシュ 美竹蘭

ゴーマイウェイ 青葉モカ

豚骨しょうゆ姉御肌 宇田川巴


まりな「幼なじみ同士で結成した仲良しな王道グループ!!」

まりな「意気込みは『別に、いつも通りやるだけ。あ、モカ。そのコロッケ私にも頂戴』とのことです!」
154 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 19:04:38.20 ID:c8swBGr50
蘭「ちょ、ちょっと///」

蘭「なんであそこも含まれてんの!?」

つぐみ「見事に録画されてるね」

モカ「ちなみにそのコロッケは蘭が美味しくいただきましたよ〜」

巴「ほら、後が詰まってるぞ。進まないと」

ひまり「よーし! 頑張ろうね!えいえいおー!」

四人「「...」」

ひまり「何でよー!!」
155 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 19:11:14.14 ID:c8swBGr50
まりな「さて! 続いて軽やかなステップで入場してきたのは!」

まりな「パステルーーパレットーー!」


微笑みの鉄仮面 白鷺千聖

北欧から来たサムライ 若宮イヴ

とびだせエゴサーチ 丸山彩

荒れ狂う機材オタク 大和麻弥

となりの天才ちゃん 氷川日菜


まりな「可愛いだけと侮るなかれ! 実力はすごいぞ! 多分!」

まりな「意気込みは『まんまるお山に...ブツン』」

まりな「すみません! 機材の調子が悪いようです!」
156 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 19:13:32.27 ID:c8swBGr50
彩「そんな! 私の意気込みが!」

千聖「意気込みでも何でもないでしょ」

日菜「おねーちゃん、どこかな?」キョロキョロ

イヴ「うぅ...武者震いが」プルプル

麻弥「まぁ、気楽に頑張りましょう、と言いたいですけど」

麻弥「予想以上の参加者ッスね」
157 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 19:20:01.16 ID:c8swBGr50
まりな「さーて次は...」


こころ「これじゃ暗くて見えないわ!」キック!


まりな「おーっと! 何とすでにスタジオ入りしていた!扉を蹴るのはやめてください!」

まりな「ハローーハッピーワールドーー!」


北沢印は元気印 北沢はぐみ

熊の中の常識人 ミッシェル

笑顔の波状攻撃 弦巻こころ

荒唐無稽の一人芝居 瀬田薫

迷宮のジェリーフィッシュ 松原花音


まりな「弦巻こころ率いる異色過ぎるグループです!!」

まりな「意気込みは『ハッピーラッキースマイルイエーイ!!』とのことです!」
158 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 19:25:02.21 ID:c8swBGr50
こころ「今日もここにいるみーんな、笑顔にしてみせるわ!」

はぐみ「にしても残念だね、みーくん。いきなり来れなくなったなんて」

薫「大丈夫さ。美咲はいる。私達の心の中に、ね」

ミッシェル「いませ〜ん。何なら隣にいますよ〜」

花音「あれ? ミッシェル新しくなった?」

ミッシェル「あ、気づいてくれました? 実は性能がアップしたんですよ」

ミッシェル「ミッシェルMr-2、とでも言ってください」ドヤァァ

花音「う、嬉しそうだね、美咲ちゃん」
159 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 19:32:58.78 ID:c8swBGr50
 バタン!!!


花音「!?」

こころ「はっ...あなたたちは!!」


まりな「その姿..さながら召喚されし漆黒の邪心といったところか!」

まりな「ロゼーーリアー!」


サッドネスメトロノーム 氷川紗夜

闇の波動がアレする黒っぽい堕天使 宇田川あこ

狂い咲く紫炎の薔薇 湊友希那

不動のスキルマ 白金燐子

慈愛の女神 今井リサ


まりな「その実力は誰もが認める本格派グループだぁー!」

まりな「意気込みは『今宵、この地に集いし有象無象の者達よ。汝らはこの聖堕天使あこが一人残ら...』はい! 長すぎるのでカットしまーす!!」
160 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 19:35:59.67 ID:c8swBGr50
紗夜「締まらない意気込みですね」

あこ「あれー!? あの後からかっこいいのに!」

燐子「ひ、人がいっぱい。か、帰りたい、です」

リサ「友希那! 準備は?」

友希那「出来てるに決まってるじゃない。行くわよ」

リサ「うん! そう来なくっちゃ!」
161 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 19:45:22.30 ID:c8swBGr50
まりな「そして最後は...」


パリーン!!


まりな「窓ガラスが!?」


香澄「ふっ...ありゃ?」ズコ

香澄「うげぇ!」ズコ


まりな「闇を晴らす五つの綺羅星!今日も心は輝いているか!」

まりな「ガラス代はたえちゃんの給料引いておきます。ポッピーーンパーティーー!」


これでいちコロネ 牛込りみ

鬼追いし花園 花園たえ

甘辛パーソナリティ 市ヶ谷有咲

発酵少女 山吹沙綾


星のカリスマ 戸山香澄


まりな「無限の可能性を秘めた超新星(笑) 期待?の新生グループだぁ!」

まりな「意気込みは『ポピパ!ピポパ!ポピパパピポパ!』です!」
162 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 19:52:49.40 ID:c8swBGr50
有咲「何か馬鹿にされてね?」

香澄「いたた.. 何でここだけ濡れてるのさ」

たえ「私まだ働いてすらいないんだけど...」

沙綾「おたえ...」

りみ「何かスポットライト当たってると恥ずかしいね///」



まりな「以上のグループによる熱い勝負が今日! 行われます!!」

まりな「果たして優勝するのはどこのグループなのか!?」
163 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 20:01:43.72 ID:c8swBGr50
有咲「何かすげー人達じゃね? てか、湊さんと紗夜先輩が同じグループとかダメだろ?」

沙綾「そっか、ナツ達も出てるんだ。よーし、頑張ろっかな」

たえ「そうだ。バイトやめよっと」

りみ「おたえちゃん、目にハイライトがないよ?」

香澄「みんな大集合のガチ総力戦だね。燃えてきた」


蘭「私達、ロゼリアより先に入場しましたけど?」

友希那「そう。それが何か?」

モカ「うちの蘭がどうもすみません」

リサ「いいっていいって!」


日菜「あ、おねーちゃん!」ダキ!

紗夜「うっ、日菜。貴方また」

日菜「えへへ〜」
164 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 20:11:02.40 ID:c8swBGr50
千聖「花音! 大丈夫!? 薫に変なことされてない?」

花音「だ、大丈夫だよ。特に何も...」

千聖「良かったぁ。薫、貴方花音に近づくんじゃんないわよ」

薫「んん、なぜだかいつも以上に辛辣だね、千聖」


巴「戦った時から気になってたんだが、これはどうなってるんだ?」モフモフ

ミッシェル「良い手触りでしょ? 外側も改良されてるから」

ひまり「よ、よく見ると可愛い!」


彩「ああ!  もしかして、あのカフェでバイトしてる子?」

つぐみ「え、えぇ、そうですけど、貴方は... あ! あの時ポテトとチキンナゲットを間違えて怒られた方バイトの方じゃないですか?」

彩「うっ! そ、それはぁ...」


イヴ「ハグミさん! コロッケ、ありがとうございました!」

麻弥「この方のだったんですね。美味しかったです」ペコ

はぐみ「ううん! まだまだあるからね!」
165 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 20:14:40.19 ID:c8swBGr50
あこ「りんりん! 聞いた!? 意気込み! あの後からもっとかっこよくなったのに!」

燐子「うん。10回も取り直したもんね」



羽丘3年元トップ「おい、湊」

友希那「先輩...」

羽丘3年元トップ「今日こそ、リベンジさせて貰う。いいな?」

友希那「望む所です」



ゆり「りみ、やっぱり出場してたんだ」

りみ「お姉ちゃん!」

ゆり「本戦であたっても容赦はしないからね?」

りみ「うん! 私達ポピパも絶対負けないから!」
166 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 20:20:43.00 ID:c8swBGr50
香澄「...」

有咲「おーい、香澄」

沙綾「どうしたの?」

香澄「ん? いや、さ」

香澄「高校入学したときは喧嘩なんて! 不良なんて!」

香澄「と思ってたけど」

香澄「今周りを見たら正反対だなって」

有咲「確かに。不良しかいねーな」

香澄「けど、大切な友達も出来た」

香澄「今だって周りの人、ほとんど知り合いだし」

沙綾「確かにね」

香澄「はぁー、やっぱり私にはこれが一番似合ってるのかも」

有咲「嬉しそうだな」

香澄「そうかな?」ニヤ
167 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 20:30:12.61 ID:c8swBGr50
まりな「さて! それでは試合を始めて行きたいと思います!」

まりな「この箱からランダムで選ばれた2チームが勝負、勝ったら二回戦へ、といった感じです!」

まりな「ステージは二つあるので二試合同時進行ですので、ドンドン行きましょう!」

まりな「まずは〜」ゴソゴソ

まりな「チーム『ポッピンパーティー』」

まりな「そのお相手は〜」ゴソゴソ


有咲「いきなり私達か」

沙綾「さーてと」スタ

たえ「よし! 辞表書いてきた!」

りみ「おたえちゃん、元気になって良かった」


香澄「...」

香澄「ふふ!」

香澄「それじゃみんな!」



香澄「行こう! キラキラドキドキしに!」
168 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/09(火) 20:39:05.61 ID:c8swBGr50
ということで完結です!!

こんな誤字脱字だらけのssを最後まで見てくださった方々!
本当にありがとうございました!!
もし違うのを書くときは少しでもよくしていこうと思います!


ガルパ杯優勝チームは皆さんの推しのグループということで!
自分の中ではハロハピです!
こころがさらなる覚醒しますし、花女と羽丘との戦いで唯一、まともに攻撃を食らわなかった花音。
運動神経抜群のはぐみに、相手になりきることで相手の技をコピーするという能力を獲得した薫
そして飛行能力を得て巨大化も出来るようになったミッシェルMr-2!
これで負けるわけがありません!(あくまで妄想です)

最後にコメントや指摘をしてくださった方々、本当にありがとうございました!
とても嬉しかったです!
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/09(火) 21:51:28.76 ID:oDpU8bEKo
乙〜
よかったよ〜
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/09(火) 22:13:55.00 ID:7Y3nuU4bO
乙です次回作も期待してます
171 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 00:03:49.83 ID:A4gXsW1n0
おまけ(嘘予告です)


香澄「いや〜、今日から私達・・・」

香澄「二年生だね!!」


有咲「お前とおたえ」

沙綾「成績大丈夫なの?」



香澄(二年生になったを私達を待っていたのはキラキラドキドキな日々...ではなく)

香澄(一年生の時以上の綺羅綺羅怒気怒気な日々だった....)
172 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 00:15:10.28 ID:A4gXsW1n0


香澄「サークルが乗っ取られた!?」



沙綾「いきなり表われた謎の集団に襲われたんだって!」

有咲「抵抗したまりなさんと新人スタッフさんは入院してるみたいだ」

蘭「何それ!? 誰がやったの?」

ひまり「ギャラクシー、って名乗ったらしいよ!」

巴「許せねぇ! 今すぐ取り返しに行こうぜ!」

りみ「そ、それよりおたえちゃんは!?」

つぐみ「確かサークルのバイトに復帰してたんじゃ?」

香澄「さっきから電話してるのにつながらないの!」
173 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 00:18:47.67 ID:A4gXsW1n0


たえ「レ、、イ?」



レイヤ「久しぶり、花ちゃん」



たえ「どうし、て? 何で、ここに?」

レイヤ「細かい話は後。今は着いてきて」

たえ「なんで、サークルを襲ったの?」

レイヤ「私達の目標のためだよ」

たえ「目標って。それでも...」

レイヤ「着いてきてくれれば、全部話すから」

たえ「...」
174 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 00:22:35.12 ID:A4gXsW1n0
パレオ「チュチュ様〜、ジャーキーです!」ササ

チュチュ「ありがと、パレオ」

チュチュ「....」モグモグ

チュチュ「花女だとか、羽丘だとか、小さいわね」


チュチュ「私達がこの地域を、そして最終的には全国の頂点に立つのよ!」


パレオ「はい! パレオはついて行きます!!」
175 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 00:25:49.38 ID:A4gXsW1n0
六花「私! あのガルパ杯の試合の後からポピパさん達のファンなんです!!」

六花「握手してください!」

六花「それとサインもお願いします!」

六花「あ、六花へ、でお願いします!」

六花「はい、はい! ありがとうございます!」

六花「それで、その...」


六花「よろしければ、私をポッピンパーティーに入れてくれませんか!?」
176 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 00:29:38.07 ID:A4gXsW1n0
紗夜「私は別に自分の二つ名などに興味はありません」

紗夜「他人から何と呼ばれようと知ったことではないからです」

紗夜「しかし貴方がそれ以上この学校の風紀を乱すというのなら容赦はしませんよ」


マスキング「そんなこと言われたってな」

マスキング「悪いけどこっちも頼まれごとなんだよ」

マスキング「やりたくはないけど、力づくで行かせて貰うぜ」
177 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 00:40:39.97 ID:A4gXsW1n0
香澄(そんな私達に襲い来る数々の困難!)



有咲「私の蔵の中が、段ボールの迷宮に!? どーなってんだよ!!」



彩(誰にも見られてないし、変装もしてるし、少しくらい戦っても大丈夫だよね?)ダッ!

モブ「ん? あれ丸山じゃね?」パシャ!



花音「ふぇぇ〜! いつの間にこんな雪山に!?」カチカチ



巴「蘭が風邪ひいちまった!? どうすれば!?」

モカ「こうなったらババンボ様を頼ろう〜」



紗夜(いけない! ポテト力が不足しています! このままでは!)フラフラ

日菜「お姉ちゃんはポテト力が不足すると本来の半分の力も出せないんだよ!」
178 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 01:01:23.88 ID:A4gXsW1n0
香澄(一方、パワーアップする人達も!)


ひまり「よーし、行くよ!みんな!」

オォーーー!!!

ひまり「ふふふ、もう不発、なんて言わせない! 今から私は...」

ひまり「超絶怒濤の大号令! 上原ひまりだよ!」


イヴ「これが私の修行の成果。一度使ったら二度と元の顔には戻れない究極奥義!」

イヴ(`-´)「ブシドーモードです!」


ミッシェル「悪いけど今の私は空も飛べるんだよね」

ミッシェル「ハッピーフライモード、起動!!」

『了解しました。ミッシェルのハッピーフライモードを起動します』


りみ「チョココロネを食べたら!」モグモグ

りみ「チョココロネアーマー!」

りみ「この状態だとあらゆる物理的ダメージは無効!殴られてもチョコレートが飛び出すだけ!」

りみ「さらにお腹がすいたらいつでもチョココロネを食べれる、まさに夢の装備!」


友希那「知らないのなら教えて上げる。この子達が新しいロゼリアのメンバーよ!」バッ!

猫「にゃーん」

猫「にゃ〜ん」
179 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 01:20:24.65 ID:A4gXsW1n0
香澄(そして集結するメンバー!)



彩「ま、まさかこのメンバーで動くことになるなんて」


こころ「とっっても楽しみね!」


蘭「手を組むのは今回だけだから」


友希那「必要なら手を組む。目的が同じなら協力する、それだけの事よ」


香澄「よーし、それじゃこのグループの名前はガルパピコで!」



次回!

香澄「クインティプル朱魔翌李靇!!」
180 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 01:26:07.10 ID:A4gXsW1n0
すみません。最後のやつ

香澄「クインティプル朱魔翌李靇!!」

です。最後の最後にやらかす辺り本当にだらしないですよね。

後これは書いてある通り嘘予告ですので特に書く予定はありません。
ただ次回予告みたいなもの書きたかっただけですので。
これにて本当に終わりです。
ありがとうございました。
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/10(水) 02:25:03.57 ID:pzVUHpRSo
難しい間違い探し……
182 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 12:26:50.92 ID:A4gXsW1n0
クインティプル朱魔翌李靇、です

なぜか二回とも間に翌、と言う字が入ってしまいました。
一回目はともかく二回目はちゃんと見たはずなのですが、すみません
183 : ◆UoIACtoViU/N :2019/04/10(水) 12:31:25.91 ID:A4gXsW1n0
何度やっても翌、という字が入ってしまうのですがどうしてなのでしょうか?
環境依存文字のせいですかね?
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/10(水) 12:52:04.02 ID:a7sT2Tzto
E-mailの欄に「saga」って打ち込まないと、フィルターのせいで魔って文字の後に翌の字が入っちゃう
185 : ◆UoIACtoViU/N [sage saga]:2019/04/10(水) 13:02:56.84 ID:A4gXsW1n0
クインティプル朱魔李靇

どうでしょうか?

>>184
ありがとうございます!
186 : ◆UoIACtoViU/N [sage saga]:2019/04/10(水) 13:03:37.05 ID:A4gXsW1n0
やっといきました
締まらない終わり方でほんとうにすみません
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/10(水) 13:51:09.99 ID:a7sT2Tzto
あ「sage」の方はいらないよ
sageはスレを立てた人は基本付けなくていい
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/10(水) 13:55:56.95 ID:HDHn/8oBo
ちょっと笑ってしまった
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/10(水) 15:35:46.99 ID:UtTOKzvD0
来たら終わってた、乙
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