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【安価】魔法少女「この街は私が守る!」
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455 :
◆ppsYlUZVdU
[saga]:2019/06/14(金) 04:00:58.11 ID:Tm671Yso0
女性「誰か...誰か助けて...っ...!」
人通りの全く無い路地裏を、女性が息も絶え絶えに駆け抜ける
身に着けている衣服は鋭利な刃物で切り裂かれ、ズタボロになっている
「無駄だ...誰も来やしねぇ...!!」
そんな女性の後を、異形の化物が追っていた
図体は岩石の様にガチガチに硬くなっており、両手は巨大なハサミに変わっている
まるで蟹の様な見た目の化物は、ハサミでわざと大きな音を立てながら女性を追い詰めていく
女性「はぁ.....はぁ.......っ、あぁ...!!」
蟹怪人「どうやら、追いかけっこはおしまいみたいだなぁ?」
女性「っ、誰か、誰かぁっ!!」
命からがら逃走していた女性だったが、遂に行き止まりまで来てしまった
時刻は夕方5時半、表の通りならば帰宅中の学生達で賑わっているだろうがこんな路地裏には人の気配は全く無い
蟹怪人「わざわざお前が一人になる瞬間を狙ったんだ、助けが来るわけ無ぇだろ??」
女性「っ、な、なんで私なんですか!?私、貴方に何もしてません...!!」
蟹怪人「ぁん?...顔が好みだったから、犯したくなった。そんだけだ」
女性「そ、そんな......」
女性は逃げる気力も無くなってしまい、その場にへたり込んでしまう
怪物はニヤニヤと笑いながら、ハサミをカチカチ鳴らして女性に近付く
そして、そのハサミが女性の衣服を完全に切り裂こうとした時だった
「はぁっ!!!」
上空から声がしたかと思うと、怪物のハサミが切断されていた
突然の事に焦る怪物
ブレイブ「お前...最近この辺りで犯行を繰り返している強姦魔だな?」
蟹怪人「ちっ.....魔法少女か.....」
女性の危機を救ったのは一人の魔法少女だった
青を基調としたバトルドレスを身に纏い、動きやすい様に軽くて丈夫な胸当てを装着している
下の方はロングスカートになっており、女剣士を彷彿とさせる装いだ
そして腕には怪物のハサミを断ち切った剣を握っている
456 :
◆ppsYlUZVdU
[saga]:2019/06/14(金) 04:01:24.77 ID:Tm671Yso0
ブレイブ「悪いが、少々痛めつけてでもして無力化させてもらう」
蟹怪人「やれるもんならやってみろよ!!」
そう言うと、怪物は切断されたハサミを生やし魔法少女に襲いかかる
それを軽くいなした魔法少女は、カウンターで切り返す
ハサミでガードしようとした怪物だったが、全く歯が立たず再び切断されてしまう
怪物「ぐぅ...っ...!!」
ブレイブ「どうした?さっきよりも柔らかかったぞ?」
怪物「くそっ、くそくそくそぉっ!!」
ブレイブ「また生えた...いいだろう、何度でも断ち切ってやる!!」
そこからは消耗試合だった
いくら生えるとは言え、永遠ではない
生やすたびに体力を消耗する怪物に対して、魔法少女は体力の消耗を全く見せない
それもその筈、彼女は今まで多数の修羅場をくぐり抜けて来たベテランでもあったのだ
結果的に、怪物は体力の消耗によりその場に気絶して倒れてしまった
女性を家まで送り届け、怪物を警察に引き渡すと魔法少女は変身を解き帰路に付く
快斗「.....終わったか?」
凛「快斗!?時間かかるから帰っていいって言ったのに...!」
快斗「...別に、そんなに待ってない」
凛「一時間くらい経ってるぞ!?」
路地裏から出てきたブレイブ...青海 凛に男性が声をかける
声の主は、凛の幼馴染で恋人である結月 快斗だった
快斗「それより、怪我はないか?」
凛「へ?あ、あぁ...大丈夫だったけど...」
快斗「ならいい、帰るぞ」
凛「...まさか、心配してずっと待っててくれたのか...?」
快斗「.........行くぞ」ギュッ
凛「っ、あ、あぁ...///」ギュッ
快斗はぶっきらぼうに言い放ち、凛の手を握って歩き出す
それが、彼なりの優しさだと理解している凛は手を握り返し顔を若干赤くする
歴戦の魔法少女も、恋人の前では普通の高校生の女の子に過ぎないのだった
凛「快斗、今日も寄っていくだろ?」
快斗「今日も、親御さん仕事か?」
凛「あぁ、話し相手になってくれると助かる」
凛「.....それに、魔力も回復したいし....な...///」
快斗「っ.....お、おう...///」
結局の所、二人は相思相愛の関係なのだった
その後二人は、凛の部屋では魔力回復という名目でイチャイチャするのだった
【プロローグ 完】
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