【安価】止まらぬ堕落

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89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 01:51:02.26 ID:OMCEJrBEO
無しで。
本人が言ってることだし、代わりに賢者に頑張ってもらおう
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/02(火) 03:38:23.48 ID:8tHqVip+0
変換ミスしてるの死ぬほど恥ずかしい
脳内変換オナシャス


良心と邪心のせめぎ合いを制したのは良心だった。性欲の対象が賢者に向いただけなのかもしれないが。

「…冗談だ。性欲の処理なら、賢者が請け負ってくれる。気分を害したのであれば謝ろう」

「えっ。…いや、男がいいならボクはいいけど…」

「お気になさらず。私たちは敗者である以上、逆らう権利は持ち得ませんので」

謙虚、と言うべきなのだろうか。彼女は自分たちがどうなるか、全く興味を持っていないように見えた。

女性の後を追い、寂れた小屋に入る。子供と協力して、魔族たちが一生懸命に料理を作っている。

何も知らないならば、微笑ましい光景である。だが、男たちはその背景を知っている。

今眼前にあるものが、正しいと信じた殺戮の結果だと。そう理解している彼らにとっては、重い現実でしかなかった。

どちらにも譲れないものがあり、それがぶつかり合っただけ。それだけだと、理解しているのに。

「はい、どーぞ!」

子供が手渡してきたのは、干し肉のスープ。干し肉を水で戻し、野菜と共に煮込んだだけの質素なもの。

なのに、どうしてこれほど美味しいのだろうか。理解出来ない感情が渦巻き、男は涙を流していた。
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/02(火) 03:38:55.40 ID:8tHqVip+0
翌朝。目を覚ました男は、小屋の外に出る。子供たちははしゃぎ回り、大人たちは編み物や栽培、畜産に勤しんでいる。

(この光景も、後数日で終わるのだろうな)

体感でしかないが、この村の戦力は矮小なものだ。数日前に殺めた魔族にすら劣る者しかいない。

攻め込まれたなら、なす術も無く敗北するだろう。だからこそ、大人を生贄に子供を生還させようと考えているのだろうが。

尤も、このような僻地に、同じような集落があるとは考えにくい。孤独になった魔族の子供たちが生存出来るとは、到底思えなかった。

「ある種の博打か…。極限状態に追い込まれたら、人も魔族も変わらないな…」

ぼそりと、誰にも聞かれない音量で男は独り言ちた。

高山の天候は変わりやすく、数分前には晴れていたのに、今では厚い雲に空が覆われていた。

しんしんと降り始めた雪の降る空を見上げる。曇天の中で、闇が嗤っている気がした。

「ゆーしゃさま、せいけんもってるの?」

気が付くと、数人の子供が男を取り囲んでいた。男は微笑しながら返答する。

「『元』聖剣だ。今は魔剣と言った方が正しいな」

「どんなかんじなの?みせてみせてー!」

「いいだろう。そら」

男は掌を空に向ける。すると、虚空から魔剣が靄と共に、産まれるように出現した。

それを見た子供たちは羨望の眼差しを向ける。

「カッコイイ…!」

「触ってもいいが、丁重に扱ってくれよ。怪我でもしたら大事だ」

「はーい!」

子供に魔剣を預け、男は小屋に戻る。少しだけ身体が冷えた。
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/02(火) 03:39:35.88 ID:8tHqVip+0
小屋では、女性と賢者が椅子に座っていた。二人は向かい合い、山羊のミルクを飲んでいたようだ。

「おはようございます。勇者様。昨夜はどうでしたか?」

「悪くはなかった」

「それは重畳です。…精力剤を置いてましたのに、使わなかったのですね」

「…流石に、事に及ぶ気にはなれなかった。子供たちが寝ている傍でまぐわえるか」

「ふふ」

色っぽく笑う女性。一瞬襲いたい、という衝動に駆られかけたが、理性で押し止める。

賢者のミルクを貰い、口に含む。牛乳とは違う独特な臭いや味が気になったが、悪くない味だった。

何か起きるわけでもなく、ただ時間だけが過ぎていく。

こういうのも悪くない、と男は遠い昔のことを思い出していた。

戦うことすら知らず、幼馴染と遊ぶだけだった毎日を。


下1にまだ滞在するか否か
下2から4は、滞在する場合の行動安価でごぜーます
>>88と同じ条件でならキャラを出してもええですわよ
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 06:33:49.25 ID:eUx0z7WjO
滞在しない
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 06:39:16.76 ID:+arxYHTB0
滞在する
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/02(火) 10:15:22.41 ID:QZLIfP6G0
「…そろそろ帰るか。やりたいことがまだあるし、な」

「分かった」

討伐軍が編成されているのを知っているのは、男しかいない。賢者は、王都から遠く離れた一軒家に住んでいる。

(悲しい思いをするのは、俺一人で充分だ)

「世話になった。ありがとう」

せめてもの餞、とは言えないが、感謝を伝える。こちらの心を読んだように、女性は笑った。

「喜んでいただけたなら幸いです。では、お気を付けて」

住民の見送りを受け、二人は村を出ていく。男は、下唇を噛み、耐えることしか出来なかった。

「男…?」

「…何も言うな。頼む…。言わないでくれ…」

消え入りそうな声に、賢者は口を噤んだ。

数週間後、この小さな村で惨劇が繰り広げられることを、男以外は知らない。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/02(火) 10:16:16.62 ID:QZLIfP6G0
調査を終えた数日後、男は依頼を受けてダンジョンに向かっていた。

「一人でも充分なんだがな…」

便乗して付いてきた女剣士、賢者の横で、男は愚痴を漏らす。女剣士は文句でそれを返した。

「その言いようは酷くねえか?仲間なんだから、一緒にいたっていいだろうに」

「子供を侍らせていたら、何と言われるか分かったものじゃない」

「お前の方がガキだろうが」

駄弁りながら足を進めると、それは突然現れた。木々に隠されるように、洞穴が目の前にあったのだ。

周囲には多数の冒険者がおり、皆尻込みしているようだった。片隅には、犠牲者の骸が入っているであろう棺が所狭しと並んでいた。

「ほぉー。結構死んでるんだな」

「魔物の資料はあるか?目を通しておきたい」

「…お前らが挑戦するのか?お子様の遊び場じゃあねえんだぜ」

「冒険者に子供も大人も無い。それに、挑戦するのであれば全て自己責任、だろう?」

「…あいよ。後で泣きべそ垂れるなよ」

「そのつもりは無いさ。…女剣士、剣を収めろ。死人が出かねん」

「チッ…」

渋々といった感じで剣を仕舞う女剣士。ここで彼女に暴れられたら、半分は死ぬと思われる。

子守りも大変だ、と内心頭を抱えながら、資料を確認していく。
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/02(火) 10:17:26.63 ID:QZLIfP6G0
確認を終えた一行は、ダンジョンに潜入する。

野次馬の一人に素手で入るのか、と馬鹿にされたので、武器ならある、と剣を見せる。すると、野次馬たちは言葉を失った。

「…中に入る勇気も無い癖に、偉そうなものだな」

「そういうものだよ…人間って…」

迫り来る魔物を片手間に仕留めながら、話をする。この程度なら、魔王の親衛隊の方がまだ強い。

ダンジョンは、中に入る度に構造が変わってしまうので、地形データは一切参考にならない。

勘を頼りに進む以外の道は無いのだ。

「俺は右に行く。二人は左だ」

「了解」

二手に別れ、探索を行う。数分後、別の道でばったりと出会った。

「外れか…。となれば、階段があるのは前の道だったか」

「戻ろうぜ」

踵を返す賢者と女剣士。その時、スイッチの音がした。

「…罠か?」

「誰が踏んだんだ?」

「ボクは違うよ!?」

「女剣士…お前だ」

「えぇっ!?」

女剣士の吃驚を合図に、罠の魔の手が忍び寄った。


下1にどんなハプニングがあるか
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 11:55:48.30 ID:OMCEJrBEO
マジックハンドのような古代機械が出て来て女剣士を拘束。
全身を丹念に撫で回されて解放されるも完全に発情しきってしまう
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/06(土) 13:55:40.77 ID:rcKek4wPO
忙しそうやね
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/08/27(火) 21:12:38.72 ID:x2NI/oseO
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