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【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! 2学期よ!」【百合】
- 538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 18:27:00.44 ID:ykjPRRasO
- 夏の暑さにやられた凜華が魔法を暴走させ氷付けになる(する)事故発生
氷付けになるのは部屋でも人でも作りやすいやつで
- 539 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:03:43.94 ID:Ik31rDzXo
- 部室ーー
クロエ「ふう……」キュッ
モミジ「あ、ポニーテールにしたんだ」
クロエ「動いてるとあっつくてね……」
百合江「皆様、部室に空冷魔法はかかってますが熱中症にはお気を付けくださいまし。しっかり水分補給をすること、いいですわね」
はいっ
レナ「凜華、ちょっといい?」
凜華「はぁ……はぁ……」ポタポタ
レナ「ってすごい汗……。タオル取ってくるわ」
凜華「ありがとレナさん……すこし動きすぎたよ……」ゼエゼエ
レナ「魔法で氷作ったら涼しいかもしれないわよ? あ、はいタオル」
凜華「……やってみようか」
凜華「ふっ……!」キイイ…
レナ「あ、いいわね。部屋がどんどん涼しくなってくわ」
凜華「っ」ガクンッ
レナ「きゃっ!」ガシッ
レナ「ちょっと、大丈夫?」
凜華「ぅ……」カクン
レナ「!! 百合江部長! 熱中症です!」
百合江「言ったそばから……! とりあえず寝かしてくださいまし!」
- 540 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:04:11.18 ID:Ik31rDzXo
- クロエ「保健室に運ぶわ。ヒカリ、手伝ってくれる?」
ヒカリ「もちろん!」
モミジ「た、タオルとかスポドリとかもあった方がいいよね!?」ワタワタ
レナ「私職員室に先生呼びに行くわ。先に保健室に行ってて!」
ーーーーー
どどどどどっ
楓「なんだなんだ?」
クロエ「通るからどいてどいて!」
どどどどどっ……
嵐「ヒカリが凜華のこと背負ってたな……」ブルッ
嵐「さむっ……。風邪引いたかな」
晶「あ、おい! 足元!」
嵐「え? は!? 凍ってる!?」
晶「動くな! 炎で溶かす!」ボシュウッ
嵐「あ、ありがとな晶……」
楓「なんか大変なことになってるねえ……」
ーーーーー
モミジ「通り過ぎたところどんどん凍ってるよ!? どうしよう……!」
クロエ「とにかく一刻も早く保健室に寝かすわよ!」
- 541 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:04:38.68 ID:Ik31rDzXo
- 保健室ーー
レナ「リリィ先生連れてきたわ」
リリィ「さ、寒いですね……」
クロエ「部活中に気絶しちゃって……多分熱中症だと思うんだけど」
リリィ「気絶しちゃった以上、素人が下手なことはできませんけど……。まずは……」スウウウ…
凜華「ぅ……ん……」
ヒカリ「少し顔色が良くなった……?」
リリィ「魔力の流れを安定化させました。これで魔法が垂れ流しになるのも止まったかと」
リリィ「あとは医療術師の方を呼んでおくので、応急処置だけしておきますね」テキパキ
モミジ「一件落着……かな?」
リリィ「あ、そのドリンク置いておいてあげてください。起きた時に飲んでもらいましょう」
モミジ「あ、はい!」
リリィ「ふふ、皆さんありがとうございました。水津さんはこちらで診ておくので部活に戻ってもらって大丈夫ですよ」
クロエ「こちらこそありがとうね、リリィちゃん。助かるわ」
- 542 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:05:21.25 ID:Ik31rDzXo
- 中庭ーー
クロエ「ほんと熱中症って怖いわね……」テクテク
レナ「ちょっと」
ヒカリ「……あ」
クロエ「どうしたの皆。立ち止まったりして……」
モミジ「中庭に氷の塊がある……」
クロエ「……意識失いながらも屋内には魔法撃たないようにって思ったのかしらね」
クロエ「早いとこ砕かないと邪魔よねえ、これ。……魔弾【シュート】!」ゴッ
ミシッ……
ヒカリ「ヘコんだだけだね」
クロエ「硬すぎよ! どうなってるの!」
イオ「え……えっ? なんですか、これ……」
クロエ「イオ? ……あ!」タタタッ
クロエ「イオ、あなたの爆発魔法でこれ砕いてくれない?」
イオ「え、む、無理……です」
クロエ「私の魔法じゃ無理だったのよ! お願い!」
イオ「じゃ、じゃあ……皆さん室内に下がってください。それが条件です」
クロエ「いいけど……変な条件ね?」
イオ「久しぶりだけど……もう子供じゃないし……魔法の練習だってしてきたし……」ボソッ
ーーーーー
- 543 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:05:47.93 ID:Ik31rDzXo
- クロエ「いいわよー!」
クロエ(イオの魔法初お披露目ね……!)ワクワク
イオ「では……」
イオ「爆発魔法【エクスプロージョン】!」カッ
ドオオオオオオオオオンッッ!
クロエ「ーーッ!!?」ペタンッ
モミジ「ひ、ひいいっ!」
レナ「くっ……」
ヒカリ「す、すごいね……。氷が跡形もなく消えたよ」
ヒカリ「……あれ、クロエ?」
レナ「あの魔法を見て喜々として飛び出してったわよ」
ーーーーー
クロエ「イオ!」
イオ「っ」ビクッ
イオ「ごめんなさいごめんなさいっ、ごめんなさい!」
クロエ「イオ……?」
イオ「ごめんなさいっ、ごめん、なさい……っ!」
クロエ「ちょっと、イオ!」ガシッ!
イオ「はーっ、はーっ!」ガタガタガタ
クロエ「落ち着いて、私の目を見て、ゆっくり息を吐いて」
イオ「はっ、はっ、はっ……!」ガタガタガタ
クロエ「ゆっくり……吸って……吐いて……」
イオ「す、すう……っ、はあ、すっ、はぁぁ……!」
クロエ「大丈夫、大丈夫……」ポンポン
ーーーーー
ーーー
ー
- 544 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:06:14.03 ID:Ik31rDzXo
- 校長室ーー
樹「イオさんの魔法は把握していたんだけど……まさかあんなに威力がある魔法だとはね」
クロエ「私の責任よ。魔法が見たいなんて言ったから……」
樹「いえ、遅かれ早かれ魔法を使うタイミングはあったと思うわ。むしろ夏休み中の人が少ない時で良かったかも」
クロエ「イオ……すごく怯えてた」
樹「流石にそこまでは把握してないわね。魔法にトラウマでもあったのかしら……」
クロエ「……決めた」
樹「?」
クロエ「イオのこと、私がなんとかするわ」
樹「……いいの?」
クロエ「魔法が撃てなくなるなんて、そんな辛いこと……私だけで十分よ」
ーーーーー
クロエ「イオ」
イオ「っ」ビクッ
クロエ「大丈夫、怯えないで」
クロエ「……なんでそうなったのか、聞かせてもらえる?」
イオ「……は、い」コクリ
- 545 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:06:40.13 ID:Ik31rDzXo
- イオ「昔魔法が撃てるようになった時、まず家の一角が爆発して……」
イオ「親や先生からは、危ないから気をつけて魔法を使うように言われたんです」
イオ「でも、小学生の頃仲の良かった友達と喧嘩して……その時あの魔法を……っ」ガクガク
イオ「相手は幸い軽傷でした……。でももうそれからは皆私のことを危ない人だと思って離れていって……」
イオ「もう何年も経ってるし、魔法のコントロールもできるかもって思ったんですけど、さっきの魔法でまた人を傷つけたらと思うと怖くて……!」
クロエ「……よく話してくれたわね。ありがとう」ナデナデ
クロエ(人を傷つけたから、魔法を撃つのが怖い……。確かにあの魔法はとんでもないものね)
イオ「クロエさんと、せっかく友達になったのに……また離れるなんてやだよぉ……!」グスッ
クロエ「ちょっとちょっと。何勝手に私の行動を決めてくれてるのよ」
イオ「ふぇ……」
クロエ「友達はやめないし、なんなら提案があるのだけど」
イオ「提案……?」
ーーーーー
- 546 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:07:06.42 ID:Ik31rDzXo
- 修練場ーー
クロエ「ここで、私達で特訓するわよ」
イオ「とっくん……」
クロエ「実はね、つい最近すごい戦いを見て……私もパワーアップしたいと思ってたの」フオン
クロエ「私ね、実は魔力だけのシュートとシールドしか使えないのよ」
イオ「え? あの、闇……っていうのは?」
クロエ「あれが一応固有の魔法……でも魔力と完全に分離してて目くらましにしか使えないの。はっ!」シュウウッ
クロエ「触ってみて」
イオ「あ……触れない。ホントに暗闇がそこにあるだけなんだ」スカスカ
クロエ「で、イオはここで爆発の大きさをコントロールできるようにする」
イオ「……修練場壊しちゃうよ?」
クロエ「そこは校長先生にお墨付きを貰ってるわ。『絶対に壊れない、もし壊れても修復魔法があるから好きに使って』って」
イオ「……」
イオ「……クロエさん、ありがとう」ニコッ
クロエ「あ、久しぶりに笑ったわね。いい顔よ」
イオ「……///」カアッ
- 547 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:07:44.42 ID:Ik31rDzXo
- その頃の部室ーー
百合江「あら、クロエさんは?」
レナ「他の問題ができちゃったみたいで、そっちの方に……」
ヒカリ「クロエ友達多いですから」
百合江「そうですの。では凜華さんの方はどうでしたの?」
ヒカリ「凜華さんはリリィ先生が診てくれてます。今は落ち着いてますが、後で医療術師の方に診てもらうと」
百合江「承知しましたわ」
百合江「ところで」ギラリ
ヒカリ「な、なんですか?」
百合江「なぜヒカリさんはクロエさんだけ呼び捨てなのでしょう。記憶が確かなら数カ月前はまださん付けで呼んでたはずですわ」
ヒカリ「それは……その……///」
百合江「あら! 顔が赤くなってましてよ。ナニかあったんですわね?」ハアハア
二年生1「百合江ストップ! 落ち着いて!」
百合江「離して! 離してくださいまし! 呼び方の変化には百合エピソードが付いて回るという持論があああぁぁぁ…………」ズルズル
ヒカリ「あ、あはは……困ったな……」
ヒカリ(クロエでシ……シたことなんて言えないし……///)
ーーーーー
ーーー
ー
- 548 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:08:11.90 ID:Ik31rDzXo
- ー幕間
ティアとアルシェ、漫画を読むー
アルシェ「……」ペラッ
ティア「……」ペラッ
アルシェ「……?」
ティア「どうかしましたか?」
アルシェ「これ、なにしてるの」スッ
ティア「あ、あー、これはあの……キ……です」ボソボソ
アルシェ「? キ?」
ティア「き、キス……です///」
アルシェ「きす……なんでしてるの?」
ティア「それは……す、好きだからではないですか?」
アルシェ「好き……よく分かんない」
アルシェ「好きだからきす……ふふっ」
ティア「キス、知らないんですか?」
アルシェ「……」コクン
アルシェ「今まで読んだのは魔術の本だけだから、物語を読むのも初めて」
ティア「すごい生き方してますね……」
現在の目標
・夏休みを過ごす
安価↓〜↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください
10/10回目の行動です
行動終了後、イベントを挟んで夏休みが終了し、二学期へと突入します。
- 549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 18:31:16.26 ID:P10MybKgO
- 久々に黒魔術部を見に行ったらエミールが他の部員に揉みくちゃにされていた。
理由を聞いたらエミールのパルプンテで部員全員に強力な魅了効果がかかってしまったらしく、害は無さそうなので放っておくことに。
……なお実はパルプンテの内容は『魅了』ではなく『増幅』だったとかなんとか
- 550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 18:36:34.14 ID:OmclwggOO
- 夏休み最後の日、自室で夏休みが終わってしまうことを惜しみながらもヒカリと共に思い出を反芻する。
来年もまた皆でたくさん思い出を作ろうと約束する。
- 551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 18:40:21.61 ID:D9PNB6D9O
- ルクがばれないようにひっそりと外に出ていた。
どうやら学校内を見物していたらしく、その中で校長やウィン、デンといった規格外が気になったとか。
- 552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 18:42:17.39 ID:PK27nT+50
- ローラとラピスとクリアと隣町で遊びに行ってるとたまたま夏祭りで縁日が開かれており、レンタルの浴衣に着替えながら楽しむことに
- 553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 18:42:25.82 ID:U+Rc92Mj0
- 夏休み終盤、チームの連携を高めるという名目で夏祭りに出向くティア、アルシェ、ナミネの三人(提案はナミネ)
屋台巡りに一段落したところでナミネが気を利かせて離脱し、ティアとアルシェを二人きりにしてしまう(実はナミネは離れた所から見守っている)
そしてなぜか先日読んだ漫画のキスシーンを思い出し、ティアにキスを迫るアルシェ(半分くらいは好奇心)
- 554 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 22:45:42.23 ID:Ik31rDzXo
- ローラの部屋ーー
ルク「ふああ……」ポンッ
ローラ「きゃっ! びっくりしたぁ……」
ルク「たまには体動かそうと思いまして」
ルク「では少し失礼しますよ」バサアッ
ローラ「……」ポカーン
ローラ(ルクさんってマイペースだなあ……)
ローラ「じゃない! 見つかっちゃう!」
ラピス「ご安心を」
クリア「きゅー!」
ラピス「私が見えないよう光を屈折させてますのでバレることはありません」
ローラ「そう……ですか?」ホッ
ーーーーー
ルク「ほー、面白い人いますねえ」キョロキョロ
ーーーーー
デン「……?」
ーーーーー
ウィン「ん〜……?」
ーーーーー
樹「?」
ーーーーー
ルク「おっと……さすがにあのクラスだと姿が見えなくても何かを感じるみたいですね」ソソクサ
ルク「……おや、あれは……」
ーーーーー
- 555 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 22:46:21.26 ID:Ik31rDzXo
- 黒魔術部ーー
エミール「みんなストップ、ストップ!」
黒魔術部員「はあはあ……エミール可愛い……」
クロエ「久しぶりに見に来てみればこれは何……?」
エミール「く、クロエさん! 魔法使ったら変なんだよ! みんな襲ってきて……!」
黒魔術部員「魅力魔法だから! 魅力魔法だから!」
クロエ「あー……お邪魔みたいだから帰るわね。ケガはしないでしょうし……頑張って」グッ
エミール「な、なんでぇ……ひゃんっ!」
エミール「あ、こら、胸揉むなあ!」
クロエ「……」ソソクサ
ーーーーー
クロエ(? 魅力魔法なら私が何も感じないのって変よね……)
クロエ「……」ウーム
クロエ「まいっか」
ーーーーー
ルク「あは、あははは! 感情増幅の魔法が暴発! 面白い魔法使いもいますね!」ケタケタ
ルク「ひーっ、ひー……そろそろ戻らないとローラさんに怒られますかね」バサッ
ルク「くくっ、リリウム……中々愉快な……」バサッバサッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 556 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 22:46:49.87 ID:Ik31rDzXo
- ローラ「ルクさん! 勝手な行動しないでください! 心配したんですから!」プンプン
ルク「ごめんなさい……」
ラピス「ローラさんローラさん、これ……」ピラッ
ローラ「あっ……!」
ルク「夏祭りのチラシですか?」
ローラ「これは、その」
ラピス「『ラピスさん用りんごあめ』『クリア用わたあめ』『クロエちゃん用チョコバナナ』……」
ラピス「『ルクさん用たこ焼き』……?」
ローラ「わ、わああああっ!」ガバッ
ルク「買ってくるつもりだったんですか……?」
ローラ「…………///」コクリ
ルク「まあ」キュン
ローラ「だ、ダメです! ルクさん心配かけたので買ってきません!」
ルク「……」シュン
ローラ「〜〜〜っ、今回だけですからね! もうっ!」
ルク「!」パアッ
ラピス(飼いならされてますねえ)
- 557 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 22:47:24.03 ID:Ik31rDzXo
- ラピス「さてと……」
ローラ「ラピスさん?」
ラピス「お祭りに行くんでしょう? なら準備しないと……」
ローラ「ラピスさんは連れていきませんよ?」
ラピス「え?」
ローラ「え?」
ラピス「なっ、なんでですか! 私も行きますよ!」
ローラ「ダメです! クリアのこと誰が見てるんですか!」
クリア『クリアも行きたい……』
ローラ「ええ!?」
クリア「んーーーっ!」グググ…
ラピス「あ」
ローラ「え、え、これなんですか!? 大丈夫なんですか!?」ユサユサ
ラピス「人間の姿になりますね、これ」
クリア「んーーーーーーーーーっ!!!」ググググッ!
ローラ「ええええええっ!?」
安価↓
クリアが人間形態に変化可能になりました
竜にとっての大きな変化です
子供っぽい性格も変化を迎える……かもしれません
【人間形態の容姿】(イメージとしてはローラ達学生よりも年下です)
【性格】(竜形態と同じように元気なイタズラっ子でも、全く違う性格でも構いません)
- 558 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 22:48:06.99 ID:Ik31rDzXo
- 安価の内容は「クリアが人間形態になったときの設定」です
一番大事な文言入れるの忘れてました…
- 559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 22:54:19.81 ID:lRBYcLPG0
- 【人間形態の容姿】小学生低学年の様なロリっ娘、髪はセミロングで蒼から白にグラデーションしてる
【性格】何一つ変わらない
- 560 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:14:58.91 ID:0favKdSio
- クリア「ふう……」シュウウウ…
ローラ「わ、わあ……」
クリア「これでお祭り行ってもいい!?」キラキラ
ローラ「……」
ローラ「絶対に、ぜっっったいに迷惑かけちゃダメだよ」
クリア「うん!」
ローラ「ラピスさんも!」
ラピス「は、はいっ!」ピシッ
ルク(飼いならされてますね……)
ローラ「それじゃあ……準備して行こっか?」
ーーーーー
ーーー
ー
ラピス「そういう訳でお祭りに行ってまいりますので」
クロエ「ええ。楽しんできて」
ローラ「演劇部は明日朝早いんだもんね」
クロエ「そうね、明日からまた学校が始まるから朝練の時間も使わないと」
ローラ「お土産買ってくるからね!」
クロエ「お願いねー」
パタン
ヒカリ「行かなくてよかったの?」
クロエ「お祭りに行って、そこで闇の魔獣が来ても困るしね。まさか町中でラピスさんに竜になってもらって助けてもらうわけにもいかないし」
ヒカリ「大変だね……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 561 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:15:32.58 ID:0favKdSio
- 祭り会場ーー
ローラ「レンタルの浴衣があるみたい。せっかくだから着ていこっか」
ーーーーー
ざわざわ ざわざわ
「美人……」
「子供の方も可愛い……! モデルみたい!」
ラピス「見られてますね……これは『迷惑かけてる』には入りませんよね?」ソワソワ
ローラ「ふふ、大丈夫ですよ。ラピスさんすっごく綺麗だから見惚れちゃう人も多いかも」
クリア「クリアは!?」
ローラ「クリアもすっごく可愛い」ナデナデ
クリア「んふー!」
ローラ「それじゃあ行きましょうか」
ラピス「はい! わたあめ! 焼きそば! フランクフルト! なんでも来いです!」
ナミネ「あら」
ローラ「あ、ナミネさん! と、ティアちゃんと、アルシェちゃん?」
ナミネ「親睦を深めようと思いまして、三人で。そちらは?」
ローラ「ラピスさん達お祭りの食べ物食べたことないだろうなと思って買おうとしたらついてきちゃいました」
ナミネ「あらあら」
- 562 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:16:09.45 ID:0favKdSio
- ナミネ「見慣れない子がいますけど……」
クリア「クリアだよ!」
ナミネ「あら、人間になれようになったんですね! おめでとうございます!」
クリア「あのね、ナミネいっつもお勉強教えてくれてありがとね!」
ナミネ「!」ジーン
ナミネ「いい子……」
ラピス「でしょう」ドヤ
ティア「ナミネさんっ、早く来て……ください……っ!」
ティア「このままじゃ……屋台が全滅します……!」
ナミネ「あ……では失礼しますね!」ピューッ
アルシェさん! ストップです!
ローラ「あはは……じゃあ改めて出発だね」
ラピスクリア「おー!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 563 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:16:36.66 ID:0favKdSio
- ナミネ「一通り回りましたかね……」
ティア「……」コクン
アルシェ「……まだいける」
ナミネ「さ、流石に休憩しましょう。お手洗いに行ってきますので、少しここで休んでいてください」
ティア「……」コクン
アルシェ「ん」コクリ
ーーーーー
ナミネ「さて……」ササッ
ナミネ「どうなりますかね」ニヤリ
ーーーーー
アルシェ「……あ」
アルシェ(ティア、ほっぺに食べかすついてる……)
アルシェ「ん」ヒョイパクッ
ティア「っ!!」ガタンッ
ティア「なに、を」
アルシェ「食べかすついてたから……」
ティア「そ、そうですか」ドギマギ
アルシェ「……」ジー
アルシェ(この間読んだ……きす? してみようかな。もっとティアのいろんな顔が見れるかも)
アルシェ「……」ガシッ
ティア「アルシェ……?」
- 564 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:17:29.94 ID:0favKdSio
- アルシェ「……」グググ…
ティア「な、なんですか! まだ食べかすついてますか!?」
アルシェ「んーん」
ティア「なら……」
アルシェ「きす、したい」
ティア「!!!!??」
アルシェ(あ、すごい真っ赤)
ティア「それは、あの、ある、あるしぇは、わたしのことが、すき? すきなんですか?」
アルシェ(そうだった……好きだからきすするんだった……)
ティア「あるしぇ……」
アルシェ「分かんない。してみたい、じゃだめ?」
ティア「だめ! だめです! キスは付き合って互いに好きにならないと……」
アルシェ「付き合う?」
ティア「恋人同士になるってことです……!」
アルシェ「恋人……」
ティア「友達以上に大切で、好きな人同士のことです……どれだけ知らないんですか」
アルシェ「なら、アルシェはティアが一番大切で、好き」
ティア「ふぇ……っ///」
アルシェ「これじゃ、だめ?」
- 565 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:18:07.67 ID:0favKdSio
- ティア「だめじゃ……ないです」
ティア「私と、恋人になってくれますか?」
アルシェ「うん。一番大切にする」
ティア「じゃあ……キスしても……いいです……よ?」
アルシェ「うん」グ…ッ
ちゅっ……
ティア「ん……っ」
アルシェ「……っ」
アルシェ「なに、これ……」ドキドキ
アルシェ「胸が、ドキドキして……」
ティア「わ、私も……です」ドキドキ
ーーーーー
ナミネ「あ、ああ……!」
ナミネ(お二人とも……! 良かったですね……!)
ーーーーー
ナミネ「お二人とも、お待たせしました」
アルシェ「ナミネ、ごめん」
ナミネ「は、はい?」
アルシェ「ティアと恋人になったから、ナミネのことは大切にできない」
ティア「ん゛っ!///」
ナミネ「あらあら」
- 566 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:18:41.44 ID:0favKdSio
- ティア「アルシェ、それはそういうことじゃなくて……!」
アルシェ「?」
ティア「友達は友達で大切にしてください。ナミネさんなんて特にマホリオの仲間なんですから」
アルシェ「ティアがそう言うなら……」
ナミネ「ゆっくり恋人らしさを学べばいいんですよ。帰ったらご教授しましょうか?」
ティア「だ、だめ! 教えるのは私の役割……!」
ナミネ「あらあらうふふ」
ナミネ「ではそろそろ帰りましょうか?」
アルシェ「? 休憩が終わったんだから当然続き」
ナミネ「……ティアさん、お察しします」
ティア「……アルシェですから」
ーーーーー
ーーー
ー
- 567 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:19:08.41 ID:0favKdSio
- 所変わって自室ーー
クロエ「今日で夏休みも終わりね……」
ヒカリ「いろいろあったね」
クロエ「ええ。五ヶ月くらいかかった気がするわ」
ヒカリ「宝坂見て、旅行して、大会出て……他にもいろいろ」
クロエ「イオのこともあったし、ウィンさんとラピスさんの戦いも見たし」
ヒカリ「それはすごそうだね……」
クロエ「来年もまた楽しむわよ。今年とおんなじ……いえ、それ以上に!」
ヒカリ「うん。これからもよろしくね、クロエ」
クロエ「こちらこそ」
ーーーーー
ーーー
ー
- 568 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:19:35.41 ID:0favKdSio
- ミシッ……
- 569 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:20:03.77 ID:0favKdSio
- 樹「!」ゾクッ
樹(「何か」……来た!)バッ
- 570 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:20:32.94 ID:0favKdSio
- 自室ーー
ズズズ……
クロエ「?」
ヒカリ「クロエ……?」
バキイイイッ!!
クロエ「!」バッ
ヒカリ「!?」バッ
ヒカリ(ドアが……いや、そんなことより……)
クモ?「ゥゥゥウウウヴゥゥゥヴ」
ヒカリ(人間大の大きさの真っ黒なクモ……闇の魔獣か)
クモ「ウウヴヴウウゥゥゥゥヴウウ」
ヒカリ「ボクが時間を稼ぐ。そのスキに箒で飛んで誰か強い人を呼ぶんだ」
クロエ「え、ええ!」
ヒカリ「魔弾【シュート】!」ゴッ
クモ「ウウゥゥゥゥヴヴウアアアアァァ」カサカサカサッ
クロエ「っ」ギュンッ
- 571 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:21:03.61 ID:0favKdSio
- クロエ「……!」ギュンッ!
クモ「シイイイィィィイイアアアアア」カサカサカサカサ
ヒカリ「クロエ! そいつクロエにしか興味ないみたいだ!」ギュンッ!
クロエ「上等! 魔弾【シュート】!」ゴッ
クモ「ギギイィィ……」ドサッ
クロエ「な、何よ。見掛け倒し……」
クモ「ウウウゥゥヴウヴウゥゥヴウアアアアアア!!!」ガバアッ!
クロエ「!!」
樹「魔弾【シュート】!」ゴオウッ!
クモ「キシェェエアアアアアァァ!」ドッ
樹「外に逃げて!」
クロエ「ええ!」ギュン!
クモ「ゥゥウヴウヴウ」カサカサカサカサッ
樹「狙いはあくまでクロエさんだけね」
樹(なら……!)
- 572 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:21:45.64 ID:0favKdSio
- 中庭ーー
樹「クロエさん! 空に逃げて!」
クロエ「了解よ!」ギュンッ!
クモ「シュウウアアアアゥゥヴゥウウ」シュルシュルシュル!
樹「糸まで吐いて、まるで本物のクモね。ただ動きまで止めちゃ……だめよね!」
樹「模倣・破壊魔砲【キャノン】!!」ゴオオオオッ!!
クロエ「へっ?」
ドオオオォォォォォォンン……
ーーーーー
ナミネ「あら、花火大会はまだのはず……」
ーーーーー
クロエ「…………」シュタ
樹「大丈夫だった?」
クロエ「死ぬかと思ったわよ! 主に校長先生の魔法でね!」
クロエ「あれだけの威力なのに校舎は傷ついてないし……」
樹「そこはほら、私一応校長先生やれるほど魔法上手だから調整して……」
ざわざわ ざわざわ
樹「生徒が出てきちゃったわね……一度校長室に」
クロエ「はいはい……」
- 573 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:22:21.27 ID:0favKdSio
- 校長室ーー
ヒカリ「びっくりしたよ、もう! ほんとにケガしてない!?」
クロエ「ええ、それは大丈夫」
樹「あれが闇の試練ね……」キリッ
クロエ(しれっと校長先生モードに……)
樹「クロエさん、闇の本の解読はどうかしら」
クロエ「一行だけ。『闇は人の心を拠り所にして、大きく暗く成長していく』って」
樹「ふむ……」メモメモ
樹「これからはできる限り解読を進めてちょうだい。頻繁に結界を突破されるようなら結界の張り直しが必要かもしれないしね」
樹「そうそう、他の闇の魔法使いがいないか、少しツテを使って調べてみるわ。実際の話を聞ければ解決につながるかもしれないし……。たまに声をかけてくれれば見つかったかどうか報告するわね」
クロエ「ええ、何から何までありがとう」
樹「それじゃあ改めておやすみなさい。明日からの二学期、頑張るのよ」
ーーーーー
ーーー
ー
- 574 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:22:51.50 ID:0favKdSio
- 自室ーー
クロエ(ドア直ってる……修復魔法かしら)
ヒカリ「本……ってどれ?」
クロエ「ヒカリには見せたことなかったわね。これよ」ペラッ
ヒカリ「全然読めなさそうだけど……」
クロエ「こうやって魔力を注げばたまに読め……」キイイ…
- 575 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:23:20.27 ID:0favKdSio
- 闇は人の心を拠り所として、大きく暗く成長していく。
闇に自我はなく、ただ大きくなることだけを本能とする。
精神的に……
- 576 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:23:57.52 ID:0favKdSio
- クロエ「……読めた」
ヒカリ「ほんと!? すごい仕組みだね……」
クロエ「とりあえずメモして寝ましょう。……はあ、最後の最後に疲れたわ」メモメモ
ヒカリ「ラピスさんがお祭りに行ってるときにこんなことがあるなんてね」
クロエ「ほんと、私一人の時に襲われたらちょっと怖いわよね……」ボフッ
ヒカリ「それはないと思うな……」
ヒカリ(クロエ人気だから誰かしら一緒にいるし、誰か気づいて助けてくれそう……)
クロエ「ふあ……」
ヒカリ「あ、寝よっか。電気消すね」
クロエ「ええ。おやすみ……」
ヒカリ「おやすみなさい、クロエ」
ーーーーー
ーーー
ー
- 577 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 00:24:36.02 ID:0favKdSio
- 講堂ーー
樹「皆さん、おはようございます」
おはようございます!
樹「これから二学期に入りますが、まだまだ暑さは残っています。体調に気をつけて、生活するようにしてくださいね」
二学期が始まりました
現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
二学期は9月〜12月までの4ヶ月です(年末にはお休みになります)
1ヶ月を4週間として行動します
1/16回目の行動です
- 578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 00:35:09.30 ID:Q7u+njJFO
- ついに結ばれた無口ロリ組のとこで砂糖吐きかけた
演劇部の特訓。今回のテーマは『一人のヒロインを取り合う男役二人』ということで男役に凜華とヒカリが選ばれヒロイン役はローテーションしていく形に。
美形二人に挟まれて次々とヒロイン役がダウンしていく中、ヒカリと同室&凜華と同じチームなためか他より耐性が付いていたクロエはどうにか耐えきることに成功する。
なお今回の目的は部員達に凜華&ヒカリに対する耐性を付けるのが目的だが、百合江の趣味も多分に入っているそうな。
- 579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 00:40:25.22 ID:pRs3uG5h0
- 新学期最初の大規模パルプンテ、学校中から布類が消える(服はもちろんハンカチやスカーフ、カーテンも)
一部生徒達は自前の魔法で裸晒すのを回避するも半数以上が数時間真っ裸で過ごすハメに
- 580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 00:43:17.21 ID:zWuNPn8pO
- 二学期初日、『夏休みが終わった』という現実を受け入れられず現実逃避に走る一部生徒達。
- 581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 00:47:51.33 ID:dQ9bu43IO
- ティアとアルシェが恋人同士になったことを思い出してしみじみしていたナミネだったが、冷静に二人のキスを思い出してしまい真っ赤に。
まだ特に気になる相手はいないものの、急に恋愛方面について興味が出てしまい悶々。
- 582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 06:52:41.03 ID:0161R1DkO
- 闇の本が唐突に読める項目が増えることが気になり、どういった条件で読み進めることが出来るのか色々試して法則性を探る。
- 583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 07:38:59.81 ID:l/3mCklTo
- >クロエ「ええ。五ヶ月くらいかかった気がするわ」
メタい!メタいよ!
こういうちょっとしたネタほんとすき
- 584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 10:52:45.08 ID:WtoqlZEdo
- 一番最初に結ばれたのが幼女組で草
他の組もそろそろ真剣にならないとね?
- 585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 14:19:32.78 ID:5JABRAH2O
- パルプンテ裸祭りでどろどろのレズレズな事態に発展するかもしれない
それに期待しよう
- 586 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:39:04.19 ID:0favKdSio
- 校長室ーー
樹「皆さんなぜ呼ばれたか分かってますね?」
生徒1「…………」
生徒2「…………」
樹「夏休み明けが辛いのは分かるけど、だからといって休むのは言語道断」
樹「反省文を書いてきなさい!」
生徒3「はーい……」
生徒4「すみませんでした……」
樹「全く……」
- 587 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:39:31.50 ID:0favKdSio
- その頃、黒魔術部ーー
エミール「よ、よしっ、今日もやるぞ……!」
エミール(前回みたいな魅力魔法にはなりませんように……!)
エミール「えいっ!」ポンッ
しゅううううううう……
エミール「……」
黒魔術部員「……私まで服が消えたんだけど」
エミール「……ごめんなさい」
きゃああああああああああ!!
黒魔術部員「あ、久しぶりに外まで被害出ちゃったかな」ヒョコッ
黒魔術部員「!!?///」
エミール「? どうしたの?」
黒魔術部員「全員裸だ……」
エミール「え……」
黒魔術部員「過去最悪の魔法だよ……!」
エミール「ええええええっ!!」
- 588 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:40:01.84 ID:0favKdSio
- 校長室ーー
樹「だいたいあなた達は一学期の頃から……」シュウウウ…
生徒1「ぶっ! 先生、服! 服!!」
樹「話を逸らさないで……っ、きゃああああああ!!」バッ
生徒2「あ、私達も……!?」シュウウウ…
いやああああああ きゃあああああああ
ーーーーー
楓「………………」ズーン
嵐「おい楓……」
楓「突然胸囲の格差社会を見せつけられてどうしたらいいか分からないポーズ」ズーン
嵐「魔法みたいだからさ、あと少しで解けるよ。……元気出せって」
楓「嵐……」
楓「雷で体隠してるの超面白いね」
嵐「楓!」
ーーーーー
クロエ「まさかこんなに私の魔法が役立つことがあるなんてね」ズモモモ
レナ「今回ばかりは感謝するわ。部活中で良かった……」
モミジ「うん、クロエさんがいなかったらと思うとゾッとするよ」
ーーーーー
ティア「……///」
アルシェ「……」
ティア【なんですかねこれ】
アルシェ「誰かの魔法だと思うけど……。強い魔法じゃないからすぐ解けるよ」
ティア【ならいいんですが】
アルシェ(文字書いた紙で体隠してるティア……)ムラッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 589 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:40:28.31 ID:0favKdSio
- ナミネ「あ、服が戻ってきましたね……」シュウウウ…
ナミネ「ティアさんとアルシェさん、お互いの裸を見て早まらなければいいのですが」
ナミネ「……しかし、素敵でした」ホワ…
ナミネ「好きあってる二人が結ばれる……キュンとします」
ナミネ「まさかキスまでするとは思ってませんでしたが……」
ナミネ「……///」
ナミネ「わ、私にもいつかキスしたいと思える相手ができるんでしょうか///」ドキドキ
ナミネ「はぁ……青春ですねえ……///」
ーーーーー
ーーー
ー
- 590 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:40:55.41 ID:0favKdSio
- 部室ーー
百合江「皆様、そろそろ部活を再開しますわ」パンパン
百合江「凜華さん、ヒカリさん、よろしいかしら」
凜華「はい」
ヒカリ「なんでしょう」
百合江「今から二人には男役として、部員一人ずつ取り合っていただきますわ」
百合江「このままいけば舞台でも男役をするのは二人。しかし二人に対する部員の耐性があまりに低すぎますの!」
凜華「そういうことなら喜んで」
ヒカリ「ボクもやってみます」
ーーーーー
凜華「『俺と……結婚してくれますか?』」
ヒカリ「『待て! 彼女と結婚するのは僕だ!』」
部員1「あふぅ///」バタン
ーーーーー
ヒカリ「『僕の目を見て……』」
凜華「『やめろ! 彼女に触れるな!』」グイッ
部員2「あぁん///」クネッ
ーーーーー
凜華「『綺麗だよ……』」
ヒカリ「『愛してる……』」
レナ「……っ///」
クロエ(おお、あのレナまで……)
ーーーーー
- 591 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:41:23.16 ID:0favKdSio
- 凜華「『俺と付き合ってください!』」
ヒカリ「『僕の方が君を幸せにできる!』」
モミジ「ひゃあああ///」
ーーーーー
ヒカリ「ボクの彼女に手を出すな!」
凜華「『彼女はもう俺のものだよ』」
クロエ「『やめて! 私のために争わないで!』」
百合江「ふむ……」
ーーーーー
部員3「ひ、ひい……///」ヘナヘナ
先輩1「しゃーわせぇ……」ホニャア
先輩2「ずっとこの練習がいい……」トロン
百合江「無事だったのはクロエさんだけですのね……」
クロエ「正直くらっときたけどね……。二人とは普段から接してるし、その差かしら」
凜華「『先輩、自分をないがしろにしちゃダメですよ』」クイッ
ヒカリ「『こんなに魅力溢れる人なのに……』」ツツッ
百合江「ひゃああっ! わたくしはいいですわっ、おしまいですわ!」
凜華「『先輩……』」
ヒカリ「『せーんぱいっ』」
百合江「……きゅう///」パタン
クロエ「……全滅、ね」
ーーーーー
ーーー
ー
- 592 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:41:50.65 ID:0favKdSio
- 自室ーー
ヒカリ「今日の部活は面白かったな」
クロエ「結局ノリノリでやってたわね」
ヒカリ「ボクの演技力も上がってきたってことかな」ウキウキ
クロエ「だといいわね……っと」ポウウ
ヒカリ「あ、また本読んでるの?」
クロエ「ええ。解読がてら色々実験しようと思って……」
- 593 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:42:16.73 ID:0favKdSio
- 闇は人の心を拠り所として、大きく暗く成長していく。
闇に自我はなく、ただ大きくなることだけを本能とする。
精神的に不安定になった“拠り所”を捕らえる存在がいる。
その存在は……
- 594 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:42:43.34 ID:0favKdSio
- クロエ「……続きが知りたいのだけど」ポウウ…
クロエ「……だめね」
ヒカリ「何か分かった?」
クロエ「術者を捕まえに来る存在がいるって」
クロエ「この間のクモのことよね、これ」
ヒカリ「多分……」
クロエ「続きが知りたいのに」ツンツン
クロエ「連続して読めるようにはならない、消費した魔力量に関わらず読み進められるのは一文ずつ……周りの環境とかは解読に関係あるのかしら」
ヒカリ「まだまだ分からないことだらけだね」
クロエ「そうね。ちょっとでも情報が増えればいいけど……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 595 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:43:32.94 ID:0favKdSio
- レナ「デン、あなた不登校になったりはしないのね」
デン「あ、私いない方がいいかな、そうだよね、新学期になったのにこんな辛気臭い顔見たくないよね」
レナ「そんなに暗いこと考えるのに学校休まないのが不思議なのよ」
デン「や、行っても行かなくても一緒だし……」
レナ「……ふーん」
レナ「ま、杞憂で良かったわ。校長先生不登校の生徒にすっごく怒ってたらしいから、あなたも怒られたんじゃって思ってたの」
デン「へ、へへ、怒る価値もないよ私なんか。はあ、死にたい」
現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
9月第2週
2/16回目の行動です
- 596 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:44:14.23 ID:0favKdSio
- なおエミールは大事件の原因として大量の反省文を書かされました
- 597 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 19:55:45.54 ID:Sno9C7xA0
- 自分も少しでも闇の情報を集めるために「闇魔法使いや闇魔法に詳しい人を探しています。本人またはそれらに心当たりがある人は、一年クロエアートルムまで連絡下さい」みたいな内容で掲示板を利用してみる。
ついでに自分以外の今出てる依頼もチェック
- 598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 19:58:56.69 ID:KvcUaFffO
- イオの魔法修練。
まずは安心して修練場が使えることを理解してもらうために壁に爆発魔法をぶっぱ、壊れない壁を見て今後も使えることに大いに安心するイオ。
……なお後で校長が秘密裏にチェックしたところ、表面は魔法で無事だが壁の内側にある程度ダメージが通っておりヒヤッとしたとか
- 599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 19:59:10.83 ID:nL1WIlqA0
- ローラら助っ人同好会と協力して図書室で闇の試練について調べる
- 600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 20:03:08.26 ID:y+wWOnCmO
- 食堂でいつも以上に仲の良いアルシェとティアを発見。なんとなく聞いたらアルシェから「ティアと恋人になった」と淀みなく言われ辺り騒然。
耳まで真っ赤になり声も筆談も覚束なくなりアルシェを引っ張っていくティア。
なお一部始終を見ていた百合江は出血多量で尊死しかけた。
- 601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 20:07:47.75 ID:jsu2H6qSO
- 久々にチームでマホリオの練習。
前回の敗因から、各自が咄嗟に自分の身を守る方法を模索(クロエは闇、凜華は氷、モミジは引力斥力で)
- 602 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:24:17.98 ID:0favKdSio
- 修練場ーー
クロエ「さ、今日も練習してみましょうか」
イオ「うう……やっぱり怖いよ……」
クロエ「そう言うと思って……」
樹「私も暇じゃないのだけど……」
クロエ「校長先生を連れてきたわ!」
樹「んんっ。イオさん、あなたの魔法は夏休みの時のものを見たわ。あのレベルの魔法ならここは壊れたりしないから、遠慮なく撃ってちょうだい」
イオ「わ、分かりました。やってみます……!」
イオ「すー……はー……」
クロエ「大丈夫よ、イオ……落ち着いて……」
イオ「爆発魔法【エクスプロージョン】!」カッ
ドオオオォォォォォォンンッ!!
クロエ「……」
樹「……」
イオ「……っ」
樹「……うん、大丈夫。どこも壊れたりしてないわ」
イオ「よ、良かったぁ……」ホッ
クロエ「これで心置きなく練習できるわね」
イオ「うんっ」
ーーーーー
- 603 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:24:48.67 ID:0favKdSio
- 練習後ーー
樹(とは言ったものの一応内側もチェックしておきましょうか)フオン
樹「魔力展開!」
樹「って、えっ?」
樹(ヒビやら穴ボコやら……まさか内側にダメージが響いてる? 念の為修復魔法と、防御魔法の上掛けをしときましょう……)
樹(強烈だわ……爆発魔法……)
ーーーーー
ーーー
ー
- 604 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:25:22.74 ID:0favKdSio
- 掲示板ーー
クロエ「さてと……」ペトッ
『【闇の魔法使い】【闇の魔法に詳しい人】がもし知り合いにいましたら、1年クロエ・アートルムまでご連絡ください』
ローラ「貼れた?」
クロエ「ええ。助っ人同好会はよくここから依頼を受けるのよね」
ローラ「そうだよ。私なんかはまだ依頼をもらえるほど知名度もないから、自分から依頼を受けにいかないと何もすることがないんだ」
クロエ「ふーん……」チラッ
クロエ「いろいろあるわねえ……」
『倉庫の大掃除手伝い募集』
『求む!マッサージ師!』
『マホリオ特訓』
クロエ「ふむふむ。この辺とかなら私でもできそうね」
ローラ「多分やってあげたら喜んでくれると思うよ」
クロエ「もし機会があればやってみるのもいいかも。さてと……助っ人さん、よろしく頼むわね」
ローラ「うんっ、ここからが私達の力の見せ所!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 605 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:26:01.78 ID:0favKdSio
- 図書室ーー
クロエ「闇の魔法に関する本をありったけちょうだい」
司書「かしこまりました。検索魔法【モニター】!」バララララッ
ひゅん! ひゅんひゅん!
どさどさどさっ
司書「……はい、さしあたってタイトルに「闇」と付く書籍です。後で魔法大全や歴史書なんかも持っていきますね」
クロエ「ありがとう。それじゃあ助っ人同好会のみんな、闇の試練に関係のありそうな情報があったら教えて。あとは……この本に似たものがあればそれも」
ローラ「あ、それ……クロエちゃんしか読めないやつだよね?」
クロエ「ええ。他にももしかしたら同じように魔力を注ぎ込めば読めるかもしれないわ」
ローラ「よーし……クロエちゃんのためにも頑張るぞ! 先輩達もお願いしますね!」
クロエ(その間に私はこの本に魔力を注いでみましょうか)
調査の結果↓コンマ
01〜50 成果なし
51〜80 歴史書に記述を発見
81〜98 現役の闇の魔法使いが執筆した本を発見
ゾロ目 クロエが今持っている本が読みやすく翻訳された本を発見
- 606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 22:28:30.59 ID:nL1WIlqA0
- あ
- 607 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:39:23.62 ID:0favKdSio
- ローラ「クロエちゃん、これ……」
クロエ「?」
ローラ「歴史の本なんだけど、このページだけなんか雰囲気が……」
クロエ「……『空覆い尽くす暗闇、全てを飲み込む。一人の少女空に飲み込まれ、世は晴れ渡る』……」
クロエ「これが……闇の試練……?」
クロエ(この挿絵は夜の風景……なんてものじゃない。もっと暗く黒く、見つめているだけで飲み込まれそうな……)
クロエ(闇そのもの……)
ローラ「クロエちゃん……?」
クロエ「っ」ハッ
クロエ「よ、よくやったわローラ! これは闇の試練に間違いない! これで対策ができるわ!」
ローラ「そ、そう?」
クロエ「ええ。ほんとにお手柄よ」
最後の闇の試練の情報を手に入れました。
- 608 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:39:54.74 ID:0favKdSio
- 中庭ーー
クロエ「マホリオの練習も久しぶりね」
凜華「夏休みはほとんど部活だったからね」
モミジ「次はどんな練習をするんですか?」
クロエ「くるくまさんに負けたのは「油断」よ。だから、咄嗟の時に自分の身を守れるように練習するわ」
クロエ「具体的には1vs1vs1で、自分の方にきた攻撃は絶対に避けること。いつ自分が狙われるか分からない状況でもちゃんと防御や回避をできるようになれば……」
凜華「少なくとも前回みたいなミスは少なくなるかもね」
モミジ「うん、やるよ!」
クロエ「いい返事。じゃあスタートよ!」フワッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 609 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:40:24.49 ID:0favKdSio
- 食堂ーー
ナミネ「あら、皆さんお揃いで」
クロエ「マホリオの練習してて……疲れたわ……」
モミジ「私飲み物取ってくるね」
凜華「私も行くよ」
アルシェ「ティア」アー
ヒカリ「闇の試練の方はどう?」
ティア「……」スッ
アルシェ「あむっ」パクッ
アルシェ「……えへへ」
クロエ「……後で部屋で話すわ」
楓「闇の試練ってあれだろ? この間の黒いクモ!」
クロエ「そうそう」
アルシェ「アルシェも食べさせてあげる」スッ
ヒカリ「あの時は校長先生が助けてくれて……」
ティア「あー……む」
ティア【おいしいです】
晶「大変だなあ。アタシが近くにいたらすぐぶっ飛ばしてやったのに」
アルシェ「えへへ」
ティア「……///」テレテレ
クロエ「…………」
- 610 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:41:02.33 ID:0favKdSio
- クロエ「なんか……ティアとアルシェ、近くないかしら」
レナ「そうね。この間まではもう少し離れてた気がするわ」
アルシェ「当然」
アルシェ「アルシェとティアは恋人同士。一番大切」フンス
しーーーーん……
全員「……ええええええええええええ!!?」
モミジ「あああっ、驚きすぎて持ってきた飲み物こぼしちゃった……っ」ガシャン!
レナ「お、落ち着いて。み、みんな、冷静に……」オタオタ
嵐「付き合ってるのか……」
楓「ひゅーひゅー!」
クロエ「ティアとアルシェが!? あの無口で恋愛なんか興味ないみたいな顔してた二人が!?」
ティア【〜ζ、゛∂〆ξ(】ブルブル
ナミネ「ティアさんも落ち着いてください! 何も書けてません!」
ティア「あ、あ、あ……!///」カアアアッ
ティア「〜〜〜〜っ//////」ガシッ
アルシェ「?」
ぴゅーーーっ
晶「逃げた……」
ヒカリ「連れて逃げたね」
クロエ「……とんでもない藪をつついてしまったわ」
- 611 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:41:42.50 ID:0favKdSio
- レナ「本当……なの?」
ナミネ「……はい。夏祭りの時に、お二人は……」
嵐「まだ出会って半年も経ってないのに……進んでんなあ」
楓「でもあの二人めちゃくちゃお似合いだよ!」
ローラ「おめでたい……よね」
ヒカリ「うん。幸せになってほしいね」
モミジ「あまり言いふらさない方がいい……よね?」
ナミネ「そうですね。できれば内緒の方が……面白半分に野次られても可哀想ですし」
クロエ「この話はここまで! 本人達もいないんだし、これ以上は野暮よ!」
楓「ちぇー、クロエがアルシェに振るから話始まったのになあ」
ーーーーー
百合江「かふっ……! 無口ロリコンビ……言葉数は少なくとも内に秘めたる想いは熱く……! てえてえ……! てえてえですわ……!」ビクッビクンッ
百合江「あ、鼻血が……」ツツー
ーーーーー
- 612 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:42:49.46 ID:0favKdSio
- 掲示板ーー
デン「…………」
ーーーーー
ーーー
ー
- 613 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:43:16.13 ID:0favKdSio
- 現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
9月第3週
3/16回目の行動です
- 614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 23:23:31.64 ID:l/3mCklTo
- >>604の掲示板に貼り出されていた依頼って、指名したら受けられるのかな?
できるならやってみたいな
とりあえず「求む!マッサージ師」をやりたい
駄目だったら安価下
- 615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 23:59:35.09 ID:jsu2H6qSO
- デンに巨乳化してもらっている楓を見てきた嵐、自分もデンに頼んで身長を伸ばしてもらう(楓をやや見下ろすくらい)。
互いに見下ろす側と見上げる側が逆になって新鮮な感じだが、旅行のあれや最近無口組がくっついたこともあって変に意識して気恥ずかしくなってくる(なお嵐の身長は割とすぐに戻った)
- 616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 00:03:11.52 ID:fQTVvzOnO
- >>612だとデンに何かあるのか……
季節の変わり目&休み明けという油断からか風邪を引いてしまったクロエ。
同室のよしみでヒカリにお世話される羽目に。
(ローラをはじめとした友人組もお見舞いに)
- 617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 00:08:58.06 ID:CSd7GPiRO
- 闇の悪夢再び。辺り一面暗闇に覆われた空間に一人取り残されたクロエ。
しかし以前校長から受け取った星光の羅針盤が夢の中に出現、その光の指し示す方向から脱出に成功し悪夢から覚める。
- 618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 00:09:38.09 ID:3OwwbVDA0
- 夏休みにお願い(ラピスと戦う)を実現してくれたお礼がしたいとローラや竜親子とウィンの部屋に招かれることに
甘いお菓子等をご馳走になりおしゃべりしながらも何度かキスを目撃したりお城(意味深)に行ったことも知ってるので、やることはやっててここが2人の愛の巣かとよからぬことも考えてしまうクロエ
ラピスはウィン&ナナが正体を知っているので隠れずに居られる場所としてしばしばその後も遊びに行くようになったとか
- 619 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 07:06:43.27 ID:PrPaaXu/o
- >>614
もちろん受けられます
「あまりに常軌を逸していない行動」「脈絡がなさすぎる行動」でなければできる限り採用するつもりです
また「食堂に行く」等短い安価だった場合や、イベントを発展させられそうだと>>1が判断した場合については、ティアとアルシェの時のようにこちらでさらに進めていく場合もあります
- 620 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:11:04.72 ID:PrPaaXu/o
- 部室棟ーー
クロエ「待ち合わせはここ……」キョロキョロ
アリサ「あ、君がマッサージしてくれる子?」
クロエ「ええ……」
クロエ(えーっと……)
アリサ「……んー」
クロエアリサ「あ! オリエンテーションの時の人!」
クロエ「見覚えあると思ったわ」
アリサ「久しぶりだねー。まさか覚えててくれてるとは思わなかったな」
クロエ「こっちこそ。下級生なんかたくさん入ってきたでしょう」
アリサ「へへ、なんだかんだ最初に会った一年生だったからね」
クロエ「それで、マッサージっていうのは?」
アリサ「そうそう。もうあたしは部活引退しちゃったんだけど、たまには先輩らしく練習見てあげようかなって思ってて。で、その時にただ見るだけじゃもったいないから、誰かに手伝ってもらってクールダウンとかもしてあげようかなって」
クロエ「後輩思いなのね」
アリサ「お褒めにあずかり光栄だね。さ、行こうか」
クロエ「ええ」
ーーーーー
- 621 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:12:53.99 ID:PrPaaXu/o
- アリサ「遊びに来たよー」
きゃあああああっ!
陸上部員1「アリサ先輩! 来てくれたんですか!」
アリサ「久しぶりにね。ちゃんと練習してるか?」
陸上部員2「し、してます!」
アリサ「えらいえらい」ナデナデ
陸上部員2「ほぁ……っ///」
アリサ「さ、今日のメニューは何?」
陸上部員3「これです」
アリサ「ふむふむ。じゃあ短距離の子のフォームから見てあげよっかな」
ーーーーー
ーーー
ー
アリサ「お疲れ様、みんな。今日はクールダウンにマッサージもあるよー」
クロエ「よろしくお願いするわ」
1年陸上部員1「あ、クロエさんだ」
1年陸上部員2「本物だー」
クロエ「?」
1年陸上部員3「最近人気なんだよ。優しくてマホリオも強い1年って」
クロエ「ふふん、流石私ね。まさか他の部活にまで名前が響いてるなんて」
1年陸上部員4「普通他の部活の子にマッサージはしないもんねえ」
クロエ「マッサージには覚えがあるのよ。さ、そこに寝て」
ーーーーー
- 622 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:13:30.74 ID:PrPaaXu/o
- 陸上部員1「ーーーぁっ! や、あぁんっ!」ビクンッ
1年陸上部員1「んんっ、らめ、こえ、でちゃ……ふあああっ!」ビクッビクンッ
1年陸上部員2「あぁ、ん……! そこ、ふぁ、ああっ!」ビクンビクンッ
クロエ「ふっ……」
アリサ「……」アングリ
アリサ「す、すごいね……将来マッサージ屋でも開いたら?」グイッグイッ
陸上部員2「んんっ、アリサ先輩のマッサージ……♡」
クロエ「一考しておくわ」
ーーーーー
1年陸上部員4「気持ちよくしてもらったお礼……とは違うかな。気になることがあってさ。教えてあげる」
クロエ「何かしら」
1年陸上部員4「同じクラスのデン・ハザードさんがさ、掲示板の前で難しい顔してるのみたんだよ。確かデンさんとも友達だったよね?」
クロエ「ふーん。何か面白い依頼でも見つけたのかしらね。話聞いてみるのもいいかも」
ーーーーー
ーーー
ー
- 623 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:14:07.21 ID:PrPaaXu/o
- ウィンとナナの部屋ーー
ウィン「いらっしゃ〜い」
クロエ「おお……!」
ローラ「すごい量のお菓子ですね……」
ナナ「戦わせてくれたお礼、だそうです」
ウィン「んっふふ〜、実はボクは甘いものが好きでね〜。おすすめを集めてみたんだ」
ラピス「こ、これ……いただいても?」
ウィン「どうぞどうぞ〜」
ラピス「こ、これは……! 毎日限定100個だけ販売すると噂のプリンアラモードでは!?」
ウィン「そうそう。専門店ラブ・ドルチェの素材からこだわった一品だよ〜」
ラピス「いただきます……」スッ
ローラ「こんなに姿勢良いラピスさん初めて見たかも……」
ラピス「こんな大切なものぞんざいにはいただけませんから」シズシズ
クリア「クリアも食べたーい!」
ナナ「はい、どうぞ。このドーナツも美味しいですよ」
クリア「はぐっ……! ……おいしー!」キャッキャ
- 624 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:15:51.16 ID:PrPaaXu/o
- クロエ(この二人は付き合ってるのよね……)
クロエ(結婚式もしてるし、多分そういうこと……も///)
ウィン「クロエさん、顔赤いけど……大丈夫?」
クロエ「え、ええ、大丈夫よ///」
ローラ「……クロエちゃん、ちょっとじっとしてて」スッ
クロエ「な、なに……」
ローラ「……クロエちゃんおでこ熱いよ! 風邪引いてる!」
クロエ「へぇ……?」
ローラ「お部屋戻ろう! 最近頑張りすぎたんだよ……!」
クロエ「そうね……そう言われたらそんな気がしてきたわ……」
ラピス「え、あの……」
ローラ「ラピスさんとクリアはここにいていいですから。ね?」
クロエ「お部屋に戻るの……?」
ナナ「ラピスさんはぜひお菓子食べてってください。クロエさんはちゃんと休んでね」
ローラ「それじゃあ失礼しますね」
クロエ「ラピスさんとクリアはいていいと思うわよ……」
ナナ(返事がワンテンポ遅れてる……)
ーーーーー
ーーー
ー
- 625 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:16:18.49 ID:PrPaaXu/o
- 自室ーー
ヒカリ「はい、おかゆ」
クロエ「ありがと……けほっ」
ヒカリ「ローラさんが薬を保健室から貰ってきてくれるって」
クロエ「助かるわ……」パクッ
クロエ「……おいしい」
コンコンッ
ヒカリ「はーい」ガチャッ
レナ「風邪引いたんだって? ローラから聞いたわよ」
レナ「とりあえずこれ、フルーツ持ってきたわ」
凜華「クロエさん、大丈夫?」
モミジ「風邪って本当?」
楓「クロエ来たぞー」
嵐「相手病人なんだから静かに」
アルシェ「お見舞い……」ジュル
ティア【だめですよ】
ローラ「お薬……と、お見舞いのイオさんと演劇部の人達が……」
わらわら
ヒカリ「わわ、たくさん来ちゃったね」
クロエ「ありがとう皆……」
ヒカリ「えっと……少し寝かせてあげたいから静かに……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 626 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:16:50.98 ID:PrPaaXu/o
- 夜ーー
ヒカリ「すこし顔色良くなったね」
クロエ「薬のおかげかしら。魔力が落ち着いてきた感じがするわ」
ヒカリ「風邪の時の魔力がぞわぞわする感じボク苦手」
クロエ「私もよ。苦手じゃない人いないと思うわ」
ヒカリ「ふふ、元気出てきたみたいで良かった。とりあえず今日は寝ようか」
クロエ「ええ。明日には治ってればいいけど……」
ヒカリ「おやすみ、クロエ」パチン
クロエ「おやすみなさい……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 627 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:17:18.09 ID:PrPaaXu/o
- クロエ「……っ」ムクッ
クロエ「え……あれ?」
しん……
クロエ(部屋で寝てたはず……よね)
クロエ「暗い……」キョロキョロ
クロエ「誰か……」
お マ え は ヒ と リ ダ
クロエ「!?」バッ
ダ れ モ タ す け ハ し ナ イ
クロエ「なに……この声……頭の中に……」
ロ ー ラ … …
クロエ「ローラ!? なんでその名前が……」
リ ン カ … … モ ミ ジ … …
クロエ「だから何よ!」
レ ナ … … ヒ カ リ … …
クロエ「…………」
ヤ つ ラ ハ だ レ モ た す ケ ハ シ な イ
クロエ「そんなことない!! 皆私の大切な友達なのよ!」キンッ!
クロエ「っ!? 光……?」ポゥ…
クロエ「! 星光の羅針盤! この光の先に行けば……!」キイイイ…!
ーーーーー
ーーー
ー
- 628 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:17:46.27 ID:PrPaaXu/o
- ヒカリ「クロエ! クロエ!」
クロエ「!!」ガバアッ!
ヒカリ「うわっ!」ビクッ
クロエ「あー……朝ね」
ヒカリ「びっくりしたぁ……またうなされてたよ」
ヒカリ「体調はどう? まだ辛い?」
クロエ「あ……そういえば楽になったわ。もう大丈夫みたい」
ヒカリ「よかった。でも油断大敵だからね。最近涼しくなってきたからって油断してたらまたぶり返しちゃうよ」
クロエ「気をつけるわ」
クロエ「……ねえヒカリ」
ヒカリ「ん?」
クロエ「ヒカリはその……私のこと助けてくれる……わよね?」
ヒカリ「当然!」
ヒカリ「……また夢で何か見たんだね」ギュッ
クロエ「……!」
ヒカリ「いつものお返しじゃないけど……不安になったらいつでも頼ってくれていいから」
クロエ「……ありがと」ギュッ
- 629 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:18:35.60 ID:PrPaaXu/o
- ー幕間
楓と嵐、身長が逆転するー
嵐「……」ドヤ
楓「嵐? だよね……?」ミアゲ
嵐「いつも楓が胸を大きくしてもらってるデンに頼んで、背を大きくしてもらったんだ」
楓「なるほどー」
楓「あはは、嵐のこと見上げてるのなんか変な感じ」
嵐「こっちも新鮮だよ」
楓(嵐って目つき鋭いから、見下されるとなんかゾクってきちゃうな……)ドキドキ
嵐(楓に見上げられると病弱なのも相まって守ってあげたい欲が……)ドキドキ
楓「あ、あははっ、なんか変だよやっぱり。嵐はいつもの方がいいって」ドキドキ
嵐「そ、そうだな、あはは」ドキドキ
現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
9月最終週
4/16回目の行動です
- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:21:00.45 ID:RxIPUtXNO
- デンに話を聞きに行こう
- 631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:28:47.31 ID:Ag0HvWr+o
- イオの修練にて、爆発魔法に似た系統の使い手である炎魔法の晶と高火力魔法のアルシェ(+付き添いのティア)を助っ人に呼び、コツなどを教えてもらう
- 632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:38:03.84 ID:Xox0C43rO
- 悪夢の件で少しナーバスになっていたクロエ。
見かねたヒカリが休みの日に外に連れ出し気分転換。
- 633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:39:45.66 ID:XXApCDue0
- 今度はローラが体調を崩し、見舞う
- 634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 23:03:16.15 ID:0wvBuVMrO
- 無口コンビがくっついてからの恋愛への興味で集中力が散漫になっているナミネ。
ふと出会ったリリィ先生に話を聞いてもらう。
- 635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 23:11:58.29 ID:S1pYsw+cO
- むぅ、出遅れた。
安価の流れ見る感じだと、今のところクロエの相手はローラ派かヒカリ派かで割れてるのかな
(レナの可能性もあったけど、旅行以降デンの存在が大きくなってきてる)
- 636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 23:28:35.08 ID:Ag0HvWr+0
- 楓の相手も晶派と嵐派で割れてそう。でも最近は嵐が優勢かな?
しかしティアルシェペアの一直線ぶりは見事だった
- 637 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 17:58:32.38 ID:/pb8xb6eO
- 俺としては楓には是非とも三角関係になってほしい
ハーレムじゃなくてドロドロな方
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