【バンドリ】ポピパ「「綺羅綺羅怒気怒気する!」」

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2 : ◆UoIACtoViU/N :2019/02/28(木) 06:29:42.70 ID:ipNl5YU20
現在の状況

花女 対 羽丘

花女の残り ポピパ、紗夜、彩、花音、ゆり


羽丘の残り 友希那、リサ、校章前の三年生達


残り 30分ほど


そろそろ決着です
3 : ◆UoIACtoViU/N :2019/02/28(木) 06:45:26.37 ID:ipNl5YU20
ゆり「だぁ!」キック!

友希那「ふっ!」キック!

ゆり「ぐっ!」ドゴ!

ゆり「うっ!」バタ

友希那「強かったわ、貴方達。けどここまでよ」

ゆり「それは、どう、かな」フラフラ

友希那「そう。なら、終わりにして上げるわ!」ダッ!

ゆり(ふふ、これは厳しそうだね、けど)

ゆり(私達にも三年の意地がある!)ダッ!



友希那「スターマイン!!」パンチ!!



ゆり「うぅっ!」ドン!!!
4 : ◆UoIACtoViU/N :2019/02/28(木) 06:51:30.92 ID:ipNl5YU20
友希那「終わりね」

ゆり「....まだ、だよ」ガシ

友希那「!?」

ゆり「せめて、片腕、だけでも!」グイ!



ゆり「グリーグリーグリー!!」バキ!!



友希那「っ〜〜!!」

友希那「っ、はぁ!!」キック!!

ゆり「っつ!」バシン!!

ゆり「へ、へへ...最後の、さいご、でわざ、、が」バタン
5 : ◆UoIACtoViU/N :2019/02/28(木) 07:00:30.02 ID:ipNl5YU20
リサ「友希那!」タッタタ

友希那「リサ、貴方も勝ったのね。良かったわ」

リサ「う、うん。って、それよりもその右腕!」

友希那「えぇ、悔しいけどやられたわ。まったく動かない」

リサ「お、折れてるんじゃ?」

友希那「かもしれないわね」

リサ「大変じゃん! ちょっと見せて!」

友希那「大丈夫よ。片腕くらい」

リサ「ダメダメ! ほら! こっちに来て!」

友希那「...わかったわ」
6 : ◆UoIACtoViU/N :2019/02/28(木) 07:07:48.68 ID:ipNl5YU20


リサ「これでよし、っと。簡単な手当だけど」ギュ!

友希那「大丈夫よ、ありがとう。貴方は大丈夫?」

リサ「私? 私は体中痛いけどすぐに手当しないといけない、って訳ではないからさ」

友希那「そう。なら行きましょう」

リサ「うん。そうだね。あと少しだもんね」

友希那「ええ、ようやく」

友希那「これでまずは第一歩」

友希那「紗夜との決着もあるけれど、まずはこの戦いを終わらせましょう」

リサ「うん」
7 : ◆UoIACtoViU/N :2019/02/28(木) 07:22:16.12 ID:ipNl5YU20
校章前 


友希那「あれね」

リサ「取ってこようか?」

友希那「...お願い」

リサ「おっけー」タッタタ




ダッダダ!!!



リサ「!?」

友希那「?」




香澄「ちょっと待ったー!!」ザザー
8 : ◆UoIACtoViU/N :2019/02/28(木) 07:24:10.33 ID:ipNl5YU20
ここまでで
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 14:00:37.52 ID:i8Hb4lbT0
いよいよか
10 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 15:03:06.02 ID:k7alh4m20
少し前


香澄「あ〜、コロッケ美味しかったね」タッタタ

有咲「いやいや、食い過ぎだろ。お前とおたえは」タッタタ

たえ「おかげで良い感じで回復」

りみ「花音先輩やはぐみちゃんに感謝だね」

沙綾「全部終わったらお礼するとして、今は急ごっか」

香澄「うん」


三階  階段付近

りみ「お、お姉ちゃん!?」


ゆり「...」


沙綾「気を失ってるみたい」

香澄「やられた、ってことだよね。友希那さん達に」

りみ「そんな...」

有咲「ってか、やばくないか? もしかしたらもう校章も」

香澄「急いで校章の場所に向かおう!」クル

りみ「でも、お姉ちゃん達をこのままここに寝せて置きたくないよ!」

有咲「けど今は!」

沙綾「はいはい、ストップ!」
11 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 15:12:10.24 ID:k7alh4m20
沙綾「言い合ってる時間が無駄でしょ?」

沙綾「校章に向かう人と、ゆりさん達を運ぶ人、二つに分けよう」

りみ「な、なるほど」

香澄「私は向かわせて貰うよ」

有咲「ま、だよな」

たえ「確か向こうは二人、だよね?」

沙綾「なら二人先に行かせて三人でグリグリの人達を移動させよう」

たえ「私、ひなこ先輩運ぶね。前に助けて貰った恩あるし」

沙綾「りみがゆりさんだとして、そうなると」

有咲「沙綾、香澄と先に行ってくれ」

沙綾「え? あ、うん。いいけど...」

有咲「悔しいけどお前の方が強いからな」

沙綾「ふふ、期待に応えれるように頑張るよ」

香澄「それならさーや行こう! みんな後でね」ダッ!

たえ「私達もすぐに追いつくから」

有咲「速攻でやられたりすんなよ!」

沙綾「わかってるって!」ダッ!
12 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 15:21:57.42 ID:k7alh4m20
現在 校章前


香澄「はぁ、はぁ、よ、良かった。校章はまだ無事だ」

沙綾「ギリギリセーフ、だね」



友希那「彼女達は...確か、前に美竹さん達と喧嘩をしていた..」

リサ「香澄、っと沙綾、だっけ? 蘭達が倒したいって言ってたポピパっていうグループの子達だね」

友希那「そう。...あのボロボロな様子、つまり」


友希那「貴方達。ここに来たと言うことは美竹さん達、アフターグロウを倒してきた、と言うことで良いのかしら?」

香澄「そうです! まぁ、半分くらいはこころ達が倒してましたけど」

香澄「そういう貴方こそ紗夜さんと同じグループ、ロゼリアの湊友希那さん、で間違いないですよね!?」

沙綾「そしてそっちの方が今井リサさん、ですよね?」

友希那「ええ、そうよ」

リサ「うん。あってるよ」
13 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 15:38:00.81 ID:k7alh4m20
香澄(...なるほど。こうやって向き合うと紗夜と同等以上だってはっきりわかる)

香澄(この人が羽丘の名実ともにトップ。そしてロゼリアのリーダー)

香澄「これはかなりやばそう、だね」


友希那(美竹さん達を倒してきたとなると単純に考えて強さは彼女以上、かしら?)

友希那(侮る気はないし、私は右腕を満足に動かせない)

友希那(それにここは花女。ダラダラしてたらドンドン人が集まってくる可能性もある)

友希那「最初から本気でいかせてもらうわ」


沙綾(あの人は香澄に任せるとして)

沙綾「私の相手、してもらいますよ」

リサ「あはは、まっ、そうなるよね」

リサ(互いに一対一か。けど、校章はすぐそこなんだから)

リサ「すぐに終わらせるよ!」
14 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 15:50:32.53 ID:k7alh4m20
羽丘 二階


彩「紗夜ちゃん、紗夜ちゃん!」ユサユサ

紗夜「...うぅ、、はっ!」ガバッ

彩「あ! 良かった〜、やっと起きた」

紗夜「私は、確か...」

紗夜(日菜と戦い、そして勝ち、それから...)

彩「今集まれる分の花女の人達はみんな集まったよ!」

紗夜「え? あ、えぇ、わかりました」

紗夜(そうでした。日菜との決着後、少し休もうとして)

紗夜(少しの間とはいえ、本当に寝てしまうとは///)


紗夜「それでは残りのメンバーで校長室に向かいます」ムクリ

紗夜(少しは回復出来たようです)

紗夜(パッと見たところ全員で20人ほど、ですか。この人数で何とか...)

紗夜「目標は校章を壊すこと。恐らく、校長室では向こうも戦力を残していることだろと思いますが」

紗夜「ここまで来たらやるしかありません」

紗夜「行きましょう」
15 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 16:18:34.19 ID:k7alh4m20
校長室 前

彩「着いた! この中に...」


ゾロゾロ


三年羽モブ「やっときたか。花女!」

三年丘モブ「戦わないまま勝負がつくかと思ったぜ」

三年元トップ「....」


紗夜「やはり待ち構えていましたか」

紗夜(校長室前の警備と中から出てきた人達を足すと約20人ほど)

紗夜(人数的には同じとは言え、あちらはほぼ無傷。それに対してこちらはほとんどが手負いの状態)

紗夜(しかしここまで来て引くわけにはいきません)


三年元トップ「そこのアンタ... 氷川紗夜、だったか?」

紗夜「ええ、それが何か?」

三年元トップ「何、ただ確認しただけだ。アンタはアタイが相手してやる。他は手を出すなよ」

羽丘モブ「「分かりました!!」」

紗夜「はぁ、めんどうですね」

紗夜(本当は私が率先して数を減らしたかったのですが)
16 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 16:24:23.79 ID:k7alh4m20
紗夜「丸山さん、それに他の方も。あの人は私が相手をします。皆さんは他の人をお願いします」

紗夜「そして隙があったら校長室に入り、校章を狙ってください」

花女モブ「「わかりました!」」

彩「紗夜ちゃんも無理しないでね」

紗夜「心配無用です。私は私に出来ることをするまでですので」

彩「う、うん。わかった! 私も頑張るね!」


三年元トップ「もういいだろ? それじゃ、早速!」ダッ!


紗夜「っ!」ダッ!

17 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 16:34:45.51 ID:k7alh4m20
花女 校章前


香澄「たぁ!」ブン!

友希那「...」フッ

香澄「ふっ! とりゃ!」シュ!ガッ!

友希那「ふん、はっ!」バシ、バン!

香澄「!! ぐっ!」バシ!

香澄(左腕、そして細かいステップだけで私の攻撃を完全にいなしてる)

香澄(動きを見極められてる? いや、それは早すぎる)

香澄(ってことは純粋な反射神経ってこと)ギュッ!

友希那「私の右腕を気にしながら戦っているのならいい迷惑よ」

香澄「...」

友希那「それともそれが本気?」

香澄「そんなわけ、ないですよ!」ダッ!
18 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 16:40:31.30 ID:k7alh4m20
香澄「たぁ!」ブン!

友希那「...」スカ

香澄「くっ! この!」シュ!シュ!

友希那「甘いわ」ガシ、グイ

香澄「うわぁ!」グイ

友希那「はっ!」ブン!

香澄「うぐ!」バン!

友希那「ふっ!」ブン!

香澄「がはっ!」バン!

友希那「ん!」ブン!

香澄「うっ! だはっ!」バン!ゴロゴロ


香澄「いっつつ...」ムク

香澄(片手で私の体を振り回すなんて。なんて力..)

友希那「この程度? 貴方は?」

香澄「っ! まだまだですよ!」ダッ!
19 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 16:48:43.76 ID:k7alh4m20
香澄「はぁ!!」ビュン!!

友希那「!!」チッ

香澄「うりゃ!!」シュン!!

友希那「っ!」ツッ

香澄(違う! もっと、もっと速く、鋭く!)」

香澄「だっ!」キック!

友希那「はっ!」キック!

友希那「...」グググ

香澄「...」グググ

友希那「やっと本領発揮?」

香澄「そんな感じ、です!」ブン!

香澄(この人だってまだまだ本気じゃない。けどこっちの強さに合わせている内に)

香澄「思いっきりたたき込む!」グル

友希那「そう。なら私も少しは...」



香澄「スタービート!!」回し蹴り!!



友希那「本気で喧嘩して上げるわ」ビュン!
20 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 16:58:39.45 ID:k7alh4m20

バシン!! 


香澄「だはっ!!」ゴロゴロ、バタン


友希那「...」スタ


香澄(い、今、あの人。私の蹴りをギリギリで避けて、逆に私に蹴りを...)ゴホゴホ

友希那「あら、もう立てるのね」

香澄「はぁ、はぁ、ゴホゴホ!」ズキ

香澄(うっ、体力は回復しても、蘭ちゃん達との傷が)

友希那「さっきに攻撃、確かに美竹さん達を倒したというのもわかるわ」

友希那「一撃のパワー、そして動きの速さ。確かにいい線はいってる。けど」

友希那「それだけじゃ、私には届かないわ」

香澄「まだまだ、これからです、よ!」ダッ!

友希那「そう。なら...」



友希那「格の違いを教えてあげる」
21 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 17:05:04.74 ID:k7alh4m20
沙綾「てりゃ!」シュ!

リサ「おっと...っ!」ズキ!

沙綾「!!」

沙綾(チャンス!)

沙綾「えい!」キック!

リサ「っとと!」ベシ

沙綾(あと少し!)

リサ「危ない、危ない〜」スタ


リサ(う〜、さっきのグリグリとやった痛み残ってるな〜)

リサ(けど、この子はあっちの子ほど強くはないみたいだし)

リサ(もう少しやれば動きも読めるし)

リサ「友希那は問題ないだろうから、私も集中しなきゃね!」ググ
22 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 17:09:09.42 ID:k7alh4m20
沙綾(少しやり合った感じ、この人は倒せないこともない、って感触)

沙綾(まだ巴とかの方が強い気がする)

沙綾(勿論、油断は禁物だけど)

沙綾(あっちは香澄が何とかする、いや、して貰わないと)

沙綾「そのためにも私がこの人を倒す!」ダッ!
23 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 17:12:49.67 ID:k7alh4m20
羽丘 校長室 前


羽三年モブ「おりゃ!」ブン!

彩「わわわ!」スカ

丘三年モブ「この!」シュ!

彩「きゃ!」ズコ、スカ

羽三年モブ「こいつ!!」

丘三年モブ「できる!!」

彩「あ、あはは...」

彩(う〜! 私ただ躱してばっかりだよ〜!)

彩(千聖ちゃんとイヴちゃんの分も頑張らないといけないのに!)
24 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 17:20:02.12 ID:k7alh4m20
三年元トップ「ふん!」ブン!

紗夜「くっ!」バシ

紗夜(予想以上に強い)

紗夜(けど、何より...)

紗夜「はぁ!」パンチ!

三年元トップ「ふっ!」パン!

紗夜「ぐっ!」ヨロ

紗夜(私の力があまりにも弱い。やはり日菜の時のダメージが...)ヨロ

三年元トップ「どうした? その程度か?」

紗夜「ここから、です」バッ!

三年元トップ「そうこなくっちゃ。頼むぜ。こっちはやっと暴れられるんだからさ!」ブン!

紗夜「っ!」バン!
25 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/06(水) 17:21:10.20 ID:k7alh4m20
ここまでで
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 02:56:16.33 ID:Y4p95But0
見届けるぞ
27 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/15(金) 08:31:04.47 ID:K98/ov5Q0
花咲川

香澄「ぐっふ! ゴホッ!」ドガ!

友希那「はぁ!!」シュ!

香澄「っ! たぁ!」バッ!

友希那「...うまく避けたわね」


香澄「はぁ、はぁ、」

香澄(つ、強い)

香澄(私の攻撃が全く通じない。しかもあっちは片腕が使えないのに)ギリ

友希那「貴方の攻撃、確かに重くて速いわ」

香澄「!?」

友希那「けど動きが単純で読みやすい。片手でいなせるくらいに」

香澄「っ!」ギリ

友希那「私と貴方の相性の問題かしらね」

香澄「そんなの関係ありませんよ!」ダッ!
28 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/15(金) 08:41:33.18 ID:K98/ov5Q0
香澄(動きが単純... 今まで言われたことがなかったけど)

香澄(この人にとっては私の動きなんてそういう方に見えてるって事。だったら!)

香澄「はぁ!」シュ!!

友希那「...」スカ

香澄「この!」ビュン!

友希那「無駄よ」ヒョイ

香澄(やっぱり私の動きじゃダメ。それなら!)

香澄「ん!」スタ

友希那(後ろに下がった?)

香澄「いっっけ!」バッ!



香澄「空色デイズ!!」ジャンピングキック!



友希那「!! はっ!」バシン!
29 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/15(金) 08:53:12.25 ID:K98/ov5Q0
香澄(対応された! けどまだまだ!)

香澄「次は!」スタ、クル



香澄「メランコリック!!」回転キック!



友希那(また違う動きを...)バッ!

香澄(また躱された。けど)

香澄(反撃が来ない上に一回ごとに距離を取ってる。やっぱり効果ありだ!)

香澄(まぁ、私の技じゃなくて今まで戦ったことがある人の技なんだけど)

香澄「このままおす!」ダッ!



香澄「グラマーズ・スカイ!!」ボディーブロー!


友希那「ふっ!...くっ!」ズッ!

香澄(体勢が崩れた!)

香澄「ここだ!」



香澄「ゴッドノウズ!!」右ストレート!!
30 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/15(金) 09:12:11.86 ID:K98/ov5Q0



友希那「魂のルフラン」左ストレート!



ガツン!!!



香澄「〜〜〜!! いっったー!!」バタン!

友希那(流石に痛いわね)ブンブン

香澄「ふー!ふー!」

友希那「手に息を吹きかけても意味がないと思うけど?」

香澄「私の問題ですから!」

香澄(こっちはこんなに痛いのに向こうは全然って感じだし!)グッ!

香澄「意地でも貴方に痛がって貰います!」ダッ!

友希那「言われたからのその対応力、流石ね。けど...」

香澄(私が一番相手にしたときに手こずったこの技で!)ダッ!

友希那「所詮は他人の技。動きのキレが落ちてるのよ」スゥ




友希那「残酷な天使のテーゼ」ビュン!!




香澄「オンリーマイレッ...」ガツン!!!
31 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/15(金) 09:24:13.86 ID:K98/ov5Q0

グルグル...バタン!



香澄「がっ、ぐはっ!!」ゴロゴロ

友希那「こんな感じにね」

香澄(こ、こっちが、攻撃しようとした瞬間)

香澄(逆に私が攻撃、された?)

香澄「そ、そんな...」グググ

友希那「両手が仕えたら今の技で決まっていたのだけど」

香澄(もう、こうなったら...)グググ

友希那「まだ動けるようね。たいしたタフさだわ」

香澄(最後の、手段...)

友希那「けど、もう限界が近いはず。終わらせてあげるわ」


香澄「そうですね」ムク


友希那「!!」

友希那(もう立ち上がった?)



香澄「終わりに、しましょう」ドックンドックン
32 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/15(金) 09:35:12.05 ID:K98/ov5Q0
友希那(戸山さんの雰囲気が変わった?)

香澄(一日で二回も『星の鼓動』が聞こえるなんて)

友希那(ここからが本当の力、ってことかしら?)

香澄(それほどの喧嘩って体が感じてるんだよね)

友希那「戸山さん、貴方こんなに追い込まれてもまだ力を温存していたのね」

香澄「いえ、そういうわけではないですけど」ドックンドックン

香澄「でも、ここからが私の正真正銘最後の力です」ドックンドックン

友希那「どうかしらね。まぁ、いいわ」

友希那「どちらにしろ叩き潰すだけ」グッ!

香澄(友希那さんも雰囲気が変わった)

香澄(紗夜さんと互角で精一杯の『星の鼓動』で片腕とは言え、友希那さんとどこまでできるか)

香澄(やるしかない、か)


香澄「ここからは正真正銘、真剣勝負です」ドックンドックン


友希那「望む所よ」
33 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/15(金) 09:36:46.88 ID:K98/ov5Q0
ここまでで
34 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 14:10:50.81 ID:DEP+MbTx0
羽丘


3年羽丘モブ「そら!」ブン!

彩「ひゃぁ!!」スカ

3年羽丘モブ「このぉ!」シュ!

彩「わわ!」チッ!

3年羽丘モブ「逃げるな!!」ドッ!

彩「きゃあ!」ヒョイ

3年羽丘モブ「くっ、こいつ!」

彩「はぁ、はぁ、あ、危ないよぉ」

彩(千聖ちゃんに頼まれて校章を壊す目的出来たけど)

彩「私全然役に立ててない気が...」

3年羽丘モブ「今度こそ!!」ビュン!

彩「ひゃあぁ!!」スカ!
35 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 14:17:55.94 ID:DEP+MbTx0
元トップ「おら!」ブン!

紗夜「ぐっ!」ドゴ!

元トップ「ほら!!」ビュン!

紗夜「うぐっ!」バシ!

元トップ「そら!」バン!

紗夜「うっ!」バタン!


元トップ「ふん、こんなもんか」

紗夜「くっ...うっ!」ムクリ

元トップ「そうだ。もっと頑張ってくれよ」

紗夜「この...ままでは」ハァハァ

紗夜(校章を壊すところかそこまでたどり着けない)

紗夜(しかも私を含め、全員が自分の相手で精一杯の状況)

紗夜(時間も残されていないのに)

元トップ「それ!」ビュン!!

紗夜「!!」バシン!
36 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 14:25:11.73 ID:DEP+MbTx0
紗夜「がはっ!」ドゴ!

紗夜(しまった! 集中が!)

元トップ「気を抜くなよ。ほら!」ブン!

紗夜「っ!」ヒョイ

紗夜「たっ!」シュ!

元トップ「ふん!」パシ

紗夜「くっ!」

元トップ「こんなんじゃ、きかないぜ!」パンチ!

紗夜「なら!」グル

元トップ「!!」



紗夜「ブラックシャウト!!」回し蹴り!
37 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 14:32:07.23 ID:DEP+MbTx0
元トップ「こっ、のぉ!」バッ! スカ!


紗夜(躱された!?)

元トップ「ふぅ、危ない危ない。そう来なくっちゃな」

紗夜(私の蹴り....威力もですが、速さも明らかに落ちている)

元トップ「お返ししないとな」ダッ!

紗夜(このままでは!)ギリ
38 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 14:39:31.47 ID:DEP+MbTx0
花咲川


沙綾「はぁぁ!」シュ! ビュン!

リサ「ほっ、よっ」ヒョイヒョイ

沙綾「てっ、りゃー!」キック!

リサ「それ!」クル、スカ

沙綾「また、躱された」ハァハァ

リサ「よし、良い感じ〜」

沙綾(段々当たらなくなっていって、もう完全に躱されてる)

沙綾「動きが完全に読まれたってこと?」

リサ「さーて、どうでしょうね?」

リサ「さて、そろそろ私からも反撃させて貰おっかな」ダッ!
39 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 14:47:55.85 ID:DEP+MbTx0
沙綾「くっ! たぁ!」ブン!

リサ「おっと、ダメダメ〜。動きが読まれてるかもしれないのに」シュ!

沙綾「っわ!」バシ!

リサ「無計画に攻撃してちゃ、ね」ビュン!

沙綾「うっ!」バシ!

リサ「それ!」シュ!

沙綾「きゃ!」バン!

沙綾(対応しきれない!)

リサ「そりゃー!」キック!

沙綾「ぐっ、うわぁ!」バシン!
40 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 14:52:25.37 ID:DEP+MbTx0
リサ「さてさて、どうかな?」

沙綾「くっ、まだ、まだ」フラフラ

リサ「う〜、しぶといね」

リサ(やっぱりさっきの三年生の人とのダメージが結構残ってるなぁ〜)

リサ「まぁ、私は元々あまり攻撃が強くないけどさ」

沙綾「はぁ...はぁ...よし!」グッ!

沙綾(ここで、倒れるわけにはいかない)ギュッ

リサ(とはいえ、この子もかなりフラフラだし、あと少しだね)



バシン!!!



リサ「!?」

沙綾「!?」
41 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 15:03:59.48 ID:DEP+MbTx0

香澄「だあぁぁーー!!」ビュン!!


友希那「はぁっ!」ガシ!

香澄「でりゃ!!」キック!!

友希那「ふっ!」膝受け!!

香澄「はぁぁーー!!」正拳突き!

友希那「くっ!」パシン!!


沙綾「かす、み?」

沙綾(すごい。あれが香澄の本気...)


リサ「友希那!」

リサ(右腕が使えないとは言え、友希那が完全に受けに徹してる)
42 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 15:12:23.28 ID:DEP+MbTx0
香澄「うっ!」ザザー

友希那「っ!」ザザー


香澄(くっ! こんなに攻めてるのにまだ一発もきれいに攻撃が当てれてない!)ハァハァ

友希那(左腕で受けすぎたわね。痛みが引かない)

香澄(けど、このままいけば...)

香澄(いや、もしかしたらここから対応してくるかもしれない)

友希那(完全に押し込まれてる。動きが一気に変わったわね。読めていても躱すのはおろか、防ぐので精一杯)

香澄(こうなったら『星の鼓動』が聞こえてる内に、必殺技で!)

友希那(もう私も余裕ぶってはいられないわね)



香澄「...いきます」ドックンドックン


友希那「...来なさい」ググ
43 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 15:18:17.65 ID:DEP+MbTx0
香澄「ふっ!」ダッ!

友希那「はっ!」ビュン!

香澄「!!」

香澄「ぐっ!」ガン!

友希那「はぁ!」パンチ!

香澄「っ!」チッ

香澄(攻撃が一段と鋭くなった!)

香澄(もう対応してきたんだ。けど!)

香澄「それぐらいできるってわかってますよ!!」パンチ!

友希那「ぐっ!」バシン!

友希那「ふっ!」キック!

香澄「うぐ!」ガッ!

香澄「このっ!」バッ!



香澄「サークリング!」裏拳!!
44 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 15:26:55.89 ID:DEP+MbTx0
友希那(これ以上左腕で受けるのはまずいそうね)ダッ

友希那「ぐっ!」チッ

香澄(ギリギリで躱されたけど、体勢が崩れかけてる!)

香澄「まだ、まだぁ!!」


香澄「タイム・ラプス!」ラッシュ!!



友希那「!!」

友希那(いけない!)

香澄「だりゃー!」シュ!シュ!

友希那「ぐっ、うっ! っ!」バッ!バッ!ガッ!

香澄(ここだ!!)



香澄「どきどきシングアウト!!!」キック!!
45 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 15:36:10.01 ID:DEP+MbTx0
友希那(ガードが間に合わ....)


ドゴ!!!!


友希那「がはっ!!」

香澄(はいった!!)

友希那「ぐっ、ゴホッ!」

香澄(もう一撃!)



香澄「ライトディライト!!」パンチ!!



バシン!!!



友希那「だはっ!」ドゴ!

香澄(いける!!)

香澄「このまま...」ダッ!

友希那「...ふぅ」フラフラ

友希那「...」ギロ
46 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 15:44:30.88 ID:DEP+MbTx0
香澄「たぁ!!」パンチ!!


友希那「はっ!」パンチ!


バチン!!


香澄「うっ!」バッ!

香澄(押し負けた!?)ズズー

香澄「っく!」ムクリ


友希那「....」グッ

友希那「ここまでやられたのは、本当に久しぶりだわ」ギロ


香澄「....」ドックンドックン

香澄(まさか、友希那さんも...)ドックンドックン
47 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 15:58:48.22 ID:DEP+MbTx0
友希那(ここまで追い込まれるなんて)

友希那「正直、貴方のことを少し侮っていたわ。ごめんなさい」

香澄「友希那さんもいよいよ本領発揮、って事ですか?」ドックンドックン

友希那「心構えの問題よ。私は心のどこかで貴方を侮っていた」

友希那「けど、もうやめるわ。ここからは少しの隙も見せない。全力で倒すわ」

香澄「なるほど。望む所です」ドックンドックン

香澄(私を認めてくれたって事だよね?)ドックンドックン

香澄(嬉しいような、これ以上強くなって欲しくないような)ドックンドックン

友希那「いくわよ!」ダッ!

香澄「こっちだって!」ドックンドッ
48 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 16:04:25.97 ID:DEP+MbTx0
香澄(向こうがどうなろうとやることは変わらない!)ドックン

香澄(思いっきり、私の全力をぶつける!)ドック

香澄(紗夜さんの時に決めれなかったスタービートで)ドッ

香澄「勝負!」グル

友希那「ふっ!」グル



香澄「スタービート!!」回し蹴り!



友希那「ブラックシャウト!!」回し蹴り!


バシン!!!
49 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 16:11:23.90 ID:DEP+MbTx0
香澄「ぐっ!」ヨロ!


友希那「っ!」ザッ!


友希那「まだよ!」ダッ!

香澄(こっちだってまだダブルレンボーが... あれ?)

香澄(『星の鼓動』が聞こえ、ない?)

友希那「はっ!」ザッ!

香澄(!! いけない! 技を!)グル



友希那「ネオアスペクト!!」回転蹴り!!



香澄「ダブルレインボー!」キック!!

50 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 16:14:29.30 ID:DEP+MbTx0



友希那「一瞬...気を緩めたわね」ビュン!!



ガツン!!




香澄「がぁ、あぁ..」ゴロゴロ、バタン

51 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 16:21:45.91 ID:DEP+MbTx0
香澄「う、うぅ...」グググ

香澄(ダメ、だ。立ち...上がれない)プルプル


友希那「残念ね。貴方となら紗夜とのような本気の勝負が出来ると思って...っ!」ズキ!

友希那(蹴られた脇腹が。それに左腕もかなり...)

友希那(気力、体力はともかく体の方は思っているよりギリギリだったようね)

友希那(それでも校章は壊せる)


沙綾「香澄!!」

リサ「おっと!」シュ!

沙綾「!! くっ!」バシ!

リサ(友希那、やったんだね!)

リサ「よーし、私も!」ダッ!
52 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 16:28:24.92 ID:DEP+MbTx0
香澄「うぐぐぐ!」プルプル

香澄「だ、ダメだ」バタ

香澄(一人じゃ、立ち上がれない)

香澄(それにもし立てたとしても友希那さんには...)

香澄(もう『星の鼓動』も聞こえない。立ち上がる力もない)

香澄(ごめん、なさい。紗夜さん。みんな...)

香澄「私はここまで...」



たえ、有咲、りみ「「ちょっと待ったー!!」」
53 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/17(日) 16:29:14.06 ID:DEP+MbTx0
ここまでで
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 23:14:09.82 ID:9Yq6jlGc0
まだ続けてたんだな
55 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/21(木) 15:16:37.82 ID:RTpSLplq0

香澄「三人共...」

りみ「大丈夫!? 香澄ちゃん!」

たえ「うわぁ〜、ボロボロだ」

有咲「ほら、立てるか?」スッ

香澄「...あ、うん。えーと、ありがとう」ガシ

たえ「私もっと」ガシ

有咲「よい、しょ!」グイ

香澄「っと」ムクリ

香澄「あ、ありがとね」

有咲「な、何かお前に素直に感謝されるのは恥ずかしいな」

たえ「香澄が素直だ」

香澄「私はいつも素直だよ」


沙綾「みんな!」タッタタ
56 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/21(木) 15:28:35.02 ID:RTpSLplq0
りみ「沙綾ちゃん!」

たえ「沙綾も無事で良かった」

有咲「正直、一息ついてる場合じゃねーけどな」

沙綾「香澄、大丈夫?」

香澄「まぁ、何とかね」

りみ「遅れてごめんね。お姉ちゃん達を運んだのはいんだけど」

たえ「その後ここに向かってきてた羽丘の人達と出くわして」

有咲「やり合ってたら遅れちまった」

沙綾「そっか。けど、助かったよ。私達だけだったら、やられてた」

香澄「悔しいけどその通りだね」

有咲「やっぱり強いのか?」

沙綾「私がやり合ってた今井さん、って人もやっぱり強い。それに...」

香澄「友希那さんも滅茶苦茶強いよ。あっちは片腕が使えないのに、それでも間違いなくあっちの方が強い」

りみ「そんな..」

たえ「片腕一本で香澄より強いなんてとんでもないね」

有咲「いやいや、片腕一本使わないで、だよ」
57 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/21(木) 15:47:23.66 ID:RTpSLplq0
リサ「友希那! 無事!?」タッタタ

友希那「リサ。ええ、勿論」

リサ「良かった〜。まぁ、友希那が負けるわけないって知ってるけどね」

友希那「喧嘩には負けなくてもこの勝負に勝たなければ意味がないわ」

リサ「それは、そうだね」

友希那「恐らく、あの五人がグループなのでしょうね」

リサ「確かね。名前は...ポッピンパーティー? だった気がするけど」

友希那「そう...」

リサ「友希那?」

友希那「相手が何人でも戦ってみせる。けれどあまり時間がないわ。あの五人を倒し、それでも他に来るようなら先に校章を壊しにいきましょう」

リサ「五人を倒してから? もう狙った方がいいんじゃ?」

友希那「戸山さんときっちり決着をつけてからにするわ」

リサ「そっか。わかった。それじゃ、あと少し私も頑張るね!」

友希那「...ありがとう、リサ」
58 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/21(木) 16:04:01.32 ID:RTpSLplq0
有咲「はぁー、やるしかねーよな」

たえ「うん。ここまで来たんだもん。あと少し」

りみ「みんなボロボロだけどね」アハハ

沙綾「香澄、いける?」

香澄「うん。みんながいるしね。私も友希那さんに借り、返さないと」

香澄(それに不思議と力が少し湧いていた。思い込みかもしれないけど)ググ

沙綾「そっか。ならやろう!」

有咲「誰がどうする?」

沙綾「私がやりあってた今井さんは戦ってると段々こっちの動きを読んでくるから気をつけて」

有咲「ってことは沙綾はもう?」

沙綾「完全に攻撃が当たらなかったところ。みんなが来てくれて助かったよ」

りみ「それなら、私がその人とやるよ!」

たえ「いいかも」

香澄「なら私と、沙綾と、あとは...」

たえ「私も友希那先輩とやりたい」

有咲「わかった。それじゃ、私がりみと一緒に戦うか」

りみ「ありがとね」
59 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/21(木) 16:12:28.21 ID:RTpSLplq0
香澄「それじゃ、そんな感じで」

有咲「頼むぞ。もし、私達が勝っても湊さんには瞬殺だからな」

沙綾「わかってるって。そっちもお願いね」

りみ「うん。頑張る!」

たえ「私だって片腕一本で相手してみせる」

香澄「おたえ、速攻でやられないでね」

香澄(...今思えば誰かと一緒に肩を並べて戦うって初めてかも)

香澄(こんな日が来るなんて...)

香澄「まぁ、友希那さんが強すぎるから仕方ないか」

りみ「香澄ちゃん?」

香澄「ううん。何でもない」


香澄「それじゃ、みんな。ラスト勝負、頑張ろう!!」
60 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/21(木) 16:24:39.06 ID:RTpSLplq0
羽丘

元トップ「はぁ!」シュ!

紗夜「この!」シュ!

元トップ(少しは力が戻ってきたみたいだが)

元トップ「それでもアタシには及ばないな!」パンチ!

紗夜「ぐっ!」バシン!

紗夜(まだ、まだ足りない!)

紗夜(せめて、もう少し休めたなら... いえ、そんなこと言っても仕方ない)

紗夜(それに私のすべきことはこの人を倒すことではなく校章を壊すこと...)

紗夜「この人さえ躱せれば!」バッ!

元トップ「遅い!」キック!

紗夜「うっ、がはっ!」バシン!
61 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/21(木) 16:33:21.01 ID:RTpSLplq0
紗夜「っく..この」フラフラ

元トップ「少しは勢いが巻き返したと思ったらどうやらそうでもなかったみたいだな」

紗夜「まだ、です」フラフラ

元トップ「そうかい。なら、終わらせてやるよ」ポキポキ

元トップ「アタシは湊のようになめたマネはしないからな」

紗夜「湊、さん?」

元トップ「あいつは、アタシとの喧嘩でまねたマネしてくれたからな。ムカつく野郎だぜ」

紗夜「なる、ほど。湊さんは貴方に勝った、のですね」フラフラ

元トップ「今は関係のない話だ。お前にとってもな」

紗夜(湊さんは勝った。その相手に私が負けたとなるとそれは...)

紗夜(湊さんより劣る、っと言うことになってしまう)

紗夜(それは!)バッ!

元トップ「ん? 勢いよく顔を上げてどうした?」

紗夜「もう、校章のこととか、後先考えるのはやめます」

紗夜「今、貴方を倒すために全力を出します」
62 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/21(木) 16:33:53.66 ID:RTpSLplq0
ここまでで
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/21(木) 17:25:45.71 ID:RvFId5WZ0


羽丘女子学院番長 Roselia総長

湊 友希那


64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/22(金) 00:13:29.07 ID:eGVHNiin0
学院じゃない学園だ
65 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 15:06:54.02 ID:Lvkg3bBH0
花咲川 三階


香澄「たっ!」シュ!

友希那「ふっ...」ザッ

たえ「それ!」キック!

友希那「...」クル

沙綾「この!」パンチ!

友希那「...」ヒョイ


友希那「はっ!」シュ!

香澄「ぐっ!」ザッ

たえ「やぁー!」ブン!

友希那「....」ガシ...グルン!

たえ「わぁ!」ズコ!

沙綾「二人とも!」

友希那「....」バッ!

沙綾「!!」

友希那「はっ!」パンチ!

沙綾「きゃあ!」バン!
66 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 15:14:05.39 ID:Lvkg3bBH0
香澄「おたえ! さーや!」タッタタ

沙綾「いたた...」

沙綾(ポピパでも速い三人で攻撃してるのに)

たえ「攻撃が当たらない」

香澄「...だね」

香澄(友希那さんにもダメージはあるはずなのに)

香澄(それが全く感じられない)


友希那(多対一なんて喧嘩すれば常にそんな状況)

友希那(しかも少し前に三人でもっと連携がとれている人達とやり合ったばかり)

友希那「人数が増えた程度では私は倒せないわよ」
67 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 15:21:26.69 ID:Lvkg3bBH0
たえ「三方向から別々に攻撃するっていうのは?」

香澄「うーん、通用するとは思えないけど」

香澄「大体肩を並べて戦うのって初めてなんだし連携、っていってもうまくいかないだろうしね」

たえ「香澄を盾にしながら突っ込んで、私とさーやで後ろから攻撃するとか?」

香澄「本気で言ってる?」

たえ「香澄、タフじゃん」

香澄「今ここでおたえを気絶させて盾にした方が早そうだね」

沙綾「冗談言い合ってる場合じゃないよ」

たえ「私結構真面目に言ったんだけど」

香澄「おたえ...」

沙綾「ああ、もう!」
68 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 15:30:54.20 ID:Lvkg3bBH0
沙綾(けど、さっきに交戦で明らかに香澄の攻撃だけはしっかりと防いでた)

沙綾(やっぱり香澄の攻撃は警戒してるんだ)

香澄「私がたたき込めれば良いんだけど...」

沙綾(香澄も気づいてる)

沙綾(ここは私達で何とか隙を作って...)


香澄(私がたたき込めれば良い、けれど実際は攻撃するのでやっとなんだよね)

香澄(今は友希那さんが私達三人に意識を割いてるから攻撃の方も少し緩くなってるけど)

香澄(もし、一人一人に集中されたらすぐにやられちゃう)

香澄(けどこのままじゃこっちの攻撃は当たらない)

香澄(こうなったら私が隙を作って二人に...)


たえ「決めた」

沙綾「え?」

香澄「ん?」

たえ「香澄、やっぱりさっきの作戦でいこうよ。私がやるから」
69 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 15:40:26.30 ID:Lvkg3bBH0
リサ「たぁ!」ブン!

有咲「おわぁ!」バシ!

リサ「それ!」シュ!

りみ「きゃ!」ドン!


有咲「沙綾のやつ! 話が違うぞ!」ハァハァ

りみ「こっちの動きを読むとかじゃなくてすごい攻撃してくるね」ハァハァ


リサ(ホントは動きが読めるまであまり仕掛けないスタイルだけど今は!)ビュン!

りみ「うぅ!」バシ!

リサ(友希那は負けない。けど、万が一、倒しきれなかったら)

リサ(その時は私が)

リサ「校章を壊す!」ブン!

有咲「わっ!」ヨロ

リサ「それ!」キック!

有咲「ぐわっ!」バシン!
70 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 15:46:03.30 ID:Lvkg3bBH0
りみ「有咲ちゃん!」タッタタ

有咲「はぁー、ゴホッ! くそっ、いてー」ヨロヨロ

有咲「りみの方も大丈夫か?」

りみ「う、うん。ただ、全然躱せなくて防ぐので精一杯」

有咲「だよな、うっ!」ムクリ

リサ「悪いけどドンドンいかせてもらうからね!」ダッ!

りみ「!!」ザッ!

有咲「ちくしょう!」ガバ!

有咲(防戦一方だ。このままじゃやばい。...けど)

有咲(この人の攻撃、思ったより軽い気がするな)

リサ「それ!」シュ!
71 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 15:51:25.31 ID:Lvkg3bBH0
香澄「おたえ? 私がやるって一体?」

たえ「それは...」


友希那「悪いけど、作戦タイムはその辺にして貰うわよ」ダッ!


沙綾「!! 来るよ!」ザッ!

たえ「それじゃ、いっくよ!」ダッ!

香澄「ちょ、おたえ!?」


友希那「はぁっ!」パンチ!

たえ「やー!」パンチ!

バチン!

たえ「いっったー!」ヨロ

たえ「...」チラ

沙綾「!!」

沙綾(そっか。おたえも私と同じ事を)

沙綾「いくよ!香澄!」ダッ!

香澄「え? わ、わかった!」ダッ!
72 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 15:56:21.34 ID:Lvkg3bBH0
友希那「ふっ!」ドゴ!

たえ「うぐ! うぅ..」フラフラ、バタ

沙綾「それ!」キック!

友希那「遅いわね」ガシ

沙綾「あ!」

友希那「一人すつなら通じないのよ!」グル、バシン!

沙綾「っ! がはっ!」ドン!

沙綾「くっ!」キッ!

沙綾「それ!」ガシ!

友希那「!? この、離しなさい!」ブンブン

たえ「私も足に!」ガシ!

友希那「!!」
73 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 16:04:14.14 ID:Lvkg3bBH0
たえ「まともにやっても、効かないなら!」ギュウ!

沙綾「たとえずるくても、人数の差を生かすしかない!」ギュウ!

たえ、沙綾「香澄!」」

香澄(ありがと、二人とも)グル


香澄「スタービート!!」回し蹴り!!


友希那「がっ!」ドゴ!!

香澄(手応えありだ!)

沙綾「香澄、続けて!!」

香澄「うん! サークリ...」ググ

友希那「っ、はぁ!」ブン!

沙綾「わわ!!」

香澄「え!? うわ!」ボフ!

友希那「貴方も離しなさい!」ドン!

たえ「うげぇ!」ドン!

友希那「ふん!」キック!!

たえ「のわぁ!」バシン!
74 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 16:08:01.09 ID:Lvkg3bBH0
沙綾「うっ、ご、ごめん」

香澄「いや、大丈夫。おたえー! 大丈夫?」

たえ「な、なんとか」ヨロヨロ


友希那(あの子もまだ意識があるのね)

友希那(思った以上に私の攻撃の威力が落ちてる)

友希那(こうなったら)


沙綾「も、もう一度、いくよ」

たえ「う、うん」ヨロヨロ

香澄「...わかった。今後はもっと強力なやつを」ググ

75 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 16:14:00.88 ID:Lvkg3bBH0
沙綾「今度は私から!」ダッ!

友希那「同じ攻撃が通用すると思ったら、大間違いよ」

沙綾「ふっ!」パンチ!

友希那「...」クル

友希那「はっ!」キック!

沙綾「うわっ!」バッ!

香澄「さーや!!」

香澄(蹴り飛ばされた!)

友希那「これで掴めないでしょ」

たえ「私が!」シュ!

友希那「ふん!」ベシ!

たえ「うっ!」

友希那「動きが単調すぎよ」

友希那「貴方もこれで...」ググ


香澄「でりゃーー!!」バッ!
76 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 16:21:17.77 ID:Lvkg3bBH0
たえ「!?」

友希那「何を!?」

香澄(隙を突けた! ここだ!)ガシ!

香澄「うぐぐぐ!」グググ!

友希那「なっ、この!」グググ

たえ「香澄の羽交い締め!」

香澄「攻撃、してぇ!」グググ!

香澄(思ったより抵抗力がない。やっぱりダメージは残ってるんだ!)

たえ「うん!」


たえ「花園電気パンチ!!」パンチ!
77 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 16:27:34.08 ID:Lvkg3bBH0
友希那「ぐぐ、はぁ!」キック!

たえ「うっ、うわぁ!」バシン!

香澄「おたえ! このぉ!」グググ

沙綾「香澄!そのまま!」ダッ!


沙綾「ハートビート!!」回し蹴り!!


友希那「うぐっ!」ドゴ!

香澄「も、もっと!」グググ

たえ「わ、私だって!」バッ!


友希那「いい加減に」キッ!

友希那「しなさい!」ガッ!

香澄(一気に力が!?)

香澄「うわっ!」バッ!

友希那「戸山さん、まずは貴方からよ!」グル

沙綾「香澄!」バッ!



友希那「ブラックシャウト!!」回し蹴り!
78 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 16:32:09.63 ID:Lvkg3bBH0
バシン!!


沙綾「う..ぁ...」バタン


香澄「さーや!」

たえ「くっ! とりゃー!」

友希那「ふっ」スカ

友希那「貴方にも眠って貰うわ」ガシ,,グルン!!

たえ「!!」


友希那「ヒロイック・アドベント!!」バックドロップ!


ガツン!!


たえ「う..がぁ..」バタン
79 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 16:40:29.32 ID:Lvkg3bBH0
香澄「おたえ...」


友希那「すぅー、はぁー」

友希那「これでまた一対一、元通りね」

香澄「確かにそうですね。けど、元通りではないです」

香澄「二人もおかげで友希那さんに攻撃できた」

香澄「確実にダメージは残ってるはずです」

友希那「そうかしら?」

香澄「そもそもおたえ達が来てくれなかったら私は立ち上がれなかった」

香澄「それに友希那さんをここまで追い込むのに、もっと沢山の人達が戦ったんです」

香澄「そんなみんなのためにも後は私が」グッ!

友希那「私にダメージが残っているとしても、貴方の方がひどいと思うけど?」

香澄「そこは...気合いですよ」

友希那「ふふ、同感ね」スッ

香澄(ありがとう、さーや、おたえ。ここからは例え、体がどうなろうとも友希那さんを...)


香澄「絶対に倒す!!」ダッ!
80 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/24(日) 16:42:31.82 ID:Lvkg3bBH0
ここまでで
81 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 14:43:13.85 ID:7IalyA/B0
羽丘

紗夜「はぁ!!」パンチ!

元トップ「ぐっ! この!」ブン!

紗夜「うっ! だぁ!」キック!



彩「やぁ!!」シュ!

羽3モブ「とと! それ!」シュ!

彩「わわ!」ヨロヨロ

羽3モブ「チャーンス!」パンチ!

彩「危なっ!」クル

羽3モブ「おっと、避けるね」

彩「はぁ、はぁ」

彩(どうしよう。一人も倒せない)

彩(一人相手にするので精一杯だよ)
82 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 14:48:51.44 ID:7IalyA/B0
紗夜「せい!」ブン!

元トップ「チッ!」スタ

元トップ(どうなってる!? さっきまでヨロヨロだったのに!)シュ!

紗夜「甘い!」スカ

元トップ「なぁ!?」

紗夜「はぁ!」パンチ!

元トップ「がぁ!」ドゴ!

紗夜「ふん!」キック!

元トップ「ぐっ!」バシ!

元トップ「この! やられっぱなしでたまるか!」シュ!

紗夜「うぐ!」バシン!
83 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 14:52:48.31 ID:7IalyA/B0
紗夜(このまま、攻めて勝つ!)ゼェゼェ

元トップ(めんどくさいな。アタシとの勝負で全部力使い切るつもりか)

元トップ「上等だ。返り討ちにしてやるよ」

紗夜「はぁ!」シュ!

元トップ「このぉ!」シュ!


バチン!


紗夜「ぐぅ..」ヨロ

元トップ「くっそ..」ヨロ

紗夜「まだ、、まだ!」シュ!シュ!

元トップ「こっちもなぁ!」ブン!ブン!
84 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 15:00:33.71 ID:7IalyA/B0
紗夜「がはぁ! こ、のぉ!」ドゴ!シュ!!

元トップ「っ! うら!」バシン!ブン!


紗夜(い、意識が.. もう...)

紗夜(その前に、この人だけでも、、必ず..)ギリギリ

元トップ(くっそ、湊のやつといい、どいつもこいつも私の得意なスタイルでかかって来やがる)

元トップ(なおさら負けるわけにはいかないんだよ!)ギリ!

紗夜「!!」グル


紗夜「ブラックシャウト!!」回し蹴り!


元トップ「おらぁ!」ガシン!

紗夜「くっ!」グググ

元トップ「こんな遅い蹴り、止めてくださいって言ってるようなもんだぞ!」ブン!

紗夜「なぁ! うっ!」ガツン!

紗夜「がはっ!」ゴホッ!

元トップ「もういっちょ!」ブン!
85 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 15:05:50.95 ID:7IalyA/B0
紗夜「うっ!」キリ!

紗夜「だっ!」足払い!

元トップ「うおぉ!?」グラ

紗夜(ここです!!)

紗夜(私の残り全ての力を)ググ!

紗夜(この一撃に!!)グルン!


紗夜「デタミネーション・シンフォニー!!!」キック!!



バシン!!!!


元トップ「があぁぁ!!」
86 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 15:10:54.75 ID:7IalyA/B0
紗夜(完全に入った)

紗夜「なんとか、ギリギリ...」


元トップ「まだ勝ってねーよ」ギロ


紗夜「!?」

元トップ「お返しだ」ダッ!

紗夜(いけない! でも...)

紗夜「体、が..」ググ


元トップ「おらぁ!!」パンチ!!


パシン!!!


紗夜「うっ! ぐぅぅ...」バタ
87 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 15:13:52.78 ID:7IalyA/B0
紗夜(い、いけ、、ない)

紗夜(立ち、あがらなくて、は..)

紗夜「私、は、まだ....」

紗夜「まけて、な....ぃ」ガク


元トップ「ぜぇ、ぜぇ、よ、ようやく」グラグラ

元トップ「たおれ、、やがった、ぜ」バタン
88 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 15:22:50.28 ID:7IalyA/B0
羽丘3年モブ「そんな!?」

丘3モブ「トップさんが、やられた!?」


花2モブ「あぁ! 紗夜ちゃんが!」

咲3年モブ「引き分け、ってこと?」


彩「紗夜ちゃん!」

羽3モブ「マジか...」

彩(ん?...あ!)

彩(紗夜ちゃんと向こうの人の戦いで校長室付近が空いてる!)

彩(みんな気づいてない...)ゴクリ

彩(い、行っちゃえ!!)ダッ!

羽3モブ「ん? ...あっ!」

羽3モブ「ちょっと! 卑怯だよ!!」
89 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 15:31:12.10 ID:7IalyA/B0
花咲川

リサ「やぁ! そりゃ!」ブン!ブン!

りみ「うっ、きゃ!」バシ!

有咲「どわ! うぐ!」バシ!


リサ「い、いける」ハァハァ

リサ「あと、あと少し!」ゼェゼェ


りみ「うぅ、いたた」ムクリ

有咲「ふ、踏ん張れよ。りみ」ググ

りみ「う、うん。有咲ちゃんも」フラフラ

有咲「当たり前、だぜ」ムクリ

有咲(くそ、私もだけどりみはもう完全に限界そうだ)

有咲(あの人の一撃一撃は思ったよりくらわない、っていってもこう何発もくらってちゃ流石にきつい)
90 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 15:36:39.78 ID:7IalyA/B0
有咲(けど)チラ

リサ「はぁ、はぁ、」

有咲(あの人もかなりきつそうに見える)

有咲「せめて、何発か食らわせれれば何とか」ググ

リサ「そろそろ決めさせて貰うよ!」ダッ!

有咲「!!」

有咲「来るぞ! りみ!」

りみ「う、うん」フラフラ

リサ「てりゃー!」ブン!

有咲「ぐっ!」バシ!

リサ「ふっ!」クル

リサ「そりゃ!」キック!

りみ「きゃっ!」ドゴ!

有咲(やばい!)

有咲「りみ!」
91 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 15:42:40.39 ID:7IalyA/B0
リサ「これで、終わり!」パンチ!

りみ「うあぁ!」ドゴ!

有咲「くっそ! りみ!」

リサ「はぁ、はぁ、こ、これで、後は貴方だけ」ゼェゼェ

りみ「うっ...」ガバ

リサ「!? ちょ、私に寄っかから... うわぁ!」フラフラ

有咲「!!」

有咲(りみが良い感じにあの人にのしかかった!)

有咲「ナイスりみ!」ダッ!

リサ(一人を支えるのも出来ないなんて)フラフラ

有咲「ごめんなさい!」ガッ!

リサ「!?」

リサ「やばっ...」



有咲「切ないサンドグラス!!」パンチ!!
92 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 15:48:22.82 ID:7IalyA/B0
リサ「がはっ!」ドゴ!

有咲(よっしゃ! 手応えあり!)

リサ「う、うぅ..」フラフラ

リサ「ゴホッ!」

リサ(みぞおち、をやられた!)ググ

リサ「き、きっつい、なぁ」フラ、バタン


有咲「や、やった、のか?」

有咲「へ、へへ、やった、ぜ」ヘナヘナ

有咲「くっそ、立つのも、きついな」

有咲「そうだ、香澄達、は?」チラ
93 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 15:55:55.00 ID:7IalyA/B0

香澄「はぁ...はぁ...」ポタポタ



友希那「..はぁ,,,,はぁ」



香澄「あー! もう!」ググ!

香澄「いい加減に倒れてください!!」ブン!

友希那「そうはいかないの、よ!」サッ

友希那「貴方こそ、もう休みなさい!!」シュ!

香澄「うぐっ!」ドゴ!

香澄「っ! ゴホッ、ゴホッ!」

香澄(きっついなぁ。もう痛みとか、感じなくなって、きたし)ゼェゼェ

香澄(意識、までなくならないうちに、何としても)ググ

香澄「この人、だけは」グッ!

香澄「だっ!」パンチ!
94 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 16:02:08.70 ID:7IalyA/B0
有咲「かす、み...」

有咲「マジでギリギリじゃねーか」

有咲「くっそ、助けって言っても今の私じゃ」グググ


リサ「はぁ、はぁ、よし!」


有咲「!?」

有咲「まだ意識があったのか!」

リサ「まだ、戦える」グググ

有咲「やべえ、もうこっちは起き上がれないねーぞ」

有咲「こ、こうなったら!」ググ


リサ「私が、校章、を...」ムク

有咲「そ、それー!」ガバッ!

リサ「うわぁ!」バタン

有咲「りみー! 起きてくれ!」

りみ「...ぅう、あり、さ、ちゃん?」

リサ「さっきの子といい、どうして私にのしかかるの!」ググ!

有咲「りみ! 私みたいにこの人にのっかってくれ!」

りみ「へぇ?」

リサ「な! それは、やめて」グググ!
95 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 16:06:51.64 ID:7IalyA/B0
有咲「頼む!りみー!」

リみ「う、うん!」ヨイショ!

リサ「ちょ、こんなことしないでちゃんと戦いな、よ」ググ!

有咲「もう立ち上がれないんですよ!」

りみ「うぅ! それ!」ガバ!

有咲「うげぇ!」ズガ!

リサ「うぐっ!ズガ!!

リサ「お、重い...」ピクピク

有咲「お願いですから、このままでいてください」グググ
96 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 16:11:03.28 ID:7IalyA/B0
沙綾「...うっ」パチリ

たえ「..い、たた」パチリ

沙綾「ここは...そうだ! 私.. っ!」ズキ!

沙綾「うぐぐ! ダメ、体が動かない」グググ

たえ「私も、体が言うこと聞かない」

沙綾「おたえ... 香澄は?」

たえ「まだ戦ってる」チラ

沙綾「...香澄」チラ
97 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 16:16:56.45 ID:7IalyA/B0
香澄「だあぁ!」シュ!シュ!

友希那「っ、くっ!」バッ、バッ

友希那(もうとっくに限界なんて超えてるはず。なのにこの力強さ)

友希那(たいしたものよ。けれど!)ググ!

友希那「私も負けられないのよ!」ブン!

香澄「ぐっ! らっ!」パンチ!

友希那(躱して、カウンターを...)ガク!

友希那(足が!)

香澄「でりゃ!」パンチ!

友希那「うぐ!」バシン!

友希那「うっ...」ヨロヨロ

香澄(!! チャンス!!!)

香澄(ここしかない!)

香澄(ここで全てをかける!!)グル
98 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 16:22:00.98 ID:7IalyA/B0
友希那(足にも、きていたのね)フラフラ

友希那(けど大丈夫。私は、まだやれる)ギュ!

友希那(いいわ)

友希那(私もこれで終わりにする!!)グル!



香澄(今の私の)


友希那(最高の蹴りで)


香澄、友希那「「決める!!!」





香澄「キズナミュージック!!」回し蹴り!!!



友希那「ブレイブジュエル!!」回し蹴り!!!
99 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 16:23:18.70 ID:7IalyA/B0

バシン!!!   バシン!!!


沙綾「!!」

たえ「!!」

りみ「!!」

有咲「!!」


リサ「!!」
100 : ◆UoIACtoViU/N :2019/03/26(火) 16:24:25.57 ID:7IalyA/B0
すめません、ここまでで
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 23:57:35.94 ID:0wYg7i3+O
ワクワクが止まらん
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