このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。

【安価】奴隷を買って好きにいじれ(2)

Tweet

1 :オパビー [!red_res]:2019/03/25(月) 19:13:31.29 ID:NZGdOkGa0
 ひゃっはー!
 早速復活やで。
 レッツゴー。
 ああ、最初に言っとくやが、もっと感想書き込んでもらってええんやで。
 ストーリーや文章の批判受け付けるで。
 それを糧に改善してくでよ。
 それでは再開。
2 :オパビー [saga]:2019/03/25(月) 19:31:51.70 ID:NZGdOkGa0
ルイ「わたしは……………」

 ルイがラクレシアの方を向いた。

ルイ「ごめん、ママ………」

ラクレシア「…………………」

 ルイは落涙し、ぽつりぽつりと話し始める。

ルイ「わたしがママのそばにいると、ママをきずつけちゃいそうでこわいの」

 おい、私は良いのか。

ルイ「なにかのひょうしでひがでたら、ママのいえも、ママも、ぜんぶもやしちゃいそうで。じぶんかってでごめんね。でももうすぐできるユタのおうちなら、もえないからいくらでもひだしてもだいじょうぶだから」

 おい、家は燃えなくても私は燃えるぞ。

ルイ「だから、わたしはユタといっしょにくらす。まいにちあいにきてくれる? ママ」

 ルイがそう言うと、ラクレシアは頷いた。

ラクレシア「私も、なるべくなら言いたくなかったけど、あなたのご飯や家を用意するのは今の私じゃあとてもじゃないけど無理なの。だからユタ王子の家で暮らすのは正解よ」

 ラクレシアはルイを抱きしめた。

ラクレシア「1日も休まずは無理だけど、出来るだけ毎日会いに来るわ、『ルイ』。良い子。良い子」

ルイ「ママ……………」

 よしよし、と、最後にラクレシアは泣いているルイの頭を撫でた。
3 :オパビー [saga]:2019/03/25(月) 19:33:44.86 ID:NZGdOkGa0
 建設完了まであと一週間。
 無事に建設完了か、何かイベントがあったか(どんなイベントか)>>下
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 19:47:25.15 ID:AnXxdXloo
兄の子供(甥か姪)とルイが遊ぶ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 19:47:32.58 ID:oIFLpBPso
ユタを背に乗せて空中散歩を試みるルイ
よろしくぅ

ルイもラクレシアもリアリストで偉い
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 20:29:46.76 ID:AnXxdXloo
ルイちびっこいけど、子供とか大きさが子供のユタなら乗れるかもしれんかな?
大きさに不相応な力があるし
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 21:20:04.27 ID:UALxH1VXo
前スレ一応貼っとく  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1550414834/

完全オリジナルで、攻略要素とかもない安価スレだと感想の量はどうしてもこんなものかと(むしろ多いほうかも)

要望はみんな割と満足していて1の書きたいことを制限したくないのかあまり出てこないですね
読者の主張あまり強くなくて安価の取り合いとかあまり起きてないので、要望とか出すより思い着いたらその時だけしっかり狙って安価取って展開を誘導するほうが良いと考えられてるのかも

私は今の更新もゆるくて1レスごと内容しっかりしてる雰囲気は好きです
8 :オパビー :2019/03/26(火) 14:27:19.68 ID:8GbQPfb40
 >>7 ありがとやで。がんばるで。
9 :オパビー :2019/03/26(火) 21:41:08.45 ID:8GbQPfb40
 龍棟建設完了まであと3日。

 宮殿の庭はとても広く、草原が一つあるといっても過言ではない。
 私がそこのテラスでルイとサンジェルマンとお茶をたしなんでいると(ルイはホットミルク)、トキとその子供達、つまり私の甥と姪のソラとヤミが庭を散歩しているのが見えた。
 トキは私に気づくと手を振り、歩いてきた。

トキ「よう、ユタ」

ルイ「やっほー」

 ルイがカップをがじがじしながら答えた。
 やめなさい。

私「おはようトキ。いい天気だな」

トキ「だな」

 すると甥のソラが机の下からぴょこっと顔を出した。

ソラ「ドラゴンだー!」

 ヤミも続けて顔を出す。

ヤミ「ドラゴンじゃないよ。ルイってんだって。かっくいー!」

ソラ「かっくいー!」

ルイ「か、かっこいい? えへへ………\\」

 ルイは照れて頭をカリカリと掻いた。
 ソラとヤミはすでにルイの事を知っているようだ。
 ふむ、初対面だが打ち解けられそうだ。

私「ルイ。遊んできていいぞ」

 私がそう言うと、ルイはぱぁと顔を輝かせた。

ルイ「いいのっ!?」

私「ああ、仲良くしてこい。そのかわり目が見える範囲でな」

ルイ「やったー! 二人ともあそぼー!」

ソラ&ヤミ「「わーい!」」

 ルイはそう言うとパタタと席を離れ、ソラとヤミと庭に遊びに行った。
10 :オパビー [saga]:2019/03/26(火) 21:49:38.92 ID:8GbQPfb40
 私とトキはその後ろ姿を見て、微笑んだ。

トキ「仲良くなりそうだな」

私「ああ。なんだか子を見守る親の気持ちが分かる気がするよ」

 しばしほっこり。

私「まあ座れよ。サンジェルマン、ティーを」

サンジェルマン「かしこま」

トキ「すまないな」

 私は立っているトキを座らせた。

トキ「親といえばユタ。お前妃は持たないつもりか? 大英帝国の王子なら、子孫は残すべきだとは思うが………一生独身なのか?」

 妃か。

私「>>下」
11 :オパビー :2019/03/26(火) 21:50:11.56 ID:8GbQPfb40
 サンジェルマンの口調が軽いのはミス。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 22:08:26.98 ID:kkKveMbWo
私に子どものような扱いを全くしない相手を見つけたいとは思っているのだが
…幸い老けるのも遅いことだし気長に考えようと思う
13 :オパビー [saga]:2019/03/26(火) 23:57:36.22 ID:8GbQPfb40
私「私に子どものような扱いを全くしない相手を見つけたいとは思っているのだが…………」

 私がそう言うと、トキは笑って言った。

トキ「まあなあ。お前だいたいレディーからは可愛いって言われて甘やかされるからなあ」

私「中身は割と行っている癖にな。幸い老けるのも遅いことだし気長に考えようと思う」

 トキは紅茶をすすった。

トキ「そうはいっても、ハーフリングもニュートラル(普通)と寿命は同じなんだからあまり気長に待ちすぎるなよ? 待ちすぎていつの間にか生殖機能が爺さんになってたなんてことにならないようにな?」

私「ははは。気をつけるよ」

 そんな話をしていると、ルイとソラとヤミが戻ってきた。

ルイ「ユター、ちょっと私の上に乗ってみて?」

私「ん?」

 唐突にルイがそんなことを言い出した。

ルイ「えっとね、ソラくんとヤミちゃんをのっけてとんでみたいなーっておもったんだけど、さすがにちょっとあぶないからさきにユタでじっけん? してみようかなって」

 いやいや。
 私は実験体か。
 私も十分落下というリスクがあると思うのだが。

ソラ「ユタやってやって!」

ヤミ「やってー!」

トキ「あっはっは。人気じゃないか」

 しかしルイ、ソラ、ヤミの三人からの熱烈な視線を受けては断る、という訳には行かない。
 私はそういう目には弱いのだよ。

私「……………いいぞ」

三人「「「やったー!」」」

 怪我だけはしないようにしよう。
 私はサンジェルマンからこっそりと身代わりの魔法陣を受け取った。

ルイ「じゃあ掴んで掴んで」

私「わかった」

 私はルイが言うとおりにルイの両肩に手をかけた。
 持ち上げる対象が私ほど軽くて小さくても飛行は無理だろうな。

ルイ「しゅっぱーつ!」

ソラ&ヤミ「「いやっほー!」」

 ルイが汽笛のように声を上げ、二人が歓声を上げた。






 空中散歩を試みた。
 結果>>下
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 00:01:28.50 ID:GxMQHp8So
ジェットコースタールイを何とか振り落とされず堪能したユタ、地上に降りて無事胃の中身リバース
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 00:24:59.15 ID:EEzFfi+vo
インドア派のユタ王子体力なさそう
結婚相手はどうなるのかね…今までの奴隷と違って現状の話だけではルイと結ばれるの99%想像できない
動物ってのは成体でも知能的な年齢は人間の子供位だったりするし、意外と体の方はできてたりするのか…?
まあ今の雰囲気もいいし別に最初に選んだ奴隷以外と結ばれるエンドでも(もっと言えば誰とも結ばれず奴隷を養子みたいに育ててく展開でも)かまわないかな
16 :オパビー :2019/03/27(水) 00:27:11.85 ID:C/FXuCkI0
 〜〜〜

私「………………………はぁ……はぁ。止まれと………言ったと思うんだが?」

ルイ「ごめんなさい」

 結果、ルイは私を抱えたまま空を飛ぶことが出来る事がわかった。
 これだけ体重差がありながら、ルイはアクロバティックに空を飛び回った。
 軽やかに笑いながら、アクロバティックに。
 そう、アクロバティックに。
 いやー、もう無理だな。
 私は吐いた。

私「えええええおう」

ルイ「ごめんなさああああああいっ!」

 視界がぐるぐるしている。
 そこにソラとヤミとサンジェルマンが駆け寄ってきた。

サンジェルマン「大丈夫ですかユタ様」

ヤミ「すごくとんでたね」

ソラ「ユタおじちゃん吐いた?」

私「ああ、吐いた、が、大丈夫だ。えう。ちょ……本当に気をつけてくれルイ」

ルイ「ごめっ、ごめんなざあっ………ええええっ」

私「泣くな泣くな。ルイは失敗を元に一つ賢くなったんだ」

 私はルイを抱き寄せ、その頭をぽんぽんと撫でた。
 本当にこの小さな身体のどこに私を物理的にあれだけ振り回す力があるのだろうか。
 とても気になるところだ。
17 :オパビー :2019/03/27(水) 00:28:55.33 ID:C/FXuCkI0
 おやすみ。
 >>15 ワイもまだ一寸先は闇状態や。
 とりあえず今日はねるで。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 00:46:09.50 ID:EEzFfi+vo
お疲れさんです
たぶん話のゴールはルイの生まれの謎を解明することになりそうですかね
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 00:50:00.64 ID:EEzFfi+vo
でも今すぐ研究対象にするのは断ってるし、成長するとなるとどれだけ先か…
先が見えないってこういうことか…
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 00:58:31.31 ID:GxMQHp8So
おつおつ
ルイインザホルマリンだけは勘弁な!
21 :オパビー [saga]:2019/03/27(水) 05:41:41.86 ID:C/FXuCkI0
 >>18 う〜んどうやろか。
 話の終わり方は行動次第やな。

 >>19 >>20 一度決めたことはよっぽどの理由がない限り変えないから心配せんでええで。
22 :オパビー [saga]:2019/03/27(水) 08:45:57.09 ID:C/FXuCkI0
 〜三日後〜

 今日、龍棟がお披露目される。
 私とルイは門の前に立っていた。

ルイ「どきどきするね…………!」

私「そうは言ってももう何度か一緒に視察に来てただろ」

 私がそう言うとルイは頬を膨らませた。

ルイ「ちがうもん! それとこれとはちがうもん! かんせいしてからとけんせつちゅうはべつもんだもん!」

 バタバタと手足を振る。
 ああ、うん。
 可愛いぞ。

私「わかったわかったすまなかったよ。じゃあ、開けてもいいか?」

ルイ「いいよ!」

 ルイのその返事と共に、私は扉の鍵を開けた。
 そしてゴォォォという重々しい音を響かせ、扉を引いた。

ルイ「わあああああ……………すごーい!」

 内装が見えるなりルイは感嘆の声をあげた。

ルイ「すごいよすごーい!」

私「あまりはしゃぎすぎるなよ」

ルイ「ヤッホーイ!」

 どひゅんっ

 ルイは弾かれたように飛び出し、早速正面のクッションに突っ込んでいった。
 思いっきりはしゃいでいるな。
 龍棟は縦50メートル、横25メートル高さ15メートルの体育館のようなところだ。
 岩場や水場があり、日当たりも良く、窓も大きい。
 夏は涼しく冬は暖かく設計した。
 例え5メートル級のドラゴンが入ったとしても十分生活出きるだろう。
 天井から大小のリングがぶら下がっていたり、大きなクッションが置いてあったりなど遊具も充実している。
 そして、私の寝床もだ。
 今日からここの一角が私の寝床だ。
 まあ紹介はここまでにして、私もはしゃぐとするか。

私「私もいくぞー!」

 私は全力で走り、ルイが埋もれているクッションにダイブした。

ルイ「きゃははは!」

 反動でルイが吹っ飛び、そのまま天井付近を飛び回り、リングを連続でくぐった。
 そしてカアンと鐘を打ち鳴らした。

ルイ「いいね!」

私「だろ?」

 ルイは笑いながら8メートルほどある岩山の頂上に鎮座した。

ルイ「ユター! ここまでおいでー!」

私「すまん。流石に無理だ」

ルイ「あははは!」

 なにはともあれ、気に入ってくれて何よりだ。
23 :オパビー [saga]:2019/03/27(水) 08:59:11.25 ID:HoHtSe0C0
 一区切りついたからここから1年ぐらい時間が経つで。
 今の季節は春後半。
 1年の間に何があった?
 ハプニングやイベント>>下4つ。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 09:04:27.13 ID:TXZOsXIV0
ルイが月に1度無精卵を産むようになる(生理の代わり)
25 :オパビー :2019/03/27(水) 10:01:20.71 ID:Zc8Rtu3L0
 >>24 すごく、ええで。
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 10:15:57.38 ID:8pFQFITDO
夏にプライベートビーチに遊びに行く
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 10:29:23.17 ID:u1Z7Btxyo
お見合い話が
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 10:39:04.07 ID:DzpmJUVSo
ルイ、自分の意思である程度力を制御できるようになる
ただし兄の子供に影響を受けていたずら好きに…
29 :オパビー [saga]:2019/03/27(水) 11:00:33.09 ID:Zc8Rtu3L0
 全部いくらでも膨らませられそうやな。
 書くでー。
30 :オパビー [saga]:2019/03/27(水) 11:26:49.74 ID:Zc8Rtu3L0
 〜夏〜

 ガタガタガタ………

ルイ「うわー! すごく青い! すっごく青い!」

ソラ「すっげえええ!」

ヤミ「Fuuuuuuuu!」

 馬車の窓から海が見えてきたあたりから、子供達の落ち着きが無くなってきた。
 何せ海を見るのが初めてらしいからな。

 私は今、ルイとトキとその子供達と一緒にプライベートビーチに出かけている。
 最近はあり得ないほど暑くなって来たからな。
 みんなで海にでも来る事にしたんだ。

トキ「海来るの久しぶりだな」

 トキが子供達を見ながら感傷にひたるように言った。

私「遠征行っただろ」

トキ「そうじゃなくてだな。あれは仕事だ。プライベートで家族で来るのが久しぶり、ということだ。ソラとヤミと来たのは初めてだがな」

私「そうか………父上と母上と最後に海に来たのは何年前だろうな」

トキ「もう十何年も前になるのか………」

 トキはそう言うと私の方を見た。

トキ「あの頃を思い出してみると…………お前見た目ほとんど変わらないからなんか違和感あるな」

私「大きなお世話だ」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 16:18:28.28 ID:DzpmJUVSo
トキが保護者で3人子連れ(+ペット)の図に見えてるな
32 :オパビー [saga]:2019/03/27(水) 16:28:17.25 ID:6Z8P8Cix0
 そうこうしている内に、私達が乗った馬車はプライベートビーチに着いた。
 サンジェルマンの手によって扉が開かれた瞬間、子供達は我先にと馬車を飛び出した。
 ボディーガードがあわてて三人を追いかけた。
 あ、ソラが転んで砂浜に頭から突っ込んだ。
 ルイとヤミが心配したが、ソラは笑ってそのまま砂を巻き上げた。
 大丈夫そうだ。

私「はしゃいでるな」

トキ「ユタは行かないのか?」

私「それほど子供じゃないさ」

 ソラとヤミがポンポンと服を脱ぎ、そのままルイと一緒に波に突っ込んでいった。
 二人は来るときに下に水着を着ていたのだ。

私「勢いがあってよろしいな」

トキ「まずは服を回収しなければな」

 バシャバシャと水を掛け合う三人を見て、私とトキは微笑んだ。
 このまま見守ってばかりというのも味気ない。
 頃合いをみて参入するか。
33 :オパビー :2019/03/27(水) 16:29:07.56 ID:6Z8P8Cix0
 >>31 絵図等が完全にね。
34 :オパビー [saga]:2019/03/27(水) 16:52:17.73 ID:6Z8P8Cix0
 しばらく後。



私「そろそろ参入するか」

トキ「おお、行ってこい……………ってなんだそれ」

 私が頃合いを見てそういい馬車からあるものを取り出すとトキが不思議そうに聞いた。
 筒状でもう一本の棒とセットになっている鉄製の道具。
 その名も………

私「これか? これは水鉄砲と言うんだ。ジャパンの玩具だ」

トキ「水鉄砲?」

私「まあ見てろ」

 私はバッ、と服を脱ぎ、水着になった。
 そして子供達の輪に参戦した。

トキ「やっぱりユタも子供じゃねえか」

私「はーっはっは! 遊ぶときくらいは思いっきり遊ばせてくれ!」

ルイ「あ、ユタ………」

 私は水鉄砲で水を吸い、思いっきり棒を押した。

ルイ「ぶぁあああっぷ!?」

 一直線に水が飛び、ルイの顔面にヒットした。

ソラ「なにそれカッケー!」

ヤミ「よくもルイを!」

 ルイが一発でやられたのを見て、ソラとヤミが臨戦態勢に入った。
 私はもう一度水鉄砲に水を補充する。

私「いくらでもかかってこい! 水鉄砲の威力見せてやろう!」

トキ「おとなげねえ…………」

 トキから何かが聞こえた気がしたが、私は無視した。
35 :オパビー [saga]:2019/03/27(水) 16:59:04.45 ID:6Z8P8Cix0
 30分後



私「ぜえ、ぜえ、子供のパワーを舐めていた…………ぜえ」

トキ「子供だな」

私「子供じゃない」

 最初の方こそ圧倒的な力を発揮した水鉄砲だが、そのうち慣れてきた三人に奪われてしまい、一気に形勢が逆転してしまった。
 上からはルイの水鉄砲。
 下からはソラとヤミのバシャバシャ。
 結局鬼のように水を掛けられた。
 すこしはしゃぎすぎてしまい、今わき腹が痛い。

私「ぜえ、ぜえ」

トキ「まあ風邪引かない程度に休んでろ。あれが三十路のはしゃぎ方かよ」

私「後悔はしている」

 まあ、楽しかったけどな。
 落ち着いたらもう一度、遊びに行くか。
36 :オパビー [saga]:2019/03/27(水) 17:00:34.75 ID:6Z8P8Cix0
 プライベートビーチでバシャバシャ遊んでる3人+1匹+トキ。
 イベント>>下1つ
37 :オパビー [saga]:2019/03/27(水) 17:14:12.84 ID:6Z8P8Cix0
 なんか安価雑でごめんな。
 因みにユタの水着は上下長袖仕様や。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 18:21:39.25 ID:GxMQHp8So
初めての海月に遭遇するルイ
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/28(木) 11:06:35.90 ID:ElND7GLto
俺もドラゴンと一緒に生活してえ
現実のペットとかじゃ代用にならない…
40 :オパビー [saga]:2019/03/28(木) 22:44:46.87 ID:AWdIRyRV0
 更新遅くてすまんで。
 再開やで。
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/29(金) 00:37:37.48 ID:vWZo3Vlto
寝ます…

ユタは外出して知識としてしか知らない物の実物に触れるのは楽しく感じてそう
子供っぽい性格の一面もあるのはやっぱり独身だからかね…
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/29(金) 10:34:40.60 ID:/eREMzm5o
展開で詰まってるなら、サイドストーリーの内容固まってればそっちを一度区切って書いてもいいよ?
書いてる間に本編の展開思いつくとは限らんけど…
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/29(金) 11:34:41.37 ID:t0EZFkJc0
だいぶ考えてるな〜
気長に待ってる
44 :オパビー [saga]:2019/03/29(金) 23:39:13.32 ID:z7HTH2r00
 すまんすまん。
 今日こそ話進めるで。
45 :オパビー [saga]:2019/03/29(金) 23:52:03.54 ID:z7HTH2r00
 しばらく日陰で休んだ私はもう一度海に駆り出し、遊んだ。
 服を脱いだトキも加わり、大乱闘となっている。
 そんな中、ルイが水面から高く飛び上がった。

ルイ「とう!」

 3メートル上空でルイが力を抜き、重力に従い落ちてきた。

ルイ「赤色流星群!」

 どっぱーん!

私「うお!」

トキ「ぶあああっ!?」

ソラ「あははははっ!」

ヤミ「とーさまおもしろいっ!」

 水しぶきにおののいたトキが海草にでも足を引っかけたのか、後ろに倒れひっくり返った。
 海面から下半身だけが飛び出ている。

ルイ「あっはっは!」

トキ「ぬあああ! げっほげほ!」

 トキが足をばたつかせ、一回転して普通の体制に戻った。
 ひどくせき込み、私と三人に笑われている。

トキ「はぁっ、はぁっ……げほっ」

 トキはルイをじろりと睨んだ。

トキ「よくもやったなルイイイイイッ!」

ルイ「あーっはっはっは!」

 ザブンザブンと波を立てルイに水をかけながらトキが追いかける。
 そしてまた転んだ。

私「あはははは………うぶあっぷ」

 私がトキを笑っていると、左右からソラとヤミに水をかけられた。
 あはははは、受けて立ってやろうじゃないか!
46 :オパビー [saga]:2019/03/30(土) 07:10:34.94 ID:FuayQrqN0
ルイ「あれっ?」

 そうやってしばらく遊んでいると、ルイが不意にそんな声をあげた。

ルイ「なにこ………いったあああっ!?」

私「ルイッ!?」

 ルイが飛び上がり、手をぶんぶんと振る。
 反動でルイの右前足にまとわりついていた何かが離れ、ボチャンと水に落ちた。

トキ「どうした?」

私「わからない。ルイ!」

 私は波をかき分けルイに駆け寄った。
 ルイは泣きそうな顔をしながら右前足を差し出す。

ルイ「びりびりした………」

私「ああ。あれか」

 私はルイを抱きかかえ、先ほどルイが投げた物の近くに寄った。
 プカプカと浮かんでいる透明な物体は、時折チカチカと光っていた。

ルイ「なんか………面白かったから触ってみたら、凄くいたかった……」

 好奇心は身を滅ぼす、だな。

私「これは海月(クラゲ)という生物の一種で、チョウチンクラゲという。触手にとげと毒があるから気をつけろ」

ルイ「毒あるの……?」

 ルイが心配そうな口調で自身の右前足を見た。

私「心配しなくてもいい。一瞬ビリッとするだけだ。本来ならこれで魚などを捕って食うんだ」

ルイ「へえ…………」

 私はチョウチンクラゲから離れながらルイに教える。

私「いいか? だいたいクラゲを見つけたら触るな、近づくなよ。クラゲの中にはチョウチンクラゲなんて比較にならないほど強い毒をもつ種類がいる。そいつらのとげに刺されると全身に力が入らなくなって溺れ死ぬ。中にはサメをも喰らうような暴食のクラゲもいるから本当に気をつけろよ」

 私がそう釘を刺すと、ルイはこくこくと頷いた。

トキ「大丈夫だったか?」

私「ああ。ちょっとしたクラゲに刺されただけだ。まだクラゲがいるかもしれない。一旦海を出よう」

 私がそう提案するとトキは了解し、子供達は不満を漏らした。
47 :オパビー [saga]:2019/03/30(土) 07:30:04.68 ID:FuayQrqN0
 ガタガタガタ………

 あの後、想像以上にクラゲが発生している事がわかり、海に戻ることは出来なかった。
 結局みんなで砂で一時間ほど遊び、帰ることにしたのだ。
 いや、やっぱり海は楽しいな。
 私もいつか自身の子供と一緒に来てみるのもおもしろいかもな。

私「なあ、トキ」

トキ「どうした?」

 私はすっかり疲れお互いに寄りかかっている三人を見ながら言った。

私「子供を持つのって………どんな感じなんだ?」

トキ「どんなかんじ、と言われてもな…………」

 トキはしばらく考え、言った。

トキ「まあ楽しめば楽しいぞ」

私「なんだそれ」

 トキはからからと笑う。

トキ「子供嫌いなんてのは自分から子供と一緒にいることを楽しもうとしてない奴の事だ。子供は何々するから嫌い、うるさいから嫌い。そんなもんは子供のせいじゃない。受け取るそいつが否定してんのが悪いのさ」

 そういうことか。
 子供か。

トキ「例えばお前は妻との間に自分の子供が産まれたとして、どう感じる?」

私「無いものの事を質問されてもな…………難しい質問だな」

 まず妻の顔が想像できないし、もちろん子供も想像出来ない。
 私はトキに言った。

私「>>下」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/30(土) 10:19:38.35 ID:WQ6umtE/o
自分の子供も自分と同じような悩みを抱える可能性があるのが心苦しい
49 :オパビー [saga]:2019/03/30(土) 21:33:23.30 ID:CAGeDCR00
私「そうだな………もし、私に子供が出来たとしても、私の子供も私と同じように周りの人間から年齢を突き放されるという悩みを抱える可能性があるのが心苦しいな」

 私がそう言うとトキはそうか、と呟いた。

トキ「でも、あれだろ? 確か、生まれてくる種族は……あれだ。確率がどうのこうの………」

私「生まれてくる種族は血が濃ければ濃い方、先祖が近ければ近い方の種族になりやすい。私の場合はニュートラルの両親の遠い祖先のハーフリングの血が、ごく僅かな確率で子供の私に影響した事例だ。私の薄いハーフリングの血は一世代だけの物の確率が高い。親であるハーフリングの私の子供は、ハーフリングになる確率が低い。それでも、ゼロじゃないんだ」

 トキは怪訝な顔をし、言った。

トキ「考えすぎだろ。そうやっていろいろ言っていても、結局ユタは妻に可愛がられるのが嫌なんだろ?」

 まあ、そうだ。
 子供は言い訳にすぎないのかもしれない。
 子供扱いをされたく無いだけ。
 私は結局そう考えているのかもしれない。

 馬車に揺られるユタを見て私は窓縁に肘を乗せた。

 結婚、ね…………
50 :オパビー [saga]:2019/03/31(日) 05:53:02.88 ID:gPi3du3Z0
 数ヶ月後。
 落ち葉の舞うとある秋の日のことだたった。

ルイ「ユタァ、おなか痛いい………」

私「ん? どうした?」

 私が龍棟で本を読んでいると、隣で寝ていたルイが目を覚まし、そう言った。
 夏からしばらくが経ったものの、ルイの体長に変化はなく、変わらず約40センチほどだ。

ルイ「なんだかお腹が締め付けられて………痛いよおお…………」

私「風邪か? 体温を計ろうか」

ルイ「うん………」

 私はルイを膝の上に抱え、水銀の体温計を口に咥えさせた。
 手でさわってみた感じは、確かにルイの体温がいつもより少し高い気がする。
 私は手記を取り出し、ルイに質問をした。

私「他に悪いところは無いか?」

ルイ「えっと……頭が痛い。あと、身体がだるい………胸がむかむかする………」

私「なるほどな……………それで全部か?」

ルイ「うん」

 ルイが頷いた。
 症状はこんなもんか。
 私はそれを手記に書き記した。

私「そろそろか」

 私はルイの体温計を外し、値を記録する。

私「43.2。微熱だな。まあ風邪だろう。あとで七草粥を作ってやるから、それを飲んだらゆっくりしていろ」

ルイ「うん………」

 ルイはコクリと力なく頷いた。
51 :オパビー [saga]:2019/03/31(日) 06:31:12.93 ID:JUtnQqZf0
 数日後。

 ルイの風邪は治らなかった。
 微熱も落ちず、症状も変わらず。
 いや、むしろ悪化した。
 ルイは二回戻した。
 調べてもいるが、原因は未だ不明だ。

ルイ「ユタ…………」

私「どうした?」

 私が龍に関する書物を読みあさっていると、寝ていたルイが起きて来た。
 そして、言った。

ルイ「卵産まれた………」

私「………………っは!?」

 なんだと!?
 ルイが私を先導し、寝床まで連れて行く。

ルイ「これ………」

 ルイの寝床のクッションの真ん中に、ルビーのような光沢を放つ卵が鎮座していた。
 サイズは鶏の卵より一回り大きいほどだ。

私「……………そういうことか」

 私は書斎から一冊の本を持ってきた。
 『ドラゴンの産卵と子育て』。
 どうりで病気の本を見ても見つからない訳だ。

ルイ「私病気………?」

私「いや、心配ない。ただの生理反応だ。ドラゴンはある程度まで成長すると月に一度無精卵を産むようになるんだ。これは病気でも何でもない。ただ成長した証拠だ」

ルイ「そうなの?」

私「ああ、大丈夫だ」

 ……………成長?
 小さいが、まあ成長しているという事だろう。
 もう子供が作れる体になっているのか。

私「>>下」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 08:29:46.23 ID:WqH5kEYR0
まあ体は「大人」になったとしても、かといって無理して大人ぶらなくてもいい
ルイはルイのままで成長してくれればいいんだよ
506.30 KB Speed:0.3   ↑ VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可):

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行


スポンサードリンク


Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2026/05/10 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)