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【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! 2学期よ!」【百合】

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638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:54:20.36 ID:uMcLcb4bO
ドロドロとか修羅場って感じだと、実は割と危ういのが凜華。
他校に>>126のヤンデレに発展しそうな娘がいるから、仮に誰かとくっついたら暗示でNTRに走る可能性が有り得る。
639 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 21:59:57.15 ID:I7R8GRTCo
ローラ「けほっ、けほっ……うう……」


クロエ「ローラ……」ナデナデ


ティア「えと、氷のうと、氷枕と、冷却陣と……」


クリア「ローラ、大丈夫?」アセアセ


クロエ「ティア、流石にそれはローラが凍えるわ」


ティア「でもでも……!」


ラピス「大丈夫ですよ。私も診てますから」


クロエ「私の風邪がうつったのよね……ごめんね、ローラ……」ナデナデ


ローラ「クロエちゃんのせいじゃないよぉ……」


クロエ「でも……」


ローラ「じゃあ……寝るまででいいから一緒にいてほしいな」


クロエ「ええ、喜んで。……手、握ってるわね」キュッ


ローラ「うん……安心する……」ウト…


ラピス(全く、ローラさんが大変だというのにルクさんはまた寝てるんですかね)プンスコ
640 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:00:24.63 ID:I7R8GRTCo
ローラ「くぅ……すぅ……」


クロエ「寝た……」


ラピス「今日のところは私達で診ておきますから、クロエさんは自分のお部屋に戻ってください」


クロエ「ええ。苦労かけるわね」


クリア「一緒にお布団入っていい?」


ラピス「いいわよ、竜はそうそう風邪引かないし、一緒に寝たら温かくて気持ちよく寝てくれるはず」


クリア「わーいっ」モゾモゾ


クロエ「クリア、ローラのことお願いね。しっかり温めて、悪いやつ吹き飛ばしてあげて」


クリア「うんっ」


クロエ「じゃあ、失礼するわね」


パタン


クロエ「はあ……」

クロエ(まさか風邪をうつすなんて……。本当に悪いことしたわ)


ーーーーー

ーーー

641 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:01:09.50 ID:I7R8GRTCo
修練場ーー


クロエ「さ、今日も練習練習!」


イオ「風邪はもう大丈夫なの……?」


クロエ「ええ。少しやな事もあったし、私も体動かして発散したいのよ」


イオ「それで、えと……」


晶「今日はよろしくな、イオ」


アルシェ「コーチしにきた……」


ティア【付きそいです】


イオ「わ、わわわっ。私なんかの練習にコーチなんて……!」


晶「気にすんなって。知らない仲じゃないんだしさ」


クロエ「この二人は魔法のタイプが似てるんじゃないかと思って呼んだの。話聞くだけでも損はないわよ」


イオ「じ、じゃあ……よろしく……お願いします」ペコリ


晶「おう。まずアタシの魔法はこれ」ボウッ

晶「炎魔法だ。魔法を撃つと、狙った場所を中心にして燃える」


イオ「狙った場所……」
642 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:01:37.25 ID:I7R8GRTCo
晶「大きさのコントロールは魔力量もそうだけど、イメージが大切だな」

晶「アタシなんかはテンションに左右されがちなんだけど、心の底から炎をイメージしてるときはすごい威力の魔法になることもあるし」


イオ「イメージ……はい、ありがとうございます」


アルシェ「アルシェのは魔力を圧縮して魔法を撃ってる」


イオ「魔力の圧縮……聞いたことないです」


アルシェ「うちの魔力家系で受け継がれてる。一般的な魔法じゃない」

アルシェ「昔修行を始めたときは魔力の絞り方が上手くいかなくて、弱々しいシュートになったりした」


イオ「弱々しいシュート……わざと弱く撃てるかもしれないってことですね」


アルシェ「魔力を絞るコツは、魔力の出口を抑えること。蛇口を手で抑えたら水の勢いが増すのと似てる……かも」


イオ「イメージして、魔力の出口を抑えて、力をコントロールする……」ブツブツ
643 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:02:07.92 ID:I7R8GRTCo
イオ「爆発魔法【エクスプロージョン】!」カッ


ドウゥンッッ!!


晶「うおっ……! すげえ威力……」


イオ「少し弱くなった……かな?」


晶「これでか……すごい魔法だな」


アルシェ「絞るのはもっとこう……」キュウウ…

アルシェ「魔弾【シュート】」バシュッ!


ゴウッ!


クロエ「ただのシュートの威力じゃないわね……!」


ティア(か、かっこいい……)キュンキュン


イオ「ううう……!」グググ…

イオ「爆発魔法【エクスプロージョン】!」カッ


ドンッッ!


アルシェ「そう、いい感じ」


ーーーーー


クロエ「私も闇と魔力を混ぜる練習をしないとね」


晶「混ぜる、ねえ……自然と撃てないのか?」


クロエ「私は闇の力と魔力とが別々に存在してるから、片方ずつしか撃てないのよね……」ビシュッ ズオオ…


晶「難儀だなあ」


ーーーーー

ーーー

644 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:02:34.51 ID:I7R8GRTCo
修練場の外ーー


クロエ「だめね……中々上手くいかないわ」


晶「別々のままじゃだめなのか?」


クロエ「このままだとマホリオで不利なのよね。闇の弾が撃てれば、相手のシールドを誘発しつつ目くらましができたりするじゃない」


晶「確かに。一年生大会の時も闇の中でシールド張ってたら勝っちゃったしな」


クロエ「そう。あの時も闇の弾を牽制で使えてたら違ったかもしれないじゃない」


アルシェ「お腹空いた……」


クロエ「あ、ごめんなさい。食堂でも寄っていきましょうか。ローラにも体に良いもの持ってってあげたいしね」テクテク


ーーーーー


ナミネ「あれは……」

ナミネ(クロエさんとイオさんと晶さん。あとティアさんとアルシェさん……///)ポッ

ナミネ(魔法の練習でしょうか。あの二人、練習中に変なことしてないでしょうか)

ナミネ「うう……っ、この間からあの二人を見ると変な妄想をしてしまいます……!」

ナミネ「チームメイトなのにこのままでは……マホリオにまで影響が出てしまうかも」ゴクリ

ナミネ「うう……どうしたら……」フラフラ
645 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:03:01.42 ID:I7R8GRTCo
どんっ


ナミネ「す、すみません! よそ見を……!」


リリィ「はい、メガネ落ちたわよ。壊れてはいないと思うわ」ハイ


ナミネ「り、リリィ先生……」

ナミネ「あの! ご相談が……!」


リリィ「?」


ーーーーー


リリィ「なるほど……友達が付き合ってから恋愛のことばかり考えてしまう、と」


ナミネ「はい……いけないことだと分かってはいるのですが」


リリィ「あら、恋愛はいけないことなんかじゃないわよ」

リリィ「ただ、ナミネさんは知識が人より豊富だから考えすぎてるのかも。何事も経験よ」


ナミネ「経験……私が恋愛を……」


リリィ「ふふ、青春ね。甘酸っぱいわ」


ーーーーー

ーーー

646 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:03:27.89 ID:I7R8GRTCo
自室ーー


クロエ「……」ボフッ


ヒカリ「クロエお疲れだね」


クロエ「ん……」モソ…

クロエ「嫌な夢は見るし、ローラに風邪はうつすし、魔法の練習は上手くいかないし……少し落ち込むわ」


ヒカリ「クロエがそんなに落ち込んでるの初めて見たよ」

ヒカリ「んー……」フム

ヒカリ「そうだ。たまには学校の外に出かけてみない?」


クロエ「いつ闇の魔獣が来るか……」


ヒカリ「そういうのは言いっこなし! このままだったらクロエ落ち込んだままだよ」


クロエ「……分かったわ。行ってみる」


ヒカリ「そうこなくちゃ」


ーーーーー

ーーー

647 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:04:14.31 ID:I7R8GRTCo
本屋ーー


クロエ(闇の本……歴史書……)キョロキョロ

クロエ(あ……『今知るべき魔法使い100人』……。マホリオのトッププロ、医療魔術の第一人者、特殊な魔法の使い手の活躍が書かれてるって……。もしかしたら闇の魔法使いも……)スッ


ヒカリ「だめだよクロエ」パタン

ヒカリ「今日は闇の魔法について調べるのはなし。とことん楽しんでもらうから」


クロエ「……ええ」


カラオケーー


ヒカリ「〜♪ ……ふう」


クロエ「上手ね」


ヒカリ「腹式呼吸の練習の成果かも。お腹から声が出るようになってきたしね」


クロエ「次は私ね! 〜♪」


ーーーーー


アパレルショップーー


クロエ「あ、新作のローブね」


ヒカリ「あ、可愛い。すそにレースが付いてるんだ」


クロエ「どう、似合うかしら」クルン


ヒカリ「うん、すごく似合ってるよ」


ーーーーー

ーーー

648 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:04:40.98 ID:I7R8GRTCo
学校ーー


クロエ「楽しかったわ。たまにはもてなされるのもいいものね」


ヒカリ「クロエ他の人のお世話しすぎだもん。ボク達だってクロエにお返ししたいと思ってるんだよ」


クロエ「ふふ、ありがとう……あ」


デン「……」テクテク


クロエ「デン!」


デン「あ、く、クロエさん。外出てたの?」


クロエ「ええ。それより聞きたいことがあるの。掲示板の前にいたのを見たっていう子がいたんだけど、何かやりたい依頼でもあったの?」


デン「あ、ああ。クロエさんが貼り紙してたから……。ごめんね、私なんかが見てても迷惑だよね」


クロエ「私の? まさか闇の試練について何か知ってるの!?」


デン「え、それはその……言っても信じてもらえないし……私なんかのこと気にするより他のあてを当たったほうがいいよ。じ、じゃあ私は視界から消えるから。ばいばい」ソソクサ

デン「……今月の最後にヘビがくる」ボソッ


クロエ「ちょ、デン! ……何よもう! 思わせぶりな……!」


ヒカリ「今月の最後にヘビがくるって……闇の魔獣ってこと?」


クロエ「分からないわ。用心していて損はないことだけは確かだけどね」


ヒカリ「……うん」


ーーーーー

ーーー

649 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:05:07.65 ID:I7R8GRTCo
九月末日、夜ーー


クロエ「デンの言ったことが本当なら、今日闇の魔獣が来るのよね」


樹「なんでデンさんがそんなことを言ったのかは置いておくわ。それより……」


ウィン「校舎は壊しませんよ〜。黒いヘビだけ倒すんですよね」


ラピス「ウィンさんと共闘ですか。胸が踊りますね」


樹「すでに寮には不可視結界や防音結界を張ってるわ。ラピスさんがどんなに暴れても誰にも気づかれません」


ラピス「助かります」


クロエ(ウィンさん、ラピスさん、校長先生、時雨さん、ナナさん、アルシェ、ティア、レナ。そしてローラとヒカリ……)

クロエ(ラピスさんの正体を知ってる人だけで構成した、可能な限りの最強メンバー。頼もしい、いえ、頼もしすぎるわ)


ズ……


クロエ「っ」ゾクッ


樹「やっぱり学校の結界は抜けられるのね……。入ってきたわ」


ウィン「……」スウッ
650 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:05:33.79 ID:I7R8GRTCo
黒いヘビ「ギュバアアアアァァァァァアアア!!!」


ヒカリ「で……でかいね」


樹「ちょっとそれは想定外……」


クロエ(ほぼ校舎と同じ大きさ……50メートル近いんじゃないかしら)


ウィン「魔弾【シュート】」ゴオオッ!


ズドォン!!


ヘビ「ギシャァァァァアアアアア!!!」


時雨「堅い! ウィンのシュートを受けて平気なのか!?」


ズ……ッ


樹「! 魔弾【シュート】!」ズゴオッ!


黒いヘビ2「ロオオオオオオォォォォ!!!」


ナナ「二匹……」


クロエ「前回のクモとはレベルが違いすぎじゃないかしら……!」


ラピス「私も早いところ手助けしましょうか……」ゴゴゴゴ…


ヘビ「ギシャアアアアアア!!」


ラピス「ガアアアアアアアアア!!!」


ウィン「魔弾【シュート】」ゴウウッ!!


ヘビ「ギャウウウウン!!」


ウィン「無視するな。お前はボクが相手になる」


ヘビ「ギシャアアアアアアアアアア!!!」
651 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:06:05.41 ID:I7R8GRTCo
ヒカリ「クロエ、ボク達も」


クロエ「ええ!」


クロエヒカリ「魔弾【シュート】!」ゴッ


ヘビ2「ルアアアアアアアアアアアア!!」


ローラ「エアロ! 融合【シンクロ】!」キンッ

ローラ「おりゃああああああ!」ヒュバッ!


時雨「私も負けていられないな」フワ…

時雨「剣戟・飛燕!」ズバアッ!


アルシェ「ティア、前に出ちゃだめだよ」


ティア「はい。サポートに徹しますねっ」ギュッ


ナナ(おや)


レナ「ティアさんはこっちに。とりあえず盾は私に任せて」


ティア「お願いします!」


ナナ「ティアさん、もしかして今の子のこと……」


ティア「あ、はい……っ///」テレテレ


ナナ「やる時はやるタイプな感じですか!? いいですよね、そういうの!」キャー


ティア「///」


レナ(この状況でなんて話してるのよ……///)
652 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:06:36.90 ID:I7R8GRTCo
レナ「! 魔障壁【ガーディアン】!」ブオン


ヘビ2「フシュルルルルル……!!」ギギギ…


レナ「クロエ、よそ見してたら喰われるわよ」


クロエ「助かったわ、レナ。さすがの防御力ね」


レナ「……ふん」


アルシェ「そのままそこにいて」ヒュンッ

アルシェ「破壊魔砲【キャノン】!!」ゴオッッ!


ヘビ2「ルオオオオオオオオオオオッッッ!!」


ナナ「……」ジ…ッ

ナナ「皆さん! ヘビは攻撃を加えるたびに小さくなってます! そのまま攻撃していればいつかは……」


クロエ「消えるってことね!」


樹「なら出し惜しみはなし! 模倣・破壊魔砲【キャノン】!! 模倣・爆発魔法【エクスプロージョン】!!」ゴッッッ


ヘビ「ギュシャアアアアアアアアアアア!!!」

ヘビ2「ルオオオオオオオオオオオオオッ!!!」


ラピス「すぅ……グルオオオオオッ!!」カッ!


ウィン「魔弾【シュート】」ゴオオッ!


クロエ「ちょっ……遠慮なさすぎ!」
653 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:07:04.00 ID:I7R8GRTCo
ヘビ「キシャアアアアア!」

ヘビ2「ルオオオオッ!」


ヒカリ「だいぶちっちゃくなったね……」


クロエ「でもまだまだ丸呑みされそうな大きさよ」


レナ「油断はしないで」


クロエ「ええ、分かってる」


ヘビ「シュアアッ!」シュン

ヘビ「ロアアアッ!」ヒュン


クロエ「へ……っ!?」


レナ(速い……! 防御が間に合わな……)


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…

ウィン「魔弾【シュート】」ゴッッッ


ヘビ「ギュシャアアアア!」シュウウウ…

ヘビ2「ルオオ、ルオオオオッ……!」シュウウウ…


クロエ「……」バクバクバク

クロエ「た、食べられたかと思ったわ……」


ナナ「体格が小さくなるほどスピードが上がるとは……危なかったですね」


ウィン「……ふへえ」プシュウ

ウィン「疲れたー……けど楽しかったー」


ラピス「よっ」ズウウウン

ラピス「なかなか過激な戦いでしたねえ」シュウウウ…


樹「皆無事でなにより。特別に食堂をすふから、夜食でも食べてからゆっくり休むこと。いいわね?」


はーいっ
654 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:07:33.62 ID:I7R8GRTCo
ーーーーー


デン「……み、みんなすごいな……ドラゴンまで友達にして、やっぱり私なんかいなくてもよかったんだ……はあ、死にたい」


ヘビ「フシュー……! フシュー……!」ジタジタ


デン「う、うわっ!」ビクッ

デン「まだ消滅しきってなかったんだ……」

デン「魔弾【シュート】」ゴウッ!


ーーーーー


クロエ「? 外で何か光った?」パクッ


ヒカリ「さあ……ボクには見えなかったけど」モグモグ


レナ(……デン、あなた陰で見て何がしたかったの?)


ーーーーー


デン「次はいつだっけ……。そうだ、二ヶ月後だった。それで、最後に……」ブルッ

デン「はあ……」

デン「……死にたくないなあ」
655 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:08:00.73 ID:I7R8GRTCo
現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

10月第1週
5/16回目の行動です
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:17:46.96 ID:PxJf4GA30
演劇練習後にレナと反省会、2人でお互いの良かった点や至らぬ点を話し合う
何だかんだ沢山褒めてくれそうなレナさん...ついでに最近のデンの様子について聞いてみる
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/28(月) 22:18:10.06 ID:PQc/YHv4O
戦闘力数値で最大値引いたこともあってか、デンが超重要キャラになっておられる。


改めてウィンの強さを目の当たりにし、レベルアップに励む一年生組。手始めに模擬戦を見学してウィンの固有魔法の謎を探ることに。
全員が何が起きているかも分からない(最初に映像で何かに気付いたクロエや実際に対峙した楓チームが僅かに見えるか見えないか程度)中、デンだけがふと糸口になりそうなことをぽろっと呟く。
それを聞いて全員から詰め寄られるも当の本人は『あああやっぱり私なんかの意見なんか何の参考にもならないよね死にたい』といつもの。

なおウィンはそれをちらりと聞いて驚きつつも凄く楽しそうな顔(本気モード)でデンを見ていたとか
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:25:18.44 ID:P15lkRbA0
イオの頑張りに触発されアルシェや晶も特訓、どちらも前回の大会で思う所があったため、アルシェはもっと強くなって倒れず恋人になったティアを守れるように、晶も楓のために無我夢中で出せた力をものにするため以前打ち合った時雨に稽古を頼む
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:26:42.69 ID:B70hYs27O
食欲の秋、ということでついつい秋の味覚を楽しんでしまうも当然体重が増えてそこかしこから阿鼻叫喚。
クロエやヒカリも被害に遭い協力してシェイプアップに励む(ちなみにクロエは主に腰回り、ヒカリは胸に付いた)。
なお余談だが、アルシェは普段以上に食欲が増したのに全く体重が増えなかったらしい。
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:29:05.47 ID:+eoPsa8Y0
ローラの発案で皆で病気の時にも食べやすい創作料理を作ることに
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:31:20.29 ID:yTLdl50RO
なんとなく演劇部に遊びに来た楓チーム、百合江がビビっと来て三人に男装させてみたら三人ともめっちゃ似合った。
(胸の無い楓、ボーイッシュな晶、俺っ娘な嵐)
歓声が上がる中、三人ともチームメイトの思わぬかっこよさにドキドキ
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:03:44.48 ID:P15lkRbA0
ところで10月予定の学外対抗戦ってみんな出番あるの?ウィンはじめ代表みたいな人が出る感じ?
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:23:45.60 ID:MvhxlgYw0
百合と青春とファンタジーとスポ根とバトルが超融合してて凄い
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:42:57.87 ID:CXZeyG7wO
冷静に考えて[ピーーー]か殺されるかの戦いなのに『楽しかった』って感想が出てくる辺りウィンがマジでバーサーカー
665 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 23:46:54.22 ID:I7R8GRTCo
>>662
代表を決めて戦います
ただし代表はほぼ全て三年生で、一、二年生はあまり選ばれることはありません

学外対抗戦について詳しく説明します
10校×10チームの全100チームによる大会で、学校被りなしの10ブロックに分けたリーグ戦の後、各成績上位1チームによる決勝トーナメントを行います
似たような大会は全国各地で行われており、こういった大会で良い成績を残すとプロにも直結することから、非常に白熱した試合が毎年繰り広げられます
666 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 23:52:54.81 ID:I7R8GRTCo
設定整えて思いましたが、これの優勝準優勝チームはまたさらに全国大会に進むなどあってもいいかもしれませんね
各地区の大会だけで競うより、全国から猛者を集めた方がより強い魔法使いも分かりそうですし

ということで冬(12月〜2月?)のどこかでさらに強い魔法使いが集まる大会の設定を考えておきます
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:56:54.88 ID:PWYsLUMmO
炎のゴブレットの三校対抗戦ぐらいかと思ったら予想以上に規模がでかかった>>全100チーム
とりあえずそれぐらいの強者が揃うなら、ウィンレベルのチート魔法持ちも出てきそうだなぁ
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 11:04:54.91 ID:JajkVTn7O
パルプンテで裸にされた姿見て鼻血噴いて死にかける

パルプンテで裸にされて裸隠すために魔法使ったら周りにもお願いされて全員分は魔翌力足りなくてそこにH ERO見参

裸見て理性ぶっ飛んでレッツレイプしちゃって飼い主とペットの関係に



どれかあると期待してた
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 11:46:02.58 ID:wlmkQ/jvO
黒魔術部が、普段はオープンになってないだけで実はエミール総受けサークルってことが>>555で判明したから部員達×エミールで行けそう
670 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:16:26.35 ID:m9p9gT8Wo
食堂ーー


ローラ「ということで、最近風邪が流行ってるので……」

ローラ「創作料理で風邪を吹き飛ばしましょー!」


パチパチパチパチ


レナ「意外ね。ローラさんからの発案なんて」


クロエ「ローラは優しいもの。見過ごせない問題はほっとけないのよ」


ローラ「キッチンの使用許可はもらってるから、皆で自由に、体にいい料理をつくってね」


はーい


ーーーーー

ーーー




晶「できた!」ドンッ


楓「はやっ!」


嵐「晶これ……どす黒い液体になってるぞ」ウヘエ


晶「とりあえず体に良さそうなもの片っ端からミキサーした」


ローラ「却下! 見てるだけで具合悪くなっちゃうよ!」


晶「えー? 飲んでみたら美味しかったり……」ゴクッ

晶「かふっ……」ドサアッ


楓「晶ー!?」


ーーーーー


レナ「どうかしら」コトッ

レナ「白身魚のスープに、薬膳に使われる薬草を少し。体も温まるしいいと思うのだけど」


ローラ「うんうん、すっごくいい感じ! 一口もらうね?」ズズッ

ローラ「んー! 薬草の苦味もない! すごいよレナさん!」


レナ「て、照れるわね」


ーーーーー
671 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:16:54.76 ID:m9p9gT8Wo
ナミネ「私のは一口サイズのスイーツです。お手軽につまめて、栄養も採れると思いますよ」


ローラ「見た目は小さいシュークリームっぽい……」パクッ


ナミネ「中はクリームの代わりに、薬草とクリームを混ぜたものを入れてみました。苦くはならないようにしましたが……どうですか?」


ローラ「……? もう一つ……」パクッ

ローラ「しょっぱい……?」


ヒカリ「ボクも一ついいかな」パクッ


アルシェ「アルシェも」パクパクッ


ティア(しれっと二つ食べましたね……)


ヒカリ「ん……?」


アルシェ「分かった。砂糖と塩を間違えてる」


ナミネ「えっ!? そ、そんな……」パクッ

ナミネ「うぇっ……ほんとです……美味しくない……」クスン


ーーーーー


イオ「せっかくなので秋の味覚をふんだんに……茶碗蒸しです」


クロエ「ふ、普通に美味しい……」パクパク


嵐「うめー! いくらでも食べれるな!」


モミジ「あ、秋の味覚なら負けてないよ! 栗ご飯!」


楓「うまー!」パクパク


デン(う、うま……)モグモグ


ーーーーー

ーーー

672 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:18:06.23 ID:m9p9gT8Wo
クロエ「食べた食べた……」サスサス


アルシェ「……」パクパク


晶「まだ入るのか……すごい胃袋だな」


ローラ「レナさんのスープとか、ナミネさんのプチシューとか、良いものたくさんできたね」


ナミネ「私のは失敗しましたが……」


ローラ「発想は良かったですから、作り直せばきっと美味しくできます!」


クロエ「これで風邪引いても安心かしら」


レナ「その前に安心できないことが待ってるんじゃない?」


クロエ「?」


ーーーーー


自室ーー


いやあああああああああ!


クロエ「あ、ああ……っ!」ヘタリ


ヒカリ「どうしたのクロエ! 大丈夫!?」


クロエ「……じゅうが……」


ヒカリ「何?」


クロエ「体重があ……!」


ヒカリ「!!」バッ

ヒカリ「……くっ、ボクもだ」ガクリ


クロエ「レナが言ってたのはこれのことだったのね……」


ヒカリ「秋は食べ物が美味しいから……」


クロエ「食べすぎたわね……」

クロエ「ヒカリ、ダイエットするわよ。絞るわよ!」


ヒカリ「うん!」グッ


ーーーーー
673 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:18:35.46 ID:m9p9gT8Wo
修練場ーー


クロエ「さあ、今日もやるわよ!」


イオ「す、すごいやる気……」


クロエ「ちょっとね……体を動かさないとなのよ」


イオ「もしかしてクロエさんも?」


クロエ「……ええ、イオもそうなのね」


アルシェ晶「?」


晶「なんの話だ?」


クロエ「体重がちょっと……あなたもかなり食べてたし危ないんじゃない?」


晶「アタシは毎朝走ってるし、個人的に古武術もやってるからな。あんまり気にしてないよ」


クロエ「……アルシェは他の人より食べてたわよね」


アルシェ「うん。美味しかった」


クロエ「じゃあ……」


アルシェ「でも太らない体質だから」


クロエ「ぐぬぬ……!」

クロエ「……はあ、毒気を抜かれたわ。今日はちょっと趣向を変えましょう」


ーーーーー
674 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:19:36.57 ID:m9p9gT8Wo
中庭ーー


ナナ「魔弾【シュート】!」ゴッ


三年生1「防御魔法【シールド】!」ギンッ


三年生2「スキだらけ! 音速弾【ソニックシュート】!」キュバッ!


ナナ「!」


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…

ウィン「防御魔法【シールド】」ボシュウゥ!


三年生3「魔弾【シュート】! 魔弾【シュート】!」ゴッ ゴウッ


時雨「ふっ!」スパッ!


ナナ「時雨さんありがとうございます! 魔弾【シュート】!」


三年生3「きゃあああっ!」


ピピーーーッ


ーーーーー


ウィン「もう二度としないからね!」プンッ


ナナ「わ、私だって頑張ろうと思ったんですよぅ……」


クロエ「ちょっと、どうしたのよ」


ウィン「ボクの攻撃なしで勝ちたいって……」


レナ「それで防御だけだったんですね」


ウィン「ってうわわ……みんな見てたの?」


イオ「今日は別の人も交えて練習したいってクロエさんが……」


クロエ「外に出てみたらウィンさん達がやってるんだもの。見ない手はないじゃない」
675 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:20:04.06 ID:m9p9gT8Wo
ティア【すごかったです】


楓「三年生相手に手加減して圧勝……」


ヒカリ「それにしてもあの瞬間移動はすごいね。どうやっても防げる気がしないよ」


晶「何かするって思ったらもう消えてるんだもんな」


デン「ま、魔力の動きが変わるよね。ぐにゃああって、あの周辺だけ変な感じに……」


レナ「……今なんて?」


デン「あああごめんなさい私なんかの言うこと真に受けないでハエの羽音の方が万倍マシな周波数だから私の声なんか聞かないほうがいいよ」


レナ「いいから聞かせなさい!」


ぎゃーぎゃー!


ウィン「へえ……」


ナナ「……ウィン、試合のときみたいになってますよ」


ウィン「今日は早く終わらせなくてよかった……かな」


ーーーーー
676 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:20:49.59 ID:m9p9gT8Wo
時雨「……それで私が稽古を、か」


晶「頼む! あんなの見せられて黙ってられないしさ」


イオ「お、お願いします……!」


アルシェ「アルシェももっと強くなりたい……」


時雨「分かった。やれるだけのことはやってみよう」


クロエ「心強いコーチね」


時雨「なに、私もいつかはウィンに勝ちたいと思っている。その仲間と思えば私にとっても心強い申し出だよ」


ーーーーー


時雨「もっと早く! 相手の一歩先を読んで!」スパッ!


晶「くっ……! 炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


時雨「息切れしてるぞ! 踏ん張ってもう一発撃つんだ!」ギュン!


アルシェ「はあっ、はあっ……! 凝縮魔法【ビーム】!」ビシュン!


時雨「はっ!」ズパッ!

時雨「……こんなところか」


晶「あ、ありがとうございました……押忍」ゼエゼエ


時雨「道場ではないが……押忍」ピシッ


アルシェ「昔の修行よりキツイかも……」ハアハア


時雨「とにかく魔法を撃たせたからね。魔力がカラッ欠だと頭も痛くなるし……。しっかり休むといい」


ティア「なんでそんな無茶……」


アルシェ「ティアのこと泣かせたくない……から」ハアハア…

アルシェ「アルシェが強くなって、もう泣かせないから」


ティア「っ///」ドキッ

ティア(アルシェは辛いのに、ときめいてしまうなんて不謹慎な……! でも……!)キュンキュン
677 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:21:21.68 ID:m9p9gT8Wo
部室ーー


百合江「はい、では今日はここまでですわ。最近冷え込んでますから、風邪には十分に気をつけてお休みくださいまし」


お疲れ様でした!


クロエ「レナ、少し残れる?」


レナ「最初から残るつもりよ。何かあったの?」


クロエ「今日の部活の反省がしたくて。レナなら遠慮しないで反省点教えてくれるかなって思ったんだけど」


レナ「そういうこと。いいわよ」

レナ「まず……今日は動きが大げさだったわね」


クロエ「……ダイエットのために脂肪を燃焼させてたのよ」


レナ「やっぱり太ったんだ」クスッ


クロエ「い、いいから次!」


レナ「無駄な動きを増やしたせいで、足がふらついてたわ。もう少ししっかり立ちなさい」

レナ「ただそうね……しっかり声は通ってたんじゃないかしら。普段からそれくらいお腹に力入れられるといいわね」


クロエ「力いっぱいやるのも一長一短なのね……」


レナ「半年前に比べれば断然上手くなってるわ。私も付き合うからその調子で頑張りなさい」


クロエ「ええ、ありがとう」
678 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:21:48.72 ID:m9p9gT8Wo
レナ「そんなところね。来月には文化祭での発表があるらしいし、本格的な練習が始まったらまたアドバイスするわ」


クロエ「助かるわ。レナって人のこと見てるからアドバイスも的確なのよね」


レナ「……ふん。できることをしてるだけよ」


クロエ「……あ、そうそう。最近のデンについて聞きたいんだけど」


レナ「デン?」


クロエ「闇の試練について知ってる素振りだったし……なんか変なのよ。レナから見て気づいたことないかしら」


レナ「なんで私が……」


クロエ「デンと一番仲いいじゃない」


レナ「……はあ」

レナ「この間ヘビが襲ってきた時、デンも隠れて見てたわ」


クロエ「……」


レナ「なんでかは知らない。どうでもいいし」


クロエ「なんで……」


レナ「だからなんでかは知らないって……」


クロエ「なんでそんなにデンのこと見てるのよ。もしかしてティアとアルシェみたいな……」
679 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:23:05.08 ID:m9p9gT8Wo
レナ「なっ! ないない! 今のデンなんかちっとも好きになれないわよ」


クロエ「ほーん?」ニヤニヤ


レナ「このっ……! ああもう、話すわよ!」


クロエ「聞こうじゃない。なんでデンのことを見てるのか」


レナ「……同じ学校の出身なのよ。向こうは私のこと覚えてないみたいだけどね」


クロエ「……なーんだ、そんなことだったの」


レナ「そうよ。知り合いだったから気にしてただけ。納得した?」


クロエ「ええ。思ったより普通な理由でがっかりしたけど納得したわ」


レナ「世の中そんなに劇的な理由なんかないわよ。それじゃあ私もう少し自主練してくから」スクッ


クロエ「ええ。ありがとね、レナ。また明日」


百合江(デンさん……確かくるくまさんにメイク係として誘われてた方ですわ。推薦したのはレナさんと聞きましたし……)フム

百合江(まさか、レナデンワンチャンありますの!?)ハアハアハア!


現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

10月第2週
6/16回目の行動です
8回目の行動終了後、マホリオ学外対抗戦大会へと移ります
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 21:25:59.33 ID:ZbXI1UTOO
ティアとアルシェのデート(主にアルシェの食べ歩き)
色々歩いているとアルシェがお城(意味深)の方に興味津々、行こうとするもティアから『まだ色々と早い』と止められるも理解出来ずどんな場所なのかをティアに問い詰めてしまう。
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 21:27:19.77 ID:h3mWNFDLO
>>661
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 21:34:52.55 ID:eJlNh4NUO
固有魔法に問題を抱えている同士(クロエは魔翌力との同時行使が出来ない、ヒカリはそもそも自分の固有魔法に無自覚)&同室ということでヒカリと一緒に闇の試練に備えて鍛練。
終わったら一緒に汗と疲れを流す。
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 21:39:51.21 ID:9JBDlEtM0
大会に向けてマホリオの練習
今回は味方ではなく敵として見たときの味方の強みと弱みを確認するためにチームメンバーをシャッフルして練習してみる
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 21:41:07.71 ID:sJtXTlg/O
そういえば、ローラって旅行の時に謎の卵見つけてたよね?

自室で召喚獣達や水晶竜親子、ルクと一緒に卵を観察したり色々と調べてみる。
685 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:05:54.58 ID:m9p9gT8Wo
部室ーー


楓「失礼しまーす」


晶「クロエいますか?」


クロエ「あら、珍しい。部室に来たの初めてじゃない?」


嵐「ちょっとな。後でも良かったんだけど、まとめて話したかった……し……?」チラッ


百合江「衣装を! かっこいいやつ持ってきてくださいまし!」


嵐「な、なんだなんだ!?」


ーーーーー


楓「早業……」スーツ


嵐「なんで着替えさせられたんだ……」少年風


晶「あの……これは?」スポーティ


きゃああああああっ!


百合江「いい! いいですわ! お似合いですわ!」


楓「お嬢様、ご機嫌いかがですか?(低音)」


きゃあああああああ!


モミジ「似合ってるね……」


クロエ「三人とも男っぽいところあるものね」
686 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:06:54.95 ID:m9p9gT8Wo
嵐「楓、遊びに来たんじゃないんだぞ」クイクイ


楓「あ、ああごめんごめん」

楓(くいってやるの可愛いな……)ドキドキ


晶「そうそう、クロエチームとレナさんチームに伝えたいことがあるんだ」


クロエ「チームにってことはマホリオね?」


晶「おう! 明日辺りマホリオの練習しないかってお誘いだ!」グイッ


楓(あ、袖まくったら手首の筋が……)ドキッ


クロエ「いいわね。準備しとくわ」


晶「それだけ伝えに来たんだよ。じゃあこれ脱ぐな?」イソイソ


ーーーーー


楓「それじゃあ帰りましょうか、お嬢様方(低音)」


嵐「っ」ドキッ


晶「お、おう」ドキッ


楓「なんて言ってみたり。じゃー明日よろしくねクロエー」バイバーイ


クロエ「ええ、また明日。部活を止めてごめんなさい、みんな」


百合江「いえ、皆様やる気を出してくれましたから結果オーライですわ」キリッ


ーーーーー

ーーー

687 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:07:23.32 ID:m9p9gT8Wo
翌日ーー


楓「早速やろうか!」


クロエ「その前に提案があるわ。ちょうど三チームいることだし、チームから一人ずつだして組み直してみない?」


レナ「面白そうね」


晶「いいんじゃないか? 自分達の弱点把握にも繋がるかもしれないし」


ローラ「じゃあ組み直してみよっか」


凜華「どうなるから楽しみだね」


この場には
クロエ、凜華、モミジ
レナ、ヒカリ、ローラ
楓、晶、嵐
の三人三チームがいます
クロエ、レナ、楓をリーダーとして、残り六人を振り分けます
まず凜華の所属チームを決めます
コンマ↓
01〜50 レナチーム
51〜00 楓チーム
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 22:09:24.04 ID:LcbK3H5DO
はい
689 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:13:01.05 ID:m9p9gT8Wo
続いてヒカリの所属チームを決めます
コンマ↓
01〜50 クロエチーム
51〜00 楓チーム

なおこの段階でモミジは楓チームに所属しています
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 22:14:10.62 ID:8FkFNQz4O
691 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:21:17.18 ID:m9p9gT8Wo
クロエ、ローラ
レナ、凜華
楓、モミジ、ヒカリ

最後に晶の所属チームを決めます
コンマ↓
01〜50 クロエチーム
51〜00 レナチーム
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 22:21:48.75 ID:AdeeZhnZ0
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/29(火) 22:22:16.75 ID:ZrpMzUG7O
地味に楓絶対殺すチームになってて草(胸囲的な意味で)
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 22:24:21.95 ID:4qe/vUXSO
授業で「二人組を作って」と言われペアを組む事に

マホリオチームの中で組む者もいればチーム外で組む者もいる中で一人を取り合う組が発生
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 22:26:27.35 ID:4qe/vUXSO
遅すぎたスマヌ
696 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:29:12.12 ID:m9p9gT8Wo
クロエ、ローラ、嵐
レナ、凜華、晶
楓、モミジ、ヒカリ

となりました
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 15:09:06.75 ID:YqFsGMX7O
今気付いたけど>>679にて

>>レナ「なっ! ないない! 今のデンなんかちっとも好きになれないわよ」

"今のデン"ってさりげなくめっちゃ重要そうなこと言っとる……
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 19:54:33.17 ID:/BGTqc2s0
自分が投げたキャラだからデンちゃん活躍多くて嬉しい

>デン「……死にたくないなあ」

こわいい
699 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:00:08.78 ID:VBrClEdwo
クロエ「ローラ、ミトラをお願い」

クロエ「嵐は私が合図したらできる限り長く雷で周囲を照らして」


ローラ「あ、無理やり影を作ってそこに潜るんだね!」


クロエ「そうよ。やれるわね?」


嵐「面白そうじゃん! よし、いくぞー!」


おー!


ーーーーー


クロエチームvsレナチーム


楓「大将はそれぞれクロエとレナさん。確認オッケー?」


クロエ「オッケーよ」


レナ「ええ」


楓「じゃあ試合スタート!」


凜華「氷弾【アイスボール】!」ギンッ


晶「炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


クロエ(大将狙い……! なら!)

クロエ「闇よ! 私を包み込め!」ズオッ!

クロエ(闇に紛れて……逃げる!)


ゴッ ボンッ!!


ローラ「クロエちゃん!」


クロエ「けほっ……わざとぶつけて爆発させたのね……危なかったわ」

クロエ「嵐!」


嵐「おう!」バチチッ

嵐「避雷針【ライトニングロッド】!」バチチン!バチチチッ!


レナ「二人とも、私の近くに!」


ローラ「ミトラ! 融合【シンクロ】!」ドプン


レナ「魔障壁【ガーディアン】!」
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 22:00:24.34 ID:CqaknbJB0
デンちゃんのデフォルトの髪色とヘアスタイルが気になります
701 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:00:37.06 ID:VBrClEdwo
ローラ「無駄だ。影は盾でも防げん」ズオッ!


晶「魔弾【シュート】!」ギンッ


ローラ「ちっ!」ドプン


嵐「晶はやっぱスポーツマンだな……反応が早すぎる」


晶「とりあえずアタシの炎で……」ボウッ

晶「これで影の範囲は限定できるだろ」


凜華「じゃあその間に私が! 氷弾【アイスボール】!」ギンッ


嵐「雷壁盾【サンダーシールド】!」ギイイッ

嵐「雷弾【サンダーボール】!」バリイッ


クロエ「魔弾【シュート】!」ゴッ


レナ「ふん」ボシュッ ボシュウッ


クロエ「かったいわねえ、それ」


ローラ「ぷはっ!」ドプンッ


クロエ「そういえばミトラスタイルは息が続く間しか潜れないんだったわね……ちょっと危ないわ」


ローラ「ぜえ……っ、きゅーちゃん! 融合【シンクロ】!」キンッ


凜華「私あれ苦手……」


レナ「あの状態は火を使うものね」


晶「ならアタシが! 炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


ローラ「炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


ボウンッ!


嵐(炎の壁! 今なら!)

嵐「雷弾【サンダーボール】!」バリイッ


凜華(氷じゃだめだ……!)

凜華「魔弾【シュート】!」ゴッ


レナ「っ!」ギイイッ


クロエ「あっ……!」


どしゅっ!


楓「試合しゅーりょー!」
702 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:01:23.20 ID:VBrClEdwo
クロエ「げほっ、えほっ……」


凜華「ご、ごめんクロエさん……大丈夫?」


クロエ「大丈夫よ、シールドが間に合わなかっただけ……」サスサス


レナ「不意打ちされても防げるようずっとシールド張ってたら?」


クロエ「あなたのガーディアンとは違うのよ……ずっと張ってたらスタミナが持たないわ」


楓「ねね、次は勝ったチームがあたし達とやるの? 早くやろ?」


レナ「そうね。クロエは休憩したいでしょうし、受けて立つわ」


ヒカリ(楓さん何か焦ってる?)タユン


モミジ(何かあったのかなあ……)ボイン


ーーーーー


レナチームvs楓チーム


ローラ「それじゃあ審判は私がするね。大将はそれぞれレナさんとモミジさん」


レナ「了解よ」


モミジ「緊張するよぅ……」


ローラ「試合開始!」
703 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:01:49.80 ID:VBrClEdwo
楓「うっしゃー、いくぞ晶ー! 風弾【エアロボール】!」ブワッ


晶「炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


楓「あちちっ! こらー! 火の粉飛ばすなー!」


晶「無茶言うなー!」


凜華「なら冷やしてあげようか。氷輪花【アイスフラワー】!」キキキンッ


モミジ「重力魔法【グラビティ】!」グイン!


楓「あ、モミジありがとー! 助かった!」


ヒカリ「魔弾【シュート】!」ゴッ


晶「っと!」ギュン!

晶「あぶないあぶない……」


モミジ「反重力魔法【アンチグラビティ】!」


レナ「きゃっ!?」グイン


ヒカリ「魔弾【シュート】!」ゴッ


楓「風弾【エアロボール】!」ブワッ


レナ「くう……! 魔障壁【ガーディアン】!」ボシュッ ボシュッ

レナ「凜華さん、盾!」


凜華「ああ! 氷晶盾【アイスシールド】!」ギンッ
704 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:02:17.08 ID:VBrClEdwo
楓「押せ押せー! 風斬魔法【かまいたち】!」ギュバアッ!


レナ「まず……っ」


ヒカリ「モミジさん! 押し込んで!」


モミジ「うん! 重力魔法【グラビティ】!」グググ!


凜華「くぅ……!」ミシッ


レナ「晶さん、モミジさんを狙って!」


晶「あ、ああ! 炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


ヒカリ「防御魔法【シールド】!」ギイッ!


凜華「……ぁぁあっ!!」バキィン!


レナ「!!」


ドシュッ!


ローラ「そこまで! 試合終了!」
705 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:02:44.59 ID:VBrClEdwo
レナ「いたた……」フラフラ


凜華「楓さんの魔法をモミジさんが後押しで押し込んでくるとはね……防ぎきれなかったよ」


モミジ「えへへ……」


クロエ「モミジやるじゃない! 最後は私達よ!」


レナ「復活したのね……」


ーーーーー


クロエチームvs楓チーム


晶「じゃあ審判はアタシが。それぞれ大将はクロエとモミジさん」


クロエ「了解よ」


モミジ「よ、よろしくね」


晶「じゃあ試合開始ー!」
706 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:03:11.10 ID:VBrClEdwo
ローラ「エアロ! 融合【シンクロ】!」キンッ


楓「風弾【エアロボール】!」ブワッ


ローラ「風弾【エアロボール】!」ゴウッ


ぶわっ!!


モミジ「ひゃっ!」


ヒカリ「大丈夫、モミジさん。とにかく自分が狙われた時は弾いてね」


モミジ「う、うん」


嵐「お望みなら……! 雷弾【サンダーボール】!」バチイッ!


モミジ「反重力魔法【アンチグラビティ】!」グイン


嵐「あらら……弾かれた」


クロエ「でもそれ込み!」


楓「モミジさん後ろー!」


モミジ「!?」バッ


ローラ「ふっ!」ドプン


モミジ「あっ……!」


どしゅっ!


晶「試合終了!」
707 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:03:38.81 ID:VBrClEdwo
ヒカリ「何もできなかった……」


クロエ「今度は作戦勝ちね」


ローラ「嵐さんの雷で作った影に……」


嵐「ローラが潜り込む! やったな!」イエーイ


楓「これで皆1勝1敗かー」


レナ「でも勝ち負けはあんまり重要じゃないわ。もっと戦略の幅が広がった気がする」


モミジ「色々弾けて自信ついたかも……」


クロエ「うんうん、収穫あったんじゃない」


凜華「こういう練習もたまには面白いね」


晶「じゃあ今日は解散だな。アタシ達もチームで反省しよう」


楓「おー」


ーーーーー

ーーー

708 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:04:08.35 ID:VBrClEdwo
自室ーー


ヒカリ「……」


クロエ「何もできなかったわね……」


ヒカリ「うん……」


クロエ「やっぱり闇の力がないと……」


ヒカリ「ボクなんか自分だけの魔法があるかも分かんないし……」


クロエ「一緒に特訓する?」


ヒカリ「うん、お願い。このままじゃだめだ」


クロエ(魔法に詳しい人……固有魔法の研究してる人なんていないかしら。もしかしたらヒカリに強力な力が眠ってるかもしれないし、調べてほしいわね)


ーーーーー


修練場ーー


ヒカリ「はぁ……はぁ……」


クロエ「ぜえ……ぜえ……」

クロエ「す、少しは魔法の威力も上がったかしら」


ヒカリ「こればっかりは続けないとね……部活もあるけど、時間見てやっていこう」


クロエ「そうね……とりあえず今日のところは終わりにして、お風呂入りましょうか」


ヒカリ「うん。どっちも汗かいちゃったし、寮の大風呂入ろうよ」


クロエ「そうね……早く汗流したいわ」
709 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:04:35.43 ID:VBrClEdwo
大浴場ーー


ヒカリ「ふう……」


クロエ「ああ〜……気持ちいいわ……」


ヒカリ「疲れが取れてく……」


クロエ「ね、ヒカリ。マッサージしてあげるわ」


ヒカリ「ええっ! い、いいよ。そこまで疲れてないし……」


クロエ「甘いわ。マッサージして筋肉ほぐした方がいいことくらい分かるでしょ」


ヒカリ「でもここではちょっと……他にも何人か入ってる子いるしさ」


クロエ「分かったわ。あがったら部屋でしてあげる」


ヒカリ「お、お手柔らかにお願いするよ」


クロエ「あ、そういえば今日はティア達のチーム見なかったわね……ローラから何か聞いてる?」


ヒカリ「あー……えっと、ティアさんとアルシェさんはデート……だって///」


クロエ「あ、そう……///」


ヒカリ「な、なんか照れるね。他の人の話なのに……」


クロエ「そ、そうね。この話はおしまい。あがりましょっ」


ーーーーー

ーーー

710 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:05:01.58 ID:VBrClEdwo
自室ーー


ぎしぎしっ ぎしぎしっ


ヒカリ「あ、ぁあんっ、くろえ、うま、すぎぃ……っ!」トロン

ヒカリ「〜〜〜っ!」ビクンッ


クロエ「はいおしまい。これで明日も大丈夫よ」


ヒカリ「あ、ありがと……」ヘニャヘニャ


クロエ「じゃ、今日はもう寝ましょうか」


ヒカリ「うん……おやすみ……」


クロエ「おやすみなさい」


ーーーーー

ーーー

711 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:05:35.97 ID:VBrClEdwo
ー幕間
  ティアとアルシェの食べ歩きデートー


アルシェ「あむっ。うん、このクレープ美味しい」モグモグ


ティア【よく食べますね】


アルシェ「ご飯は魔力のもと。たくさん食べて蓄えてる」モグモグ

アルシェ「ティアも」スッ


ティア「えっ、あ、あーん」アー


ぱくっ


ティア【おぃしいて゛す】


アルシェ(また文字震えてる……)

アルシェ「ティア」ジッ


ティア【はい】


アルシェ「アルシェ、ティアの声が聞きたい」


ティア「へっ?///」


アルシェ「せっかく綺麗な声だもん。もっと聞きたい」


ティア「で、でも喋るの下手ですし……」


アルシェ「アルシェは気にしない。二人きりの時だけでもいいから」


ティア「わ、分かりました……。頑張ります……///」


アルシェ「ん」
712 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:06:02.93 ID:VBrClEdwo
アルシェ「それで聞きたいことがある」


ティア「なんですか?」


アルシェ「あの豪華な建物は何? 食べ物屋さん?」


ティア「? あれは……」

ティア「!! あれは違います! 食べ物屋さんではありません!」


アルシェ「じゃあ何屋さん?」


ティア「何か売ってる場所では……と、とにかくアルシェにはまだ早いです!」


アルシェ「む、納得いかない。知ってるなら教えて」


ティア「だーめーでーすー!」


アルシェ「むむ、じゃあいつになったら教えてくれるの」


ティア「そ、それは……! 然るべき時に教えます!///」プイッ


アルシェ「……分かった。とりあえず今日のところは諦める。その代わりたくさんスイーツ巡りする」


ティア「それは元からそのつもりでは……」


少女二人の食べ歩きは道行く人々をほっこりさせたという……。
713 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:06:29.80 ID:VBrClEdwo
ローラとティアの部屋ーー


ルク「あ」ポシュッ


ローラ「ルクさんが引っ込んだってことは……」


ティア【ただいま帰りました】ガチャリ


ローラ「おかえりなさい、ティアちゃん」


ティア【何してるんですか?】


ローラ「旅行の時に卵を拾ったんだけど、反応がないから不安になって……」


ラピス「いろいろ調べてたところです」


ローラ「ルクさん曰くいつからあったのかも分かんないって……」


ティア【るくさん?】


ローラ「あ、えと、し、知り合いだよ。うん」


ラピス「それよりこれなんで封印かかってるんですかね。親が封印かけたのか、そもそも封印がかかって産まれてくるのか……」


ローラ「封印がかかった卵は親が封印を解くんだよね。綺麗な泉につけたり、炎の中でずっと耐えたり」


ラピス「なんにせよ解き方が分からないといけませんよね」


ティア【図書館の図鑑には載ってないんですか?】


ローラ「ざっと調べたけど似た卵の絵はなくて……」

ローラ(ルクさんクラスの珍しい魔獣だから図鑑に載ってなかったりして……)

ローラ「そ、そんなことない……よね」コツン


卵「……」


現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

10月第3週
7/16回目の行動です
8回目の行動終了後、マホリオ学外対抗戦大会へと移ります
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 22:12:38.89 ID:zbH86Zod0
休日に学外で学園よりもより魔獣の生態について詳しく研究している施設や人物に会いに行くローラに付きそう
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 22:16:34.60 ID:PqfEOQbmO
ヒカリと一緒に掲示板や図書館を利用し、固有魔法に詳しい人や発現していない固有魔法を調べる方法を探してみる(闇の力と魔翌力の併用の方法を調べる意味も込めて)。
716 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:18:43.86 ID:VBrClEdwo
>>700
1も気になります
皆さんのイメージとか聞いてみたいです
安価で改めて募集するのもありですかね

ちなみに個人的にはエミールと似た感じで、わたモテのもこっちっぽいのをイメージして書いてます
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 22:19:07.60 ID:Q9YheFPGO
練習後のウィンチームに出くわし、せっかくなので特に疲労していた時雨にマッサージ。時雨からマッサージの腕を称賛され『ナナもマッサージが得意』と紹介される。
身に覚えの無いことに不思議がるナナやウィンに対して『以前、部屋の前を通りかかった時、中からナナにマッサージされていたウィンの声やマッサージ機のような音が聞こえた』『ウィンは最初は嫌がっていたが、最後はナナにもっとしてほしいとせがんでいた』という超弩級の爆弾を自覚無しに投下してしまう時雨。
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 22:20:06.51 ID:6y2P60oA0
近頃ルクが人の食べ物に興味津々らしい
ローラ曰わく以前食べたたこ焼きや最近の秋の味覚が美味しかったようで人間の食べ物は素晴らしいとラピスと意気投合しつつ一緒にグルメ雑誌等見てはしゃいでいるとか(ちなみに鶏肉は避ける)
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 22:22:13.46 ID:Q9YheFPGO
>>716
個人的には普段手入れとかしてなくてボサボサなんだけど、手入れしたら化ける系だと思ってる。
版権作品で一番イメージが近いのはFE風花雪月のベルナデッタ。
安価範囲踏んでたら安価下
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 22:31:04.79 ID:2iDTHTKMO
休日に街に出かけた凜華がカサブランカ校の舞と再会。
せっかくなので真凜とのことや舞のことをもっと聞くために話をする。
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 23:42:05.05 ID:/BGTqc2s0
デンの外見は十人がイメージする十通りのデンちゃんを一月程度かけて網羅する感じで書いたので正解も間違いも無いッス

なんでデフォルトは今頭に浮かんだ感じでいいんじゃないかな
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 23:48:39.27 ID:aQ/lOGOOO
デンちゃんは変身に変身を重ねまくって、もう元の姿が自分でも思い出せないとかになっててもおかしくなさそう
723 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/31(木) 00:10:25.20 ID:XiskjKefo
>>722
ひええ
この設定怖いけど使うかもです
ただ現状考える限りハッピーエンドにしかならないのでご安心ください
ハッピーエンド至上主義万歳!
724 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/31(木) 00:30:46.34 ID:XiskjKefo
掲示板ーー


クロエ「よし、と」ペタペタ

クロエ(固有魔法研究に詳しい人募集。貼り紙一枚で見つかれば苦労はないけど、しないよりはましよね)


ヒカリ「クロエ、図書館にあった本何冊か借りてきたよ」


クロエ「こっちも終わったわ。その本部屋に戻って読みましょうか」


自室ーー


クロエ「『物質系は自覚しやすく、また放出も容易』。楓達みたいなやつね」


ヒカリ「自分の中にこれっていうイメージも湧かないから……多分物質系ではないと思う」


クロエ「『魔力系は自覚し辛く、またその用途が多岐に渡るため把握していない者も多い』。くるくま元部長とかリリィちゃんがこれね」


ヒカリ「こっち……かな。多分だけど。調べてくれる人とかいればいいんだけど」


クロエ「あ、簡単な実験があるわよ。えっと、この魔法陣ね」カキカキ

クロエ「で、魔力を込めた砂をこれに撒けば……」


ヒカリ「出てきた模様で分かる……。ほんとかなあ」


クロエ「やるだけやりましょ。ほらほら」


ヒカリ「じゃあ……」キィ…


ばららっ


コンマ↓
ゾロ目でヒカリの固有魔法が判明
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/31(木) 00:35:55.68 ID:klm5gilDO
はい
726 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/31(木) 12:22:50.12 ID:8ztxy9pqo
ヒカリ「これは……」


クロエ「……なんの模様にもなってないわね」


ヒカリ「やっぱりそう簡単には分からないか……」


クロエ「うーん、分からないままってモヤモヤするわねえ」


ヒカリ「あてがあるとすれば掲示板の貼り紙かな」


クロエ「そうね。いい人がいればいいけど……」


ーーーーー

ーーー

727 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/31(木) 12:23:17.61 ID:8ztxy9pqo
休日、部活後ーー


クロエ「あら、ウィンさん達」


ウィン「どもども〜」


クロエ「時雨さんお疲れだけど……マホリオの練習?」


時雨「練習とは言えないな……私が勝手にウィンに食らいついていただけだ……」


ウィン「今日の時雨は戦いごたえあったよ。まさかシュートを斬られるとは思ってなかったな〜」


時雨「馬鹿言え。二発目でもうノックアウトされたんだぞ……私もまだまだだな」


クロエ(晶やアルシェみたいな実力派を息切れせずにコーチする時雨さんがここまで……ほんとウィンさんって化物じみてるわね)

クロエ「あ、時雨さん。良かったらマッサージしてあげるわよ」


時雨「ほう……興味深いな。頼んでもいいか?」


ーーーーー


時雨「あ、ふ……っ!」ビクッ

時雨「ふふ、不思議な感覚だ……心の底から気持ちいいと感じるよ……ぁっ」


クロエ「マッサージにはちょっと自信あるのよね」グッグッ


ウィン「おお〜、あの時雨があんな声を……」


時雨「マッサージといえばな……ナナも得意みたいだぞ」


ナナ「私……ですか?」キョトン


時雨「この間二人の部屋からウィンの押し殺す声が聞こえてな。「気持ちいい」とか「そこがいい」とか言ってたし、マッサージ機? の音もしてたし、本格派なんだろう」

時雨「最終的には「もっとしてほしい」と泣きそうな声で言ってたな」


ウィン「し、時雨!///」


ナナ「……///」


時雨「? マッサージではなかったのか?」


ナナ「いや、まあマッサージと言えばマッサージですが……私はウィンにしかしませんから……ね?」ニコッ


ウィン「っ」ズギュ

ウィン(ナナ好き……)


時雨「そうか……それはもったいないな……。本当に気持ち良さそうな声だったんだが……」


クロエ(時雨さんって強くなることしか学んでこなかったのかしら……///)


ーーーーー
728 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/31(木) 12:23:48.10 ID:8ztxy9pqo
ローラとティアの部屋ーー


コンコンっ


ローラ「はーい」ガチャリ


クロエ「待たせたわね。時雨さんにマッサージしてて」


ローラ「んーん。ちょうど盛り上がってたとこだったから」


クロエ「?」


ラピス「ここの食堂って実はかなり腕のいいシェフがいるんですよ。パフェが特に絶品で……」キャッキャ


ルク「なんと。それはぜひ味わいたいですね」ウフフ


クリア「クリアも美味しいやつ食べたい!」


クロエ「グルメ談議してたのね」


ローラ「私も混ざって聞いてたけど、グルメ雑誌って見てるだけでもお腹減っちゃうね……」エヘヘ


クロエ「それじゃあお土産に甘いもの買ってきましょうか」


ローラ「それいいかも」


ラピス「では私はこの専門店クロユリのフルーツタルトを……」


ルク「このボラボラ魚の肝という珍味を味わってみたいです」


クリア「アイス食べたい!」


クロエ「アイスだけ買ってくるわ」


ラピスルク「ぶーぶー」


ーーーーー
729 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/31(木) 12:24:27.95 ID:8ztxy9pqo
クロエ「全く、専門店のスイーツと珍味を同時に提案するなんて……」ブツブツ


ローラ「でもあの二人らしいよね。なんだかんだ楽しくやってるみたいで良かった」


クロエ「そうね。仲悪いよりはいいわ」


ローラ「あ、ついたよ」ガコン


ギイイイィィィ……


ローラ「ようこそ、リーケの研究所へ!」


クロエ「はー。ほんと、リーケってでかいわよね」


研究員「ようこそローラお嬢様、クロエ様。お待ちしておりました」ペコリ


ローラ「もう、そんなかしこまらなくていいのに」


研究員「あー、じゃあすみません、敬語はなしで。研究しかしてこなかったもんで礼儀とか知らないんすよ」


ローラ「大丈夫。ママにはちゃんと調べてもらったって言っておくから」


研究員「そうしてもらえると助かるっす。で、どれを調べれば……」


ローラ「この卵なんだけど……」


研究員「こりゃまたでかい卵っすね……。人の頭くらいあるっすよ」マジマジ

研究員「こりゃ何が産まれるか……」ブツブツ


ローラ「それじゃあ調べてもらっていいですか?」


研究員「任せるっす!」ビシッ


調査結果↓コンマ
01〜50 調査失敗
51〜98 かかってる封印が判明
ゾロ目 中身まで判明
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/31(木) 12:26:17.55 ID:hsBi9jOKO
そぉい
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/31(木) 12:36:25.49 ID:OwKnyjzPO
この研究員マジ有能。
732 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/31(木) 12:54:41.31 ID:8ztxy9pqo
研究員「こ……これは……!」

研究員「結果が出たっす! 二人ともー! あたっ」ドテッ


ローラ「だ、大丈夫ですか?」


研究員「たはは……面目ない」ヨイショ

研究員「それより、そう! 結果が出たっす! 見てください!」ウキウキ


安価↓〜↓3
調査の結果判明した魔獣
【種族】(その魔獣自体の種族をお願いします)
【特殊能力】(魔獣自体の持つ能力)
【備考】(その他付け足したいことがあれば)

最高コンマのレスを採用します
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/31(木) 13:03:36.98 ID:hSWEd5mL0
【種族】バジリスク
【特殊能力】猛毒の牙、相手を睨むだけで殺せる
【備考】ハリポタに出てくる
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/31(木) 13:04:51.29 ID:+ymOs7PS0
【種族】カーバンクル
【特殊能力】特別な能力は持たないが高い魔翌力を有し、強力な魔術を扱うことができる。
【備考】額に膨大な魔翌力を内包する宝石を持っており、奪われると死んでしまう。
目撃翌例が非常に少ないため、実在を疑問視する声も少なくないらしい。
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/31(木) 13:10:47.25 ID:16FzWHJao
【種族】ショゴス
【特殊能力】生物・無生物を問わず何にでも変身(変形?)することができる
肉体の一部を切り離し椅子・コップなどの物品を生成することも可能(30分ほどで溶けて消えてしまう)
【備考】見た目は真っ黒なスライム状の何か
自我を持ち産まれて初めて見た者にとてもよく懐く
人の姿を取ることも、学習すれば喋ることも可能
太古の昔に神が眷属として作った生物とされており神話などの伝承に登場するが、実際に確認されたのは今回が初めて
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/31(木) 13:12:44.00 ID:KNDscix00
既存の作品(ハリポタ)の奴をそのまま流用するのはありなの?
【種族】九尾の狐
【特殊能力】高い独自の魔法術(所謂陰陽系・和風系)で特に人を幻惑する能力に長けている
【備考】(その他付け足したいことがあれば)
全身白い体毛に覆われて九本の尻尾を持つ妖狐
737 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/31(木) 13:35:08.54 ID:8ztxy9pqo
>>733
こちらを採用します
ただし1はハリポタを知らない(見たことがない)ので、ハリポタのバジリスクとは違ってくるかもしれませんがご了承ください

調べるためにハリポタwikiを見ましたが、魔獣の分類xxxxにユニコーンと不死鳥、xxxxxにドラゴンとバジリスクと、ハリポタ指標だとローラの周りがとんでもないことになってて驚きました
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