【五等分の花嫁】四葉「中野四葉は幸せになりたい」

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202 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 15:56:27.00 ID:SFjq81rH0
四葉(それで姉妹がまた仲良く暮らせるなら)

四葉(私は上杉さんを分け合うあの条件を受け入れた)

四葉「二乃、祝福してくれるんだよね?」

二乃「……」

四葉(二乃はこの時唇を噛み締め、悔しさを顔にあらわにしていた)

四葉(独占が叶わず、下にみていた私の後塵を拝する屈辱を二乃は必死に飲み込もうとしている)

四葉(私はこの時、得も言われぬ優越感を感じる一方)

四葉(上杉さんを分け合うことの嫌悪感と姉妹で仲良く暮らすことの大切さを心の中で必死に折り合いをつけようとしていた)

四葉(私だって独り占めがいい)

二乃「祝福するわ、四葉」


五等分の約束と引き換えに欲しいものは手に入れた。後は上杉さんと結ばれるだけだ。
203 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 15:59:58.87 ID:SFjq81rH0

四葉(でも、どうやって返事しよう。できればロマンチックな場がいいよね)

風太郎「どうした?そんな思いつめて。さては今日の小テストの点悪かったな?」

四葉「あっ、あははー、上杉さん何でも分かっちゃいますねー!実は……久々の一桁台でした!(100点満点中)」

風太郎「お前、もう少し勉強しろよ」

四葉「もーっ、上杉さんのせいですよっ、最近勉強する暇ないの」

風太郎「……やるか、特別授業」

四葉「げっ、やっぱりいいです」

風太郎「逃げるな。これは四葉の点数を下げてしまった俺の罪滅ぼし」

風太郎「実は、先日商店街の福引でまたしてもこんなチケットを当ててしまった」

風太郎「鄙びた田舎の温泉旅館 1泊2日 ペアご招待券」

風太郎「ここなら他の姉妹の邪魔も入らず、集中した環境下で勉強に取り組める」

風太郎「この学年1位の俺が、マンツーマンで英数国理社の試験問題を、四葉の頭でもわかりやすく丁寧に解説するぞ」

風太郎「ついでにここの温泉は疲労回復だけじゃなく、微量に含まれるラドンが脳の活性化にも有効と評判だ」

風太郎「と、言うわけで……今週末、一緒にいかないか?」

四葉「!」
204 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 16:01:19.47 ID:SFjq81rH0


四葉(上杉さんと二人っきりの勉強会!)

四葉(勉強は嫌いだけど、上杉さんの教え方上手だから、理解できてそんなに辛くないんだよね)

四葉(で、でも……お付き合いもしていない二人が、一泊二日の温泉旅行ってのは……)

四葉(ちょっと……)

風太郎「……」ドキドキ

四葉(上杉さん、この旅行で絶対私を口説きたいんだろうな)

四葉(オッケーしちゃったら、もう逃げられないよね……でも、二乃の祝福も得られたし)

四葉(それに告白のお返事するには、いい機会かも……)

四葉(どうしよ……)

↓1 上杉さんと一泊二日の温泉旅行に行きますか?


※お断りコスト 上杉さんの好感度1ダウン
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 16:03:02.15 ID:8LL71qblo
行くに決まってる
206 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 17:26:10.45 ID:SFjq81rH0

その旅館は地元からバスで2時間のところにあった。

お昼過ぎについてチェックイン。

部屋は和室で、畳の香りが心地よい。外に家族風呂付きの本格派の温泉旅館だ。

風太郎「よし、早速勉強するぞ!」

上杉さんは到着や否や大きなかばんから大量の教科書と参考書を取り出した。

四葉「えーっ、温泉に来てまでいきなり勉強ってありえませんよぉ」

風太郎「なっ」

四葉「まずは温泉温泉♪大浴場にレッツゴー!」

……
207 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 17:31:57.00 ID:SFjq81rH0


湯質も良くて、お肌がつやつやになった。

四葉チェックで星3つ。

温泉をあがって浴衣に着替えて外に出ると先に温泉を上がった上杉さんがマッサージチェアの上でリラックスしていた。

四葉「うっえすぎさーん!」

風太郎「うわっ」

四葉「いいお湯でしたねー」

風太郎「遅かったな、四葉」

四葉「女の子のお風呂は長いんですっ」

風太郎「……」

四葉「どうしたんですか?」

上杉さんはじっと私を見つめていた。

上杉さんに見惚れられて、嫌な気はしないです。
208 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 17:33:13.07 ID:SFjq81rH0

風太郎「あっ、いや……お風呂上がりでもリボンするんだなお前」

四葉「私にとってリボンはサラリーマンにとってのネクタイ!必須装備ですよ!」

四葉「今日は温泉の浴衣に合うよう、市松模様のリボンにしてみました!」

四葉「それにリボンしていないと四葉ってわかりにくいですよね?」

風太郎「いや、そんなことはない」

四葉「えっ……それって」ドキッ

風太郎「今日はお前しかいないからな!間違えるはずがないぞ」

四葉「もうっ!上杉さんったら!」

四葉(もし三玖が私の振りしたら……上杉さん、気がついてくれるのかな……)ズキン

胸がきゅっと締め付けられる。上杉さんの特別になられて幸せな私だけど、まだ不安が一杯。

209 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 17:33:53.30 ID:SFjq81rH0

結局、お風呂の後、上杉さんと温泉卓球して(私の30戦30勝)、少し外を散歩して、食堂で豪華な夕ご飯を食べた時にはすっかり陽がくれていた。

四葉「楽しかったですねー、上杉さんっ!」

風太郎「結局勉強出来なかった……」

四葉「まだまだこれからですっ!夜は長いんですから」

お部屋に戻ると、机は部屋の隅にどけられていて、お布団が敷かれていました。

四葉(一緒に温泉来たって、つまりこういうこと、だよね……)

四葉「ど、どうしましょう?上杉さん。勉強は……?」

風太郎「……あ、ああ。今日の目的は勉強だったな」

四葉「そ、そうですよね!勉強するために私達、温泉に二人で来たんですよねっ!しかも一泊付き!」

210 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 17:35:59.50 ID:SFjq81rH0

風太郎「とりあえず勉強だ!」

こうして、私達は隅っこの机に向かって教科書を開きました。

30分くらい問題を解いたり、上杉さんの解説を聞いたりしましたけど、全然集中できませんでした。

上杉さんの解説もいつものキレがなく、説明にまとまりがありませんでした。卓球で疲れちゃったのかな?

四葉「うーんっ、もう疲れましたね」

風太郎「ああ、結構問題解いたし(問題集1ページ)、今日はもうおしまいにするか!詰め込み過ぎは逆効果だ」

四葉「それがいいっ。それがいいと思いますっ」

問題集を閉じて、私達はお互いに見つめ合いました。上杉さんの顔は、建前の勉強の時とうって変わって真剣になっていました。

風太郎「……」

四葉「……」

風太郎「四葉……この前の返事、聞かせてくれ」

どうしよう。
211 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 17:38:15.68 ID:SFjq81rH0

姉妹の祝福は得られて、上杉さんに本当の気持ちを伝えるのに何の障害もなくなったはずなのに。

今、私がお返事して付き合う事になったら……

この旅行から帰ったら、上杉さんは私だけのものじゃなくなる。

幸せは五等分。上杉さんと二人っきりで過ごせる甘い時間さえ五等分。

素直に返事できない。私って嫌な子なのかな。結局、二乃のように最初から独占を目指せばよかったの?

祝福なんて何の得にもならない枷だけ背負って、八方美人した結果がこれ。

上杉さんに心から愛さえ伝えられないって、私ってなんて馬鹿なんだろう。

今の私が、上杉さんと付き合って、本当に幸せになれるの?

心の中で蛇がそう囁いた。

四葉(私は幸せになりたい。幸せになるために、今、上杉さんに告白の返事をするべきかな?)


↓1 告白の返事をしますか?
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 17:43:06.71 ID:nBvTaLSyo
する

他の問題はそれからでいいと思う
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 18:48:21.58 ID:PjKEA8hE0
爆弾残して地雷原に飛び込む勇気
214 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 20:04:51.79 ID:SFjq81rH0

心臓がドキドキする。

上杉さんは私の手をそっと握ってきた。

もう限界。これ以上、お返事を引き伸ばすなんて出来ない。

上杉さんの誘いに乗って、二人で一泊二日の温泉旅行をOKした時に覚悟していたことだ。

他の問題はあとから考えよう。今はただ幸せになりたい。

四葉「私も、上杉さんの事が好きです」

風太郎「!」

四葉「幸せにしてくれますか?」

風太郎「もちろんだ!四葉!」

言っちゃった。上杉さんの告白のお返事。言葉に出したら、もう引き返せない。

上杉さんは私の体を抱くようにゆっくり顔を近づけてきた。

私も目をつぶってそれを受け入れた。

遊園地のキスの時とは違って、長いキス。

お互いの気持ちが通じ合ったことを確認するように何度も何度もキスを繰り返した。

幸せが心の中に注がれていく。
215 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 20:05:28.02 ID:SFjq81rH0


風太郎「四葉……いいよな?」

上杉さんの確認に私は頷いた。男の人と二人っきりで一泊するんだからいくら私でも覚悟はしていた。

四葉「あっ」

上杉さんの手が浴衣の胸元から入り、私の胸を触った。

四葉「んんっ」ビクッ

四葉「あんっ♡」

上杉さんの手が優しく私のおっぱいを揉んで、私は甘い声をあげてしまった。

風太郎「脱がすぞ、四葉」

四葉「いやっ……明かり消してください……」

……
216 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 20:19:22.93 ID:SFjq81rH0
四葉「ああんっ♡」

上杉さんは貪るように私のおっぱいを揉んで吸った。

暗闇の中でも次第に目が慣れてくる。上杉さんの目がギラギラ暗闇の中でも光っている。

やっぱり上杉さんも男だったんだ。

四葉「はぁ、はぁ……んっ、そこはっ」

風太郎「濡れてる」

四葉「言わないで……ください」

大好きな上杉さんに告白されて、デートして、手を繋いで、キスもされて、二人っきりで旅行に出かけた。

告白のお返事も出来た。しっかり気持ちが通じ合ったのを確認できた。私達、これから恋人になる。

風太郎「いいんだな、四葉」

期待、しないわけがない。上杉さんとの初めて。

上杉さんも緊張しているのか、声が上ずっている。

四葉「はいっ優しくしてくださいっ♡」

風太郎「待っててくれ、今準備してくるから」

そう言って上杉さんは荷物の方へ向かった。

天井をぼんやりと眺めながら、私は多幸感に包まれていた。

姉妹で1番のみそっかすだった私が、上杉さんに選ばれ、幸せにしてもらえる。

他の誰でもなく、中野四葉が上杉さんの1番で決着だ。今夜、私は上杉さんの愛を独り占め出来る。

そのさきのことは……忘れよう。今は幸せになろう。

……
217 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 20:23:48.74 ID:SFjq81rH0

四葉(上杉さん、遅いな)

四葉「上杉さん?」

風太郎「ないっ……なぜだっ……このカバンに入れたはずだが……」

四葉「どうしたんですか?」

風太郎「まさか……あの時、数学の教科書がうまく入らなくて、中身を一旦取り出した時か!」

風太郎「すまない。四葉。コンドームを忘れてしまった」

四葉「!」

風太郎「準備はしていたんだ!何度も確認したのにっ……」

四葉「ええっ!?それ、受験の時に受験票忘れるレベルですよっ!う、上杉さん……」

風太郎「近くのコンビニにダッシュで行ってくる!」

四葉「ここ、山道をバスで40分の鄙びた山奥温泉旅館です。最寄りのコンビニまでは上杉さんの足では……朝になっちゃいます」

風太郎「……」ガックリ

四葉「……」

上杉さんの上杉さんがすっかり自信を失っている。

ここまでは上杉さんは男らしく私をリードしてくれていたのに。最後の最後で詰めが甘い。

ここは四葉がなんとかしなきゃ!

↓1 どうやって上杉さんの男としての自信を取り戻させますか?
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 20:25:24.50 ID:pwePQUw7o
とりあえず手コキからのフェラで
219 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 20:50:35.01 ID:SFjq81rH0

四葉「とりあえずそのことは一旦忘れて」

四葉「さっき気持ちよくしてもらったお返し、私にもさせてくださいっ」

風太郎「四葉……」ボロン

上杉さんのパンツを下ろすと、男性器が飛び出した。

ショックを受けて少し元気はなくなっているけど、十分大きくなっている。

四葉「手で触りますね」スリスリ

風太郎「うっ」

四葉「握るようにして上下に……」シコシコ

四葉「なんだか先っぽから透明なものが……糸引いてる」シコシコ

風太郎「四葉っ!ちょっと握る力弱めてくれっ!」

四葉「ご、ごめんなさいっ」

上杉さんのはすっかり元気になったみたい。先程とは比べ物にならないくらいカチカチに硬くなってきた。

風太郎「はぁー、はぁー……」

四葉「……続き、しちゃいます?」
220 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 20:52:03.61 ID:SFjq81rH0

上杉さんの男性器に口づけして、まずはゆっくり舌を這わせた。

風太郎「うおっ」

四葉(すこししょっぱい……四葉チェックはやめておきます。他と比較したことないですからっ)

四葉「ほほ、ひもひいへすか(ここ気持ちいいですか)?」チュプチュプ

風太郎「ああっ!気持ちいっ」

四葉「ほれじゃあ、ふあえまふね(それじゃあ咥えますね)」アムッ

風太郎「うっ」

四葉「クポクポっ……んっ、ちゅぷっ、ちゅぱちゅぱっ」

四葉(こうやって、口の中に咥えてしゃぶればいいんですよね?)

風太郎「やべっ、四葉っ……!あっ、歯がっ、口もう少し開けろ!」

四葉「ほ、ほめんなはい(ご、ごめんなさいっ!)、ちゅぽちゅぽ、れろれろ」

風太郎「もう抜いてくれっ……限界っ」

四葉「はいっ」ズポッ

四葉「はぁ、はぁ……これ、顎疲れますね……」

口から抜くと、上杉さんの男性器は立派に屹立していた。

男としての自信を取り戻せたみたい。

221 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 21:01:58.77 ID:SFjq81rH0

風太郎「四葉っ」

四葉「きゃっ」

そんな事をしたら、上杉さんに布団の上に押し倒された。上杉さんの心に火をつけられたみたい。

四葉「あんっ♡そこっ、敏感っ」ビクンッ

上杉さんのに奉仕したら、私もしっかり準備が出来ていたみたい。

上杉さんは私を布団に組み敷いて、色々なところを触って、舐めた。

そして愛を確かめるように深いキスをした。

風太郎「もう、限界だ……」ハァハァ

そして気がついたら上杉さんは私の足を広げ、腰の上に跨っていた。

風太郎「いいよな?四葉?」

上杉さんの目が血走っていた。

フェラチオなんてしちゃったから、上杉さんが狼に!
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 21:02:37.25 ID:LAEOZiyEo
赤ちゃんができちゃう!
223 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 21:09:16.07 ID:SFjq81rH0

こういうのって、しっかり避妊しないと駄目だって保健体育の授業で教わったのを、忘れたんですか!上杉さん!

否。勉強が出来る上杉さんが忘れるはずない。おそらく保健体育のテストも抜かりなく満点のはず。

それに、しっかり私の事を考えて、コンドームを用意してくれていたんだ(結果として忘れているけど)。

今の上杉さんは理性が本能に負けて一時的にビーストブーストが発動しているだけだ(それも私のフェラチオのせい)。

でも生は……まずいよね。今日は結構危ない日だ。

でもっ、こんな状況になって、「コンドーム忘れた上杉さんはお断りです!」なんて言ったら。

好感度、下がっちゃわないかなぁ。

風太郎「四葉……好きだ」

そう言って上杉さんは腰をゆっくり前に進めてきた。入り口に、上杉さんの熱いのが触れたのがわかる。

どうしよう……


↓1 上杉さんに生で許しますか? 

※許した場合のリターン: 四葉の幸せポイント1アップ & 上杉さんの好感度1アップ & 体の相性判定 +20ボーナス
※許した場合のコスト  : Bad End(ここまで積み上げてきたすべてが台無し) のリスク 10%

224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 21:09:52.60 ID:HsBMmcHVo
許す
225 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 21:28:34.84 ID:SFjq81rH0

風太郎「ハァハァ」

四葉「ううっ」

上杉さんの動きが止まった。上杉さんの頭の中で理性が必死に本能に抵抗している。

風太郎「四葉、すまん、俺はなんてことを」

四葉「いいですよ、上杉さん」

風太郎「え?」

四葉「このまま、してください♡」

風太郎「」プツン

上杉さんの理性が焼ききれた音がした。

風太郎「いくぞ、四葉」ズプズプ

四葉「♡」

先程まで口の中で行き場を求めて膨張していた上杉さんのが、私の狭い中をゆっくりこじ開けるように進んできた。
226 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 21:30:51.79 ID:SFjq81rH0

四葉「っ〜〜〜!!」ギュッ

私は声にならない声をあげ、痛みをこらえた。

風太郎「ハァハァ」ジュプッ

上杉さんのが奥まで一気に貫いた。

風太郎「動くぞ、四葉」

四葉「はいっ♡」

上杉さんのむき出しの本能が、私の熱く濡れた中で暴れるのがわかる。

痛みがゆっくりと幸せに置き換わっていく。

上杉さんと、私は今日結ばれたんだ。ここまでいろいろあった。姉妹との戦いを制して、ここまでたどり着いた。

戦いに勝って、愛しい人と結ばれる、なんて甘美な悦び!

風太郎「ふーっ」ヌポヌポ

上杉さんと腰をゆっくりと動かした。

そのたびに中がこすれ、ビリビリとした快感が脳髄を揺さぶる。

四葉「あんっ♡やっ、あっ♡」

風太郎「ふぅ、ふぅ」ジュップジュップ

四葉「ああっ♡あぁ〜〜♡」


四葉の幸せポイントが1上がった!上杉さんの好感度が1上がった!

四葉の幸せポイント :■■■■■■■■■□
上杉さんの好感度  :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント :■■■■■■■□□□
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 21:30:52.30 ID:8LL71qblo
10ぱーなんてここまでのコンマ見たらヨユーヨユー
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 21:33:04.15 ID:pwePQUw7o
フラグたてるな
229 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 21:47:30.01 ID:SFjq81rH0

脳幹を幸せがヒタヒタに浸すのがわかる。

女の幸せを掴んだ。上杉さんのモノになって、抱かれて、幸せを注がれる。

この時を、一花も、二乃も、三玖も、五月も夢見ていたんだ。

でも、私が勝った!私が、中野四葉が、上杉さんと結ばれたんだ!

上杉さんは今、私しか見ていない。

私と上杉さんの間に壁はない。心が1つに溶けていくのがわかる。

風太郎「イクぞ!四葉!」パンパン

四葉「あっ!私もっイクッイクイクイクっ!」ビクンッ

腰が自然に跳ね上がった。

上杉さんの腰の動きが加速し、私の絶頂に合わせて、ピタッととまった。

風太郎「うっ」

それから一拍おいて、上杉さんは私の中で達した。

熱いのが注がれていくのがわかる。女子高生の私に、思いっきり膣内射精して、孕ませたらどうなるの?

そんな、社会性を持つ人間としての側面より、今、この瞬間のヒトとしての動物的な快楽を、私達は追求してしまった。

その結果、破滅するかもしれない。それすら、この時の幸せにとってはスパイスでしかなかった。


↓1 体の相性判定 
コンマ + 20 
01-20 :風太郎「あまり気持ちよくなかったな」
21-40 :風太郎「初めてだしこんなもんかな」
41-60 :風太郎「気持ちよかったな」
61-80 :風太郎「めちゃくちゃえがった〜」
81以上 :風太郎「もう四葉の体なしじゃ生きられない」

※コンマゾロ目で妊娠 (→Bad End )
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 21:48:44.12 ID:PjKEA8hE0
孕孕怒飢弩癸してきた
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 21:51:12.22 ID:LAEOZiyEo
あっぶ
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 21:57:10.67 ID:8LL71qblo
ヒェッ
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 21:58:32.34 ID:RKFwubKwo
ここまでニアゾロとゾロしかない事実
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 21:59:02.54 ID:pwePQUw7o
せやな
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 22:02:54.52 ID:PjKEA8hE0
コンマ神が悪い顔で笑ってるのが見える希ガス
236 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 22:20:35.16 ID:SFjq81rH0

風太郎「四葉、愛しているぞ」チュッ

四葉「んっ♡」

上杉さんは私を抱きしめた後、ゆっくり男性器を私の中から引き抜いた。

四葉「あっ♡」ドプッ

上杉さんと結ばれた。膣内に、上杉さんの子種を注がれ、女の幸せを満喫した。

風太郎「あっ」

四葉「思いっきり、中に出しましたね、上杉さんっ♡」

風太郎「す、すまんっ!四葉!俺……なんてことを……」ガクガク

上杉はしでかしたことの大きさに気がついたみたい。

私を孕ませたらどうなるのか、冷静になればわかる。

上杉さんは社会的な信用を失って退学だ。らいはちゃんは悲しむ。

父も私達の事を許さないだろう。かといって、私に父に歯向かう力はなく、扶養に入っている限り、生きていくために父の助けがいる。

お腹の子は堕ろして、上杉さんと二度と会わない事を誓って、私は多分どこか別の学校へ転校。

その時、きっと姉妹の皆は私を侮蔑する。すべてを、私達は失っていたんだ。
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 22:33:38.35 ID:8LL71qblo
避妊の大切さを説くコンマ神と>>1
238 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 22:41:16.37 ID:SFjq81rH0


四葉「どうします?二回戦」

風太郎「バカ言うな。風呂で汗流して寝るぞ」

四葉「はいっ♡」

部屋付きの家族風呂に一緒に入って、私達は星を眺めた。

幸せな時間……このまま帰りたくない。帰ったら、あの問題と向き合わないといけない。

上杉さんとお付き合いできたら、上杉さんを姉妹皆で分け合う。

きっと、さっきみたいな事を上杉さんとみんなするんだ。

一花は上手そうだし、三玖の体はいい匂いしそう。

二乃や五月も必死に上杉さんに奉仕するだろう。

そうなった時。上杉さんが、結局夜の相性で誰かを選ぶかもしれない。私から1番を乗り換えるかもしれない。

そんな不安で胸がいっぱいになった。

四葉「ど、どうでしたか?気持ちよかったですか?」

風太郎「……まあ初めてだし、こんなもんだろ。これからお互いの事、知っていこうぜ」

そう言って上杉さんは私の頭を撫でてくれた。

女の勘が言っている。上杉さんの金玉は握りきれていない。


新たなパラメータが設定されました。初期値:32

四葉の幸せポイント  :■■■■■■■■■□
上杉さんの好感度   :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント  :■■■■■■■□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■□□□□□□□
239 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 22:45:15.28 ID:SFjq81rH0

結局、お風呂の後、上杉さんと私は同じ布団で寝た。

上杉さんは疲れたのか、すぐ寝ちゃった。

スタミナつけさせないと、五等分は厳しいかも。

これから毎日ランニングさせたい。そして、もっとお互いの気持ちいところを知りたい。

このまま約束通り行くと、来週からは上杉さんの正妻として他の4人の手綱を締めながら、上杉さんの好感度を維持しつつ、真の幸福を目指して分割された幸せポイントを取り戻さないといけない。

でも……まだ夜の相性が高くない今、上杉さんを五等分するのはリスクが高い気がする。

主導権はまだ私が握っている。上杉さんを五等分するタイミングを決めるのも、私の裁量でいいはず。
240 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 22:47:10.10 ID:SFjq81rH0

次の日、私達は帰路についた。これから、どうするか。私はそんなことばかり考えていた。

風太郎「そういや、これからどうするかな」

四葉「!」

風太郎「付き合ったって、みんなに報告しないとな。どうする?次のテスト勉強の前にでも打ち明けるか?」

四葉「上杉さん、そのことでちょっと相談がありまして」

風太郎「なんだ?」

四葉「そのですねっ」

どうしよう。選択肢は……

↓1
@ 上杉さんに五等分計画を打診する 
A 夜の相性が高まるまで上杉さんは五等分しない  コスト:姉妹仲良しポイント 4ダウン

241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 22:49:49.74 ID:cel1EfftO
2
242 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/30(土) 22:51:22.01 ID:SFjq81rH0

五等分ルートではなく、修羅場ルートを選択しました。

つづく。
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 22:51:57.75 ID:RKFwubKwo
転落が始まりそう
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 22:54:58.07 ID:pwePQUw7o
五等分したら寝盗られそうだしどうしようもないな
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 22:56:17.84 ID:LAEOZiyEo
幸せになってほしいよお
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 23:06:48.58 ID:lQAINSB2O
修羅場ルートからの上/杉/風/太/郎五分割エンドですねいい流れだ
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 23:12:51.06 ID:8LL71qblo
四/葉にならなければそれは…

おつー
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/30(土) 23:28:15.10 ID:lZOCibdGO
五等分ルートもちょっと見たかった
二乃と三玖が積極的に尽くしてくれて気持ち良さそう
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 23:36:25.67 ID:cel1EfftO
ほぼメリットゼロの条約結ばされて可愛そうだったから、せめて体の相性だけでも他の4人よりもリードさせてあげたかった

...あと四葉みたいな元気っ娘が姉妹の中で一番性技が上手いってなんか興奮すると思った
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 14:22:19.18 ID:W2E7xwn9O
四/葉どころか

口  キ
 ル 世
  木

くらいバラバラにされるかも
251 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 16:42:58.54 ID:r84mkPsA0

中野家の食卓

二乃「どういうつもりよ!」ドン!

上杉さんには、お付き合いする事を私から姉妹に報告する事を説明した。

お泊りデートを終えて帰り、祝福ムードの席上での私の報告に激怒したのは二乃だった。

三玖「二乃、落ち着いて。四葉も詳しく説明を」

四葉「結論を言うと、まだ上杉さんに五等分計画を承認してもらっていないの」

五月「彼には提案したのですか?」

四葉「してない。これには理由があって、上杉さんの性格上、いきなりそんな話をしても、認めてくれないと思った」

二乃「フー君が認める認めないの問題じゃあないわよ」

二乃「あんたがフー君と付き合う大前提が、フー君がその案を認めた上でってのが、この前の合意でしょ!?」

二乃「提案して拒否されたなら、私達も協力してフー君に認めさせるよう努力する用意はあるわ」

二乃「結局、四葉が美味しいところだけ取ってるだけじゃない、現状は!」

三玖「で、四葉はいつフータローに五等分計画を認めさせられるの?いつ提案するの?」

四葉「努力はするよ。努力は……提案の時期は、適切なタイミングを見計らって……」

五月「四葉、それは筋違いじゃありませんか!この合意で私達みんな幸せになれるのにっ!」

四葉「でも、あの約束に特に期限は指定されていないよね?」

五月「なっ……!ふ、ふざけるなっ……!」
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 16:44:49.56 ID:HyNOriXlo
みんなジョジョみたいな口調になってんな!
253 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 16:45:57.70 ID:r84mkPsA0

二乃「条約は破棄!私、祝福を取り消すわ。あんたらもそれでいいわよね?」

五月「二乃に同意します。少なくとも、1ヶ月以内に私が彼と二人でデート出来るようにならないのであれば、その道筋を四葉が示さないのであれば、こんな合意に意味はありません!」

三玖「時間が経てば経つほど、私達が不利」

恋は戦争と誰かが言っていた。

五等分はする。でも、まだその時じゃない。

上杉さんとしっかり関係を深めてから、五等分したあとも主導権を握れる保証を手に入れてからでも遅くはない。

でも、私にとっては、このまま五等分の約束がご破産になっても構わない。

上杉さんの好感度が高い現状、他の4人に付け入る隙はないのだから。

今五等分して、夜の勝負で主導権を奪われるのだけは避けたい。


一花「私は条約破棄に反対するよ」

四葉「!」
254 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 16:49:09.18 ID:r84mkPsA0

一花「二乃、五月、落ち着いて。四葉の言い分には一理ある。確かにフータロー君が素直に五等分を認めてくれるとは思えないんだよね」

二乃「はぁ?あんた、私に説得する時、絶対フー君は認めるからって言ってたわよね?」

二乃「その理由は、四葉がフー君と付き合う時に、付き合う条件で五等分案を承認させるって話だったじゃない!」

一花「そうだったっけ?そんな事、条文のどこにも書いていないけど」

二乃「このっ……女狐!」

一花「でも、合意の破棄には全員の承認が必要。私が反対する限り、私達は四葉を祝福し続けないといけない」

一花「フータロー君も悲しむと思うな。四葉と付き合った途端、仲良し5人がめちゃくちゃになるなんて」

一花「五等分計画は私達を繋ぎ止める鎹(かすがい)だよ。四葉も尊重して欲しい」

一花「四葉のせいで、私達がバラバラになったら、きっと彼、悲しんで……幸せどころじゃなくなっちゃうよ?」

三玖「私も……合意の破棄には反対する。四葉がこれから努力で示せばいいだけ。二乃も五月も焦りすぎ」

五月「……」プルプル

二乃「チッ……わかったわよ、四葉、約束守りなさいよ」


仲良し姉妹ポイントを代償に五等分までの時間を確保した!

四葉の幸せポイント  :■■■■■■■■■□
上杉さんの好感度   :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント  :■■■□□□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■□□□□□□□
255 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 16:52:04.29 ID:r84mkPsA0

四葉(私としてはあのまま破棄でも良かったけど……だけど、そうなったら確かに上杉さん、悲しむかも)

一花「とりあえず中野家の五つ子の空中分解の危機は脱したね」

四葉「一花!」

一花「で、どうだった?フータロー君との夜は」

四葉「そ、そんな事聞かないでよっ……///」

四葉「……すごく、良かった」

一花「あぁ〜いいなぁ〜私も、素敵な王子様と早く結ばれたーい」

四葉「さっきは、ありがとう、一花」

一花「どうってことないよ。あの案を調整したのは私なんだから。仲良しじゃないと、天国のお母さんも悲しむと思うしっ」

四葉「でも、二乃も五月も、三玖すら怒ってたよね」

一花「大丈夫、大丈夫。少し時間たてば、あの子たちもわかってくれるって」

一花「幸せになりたいのは四葉だけじゃない。私達、みんなそうなんだ」
256 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 16:57:47.13 ID:r84mkPsA0


一花「あの独占欲が強い二乃が、五等分で妥協したのも、我慢の限界が近かったから」

一花「私達、愛がないとしんじゃう。四葉だってそうでしょ?」

たとえるなら上杉さんの好感度は私達にとってのHP。私もゼロになったらしぬかも。

一花「5人でフータロー君の愛というパイを奪い合って、今四葉が9割くらい独占している」

一花「残りの1割を残りのみんなで分け合ってるの。想像してよ。すごく辛くて苦しいんだよ」

一花「で、その1割の中にも当然、大小があって……1番少ないのが私」

一花「必死になって、色仕掛けしたり、らいはちゃんにプレゼントあげたりしてみたけど……駄目だったの」

一花「最後に……四葉のふりして近づいたら、バレちゃって」

四葉「!」

一花「『もうお前には付き合いきれない』ってはっきり言われちゃった」

一花「私はおわり。1番にはなれない。」

一花「ねえ、四葉。お願いっ。五等分条約の前に約束したよね。何でも協力するから、週1回フータロー君貸してって」

一花「この修羅場、味方がいたほうが楽だと思うよ?」

一花「それに、お姉ちゃん、もう限界だっ。フータロー君の愛が欲しい。愛がないと、しんじゃう」

一花「私だけでいいから、幸せのお裾分け、ちょうだい……」


↓1 一花に上杉さんを貸しますか?

貸す場合のコスト:四葉の幸せポイント 1ダウン
貸す場合のリターン:姉妹仲良しポイント 1アップ
貸す場合のリスク:???
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 17:00:19.78 ID:Yq5YBWDho
貸す
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 17:09:31.56 ID:OBkQ3L+vO
リターンが微妙なのにリスクが安いとは言えない

いいぞもっと争え
259 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 17:43:51.94 ID:r84mkPsA0

一花は目に涙を溢れさせ、私の足元に縋り付いてきた。

そんな一花の願いを断れる程、私は冷徹になれない。

四葉「いいよ、一花。泣かないでっ」

一花「四葉ぁ……」ポロポロ

四葉「上杉さんには、私から言っておくから。一花のことも大切にするようにって」

一花「ありがとうっ、ありがとうっ……四葉、大好きっ」ギュッ

四葉「でもね、一花。姉妹のふりして騙すのは良くないと思うな」

一花「……」

四葉「次、私のふりして上杉さんを騙そうとしたら、わかってるよね?」

一花「ごめんなさいっ、もうしませんっ」

四葉「……」

一花、謝罪の時はどうするんだったっけ?

260 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 18:00:20.56 ID:r84mkPsA0

四葉ルール。本当にすまないという気持ちで心がいっぱいなら出来るはず。

私だって、部活の一件で迷惑かけた時はみんなにしたよね、土下座。

一花「この度は ご迷惑をおかけしまして……」

あのプライドの高い一花が頭を床に擦り付けた。

一花「全ては私の不徳の致すところでして……」

これから上杉さんに紹介する前に、しっかり禊をすませて女の格付けしておかないと。

一花「大変申し訳なく……」

一花は泣きながら私に詫びを入れた。

四葉「頭上げて、一花。ごめんね、辛い事させちゃって。でもこれで仲直り。一緒に、上杉さんに愛してもらおっ」

私は愛が枯渇してすっかり心が弱ってしまった一花を抱きしめた。

でも、胸が締め付けられるのはなんだろう。幸せが鉋(かんな)でゆっくり削られる痛みがする。


一花と仲良しになって、仲良し姉妹ポイントが1上がった!

四葉の幸せポイント  :■■■■■■■■■□
上杉さんの好感度   :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント  :■■■■□□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■□□□□□□□
261 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 18:02:34.26 ID:r84mkPsA0

風太郎「相談ってなんだ?」

放課後に私は上杉さんを校舎の裏に呼び出した。

四葉「実はですね……!」

胸が痛い。紹介したくない。

四葉「入って」

一花「……フータロー君、聞いたよ。四葉とおめでとう」

風太郎「一花……」

上杉さんは複雑な表情をした。いくら朴念仁の上杉さんとはいえ、告白してきた女の子を意識しないわけがない。

なんたって、一花は学校中の男の子からモテモテの現役女優。

普通の男の子には手が出ない高嶺の華だ。そんな女の子に好きなんて言われて断れるのは上杉さんくらいです。

一花「二人の仲、祝福するよ」

風太郎「ありがとな、一花」
262 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 18:05:42.51 ID:r84mkPsA0

一花「……でもっ、私も、フータロー君の事、今でも……!」

四葉「上杉さん。お願いがあります」

四葉「一花は私にとって、とっても大事なお姉ちゃんです」

四葉「上杉さんに振られた後の一花を見ているのは、正直、私も辛くて、上杉さんにお返事するのが遅れた理由の1つでもあるんですっ」

四葉「それで、一花と相談したのですが……」

四葉「も、もちろん!上杉さんの気持ちが一番大事です!」

四葉「それでも、私の事を愛してくれるのなら……一花のことも……一緒に、どうですか?」

風太郎「ん?」

四葉「週1回、一花のことも愛してあげてくださいっ!」

↓1 コンマ
50以上 風太郎「そこまでいうなら……いいけど」 →四葉の幸せポイント1ダウン
50未満 風太郎「いや、だめっしょ」 
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 18:06:39.65 ID:gzKvw7Mao
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 18:08:57.01 ID:MXCPaHkVo
さあどうするか
265 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 18:19:51.57 ID:r84mkPsA0
風太郎「一花は……それでいいのか?」

一花「うん。二号でいいから。私もフータロー君の女にしてほしいっ」

一花「街を一緒に歩く時は四葉の格好して、周りにばれないようにするし、週1回だけ会えればいいからっ……」

風太郎「四葉は……いいの?」

胸がズキズキする。確認なんてとらないでっ。駄目って言ってっ!

四葉「もちろんですよっ!一花と一緒なら私、幸せですっ!」

四葉「上杉さん、果報者ですよー?私だけじゃなく、一花の体も堪能できるんですからっ」

風太郎「一花の……体」ゴクッ

上杉さんは、一花の腰回りと胸元をちらっと見た。

それが決め手だったかもしれない。

風太郎「そこまでいうなら……いいけど」

一花「やった」


幸せポイントが1ダウンした。

四葉の幸せポイント  :■■■■■■■■□□
上杉さんの好感度   :■■■■■■■■■□
仲良し姉妹ポイント  :■■■■□□□□□□
上杉さんとの夜の相性:■■■□□□□□□□

四葉(一花1人に貸すだけで、こんなに胸が張り裂けそうになるなんて……もし、あの時五等分をしていたら、私、どうなっていたんだろう)

266 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 18:24:14.76 ID:r84mkPsA0

お付き合いして最初の週末。

いつも誘われてばかりだから、今回は私から上杉さんを誘おう。

なんとか上杉さんといいムードになって、相性良くなりたいな。

↓1 デートはどこに誘いますか?



267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 18:30:19.53 ID:s2ZKxPLLO
水族館
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/31(日) 18:54:28.16 ID:bhzTP56dO
四葉との初夜といい、風太郎が結構がっついてるな
269 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 19:14:52.25 ID:r84mkPsA0

四葉「週末、水族館行きませんか?っと」

風太郎『OK!』

四葉「恋人同士になってから初めてのデート……楽しみっ」

……

四葉「うっえすぎさーん!こっちこっち!」ピョンピョン

風太郎「おまたせ、四葉」

四葉「さあ、水族館にレッツゴー!」

……

四葉「なんと言ってもこの水族館の目玉はですね、国内最大のイルカショーで」

四葉「イルカの大ジャンプは圧巻ですよっ!」

風太郎「来たことあるのか?」

四葉「ええ。お母さんが生きていた頃、私達みんなを連れていってくれたんですっ」

風太郎「ほんとお前ら仲良しだな」

四葉「はいっ」

……

私達はずっと手をつなぎながら水族館を満喫した。

……

↓1 ムード判定
コンマ 50以上:風太郎「四葉、今日の夜、予定空いてる?」
コンマ 50未満:風太郎「宿題もあるしそろそろ帰るか」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 19:21:28.16 ID:Pnlqczj/o
高め
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 19:23:38.53 ID:MXCPaHkVo
こいつ…
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 19:24:33.55 ID:UuxE5bC+o
上杉さんには失望しましたよ!
273 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 19:40:27.52 ID:r84mkPsA0

四葉「見てくださいよ!イルカのジャンプ!キャーッ!可愛い!!」

風太郎「水族館のイルカはかわいそうだな。自由に海を泳いでいたのに、こんな狭いプールに閉じ込められて、人間を悦ばせるだけの一生を送るなんて」

し、しまった!上杉さんがイルカに感情移入してしまった!

……

水族館を出ると、陽がとっぷり暮れていました。

当然この次は……期待しちゃう。

デートに備えて一花と一緒にちょっと大人の下着選びもすませてきました。

風太郎「もういい時間だな。そういえば、月曜日までの数学の宿題終わったか?」

四葉「ええっと」(目そらし)

風太郎「終わってないんだな!学生の本分は勉強だ!俺も次の模試近いし、勉強しないと」

四葉「あ、あの」

風太郎「飯、二乃が作って待ってるんだろ?俺も今日はらいはが夕飯作って待ってるから帰ろうぜ」

四葉「……はい」

……
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 19:41:50.22 ID:Pnlqczj/o
すまそ
275 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 20:00:44.70 ID:r84mkPsA0

中野家の食卓

二乃「あら?夕ご飯いらないんじゃなかったの?」

四葉「今日は二乃のご飯食べたいなーって思って」

三玖「今日もお泊りかと思ってた」モグモグ

五月「4人前を五等分はひもじいです」モグモグ

一花「……」モグモグ

四葉「……」モグモグ

二乃「でもなんだか、今日のご飯、我ながら美味しいわね。味付け変えたおかげかしら?」

……
276 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 20:04:02.21 ID:r84mkPsA0

四葉(大丈夫。たまたま、上杉さんも勉強が忙しかっただけ。次こそは……)

一花「四葉、ちょいちょい」

四葉「!」

一花「この前のデート、残念だったみたいだね」

四葉「うん。上杉さん、勉強も忙しいみたい。大学受験の勉強もそろそろ本格的になるし……あんまり私達、邪魔しちゃいけないのかな」

一花「うーん、彼どこ行くんだろ。聞いてる?」

四葉「あ、聞いてなかった……」

一花「全国模試上位だからなー、行きたいところどこでも行けちゃうっていいよね」

四葉(そう。高校卒業したら私達はそれぞれの道を進む。いつまでも5人揃ってって訳にはいかない)

四葉(それに、上杉さんはどこへ……)

一花「四葉も勉強しないとフータロー君に置いていかれちゃうぞっ」

四葉「ううっ……でも、いくら私が勉強したところで……上杉さんと同じ大学には行けないよぅ」

一花「あはは。でもいい加減私達も先のこと、考えていかないとね」

四葉(一花になんか余裕がある……この前まで上杉さんのことしか見てなかったのに)

四葉「一花、上杉さんと、なんかあった!?」

一花「んー?」

四葉「隠さないで!」

一花「怒らない?」

四葉「……」

一花「この前のデートの後、しちゃった。ホテルで」

四葉「!」

一花「それで、私達ね……」

↓1 一花と上杉さんの相性チェック!
コンマ判定 (上杉さんの反応は>>229参照)

※四葉の相性(32)以上だと相対的に好感度が1下がります。
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/03/31(日) 20:04:29.04 ID:pLsc2yOt0
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 20:04:51.44 ID:JdnUT+YF0
はい
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/03/31(日) 20:05:32.25 ID:pLsc2yOt0
すまぬ
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 20:06:11.17 ID:MXCPaHkVo
……これ五ツ子自体と体の相性よくないんじゃ
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 20:09:23.92 ID:JdnUT+YF0
4は流石に草
お姉さんぶっててもHは超絶下手くそだったか
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 20:10:34.27 ID:Pnlqczj/o
生でしといてよかったな
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/31(日) 20:14:44.20 ID:bhzTP56dO
一花哀れ…
284 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 20:26:10.10 ID:r84mkPsA0

一花「初めてだったからかな。凄い痛くて、大変だったよ」

一花「四葉の時はどうだった?」

四葉「痛かったけど、気持ちよかった、かな」

一花「うーん、やっぱり痛いよね!最初だもんね!」

一花「フータロー君も疲れてたみたいだし、1回だけだったんだけど、四葉は何回したの?」

四葉「わ、私も1回だけ」

一花「だよね!普通、最初は1回だけだよね!」

四葉「うん……上杉さん、スタミナないから」

一花「ここから頑張って上手になって、気持ちよくさせてあげたいなー」

……

四葉(なんとなくホッとする。一花も最初はうまくいかないんだ)

四葉(これで一花が何回もしてたら、私、嫉妬でどうにかなりそうだったけど)

四葉(早いところ、私も頑張って上杉さんをメロメロにしないとっ!)

四葉(次の週末はどこに誘おっかな)

↓1 デートはどこに誘いますか?
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/31(日) 20:29:01.18 ID:bhzTP56dO
公園
286 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 20:47:32.07 ID:r84mkPsA0

風太郎「公園はお財布に優しくて助かる」

週末、私達は町外れのちょっと広い公園に出かけてお散歩。

アスレチックで汗を流した後(上杉さんはへばっていたけど)、芝生の上にピクニックシートを張って休憩した。

私の手作りのサンドイッチを上杉さんは美味しそうに頬張ってくれた。

四葉「もうすぐ夏休みですけど、上杉さん、予定はありますかっ」

風太郎「とりあえず家で勉強だなっ」

四葉「もー、勉強ばかりしてちゃ駄目ですっ!運動して体力つけてもらわないとっ」

風太郎「受験に体力は必要か?」

四葉「必要ですよっ!勉強以外にも……その……」モジモジ

風太郎「でも夏休み、どこか一緒に遠出する?」

四葉「!」

風太郎「一緒にどこ行くか考えようぜ」

四葉(上杉さんと夏休みの旅行……今から楽しみですっ)

風太郎「と、その前に期末試験だな。最近お前ら、勉強しているか?」

四葉「してません」

風太郎「だろうな……そろそろ家庭教師、再開するか。でも、なんか気まずいよな」

四葉「大丈夫ですよっ。私達、みんな上杉さんの事大好きですから」

風太郎「そう言ってくれて助かるが……」

上杉さんは私達の関係を気にしてくれているみたい。そういう優しいところ、大好きっ。

……

公園デートはのんびり過ごせた。

……

↓1 ムード判定
コンマ 30以上:風太郎「四葉、これから予定空いてるか?」
コンマ 30未満:風太郎「期末試験も近づいているしそろそろ帰るか」
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 20:48:23.24 ID:qjKwVvOLo
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 20:48:30.96 ID:Yq5YBWDho
高め
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 20:48:59.79 ID:d2ejcnlLO
これ幸せなれる…?
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 21:03:40.50 ID:FbUhySu40
いざとなったらコンマ判定減らして…あとは分かるな?
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 21:07:53.11 ID:Pnlqczj/o
最終手段ホテルへ直を使うしかない可能性
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 21:17:53.70 ID:UuxE5bC+o
バッドエンドの気配が漂ってきてつらみ
293 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 21:29:18.19 ID:r84mkPsA0

中野家の食卓。

四葉(もーっ、上杉さんったら!)

四葉(最初の温泉旅行以来、全然そういうムードにならないよ……)

四葉(やっぱり気持ちよくさせてあげられなかったからかな)ズキズキ

四葉(胸が痛い。姉妹の仲をギスギスさせてまで、相性アップの時間を稼いだのに)

三玖「四葉、話聞いてる?」

四葉「え?」

五月「四葉!例の計画の進捗はどうなっているんでしょうか?」

三玖「そろそろ、2週間経つ。フータローがどう思っているのかも気になる」

二乃「打診はしたんでしょうね?」

四葉「あ、そ、それは……」

四葉(まだだめだ。せめて、上杉さんを気持ちよくさせてからじゃないと。今はまずい。時期が悪い)

一花「ちょっと二乃。そんな急かさなくてもいいじゃん」

二乃「あんたは黙ってなさい。私は四葉に聞いてんのよ」

三玖「一花に発言権はない」

一花「……」
294 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 21:30:53.88 ID:r84mkPsA0

家族会議の場で一花の発言力が低下しているのは、私達姉妹、色々察するところがあるんだと思う。

四葉の小判鮫で、上杉さんとの相性も良くないのであれば、当然女として低くみられる。

ここはそういう場だ。弱みを見せると、一気に二乃や三玖が噛み付いてくる。

五月「いい加減、埒が空きませんよ。せめて、次の期末試験が終わるまでにははっきりさせましょう」

二乃「そうね。夏休みだもん。私だってフー君と熱い夏、過ごしたいわ」

四葉「二乃。そのフー君って呼び方、やめてほしいよ……お付き合いしているのは私なんだから」

二乃「!」

三玖「それには激しく同意」

二乃「何よ。お付き合いしてるのにいつまでも上杉さん呼びしか出来ないあんたに指図されたくないわねっ」

二乃の気が立っている。上杉さんの愛情が足りなくて、イライラしているみたい。
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 21:32:32.64 ID:JdnUT+YF0
次Hできる機会があったらリスク覚悟で生でやるしかないか?
296 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 21:36:44.97 ID:r84mkPsA0

五月「それでは私から提案を。次の期末試験の結果で、方針を決めるというのはどうでしょう?」

五月「四葉が1番なら、五等分を実行するタイミングに関して私達は金輪際文句はいいません」

五月「でももし、他の人が1番なら。その1番の人に、四葉は上杉さんの1週間の内、1日を先に分割するというのはどうでしょう?」

三玖「面白い。乗った」

二乃「へぇ。五月にしてはいいアイディアじゃない。これなら勉強に集中して点数も上がって一石二鳥。デートに夢中な誰かさんと違ってね」

四葉(どうしよう!赤点大魔王の私には不利な条件だ……!でも、1番取れば、うるさ型の他の姉妹たちを黙らせる事が出来る……!)

四葉(分割のタイミングさえ握れば、他の姉妹を完全に屈服させられるよ!)

五月「これは譲歩ですからね、四葉。本来であれば、あなたはお付き合いしたらすぐに幸せを五等分しないといけないのですよ」

五月「そういう約束で、私達は祝福しているのですから」

五月「その譲歩すら……認めず、勝負の舞台に立たないのであれば、これはもう、戦争しかないっ……!」

五月「私は、誰がなんと言おうと、この条約から抜けます。つまり、家出です。」

五月「私が家出することの意味。わからない四葉じゃあないですよね?」


五月の目が血走っている。心に与える幸せが足りないみたいだ。

どうしよう。五月が家出したら、その先は……


↓1 五月の勝負の提案を受けますか?

受けなかった場合のコスト:姉妹仲良しポイント 1ダウン
受けなかった場合のリスク:???
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 21:38:42.47 ID:Pnlqczj/o
受けるしかないな
298 : ◆hsXC1jzP2E [saga]:2019/03/31(日) 21:46:37.74 ID:r84mkPsA0

期末試験編へ続く。

現時点の1位確率

一花:20% 二乃:20% 三玖:30% 四葉:10% 五月:20%

・ 四葉は行動で成績をアップさせる(勝率をあげる)ことができます

・ 一花がトップだったら体の相性再判定になります。
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 21:52:31.74 ID:UuxE5bC+o

風太郎がもう一花抱いちまってるからこれで勝てても前が見えねえ
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/03/31(日) 22:12:00.41 ID:pLsc2yOt0
三玖チャンス!

もはや戦争は避けられない
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/31(日) 23:22:30.68 ID:bhzTP56dO
一花と寝ることを許した時点でどう転んでもドロドロの未来しか待っていない気がする…
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