【安価・コンマ】魔物娘のいる世界で勇者になる

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133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 02:46:13.79 ID:6qOUQBNB0
台詞なら「あ、あなた一体何を言っているんですか!?///」で
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/06(月) 21:32:17.01 ID:cen5v+p/0
司書「あ、あなた一体何を言っているんですか!?///」


司書は持っていた本の角で黒獅子を殴る
これが六法全書だったら病院送りだっただろうが、普通の本らしい


黒獅子「へっぶち!」

黒獅子「むむむ...」


そこでようやく自分の発言の問題点に気付く


黒獅子「...あ、すみません」
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/06(月) 21:42:03.93 ID:cen5v+p/0
黒獅子「いやほんとすみません。興奮していまして...」

司書「興奮!?」


すると図書館にいた人々がちらちらと司書を見る
それにより、司書は申し訳なさそうに口をつぐむ


司書「...あなた、読者をおすすめしますよ」

黒獅子「そうですか?」

司書「ふんっ」

黒獅子「拗ねないで下さいよ。本当に知りたいんです」
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/06(月) 21:47:52.85 ID:cen5v+p/0
司書「誰があなたのような変態、相手にするものですか」

司書「...と言いたい所ですが。職務なので致し方ありません、案内しましょう」

黒獅子「本当ですか。ありがとうございます」

司書「職務ですから。えっと、子供を作る魔法は...」

司書「魔法書庫B-99ですね」
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/06(月) 22:16:20.36 ID:cen5v+p/0
黒獅子「...」

司書「...」

黒獅子「え、案内してくれないんですか?」

司書「今、忙しいので」

黒獅子「...えぇ...」


黒獅子はとぼとぼとした足取りで示された場所に向かった


>>138コンマ40以下で図書館が広すぎて迷う
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:21:18.75 ID:6tlWk2Jw0
はいさい
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/06(月) 22:36:21.49 ID:cen5v+p/0
魔法書庫B-99


黒獅子「あったあった」

黒獅子「では読むとしよう...」


サイクル・オブ・リ・バース


この魔法の発動にはMPが100必要である
また、詠唱者が若いほど成功率が高い
過去の資料によれば、十代半ば頃なら間違いなく成功する
実際はその年齢でそれほどのMPを保有する者はほぼ例が無いため
確実な成功は期待しないほうがいいだろう

詠唱者が若いほど成功率が高いのは、詠唱者の状態を『save』
したあと、幼児まで若返らせ『reset』する為である

そこから先は文字が掠れて読めない。相当な古書のようだ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/06(月) 22:40:59.31 ID:cen5v+p/0
しかし、一ヶ所だけ読める所があり、そこには

遺伝子を少々変質させるため、似ることはあれど同じ顔になることはない

と書いてある


黒獅子「MP100...」

黒獅子「しかし、エルフは高度な魔術適正を持つと聞く。どうにかなるかも知れないな...」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/06(月) 22:50:36.46 ID:cen5v+p/0
図書館の広間にて


黒獅子「すみません、貸し出しやってますか?」

司書「...あなたには過ぎた魔法では?」

黒獅子「確かに俺には過ぎた魔法だ」

黒獅子「だが、俺には助けなければならない人がいる。その為に必要なんだ」

司書「その言葉に、嘘偽りはありませんね?」

黒獅子「?ああ」

司書「では貸し出します。返却期限は長めに三ヶ月とします」

黒獅子「ありがとうございます」
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/06(月) 22:55:50.70 ID:cen5v+p/0
町はずれの洞窟にて


黒獅子「...」

黒獅子「入ろう」


中には所々灯りがあり、暗闇に迷うことはなさそうだ
整備された跡があり、洞窟というようかは坑道のようだ


黒獅子「あまり気配がしないな...」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/06(月) 23:01:27.06 ID:cen5v+p/0
黒獅子「おや」


大きな扉があり、その隣の看板には
『ドワーフの民の里』
と書いてある


黒獅子「開けてみよう」


>>144...ドワーフの里の様子
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:12:43.93 ID:91EZ4LuCO
ミスリル鉱山で事故が原因不明の事故多発でどうするか困ってる
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/07(火) 00:51:54.94 ID:RNYTgMTm0
その里は、どことなく空気が重かった


ドワーフは人間に比べると小柄な種族のようだ
それでいてニコニコとしていればマスコットのようだったのだが...
みな暗い顔。話を聞いてみよう


黒獅子「失礼します。ちょっとお話を伺って宜しいでしょうか?」

ドワーフ「あ...はい」

黒獅子「なぜこの村はこんなに空気が重いのでしょう?空気の通りが悪いからではありませんよね」

ドワーフ「実は、この村の名産であるミスリル鉱山で原因不明の事故が多発しているんです」
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/07(火) 00:56:03.95 ID:RNYTgMTm0
黒獅子「事故って、どんな?」

ドワーフ「それなら、実際に鉱山で働いていたドワーフに話を聞く方が早いでしょう」

ドワーフ「あの赤い屋根の家に住むドワーフなら知っているはずです」

黒獅子「ありがとうございます。では、行ってきますね」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/07(火) 01:01:40.90 ID:RNYTgMTm0
赤い屋根の家にて


黒獅子「もしもし、誰かいらっしゃいますか」

ヘルメットドワーフ「...はあ」

黒獅子「ミスリル鉱山で起きた事故についてお話を聞きたいのですが」

黒獅子「具体的にどんな事が起こったのでしょう?」

ヘルメットドワーフ「>>148
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 01:08:47.52 ID:GP4/AMydO
どこから来たのか巨大モグラの魔物が住み着いて暴れるから労災が起きる
今さっきも旅人が1人様子見に行った
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/07(火) 01:16:14.52 ID:RNYTgMTm0
ドワーフ「どこから来たのか巨大モグラの魔物が住み着いて暴れるんだ」

ドワーフ「そのせいで労災が起きる」

黒獅子「ふむ...」

ドワーフ「今さっきも旅人が一人、様子を見に行ったな」

黒獅子「それはミスリル鉱山に行けば居るんだね?」

ドワーフ「ああ」

黒獅子「では向かうとしよう」
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/07(火) 01:21:09.68 ID:RNYTgMTm0
ミスリル鉱山の入り口にて


地鳴りの音がする
もしや、先程ここに訪れた旅人が戦っているのか?


黒獅子「坑道は塞がっていてもおかしくはないが...行ってみよう」
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/07(火) 01:36:42.96 ID:RNYTgMTm0
黒獅子「ん...?」


道に点々と重りが置いてある
どういうことなのだろうかと思い、重りの一つに歩み寄る
その瞬間、足元が抜け体に浮遊感


黒獅子「おっわぁっ!?」


運良く重りのある足場を掴み、戻ることができた
どうやら、重りのある所以外には落とし穴があるらしい
先に行った旅人がいなければ苦戦を強いられただろう
152 :眠る [saga]:2019/05/07(火) 01:40:52.28 ID:RNYTgMTm0
その後は、順調に坑道を進んだ
だんだん強くなる地鳴りとパラパラと天井から降る土埃が不安を掻き立てる

そして、奥の開けた場所に出た
そこでは旅人と巨大モグラが戦闘をしていた


>>153...旅人の簡単なプロフィール
>>154...旅人の状態
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 01:57:00.22 ID:Pg9oS0FdO
fgoのエリちゃん風な見た目の竜娘
家出して武者修行兼なんか偉業達成して親の鼻を明かしてやろうと考えてる

竜尻尾を物珍しさで子供とかにジロジロ見られるのはイラっとするから白ローブマントの中に隠してる
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 02:00:50.45 ID:IVy8bHqhO
ほぼ拮抗状態
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 02:03:48.01 ID:Pg9oS0FdO
書き忘れたけど炎ブレスが少し使える剣士、名声上げと礼金目当てでモグラに喧嘩売ってる
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/07(火) 20:45:37.50 ID:RNYTgMTm0
竜娘「...!」

巨大モグラ「!」


激しく動く巨体、地響きの根源
そしてその爪による攻撃を受けきる旅人


黒獅子「...助けなければ」

竜娘「助けなくていい!アンタは足手まといよ!」

黒獅子「わ、分かった!分かったから戦いに集中しろ!」
157 :眠る [saga]:2019/05/07(火) 21:17:12.14 ID:RNYTgMTm0
良くみると、彼女は純粋な人間ではないと分かる

竜角が生えているためである
そして時折その持った剣で攻撃を受けきれない時に炎ブレスを吐いたり
体側への攻撃をその白いローブマントよりの尻尾で振り払ったりするからだ


>>158コンマ50以下で竜娘の勝利、51以上で巨大モグラの勝利
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:23:04.30 ID:zwzOn/5p0
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 20:36:45.64 ID:rlYIJFIy0
竜娘「破ッ!」

巨大モグラ「う、うぐ...」

竜娘「ぶくぶくと太って、良い生涯だったでしょうね」

黒獅子「待ってくれ」


とどめを刺そうとする竜娘を黒獅子が制止する
彼女は不機嫌そうに答える


竜娘「なんで?こいつは沢山のドワーフの民を傷つけたのよ?」

黒獅子「理由ってもんがあるだろう。だから少し待ってくれ」
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 20:45:28.95 ID:rlYIJFIy0
巨大モグラ「そ、そうなのだ...話を聞いてはくれないか」

黒獅子「...」

竜娘「チッ」


黒獅子は巨大モグラに歩み寄る


巨大モグラ「実は、この鉱山にあるミスリルが肌に合うのだ」
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 21:06:10.46 ID:rlYIJFIy0
黒獅子「肌に合う?」

巨大モグラ「我々モグラは太陽の下で生きる事はかなわない」

巨大モグラ「それは太陽のエネルギーで死んでしまうからだ」

巨大モグラ「しかしミスリルからは太陽の反対、月のエネルギーが放射されている」

巨大モグラ「ここでなら私は快適に暮らせると気付いたのだ」

巨大モグラ「ある日運動していたら近くにあるドワーフの坑道で崩落を起こしてしまった」

巨大モグラ「それが原因でドワーフと敵対し、こうなったのだ」

黒獅子「そうか...ならばドワーフに詫びてこい。話も聞いてもらえぬようなら俺が努力する」
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 21:47:52.16 ID:rlYIJFIy0
黒獅子「いや、村長を呼んでこよう。うむ、それがいい」

竜娘「...ッ!」

竜娘「待ちなさい」

黒獅子「なんです」

竜娘「アンタを村長の所に行かせる訳にはいかないわ」

黒獅子「そりゃまたどうして」

竜娘「私にはやるべきことがある。その為に名声と金が必要」

竜娘「ここで円満解決したら私に報酬は支払われない」

竜娘「報酬が支払われたとて、名声は手に入らない」

黒獅子「人聞きの悪い言い方をするのであれば、悪でない者を殺して金にしようという訳だ」

竜娘「ええ。それでも構わない」

竜娘「____アンタを切り捨てればね」


竜娘は剣を抜き、独特のフォームで構える
その目には覚悟と残忍さが感じられた
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 21:57:35.92 ID:rlYIJFIy0
黒獅子「やめてくれ」

竜娘「嫌よ」

黒獅子「ミスリルは金になるぞ」

竜娘「命乞い?」

黒獅子「そうだ。それに、良い装備になる」

竜娘「ミスリルの装備への加工は不可能よ。デタラメを言わないことね」

黒獅子「できる。ドワーフとエルフにならできる」

黒獅子「しかもエルフは腕が立つ」

黒獅子「もともとはドワーフがエルフの所に行商に行ってたんだが、今回の一件で途絶えてた」

黒獅子「それを復活させる為、ここにやってきたのだ。エルフの里を知っているのは俺だけだ」

黒獅子「そこに案内してやると言ったらうまい話だと思うがどうかね?」

竜娘「>>164
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 22:08:57.54 ID:yoRrLLc1O
こんな言葉を知ってるかしら、うまい話には裏がある
・・・アンタが嘘をついてるとも限らない何か担保になるものでも里まで預からせてもらう
約束通りなら返してやる、それで取引どう?
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 22:28:42.39 ID:rlYIJFIy0
竜娘「こんな言葉を知ってるかしら」

竜娘「『うまい話には裏がある』」

黒獅子「うぅむ」

竜娘「...アンタが嘘をついてるとも限らないわ」

竜娘「何か担保になるものでも里まで預からせてもらう」

竜娘「もちろん、約束通りなら返してやる、それで取引どう?」

黒獅子「よし、それでいくとしようか...担保だな」

黒獅子「この棒で如何かな?」

竜娘「ナメてんの?...ってこれ、まさか」

黒獅子「オリハルコンの棒だ。なんで分かるんだ?」
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 22:37:06.98 ID:rlYIJFIy0
竜娘「竜族はオリハルコンに強い憧れがあるわ」

黒獅子「そうなのか?」

竜娘「理由までは分からないけど、憧れている者は多いわ」

黒獅子「それで十分だろう?」

竜娘「こんなもの預けられると、こっちもプレッシャーよ」

黒獅子「ははは」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 22:40:37.26 ID:rlYIJFIy0
〜そして〜


ドワーフの長「して、どうしたのじゃ」

巨大モグラ「すみませんでした。かくかくしかじかでございまして」

ドワーフの長「...ふむ」

ドワーフの長「ならお主、ミスリル発掘をして働いてもらおうかの?」

巨大モグラ「それでいいんですか?」

ドワーフの長「それがベストじゃ。むやみに誰かを苦しめるのはドワーフの趣味じゃありゃせんよ」

巨大モグラ「ありがとうございます!」
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 22:46:52.24 ID:rlYIJFIy0
ドワーフの長「そこの竜娘、礼金じゃ」

竜娘「...ひぃ、ふぅ、みぃ...ありがとうございます」

ドワーフの長「それとそこの男前、給料が届いておるぞ」

黒獅子「あぁ、久しぶりですね。ありがとうございます」

竜娘「...給料?誰かに雇われてるの?」

黒獅子「プロデューサーがいるんですよね」

竜娘「プロデューサー?アンタ、タレントなの?」

黒獅子「アイドルだ」

竜娘「あー...だからそんな性格なんだ」

黒獅子「プロデューサーがな、アイドルとして勇者をやれと王様から仕事を取ってきた」

竜娘「勇者!?」
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 22:51:35.51 ID:rlYIJFIy0
竜娘(だからオリハルコン棒なんて持ってるのね...)

黒獅子「少しミスリル貰っていっていいですか?」

ドワーフの長「図々しい奴じゃの...許可しよう」


黒獅子と竜娘はミスリルを手に入れた


黒獅子「...里に戻るか」

竜娘「そうね」
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 23:00:00.73 ID:rlYIJFIy0
それから町を出てルーンを使い、まっすぐエルフの里に向かった

道中、戦闘もあったが竜娘が難なく突破
日も暮れてきて、このまま女性と野宿するのかと思ったがギリギリ里に到着


竜娘「ここがエルフの里ね...」

竜娘「オリハルコン棒は返すわ」

黒獅子「あとは技師のエルフに報告するだけだ」
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 23:08:34.81 ID:rlYIJFIy0
エルフ「なんか増えてないか?」

竜娘「あー...あはは」

黒獅子「ついでに竜娘の分もやってはいただけませんか?」

エルフ「ミスリル行商も再開したことだし、ええじゃろ」

エルフ「で、お主、オリハルコン棒をどの武器にするんじゃ?」

黒獅子「>>172
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 23:21:15.44 ID:+6lknBdDO
六角棒
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 23:53:37.58 ID:rlYIJFIy0
黒獅子「六角棒でお願いします」

エルフ「筋トレでもするのかね」

黒獅子「いえ、武器にします」

エルフ「...変わっとるのう」

エルフ「ミスリルも持っとるようじゃが」

黒獅子「あぁ、それはこちらの竜娘にあげますよ」

竜娘「え、いいの?」

黒獅子「君だけの分だと兜ぐらいしか作れないだろう」

竜娘「じゃあいただくわ」
174 :眠る [saga]:2019/05/08(水) 23:59:22.45 ID:rlYIJFIy0
エルフの長の家にて


黒獅子「すみません」

エルフの長「む、夜も遅いが...君か」

黒獅子「問題を解決する糸口が掴めたかもしれません」

エルフの長「どういうことだ?」

黒獅子「こちらの本を見て下さい」

エルフの長「...ふむ」

黒獅子「エルフって基本的にMPはどのくらい持っているのでしょう?」

エルフの長「>>175くらいか」
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 00:12:20.74 ID:rjJZsUNZO
255
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 19:49:47.80 ID:3rikKhQA0
エルフの長「255くらいか」

黒獅子「やけに中途半端ですね」

エルフの長「ああ。限界値と呼ばれる数だ」

黒獅子「じゃあ仮に完全な生物がいたとしたら能力値は全部255?」

エルフの長「じゃないか?とりあえず、お主に寝床を貸しとる少女にやらせよう」

黒獅子「ですね」
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 19:51:36.78 ID:ot9ynwCbo
メタで草
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 19:54:35.26 ID:3rikKhQA0
エルフ少女の家にて


黒獅子「ただいま」

エルフ少女「あ!帰って来たんですね」

エルフの長「やあ」

エルフ少女「里長さん!」

エルフ少女「二人で、どうかされたんですか?」

エルフの長「君に魔法を使ってもらうことになった」
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 19:59:27.99 ID:3rikKhQA0
エルフ少女「魔法ですか...私、まだ若いので上手く扱えるかどうか...」

エルフの長「いやいや、若いからいいんだよ」

黒獅子「この魔法書に子供を作る魔法が載ってるんだ」

黒獅子「でも、君が嫌なら強制はしないよ」

黒獅子「やって...くれるかな?」

エルフ少女「>>180
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 20:02:40.12 ID:a1NFBRG+0
わ、私でお役に立てるのではあれば……///
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 20:14:29.09 ID:3rikKhQA0
エルフ少女「わ、私でお役に立てるのであれば...///」

黒獅子「ありがとう。じゃあこの本を読んでくれ」

黒獅子(なんで赤面してるんだろう)

エルフ少女「う...うぅ...///」


エルフ少女は目を指で覆い、隙間からチラチラと本を読んでいる


黒獅子「あーその...やっぱり嫌なら__」「読みます!」

エルフ少女「読みますよ!期待に答えてみせます!」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 20:20:16.48 ID:3rikKhQA0
そして彼女は勢いよく本を読み出した
エルフの魔法に向き合う姿勢はとても真摯だということを感じ取れる
なぜなら、読み進める毎にだんだん彼女の目からハイライトが失われていったからである


黒獅子「できそう?」

エルフ少女「...ええ、できますよ」

黒獅子「じゃあお願いするね」

エルフ少女「はい...」

エルフの長(もう何も言うまい)
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 21:15:06.90 ID:3rikKhQA0
エルフ少女「*???????*」

黒獅子「...」


そこから先は、あの本に書いてあった通りだった
エルフ少女は幼児になり、そして存在が重なっていたようにしてもとに戻る


黒獅子「おお」

エルフ少女「...できました」

エルフの長「すばらしい」
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 21:19:41.33 ID:3rikKhQA0
黒獅子「...あ」

エルフ少女「どうかされましたか?」

黒獅子「里長さん、なんか凄い薬ありますか?」

エルフの長「アバウトだね」

黒獅子「命に関わる病を治すような薬です」

黒獅子「持ってなかったら製剤して欲しいのですが」

エルフの長「>>185
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:26:14.18 ID:Dt2cyl5RO
あるにはあるが……きちんと経緯を話してもらわないと渡せないね
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 21:56:01.82 ID:3rikKhQA0
エルフの長「あるにはあるが...きちんと経緯を話してもらわないと渡せないね」

黒獅子「実は図書館やドワーフの里に行ったときに孤児院を見つけたんです」

黒獅子「そこで俺は手足が欠損し、さらに命を蝕む病を患った孤児に会ったんです」

黒獅子「その孤児...カタアシの為に薬が必要なのです。信じられないなら、あなたをつれて行きます」

エルフの長「...ふむ...」

エルフの長「いいだろう。薬をやる」

エルフの長「ただし副作用がある」

黒獅子「なんですか?」

エルフの長「百年程、寿命が伸びる」

黒獅子「...」

エルフの長「百年は、苦しいぞ」

エルフの長「それでもこれを持っていくかい?」

黒獅子「ええ...勿論です」

エルフの長「くれぐれも本人の了承を得たまえよ?」

エルフの長「わしらに責任は取れないからな」
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 22:02:58.99 ID:3rikKhQA0
エルフの長「そうだお主、旅慣れてないだろう」

黒獅子「まぁ...はい」

エルフの長「基礎能力値を表示する魔法を使ってやる」

エルフの長「*基礎能力値表示*」


黒獅子 聖人のステータス

HP:13(+3)
MP:10
力:10
防御:11
素早さ:12
賢さ:10
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 22:06:21.75 ID:3rikKhQA0
防御と素早さは(+1) (+2)です
すみません


黒獅子「ふむ...」

エルフの長「どうだ?自分の基礎能力値を見た感想は」

黒獅子「>>189
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:17:54.30 ID:wzfmibyJO
延び代ですね
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 22:33:01.13 ID:3rikKhQA0
黒獅子「伸び代ですね」

エルフ少女「伸び代ですね!」

竜娘「伸び代ですねェ!」

エルフの長「あと8人呼んでこい」

黒獅子「ってかいつの間に」

竜娘「私も宿がないから泊めてもらえることになったわ」

黒獅子「なるほど...もう夜も遅いし、寝るか」

エルフの長「うむ、そうせよ。わしは帰るでな」
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 22:40:40.64 ID:3rikKhQA0
漢字間違えましたねェ!


エルフ少女「あ、お布団にシワができちゃってます」

黒獅子「延び代ですね」

エルフ少女「あの、宿を貸すって言った手前悪いんですけど布団が一つしかないんです」

竜娘「真ん中は嫌だよ」

黒獅子「...俺も真ん中は...うーん...」

エルフ少女「私も窮屈ですし...」

竜娘「じゃんけんで決めましょう」

黒獅子「そうだな、行くぞ」

一同「じゃんけんぽん」


>>192...勝敗
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:43:56.20 ID:gzBXiKcw0
黒獅子が真ん中
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/05/09(木) 22:44:15.03 ID:XSDtfO8e0
黒獅子が真ん中に
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/05/09(木) 22:55:54.96 ID:XSDtfO8e0
あれ、結局子供って出来たの?
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:08:22.42 ID:LVj6CWXCO
>>194
なんかクローンみたいな感じでできてる
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/05/09(木) 23:12:30.92 ID:XSDtfO8e0
>>183
ここがよく分からなかった。
ぜひ後で生まれた子(クローン)のほうも描写してプリーズ
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 23:25:52.83 ID:3rikKhQA0
>>196ガバガバ描写ですみません。一時タイムリープします


エルフ少女「この子はどうするんですか?」

エルフ幼児「ダー」

エルフの長「うむ、わしが育てよう」

エルフの長「しかしエルフ少女が小さい頃によく似ておる」

黒獅子「魔法ってなんでもできるんですね」

エルフ幼児「ン?」

黒獅子「なんでもするとは言ってない」
198 :>>196 :2019/05/09(木) 23:35:27.14 ID:XSDtfO8e0
感謝
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 23:36:25.79 ID:3rikKhQA0
時間軸はもとに戻る


黒獅子「負けた...ついてない」

竜娘「たかがじゃんけん、そう思ってないですか?」

竜娘「それやったら明日も私が勝ちますよ」

エルフ少女「なんで負けたか、明日まで考えといてください」

エルフ少女「そしたら何かが見えてくるはずです」

黒獅子「やっぱ後7人子供作って11人埋めよう」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 23:46:05.57 ID:3rikKhQA0
結局、右にエルフ少女
真ん中に黒獅子
左に竜娘の配置になった


黒獅子「ひぇぇ...///」

竜娘「何変な声上げてんのよ。消灯していいわよ」

エルフ少女「はぁい」


そして辺りを闇が支配した
お互いの息遣いが響き、中々眠れない

しばらくすると、二人とも寝てしまったようで
馬鹿らしくなって寝た
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 23:47:23.40 ID:3rikKhQA0
>>202...夜の間何かが起こった?
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:56:42.94 ID:LVj6CWXCO
外から大きな音がした
なんと!蛇神が前回失敗した暗殺スライムの代わりに送り込んだ刺客の岩男が!
エルフの里入り口が分からず暴れまわりながら直感で近づいていた
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:58:58.18 ID:LVj6CWXCO
岩男ってゴーレムとか動く石像みてーな奴ね、間違っても腕からロックバスター撃つカプコン製じゃないよ
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:59:58.38 ID:qOkJ0w1BO
三人で同じ夢を見た
(奴隷市場でボロ布姿のエルフ少女と竜娘が売られており黒獅子に体を隅々調べられた後買われる夢)
205 :眠る。無念 [saga]:2019/05/10(金) 00:18:21.61 ID:fpizaIPe0
バッグォォン!!


黒獅子「むああっ!」

竜娘「何この音!?」

黒獅子「ただ事じゃないぞ...!」

黒獅子「俺は様子を見に行く。君も来るかい?」

竜娘「叩き起こされたのよ!?礼はしに行くわ!」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 19:18:00.56 ID:fpizaIPe0
エルフの里にて


黒獅子「どうやら里には被害はなさそうだな」

竜娘「いないの!?」

黒獅子「ああ、だが赤ちゃんだっているんだ。安全は確保しなければ」

竜娘「私も行くわ」

黒獅子「そうしてくれるとありがたい」


こちらに走り寄る影が一つ
敵かと思ったが、暗闇に目が慣れるとその正体が見えた


エルフ「なんじゃなんじゃ...」
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 19:29:43.55 ID:fpizaIPe0
黒獅子「里の外で何かが暴れているらしい」

エルフ「それなら丁度いい。ほれ、オリハルコン六角棒じゃ」

エルフ「それとお主にはミスリルの鎧を」

黒獅子「ありがとうございます」

竜娘「ありがとう」

エルフ「後、エンチャントを施しておいたぞ」

エルフ「六角棒には>>208のエンチャント」

エルフ「ミスリルの鎧には>>209のエンチャントを施しておいた」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 19:35:27.15 ID:zmKsYl7aO
霊体、軟体等対物理耐性持ちにも有効打を打てる
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 19:43:30.51 ID:I//23/6xO
自動防護結界展開
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 20:06:33.57 ID:fpizaIPe0
エルフ「その六角棒は霊体や軟体...ゴーストやスライムにも有効打が打てる」

黒獅子「それはいい」

エルフ「そこの娘さんの鎧には自動防護結界を展開できる機能をつけておいた」

エルフ「といっても無限に発動できる訳じゃないぞ」

エルフ「大気やお主本体からエネルギーを吸って結界にしておるのじゃ」

エルフ「お主、魔法の心得はあるかの?」

竜娘「基本の魔力操作くらいなら」

エルフ「では逆位相の魔力を流せば結界はストップする」

エルフ「さらにその反対の位相の魔力で再開できるぞ」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 21:28:05.51 ID:fpizaIPe0
黒獅子「じゃあ行くぞ」

竜娘「勝手に仕切らないで!」

黒獅子「...それもそうだな!」


二人は里の外へと駆けていった
そして森の影へと見えなくなる
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 21:56:51.76 ID:fpizaIPe0
岩男「フン!」


その岩で出来た大男は木を薙ぎ倒し、岩石を砕く
飛び散った破片を踏み潰し、大地が軋んでいるかのような音を立てる


黒獅子「やめるんだ!」

岩男「ナンダオマヘ?マサカ『黒獅子』カ?」

黒獅子「そうだが?」

竜娘「私を無視するとはいい度胸してるじゃない!」


竜娘は飛び掛かり斬撃を放つ


岩男「グゥッ...」
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:04:32.83 ID:fpizaIPe0
岩男「シネェ!」

竜娘「危ないわね!」


打撃を回避する
しかし地面にはヒビが走る


黒獅子「チャンス!」

岩男「ヴッ」


的確にその腕に対し六角棒で打撃を叩き込む
しかし少し岩がずれた程度でやはりダメージはなさそうだ
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:23:49.84 ID:fpizaIPe0
岩男「キカナイネ」

黒獅子「どうしたらいいんだ!?」

竜娘「出鱈目な奴ね...!」

岩男「オレハヤマカガチサマカラ『黒獅子』ヲコロスヨウメイレイサレタ」

黒獅子「ヤマカガチ...?」

竜娘「今はそんな事考えてる場合じゃないでしょう!」

黒獅子「あ、ああ...奴を倒す為には...」


>>215...
1.合体技だ!
2.魔法を使おう!
3.自由安価
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:28:33.21 ID:x4RuG+J20
恐らくオリハルコン強度に俺の握力が足りていない!
よし、竜娘!
私をあいつにぶん投げろ!
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:33:20.17 ID:x4RuG+J20
合体技です。
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:18:14.40 ID:fpizaIPe0
黒獅子「おそらくオリハルコンの強度に俺の握力が足りていない...!」

黒獅子「よし、竜娘!」

竜娘「何!?」

黒獅子「俺をあいつにぶん投げろ!」

竜娘「リスクは承知で?」

黒獅子「勿論だ!あいつをぶち抜く!」

竜娘「...いいじゃない。やってやるわよ!」
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:29:25.78 ID:fpizaIPe0
竜娘「六角棒を真っ直ぐ構えて!」

黒獅子「ああ!」

竜娘「指図されるのは気に食わないけど、その分の鬱憤を込めてぶっ放すわ!」

竜娘「おらああああっ!!」


まさに剛投
限界まで引き絞られた弓を放つかのような勢いだ


黒獅子「うおおおおおおおっ!」

岩男「グガッ!?」


岩男は両手で抵抗する
しかし、この勢いのオリハルコンの前では抵抗は意味をなさなかった
鋭利ではない棒が岩を貫く。綺麗に胸の真ん中を貫いたため
岩男は慣性の法則を全身で体現し、崩れ落ちた


黒獅子「ぶべらぁ!」

竜娘「ついでにあの正義気取りのバカもやっつけられたわ」

黒獅子「おいこら」

竜娘「あら、生きてたの?」
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:41:14.38 ID:fpizaIPe0
竜娘「で、こいつ結局なんなの?」

黒獅子「俺への刺客だと思う」

竜娘「あぁ、やっぱり恨みは買ってるのね」

黒獅子「...まぁそんな訳だ。申し訳ないと思っている」

黒獅子「俺がみんなに迷惑をかけてしまった訳だしな」

竜娘「謝っても謝らなくても別にいいわ。それより、何の組織の恨みを買ったの?」

黒獅子「強姦誘拐集団だ」

竜娘「ただのレイプ集団が刺客なんて持ってるのかしらね」

黒獅子「意外と大きな組織なのか?」

竜娘「それは知らないけど、儲かることはやってるんじゃない?」

竜娘「人身売買とか、麻薬取引とか」

黒獅子「あり得る」

竜娘「やっぱりアンタ、バカよ」

黒獅子「迷惑かけた相手に言われると何とも...」
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:44:22.05 ID:fpizaIPe0
黒獅子「はぁ...二度寝しよ」

竜娘「私もよ」

黒獅子「ところで、場所変わってもらったりとかは」

竜娘「嫌よ」

黒獅子「デスヨネー」
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:59:58.37 ID:fpizaIPe0
そして 朝を むかえた!


黒獅子「...う...動けん」

黒獅子「どっちも寝てやがりますぜ...」

黒獅子「...三度寝するか」


>>222...三度寝した後起きたらどうなってる?
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:07:01.32 ID:zgbwJkr70
普通にお昼ちょっと前になって竜娘が旅立ってた
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 00:18:18.84 ID:eKqZJAFK0
黒獅子「っは!」

エルフ少女「あ、起きましたね」

エルフ少女「昨日の事は竜娘さんから聞きましたよ。お疲れ様です」

黒獅子「あ、ああ...で、竜娘は?」

エルフ少女「先程旅立ちました」

黒獅子「そうか...じゃあ俺も行くかな」

エルフ少女「もう行かれるのですか?」

黒獅子「ここに長く留まるのも迷惑だろう」

エルフ少女「...そう...ですね」

黒獅子「またいつか立ち寄るさ」

エルフ少女「本当ですか?」

黒獅子「観光地とは言えないが、空気は格別にうまいし、いい人ばかりだからな」

エルフ少女「ありがとうございます!」

黒獅子「...あ、できれば布団は補充しといて下さい」

エルフ少女「前向きに検討します」

黒獅子「だらだら話しててもアレだな!さらば!」

エルフ少女「ご無事を祈っております」
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 00:24:16.37 ID:eKqZJAFK0
孤児院にて


黒獅子「おーい、カタアシー...いるかー?」

カタアシ「あ、勇者のお兄さん」

黒獅子「薬を貰ってきたぞ。万病に効くが、副作用がある」

カタアシ「髪が抜ける?」

黒獅子「違う」

カタアシ「体が痛む?」

黒獅子「違う」

カタアシ「なんなのさ」

黒獅子「...君の寿命が100年延びる」
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 00:30:12.52 ID:eKqZJAFK0
カタアシ「それは悪いことなの?」

黒獅子「君は今の人生をつまらないと思うかい」

カタアシ「うん」

黒獅子「でも、薬を使えば君はいつもここにいるが、この庭を走り回れる」

黒獅子「そんなありふれたことで喜べるうちはいいけど、出来ることを全てやりつくしたらどうなると思う?」

カタアシ「つまらなくなる」

黒獅子「でもそれは薬では治らないんだ。何年とも知れない退屈の牢獄に君を閉じ込めることになる」

黒獅子「それでも、飲むかい?」

カタアシ「ああ。飲むとも」


カタアシは飲み薬を一気に全部飲む


>>226...症状はどのくらい回復した?
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:39:59.43 ID:CwkZR2Vko
完全回復
227 :眠る [saga]:2019/05/11(土) 01:38:05.25 ID:eKqZJAFK0
カタアシ「うっ、うおおおおっ!!」


カタアシの義肢を突き破り四肢が出てくる
さらに、顔には生気が戻った


カタアシ「すごい!走れる!跳べる!」

黒獅子「あはは、そんなに喜んでくれて嬉しいよ」

黒獅子「それじゃあね」

カタアシ「いええええい!!」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 02:38:36.13 ID:zgbwJkr70
乙です
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 20:33:14.71 ID:eKqZJAFK0
孤児院職員「あ!カタアシ君!?」

孤児院職員「そんな事をしたら...ん?」

孤児院職員「もしかして...カタアシ君のご親族の方ですか?」

カタアシ「違う違う!ボクはカタアシだよ」

カタアシ「勇者のお兄さんがボクの体を薬で治してくれたんだ!」

カタアシ「ほら、ここに勇者さんが...いない!?」

孤児院職員「...どういうことだか分からないが、健康になったならいいか」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 00:00:10.74 ID:h4nEsRy20
〜図書館〜


まったく、嫌な思い出が蘇る
己の正義に殺された気分だ


黒獅子「本を返しにきました」

司書「あ、はい。使いました?」

黒獅子「はい」

司書「...え、どうやって?」

黒獅子「エルフ少女に読んでもらいました」

司書「やっぱりあなたは変態でしたか。貴重なエルフの少女をそんな...」

黒獅子「いやいや、里の長からの依頼なんですよ」

司書「はぁ...」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 00:05:29.49 ID:h4nEsRy20
司書「あなたにいいことを教えてあげます」

黒獅子「はい」


司書は耳元で囁く


司書「実はこの本、禁書です」

黒獅子「...へ?」

司書「どうせくだらない事に使うんだろうなと思って持ってこさせた後にそれ伝えて送り返そうとしたんです」

司書「でもあんなクソ真面目な顔されたら信じたくなりました」

黒獅子「そうですか...で、刑期ってどの程度になると思います?」

司書「へ」

黒獅子「刑期ですよ。早めに把握した方が整理がつきます」

司書「待って。別にあなたを通報した訳じゃないわ」

黒獅子「そうですか。まぁ自首した方が罪は軽くなりますからね」

司書「そういう事じゃないの...!」
232 :眠る [saga]:2019/05/12(日) 00:09:38.84 ID:h4nEsRy20
司書「あなたが捕まる必要はありません」

黒獅子「え?でも俺」

司書「結果的に人を救ったならそれをとやかく言うことは誰にもできません」

黒獅子「...そうなんですか」

黒獅子「あ、この図書館に>>233って置いてありますか?」
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