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【安価・コンマ】魔物娘のいる世界で勇者になる
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2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 21:14:54.65 ID:wvUS1Tp+O
骸
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 21:15:20.66 ID:ySRNyusJ0
聖人
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 21:15:43.80 ID:aNEtLbJDO
黒獅子
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/04/27(土) 21:16:24.22 ID:57dge5y60
輪廻
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 21:23:57.22 ID:8GAtqYlZ0
『黒獅子聖人』となりました
次に、下1コンマで開始位置を決めます(00は100とさせていただきます)
1〜25...草原の村
26〜50...砂漠の国
51〜75...氷原の村
76〜100..火山の村
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/04/27(土) 21:25:22.19 ID:57dge5y60
ゾロ目
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 21:33:48.02 ID:8GAtqYlZ0
草原の村に決定いたしました
長々と付き合っていただきありがとうございます。次で最後の初期設定となります
『黒獅子聖人』さんはある日勇者になることに決めました
ではそれまで何をしていたのでしょうか?
職業を下1〜5の多数決で決めてもらいます 括弧内はその職業の利点や特徴です
・保安官(公的機関とのコネ)
・アダルトビデオ男優(エロに強い)
・戦士(物理が強い)
・魔法使い(初級魔法が使える)
・学者(頭がいい)
・闇の組織(闇の組織とのコネ)
・アイドル(イケメン)
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 21:34:50.05 ID:zr6ms9c70
保安官
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 21:35:03.89 ID:clZEoo9Xo
組織
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 21:36:10.92 ID:649RX2lNo
アイドル
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 21:37:06.03 ID:BNRMwl2b0
アイドル
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/04/27(土) 21:37:24.94 ID:57dge5y60
アイドル
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 21:37:47.81 ID:aNEtLbJDO
保安官
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 21:47:16.13 ID:8GAtqYlZ0
俺はアイドル『黒獅子聖人』
だんだん売れてきて、ここから楽なアイドルライフを満喫できる
...と思った矢先
プロデューサー「聖ちゃん」
黒獅子「...なんです?」
プロデューサー「最高の企画をゲットしたぞ」
黒獅子「おお!」
プロデューサー「なんてったってこいつは王様の企画だ!」
黒獅子「マジっすか!?」
プロデューサー「ああ!ズバリお前、勇者になれ」
黒獅子「...え?」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 21:52:19.15 ID:8GAtqYlZ0
てな事があり、勇者をやることになった
勇者って何?と聞き返してもみたが、
『君の正義を貫く為の肩書きだよ』
と言われ、こちらはなんとも言いがたい
黒獅子「よし!全国ツアーの気分で行くぞ!」
黒獅子「草原の村に我が身一つ!元気だしてゴー!」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 21:56:57.32 ID:8GAtqYlZ0
黒獅子「まずは聞き込み!」
黒獅子「おっ、あんな所に下1>>がいるぞ!」
黒獅子「すみません、何かこの村で事件やお困り事はございませんか?」
下1>>「下2>>」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 21:57:35.86 ID:649RX2lNo
人間の少女
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 21:58:47.29 ID:s4ewrPxsO
村人が行方不明になる事件が頻発していまして
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 22:05:34.57 ID:8GAtqYlZ0
少女「実は、ここ最近村人が行方不明になる事件が頻発していまして...」
黒獅子「ふむ」
黒獅子「ありがとう、君も気を付けろよ」
少女「はい。ところで、あなたは...?」
黒獅子「俺は黒獅子聖人。勇者だ...と思う」
少女「勇者ですか!?」
黒獅子「ああ。さらばだ」
黒獅子は去っていく
少女「サインでももらえば良かったかなぁ」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 22:12:06.86 ID:8GAtqYlZ0
交番にて
黒獅子「保安官さん」
草原保安官「はい。落とし物ですか?」
黒獅子「いえ」
黒獅子「最近村で住人が行方不明になっていると聞きまして」
黒獅子「...ああ、申し遅れました。俺、勇者なんです」
黒獅子「ですから、捜査に協力したいんです」
黒獅子「現段階で、何か分かっていることはありますか?」
保安官「下1>>」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/04/27(土) 22:15:33.44 ID:57dge5y60
被害者は女性もとい若い女性が多い。ただ、場所はバラバラで人目が付かないところが多いぐらいしかわかっていない
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 22:24:34.88 ID:8GAtqYlZ0
草原保安官「被害者は女性...もとい、若い女性が多い」
草原保安官「ただ、場所はバラバラで人目が付かないところが多いぐらいしか分かっていない」
黒獅子「なるほど...」
黒獅子(さっきの少女とかかな...)
黒獅子「分かりました。ところで余っていたらで良いのですが、警棒や銃を分けてくれませんか?」
草原保安官「いいですよ」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 22:51:33.93 ID:8GAtqYlZ0
酒場にて
黒獅子「マスターさん」
マスター「...なんだ」
黒獅子「村人が行方不明になる事件について調べてるんですが、何か知りませんか?」
マスター「身内でもいなくなったのかい?」
黒獅子「俺、勇者なんですよ」
マスター「...ふーん」
黒獅子「どこでよく人が消えるか、とか、その原因や犯人に心当たりはありませんか?」
マスター「下1>>」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 22:53:24.58 ID:iJkPKN0O0
強姦誘拐集団の仕業
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 23:11:55.53 ID:8GAtqYlZ0
マスター「強姦誘拐集団がやったんだと、俺は思うね」
黒獅子「...なぜ?」
マスター「ここらにアジトがあるんだ」
マスター「しかし奴ら草原に大量の穴ぐらを掘ってそこをアジトにしているんだ」
マスター「そのせいで一方から入ればもう一方から逃げられちまう」
マスター「痕跡のようなものがあってもそこにいたのが強姦誘拐集団なんて証拠にはならない」
マスター「だから保安官サマもおおっぴらに断言できないって訳さ」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 23:32:59.53 ID:8GAtqYlZ0
黒獅子「なるほど」
マスター「奴隷の街も近いしな」
黒獅子「...夜に、現れると思います?」
マスター「現れるんじゃないか?」
黒獅子「集団でぞろぞろと現れるのは夜といえどリスク高し」
黒獅子「一人二人程度で来ると思うのですが」
マスター「俺は犯罪者じゃないから、そういった心理には詳しくないが、そんな気はする」
黒獅子「ならやることは決まった」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 23:35:58.97 ID:8GAtqYlZ0
〜夜〜
黒獅子「...」
ザ、ザ、ザ、と足音
振り返り慎重にその方向を見据えると...
少女「...あ、黒獅子...さん。こんばんは」
少女がいた
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/27(土) 23:43:56.25 ID:8GAtqYlZ0
黒獅子「どうしたんだこんな時間に」
黒獅子「俺は気を付けろと言ったはずだ」
少女「どうしても、怖くて...」
少女「でも、黒獅子さんなら...私を守ってくれるような気がしたんです」
黒獅子「...しょうがないやつだ」
「おい、そこのメスガキ」
少女「!!」
黒獅子「俺の後ろにいろ」
「チッ...隠れてんじゃねーぞ...」
黒獅子「お前が強姦誘拐集団の者か?」
「...そうだ」
下1>>そいつの外見や性別
下2>>そいつの種族
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 23:47:30.22 ID:649RX2lNo
黒獅子を上回るイケメンの男
肌は青白い
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/27(土) 23:49:34.83 ID:XFL4YSv60
堕天使
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/28(日) 00:30:23.42 ID:6SZ2b9xX0
その男は美形だった
自分が基準になるので、そうそう思うことはない事なのだがこいつはかなり美形だ
また、青白い肌をしており、焼けただれた羽が付いていることから堕天使であると推測できる
堕天使「どきな。死ぬぞ」
黒獅子「殺してみろよ」
堕天使「人間ごときが神の使いに及ぶと思うなよ」
黒獅子「そういうとこだぜ」
堕天使「...!死ねェ!」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/28(日) 00:35:34.36 ID:6SZ2b9xX0
堕天使は人間の常識を遥かに上回る速度で詰めより、パンチを繰り出す
しかし、詰めよる必要が黒獅子にはあっただろうか
否、黒獅子に迷いはなかった
堕天使「...ウグ...!!」
堕天使「ゴハッ!てめぇッ!」
堕天使「銃を使いやがったな!」
黒獅子「ふん」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/28(日) 00:38:19.71 ID:6SZ2b9xX0
堕天使「今日のところは帰ってやる」
黒獅子「今日のところは?」
黒獅子「二度と来るな。その穢れた体、もっと汚したくなければな」
堕天使「っ...!」
35 :
眠る
[saga]:2019/04/28(日) 00:41:31.85 ID:6SZ2b9xX0
アジトにて
堕天使「下1>>様!」
下1>>「何だ」
堕天使「黒獅子とかいう男に銃で撃たれたんだ」
堕天使「しかも二度と来るなとも言う」
堕天使「奴をどうしますか!?」
下1>>「下2>>」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/28(日) 05:45:51.07 ID:4+fnUzwL0
蛇神
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/28(日) 06:00:52.60 ID:nCTJTltDo
銃の効かないスライムを向かわせて暗殺させなさい
お前は顔で釣るのが上手かったけど、その顔が広まると動きづらくなるし、狩り場を変えなさい
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/28(日) 22:35:30.20 ID:6SZ2b9xX0
蛇神「銃の効かないスライムを向かわせて暗殺させなさい」
堕天使「はっ」
蛇神「後、お前は顔で釣るのが上手かったけど、その顔が広まると動きづらくなるし、狩り場を変えなさい」
堕天使「分かりました。調教師に言っておきます」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/28(日) 22:49:23.83 ID:6SZ2b9xX0
〜翌朝〜村にて
黒獅子「ああ、そんなもんです」
草原保安官「そうですか?かっこよく描きすぎた気もしますが」
黒獅子「いえ、良くできた人相書きです」
草原保安官「では、掲示してきます。宿は奢りますのでどうぞごゆっくり休んでいて下さい」
黒獅子「ありがとうございます」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/28(日) 22:54:36.82 ID:6SZ2b9xX0
下1>>暗殺しにくるスライムの性別
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/28(日) 22:55:44.31 ID:bfKadMiI0
雄、そもそも人型じゃないタイプ
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/28(日) 23:35:21.27 ID:6SZ2b9xX0
宿にて
黒獅子「いいベッドじゃないか」
黒獅子「...ひとまず寝て、それから考えよう」
水音がする
黒獅子「あれ、流し止め忘れた?」
次第にその音が近づいてくる
黒獅子「やべっ、結構流れてるな...」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/28(日) 23:54:42.32 ID:6SZ2b9xX0
黒獅子はベッドから降りる
すると、べちゃり。
なんと、ペースト状のスライムが床に広がっていたのだ
黒獅子「な、なんだこれはっ!?」
スライム「ひひひ...捕らえたぞ」
黒獅子「何者だ!」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/29(月) 20:07:08.36 ID:7GLbTLu30
暗殺スライム「お前を殺すもの、とだけ言っておこうか」
黒獅子「くそっ!」
如何にそのけたたましい銃声が響こうとも、スライムは怯まない
当然、効いてなどいないからである
暗殺スライム「なぜボクが送り込まれたか、考えてみろ!」
黒獅子「そういう事かっ!」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/29(月) 20:11:21.10 ID:7GLbTLu30
黒獅子「だが、完全に俺を捕まえるには至らなかったようだな!」
黒獅子は靴を脱ぐことでスライムの拘束から抜け出した
そのままベッドや家具を飛び移り、窓を破壊して宿から出た
黒獅子「フロアが一階で助かったぜ」
スライムは追ってこないようだ
黒獅子「戦闘はからっきしなんだ、レベルを上げるなんてこともしたことないし」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/29(月) 20:24:38.28 ID:7GLbTLu30
黒獅子「だが、人を巻き込むことはできない」
黒獅子「あくまで俺が闘ってけりをつける」
黒獅子「それが俺のやり方だ」
黒獅子「だが、今の俺には勝ちようがないのも事実」
黒獅子「なら、冒険者にスライムの対策を聞こう」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/29(月) 20:28:59.31 ID:7GLbTLu30
酒場にて
黒獅子「そこの冒険者の方」
下1>>「ん」
黒獅子「いきなり申し訳ないんですけど、スライム、特に不定形になる奴の対策を教えて下さい」
下1>>「下2>>」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/29(月) 20:35:40.62 ID:Ksj7r7haO
冒険者に変装してお忍びで観光に来ている実は人間大好きな魔王
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/04/29(月) 20:42:42.18 ID:aMe+2FUk0
氷魔法とかで固めれば簡単に勝てる
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/29(月) 22:56:31.85 ID:7GLbTLu30
魔王「氷魔法とかで固めれば簡単に勝てるぞ」
黒獅子「氷魔法ですか」
魔王「もしかして魔法使えない系?」
黒獅子「はい」
魔王「じゃあ氷魔法の使い方だけ教えよう」
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/29(月) 23:03:56.16 ID:7GLbTLu30
するとその冒険者は黒獅子の頭に手をかざす
その瞬間、氷魔法の詠唱など、基本的な使い方が頭の中に入り込んできた
黒獅子「...え」
魔王「初級の氷魔法だけどね」
魔王「君の今の魔力なら二回が限度かな。それじゃあまた会えたら」
黒獅子「あ、ありがとうございます!」
黒獅子はお辞儀をする
しかし、顔を上げたときにはもう冒険者の姿はなかった
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/29(月) 23:10:10.77 ID:7GLbTLu30
草原にて
スライムを誘い出すため、あえて一人になることにした
黒獅子「...」
黒獅子は感覚を敏感にしていたため、普通なら気付かないはずの事に気づけた
透明な潦が足元を目がけ這い寄ってくる様を
スライム(ケケケ...今度こそ取り殺してやる)
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/29(月) 23:18:11.67 ID:7GLbTLu30
それを極限まで引き付け、唱える
黒獅子「*初級氷魔法*」
スライム「ぴぎゃっ!?」
スライムは瞬く間に凍り、動かなくなった
黒獅子「呆気ないもんだな」
スライムだったものを踏み潰し、粉砕する
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/04/29(月) 23:29:32.58 ID:7GLbTLu30
宿にて
ルームサービス「失礼します。黒獅子 聖人さんで間違いありませんか?」
黒獅子「そうだけど」
ルームサービス「2000ゴールドが届いております」
黒獅子「人違いでは?」
ルームサービス「給料だと言われたのですが」
黒獅子「...あぁ、プロデューサーか」
黒獅子「オーケー。受け取ろう」
55 :
眠る
[saga]:2019/04/29(月) 23:42:54.90 ID:7GLbTLu30
黒獅子「この2000ゴールドをどう使おうかな...」
下2>>
1.武器屋
2.防具屋
3.道具屋
4.自由安価
5.貯めておく
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/29(月) 23:46:46.69 ID:wofgzNcc0
乙フミィ
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/30(火) 23:48:01.32 ID:wNd0pAQg0
3
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/04/30(火) 23:51:12.64 ID:zap4k+Zk0
3
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/01(水) 22:25:17.10 ID:RI1HOHvg0
道具屋にて
黒獅子「ふむ...」
店主「何かお探しで?」
黒獅子「予算2000ゴールドで、旅に使えるアイテムを探している」
店主「でしたら下1>>はいかがでしょう」
黒獅子「下1>>?」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/01(水) 22:25:53.36 ID:RI1HOHvg0
道具屋にて
黒獅子「ふむ...」
店主「何かお探しで?」
黒獅子「予算2000ゴールドで、旅に使えるアイテムを探している」
店主「でしたら下1>>はいかがでしょう」
黒獅子「下1>>?」
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/01(水) 22:36:51.02 ID:eWUYX2gu0
小馬鹿にした店主どこからか拾ってきた鉄の棒を出す(実はオリハルコンの棒)
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/01(水) 23:48:50.45 ID:RI1HOHvg0
店主(こいつ旅慣れてないな...)
店主(なんかチャラチャラした服装してるし、こんなんで旅なんてすんのか?)
店主「鉄の棒などいかがでしょう」
黒獅子「鉄の棒...そうだな、いいだろう」
店主「800ゴールドです」
店主(本当は250ゴールドだがな)
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/01(水) 23:51:41.23 ID:RI1HOHvg0
黒獅子「買おう」
店主「まいど」
黒獅子「それでは」
店主「...」
店主(あいつ大丈夫か?)
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/01(水) 23:56:02.82 ID:RI1HOHvg0
草原にて
黒獅子「鉄の棒が意外と重い」
黒獅子「引き摺って歩くしかないか...」
黒獅子「ん?」
街道に沿って歩いてきたのでそれを容易に発見できた
看板だ
どうやらこの道をまっすぐ行くと『風の谷』に着くらしい
黒獅子「風の谷か。いいね」
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/02(木) 00:05:04.47 ID:qM4c5h+Z0
黒獅子「あ↑あ↓あ↑あ↓あ↑あ↓あ↑」
ビブラートの練習をしながら歩いていると
右足に激痛が走る
黒獅子「アァァァッ!痛ぇ!」
黒獅子「くそっ!何だ!?」
尻餅をつきつつ振り向くと、そこには一匹の狼がいた
その目には敵意が満ちていた
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/02(木) 00:08:17.39 ID:qM4c5h+Z0
黒獅子(尻餅をついたままでは押さえ込まれてしまうっ!)
黒獅子は右足を庇うようにしながら立ち上がる
黒獅子「っ...!」
黒獅子「ぶちのめしてやる!」
狼「ヴヴヴヴヴヴ」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/02(木) 00:11:08.37 ID:qM4c5h+Z0
戦闘開始!
戦闘はコンマで行います
黒獅子「ぶっ潰れろ!」
黒獅子のオリハルコンロッド攻撃
下1コンマ40以下で命中
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/02(木) 00:15:44.51 ID:ku2uQA4uo
かんばれ
69 :
眠る
[saga]:2019/05/02(木) 01:33:32.78 ID:qM4c5h+Z0
黒獅子「ふんっ!」
しかし地面が抉れるばかりで当たりはしない
やはりスピードの差が出ているのだろう
狼「グウッ」
狼が距離を詰めてくる
そのまま噛みついてくる
狼の噛みつき
下1コンマ60以下で命中
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/02(木) 01:36:22.29 ID:c4QWueP30
躱せ
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/02(木) 13:33:28.14 ID:qM4c5h+Z0
黒獅子「ぐあああっ!!」
狼「ガルルル」
黒獅子「スピードの差がキツいな...」
黒獅子「どうしたらいい?」
黒獅子「そういえばやけにポケットが重いな...」
黒獅子「っ!」
黒獅子は借りた銃を返却し忘れていた
だが、幸運な事に棒を振り回すよりは当てやすい武器だ
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/02(木) 18:06:28.35 ID:qM4c5h+Z0
黒獅子「当たれ!」
破裂音が響き渡る
下1コンマ70以下で命中
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/02(木) 18:10:32.43 ID:odd1yP7cO
パァン
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/02(木) 18:28:45.00 ID:qM4c5h+Z0
狼「キャウウン!」
黒獅子「よし!」
鮮血が飛び散る
動物愛護団体はもはや味方ではない!
黒獅子「どうする...?」
狼「ヴーバヴ...ヴーバヴ...」
狼は逃げて行った
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/02(木) 18:33:06.69 ID:qM4c5h+Z0
黒獅子「助かった...!」
黒獅子「この銃は、まだ持っておこう」
黒獅子「返せと言われたら返そう」
黒獅子「とにかく、進まなくては...」
黒獅子「勇者がこんなんで良いわけないだろ...!」
足取りは重く、運動不足の囚人のようであった
しかし、その目からは生への確かな渇望が見てとれた
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/02(木) 18:37:53.56 ID:qM4c5h+Z0
それからしばらく歩き
黒獅子「...っ...」
黒獅子「動けよ、俺」
黒獅子が受けた傷はけして浅くなく、彼の体力を奪っていった
そしてついにその最後のひとかけらをも奪おうとしていた
黒獅子「う...もう...だめ...か」
黒獅子「勇...者とは...なんぞや...?」
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/02(木) 18:40:04.18 ID:qM4c5h+Z0
???にて
黒獅子「はっ」
黒獅子「ここは...?」
下1>>「ここは下2>>です」
黒獅子「...」
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/02(木) 18:47:44.47 ID:hdj5E1fdO
友好的エルフ少女
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/02(木) 18:57:59.20 ID:bexgYd2gO
エルフの隠れ里
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/02(木) 20:50:38.32 ID:qM4c5h+Z0
エルフ少女「ここはエルフの隠れ里です」
エルフの隠れ里。
噂には聞いた事があるが、こんな形で来ることになるとは
黒獅子「...」
エルフ少女「もしかしてまだ体調が優れませんか?」
黒獅子「いや、元気だ。ありがとう」
黒獅子「なんだか、体が軽くなった気がするな」
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/02(木) 21:16:01.91 ID:qM4c5h+Z0
レベルアップ!
黒獅子 聖人はレベル2になった!
基礎能力ポイントを3獲得!
HP
MP
力
防御
素早さ
賢さ
の中から下1>>で振り分け
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/03(金) 01:08:19.63 ID:I4hMRw9p0
そもそも、基礎能力って無いのか?イマイチどれ上げたらどんな恩恵あるのか分かり辛いのだが…
2回分氷魔法使えるようだけど、物理が当たらなくて酷い
素早さ2
防御1
83 :
眠る
[saga]:2019/05/03(金) 01:28:49.84 ID:6VXciuKn0
基礎能力は基礎能力を表示する魔法が使える人に会わないと分かりません
また、恩恵としては
HP...耐久力やバイタリティ向上
MP...魔法を使うエネルギーの要領が拡張される
力...筋力がつく。ダメージにももちろんボーナスが付く
防御...体を守る力やガードの耐久性、盾などがあればそれを扱う技術も上昇する
賢さ...機転が利きやすくなる。魔法の威力も上がる
です。すみません。次から書いておきます
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/03(金) 01:44:06.39 ID:I4hMRw9p0
分かったありがとう
乙
85 :
帰省するのでしばらく書き込めないかもしれません
[saga]:2019/05/03(金) 09:46:19.84 ID:6VXciuKn0
素早さを書き忘れていました
素早さ...先制や不意討ちがしやすくなる。命中にも影響する
素早さが2上がった!
防御が1上がった!
黒獅子「里を見て回ってもいいか?」
エルフ少女「良いですよ。みんないい人だから安心して下さいね」
黒獅子「そうか。いろいろありがとう」
86 :
帰省するのでしばらく書き込めないかもしれません
[saga]:2019/05/03(金) 15:07:23.53 ID:y7i+gIxt0
黒獅子「早速里を見て回りたい所だが」
黒獅子「まずは里の長に挨拶をしよう」
黒獅子「流石に放り出されるようなことはない...よな?」
里はキャンプのような風景だ
テントのようなものが建ち並び、森に囲まれている
空気も清涼で、エルフの文明のゆったりとした雄大さが伺える
87 :
帰省するのでしばらく書き込めないかもしれません
[saga]:2019/05/03(金) 15:47:30.24 ID:y7i+gIxt0
里長の家にて
里は少し肌寒かったが、ここは篝火のおかげで暖かい
中にはエルフの長がおり、こちらを見ている
黒獅子「失礼します。エルフの少女に保護されました黒獅子といいます」
エルフの長「...何用だ」
黒獅子「里を見て回ろうと思ったので挨拶に来ました」
エルフの長「下1>>」
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/03(金) 23:21:39.70 ID:6bnuGVMbO
そうか、外界と比べれば何もないだろうがゆっくりとされてゆかれよ
89 :
帰省しても普通に書き込める
[saga]:2019/05/04(土) 12:14:19.81 ID:FkcDxihg0
エルフの長「そうか、外界に比べれば何もないだろうがゆっくりとされてゆかれよ」
黒獅子「お心遣い、感謝します」
黒獅子「あぁ、それと...」
エルフの長「?」
黒獅子「俺は勇者なんですけど、何か困った事とかありませんか?」
エルフの長「
>>90
」
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/04(土) 13:10:15.17 ID:07UozbWEO
里の高翌齢化
働き手が欲しい
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 18:35:23.33 ID:FkcDxihg0
エルフの長「うむ...」
エルフの長「勇者とはいえ、こんなことを客人に話すべきではないのだが...」
エルフの長「この村では高齢化が深刻だ」
エルフの長「エルフの魔法産業は確かに優れた技術だ」
エルフの長「しかし、高齢化で働き手が居なくなってしまった」
黒獅子「なるほど...」
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 18:42:43.50 ID:FkcDxihg0
黒獅子「一応聞いておきますが、外界からの移住というのは」
エルフの長「その様子だと知っているようだが、エルフの者は保守的な者が多い」
エルフの長「厳しいだろうな...」
黒獅子「とりあえず、よそ者である俺が里を観光してきます」
黒獅子「その反応如何で突破口が見えるかもしれませんので!」
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 18:54:50.72 ID:FkcDxihg0
黒獅子「あそこにエルフがいる」
黒獅子「この村の観光地について聞いてみよう」
黒獅子「すみません、この村の観光地について知りませんか?」
エルフ「
>>94
」
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/05/04(土) 20:47:04.21 ID:IpVDXFpIO
あぁ?なんじゃい若造、この里に観光名所なんぞないぞ!
まったく、ミスリル行商が来ないせいでワシも商売あがったりじゃというのに、代わりになる名産や場所なぞ、
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 22:45:46.94 ID:FkcDxihg0
エルフ「あぁ?なんじゃい若造、この里に観光名所なんぞないぞ!」
黒獅子「まじですか」
エルフ「まったく、ミスリル行商が来ないせいでワシも商売上がったりじゃというのに...」
エルフ「代わりになる名産や場所なぞ...」
黒獅子「ミスリル行商とはなんですか?」
エルフ「なんじゃお主、ミスリルを知らんのか?」
黒獅子「はい」
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 22:57:02.04 ID:FkcDxihg0
エルフ「ミスリルというのはな、金属じゃ」
エルフ「鍛えるのが大変難しくてな」
エルフ「しかしながら、衝撃と魔法に強い耐性を持ち、鍛えれば高値で売れる」
エルフ「エルフの者はそれが可能だ。昔はミスリルを掘り出すドワーフの民もやっていたらしいが...」
エルフ「エルフには魔法を応用する適性があったからのう。次第にヤツらの仕事は行商のみになっていった」
エルフ「そのドワーフが最近めっきり来ないのじゃ...働き手が居たとて、これでは意味がない」
黒獅子「ふむ...」
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 23:02:57.13 ID:FkcDxihg0
黒獅子「そのミスリルというのは、どれ程頑丈なんです?」
エルフ「そうじゃの...例を示した方が早かろう」
エルフ「何代か前の勇者は生涯に渡ってミスリル装備を愛用したというぞ」
エルフ「しかも、一度も買い換えることなく、寿命で死んだそうじゃ」
エルフ「すごいじゃろ?」
黒獅子「すごい」
エルフ「お主の持つそのオリハルコンと双璧を成すと言われておるぞ」
黒獅子「え?俺オリハルコンなんて持ってませんよ?」
エルフ「え?」
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 23:07:56.79 ID:FkcDxihg0
エルフ「その長棒はオリハルコンじゃぞ?」
黒獅子「えっ、これ鉄の棒だって言われましたよ?」
エルフ「外界には鑑定士がおらんのか...?」
黒獅子「これってそんなレアなんですか?」
エルフ「うむ」
黒獅子「まじですか...」
黒獅子「その、先ほどおっしゃった勇者の方もエルフに装備を鍛えてもらったんですか?」
エルフ「そうじゃ。むしろそこからエルフはミスリルを鍛えるようになったのじゃ」
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 23:16:40.30 ID:FkcDxihg0
黒獅子「実は俺も勇者なんですよ」
エルフ「...本当か?なんかチャラチャラしてないか?」
黒獅子「まぁ自信はないです。天啓を受けたり神さまを見た訳じゃないので」
エルフ「...ふむ...さてはお主、タダでそのオリハルコンを武器に鍛えてもらうつもりじゃろう」
黒獅子「バレました?」
エルフ「当たり前じゃ愚か者」
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 23:26:54.16 ID:FkcDxihg0
エルフ「しかしそうじゃのう...」
エルフ「ならば、ドワーフの所に行きミスリル行商を再開させてくれ」
エルフ「さすれば、お主を勇者と認めてもよかろう」
黒獅子「分かりました。ところで...」
エルフ「なんじゃ」
黒獅子「エルフって、子供をあまり作らないんですか?」
エルフ「その傾向はあるのう。長寿だからそういった意識が薄いのじゃろう」
エルフ「我らが長も悩んでおる」
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/05/04(土) 23:35:40.69 ID:FkcDxihg0
黒獅子「とりあえず、出発します」
黒獅子「帰ってくる目印のような物はありますか?」
エルフ「ん...ではこのルーンをやろう」
黒獅子「ルーンですか」
エルフ「念じれば里の位置を教えてくれるはずじゃ」
エルフ「後は普通にお守りにもなるが、そっちの効力には期待せんほうがよいぞ」
黒獅子「長にも伝えておいて下さい。きちんと人手不足の解消についても考えていますと」
エルフ「長と話したのか。まぁよいじゃろう」
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