【安価・コンマ】魔物娘のいる世界で勇者になる

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262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 21:58:31.77 ID:qutrK5wn0
反映しました。ありがとうございます


黒獅子「よし、ここを抜ければもうすぐだ」

黒獅子「まぁライブで何度も行ったことあるんだけどさぁ」

黒獅子「心持ちが勇者になると違うね」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 22:06:31.51 ID:qutrK5wn0
魔法都市イテルにて


黒獅子「んー...」


何かが常に空を飛んでいる
溢れた魔力はパチパチと明るく輝く
常にどこからか沸き立つ歓声が聞こえてくるような
そんな街
そんな街がこの魔法文明の中核なのだ


黒獅子「サイケデリックな空気が癖になる」

黒獅子「さて、どこへ行こうか」

黒獅子「>>264に行こう!」
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:08:27.88 ID:U8DQ5nAG0
この都市で一番大きな場所
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 22:32:59.29 ID:qutrK5wn0
マジカリウムにて


ここはマジカリウム
王宮に隣接した直営の魔法店だった
しかしどんどん店は大きくなり、ショッピングモールになった
魔法に関する店が殆どだが、中には大手のギルド支部などもあったりする


マジカリウムが大きすぎる為、この都市はマジカリウムとそれ以外の境目が曖昧だ


黒獅子「買い物をしよう」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 23:07:19.55 ID:qutrK5wn0
黒獅子「さて、何を買おうか...」


>>267...買い物の内容
1.魔法書店
2.魔道具店
3.自由安価
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:09:10.46 ID:7BJisUOa0
1
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 23:42:17.06 ID:qutrK5wn0
魔法書店にて


黒獅子「うひゃー」


凄い賑わいだ
しかし誰一人場の和を乱すことなく静かにしている


黒獅子(何の本を買おうかな...)

黒獅子(決めたぞ。>>269だ)


※高等過ぎる魔術は習得・使用共に困難な恐れがあります
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:44:24.59 ID:U8DQ5nAG0
洗脳魔法

高等なら雷系魔法で
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:46:50.04 ID:mspZN29Z0
勇者だし一度行った街に帰るのが楽になる移動魔法
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:56:46.10 ID:U8DQ5nAG0
>>270の方がよかったかー。今更変えられないか
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 23:57:52.71 ID:qutrK5wn0
魔法書店相談室にて


魔法は初見殺しの多い厄介な技術である
その為大きな本屋や図書館には相談室が存在する
魔法に自信のない初心者は是非会計する前に寄るべきであるし
ベテランでも必ず寄る人はいる


黒獅子「これなんですが」

相談員「...ん、洗脳魔法かね」

黒獅子「はい...魔法は初心者なもので、習得と運用について教えて下さい」

相談員「流石に一番シンプルなものの魔法書を取ってきたようだが」

相談員「習得は少々面倒だ」

黒獅子「そうなんですか」
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/14(火) 00:07:35.27 ID:J+1ayfT10
相談員「洗脳とか催眠術ってのは素人にできる訳じゃない」

相談員「しかし先程も言ったようにこれは最もシンプルなものだ」

相談員「心理学の心得が少しあれば習得はできるだろう」

相談員「君、MPはいくつかね?」

黒獅子「10です」

相談員「やれやれ...てんで素人のようだな」

相談員「念のためもう少しMPを増やした方が良いかもしれないな」

相談員「消費MPは10。しかしMPがゼロは避けた方が良い。魔法抵抗力はだいぶ下がるぞ」
274 :眠る [saga]:2019/05/14(火) 00:22:16.34 ID:J+1ayfT10
相談員「して、買われていくのかね」

黒獅子「そうですね...」

黒獅子「>>275
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:31:58.18 ID:L/P05/eL0
もう一度、別のやつを探してみます

出来たら>>270
276 :眠る [saga]:2019/05/14(火) 00:33:28.03 ID:J+1ayfT10
ミス


相談員「ふむ。まぁいいだろう」

相談員「見たところ君はお金を持っていそうだしね」

相談員「して、他にも買われていくのかね」

黒獅子「>>276
277 :眠る [saga]:2019/05/14(火) 00:34:36.50 ID:J+1ayfT10
では>>275で行きます
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/14(火) 21:12:50.18 ID:J+1ayfT10
黒獅子「もう一度、別のやつを探してみます」

相談員「そうかね?」

相談員「ま、そうするといい」
279 :眠る :2019/05/14(火) 21:42:45.03 ID:J+1ayfT10
しばらくして


黒獅子「これはどうでしょう」

相談員「移動魔法か」

相談員「旅人にはかなり便利だが、旅をしているのかね」

黒獅子「はい」

相談員「そうか。この魔法は研究が活発でね。誰でも習得できるようになった」

相談員「いずれ更新があるかもしれないから、魔法書店で見かけたら第何版か確認した方が良い」

相談員「それは第7版だ」

黒獅子「消費MPは如何ほどでしょう」

相談員「7だ」
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 22:42:27.51 ID:ycn6NyVt0
相談員「これで良いのかね?」

黒獅子「...あ」


そういえば、給料を確認していなかった
袋を開け、確認する
3500ゴールド!
1500ゴールドも増えている


黒獅子「ふむ」

相談員「結構な額を持っているようだな。それなら先程持ってきた催眠術の本も買えるぞ」

黒獅子「合わせていくらですか?」

相談員「おいおい、私はレジ係ではないのだぞ」

相談員「...1300ゴールドだ」

黒獅子「ありがとうございます」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 23:16:43.28 ID:ycn6NyVt0
結局、洗脳魔法と移動魔法の魔法書を買った
所持金:4800ゴールド→3500ゴールド


黒獅子「さて...これからどうしたものかな」


1.魔道具店に行く
2.訓練所に行く
3.自由安価
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 23:17:28.10 ID:ycn6NyVt0
>>283で決めて下さい
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:27:08.64 ID:szRGQj0R0
1

見るだけもありだよね?
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 23:36:56.97 ID:ycn6NyVt0
>>283全然ありでございます

魔道具店にて


黒獅子「とりあえず見てみよう」


多くの魔道具が陳列されている
だが小綺麗に並べられている訳ではない
なぜなら魔法のほうきやマナバッテリーなんかはアンティークの雰囲気を出しているからだ
雰囲気を損なわないようにすれば必然的に小綺麗な状態から遠ざかる
値札を見ると異様に高い物もあり、本物のアンティークもありそうだ


黒獅子「うへぁ...」
285 :眠る [saga]:2019/05/15(水) 23:42:13.15 ID:ycn6NyVt0
黒獅子「...」


見飽きることなく店内を見回っていると、声をかけられる


黒獅子「はい」


くしゃりと潰れたトンガリ帽子を目深に被っている
どうやら、魔法使いのようだが...?


潰れ帽子「>>286
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:45:01.84 ID:szRGQj0R0
……あなたにはなかなかの潜在能力を感じる…何か買ってみる?
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 20:32:56.92 ID:AsXQWC9n0
潰れ帽子「......あなたにはなかなかの潜在能力を感じる...」

潰れ帽子「何か買ってみる?」

黒獅子「...あなた誰です?」

潰れ帽子「この店の関係者」

黒獅子「しかし、俺は金持ちじゃない。申し訳ないが冷やかし半分だ」

潰れ帽子「そう...」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 20:37:48.10 ID:AsXQWC9n0
潰れ帽子「それはそうとして」

潰れ帽子「これとかどう?」


どうやら大人しそうな話し方だが、結構グイグイくるタイプのようだ


黒獅子「え、それなんですか?」

潰れ帽子「>>289。安くしとくよ?」
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 20:43:54.30 ID:VQLorokH0
何が産まれるかはお楽しみ。不思議な卵
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 21:04:25.70 ID:AsXQWC9n0
潰れ帽子「何が産まれるかはお楽しみ。不思議な卵。安くしとくよ」

黒獅子「いくらですか」

潰れ帽子「500ゴールドだよ」

黒獅子「じゃあ買います」

潰れ帽子「じゃあここでお会計しようか」

黒獅子「はい」

潰れ帽子「まいどあり」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 21:16:53.16 ID:AsXQWC9n0
卵はラグビーボールを一回り小さくしたようなサイズだ
温めるといいらしいので、懐に入れておこう

所持金:3500ゴールド→3000ゴールド


黒獅子「久しぶりに勇者らしいことでもするか」

黒獅子「お、あんなところに気前のよさそうなオッサンが」

黒獅子「すみません」

オッサン「あいよ」

黒獅子「最近何か困った事件とか起きてないですか?」

オッサン「>>292
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:20:09.38 ID:Tn+7Mxph0
最近、巷の噂の怪盗が現れて義賊らしきことをしているらしい。私の所も狙われるか心配だ…
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:20:10.09 ID:i3ZXAqKMO
近隣で妖弧(♀)が悪さをしていて困っている
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 21:28:09.03 ID:AsXQWC9n0
オッサン「最近、巷で噂の怪盗が現れて義賊らしきことをしているらしい」

黒獅子「怪盗?」

オッサン「ああ。蓄えの多い貴族から金を盗んだり、食料を盗んで子供に配ったりしているらしい」

黒獅子「ふむ」

オッサン「私の所も狙われるか心配だ...」

黒獅子(でも、義賊なんでしょう...なんて言えない。きっと事情があるんだ)

黒獅子「分かりました。とにかく会ってみようと思います」

オッサン「ありがとう。行動力がある若者はいいね」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:05:27.66 ID:AsXQWC9n0
治安維持課にて


この都市には治安維持課が存在する
ここに尋ねれば落とし物はだいたい見つかり、泥棒は既に逮捕済み
大変優秀な課である


黒獅子「最近噂になっている怪盗がどこにいるか分かりますか」

受付「少々お待ち下さい...」

受付「恐らく、>>296辺りかと」
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 22:14:16.89 ID:VuQlAatM0
下水道
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:18:51.51 ID:AsXQWC9n0
受付「下水道あたりかと」

黒獅子「下水道」

受付「はい。忍び込んで拠点とできるのはあそこぐらいのものです」

黒獅子「流石に下水道に入るのは難しいなぁ」

受付「でしょうね。一応不審行動にあたるので逮捕されますよ」

黒獅子「うーむ...」
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:25:51.10 ID:AsXQWC9n0
一方そのころ、怪盗の拠点にて


怪盗C「我々の事を探している奴がいるぞ」

怪盗A「まじ?怖いなー」

怪盗E「殺そうよ!私ならやれる」

怪盗B「ダメに決まってんだろ。俺たちゃ義賊だぞ」

怪盗D「いっそのこと、こっちに呼んでみては?」

ABCE「え?」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:48:14.45 ID:AsXQWC9n0
黒獅子「はー...どうしたらいいんかね」


黒獅子はぶらぶらと裏路地を歩く
人通りの少ない所なら、怪盗に会えるのではないかと思ったからだ
すると、体が浮く。
いや、落ちているのだ
マンホールのフタが開いている
存在するはずの梯子もなく、ただひたすらに落ちていく


黒獅子「っへぇ!?」
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 23:12:55.70 ID:AsXQWC9n0
怪盗の拠点にて


黒獅子「うー...」

黒獅子「ここは...」

怪盗A「ここは我々、怪盗の拠点だ」

黒獅子「怪盗!?」

黒獅子「君たちの目的はなんなんだ!?」

怪盗A「>>301
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 23:15:14.19 ID:WJDdo7zfO
街で聞かなかったか?我々は貧しい者のために悪どい金儲けしてる奴等から奪うのさ
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 23:15:24.06 ID:Tn+7Mxph0
そのまんまだ。悪い奴から金を奪って貧しい人たちに分けてやっているのさ
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 20:25:27.20 ID:4Ucegd0e0
怪盗A「街で聞かなかったか?我々は貧しい者のために悪どい金儲けしてる奴等から奪うのさ」

黒獅子「ほー...」


まさに怪盗といったミステリアスな服装をした男だ
しかし覆面をしている訳ではなく、物騒な印象はない


怪盗A「君の目的は何かな」

黒獅子「一応、不安だからどうにかしてほしいと言われたんだが...」

黒獅子「この分だと、そういう訳にも行かないな」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 20:34:19.63 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「参ったな...何もせず放置では何を言われるか分からないが」

黒獅子「君たちを追い出すなんてとんでもないし...」

怪盗A「ふむ。では我々の手伝いをしてくれないか」

黒獅子「しかし...」

怪盗A「安心しろ。今までは悪人の正体を暴いても公開できなかった。それは我々が犯罪者だからだ」

怪盗A「だが、公開を君がしてくれれば、そしてその手柄を我々のモノとしてくれれば我々に怯える者も減るだろう」
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 21:15:08.90 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「なるほど」

怪盗A「うちの『ピエロ』が教えてくれたんだが、君は勇者だから丁度いい」

怪盗C「そう。俺がピエロだ。コードネームだけどな」

ピエロ「リーダーを除いて全員コードネーム持ちだ」


名前の通り、確かにピエロの姿をしている
しかし常識的なしゃべり方をしている


黒獅子「へぇ...分かったよ。是非協力しよう」
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 21:21:54.70 ID:4Ucegd0e0
怪盗E「待ちな」

黒獅子「はい」

怪盗E「みんな本当にこんな奴信用してるの!?」

怪盗E「ピエロだってコードネームの情報渡しちゃうし」

怪盗E「リーダーも仲良くしようとしてる!」

怪盗B「あー...『深紅』ちゃん?」

深紅「うるさい!そこのお前!私と勝負しろ!決闘だ!」

黒獅子「え」

怪盗A「すまない...手合わせしてやってくれないか?」

黒獅子「は、はぁ...分かりました」
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 21:28:54.63 ID:4Ucegd0e0
深紅と呼ばれたその少女は、紅い目をしており
また少し小柄である
だが、強い殺意と闘気を感じる


深紅「言っておくが、お前なんかが私に勝てると思うな」

深紅「私は鬼の血を受け継いでいる」

黒獅子「...っ」


戦闘開始!


深紅「砕け散れ!」


少女は鋭い蹴りを物凄いスピードで繰り出す
ただの蹴りではなく、何らかの格闘技の流派によるものだ


>>308...コンマ40以下で回避
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 21:30:30.96 ID:RJ0bEuzDO
はい
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 21:46:24.06 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「ぶべりあ!」


黒獅子は勢い良く吹っ飛ばされる
しかしどうにか受け身を取って体勢を立て直した


黒獅子「六角棒突き上げ!」


黒獅子は六角棒を正確に下段から抉るように突き立てる


>>310...コンマ60以上で命中
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 21:47:38.06 ID:m3ybZ05aO
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 22:33:56.84 ID:4Ucegd0e0
深紅「当たるか!」

深紅「そんな棒で私を捉えられると思ったの?」

黒獅子「*初級氷魔法*」

深紅「んっ!?」

深紅「魔法は卑怯だよ!」

深紅「もう怒ったよ!死ね!」


深紅はまたもや鋭い蹴りを繰り出す
先程よりも確実に殺す意思を感じる


>>312...コンマ50以下で回避成功
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 22:35:09.89 ID:LVMdb3wi0
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 22:35:16.59 ID:+/f+VpVQ0
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 22:48:34.01 ID:dul1cWFZ0
黒獅子さん回避率低過ぎィ!!
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 22:55:20.21 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「ロドリゲスッ!」


黒獅子は再び勢い良く吹っ飛ばされる
今度は受け身すら取れずに叩き付けられる


深紅「ふん。雑魚め」

黒獅子「やっべ...これ死ぬわ...!」

深紅「そう思うなら立ち上がらない方がいいんじゃない?」

黒獅子「そうだな...!」

黒獅子「だが俺はやる。決闘に逃走、又は其に準ずる事許されず」
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 23:01:51.40 ID:4Ucegd0e0
黒獅子は六角棒を深紅に向けて構える


深紅「いい覚悟ね。だけどそれたけで勝てると思わないことよ」

黒獅子「行くぞ...っ!」


その時、空気が破裂するような音が響く
それと同時に黒獅子は気絶する


怪盗D「死なれたら困るよー」


怪盗Dは銃を下ろして椅子に着く


深紅「なっ...むしろこれは死んで」

怪盗D「ゴム弾だから安心です。さっさと手当てをしましょう」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 23:08:49.67 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「...う、うう...」

怪盗A「目が覚めたか」

怪盗B「おい深紅」

深紅「...」

黒獅子「俺は...ああ...そうか」

怪盗B「うちの深紅が好き勝手してしまい申し訳ない」

深紅「...ごめんなさい」

黒獅子「はぁ...でもぶつかり合いで語らないと分からないこともありますよ」

深紅「...」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 23:14:44.09 ID:4Ucegd0e0
黒獅子「それより、悪事を暴く悪人はどこに居るんですか?」

怪盗A「この都市で最も高い135階建てマンション、『キングスマンション』の132階に住んでいる」

黒獅子「どんな奴で、どんな悪事をしたんですか?」


>>319...悪人の種族と性別
>>320...手を染めた悪事
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:20:52.43 ID:dul1cWFZ0
ライオン型の獣人男、DQ4のキングレオ風
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:21:41.21 ID:+/f+VpVQ0
違法薬物売買
321 :眠る [saga]:2019/05/18(土) 01:40:41.31 ID:NTsW42uf0
怪盗A「獣人なんだが、ライオン型で戦闘力も高い」

黒獅子「なるほど。つまり暴力団とか」

怪盗A「違法薬物売買の元締めだ」

黒獅子「そっちかー...」

怪盗A「今回は証拠を押さえないといけないから潜入するぞ」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 10:00:00.82 ID:NTsW42uf0
黒獅子「証拠を押さえる...つまり取引現場に潜入するってことかな」

怪盗A「そうだ。そして我々がそれを押収...したかったのだが」

怪盗A「数が膨大すぎるし、警備も厳重だ。少し持ち帰るくらいだろう」

怪盗A「だが、小型カメラがあれば問題ない」

怪盗B「それデリケートに作ったから乱暴に扱うなよ?」

怪盗A「ああ」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 10:07:20.05 ID:NTsW42uf0
怪盗A「君にもこの小型カメラとトランシーバーを渡しておこう」

黒獅子「あざます」

怪盗A「取引は今夜、パーティー会場で大々的に行われる」

怪盗A「魔法工場の地下にそのパーティー会場がある」

怪盗A「入口で検査や認証などを行っていないため、自由に入れる」

怪盗A「もう日も暮れてくる頃だろう。さあ行くぞ!」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 10:14:56.72 ID:NTsW42uf0
麻薬取引現場にて


工場の下にこんな大きな空間があるとは思ってもみなかった
一見すれば華やかなパーティー会場だ
しかし明らかに気が触れている者や粉の入った袋を持っている者もいる


黒獅子「さて、怪しまれない為に解散したが...」

黒獅子「どうしたものかな...」

黒獅子「>>325しよう」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 10:21:02.74 ID:5i7JtVbO0
よくわかっていないバカのフリをして情報を集めを
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 15:34:14.70 ID:KZFibHKw0
黒獅子(よくわかっていないバカのフリをして情報集めをしよう)

黒獅子(ターゲットは...)


すぐそこに赤ローブを纏った男がいる
薬を沢山持っているようなので、情報を引き出すとしよう


黒獅子「すみませーん」

赤ローブ「なんだ」

黒獅子「薬売ってますか」

赤ローブ「まだだ。お前初めてか?」

黒獅子「はい」

赤ローブ「そうか。なら仕方あるまい」
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 17:26:26.06 ID:KZFibHKw0
赤ローブ「誰にここを紹介されたのかは分からないが」

赤ローブ「初めてならここのルールを教えてやる」

赤ローブ「まず、開始時刻になると獅子人様が現れる」

黒獅子「シシヒトサマ?」

赤ローブ「このパーティーを取り仕切るお方だ」

赤ローブ「初めてなら直接会って挨拶をするべきだろうな...少しタダでくれるかもしれん」

黒獅子「太っ腹なんですね」

赤ローブ「ああ。だがあのお方に無礼な行為だけはするなよ」

赤ローブ「凄まじく強いらしい」
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 19:09:15.08 ID:KZFibHKw0
黒獅子(獅子人...おそらく、例の悪人だろうな)

赤ローブ「むっ、もう時間だ」


パーティー会場にある演壇にスポットライトが集中する
すると床下から忍者屋敷のように獣人が出てくる


獅子人「皆の者!よくぞここに集った!」

獅子人「予定通り速やかに売人はマーケティングすることだ」

獅子人「私は長々と挨拶をかますのが好きではないからな!ハッハッハ!」

獅子人「ごきげんよう!」


獅子人は煙を撒き散らし、晴れる時にはいなくなっていた
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 21:45:29.06 ID:NTsW42uf0
すぐさま、演壇に波のように人が群がる
何事かと思ったが、どうやら撒き散らした煙は粉末の麻薬を散らしたものらしい
我先にと有り難そうに吸引する者達の姿が何か恐ろしいものに見えた
ある者は見えない何かを見ようとし、ある者は粉末が粗い為に傷ついた鼻の粘膜から血を垂れ流している


黒獅子「...」

赤ローブ「あー...今日は忙しいみたいだな」

赤ローブ「実は俺も売人なんだが...初回サービスだ。タダでくれてやる」

黒獅子「あ、ありがとうございます」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 21:52:54.91 ID:NTsW42uf0
黒獅子「じゃあ今日はこの辺で...」

赤ローブ「待ちな!」

黒獅子「...はい」

赤ローブ「折角だしここで吸ってけよ」

黒獅子「えー...」

赤ローブ「ほら、お試しだ。ぐっと行けよ」

黒獅子「>>331
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:09:58.81 ID:ZtSUwfZgO
赤ローブと証拠品(ヤク)を掴んでアジトに移動魔法
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 22:50:07.55 ID:NTsW42uf0
黒獅子「分かった。では」


黒獅子は麻薬を受けとる
そして同時に赤ローブを掴む


黒獅子「*移動魔法*」

赤ローブ「!?」
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/18(土) 23:54:00.50 ID:NTsW42uf0
黒獅子『証拠品確保。これより口封じを行う』

怪盗A『了解』

黒獅子「...ふぅ。トランシーバーとかいったか。これは便利だ」

赤ローブ「まさか、お前...!」

黒獅子「多分予想外してるぞそれ。俺は怪盗じゃないからな」

黒獅子「後はここでお前を気絶でもさせておくだけだ。それ以外の証拠品は他の奴らに任せる」

赤ローブ「やるしかないのか...!ならば殺す!」
334 :眠る [saga]:2019/05/19(日) 00:39:43.39 ID:gBp5ShOL0
戦闘開始!


黒獅子「当たれええええっ!」


黒獅子は六角棒を突き出す
散々避けられてきた一撃だが、今度こそ当たるのか


>>335...コンマ55以下で命中
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:40:02.57 ID:4xh8MFaz0
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 19:25:10.93 ID:gBp5ShOL0
黒獅子「はぁ!」

赤ローブ「うぉっあぶねっ」

赤ローブ「てめぇ...」

赤ローブ「俺の得意魔法で仕留めてやる!」

黒獅子「得意魔法!?」

赤ローブ「食らえ!>>337!」
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/19(日) 20:12:22.06 ID:4xh8MFaz0
水魔法
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 20:29:22.43 ID:gBp5ShOL0
赤ローブ「*水魔法*!」


激流が手の先から迸り、黒獅子を襲う
押し出す力が強く、壁に叩きつけられる


黒獅子「ぶべっ!うっぷ」

黒獅子「ゴハァ!水飲んだ...」

黒獅子「...お前、赤いローブ着てるのに水魔法が得意なのか」

赤ローブ「...俺の気にしてることを...!」
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 20:35:26.04 ID:gBp5ShOL0
怒りに任せ、更なる威力の水魔法を唱えようとしている
これを食らうとまずい...


黒獅子「そうはさせない!」

黒獅子「ショット!」


彼はビリヤードの如く放つ
正確で鋭い。そんな一撃であるからだ


>>340...コンマ60以下で命中
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 20:39:04.96 ID:ovy9RI1zO
氷魔法で対抗しろよ
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 20:51:00.16 ID:gBp5ShOL0
>>340リアル賢さが足りませんでした。すみません


黒獅子「っ!」

赤ローブ「だから当たんねぇっつってんだろ!」

赤ローブ「死ね!*水魔法*!!」

黒獅子「やるしかない!」

黒獅子「*初級氷魔法*!」
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 20:57:41.58 ID:gBp5ShOL0
再び襲い来る激流を止めるにはそれしかなかった

実際、その激流の勢いは和らいだ
しかしあることを彼は失念していた
彼のMPは10。移動魔法で7消費し、初級氷魔法には5のMPが必要になる
MPが足りなかったため、勢いを完全に止めることは敵わなかった
だが威力を抑えるには十分であったと言える


黒獅子「く...」

赤ローブ「何だと!?」

黒獅子「もう一発だ!今度こそ当たれ!!」


唸りをきかせて棒を叩き込まんとする


>>343...コンマ65以下で命中
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 20:58:38.97 ID:4cAk5ZTDO
はい
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 21:27:49.23 ID:gBp5ShOL0
赤ローブ「お前マジで攻撃当てるの下手だな」

赤ローブ「こっちも今度こそだ。決めさせてもらうぜ」

黒獅子「あんまし使いたくはなかったが...」


黒獅子は持っている銃の引き金を引く
不意討ちなので避けられることはない


赤ローブ「ぐ...っ...!!なぜそれを最初から...」

黒獅子「当たり所が悪いと殺してしまうからだ」

赤ローブ「...う...」


赤ローブは気絶した
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 22:18:28.91 ID:gBp5ShOL0
その後、怪盗が全員帰って来た


黒獅子「証拠品は麻薬以外にも掴めましたか?」

怪盗B「ああ。最初の獅子人登場から、実際に取引が行われる瞬間まで記録した映像がある」

怪盗D「そこの人死にかけてない?」

怪盗D「赤いローブ着てるから分かりづらいけど相当出血してますよ」

ピエロ「また治療か...面倒だな」
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 22:27:53.54 ID:gBp5ShOL0
迅速な応急手当や治癒魔法の力で赤ローブは生命の危機を脱した


怪盗D「じきに起きると思うし、口を塞いで縄で縛って目隠しもしよう」

黒獅子「では証拠品は全て置いていくので、また明日」

怪盗A「ああ。今日は特に気をつけて帰れよ。宿に泊まるつもりだろう」

黒獅子「その予定ですねぇ」

怪盗A「梯子起動」


怪盗Aが壁にあるスイッチを押すと、梯子がマンホールの中に現れる
そういう仕組みだったのかと感心させられる


黒獅子「明日もここを通りますよ」
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 22:32:20.74 ID:gBp5ShOL0
魔法都市イテルにて


既に深夜であり、人通りはほぼない
メインストリートは賑わっているが、脇道に逸れればこんなものだろう


黒獅子「はぁ...」

黒獅子「攻撃は当たらないし、回避も出来ないし」

黒獅子「勝手に死にかけたり殺しかけたりして手を煩わせるし」

黒獅子「その他諸々他力本願だ」

黒獅子「こんな奴が本当に勇者なんて名乗って良いのか?」


落ち込む彼の傍らに影が一つ


>>348「ふーん」

黒獅子「!?」
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/19(日) 22:34:41.57 ID:4xh8MFaz0
魔女
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 22:54:57.10 ID:6cnqmz1CO
困ったときのレベルアップ薬さんじゃないか
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 23:47:52.93 ID:gBp5ShOL0
魔女「悩んでいるようだね?イーッヒッヒ!」

黒獅子「あ、あなたはあの時の魔女さん」

魔女「覚えてくれておったか」

魔女「折角じゃからこの男前な私が訓示を垂れてやろう」

魔女「まあそんな仰々しい話でもないのじゃがの」

魔女「年寄りの戯れ言程度にでも思っておいてくれ」
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/19(日) 23:53:37.97 ID:gBp5ShOL0
魔女「誰だって最初から凄く物事が出来るわけではない。ということじゃよ」

魔女「確かに歴代の勇者の多くは華々しい功績をあげ続け、失敗などないやつもいたかもしれぬ」

魔女「しかしそういった者は熟練した後に勇者になった者じゃ」

魔女「お主はまだ若い。悩むのも良いが、ここで道を閉ざすのは余りにも勿体無いぞ?」

黒獅子「...そう、ですか」

魔女「それに勿体無い理由はお主が若いからだけではない」

黒獅子「え?」
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/20(月) 00:35:22.08 ID:seVvl6H70
魔女「この薬に見覚えはあるかね?」

黒獅子「勿論です」


レベルアップ薬。便利な薬だ
一度キノコを探してお礼に貰ったことがある


魔女「サービスじゃ。一本やるぞ」

黒獅子「いいんですか」

魔女「いいから飲みなされ」

黒獅子「は、はい」


前回と同じく一気飲み
353 :眠る :2019/05/20(月) 00:38:08.22 ID:seVvl6H70
黒獅子 聖人のレベルが5になった!

レベル5毎に特徴的能力の取得ができる
この中から>>354が選んで取得

幸運(運が良くなる)
探知(見えない罠や存在を感知する能力の上昇)
信心(神に助言を乞うことができる。基本無視される)
心理学(魔法書があれば洗脳・催眠魔法の使用が可能)
武器受け流し(武器で相手の攻撃を受け流すことができるようになる)
投擲(物を投げる技能が上昇)
治療(医学的治療ができる)
解錠(解錠魔法の成功率上昇、ピッキング可能になる)
気配遮断(隠れたりできる)
電子工学(科学的機構の操作ができる)
ジョッキー(色んな生き物を乗りこなせる)
変装(変装。)
信用(信じてもらえる)
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 00:45:30.80 ID:AUbbQrIDO
信用
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/20(月) 20:43:22.44 ID:seVvl6H70
黒獅子は『信用』を手に入れた


黒獅子「...」

魔女「ふむ、どうやら『信用』を獲得したようじゃの」

黒獅子「『信用』?」

魔女「うむ、お主は信用を勝ち取ることができる」

魔女「守るべき相手に裏切られるとか、そういうのはないじゃろう」

魔女「希望にさえなれるかもしれんぞ」
356 :眠る [saga]:2019/05/20(月) 23:02:35.12 ID:seVvl6H70
黒獅子「はぁ...ありがとうございました」

魔女「イーッヒッヒ!例には及ばんよ!」

黒獅子「いえいえ」

魔女「それじゃあまた会おう!」


魔女は箒に股がって飛んでいった
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 19:12:49.74 ID:oyyDsCzo0
宿屋にて


黒獅子「泊まりたいんですけど...」

店員「あー...それなのですが」

店員「ちょっと事情があってできないんです」

店員「申し訳ございません」

黒獅子「そこをどうにかなりませんか」

店員「>>358
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 19:18:19.65 ID:UimdRKrDO
外れにある物置小屋ならあるが
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 19:23:59.69 ID:oyyDsCzo0
店員「外れにある物置小屋ならあるが」

黒獅子(身を隠す目的なら適している...)

黒獅子「はい、是非そこで」

店員「...寝具はありませんよ?」

黒獅子「承知しています。藁とかありますか」
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 19:27:41.34 ID:oyyDsCzo0
店員「ありますよ」

黒獅子「そりゃあいい。最高だ」

黒獅子「いくらです?」

店員「100ゴールドでいい」

黒獅子「ありがとうございます!」


所持金:3000ゴールド→2900ゴールド
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/21(火) 19:30:55.16 ID:oyyDsCzo0
物置小屋にて


確かに藁はある
それ以外にも肥料や鍬が置いてあり、店主は元農家なのではと思わせる
かぐわしい香りの中で寝れるのだから、貴重な体験である


黒獅子「やることもないし、寝るか...」


>>362...寝ている間に何かあった?
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