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【五等分の花嫁】四葉「中野四葉は幸せになりたい」
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102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 14:48:43.53 ID:TkX20h7q0
イく
103 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 18:22:16.32 ID:Gm12FOWI0
四葉(もっちろんOK!)
風太郎「映画観に来るの久しぶりだ」
四葉「私もです!あ、あれ、一花出てるやつですよ!ちょい役らしいですけど!」
風太郎「またB級ゾンビ映画に出てるのか」
四葉「で、どれですか?私達が見るのは。あのハリウッドアクション?それともサスペンス?」
風太郎「いや……あれだ」
上杉さんが指を指したのは、『五分の一の花嫁』。よくある人気漫画の実写映画。
ジャンルは本格派ラブロマンス。
チケット売り場に並んでいる客もカップルが多い。
四葉「……///」
風太郎「仕方ないだろ……前田が彼女と見に行くためのチケットだったんだから……」
104 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 18:24:49.38 ID:Gm12FOWI0
お互い顔を真赤にしながら入場したが、まあ映画が始まれば館内は暗くなって気にならなくなる。
悪の組織の陰謀で1/5に縮んでしまったヒロインと、どこにでもいる平凡な男子高校生の恋。
事前の四葉チェックでは星を与えられないチープな作品だったが、こうして映画で見ると案外面白いかも。
上杉さんと2人っきりという状況が、そうさせているのかもしれない。
物語も中盤ですっかり私は映画の舞台に引き込まれていた。
四葉「……ん?」
左手に何かが触れたのがわかった。
四葉(えっと、う、上杉さん!?)
上杉さんの右手が、私の左手に多いかぶさるように乗っていた。
上杉さんの顔をちらっと覗くが、映画館は暗くてよく見えない。
映画は主人公とヒロインの気持ちが通じ合い、これから告白のシーンという大きな見せ場に差し掛かったところだ。
四葉(映画のどさくさに紛れて、私の手を握ろうと……!)
四葉(い、今はまだ乗っかっているだけですが……ど、どうしましょう……!?)
↓1 どうしますか?
@手を握る (上杉さんの好感度1アップボーナス)
A手を引っ込める
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 18:27:59.27 ID:txD5n8Mgo
1
106 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 18:41:00.00 ID:Gm12FOWI0
カップルで見る映画なんだから、これくらい当たり前だよね。
そう言い聞かせて、私は上杉さんの手を握った。
四葉(男の人の手って大きいなぁ……それに暖かい)
お互い無言。
でも、映画が盛り上がるクライマックスに差し掛かると、握る手がぎゅっと強くなって、心が通じ合う気がした。
上杉さんと映画館で手をつないだ!好感度1アップ!
四葉の幸せポイント :■■■■■■■□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■□□□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■■□□□
107 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 18:43:28.35 ID:Gm12FOWI0
エンドロールに差し掛かっても、私達は手を握ったまま動かなかった。
場内が明るくなる。
慌てて、私は手を引っ込めた。
風太郎「それじゃあ、四葉、今日はもう帰ろうか」
四葉「そ、そうですね!」
ドキドキするのが止まらない。
上杉さんの手をずっと握っていた左手が熱い。
映画館を出て、帰路についた。
お互い、ずっと無言。上杉さんもやりすぎたと思っているのかも。
四葉(でも、私の気持ち、通じたよね、上杉さん。告白は保留しているけど、上杉さんの事が好きって気持ちは……)
四葉(今、とてもいいサイクルに入っているかも)
四葉(姉妹仲を保ちながら、上杉さんの好感度もアップして、順調に幸せポイントが溜まっている)
四葉(いまの私、負ける気がしない!せっかくだから、もっと上杉さんの好感度あげておこうかな)
四葉(どうしよう?)
さらに上杉さんの好感度アップチャンス!
↓1 帰り道、上杉さんと手を繋いで帰りますか?
@手をつないで家まで帰る (さらに上杉さんの好感度1アップ! ただしコンマ50以上で一花・三玖コンビと遭遇)
A手はつながない (特に何もなし)
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 18:44:15.25 ID:6fIVqUBd0
1
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 18:47:59.24 ID:np46OOaWo
せーふ
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 19:10:35.42 ID:5iSZSaQbo
つよい
111 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 19:21:15.55 ID:Gm12FOWI0
四葉「うっえすぎさーん」ギュッ
風太郎「!」
四葉「映画、面白かったですねっ!」
四葉「ししし、迷子にならないよう……たまには手つないでかえりましょー!」
風太郎「お、おう!また迷子になられたら大変だ!」
四葉「……」ギュッ
風太郎「……」ギュッ
こうして私達は家の近くまで手を繋いで帰った。
付き合ってもいないけど、付き合う一歩手前。そんな感じ。
今日、手を繋いで、私の気持ち、少しは上杉さんに伝わったかなぁ。
四葉(あとは祝福。祝福が欲しい……)
上杉さんの好感度1アップ!
四葉の幸せポイント :■■■■■■■□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■□□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■■□□□
112 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 20:21:23.03 ID:Gm12FOWI0
四葉(五月からは祝福の約束を手にいれたけど、他の3人は……結構難易度高いそう)
四葉(せっかく上杉さんと気持ちが通っているうちに、なんとかしないと)
四葉(でも、手つなぎで映画ってドキドキしちゃった)
一花「おーい、四葉ー」
四葉「ゲッ 一花」
一花「ニヤニヤしてなんか良いことあったの?」
四葉「な、なんでもないよ!」
一花「ふーん……話聞いてよ、四葉」
四葉(一花は振られた後も色々頑張っているみたい。上杉さんから聞いた話だと、最近らいはちゃんに接触して色々貢いでいるらしい)
四葉(上杉さんは、らいはちゃんをあんまり甘やかせないで欲しいみたい)
四葉(でも、振った直後だから厳しく当たれないって困っていた)
一花「今週末、らいはちゃんをウチに呼んでお泊まり会しようと思うの!どうかな?」
113 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 20:25:11.67 ID:Gm12FOWI0
四葉「賛成!」
四葉(それは一花らしからぬグッドアイディア!らいはちゃんと一晩過ごせるなんて!)
四葉「上杉さんは来るんですか!?」
一花「誘ったけど、勉強あるから駄目だって。まあ気まずいよねー、振った子4人もいるお家に遊びにくるなんて」
四葉「ま、まあそうだよね」
一花「そういえば私達、仲良し5人姉妹だったと思うけど、誰か1人振られてない子いるよね」
四葉「……あはは、誰だろう?……ひょっとして私!?」
一花「そうそう。四葉はどうなのかなーって思って」
四葉「わ、私は……上杉さんの事……」
一花「え?何?」
四葉「こ、告白は、ま、まだ……してないから、振られてないだけで……」
四葉(一花にはまだ言えない……祝福してほしいけど、私達の関係がバレたら恋の手練手管で上杉さん奪われちゃわないか心配)
四葉(もう少し上杉さんの好感度を高めて、他の姉妹の支持を取り付けて後顧の憂いをなくしてから挑みたいところだよ……)
114 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 20:28:53.86 ID:Gm12FOWI0
一花「うーん、四葉って自分の魅力に気がついてる?」
四葉「え?」
一花「実はね、この前別のクラスの男子に『四葉さんと仲良くなりたいんで紹介してください!』って頼まれたの」
一花「結構イケメンだったよ。サッカー部のキャプテンなんだって。一応、周りの評判も確認したけど、悪い評価はほとんどなかったよ」
一花「高校3年間サッカーばっかりして、今まで彼女とかいない、真面目な感じで、スポーツ万能の四葉とは気が合うと思う」
一花「どうする?紹介していい?」
四葉「だ、駄目!」
一花「え?なんで?別に一回会うくらいいいじゃん。そこから先は相手を見て四葉が判断すればいいんだし」
四葉(私には上杉さんって心に決めた人がいるのに……相手の人にも悪いよ……)
一花「ねえ、お姉ちゃんの顔を立てると思ってさ、一回くらい会ってあげてよ」
四葉「とにかく駄目っ!」
一花「……なんで?」
四葉「え?」
一花「理由教えてよ。私も向こうに断るのに必要だし。四葉って今付き合っている人どころか好きな人もいないよね?」
四葉(な、なんて答えよう……!)
↓1 どう答えますか?
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/03/24(日) 20:30:52.65 ID:TkX20h7q0
好きな人ならいる、一花だってわかってるでしょ
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 20:31:04.62 ID:5iSZSaQbo
心に決めた人がもういるのでっ
117 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 20:40:39.22 ID:Gm12FOWI0
四葉「好きな人ならいる、一花だってわかってるでしょ」
四葉(逃げちゃ駄目だ。戦わないと……また一花に盗られちゃう!)
一花「……」
一花の微笑みが凍りついた。
四葉(目ざとい一花が、私が上杉さんの事が好きで仲良くなりたがっている事、知らない訳ない)
四葉(ここで引いたら、負け!逃げずに戦え四葉!)
↓1 姉妹仲良しポイントチェック!
コンマ 50以上 現状維持
コンマ 50未満 1ダウン
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 20:41:37.67 ID:VS4UYej/o
宣戦布告
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 20:42:28.13 ID:TkX20h7q0
コンマ神は四葉にどこまで甘いのか
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 20:43:10.01 ID:5iSZSaQbo
反動が怖い
121 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 21:00:34.25 ID:Gm12FOWI0
一花との女の戦い第一ラウンド。
私達はお互いの目を見据えあった。
この戦いだけは負けられない。
私達の間に火花が散った。
先に目線を切ったのは一花だった。
一花「ふー、わかったわかった。それじゃあ上手いこと言って、紹介の件は断っておくよ」
一花「じゃあ私忙しいからココらへんで。らいはちゃん来るときの料理の事、二乃と打ち合わせないと」
そう言って一花はどこかへ行った。
四葉「はぁ〜〜ドキッとしたぁ」
でも、この一瞬のやり取りを通じてわかったことがある。一花は絡め手が得意だけど、真っ向勝負にめっぽう弱い。
一花は臆病なんだ。私みたいなのが珍しく強気に出たらしっぽを巻いて逃げていく。
四葉(第一ラウンドは私の勝ち……でも、これで宣戦布告ってことだから……)
四葉(ここから先の戦い、もっと気を引き締めていかないと)
122 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 21:33:55.58 ID:Gm12FOWI0
週末。
らいは「おじゃまします!」
三玖「いらっしゃい」
四葉「わわ〜〜!久しぶりの生らいはちゃんだ〜!ぎゅーっとしていい?ぎゅー!」
らいは「ちょっと四葉さん痛い痛い」
三玖「四葉くっつきすぎ……私も」
四葉「らいはちゃんは譲りませんよー!」ギューッ
一花「いらっしゃい〜らいはちゃんの遊びたかったゲームあるよ〜一緒に遊ぼうよ〜」
らいは「わあい!一花さん大好き!」
一花「えへへ」
五月「それより、ご飯先にしましょう!今日はウチのシェフが腕によりをかけてご馳走を用意していますよ!」
らいは「うわっ!すっごい豪華!お店の料理みたい!」目キラキラ
二乃「もしよければ毎日私が作りに行ってあげてもいいわよ」
五月「それは私達が困ります」
わいわい
123 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 21:42:07.62 ID:Gm12FOWI0
らいはちゃんのお泊まり会。
みんな色々な思惑はあるけれども、上杉さんと似つかない素直で可愛いらいはちゃんのことは皆大好きで自然にテンションもあがります。
一緒に夕ご飯を食べて、お風呂に入って(誰が一緒に入るかで喧嘩に…!)、ゲームをして、宴もたけなわ……
女の子が6人も集まれば、当然ガールズトークになります。
一花「らいはちゃん、クラスに好きな子いないの〜?」
三玖「小学生、意外と進んでるんだね……もうその年でクラスにカップルが5組も……」
二乃「ええっ!?エッチしたことある子もいるの!?」
五月「不純!ふしだら過ぎます!今どきの女子小学生!」
三玖「遅れてるのかな……私」
一花「ある雑誌のデータだと、女子高校生は80%が経験済みらしいよ」
五月「そんなに!?じゃあ私達の中で4人はすでに……」
二乃「一応聞くけど……まさか、この中に経験ある人いないでしょうね?」
三玖「いるわけない」
二乃「一花、あんた映画の仕事でイケメン俳優とかスポンサーのおじさまとかから言い寄られてるんじゃないの?」
一花「んー、そこらへんは社長がうまくブロックしてくれてるから大丈夫」
らいは「お兄ちゃんも経験なさそうだよね」
124 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 21:45:22.26 ID:Gm12FOWI0
二乃「あいつに経験ある理由ないじゃない!女の子への接し方が未経験者丸出しよ!」
一花「うわー、ひどいディス入りましたー」
三玖「フータローは大丈夫……私がいるから」
二乃「え?なにかいった?三玖?」
らいは「お兄ちゃんは心配なさそうだね、あはは」
五月「ごほん。それはそうと、らいはちゃん。この中で選ぶとしたら……1番お姉ちゃんになって欲しい人、誰ですか?」
四葉「……!」
場が凍りついた。
上杉さんの妹のらいはちゃんはキーマンだ。ここ最近、みんならいはちゃんとの距離を詰めようと色々頑張っていたみたい。
とはいっても年下との付き合いが下手くそな二乃や三玖はそれほどうまくいっていないみたいだし、一花も貢物のしすぎで上杉さんから注意される始末。
らいはちゃん推薦のチャンスがあるのは……
もともと頻繁に連絡を取り合って一緒に遊びにでかけるまで仲がいい五月と……私。
このタイミングで五月が仕掛けたのも、自信があるからだ。
五月が私の方をみる。どっちが上杉さんに相応しか、ここではっきりさせましょうという挑発的な眼差しだ。
らいは「ええっと、私が1番お姉ちゃんになって欲しいのは……」
↓1 コンマ下1桁
1-4 四葉お姉ちゃん! 上杉さんの好感度1アップ
5-0 五月お姉ちゃん! 上杉さんの好感度1ダウン(相対的低下)
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 21:46:40.74 ID:+Z0+f/w7O
3
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 21:47:28.26 ID:VS4UYej/o
コンマ神確変入ってない?
127 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 22:08:00.85 ID:Gm12FOWI0
らいは「四葉お姉ちゃんかなー」ギューッ
四葉「らいはちゃん……!」ギューッ
らいはちゃんは私に抱きついてきた。
五月はがっくりうなだれた。他の3人も動揺を隠しきれない様子だ。
上杉さんの好感度1アップ!
四葉の幸せポイント :■■■■■■■□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■■□□□
128 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/24(日) 22:09:56.55 ID:Gm12FOWI0
戦いの趨勢は決した。
逆転の手はらいはちゃん推薦しかない。そう縋っていた4人は戦略の大幅な見直しを迫られる。
でも、上杉さんの気持ちは堅い。どんなにアピールしても、振り向いてくれない。
理由は私だけが知っている。上杉さんは私が好きだから。
私も勝負に出よう。
四葉「あのね、私、皆に隠していた事があるの」
四葉「実は、この前、上杉さんから告白されたんだ」
四葉「返事は保留しているけど、私も上杉さんが好き」
四葉「みんなが祝福してくれるなら……私、上杉さんと付き合う」
四葉「だから、祝福して欲しい。お願いっ!」
私は一世一代の大勝負に出た。
らいはちゃんがいるこの場。そして上杉さんの好感度が高くて姉妹仲がいいこの時をおいて他にチャンスはない。
シスターズウォーは私の勝利で決着だ。
つづく。
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 22:10:33.45 ID:5iSZSaQbo
お?
おつー
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 22:15:03.78 ID:TkX20h7q0
そう簡単に逝くかな?
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 22:20:48.86 ID:yQldaJ8Lo
グロいことが起きなきゃいいけど
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 22:24:27.91 ID:ifwBNxwLo
五等分はまだ…四等分と挽肉にならなければ…
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/24(日) 22:31:46.53 ID:np46OOaWo
勝負に出たな 乙
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/25(月) 20:24:21.61 ID:N8qyfJUp0
コンマ神次第で四等分の風太郎&挽肉の四葉?
135 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/26(火) 21:37:32.09 ID:1rM6uUUg0
私は待った。祝福の時を。
五月「驚きですが」
口火を切ったのは五月。
五月「私は祝福します。四葉と上杉さんの仲を応援します」
誰も何も言わない。でも、私は手をぎゅっと握りしめた。
五月「らいはちゃんも認めているのですから。姉妹の仲で誰よりも私達と上杉さんの事を考え、献身的に尽くしてくれた四葉の幸せを」
五月「私達に祝福しない理由がありません」
五月「お母さんがいいました。喜びも悲しみも五等分。祝福しようじゃありませんか」
136 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/26(火) 21:40:29.12 ID:1rM6uUUg0
五月からの祝福で私の心が幸せが注がれていく。
きっと他のみんなも祝福してくれる。そう信じていた。
二乃「私は認めないわっ!」
四葉「!」
二乃「四葉、あんたいつフー君に告白されたのよ?」
四葉「……あ」
二乃「まずそれを答えなさい」
四葉「えっと……3週間くらい前の金曜日……み、みんなが、返事を受ける前……」
二乃「じゃあフー君は四葉が好きだから私を振ったって認識でいいわよね?」
四葉「……そう、だと思う」
137 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/26(火) 21:43:19.85 ID:1rM6uUUg0
二乃「はぁ?とんだピエロだわ!四葉はこの数週間、私達が振られて落ち込んでいたのを、ニヤニヤ眺めてたって訳でしょ?」
二乃「で?何、このタイミング?皆で和気藹々としてる中でらいはちゃんの中で1番のお姉ちゃん候補ってなった時?」
二乃「なにか裏でコソコソしていると思ったら、五月に根回ししてたんでしょ?」
二乃「はぁ〜〜〜!?ほんと、茶番!らいはちゃんもいるし、私にも勝ち目はないし、仲良し姉妹を演じるなら祝福せざるを得ない状況で、それ?」
二乃「筋通せよ四葉」
四葉「わ、私は……そ、そんなつもりじゃなくて……」
早まった。確かに私は勝っていたんだ。
でも真っ向勝負にとことん拘っていた二乃を納得させられない。祝福は、得られない。
心のバケツに大きな穴が空いて、五月に注がれた幸せが急に溢れていくのがわかる。
138 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/26(火) 21:44:43.20 ID:1rM6uUUg0
一花「それはちょっとおかしいと思うな、二乃」
四葉「一花……?」
一花「だって、四葉は別にフータロー君に告白していた訳じゃないし、整理すると向こうから勝手に告白してきたわけでしょ?」
一花「確かに、四葉はフータロー君に好意を抱いていたと思うけど、それは恋心かはっきりしなかった」
一花「そんな時に突然、フータロー君に好きなんて言われちゃったら気持ちを整理する時間が必要だと思うよ」
一花「その後で私達が振られちゃった訳じゃん。私達の気持ちを考えたら、四葉の立場としては言えないよ、告白されたなんて」
二乃「……っ!」
一花「三玖はどう思う?」
139 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/26(火) 21:46:44.85 ID:1rM6uUUg0
三玖「わ、私は……」
三玖「四葉が好きな子と結ばれるのは祝福したいっ……でも、その相手がフータローだなんて」
三玖「正直、悔しい。胸が痛い」
三玖「でも私の本心は……ずっと応援してくれた、四葉の幸せなら……祝福出来る」
三玖「おめでとう、四葉」
四葉「三玖……!」
二乃「はいはい、いい子いい子。で、一花。あんたはどうなの?こんなコケにされて祝福なんて出来るの?」
一花「祝福するよ、私も。おめでとう、四葉」
四葉「えっ……一花」
一花「当たり前じゃん。1人の幸せは皆の幸せ。幸せは五等分。他ならぬ四葉の幸せなんだ。祝福しない理由はないよ」
五月「二乃。大人になりましょう。幸せは五等分ですから」
二乃「私は絶対認めないわ。四葉なんかに負けるなんて。私は独占したい。あんたらみたいに五等分で満足できるほど、安い愛じゃないのよ!」
140 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/26(火) 21:48:34.77 ID:1rM6uUUg0
五月「四葉に謝ってください!二乃!」バシッ
五月は二乃の頬を力いっぱい叩いた。
三玖「あっ」
一花「うわっ」
二乃「……」
二乃はギロッと五月を睨んだあと、私の方をみた。
二乃「祝福は絶対にしない。私はフー君が好き。その気持は誰にも負ける気はないし、諦めてないから」
二乃「まだ勝負はここからよ。料理の腕も、お洒落も、女としての魅力も、四葉、アンタに負けたと思った事なんて一度もない」
二乃「決着がつくまで、私達、少し距離をおきましょう。それじゃあ、バイバイ」
二乃は部屋を飛び出した。
四葉「待って!二乃!」
こんなのってない。上杉さんと付き合えても、二乃が祝福してくれないと、私幸せになれないよ。
一花「ほっとけば良いんだよ。二乃も少し頭冷やせば分かってくれるから」
引き止めようとする私を、一花が制した。
らいは「恋愛って大変なんだね」
らいはちゃんが最後にぽつりとつぶやいた。
141 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/26(火) 21:50:25.00 ID:1rM6uUUg0
次の日の朝、二乃は私達の家からいなくなっていた。
一晩中考えたけど、答えは出ない。
何が悪かったんだろう。
最初に言えば良かったのかな。上杉さんに告白されたってことを。
でも、正直に話しても二乃が祝福してくれる保証なんてないし、そんな事をしたら一花から絶対妨害されていた。
すでに勝敗は決したからこそ、二乃以外の3人から祝福は得られた。
でも、私は幸せになれていない。二乃の祝福が欲しい。
これは私のエゴ。二乃に認められないと、上杉さんに気持ちを伝えられない。幸せになれない。
二乃のことをなんとかしないと。
四葉「どうしよう。誰に相談しよう」
↓1 誰と話しますか?
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/26(火) 21:51:38.02 ID:96FfWM1Ro
風太郎に経過と二乃暴走の注意を示唆
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/26(火) 22:27:56.81 ID:gX1WEkMTo
盛り上がってきたな
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/03/26(火) 22:48:27.24 ID:StKKbfIt0
ニコニコで一挙放送中
二乃「戦争だろっ・・・!恋愛は・・・!こんな事になったら・・・っもう戦争だろっ・・・!」
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/03/27(水) 00:07:55.24 ID:0v0qXDT00
デート(戦争)
146 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/27(水) 00:49:03.62 ID:9r4xvc/w0
こんな時頼れるのは上杉さんだ!
風太郎「話って何だ?」
放課後上杉さんを校舎裏に呼び出した。
四葉「あのねっ、相談があるの」
風太郎「相談か……勉強の話か?わからない問題があるのか?」
四葉「ち、違います!勉強じゃなくて……じ、実は!この前の上杉さんの告白にも関係しているんです!」
上杉さんの顔に緊張が走った。
デートに誘われて手もつないで、あとは私の返事待ちって感じになっている関係だけど。
四葉「私がお返事出来ない理由、なんだかわかりますかっ」
風太郎「わからん」
四葉「少しは考えてくださいよ、もー!」
風太郎「お前のことは常々考えているんだが」
四葉「もうっ、上杉さんったら……」
好感度が高いおかげで、上杉さんは私のホの字みたい。
147 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/27(水) 00:52:57.19 ID:9r4xvc/w0
四葉「姉妹のことで悩みがあるんですっ」
風太郎「あっ」
鈍感な上杉さんも察したみたい。
四葉「そのですねー、上杉さんが私にあんなタイミングで告白するから、姉妹仲がギクシャクしたんですよっ!」
風太郎「その点はすまなかった」
四葉「それで私としては、皆に了解してもらった上で、上杉さんにお返事したいんです」
四葉「で、紆余曲折を経て、3人の了解は得ました」
四葉「でも、残り1人が……怒っちゃって、家出したんです」
風太郎「家出といえば二乃か五月だな」
四葉「前者です。で、私としては二乃と仲直りして、きちんと話し合ってお互い納得した上で、お返事したいなーと」
風太郎「そうか、二乃が……」
上杉さんも二乃には思うところがあるみたい。最初に告白して、上杉さんに恋を意識させたのも二乃だから。
四葉「正直、家出した二乃が心配です。今はホテル暮らしみたいですけど、何するかわからなくて……」
四葉「とても思いつめた様子でした。上杉さんも気をつけてくださいっ!」
風太郎「あいつの暴走に振り回されるのは今に始まったことじゃないから大丈夫だ」
風太郎「だが、俺になにか出来ることはあるか?」
四葉「うーん」
↓1
@二乃に家出をやめるように説得してください
A二乃と二人きりで会わないようにしてください コスト:姉妹仲良しポイント1ダウン
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 00:58:21.25 ID:I4AsWFXPo
1
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 00:58:38.77 ID:Hi/tNBVZo
1
150 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/27(水) 01:38:12.64 ID:9r4xvc/w0
四葉「二乃に家出をやめるように説得してください」
四葉「私じゃメッセージも既読スルーされるんですっ」
四葉「教室では話しかけるなオーラがすごいし」
四葉「他の姉妹は二乃はほっとけば帰ってくるという扱いで何のアクションもないです」
四葉「このままじゃ、姉妹がばらばらになっちゃう」
四葉「それだけは嫌。上杉さん、お願いします」
四葉「……この問題、解決したら、お返事、しますっ」
風太郎「ああ!わかった!俺に任せろ!」
上杉さんのやる気スイッチを押せたみたい。
風太郎「と言いたいところだが……実は昨日、また二乃から告白された」
四葉「ええっ!?」
上杉さんからの衝撃の告白。家出からまだ3日も経ってないのに二乃の動きが早すぎる。
うじうじ誰に相談するか悩んでいた私の時間は何だったんだろう。
151 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/27(水) 01:41:38.62 ID:9r4xvc/w0
四葉「で、答えは……?」
風太郎「保留にしている」
上杉さんは目を一瞬そらした。私の心がズキッと締め付けられる。
風太郎「もちろん、俺の気持ちは変わりない。でも、二乃の気持ちを考えると、すぐに返事は出来なかった」
大丈夫。まだ、上杉さんの好感度は高い。でも、二乃は危ない。
私はこの時、このまま二乃の祝福を待つのが正しいのか疑問をいだいた。
風太郎「だが、その件と家出の件も含めて、二乃としっかり話し合おうと思う」
風太郎「あいつ、いまどこのホテルに泊まっているか知ってるか?」
四葉「上杉さん、二乃のホテル行くつもりですか?」
風太郎「ああ。前も家出した時も何度か通ったぞ。学校やバイト先じゃ込み入った話は出来ないだろ?」
四葉「ですが、ホテルは」
私は恥ずかしくてその先を言えなかった。なんてことを想像したの、四葉!
でも今の二乃なら、上杉さんを誘惑しかねない。危なすぎる。上杉さんだって男の子だ。
二乃に「抱きなさい」なんて言われたらイチコロだ!
四葉「二人っきりは……まずいんじゃないかな」
風太郎「なら、四葉も一緒に来るか?」
こうして私と上杉さんと二乃、三人での会談が急遽予定される事になった。
上杉さんを巡って、私と二乃の第二次シスターズウォーが始まる。
続く。
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 01:47:14.60 ID:GxMQHp8So
あぶねー二人っきりは逆転敗北が見えてた
おつー
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 01:58:49.14 ID:wvjxY6URo
二乃は髪切って四葉の変装得意そうだよね
デミグラスハンバーグ決めとく手もあるが愛の力で風太郎には頑張ってもらいたい
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/03/27(水) 07:47:52.02 ID:2HbOLxhh0
四葉ハンバーグ?
155 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/27(水) 22:29:23.01 ID:9r4xvc/w0
二乃ホテル。
二乃「いらっしゃい、フー君♥こんな時間に乙女の部屋に遊びにくるなんて大胆だわ♥」
四葉「あの〜私もいるよっ」
二乃「なんでアンタまでいるのよ!」
風太郎「まあまあ。姉妹で喧嘩はやめろよ」
二乃「四葉に頼まれて仲裁ってわけね」
二乃はため息をついた。
二乃「で、フー君はどうして欲しいの?」
風太郎「とりあえず家出をやめて五つ子の家に帰れ。ホテル代だって馬鹿にならないだろ」
二乃「いやよっ!あの家にいると私は駄目になる。それに、今の四葉と一緒に暮らすなんて……私にだってプライドってもんがあるの」
風太郎「お前なぁ……」
上杉さんは呆れ気味だ。
156 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/27(水) 22:36:32.17 ID:9r4xvc/w0
二乃「でもホテル代が結構負担なのは事実よ。ねぇ、フー君、ここのお金払えなくなったらお家お邪魔していい?」
二乃「料理は作るし、洗濯と掃除だってするわ。なんなら、下のお世話まで。何でもするわよ」
風太郎「お前っ……!少しは、恥じらいってものを持て!」
二乃に迫られて上杉さんはタジタジだ。
四葉「上杉さん」
私がぎゅっと脇腹をつねると上杉さんは気を持ち直したみたい。一緒に来て本当に良かった。
風太郎「すまん。二乃、お前だって本当はわかってるだろ。1番大事なのがなにか」
風太郎「今のお前は恋に恋して周りが見えなくなってるだけだ。お前にとって1番大事なのは俺じゃない」
風太郎「生まれた時から喜びも悲しみも分かち合ってきた姉妹が1番大事だろ」
風太郎「一時のくだらない感情で、それをぶち壊しにするな」
風太郎「俺は、家族も大事に出来ない奴の事を好きになる気はない」
二乃「……」
157 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/27(水) 22:38:08.97 ID:9r4xvc/w0
上杉さんは男らしく二乃にバシッと言ってくれた。
あとは二乃が納得するだけだ。
二乃の顔色は曇っていた。上杉さんに言われたのは流石に応えたみたい。
二乃「わかったわ」
風太郎「!」
二乃「少し考えさせて。私だって……帰りたいって気持ちはあるんだから」
私は上杉さんと顔を見合わせた。光明が見えてきた。
二乃「あ、そうそう。お客様に飲み物出してなかったわね。アイスティーしかないけどいいかしら?」
風太郎「ああ、頼む」
ホテルの空調のせいか、やけに部屋が乾燥していた。多少の緊張で、私も喉が乾いていた。
二乃がコップに注いだアイスティーを私と上杉さんに差し出した。
↓1 二乃の差し出したアイスティーを飲みますか?
※断ると姉妹仲が1ダウンします。
二乃「飲まないってことはつまり私の事を信用していないって事よね?」
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 22:42:17.10 ID:3FiOXoRt0
飲む
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/03/27(水) 22:42:33.16 ID:ydkzkyl10
飲む
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 22:42:47.21 ID:I4AsWFXPo
サーッ
161 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/27(水) 22:50:29.06 ID:9r4xvc/w0
四葉「いただきますっ」グビグビ
四葉「美味しいっ」
乾いた喉に冷たいアイスティーが染み渡る。
さすが高級ホテル、いい葉っぱを使っている。
四葉チェック星3つ。
上杉さんもアイスティーを飲んだ。
二乃の口元に笑みが浮かんだ。
……
↓1
コンマ50 以上 眠気が襲ってきた
コンマ50 未満 アイスティーでリフレッシュ!
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 22:52:47.88 ID:9ppfyi6Ro
あ
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 22:56:52.72 ID:1EEZ61fYO
デスヨネー
164 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/27(水) 23:32:10.34 ID:9r4xvc/w0
なんだか喉が潤ったら眠くなってきたみたい。
視界がかすみ始めた。
風太郎「おい、四葉、大丈夫か?」
最近色々心労が溜まっていたのかなぁ。夜はあまり勉強してないでぐっすり寝ていたつもりだけど。
二乃「眠いならベッド貸すから寝なさいよ」
四葉「大丈夫、眠くなんて……」
そこから先の記憶はない。
……
風太郎「おい、四葉。家ついたぞ」ユサユサ
四葉「ほえ?」
気がついたら私はタクシーの中にいた。
四葉」「二乃は!?」
風太郎「話し合いの最中突然寝るなんて。疲れていたんだな」
四葉「上杉さんは眠くなかったんですか?」
風太郎「ああ。特に。それで二乃と話し合ったんだが……」
↓1 風太郎の話し合いの結果
コンマ 50以上 二乃説得成功 姉妹仲良しポイント1アップ
コンマ 50未満 二乃説得失敗 風太郎の好感度1ダウン(相対的低下)
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 23:32:44.16 ID:1EEZ61fYO
失敗
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 23:39:17.25 ID:2HbOLxhh0
コンマ神のファンサービスが始まる悪寒
167 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/27(水) 23:45:31.89 ID:9r4xvc/w0
風太郎「あいつの決意は固いらしい」
風太郎「もう少し時間が必要みたいだ……俺として言うべきことは言ったつもりだが」
風太郎「力になれなくて済まない。とりあえず、二乃にはあまり自暴自棄にならないよう伝えておいたから」
風太郎「それじゃあ、な」
まだ頭がくらくらする。
タクシーの車内で少し上杉さんはよそよそしかった。
いいところまでいったと思ったけど、二乃の説得には失敗したみたい。
私が寝ている間、何があったんだろう。
上杉さんの好感度が相対的に1下がった。
四葉の幸せポイント :■■■■■■■□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■□□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■■□□□
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 23:46:55.38 ID:wvjxY6URo
まだ高水準キープしてる
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/27(水) 23:48:22.01 ID:2HbOLxhh0
エッチなことしたんですね?
170 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/28(木) 00:27:24.27 ID:4dZ4419N0
中野家の食卓。
三玖「二乃、帰ってこないね」
五月「もう出前のピザは飽きました!」
一花「ごめーん、私もお仕事忙しいし作る暇ないよぉ」
三玖「私が料理担当する?」
五月「石料理はNG。で、そろそろ二乃に帰ってきてもらわないと、本当に困りますね」
今日の議題は二乃。家出して1週間、二乃の貯金も尽きる頃だ。
そして、私達の食糧事情が死活問題になってきた。
一花「二乃もお金なくなったら勝手に帰ってくると思うんだけどなー」
私は、二乃が本当に上杉さんの家に居候し始めないか心配でたまらない。
早急に二乃問題を解決する必要がある。
171 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/28(木) 00:28:40.43 ID:4dZ4419N0
一花「四葉、ちょいちょい」
食事のあと、私は四葉に呼ばれてベランダに出て二人っきりになった。
一花「最近、フータロー君とはどうなの?」
四葉「どうって、何も……ないよ」
一花「うーん、いつ付き合うのか、お姉ちゃん心配だな」
四葉「お付き合いだなんて!で、でも……告白の返事は二乃の祝福が得られたら」
一花「二乃の祝福って本当に必要?」
四葉「え?」
一花「もたもたしていると二乃に奪われちゃうよ」
一花の言葉が胸に刺さった。
172 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/28(木) 00:41:11.12 ID:4dZ4419N0
一花「私達としても、二乃に勝たれると困っちゃうんだよね。あの子の目的は独占だから」
一花「ねえ、四葉。二乃の件、私に任せてくれない?なんとか、家に連れ戻すくらいなら出来ると思う」
四葉「ほ、本当!?」
一花「うん。これからは私が四葉を応援する番だよ」
四葉「一花、ありがとっ」
一花「でもね、四葉。約束して欲しいことがあるの。私が二乃を家に連れ戻せたら見返りが欲しい」
一花「四葉がフータロー君と付き合った後でいいんだけど、週1回私にフータロー君を貸して欲しいの」
四葉「!」
一花「その条件で約束してくれるなら、二乃と交渉してくる。四葉がフータロー君と結ばれるよう全力で協力する」
一花「もちろん、四葉がフータロー君の1番ってのは認めるよ」
一花「でも、私にも幸せをちょうだい。2番でいいから、私もフータロー君の側にいさせて……」
一花「四葉は皆と幸せを分け合ってくれるよね?」
一花は私に媚びるように笑った。
そうだったんだ。一花が私を祝福してくれる理由は……。
一花は勝ちの目がなくなったことは認めたけど、まだ諦めた訳じゃなかったんだ。
独占じゃなくて五等分で手を打つ。それが一花の戦略。そのために、独占欲の強い二乃じゃなくて私を祝福した。
二乃問題解決のために、他の姉妹の協力は必要だ。
でも、そのためには私は彼女たちにしっかり見返りを約束しないといけない。
一花は、幸せの共有を求めている。私はそれに応えるべきか。
↓1 どうしますか?
@ 二乃の家出問題の解決を一花に頼む (成功率50%)
A 一花の提案を拒否する (仲良し姉妹ポイント 50%で1ダウン)
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/28(木) 00:43:42.43 ID:klgqhkmOo
1
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/28(木) 00:43:47.90 ID:QRHNsB3T0
2
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/28(木) 00:54:58.01 ID:v1M9JKKDO
どっち選んでもダメな未来が見える
176 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/28(木) 00:56:10.78 ID:4dZ4419N0
つづく。
・ 上杉さんの好感度は高いほど上がりやすいです。
・ 姉妹仲良しポイントは四葉以外の姉妹皆が5を目指して動くので、5より高い時は下がりやすく、5より低い時は上がりやすいです。
・ そんなイメージで設定しているので、今は好感度上昇イベントが多く、仲良しポイント低下イベントが多い傾向です。
・ 二乃の暴走は仲良しポイントが5を下回ると、二乃が遠慮して控えめになります。
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/28(木) 03:24:39.40 ID:QWsQZ6Glo
仲がいいほど付け上がるって無駄にリアルだ
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/28(木) 07:37:22.58 ID:LlP+aqc5O
アバター萌え久保ってヤツでつね
179 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/28(木) 23:34:37.71 ID:4dZ4419N0
四葉(二乃のことは一花にお願いしちゃった)
四葉(上杉さんを週1回貸すというのはちょっと……だけど)
四葉(今の優先事項は二乃に帰ってきてもらって、祝福を手に入れること)
四葉(一花のことは上杉さんと結ばれてから考えよう。上杉さんの気持ちだってあるし)
一花に面倒事をお願いした背景には、上杉さんからこんなメッセージが来たからだ。
風太郎『週末予定ある?なければ遊園地で遊ぼうぜ』
ここ最近の上杉さん、これまで勉強で失った青春を取り戻そうとするみたいに積極的。
もちろん返事はOK。
というわけで、私も週末のデートの準備が忙しいから、二乃のことは一花に頼まざるを得なかった。
180 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/28(木) 23:38:33.82 ID:4dZ4419N0
四葉「遊園地とか久しぶりですねっ」
風太郎「ああ。今日はガッツリ遊ぶぞー!」
朝、遊園地前で待ち合わせて開場に合わせて入場した。
四葉「うーえすぎさーん、あの落下系絶叫マシーンに乗りましょうよ!」
風太郎「落下は……受験生には禁忌だからやめよう!」
四葉「怖いんですかー?」
風太郎「こ、怖くなんかないぞ」
……
四葉「上杉さん!私達が昔住んでたマンション、遠くに見えますよ!あそこあそこ!」
風太郎「南無阿弥陀仏……」ブツブツ
……
ぎゃああああああああああああああ!!!
181 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/28(木) 23:39:04.94 ID:4dZ4419N0
……
四葉「上杉さん、いい絶叫でしたね〜」
風太郎「はぁ、はぁ……機械が壊れたら死んでた……危ないから、次はアッチのコーヒーカップにしようぜ」
……
四葉「回しますよ〜回しちゃいますよっ!」グルグルグルグル
風太郎「目がまーわーるー」(おめめぐるぐる)
……
四葉「次はこっちのジェットコースター!その次はあっちのおばけ屋敷!」
風太郎「ひぃ〜〜」
……
182 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/28(木) 23:43:32.42 ID:4dZ4419N0
とっぷり日も暮れて、私達は最後に観覧車に乗った。
上杉さんは私がすべてのアトラクションに連れ回したのでクタクタになっていた。
四葉「上杉さん、今日はありがとうございましたっ」
窓の外から夕暮れの街並みが見える。
風太郎「楽しかったか?」
四葉「それはもうっ!最高でしたっ!」
風太郎「よかったな。この前みんなで来た時は、お前遊べてなかっただろ?」
四葉「……!」
赤点スレスレで、観覧車の中でずっと勉強していたときのことを思い出した。
あの時、上杉さんは私に付き合って勉強を教えてくれた。そして、劣等感に苛まされていた私を救ってくれたんだ。
183 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/28(木) 23:47:08.93 ID:4dZ4419N0
隣に座った上杉さんとの距離が近い。いつの間にか私達は手を繋いでいた。
風太郎「四葉。俺、お前の事が好きだ」
四葉「!」
風太郎「この前の返事。聞かせて欲しい」
上杉さんの顔をまともに見れない。私、顔が真っ赤だ。
四葉「わ、私……」
私はぎゅっと上杉さんの手を握った。伝えたい。私も上杉さんの事が、大好き。
でも。二乃が。ここで二乃に祝福されないで、私だけ幸せになって……いいの?
私が落第しかけたら、何も言わずに一緒に付いてきてくれた、命より大切な姉妹を私は無下にできない。
そこから先、声が出なかった。
やっぱり、私は1人で幸せになれないの。ごめんなさい、上杉さん。
四葉「許して、上杉さん……」
それを言うのが精一杯だ。
184 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/28(木) 23:48:59.64 ID:4dZ4419N0
風太郎「四葉、何度でも言う。好きだ。」
狭い観覧車の中で、上杉さんは私の手を握りながら、愛を囁いてくれる。
幸せで心が満たされていく。二乃さえ。二乃さえ祝福してくれれば。二乃さえ……いなければ。
私は幸せになりたい。
上杉さんは私の顔をじっと見つめていた。私の返事をじっと待っていた。
観覧車がぐんぐん高度をあげていく。私の心臓は破裂しそうなほど脈打っていた。
上杉さんの顔が気がついたら目と鼻の先に近づいていた。
風太郎「四葉、目閉じろ」
返事が出来ない私に、上杉さんはそう命じてくれた。
ここで目を閉じたらきっと幸せになれる。私達の間に、言葉はいらない。
↓1 目を瞑って上杉さんと幸せなキスをしますか? 二乃に筋を通すまでキスは我慢しますか?
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/28(木) 23:50:11.16 ID:QRHNsB3T0
する
186 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/29(金) 00:12:39.44 ID:GPwCVQSE0
目をつぶった。
二乃のことは忘れて、今は、上杉さんの気持ちに応えたい。
ほどなくして暖かい上杉さんの唇が私の唇に触れた。
思い出の観覧車の中で初キッス(ほっぺたも入れたら2回目)。
唇と唇が触れたのは長い時間じゃないけど、幸せが洪水のように私の心に流れ込んできた。
幸せポイントが1上がった!上杉さんの好感度が1上がった!
四葉の幸せポイント :■■■■■■■■□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■■□□□
言葉には出さなかったけど、伝わったと思う。私の気持ちも、きっと上杉さんに流れこんだ。
観覧車が地上につくまで私達は無言で手を握り合っていた。
このまま時間がとまればいいのに。
このまま、私達ふたりだけで……
187 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/29(金) 00:13:44.94 ID:GPwCVQSE0
一花「四葉、なんかいいことあった?」
四葉「え!?」
一花「週末、フータロー君と遊びにいったんでしょ?遊園地デート、どうだった?」
四葉「ジェットコースターでいい汗流したよ!」
一花「それだけじゃないでしょ〜?ひょっとして、お二人はもう……お付き合い始めちゃったとか!?」
四葉「ま、まだ……お返事してないから」
結局、告白の返事は有耶無耶になっている。私達の関係も曖昧。この線引きは流石に二乃の祝福があった方がいいよね?
四葉「でもね、じ、実はね……上杉さんと……キ、キ、キス…!しちゃった!」
一花「……へぇー……付き合ってもいないのに」
四葉「はぁ〜〜どうしよう、一花。もうっ……私、幸せで限界かもっ……で、どうだった?二乃の件」
一花「ああ、二乃はとの交渉は……」
↓1
コンマ 50以上 二乃、家に帰ってくる (一花の交渉成功)
コンマ 50未満 二乃、家出続行 (一花の交渉失敗)
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/29(金) 00:15:18.83 ID:Vr5o7Wi5o
どうかな
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/29(金) 00:21:23.01 ID:HAtV6Iu50
イイネ
190 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/29(金) 01:11:35.36 ID:GPwCVQSE0
二乃「た、ただいまー」
三玖「おかえり、二乃」
五月「おかえりなさい。待ってましたよ!」
一花の交渉は成功したみたい。どんな魔法を使ったんだろう。あの二乃を説得するなんて。
一花「おかえり、二乃」ニッコリ
二乃「……」
四葉「……」
二乃は私から目をそらした。
一花「四葉。私は仕事したよ。あとで約束守ってね」
一花との約束。付き合った後、上杉さんを週1回、一花に貸す。
それを決めるのは私じゃなくて上杉さんだけど、上杉さんにどんな顔してこの話をすればいいのかわからない。
二乃が帰ってきた喜びより、後悔の念が強くなる。
191 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/29(金) 01:12:31.45 ID:GPwCVQSE0
五月「やっぱり二乃の料理、おいしいですっ!」モグモグ
三玖「悔しいけど、おふくろの味がする……」モグモグ
一花「ほんと、私達だけだと駄目だね」
二乃「どうせ出前ばかりしてたんでしょ?」
一花「バレバレェ!」
四葉「……」モグモグ
二乃の料理、本当に美味しい。そういえば上杉さんの女の子に求める条件って、確か……料理が上手な女の子。
私、料理なんてろくにしたことないや。
192 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/29(金) 01:13:41.48 ID:GPwCVQSE0
五月「ふー……久しぶりに五人揃いましたね」
三玖「なんだかんだ、五人で集まっての食事が1番」
二乃「それは認める。みんな心配かけてごめんなさい」
二乃が頭を下げた。
一花「よしっ。この話はこれで終わり!」
五月「ではそろそろ本題の話をしましょうか。今の私達が抱える最大の問題」
三玖「1人の男の子を巡る恋の戦い……これからも私達が仲良く暮らすには平和条約が必要」
一花「二乃。いいよね?」
二乃「……そうね。いつまでも喧嘩するのも……馬鹿らしいし」
193 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/29(金) 01:18:42.83 ID:GPwCVQSE0
五月「四葉もそろそろ二乃の祝福が必要だと思います。ハッピーエンドのために、五つ子で取り決めをしましょう」
そして五月は紙を取り出して読み上げた。
五月「第1条 四葉が彼と付き合うのを他の姉妹は全員祝福する」
五月「第2条 四葉の彼に対する優越権を他の姉妹は全員承認する」
五月「第3条 四葉は他の姉妹が彼と幸せになる権利を承認する」
五月「第4条 彼の平日5日間を五等分として、優先的に過ごす相手を曜日ごとに四葉が決める」
五月「第5条 ただし第4条において四葉は他の姉妹の幸せに配慮する義務がある」
五月「第6条 土日過ごす相手は彼の意思により決定される」
五月「第7条 四葉は上記の取り決めを彼に認めさせる義務を持つ」
五月「第8条 取り決めの修正と破棄は姉妹全員の合意が必要である」
194 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/29(金) 01:19:52.98 ID:GPwCVQSE0
五月「ここら辺が落とし所だと思います。彼と過ごす時間を五等分にして、私達全員が実質的にお付き合いするということで」
三玖「幸せの五等分だね」
一花「これならいいんだよね?二乃」
二乃「……異存はないわ」
五月「四葉。二乃もこういっています。この取り決めでハッピーエンドにしませんか?」
一花「対外的には、四葉がフータロー君とお付き合いするということになるよ」
三玖「平日に誰がフータローと過ごすかは、四葉が決めていい。毎週シフトを作って欲しい」
五月「あくまで主役は四葉です。でも私達にもその幸せのお裾分けをください」
195 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/29(金) 01:22:59.31 ID:GPwCVQSE0
一花はこれを他の姉妹と調整して、二乃と交渉していたんだ。
これを認めれば、私は上杉さんとお付き合いできる。
しかし上杉さんは独占できない。
上杉さんは私だけじゃなくて、他の姉妹ともお付き合いする形になる。
喜びも悲しみもあなたさえ五等分。
馬鹿な私にもわかるけど、私に有利な取り決めだ。
でも……それで私は本当に幸せになれるの?
↓1 上杉風太郎五等分条約を締結しますか?
締結拒否コスト:姉妹仲良しポイント 1ダウン
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/29(金) 01:25:07.97 ID:hLtkwrRSo
締結や
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/29(金) 01:58:14.66 ID:4E2ECNTwo
ハーレムルートはいいけど風太郎の意思を確認しないのはまずそうだな
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/29(金) 03:30:56.42 ID:FLrNLeAyo
まあ言及しないのが読み手の配慮だな
楽しみや
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/29(金) 05:19:48.87 ID:pLMKEo4Wo
四葉ちゃんすごく病みそう
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/29(金) 08:31:38.20 ID:Qb+Ew/va0
なんで俺は寝落ちしてしまったんだ
「え?イヤですけど?フツーに一人占めしますけど?」って言わせる唯一無二の場面じゃないか
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 13:16:27.08 ID:F8xvSYf00
風太郎の意思を確認しないのはある意味原作に忠実
202 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 15:56:27.00 ID:SFjq81rH0
四葉(それで姉妹がまた仲良く暮らせるなら)
四葉(私は上杉さんを分け合うあの条件を受け入れた)
四葉「二乃、祝福してくれるんだよね?」
二乃「……」
四葉(二乃はこの時唇を噛み締め、悔しさを顔にあらわにしていた)
四葉(独占が叶わず、下にみていた私の後塵を拝する屈辱を二乃は必死に飲み込もうとしている)
四葉(私はこの時、得も言われぬ優越感を感じる一方)
四葉(上杉さんを分け合うことの嫌悪感と姉妹で仲良く暮らすことの大切さを心の中で必死に折り合いをつけようとしていた)
四葉(私だって独り占めがいい)
二乃「祝福するわ、四葉」
五等分の約束と引き換えに欲しいものは手に入れた。後は上杉さんと結ばれるだけだ。
203 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 15:59:58.87 ID:SFjq81rH0
四葉(でも、どうやって返事しよう。できればロマンチックな場がいいよね)
風太郎「どうした?そんな思いつめて。さては今日の小テストの点悪かったな?」
四葉「あっ、あははー、上杉さん何でも分かっちゃいますねー!実は……久々の一桁台でした!(100点満点中)」
風太郎「お前、もう少し勉強しろよ」
四葉「もーっ、上杉さんのせいですよっ、最近勉強する暇ないの」
風太郎「……やるか、特別授業」
四葉「げっ、やっぱりいいです」
風太郎「逃げるな。これは四葉の点数を下げてしまった俺の罪滅ぼし」
風太郎「実は、先日商店街の福引でまたしてもこんなチケットを当ててしまった」
風太郎「鄙びた田舎の温泉旅館 1泊2日 ペアご招待券」
風太郎「ここなら他の姉妹の邪魔も入らず、集中した環境下で勉強に取り組める」
風太郎「この学年1位の俺が、マンツーマンで英数国理社の試験問題を、四葉の頭でもわかりやすく丁寧に解説するぞ」
風太郎「ついでにここの温泉は疲労回復だけじゃなく、微量に含まれるラドンが脳の活性化にも有効と評判だ」
風太郎「と、言うわけで……今週末、一緒にいかないか?」
四葉「!」
204 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 16:01:19.47 ID:SFjq81rH0
四葉(上杉さんと二人っきりの勉強会!)
四葉(勉強は嫌いだけど、上杉さんの教え方上手だから、理解できてそんなに辛くないんだよね)
四葉(で、でも……お付き合いもしていない二人が、一泊二日の温泉旅行ってのは……)
四葉(ちょっと……)
風太郎「……」ドキドキ
四葉(上杉さん、この旅行で絶対私を口説きたいんだろうな)
四葉(オッケーしちゃったら、もう逃げられないよね……でも、二乃の祝福も得られたし)
四葉(それに告白のお返事するには、いい機会かも……)
四葉(どうしよ……)
↓1 上杉さんと一泊二日の温泉旅行に行きますか?
※お断りコスト 上杉さんの好感度1ダウン
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 16:03:02.15 ID:8LL71qblo
行くに決まってる
206 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 17:26:10.45 ID:SFjq81rH0
その旅館は地元からバスで2時間のところにあった。
お昼過ぎについてチェックイン。
部屋は和室で、畳の香りが心地よい。外に家族風呂付きの本格派の温泉旅館だ。
風太郎「よし、早速勉強するぞ!」
上杉さんは到着や否や大きなかばんから大量の教科書と参考書を取り出した。
四葉「えーっ、温泉に来てまでいきなり勉強ってありえませんよぉ」
風太郎「なっ」
四葉「まずは温泉温泉♪大浴場にレッツゴー!」
……
207 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 17:31:57.00 ID:SFjq81rH0
湯質も良くて、お肌がつやつやになった。
四葉チェックで星3つ。
温泉をあがって浴衣に着替えて外に出ると先に温泉を上がった上杉さんがマッサージチェアの上でリラックスしていた。
四葉「うっえすぎさーん!」
風太郎「うわっ」
四葉「いいお湯でしたねー」
風太郎「遅かったな、四葉」
四葉「女の子のお風呂は長いんですっ」
風太郎「……」
四葉「どうしたんですか?」
上杉さんはじっと私を見つめていた。
上杉さんに見惚れられて、嫌な気はしないです。
208 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 17:33:13.07 ID:SFjq81rH0
風太郎「あっ、いや……お風呂上がりでもリボンするんだなお前」
四葉「私にとってリボンはサラリーマンにとってのネクタイ!必須装備ですよ!」
四葉「今日は温泉の浴衣に合うよう、市松模様のリボンにしてみました!」
四葉「それにリボンしていないと四葉ってわかりにくいですよね?」
風太郎「いや、そんなことはない」
四葉「えっ……それって」ドキッ
風太郎「今日はお前しかいないからな!間違えるはずがないぞ」
四葉「もうっ!上杉さんったら!」
四葉(もし三玖が私の振りしたら……上杉さん、気がついてくれるのかな……)ズキン
胸がきゅっと締め付けられる。上杉さんの特別になられて幸せな私だけど、まだ不安が一杯。
209 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 17:33:53.30 ID:SFjq81rH0
結局、お風呂の後、上杉さんと温泉卓球して(私の30戦30勝)、少し外を散歩して、食堂で豪華な夕ご飯を食べた時にはすっかり陽がくれていた。
四葉「楽しかったですねー、上杉さんっ!」
風太郎「結局勉強出来なかった……」
四葉「まだまだこれからですっ!夜は長いんですから」
お部屋に戻ると、机は部屋の隅にどけられていて、お布団が敷かれていました。
四葉(一緒に温泉来たって、つまりこういうこと、だよね……)
四葉「ど、どうしましょう?上杉さん。勉強は……?」
風太郎「……あ、ああ。今日の目的は勉強だったな」
四葉「そ、そうですよね!勉強するために私達、温泉に二人で来たんですよねっ!しかも一泊付き!」
210 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 17:35:59.50 ID:SFjq81rH0
風太郎「とりあえず勉強だ!」
こうして、私達は隅っこの机に向かって教科書を開きました。
30分くらい問題を解いたり、上杉さんの解説を聞いたりしましたけど、全然集中できませんでした。
上杉さんの解説もいつものキレがなく、説明にまとまりがありませんでした。卓球で疲れちゃったのかな?
四葉「うーんっ、もう疲れましたね」
風太郎「ああ、結構問題解いたし(問題集1ページ)、今日はもうおしまいにするか!詰め込み過ぎは逆効果だ」
四葉「それがいいっ。それがいいと思いますっ」
問題集を閉じて、私達はお互いに見つめ合いました。上杉さんの顔は、建前の勉強の時とうって変わって真剣になっていました。
風太郎「……」
四葉「……」
風太郎「四葉……この前の返事、聞かせてくれ」
どうしよう。
211 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 17:38:15.68 ID:SFjq81rH0
姉妹の祝福は得られて、上杉さんに本当の気持ちを伝えるのに何の障害もなくなったはずなのに。
今、私がお返事して付き合う事になったら……
この旅行から帰ったら、上杉さんは私だけのものじゃなくなる。
幸せは五等分。上杉さんと二人っきりで過ごせる甘い時間さえ五等分。
素直に返事できない。私って嫌な子なのかな。結局、二乃のように最初から独占を目指せばよかったの?
祝福なんて何の得にもならない枷だけ背負って、八方美人した結果がこれ。
上杉さんに心から愛さえ伝えられないって、私ってなんて馬鹿なんだろう。
今の私が、上杉さんと付き合って、本当に幸せになれるの?
心の中で蛇がそう囁いた。
四葉(私は幸せになりたい。幸せになるために、今、上杉さんに告白の返事をするべきかな?)
↓1 告白の返事をしますか?
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 17:43:06.71 ID:nBvTaLSyo
する
他の問題はそれからでいいと思う
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 18:48:21.58 ID:PjKEA8hE0
爆弾残して地雷原に飛び込む勇気
214 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 20:04:51.79 ID:SFjq81rH0
心臓がドキドキする。
上杉さんは私の手をそっと握ってきた。
もう限界。これ以上、お返事を引き伸ばすなんて出来ない。
上杉さんの誘いに乗って、二人で一泊二日の温泉旅行をOKした時に覚悟していたことだ。
他の問題はあとから考えよう。今はただ幸せになりたい。
四葉「私も、上杉さんの事が好きです」
風太郎「!」
四葉「幸せにしてくれますか?」
風太郎「もちろんだ!四葉!」
言っちゃった。上杉さんの告白のお返事。言葉に出したら、もう引き返せない。
上杉さんは私の体を抱くようにゆっくり顔を近づけてきた。
私も目をつぶってそれを受け入れた。
遊園地のキスの時とは違って、長いキス。
お互いの気持ちが通じ合ったことを確認するように何度も何度もキスを繰り返した。
幸せが心の中に注がれていく。
215 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 20:05:28.02 ID:SFjq81rH0
風太郎「四葉……いいよな?」
上杉さんの確認に私は頷いた。男の人と二人っきりで一泊するんだからいくら私でも覚悟はしていた。
四葉「あっ」
上杉さんの手が浴衣の胸元から入り、私の胸を触った。
四葉「んんっ」ビクッ
四葉「あんっ♡」
上杉さんの手が優しく私のおっぱいを揉んで、私は甘い声をあげてしまった。
風太郎「脱がすぞ、四葉」
四葉「いやっ……明かり消してください……」
……
216 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 20:19:22.93 ID:SFjq81rH0
四葉「ああんっ♡」
上杉さんは貪るように私のおっぱいを揉んで吸った。
暗闇の中でも次第に目が慣れてくる。上杉さんの目がギラギラ暗闇の中でも光っている。
やっぱり上杉さんも男だったんだ。
四葉「はぁ、はぁ……んっ、そこはっ」
風太郎「濡れてる」
四葉「言わないで……ください」
大好きな上杉さんに告白されて、デートして、手を繋いで、キスもされて、二人っきりで旅行に出かけた。
告白のお返事も出来た。しっかり気持ちが通じ合ったのを確認できた。私達、これから恋人になる。
風太郎「いいんだな、四葉」
期待、しないわけがない。上杉さんとの初めて。
上杉さんも緊張しているのか、声が上ずっている。
四葉「はいっ優しくしてくださいっ♡」
風太郎「待っててくれ、今準備してくるから」
そう言って上杉さんは荷物の方へ向かった。
天井をぼんやりと眺めながら、私は多幸感に包まれていた。
姉妹で1番のみそっかすだった私が、上杉さんに選ばれ、幸せにしてもらえる。
他の誰でもなく、中野四葉が上杉さんの1番で決着だ。今夜、私は上杉さんの愛を独り占め出来る。
そのさきのことは……忘れよう。今は幸せになろう。
……
217 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 20:23:48.74 ID:SFjq81rH0
四葉(上杉さん、遅いな)
四葉「上杉さん?」
風太郎「ないっ……なぜだっ……このカバンに入れたはずだが……」
四葉「どうしたんですか?」
風太郎「まさか……あの時、数学の教科書がうまく入らなくて、中身を一旦取り出した時か!」
風太郎「すまない。四葉。コンドームを忘れてしまった」
四葉「!」
風太郎「準備はしていたんだ!何度も確認したのにっ……」
四葉「ええっ!?それ、受験の時に受験票忘れるレベルですよっ!う、上杉さん……」
風太郎「近くのコンビニにダッシュで行ってくる!」
四葉「ここ、山道をバスで40分の鄙びた山奥温泉旅館です。最寄りのコンビニまでは上杉さんの足では……朝になっちゃいます」
風太郎「……」ガックリ
四葉「……」
上杉さんの上杉さんがすっかり自信を失っている。
ここまでは上杉さんは男らしく私をリードしてくれていたのに。最後の最後で詰めが甘い。
ここは四葉がなんとかしなきゃ!
↓1 どうやって上杉さんの男としての自信を取り戻させますか?
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 20:25:24.50 ID:pwePQUw7o
とりあえず手コキからのフェラで
219 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 20:50:35.01 ID:SFjq81rH0
四葉「とりあえずそのことは一旦忘れて」
四葉「さっき気持ちよくしてもらったお返し、私にもさせてくださいっ」
風太郎「四葉……」ボロン
上杉さんのパンツを下ろすと、男性器が飛び出した。
ショックを受けて少し元気はなくなっているけど、十分大きくなっている。
四葉「手で触りますね」スリスリ
風太郎「うっ」
四葉「握るようにして上下に……」シコシコ
四葉「なんだか先っぽから透明なものが……糸引いてる」シコシコ
風太郎「四葉っ!ちょっと握る力弱めてくれっ!」
四葉「ご、ごめんなさいっ」
上杉さんのはすっかり元気になったみたい。先程とは比べ物にならないくらいカチカチに硬くなってきた。
風太郎「はぁー、はぁー……」
四葉「……続き、しちゃいます?」
220 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 20:52:03.61 ID:SFjq81rH0
上杉さんの男性器に口づけして、まずはゆっくり舌を這わせた。
風太郎「うおっ」
四葉(すこししょっぱい……四葉チェックはやめておきます。他と比較したことないですからっ)
四葉「ほほ、ひもひいへすか(ここ気持ちいいですか)?」チュプチュプ
風太郎「ああっ!気持ちいっ」
四葉「ほれじゃあ、ふあえまふね(それじゃあ咥えますね)」アムッ
風太郎「うっ」
四葉「クポクポっ……んっ、ちゅぷっ、ちゅぱちゅぱっ」
四葉(こうやって、口の中に咥えてしゃぶればいいんですよね?)
風太郎「やべっ、四葉っ……!あっ、歯がっ、口もう少し開けろ!」
四葉「ほ、ほめんなはい(ご、ごめんなさいっ!)、ちゅぽちゅぽ、れろれろ」
風太郎「もう抜いてくれっ……限界っ」
四葉「はいっ」ズポッ
四葉「はぁ、はぁ……これ、顎疲れますね……」
口から抜くと、上杉さんの男性器は立派に屹立していた。
男としての自信を取り戻せたみたい。
221 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 21:01:58.77 ID:SFjq81rH0
風太郎「四葉っ」
四葉「きゃっ」
そんな事をしたら、上杉さんに布団の上に押し倒された。上杉さんの心に火をつけられたみたい。
四葉「あんっ♡そこっ、敏感っ」ビクンッ
上杉さんのに奉仕したら、私もしっかり準備が出来ていたみたい。
上杉さんは私を布団に組み敷いて、色々なところを触って、舐めた。
そして愛を確かめるように深いキスをした。
風太郎「もう、限界だ……」ハァハァ
そして気がついたら上杉さんは私の足を広げ、腰の上に跨っていた。
風太郎「いいよな?四葉?」
上杉さんの目が血走っていた。
フェラチオなんてしちゃったから、上杉さんが狼に!
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 21:02:37.25 ID:LAEOZiyEo
赤ちゃんができちゃう!
223 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 21:09:16.07 ID:SFjq81rH0
こういうのって、しっかり避妊しないと駄目だって保健体育の授業で教わったのを、忘れたんですか!上杉さん!
否。勉強が出来る上杉さんが忘れるはずない。おそらく保健体育のテストも抜かりなく満点のはず。
それに、しっかり私の事を考えて、コンドームを用意してくれていたんだ(結果として忘れているけど)。
今の上杉さんは理性が本能に負けて一時的にビーストブーストが発動しているだけだ(それも私のフェラチオのせい)。
でも生は……まずいよね。今日は結構危ない日だ。
でもっ、こんな状況になって、「コンドーム忘れた上杉さんはお断りです!」なんて言ったら。
好感度、下がっちゃわないかなぁ。
風太郎「四葉……好きだ」
そう言って上杉さんは腰をゆっくり前に進めてきた。入り口に、上杉さんの熱いのが触れたのがわかる。
どうしよう……
↓1 上杉さんに生で許しますか?
※許した場合のリターン: 四葉の幸せポイント1アップ & 上杉さんの好感度1アップ & 体の相性判定 +20ボーナス
※許した場合のコスト : Bad End(ここまで積み上げてきたすべてが台無し) のリスク 10%
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 21:09:52.60 ID:HsBMmcHVo
許す
225 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 21:28:34.84 ID:SFjq81rH0
風太郎「ハァハァ」
四葉「ううっ」
上杉さんの動きが止まった。上杉さんの頭の中で理性が必死に本能に抵抗している。
風太郎「四葉、すまん、俺はなんてことを」
四葉「いいですよ、上杉さん」
風太郎「え?」
四葉「このまま、してください♡」
風太郎「」プツン
上杉さんの理性が焼ききれた音がした。
風太郎「いくぞ、四葉」ズプズプ
四葉「♡」
先程まで口の中で行き場を求めて膨張していた上杉さんのが、私の狭い中をゆっくりこじ開けるように進んできた。
226 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 21:30:51.79 ID:SFjq81rH0
四葉「っ〜〜〜!!」ギュッ
私は声にならない声をあげ、痛みをこらえた。
風太郎「ハァハァ」ジュプッ
上杉さんのが奥まで一気に貫いた。
風太郎「動くぞ、四葉」
四葉「はいっ♡」
上杉さんのむき出しの本能が、私の熱く濡れた中で暴れるのがわかる。
痛みがゆっくりと幸せに置き換わっていく。
上杉さんと、私は今日結ばれたんだ。ここまでいろいろあった。姉妹との戦いを制して、ここまでたどり着いた。
戦いに勝って、愛しい人と結ばれる、なんて甘美な悦び!
風太郎「ふーっ」ヌポヌポ
上杉さんと腰をゆっくりと動かした。
そのたびに中がこすれ、ビリビリとした快感が脳髄を揺さぶる。
四葉「あんっ♡やっ、あっ♡」
風太郎「ふぅ、ふぅ」ジュップジュップ
四葉「ああっ♡あぁ〜〜♡」
四葉の幸せポイントが1上がった!上杉さんの好感度が1上がった!
四葉の幸せポイント :■■■■■■■■■□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■■□□□
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 21:30:52.30 ID:8LL71qblo
10ぱーなんてここまでのコンマ見たらヨユーヨユー
228 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 21:33:04.15 ID:pwePQUw7o
フラグたてるな
229 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 21:47:30.01 ID:SFjq81rH0
脳幹を幸せがヒタヒタに浸すのがわかる。
女の幸せを掴んだ。上杉さんのモノになって、抱かれて、幸せを注がれる。
この時を、一花も、二乃も、三玖も、五月も夢見ていたんだ。
でも、私が勝った!私が、中野四葉が、上杉さんと結ばれたんだ!
上杉さんは今、私しか見ていない。
私と上杉さんの間に壁はない。心が1つに溶けていくのがわかる。
風太郎「イクぞ!四葉!」パンパン
四葉「あっ!私もっイクッイクイクイクっ!」ビクンッ
腰が自然に跳ね上がった。
上杉さんの腰の動きが加速し、私の絶頂に合わせて、ピタッととまった。
風太郎「うっ」
それから一拍おいて、上杉さんは私の中で達した。
熱いのが注がれていくのがわかる。女子高生の私に、思いっきり膣内射精して、孕ませたらどうなるの?
そんな、社会性を持つ人間としての側面より、今、この瞬間のヒトとしての動物的な快楽を、私達は追求してしまった。
その結果、破滅するかもしれない。それすら、この時の幸せにとってはスパイスでしかなかった。
↓1 体の相性判定
コンマ + 20
01-20 :風太郎「あまり気持ちよくなかったな」
21-40 :風太郎「初めてだしこんなもんかな」
41-60 :風太郎「気持ちよかったな」
61-80 :風太郎「めちゃくちゃえがった〜」
81以上 :風太郎「もう四葉の体なしじゃ生きられない」
※コンマゾロ目で妊娠 (→Bad End )
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 21:48:44.12 ID:PjKEA8hE0
孕孕怒飢弩癸してきた
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 21:51:12.22 ID:LAEOZiyEo
あっぶ
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 21:57:10.67 ID:8LL71qblo
ヒェッ
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 21:58:32.34 ID:RKFwubKwo
ここまでニアゾロとゾロしかない事実
234 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 21:59:02.54 ID:pwePQUw7o
せやな
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 22:02:54.52 ID:PjKEA8hE0
コンマ神が悪い顔で笑ってるのが見える希ガス
236 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 22:20:35.16 ID:SFjq81rH0
風太郎「四葉、愛しているぞ」チュッ
四葉「んっ♡」
上杉さんは私を抱きしめた後、ゆっくり男性器を私の中から引き抜いた。
四葉「あっ♡」ドプッ
上杉さんと結ばれた。膣内に、上杉さんの子種を注がれ、女の幸せを満喫した。
風太郎「あっ」
四葉「思いっきり、中に出しましたね、上杉さんっ♡」
風太郎「す、すまんっ!四葉!俺……なんてことを……」ガクガク
上杉はしでかしたことの大きさに気がついたみたい。
私を孕ませたらどうなるのか、冷静になればわかる。
上杉さんは社会的な信用を失って退学だ。らいはちゃんは悲しむ。
父も私達の事を許さないだろう。かといって、私に父に歯向かう力はなく、扶養に入っている限り、生きていくために父の助けがいる。
お腹の子は堕ろして、上杉さんと二度と会わない事を誓って、私は多分どこか別の学校へ転校。
その時、きっと姉妹の皆は私を侮蔑する。すべてを、私達は失っていたんだ。
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 22:33:38.35 ID:8LL71qblo
避妊の大切さを説くコンマ神と
>>1
238 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 22:41:16.37 ID:SFjq81rH0
四葉「どうします?二回戦」
風太郎「バカ言うな。風呂で汗流して寝るぞ」
四葉「はいっ♡」
部屋付きの家族風呂に一緒に入って、私達は星を眺めた。
幸せな時間……このまま帰りたくない。帰ったら、あの問題と向き合わないといけない。
上杉さんとお付き合いできたら、上杉さんを姉妹皆で分け合う。
きっと、さっきみたいな事を上杉さんとみんなするんだ。
一花は上手そうだし、三玖の体はいい匂いしそう。
二乃や五月も必死に上杉さんに奉仕するだろう。
そうなった時。上杉さんが、結局夜の相性で誰かを選ぶかもしれない。私から1番を乗り換えるかもしれない。
そんな不安で胸がいっぱいになった。
四葉「ど、どうでしたか?気持ちよかったですか?」
風太郎「……まあ初めてだし、こんなもんだろ。これからお互いの事、知っていこうぜ」
そう言って上杉さんは私の頭を撫でてくれた。
女の勘が言っている。上杉さんの金玉は握りきれていない。
新たなパラメータが設定されました。初期値:32
四葉の幸せポイント :■■■■■■■■■□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■■□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■□□□□□□□
239 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 22:45:15.28 ID:SFjq81rH0
結局、お風呂の後、上杉さんと私は同じ布団で寝た。
上杉さんは疲れたのか、すぐ寝ちゃった。
スタミナつけさせないと、五等分は厳しいかも。
これから毎日ランニングさせたい。そして、もっとお互いの気持ちいところを知りたい。
このまま約束通り行くと、来週からは上杉さんの正妻として他の4人の手綱を締めながら、上杉さんの好感度を維持しつつ、真の幸福を目指して分割された幸せポイントを取り戻さないといけない。
でも……まだ夜の相性が高くない今、上杉さんを五等分するのはリスクが高い気がする。
主導権はまだ私が握っている。上杉さんを五等分するタイミングを決めるのも、私の裁量でいいはず。
240 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 22:47:10.10 ID:SFjq81rH0
次の日、私達は帰路についた。これから、どうするか。私はそんなことばかり考えていた。
風太郎「そういや、これからどうするかな」
四葉「!」
風太郎「付き合ったって、みんなに報告しないとな。どうする?次のテスト勉強の前にでも打ち明けるか?」
四葉「上杉さん、そのことでちょっと相談がありまして」
風太郎「なんだ?」
四葉「そのですねっ」
どうしよう。選択肢は……
↓1
@ 上杉さんに五等分計画を打診する
A 夜の相性が高まるまで上杉さんは五等分しない コスト:姉妹仲良しポイント 4ダウン
241 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 22:49:49.74 ID:cel1EfftO
2
242 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/30(土) 22:51:22.01 ID:SFjq81rH0
五等分ルートではなく、修羅場ルートを選択しました。
つづく。
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 22:51:57.75 ID:RKFwubKwo
転落が始まりそう
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 22:54:58.07 ID:pwePQUw7o
五等分したら寝盗られそうだしどうしようもないな
245 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 22:56:17.84 ID:LAEOZiyEo
幸せになってほしいよお
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 23:06:48.58 ID:lQAINSB2O
修羅場ルートからの上/杉/風/太/郎五分割エンドですねいい流れだ
247 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 23:12:51.06 ID:8LL71qblo
四/葉にならなければそれは…
おつー
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/03/30(土) 23:28:15.10 ID:lZOCibdGO
五等分ルートもちょっと見たかった
二乃と三玖が積極的に尽くしてくれて気持ち良さそう
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/30(土) 23:36:25.67 ID:cel1EfftO
ほぼメリットゼロの条約結ばされて可愛そうだったから、せめて体の相性だけでも他の4人よりもリードさせてあげたかった
...あと四葉みたいな元気っ娘が姉妹の中で一番性技が上手いってなんか興奮すると思った
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 14:22:19.18 ID:W2E7xwn9O
四/葉どころか
口 キ
ル 世
木
くらいバラバラにされるかも
251 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 16:42:58.54 ID:r84mkPsA0
中野家の食卓
二乃「どういうつもりよ!」ドン!
上杉さんには、お付き合いする事を私から姉妹に報告する事を説明した。
お泊りデートを終えて帰り、祝福ムードの席上での私の報告に激怒したのは二乃だった。
三玖「二乃、落ち着いて。四葉も詳しく説明を」
四葉「結論を言うと、まだ上杉さんに五等分計画を承認してもらっていないの」
五月「彼には提案したのですか?」
四葉「してない。これには理由があって、上杉さんの性格上、いきなりそんな話をしても、認めてくれないと思った」
二乃「フー君が認める認めないの問題じゃあないわよ」
二乃「あんたがフー君と付き合う大前提が、フー君がその案を認めた上でってのが、この前の合意でしょ!?」
二乃「提案して拒否されたなら、私達も協力してフー君に認めさせるよう努力する用意はあるわ」
二乃「結局、四葉が美味しいところだけ取ってるだけじゃない、現状は!」
三玖「で、四葉はいつフータローに五等分計画を認めさせられるの?いつ提案するの?」
四葉「努力はするよ。努力は……提案の時期は、適切なタイミングを見計らって……」
五月「四葉、それは筋違いじゃありませんか!この合意で私達みんな幸せになれるのにっ!」
四葉「でも、あの約束に特に期限は指定されていないよね?」
五月「なっ……!ふ、ふざけるなっ……!」
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 16:44:49.56 ID:HyNOriXlo
みんなジョジョみたいな口調になってんな!
253 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 16:45:57.70 ID:r84mkPsA0
二乃「条約は破棄!私、祝福を取り消すわ。あんたらもそれでいいわよね?」
五月「二乃に同意します。少なくとも、1ヶ月以内に私が彼と二人でデート出来るようにならないのであれば、その道筋を四葉が示さないのであれば、こんな合意に意味はありません!」
三玖「時間が経てば経つほど、私達が不利」
恋は戦争と誰かが言っていた。
五等分はする。でも、まだその時じゃない。
上杉さんとしっかり関係を深めてから、五等分したあとも主導権を握れる保証を手に入れてからでも遅くはない。
でも、私にとっては、このまま五等分の約束がご破産になっても構わない。
上杉さんの好感度が高い現状、他の4人に付け入る隙はないのだから。
今五等分して、夜の勝負で主導権を奪われるのだけは避けたい。
一花「私は条約破棄に反対するよ」
四葉「!」
254 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 16:49:09.18 ID:r84mkPsA0
一花「二乃、五月、落ち着いて。四葉の言い分には一理ある。確かにフータロー君が素直に五等分を認めてくれるとは思えないんだよね」
二乃「はぁ?あんた、私に説得する時、絶対フー君は認めるからって言ってたわよね?」
二乃「その理由は、四葉がフー君と付き合う時に、付き合う条件で五等分案を承認させるって話だったじゃない!」
一花「そうだったっけ?そんな事、条文のどこにも書いていないけど」
二乃「このっ……女狐!」
一花「でも、合意の破棄には全員の承認が必要。私が反対する限り、私達は四葉を祝福し続けないといけない」
一花「フータロー君も悲しむと思うな。四葉と付き合った途端、仲良し5人がめちゃくちゃになるなんて」
一花「五等分計画は私達を繋ぎ止める鎹(かすがい)だよ。四葉も尊重して欲しい」
一花「四葉のせいで、私達がバラバラになったら、きっと彼、悲しんで……幸せどころじゃなくなっちゃうよ?」
三玖「私も……合意の破棄には反対する。四葉がこれから努力で示せばいいだけ。二乃も五月も焦りすぎ」
五月「……」プルプル
二乃「チッ……わかったわよ、四葉、約束守りなさいよ」
仲良し姉妹ポイントを代償に五等分までの時間を確保した!
四葉の幸せポイント :■■■■■■■■■□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント :■■■□□□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■□□□□□□□
255 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 16:52:04.29 ID:r84mkPsA0
四葉(私としてはあのまま破棄でも良かったけど……だけど、そうなったら確かに上杉さん、悲しむかも)
一花「とりあえず中野家の五つ子の空中分解の危機は脱したね」
四葉「一花!」
一花「で、どうだった?フータロー君との夜は」
四葉「そ、そんな事聞かないでよっ……///」
四葉「……すごく、良かった」
一花「あぁ〜いいなぁ〜私も、素敵な王子様と早く結ばれたーい」
四葉「さっきは、ありがとう、一花」
一花「どうってことないよ。あの案を調整したのは私なんだから。仲良しじゃないと、天国のお母さんも悲しむと思うしっ」
四葉「でも、二乃も五月も、三玖すら怒ってたよね」
一花「大丈夫、大丈夫。少し時間たてば、あの子たちもわかってくれるって」
一花「幸せになりたいのは四葉だけじゃない。私達、みんなそうなんだ」
256 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 16:57:47.13 ID:r84mkPsA0
一花「あの独占欲が強い二乃が、五等分で妥協したのも、我慢の限界が近かったから」
一花「私達、愛がないとしんじゃう。四葉だってそうでしょ?」
たとえるなら上杉さんの好感度は私達にとってのHP。私もゼロになったらしぬかも。
一花「5人でフータロー君の愛というパイを奪い合って、今四葉が9割くらい独占している」
一花「残りの1割を残りのみんなで分け合ってるの。想像してよ。すごく辛くて苦しいんだよ」
一花「で、その1割の中にも当然、大小があって……1番少ないのが私」
一花「必死になって、色仕掛けしたり、らいはちゃんにプレゼントあげたりしてみたけど……駄目だったの」
一花「最後に……四葉のふりして近づいたら、バレちゃって」
四葉「!」
一花「『もうお前には付き合いきれない』ってはっきり言われちゃった」
一花「私はおわり。1番にはなれない。」
一花「ねえ、四葉。お願いっ。五等分条約の前に約束したよね。何でも協力するから、週1回フータロー君貸してって」
一花「この修羅場、味方がいたほうが楽だと思うよ?」
一花「それに、お姉ちゃん、もう限界だっ。フータロー君の愛が欲しい。愛がないと、しんじゃう」
一花「私だけでいいから、幸せのお裾分け、ちょうだい……」
↓1 一花に上杉さんを貸しますか?
貸す場合のコスト:四葉の幸せポイント 1ダウン
貸す場合のリターン:姉妹仲良しポイント 1アップ
貸す場合のリスク:???
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 17:00:19.78 ID:Yq5YBWDho
貸す
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 17:09:31.56 ID:OBkQ3L+vO
リターンが微妙なのにリスクが安いとは言えない
いいぞもっと争え
259 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 17:43:51.94 ID:r84mkPsA0
一花は目に涙を溢れさせ、私の足元に縋り付いてきた。
そんな一花の願いを断れる程、私は冷徹になれない。
四葉「いいよ、一花。泣かないでっ」
一花「四葉ぁ……」ポロポロ
四葉「上杉さんには、私から言っておくから。一花のことも大切にするようにって」
一花「ありがとうっ、ありがとうっ……四葉、大好きっ」ギュッ
四葉「でもね、一花。姉妹のふりして騙すのは良くないと思うな」
一花「……」
四葉「次、私のふりして上杉さんを騙そうとしたら、わかってるよね?」
一花「ごめんなさいっ、もうしませんっ」
四葉「……」
一花、謝罪の時はどうするんだったっけ?
260 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 18:00:20.56 ID:r84mkPsA0
四葉ルール。本当にすまないという気持ちで心がいっぱいなら出来るはず。
私だって、部活の一件で迷惑かけた時はみんなにしたよね、土下座。
一花「この度は ご迷惑をおかけしまして……」
あのプライドの高い一花が頭を床に擦り付けた。
一花「全ては私の不徳の致すところでして……」
これから上杉さんに紹介する前に、しっかり禊をすませて女の格付けしておかないと。
一花「大変申し訳なく……」
一花は泣きながら私に詫びを入れた。
四葉「頭上げて、一花。ごめんね、辛い事させちゃって。でもこれで仲直り。一緒に、上杉さんに愛してもらおっ」
私は愛が枯渇してすっかり心が弱ってしまった一花を抱きしめた。
でも、胸が締め付けられるのはなんだろう。幸せが鉋(かんな)でゆっくり削られる痛みがする。
一花と仲良しになって、仲良し姉妹ポイントが1上がった!
四葉の幸せポイント :■■■■■■■■■□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント :■■■■□□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■□□□□□□□
261 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 18:02:34.26 ID:r84mkPsA0
風太郎「相談ってなんだ?」
放課後に私は上杉さんを校舎の裏に呼び出した。
四葉「実はですね……!」
胸が痛い。紹介したくない。
四葉「入って」
一花「……フータロー君、聞いたよ。四葉とおめでとう」
風太郎「一花……」
上杉さんは複雑な表情をした。いくら朴念仁の上杉さんとはいえ、告白してきた女の子を意識しないわけがない。
なんたって、一花は学校中の男の子からモテモテの現役女優。
普通の男の子には手が出ない高嶺の華だ。そんな女の子に好きなんて言われて断れるのは上杉さんくらいです。
一花「二人の仲、祝福するよ」
風太郎「ありがとな、一花」
262 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 18:05:42.51 ID:r84mkPsA0
一花「……でもっ、私も、フータロー君の事、今でも……!」
四葉「上杉さん。お願いがあります」
四葉「一花は私にとって、とっても大事なお姉ちゃんです」
四葉「上杉さんに振られた後の一花を見ているのは、正直、私も辛くて、上杉さんにお返事するのが遅れた理由の1つでもあるんですっ」
四葉「それで、一花と相談したのですが……」
四葉「も、もちろん!上杉さんの気持ちが一番大事です!」
四葉「それでも、私の事を愛してくれるのなら……一花のことも……一緒に、どうですか?」
風太郎「ん?」
四葉「週1回、一花のことも愛してあげてくださいっ!」
↓1 コンマ
50以上 風太郎「そこまでいうなら……いいけど」 →四葉の幸せポイント1ダウン
50未満 風太郎「いや、だめっしょ」
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 18:06:39.65 ID:gzKvw7Mao
あ
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 18:08:57.01 ID:MXCPaHkVo
さあどうするか
265 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 18:19:51.57 ID:r84mkPsA0
風太郎「一花は……それでいいのか?」
一花「うん。二号でいいから。私もフータロー君の女にしてほしいっ」
一花「街を一緒に歩く時は四葉の格好して、周りにばれないようにするし、週1回だけ会えればいいからっ……」
風太郎「四葉は……いいの?」
胸がズキズキする。確認なんてとらないでっ。駄目って言ってっ!
四葉「もちろんですよっ!一花と一緒なら私、幸せですっ!」
四葉「上杉さん、果報者ですよー?私だけじゃなく、一花の体も堪能できるんですからっ」
風太郎「一花の……体」ゴクッ
上杉さんは、一花の腰回りと胸元をちらっと見た。
それが決め手だったかもしれない。
風太郎「そこまでいうなら……いいけど」
一花「やった」
幸せポイントが1ダウンした。
四葉の幸せポイント :■■■■■■■■□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント :■■■■□□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■□□□□□□□
四葉(一花1人に貸すだけで、こんなに胸が張り裂けそうになるなんて……もし、あの時五等分をしていたら、私、どうなっていたんだろう)
266 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 18:24:14.76 ID:r84mkPsA0
お付き合いして最初の週末。
いつも誘われてばかりだから、今回は私から上杉さんを誘おう。
なんとか上杉さんといいムードになって、相性良くなりたいな。
↓1 デートはどこに誘いますか?
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 18:30:19.53 ID:s2ZKxPLLO
水族館
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/03/31(日) 18:54:28.16 ID:bhzTP56dO
四葉との初夜といい、風太郎が結構がっついてるな
269 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 19:14:52.25 ID:r84mkPsA0
四葉「週末、水族館行きませんか?っと」
風太郎『OK!』
四葉「恋人同士になってから初めてのデート……楽しみっ」
……
四葉「うっえすぎさーん!こっちこっち!」ピョンピョン
風太郎「おまたせ、四葉」
四葉「さあ、水族館にレッツゴー!」
……
四葉「なんと言ってもこの水族館の目玉はですね、国内最大のイルカショーで」
四葉「イルカの大ジャンプは圧巻ですよっ!」
風太郎「来たことあるのか?」
四葉「ええ。お母さんが生きていた頃、私達みんなを連れていってくれたんですっ」
風太郎「ほんとお前ら仲良しだな」
四葉「はいっ」
……
私達はずっと手をつなぎながら水族館を満喫した。
……
↓1 ムード判定
コンマ 50以上:風太郎「四葉、今日の夜、予定空いてる?」
コンマ 50未満:風太郎「宿題もあるしそろそろ帰るか」
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 19:21:28.16 ID:Pnlqczj/o
高め
271 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 19:23:38.53 ID:MXCPaHkVo
こいつ…
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 19:24:33.55 ID:UuxE5bC+o
上杉さんには失望しましたよ!
273 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 19:40:27.52 ID:r84mkPsA0
四葉「見てくださいよ!イルカのジャンプ!キャーッ!可愛い!!」
風太郎「水族館のイルカはかわいそうだな。自由に海を泳いでいたのに、こんな狭いプールに閉じ込められて、人間を悦ばせるだけの一生を送るなんて」
し、しまった!上杉さんがイルカに感情移入してしまった!
……
水族館を出ると、陽がとっぷり暮れていました。
当然この次は……期待しちゃう。
デートに備えて一花と一緒にちょっと大人の下着選びもすませてきました。
風太郎「もういい時間だな。そういえば、月曜日までの数学の宿題終わったか?」
四葉「ええっと」(目そらし)
風太郎「終わってないんだな!学生の本分は勉強だ!俺も次の模試近いし、勉強しないと」
四葉「あ、あの」
風太郎「飯、二乃が作って待ってるんだろ?俺も今日はらいはが夕飯作って待ってるから帰ろうぜ」
四葉「……はい」
……
274 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 19:41:50.22 ID:Pnlqczj/o
すまそ
275 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 20:00:44.70 ID:r84mkPsA0
中野家の食卓
二乃「あら?夕ご飯いらないんじゃなかったの?」
四葉「今日は二乃のご飯食べたいなーって思って」
三玖「今日もお泊りかと思ってた」モグモグ
五月「4人前を五等分はひもじいです」モグモグ
一花「……」モグモグ
四葉「……」モグモグ
二乃「でもなんだか、今日のご飯、我ながら美味しいわね。味付け変えたおかげかしら?」
……
276 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 20:04:02.21 ID:r84mkPsA0
四葉(大丈夫。たまたま、上杉さんも勉強が忙しかっただけ。次こそは……)
一花「四葉、ちょいちょい」
四葉「!」
一花「この前のデート、残念だったみたいだね」
四葉「うん。上杉さん、勉強も忙しいみたい。大学受験の勉強もそろそろ本格的になるし……あんまり私達、邪魔しちゃいけないのかな」
一花「うーん、彼どこ行くんだろ。聞いてる?」
四葉「あ、聞いてなかった……」
一花「全国模試上位だからなー、行きたいところどこでも行けちゃうっていいよね」
四葉(そう。高校卒業したら私達はそれぞれの道を進む。いつまでも5人揃ってって訳にはいかない)
四葉(それに、上杉さんはどこへ……)
一花「四葉も勉強しないとフータロー君に置いていかれちゃうぞっ」
四葉「ううっ……でも、いくら私が勉強したところで……上杉さんと同じ大学には行けないよぅ」
一花「あはは。でもいい加減私達も先のこと、考えていかないとね」
四葉(一花になんか余裕がある……この前まで上杉さんのことしか見てなかったのに)
四葉「一花、上杉さんと、なんかあった!?」
一花「んー?」
四葉「隠さないで!」
一花「怒らない?」
四葉「……」
一花「この前のデートの後、しちゃった。ホテルで」
四葉「!」
一花「それで、私達ね……」
↓1 一花と上杉さんの相性チェック!
コンマ判定 (上杉さんの反応は
>>229
参照)
※四葉の相性(32)以上だと相対的に好感度が1下がります。
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/03/31(日) 20:04:29.04 ID:pLsc2yOt0
あ
278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 20:04:51.44 ID:JdnUT+YF0
はい
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/03/31(日) 20:05:32.25 ID:pLsc2yOt0
すまぬ
280 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 20:06:11.17 ID:MXCPaHkVo
……これ五ツ子自体と体の相性よくないんじゃ
281 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 20:09:23.92 ID:JdnUT+YF0
4は流石に草
お姉さんぶっててもHは超絶下手くそだったか
282 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 20:10:34.27 ID:Pnlqczj/o
生でしといてよかったな
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/03/31(日) 20:14:44.20 ID:bhzTP56dO
一花哀れ…
284 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 20:26:10.10 ID:r84mkPsA0
一花「初めてだったからかな。凄い痛くて、大変だったよ」
一花「四葉の時はどうだった?」
四葉「痛かったけど、気持ちよかった、かな」
一花「うーん、やっぱり痛いよね!最初だもんね!」
一花「フータロー君も疲れてたみたいだし、1回だけだったんだけど、四葉は何回したの?」
四葉「わ、私も1回だけ」
一花「だよね!普通、最初は1回だけだよね!」
四葉「うん……上杉さん、スタミナないから」
一花「ここから頑張って上手になって、気持ちよくさせてあげたいなー」
……
四葉(なんとなくホッとする。一花も最初はうまくいかないんだ)
四葉(これで一花が何回もしてたら、私、嫉妬でどうにかなりそうだったけど)
四葉(早いところ、私も頑張って上杉さんをメロメロにしないとっ!)
四葉(次の週末はどこに誘おっかな)
↓1 デートはどこに誘いますか?
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/03/31(日) 20:29:01.18 ID:bhzTP56dO
公園
286 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 20:47:32.07 ID:r84mkPsA0
風太郎「公園はお財布に優しくて助かる」
週末、私達は町外れのちょっと広い公園に出かけてお散歩。
アスレチックで汗を流した後(上杉さんはへばっていたけど)、芝生の上にピクニックシートを張って休憩した。
私の手作りのサンドイッチを上杉さんは美味しそうに頬張ってくれた。
四葉「もうすぐ夏休みですけど、上杉さん、予定はありますかっ」
風太郎「とりあえず家で勉強だなっ」
四葉「もー、勉強ばかりしてちゃ駄目ですっ!運動して体力つけてもらわないとっ」
風太郎「受験に体力は必要か?」
四葉「必要ですよっ!勉強以外にも……その……」モジモジ
風太郎「でも夏休み、どこか一緒に遠出する?」
四葉「!」
風太郎「一緒にどこ行くか考えようぜ」
四葉(上杉さんと夏休みの旅行……今から楽しみですっ)
風太郎「と、その前に期末試験だな。最近お前ら、勉強しているか?」
四葉「してません」
風太郎「だろうな……そろそろ家庭教師、再開するか。でも、なんか気まずいよな」
四葉「大丈夫ですよっ。私達、みんな上杉さんの事大好きですから」
風太郎「そう言ってくれて助かるが……」
上杉さんは私達の関係を気にしてくれているみたい。そういう優しいところ、大好きっ。
……
公園デートはのんびり過ごせた。
……
↓1 ムード判定
コンマ 30以上:風太郎「四葉、これから予定空いてるか?」
コンマ 30未満:風太郎「期末試験も近づいているしそろそろ帰るか」
287 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 20:48:23.24 ID:qjKwVvOLo
あ
288 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 20:48:30.96 ID:Yq5YBWDho
高め
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 20:48:59.79 ID:d2ejcnlLO
これ幸せなれる…?
290 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 21:03:40.50 ID:FbUhySu40
いざとなったらコンマ判定減らして…あとは分かるな?
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 21:07:53.11 ID:Pnlqczj/o
最終手段ホテルへ直を使うしかない可能性
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 21:17:53.70 ID:UuxE5bC+o
バッドエンドの気配が漂ってきてつらみ
293 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 21:29:18.19 ID:r84mkPsA0
中野家の食卓。
四葉(もーっ、上杉さんったら!)
四葉(最初の温泉旅行以来、全然そういうムードにならないよ……)
四葉(やっぱり気持ちよくさせてあげられなかったからかな)ズキズキ
四葉(胸が痛い。姉妹の仲をギスギスさせてまで、相性アップの時間を稼いだのに)
三玖「四葉、話聞いてる?」
四葉「え?」
五月「四葉!例の計画の進捗はどうなっているんでしょうか?」
三玖「そろそろ、2週間経つ。フータローがどう思っているのかも気になる」
二乃「打診はしたんでしょうね?」
四葉「あ、そ、それは……」
四葉(まだだめだ。せめて、上杉さんを気持ちよくさせてからじゃないと。今はまずい。時期が悪い)
一花「ちょっと二乃。そんな急かさなくてもいいじゃん」
二乃「あんたは黙ってなさい。私は四葉に聞いてんのよ」
三玖「一花に発言権はない」
一花「……」
294 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 21:30:53.88 ID:r84mkPsA0
家族会議の場で一花の発言力が低下しているのは、私達姉妹、色々察するところがあるんだと思う。
四葉の小判鮫で、上杉さんとの相性も良くないのであれば、当然女として低くみられる。
ここはそういう場だ。弱みを見せると、一気に二乃や三玖が噛み付いてくる。
五月「いい加減、埒が空きませんよ。せめて、次の期末試験が終わるまでにははっきりさせましょう」
二乃「そうね。夏休みだもん。私だってフー君と熱い夏、過ごしたいわ」
四葉「二乃。そのフー君って呼び方、やめてほしいよ……お付き合いしているのは私なんだから」
二乃「!」
三玖「それには激しく同意」
二乃「何よ。お付き合いしてるのにいつまでも上杉さん呼びしか出来ないあんたに指図されたくないわねっ」
二乃の気が立っている。上杉さんの愛情が足りなくて、イライラしているみたい。
295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 21:32:32.64 ID:JdnUT+YF0
次Hできる機会があったらリスク覚悟で生でやるしかないか?
296 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 21:36:44.97 ID:r84mkPsA0
五月「それでは私から提案を。次の期末試験の結果で、方針を決めるというのはどうでしょう?」
五月「四葉が1番なら、五等分を実行するタイミングに関して私達は金輪際文句はいいません」
五月「でももし、他の人が1番なら。その1番の人に、四葉は上杉さんの1週間の内、1日を先に分割するというのはどうでしょう?」
三玖「面白い。乗った」
二乃「へぇ。五月にしてはいいアイディアじゃない。これなら勉強に集中して点数も上がって一石二鳥。デートに夢中な誰かさんと違ってね」
四葉(どうしよう!赤点大魔王の私には不利な条件だ……!でも、1番取れば、うるさ型の他の姉妹たちを黙らせる事が出来る……!)
四葉(分割のタイミングさえ握れば、他の姉妹を完全に屈服させられるよ!)
五月「これは譲歩ですからね、四葉。本来であれば、あなたはお付き合いしたらすぐに幸せを五等分しないといけないのですよ」
五月「そういう約束で、私達は祝福しているのですから」
五月「その譲歩すら……認めず、勝負の舞台に立たないのであれば、これはもう、戦争しかないっ……!」
五月「私は、誰がなんと言おうと、この条約から抜けます。つまり、家出です。」
五月「私が家出することの意味。わからない四葉じゃあないですよね?」
五月の目が血走っている。心に与える幸せが足りないみたいだ。
どうしよう。五月が家出したら、その先は……
↓1 五月の勝負の提案を受けますか?
受けなかった場合のコスト:姉妹仲良しポイント 1ダウン
受けなかった場合のリスク:???
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 21:38:42.47 ID:Pnlqczj/o
受けるしかないな
298 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/03/31(日) 21:46:37.74 ID:r84mkPsA0
期末試験編へ続く。
現時点の1位確率
一花:20% 二乃:20% 三玖:30% 四葉:10% 五月:20%
・ 四葉は行動で成績をアップさせる(勝率をあげる)ことができます
・ 一花がトップだったら体の相性再判定になります。
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/31(日) 21:52:31.74 ID:UuxE5bC+o
乙
風太郎がもう一花抱いちまってるからこれで勝てても前が見えねえ
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/03/31(日) 22:12:00.41 ID:pLsc2yOt0
三玖チャンス!
もはや戦争は避けられない
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/03/31(日) 23:22:30.68 ID:bhzTP56dO
一花と寝ることを許した時点でどう転んでもドロドロの未来しか待っていない気がする…
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/01(月) 00:16:24.37 ID:ke529B2i0
勉強してワンチャンに賭けるか青姦でもなんでも犯ってワンチャンに賭けるか
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/01(月) 00:42:34.80 ID:AUHv7xhv0
一花と寝たんならもうハーレムでいいだろ
2人目に手を出した時点でもう純愛ルートはなくなったわけだし
2人も5人も変わんねえよ
四葉メンタルを犠牲にしてでもハーレムを望む
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/01(月) 00:43:16.41 ID:li05D4vv0
うっわこれもうどう足掻いてもドロドロエンドになる未来しか見えねぇな
堅実に勉強連打で勝率上げるか、ワンチャンにかけてどこでもいいからヤるかの2択か
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/01(月) 12:09:13.38 ID:cDjx/EDlo
乙
楽しみ
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/01(月) 12:33:52.61 ID:JKTgQA0cO
一花とのエッチシーン描写してくれよう
307 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/03(水) 22:13:49.79 ID:8DqB0Aqi0
四葉(でも姉妹の中で1番馬鹿な私が、トップ取れるとは思えない)
四葉(こうなったら……エッチは我慢して今は勉強しかないっ!)
四葉(でも普通に勉強しても勝てる気がしないから、ここは彼女特権を使おう!)
四葉「というわけで、上杉さん、勉強を教えてくださいっ!」
風太郎「四葉がついにやる気になったか!いいだろう。とことん全分野のわからない問題を教えてやる」
私は次の期末試験に向けて上杉さんへの個人授業をお願いした。
四葉「おじゃましますっ」
こうして私は休日泊まり込みで上杉さんのお家にお邪魔することにしたのだ。
四葉「あれ?らいはちゃんはどこですか?」
風太郎「らいはは今日、友達の家にお泊りに出かけた。親父も出張でしばらく帰ってこない」
四葉「二人っきり、ですか」
風太郎「そうだな。これほど勉強に適した環境もないだろう」
上杉さんのお家にお邪魔するのは初めて。失礼だけどとても貧乏そうなお家だ。
テレビすらなく、上杉さんの個室もない。居間にちゃぶ台が1つだけ。
確かに娯楽がないおかげで勉強には集中できそう。
……
308 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/03(水) 22:21:53.03 ID:8DqB0Aqi0
理解できない事は上杉さんに聞けば四葉向けにわかりやすく教えてくれる。
そんな安心感もあって、いつもよりいいペースで試験範囲の問題集が進んでいく。
上杉さんとマンツーマンという適度な緊張感もあって、手は抜けない。
最近姉妹で集まって図書館で勉強する時間もなくなり、それぞれ個人個人でする事が多くなった。
私は、1人で勉強するのが苦手。だから、こうして上杉さんに教わりながらが1番効率がいい。
私は時間を忘れて勉強に集中し始めた。
風太郎「なあ四葉」
四葉「わっ」
気がついたら上杉さんが隣に座っていた。
風太郎「最近なかなか二人っきりの時間ってなかったよな」
四葉「そうですね。私、学校だといつも姉妹と一緒ですし、放課後も上杉さんは勉強、私は部活のお手伝いや学級長の仕事で忙しいですから」
風太郎「少しは勉強しろといいたい」
四葉「学生は勉強だけがすべてじゃありませんよ」
風太郎「そうだよな。俺もお前と出会えて変われた。俺はお前がいなかったら平凡以下の男だったよ」
そう言って上杉さんは私の頭を撫で、肩に手を回してきました。
風太郎「今日はもう勉強はやめるか。明日にはらいはも帰ってくるし。こうして一緒に家で過ごせるのってなかなかないよな。久しぶりにどうだ?」
四葉「!」
309 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/03(水) 22:24:18.44 ID:8DqB0Aqi0
四葉(いつもは誘っても乗ってこないくせに!こんな時に積極的だなんて上杉さんのバカ!)
四葉(どうしよ……今日は勉強する気まんまんだったからいつものお子様パンツだよ……)
四葉(ううん、そんなことより!この勉強特訓でなんとか1位をとらないといけない。そのための上杉さんとの個人授業なのに)
四葉(でも、相性を高めるチャンスかも)
四葉(上杉さんのお家で……朝まで……)
四葉(どうしよう)
↓1 どうしますか?
※勉強に集中(上杉さんのお誘いをお断り)した場合、四葉のトップ率が10→30%に上昇します
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/03(水) 22:24:59.77 ID:bdij2vu5o
勉強する
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/03(水) 22:25:00.34 ID:a8GTjzDxO
やろうぜ
312 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/03(水) 23:23:38.80 ID:8DqB0Aqi0
四葉「上杉さん、駄目ですっ」
私は肩に回された上杉さんの腕を払った。
四葉「今日は私、勉強しに来たんですから」
四葉「そういうの困りますっ」
風太郎「あっ……すまん」
上杉さんは私が拒否したのが意外だったのか驚いた顔をして、謝った。
四葉(私だってしたいけど……トップとらないと、上杉さんの彼女として恥ずかしい)
四葉(マンツーマンで教えてもらえる機会なんて他の姉妹にはない特権なのに)
四葉(ここで頑張らないでいつ頑張るの、私!)
上杉さんはとても残念そうにしている。上杉さんも男の子だ。
彼女が誰もいない部屋に来て期待しないわけがないのかも。だけどここは私も心を鬼にしないと。
四葉「上杉さん、この数学の問題、無理数の場合の証明はどうすればいいんでしょうか?」
風太郎「この場合は無限級数を用いてだな」
でも上杉さんはすぐに気持ちを切り替えてくれたようだ。
三度の飯より勉強が好きな上杉さんにとって、私が勉強したいと言ったのに何より感動したのかもしれない。
好感度は下がらなかった。
四葉(ごめんなさい、上杉さん。トップとったら、しっかりお礼しますからっ)
上杉さんの家で徹夜で勉強した!
現時点の1位確率
一花:20% 二乃:10% 三玖:30% 四葉:30% 五月:10%
上杉さんのおかげで知識が整理され、成績がグーンと上昇した。
313 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/03(水) 23:43:05.29 ID:8DqB0Aqi0
中野家。
一花「フータロー君、いらっしゃいっ!」
五月「お久しぶりですね、お家に来ていただけるの」
三玖「フータローに教えてほしいことたくさんあったの」
二乃「フーくん、今日は腕によりをかけて頭に良い料理作ったわよ!」
三玖「料理作る暇あったら勉強したら」ボソッ
二乃「はぁ?あんたこそパンばっかり捏ねてて脳がイースト菌で発酵してない?大丈夫?」
三玖「パン作りは仕事だから」
二乃「あんたのパン、店に並んでないじゃない。小麦粉だって食べ物よ。食べ物を無駄にしちゃだめなんて小学生でもわかる常識。そんなんだからいつまでも糞パン屋は私とフー君のケーキ屋に勝てないのよ」ポカポカ
三玖「バイトしてるだけのくせに」ポカポカ
一花「ほらほら、喧嘩はやめて。さあさあ、フータロー君、こっちこっち」
五月「一花!何腕組んでるんですっ!上杉さん困ってるじゃないですか!胸まで押し当てて!」
一花「私とフータロー君の仲だもんね、いいよね?これくらい。」
五月「ど、どういうことですか!説明を求めます!」
一花「えー?フータロー君、五月に教えちゃっていい?」
風太郎「一花、勘弁してくれ」
五月「むむむ……!」
314 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/04(木) 00:01:39.30 ID:qLvUyc5z0
四葉「あ!上杉さん!遅かったじゃないですか!」
風太郎「らいはにお使い頼まれれてて時間かかっちまった。メールしたんだが」
四葉「わっ。ごめんなさいっ、メールチェックわすれてましたっ」
五月「私も心配でメールさせて頂いたのですが……返事は……」
風太郎「ああ、四葉から聞いてると思って」
五月「そうですか」
三玖「……」
二乃「……」
一花「ねえフータロー君っ。私が送った写メは見てくれたよね?」
一花「勉強疲れたら、アレ使ってね♥」
風太郎「いや、お前女優なんだから流出したら大変だろ。削除しておいたぞ」
一花「そんなぁ」
四葉「それじゃあ久しぶりに上杉さんと五つ子の勉強会、みんなで赤点回避目指して頑張りましょー!」
三玖「いや、赤点なんてもう取らないよ」
五月「100点満点で30点も取れないなんて頭の構造がどうかしてますよ」
二乃「この中で赤点とって落第なんて馬鹿、流石にいないわよね」
一花「流石に引くよ。これで進級できないなんてことになったら」
四葉「ご、ごめんなさい……」
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 00:05:21.90 ID:iRlF0/vOo
うーん、この
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 00:11:05.38 ID:ocJtNdnzo
つらみ
317 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/04(木) 00:18:20.74 ID:qLvUyc5z0
風太郎「さあ減らず口叩いてないでとっとと勉強するぞ」
二乃「そうね。今回は全員高得点目指してるのよ」
三玖「きっとフータローがびっくりする点数取れると思う」
五月「ひょっとして私が次の学年1位をとってしまうかもしれません」
風太郎「はははっ!そうなるとお前らが俺のライバルか!」
五月「それじゃあ、私が(姉妹の中で)トップとったら……ご褒美、くれますか?」
風太郎「ふっ。いいだろう。(学年)トップとったら褒美くらいくれてやらぁ」
三玖「!フータローのご褒美!何!なになに!?」
風太郎「そうだな。何でも言うこと聞いてやるぞ。目でピーナツ噛んで逆立ちで町内一周でもいいが」
二乃「な、何でも!?男に二言はないでしょうね!?」
四葉「ちょ、上杉さん!」
風太郎「安心しろよ、四葉。俺は負けないから」
四葉「そ、そういう問題じゃ」
一花「何でも……フータロー君が何でもしてくれるんだ……」
ギスギスしていた勉強会が、上杉さんの軽率な一言で一気に熱を帯びた。
進学予備校の夏期講習会並の熱気の籠もった勉強会になって、上杉さんもご満悦みたい。
私の学力も向上したけど、今回は周りもレベルアップした。
318 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/04(木) 00:29:49.63 ID:qLvUyc5z0
四葉(試験前、最後の週末……どうしよう)
四葉(私は今回の期末試験前は流石に部活動のお手伝いはすべて断って勉強に集中してきた)
四葉(上杉さんの個人授業や、勉強会の甲斐もあって、成績は伸びていると思う)
四葉(それでも、まだ三玖に勝てるか、不安)
四葉(でも、勉強ばかりしいていたせいで上杉さんと最近一緒に過ごす時間が少ない)
四葉(上杉さん、あっちの処理はどうしているんだろう)
四葉(まさか、一花と過ごしているってことはないよね)
四葉(最近、一花と上杉さんの距離がちょっと近い気がするの、気のせいかな……)
四葉(どうしよう。彼女として、上杉さんの家庭教師とバイトの疲れも癒やしてあげないといけないのに)
そう悶々としていると、上杉さんからメッセージが来た。
風太郎『週末、息抜きに遊びにいかないか?』
四葉(ど、どうしよう……これ、断ったら……もうテスト終わるまで相性あげるチャンスないよ……)
四葉(それに、ノリの悪い女って思われて嫌われちゃうかもっ)
↓1 上杉さんと遊びに行く?
遊びにいかずに勉強した場合、1位の確率が30→50%にアップします。
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 00:30:50.32 ID:xCX+RoS20
遊ぼう
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 00:31:56.19 ID:t6MXThZs0
行かない
321 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/04(木) 00:34:29.12 ID:qLvUyc5z0
つづく
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 00:35:33.21 ID:ocJtNdnzo
乙
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 00:41:02.95 ID:CWCvIF4Q0
遊ぶにしたバカこれもう普通に戦犯やん
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 01:23:48.97 ID:ogrVzHvBo
おつ
325 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/04(木) 22:03:13.73 ID:qLvUyc5z0
風太郎「とりあえずゲーセンで遊んで、飯食べようぜ」
四葉「はいっ」
四葉(1時間くらい悩んだけど結局、デートすることにしちゃいました♪)
四葉(今日は勉強の事忘れて思いっきり遊ぶぞー!)
四葉「上杉さんっ!あのUFOキャッチャーのぬいぐるみ欲しいですっ」
風太郎「変なうさぎのぬいぐるみだな」
四葉「このまえ皆で遊びに来た時、みんなで協力して1個ゲットしましたけど皆で五等分しちゃったんですよ」
四葉「一花は頭、二乃は上半身、三玖が下半身、五月ははらわたで、私はしっぽだけ」
四葉「今回はまるまる欲しいですっ」
風太郎「よーし、任せろ!予算は1000円までだがな」
四葉「お願いしますっ」
↓1 ぬいぐるみをゲットできますか?
コンマ
50以上 ゲット!
50未満 ゲットならず
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 22:04:40.80 ID:iRlF0/vOo
うい
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 22:17:24.35 ID:ifM1xW9A0
GETか、よくやった!
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 22:23:30.48 ID:CWCvIF4Q0
ぬいぐるみを五等分てww
怖www
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 22:32:09.89 ID:ifM1xW9A0
冷静に考えたら確かに怖いな、五月なんてはらわただし
330 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/04(木) 22:32:48.48 ID:qLvUyc5z0
風太郎「ほら、なんとかゲットしたぞ。やるよ」
四葉「ありがとうございますっ!一生の宝ものにしますっ」ギュッ
私は手に入れたウサちゃんをぎゅっと抱きしめた。
四葉(上杉さんからの二回目のプレゼント。今度は欲しいものをいただけましたっ!)
……
風太郎「そろそろ飯でも食いに行くか」
四葉「はーい」
上杉さんと私はちょっぴりお洒落なイタリアンでディナーをしました。
上杉さん、家庭教師で稼いだお金のおかげで最近生活が少し楽になったみたい。
四葉「美味しいですね、このパスタ」
風太郎「四葉、ほっぺたにミートソース付いてるぞ」
四葉「えーっ、拭いてくださいよ、上杉さーん」
風太郎「おう」
四葉「あ、ハンカチ使うの禁止!手使っちゃ駄目っ」
風太郎「手を使わずにどうやって拭けばいいんだ」
四葉「学年1位なのにそんなこともわからないんですか!昔、私がお手本みせたじゃないですかっ」
風太郎「……いや、四葉、それは流石に恥ずかしい」
四葉「ほらほら、早くしてくださいよっ」
風太郎「一回だけだぞ」チュッ
四葉「〜〜〜っ////」
風太郎「ん。このミートソースいい味だな」
四葉「お礼にあげますよっ。はい、あーん」
風太郎「あーん///」
四葉「しししっ、おいしいですか♡」
私と上杉さんはディナーを満喫した。
331 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/04(木) 23:07:50.69 ID:qLvUyc5z0
美味しいご飯で心もお腹も満たされた後は……
風太郎「四葉、今日の夜予定ある?」
私には勉強の予定が。
四葉「上杉さんに合わせますっ」
四葉(勉強のお誘いかもしれませんし)
風太郎「それじゃあちょっと街歩こうぜ」
四葉「はい……」
私達は腕を組んで、夜の街を歩いた。
駅前の繁華街を少し歩くと……
風太郎「休憩してくか」
四葉「……」コクン
上杉さんに誘われて私はお城の中に入りました。
332 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/04(木) 23:10:47.63 ID:qLvUyc5z0
四葉「はぁはぁ……んっ♡」チュッ
シャワーを浴びた後、ベッドの上で私達は何度もキスしました。
四葉「ひゃっ、あっ♡」
上杉さんはキスしながら私のおっぱいを執拗に揉みしだきました。
四葉「んんっ、ひっ」ビクンッ
ムードたっぷりの非日常的なお部屋で、嫌でも気持ちが高まって体が敏感になっています。
風太郎「ここ、気持ちいいか?」コリコリ
四葉「はいっ、あんっ♡」ビクッ
上杉さんはいやらしく硬くなった私の乳首を弄って、執拗にこねくり回してきます。
四葉「はぁ、はぁ……はぁ、んっ、あっ、んっ」
それに切ない声で答えると、上杉さんの指にも熱がこもってきました。
風太郎「下、触るぞ」ヌチャッ
四葉「んんっ」ゾクッ
触られると、濡れているのがバレバレです。
上杉さんの指が一本ぬぽっと四葉の膣に挿入って、少し乱暴に弄られます。
四葉「んあっ、あんっ、んっ♡あうっ♡」
四葉「んちゅっ、ぷはっ、あっ、そこですっ、そこっ」
キスを合間にはさみながら、上杉さんはしっかり時間をかけて私の体中、弱いところを責めてきました。
風太郎「イッていいぞ、四葉」グチュグチュ
上杉さんの指を動かすスピードが上がりました。どうやら上杉さん、私を前戯で絶頂させたいみたい。
私も上杉さんの期待に応えてあげたいっ!
↓1 上杉さんのテクニックで……
コンマ 50以上 イッちゃう → 上杉さんとの夜の相性1アップ
50未満 いけませんでした
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 23:11:20.24 ID:Xz3CLK1Eo
いく!
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 23:11:26.18 ID:LB19BezU0
あ
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/04(木) 23:12:28.25 ID:g20BVNDro
うんやっぱり根本的な所で合ってないのかもしれない
336 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/04(木) 23:26:09.78 ID:qLvUyc5z0
風太郎「ここかっ?」ヌチュヌチュコリコリ
四葉「あっ♡はいっ♡」
上杉さんは執拗に何度も指で私のあそこを弄り、舌で舐めたりもしてくれました。
四葉「ううっ」ビクッ
感じてはいる。でも、いけない。イッてあげたいのに……
上杉さんの指使いが焦りからか少し乱暴になってきた。
四葉「あっ、痛っ」
風太郎「すまん」
四葉「はぁはぁ……ごめんなさいっ」
上杉さんの指が私の中の敏感なところに触れて、痛みを感じてしまった。
上杉さんは少し残念そうな顔をして、指を抜いた。
四葉「……もう、準備はできましたから……お願いしますっ♡」
それでも上杉さんのは私の痴態を見て怒張して反り返っていた。
風太郎「ああ。今日はしっかりゴムつけるぞ」ツケツケ
四葉「お願いしますね」
生は危なすぎて毎回リスクは犯せません。上杉さんは私を大事にしてくれるみたいで安心です。
337 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/05(金) 00:00:13.95 ID:RvJucDa60
上杉さんのが久しぶりに膣内に入ってきます。
この圧迫感と痛みはまだ慣れませんが、上杉さんと1つになれるのは幸せ。
四葉「んんっ」ギュッ
風太郎「四葉、動くぞ」
四葉「はいっ」
じゅっ……じゅっ……ぱんぱん……ぱんぱんぱんぱん……
四葉「アッ!イイっ!イイですっそこっ♡」
四葉「あっ、あっ、あっ、あんっ、あんっあんっ♡」
四葉「あんっあんっ、あ〜〜〜、あんっあんっ」
ぱんぱんっ……ぱんぱんぱんっ……
四葉「あぁ〜〜〜!あんっ、あっ、あっ、あっ」
四葉「あっ、あっ、あっ♡」
四葉「はぁ、はぁ……」
風太郎「一旦抜くから、体制かえよう」ヌポポ
四葉「はぁ、はぁ、はいっ」
338 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/05(金) 00:02:36.09 ID:RvJucDa60
よつん這いになってお尻をあげた後、上杉さんはぴったり閉じた私のお尻を広げた後、後ろから差し込んできました。
四葉「んっ……これっ、違うとこにあたってるっ」ヌププ
風太郎「動くぞ」
パンパンパンパン
四葉「あ〜〜!ああっ〜〜!あっ、やっ、これっ、そこっ♡んっ〜〜♡」
バックで上杉さんは激しく突き上げてきます。
私は枕を抱きしめながら、歯を食いしばりました。
風太郎「四葉、イクぞ!」
四葉「あ」ビクンッ
上杉さんとタイミングを合わせて、今回もしっかりイけました。頭が真っ白になり、幸せで目の奥がチカチカします。
四葉「はぁ、はぁ……んっ♡」ズポッ
私の膣内から上杉さんのが抜かれました。
摩擦でヒリヒリするけど、最初に比べると幾分かマシになっています。
汗だくになりながら、私は上杉さんの1番になれた幸せを噛み締めていました。
四葉「上杉さん……好きっ」ギュッ
風太郎「俺も好きだ、四葉」チュッ
339 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/05(金) 00:04:51.99 ID:RvJucDa60
優しいキスをして、私達はベッドのなかでまた体を触り合いました。
風太郎「リボン外した四葉も可愛いな」
エッチの時はリボンも外します。
風太郎「おっぱいも大きいし、乳首も綺麗だ」チュプチュプ
四葉「んっ♡もうっ、吸わないでっ」
上杉さんが珍しく甘えてきました。上杉さん、意外と母性に飢えているのかもしれません。
お母さんを早くになくしたと聞きました。
私は逆に、父性に飢えているのかも。だから私達、お互い足りないところを補い合ういい関係になれそう。
四葉「お返しですっ、上杉さんっ」
上杉さんの竿を優しく握って手で扱いてあげます。手のなかで、上杉さんのがまた硬くなってきたのがわかりました。
340 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/05(金) 00:06:00.09 ID:RvJucDa60
四葉「舐めあいっこしましょっ!」
お互いドロドロの性器を弄り合います。射精したあとで上杉さんのから男臭い匂いが立ち昇ります。
四葉(頭がくらくら……)
四葉「んっ♡」ビクッ
上杉さんはまだ敏感な私の膣内に指を入れてきました。それを私は反射的に締め付けてしまいます。
四葉「上杉さんの……もう逞しく……なってますね」
風太郎「もう1回するか」
そう言ってまた上杉さんは私をベッドに組み敷きました。
四葉「ううっ……また、ですか……」
風太郎「今日は泊まろう。お互い、限界まで……しようぜ」
四葉「そんなにしたら馬鹿になりますよ……」
風太郎「馬鹿になれよ、四葉」
そう言って上杉さんはまた勃起したソレを私の股にあてがいました。
どうしよう……今日、お泊りしちゃったら、明日はお股も痛くなって眠くて気だるくて勉強どころじゃなくなっちゃうよ。
風太郎「いくぞ、四葉」ズプズプ
でもそんなの上杉さんはお構いなしに私を犯してきます。
四葉(どうしよう……)
↓1
@馬鹿になる 体の相性 2アップ 1位確率 10%まで低下
Aしっかり理性を保つ 体の相性 コンマ50以上で1アップ 1位確率 30%キープ
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/05(金) 00:13:20.92 ID:buF1utQz0
1
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/05(金) 00:34:43.21 ID:IHoq+Lm8o
テスト無理だろこれww
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/04/05(金) 00:37:56.88 ID:dwstOq5/0
人形は伏線かな?
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/05(金) 00:41:46.88 ID:idQm72vPo
70%で駄目なんだし遅かれ早かれ残り3人にも分ける事考えるといいような悪いような
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/05(金) 00:43:50.74 ID:9e7N/xCJo
中途半端でどっちもダメより身体を選んだとみれば
どうせコンマだし
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/05(金) 00:44:01.58 ID:buF1utQz0
30じゃどっちみちほぼ望み薄だし、
>>318
で50%にしないのを選んだ以上どっちつかずの選択するよりは体の相性深めといた方がいいと思った
デメリットも誰か1人に1週間の1日わけるだけだし
347 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/05(金) 00:59:41.16 ID:RvJucDa60
四葉「イクッ、イクっ、イクーー!!」ビクンビクン
二回目の絶頂。上杉さんのおちんちんが何度か私の奥を小突いたら、私の中のスイッチが押されたみたい。
脳全体に電気が走ったみたいに、私は声をあげて体を痙攣させました。
風太郎「おっ……おおっ……すげっ、この締め付けっ」
四葉「はぁ、はぁ、はぁ……はぁーっ♡はぁーっ♡」ピクピク
ぬぷっ……ぬぷぬぷっ
四葉「駄目ですっ♡上杉さんっ、今動いちゃ駄目ですっ♡」
中が信じられないくらい、敏感になってるのがわかる。
上杉さんが引き抜こうとするのを、私は足を絡めて止めた。
四葉「動かないでっ……お願いしますっ……んっ♡」ビクッ
でも駄目だ。上杉さんの太くてたくましいおちんちんが刺さってるだけで感じてしまう。
風太郎「すまん、俺ももう限界かもしれん」ズプッ!
四葉「あぁ〜〜〜!!!またイクッ、イクッ、イク!イクゥ〜〜〜!」
上杉さんに1番弱いところを再びノックされて、頭が真っ白になりかかる。
四葉「はぁ、はぁ、ダメッ、やっ、もうっ、限界っ、はぁ〜〜♡イクッ!」ビクンッ
風太郎「イっちまえ!四葉っ!」パンパン
四葉「もっ、もうっ、イッてるっ、イってる、イッてますって!ひぃぃ〜〜!ああんっ♡」
348 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/05(金) 01:01:28.24 ID:RvJucDa60
風太郎「おおっ!これ、やべっ、中、うねってるっ!」
四葉「ダメダメダメェー!!馬鹿になるっ、これ、もうっ、ヤダァ〜〜!!」
風太郎「俺もイクぞっ四葉!」
ずっぽずっぽ
四葉「ひぃぃ〜〜〜♡」ビクンビクン
風太郎「うっ」
どぷっ どくんどくんっ
上杉さんの熱いのが、薄皮一枚越しに跳ね回っているのがわかる。
風太郎「はぁはぁ、うっ、抜くぞ」ヌププ
四葉「〜〜〜♡」ゾクゾク
四葉「抜かないでっ、お願い、今、駄目ですからぁ」
四葉「あぅぅ……」ピュッピュ ピュッ
風太郎「四葉、これ潮吹き……」
上杉さんのが抜けた後、色々緩んでしまった。
四葉「見ないでくださいっ……」ジョボッ ジョロジョロ……チョロチョロ…
絶頂して吹いたのは初めてで、その後におしっこの栓も緩んでベッドをぐちゃぐちゃにしてしまった。
これ弁償?そんなことより、上杉さんに見られるなんて、最悪……
349 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/05(金) 01:02:58.46 ID:RvJucDa60
四葉「ううっ……うっ」ポロポロ
風太郎「四葉……」ムクムク
四葉「上杉さん……ごめんなさいっ、体も汚しちゃって……」
風太郎「……もう一回するぞ」
四葉「えっ、きゃっ、やっ、駄目ですっ、綺麗にしてから、あっ」ズポッ
上杉さんは私を押さえ込み、後ろからまた挿入した。
そこから先の記憶は曖昧だ……私と上杉さんは馬鹿になって若さに任せて乱れに乱れた。
気がついたらベトベトのベットの上で、すっかり太陽が昇っていた。
声をあげすぎたのか、喉がガラガラで、頭も痛い。
横で上杉さんは気絶したように眠っていた。
しばらく、勉強どころじゃない。せっかく頑張ったのに、色々吹き飛んでしまった。
でも、代わりにお互いの体の事を知り合えた気がする。
上杉さんと長い夜を過ごして相性が2アップした!
代償としてエッチのことばかり考えるようになって学力が下がってしまった……
四葉の幸せポイント :■■■■■■■■□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント :■■■■□□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■□□□□□
1位確率
一花:20% 二乃:20% 三玖:30% 四葉:10% 五月:20%
期末試験へ続く。
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/05(金) 01:08:06.00 ID:9e7N/xCJo
乙
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/05(金) 01:19:14.07 ID:idQm72vPo
まぁ他の姉妹が1位でも体の相性が高くなけりゃいいんだからなんとかなるっしょ
352 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 00:09:58.81 ID:NDwIT//EO
運命の期末試験。
私にしては、そこそこ勉強は頑張った方だと思う。
でも、試験の直前の週末を台無しにしてしまい、あの夜の事を毎日思い出してしまい、直前の勉強は手につかなかった。
五月「四葉。約束忘れちゃいけませんよ」
朝、五月に釘をさされた。
そう。このテストで負けたら、上杉さんの分割を進めないといけない。
幸い、相性を高めることは出来たので、そう安々と主導権は握られないと思うけど。
でも、このテストで勝利すれば、中野家での覇権が確立する。
幸せになるためにも負けられないっ。
……
試験が終わり、結果発表。
栄光の一位は誰の手に……?
↓1
コンマ下一桁
一花:1-2 二乃:3-4 三玖:5-7 四葉:8 五月:9-0
※コンマゾロ目で四葉は赤点をとります(コンマ88は例外で満点です)
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 00:11:52.09 ID:weN/LHLeo
どうだ
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 00:22:45.26 ID:9mVAfRdko
惜しかったなー
355 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 00:40:44.81 ID:NDwIT//EO
五月「それでは四葉。約束は守ってくださいね」
姉妹のトップは五月だった。
歴史にifはないけれども、もしあの夜、ハメを外さなければ。
いや、上杉さんとのデート自体を我慢していれば。
悔やんでもくやみきれない。
五月が1位を取り、望みのものを手に入れる事になった。
負けた三玖は泣いていた。二乃も放心状態で、料理は作れなくなっていた。
それほど、姉妹はみんなこのテストにすべてを賭けていたんだ。
私はその勝者の五月に報いる義務がある……
四葉「上杉さん、話があります」
五月「……」
風太郎「五月?」
四葉「あのですねっ……実は、五月も……う、上杉さんの事が大好き、みたいで」
一花の時と同じで胸が苦しい。
四葉「わ、私としては、上杉さんがいいのであれば……五月も一緒に愛して、欲しいんですっ」
五月「……」
風太郎「あ、いや、その……五月か……」
356 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 00:43:39.42 ID:NDwIT//EO
五月「駄目ですか!」
風太郎「駄目じゃ、ないんだが……四葉はいいの?」
四葉(よくないですっ!上杉さんさえ、上杉さんさえ拒絶してくれれば……)
四葉「もちろんですっ!五月は、私の大事な姉妹ですからっ」
風太郎「じゃあよろしくな、五月」
五月「不束者ですが、よろしくお願いします」
五月が深々と上杉さんに頭を下げ、上杉さんも照れくさそうにしていた。
一花に続いて五月まで……上杉さんはオスの本能に目覚めてしまったみたい。
五月に分割したことで幸せポイントが減少した。
五月の心が潤されて、仲良し姉妹ポイントが1上昇した。
四葉の幸せポイント :■■■■■■■□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■□□□□□
私はそんな二人の空間から逃げるようにその場を離れた。
その晩、五月は家に帰って来なかった。
↓1 五月と上杉さんの相性チェック!
コンマ判定 (上杉さんの反応は
>>229
参照)
※四葉の相性(50)以上だと相対的に好感度が1下がります。
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 00:45:10.75 ID:eFsXKK5o0
コンマ神よ!
358 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 00:46:37.43 ID:eFsXKK5o0
駄目だったよ
359 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 00:46:53.94 ID:JmiGbRrjo
抱き心地がよかったんだな
360 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 00:54:37.13 ID:cC2N0CWA0
もう少しで五月の体無しではいられないところだったか、まぁ確かに五月はふくよかな分一番抱き心地が良さそうではある
温泉でのバスタオル姿とかエロかったし
361 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 01:09:12.09 ID:NDwIT//EO
四葉「上杉さん、五月との夜、どうでしたか?」
風太郎「え?その話するの?」
四葉「彼女としては気になりますよっ」
風太郎「えっと、その、だな……///」
風太郎「五月の奴、脱いだら凄かった」
四葉「……っ!」
風太郎「贅肉が」
四葉「もーっ、上杉さん、茶化さないでくださいよっ」ポカポカ
風太郎(でも抱き心地は正直、四葉以上……)
上杉さんの好感度が相対的に1下がってしまった。
四葉の幸せポイント :■■■■■■■□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■□□□□□
362 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 01:21:36.98 ID:NDwIT//EO
風太郎「まあ五月の話はこんなもんで……で、期末試験の反省だが」
四葉「はいっ」
風太郎「国語48点 数学35点 理科36点 社会32点 英語33点」
風太郎「低すぎィ!」
四葉「例年に比べて難化していたはずです!今年の三年前期の期末試験は」
風太郎「でも、お前、勉強会の時はもう少し成績よかっただろ」
四葉「そ、それは……う、上杉さんのせいですよ!テスト直前に、エッチで馬鹿にさせて!上杉さんの点数はどうだったんですか!」
四葉「上杉さんも実は馬鹿になって赤点スレスレ……!」
風太郎「恥ずかしいからやめろーっ!」
私は上杉さんのテスト結果を奪った。
四葉「どっひゃー!ぜ、全部100点だ〜〜!」
風太郎「ふっ。まあ、当然といえば当然だな。全国の精鋭と戦う全国模試に比べたら、学校の定期試験なぞエンジョイバトルだ」
上杉さんは自信たっぷりにそう言った。
風太郎「でもこれでエッチが原因じゃないというのが証明されたな」
四葉「あうぅ……」
363 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 01:23:43.23 ID:NDwIT//EO
こんな成績じゃ上杉さんの隣を歩いているのが恥ずかしい。彼女失格だ。
彼女に相応しいのは成績優秀(といっても姉妹の中だけで、全体からみたら下から数えたほうが早い)な五月……?
劣等感で、リボンがしんなりしたところ、上杉さんは私にデコピンした。
風太郎「お前は勉強できなくてもいいから、気にすんなよ。」
風太郎「俺はお前と違って50mを6秒台で走れねーし、駅伝も1人で完走できなければ、バスケやサッカーの試合で活躍したこともない」
風太郎「別に俺はお前が勉強できるから好きって訳じゃない」
四葉「上杉さん…!」
上杉さんからの優しい慰めに心がほだされた。
四葉「それじゃあ私は堂々と勉強しないことをここに誓います!」
風太郎「馬鹿野郎!全く反省してないな、このリボンは」ギューッ
四葉「わわっ、リボン(本体)を握り潰さないでくださいっ」
風太郎「それじゃあ反省会だ。赤点スレスレで、姉妹でダントツビリの四葉には……お仕置きだな」
トップを取れなかった罰として、私は上杉さんにお仕置きされる事になりました。
四葉「ど、どんなエッチなお仕置きでしょうか……」ゾクゾク
風太郎「そうだな……こんなのはどうだろう?」
↓1ー3 トップを取れなかった馬鹿な四葉へのお仕置き内容
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 01:25:35.94 ID:JmiGbRrjo
目隠し
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 01:26:25.90 ID:weN/LHLeo
ソフト緊縛プレイ
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 01:30:19.13 ID:9mVAfRdko
キスマークつけちゃう
367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/04/06(土) 09:30:32.48 ID:3dcFE68g0
俺が寝た後に更新があったとは悲しいぜ
安価取りに参加してたら「四葉放置で一花・五月とセックス」とかブチ込んでただろうから落ちてて良かったかもしれないけど
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/06(土) 17:51:56.05 ID:TUhzq6P60
頼むから四葉幸せになってくれ…
369 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 17:59:38.79 ID:NYwgeuD40
上杉さんに裸に剥かれた後、目隠しをされ、紐で手足を縛られ、ベッドに拘束されてしまった。
四葉「んっ」モゾモゾ
抜け出そうとしても逃げられない。
四葉「あっ♡」
視界がなくなるとそれを補うために他の感覚器官が敏感になる。
上杉さんに触られたところがいつもより感じやすい。
四葉「ひゃうっ♡」ビクンッ
上杉さんの手がいやらしく私の胸を揉み、硬くなった乳首を抓り、お股の豆を指の腹で擦った。
四葉「あんっ♡」
縛られていて身もだえることしか出来ない。
四葉「きゃっ……上杉さんっ…!」
上杉さんの鼻息が私の秘所にかかる。
今、上杉さんにジロジロと四葉の1番恥ずかしいところを見られているんだ。
風太郎「四葉、奥から白くてエロいの溢れてきてるぞ」
四葉「い、いわないでくださいっ……!」
縛られてちょっと触られただけで濡れてしまった。
370 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 18:01:37.94 ID:NYwgeuD40
四葉「ひっ……♡あんっ…!んっ♡」
四葉「んんっ♡」ビクッ
四葉「上杉さんっ……そこっ……舐めないでっ♡」
四葉「ああんっ♡駄目ぇ♡」ビクンッ
四葉「んっ♡」
上杉さんに長い時間をかけて体中を触られ、舐められ、しゃぶられた。
四葉「はぁ……はぁ……そろそろ、どうですかっ……♡」
風太郎「どうって何が?」クチュッ
上杉さんは私の入り口に先っぽだけ指を入れた。
風太郎「なにしてほしいか言ってくれよ」クチュクチュ
いやらしい音がする。
四葉「あっ、あのっ……エッチっ……してくださいっ」
風太郎「もうしてるだろ、エッチなこと」チュッ
四葉「あんっ♡う、上杉さんの意地悪ぅ……んっ♡」
上杉さんは私の股を弄りながら、首筋にキスをなんどもしてきた。
四葉「お……おちんちん入れてくださいっ!」
私はとうとう我慢できずに、上杉さんに懇願した。
371 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 18:05:06.19 ID:NYwgeuD40
風太郎「どこに?」チュッ
四葉「あっ♡……あううっ……よ、四葉の……お、おま……い、言えませんっ」
風太郎「じゃあ今日はこのままだな」クチュクチュ
こんなに体が熱くなっているのに、縛られたまま放置なんて耐えられるわけがありません。
拘束されて、主導権は上杉さんに握られています。
四葉「あー、もうっ、上杉さんの馬鹿っ!」
四葉「赤点スレスレの馬鹿な四葉の……に、上杉さんの逞しいおちんちんでお仕置きしてくださいっ!」
風太郎「四葉のどこ?」チュプッ……
四葉「お……お……おまんこに……ひうっ♡」ズポッ
風太郎「たいへんよくできました。合格!」ズププ…
目隠しされたまま、上杉さんに挿入され、その日はおちんちんの形をお膣で覚え込まされる事になったのでした……
↓1 上杉さんとの夜の相性判定
コンマ 50以上で 1アップ
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 18:06:05.49 ID:weN/LHLeo
そい
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 18:07:01.17 ID:weN/LHLeo
おのれ妖怪いちたりない
374 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 18:28:14.16 ID:NYwgeuD40
……
五月「四葉。その首元の」
四葉「あっ……」サッ
あの夜、上杉さんに反省会と称され目隠しソフト緊縛プレイをされた後で目隠しをとってみると体中にキスマークをつけられていました。
そのことでちょっと喧嘩になってしまったんです。
これじゃあせっかくの夏なのにプールにもいけませんっ。
キスマークをつけるときくらい、了解とって欲しいです。
項の際どいところにもつけられたせいで、学校では不自然な絆創膏を貼って過ごす羽目に。察しのいい子たちなら気がついているよね……
五月「昨日は四葉もお楽しみだったみたいですね」
四葉「ううっ……恥ずかしいよ」
五月「実は私も」
そう言って五月は胸元を開けて私に、上杉さんとの愛の証を見せつけてきた。
五月「彼、何度も私のおっぱいや、股のところに、つけてくれたんです」
五月「四葉、こっちもみますか?」
四葉「い、いいよ!そんなの見せなくても……」
五月はやっぱりなんかずれてる。自慢するものじゃないのに。
でも、上杉さんが私以外の子とそういうことしているという証拠を見せつけられると、胸がチクチク痛む。
五月「まあ何はともあれ、ギリギリのところで彼の愛を受けられて……ほっとしてます」
一時期はライフポイントがゼロに近づいて憔悴していた五月もここのところ肌艶がいいみたい。
でも一花と違って上杉さんとの仲がうまくいってる感じを私に見せつけてくる五月にはいちいち腹がたつ。
上杉さんの1番は私。正妻として早く五月より上杉さんとの相性をあげておきたい。
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 18:37:00.33 ID:9mVAfRdko
四葉ちゃんには幸せになってほしいけど
曇ってるのもかわいいなって
376 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 18:47:42.82 ID:NYwgeuD40
二乃「四葉。話があるわ」
四葉「二乃」
結局、期末試験の後、五月に上杉さんの1日を分割したけど、その後の五等分計画は完全に宙に浮いていた。
すでに5人のうち3人が関係を持っているので、その3人にとって特に計画を推進する理由もないため、過半数の合意をもって凍結されている。
二乃や三玖は度々議題にだすけど、私は努力してますって答えるだけで、具体的に何かを変える必要がない。
五月や一花が側面支援してくれるおかげで、それ以上の突き上げもない。
中野家の家族会議での力関係は、すっかり様変わりしていてた。
そんな時、私はこれまで度々敵対していた二乃に二人っきりで話を持ちかけられた。
377 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 18:58:26.00 ID:NYwgeuD40
四葉「上杉さんのことなら、努力してますからっ」
二乃がなにか言う前に先手を打つ。どうせいつものお小言だ。二乃も愛が足りなくて最近はイライラしっぱなしだから。
二乃「それはわかっているわ。四葉にはいつも感謝しているのよ、私」
四葉「え?」
二乃が殊勝なことを言った。
二乃「その上で、お願いがあるんだけど……一花は先に四葉の許しを貰って彼と……過ごしてるって聞いたわ」
二乃「私も同じように、彼と過ごさせてほしいの。三玖には悪いけど、同時に五等分じゃなくて……いいから」
あの二乃が私に頭を下げ、幸せのお裾分けを懇願してきた。
二乃とはここまで、上杉さんを巡って熾烈な戦いを繰り広げてきた。
一時は薬を盛られたり、家族会議の場で空気を悪くして私の胃にダメージを与えてきたり……
そして最後まで祝福を与えず、上杉さん五等分条約なんてふざけた提案を私に認めさせたり、ここまで苦汁をなめるさせられてきたんだ。
そんな二乃が、私を正妻と認めて、自ら妾の地位に甘んじるようなお願いをするなんて。
378 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 18:59:59.46 ID:NYwgeuD40
二乃「これまでのことは謝るわっ。私、どうにかしてたの。彼と、お付き合いしたくて、幸せになりたくって」
二乃「ここまで必死に頑張ってきたけど、もう無理よっ」
二乃「愛が足りない。愛が欲しい。このままじゃ、私が壊れちゃう。お願い、四葉。私を助けて……幸せを……恵んで欲しいの」
私は椅子に座りながら、二乃の懇願を聞いた。
この前の五月と同じ。私の幸せの独占によって、二乃は干上がって、とうとう音をあげたみたい。
でも、ここまでの行い、それで許せるわけがない。
四葉ルールだ。心から済まないと思っているならできるはず。
四葉「で?」
私は二乃に禊を促した。
379 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 19:02:33.45 ID:NYwgeuD40
二乃は察したようで、唇をぎゅっと噛み締めた。弱々しくはなっているけど、目の闘志の炎はまだ消えていなかったみたい。
ここでしっかり格付けしておかないと、後々禍根を残す。
二乃は精一杯こらえようとしていたが、この後、私から上杉さんを紹介してもらわないとしんでしまうとあっては背に腹は変えられない。
ゆっくり膝をついて、手を床につき、頭を下げた。
私は椅子に座り、足を組みながら二乃の土下座での弁解を聞いた。
二乃「この度は ご迷惑をおかけしまして……」
二乃の声が震えている。
二乃「全ては私の不徳の致すところでして……」
あのプライドの塊みたいな二乃が、味噌っかすと見下していたであろう私に対して、床に頭を擦り付けて謝罪している。
二乃「大変申し訳なく……」
二乃の屈辱や相当なものだ。しかしそこまでしてでも二乃にとって、上杉さんの愛は必要だ。
恋の暴走機関車もガソリンを止められては戦えない。
380 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/06(土) 19:03:50.88 ID:NYwgeuD40
二乃の土下座謝罪。
一花の時はこれで許した。一花は私に色々協力してくれたし、一花を暴走させた責任の一端は私にもあったから。
でも二乃は……ここまで私と敵対してきた二乃を、許して、上杉さんに抱かせる許可をこの程度で出していいのかな。
土下座している二乃の顔と腹が見えない。
今はやむなく面従腹背をしているけど、眼にはかつてないほどの怒りと逆襲への情熱の炎をほとばしらせているかもしれない。
そうであれば、二乃を側室に迎えることは今後、第2次シスターズウォーの火種になりかねない。
でも上杉さんの愛を絶たれて餓死寸前の二乃の苦しさを考えると……同じ姉妹として、同情の念を禁じ得ない。
四葉(どうしよう……)
↓1 二乃を許しますか?
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 19:04:04.22 ID:BV9ar6u2o
ゆるす
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/06(土) 22:51:25.58 ID:qoSp93rS0
絶許
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 01:16:32.29 ID:zMfxKp8iO
コンマが22
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 04:28:35.68 ID:k/yBr9veo
ここは妥協しないと血をみることになりそう
いざとなればフータローの意思すら無視して突き進むからな
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/07(日) 09:28:21.79 ID:mXLuKb9E0
四葉には申し訳ないが着々とハーレムが形成されててハーレム厨のワイ歓喜
386 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 11:12:17.43 ID:1WrA4B8W0
四葉「二乃、頭あげて」
私は二乃の肩を優しく叩いた。
四葉「いいよ。二乃も大切な姉妹だもん。私も意地悪してごめんね」
二乃「四葉……許してくれるの?」
四葉「うんっ。一緒に上杉さんに愛してもらおう。私から口利きするよ」
二乃「ありがと、ありがとう、四葉」ギュッ
抱き合って私達は仲直りした。
二乃の心が折れる音は聞こえなかったけど仕方ない。これ以上二乃をいじめたら暴走するかもっ。
大丈夫。私は相性いいし、上杉さんの愛も一心に受けている。
寛容の精神で二乃を許した! 仲良し姉妹ポイントが1アップした。
四葉の幸せポイント :■■■■■■■□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■□□□□□
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/04/07(日) 13:32:53.67 ID:hO2K0If6O
仲間はずれの三玖がナニ殺らかしてくれるかに期待
388 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 13:35:33.29 ID:1WrA4B8W0
四葉「上杉さん。今日も紹介したい子がいるんですっ」
四葉「さ、入って」
二乃「……」モジモジ
二乃は恥ずかしそうに私の背中に隠れるようにして上杉さんの前に出た。
風太郎「二乃……」
四葉「実は二乃も、上杉さんの事が大好きで」
四葉「私達が付き合った後も、ずっと上杉さんにアピールしていたの知っていますよね?」
四葉「それでこの前二乃と話し合ったんですけど」
四葉「二乃も一緒に上杉さんに愛してもらえれば……と、思いまして」
二乃「……と、言うわけだからよろしく」
四葉「ど、どうでしょうか?上杉さん……」
四葉(上杉さん、駄目って言って。二乃は。二乃は……上杉さん大好きだし、料理も上手だし、姉妹想いだし……私が勝てるところなんて)
風太郎「二人はそれでいいの?」
二乃「私は……いいわよ。あなたに愛してもらえるなら……お妾さんでも」
四葉「わ、私は……姉妹が、幸せになれるならっ」
風太郎「じゃあよろしくな、二乃」
二乃「よろしくねっ、フー君♥」
大丈夫。私だってしっかり相性あげてるんだから……これくらい正妻として余裕みせないと。
恋敵の二乃に上杉さんを割譲して、四葉の幸せポイントが1下がってしまった。
四葉の幸せポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■□□□□□
↓1 二乃と上杉さんの相性チェック!
コンマ判定 (上杉さんの反応は
>>229
参照)
※四葉の相性(50)以上だと相対的に好感度が1下がります。
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 13:35:53.82 ID:XAnq7p6ao
い
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 13:44:25.60 ID:ZetsscsEO
一番情熱的だろうな
391 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 13:50:08.20 ID:1WrA4B8W0
週末。
四葉『上杉さん、今日暇なら街をぶらぶら歩きませんか』
四葉『おーい、上杉さーん』
四葉『うっえすぎさーん』
四葉『面白い映画あるんですっ』
四葉『四葉、暇ですよー』
四葉『フー君♪ なんちゃって』
四葉『上杉さん…?今、忙しいんですか?』
五月「朝からスマホにかじりついてどうしたんですか?」
四葉「五月。上杉さん、風邪とか引いてないかな!?全然連絡取れないんだよっ」
五月「それは心配ですねっ。らいはちゃんに聞いてみましょう!」
四葉「でかした五月!その手があった!」
五月「ぷるるる……もしもし、らいはちゃん?上杉君、今何してますか?え?家にいない?おめかしして朝からどこか出かけた?」
五月「ええ、はい。それじゃあまた今度買い物にでも」プチッ
五月「風邪は引いてないみたいですね」
四葉「……そう、よかった」
上杉さんの好感度が相対的に1下がった。
四葉の幸せポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■□□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■□□□□□
392 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 14:11:09.59 ID:1WrA4B8W0
一花「ねえ四葉。最近、フータロー君が全然構ってくれないんだけど」
四葉「……」
一花「噂じゃ、この前の週末、二乃と一緒に一泊二日でどこか旅行に行ったって」
一花「やっぱりフータロー君も男の子だよね。新しい子に夢中になっちゃうのは仕方ないっていうか」
一花「でも二乃はまずいよ、二乃は。あの子、表面的に四葉に今は恭順してるけど、まだ心折れてないよ」
一花「なんであんなあっさり許しちゃったのさ。二乃の奴、彼の金玉掴んだらまた牙むいてくるに決まってるって!」
一花「だいたい四葉は甘いんだから…」クドクド
四葉「一花は少し黙ってて」
一花「は、はい」
四葉(どうしよう。二乃を許したとたん、上杉さんからの愛が流れてくる量が少なくなったのがはっきりと分かる)
四葉(最近、どんどん二乃が綺麗になっていってるし)
四葉(このままじゃ……早く、私も二乃に負けないくらい相性あげないと!)
393 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 14:16:42.82 ID:1WrA4B8W0
一花「そんな四葉にお姉ちゃんから提案があるんだっ」
一花「今度、3人でしてみない?」
四葉「え?」
一花「最近、彼が二乃の方に流れてるのは、新しくて刺激的だからだと思うんだよね」
一花「ならこっちも彼に新しい刺激を提供しようよ」
四葉(一花と一緒に……横で、一花が上杉さんに愛されるのを見るのなんて、想像しただけで吐きそうになる)
四葉(でも、このままじゃ二乃に上杉さん奪われちゃうよ……なんとか、二乃に対抗できるくらい相性を早く高めないと)
四葉(この提案、きっと上杉さんは興奮してくれると思うけど……どうしようかな)
一花「ちなみに拒否したら、次は五月に同じ提案しようと思いまーす」
↓1 一花と3Pしますか?
する場合のメリット 上杉さんとの体の相性1アップ確定
する場合のリスク 一花の相性がアップして、上杉さんの好感度1ダウンのリスクあり (一花の相性再判定)
拒否する場合のリスク 一花と五月の3Pにより、相対的に好感度を下げられる(確率 30%で1ダウン)
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 14:18:48.45 ID:4KvhzjRNo
する
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 14:36:47.82 ID:hO2K0If6O
何か切欠があれば
四葉の幸せポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■□□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■□□□□□
の上三つが一気にゼロになりそうな混沌具合
いいぞもっと争え
396 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 15:04:40.96 ID:QT8LaVVso
四葉ちゃんには幸せになってほしいが もう風太郎に拘らない方向でそうなってほしい気持ちもある
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/04/07(日) 16:47:42.94 ID:CZeA9ChF0
一花 相性04(四葉に隷属?)
二乃 相性82(依存症レベル)
三玖 相性?(ハブられ中)
四葉 相性50(本スレ主人公)
五月 相性75(勉強頑張ったため一気に逆襲)
>>256
で言うところの三玖の分のパイは包装紙くらいしか残って無い感じ?
398 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 17:36:21.42 ID:1WrA4B8W0
んちゅ……ちゅぱちゅぱっ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅぷちゅぷっ……
風太郎「あぁ〜〜」
ちゅっぱ、ちゅっぱっ、じゅるるるっ……ちゅぷっ、んちゅっ……
一花「んっ、ぷはっ ♥フータロー君、どう?美少女2人のご奉仕♥」
四葉「ぷちゅっ、れろれろっ、あむっ、んっ、ちゅっぱっ、じゅぽじゅぽ」
一花「あーもうっ、四葉ったらがっつきすぎぃ!私もっ……んっ」
一花と二人で上杉さんの股ぐらに顔をうずめて精一杯の口奉仕。
二乃から取り返すにはこれくらいしないとっ。
上杉さんのそれも、興奮していつもより硬くなっているのがわかる。
夜の相性50と相性4は足し算で54じゃない。掛け算で200だ。
風太郎「うっ、やばっ……」ゾクッ
一花「もう限界って感じだね……じゃあそろそろ、こっちで……♥」クパァ
一花がベットでお尻を突き出した。
四葉「上杉さん、私にもお願いしますっ♡ああっ♡」ズポッ
脇目も振らず、上杉さんは私の中に熱り立ったおちんちんをはめ込んだ。
399 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 17:37:27.43 ID:1WrA4B8W0
四葉「んっ、くぅ」
一花「やっぱり最初は四葉かぁ……んっ」
私に挿れながら、上杉さんは一花の中を指で弄っていた。
一花「んっ、ああっ♥気持ちいよっ♥んっ♥」グチュグチュ
四葉「あっ、あんっ♡あ、あっ、あっ、あっ♡」パンパン
四葉「んっ、んっ、ひゃっ、うっ♡」ビクンッ
軽く中イキして腰が跳ねると、上杉さんは私の膣からおちんちんを引き抜いた。
風太郎「一花、イクぞ」
一花「はい、お願いしますっ♥」
一花「んっ♥ああっ♥ひゃっ、これっ、好きぃ!んっ♥」ズッポズッポ
一花「あっ、あっ、あっ、やっ、ああっ、ああぁ〜〜!あんっ♥あんっ♥あんあんっ♥」パンパン
四葉「はぁ、はぁ……」
上杉さんに愛されて一花は雌猫のように喘ぎ声を出した。
一花「イクッ、イクイクッ!」ビクンッ
一花「はぁ、はぁ……ううっ♥」ズポッ
風太郎「四葉、次いくぞ」
400 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 17:38:49.01 ID:1WrA4B8W0
四葉「はい……んっ♡」ヌポポ
一花「四葉、可愛いっ」モミモミ
四葉「ちょっと、一花ぁ!今はダメッ!」ビクッ
上杉さんに犯されて、余裕のない時に一花は私の胸をいじってきた。
風太郎「ふぅ、ふぅ、ふぅ」パンパン
そんな私たち姉妹の乳繰り合いも上杉さんを興奮させるスパイスだ。
四葉「ひっ、やっ、んんっ、これっ、イクッ!」ビクンッ
四葉「あっ、ああぁ〜〜♡はぁ、はぁ」ズポッ
イッたら抜かれる。
風太郎「一花。ケツ上げろ」
一花「はいっ♥お願いしますっ♥」ズプッ
一花「はぁ〜〜〜♥これっ、やばっ♥」ゾクッ
一花「フータロー君っ、待ってっ、ちょっと、これっ、知らないよっ、あっ、キテるっ、んっ♥」パンパン
一花「知らないのキテるからっ、やっ♥」ズッポズッポ
一花「あぁ〜〜〜!」
一花は上杉さんに突き上げられ、必死に媚びた声を出していた。
相性が低かった彼女にとって、逆転のチャンス。私と一緒になって、気持ちが昂ぶった上杉さんに抱かれて、相性を高めたいところなんだろう。
四葉「上杉さんっ、こっちもお願いしますっ」
一花「四葉っ、今っ、私が……んっ!」
401 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 17:41:35.14 ID:1WrA4B8W0
早く一花をイかせて上杉さん奪わないと。そのために一花の張りのいいおっぱいを揉みしだき、乳首を甘噛した。
風太郎「やばっ、膣内うねって……四葉、もっと頼む」
四葉「はいっ」コリコリ
一花「ダメッ、ダメダメっ、イクッーーーー!!!」ビクッ
一花「はぁ、はぁ……これ、もうっ……気持ちよすぎて…」
一花「あっ」ズポッ
上杉さんのを引き抜かれたときの一花の顔はとても切なそうだ。
風太郎「四葉。」
四葉「はいっ♡」
こうして私と一花は上杉さんの前でお尻を並べて抱かれ続けた。
突き上げられて甘い声をだす私を、一花は指をしゃぶりながらじっと見ていた。私から欲しいものを強引に奪っていったあの嫌な一花の顔。
女の戦い第二ラウンド。負けられない。上杉さんの1番は私だ。
↓1
一花の相性再判定 コンマがが新しい一花の夜の相性になります
コンマ 50以上で…… 最初に射精するのは一花で。 相対的に好感度1ダウン
コンマ 50未満で…… 最初に射精するのは四葉で。 一花に勝って好感度1アップ
402 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 17:41:56.42 ID:JIrFN/gJ0
1
403 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 17:43:32.27 ID:QT8LaVVso
一花の判定だったか
50未満であっ てなったけど
404 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 17:51:12.12 ID:1WrA4B8W0
風太郎「はーっ、はーっ」パンパン
四葉「あんっ、あんっ、あんっ、あっあっ♡」
風太郎「はぁはぁはぁ」パンパン パンパン
四葉「あっあっあっああんっ♡ひっ♡あぁ〜〜駄目ぇ〜〜」
風太郎「四葉、俺もっ、そろそろ限界っ」パンパン
四葉「キテッ!キテ下さい!上杉さんっ!私の中でっ!1番最初にっ!」
風太郎「やっぱり四葉が1番だっ、イクぞっ、四葉っ!うっ」
四葉「あっ♡」ビクンッ
ここまでチャージされた上杉さんのが中で暴れているのがわかる。長い長い射精だ。
四葉「はぁ〜〜〜♡はぁ〜〜〜♡幸せぇ……」ピクピク
となりで一花が私と上杉さんの幸せな時をじっとみつめていた。
上杉さんが四葉が1番だと再確認して好感度が1アップした!
はじめての3Pを経験して、夜の相性が1アップした!
四葉の幸せポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■■□□□□
405 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 18:02:41.04 ID:1WrA4B8W0
四葉(結局、あの後3人共足腰立たなくなるまでヤッたけど……)
四葉(3人ではそうそうやるもんじゃないよ……もしあの場で、上杉さんが、私より先に一花で射精してたら)
四葉(嫉妬でどうにかなっちゃいそうだったもん)
二乃「一花、腰痛くて寝込んでるみたいだけど大丈夫かしら?」
四葉「一花は久しぶりって言ってたから、しばらく寝込むんじゃないかな」
二乃「それはそうと、四葉。本当にありがとう。四葉が仲人してくれたおかげで、今、私とっても幸せだわっ」
二乃「次の週末も、フー君にお出かけに誘われちゃってっ」キャーッ
二乃「ねえねえ、四葉。彼の好みのファッション教えなさいよ。下着とか……どんなの好みかしらっ」
二乃「このフリフリの奴?それともアダルトな……こういう、割れ目入ってるやつ?」
四葉(私は誘われてないっ……!週末は私が上杉さんとイチャイチャしようと思っていたのにっ!)
四葉(どうしよ、これ以上、二乃を増長させないほうが良いのかな?)
↓1 どうしますか?
@ 二乃にフー君呼びをやめさせる
A 二乃にデートは断るよう圧力をかける
B 正妻の余裕で二乃の行動を黙認する
C その他自由安価
406 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 18:05:17.92 ID:QT8LaVVso
4 上杉さんを週末誘ってみる
407 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 18:20:28.24 ID:1WrA4B8W0
二乃の馬鹿みたいな下着選びに付き合ったあと、私は上杉さんにメッセージを送った。
四葉『上杉さん、な、なんと!』
四葉『次の週末、お付き合いしてちょうど50日の記念日なんですっ!』
四葉『たまには二人っきりで一緒に過ごしませんか?』
四葉『お返事待ってますっ』
四葉(二乃には悪いけど……これで週末は私が上杉さんと過ごせる……)
四葉(返事遅いなあ。勉強でもしてるのかな)
四葉(上杉さん、信じてますよ)
↓1 コンマ判定
ゾロ目以外 風太郎「OK」 :二乃の幸せを吸い上げて四葉の幸せポイント1アップ!
ゾロ目 風太郎「週末は予定があるから断る。」 :上杉さんの好感度1ダウン
408 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 18:22:49.14 ID:20k61epVo
えい
409 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 18:54:00.96 ID:1WrA4B8W0
風太郎『OK』
四葉「やった」
二乃に勝って幸せポイントが1アップした!
四葉の幸せポイント :■■■■■■■□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■■□□□□
四葉(ごめん、二乃。でも、これ以上は譲れないよ。上杉さんのこと)
……
週末、私は上杉さんとのんびり街を歩いて、ショッピングを楽しんだ。
買い物に映画、テレビで話題のプラネタリウムを鑑賞して夜はホテル……
お付き合いした記念日を私は上杉さんと満喫した。
410 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 18:55:06.95 ID:1WrA4B8W0
ホテルで愛を確かめあった後……
風太郎「なあ、四葉は俺が他の姉妹と付き合ってて……本当にいいのか?」
風太郎「俺はできるだけ、お前を優先してやりたいと思ってるけど」
風太郎「今日も、二乃や五月から遊ぼうって誘われてて」
風太郎「付き合うからには、彼女たちのことをあんまり蔑ろにするのは、なあ」
上杉さんは優しかった。私の事を1番に想ってくれているけど、他の子たちの気持ちも大切にしている。
そんな彼を独占しようとするなんて、私はなんて嫌な子なんだろう。
少しだけ自己嫌悪を感じる。
風太郎「そういえば、姉妹といえば三玖だけど」
三玖。彼女はテストで負けてからというもの、動きがない。二乃みたいに自分からお願いにくると思っていたけど。
風太郎「三玖だけ、こういう関係じゃないけど……大丈夫か?」
四葉「上杉さんは、三玖とこういう関係になりたいんですかっ」ギュッ
上杉さんのおちんちんを握りながら尋ねてみた。しっかり硬くなっている。
風太郎「あ、いや……」
上杉さんは、三玖のこと、気にしているみたい。
411 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/07(日) 18:58:09.24 ID:1WrA4B8W0
家庭教師になりたての上杉さんの事を最初に認めて受け入れたのは三玖。
上杉さんにとって、三玖は少し特別だった。
どうしよう。三玖の事。少し考えよう。
三玖も上杉さんとの愛が足りなくて、追い詰められているのは間違いない。
でも、三玖は我慢している。三玖は忍者だ。忍者とは耐え忍ぶもの。
二乃みたいに私に頭を下げず、今はこらえて虎視眈々と最後に笑おうとしているのかも。
私にとって1番いいのは、三玖をこのまま干し上げてて従属させてしまうこと。
私にとって1番最悪なのは三玖の体に我慢できなくなった上杉さんが、三玖に浮気する事。
三玖に浮気をされると、私と三玖の関係は、私と他の姉妹みたいに従属関係ではなく対等の関係になる。
かつては応援していた三玖と上杉さんを巡るドロドロの三角関係になるのは嫌だ。
四葉「三玖のことですが……」
↓1
@ 上杉さんは三玖と連絡とらないようにして欲しいです
コンマ 50以上で三玖干しあがる(土下座でエッチ懇願)
コンマ 50未満で仲良し姉妹ポイント1ダウン
※コンマゾロ目で浮気発生
A 上杉さんは三玖と今まで通り接してあげて下さい
三玖関係、特に変化なし
B 今度三玖誘って3人でしちゃいますか?
???
412 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 19:00:20.14 ID:LHjgiuI7o
3
413 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 19:00:36.00 ID:rSwP4+lwo
1
414 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/07(日) 19:00:41.79 ID:QT8LaVVso
2
415 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/08(月) 01:36:37.86 ID:dArIGQag0
一番予想できない選択肢きたな
三玖編荒れそうだw
416 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 02:59:24.84 ID:iPKSmsr5o
にしても上手く捌いていくもんだ
417 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/08(月) 22:59:37.26 ID:Qhv2qZJs0
四葉「今度三玖誘って3人でしちゃいますか?」
風太郎「冗談やめろよ」
そう言って上杉さんは顔を赤くした。
握ったおちんちんに血流がドッと流れて、ぐんぐん硬くなっていくのがわかる。
四葉「もーっ、上杉さん、スケベですねっ んっ」クポッ
しっかり抜いてあげないと、いつ三玖に浮気するかわからない。
四葉「れろれろっ、ちゅぷっ、じゅるるるっ、じゅぷっ」チュプチュプ
風太郎「ああっ……四葉、いいぞっ」
四葉「気持ちいですかっ」レロレロ
上杉さんのを丁寧に舐めあげて、しっかりお口で気持ちよくするコツもわかってきた。
三玖……早くなんとかしないと。
418 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/08(月) 23:01:18.85 ID:Qhv2qZJs0
三玖「話って何」
最近、三玖は私達姉妹と距離を置いている。
私以外の3人が上杉さんと関係を持っているのは公然の秘密。
いくら鈍感な三玖でも察するところはあると思う。
四葉「上杉さんのことで、ちょっと、ね。三玖って、まだ上杉さんの事好きなんだよね?」
三玖「もう好きじゃないよ」
四葉「え?嘘でしょ?」
三玖「嘘じゃないよ」
三玖は絞り出すようにそう答えた。
見え見えの嘘だ。三玖の肩が震えている。
419 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/08(月) 23:03:15.25 ID:Qhv2qZJs0
四葉「無理しないで、三玖。ごめんね、これまで意地悪して。三玖、一緒に上杉さんに愛してもらおっ」
四葉「喜びも悲しみも五等分。私達姉妹はそうやって育ってきた。上杉さんの愛もしっかり五人で共有しようよっ」
三玖「私にも、フータローの事、分けてくれるの?」
四葉「うんっ。私から口利きしてあげる」
四葉「でもね、三玖。これまで強情張って、姉妹の仲をかき回したのはよくないよ。みんな上杉さんの事大好きだったんだから」
四葉「しっかり、ごめんなさいしてから……ほら、わかるよね……あれして」
三玖「土下座してお願いしたら、フータローと一緒に過ごしていいの?」
四葉「うんっ。上杉さんも三玖の事、待ってるよっ。一緒に愛してもらおうよ」
三玖「私は……」
↓1 コンマ
50以上 三玖、心が折れて土下座
50未満 三玖、四葉の提案を断る
420 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:04:34.46 ID:HHcI6yZl0
争え
421 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:04:40.55 ID:noD2xzF6o
素直になりなさい
422 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:04:42.36 ID:Enxh2dc7O
はい
423 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:05:20.76 ID:E5nlro0ao
おー やるな
424 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/08(月) 23:31:53.48 ID:Qhv2qZJs0
三玖を屈服させれば五等分計画は完結。
私が花嫁で、上杉さんの1番になって幸せにしてもらいながら、他の姉妹とも仲良く過ごせる。
私が幸せを独占することはできないけど、中野家の五つ子みんなで幸せになれるのならハッピーエンドだ。
三玖「お願いすれば本当にフータローと恋人になれる?」
四葉「もちろん、約束するよ」
三玖「でも断る」
四葉「!」
三玖「この中野三玖が本当に欲しいのは、フータローの1番、つまり花嫁の座」
三玖「私が他の姉妹と同じだと思った?」
三玖「甘く見ないで、四葉。幸せは恵んでもらうものじゃなくて自分の手で勝ち取るものだッ!」
三玖「それにフータローの愛は思い出の中にある。今はそれでいい」
三玖のやせ我慢によって、姉妹仲良しポイントが1ダウンした。
四葉の幸せポイント :■■■■■■■□□□
上杉さんの好感度 :■■■■■■■■□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■■□□□□
425 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:33:56.96 ID:noD2xzF6o
こいつはグレートな三女だぜ…
426 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:38:00.67 ID:MOhokdIko
やりおる…
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:38:18.88 ID:E5nlro0ao
四葉もいやなのに提案したのになww
428 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:53:22.41 ID:C27xLQsE0
四葉自身が病んだら三玖に限らず邪魔な女を排除させる方向に動かすことも出来そうだがこのスレのシステムや目標的に無理だな
429 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/08(月) 23:55:39.16 ID:Qhv2qZJs0
三玖を落とせなかった。そのけじめは私がつけないといけない。
四葉「上杉さん、ごめんなさいっ」
風太郎「……」
あの晩、私は上杉さんに三玖との3Pを約束し、上杉さんに事前に三玖を愛するよう説得した。
上杉さんは、いやいや言いながらも、内心乗り気だったんだ。
上杉さんは三玖から抱きつかれたり、バレンタインチョコを貰ったり、誕生日プレゼントを貰ったりした時、三玖の好意に対して満更でもなさそうだった。
上杉さんにとって、異性から初めて好意を向けられたのが三玖。
そんな三玖を連れてくると、上杉さんに約束した夜。
約束を果たせなかった私は落とし前をつけないといけない。
三玖と過ごすつもりだった上杉さんのを、私一人で満足させないと、上杉さんの三玖への未練が大きくなる。
そうなれば上杉さんは……
430 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/08(月) 23:57:44.55 ID:Qhv2qZJs0
私は上杉さんの股の前で、裸になって土下座した。
四葉「全ては私の不徳の致すところで」
四葉「大変申し訳なく」
四葉「三玖の代わりに、今宵の夜伽、中野四葉が務めさせて頂きます」
顔を上げるとすでに上杉さんのは熱を帯びて硬く屹立していた。
これを満足させないと。これまで積み上げてきたすべてが、終わるかもしれない。
↓1 上杉さんとの夜の相性 60
コンマ40以上 必死の奉仕により、上杉さんから三玖への未練を打ち消せる 幸せポイント&好感度&夜の相性 1アップ!
コンマ40未満 1人では満足させられず、上杉さんの三玖への想いに火がつく 上杉さんの好感度8→4へ半減
431 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:58:16.26 ID:P0qJRWwEo
はい
432 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:58:26.66 ID:5cYmgxwMo
oh
433 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:58:47.00 ID:C27xLQsE0
盛り上がって参りました
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/08(月) 23:58:49.98 ID:P0qJRWwEo
すまんかった
435 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/09(火) 00:04:11.07 ID:2rdG/RcZ0
三玖との骨肉の争い編へ続く。
(おそらく最終章です)
436 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/09(火) 00:05:15.37 ID:VK6Lzz1Do
上杉さんサイテーやな!!
乙
437 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/09(火) 00:05:40.50 ID:nseFA6LyO
前半のコンマ運が良すぎた揺り戻しだな
あるいは疫病神がどこかのタイミングで現れたか
438 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/04/09(火) 00:11:54.25 ID:9GmiWTJq0
もっとだ、もっと乙
439 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/09(火) 00:14:54.54 ID:o2MSCvZ20
乙
長女と次女と末っ子のせいで四葉と三玖の修羅場が余計拗れたら面白そう
440 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/09(火) 00:30:59.99 ID:4FNmjFTsO
何一つ悪いことはやってないのにラスボスになる三玖
441 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/09(火) 02:37:19.73 ID:TsgHqv6N0
本編よりドロドロで草
もうここまでくると逆に三玖を応援したくなるw
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/09(火) 02:45:44.99 ID:B6j5tpV2o
五等分条約結んだのがまずかった気がする
443 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/09(火) 15:44:25.16 ID:/YFIOnAxO
やはり名探偵の孫や眼鏡に蝶ネクタイの小学生が来て花婿五等分殺人事件になるのかな?
444 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/09(火) 16:26:44.24 ID:pPHGrYKSO
今の状況だと花婿より先に花嫁二人のどっちかが分割されそうだが
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/09(火) 23:05:24.12 ID:1JT7iE/8o
原作と同じ展開
結局三か
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/11(木) 17:14:31.96 ID:PCpAHsKVO
原作もドロドロしてるんか
447 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/11(木) 23:21:52.49 ID:BDlA2s1r0
その夜の上杉さんは滾っていたました。
四葉「んっ、あっ♡はぁっ♡イッ♡」パンパン
四葉「はぁっ、あんっ、イクッ♡」ビクッ
四葉「はぁーっ、はーっ、はーっ♡」ビクンッビクンッ
四葉「駄目ですっ……上杉さん、今は待って……あっ♡」ヌププ
四葉「あっ、あっ、あんっ♡あんっ♡あんっ♡」ジュポジュポ
上杉さんは私の腰を掴みながら何度も何度も硬くなったおちんちんで私を突き上げてきました。
四葉「ひっ♡」バシッ
よだれを垂らしながらだらしなく枕を握りしめて頭を真っ白にして馬鹿になっている私のお尻を上杉さんはキツく叩きました。
四葉「ごめんなさいっ♡あんっ♡」キュッ
反射的に謝って、おまんこを締めると上杉さんの腰使いに熱がこもるのがわかります。
四葉「あっ、あっ、あぁ〜〜〜♡ひっ♡」バシッ
448 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/11(木) 23:26:30.98 ID:BDlA2s1r0
上杉さんにお尻を叩かれながら情けない声を出して、懺悔のセックスです。
四葉「ごめんなさいっ♡約束を守れない馬鹿な女でごめんなさいっ♡」ヌッポヌッポ
四葉「お願いしますっ、あっ、イクッ、イクッ、んっ♡四葉ので我慢して下さいっ♡四葉でイッてくださいっ♡」パンパン
四葉「三玖のことは忘れてっ、私でイッてくださいっ!」ビクンッ
四葉「あぁーっ!イクッ♡」ピクピクッ
絶頂しておまんこを痙攣させながらの必死の懇願も上杉さんには届きませんでした。
風太郎「今日はもうやめだ」ヌポポ
上杉さんはそう言うと、私の膣内から硬くはちきれんばかりの肉棒をゆっくり引き抜きました。
四葉「えっ……」
風太郎「理由は言わせるな」
それだけ言って上杉さんは私の汁でぐっしょり濡れたコンドームを外しました。
長い時間をかけてのエッチで上杉さんは結局一回も果てませんでした。行き場を失った情熱が、上杉さんの大きな精巣にずっしりと溜まっています。
上杉さんにとって今日は私じゃなくて三玖の日。三玖で決めるために溜めていた熱は行き場を失い上杉さんの心を動かします。
手に入らないもの程、欲しくなるものです。このまま上杉さんを帰らせては三玖に浮気しちゃうかも。
どうしよう……
↓1
@ 生でエッチ懇願
A 三玖になりきってエッチ懇願
B その他自由に上杉さんを満足させる方法
C 今日は諦めて仕切り直す 上杉さんの好感度 8→4ダウン確定
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/11(木) 23:28:39.08 ID:DD+AHf5Xo
1
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/11(木) 23:28:43.36 ID:5O91aNup0
どれ選んでも四葉が辛い思いしそうだな…
安価下
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/11(木) 23:30:10.33 ID:Bu5RhcbUo
四葉ちゃんかわいそうです……
452 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/11(木) 23:33:17.96 ID:mE6QPtZKo
また妊娠判定くるのかな…こわい
453 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/11(木) 23:48:23.37 ID:BDlA2s1r0
四葉「待って下さい、上杉さん」ギュッ
このまま上杉さんを帰らせる訳にはいかない。
三玖にだけは取られたくない。
幸せは競い合い、奪い合い、勝ち取るもの。
それを教えてくれたのは1番になれなかった一花であり、二乃であり、五月であり、そして、上杉さん、あなたなんですっ。
四葉「今日はお詫びしますよ、上杉さん」
四葉「久しぶりに……生でどうでしょうか……」
四葉「安心して下さいっ。きちんと後からピルで避妊しますからっ」
四葉「お願いします。三玖の代わりに、私で気持ちよくなって下さい」
四葉「上杉さんの愛を私に下さい」クパァ
ベッドの上で股を広げて上杉さんを誘ってみた。
四葉「中出し……お願いします」
↓1
コンマ 50以上 風太郎、もう一度四葉を抱く
コンマ 50未満 風太郎「馬鹿な事言うな」 幸せポイント -1
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/11(木) 23:48:57.19 ID:7VpzL/Hg0
あ
455 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/11(木) 23:54:32.83 ID:mE6QPtZKo
おおっと
456 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/11(木) 23:55:16.46 ID:DD+AHf5Xo
転落が始まっている
457 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/11(木) 23:55:56.08 ID:5O91aNup0
上杉さんniceboatされてまうん?
458 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/11(木) 23:56:52.67 ID:CafjmGHW0
いい流れ
459 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/11(木) 23:59:10.49 ID:Bu5RhcbUo
かなしい・・・ でも万が一この風太郎と子供出来るとか地獄じゃん
460 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 00:00:56.03 ID:exIXuCFF0
どっちにしろ上杉さんクズだけど、ちゃんと避妊させるだけこっちの方がマシ...なのか?
461 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/12(金) 00:09:13.38 ID:tuiPedAN0
風太郎「馬鹿な事言うな」
四葉「!」
風太郎「もっと自分を大事にしろ。アフターピルだって100%じゃないだろ」
風太郎「出来たらどうするんだ、お前」
風太郎「俺、責任取れないぞ」
上杉さんの言っていることは多分正しい。
女子高生でママになんてなれない。上杉さんも、私も、私の赤ちゃんもみんな不幸になる。
それでも、上杉さんにそうはっきり言われてしまうと、私の心にヒビが入って、幸せがこぼれてしまうのがわかる。
覚悟を決めての生エッチ懇願も拒否されて、幸せポイントが1下がってしまった。
四葉の幸せポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんの好感度 :■■■■□□□□□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■■□□□□
それでも、私の精一杯のおねだりに上杉さんのはまた一層怒張して、はちきれんばかりになっている。
興奮はしてくれているんだ。
三玖との3Pの約束不履行と、膣内射精のおねだりして興奮させた責任、取らなきゃ……
↓1 どうしましますか?
@三玖になりきってエッチ懇願
A他の姉妹と3P約束
Bその他自由に上杉さんを満足させる方法
462 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 00:11:13.86 ID:a9WcFirS0
どれもダメな臭いがするけど
1
463 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 00:14:27.85 ID:v2xydh9Zo
一番地獄な選択選んだ感すげーわww
四葉ちゃんかわいそうです(きゅん
464 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 00:17:19.14 ID:CaW5Glc/o
もうこの世界は終わりかな
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 00:24:12.53 ID:a9WcFirS0
>>463
2は「○○の代わりに」って事で呼ばれる他の姉妹が納得いかないでしょ
そっちの方がもっと修羅場になってドロドロギスギスになってたのか失敗した
3はホラ、成功してしまった場合のリスクがね
466 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/12(金) 00:26:09.56 ID:tuiPedAN0
上杉さんはシャワーを浴びている。
私は放心状態で天井を眺めていた。
このまま上杉さんを不完全燃焼で帰したくない。
今の上杉さんの心に、三玖の占める割合が大きくなっているのがはっきりわかってしまう。
もう今日はこれしかない。上杉さんが三玖に決めているなら、三玖がご奉仕するしかない。
私は鞄から一花に事前に借りた道具を取り出した……
風太郎「四葉、シャワーあがったぞ……え?」
四葉「フータロー。四葉はもう帰ったから。代わりに私が相手するよ」
四葉「遅れてごめんね、フータロー。エッチ、しよ?」
四葉(どうですか上杉さん!完璧な変装ですよ!これは!)
四葉(私は三玖、私は三玖、私は三玖……)ブツブツ
四葉「あなたのことがずっと好きでした。フータロー……抱いて」
↓1
コンマ 50以上 風太郎「三玖、俺もお前の事が……」
コンマ 50未満 風太郎「冗談でも笑えないぞ、四葉」 上杉さんの好感度 -1
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 00:27:32.94 ID:v2xydh9Zo
ほい
468 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 00:27:35.91 ID:LwVAtHY90
冗談でも
469 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 00:28:33.33 ID:v2xydh9Zo
ああーーーかわいそう・・・
470 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 00:29:21.44 ID:CaW5Glc/o
マルオと爺さんこいつの事殴っていいぞ
471 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/12(金) 00:31:03.07 ID:ly8RR+lL0
地獄みたいな展開だな
もう挽回するの無理だろこれ
472 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/12(金) 00:31:18.66 ID:tuiPedAN0
続く。
473 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 00:31:46.42 ID:v2xydh9Zo
乙
四葉ちゃんこわれちゃーう
474 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 00:40:25.84 ID:OCWLcVbP0
乙
これ悪化したら四葉としての人格が消えて三玖2号化しちゃいそう
475 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 01:11:11.52 ID:ZboUW3WmO
おつおつ
なんでこの手の作品は性格良い娘ほど辛い目に遭うんだ
476 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/12(金) 02:03:36.26 ID:hpu8G2GP0
女は災いのもと
477 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/13(土) 19:08:41.99 ID:QhcniWLs0
そういえば風太郎は相手が入れ替わっててもソレを承知で気付いてないフリした実績無かった?
もしかしたらそう言うプレイの可能性も・・・
478 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/14(日) 12:04:57.81 ID:cD5hwuPx0
風太郎「三玖、俺もお前の事が……」
そう言って上杉さんは三玖の肩を抱き寄せた。
四葉「フータロー……」
至近距離でじっと上杉さんと目が合う。
風太郎「お前、本物の三玖だよな?」
四葉「!」
風太郎「とりあえず、三玖、後ろ向いてくれ」
四葉「?」
上杉さんは訳のわからないことを言い、私はお尻を上杉さんに見せた。
風太郎「うーん……」スリスリモミモミ
四葉「ひゃうっ!うえっ、フータロー!?」
上杉さんは私のお尻を撫でるように触り、もみ始めた。
風太郎「肉付きが……三玖にしては……」ブツブツ
四葉「恥ずかしいよ……んっ」
上杉さんは私のお尻をしっかり検分し、スイカの中身を確かめるようにお尻を叩いた。
風太郎「お前、本当に三玖だよな?」バシッ
479 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/14(日) 12:08:03.33 ID:cD5hwuPx0
四葉「あっ♡当たり前だよっ、本物の三玖だよ!」
風太郎「タイツ下ろすぞ」ヌギッ
上杉さんは乱暴に三玖の服を剥いてお尻を丸出しにさせた。
風太郎「これが三玖のケツか」バシッ
四葉「うっ」
風太郎「筋肉質で硬い、競走馬のような尻だな。三玖の奴、いつの間にこんな筋肉付けたんだ?」バシッ
四葉「あっ♡」
風太郎「おい、三玖。ごめんなさいするなら今のうちだぞ」バシーン
四葉「ひぐっ!」
上杉さんは力強く私のお尻をひっぱたいた。しまった。上杉さんは私が三玖じゃないと怪しんでいるっ!
やっぱり上杉さんにとって三玖は特別だ。三玖とそれ以外の姉妹の区別はしっかりつくんだ。
胸がぎゅっと締め付けられた。お母さんは言っていた。愛があれば私達の見分けがつくと。
どうしよう。今のうちなら上杉さん、許してくれるかな?
↓1
@ 変装した事を謝る コスト:上杉さんの好感度 -2
A あくまで三玖で突き通す
480 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 12:10:58.15 ID:RCgdil64o
a
481 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 12:11:25.73 ID:RCgdil64o
ごめん1
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 12:17:10.23 ID:d3t68eQxo
もうドロドロやな
483 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/14(日) 12:44:39.79 ID:cD5hwuPx0
四葉「うっ……ううっ……」ポロポロ
涙が溢れてきた。上杉さんの、三玖への愛が憎い。そんな事を思ってしまう自分が1番いやになる。
四葉「ごめんなさいっ、三玖じゃない……です」
上杉さんの尻を叩く手が止まった。
風太郎「そうか」
寂しそうにそうつぶやいて、上杉さんは立ち上がった。
四葉「……私の事、誰だか、わかりますか?」
風太郎「……」
五つ子ゲームですよ、上杉さん。三玖に変装した姉妹、当ててみて下さい。
風太郎「くだらねーな、誰が誰に変装したとか。興醒めだからもう三玖の振りはするな。俺は先に帰るから……」
そう言って上杉さんは先にホテルを出ていった。
愛が、冷えていくのを感じる。
上杉さんの好感度が2下がった。
(※Aを選択していた場合は変装プレイで盛り上がって全ポイントアップか、上杉さんを激怒させて好感度ゼロかのハイリスク・ハイリターンルートでした)
四葉の幸せポイント :■■■■■■□□□□
上杉さんの好感度 :■■□□□□□□□□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■■□□□□
484 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 13:01:46.63 ID:eA+DDJewo
もうどうしようもないな
485 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 13:01:51.47 ID:c4vzRq6lO
中野家内乱殺人事件ルート?
486 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/14(日) 13:13:50.58 ID:cD5hwuPx0
四葉(もうどうしようもないのかな)
四葉(まだ上杉さんは私の事を愛してくれているけど、お付き合いしたての頃に比べると、冷めてしまったみたい)
四葉(この愛が……ゼロになったら……予感がある)
四葉(上杉さんは三玖と浮気する)
四葉(そうなったら私は私じゃなくなる)
四葉(だからなんとかしなくちゃ!)
↓1 どうしますか?
@ 一花に協力を仰ぐ
A 二乃に協力を仰ぐ
B 五月に協力を仰ぐ
C 三玖と対話する
D 上杉さんと対話する
487 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 13:14:41.45 ID:TO4i+tV10
5
488 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 13:16:32.93 ID:2L0KEow60
そう言えばどれかのポイントが0になったら即ゲームオーバー?
そうなったら2周目はあるの?
489 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 13:17:42.83 ID:2L0KEow60
ごめん上杉さんの好感度0は上杉さん死亡か
他のポイントが0になったらどうなるんだろう
490 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/14(日) 13:49:10.41 ID:cD5hwuPx0
大事な話があると言って上杉さんを喫茶店に呼んだ。
あの一件以来、私達の間に会話は少なくなっていて、ラブラブメールもなく、ぎこちない空気が漂っている。
お付き合いして3ヶ月ぐらいが危険と言われている倦怠期だ。
幸せになるために、ここを乗り越えたい。そのための話し合い。
風太郎「俺もちょうど、四葉としっかり話し合いたかったんだ」
話を切り出したのは上杉さんだった。
風太郎「お前との関係や他の姉妹との関係……なんか拗れちまってるよな」
風太郎「お前はこれから俺とどうしたいんだ?」
風太郎「俺は、あくまで四葉としっかりお付き合いしたい。その気持は今でも変わりないのは信じて欲しい」
風太郎「一花や二乃や五月とは、成り行きで関係を持ってしまったが」
風太郎「三玖のことは、俺も馬鹿だった。お前と一緒の時に、三玖を抱きたいって自己中心的で屑な事をしたのは謝る」
風太郎「それで、色々考えたんだけど」
風太郎「一回、俺達の関係、綺麗に精算しないか?」
四葉「!」
風太郎「このままじゃ、お互いにとって良くない事が起きる気がするんだ」
風太郎「一旦、距離をおいて、お互い元の家庭教師と生徒に戻った方がいい気がする」
風太郎「お前はどう思う?」
上杉さんは信じられない提案をしてきた。対話の時期はまだ早かった。
491 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 13:51:20.65 ID:c4vzRq6lO
>>489
上杉さんからの愛が無くなったら上/杉/さ/んにして私も死ぬーされるのか
492 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/14(日) 13:57:20.50 ID:cD5hwuPx0
四葉「ありえないよ……」
風太郎「!」
四葉「で?私と別れた後、どの子とお付き合いするの?」
風太郎「いや、一旦他の3人とも、関係は精算するつもりだ」
四葉「嘘。上杉さん、絶対忘れられないよ。特に二乃とのなんて。熱い夜、過ごしてるよね?」
風太郎「うっ」
図星だったみたい。上杉さんの目が一瞬泳いだ。
四葉「だから別れるという方向はなし!」
風太郎「だが……」
四葉「私の初めて、上杉さんに捧げたんだよ。責任……とってよね。幸せにしてくれるって、あの夜約束してくれたよね……」
風太郎「じゃあどうしてほしいんだ?」
風太郎「もちろん、お前への愛がなくなった訳じゃない。でも、これ以上拗れる前に問題は解決した方がいいだろ!」
上杉さんは珍しく大きな声を出した。
493 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/14(日) 14:00:23.84 ID:cD5hwuPx0
店員「お客様、大声は控えていただけますと……」
風太郎「すみません」
最初に注文したコーヒーはすっかり空っぽになっていた。
それからまた長い沈黙。
私もどうしたらいいのかわからなかった。
三玖に浮気されたくなかっただけなのに。
いや、上杉さんが一花や二乃や五月と一緒に過ごすのも……実は最初から許せていなかったんだ。
上杉さんとデートした時、ウサちゃんのぬいぐるみを一匹丸々プレゼントしてくれた事を思い出した。
あの時、嬉しかった。
遅まきながら私は自分の気持にようやく気がついた。私は五等分が許せない。幸せになるには、もう、独占しかない。
風太郎「どうしてほしいんだ、四葉は。俺で出来ることであれば……それを叶えるので、責任とるって形にしてくれないか?」
上杉さんは私の願いを1個叶えてくれるみたい。
↓1
@ 他の姉妹全員と関係を絶って下さい コスト:仲良し姉妹ポイント-4 リターン:四葉の幸せポイント+4
A 三玖のこと、もう一回しっかり振って下さい コスト:仲良し姉妹ポイント -1 リターン:四葉の幸せポイント+1
B とりあえず続きはホテルで 仲直りエッチ作戦。コンマ判定で好感度と夜の相性アップチャンス(問題解決先送り)
C その他自由に上杉さんにおねだり
494 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 14:01:51.81 ID:c4vzRq6lO
1
495 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 14:02:08.09 ID:C06ZobYLo
1
496 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/14(日) 14:26:14.01 ID:cD5hwuPx0
私にとって幸せとは?
最初は姉妹みんなが仲良く暮らせればそれで幸せだった。
私が落第して、他の姉妹の足を引っ張ったときも、笑って私の地獄に一緒に付き合ってくれたみんなの事が大好きだった。
そんなみんなが恋したのが上杉さん。
いつの間にか私も上杉さんに惹かれて、大好きになっていった。
1人の男の子を奪い合う。私達はケーキだって五等分出来ないのに、愛を五等分出来るはずはなかったんだ。
誰かが幸せになるということは、別の誰かが不幸になるということ。
でもこの世界には女の子の数だけ男の子もいるし、幸せの形だって星の数ほどある。
一花は女優になって銀幕の下で輝けばいいし、二乃は上杉さんよりイケメンの金髪男子を見つけて幸せになればいい。
五月は教師になってお母さんの夢を継ぐのが幸せだ。
そんな姉妹に比べて私は上杉さんの隣にいることでしか幸せになれない女。
私達姉妹にももうひとり、そんな子がいる。
昔はその子に幸せになってほしくて応援もしていた。
でも今は……私が幸せになりたい。
497 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/14(日) 14:38:53.20 ID:cD5hwuPx0
姉妹の幸せと、私の幸せ。
どちらかしか選べないし、どちらかを選ぶのは今だ。
四葉「他の姉妹全員と関係を絶って下さい」
これが私の選択。
上杉さんは目を大きく開いた。
風太郎「わかった」
上杉さんは力なくそう答えた。
私を責めるでもなく、ほんの少しだけ寂しそうに……
四葉の幸せポイント :■■■■■■■■■■
上杉さんの好感度 :■■□□□□□□□□
仲良し姉妹ポイント :■□□□□□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■■■■□□□□
姉妹との関係を犠牲に、幸せになる道を選びました。
498 :
◆hsXC1jzP2E
[saga]:2019/04/14(日) 14:51:44.18 ID:cD5hwuPx0
波の音がする。
引いては打ち、引いては打ち、繰り返し繰り返し波は打ち寄せ、長い月日をかけて星を削る。
遠くの汽笛の音が木枯しに乗ってここまで届く。
四葉「寒いですね」
風太郎「ああ」
上杉さんは優しく私の肩を抱いてくれた。
上杉さんはしっかり私の願いを叶えてくれた。
でもその代償は大きかった。
私は中野家にはいられなくなって、上杉さんのお家に少し厄介になった。
でもその後、私の父と上杉さんの父でなにか大人の話し合いがあったようで、私は上杉さんと引き離される事が決まった。
それで、駆け落ち。
上杉さんは受験前の大事な時期だった。
新幹線で遠くに逃げて、私達は青い日本海をぼんやりと崖の上で眺めていた。
風太郎「結婚しよう、四葉」
追い詰められた果ての断崖絶壁の上で、私は花嫁になった。
四葉「はい。末永く、よろしくお願いしますっ」
欲しいものをようやく貰いました。
あなたは今、幸せですか?
四葉「中野四葉は幸せになりたい」
終劇
499 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 14:53:15.76 ID:2L0KEow60
着々と五等分エンドに近づいてってますね…
このままだと四葉と上杉さんの両方が分解されそう
…なんて書き込もうと思ったら終わってた
500 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 14:53:19.07 ID:d3t68eQxo
ビターエンド
501 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 14:56:03.67 ID:eA+DDJewo
どうしてこうなった
502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 15:00:07.62 ID:CQ69/jyBo
乙
上杉さんが一花に手を出したときにこうなることは分かってた、というよりその中では割とマシな方で終わったか
503 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 15:03:33.75 ID:C06ZobYLo
>>195
ここがターニングポイントな気がする
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/14(日) 15:13:57.08 ID:jwIpW1V20
なんか最後投げやりになってね?ww
505 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 15:35:39.34 ID:KqK1a+IUo
プレイヤーチェンジからの二周目を所望する!
506 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 15:44:10.12 ID:2L0KEow60
もしくはターニングポイント的な箇所からリロードか
507 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 16:29:50.94 ID:TO4i+tV10
初Hもまだなのに一花に一日渡す約束したのは時期尚早だったな
やるにしてももうすこし仲深めてからにすべきだったな
あと、上杉さんも問題あるのはいわずもがなだけど、本人に承諾得ずに勝手に五等分した四葉サイドの行動もまずかったかも
508 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/14(日) 16:47:59.05 ID:B761LKx40
オチはあれだったけどなかなか面白かったわ
次は一花でやって欲しい
509 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 16:57:51.96 ID:C06ZobYLo
なんだろう一花プレイヤーならダーティプレイが心痛まない
510 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/15(月) 00:03:45.09 ID:D9TPK3wQ0
とりあえず四葉ルートがベリーハードモードだということは分かった
てか安価だからしゃーないにしても風太郎が流されすぎクズすぎで誰おま状態だったな…
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/15(月) 00:07:40.91 ID:Q0LJZnEHo
風太郎誕生日おめ
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/15(月) 00:13:10.86 ID:qgjvyQiR0
三玖とか二乃なら割とハッピーエンドなオチを書きやすそうだよね
513 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/15(月) 02:45:46.59 ID:YbzklaaUo
よく安価を受け止めて完結まで書いてくれた乙でした
514 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/15(月) 19:50:45.95 ID:taryT0LGO
序盤コンマ運に恵まれ過ぎて
分岐点で浮わついた選択に走りまくったのが
後半のツケに繋がったな
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/15(月) 23:10:23.79 ID:QIKS9jDio
乙でした
リスタートしてくれ
516 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/06/07(金) 23:26:01.69 ID:dS3WK3CqO
悲しいなあ…
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