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【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十八輪目】

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798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 16:39:13.36 ID:oY5i0sWe0
799 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 16:58:18.76 ID:ojOn7Lvho

√ 2月4日目 夜 (病院) ※日曜日


天乃「……はぁ」

思わず、ため息が漏れる

えっちなことを中途半端にしてしまったせいか、

熱は冷めなくて、まどろみに沈むことも出来ない

かといって慰めるなんてしたら最後

明日は体調不良になることだろう

もはや命懸けの一人えっちなど、してられる状況ではないのに

天乃「友奈に慣れてるとは言ったけど……辛いわね」

東郷達が開相手をしてくれていたころは

求めればできた。やってくれた

でも、今は求めるわけにいかないし、やるわけにもいかない

天乃「友奈に、してあげられることはあったかしら」

自分が我慢しなければならないからと言って

友奈にまで我慢させる必要はなかった

友奈は襲いたくなるからと遠慮していたけれど。

天乃「何か、あったんじゃない?」
800 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 17:15:34.04 ID:ojOn7Lvho

天乃の力による弊害への対処だったり、

性的な欲求への対処だったり

赤い顔、瞳に浮かぶ小さな雫

我慢していると分かる手の力の入り具合

下着の中はどうなっていただろうか……

天乃「んっ……!」

衝動を感じて、唇を噛む

目を瞑らず見開いて、友奈の姿態が浮かばぬようにと天井を見つめる

天乃「やだ……」

両手を抑え込んでいた友奈の手の感触が、戻ってくる

冷めていない熱が、夏凜が来るまでの時間を取り戻していく

やってはいけないのに、やりたくなってくる

友奈が言った「久遠先輩はエッチだから」と言う言葉が否定できないと

今更ながらに、思わされていた


1、精霊組
2、イベント判定
3、意地でも寝る


↓2
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 17:22:55.33 ID:oY5i0sWe0
2
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 17:23:33.82 ID:e3pZVEh0O
3
803 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 17:52:51.56 ID:ojOn7Lvho

天乃「起きてたら……不味いわ」

起きていると考えてしまうし、熱は冷めない

このままではいけないと、目を瞑る

けれど、暗闇の中には友奈の顔が浮かぶ

性的な行為をしようと

天乃の体を貪ろうとしている、友奈の表情

罪悪感を押しつぶしたあの輝きのある瞳

力のない天乃は、怖くなかったと言えば嘘になる

けれど、それとは裏腹に体は友奈を求めた

今は友奈にも同じ力が流れているせいではあるのだろうが

嫌であるのと同時に、嫌でもなかった

天乃「ぁっ……んっ……だめっ、駄目ッ」

触れる右手を、左手で抑え込む

弱く繊細な腕は握ると痛いが、仕方がない
804 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 17:59:04.41 ID:ojOn7Lvho

天乃「寝るの。寝ないと……だめ」

意識さえ落としてしまえば

あとは朝になってくれているはず

それを願って右手を抑え、固く瞼を閉じる

暗闇の中、火照った体の熱が衣服の中を蒸らす

触れたいと、慰めたいと

生唾を飲んでは唇を閉ざす

天乃「はっ……はぁっ……はっ、んっ」

呼吸が整わない

甘えるような声が漏れる

触っていなくても

触ってくれる誰かを呼んでしまう声

天乃「んっ……っは……はぁ……っ」

眠れ、眠れ、眠れ。と呪詛のように、祈る

次第に、身体の暑さに焼き尽くされていくように、

意識は煙に巻かれて、溶けていく
805 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 18:02:57.15 ID:ojOn7Lvho
1日のまとめ

・   乃木園子:交流有(力の譲渡)
・   犬吠埼風:交流有()
・   犬吠埼樹:交流無()
・   結城友奈:交流有(衝動)
・   東郷美森:交流無()
・   三好夏凜:交流有(見守る)
・   乃木若葉:交流無()
・   土居球子:交流無()
・   白鳥歌野:交流無()
・   藤森水都:交流無()
・     郡千景:交流無()
・ 伊集院沙織:交流有(心配、予定通り)
・      九尾:交流無()
・      神樹:交流無()


2月4日目 終了時点

乃木園子との絆  106(かなり高い)
犬吠埼風との絆  127(かなり高い)
犬吠埼樹との絆  112(かなり高い)
結城友奈との絆  144(かなり高い)
東郷美森との絆  143(かなり高い)
三好夏凜との絆  170(最高値)
乃木若葉との絆  112(かなり高い)
土居球子との絆  59(中々良い)
白鳥歌野との絆  57(中々良い)
藤森水都との絆  49(中々良い)
  郡千景との絆  59(中々良い)
   沙織との絆  146(かなり高い)
   九尾との絆  80(高い)
    神樹との絆   ??(低い)
806 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 18:03:53.48 ID:ojOn7Lvho

√ 2月5日目 朝 (病院) ※月曜日


01〜10
11〜20 園子
21〜30
31〜40 夏凜
41〜50
51〜60 ダメ
61〜70 九尾
71〜80
81〜90 大赦
91〜00 ダメ


↓1のコンマ
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 18:20:03.57 ID:6zMrY2JmO
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 18:23:53.04 ID:QECqxotFO
ダメって何がダメなんだ…?
809 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 19:06:14.43 ID:ojOn7Lvho

√ 2月5日目 朝 (病院) ※月曜日


目を開けるのも億劫になる倦怠感

腕を上げるのも面倒で、ため息すらつくのも躊躇う気怠さ

天乃「……あぁ」

無意識にやらかしたのか

それとも、夢の中でそういうことがあって体だけが満足してしまったのか

いずれにしても力が流れ出てしまったことには変わりがない

天乃「まずい、まずいわね……これ」

寝返りを打てない

ナースコールも押せない

何とか上がった腕を額に宛がう

天乃「はぁ……」

少しずつ

少しずつ、体に意思を通して、動かせるようにしていく

それと同時に訪れる湿っぽい不快感には目を瞑る

天乃「こんなじゃ、沙織のことも馬鹿にできないわ」
810 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 19:43:24.42 ID:ojOn7Lvho

天乃「こうなるくらいなら、友奈にして貰うべきだったかしら」

友奈がしていれば、力は友奈に持っていかれる

だが、こうなっては力は流れ出ていくだけで無駄になってしまう

もちろん、行為をするだけで疲れてしまうため、

やらないに越したことはない

特に、みんなに力を渡さなければならない今

無駄にはしたくない

だから、友奈のことも断ったのだ

……が。

天乃「やだ、まだ残ってる……」

後処理にも糸を引くほどの欲求

友奈達には知られたくないと、ため息をつく

処理するのには、意外に時間がかかってしまった


1、精霊組
2、勇者組
3、イベント判定


↓2
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:44:09.12 ID:E6Rcf7ZMO
1
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:45:05.93 ID:m+waQQXg0
3
813 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 19:49:31.65 ID:ojOn7Lvho


√ 2月5日目 朝 (病院) ※月曜日


01〜10 園子
11〜20 樹
21〜30 風
31〜40 夏凜
41〜50 千景
51〜60 若葉
61〜70 九尾
71〜80 大赦
81〜90 ダークネス園子
91〜00 沙織


↓1のコンマ
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:52:19.71 ID:E6Rcf7ZMO
815 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 20:25:55.95 ID:ojOn7Lvho

√ 2月5日目 朝 (病院) ※月曜日


「久遠様、神婚の儀についてお話がございます」

天乃「……なんで、こんな時に」

一応、ノックはしてきたが

前触れがない大赦の神官の訪問

嫌悪感の強い表情で睨む天乃は

ため息をついて、布団を引き上げる

天乃「今すぐにやらないとダメ、とか?」

「いえ、ですが近いうちに行っていただく必要がございます」

天乃「なら猶予はあるんでしょう? なにも今来なくたって……」

「何か、困るようなことでも?」

天乃の不機嫌さ

何かしていたからなのかと

辺りを見回した神官の顔向きが、天乃へと戻る

「何かにおいますが、例の……久遠様の精霊が何か企てているのですか?」

天乃「そうね。デリカシーのない人を皆殺しにするかもしれないわね」

ぎゅっと布団を掴んで、顔を伏せる

声からして神官は女性ではなく、男性

アレの匂いをかがれたと、天乃は複雑に泡立つ心を宥めるために息を吐く
816 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 20:34:51.42 ID:ojOn7Lvho

天乃「それで……神婚がどうかしたの?」

「久遠様から回答をいただいておりませんでしたので、伺うように。と」

天乃「あぁ……そういえば」

考えさせてとは言ったが、それに対しての回答はしていなかった

だから来ることになったであろう神官へと目を向け、

天乃は頷く

天乃「神婚は行うわ。そうしないといけない理由があるの」

「では――」

天乃「でも、勘違いしないで」

大赦の望みである、

人類の救済のためにやるのではない

勇者部みんなのため、

これからを生きるであろう子供たちや人々の為に行うのであって

命を糧にした救済を行うつもりはないと断言する

天乃「私は私達の望みの為にこの魂を懸ける。貴方達の望みは、叶えさせないわ」
817 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 20:48:02.40 ID:ojOn7Lvho

「…………」

天乃「言いたいことがある顔してるわね」

「いえ、そのようなことは……」

天乃「仮面をつけてるのにそんなことがわかるわけないだろう?」

「…………」

天乃「分かるのよ。私」

天乃はあえて、笑みを浮かべる

仮面に隠れた男の顔

目に見えているものではないが、確かに分かってしまう

神官であれ、一人の人間だ

相手は【あの久遠家】であり、力を失いかけている少女

敬う気持ちよりも畏れる気持ちの方が大きかった今までとは違い、

もはや出涸らしである天乃を多少見下してしまう部分も少なからずあるだろう

頼まれる立場であることを利用している―ように感じる―話し方が特に来るのかもしれない

天乃「ふふふっ、ごめんなさい。からかったわ」

「久遠様……神婚は我々にとっても決して取りたかった手段ではないことを分かっていただきたいのです」
818 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 21:03:23.76 ID:ojOn7Lvho

「大赦としましても、苦渋の決断でした」

天乃「まぁ、ね」

「久遠様も、よくご存じでしょう?」

出来ることはやろうとしたのだ

防人を使って攻勢に出ようとした

奉火祭を行って許しを請おうとした

だが、それらを阻んだのはほかでもない天乃たちだ

使う予定だった神樹様の種を奪い、

行っていた奉火祭は中断された

そうしている間に、神樹様の寿命は危うく

取り返しのつかないところまで来てしまった

天乃「まぁ……ね」

「ですので、不本意なことではあるのです」

どうかお判りいただきたい。

そう求めた神官は頭を下げる
819 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 21:35:11.62 ID:ojOn7Lvho

「久遠様、神婚の儀を行うのは一週間後になります」

天乃「一週間って……」

「天の神による結界である外の炎は日に日に力を増しています」

このままでは、神樹様までもが燃やし尽くされてしまうかもしれない

一週間と言う時間も、

大赦なりに頑張って時間を作っての期日

これ以上伸ばすような余裕はない

「久遠様、勇者の皆様の代わりに、防人を護衛として付けます」

天乃「楠さん達を?」

「勇者の皆さまは本領を発揮できません。そんな状態では、防ぐことは難しい」

天乃「でも、防人の力で防げるものだと?」

「難しいとは思います。しかし、十分補えるかと」

そういった神官は躊躇いをかみ殺したように黙り込む

天乃はじっと神官を見つめて、その奥を探る


1、死ぬわよ。防人
2、お断りするわ。私にはみんながいる
3、防人には力はなくても数があるって?
4、言わなかった? 私は貴方達の望み通りにはならないわよ


↓2
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:40:13.31 ID:m+waQQXg0
3
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:41:16.68 ID:E6Rcf7ZMO
1
822 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 21:56:26.12 ID:ojOn7Lvho

天乃「死ぬわよ。防人」

はっきりと、言い切る

芽吹たちは頑張っている

勇者の力には劣るかもしれないが

それに匹敵出るようにと鍛錬を積んでいることだろう

だが、それでもだ

勇者でさえ死ぬことがあるように、防人も死ぬことはある

むしろ、勇者よりも確率は高い

天乃「まさか、そんなはずがないなんて楽観視しているわけではないんでしょう?」

「………」

天乃「そう、分かってはいるのね」

「なっ」

ただ黙っていただけ

それだけで悟ったように言う天乃に、神官は思わず声を漏らして

天乃の見つめる瞳と向かい合う
823 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 22:12:02.32 ID:ojOn7Lvho

天乃「楠さん達はあくまで、時間稼ぎでしかないのね」

「……神婚が成立するまでの間。それだけなのです」

天乃「だからって捨てるの? 防人のみんなの命を」

「っ……捨てるなど!」

天乃「それと同じようなものでしょう?」

否定する神官を否定する

人類の救済を目的としている大赦は

多少の犠牲があっても仕方がないと考えているのだ

奉火祭もそうだが、

大を救う礎になるのであれば

小を切り捨ててしまうことは致し方ないのだろう

天乃「私は嫌よ。みんなを諦めたりはしない」

「ですが」

天乃「みんなだって、そう」

友奈たちが、諦めるはずがない

防人のみんなを犠牲に出来るはずがない

そのためにも……何とかしなければならない

天乃「貴方達が言及したい妨害の罪は、ちゃんと償う」

「!」

天乃「世界は、私達が何とかする。誰も、犠牲になんてさせないわ」

天乃は力強く、言い切った
824 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 22:14:32.02 ID:ojOn7Lvho

√ 2月5日目 昼 (病院) ※月曜日


01〜10
11〜20 沙織
21〜30
31〜40 園子
41〜50 風
51〜60
61〜70
71〜80 夏凜
81〜90
91〜00 東郷


↓1のコンマ
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:16:51.01 ID:E6Rcf7ZMO
826 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/02(日) 22:22:21.27 ID:ojOn7Lvho

ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から



東郷「久遠先輩は、雰囲気が違うわ」

樹「それ分かります」

樹「普通の人とはオーラが違うんですよね」

東郷「そうそう。あの犯してっていう雰囲気が堪らないわ」

風「そんなだから樹に縛られてるの、分かってる?」

東郷「……すみません、口が勝手に」
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:35:16.60 ID:E6Rcf7ZMO

久遠さんは弱々しくなればなるほどエロさが増していくよなぁ
それはそうと芽吹達を交えて作戦とか立てておきたいけど会える機会はあるのだろうか
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:03:29.00 ID:6zMrY2JmO

誘い受けの権化久遠さん
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 02:22:39.52 ID:I7mU/umEO

夏凜イケメン、でも久遠さんえっちなせいで友奈が引き下がったのに自分でしちゃって結局身体に負担がかかってなんだかなあ
力移されると欲求溜まってくなら欲求不満の人数がだんだん増えて行って病室悶々としそうだけど久遠さん絡みなしで嫁の中でそういう関係なのって友奈東郷さんコンビくらいだよな?
っていうか神婚まで一週間しかないなら東郷さん犬姉妹夏凜でハイペースでやらなきゃいけないのか久遠さん頑張れ
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 12:35:24.38 ID:LoZpSOUBO

久遠さんの匂いがする友奈ちゃんとかいう東郷さんに喰われる為の存在

久遠さんはエッチすぎるんだよなぁ…悔い改めて
831 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/03(月) 21:29:44.54 ID:PmeS6EPKo

では少しだけ
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 21:32:36.95 ID:0USInNsBO
かもーん
833 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/03(月) 21:34:50.69 ID:PmeS6EPKo

√ 2月5日目 昼 (病院) ※月曜日


天乃「一週間……」

神婚を行うまでの猶予は一週間

その間に、みんなに力を与えて祟りに対しての抵抗を身に着けて貰わなければならない

友奈と園子は大丈夫ではないが、済んだ

夏凜、東郷はやろうと思えば出来るだろう

風と樹は分からないが

樹は満開をしていなかった分神樹様の力による抵抗力はなく

比較的軽く済むかもしれないという話だ

問題があるとすれば、天乃自身の体だろう

園子が一番重いとはいえ

一週間の間に四人に力を譲渡して体が耐えられるのか、分からない

友奈に与えた一昨日、園子に与えた昨日

二日連続で行った結果、気を失った

その程度で済んだことは喜ぶべきか、悩むべきか。

天乃「神婚の儀当日はさすがにダメ。みんなが万全である必要がある」

最後に行った勇者が体調を整えるために最低一日費やすと考えれば、

七日後の神婚の儀、その前日を療養日とするべき

つまり、猶予は五日だ
834 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/03(月) 21:44:33.20 ID:PmeS6EPKo

天乃「五日間で、四人?」

一日二人行えば二日で終わるが、それは絶好調である場合

絶好調である場合を除いて考えるとしても

最低でも一日一人を四日間連続で行う必要がある

それでなんとか、二日間の療養期間

天乃「今の、こんな体で?」

しかも、先んじて行った園子は体調を崩して目を覚ましていない

園子はいつ、戻って来ることが出来るのか

園子を基準に考える予定だったが、これでは考えられない

天乃「どう、するべきかしら」

夏凜や東郷、樹なら力を譲渡してもいいだろうが、

天乃自身の体が明日に間に合うのかどうか

そして、友奈のように訪れてくるようになってしまったら?

友奈の時は夏凜がいてくれたし

以降は千景たちがいるから大丈夫だろうけれど

そんな状態になってしまったみんながまともに戦えるとは思えない

だからこそ、決行の日までに猶予が欲しい

みんなに力を与えてから、最低一日は欲しい

可能であれば、二日間

やはり、ほぼ最短のスケジュールで挑む必要がある
835 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/03(月) 22:06:38.64 ID:PmeS6EPKo

天乃「私の体が、持つかどうか」

問題はやっぱり、そこに帰ってくる

園子の体調は心配だが、一番重い園子だからこそで

友奈は多少我慢ならなくなっていたけれど一日二日休めば収まるはずだ

友奈に近い東郷と夏凜は同じか、それ以上に問題はない

樹も風も、園子と比べればだいぶ軽く、友奈よりは少し重い程度

欲求は高まるだろうが、大きな問題は―天乃が耐えられない事を除けば―無い

天乃「…………」

ぎゅっと抱きしめるように身を屈める

手放された意識の解放もあってか、

性的欲求は沸いてこない

そもそも昨日は友奈の淫らさもあったからで

普段はさほどでもない

天乃「でも、一日一人のペースで返して平気?」

力が不足しすぎて、欲求不満にならないだろうか?

なる可能性はある

天乃「……欲求を解消して、みんなに力を渡して」

そんなこと、出来るのだろうか?

出来るかできないかで言えばできるだろう

だが……消耗は尋常ではないだろう


1、精霊組
2、勇者組
3、イベント判定
4、みんなに相談!


↓2
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:07:07.85 ID:0USInNsBO
4
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:09:08.36 ID:dqMpZnog0
4
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:14:08.69 ID:AlfSq5cAO
4
839 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/03(月) 22:23:16.52 ID:PmeS6EPKo

ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から


ゆゆゆいは夏から色々ありますが、
久遠さんは、早ければ今月中には2月14日目最終日まで行けそうです
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:29:00.88 ID:0USInNsBO

三周目もついに2月で最終決戦か…
スケジュールはカツカツになりそうだから全ての要素は回収できないかもだけどどんな結末になるのか楽しみだな
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:39:57.38 ID:eBiQGxqPO
生放送あるから無いと思ってたよ・・・乙

これが終わったらどうするんだろ
ゆゆゆいは続くのに久遠さんは続かないのかな?
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 23:51:43.86 ID:AlfSq5cAO

結婚式とか親への挨拶とかいろいろあるからまだまだ先は長そう
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 02:18:42.70 ID:qq6nCYKYO

・あいさつ回りと結婚式
・園子との初夜
・若葉の単身赴任
・子供の命名

決着後も割と消化しなきゃいけないイベントは多い
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 08:12:11.29 ID:8Lyleps8O
久遠さんの物語としては集大成みたいな感じだな
でもこの世界観凄く魅力的だしできることならくあゆシリーズはこれからも続いて欲しいなぁ
845 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 20:43:18.69 ID:Pvyoz74uo

では少しだけ
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 20:46:28.12 ID:qftpx+QxO
おk
847 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 21:29:20.94 ID:Pvyoz74uo

天乃「……悩んだら、相談」

今のみんなをさらに悩ませるのはどうかとも思うが、

神婚のことはすでに話してあるし、

その続きと考えれば、問題はない

と言うより、相談しない方が問題だろう

天乃「黙って無理することは出来るだろうけど」

確実に察しが付くだろうし、その状況で気付かれたら怒られる

しかも、かなり厳しく

みんながみんな友奈のようになるのだとしたら

ペナルティとして―性的に―散々な目に遭う可能性が高い

天乃「……」

ちらりと、松葉杖を見る

頑張ればなんとかなるが、無理は出来ない

天乃は諦めて、畳まれていた車椅子を引っ張り出す

天乃「千景、いたら手伝って」

千景「私で良いの?」

天乃「良いのよ。みんなのところに行くわ。お願い」

千景「分かったわ」

千景の手を借りて、天乃はみんなのいる病室へと向かう
848 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 22:09:04.38 ID:Pvyoz74uo

大赦から言われた話と

そのうえでどうすべきかを考えた持論を、みんなに話す

神婚の儀までは一週間

みんなのことを考えれば休みなしで一日に一人

聞くだけでわかる時間の不足

神婚の儀まで一週間しかないという驚きすら飲み込んで

夏凜達は悩まし気に眉を顰める

夏凜「園子は戻ってないけど、強行するってわけ?」

天乃「そうするしかないと思ってるわ」

東郷「私や夏凜ちゃんはまだいいですが、樹ちゃんと風先輩は大丈夫なんでしょうか?」

風「気合と根性?」

ぐっと握り拳を作って見せる風だが、

誰一人として笑うことはなく、天乃は首を振る

天乃「さっきも話したけれど、樹は大丈夫な可能性が高いわ」

樹「私だけ満開してないのはそうですが、本当にそれだけで?」

夏凜「むしろそれが重要なんじゃないの?」

友奈「満開してる人よりも神樹様の力が弱いからだよね」
849 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 22:32:28.93 ID:Pvyoz74uo

園子を含め、

満開を行った勇者たちの損なわれた身体機能を補っているのは、神樹様の力だ

天乃の力は穢れの力であり、

神樹様の力も天の神の祟りも関係なく相殺しようとする

そのせいで、満開をしていればしているほど症状が重くなるのと同時に

消耗も激しくなっていく

ゆえに、満開をしていない樹は祟りのみで

耐性はあるが満開をしている友奈や東郷とは同等に安全と言えるかもしれない

風「なら、東郷、樹、夏凜の三人……まぁあたし以外を優先したほうが良いんじゃない?」

東郷「いえ、それこそ風先輩を先んじて行うべきかと」

風「あー重いから?」

天乃「そうね。やるなら重い順」

夏凜「なら、私は最後ね。風、樹、東郷、私」

指を立てつつ順番を提示した夏凜は

軽く息をついて「でも」と続ける

夏凜「あんたは体的にきついんじゃないの?」
850 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 22:52:21.98 ID:Pvyoz74uo

昨日の友奈の暴走には触れず、夏凜は不安げに天乃を見る

一番重い園子に返したというのもあるだろうが、天乃は気を失ったのだ

一人一人が園子ほどではないとはいえ

連日行うことによって積もり積もった体への負担は大きくなり

気を失うだけでは済まない可能性がある

それを分かったうえで……だろう

東郷が口を開いた

東郷「でも、そうしなければ神婚の儀に間に合わないわ」

風「大赦の言葉を信じるなら一週間しか時間がないし、天乃の言う通り療養期間は大事」

夏凜「それを考えれば、連日の消耗も仕方がないって?」

樹「確かに、久遠先輩には無理をさせることになっちゃいますよね」

出来ればそうしたくない、させたくない

そう言いたげな樹は夏凜を見て、東郷を見ると

自分の姉の方に向き直る

樹「お姉ちゃんは、やったほうが良いって思う?」

風「最終決戦を考えるなら……ね」

それが理由になると【無茶も致し方がない】と言っているようで

口にした風自身が、深い層に顔をしかめた
851 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/04(火) 23:03:12.33 ID:Pvyoz74uo

では途中ですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:04:33.43 ID:TC0Py0hnO

難しい判断だけど強行するしかないな
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:13:01.38 ID:qftpx+QxO

耐性がないのは実質風先輩のみなだけに本人も辛いだろうな…
久遠さんも最後まで身体をすり減らすことになりそうだ
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 03:03:20.83 ID:+R8KKIocO

園子はこれ復帰できるんだろうか
855 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/05(水) 20:18:53.39 ID:UYuBYK/Ko

では少しだけ
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 20:19:18.89 ID:ex3jzuf/O
よしきた
857 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/05(水) 21:02:23.08 ID:UYuBYK/Ko

風「本当にそれをやって平気なの?」

計画上では、実行後二日間の猶予がある

その間に回復できればいいが

出来なかった場合に、天乃はただの生贄になってしまう

もちろん、これは悪い方に考えた場合の話だが

だからと言って無視するわけにもいかない

天乃「そうねぇ……蓄積された疲労に潰されないとは限らないわ」

東郷「ですが――」

風「東郷、言いたいことは分かってる。けど、無視は出来ないでしょ?」

夏凜「最後の最後だからそこには目を瞑るのもありだとは思うけど、やっぱり」

友奈「夏凜ちゃん……」

最後まで言わなかった夏凜を見つめ、友奈は小さく想いのこもった名前を呼ぶ

今まで、苦しむ姿を見てきた

あるときは、誰よりも近くで見てしまったこともあった

それがあって、園子のことがあって

こんな時だからこそ賭けに出るべきだと思う一方で

ここまで来たのだからもう無茶はしないで欲しいという思いがある
858 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/05(水) 21:38:19.20 ID:UYuBYK/Ko

夏凜「天乃は、やるつもりなんでしょ?」

天乃「万全じゃない貴女達を戦いに出したくないわ」

樹「ですよね……祟りも消耗しますから」

祟りによる消耗

そのハンデがあって、バーテックスの親玉と戦うのは厳しいだろうし、

天乃がそれを見逃すはずがなかった

先日の祟りによる弊害を感じさせなければ、まだ見逃されていた可能性もあるけれど。

見逃されていたからと言って、幸せになれるわけではない

天乃「夏凜は嫌なの?」

夏凜「嫌か嫌じゃないかの二択なら嫌よ」

樹「その二択なら、みんな同じ答えになるかと」

東郷「樹ちゃんの言うとおりね。久遠先輩が無茶するのを良いだなんていえないわ」

風は不快そうな顔をしたが実際問題、仕方がない

確実な生還を目指すのであれば、天乃の多少の無茶も必要なのだ
859 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/05(水) 22:15:55.53 ID:UYuBYK/Ko

天乃「ふふっ、そうなるとは思ってたわ」

嫌か、嫌じゃないか

その二択ならば答えは決まっている

それは天乃も同じで、

みんなが無茶するのが嫌か嫌じゃないかで言えば

考えるまでもなく、嫌だと言うだろう

だから、天乃は笑う

天乃「そうよね、無茶してほしくない無理はさせたくないって散々言ってたもの」

風「でも、やるんでしょ?」

天乃「私が無茶しないと、みんなが無理をすることになるわ」

ただでさえ無茶なのに、

祟りが完全に残っていることで無理になる

みんなはそれでもやる―やらざるを得ない―が

そんなことさせるわけにはいかなくて


1、さっそく、風に力を渡すわ
2、そしたら、夜にやりましょう。風
3、最後の無茶に、しましょう


↓2
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 22:17:45.51 ID:ex3jzuf/O
1
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 22:21:02.65 ID:6294NrEC0
1
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 22:21:12.99 ID:MWBIwIkkO
1
863 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/05(水) 22:33:32.23 ID:UYuBYK/Ko

ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から


東郷「あの、一ついいですか?」

天乃「ええ、どうしたの?」

東郷「体調的に一人が限界なのは分かりますが……万全なら二人遊ぶことも可能ですか?」

風「万全が前提なら全員で囲むのが一番でしょ。もてあましそうだけど」

東郷「流石風先輩、いい考えです」

樹「万全なら、そういうのも面白いかもしれないですね」


夏凜「……」チラッ

友奈「……」フイッ
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 22:40:13.80 ID:ex3jzuf/O

みんなの欲求がいよいよ限界に…w
それにしても久遠さんはこの一年間で何回死にかけてるのか
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 22:41:42.35 ID:MWBIwIkkO

結婚初夜とかいう久遠さん耐久レース楽しみ
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 02:26:50.44 ID:pXDt1VmtO

後半久遠さん基本不調でみんなと仲良しのパート少ないのかわいそう
867 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 20:27:10.28 ID:USHoboWVo

では少しだけ
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 20:33:53.82 ID:3wvVljCHO
あいよー
久遠さん誕生日おめでとう
869 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 21:05:16.10 ID:USHoboWVo

天乃「さっそくだけど風、力を渡すわ」

風「えっ、い、今っ!?」

天乃「ええ、今から」

悲鳴に近い声を上げて身体を引かせた風は、

天乃や自分の周りにいる樹達を目だけで追って、天乃を見る

ほんのり赤いのは恥じらいがあるからだろう

風「みんないるんだけど……」

天乃「園子も同じだったでしょ? まぁ、貴女が嫌なら良いけど」

風「園子の時はカーテン閉めてたのに……」

天乃「流石にカーテンは閉めるわ」

園子にやった経験がある

すぐにみんなにもやる

それもあるが、破廉恥な理由ではないからだろう

天乃はカーテンを閉めておけばいいのではと言い切る

天乃「えっちなことじゃないのよ?」

風「それはっ、そうだけどさ」

ほら、こう、ねぇ? と、風は伺うように呟く
870 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 21:27:55.42 ID:USHoboWVo

夏凜「ねぇ? なんていわれても困るんだけど」

風「夏凜は良いの!? 衆人環視の中授乳されるのよ!?」

夏凜「カーテンで仕切るって言ってるんだし良いんじゃないの?」

別に悪いことでもエロいことでもないんだし。と

夏凜は困ったように言いながら、息を吐く

衆人環視ではないにしても

見られている中でと言うのは、やや気になる

天乃は普段からエロいことも含めて精霊たちに見られているから、平気なのではと考えて

夏凜「場所、変えたら?」

天乃「別にいいけど、何かあったときに助けがある環境が良いわ」

東郷「それでこの場だったんですね」

樹「園子さんほどじゃないとは思いますが、何かあると怖いですもんね」

風「うぅ……で、でも、せめて、精霊のみんながいるだけの環境とかにしない?」

天乃「なら、私の病室に戻ったほうが良いわね」
871 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 22:03:18.70 ID:USHoboWVo

天乃「それなら良いでしょ?」

風「ま、まぁ……その、ごめん」

天乃「ううん、仕方がないわ」

風の気持ちもわかるからと、

天乃は笑みを浮かべて、謝罪を拒否する

東郷達も特別な理由がなければ、個別で行うほうが良い

天乃「ごめんね、対処を優先しちゃったわ」

風「そんな謝らなくていいわよ、どちらかと言えば、晒す天乃の方が恥ずかしいでしょ?」

天乃「う〜ん……どうかしら?」

交際している、肉体関係がある

不自由な時代には身体的なケアもしてもらった

恥じらいがあるかないかで言えば、あるけれど

そこまで大きな恥じらいは、なかった

天乃「とにかく、戻りましょうか」

風「あ、うん。じゃぁ、あたしが連れて行くわ」

天乃「お願い……みんなは、ゆっくり休んでてね」
872 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 22:19:56.99 ID:USHoboWVo

樹「何かあったらすぐに呼んでくださいね」

沙織「何かったら精霊通信であたしが受け取るから大丈夫だよ」

ナースコールよりも精度も感度も速度も抜群だよ。と

沙織は冗談めかして言う

千景達がいるからだろう、心配そうな様子はない

その一方で、友奈は何か言いたげに目を向けたものの

天乃の目が向けられた瞬間、さっと逃げてしまう

自分がやらかしてしまいそうだった不安と

風先輩ならきっと大丈夫。と言う信頼

口出しすべきかどうか迷った末に友奈は苦笑いを浮かべた

友奈「久遠先輩、無理はしないでください」

身体は大事に……ですよ。と、呟く

天乃「大丈夫よ、そんな心配しなくても」

友奈よりは少し重いかもしれないけれど

園子よりは大分軽いはずだから

だから大丈夫。と、天乃は風に力を渡すべく、二人で病室へと戻ることにした
873 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 22:24:16.41 ID:USHoboWVo

安価下1〜2

コンマ判定一桁
0最小 9最大


※コンマ-1(0を除く)

※1、天乃、2、風
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:25:26.92 ID:3wvVljCHO
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:27:46.94 ID:BPct6bBo0
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:27:53.60 ID:sSEsirGCO
877 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/06(木) 22:41:36.10 ID:USHoboWVo

ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から

今日は久遠さんのお誕生日ですね、おめでとうございます
おかげで、被害は軽いようです


樹「久遠先輩の誕生日は、嫌なことが多いです」

友奈「うん……おうちの人たちが酷いことになっちゃったり……? あれ? そうだっけ?」

樹「? え、そうです……え? いえ、そんなことないですよ!」

友奈「あれっ?」


東郷「悩んだ時は久遠先輩と淫らなことをすると良いわ」

風「気持ちは分かるわ〜、気持ちはね」
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:49:25.90 ID:3wvVljCHO

この結果を見るに園子の神樹様の力は余程強かったんだなと思ったり
さて反動が少なかった分、風先輩とのラブシーンはあるのだろうか
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:49:57.96 ID:3wvVljCHO

この結果を見るに園子の神樹様の力は余程強かったんだなと思ったり
さて反動が少なかった分、風先輩とのラブシーンはあるのだろうか
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:53:02.33 ID:3wvVljCHO
エラーが、すまぬ…
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:55:12.34 ID:sSEsirGCO

いい誕生日でよかった
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 02:33:49.03 ID:0o8UdanwO

風って樹と一緒に久遠さんとあんなにハッスルしたこともあるのに同じ部屋は恥ずかしいのかと思ったけどあの時もどちらかというと攻め強かったの樹の方だったな
883 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/07(金) 21:00:29.65 ID:9sYgiqruo

では少しだけ
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 21:04:33.36 ID:y8j1ivypO
よしきた
885 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/07(金) 22:24:01.42 ID:9sYgiqruo

√ 2月5日目 夕 (病院) ※月曜日


天乃「……大丈夫そうね」

力が持っていかれた感はあるものの、

気怠さなどは感じられないし、体調的な不安はない

それは風も同じで、

友奈のように眠ってしまっているけれど、

魘されていたりしないのも同様で、問題はなさそうに見える

天乃「風がこれなら、みんな平気かしら」

一番影響があるだろう風でこの軽さなら、

東郷や夏凜、樹は問題なく終えられるはず

問題があるとすれば、累積する天乃の負担だけだ

天乃は風を見つめながら苦笑する

きっと、今のような余裕はなくなる

笑ってごまかすことも可能だが、見抜かれるだろう

天乃「……気を失う程度で済めばいいけど」
886 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/07(金) 23:02:03.69 ID:9sYgiqruo

風を含めた4人で園子一人分か

それ以下か、それ以上か

満開の合計数で言えば圧倒的に少ないのだが、

それだけで決まるわけじゃない

直接会うことはなかなかできていないが、

子供の為に提供する分もある

もちろん、それを込みで今回のことは考えているから

その点に関しては問題ないだろうが。

天乃「一人一人の消費を考えると、辛そうね」

他人事のように呟く

やると決めたことだから、それは考えても仕方ないのだと、改めて


1、風に触れる
2、精霊組
3、イベント判定

↓2
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 23:03:02.62 ID:y8j1ivypO
1
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 23:04:19.44 ID:R11BAgbp0
1
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 23:04:30.04 ID:8SSCVtDZ0
3
890 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/07(金) 23:14:06.49 ID:9sYgiqruo

では、短いですがここまでとさせていただきます
明日は出来れば少し早い時間から


風先輩との触れ合い
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 23:20:00.94 ID:WrB48OUwO

あと3回か
次の力渡す時の判定も命だな
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 23:23:40.46 ID:y8j1ivypO

風先輩とは単独ではなかなかする機会がなかったからなぁ
ここらで一つプチ発散したいところだな
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 01:57:04.69 ID:6WWic+S5O

友奈ちゃんは拒否ったくせに!久遠さんの馬鹿!
まあそのあと無意識で自分でしちゃうくらいならって心境の変化なんかね
894 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 20:51:20.34 ID:DVEvg4ULo

では少しだけ
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 20:53:37.21 ID:7/swUQV+O
あいあいさ
896 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 22:09:39.74 ID:DVEvg4ULo

眠る風に、手を伸ばす

性的な欲求に求められているわけじゃないけれど

何となく、触れたくなった

そんな言い訳を心にして、温もりに触れる

人肌よりも少し熱い

天乃「熱、あるのね」

魘されるほどではないが

穢れの力を取り込んだことによる乱れはあるのだろう

時折寝返りを打つような仕草を見せては、

じんわりと浮き出た汗が流れ落ちる

天乃「貴女も、えっちなことしたくなる?」

友奈のように、自分のように

熱っぽさは体調不良なんかではなく

性的な欲求ゆえの物だったりするのだろうか

だとしたら、また、友奈のように来るのだろうかと考える
897 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 22:42:40.79 ID:DVEvg4ULo

風「ん……」

きゅっと、動く

普段は中学三年生

姉として、先輩として

頑張っている風も、こうしていればごく普通の子供で少女

それも、あと数ヶ月で高校生になる

受験勉強は時折していたらしいが

このままでは学力的な問題で合格できない可能性がある

中学時代に勤しんだこととして勇者のことを出せば

大赦の繋がりもあって多少、優遇されるだろうけれど

風がそれを望むわけがないし

神樹様の寿命が途絶えるのだとしたら、大赦云々、高校云々の余裕もないかもしれない

だからと言って、受験しない理由にはならないが

天乃「私……結局進路決めてないわ」
898 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 23:23:40.50 ID:DVEvg4ULo

天乃「選択肢なんて、あってないようなものだけど」

今の状態で進学は難しい

以前はついて行く程度の勉強もできていたが

妊娠以降は本当に辛くて、苦しくて

独学での勉強なんて全くできなかった

授業を受けている沙織や風がノートを見せてくれはするけれど

それで追いつくことなんて無理そうで

かといって、勉強の余裕はなくて

天乃「風は、みんなは……こんな私でも平気?」

少しだけ身を寄せると

風の胸元の柔らかさが胸にぶつかる

ほんのり汗ばんだ匂いを感じる

天乃「……もし、みんながいなかったら私はただただ、えっちな子になりそうだわ」

寄って、抱く

眠っている風は、少しだけ窮屈そうな声を漏らした
899 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 23:34:44.12 ID:DVEvg4ULo

01〜10 風(えっち)
11〜20
21〜30 風
31〜40
41〜50
51〜60
61〜70 風(えっち)
71〜80
81〜90
91〜00 風


↓1のコンマ

※空白なら起きない
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:37:09.26 ID:uRPTeabcO
えっ
901 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/08(土) 23:47:44.20 ID:DVEvg4ULo

ではここまでとさせていただきます
明日は出来ればお昼ごろから


東郷「おバカ天然属性の久遠先輩……?」

東郷「……東郷「ちょっと見てみたいわ」

東郷「あと、久遠先輩はエッチですよ? ただただえっちで可愛い先輩です」

天乃「何言ってるのよ……おバカ天然って友奈のこ――」

友奈「つまり、えっちなことに没頭すれば完全に一緒ですね」ニコッ

天乃「あっ」ドサッ
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:53:28.03 ID:uRPTeabcO

進路といえば勇者部の進路ってどんな感じなんだろうな
樹が看護の仕事したがってたのは前回だっけ?
今回は希望まだ歌関係の仕事かな?
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:56:55.67 ID:7/swUQV+O

風先輩お目覚めか、久遠さんに抱かれて理性持つかなw
それにしても身体がボロボロ過ぎて進路すら代償に…何とかならないだろうか
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 02:03:29.64 ID:bQUQyjvGO

行為みたいなのまでいかなくても最近の状況が状況で緊張感がすごくてチューとかすらしないから久遠さんが嫁とラブラブなところも少なくてすこし寂しい
園子はもともとの出来がいいから進学できるとして風と久遠さんは流石に中学で卒業延期もないだろうし高校浪人になるのかな(久遠さんは子供うんぬんの関係で高校行くかもわからないけど)
樹も祟りとか今の状況落ち着いたらオーディションみたいなの受けるのかどうかとか気になる、沙織…は3年だっけ?
905 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 15:30:12.75 ID:h7z10zyIo

では少しだけ
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 15:36:18.75 ID:i6GLyqRPO
かもん
907 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 16:07:50.82 ID:h7z10zyIo

風「ん……天乃……?」

天乃「ぁっ」

ゆっくりと瞼を上げた風は、

自分の体が軽い拘束感に覆われている事を感じたのだろう

まだ眠気の残る視線を下げ、天乃を見ると腕を回す

風「どうしたのよ……死ぬかと思った?」

天乃「そういうわけじゃ、ないけど……」

風「じゃぁ、どうしたの?」

覚醒しきっていないふんわりとした声色

妹に見ているわけではないだろうけれど、

眠っている自分に抱き着いているというのが違和感を覚えさせるのかもしれない

心配そうに言う風の腕の力は少し緩んで、天乃の頭に触れる

天乃「ちょっ」

風「良いから、良いから」

なでなでと、風の手が動く

半無意識的な優しさは心地よくて、少し気恥ずかしくて

天乃は「そうじゃないのに」と、呟く
908 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 16:59:52.59 ID:h7z10zyIo

風「こうしてると、天乃も女の子よねぇ」

天乃「普段の私は何なのよ」

風「……女性?」

天乃「なにそれ」

風「大人びてるってこと」

ぎゅっと、天乃の体を抱いた風は、

髪に顔を埋めて、すんすんっと鼻を鳴らす

天乃「なっ、何してるの!」

風「ずっと寝てるのに、相変わらずいい匂い」

天乃「やっ」

風「柔らかいし、あったかいし、いい匂いだし……」

頭に触れる右手と、腰に触れる左手

左手はだんだんと下がって、お尻にまで下る

天乃「っ!」

風「……誘ってるんでしょ?」

天乃「ちょ、ちょっと……っ」


1、止める
2、受け入れる

↓2

※2は判定有
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 17:07:42.17 ID:i6GLyqRPO
1
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 17:08:21.80 ID:5Yq7itK70
2
911 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 17:23:02.03 ID:h7z10zyIo

01〜10
11〜20 樹
21〜30
31〜40 夏凜(止める)
41〜50
51〜60
61〜70 友奈
71〜80
81〜90
91〜00 夏凜(止める)


↓1のコンマ
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 17:23:45.04 ID:09fIZ5YDO
913 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 18:01:45.43 ID:h7z10zyIo

風「何……? 誘ってたんでしょ?」

天乃「ちが、それは、違うの……」

力を与えたことによる均衡の崩れ

それによって余計に沸き立った将来への不安があったからで

性的に誘うつもりはなかった

けれど、風にとっては性的な欲求を刺激されるものだったのだろう

風は寝起きでありながら、したそうで

天乃「……母乳飲まないって約束できるなら」

風「ん、分かった」

風の体に押し当てていた手を引いた瞬間、

距離は瞬く間に詰まって、抱きしめられる

一瞬の圧迫感、黒く染まる視界

目の前が明るくなった時に見えたのは、

天井と、僅かに紅潮した風の笑み

天乃「待って、あと一つ! あと一つ約束!」

風「っ」

もう一度攻めに回ろうとした風を制して、天乃は声を上げる

出来るのは、それだけ

止める力は天乃にはない

風「何? 脱がせちゃダメとか?」

天乃「それは良いけど……あまり、激しくしないで」
914 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 18:26:00.79 ID:h7z10zyIo

風「えっ……」

天乃「?」

風「あー……それ、約束しなきゃダメ?」

恥じらいを感じる頬、少し潤んだ橙色の瞳、揺れる唇

膨らむ乳房を隠す寝間着の、横に逸れたボタン

愛したい

情熱的に、果てしなく

そんな欲求に生唾を飲んだ風は、

泳ぎだす瞳を隠すように目を閉じる

風「は、激しくって、ちなみに線引きとかしてる?」

天乃「え……あ、えっと」

風「曖昧?」

天乃「……気を失わない程度?」

伺うように答えた天乃の目の前に浮かぶのは、笑顔

なんだそのくらいか。という安堵

風「それなら、大丈夫大丈夫。安心して、身を委ねて」

天乃「待って、安心できない。なんだか怖いわ」

風「……三度目のお預けは、無しでしょ?」

にっこりと見せられた笑顔は、

大丈夫なんて言葉を信じるにはあまりにも怖かった
915 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 18:51:40.18 ID:h7z10zyIo

天乃「んっ」

風「ちゅっ……ん」

始まりはいつもと変わらない

唇を重ねて、触れさせて、押しつぶして……心を奪う

重ねるたびに聞こえる小さな声

胸に当たる豊満な乳房

手で触れたい、キスをしたい

そんな欲求の代価のように唇へのキスをしながら、

天乃の手を握る

小さな手、弱い力

少女らしさと言っていいのか分からないけれど、

勇者ではない普通の女の子のような弱弱しさを感じる

風「っふ……」

天乃「っは……ぁふ……」

風の唇から糸を引く

天乃の口元からかすかに溢れ出ていく

どちらの物とも分からないそれを、風がぺろりと舐め取る

天乃「んっ」

風「久しぶりだから……燃えるかもいや、萌える。わね」

上体を起こし、天乃の手を離れた右手で口元を拭う

満足げに、しかしまだまだ不十分

鳴りやむことを忘れた心音の激しさ

高揚感に熱されていく息を吐いて、飲み込む

疼く体は、重なりを求めて天乃に触れていく
916 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 19:45:23.89 ID:h7z10zyIo

天乃「ほんとに、駄目だから……っ」

風「ふふっ……ちゅっ」

天乃「んっ」

不要な言葉は、口を塞いでせき止める

キスをしている間、握り返される手に愛おしさを感じて

ほんの少し長く唇を重ねると、

ちょっとだけ苦しそうな声が漏れて、慌てて離れる

天乃「はっはっはぁ……んっ」

風「その呼吸、何とかならない?」

天乃「はっ? なっ」

驚いた声を漏らした天乃の唇を、奪う

ねっとりとした温もり、溢れかえるどちらかの唾液

唇だけから、舌同士のキスへと移ろう

こくりと唾を飲む

そんな仕草さえも艶めかしく思えてしまう

整っていない荒々しさの感じられる呼吸が思いを募らせる

風「だめ……全部好き、天乃の全部が好きだわ。あたし」

ぬちゅりと淫靡さの滴る音を鳴らしながら離れて、風は呟く

始めてしまえば終わるまでは止まれない

想いを改めて、風は天乃と唇を重ねる

何度も、何度も

今までできなかった分を取り返すかのように
917 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 20:04:15.54 ID:h7z10zyIo

√ 2月5日目 夜 (病院) ※月曜日


01〜10
11〜20 風
21〜30
31〜40 夏凜
41〜50
51〜60 おやすみ
61〜70
71〜80
81〜90 友奈
91〜00


↓1のコンマ
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 20:06:37.34 ID:VcRGHfukO
919 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 20:32:06.91 ID:h7z10zyIo

√ 2月5日目 夜 (病院) ※月曜日


夏凜「……やった?」

天乃「ええ、しちゃった」

夏凜「アン――」

風「あ、あたし! あたしが、つい我慢できなくなっちゃったからなのよ!」

詰め寄りかけた夏凜と天乃の間に割り込むように身を乗り出して、

風は慌てて声を張る

えっちなことを始めてからはもう完全に起きていたけれど

そこで止まることが出来なかったのは自分だ

抱き着いてきていた天乃の柔さと女の子の匂い

その誘惑が強かったのもあるが。

風「だから天乃はあんまり叱らないで」

夏凜「あんたも同罪なのに何言ってるのよ」

風が天乃が

それ以前の問題だと言う夏凜はため息をついて、天乃を見る

心配そうな瞳が、天乃の心を揺さぶる
920 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 21:01:05.01 ID:h7z10zyIo

天乃「……ごめんなさい」

夏凜「別に謝れだなんて言ってないでしょ。体は?」

天乃「平気」

夏凜「風は?」

風「あたしも、まぁ……」

申し訳なさそうな風と天乃の答えを聞き、

顔をしかめながらも、来客用の椅子に腰を下ろす

夏凜「馬鹿じゃないの?」

風「面目もない……けどっ、ほんとっ、我慢できないわよ?」

夏凜「それでもすべきだって言ってんの。天乃がエロいことするのは命懸けだって忘れた?」

風「忘れてないけど……いや、まぁ、ごめん……」

正直な話、

そのことは頭の片隅に追いやられてしまっていた

風「暫くできなくて、我慢してたのもあると思う。ごめん、天乃」



1、受けることにしたのは私だから、謝らないで
2、誘ったのは私だもの……風を怒らないで
3、心配なら、夏凜が優しくえっちしてくれればいいじゃない
4、今まで体調不良が続いてたから、私も少しはしたかったの


↓2
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:04:50.54 ID:5Yq7itK70
4
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:08:49.31 ID:VcRGHfukO
1
923 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 21:36:46.07 ID:h7z10zyIo

天乃「受けることにしたのは私だから、謝らないで」

風「けど」

天乃「それに、抱き着いていた責任もある」

風の言葉を遮って、天乃は微笑む

元々は誘うような意図なんてなかった行為

でも、それが結果的に誘いであったこと

欲求に揺れる風を受け入れることを決めたのは変わらない

風「でも、自制心が足りなかったのも事実だから」

天乃「風……」

風「確かにいい匂いだったし、柔らかかったし……エロいことしたいって思ったけど」

そこで我慢するべきだった。と、風は申し訳なさそうに言う

互いに、相手が自身のことを悪く言うのは認められない

そんなやり取りを前に、夏凜は呆れたように首を振る

夏凜「その調子なら、本当に大丈夫そうね」

天乃「うん、ごめんね夏凜」

夏凜「だから謝らなくていいって言ってるでしょ」
924 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 21:54:13.51 ID:h7z10zyIo

夏凜「大丈夫ならいいわよ、もう」

天乃が持つ穢れの力によって性的欲求が高まることや

天乃自身がそれを必要とする体質であることも理解してる

だから、強く言う気はないし、

身体が無事ならそれでいいとも思う

だけど、心配なのは心配で、不安は不安だ

夏凜「力あげるたびに必要な感じなの?」

天乃「そう、ね……少し必要になってる感じはあるわ」

夏凜「あー……じゃぁ、止めないほうが良かった?」

天乃「ううん、そんなことない」

あの時はまだ、必要だとは思っていなかった

でもしなかったせいで、朝起きたら酷いことになっていて

結局必要なのだと思わされた

この体はもう、えっちなことが必要不可欠なのだと

だからこそ、そんな自分が中卒で終わる将来への不安が大きくなってしまう
925 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 22:14:39.30 ID:h7z10zyIo

風「渡すたびに必要なら大変なことになるんじゃない? 大丈夫?」

天乃「ええ、負担は想定よりも大きくなるかも」

風「そんな些細なことみたいな……」

天乃「考えるべきことではあるけれど、祟り対策をしない選択肢はないわ」

別に、我慢してもいい

その場合は多少、体の拘束が必要になったりするかもしれない

もしかしたら、身体が外因的な快感ではなく

内因的なもので満足しようとした結果かもしれないが

少なくとも、手を拘束しておけば変なことはしないはず

それで今日みたいなことになったら、また考えるしかない

風「無理、し過ぎじゃない?」

夏凜「ほんと……流石に4連続はまずいんじゃない?」

風「あれ? やる気なの?」

夏凜「んなっ……や、やらないわよ! 天乃が、必要なら、べつだけど」

批判した手前

やるとは言えなかったのか、言ってしまったことの気恥ずかしさか

頬を染めた夏凜は顔を逸らして、言い返した
926 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/09(日) 22:21:00.49 ID:h7z10zyIo

では途中ですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から


友奈「そっかぁ」ニコッ

友奈「風先輩とは、したんだ。私はダメだって、拒否したのに」

天乃「あっ……それはね? えっと――んぐっ」グッ

友奈「言い訳なんて、良いです。久遠先輩がその気なら、私は私のやり方で、久遠先輩とやるだけですから」


東郷「なんて、修羅場になっていたかもしれないわ」

友奈「えぇっ!? そんなことしないよ!」

友奈(ショックで、ちょっと色々言っちゃうかもしれないけど)
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:37:56.37 ID:VcRGHfukO

まぁ友奈ちゃんは一番最初に搾乳体験してたしね

与える度にえっちな気分になってしまう久遠さんの母乳…夏凜ちゃんでも抗えないのだろうか
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:48:54.47 ID:N7CaZXQEO

結局友奈のときも自分でしてるから我慢しても消耗してるっていうね
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 02:42:11.02 ID:rXUZXie4O

みんながいる部屋じゃちょっと……って言いながら二人きりになったら致しちゃう風とかいう策士、久しぶりだったから久遠さんの方も溜まってたもの吐き出してそう
進路はなあ本当にどうなるんだろう、正直久遠さんと妖怪のハーフなんてとんでもない赤ちゃん大赦に面倒見てもらうのも怖いし
930 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 20:27:40.26 ID:9VNNhEgio

では少しずつ
931 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 20:36:31.25 ID:9VNNhEgio

夏凜「風、天乃とやったことあんまり話すんじゃないわよ?」

風「ん? あー……それもそうね」

一瞬、なぜかと言いかけた風は

その理由を瞬時に察して、髪を掻く

自慢するようなことではないのだが

久しぶりと言うこともあって気持ちは昂ってしまっている

みんなもそうなのだ

天乃とそういう触れ合い方をするのは久しぶり

えっちなことを知らないのであればいいのだが

半端に触れ、興味も大きい時期に長いお預け状態

出来るのであればしたいと思うのは当然で。

風「樹達もしたいって言いかねないわね」

夏凜「樹も……まぁまぁ強いんだっけ?」

天乃「なんで私を見るの?」

夏凜「経験者でしょ。あんた」
932 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 20:57:44.27 ID:9VNNhEgio

夏凜「樹の性欲がどうかって話」

経験者と言う言葉でも首を傾げそうな目をする天乃を一瞥し、

ため息交じりに率直な言葉を吐く

妹のことと言うのもあって、ちょっぴり顔をしかめる風だったが、

以前樹と二人で天乃とまぐわった経験があるからだろう

軽くうなずく

風「樹は我慢もするけど、やるときはやるわよ」

天乃「……やめてって言えば、やめてくれるけど」

夏凜「そりゃみんな止めるでしょ……」

行為に没頭し始めたら止まるかはさておき

やる前なら、止まってくれるだろう

たとえ、どれだけしたくても。

夏凜「何はともあれ、明日はまた別の奴にやるんでしょ?」

天乃「ええ」

夏凜「だったら、今日はもう無理せず寝なさい……風は戻ってきて」

風「えー」

夏凜「えーじゃないわよアンタ。やった後の匂いがする天乃と二人きりになんかしておけるわけないでしょ」
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 21:05:44.55 ID:M3nuYcGzO
樹ちゃんとの行為ってあの時の一回ぐらいだったもんな
934 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 21:21:10.24 ID:9VNNhEgio

千景たち精霊もいるのだが、

それでも不安にはなってしまう

天乃が受け入れたとはいえ、普通に見逃してしまうのだから

必要なことだったのだから仕方がないことではあるのだが

夏凜「…………」

天乃「……なにか考え事?」

夏凜「どうにかならないかって思ったのよ」

天乃「どうにかしたいけど、選んでいられないわ」

えっちなことは命懸け

だけど、それを避けて通れないからと言って止めるわけにはいかない

天乃「大丈夫、ちょっと頑張るだけだから……ね?」

許して。と

ねだるように見上げてくる笑みを、夏凜は困った様子で受け止める

駄目だと言っても聞かない

だから、いや、でも

いくつかの言葉を並べて、目を伏せる

飲み込んだいくつもの言葉から出てくる何かを吐き出す

夏凜「無理だったら無理って言いなさいよ?」

天乃「ええ」

止められない

止めても、どうにもならないことだから

これが本当に最後になるように願うことしかできなかった
935 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 21:38:08.63 ID:9VNNhEgio
1日のまとめ

・   乃木園子:交流無()
・   犬吠埼風:交流有(タイムリミット、授乳、えっち)
・   犬吠埼樹:交流有(タイムリミット)
・   結城友奈:交流有(タイムリミット)
・   東郷美森:交流有(タイムリミット)
・   三好夏凜:交流有(タイムリミット、無茶)
・   乃木若葉:交流有(タイムリミット)
・   土居球子:交流有(タイムリミット)
・   白鳥歌野:交流有(タイムリミット)
・   藤森水都:交流有(タイムリミット)
・     郡千景:交流有(タイムリミット)
・ 伊集院沙織:交流有(タイムリミット)
・      九尾:交流無()
・      神樹:交流無()


2月5日目 終了時点

乃木園子との絆  106(かなり高い)
犬吠埼風との絆  130(かなり高い)
犬吠埼樹との絆  112(かなり高い)
結城友奈との絆  144(かなり高い)
東郷美森との絆  143(かなり高い)
三好夏凜との絆  170(最高値)
乃木若葉との絆  112(かなり高い)
土居球子との絆  59(中々良い)
白鳥歌野との絆  57(中々良い)
藤森水都との絆  49(中々良い)
  郡千景との絆  59(中々良い)
   沙織との絆  146(かなり高い)
   九尾との絆  80(高い)
    神樹との絆   ??(低い)
936 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 21:50:13.34 ID:9VNNhEgio

√ 2月6日目 朝 (病院) ※火曜日


01〜10
11〜20 樹
21〜30
31〜40
41〜50 園子
51〜60
61〜70 九尾
71〜80
81〜90 東郷
91〜00


↓1のコンマ
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 21:54:01.56 ID:M3nuYcGzO
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 21:55:10.81 ID:muY70j+6O
939 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/10(月) 22:08:27.70 ID:9VNNhEgio

ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から


あと6日
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 22:10:07.06 ID:muY70j+6O

次は誰だっけ?
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 22:13:47.71 ID:M3nuYcGzO

そういえば園子が全然目を覚まさないけど…
最終決戦間に合うかな
942 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 20:11:30.05 ID:M2hflWX7o

では少しだけ
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 20:28:05.26 ID:EsavRhAjO
きてたー
944 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 20:28:50.62 ID:M2hflWX7o

√ 2月6日目 朝 (病院) ※火曜日


天乃「……っはぁ」

目を覚ましてすぐ、息を吐く

昨日のえっちなことの影響もあって体調を崩す可能性もあったが、

力を失った倦怠感はあるが、体調不良にまでは陥っていない

この状態ならば、次の授乳と言うべきか

力を与えることが出来るだろう

ただ、その次は難しいかもしれない

天乃「残ってるのは……」

樹、東郷、夏凜

言わずもがな、最も耐性のある夏凜は最後

満開を行っていない樹と

穢れの身代わりとなった経験があるが、

満開を数回行ってしまっている東郷はどちらでもいいと言えばいいだろう

どちらかと決めるのであれば東郷の方がいいのかな。と、天乃は思う
945 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 20:57:56.56 ID:M2hflWX7o

樹は、以前までも満開を使っておらず、

今回のシステムに切り替わってからもまだ、満開を使っていない

その一方で、東郷は以前に満開を行っており

今回のシステムに代わってからも満開を使ってしまっているし

今回に限っては代償はないと言っても、

それによって何らかの変化が起こっている可能性はある

天乃「……東郷、ねぇ」

友奈と風があの状態

なら、東郷はどうなってしまうのか

授乳行為の延長線上でそのまま押し込まれてしまうのではないか

そんな不安を覚えて、苦笑する

天乃「流石に、言えば止めてくれるわよね?」

それは、希望だ

東郷が、風や友奈のように

比較的軽い症状で済んでくれると言う祈り

だがむしろ、日に日に重くなっていくのは天乃自身だ


1、さっそく、東郷に力を渡す
2、精霊組
3、勇者組
4、イベント判定


↓2
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 20:59:11.79 ID:1jCXtTKr0
1
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:01:30.74 ID:QvepLSBKO
1
948 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 21:28:26.53 ID:M2hflWX7o

天乃「……時間は、有限だもの」

一昨日に友奈、昨日に風

友奈とはエッチなことしなかったが、

朝に大変なことになってしまっていて

だからと……風とはエッチなことをしてしまった

本来ならばゆっくりするべきなのだろうけれど、

そんな時間はないと、天乃は首を振る

夏凜や精霊のみんなは良く思わないかもしれないが

東郷がいるみんなのところへ向かうべく、松葉杖に手を伸ばす

天乃「…………」

握る力は限りなく、弱い

左足以外を取り戻した頃よりも、弱い

握るだけで軋む感じのする骨

身体を支えようとして震える右足

松葉杖にかかる負担が目に見える振動

天乃「危ないわね」

思わずつぶやいて、歯を食いしばる
949 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 21:45:56.30 ID:M2hflWX7o

一歩一歩、慎重に進む

千景たちに助けてと言えば、昨日のように助けてくれる

でも、無理はさせて貰えなくなる

無茶することも渋られてしまう

それが、勇者部にとって不利益になるとしても

天乃の命が危険に晒されてしまうのであれば、止められてしまう

もちろん、精霊や勇者部

みんなでの話し合いをしてでの決定になるだろうけれど

満場一致になることは避けられない

天乃「っ……車椅子の方が、良かったかしら」

手すりのある壁に腰かけながら、ひと休憩

少しでも大丈夫なアピールのためだったけれど

流石に無茶をしたのではと、汗を拭う

天乃「はぁ……でも、頑張らないと」

これで最後、これが最後

だから、今は無茶を重ねてでも頑張ろう

天乃はそう意気込んで、微笑んだ
950 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 22:03:44.21 ID:M2hflWX7o

東郷「私ですか?」

樹「東郷先輩は満開をしているから……でしょうか?」

自分ではないのは、

園子が重い症状に見舞われている原因である満開のせいではと考え、首をかしげる

満開をしていない自分としている東郷では

明らかに、優先順位は東郷が上だ

風「ほ、本当にやるわけ?」

天乃「ええ」

風「でも」

天乃「大丈夫よ。何とかなるわ」

えっちなことをしてしまった手前

東郷のことを言えないが、大丈夫なのかと伺う風に笑みを浮かべる

東郷だって無理強いはしないはず

もちろん、症状が重い場合には強引になるのも致し方ないが

そうでなければ大丈夫……のはずなのだ

夏凜「誰か一緒にいたほうが良いんじゃないの?」

風「あたし達の時に居なかったんだから、それはちょっとひどくない?」

東郷「夏凜ちゃんの心配も我ながら分かるけれど……大丈夫よ。理性はあるわ」

友奈「その言い方は、ちょっと怖いような……」
951 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/11(火) 22:09:44.30 ID:M2hflWX7o

では途中ですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:14:57.80 ID:EsavRhAjO

久遠さん最後まで命削ってるなぁ
そうまでしてでも勇者部のみんなを助けたいんだろうけど…
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:49:48.41 ID:QvepLSBKO

判定がどうなるかな
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 01:55:14.81 ID:4DGFoyGXO

コンマがよければ問題ないからへーきへーき(鼻ホジ)
これ具合悪けりゃ参加できない娘も出てきちゃうんだろうか
まあ祟りによる落命防止が一番重要でやってる部分もあるから一番の目的は達成してるといえばそうなんだけどさ
955 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 20:21:35.39 ID:OXUk33BCo

では少しだけ
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 20:34:38.64 ID:HfMSxkEtO
あいよー
957 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 21:00:55.91 ID:OXUk33BCo

風「理性があるって言っても、簡単じゃないわよ?」

東郷「穢れの誘い、久遠先輩の魅力は重々承知してます」

東郷にとって、天乃は魅力的な人だし

性的な欲求が一切ない……わけがない

だが、穢れによる性的欲求の高まりと、理性への干渉は経験したことがある

その時は流されてしまったけれど

あれは互いにとって必要だったからであり

天乃の負担になるのであれば、我慢できるはず。と、東郷は言う

風「そ、そう? きついんじゃない? いつも、東郷ってエロいことばっかり考えてるでしょ?」

東郷「流石にいつも考えてるわけでは……」

無いですよ? と、

なぜだか天乃から目を逸らす東郷だが、

その視線の先、風をじっと見て眉を顰める

東郷「もしかして、風先輩は我慢できなかったとか?」

風「はぇっ!? いやっ!? そんなことないけど!?」

友奈「えっ?」

夏凜「はぁ……」

上ずった風の声

友奈の驚いた声と、夏凜のため息

それが流れの区切りであったかのように、音が止む
958 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 21:16:54.25 ID:OXUk33BCo

友奈「したんですか?」

風「いやー……なんていうか、気付いたら、やっちゃってたのよねぇ……」

まだ半覚醒状態の時からしていたからだろう

理性が働いていなかったと弁明する風は、

所在なさげに髪を掻いて、乾いた笑い声を漏らす

友奈「………」

自分はして貰えなかったのに。

そんな不満と言うよりは、

それならして欲しかったなーと言いたげな寂しそうな表情を浮かべた友奈は

はっとして、首を振る

今はやらないように気を付けるべきという話なのに

催促してしまいそうな自分にくっと唇をかむのが見えた

東郷「なるほど、風先輩が抗えなかった。と」

夏凜「そ。だから東郷も危ないんじゃないのってわけ」

東郷「そういうことであれば、確証は持てないわ」
959 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 21:45:12.26 ID:OXUk33BCo

天乃「そんな自信満々に言われても困るわ」

東郷「大丈夫です。いざというときは舌を噛み切ってでも耐えます」

樹「死ぬかもしれないので駄目です」

精霊に守られていないのだ

以前のように、死を遠ざけてくれるような力はもうないのだ

冗談でもそれはダメだと言う樹に、天乃は同調しつつ友奈に目を向ける

一人でしなければならなかった寂しさが、感じられた

東郷「では、やはりそのっちのようにこの場でするしかないのでは?」

天乃「それはそうなのだけど、必要になっちゃう場合もあるの」

以前のように、穢れの力による影響を抑えるため

性的な行為が必要な場合もある

実際の問題、友奈としなかったせいで朝には大変なことになっていたから、勘違いではない

東郷「では……必要ならすると言うことですよね?」

天乃「そうね」

東郷「……どうします?」

天乃「どうって?」

東郷「風先輩が出来なかった我慢を、二人きりの状況でできるとは思えないのですが」
960 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 22:02:32.26 ID:OXUk33BCo

えっちなことを二人きりの状況で我慢することは難しいのだが、

えっちなことをするのであれば、二人きりが望ましい

天乃が必要なのかそうじゃないのか

力を渡す前から明確であれば、二人きりになるかそうならないか決められるのに

渡してからでないと、分からない

夏凜「とりあえずここで力を渡して、必要なら二人きりにするっていうのは?」

友奈「えっと、力を渡した相手じゃないとダメなんですか?」

天乃「私個人なら、そんなことはないわ」

当然だが、

天乃個人なら相手は誰でもいい

しかし、力を渡した相手も必要な可能性があるし

もしもそうなら、天乃とその相手でやる方がいい


1、東郷、任せるわ
2、二人で良いんじゃない? 信じるわ
3、とりあえずここでしましょうか。必要なら、みんなに協力して貰いましょう


↓2
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:04:07.07 ID:HfMSxkEtO
2
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:08:59.06 ID:rQJpCDhs0
1
963 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/12(水) 22:20:57.84 ID:OXUk33BCo

ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から


天乃「東郷、任せるわ」

東郷「では、友奈ちゃんと二人でまた楽しみたいです」

友奈「わ、私は良いよっ!」

友奈「えっと、そんなにしたくないなーというか、しなくてもいいかなーと言うか」

友奈「東郷さんもしたいだろうし、一人の方が楽しめるんじゃないかな〜?」


園子(ハッ! 昏睡状態になんてなってる場合じゃない予感……っ!)

園子(でも体が動かないよ〜っ)
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:25:09.55 ID:HfMSxkEtO

はたして東郷さんは己の欲望に打ち勝つ勇者になれるのだろうか
そしてますます不憫なそのっち…
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:34:30.80 ID:QDWtuZpPO
生殺し状態で笑った
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 02:21:06.00 ID:Afik2ggtO

久遠さんの状態まかせってことになると
穢れ譲渡の判定→久遠さんの理性の判定で理性がヤバい場合によっちゃ退室してもらうってことになるのかな?
コンマの判定多いとドキドキするからすき、明日が楽しみ
967 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 20:39:06.78 ID:lORurpVzo

では少しだけ
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:40:05.99 ID:lZEgdnyuO
よしきた
969 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 20:45:32.21 ID:lORurpVzo

天乃「東郷、任せるわ」

東郷「個人的趣向と言うべきか、することを考えればやはり二人きりが好ましいです」

園子は状態もあって仕方がなかった

だが、風もそうだったけれど

この歳でおっぱいを吸う……授乳行為をされると言うのは

見られたくはないものなのだ

えっちな行為だって3人での行為など

その場の全員が一緒に行うと言う前提があってこそ

人前で行うという状況を受け入れることが出来るのであって

それがないのならば、出来れば見られたくはないと言うのが正直な話である

東郷「ですが、二人きりで理性が保たれるのかどうか」

樹「凄い考えてる……」

むむむむ……と

中々の剣幕で悩む東郷は次第に頭を抱えるような素振りを見せて、硬直する

東郷「参考までに、風先輩はどんな状況ですることになったのか聞いても?」

風「ふへっ!?」
970 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 20:59:18.98 ID:lORurpVzo

夏凜「ふへって……」

風「そこうるさいっ! 急に来たから驚いただけよっ」

こほんっと咳払いをして、頬を掻く

嫌な記憶ではないけれど、恥ずかしい記憶

ちょっぴり思い出したくない昨日のことを思い出して、赤面する

風「えーっと……あれよ。あれ。ベッドで二人で寝てたのよ。それでまぁ……」

触れちゃうじゃない? と、

伺うように切り出した風は、天乃から目線をはずす

風「いい匂いだったし? 柔らかかったし? あーこれ、無理だなって」

天乃が受け入れたことまでは口にせず、

自分が我慢できなかった理由と、

そこに入っていったであろう状況を話して、東郷に目を向ける

勇者部の中では性的欲求が強い方であろう東郷もまた、

天乃が一緒は嫌だ。などと言わない限り、同じような状況になることだろう

つまり、絶対に同じことになる
971 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 21:38:49.57 ID:lORurpVzo

東郷「……それは我慢できませんね」

沙織「今まで触れられなかった不満もあるから、無理だよ」

天乃「それは申し訳なかったわ」

夏凜「仕方がないことだったんだし、謝るようなことではないでしょ」

みんなが欲求不満になるような状況になってしまったのは

当然ながら天乃が理由ではあるが、原因ではない

樹「東郷先輩、我慢できないならやっぱりここでするんですか?」

東郷「ううん、二人きりになるわ」

夏凜「我慢できないんじゃないの?」

東郷「それは根性と、若葉さん達に助力をお願いするわ」

友奈や風はすでに問題はないけれど

夏凜や樹はまだ……祟りの影響を強く受けやすい

そんな中、歌野達の力に守られている病室から長く放り出すわけにはいかない

そう、考えたのだろう
972 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 21:55:14.64 ID:lORurpVzo

東郷「久遠先輩、怖いとは思いますが……それで構いませんか?」

天乃「私は貴女に任せるって、言ったのよ?」

伺う東郷に、笑みを返す

怖いか怖くないかで言えば怖くはない

しかし、性的欲求を含めれば少しの不安がないわけではない

それでも東郷なら大丈夫

若葉達がいるなら大丈夫

だから、頷く

天乃「それで行きましょう」

夏凜「危なくなったら呼びなさいよ?」

天乃「ふふっ、大丈夫よ」

えっちなことはするかもしれないが

風の時と同じように、合意でのものになるはず。

友奈の時だって、受け入れる準備さえできていればあんなことにならなかった

だから……

天乃「友奈……今度はちゃんと、しましょうね」

避けてしまった友奈に、声をかけた
973 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 21:56:48.29 ID:lORurpVzo

安価下1〜2

コンマ判定一桁
0最小 9最大


※1、天乃(+1)
※2、東郷(-1)
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:00:41.88 ID:lZEgdnyuO
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:02:08.92 ID:HTmk2hAx0
976 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/13(木) 22:04:31.10 ID:lORurpVzo

ではここまでとさせていただきます
明日は所用によりお休みとなります

再開は明後日、可能であれば少し早い時間から


天乃8+1=9(重い)
東郷2-1=1(軽い)
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:07:36.30 ID:HTmk2hAx0

そのっちの時とは真逆の結果に…
久遠さんの無理が祟ったか…?
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:48:05.89 ID:zNW4Nk5gO

なんとかここで持ちこたえないと樹と夏凜抜きになっちゃうな
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 01:28:15.62 ID:ejr7RsxOO

東郷さんの体調すこぶるいいのが哀愁を誘う
980 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 20:12:27.56 ID:A1173Un3o

では少しだけ
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 20:20:16.53 ID:e+TFW/dtO
よしきた
982 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 20:52:59.27 ID:A1173Un3o

東郷「久遠先輩!」

東郷の悲鳴が聞こえた

扉一枚隔て、廊下に聞こえたクラスメイトの声のような声

それが、自分の意識が切り離されて行っているからだと天乃が気付いたのは、

東郷が触れた時だ

何にも感じられなかったのだ

自分のものではないような身体は

だんだんと、呼吸をしているのかさえ分からないほどに遠のいて

東郷「っ……まっ」

恐れを抱く東郷の泣きそうな顔

絞り出そうとしている声にこたえる余裕もなく、途絶えてしまう

夏凜「東郷!」

最初にカーテンを開いた夏凜は、

まず真っ先に声を上げた東郷の名を呼び、そして……天乃を見る

樹「夏凜さ――」

夏凜「来るな!」

風「夏凜?」

夏凜「いいから、ベッドに居なさい」
983 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 21:13:40.36 ID:A1173Un3o

近づいてくる樹達に冷たく言い放った夏凜は、

自分の開いたカーテンを閉じる

夏凜「東郷、東郷」

東郷「か、夏凜ちゃ……」

夏凜「大丈夫、私よりは酷くない」

夏凜に肩を叩かれ、ナースコールを握る手に触れられ、

東郷の手がゆっくりと開く

押しボタンのわずかな隙間

その跡がくっきりとついてしまうほどに強くナースコールを握っていたのだろう

少し痛々しいその手を一瞥し、夏凜は天乃の口と目元を拭う

激しい吐血はないし、苦しみに悶えているような様子はない

しかし、激しくはなくとも血は流れている

口だけじゃなく、目からすらも

東郷には酷くはない。と言ったが

酷くはないだけで、悪いことに変わりはなかった
984 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 21:53:45.19 ID:A1173Un3o

暫くして駆け付けた看護師たちによって、

治療と検査のために天乃が連れて行かれた後、

まだ汚れの残るベッドから動かない東郷に、夏凜は声をかける

夏凜「あんたのせいじゃない、だから、責めるんじゃないわよ?」

東郷「急だったわ……苦しんだりすることはなかった。ただ……」

口から血が溢れ出てきて、

それゆえの息苦しさからだろうか

目からも血が流れてきて

声をかけても反応はなく

硬直したように動かなくて

だんだんと、目に宿る光が失われていった

怖かった、恐ろしかった

このまま、天乃がいなくなってしまうのではないかと

夏凜「分かる……ほんと、怖いわよね」

東郷「夏凜ちゃん……」

夏凜「それでも泣き叫ばないあんたは凄いわ」

東郷「凄いなんてっ!」

凄いなんて……褒めないで

今はそんな言葉を聞きたくない

嫌悪感のある目を向ける東郷に対して、

夏凜はあえて、笑みを浮かべた
985 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 22:31:29.86 ID:A1173Un3o

東郷「何を笑って――」

夏凜「いや、別に」

怒る余裕があるなら平気だ

まだ、心まで壊れてしまうほどではない

自分の限界にまで近づいたことのある心

それがまだ壊れていないから、思う

夏凜「穢れを失いすぎたわね……まぁ、予想は出来てたけど」

風「樹と夏凜には無理?」

夏凜「その可能性はあるけど……」

友奈「樹ちゃんか夏凜ちゃんのどっちかは、やると思う」

みんなが望むか望まないか

それに関係なく、天乃は体調が少しでも戻ったら

あと一人でも。と、無理をすることだろう

夏凜「やっぱり、そう思うわよね」

樹「久遠先輩は無理しますから」
986 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 22:51:22.44 ID:A1173Un3o

樹も困ったように笑って、

少し辛そうに、天乃の残した跡を一瞥する

樹「もしそうなったときは、夏凜さん。お願いします」

夏凜「樹……」

風「何言ってるのよ樹っ」

樹「私よりも、夏凜さんの方が必要だと思うから」

こんなこと、天乃は認めないだろうけれど

戦力的に取捨選択をするのであれば、

取るのは夏凜であり、切るべきは樹

樹はそう、断言する

友奈「なら、樹ちゃんは病院で待ってるんだよね?」

夏凜「樹海に巻き込まれなければね」

一番初めの戦い

夏凜はその場にいたわけではないけれど、

否応なく引きずり込まれてしまう可能性はあると言う

すでに勇者としての力を保持している以上

まだ参戦できなかった頃の夏凜とは、違う

東郷「もしそうなら……祟りを背負った状態で戦うことになるわ」
987 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 23:18:27.40 ID:A1173Un3o

樹「覚悟は、してます」

祟りを背負った状態で戦う辛さ

それは、祟りに苦しむ日常生活の辛さからでも分かる

もし、戦いの中苦しまされるのならば、

まともな戦いは確実にできない

囮にすらならない、足手纏いになるかもしれない

誰かを守って戦う。

そんな、余裕があるかもわからない戦いでだ

樹「それでも、私は勝つ方に懸けるべきだと思うんです」

そのために、天乃が無理をする

みんなで、生きていくために

だから、樹は自分の無理を受け入れる

樹「もちろん、まずは久遠先輩が助かるのが先だけど……」

風「不謹慎だけど、しばらく休んでて欲しい自分と良くなって欲しい自分がいて複雑ね」

戻ってきたら、今度は無茶ではなく無理をする

戻ってこなかったら、それだけ重い状態と言うことになる

どちらも嫌なのに、そうでなければ誰かがその分の無理をしなければならない

苦しめられることの堪えない現状に

風は不安を覚えつつも、吐露することなく飲み込む

弱音を吐いていられるような、状況ではないのだ
988 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 23:22:45.81 ID:A1173Un3o
√ 2月6日目 昼 (病院) ※火曜日


01〜10 天乃
11〜20
21〜30 園子
31〜40 天乃
41〜50
51〜60
61〜70 園子
71〜80
81〜90 べつ
91〜00


↓1のコンマ
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:23:59.31 ID:e+TFW/dtO
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:28:59.58 ID:K/bZdwm3O
あ、
991 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/15(土) 23:36:30.94 ID:A1173Un3o

ではここまでとさせていただきます
明日はできれば昼頃から


一先ず久遠さんに戻ります
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:39:27.11 ID:K/bZdwm3O

早い復帰でよかった
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:40:46.79 ID:e+TFW/dtO

とりあえず久遠さんが早期復活したのは幸いか…
でも全員分のフォローが絶望的なのがかなり痛いなぁ
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 03:02:07.04 ID:X7xa+RP9O

樹もしんどいよなあこれ
2日休んで神婚行く予定だったけどギリギリになるかもしれないのか
995 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/16(日) 15:46:31.33 ID:8lYPOtYoo

では少しだけ
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 15:50:19.58 ID:jVeBSiJlO
あいよ
早々に次スレかな
997 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/16(日) 16:02:25.33 ID:8lYPOtYoo

√ 2月6日目 昼 (病院) ※火曜日


天乃「っふ……げほっ……けほっ」

咳に引き摺り出されたように戻ってきた意識

身体の奥底の痛みと、息苦しさ

味覚に染みる血の味を感じて、天乃は顔をしかめる

意識を失ったのだ

それも、園子の時とは比べものにならない、負担によって

天乃「風、東郷……」

園子を除けば、友奈と風と東郷の3人

それで、園子以上の負荷がかかった

あと1人

そんな我儘は許されるだろうかと、握り拳を作るだけで震える手を見つめる

天乃「ぅ……」

ベッドに手をつき、何とか状態だけでも起こそうと、試みる

キシキシと軋むベッド、ビキビキと痛む腕

自分を支える力すら、今は奪われているのだと

天乃は起きるのを諦めて、目を瞑る

その瞬間、額に冷たい何かが触れた
998 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/06/16(日) 16:06:12.62 ID:8lYPOtYoo

スレ立て忘れてました
続きはこちらでやります

>>997に関しては向こうに再度載せます

【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十九輪目】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1560668705/
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 16:15:29.83 ID:jVeBSiJlO
了解
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 16:22:41.07 ID:59+u2vDfO
1001 :1001 :Over 1000 Thread
  | l| l || || l|           | l| l || || l|         
  | l| | || || l!           | l| | || || l!         たらい回しの最果ての地へようこそ!
   l   l| .|    ☆        l   l| .|    ☆     
  ____ /    .     ____ /    
  ゝ___ノ がーん! .   ゝ___ノ がーん! 
   (    )  .   .  .     (    )
   と    i             と    i          SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
    しーJ              しーJ          http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
ちひろ「まいどー。ちひろ屋でーす」 @ 2019/06/16(日) 15:44:45.46 ID:oPo6wt+60
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1560667485/

久川凪「凪はイマドキモテカワ愛されJCアイドルを目指します」 @ 2019/06/16(日) 14:59:22.10 ID:ufP9EvaN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1560664761/

モバP「杏ぅーーーー!!!!」 @ 2019/06/16(日) 07:05:30.13 ID:Yaa4v9l7O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1560636330/

須賀京太郎は静かに暮らしたい 衣「第11章に至れり!」【咲-Saki-安価】 @ 2019/06/16(日) 05:31:02.26 ID:8uYyzmml0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1560630661/

スレたテスト @ 2019/06/16(日) 01:52:53.94 ID:CLiGh7ZAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1560617573/

須賀京太郎は静かに暮らしたい 咲「α章?いつの話?」【咲-Saki-安価】 @ 2019/06/16(日) 01:37:40.04 ID:oG3GZ2Gh0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1560616660/

三峰結華「さぁ、このレンズの屈折率は?」 @ 2019/06/16(日) 01:31:22.26 ID:f/Tco6pf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1560616282/

俺の作ったオリキャラでバトル安価とコンマ @ 2019/06/16(日) 01:12:50.53 ID:ZTs5O4WlO
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