【安価】奴隷たちの闘技場

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3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/03/02(土) 17:47:39.50 ID:ApcWacfvO
【名前】ティア
【種族】エルフ
【容姿】白髪ロングに青目。華奢だが出るところは出て引っ込んでるとこは引っ込んでる
【性格】無口で物静かで感情表現に乏しいが心優しく争いが嫌い
【戦い方】荒事は得意ではなく魔法を用いて遠距離から戦う。
【奴隷となった経緯】里が襲撃され捕まった
【その他】元々里にいた頃から家族はおらず天涯孤独の身。人の言うことを割りとすぐ信じてしまう世間知らずな面も。
4 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 17:55:45.26 ID:bayf/4Nd0
>>2のコンマが99と強いので、18時まで3つ目のレスがなかったら>>2にします
5 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 19:39:24.32 ID:bayf/4Nd0
看守兵1「ほぉ、こいつがバルキリーか! 初めて見たぜ」

看守兵2「普段はこの世じゃねぇ場所にいて生きた人間の前には滅多に姿を見せないって話だが……本当にここは何でも集まるな」

看守兵1「とんでもねぇ上玉だなお前。バルキリーってのはみんなこんなイイ女なのか?」

シルフィールド「……」

看守兵1「は、無視かよ。お高く止まりやがって」

看守兵2「お前、同族に売られたんだってな。そんなんだから仲間にも嫌われてたんだろ」

看守兵1「おい、やめてやれって!」

シルフィールド「……恥を知りなさい、愚かな人間たちよ。貴方たちの魂は、天に導かれることなく永久に闇に囚われることになるでしょう」

看守兵1「ギャハハハ! おーコワ! この世がすでに生き地獄みたいなもんだっての」

看守兵2「いいか新入り。お前は今日から奴隷になるんだ。俺らどころか家畜以下だ。悪趣味な豚どもの前で無様な玩具に成り下がる。分かるか?」

シルフィールド「……」

看守兵1「この牛みたいなデカ乳を虐められないように、十分気を付けるんだな!」ムギュッ!

シルフィールド「っ、このっ、やめなさいっ!!」

看守兵2「はは、胸を掴まれただけで顔真っ赤かよ。そんな初心でこの先やっていけるのかね」

シルフィールド「っ〜〜!」
6 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 19:44:19.09 ID:bayf/4Nd0
ヘラヘラと笑いながら牢屋を後にする男たちを、シルフィールドは唇を噛み締めながら睨むことしかできなかった。

その美しい肢体はボロ切れのような布に包まれ、手足には錆びついた無骨な枷がはめられていた。

本来、バルキリーである彼女にはこのような枷は意味をなさない。しかし、首輪のように刻まれた呪印が彼女の魔術を封じていた。

この呪印は、彼女の同族であるバルキリーたちが生み出したものだ。シルフィールドではそれを自力で解除することはできなかった。

本来ならば、人間に審判を下し、英霊たちの魂を冥界へと導くといういわば上位者であるはずなのに、今は裁かれるべき人間たちに歯向かうこともできない。

その現実に、シルフィールドは絶望を覚えそうになっていた。

しかし、奴隷という身に堕ちてなお、彼女は気高さを失ってはいなかった。

青く澄んだ理知的な瞳には、まだまっすぐな光が宿っていた。


シルフィールド(私は決して、下賤な人間どもに屈したりなどしません。バルキリーの誇りにかけて、必ずや自由を勝ち取ってみせる!)

シルフィールド(……彼は無事、我が主の元へと導かれたのでしょうか)


暗く冷たい牢獄の中でシルフィールドが思いを馳せたのは、彼女が奴隷となる前に導こうとしていた一人の魂であった。

彼は小国の王として、懸命に戦っていた。『帝国』の猛威を払いのけ、その身を賭して多くの国民たちの命を救った。

結果として、彼は戦場で名誉ある死を遂げ、彼の国も帝国の手に落ちた。しかし、彼の生き様は敬意を表されるべきものだった。

彼の魂は、今もなお亡国を彷徨っているかもしれない。

彼の者のような魂を救うためにも、決してこんなところで屈するわけにはいかない。

それは、バルキリーとしての誇りか、あるいは己の置かれた状況を理解できてないが故の慢心か。

シルフィールドは牢獄の中で、強く拳を握りしめた。
7 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 19:45:29.62 ID:bayf/4Nd0
看守兵1「お前ら奴隷剣闘士に求められてるものはただ一つ。戦うことだ。勝つもよし、負けるもよし。死に物狂いで戦って血を流せ。それで観客どもは沸き上がる」

シルフィールド(なんと賎しい……)


哀れみにも近い侮蔑の感情を抱くが、シルフィールドはそれを表には出さなかった。

このような下卑た男の言葉など、わざわざ取り合ってやる必要もない。


看守兵1「まあ、少しでもまともな暮らしがしたいなら勝つことだな。勝てば賞金も貰えるし、勝者には敗者を好きにできる権利が与えられる」

シルフィールド「……」

看守兵1「勝ち続けるほどに待遇はよくなるぞ。自由になるためのチャンスにも挑めるしな。まあ、それで実際に解放されたやつなんざ数えるほどしかいねぇが」

看守兵1「逆に、負け続ければここで生きていくのはまさに地獄だぜ。あまりにも無様な戦い方をするようじゃあ、用済みってことになるかもしれねぇな」

シルフィールド「……」

看守兵1「……表情一つ変えねぇか。ま、ここに来れるような腕のあるやつにはお前みたいな気の強いやつは少なくねぇ」

看守兵1「その余裕がいつまで続くのかは、まあお前次第だな」

シルフィールド「……」
8 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 19:47:57.09 ID:bayf/4Nd0
看守兵1「今日からさっそくお前のデビュー戦だ。世にも珍しいバルキリーだ、注目度も高い。いきなり殺されるなんてことはなしにしてくれよ」

シルフィールド「……私の武器は?」

看守兵1「ああ、あの斧だか槍だか分からないやつのことか?」


シルフィールドは、戦いの際に斧槍(ハルバード)を使用していた。

聡明な彼女の雰囲気には似つかわしくない、巨大な武器だ。それを荒々しく振り回しながら蹴りや殴りを交える彼女の戦い方は、まさに戦乙女と呼ぶにふさわしい豪快さだった。

とはいえ、バルキリーの中では特段戦闘能力が高いほうではなく、頭を働かせるほうが長けていたが。

彼女のハルバード、および身に纏う鎧は、ミスリルと呼ばれる特殊な鉱石が使用された一級品の装具である。

軽い上に極めて頑丈で、バルキリーたちが身に纏えば魔術耐性を得ることもできる。人間たちにとってはまさに希少な宝とも呼べるレベルのものだ。

首の呪印によって魔術が封じされているシルフィールドにとって、それらの装具を使うことができるならば非常に心強い。

自身がそれを欲していることを悟られないように、シルフィールドは努めて平静を装い問いかけたのだった。

看守兵がじろりとシルフィールドを見やる。その淀んだ目つきに身震いしそうになるのを抑えながら、シルフィールドは静かにその瞳を見つめ返した。


シルフィールドの武器はどうなる? ↓1〜3コンマ最大
1.元の武器をそのまま使用できる
2.闘技場に指定されたものを使用する(どのようなものかも。特殊効果ありも可)
3.条件次第では元の武器を使用できる(どのような条件かも)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 19:49:42.15 ID:PTUq5gKpo
1でボッコボコにした方心折りやすそう

1
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 19:50:57.13 ID:p2dr/aP0O
始めたばっかりだから、下1の方がいいですよ
2 元の武装だが、特殊な魔術がかかり、傷を受けるたびに胸が膨らんで、最終的に超乳になる
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 19:51:05.05 ID:d2K26IthO
2 触手が擬態しているハルバード
時間がたつと擬態が解けて凌辱される
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 19:51:51.94 ID:yry7xg7no
3客が認めたら(認めさせ方は任意)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 19:52:19.14 ID:zE+mrK7co
3手加減して殺さなきこと
14 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 21:03:24.83 ID:bayf/4Nd0
看守兵1「お前の武器なら、ほら、そこにあるぜ」

シルフィールド「……!?」

看守兵1「なんだ? 普通に使えるとは思っていなかったか?」

シルフィールド「……」


シルフィールドは何も言わず、自身の装備の前まで歩いていった。

そして、枷がはめられた状態の手で軽く触れてみる。

ミスリルの放つ聖属性の魔力が指先から伝わってきた。馴染みのある魔力に、知らぬ間に強張っていた肩の緊張がほぐれた。


シルフィールド(どうやら、本物のようですね……何か細工が? なんて、聞いて素直に答えてくれるような相手ではないですね)

看守兵1「生で戦乙女の戦闘が見れるんだ。そんな薄汚れた格好じゃなくて誇り高きバルキリーとしての戦いを見せたほうが観客どもも盛り上がるだろうさ」

シルフィールド「……そういうことであれば、この首輪を外してもらえれば真のバルキリーの戦い方というものをお披露目できますよ」

看守兵1「そいつは無理だ、今はな。お前の戦いが観客たちを魅了して、やつらが全力のお前の戦いを望むなら、そういうこともありえるだろうよ」

シルフィールド(なるほど……とにかく、勝ち続ければよいということですね)


奴隷になったとはいえ、シルフィールドはこれまでに暴行を受けたりなどはしていなかった。

大事な商品に傷はつけられないと看守兵たちは言っていた。そういうことであれば、勝ち続けさえすれば彼女は価値ある商品として丁重に扱われるはずだ。

やがては、解放される可能性もあるという。ゲームをより盛り上げるためだと告げる看守兵たちは下卑た笑いを浮かべていた。
15 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 21:04:52.58 ID:bayf/4Nd0
看守兵1「ほら、手ぇ出せ。枷を外してやる」

シルフィールド「……いいのですか? 私はそのまま、自由になったこの手であなたを殺すかもしれませんよ」

看守兵1「馬鹿言うな。首輪つきのお前に殺されるほどやわな鍛え方はしてねぇよ」

シルフィールド「……」


枷が外され、両腕が自由になる。この状態が当たり前だったはずだが、両腕が随分と軽くなったように感じる。

グー、パーと、手のひらを動かして感触を確かめた。


看守兵1「おら、早く準備を整えろ。豚どもが新しい餌を待ちわびてるぞ。なんならそいつも俺が着せてやろうか?」

シルフィールド「い、要りません!」


シルフィールドは、ボロ布の上から銀色に輝く鎧を身につけた。

前方に突き出されたかのような爆乳が、カーブを描く胸甲に押し込められる。

そして、ハルバードを握った。敵を薙ぎ払ってきたときの感覚がよみがえってくる。

淑女のようであった彼女の表情が、勇ましい戦士の顔つきへと変わる。


看守兵1「さて、お手並み拝見だな」

シルフィールド「……」


看守兵に見送られながら、シルフィールドは闘技場へ続く廊下を一人歩いた。



初戦の対戦相手は? ↓1〜3コンマ最大
また、採用コンマ一桁で強さの判定
偶数 格下
奇数 同格
ゾロ目 格上
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 21:08:36.14 ID:xebE2yku0
これはテンプレで書けばいいのかな?
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 21:09:33.37 ID:LDtsfuWp0
名前 ボド
最近闘技場で名を上げているオーク戦士
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 21:09:43.72 ID:48UQZ8y2O
これは奴隷限定?それとも魔物みたいなのでもあり?
安価下
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 21:10:30.24 ID:LGNdB2zC0
【名前】 スフィリナ
【種族】 ラミア
【容姿】 赤髪褐色の豊満な美女の上半身に紫の大蛇の下半身
【性格】 好戦的だが誇り高く強者には従順
【戦い方】魔法による牽制と強靭な下半身による物理攻撃 奥の手は毒
【奴隷となった経緯】 魔族の一員として戦って負け捕虜になった
【その他】 ラミアのとある部族の長だった
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 21:10:48.02 ID:zE+mrK7co
【名前】リュエリア
【種族】カタツムリ娘
【容姿】乳房はそもそも存在しない。瑠璃色の殻を持ち角の先にも目がありあらゆる方向を見れる。
【性格】獲物以外には気の優しいおっとり少女。物事は単純に考える
【戦い方】主に土系や水系の魔法。腹足で動くので動きは遅いが殻に籠もると並の攻撃では傷つけられない。弱った相手は丸呑みにして消化する
【奴隷となった経緯】種族としての天敵(巨大なコウガイビル)から逃れることができ、さらに食べ物の保証があるから
【その他】丸呑みにした女が腹の中でもがきながら消化されてゆくときの感触がたまらないという。なお家族は皆天敵により死んでいる
21 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 21:16:25.86 ID:bayf/4Nd0
すいません、説明足らなかったです
敵は同じ女奴隷でもいいし魔物とか奴隷じゃない男とかでもいいです
テンプレは敵の場合特に考えてなかったですけどあった方がいいですかね?
22 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 21:20:00.13 ID:bayf/4Nd0
今回は>>17で行きます
次回以降、敵安価は基本自由で
あと女奴隷を敵に出す場合は洗脳されてるとか改造されてるとかそういうのもアリ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 21:29:33.40 ID:xebE2yku0
まああんまり長く説明書きづらい敵もいそうだしね
了解
24 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 22:00:30.30 ID:bayf/4Nd0
薄暗い一本道の最奥から、光が差し込んできている。

シルフィールドは、その光に向かって進んでいた。

光の向こうから、わずかに喧騒が聞こえてくる。

一歩光に近づくごとに、自身がこれから見世物として戦うことになるのだということを認識していく。

これから始まるのは、誇り高き聖戦ではない。人間たちのどす黒い欲望に塗れた、奴隷としての戦いだ。

鼓動が早くなっていく。これは武者震いだと自分に言い聞かせながら、シルフィールドは一歩ずつ前に進む。

そして、暗闇から抜けると、あたりを眩いほどの光が包んだ。


「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」」」」

シルフィールド「!?」


割れんばかりの怒号が、シルフィールドに叩き付けられた。

白に埋め尽くされていた視界が急速に色を取り戻す。

殺風景なフィールドを取り囲むように、夥しい数の人影が蠢いていた。

こちらからは影しか見えず、その顔を確認することができない。個人の素性を守るための特殊な魔法が使われているのだろう。
25 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 22:01:24.58 ID:bayf/4Nd0
「あれがバルキリーか! なんて美貌だ!」

「あの胸甲膨らみすぎだろ! 剥ぎ取って中身確かめちまえ!」

「すました顔して、いけ好かないわね! 早く無様に豚に犯される姿が見たいわ!」

「剣闘士として使い物にならなくなったら私が買い取るぞ!」

「ギャハハハハ! 犯せ、殺せぇ!!」

シルフィールド「な、な……!」

シルフィールド(なんて、なんて醜悪な……!)


シルフィールドの肩が戦慄く。人間とは、ここまで醜くなれる生き物だったのか。

思わず足が竦みそうになる。しかし、それを悟られたくなくて、シルフィールドはあえてゆっくりと中心に向かって歩いていった。

シルフィールドは、まっすぐと目の前の敵だけを見据えていた。


ボド「ほぉ、どれだけ戦い慣れてるやつでも初めてここに立つやつはこの空気に飲まれちまうこともあるが……肝は据わっているようだな」

シルフィールド「あなたも、私と同じ……?」

ボド「一応な。だが、同情なんざするんじゃねぇぞ。俺は今まで、お前みたいな女を何人もブチ壊してきたんだからよ」

シルフィールド「っ……」
26 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 22:04:22.90 ID:bayf/4Nd0
シルフィールドの前に立つ男は、オークと呼ばれる種族だった。

豚のような顔にでっぷりと肥えた身体をしている。その多くは知能が低く好戦的で、人間やエルフなどの他種族を襲う野蛮な存在だ。

魔王に与して好き勝手に暴れていた者も多くいたが、魔王軍敗北を機に排斥を受ける立場となった。

しかし、今目の前に立つオークは、シルフィールドの知るそれとは印象が異なった。

確かに粗暴そうだが、その眼光の鋭さは猛獣のそれだ。

棍棒を持つ腕は岩のようにごつごつとしている。分厚い腹も、その脂肪の裏に強靭な筋肉が押し込められていることが分かる。

そのオークの佇まいに、シルフィールドは数多の戦場で見てきた猛者に通ずる雰囲気を感じ取っていた。


シルフィールド(いきなり初戦でこのような手練れと当たるとは……しかし、ここで負けるわけにはいきません!)

ボド「ほう……いいな、暴れがいがありそうだ」


一切の油断なく構えるシルフィールドに、オークは牙を覗かせながら口元を歪めた。


ボド「汽笛が鳴ったら試合開始の合図だ」

シルフィールド「分かりました……いざ、尋常に」

ボド「はは、俺はそういう堅苦しいのは嫌いでね」


観客たちの叫び声が響く中、二人の間で見えない緊張が高まっていく。

そして、それを引き裂くように、甲高い笛の音が鳴った。



シルフィールドはどう攻める? ↓2
1.とにかく力押しで攻め続ける
2.素早さで相手を翻弄しながら隙をつく
3.攻撃を捌きながらカウンターを狙う
4.その他
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 22:05:15.51 ID:PTUq5gKpo
1
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 22:07:34.87 ID:xebE2ykuo
4 1+武器破壊
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 22:08:19.01 ID:fI/2vFB3O
4 一撃を受けてみて、強さを測る
もしも一撃をあっさり受けたことで油断するようだったら一気呵成に攻める
30 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 23:01:02.98 ID:bayf/4Nd0
シルフィールド「はあぁ!」

ボド「!?」


先手必勝とばかりに、シルフィールドはオークに向かって飛び出した。

勢いよく振るわれたハルバードを、オークは棍棒で受け止める。

おもわずよろめきそうになるのを、オークは足を踏ん張って堪える。


ボド(こいつ、細腕で何つーパワーしてやがる! それともこの武器の力か!?)

シルフィールド(まるで大岩相手に振り下ろしたかのような重圧……! なんてパワーと質量なのでしょう!)

シルフィールド(しかし、やはりこの方の武器、私のハルバードよりも脆い!)

シルフィールド「はあぁ!!」

ボド「ぐっ!」

ボド(こいつ、俺の棍棒を壊すつもりか!?)


力任せに振るわれるハルバードを受け止めるたびに、オークの棍棒は欠けていった。

もともと武器にこだわりはなかったので、軽くぶん回せるものをと毎回適当に選んでいるのだが、今回は今までよりも遥かに損傷が早い。

オークの中では素早く動ける方ではあるものの、その体躯の大きさとシルフィールドの攻撃の速さに、ボドは棍棒で受け止めるほかなかった。

シルフィールドは、その巨大な武器をまるで小枝を振り回すのように扱っていた。

シルフィールドからすると、ハルバードは非常に軽く感じられるが、それを受け止める相手には純銀を叩き付けられたかのような質量が襲う。

それは、ミスリルを加工して作られた彼女の武器の付加効果だった。
31 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 23:01:40.94 ID:bayf/4Nd0
ボド「こ、のッ! ウガアアアアアアアアァァァ!!」

シルフィールド「!?」


両手で勢いよくスイングされた棍棒が、ハルバードを弾き飛ばした。

手首に加わる重圧に、シルフィールドは顔をしかめた。無理に堪えようとせず、うまく力を逃がして手首の怪我を防ぐ。

大振りを放ったオークの脇はがら空きだ。今攻撃を叩きこめば、確実に勝負は決する。


ボド「オラッ!」

シルフィールド「グッ!?」


ハルバードを叩きこもうとするシルフィールドに対し、ボドは蹴りを放った。

武器を振るう合間に徒手による攻撃を織り交ぜる戦い方は、シルフィールドと同じ戦い方だった。

シルフィールドは、オークの丸太のような脚を片腕で受け止めた。

砲弾に撃たれたかのような重い衝撃がシルフィールドを襲った。

彼女の華奢な身体が吹き飛ぶ。ミスリルの腕甲の上からの打撃だというのに、シルフィールドの腕が熱く痺れるような痛みを発した。

シルフィールドは歯を食いしばって、痛みを堪えようとする。
32 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/02(土) 23:03:51.93 ID:bayf/4Nd0
ボド「今度はこっちの番だ!」

シルフィールド「!?」


オークの棍棒が、シルフィールドめがけて乱暴に振るわれる。

片腕が使えなくなった状態のシルフィールドでは、その棍棒を受け流すことしかできなかった。

本来のシルフィールドであれば、身体強化の魔法でも使ってオークを力づくでねじ伏せることもできただろう。

しかし、首輪により魔法を制限された今の彼女では、オークの腕力に真正面から打ち勝つことなどできなかった。

オークが乱暴に棍棒を振るうたびに、棍棒がひび割れていく。

そんなことはおかまいなしに、オークはありったけの力を込めて棍棒を叩き付けた。

このまま凌ぎ切れば、オークの武器は壊れてシルフィールドが勝利する。

しかし、オークの鬼気迫る乱撃をかろうじてかわし続けるシルフィールドは、身体だけでなく心も軋み始めていた。


シルフィールド(大丈夫、落ち着いて……! ここを凌げば勝てる……!)

ボド「潰れろッ!」

シルフィールド「!?」



二人の戦いはどうなる? 
コンマ判定 数値が大きいほうが勝利
↓1 シルフィールド
↓2 ボド
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 23:05:48.63 ID:xebE2ykuo
はい
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 23:05:56.50 ID:5PvKoQdwO
とう
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 23:06:18.23 ID:XAmP6zjTo
約4割
36 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 10:49:15.98 ID:sC2WDkxd0
息もつかせぬオークの連撃を、シルフィールドは捌き続けていた。

巨躯から繰り出される質量のある打撃は、ただ受け止めるだけでシルフィールドの体力を削っていく。

棍棒と、ハルバードの斧とがぶつかり合う。

バキッ! と、一際大きな砕ける音がした。

一瞬、オークとシルフィールドの視線が交差する。


シルフィールド「はあぁぁ!」

ボド「オラァ!」バキン!

シルフィールド「っ!?」


オークの渾身のスイングで、ハルバードが弾かれた。

棍棒の先端が砕け、大きな破片が地面に落ちた。

がら空きとなったシルフィールドの懐をめがけて、オークは半壊した棍棒を横薙ぎにはらった。


ボド(もらった!)

シルフィールド「ふっ!」

ボド「なっ!?」


ボロ布の切れ目から、シルフィールドのしなやかな白い脚が飛び出した。

勢いよく蹴り上げられた棍棒が、ついに木端微塵に砕け散る。
37 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 10:52:39.19 ID:sC2WDkxd0
オークは舌打ちをすると、柄だけになった棍棒を雑に投げ捨てた。

そして、その岩のような拳を握りしめたところで、眼前にハルバードの槍が付き付けられた。


シルフィールド「はぁ、はぁ……勝負ありです」

ボド「……まだ勝負はついてねぇぞ」

シルフィールド「素手だけとなったあなたでは、ハルバードを持つ私には勝てません。あなたならそれぐらい分かると思いましたが」

ボド「そうじゃねぇ。これじゃあまだ終わらねえって言ってんだ」

シルフィールド「え?」


「何やってんだ豚男ォ! そんな細腕の女なんざねじ伏せちまえよ! お前が勝つ方に賭けてたんだぞ俺は!!」

「小賢しそうな女のくせにいい戦い方するじゃねえか! 気に入ったぜあの女!」

「フン、所詮は下等なオークだ、バルキリーに勝てるはずもない! 何をやっている、早くその斧槍で切り裂いてしまえ!」

「レイプショーは見れねぇのかよ! 使えねぇ豚が! 殺せぇ! 殺してしまえぇ!」


シルフィールド「な、なんですか、これ……!」

ボド「分かったか、あいつら全員狂ってんだ。戦争じゃねぇ、安心安全な檻の中で行われる玩具同士の壊し合いを見てぇのさ」

ボド「こんな決着じゃあいつらは満足しねぇ。クズどもが盛り上がるような残虐なショーを望んでる」

シルフィールド「理解できません……!」

ボド「したくもねぇよ。だが、あいつらに嫌われちまえばここで生きていくのは辛ぇぞ」

シルフィールド「そんな……」

ボド「ほら、とどめを差せ。勝者は敗者を好きにする権利が与えられる。まあ、俺は勝ち星を稼いでるから殺すのはなしだけどな」

シルフィールド「……」


シルフィールドはどうする? ↓2
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 10:59:31.06 ID:uQ4j+B030
片腕を切る
あとで回復魔術をかけてもらうように言って去る
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 11:13:55.08 ID:FOPjlFbxo
ボドの望みを聞いてから出来るだけ傷つけてほしくない場所でとどめを刺し戦闘不能にする
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 11:14:41.98 ID:FOPjlFbxo
傷つけてほしくない場所を避けてと言ったほうがわかりやすいな
41 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 12:03:03.11 ID:sC2WDkxd0
シルフィールド「……分かりました。では、斬らせていただきます」

ボド「なるべく痛くねぇように頼むぜ」

シルフィールド「……どこか斬られて困る場所はありますか?」

ボド「あぁ、なんだ? 敗者の要望を聞いてくれんのか?」

シルフィールド「はい」

ボド「……呆れたぜ。お前みたいなやつはここじゃ真っ先に潰される」

シルフィールド「でもあなたには勝ちましたよね?」

ボド「はっ、言ってくれるな……別に、殺されなきゃどこでもいいさ。壊すのも壊されるのも覚悟の上だ」

シルフィールド「覚悟……あなたにとってここでの戦いは、誇りあるものですか?」

ボド「は? そんなもの微塵もねぇよ。ここで生きるためだ」

シルフィールド「……ご武運を」


目の前に立つオークに向かって、シルフィールドはハルバードを振り下ろした。

オークが身に着けていた簡素な鎧が砕かれ、腹に一閃が刻まれる。

豪快な一振りと舞い上がる血飛沫に、観客たちは熱狂に包まれた。

しかし、オークの腹は分厚い脂肪と筋肉に覆われた肉の鎧だ。オークの身体の中で最もダメージを受けにくい箇所でもある。


ボド「いつつ……あーあ、お前をブチ犯してその澄ました顔をぐちゃぐちゃにしてやりたかったのによぉ」

シルフィールド「ご冗談を。私は、誰にも負けるつもりはありませんので」


倒れ込んだまま動かないでいるオークに背を向け、シルフィールドは闘技場を後にした。
42 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 12:06:40.92 ID:sC2WDkxd0
◆  ◆  ◆  ◆


看守兵1「初戦ごくろうさま。あいつはここ最近じゃなかなか勢いに乗ってたほうなんだが、やっぱオークなんかじゃ物足りなかったか?」

シルフィールド「いえ、彼は立派な戦士でした」

看守兵1「そーかい。おら、今回の報酬だ」


シルフィールドは、看守兵が差し出した袋を受け取った。

手のひらに、ずしりとした重みが感じられる。


シルフィールド「これは、通貨?」

看守兵1「この闘技場だけで使用できる専用の通貨だ。美味いもんを食うでもよし、武器を調達するでもよし、好きに使え」

シルフィールド「……」

看守兵1「ここはクソの掃きだめみてぇなところだが、勝ち続ければ多少はまともな生活が送れるぜ」

看守兵1「逆に負けが込めば、それこそ奴隷みたいな生活が待っているがな」

シルフィールド「……」

看守兵1「次の対戦相手が決まったら教えてやる。それまで檻で待機だ」


鎧を脱いだシルフィールドは、再び手枷をはめられた。

看守兵に連れられてきた牢屋の中で、ボロボロになっている藁の敷物に腰を下ろす。

剥き出しになった石の冷たさが、素足の裏から伝わってきた。

これからだ。これから始まるのだ。

先ほどまで握っていたハルバードの感触を思い出しながら、シルフィールドは拳を握りしめた。
43 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 12:07:50.41 ID:sC2WDkxd0
【初戦終了】

戦歴:1勝/0敗
ランク:☆☆☆
淫乱度:

※ステータスはフレーバーぐらいのものです
 ランクが高いほど闘技場内での地位が高く、解放も近くなるという感じにしようと思います

次の敵を決めます。敵は女奴隷でも奴隷じゃない男や魔物でも可
↓1〜3コンマ最大
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 12:09:35.21 ID:1L3qaEYQO
アルブ
ラミア
敵をなぶるのが好き ふたなり 尻尾が自慢
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 12:11:40.66 ID:XROKTtTYo
シュバル
人間
殺人鬼の青年で帝国に捕まって奴隷になった。殺人の才能と人間離れした実力を持つ
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 12:11:56.01 ID:5eVm7FWB0
剣士ザネル 男
双剣使い 痩せ型長身の細マッチョ 数々の卑怯な手段で勝ち残っている
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 12:15:12.77 ID:c2ytsdm4O
【名前】 ライナス
【種族】 人間
【容姿】 ビキニアーマーを着た巨乳の美女
【性格】 熱血漢
【戦い方】 剣と盾
【奴隷となった経緯】 元は男で戦士だったが帝国に逆らったために女体化させられて奴隷になってしまった
【その他】 呪いで無理やり闘う&敵をレズレイプする様に身体が勝手に動く(意識は自分のもの)
48 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 15:08:05.43 ID:sC2WDkxd0
二戦目は、オークとの試合の二日後に行われることとなった。

試合がない日は、特に何もすることはなく牢獄に籠っていた。

通常の奴隷のように肉体労働を課せられることもなければ、上客に奉仕することもない。

ただ、何もない無機質な部屋の中で、シルフィールドは目を閉じていた。

退屈は時として、忙殺よりも人を苦しめる。

多くの奴隷剣闘士たちは、暇をつぶすための資金を得るためにもより格上との試合を望む。

そして、戦いの中で殺害や凌辱に快楽を見出してしまうものもいた。

しかし、シルフィールドはもともとそういう世俗的な欲求は強くなかった。

深い瞑想の中で、自らの主と救われるべき魂について夢想していた。

暗闇に閉ざされた視界の端で、小さな白い炎が揺らめいた。


シルフィールド(また一つ、魂が器を失いました……)


それは、決して誇りある死ではないだろう。

かの者は、このまま現世を彷徨い続けるか、あるいは地獄に落ちてしまうのかのどちらかだ。


シルフィールド(なんて、愚かなのでしょう……このような下賤な催しにかかわる者たちなど、断罪されるべきです)


囚われの身ゆえとはいえ、自身もそのショーに加担してしまっているという事実に、シルフィールドは歯がゆさを覚えた。


看守兵1「おら、時間だぞ」

シルフィールド「……」


手枷に繋がれた鎖を引っ張る男を睨みつけてやろうかとも思ったが、シルフィールドはただ目を伏せて後ろに続いた。



第二試合、戦う上での条件はある? ↓1〜3コンマ最大
1.普通に戦うだけ
2.条件あり(戦うときの制約、装備、状態、勝利条件など)
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 15:13:07.67 ID:5eVm7FWB0
2 足枷を付けて戦わされる
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/03/03(日) 15:13:19.33 ID:dqGiWVZZ0
2
シルフィールドが勝利した場合は必ず相手を殺さなければならない
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 15:13:56.77 ID:SO3e9kaVo
>>50
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2019/03/03(日) 15:24:00.91 ID:kDsC64JXo
これ戦う条件というか勝った後の条件じゃね
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 15:26:51.09 ID:7f96i0gkO
殺さなければ勝ちと認められないとか
54 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 15:52:34.74 ID:sC2WDkxd0
看守兵1「今回も前回同様、お前の武器を使用できるぞ」

シルフィールド「……」

看守兵1「前回の戦い、評判が良かったみたいだぞ。やっぱ見た目がいいからな。大きい武器を振り回すだけで絵になる」

シルフィールド「……」

看守兵1「ただ、敵に要らない情けをかけたのはよくなかったな。相手は醜悪なオークだ、美しい戦乙女に真っ二つにされるところを望んでるやつも少なくなかった」

シルフィールド「……私からすれば、あなたたちの方がよほど醜悪ですが」

看守兵1「次の試合、相手を殺せ」

シルフィールド「!?」

看守兵1「相手の息があったら、勝利だって認められねぇからな」

シルフィールド「あなたたちは、どこまで下種なのですか!」

看守兵1「分かってるのか? お前は奴隷だぞ。本来ならば四肢を奪われて四六時中豚どもの慰み者にされても文句は言えないんだからな」

シルフィールド「っ……!」

看守兵1「いいからさっさと行け。今回の相手は、殺しに関しては一流だ。気を抜くとお前の方が殺されちまうぞ」

シルフィールド「……」

看守兵1「ああそれと、今回は首輪の効力を若干弱める。多少なら魔法も使えるはずだ」


シルフィールドは男をきつく睨みつけたが、男はただニタニタと笑みを浮かべるだけだった。

シルフィールドはそれ以上何も言わずに、踵を返して闘技場に向かって歩き出した。
55 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 15:53:09.19 ID:sC2WDkxd0
シルフィールドは別に、博愛主義者というわけではない。

むしろ、英雄の魂を冥界へと導く役割を担うシルフィールドにとっては、戦場での誉れある死というものは尊いものだとすら感じていた。

しかし、このような誇りも正義もない場所で、クズどもの言いなりになって命を殺めるということを、バルキリーとしての矜持が認められなかった。


シルフィールド(私は……)


答えが出ないまま、シルフィールドは戦場に立った。

前回と同じように歓声が巻き起こる闘技場の中に、男は立っていた。



シュバル「あんたがバルキリーか? 確かに綺麗だけど、見た目は人間と大差ないな」

シルフィールド「……」

シュバル「中身も同じなのかな。バルキリーの血ってのは赤いのか?」

シルフィールド(これは、血の匂い……)


その青年から漂ってくるのは、こびりついて落とせない、死の匂い。

目の前の男は、息を吸うように人を殺せる者だということを、シルフィールドは肌で感じ取った。

シルフィールドはハルバードを構える。そして、戦いの開始を告げる笛が鳴った。



シュバルの戦い方は?(使用武器、魔術、異能、その他戦闘スタイルなど) ↓1〜3コンマ最大
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 15:57:53.95 ID:ARiPWnt/0
触れた相手から一時的に視力を奪う異能を持っており、その能力で一方的にいたぶるのを得意とする
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 16:04:01.74 ID:iCFsjBFbO
正面からナイフで切り刻む
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 16:06:00.86 ID:5eVm7FWB0
目を合わせた相手の動きを一瞬封じる
59 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 16:56:06.36 ID:sC2WDkxd0
シュバル「ふっ!」

シルフィールド「はぁ!」


二人が駆け出して数瞬で、互いの武器がぶつかり合う。

男が使用しているのは短剣だった。

特に細工が施されているようには見えない。このまま続けば、一戦目と同じように相手の武器が破壊されてシルフィールドが勝つだろう。


シュバル「羨ましいな! 俺もそういう強そうな武器を使わせてほしいよ!」

シルフィールド「これは我が主より授かった神聖な魔法具です。人間がおいそれと使っていいものではありません!」

シュバル「そう言われると、奪ってでも欲しくなる!」


力任せに棍棒を振り下ろしてきたオークとは違い、その男はうまく力を反らしてシルフィールドの懐に潜り込もうとする。

シルフィールドは男を近づけさせまいと、巨大なハルバードを振り回して男を牽制する。


シュバル(クソ、こうも武器がでかいと近づけないな! 触れさえすればこっちの流れなんだが!)

シルフィールド(この人、素早い……! 距離を詰められると、おそらく向こうに分がありますね)


再び向かってくる男に対し、シルフィールドは横薙ぎの一閃を放った。

男は剣で斧を受け止めると、剣を斜めにして斧を滑らせるようにして上に反らした。

そして、勢いを殺さぬままのスライディングでハルバードの下をかいくぐる。


シルフィールド「なっ!?」


足元に滑り込んできた男が、シルフィールドの顔めがけて腕を突き上げた。

男を蹴り飛ばそうとシルフィールドが脚を上げた瞬間、男の腕がシルフィールドの脚を掴んだ。

身体に巻き付けただけといった状態の布から曝け出された生足に、男の冷たい手が触れる。

シルフィールドの身の毛がよだった。
60 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 16:57:14.47 ID:sC2WDkxd0
シュバル「はは、いい脚だな。鍛えられた女のしなやかな脚だ」

シルフィールド「このっ……! 離しなさい!」


シルフィールドは、男から距離を取ろうとする。

突如、シルフィールドの視界が暗闇に閉ざされた。


シルフィールド「――!?」

シュバル「はぁ!」

シルフィールド「きゃあっ!?」


シルフィールドの身体が吹き飛ばされた。おそらく、男が振るった剣によるものだろうことは分かった。

背中に打ち付けられた地面の感触で自身が倒れたことを知るシルフィールドだが、見上げた先はやはり暗闇に覆われていた。


シルフィールド(これは、視界が奪われて……! 男の魔術ですか!?)

シュバル「うーん、やっぱあの鎧の上からだと傷をつけられないな。一度脱がせるか」

シルフィールド「このっ……!」


シルフィールドは膝をついて上体を起こした。だが、向いている方向に男がいるのかすらも分からない。

男はそのまま、足音を殺してシルフィールドの元に駆けた。


シルフィールドはどうなる? ↓1コンマ一桁
偶数 目が見えずとも戦うことができる
奇数 防戦一方になる
ゾロ目 なすがままボロボロにされてしまう
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 17:00:21.32 ID:ov6Wns4wo
えい
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 17:00:27.87 ID:SO3e9kaVo
63 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 17:27:29.18 ID:sC2WDkxd0
シュバル(もらった!)


あらぬ方向を向いたままのシルフィールドめがけて、男は剣を振るった。

まずは体力を削ってから、鎧を脱がせてからいたぶろう。

その美しい肢体に傷がつき、鮮血が流れ出る様を思い浮かべ、男はどす黒い情欲を湧き上がらせた。


シルフィールド「……そこ!!」

シュバル「がはっ!?」


突如振り向いたシルフィールドが振るったハルバードによって、シュバルは吹き飛ばされた。

何も見えなくなったはずのシルフィールドの瞳が、まっすぐとシュバルを射抜いていた。


シルフィールド「光を失おうとも、私の目には見えていますよ。血に飢えたあなたのどす黒い魂が」


暗闇の中揺らめく黒い炎を見つめながら、シルフィールドは静かに言った。


シュバル「ははっ、なんだよそれ。バルキリーの目は特別なのか? 面白そうだ、くり抜いて見てみたい」

シルフィールド「愚かな……真に見るべきはその精神、魂です。形あるものだけに囚われるとは、何も見えていないのはあなたの方でしょう」

シュバル「何をっ……! 意味分かんねぇんだよ!」

シルフィールド「はぁ!」

シュバル「ぐっ!?」


駆け出そうとした男に向かって、シルフィールドはハルバードを振るった。

軽々と振るわれるその斧槍の重圧感に、受け止める男の体力が削られていく。
64 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 17:28:29.58 ID:sC2WDkxd0
そして。

パキン、という乾いた音とともに、男の短剣が砕け散った。

斧の切っ先が、男の喉元スレスレで静止する。

男は思わず、引き攣ったような声を上げた。


シュバル「ま、参った、降参だ!」

シルフィールド「……」


「何やってんだよシュバル! いつもみたいにそのいけ好かない女を血祭りにあげてくれ!」

「やってやれバルキリー! 今までそいつが殺してきたやつらと同じように、惨たらしく殺してやれー!」


失われていたシルフィールドの視力が元に戻る。

目の前には、死の恐怖に顔を歪める男の姿があった。



シルフィールドはどうする? ↓1〜3コンマ最大
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/03/03(日) 17:29:06.10 ID:dqGiWVZZ0
せめてもの慈悲、一撃で首を刎ねる
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 17:32:42.79 ID:CysUdVmdo
相手の話を聞いてから、殺さなくてはならないことを侘びて[ピーーー]
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 17:33:51.68 ID:DBzTO6hJO
>>65してから次は良い人生が送れる様に祈る
68 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 18:06:54.25 ID:sC2WDkxd0
シルフィールド「……あなたはどうしてここへ?」

シュバル「あ? どうして奴隷になったってことか? そんなこと聞いてどうするんだ?」

シルフィールド「いえ、ただこれから命を絶つ相手のことについて、少しぐらい知っておきたかったので」

シュバル「お、おい! 待ってくれ! 俺はまだ死にたくねぇんだ! さっきまでのことは謝るよ!」

シルフィールド「あなたの魂では、残念ながら我が主の元へは行くことはできないでしょうか……せめて安らかに散っていけるよう祈っています」

シュバル「待てよ! この、助けてくれ! 俺も無理やり戦わされてたんだ! ここのクズどもに!」

シルフィールド「魂は流転します。次生まれ変わることができたときは、その戦闘の才をより多くの人のために使えますように」

シュバル「た、助けてくれええぇぇx!!」


命乞いをする男の首元を、シルフィールドは斧槍で一閃した。

一瞬のことで痛みもなかっただろう。恐怖で歪んだ表情のまま、男の首が地面へとずり落ちた。

鮮血のシャワーが舞う。観客席は狂熱に包まれた。


「やりやがったぞバルキリー! 首を刎ねるなんざひでぇことしやがる!」

「ガハハハ、ざまぁみろシュバル! お前のショーも楽しかったぜ!」

「もっと泣き叫ぶ悲鳴が聞きたかったのにー! つまんない!」

「強いなあの女! 敗北して犯される様を見るのがますます楽しみだ!」


シルフィールド(申し訳ありません……せめて、安らかに)


いまだ冷めやらぬ観客たちに背を向けて、シルフィールドはその場を後にした。
69 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 18:07:57.01 ID:sC2WDkxd0
看守兵1「お疲れさま。よく分からねえが、シュバルの能力はお前とは相性が悪かったみたいだな」

シルフィールド(かの者の力を知っていたのですね……まあ、私に教える義理などないのでしょうが)

看守兵1「にしても、随分とキモチよくいったな。この前のオークの時にもそれができていればな」

シルフィールド「……私は、必ずここから抜け出して自由になってみせます」

看守兵1「あん?」

シルフィールド「あなた方のような救えない人間たちには、いつか必ず我が主の天罰が下るでしょう」

看守兵1「……そうかい。そりゃあ楽しみだ」


力強く睨みつけてくるシルフィールドに対し、看守兵はニタニタと下卑た笑みを向けるだけだった。



【二戦目終了】

戦歴:2勝/0敗
ランク:☆☆☆☆☆
淫乱度:


次の行動を決めます。
1.戦闘(今までのように敵と戦闘を行います。詳細決めは次安価)
2.イベント(戦闘以外のイベント。他の奴隷や看守兵、客との絡みあり。詳細決めは次安価)
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 18:09:43.97 ID:eSVdJrnto
1
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 18:10:04.74 ID:dMxzKGfgo
2
72 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 18:16:42.03 ID:sC2WDkxd0
すいません安価指定忘れてました
このレスから↓1で
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 18:16:55.33 ID:CysUdVmdo
2
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 18:17:36.99 ID:CysUdVmdo
よく見たら連取りになってた、連取無理だったら下で
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 18:18:03.08 ID:t9b8CQTpo
1
76 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 18:21:52.49 ID:sC2WDkxd0
それでは1の戦闘で行きます

次の敵を決めます。敵は女奴隷でも奴隷じゃない男や魔物でも可
↓1〜3コンマ最大
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 18:22:08.67 ID:aj/s7k0Ao
イヴ
人間 女 14歳 ボロボロと体に細い手足でまともに戦闘できるようには見えない。首と両手足には肉と骨でできた不気味な呪具が取り付けられている
親友を助けるため忍び込んで脱走騒ぎを起こしたため捕まって以来見世物に使われている
呪具の効果により真っ二つにされた程度では死なず意識も失わない。また、呪いの炎を出すことができる。身体能力は普通の14歳未満

呪具の材料は親友の手足。達磨になった残りは普段は備品としてイヴの牢屋前で使われる他、イヴの試合中は観客席に飾られる
呪具の燃料タンクにもなっており効果が発揮されるたびに悲鳴を聞くことができる
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 18:22:18.68 ID:Duz2PHLIo
ディアナ
エルフ ロリ妊婦 淫紋入り
魔法の弓と短剣で素早く敵を倒すタイプ(だがボテ腹の為スピードダウン中)
淫紋の効果は発情・妊娠率上昇・母子保護・胎児が淫乱に育つようにする改造
母子保護はかなり適当で腹を何度も殴られれば流産する可能性がある
試合中に流産するか・産気付くかなどが賭けの対象にされている
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 18:22:42.69 ID:f3bw361lo
【名前】ルーリー
【種族】スライム(核持ち)
【容姿】水色半透明の全裸ツルペタ少女、手先足先毛先は液状化
【性格】ダウナー、だらけ間延びした口調
【戦い方】絡みついて関節極めたり窒息狙ったり(意外と素早く動ける)
【奴隷となった経緯】適度に勝ってりゃ死ぬこともない、楽に生きれるから自分から捕まりにいった
【その他】核以外は完全物理無効。液体が主食なので勝ったら相手の体液唾液精液愛液を搾り取ってる
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 18:26:31.06 ID:Duz2PHLIo
悔しいけど奇跡の連番
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 19:06:58.34 ID:1L3qaEYQO
3 皆で過激派に入る代わりに牧場に手を出さないように交渉する
82 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 19:07:16.48 ID:sC2WDkxd0
看守兵1「お前、賞金ほとんど手を付けてないんだってな。あんな薄暗い牢獄でじっとしてるなんて俺なら発狂するね」

シルフィールド「人間が持つような世俗的な欲はあまり持ち合わせていませんので」

看守兵1「そーかい。そいつはご立派なこって。おら、次の試合だ。準備しろ」


看守兵に引き連れられて闘技場の控室に向かう。


看守兵1「シュバルとの一戦以降負けなしか。正直言って想像以上だ。バルキリーってのはみんなお前ぐらい強いのか?」

シルフィールド「私は別に、バルキリーの中では別段強いほうではないですよ」

看守兵1「そうなのか、怖えな。お前のお仲間がここに来るのはもう少し先になるかねぇ」

シルフィールド「……」

看守兵1「お前の強さを認める客も増えてきた。だがその分、こっから先お前が戦う相手も相応の強さになってくるぜ」

シルフィールド「かまいません。誰が相手だろうと、私は勝ちますので」


いつもの装備に身を包み、シルフィールドは闘技場の方へと向かった。
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 19:07:20.07 ID:1L3qaEYQO
誤爆失礼しました
84 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 19:10:44.42 ID:sC2WDkxd0
「シルフィールドォ!! 今日も勝ってくれよ、お前に賭けてんだ!」

「今日こそバルキリーが負けるところが見れるはずだ! やってやれルーリー!」

「ルーリーちゃんかわいー! 早くその生意気な女を泣かしちゃってー!」


ルーリー「ういー、応援ありがとー」

シルフィールド「……」


目の前で観客に向かって手を振る少女は、今まで戦ってきたどの敵とも違うように見えた。

あるものは死の恐怖に怯え、あるものは残忍な欲望のままに牙を剥き出し、あるものは勇ましくこちらを見据えてきた。

だが、目の前の少女はそのどれでもない。笑顔で観客たちに応えるその姿は、まるで本当の大道芸人のようだ。

少女の姿をしたその魔物は、青く澄んだ半透明の身体をぷるぷると動かしていた。

そのなだらかな胸の中心部では、球状の核が淡い魔力の光を放っている。


シルフィールド「あなたも、奴隷としてここに捕らえられたのですか?」

ルーリー「うん、そだよー」

シルフィールド「……あなたは、ここでの戦いを受け入れているのですか?」

ルーリー「うん。だって勝ちさえすればぐーたら寝ててもごはんもらえるしー、みんな褒めてくれるしー、たまに負けても犯されるだけで殺されることはないしー」

ルーリー「外で外敵に怯えながら暮らすよりずーっと楽だよー」

シルフィールド「そうですか……私はここは大嫌いです。一刻も早くここから抜け出したいので、悪いですが負けていただけませんか?」

ルーリー「やだよー! 負けるのは嫌いだもん。それに、お姉さんの魔力、なんだかおいしそうな匂いがするー♥」


そう言って少女は、口元からじゅるりと体液を垂らした。

ほわほわとしたその能天気な笑顔からは、少女の思考を読み取ることができない。


シルフィールド(核を持った高知能のスライム……油断はできませんね)


試合開始の笛の音がなると同時に、シルフィールドは駆け出した。

迫りくるシルフィールドを前に、スライムの少女はただぷるぷると身体を震わせていた。



戦況はどうなる? ↓1コンマ一桁
1〜2 シルフィールドがかなり有利
3〜5 シルフィールドが有利
6〜8 ルーリーが有利
9〜0 ルーリーがかなり有利
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 19:13:02.94 ID:CysUdVmdo
負けても死にはしなそうな
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 19:14:04.15 ID:Duz2PHLIo
殺しても死ななそう
87 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 19:47:59.13 ID:sC2WDkxd0
ルーリー「おりゃー!」


迫りくるシルフィールドに向けて、スライムの少女は腕を突き出した。

腕の先は液状化しており、指はおろか手のひらにあたる部位もない。

腕の先がボコボコと泡立った次の瞬間、水色の粘液が噴水のように噴き出した。


シルフィールド「ふっ!」


シルフィールドは臆することなく、ハルバードを横に振り抜く。

スライムの放流は、綺麗な断面を残して真っ二つに引き裂かれた。


ルーリー「ぎゃああああ!? いたぁぁい! なんでぇ!? 私に斬ったり殴ったりは効かないはずなのにー!」

シルフィールド「やはり、物理無効の特性もありましたか。ですが残念、私のハルバードは霊体をも切り裂ける魔法具です!」

ルーリー「やだー! そんなの反則だよー!」


スライムに肉薄したシルフィールドは、ハルバードを豪快に振り下ろした。

少女を模っていたスライムはぐにゃりと形を変え、器用にハルバードを避けた。
88 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 19:48:43.00 ID:sC2WDkxd0
地面に水たまりのようになったスライムは、シルフィールドの身体を迂回するようにして背後に回る。


シルフィールド(速い……!)

ルーリー「捕まえてやるっ!」

シルフィールド「はっ!」

ルーリー「ぎゃああああ!? 今度は刺されたぁぁ!」


シルフィールドは、ハルバードの槍を少女の胸めがけて突き刺した。

痛みに喚く少女は、再び液状に戻って素早くシルフィールドから距離をとる。


シルフィールド(もとより核に当てるつもりはありませんでしたが、核は器用に動かせるみたいですね)

ルーリー「どうしよー、もう帰りたいー!」


「オラァ! 何やってるんだスライム! とっととバルキリーを犯せぇ!」

「シルフィールド! その調子に乗った小娘を痛めつけてやれ!」


ルーリー「もー! 好き勝手言わないでよー!」

シルフィールド「なんと醜い……あのような者たちの見世物になって終わる人生なんて、本当にいいのですか?」

ルーリー「はぁ? そういう説教みたいなことは勝ってからしてよ!」



ルーリーはどうやって攻める? ↓1〜3コンマ最大
1.ひたすら速さで翻弄して隙をつく
2.切られるの覚悟で物量で攻める
3.地面をスライムまみれにして機動力を封じる
4.催淫性の粘液を噴きかける
5.その他
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 19:49:34.24 ID:5eVm7FWB0
3
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 19:49:35.23 ID:K7yn+CnPO
2
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 19:50:44.21 ID:Duz2PHLIo
4
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 19:51:40.56 ID:f3bw361lo
コンマ競るなあ
93 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 20:10:29.33 ID:sC2WDkxd0
ルーリー「ほれほれー!」


足先が溶けてひとつになっているその少女は、間延びした喋り方とは裏腹に高速で地面を滑っていた。

シルフィールドの近くを旋回しながら、時折水鉄砲のようにスライムを飛ばしてくる。

シルフィールドは斧の部分でその攻撃を弾いていた。

どうやら、本体から分離したスライムに攻撃を加えてもダメージは与えられないらしい。


シルフィールド(あの機動性、迂闊に飛び込めばカウンターを食らいますね)


シルフィールドは攻撃をいなしながら、確実にダメージが与えられるタイミングを見計らっていた。

少女がハルバードの射程圏内に踏み入る瞬間を、シルフィールドは静かに待ち続ける。

そして、シルフィールドを中心にぐるぐると回っていた少女が、わずかに内側に曲がってきた。


シルフィールド(そこだっ!!)


シルフィールドは強く脚を踏み出した。

一気に距離を詰めれば、瞬きをする間に少女の腕を切り落とすことができるはずだ。

しかし。

力強く踏み出した一歩目が、地面を蹴ることはできずにズルリと滑った。


シルフィールド「なっ!?」

シルフィールド(地面に粘液が!? 私の周りをまわっていたのは、このため……!?)

ルーリー「引っかかったなー!」

シルフィールド「しまっ――!?」


尻もちをつきそうになっているシルフィールドの眼前に、青く澄んだ少女の顔が迫っていた。

目のような半球が細められ、口に当たる切れ目が薄く引き伸ばされる。

少女の身体は大きく広がり、水色の粘液がシルフィールドに降りかかった。



シルフィールドはどうなる? コンマ判定
↓1 シルフィールド
↓2 ルーリー
シルフィールドの値が大きい場合は、ルーリーを弾き飛ばせる
ルーリーの値が大きい場合は、ルーリーに捕まってしまう
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 20:11:33.64 ID:f3bw361lo
さあ
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 20:13:43.94 ID:bF/4Q5Wu0
ほい
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 20:19:26.84 ID:5NlZYSIV0
とうとうエロ展開か
そのうち逆レイプとか覚えちゃうのかね
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2019/03/03(日) 20:29:03.44 ID:kDsC64JXo
エロではなくリョナの可能性も
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 20:38:23.58 ID:V0Upr+7No
液体食べるタイプだから苦しくて涙とか出るかもな
自分は肉食のスライムに体を溶かされて体表剥げて内臓見えながら藻掻いてるのとか好きだけどそうはならんかな…
99 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 20:54:31.61 ID:sC2WDkxd0
ルーリー「ふふ、捕まえたー!」

シルフィールド「こ、このっ……! 離しなさい!」


体制を崩した状態ではハルバードをうまく振るうことができず、シルフィールドは尻もちをつく瞬間にルーリーに捕らえられてしまった。

地面に広がっていた粘液とスライムが再び混ざりあり、腰とお尻、足首をスライムにがっちりと掴まれてしまう。

そして、腕甲の内側に潜り込んだスライムが、シルフィールドの腕に絡みついた。

上手く関節が極められてしまっている。これではハルバードを振るうどころか、腕を動かすこともできなかった。


ルーリー「いやぁ、苦労したよー。でも、こうなったらもう私の勝ちだよねー」

シルフィールド「ま、まだ負けていません!」

ルーリー「にしても、この鎧なんだか触ってると疲れるなー。外しちゃうね」

シルフィールド「や、やめ……!」


シルフィールドの身体を縛り付けたまま、スライムは背中から新たな腕を伸ばし、器用に鎧を脱がしていった。

シルフィールドは身を捩らせるも、呆気なく鎧は脱がされてしまった。

普段牢獄の中で過ごしているときの、ボロ布一枚だけの姿となる。

その薄い布の上に浮かび上がるシルフィールドの豊満な双丘に、観客たちは怒号のような歓声を上げた。


「うおおおおおおおぉぉぉぉ!! ついにシルフィールドが負けたぁ!」

「今日は見に来てよかった! ほら、さっさと犯せ! 辱めろ!」

「なんつーでかいおっぱいしてんだよ! めちゃくちゃにしてやれー!」

「ようやくあの澄ました顔を泣かせることができるのね! ルーリーちゃんさすがー!」
100 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 20:55:25.64 ID:sC2WDkxd0
ルーリー「みんなも君の敗北を待ち望んでたみたいだよー、シルフィールドちゃーん」

シルフィールド「こ、このっ……!」

ルーリー「それではみなさーん、ご開帳ー!」

シルフィールド「やめっ!!」


ばるんっ! とボロ布から豊満な胸が飛び出した。

大人の男であっても手から零れ落ちそうなほどのそれは、自重でわずかにたわみながらも見惚れるほどの美しいフォルムをしていた。

少し大きめの乳輪は綺麗なピンク色をしていて、白い陶器のような肌に映えていた。

その先端には、ぷっくりとした乳首が存在を主張している。

これまで、どんな劣勢であっても崩れることがなかったシルフィールドの勇ましい顔が、かあっと朱く染まった。

その初心な反応も合わせて、観客たちの間に熱狂の渦が巻いた。


シルフィールド(み、見られてる……! 私の胸が、こんな、大勢の人間たちに……!)

ルーリー「おー、すごいねー! こんなに大きいおっぱい触るの、私初めてかもなー」ムニムニ

シルフィールド「や、やめなさい! 触らないで!」

ルーリー「こんなにおっきいなら、もう母乳も出ちゃうんじゃない?」

シルフィールド「そ、そんなわけ……! んっ……!」
101 : ◆wimrSjenYX3D [saga]:2019/03/03(日) 20:58:30.37 ID:sC2WDkxd0
ひんやりとした感触のスライムによって、シルフィールドの乳房がぐにぐにと形を変える。

左右に広げてみたり、下から持ち上げてみたり、ぎゅっと鷲掴みにしてみたり。

まるで玩具で遊ぶ無邪気な子供の用に、ルーリーはシルフィールドの胸を弄んだ。

半透明のスライムに犯されていやらしく形を変える自身の胸を見て、シルフィールドは羞恥で顔に火が付きそうになった。

肉欲に溺れるのは畜生のすることだと考えてきたシルフィールドにとって、これは耐えがたい屈辱だった。


シルフィールド(わ、私が、負け……お、犯されるなんて、そんな……!)


奴隷として囚われた以上、いつかはこういう目に合うかもしれないとは頭の片隅では理解していた。

しかし、どこかでありえないとも思っていた。上位のバルキリーである自分が、ここにいるような下賤な輩に負けるはずがないと本気で信じていた。

今こうしてそれが現実のものとなった時、シルフィールドは想像以上の嫌悪と恐怖に襲われていた。

直に触れ合う肌からシルフィールドの狼狽っぷりを感じ取ったルーリーは、悪戯っぽく口元を歪ませた。



ルーリーはどうする?(シルフィールドはどうなる?) ↓1〜3コンマ最大
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 21:01:59.66 ID:BA19WZe7O
ギリギリで核を探り当てて逆転
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