【安価・コンマ】魔物娘のいる世界で勇者になる

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203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:58:58.18 ID:LVj6CWXCO
岩男ってゴーレムとか動く石像みてーな奴ね、間違っても腕からロックバスター撃つカプコン製じゃないよ
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:59:58.38 ID:qOkJ0w1BO
三人で同じ夢を見た
(奴隷市場でボロ布姿のエルフ少女と竜娘が売られており黒獅子に体を隅々調べられた後買われる夢)
205 :眠る。無念 [saga]:2019/05/10(金) 00:18:21.61 ID:fpizaIPe0
バッグォォン!!


黒獅子「むああっ!」

竜娘「何この音!?」

黒獅子「ただ事じゃないぞ...!」

黒獅子「俺は様子を見に行く。君も来るかい?」

竜娘「叩き起こされたのよ!?礼はしに行くわ!」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 19:18:00.56 ID:fpizaIPe0
エルフの里にて


黒獅子「どうやら里には被害はなさそうだな」

竜娘「いないの!?」

黒獅子「ああ、だが赤ちゃんだっているんだ。安全は確保しなければ」

竜娘「私も行くわ」

黒獅子「そうしてくれるとありがたい」


こちらに走り寄る影が一つ
敵かと思ったが、暗闇に目が慣れるとその正体が見えた


エルフ「なんじゃなんじゃ...」
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 19:29:43.55 ID:fpizaIPe0
黒獅子「里の外で何かが暴れているらしい」

エルフ「それなら丁度いい。ほれ、オリハルコン六角棒じゃ」

エルフ「それとお主にはミスリルの鎧を」

黒獅子「ありがとうございます」

竜娘「ありがとう」

エルフ「後、エンチャントを施しておいたぞ」

エルフ「六角棒には>>208のエンチャント」

エルフ「ミスリルの鎧には>>209のエンチャントを施しておいた」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 19:35:27.15 ID:zmKsYl7aO
霊体、軟体等対物理耐性持ちにも有効打を打てる
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 19:43:30.51 ID:I//23/6xO
自動防護結界展開
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 20:06:33.57 ID:fpizaIPe0
エルフ「その六角棒は霊体や軟体...ゴーストやスライムにも有効打が打てる」

黒獅子「それはいい」

エルフ「そこの娘さんの鎧には自動防護結界を展開できる機能をつけておいた」

エルフ「といっても無限に発動できる訳じゃないぞ」

エルフ「大気やお主本体からエネルギーを吸って結界にしておるのじゃ」

エルフ「お主、魔法の心得はあるかの?」

竜娘「基本の魔力操作くらいなら」

エルフ「では逆位相の魔力を流せば結界はストップする」

エルフ「さらにその反対の位相の魔力で再開できるぞ」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 21:28:05.51 ID:fpizaIPe0
黒獅子「じゃあ行くぞ」

竜娘「勝手に仕切らないで!」

黒獅子「...それもそうだな!」


二人は里の外へと駆けていった
そして森の影へと見えなくなる
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 21:56:51.76 ID:fpizaIPe0
岩男「フン!」


その岩で出来た大男は木を薙ぎ倒し、岩石を砕く
飛び散った破片を踏み潰し、大地が軋んでいるかのような音を立てる


黒獅子「やめるんだ!」

岩男「ナンダオマヘ?マサカ『黒獅子』カ?」

黒獅子「そうだが?」

竜娘「私を無視するとはいい度胸してるじゃない!」


竜娘は飛び掛かり斬撃を放つ


岩男「グゥッ...」
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:04:32.83 ID:fpizaIPe0
岩男「シネェ!」

竜娘「危ないわね!」


打撃を回避する
しかし地面にはヒビが走る


黒獅子「チャンス!」

岩男「ヴッ」


的確にその腕に対し六角棒で打撃を叩き込む
しかし少し岩がずれた程度でやはりダメージはなさそうだ
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:23:49.84 ID:fpizaIPe0
岩男「キカナイネ」

黒獅子「どうしたらいいんだ!?」

竜娘「出鱈目な奴ね...!」

岩男「オレハヤマカガチサマカラ『黒獅子』ヲコロスヨウメイレイサレタ」

黒獅子「ヤマカガチ...?」

竜娘「今はそんな事考えてる場合じゃないでしょう!」

黒獅子「あ、ああ...奴を倒す為には...」


>>215...
1.合体技だ!
2.魔法を使おう!
3.自由安価
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:28:33.21 ID:x4RuG+J20
恐らくオリハルコン強度に俺の握力が足りていない!
よし、竜娘!
私をあいつにぶん投げろ!
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:33:20.17 ID:x4RuG+J20
合体技です。
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:18:14.40 ID:fpizaIPe0
黒獅子「おそらくオリハルコンの強度に俺の握力が足りていない...!」

黒獅子「よし、竜娘!」

竜娘「何!?」

黒獅子「俺をあいつにぶん投げろ!」

竜娘「リスクは承知で?」

黒獅子「勿論だ!あいつをぶち抜く!」

竜娘「...いいじゃない。やってやるわよ!」
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:29:25.78 ID:fpizaIPe0
竜娘「六角棒を真っ直ぐ構えて!」

黒獅子「ああ!」

竜娘「指図されるのは気に食わないけど、その分の鬱憤を込めてぶっ放すわ!」

竜娘「おらああああっ!!」


まさに剛投
限界まで引き絞られた弓を放つかのような勢いだ


黒獅子「うおおおおおおおっ!」

岩男「グガッ!?」


岩男は両手で抵抗する
しかし、この勢いのオリハルコンの前では抵抗は意味をなさなかった
鋭利ではない棒が岩を貫く。綺麗に胸の真ん中を貫いたため
岩男は慣性の法則を全身で体現し、崩れ落ちた


黒獅子「ぶべらぁ!」

竜娘「ついでにあの正義気取りのバカもやっつけられたわ」

黒獅子「おいこら」

竜娘「あら、生きてたの?」
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:41:14.38 ID:fpizaIPe0
竜娘「で、こいつ結局なんなの?」

黒獅子「俺への刺客だと思う」

竜娘「あぁ、やっぱり恨みは買ってるのね」

黒獅子「...まぁそんな訳だ。申し訳ないと思っている」

黒獅子「俺がみんなに迷惑をかけてしまった訳だしな」

竜娘「謝っても謝らなくても別にいいわ。それより、何の組織の恨みを買ったの?」

黒獅子「強姦誘拐集団だ」

竜娘「ただのレイプ集団が刺客なんて持ってるのかしらね」

黒獅子「意外と大きな組織なのか?」

竜娘「それは知らないけど、儲かることはやってるんじゃない?」

竜娘「人身売買とか、麻薬取引とか」

黒獅子「あり得る」

竜娘「やっぱりアンタ、バカよ」

黒獅子「迷惑かけた相手に言われると何とも...」
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:44:22.05 ID:fpizaIPe0
黒獅子「はぁ...二度寝しよ」

竜娘「私もよ」

黒獅子「ところで、場所変わってもらったりとかは」

竜娘「嫌よ」

黒獅子「デスヨネー」
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:59:58.37 ID:fpizaIPe0
そして 朝を むかえた!


黒獅子「...う...動けん」

黒獅子「どっちも寝てやがりますぜ...」

黒獅子「...三度寝するか」


>>222...三度寝した後起きたらどうなってる?
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:07:01.32 ID:zgbwJkr70
普通にお昼ちょっと前になって竜娘が旅立ってた
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 00:18:18.84 ID:eKqZJAFK0
黒獅子「っは!」

エルフ少女「あ、起きましたね」

エルフ少女「昨日の事は竜娘さんから聞きましたよ。お疲れ様です」

黒獅子「あ、ああ...で、竜娘は?」

エルフ少女「先程旅立ちました」

黒獅子「そうか...じゃあ俺も行くかな」

エルフ少女「もう行かれるのですか?」

黒獅子「ここに長く留まるのも迷惑だろう」

エルフ少女「...そう...ですね」

黒獅子「またいつか立ち寄るさ」

エルフ少女「本当ですか?」

黒獅子「観光地とは言えないが、空気は格別にうまいし、いい人ばかりだからな」

エルフ少女「ありがとうございます!」

黒獅子「...あ、できれば布団は補充しといて下さい」

エルフ少女「前向きに検討します」

黒獅子「だらだら話しててもアレだな!さらば!」

エルフ少女「ご無事を祈っております」
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 00:24:16.37 ID:eKqZJAFK0
孤児院にて


黒獅子「おーい、カタアシー...いるかー?」

カタアシ「あ、勇者のお兄さん」

黒獅子「薬を貰ってきたぞ。万病に効くが、副作用がある」

カタアシ「髪が抜ける?」

黒獅子「違う」

カタアシ「体が痛む?」

黒獅子「違う」

カタアシ「なんなのさ」

黒獅子「...君の寿命が100年延びる」
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 00:30:12.52 ID:eKqZJAFK0
カタアシ「それは悪いことなの?」

黒獅子「君は今の人生をつまらないと思うかい」

カタアシ「うん」

黒獅子「でも、薬を使えば君はいつもここにいるが、この庭を走り回れる」

黒獅子「そんなありふれたことで喜べるうちはいいけど、出来ることを全てやりつくしたらどうなると思う?」

カタアシ「つまらなくなる」

黒獅子「でもそれは薬では治らないんだ。何年とも知れない退屈の牢獄に君を閉じ込めることになる」

黒獅子「それでも、飲むかい?」

カタアシ「ああ。飲むとも」


カタアシは飲み薬を一気に全部飲む


>>226...症状はどのくらい回復した?
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:39:59.43 ID:CwkZR2Vko
完全回復
227 :眠る [saga]:2019/05/11(土) 01:38:05.25 ID:eKqZJAFK0
カタアシ「うっ、うおおおおっ!!」


カタアシの義肢を突き破り四肢が出てくる
さらに、顔には生気が戻った


カタアシ「すごい!走れる!跳べる!」

黒獅子「あはは、そんなに喜んでくれて嬉しいよ」

黒獅子「それじゃあね」

カタアシ「いええええい!!」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 02:38:36.13 ID:zgbwJkr70
乙です
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 20:33:14.71 ID:eKqZJAFK0
孤児院職員「あ!カタアシ君!?」

孤児院職員「そんな事をしたら...ん?」

孤児院職員「もしかして...カタアシ君のご親族の方ですか?」

カタアシ「違う違う!ボクはカタアシだよ」

カタアシ「勇者のお兄さんがボクの体を薬で治してくれたんだ!」

カタアシ「ほら、ここに勇者さんが...いない!?」

孤児院職員「...どういうことだか分からないが、健康になったならいいか」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 00:00:10.74 ID:h4nEsRy20
〜図書館〜


まったく、嫌な思い出が蘇る
己の正義に殺された気分だ


黒獅子「本を返しにきました」

司書「あ、はい。使いました?」

黒獅子「はい」

司書「...え、どうやって?」

黒獅子「エルフ少女に読んでもらいました」

司書「やっぱりあなたは変態でしたか。貴重なエルフの少女をそんな...」

黒獅子「いやいや、里の長からの依頼なんですよ」

司書「はぁ...」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 00:05:29.49 ID:h4nEsRy20
司書「あなたにいいことを教えてあげます」

黒獅子「はい」


司書は耳元で囁く


司書「実はこの本、禁書です」

黒獅子「...へ?」

司書「どうせくだらない事に使うんだろうなと思って持ってこさせた後にそれ伝えて送り返そうとしたんです」

司書「でもあんなクソ真面目な顔されたら信じたくなりました」

黒獅子「そうですか...で、刑期ってどの程度になると思います?」

司書「へ」

黒獅子「刑期ですよ。早めに把握した方が整理がつきます」

司書「待って。別にあなたを通報した訳じゃないわ」

黒獅子「そうですか。まぁ自首した方が罪は軽くなりますからね」

司書「そういう事じゃないの...!」
232 :眠る [saga]:2019/05/12(日) 00:09:38.84 ID:h4nEsRy20
司書「あなたが捕まる必要はありません」

黒獅子「え?でも俺」

司書「結果的に人を救ったならそれをとやかく言うことは誰にもできません」

黒獅子「...そうなんですか」

黒獅子「あ、この図書館に>>233って置いてありますか?」
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:23:05.96 ID:RdGhU80o0
記憶に関する魔法の本

司書の記憶を操作すれば万事OKじゃないか?
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 02:05:44.65 ID:A5CZfac7O
>>233
捕まえない言うとるし無視しとこ
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 06:38:59.36 ID:RdGhU80o0
司書の人とデートする方法とか聞けばいいかな?
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 12:29:50.55 ID:eNyOPtGp0
黒獅子「デートの誘い方の本は置いてありますか?」

司書「...あると思います」

司書「身構えたのが馬鹿らしくなりましたよ」

司書「というか、誰を誘うつもりなんですか?」

黒獅子「え」

司書「良いじゃないですか。他人の事ですし、アドバイスだってしますよ」

黒獅子「あー...」
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 13:20:25.77 ID:eNyOPtGp0
司書「私はあなたの弱味を握ってるんですよ?」

黒獅子「公然と脅しとは...」

司書「ほら、言いなさい」

黒獅子「...司書さんです」

司書「え?」

黒獅子「あなたですよ司書さん。あなたを誘おうとしてました」

司書「>>238
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 13:21:20.64 ID:p5S0d/iQ0
そ、そうなんですか///
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 15:13:57.32 ID:eNyOPtGp0
司書「そ、そうなんですか///」

黒獅子「...これでは台無しですよ」

司書「すみません」

司書「そもそも、なんで私なんかデートに誘おうとしたんですか」

黒獅子「好感度が0〜100あったとしたら自分は10くらいと予想したので」

黒獅子「親睦を深める為に」

司書「...そうですかぁ」
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 16:39:38.60 ID:eNyOPtGp0
司書「なら、これあげますよ」

黒獅子「くれるんですか?」

司書「はい。返却は必要ありません」


司書は一冊の本を手渡してきた
無粋ながらタイトルを確認しようとしたが、ブックカバーがかけられている


司書「その代わり、今度ここに来たときにはその本の感想を教えて下さい」

黒獅子「約束するよ」
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 17:39:51.56 ID:eNyOPtGp0
司書「まだ何かされていかれますか?」

黒獅子「いや、もうないね」

司書「ご利用ありがとうございました」

黒獅子「はい」

黒獅子「また来ますよ」


黒獅子は図書館を後にした
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 17:42:51.50 ID:eNyOPtGp0
本の街にて


黒獅子「...ふぅ」

黒獅子「早速貰った本を読んでみることにしよう」

黒獅子「...」


息を吸い込み、ページを開いた


>>243...本の内容
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 17:48:12.38 ID:RdGhU80o0
恋愛小説。ベタで主人公(女)が男に一目ぼれするところから始まっている


司書さんの気持ち的な感じで
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 19:39:13.59 ID:eNyOPtGp0
その本は、恋愛小説だった
特に変という所もなく、ベタに女が男に一目惚れするところから始まり
紆余曲折あって結ばれるといった類のものだ

しかしどこか引っ掛かる
この小説の女が司書に似ているような気がするのだ
なるほど、好きな本に人は影響されるということだ

そして男。少しおっちょこちょいな面もあるが真面目で、模範的な人間だ
自分もこういった人間になりたいな、などと思う
こういった素敵な恋愛は出来る気がしないが
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 20:09:44.06 ID:eNyOPtGp0
読書力が足りていないため、主要な人物にしか着目出来なかったが
そう感じた


黒獅子「ふむ...」


歩き読みをかましていたら森の中
とはいえ道はあり、整備されている
なぜなら、この魔法文明の中核となる都市がこの先にあるからだ
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 21:58:34.05 ID:h4nEsRy20
空気が張り詰める
明らかな敵意を感じる
今この瞬間、何処かから何者かが現れようとしている


黒獅子「何者だ!?」


>>247...
1.野盗だ!
2.弱い魔物だ!
3.自由安価
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:00:34.84 ID:4FfdPzRj0
2
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:01:43.14 ID:TYZJC8bko
近くにあった湖で水浴び中だった女行商人
黒獅子が自分の着替えを知らずのうちに踏んづけてたのでガチギレ中
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 00:00:09.44 ID:qutrK5wn0
すみません。聞き忘れていました

>>250...モンスターは人形?原型?
>>251...性別はオス?メス?無性?どっちも?
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:02:44.72 ID:U8DQ5nAG0
原型
251 :眠る [saga]:2019/05/13(月) 00:25:55.77 ID:qutrK5wn0
やっぱ性別はいいかな


魔蟲「ギチギチギチ...」

黒獅子「っ...!」


障気を纏う蟲
歪なクワガタのような姿をしている
サイズは巨大で、油断すると足をネジ切られる
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:26:48.45 ID:GVc58EjnO
メス
253 :眠る [saga]:2019/05/13(月) 00:28:13.19 ID:qutrK5wn0
>>252
メスにしておきます。ありがとうございました
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 01:00:18.80 ID:GVc58EjnO
ありがとう……メスのクワガタ虫か産卵するんやろなぁ、想像したらキモくなったぜ
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 20:14:24.46 ID:qutrK5wn0
どうやらメスの個体らしい
困ったことになったぞ


黒獅子「...うー...」


こいつの最も恐ろしい所はその鋏でもなく、虫の素早い動きでもない
ゴキブリの如く、叩き潰されると勢いよく産卵するのだ

かなり大きな虫なので、飛び散る卵が見えるのだ
その気持ち悪さから、指定害虫一類にリストアップされ、駆除された
それがここに逃げて来たのだろう。人間に敵意があるのも頷ける
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 20:22:13.29 ID:qutrK5wn0
戦闘開始


魔蟲「キシッ...キシッ...」


魔蟲は素早い動きで鋏による攻撃を繰り出す


>>257コンマ50以下で回避成功
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 20:28:10.17 ID:QnTSCiFZo
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 21:16:07.15 ID:qutrK5wn0
黒獅子「っぶね!」


危うく足チョンパ
空気を切断する音が響く


黒獅子「...!」

黒獅子「くらえ!氷魔法!」


魔蟲とはいうものの、魔力を保持している蟲ではないため、凍りつく
これなら卵を撒き散らすことは無いだろう


黒獅子「勝った!」
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 21:23:49.65 ID:qutrK5wn0
レベルアップ!


黒獅子 聖人のレベルが4になった!

基礎能力ポイントを3獲得!

HP:13
MP:10(現在値5)
力:10
防御:11
素早さ:12
賢さ:10
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 21:24:37.88 ID:qutrK5wn0
>>261で振り分けて下さい
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 21:38:18.93 ID:GVc58EjnO
力1
賢さ2
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 21:58:31.77 ID:qutrK5wn0
反映しました。ありがとうございます


黒獅子「よし、ここを抜ければもうすぐだ」

黒獅子「まぁライブで何度も行ったことあるんだけどさぁ」

黒獅子「心持ちが勇者になると違うね」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 22:06:31.51 ID:qutrK5wn0
魔法都市イテルにて


黒獅子「んー...」


何かが常に空を飛んでいる
溢れた魔力はパチパチと明るく輝く
常にどこからか沸き立つ歓声が聞こえてくるような
そんな街
そんな街がこの魔法文明の中核なのだ


黒獅子「サイケデリックな空気が癖になる」

黒獅子「さて、どこへ行こうか」

黒獅子「>>264に行こう!」
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:08:27.88 ID:U8DQ5nAG0
この都市で一番大きな場所
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 22:32:59.29 ID:qutrK5wn0
マジカリウムにて


ここはマジカリウム
王宮に隣接した直営の魔法店だった
しかしどんどん店は大きくなり、ショッピングモールになった
魔法に関する店が殆どだが、中には大手のギルド支部などもあったりする


マジカリウムが大きすぎる為、この都市はマジカリウムとそれ以外の境目が曖昧だ


黒獅子「買い物をしよう」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 23:07:19.55 ID:qutrK5wn0
黒獅子「さて、何を買おうか...」


>>267...買い物の内容
1.魔法書店
2.魔道具店
3.自由安価
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:09:10.46 ID:7BJisUOa0
1
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 23:42:17.06 ID:qutrK5wn0
魔法書店にて


黒獅子「うひゃー」


凄い賑わいだ
しかし誰一人場の和を乱すことなく静かにしている


黒獅子(何の本を買おうかな...)

黒獅子(決めたぞ。>>269だ)


※高等過ぎる魔術は習得・使用共に困難な恐れがあります
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:44:24.59 ID:U8DQ5nAG0
洗脳魔法

高等なら雷系魔法で
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:46:50.04 ID:mspZN29Z0
勇者だし一度行った街に帰るのが楽になる移動魔法
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:56:46.10 ID:U8DQ5nAG0
>>270の方がよかったかー。今更変えられないか
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 23:57:52.71 ID:qutrK5wn0
魔法書店相談室にて


魔法は初見殺しの多い厄介な技術である
その為大きな本屋や図書館には相談室が存在する
魔法に自信のない初心者は是非会計する前に寄るべきであるし
ベテランでも必ず寄る人はいる


黒獅子「これなんですが」

相談員「...ん、洗脳魔法かね」

黒獅子「はい...魔法は初心者なもので、習得と運用について教えて下さい」

相談員「流石に一番シンプルなものの魔法書を取ってきたようだが」

相談員「習得は少々面倒だ」

黒獅子「そうなんですか」
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/14(火) 00:07:35.27 ID:J+1ayfT10
相談員「洗脳とか催眠術ってのは素人にできる訳じゃない」

相談員「しかし先程も言ったようにこれは最もシンプルなものだ」

相談員「心理学の心得が少しあれば習得はできるだろう」

相談員「君、MPはいくつかね?」

黒獅子「10です」

相談員「やれやれ...てんで素人のようだな」

相談員「念のためもう少しMPを増やした方が良いかもしれないな」

相談員「消費MPは10。しかしMPがゼロは避けた方が良い。魔法抵抗力はだいぶ下がるぞ」
274 :眠る [saga]:2019/05/14(火) 00:22:16.34 ID:J+1ayfT10
相談員「して、買われていくのかね」

黒獅子「そうですね...」

黒獅子「>>275
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:31:58.18 ID:L/P05/eL0
もう一度、別のやつを探してみます

出来たら>>270
276 :眠る [saga]:2019/05/14(火) 00:33:28.03 ID:J+1ayfT10
ミス


相談員「ふむ。まぁいいだろう」

相談員「見たところ君はお金を持っていそうだしね」

相談員「して、他にも買われていくのかね」

黒獅子「>>276
277 :眠る [saga]:2019/05/14(火) 00:34:36.50 ID:J+1ayfT10
では>>275で行きます
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/14(火) 21:12:50.18 ID:J+1ayfT10
黒獅子「もう一度、別のやつを探してみます」

相談員「そうかね?」

相談員「ま、そうするといい」
279 :眠る :2019/05/14(火) 21:42:45.03 ID:J+1ayfT10
しばらくして


黒獅子「これはどうでしょう」

相談員「移動魔法か」

相談員「旅人にはかなり便利だが、旅をしているのかね」

黒獅子「はい」

相談員「そうか。この魔法は研究が活発でね。誰でも習得できるようになった」

相談員「いずれ更新があるかもしれないから、魔法書店で見かけたら第何版か確認した方が良い」

相談員「それは第7版だ」

黒獅子「消費MPは如何ほどでしょう」

相談員「7だ」
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 22:42:27.51 ID:ycn6NyVt0
相談員「これで良いのかね?」

黒獅子「...あ」


そういえば、給料を確認していなかった
袋を開け、確認する
3500ゴールド!
1500ゴールドも増えている


黒獅子「ふむ」

相談員「結構な額を持っているようだな。それなら先程持ってきた催眠術の本も買えるぞ」

黒獅子「合わせていくらですか?」

相談員「おいおい、私はレジ係ではないのだぞ」

相談員「...1300ゴールドだ」

黒獅子「ありがとうございます」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 23:16:43.28 ID:ycn6NyVt0
結局、洗脳魔法と移動魔法の魔法書を買った
所持金:4800ゴールド→3500ゴールド


黒獅子「さて...これからどうしたものかな」


1.魔道具店に行く
2.訓練所に行く
3.自由安価
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 23:17:28.10 ID:ycn6NyVt0
>>283で決めて下さい
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:27:08.64 ID:szRGQj0R0
1

見るだけもありだよね?
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 23:36:56.97 ID:ycn6NyVt0
>>283全然ありでございます

魔道具店にて


黒獅子「とりあえず見てみよう」


多くの魔道具が陳列されている
だが小綺麗に並べられている訳ではない
なぜなら魔法のほうきやマナバッテリーなんかはアンティークの雰囲気を出しているからだ
雰囲気を損なわないようにすれば必然的に小綺麗な状態から遠ざかる
値札を見ると異様に高い物もあり、本物のアンティークもありそうだ


黒獅子「うへぁ...」
285 :眠る [saga]:2019/05/15(水) 23:42:13.15 ID:ycn6NyVt0
黒獅子「...」


見飽きることなく店内を見回っていると、声をかけられる


黒獅子「はい」


くしゃりと潰れたトンガリ帽子を目深に被っている
どうやら、魔法使いのようだが...?


潰れ帽子「>>286
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:45:01.84 ID:szRGQj0R0
……あなたにはなかなかの潜在能力を感じる…何か買ってみる?
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 20:32:56.92 ID:AsXQWC9n0
潰れ帽子「......あなたにはなかなかの潜在能力を感じる...」

潰れ帽子「何か買ってみる?」

黒獅子「...あなた誰です?」

潰れ帽子「この店の関係者」

黒獅子「しかし、俺は金持ちじゃない。申し訳ないが冷やかし半分だ」

潰れ帽子「そう...」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 20:37:48.10 ID:AsXQWC9n0
潰れ帽子「それはそうとして」

潰れ帽子「これとかどう?」


どうやら大人しそうな話し方だが、結構グイグイくるタイプのようだ


黒獅子「え、それなんですか?」

潰れ帽子「>>289。安くしとくよ?」
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 20:43:54.30 ID:VQLorokH0
何が産まれるかはお楽しみ。不思議な卵
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 21:04:25.70 ID:AsXQWC9n0
潰れ帽子「何が産まれるかはお楽しみ。不思議な卵。安くしとくよ」

黒獅子「いくらですか」

潰れ帽子「500ゴールドだよ」

黒獅子「じゃあ買います」

潰れ帽子「じゃあここでお会計しようか」

黒獅子「はい」

潰れ帽子「まいどあり」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 21:16:53.16 ID:AsXQWC9n0
卵はラグビーボールを一回り小さくしたようなサイズだ
温めるといいらしいので、懐に入れておこう

所持金:3500ゴールド→3000ゴールド


黒獅子「久しぶりに勇者らしいことでもするか」

黒獅子「お、あんなところに気前のよさそうなオッサンが」

黒獅子「すみません」

オッサン「あいよ」

黒獅子「最近何か困った事件とか起きてないですか?」

オッサン「>>292
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:20:09.38 ID:Tn+7Mxph0
最近、巷の噂の怪盗が現れて義賊らしきことをしているらしい。私の所も狙われるか心配だ…
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:20:10.09 ID:i3ZXAqKMO
近隣で妖弧(♀)が悪さをしていて困っている
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 21:28:09.03 ID:AsXQWC9n0
オッサン「最近、巷で噂の怪盗が現れて義賊らしきことをしているらしい」

黒獅子「怪盗?」

オッサン「ああ。蓄えの多い貴族から金を盗んだり、食料を盗んで子供に配ったりしているらしい」

黒獅子「ふむ」

オッサン「私の所も狙われるか心配だ...」

黒獅子(でも、義賊なんでしょう...なんて言えない。きっと事情があるんだ)

黒獅子「分かりました。とにかく会ってみようと思います」

オッサン「ありがとう。行動力がある若者はいいね」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:05:27.66 ID:AsXQWC9n0
治安維持課にて


この都市には治安維持課が存在する
ここに尋ねれば落とし物はだいたい見つかり、泥棒は既に逮捕済み
大変優秀な課である


黒獅子「最近噂になっている怪盗がどこにいるか分かりますか」

受付「少々お待ち下さい...」

受付「恐らく、>>296辺りかと」
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 22:14:16.89 ID:VuQlAatM0
下水道
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:18:51.51 ID:AsXQWC9n0
受付「下水道あたりかと」

黒獅子「下水道」

受付「はい。忍び込んで拠点とできるのはあそこぐらいのものです」

黒獅子「流石に下水道に入るのは難しいなぁ」

受付「でしょうね。一応不審行動にあたるので逮捕されますよ」

黒獅子「うーむ...」
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:25:51.10 ID:AsXQWC9n0
一方そのころ、怪盗の拠点にて


怪盗C「我々の事を探している奴がいるぞ」

怪盗A「まじ?怖いなー」

怪盗E「殺そうよ!私ならやれる」

怪盗B「ダメに決まってんだろ。俺たちゃ義賊だぞ」

怪盗D「いっそのこと、こっちに呼んでみては?」

ABCE「え?」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:48:14.45 ID:AsXQWC9n0
黒獅子「はー...どうしたらいいんかね」


黒獅子はぶらぶらと裏路地を歩く
人通りの少ない所なら、怪盗に会えるのではないかと思ったからだ
すると、体が浮く。
いや、落ちているのだ
マンホールのフタが開いている
存在するはずの梯子もなく、ただひたすらに落ちていく


黒獅子「っへぇ!?」
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 23:12:55.70 ID:AsXQWC9n0
怪盗の拠点にて


黒獅子「うー...」

黒獅子「ここは...」

怪盗A「ここは我々、怪盗の拠点だ」

黒獅子「怪盗!?」

黒獅子「君たちの目的はなんなんだ!?」

怪盗A「>>301
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 23:15:14.19 ID:WJDdo7zfO
街で聞かなかったか?我々は貧しい者のために悪どい金儲けしてる奴等から奪うのさ
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 23:15:24.06 ID:Tn+7Mxph0
そのまんまだ。悪い奴から金を奪って貧しい人たちに分けてやっているのさ
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 20:25:27.20 ID:4Ucegd0e0
怪盗A「街で聞かなかったか?我々は貧しい者のために悪どい金儲けしてる奴等から奪うのさ」

黒獅子「ほー...」


まさに怪盗といったミステリアスな服装をした男だ
しかし覆面をしている訳ではなく、物騒な印象はない


怪盗A「君の目的は何かな」

黒獅子「一応、不安だからどうにかしてほしいと言われたんだが...」

黒獅子「この分だと、そういう訳にも行かないな」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 20:34:19.63 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「参ったな...何もせず放置では何を言われるか分からないが」

黒獅子「君たちを追い出すなんてとんでもないし...」

怪盗A「ふむ。では我々の手伝いをしてくれないか」

黒獅子「しかし...」

怪盗A「安心しろ。今までは悪人の正体を暴いても公開できなかった。それは我々が犯罪者だからだ」

怪盗A「だが、公開を君がしてくれれば、そしてその手柄を我々のモノとしてくれれば我々に怯える者も減るだろう」
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 21:15:08.90 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「なるほど」

怪盗A「うちの『ピエロ』が教えてくれたんだが、君は勇者だから丁度いい」

怪盗C「そう。俺がピエロだ。コードネームだけどな」

ピエロ「リーダーを除いて全員コードネーム持ちだ」


名前の通り、確かにピエロの姿をしている
しかし常識的なしゃべり方をしている


黒獅子「へぇ...分かったよ。是非協力しよう」
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 21:21:54.70 ID:4Ucegd0e0
怪盗E「待ちな」

黒獅子「はい」

怪盗E「みんな本当にこんな奴信用してるの!?」

怪盗E「ピエロだってコードネームの情報渡しちゃうし」

怪盗E「リーダーも仲良くしようとしてる!」

怪盗B「あー...『深紅』ちゃん?」

深紅「うるさい!そこのお前!私と勝負しろ!決闘だ!」

黒獅子「え」

怪盗A「すまない...手合わせしてやってくれないか?」

黒獅子「は、はぁ...分かりました」
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 21:28:54.63 ID:4Ucegd0e0
深紅と呼ばれたその少女は、紅い目をしており
また少し小柄である
だが、強い殺意と闘気を感じる


深紅「言っておくが、お前なんかが私に勝てると思うな」

深紅「私は鬼の血を受け継いでいる」

黒獅子「...っ」


戦闘開始!


深紅「砕け散れ!」


少女は鋭い蹴りを物凄いスピードで繰り出す
ただの蹴りではなく、何らかの格闘技の流派によるものだ


>>308...コンマ40以下で回避
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 21:30:30.96 ID:RJ0bEuzDO
はい
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 21:46:24.06 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「ぶべりあ!」


黒獅子は勢い良く吹っ飛ばされる
しかしどうにか受け身を取って体勢を立て直した


黒獅子「六角棒突き上げ!」


黒獅子は六角棒を正確に下段から抉るように突き立てる


>>310...コンマ60以上で命中
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 21:47:38.06 ID:m3ybZ05aO
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 22:33:56.84 ID:4Ucegd0e0
深紅「当たるか!」

深紅「そんな棒で私を捉えられると思ったの?」

黒獅子「*初級氷魔法*」

深紅「んっ!?」

深紅「魔法は卑怯だよ!」

深紅「もう怒ったよ!死ね!」


深紅はまたもや鋭い蹴りを繰り出す
先程よりも確実に殺す意思を感じる


>>312...コンマ50以下で回避成功
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 22:35:09.89 ID:LVMdb3wi0
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 22:35:16.59 ID:+/f+VpVQ0
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 22:48:34.01 ID:dul1cWFZ0
黒獅子さん回避率低過ぎィ!!
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 22:55:20.21 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「ロドリゲスッ!」


黒獅子は再び勢い良く吹っ飛ばされる
今度は受け身すら取れずに叩き付けられる


深紅「ふん。雑魚め」

黒獅子「やっべ...これ死ぬわ...!」

深紅「そう思うなら立ち上がらない方がいいんじゃない?」

黒獅子「そうだな...!」

黒獅子「だが俺はやる。決闘に逃走、又は其に準ずる事許されず」
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 23:01:51.40 ID:4Ucegd0e0
黒獅子は六角棒を深紅に向けて構える


深紅「いい覚悟ね。だけどそれたけで勝てると思わないことよ」

黒獅子「行くぞ...っ!」


その時、空気が破裂するような音が響く
それと同時に黒獅子は気絶する


怪盗D「死なれたら困るよー」


怪盗Dは銃を下ろして椅子に着く


深紅「なっ...むしろこれは死んで」

怪盗D「ゴム弾だから安心です。さっさと手当てをしましょう」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 23:08:49.67 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「...う、うう...」

怪盗A「目が覚めたか」

怪盗B「おい深紅」

深紅「...」

黒獅子「俺は...ああ...そうか」

怪盗B「うちの深紅が好き勝手してしまい申し訳ない」

深紅「...ごめんなさい」

黒獅子「はぁ...でもぶつかり合いで語らないと分からないこともありますよ」

深紅「...」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 23:14:44.09 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「それより、悪事を暴く悪人はどこに居るんですか?」

怪盗A「この都市で最も高い135階建てマンション、『キングスマンション』の132階に住んでいる」

黒獅子「どんな奴で、どんな悪事をしたんですか?」


>>319...悪人の種族と性別
>>320...手を染めた悪事
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:20:52.43 ID:dul1cWFZ0
ライオン型の獣人男、DQ4のキングレオ風
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:21:41.21 ID:+/f+VpVQ0
違法薬物売買
321 :眠る [saga]:2019/05/18(土) 01:40:41.31 ID:NTsW42uf0
怪盗A「獣人なんだが、ライオン型で戦闘力も高い」

黒獅子「なるほど。つまり暴力団とか」

怪盗A「違法薬物売買の元締めだ」

黒獅子「そっちかー...」

怪盗A「今回は証拠を押さえないといけないから潜入するぞ」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 10:00:00.82 ID:NTsW42uf0
黒獅子「証拠を押さえる...つまり取引現場に潜入するってことかな」

怪盗A「そうだ。そして我々がそれを押収...したかったのだが」

怪盗A「数が膨大すぎるし、警備も厳重だ。少し持ち帰るくらいだろう」

怪盗A「だが、小型カメラがあれば問題ない」

怪盗B「それデリケートに作ったから乱暴に扱うなよ?」

怪盗A「ああ」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 10:07:20.05 ID:NTsW42uf0
怪盗A「君にもこの小型カメラとトランシーバーを渡しておこう」

黒獅子「あざます」

怪盗A「取引は今夜、パーティー会場で大々的に行われる」

怪盗A「魔法工場の地下にそのパーティー会場がある」

怪盗A「入口で検査や認証などを行っていないため、自由に入れる」

怪盗A「もう日も暮れてくる頃だろう。さあ行くぞ!」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 10:14:56.72 ID:NTsW42uf0
麻薬取引現場にて


工場の下にこんな大きな空間があるとは思ってもみなかった
一見すれば華やかなパーティー会場だ
しかし明らかに気が触れている者や粉の入った袋を持っている者もいる


黒獅子「さて、怪しまれない為に解散したが...」

黒獅子「どうしたものかな...」

黒獅子「>>325しよう」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 10:21:02.74 ID:5i7JtVbO0
よくわかっていないバカのフリをして情報を集めを
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 15:34:14.70 ID:KZFibHKw0
黒獅子(よくわかっていないバカのフリをして情報集めをしよう)

黒獅子(ターゲットは...)


すぐそこに赤ローブを纏った男がいる
薬を沢山持っているようなので、情報を引き出すとしよう


黒獅子「すみませーん」

赤ローブ「なんだ」

黒獅子「薬売ってますか」

赤ローブ「まだだ。お前初めてか?」

黒獅子「はい」

赤ローブ「そうか。なら仕方あるまい」
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 17:26:26.06 ID:KZFibHKw0
赤ローブ「誰にここを紹介されたのかは分からないが」

赤ローブ「初めてならここのルールを教えてやる」

赤ローブ「まず、開始時刻になると獅子人様が現れる」

黒獅子「シシヒトサマ?」

赤ローブ「このパーティーを取り仕切るお方だ」

赤ローブ「初めてなら直接会って挨拶をするべきだろうな...少しタダでくれるかもしれん」

黒獅子「太っ腹なんですね」

赤ローブ「ああ。だがあのお方に無礼な行為だけはするなよ」

赤ローブ「凄まじく強いらしい」
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 19:09:15.08 ID:KZFibHKw0
黒獅子(獅子人...おそらく、例の悪人だろうな)

赤ローブ「むっ、もう時間だ」


パーティー会場にある演壇にスポットライトが集中する
すると床下から忍者屋敷のように獣人が出てくる


獅子人「皆の者!よくぞここに集った!」

獅子人「予定通り速やかに売人はマーケティングすることだ」

獅子人「私は長々と挨拶をかますのが好きではないからな!ハッハッハ!」

獅子人「ごきげんよう!」


獅子人は煙を撒き散らし、晴れる時にはいなくなっていた
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 21:45:29.06 ID:NTsW42uf0
すぐさま、演壇に波のように人が群がる
何事かと思ったが、どうやら撒き散らした煙は粉末の麻薬を散らしたものらしい
我先にと有り難そうに吸引する者達の姿が何か恐ろしいものに見えた
ある者は見えない何かを見ようとし、ある者は粉末が粗い為に傷ついた鼻の粘膜から血を垂れ流している


黒獅子「...」

赤ローブ「あー...今日は忙しいみたいだな」

赤ローブ「実は俺も売人なんだが...初回サービスだ。タダでくれてやる」

黒獅子「あ、ありがとうございます」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 21:52:54.91 ID:NTsW42uf0
黒獅子「じゃあ今日はこの辺で...」

赤ローブ「待ちな!」

黒獅子「...はい」

赤ローブ「折角だしここで吸ってけよ」

黒獅子「えー...」

赤ローブ「ほら、お試しだ。ぐっと行けよ」

黒獅子「>>331
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:09:58.81 ID:ZtSUwfZgO
赤ローブと証拠品(ヤク)を掴んでアジトに移動魔法
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 22:50:07.55 ID:NTsW42uf0
黒獅子「分かった。では」


黒獅子は麻薬を受けとる
そして同時に赤ローブを掴む


黒獅子「*移動魔法*」

赤ローブ「!?」
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 23:54:00.50 ID:NTsW42uf0
黒獅子『証拠品確保。これより口封じを行う』

怪盗A『了解』

黒獅子「...ふぅ。トランシーバーとかいったか。これは便利だ」

赤ローブ「まさか、お前...!」

黒獅子「多分予想外してるぞそれ。俺は怪盗じゃないからな」

黒獅子「後はここでお前を気絶でもさせておくだけだ。それ以外の証拠品は他の奴らに任せる」

赤ローブ「やるしかないのか...!ならば殺す!」
334 :眠る [saga]:2019/05/19(日) 00:39:43.39 ID:gBp5ShOL0
戦闘開始!


黒獅子「当たれええええっ!」


黒獅子は六角棒を突き出す
散々避けられてきた一撃だが、今度こそ当たるのか


>>335...コンマ55以下で命中
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:40:02.57 ID:4xh8MFaz0
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 19:25:10.93 ID:gBp5ShOL0
黒獅子「はぁ!」

赤ローブ「うぉっあぶねっ」

赤ローブ「てめぇ...」

赤ローブ「俺の得意魔法で仕留めてやる!」

黒獅子「得意魔法!?」

赤ローブ「食らえ!>>337!」
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/19(日) 20:12:22.06 ID:4xh8MFaz0
水魔法
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 20:29:22.43 ID:gBp5ShOL0
赤ローブ「*水魔法*!」


激流が手の先から迸り、黒獅子を襲う
押し出す力が強く、壁に叩きつけられる


黒獅子「ぶべっ!うっぷ」

黒獅子「ゴハァ!水飲んだ...」

黒獅子「...お前、赤いローブ着てるのに水魔法が得意なのか」

赤ローブ「...俺の気にしてることを...!」
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 20:35:26.04 ID:gBp5ShOL0
怒りに任せ、更なる威力の水魔法を唱えようとしている
これを食らうとまずい...


黒獅子「そうはさせない!」

黒獅子「ショット!」


彼はビリヤードの如く放つ
正確で鋭い。そんな一撃であるからだ


>>340...コンマ60以下で命中
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 20:39:04.96 ID:ovy9RI1zO
氷魔法で対抗しろよ
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 20:51:00.16 ID:gBp5ShOL0
>>340リアル賢さが足りませんでした。すみません


黒獅子「っ!」

赤ローブ「だから当たんねぇっつってんだろ!」

赤ローブ「死ね!*水魔法*!!」

黒獅子「やるしかない!」

黒獅子「*初級氷魔法*!」
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 20:57:41.58 ID:gBp5ShOL0
再び襲い来る激流を止めるにはそれしかなかった

実際、その激流の勢いは和らいだ
しかしあることを彼は失念していた
彼のMPは10。移動魔法で7消費し、初級氷魔法には5のMPが必要になる
MPが足りなかったため、勢いを完全に止めることは敵わなかった
だが威力を抑えるには十分であったと言える


黒獅子「く...」

赤ローブ「何だと!?」

黒獅子「もう一発だ!今度こそ当たれ!!」


唸りをきかせて棒を叩き込まんとする


>>343...コンマ65以下で命中
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 20:58:38.97 ID:4cAk5ZTDO
はい
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 21:27:49.23 ID:gBp5ShOL0
赤ローブ「お前マジで攻撃当てるの下手だな」

赤ローブ「こっちも今度こそだ。決めさせてもらうぜ」

黒獅子「あんまし使いたくはなかったが...」


黒獅子は持っている銃の引き金を引く
不意討ちなので避けられることはない


赤ローブ「ぐ...っ...!!なぜそれを最初から...」

黒獅子「当たり所が悪いと殺してしまうからだ」

赤ローブ「...う...」


赤ローブは気絶した
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 22:18:28.91 ID:gBp5ShOL0
その後、怪盗が全員帰って来た


黒獅子「証拠品は麻薬以外にも掴めましたか?」

怪盗B「ああ。最初の獅子人登場から、実際に取引が行われる瞬間まで記録した映像がある」

怪盗D「そこの人死にかけてない?」

怪盗D「赤いローブ着てるから分かりづらいけど相当出血してますよ」

ピエロ「また治療か...面倒だな」
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 22:27:53.54 ID:gBp5ShOL0
迅速な応急手当や治癒魔法の力で赤ローブは生命の危機を脱した


怪盗D「じきに起きると思うし、口を塞いで縄で縛って目隠しもしよう」

黒獅子「では証拠品は全て置いていくので、また明日」

怪盗A「ああ。今日は特に気をつけて帰れよ。宿に泊まるつもりだろう」

黒獅子「その予定ですねぇ」

怪盗A「梯子起動」


怪盗Aが壁にあるスイッチを押すと、梯子がマンホールの中に現れる
そういう仕組みだったのかと感心させられる


黒獅子「明日もここを通りますよ」
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 22:32:20.74 ID:gBp5ShOL0
魔法都市イテルにて


既に深夜であり、人通りはほぼない
メインストリートは賑わっているが、脇道に逸れればこんなものだろう


黒獅子「はぁ...」

黒獅子「攻撃は当たらないし、回避も出来ないし」

黒獅子「勝手に死にかけたり殺しかけたりして手を煩わせるし」

黒獅子「その他諸々他力本願だ」

黒獅子「こんな奴が本当に勇者なんて名乗って良いのか?」


落ち込む彼の傍らに影が一つ


>>348「ふーん」

黒獅子「!?」
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/19(日) 22:34:41.57 ID:4xh8MFaz0
魔女
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 22:54:57.10 ID:6cnqmz1CO
困ったときのレベルアップ薬さんじゃないか
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 23:47:52.93 ID:gBp5ShOL0
魔女「悩んでいるようだね?イーッヒッヒ!」

黒獅子「あ、あなたはあの時の魔女さん」

魔女「覚えてくれておったか」

魔女「折角じゃからこの男前な私が訓示を垂れてやろう」

魔女「まあそんな仰々しい話でもないのじゃがの」

魔女「年寄りの戯れ言程度にでも思っておいてくれ」
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 23:53:37.97 ID:gBp5ShOL0
魔女「誰だって最初から凄く物事が出来るわけではない。ということじゃよ」

魔女「確かに歴代の勇者の多くは華々しい功績をあげ続け、失敗などないやつもいたかもしれぬ」

魔女「しかしそういった者は熟練した後に勇者になった者じゃ」

魔女「お主はまだ若い。悩むのも良いが、ここで道を閉ざすのは余りにも勿体無いぞ?」

黒獅子「...そう、ですか」

魔女「それに勿体無い理由はお主が若いからだけではない」

黒獅子「え?」
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/20(月) 00:35:22.08 ID:seVvl6H70
魔女「この薬に見覚えはあるかね?」

黒獅子「勿論です」


レベルアップ薬。便利な薬だ
一度キノコを探してお礼に貰ったことがある


魔女「サービスじゃ。一本やるぞ」

黒獅子「いいんですか」

魔女「いいから飲みなされ」

黒獅子「は、はい」


前回と同じく一気飲み
353 :眠る :2019/05/20(月) 00:38:08.22 ID:seVvl6H70
黒獅子 聖人のレベルが5になった!

レベル5毎に特徴的能力の取得ができる
この中から>>354が選んで取得

幸運(運が良くなる)
探知(見えない罠や存在を感知する能力の上昇)
信心(神に助言を乞うことができる。基本無視される)
心理学(魔法書があれば洗脳・催眠魔法の使用が可能)
武器受け流し(武器で相手の攻撃を受け流すことができるようになる)
投擲(物を投げる技能が上昇)
治療(医学的治療ができる)
解錠(解錠魔法の成功率上昇、ピッキング可能になる)
気配遮断(隠れたりできる)
電子工学(科学的機構の操作ができる)
ジョッキー(色んな生き物を乗りこなせる)
変装(変装。)
信用(信じてもらえる)
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 00:45:30.80 ID:AUbbQrIDO
信用
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/20(月) 20:43:22.44 ID:seVvl6H70
黒獅子は『信用』を手に入れた


黒獅子「...」

魔女「ふむ、どうやら『信用』を獲得したようじゃの」

黒獅子「『信用』?」

魔女「うむ、お主は信用を勝ち取ることができる」

魔女「守るべき相手に裏切られるとか、そういうのはないじゃろう」

魔女「希望にさえなれるかもしれんぞ」
356 :眠る [saga]:2019/05/20(月) 23:02:35.12 ID:seVvl6H70
黒獅子「はぁ...ありがとうございました」

魔女「イーッヒッヒ!例には及ばんよ!」

黒獅子「いえいえ」

魔女「それじゃあまた会おう!」


魔女は箒に股がって飛んでいった
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 19:12:49.74 ID:oyyDsCzo0
宿屋にて


黒獅子「泊まりたいんですけど...」

店員「あー...それなのですが」

店員「ちょっと事情があってできないんです」

店員「申し訳ございません」

黒獅子「そこをどうにかなりませんか」

店員「>>358
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 19:18:19.65 ID:UimdRKrDO
外れにある物置小屋ならあるが
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 19:23:59.69 ID:oyyDsCzo0
店員「外れにある物置小屋ならあるが」

黒獅子(身を隠す目的なら適している...)

黒獅子「はい、是非そこで」

店員「...寝具はありませんよ?」

黒獅子「承知しています。藁とかありますか」
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 19:27:41.34 ID:oyyDsCzo0
店員「ありますよ」

黒獅子「そりゃあいい。最高だ」

黒獅子「いくらです?」

店員「100ゴールドでいい」

黒獅子「ありがとうございます!」


所持金:3000ゴールド→2900ゴールド
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 19:30:55.16 ID:oyyDsCzo0
物置小屋にて


確かに藁はある
それ以外にも肥料や鍬が置いてあり、店主は元農家なのではと思わせる
かぐわしい香りの中で寝れるのだから、貴重な体験である


黒獅子「やることもないし、寝るか...」


>>362...寝ている間に何かあった?
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 19:57:01.06 ID:r99U7RofO
攻撃が当たらないことが気になって寝れない
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 20:03:38.26 ID:oyyDsCzo0
黒獅子(...)

黒獅子(そういえば、なぜ俺の攻撃は当たらないんだ?)

黒獅子(ほぼ必ず避けられる...)

黒獅子(規則的に打ってる訳でもないし、動きが一辺倒な訳でもないはず)

黒獅子(なんなんだ...)

黒獅子(神のイタズラとでも言うつもりか?)
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 20:53:48.73 ID:oyyDsCzo0
黒獅子(分からぬ...)

黒獅子(分からぬぞ...!)

黒獅子(どうしたら良いのだ)

黒獅子(むむむ...)
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 21:20:10.80 ID:oyyDsCzo0
結局、ほとんど寝れなかった


黒獅子「くそ...」

黒獅子「これじゃあいつにも増して当たらないんじゃないか」

黒獅子「まぁいい...また裏路地まで行くか」


若干ふらつく足取りで裏路地まで行った
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 21:51:30.89 ID:oyyDsCzo0
そしてマンホールが開く
今回は受け身を取れなかった


黒獅子「ぺ」

怪盗A「...大丈夫?」

黒獅子「大丈夫大丈夫」

黒獅子「で、どうやって公開するんだ」

怪盗A「ああ、君の手柄ということにして治安維持科のリーダー」

怪盗A「『騎士団長』と呼ばれる人物に渡すんだ」

怪盗A「そこからは円満に進むはずだ。我々はアジトを変える」
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 22:00:26.35 ID:oyyDsCzo0
×円満 ○円滑


治安維持科にて


黒獅子「騎士団長さんに会いたいんですけど」

受付「騎士団長さんですか?」

黒獅子「はい」

受付「>>368
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/21(火) 22:09:11.99 ID:cAOXAaOI0
どのような用事ですか?また騎士団長様に会うためにアポを取っていただかないと…
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 22:31:06.57 ID:oyyDsCzo0
受付「どのような用事ですか?」

黒獅子「用事ですか」

受付「また騎士団長様に会うためにアポを取っていただかないと...」

黒獅子「そうですね...」

黒獅子(伝言...はこの受付が承るからダメ)

黒獅子(話すだけもダメ)

黒獅子「王より密命を賜った」

黒獅子「騎士団長に伝えなければならない内容なのだ」

受付「えっ、恐縮ですが、あなたは...」

黒獅子「勇者です」(信用)

受付「そうですか。大変失礼致しました」
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 22:35:15.00 ID:oyyDsCzo0
受付「となると、今すぐの方がよろしいでしょうか」

黒獅子「そうですね。まぁ後回しでも構いませんよ」

受付「いえ、用意は出来ていませんが問題ないでしょう」

受付「治安維持科が一応王宮の離れという扱いなのはご存知ですね」

受付「事務室の裏に騎士団長様の鍛練場がございます」

受付「自由にお通り下さい。事務室はカウンターの裏となっております」
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 22:47:53.32 ID:oyyDsCzo0
受付「王宮ですので密命を誰かに聞かれることはないと思います」

黒獅子「分かりました。では」

受付「いってらっしゃいませ」


事務室は予想通り普通の事務室だった
その奥に滑らかな手触りの木のドアがある
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 22:52:56.11 ID:oyyDsCzo0
ドアを開けると、急に大きな廊下に出る
光の溢れるような細工を施されたシャンデリアが吊られている
そしてその先には石で出来た重々しい扉があった


黒獅子「この中にいるのか...」


>>373...騎士団長の性別・種族
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 22:54:22.52 ID:VbPDAcykO
女性、人間
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 22:54:51.07 ID:A/s0fs0e0
人間の女性
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 23:02:58.74 ID:oyyDsCzo0
鍛練場にて


そこは、日本庭園のような空間だった
花は咲き、水は流れ、四季を感じさせる
だが、彼女が居るところにおいては別だ
日本庭園である事には日本庭園だが、それは枯山水だった
精神の水や自然と同調し、そこに『在る』のが彼女だった

ゆっくりと目を開き、告げる


騎士団長「...何用か?」

黒獅子「悪人を告発する為にやってきました」

騎士団長「そうか。...考えたものだ」

黒獅子「え?」

騎士団長「なんでもない。話を聞かせてくれ」
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 23:18:04.68 ID:oyyDsCzo0
黒獅子「こちらが映像資料です」


パーティーの様子が記録された映像を見せる
彼女が同様する様子はない


黒獅子「そしてこちらが証拠品です」

騎士団長「預かろう」


まるでそうなることが分かっていたかのように食いぎみで返事をされる


黒獅子「以上です」

騎士団長「ご苦労様です。こちらからも動かせていただきます」
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 23:29:25.72 ID:oyyDsCzo0
騎士団長「それでは、帰り道は気をつけて」

騎士団長「...あぁ、そうです。彼は元気ですか?」

黒獅子「彼?」

騎士団長「なんかかっこつけた怪盗ごっこの男がいませんでしたか?」

黒獅子「あ...あぁー...いました。元気そうでしたよ」

騎士団長「ふふ、そうですか。どうせ彼の差し金であなたも動いているんでしょう」

騎士団長「本当に照れ屋なんですから...」

騎士団長「呼び止めてすみません。お帰り下さい」
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 23:36:00.64 ID:oyyDsCzo0
>>376 ×同様 ○動揺
やばいなぼく


魔法都市イテルにて


黒獅子「はぁー...」

黒獅子「なんかスッキリしないけど、一仕事終えたぞ」

黒獅子「...」


昨日寝ずに考えた攻撃を当てる方法
それは、強い者に教えを乞うことだった


黒獅子「酒場にでも行くか」
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 23:41:44.99 ID:oyyDsCzo0
酒場にて


今まで見た中で最大の酒場だ
多くの冒険者や旅人、地元のオッサンで賑わっている


黒獅子「さて、誰に教わろうか...」

黒獅子「あそこの>>380にしよう」
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/21(火) 23:47:11.64 ID:cAOXAaOI0
露出が多い女戦士
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/22(水) 00:14:40.95 ID:1x1LDawJ0
黒獅子「あそこの露出が多い女戦士にしよう」

黒獅子「すみません」

女戦士「ん?どした?」

黒獅子「俺に、攻撃の当て方を教えていただけませんか?」

女戦士「なんだってアタシに?」

黒獅子「一番エr...強そうだったからです」

女戦士「そうかいそうかい」
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/22(水) 00:16:47.83 ID:1x1LDawJ0
女戦士「でもただで教えるってのもなぁ」

黒獅子「え」

女戦士「>>383で教えてやるよ」

黒獅子「...」
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:24:07.56 ID:4krO85yrO
お前の人生すべてアタシに捧げな
今日から専用チンポミルクサーバーで毎晩、玉が干からびて腹上死寸前まで絞り取る
この契約書にサインな(ニッコリ
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:33:02.69 ID:B0WNo7fo0
ヒエッ
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/22(水) 19:25:56.34 ID:1x1LDawJ0
女戦士「お前の人生すべてアタシに捧げな」

黒獅子「え」

女戦士「お前は今日から専用チンポミルクサーバーで毎晩...」

女戦士「玉が干からびて腹上死寸前まで搾り取る」

女戦士「ほら、この契約書にサインな」


女戦士は満面の笑みで契約書を差し出す
本当にその通りの内容が書いてある


黒獅子「...」
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/22(水) 19:33:26.26 ID:1x1LDawJ0
まさに戦慄
逃げなければならないと悟る


黒獅子「ん、んんんんん...」

黒獅子「すみません、遠慮しておきます...」

女戦士「>>387
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/22(水) 19:34:48.69 ID:36Ppatif0
なら、アタシとエッチの勝負してみるか?
もし勝てばアタシを好き放題できるぜ?
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/22(水) 20:07:38.19 ID:1x1LDawJ0
女戦士「なら、アタシとエッチの勝負してみるか?」

女戦士「もし勝てばアタシを好き放題できるぜ?」

黒獅子「えっ」

黒獅子「好き放題...というのは、攻撃の当て方も教えて貰えるということでしょうか」

女戦士「ああ。それにもちろん、それ以外のお楽しみもできるぜ?」

女戦士「やるかい?」

黒獅子「...はい」
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/22(水) 21:16:27.52 ID:1x1LDawJ0
前日に行った宿屋にて


女戦士「お泊まりいいすか?」

店員「はい。350ゴールドになります」

女戦士「どうもー」

店員「こちら鍵です」

店員「ではごゆっくり」

黒獅子(宿屋にしては高いな...)
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/22(水) 23:35:28.70 ID:1x1LDawJ0
部屋にて


女戦士「じゃあ、始めようか」

黒獅子「は、はい」

女戦士「ふふふ...」
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/22(水) 23:37:22.17 ID:1x1LDawJ0
エッチ勝負!


>>392...コンマ45以下で黒獅子の勝利
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 23:42:09.45 ID:36Ppatif0
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 23:43:14.10 ID:36Ppatif0
以下は含めるからセーフ
あとエッチ描写というかやっているのをお願いしたい
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 23:58:21.01 ID:K9H8ssgt0
連取りした分際で偉そうだな さてはあの自己中だな
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 00:00:40.99 ID:eqWDbYoh0
>>380も自己中ぽいし、自分で出したキャラだから急にゴリ押ししてきたな
他の安価すれでは無理やりハーレム展開にしてきたくせによ
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 00:09:58.14 ID:PrTNlSFT0
こいつどのスレでも沸いて安価取りまくるから嫌い。そのくせ他の安価やコンマには平気で文句言ってくるし。

397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/23(木) 22:13:16.02 ID:vh3cxPMd0
やめて!私のために争わないで!


黒獅子「...じゃ、じゃあ、どういう体位になればいいかな」

女戦士「勝負なんだからグイグイ来いよ」

黒獅子「では69で」

女戦士「いいじゃないか」
398 :眠る [saga]:2019/05/23(木) 23:09:21.54 ID:vh3cxPMd0
早速お互いの秘部を舐め始める


女戦士「ん...いいぞ///」

黒獅子「あぁ...」

黒獅子「なんかぬるぬるしてる...」

女戦士「!?」


彼女は思わず驚く
それは彼のテクニックによるものではなかった
怒張した彼のモノが大きすぎたのだ


女戦士「これ...入るか...?」
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 21:20:28.10 ID:9jctk9c80
自己中が二刀流した安価独占しだしてつまらなくなったしさっさと終われ
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 23:08:13.19 ID:ycXZJzJyO
話の進行もレベルアップも牛歩過ぎる
こんなん魔王に辿り着くまで100スレ位掛かりそう
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/25(土) 20:36:45.92 ID:5VeJyYs50
>>400...すみません。無双しすぎると面白くないなと思ってレベルを導入しました
ですがそれがテンポを遅くしてしまいました。安価というシステムの性質もありますが
それでも遅い展開ですね。反省します

>>399...こういった流れがまま起きるのでやはり安価スレは長編で行わない方がいいのでしょうか?
結局のところ、安価に甘えた私の責任です


これ、続行した方がいいですかね...?
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/25(土) 20:39:03.23 ID:nTYfhBNB0
少しテンポアップする以外はそのままでいいと思うよ
まあ、すべて>>1が決めることだと思うからあんまり深く言わない
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 20:55:22.06 ID:YheeIgCj0
続けてほしい
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:05:12.32 ID:wXQ0srEN0
>>402
[sage saga]使ってるということはお前自己中だろ
そもそもてめえの糞安価のせいでこうなったのに何で上から目線なんだよ
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:06:15.09 ID:cgYkVxv50
自己中が調子乗ってるしもう打ち切りでいいよ。
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:12:02.70 ID:5Xv9ibSgo
魔物娘出そうにないしこれから先面白くもならなそうだから見るのやめよ!
407 : ◆H2HM/BJ08I [saga]:2019/05/25(土) 21:28:16.61 ID:5VeJyYs50
うーむ、打ちきりですかね...安価を用いたのが最大のミスだったと思います
でも安価は素晴らしい文化だと思うのでオワコンにはなって欲しくないなぁ...
また次なにかやるときはこの鳥でやると思います

三週間ありがとうございました
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:28:28.34 ID:24J1pzoBO
変なの沸いとるが続けたいかどうかは>>1の気持ち次第や、周りの声じゃなく>>1がどうしたいかやろ
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:30:19.95 ID:HrYHhRNfo
魔物娘は脇役で時々出てくるくらいでヒロインは人間ってのが主流でしょ
そうじゃないのがやりたいならちゃんとそういう流れにしたいと書いたり時々感化の内容曲げたりしなきゃ
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:30:46.62 ID:HrYHhRNfo
魔物娘は脇役で時々出てくるくらいでヒロインは人間ってのが主流でしょ
そうじゃないのがやりたいならちゃんとそういう流れにしたいと書いたり時々感化の内容曲げたりしなきゃ
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:31:14.07 ID:HrYHhRNfo
おっとエラーで重複したすまん
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:31:25.70 ID:kEw4jPHm0
けっこうあっさりエロ展開になるんだったら、エルフ少女竜娘とか司書とか潰れ帽子とか以前出てきた女性キャラの時にそういう安価出せばよかった
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:31:50.86 ID:lvt18clBO
続けてほしい
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:38:16.24 ID:5Xv9ibSgo
勘違いするなよ?安価がオワコンなんじゃなく君が実力不足で安価使いこなせてないだけだぞ?オワコンになったから〜とか責任転嫁するなよ?

ろくに反映されないステ振り安価とかぶっちゃけ不要な所持金システムとか勇者の癖に冒険せず全然先に進まないのとか君の進行の問題だぞ?
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:39:18.96 ID:BeOv/K6q0
>>380の女戦士が出た途端露骨にエロ安価だしてきてさ。何で自己中の[田島「チ○コ破裂するっ!」]見せられないといけないんだよ
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:40:54.32 ID:5Xv9ibSgo
次も同じ酉使うならもう君のSS見なくて済むようにNG入れとくね?
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:44:41.07 ID:XUha63zDO
楽しみに読んでいただけに残念
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 21:46:54.56 ID:24J1pzoBO
せやな、>>1の話はそれなりに期待したが安価捌きの技量が無い以前だわ
オワコンじゃなく立ち回りが駄目

周りからボロクソ文句言われても最後までやり切れるスルースキルないならどのみち長続きせずエタったやろな
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 22:00:08.44 ID:rAeRVzwJO
やめるならHTML化依頼は出せ
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 14:05:43.61 ID:A73n8gMl0
さんざん他人の安価やコンマに文句つけてきたからこうなるんだよ
これが因果応報というやつだ自己中
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