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【デレマス(デレステ)】久川颯「はーはPちゃんが好きなの」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/04/09(火) 00:13:10.27 ID:DckViXll0
颯「Pちゃん、これって……」
凪「わーお」
モバP(以下、「P表記」)「ああ、そうだ」
P「お前らmiroirの歌を聴いてくれる人は、こんなにたくさんいるんだぞ」
颯(はーとなーの「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」がシングルランキングでTOP10入りした)
颯(はーは自分のことを完璧だって言い張って強がってきたけど、本当は自分に自信がないだけ)
颯(「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」をリリースしたあとだって、曲の順位を見るのは怖くてできなかった)
颯(だから、Pちゃんとなーに「一緒に見よ!」って言って恐る恐るランキングを見たんだ)
颯(順位がすっごく低かったらどうしよう、この曲が売れてなくてアイドルを続けられなかったらどうしよう、なんて)
颯(ついさっきまでそんな不安に駆られてた。でも……)
颯「はーたち、アイドル、続けられるんだよね」
P「?」
颯「はーたち、アイドル、続けてもいいんだよね」
P「当たり前だろ、miroirを求めてる人たちに答えるのがお前たちの仕事だ。それに――」
P「――俺はお前たちのファン1号だ。俺がいる限り、miroirは活躍しつづけるんだよ!」
凪「おやおや、P選手、ここでマンガの最終回のような台詞を言ってしまう。これはmiroir引退フラグだろうか」
P「凪……ちょっとはかっこつけさせてくれって」
颯「ははっ、Pちゃんかっこわるーい」
颯(ううん、嘘。Pちゃんはかっこいい)
颯(はーとなーがここまで来れたのだって、Pちゃんのおかげ)
颯(はー、Pちゃんがいないと……)
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 00:15:43.57 ID:DckViXll0
イベント走ったあとに寝ようとしたら思いついたSSです。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 00:21:55.64 ID:DckViXll0
颯「Pちゃん……」
颯(なーとPちゃんを巻き込んで取った自撮りを寝る前にスマホで眺めるのが、最近のはーの日課)
颯(なーには悪いけど、なーをトリミングしてPちゃんだけにしたヴァージョンとか作ってる)
颯(もちろん、はーはなーのこと大好きだけど。だから元の写真は残してる。最近はそっちはあまり見ないかもしれないけど)
颯「……好き」
凪「はーちゃんにもとうとう春が来ましたか」
颯「うわぁっ!!!」ドテッ
凪「おー、見事な自由落下。はーちゃんのおかげで凪は万有引力を発見しました。凪はニュートンになったのです」
颯「ちょっと、なー、いつのまにそこにいたの!? てゆーか、部屋入るなら教えてよ!」
凪「凪はもう114514回くらいノックと呼びかけをしたのです。気づかないはーちゃんが悪い」
凪「はーちゃんが部屋の中で死んでないかとか色々心配になって、これはいけない、と思い突撃したのであった」
颯「そ、そうだったの……」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 00:28:44.58 ID:DckViXll0
凪「まあ、それはそれとして、はーちゃん。好きな人でもできましたか、できましたよね、いやいるべき」
颯「な、なな、何言ってるの!」
凪「スマホを眺めながら、うっとりしつつ「好き」と言うだなんて、これはもう画面の向こう側にはーちゃんの好きな人がいるにきまってます」
凪「あ、画面の向こうっていうのは、2次元という意味ではありませんよ、写真を撮ったのでしょう」
颯「そんなことないって! そうそう! この前事務所の敷地内で見つけた猫が可愛くって! 思わず写真を撮ったからそれを見てたの!」
凪「必死なはーちゃん。かわいいぞ」
颯「もーからかわないで!!」
凪「まあ、そういうことにしておきますか。仕方ないな」
凪「明日は朝からPと打ち合わせだから、凪は早起きするようにリマインドに来たのです」
凪「任務完了。これより帰還する」
凪「では、さらばだ」スタスタ
颯「もう、なんなのよう」
凪「あ」
凪「明日もPと3人で自撮りしますか。なんなら、凪がはーちゃんとPのツーショットを……」
颯「でてけー!!!」
凪「やれやれ……」ガチャ
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 00:37:30.63 ID:DckViXll0
翌 朝
颯「ふわぁ。ねんむ〜い」
颯「おはようございまーす……」
美穂「あ、颯ちゃんだ。おはよう〜」
颯「朝ごはんを食べにきました……」
美穂「あはは、眠そうだね」
颯「あれ、なーがいない。昨日の夜はーに起きろっていったのに、なーは起きてないじゃん」
美穂「凪ちゃんなら、もう朝ごはん食べ終えて部屋に戻ってったよ」
颯「マジで?! なー早すぎ……」
美穂「颯ちゃんも十分早起きだよ。今日はプロデューサーさんと打ち合わせかな?」
颯「そうなの。遅れたらPちゃんに怒られちゃう」
美穂「時間を守るのは良いことだよ颯ちゃん。お仕事をもらうっていうのは、プロデューサーさんと私たちアイドルが信用してもらってはじめてできることなんだから」
颯「うん、そうだよね。よし、今日もがんばるぞー!」
美穂「ふふ、その意気その意気」
美穂「あ、でも、颯ちゃん」
美穂「打ち合わせ中にプロデューサーさんに夢中になって、話が入ってこないのはダメだよ?」
颯「う゛。美穂さん何を言ってるの?」
美穂「何って、さっき凪ちゃんに会ったときに、「はーちゃんにもついに春が来ました。今日の打ち合わせはきっとリア充臭がすごい」って言ってたから、そういうことなのかなーって」
颯「なー、覚えてろよ……はぁ」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 00:42:37.15 ID:DckViXll0
美穂「颯ちゃん、プロデューサーさんのこと好きになっちゃったんだ」
颯「そ、そんなこと」
美穂「往生際が悪いぞ、もう。別に恥ずかしいことじゃないんだから」
颯「わ、笑ったり、しない?」
美穂「笑わないよ〜人を好きになるってすごく良いことだと思うよ」
颯「……うん、はーはね、Pちゃんが――」
颯「――好き」
美穂「わぁ」
颯「ちょっと! 何その反応!」
美穂「ごめんごめん。なんか、うーん」
美穂「颯ちゃんってかわいいなって! えいっ!」ギュゥ
颯「み、美穂さん、苦しぃ……」
美穂「わぁいいにおいする! ちっちゃい! けどやわらかい! プロデューサー君みたい!」
颯「ぷ、プロデューサー君って、Pちゃんに抱きついたりしてるの?」
美穂「あ、いや、違うよ? 私の持ってるぬいぐるみの名前、プロデューサー君っていうんだ」
颯「そうなんだ……」ホッ
美穂「いま、私がプロデューサーさんと付き合ってるんじゃないかって心配になった?」
颯「ギクッ……そんなわけないし」
美穂「ほんと、かわいいなぁ」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 00:46:58.46 ID:DckViXll0
颯(結局、あの後、美穂さんにはからかわれっぱなしだった)
颯(これじゃ打ち合わせ中に余計意識しちゃうじゃん!)
凪「はーちゃんはどうも昨日から様子が変ですね。もうすぐPがやってきて打ち合わせが始まるのに」
颯「へ、変じゃないもん!」
P「失礼します」
颯「ひぃっ!!」
P「? 颯、どうかしたのか?」
颯「にゃ、にゃんれもにゃいれす……」
凪「【悲報】久川颯が猫言葉を使い出したことにより前川みく引退」
P「こらこら、みくを勝手に引退させるなー」
凪「てへぺろ」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 00:54:16.61 ID:DckViXll0
颯(それから、打ち合わせに集中しようとがんばったけど、ダメだった)
颯(Pちゃんの顔なんか見れなくって、それで目線を首元とか手に落とすと、なんだかごつごつしててかっこいいなぁなんて思っちゃって)
颯(案の定Pちゃんの話が入ってこない)
P「……そういうことなんだが、いいか? 颯」
颯「えっ?」
P「いや、この新企画、颯と凪が別々の場所で収録するんだが、二人一緒じゃなくても心配はないか? って」
颯「あ、うん。大丈夫だよ」
P「颯、俺以外のスタッフとの打ち合わせで聞いてませんでしたは通用しないぞ。これからアイドルを続けるなら、その辺にはきちんと責任を持つんだ」
P「わかったか?」
颯「は、はい。ごめんなさい」
P「よし。今度から気をつけてな。じゃあ、次は……」
颯(お、怒られちゃった)
颯(でも、なんだろう。いやじゃない。いままでPちゃんにはどこか甘やかされてきた節があったけど)
颯(もうはーたちはプロのアイドルなんだ。適当な仕事をしたら怒られるのは当たり前)
颯(また、Pちゃんのおかげで勉強になっちゃったな……)
颯(Pちゃん……)
凪「……」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 01:03:35.17 ID:DckViXll0
P「じゃあ、今日の打ち合わせはこれで終了! この後昼飯にでも……といいたいところだが、これから俺は急いで美穂の現場にいかなくちゃならない」
P「すまん、5000円やるから、二人で昼飯代にあててくれ」
P「それじゃあな」ガチャ
颯「……」
颯「……ふぅ〜〜〜」
凪「ここで久川颯、賢者モードに突入する」
颯「賢者モードってなに」
凪「はーちゃん、この世の中には知っておくべきことと知らないほうが幸せなことがあって……」
颯「あーもう、いいから、別にそこまでして聞きたいわけじゃないし」
凪「そうですか」
凪「それはそうと、はーちゃん」
凪「結局、打ち合わせ中はPに夢中になっていましたね」
颯「う゛……うん」
凪「このままでは、今後直面が予想されるPとの重要な打ち合わせではーちゃんがミスるかもしれない。これはいけない」
凪「そこで凪は名案を思いつきました」
颯「なに」
凪「はーちゃんがPと付き合えばいいのです! ちゃっちゃらー」
颯「え」
颯「ええええ!!! ちょ、ちょっと!!! なにいってんの!!!///」
颯「大体、はーたちはアイドルだよ!? アイドルは恋愛禁止って相場が決まってるでしょ!!」
凪「ここぞとばかりに正論をぶちまけますが、はーちゃんや、さっきまで恋に夢中で打ち合わせをおろそかにした人の発言ともなれば、その説得力も……」
颯「うるさいうるさい! もう、なんでなーに説教されなきゃいけないわけ!」
凪「凪ははーちゃんを思って言ってるのですよ」
颯「ゆーこちゃんみたいなこと言わないで」
凪「むう。これは、ひょっとして、史上初ともウワサされる久川姉妹の姉妹喧嘩が始まってしまうのか……」
颯「はっ、ご、ごめん。言い過ぎた。ってゆーか、悪いのは、はーだよね。なーにキレて、意味わかんないのは、はーの方だよね」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 01:07:38.56 ID:DckViXll0
凪「気にすることはないのです。凪とはーちゃんは一心同体、凪は寛容な心をもってはーちゃんのヒステリーに対処するのです」
颯「うん、ありがと。……って、いまはーがヒステリックな女だって言った?!」
凪「気のせいなのです。キレすぎてストレスかかえるとおっぱい垂れるぞ」
颯「適当なこと言わないで! はーはなーよりもおっぱいが6cmもおっきいもんねーだ」
颯「グラマーなはーに嫉妬してるんでしょ」
凪「くっ……」
凪「おっと、いけない。図星をつかれたばかりに大御所に喧嘩を売るようなリアクションをしてしまった」
颯「ぷっ、なにそれ」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 01:09:14.45 ID:DckViXll0
とりあえずここまで。
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/09(火) 03:14:14.65 ID:KjP96Z+B0
なーの台詞回しのクオリティたけーなオイ
このあとすけべあります?
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 10:48:00.49 ID:DckViXll0
>>1
です
>>12
ありがとうございます。なーの台詞回しは自分の思考に似てるので書けるんじゃねって思って書いてみてます。すけべはあります、そのうち。
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 10:51:35.97 ID:DckViXll0
>>1
です
>>12
ありがとうございます。なーの台詞回し独特なので不自然にならないように気をつけてます。すけべはあります、そのうち。
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 10:52:31.16 ID:DckViXll0
なんか連投してしまった、恥ずかしい。しかも直そうとしたことが無意味に。
少ししたらまた更新しますね。
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/09(火) 13:47:16.46 ID:cMD+48f60
乙
続き期待
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/09(火) 14:13:45.74 ID:6IvBeGw+O
乙乙
なーのそれっぽさが凄いので期待
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 17:23:59.60 ID:DckViXll0
凪「ま、そういうわけなので。はーちゃんはさっさと自分に正直になって行動に移るべきだと思うのです」
颯「……そうは言ってもさ、アイドルである以上、恋愛はご法度っていうか……」
凪「それがはーちゃんの本心ですか?」
颯「ど、どういうこと?」
凪「はーちゃんは、Pに好きになってもらえるか、自分に魅力があるか自信がなくて、それでPへの思いから逃げているのではないのですか」
颯「そんなわけないじゃん! ……はーは完璧なんだから、魅力だってあるし! それにかわいいし!」
凪「凪は知っているのです。はーちゃんはそんなに強い子じゃないって。強い子じゃなくて強がりな子だって」
颯「そんな、こと……」
凪「別にいいんですよ。悪いことだって思ってません。それもはーちゃんの可愛いところだと凪は思ってます」
凪「なんていったって、生まれてからずっと、凪ははーちゃんを見ているから」
颯「なー……」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 17:34:20.69 ID:DckViXll0
颯「うん、わかった。そうだよね」
颯「そうだよ、はーはね」
颯「はーはPちゃんがすきなの」
凪「そうですか。正直でよろしい」
颯「なんで偉そうなのよ」
凪「それでは、はーちゃんも素直になったことだし、Pにアタックする計画でも立てましょうか」
颯「え、ええ、そんなの考えなきゃいけないの?」
凪「考えなくて良いとお思いか?」
颯「は、はーは可愛いし、Pちゃんの前でそれとなくアピールしてれば、そのうち……」
凪「甘い、甘すぎる。しゅがーはぁとの脇くらい甘い」
颯「はぁとさんって脇甘いんだ……」
凪「失礼、腋の間違いだった」
颯「舐めたことあんの?!」
凪「てへぺろ」
颯「いや、てへぺろに舐めたっていう意味はないから!!」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 17:41:11.81 ID:DckViXll0
凪「話を戻すと、はーちゃん、Pを攻略するのはそう簡単ではないと思われる」
颯「そ、そう……?」
凪「第一、Pの周りには、下は1桁から上はアラサーまで、ビジュアルでいえばボンキュッボンからキュッキュッキュッまで、選り取り見取りですよ」
颯「た、たしかに」
凪「それに、皆、Pのおかげでアイドルとして上り詰めている。Pのアイドルからの高感度は高いはず」
颯「うう……」
凪「はーちゃんがかわいいのは間違いないのです。それは絶対的な話。相対的には、アイドル界では中堅レベルが関の山ですね」
颯「ちょっと! ひどくない! てか、なーも同じ顔なんだから、それブーメランだからね!」
凪「うっ、そうだった。凪はショックのあまり死んでしまった。死んでしまうとはなさけない、と最期に言われたかった。がくっ……」
凪「まあ、そんな茶番はおいておいて」
颯「いまのところ会話が終始茶番に感じるんだけど」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 17:47:50.35 ID:DckViXll0
凪「大丈夫。化粧をすればどうとでもなるものです」
颯「化粧品メーカーを味方につけるかわりに多くの女性芸能人を敵に回してる……」
颯「でもさー、あんまりケバいって思われたくないな。はーはメイク薄くても可愛い――はず」
凪「確かに、背伸びしてる感がすごくて妖艶さに欠けるかもしれませんね。それはそれで、ぐっとくる性癖の殿方はいそう」
颯「Pちゃんはそんなんじゃないよ、たぶん。目が肥えてるんじゃないかな」
凪「その可能性は否めませんね。まあ、背伸びして大人になろうとして、それでいてカブトムシ好きだったら完璧なのですが……」
颯「完璧じゃないでしょ。0点でしょ。モロかぶりだよ。誰とは言わないけどさ」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 17:53:46.52 ID:DckViXll0
凪「ぴこーん。Pをオトすには、最終的なゴールを打ち立てておくのが良いと、凪は思い至った」
颯「ゴール?」
凪「そうなのです。はーちゃんはPが好き、これは揺るがないとして、具体的にはーちゃんがPと何をしたいかで考えるのだ」
颯「Pちゃんと、か……」
凪「そうですね」
颯「うーん、したいことかぁ。いっぱいありすぎるよ〜」
凪「選択肢が多いのは良いことだぞ」
颯「そうだけどさ、あれもこれもってやってるうちにPちゃんを誰かに取られるのは、その、やだ、し……」
凪「はーちゃんがPとしたいこと」
凪「はっ! セックスですね!」
颯「は、はぁぁっ!!?!」
凪「健全な思春期の少女が異性としたいこと、これはもうセックス以外にないでしょう」
颯「いやいやいや、おかしいって!! それにどちらかといえば不健全でしょそれ!!」
凪「そうですか? ちなみに凪は健全なJCですが、体はもてあましてますよ」
颯「いや知らないし! てか、なーが健全っていうところからしてもうあやしいし!」
凪「仮定から疑っていくスタイルですね、わかります」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:01:33.36 ID:DckViXll0
颯「ま、まあ? ゆくゆくはそういうことになるかもなーなんて思うけど///」
颯「まずはデートでしょ! それからキスとかいろいろしちゃってさ。そ、その、せ……ゴニョゴニョはほんとにゴールすぎるっしょ」
凪「ん? 聞こえないなぁ。その「セ」から始まる単語を大きな声ではっきりといってもらおうか」
颯「うわっ、うざっ!」
颯「もう、そういうんじゃなくてさ! じゃあこうしよう! デート! Pちゃんとデートしたい!」
凪「おお、さっきまで恥ずかしがってたはーちゃんが積極的にそう言うなんて、凪は嬉しいぞ」
颯「誰目線よ」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:03:00.06 ID:DckViXll0
>>22
訂正
颯「そうだけどさ、あれもこれもってやってるうちにPちゃんを誰かに取られるのは、その、やだ、し……」
→颯「そうだけどさ、あれもこれもって言ってるうちにPちゃんを誰かに取られるのは、その、やだ、し……」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:06:53.27 ID:DckViXll0
凪「まあ、miroirの「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」の売れ行きも順調なようですし、多少のわがままをPに言っても許されるでしょう」
颯「そうかなぁ。あ、でも」
颯「これってはーとなーの2人で残した結果じゃん? 2人きりっていうのは変なんじゃ……」
凪「ちっ、こやつ、余計なことに気づきおった……」ボソッ
颯「え? なんて」
凪「勘のいいガキは嫌いだよ、と凪は言いました」
颯「いや嘘でしょ! はー、聞こえなかったふりしただけだもん! まあ、意味は一緒だけど」
颯「てか、なー協力する気ないっしょ」
凪「そそそそ、そんなことねーし」
颯「嘘臭」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:10:52.35 ID:DckViXll0
美穂「ふぅ〜今日のお仕事大変だったな。って、颯ちゃんと凪ちゃんだ!」
颯「あ、美穂さん」
美穂「ふたりで楽しそうにおしゃべり? 私も混ざっていい?」
凪「うむ、良いぞ」
颯「だから誰なのよ」
美穂「やった! で、なんの話してたの?」
颯「えっ、それは……」
凪「はーちゃんが体をもてあましてPとセックスしたいって話をしてました」
美穂「え。えぇぇぇぇ!?!?」
颯「話そこまで戻しちゃうの!?」
美穂「だ、だめだよ颯ちゃん! いくらプロデューサーさんのことが好きだからって、いきなりそんな……/// ふ、不健全だよっ」
颯「いや、はーは何にも言ってないし! 凪が適当言ってるだけだから!」
凪「やれやれ」
颯「こっちの台詞!」
美穂「あ、凪ちゃんの嘘だったんだ。なんだ、良かった……」
颯「美穂さんもすっかり慣れてきてる……」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:18:10.61 ID:DckViXll0
美穂「それでそれで? プロデューサーさんにはどんな感じでアタックするの?」ズイッ
凪「それにしてもこの小日向美穂、ノリノリである」
美穂「恋バナが嫌いな女子なんていないよっ」
颯「とりあえず、Pちゃんとデートできたらなーって。いまはその口実を考えてるとこ」
美穂「そうなんだ」
美穂「具体的にはどんなデートをしたいの?」
颯「うーん、それなんだよね。原宿でお買い物はなーもいたけどこの前したし、見たい映画とかもないし……」
美穂「映画だったら『そらのレストラン』とかどうかな! 私は好きだよ」
凪「ああ、美穂さん出演してましたもんね」
颯「いや、あれに出てるのは小日向文世のほうだから」
凪「あ、間違えた、そらちんが経営してるレストランのことか」
颯「野々村そらちゃんでもないよ! てかそらちゃんレストラン経営なんてしてないでしょ」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:19:20.75 ID:DckViXll0
お詫び:
いまさらなんですが、颯は「美穂さん」ではなく「美穂ちゃん」って呼んでたかもしれません。今後はちゃんづけで統一します。すみません
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:23:37.03 ID:DckViXll0
>>28
と思ったんですが、いま確認のためにコミュみてたら「さん」づけでした。以降も変わりありません。お騒がせしました
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:33:19.31 ID:DckViXll0
颯「うーん、やっぱりはーも見たい映画じゃないと人を誘えないかな……」
美穂「映画以外で考えよっか」
颯「なんでデートについて考えるのに、ここまであーでもないこーでもないってなっちゃうんだろ」
美穂「やっぱり、私たちってアイドルだから、プロデューサーさんと一緒に色々なところをまわるぶん、どこかにおでかけっていうのも特別感があまりないのかも」
颯「あ、確かに」
凪「でも、miroirは2人で1つみたいなとこがあるので、はーちゃんとPがふたりきりになるような状況はまれです。凪が打ち合わせ中におしっこにいくときくらいですね」
美穂「そ、そうなんだ……。でも、そうか。双子だと城ヶ崎姉妹みたいに別々に行動するってこともあんまりないんだね」
美穂「そうだ! 先輩アイドルのライブを参考にしたいからって言ってプロデューサーさんをライブデートにさそっちゃえばいいんじゃないかな!」
美穂「双子でも凪ちゃんとは違った個性を出したいからっていって言えばプロデューサーさんも付き合ってくれるよ!」
颯「おお、それ、いいかも!」
凪「妙案ですね」
美穂「今度ピンクチェックスクールのライブがあるから、そのチケットあげるよ! それでプロデューサーさんとデートしちゃえ!」
颯「美穂さんありがとう! さっそくPちゃんにねだってみる!」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:41:27.63 ID:DckViXll0
ライブ会場
P「いやあ、先輩アイドルから勉強したいだなんて、感心感心」
颯「ま、まあね! はーははーでアイドルとしての個性を磨かなきゃかなーって」
P「しかしピンクチェックスクールを選ぶとは、颯はどんな個性派アイドルを目指してるんだ?」
颯(え、そこまで考えてなかった)
颯「それは、その、あれだよ。響子さんみたいに家庭的で、卯月さんみたいに笑顔が素敵で、美穂さんみたいにギャップ萌えするような、そんなアイドル!」
颯(ちょっとやっつけが過ぎたかな……)
P「はは、そうか。そんなアイドルになったらあいつらの仕事は全部颯にとられちゃうかもしれないな」
颯「う、うん! 先輩アイドルだってはーのライバルだもんね。負けないんだから」
P「その意気だ。成長したな」
颯「え、えへへ」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:47:13.14 ID:DckViXll0
ライブ終了後
颯「す、すごかった……」
P「さっきからそれしか言ってないぞ、颯」
颯「だってそれしか言えないんだもん! それくらいすごかった!」
颯「ライブってアイドルが作ってるんじゃないんだね。ファンの人たちと一緒に作り上げてるんだって、実感しちゃった」
P「そうだ。アイドルはステージの上で好き勝手やってるわけじゃない。それに、お客さんを楽しませるにはどうしたらいいかを考えるのはもちろん、お客さんが楽しいから自分も楽しいって思えるのがアイドルだ」
颯「うん、アイドル、ちょっと勘違いしてたかも。でも、これはこれで好き! はーアイドルがんばってみせる!」
颯「Pちゃん、はーをトップアイドルにして! お願い!」
P「ああ、もちろんだ。一緒に頑張っていこうな」
颯「うんっ」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:49:43.76 ID:DckViXll0
P「もうあたりもだいぶ暗くなってきたな……」
颯「ぴ、Pちゃん!」
P「ん? どうした?」
颯「ゆ、夕ご飯! いいとこ連れて行って!」
P「ああ、そうか。今日は勉強会兼デート、だったな」
颯「そうだよ。Pちゃんははーをエスコートしなきゃなんだからね」
P「はいはい。そういわれると思ってちゃんと考えてきてるよ」
P「近くにイタリアンの店があるんだ。ちょっとお高いお店だから、凪には内緒だぞ?」
颯「うんっ。ありがと」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/09(火) 18:51:00.46 ID:DckViXll0
一旦ここまで。
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/10(水) 00:35:13.33 ID:mSKxFrNw0
おつおつ
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/10(水) 08:46:22.38 ID:n2g6MsVDO
いやがるのを縛って、後ろの処女を失うぐらい激しいの希望
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/10(水) 22:09:23.48 ID:/Yqrr4Hro
おつおつ、期待
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/11(木) 00:06:33.56 ID:PlYzuAb20
颯「んん〜っ! このパスタおいしい!!」
P「はは、そうか。そういってくれると嬉しいよ。まあ、俺が作ったわけじゃないんだけどな」
颯「地元でこんなおしゃれな店行ったことなかったし、味もこんなに良くってびっくりちゃった」
颯「はー生パスタ自体食べたことなかったし!」
P「このまま東京にいたらすっかり舌が肥えてしまうんじゃないか? 地元に帰ったときに親御さんが泣くぞ」
颯「パパもゆーこちゃんも、はーたちを甘やかすことはあってもこんな大盤振る舞いはなかったもん」
颯「徳島に帰ってからゆーこちゃんたちが困ったら全部Pちゃんが悪いって言いつけちゃお」
P「おいおい勘弁してくれ。颯たちのお母さんだって心配性なところがあるんだから。俺の信用がなくなっちゃあ、お前たちのアイドル人生だってどうなるかわかったもんじゃないぞ?」
颯「うっ、それはいやかも。仕方ないからいい子にしておいてあげるね」
P「ああ、頼む」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/11(木) 00:16:35.43 ID:PlYzuAb20
颯(Pちゃんとの何気ない会話が楽しい。こんな時間がずっと続けばなぁなんて思っちゃう)
颯(けど、それもはーとPちゃんの関係がただの「アイドルとプロデューサー」であるうちはすぐ終わっちゃうんだよね)
颯(でも、まだ1回目のデートだし、いきなり告白っていうのも違うよね。いや、別に告白することから逃げてるわけじゃないよ、たぶん)
颯「ね、ねえ、Pちゃん」
P「ん? なんだ」
颯「Pちゃんてさ、その……彼女とかいたりする?」
P「彼女? いまはいないけど」
颯「そ、そうなんだ」
颯(よかったぁ)
颯(「“いまは”いない」か。元カノがいるってことなのかな。まあ、Pちゃんはもう大人だし、顔も悪くないし優しいし、いてもおかしくないよね)
颯(それをいやだって思っちゃっても、仕方のないことだもんね)
P「しかしあれだな、急にこうしてデートに誘われて彼女がいるのかなんて聞かれると」
P「俺は、颯はひょっとして俺に気があるんじゃないか、なんて勘違いしちゃうかもしれないぞ」
颯「えっ……!」
颯(いや、それは勘違いじゃなくて、むしろ正解で)
颯「その、ね。なんていうか、ね」
P「?」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/11(木) 00:28:44.17 ID:PlYzuAb20
颯「うぅ……」
颯「それ、勘違いじゃなかったら、Pちゃんどうするの?」
颯(告白のチャンスかもしれなかったのに、回りくどい言い方で逃げちゃった)
P「どうするって……うーん」
P「じゃあ、これは俺が勘違いをしていたわけじゃなかったという体で話すけど」
P「結論から言えば、俺は颯にそう思われてて嬉しいし、颯の思いに応えたいと心から思う」
颯「!」
P「でも、こうも思う。俺なんかと付き合うべきじゃないって」
颯「っ!! そ、そんなこと……!」
P「あるよ。まず、俺と颯は、プロデューサーとアイドルという関係だ。これだけでも十分まずい。変にスクープされれば俺も颯もこの世界を追われる可能性だってある」
P「それに、颯はまだ14歳だ。20代半ばの、10歳以上離れた俺と付き合うということがどういうことか、颯にはまだわからないかもしれないが、これは今の世じゃ必ずしも喜ばれることじゃない」
颯「誰がどう言おうなんて関係ないって!! はーの思いはPちゃんの思ってる以上かもしれないんだよ!!」
P「落ち着けって。とりあえず話を聞いてくれないか。これは一人の大人としてお前に言いたいことなんだ」
P「俺はもう大人だ。社会人だ。これは覆しようがない。社会人になった大人ってのは気にしなきゃいけないことが山のようにある。夢は寝てみろ、見なきゃいけないのは現実だ、といった具合にな」
P「これは、俺がどうしたいかではなく、社会がどうあるべきか、なんだよ。颯には難しいかもしれないけどな」
P「だから、俺と颯が付き合ったとしても、俺が社会に束縛されている以上、颯には10代特有の“自由な華々しい”恋愛はさせてやれない。どころか、颯はそういう恋愛をする機会を永遠に失いか兼ねない。いいか、颯、人生は長くても10代はすっごく短いんだ。そこで経験したことは、颯が大人になったときに跳ね返ってくる。いま俺とそういう関係になれば、颯をきちんとした大人にしてあげられないかもしれない。それは、俺が颯の親御さんと社会を同時に裏切るに等しい行為なんだ」
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/11(木) 00:35:58.02 ID:PlYzuAb20
颯「そんな、こと……グスッ、はーはPちゃんが好きで好きでしょうがないのに……」
P「颯……俺は、お前のためを思って……」
颯「はーのため? はーのためって何? はーの思いや願いを退けるのが思いやりだっていうの?!」
P「……」
颯「大人の人ってみんなそうじゃん! ゆーこちゃんもPちゃんも、大人の人はみんなそうだよ! はーのためじゃなくって社会のためなんでしょほんとは」
颯「Pちゃんがはーのためを思って何かしてくれるなら、はーと付き合ってよ! はーがPちゃんに振られて駄目になる可能性だってあるんだから!!」
颯「はぁっ……はぁっ……」
颯「ごめん、めちゃくちゃ言ってるかな。わがままだよね」
P「いや、お前の言いたいことはわかる。わかるからこそ辛い。自分が10代を経験したっていうだけじゃなく、お前のことは担当プロデューサーとしてよく見てるから、余計にな」
P「とりあえず、ここが個室でよかったよ。まあ、芸能人の食事だし、オープンにできないのは当たり前だが」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/11(木) 00:43:08.15 ID:PlYzuAb20
P「なあ、こんなこと言うのは野暮だと思うんだが一応聞いてもいいか」
颯「……なーに?」
P「俺なんかでいいのか。それこそ、アイドルをやってればいろんな出会いがあるだろうし」
颯「ぷっ、何を聞かれるんだろーって思ってたけど、そんなことか」
颯「Pちゃんがいいんだよ。Pちゃんはたくさんのアイドルとお仕事してるからわからないかもしれないけど、はーにとってはPちゃんがたった一人のプロデューサーなんだから。あんまりはーの思いを舐めないほうがいいよ」
颯「それに、はーがこれから一途にPちゃんだけを思い続けてるかわからないっていうなら、それこそ付き合ってからいってよね。はー、めっちゃ尽くしちゃうかもしれないよ? それ以外にだって、その……はーはまだJCだから、Pちゃんの好きなように、……“教育”することだって……」
P「な、なんだか話が生々しい上に危険になってきてないか?」
颯「Pちゃんが颯を振ったら振ったで、それでもはーがPちゃんを思い続けてたら、Pちゃん結婚できなくなっちゃうよ? 全力で邪魔しちゃうもんね。メンヘラになってやるんだから」
P「そ、それは怖いな……」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/11(木) 00:56:35.18 ID:PlYzuAb20
P「……わかった」
P「じゃあ、付き合おうか。俺たち」
颯「そうそう、付き合っちゃえばいいってさっきから言って……え」
颯「え、ほんと? マジ? 嘘じゃないよね?! 嘘だったらパスタについてきた伊勢海老の甲羅飲み込んで死ぬよ?!」
P「それは本当にやめてくれ。ハリセンボンを飲ますよりもひどい絵面になりそうだから」
P「ああ、嘘じゃないよ。そのかわり、後悔したって知らないし、思うように恋愛はできないぞ。それでもいいのか?」
颯「……うん。いいよ。はーのこと、Pちゃんにあげる。その代わり、PちゃんはPちゃんをはーに頂戴ね」
P「ああ」
P「ただ、付き合うにあたって条件がある。まあ、付き合う上で条件を課すなんてのはおかしな話かもしれないが」
颯「条件?」
P「これから俺たちは付き合う。恋人どうしの関係だ。ただ、どうしたって颯が中学生で人生経験が浅いのは考慮せずにはいられない」
P「そこで、こうしよう。颯は成人するまでなら俺を振ることができる。それ以降は何があっても振ることはできない」
颯「それだけでいいの? はーはPちゃんを振ることなんてないもんねーだ」
P「そういうことはいろいろな人とかかわってから言うんだな。別れたくってこういってるんじゃないんだ、ただ、お前に後悔はしてほしくないからな」
颯「はーが“20歳越したら”Pちゃんを振れないっていうのは、なんで?」
P「俺の婚期の問題だな。あと6年なら耐えられるだろう、と思う。主にメンタル面で」
颯「うーん、はー的にはいやなんだけど、Pちゃんって普通にモテると思うんだよね。そんな心配したら本当にモテない人に失礼だって思うな」
P「モテるのと結婚できるのは違うんだよ。まあ、それを知らないってだけで、颯はまだまだ子どもだってことだ」
颯「むぅ、なんかむかつく」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/11(木) 01:04:47.53 ID:PlYzuAb20
P「俺が付き合うにあたって言いたいのはそれだけだ」
颯「なんか仕事の打ち合わせみたーい」
P「だから言っただろ? 普通の恋愛はできないかもしれないって。いやならいますぐ振ってくれていいんだぞ」
颯「ううん、別に気にしない。他の人からどう見えるかじゃなくて、はーはPちゃんだから良いって思えるんだし」
P「そうか。それはうれしいことを言ってくれる」
P「……」
颯「……」
P「…………」
颯「…………」
颯「〜〜〜っっ!!」
P「ど、どうした?」
颯「いや、うれしくてやばいかも。やばすぎてやばいって感じ」
颯「だって、はーは、Pちゃんの彼女になれたんだよね」
P「ああ、そうだな」
颯「嬉しすぎて死んじゃいそう……」
P「そうか、俺は颯が途中から躊躇なく愛の言葉を叫んでくれたから気恥ずかしさと嬉しさで死にそうだったよ」
颯「あ……」
P「「誰がどう言おうなんて関係ないって!! はーの思いはPちゃんの思ってる以上かもしれないんだよ!!」」
颯「っ!!?」
P「「Pちゃんがはーのためを思って何かしてくれるなら、はーと付き合ってよ! はーがPちゃんに振られて駄目になる可能性だってあるんだから!!」」
颯「う〜〜〜〜!!! Pちゃんのばか!!!!!///」カァッ
颯「いや、何よりもはーのばか!!!!!///」
颯(せっかく恋人どうしになれたのに、これじゃPちゃんの顔見れないよ……)
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/11(木) 01:09:10.70 ID:PlYzuAb20
女子寮前
P「颯、ついたぞ」
颯「ありがと、送ってくれて」
P「ふっ、当然のことをしたまでよ」
颯「かっこつけるのって、かっこわると思うよ」
P「言ってくれるなぁ……」
颯「……明日はお仕事あるよね」
P「え? ああ、そうだな。明日は俺とmiroirで打ち合わせした後に、2人でテレビ出演だ。バラエティだぞ」
颯「じゃあ――」
チュッ
P「!」
颯「――こ、これなら、こんどはPちゃんがはーに夢中になって打ち合わせに集中できなくなるからっ! そんときははーが怒ってあげるね!」
颯「じゃあおやすみ! 今日はありがと!!」ガチャバタン
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/11(木) 01:20:03.58 ID:PlYzuAb20
女子寮玄関(内側)
颯「はぁっ、はぁっ、はぁっ」ドキドキ
颯(やば、心臓ばっくばくだし、呼吸もおかしくなりそう)
颯「〜〜〜〜〜っ!!!」プルプル
颯(大胆なことしちゃったぁ!!)
颯「やばいよやばいよ、何がやばいのか説明できないけど、やばいよ」
凪「はーちゃんはご意見番ポジのリアクション芸人に方向転換ですか。特に、世界の果てまで行って拙い英語で生き抜くスタイルで」
颯「いや、はーはどちらかといえば一緒についてく女の子のポジションだから……って、なー!!?」
颯「いつからそこに!?」
凪「はーちゃんが発情期を疑われてもおかしくないレベルで息を荒くして入ってきたところから」
颯(キスしたのは見られてないみたい……よかった)
凪「そういえば今日はPとのデートの日、さてははーちゃん……」
颯(き、気づかれた?!)
凪「……女子寮に入る前にPに犯されましたね」
颯「……は?」
凪「どんな感じに犯されましたか。やはりPの車の中でそれはもう気が狂うほど気持ちええんじゃって具合に盛りあってましたか」
颯「Pちゃんとはーはそんなんじゃないし! なーってばそんなことしか考えられないの!?」
凪「若い男女が暗がりでやることなんて相場が決まってる」
颯「それにしたって他にもあるんじゃない?」
凪「ほう、例えば」
颯「……それは、まあ、た、楽しくおしゃべり、とか?」
颯(我ながらちょーアホっぽい答えになっちゃった)
凪「猥談ですね、わかります」
颯「結局その方向性!?」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/11(木) 01:21:55.96 ID:PlYzuAb20
凪「まあ、冗談はさておき」
颯「そろそろ冗談と本気の区別が付くようにしゃべって欲しいっておねえちゃんは思うな」
凪「今日は、楽しかったですか?」
颯「!」
颯「……うん、……うんっ!!」
颯「すっごく、楽しかったよ!」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/11(木) 01:22:38.16 ID:PlYzuAb20
とりあえずここまで。
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