【艦これ】初月「艦男の娘として生きる」【R18】

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312 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:08:45.71 ID:C47+g1J50
だが、出来上がってからは別だ。

どういう風に食べさせるか、そこは僕の命令次第になる。

全員テーブルで食べるのが基本だが、今日は僕が『そういう気分』だったのさ。

初月「よし。お前たちはみんな、床で犬食いだ」

「「はいっ♥」」
313 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:09:17.62 ID:C47+g1J50
初月「もう出来るからな、良い子で待っているんだぞ」

ドチャッ! ベチャッ!

専用の餌入れに料理をぶちこみ、それを床に置いた。

四つん這いの姉さんたちは、それをそのまま口だけで食べていく。

それを見下ろしながら食べる、姉さんたちの愛情たっぷりの料理は格別だ。

そうやって見下ろされていることを自覚しながら食べる姉さんたちもまた、悦びに震えながら餌を貪る。

Win-Winの関係といえよう。
314 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:09:52.58 ID:C47+g1J50
しこしこっ♥!! しこしこっ♥!!

秋月「ぴゅっぴゅっ♥ ぴゅっぴゅっ♥」

しこしこっ♥!! しこしこっ♥!!

机の下から聞こえる、秋月姉さんの盛り声。

犬食いさせる日は決まって、姉さんのうち一人をテーブルの下に呼びつける。

これは罰ではない。

栄養の欠乏を防ぐため、僕のおちんちんを搾り放題させるためだ。
315 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:10:24.56 ID:C47+g1J50
びゅぷ♥

秋月「あはっ♥ 射精ましたぁ♥」

やり方は簡単。

剥き出しの僕のおちんちんを扱くこと。

その間に限り、手を使うことを許している。

そして搾った精液は残さず頂くこと。

まあ、誰も残したことはないが。
316 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:10:57.08 ID:C47+g1J50
秋月姉さんの目の前には、姉さん専用の餌入れに山盛りの夕食の塊、搾りたてザーメンを和えて。

秋月「初月のほかほかミルクがけご飯……いただきます……♥」アー...

大きな口を開けて――

秋月「はむ゛っ♥」

ガブリ。

にちゃっ♥
317 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:11:28.96 ID:C47+g1J50
秋月「はむ♥ もふっ♥」

にゅち♥ ねちゃ♥

机の下で響き渡る、粘ついた咀嚼音。

僕の子供の種が、姉さんの血肉へ作り替えられていく――。

どぴゅっ♥ たぱぱぱっ♥

秋月「ひゃう♥!?」キュン♥

その事実に思わず興奮し、尿道に残っていた白濁液の塊を吐き出してしまった。

食事中の姉さんの顔を汚し、そして床をも汚していく。
318 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:12:00.89 ID:C47+g1J50
秋月「ああ……せっかくの残り汁が……♥」

手コキのミスだろうが、利かん坊の暴発だろうが、すべては姉さんの失態だ。

責任は姉さんが取るしかない。

初月「分かってるな、秋月?」

秋月「はいっ、初月の足が汚れないうちに……」

顔を床に這わせ、可愛い舌を伸ばし、そして――

秋月「れ゛ろ゛んっ♥」

じゅりゅっ♥

床の精液を舐めとる。
319 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:12:32.80 ID:C47+g1J50
秋月「初月のミルク♥ 最後の一滴まで♥」

秋月「れろん♥ ちゅぱ♥ じゅりゅりゅりゅっ♥!」

溢れた精液を、音を立てて啜る秋月姉さん。

そんな姉の威厳丸潰れな姿に安心した僕。

こうして、みんなで作った料理舌鼓を打つディナーを過ごすのだった。
320 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:13:08.68 ID:C47+g1J50
夜――
提督室――



夜は僕の時間だ。

一日の疲れを自由に癒すことができる。

明日は休日だ、姉さんたちもゆっくりしているだろう。

そんな僕がすることといえば、それは当然――。
321 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:13:40.43 ID:C47+g1J50
初月「オラッ!! もっと締め付けろッ!!」

パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!

秋月「あっ♥ やっ♥ んっ♥ んあっ♥」

照月「おねがぁい♥ はやく照月まんこ♥ ハメハメしてぇ♥」フリフリ

涼月「お初さん……すごい……♥」ドキドキ♥

ベッドに横一列で四つん這いさせての、おまんこハメ比べックスに決まっている。
322 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:14:12.17 ID:C47+g1J50
初月「よし、次は……」

……っぬぼ♥

秋月「ん゛♥♥♥」ビクンッ♥!!

初月「お前だ、涼月」

ずぼっ♥

涼月「おふぅ♥♥♥!?」ビクビクッ♥!!

初月「油断していたな涼月!? だからお前はおちんぽに勝てないんだッ!!」

パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!
323 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:14:44.07 ID:C47+g1J50
照月「えー!? 照月はー!?」

初月「マン汁垂らしておねだりでもしとけ」

照月「うん♥!」

照月「おまんこフリフリっ♥ おしりフリフリっ♥」プリプリ♥

照月「おちんぽさん♥ 照月まんこにおいで♥」プルン♥ プルルン♥

軽い冗談のようなことも、本気で信じ込む照月姉さん。

こんなに扱いやすい子もいない。
324 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:15:15.90 ID:C47+g1J50
パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!

初月「涼月!! もっと締めろ!!」

涼月「ごめ♥ な♥ さ♥ でも♥ も♥ キツ♥ んっ♥」

パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!

初月「締められなくなってきたか!? そうなんだな!?」

涼月「は♥ はひ♥ はいぃぃっ♥!」

パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!
325 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:15:50.91 ID:C47+g1J50
初月「なら仕方ない」

……っずぼ♥

涼月「を゛ほっ♥♥♥!?」ビクビクッ♥!!

初月「照月のまんこに突入!!」

ばちゅんっ♥!!

照月「あ゛ひい゛ぃぐぅう゛ぅ゛ぅ♥♥♥!?」ビクンッ♥!!

初月「お前も油断してたんだろう照月!? この万年おちんぽ負けプリケツまんこがッ♥!!」

パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!

照月「あっ♥ あああっ♥ 罵倒されたりゃ♥ 感じちゃうぅぅぅッ♥!!」ゾクゾク♥ ゾワゾワ♥
326 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:16:22.67 ID:C47+g1J50
パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!

初月「涼月は、柔らかなお肉たっぷりで包み込む、安らぎまんこだったな」

パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!

初月「照月は、ばいんばいんの肉で圧迫する、高反発まんこだ」

パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!

初月「秋月は、ひだの一本一本がおちんぽを包み込む、ご奉仕まんこだぞ」

パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!

秋月「あああ……♥ 姉妹まんこの味比べぇ……♥」

パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!

照月「女の子の大事なところ♥ 品評されちゃったあ♥」

パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!

涼月「どうぞ♥ お好みのおまんこで♥ ビュービューしてくださいぃぃ♥」

パンッ♥!! パンッ♥!! パンッ♥!!
327 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:16:54.66 ID:C47+g1J50
初月「決めたッ!! 全員に中出ししてやるッ!!」

初月「おまんこおっぴろげて待ってろォッ!!」









びゅぐっ♥!! びゅぶるっ♥!! びゅるるっ♥!!

どぷっ♥!!

秋月「あっ♥ 射精てますっ♥ んっ♥ あっ♥ 中に射精てましゅうぅぅ〜〜っ♥!!」

びゅるるっ♥!! ぶぴゅっ♥!! どくどくどくっ♥!!

照月「初月ザーメンっ♥ あっ♥ 熱いぃ♥ おまんこ焼けりゅううぅぅ〜〜〜っ♥!!」

どぴゅっ♥!! ぶりゅるるっ♥!! びゅびゅびゅーっ♥!!

涼月「無責任中出し精液っ♥ んっ♥ タプタプ溜まってましゅぅうぅ〜〜〜っ♥!!」

どくんっ♥!! びゅびゅっ♥!! ぴゅっぴゅっぴゅーっ♥!!



――――――――
――――
328 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:17:26.43 ID:C47+g1J50
提督室――



全裸でベッドに仰向けで寝転びながら、ふと窓に視線を移した。

外はまだ暗いが、そろそろ明るくなりそうだ。

どうりで疲れを強く感じると思った。

そろそろ寝なくちゃいけないな。
329 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:18:01.88 ID:C47+g1J50
視線はそのまま股間へ移る。

秋月「あむ……れろれろ……はむ……♥」

照月「ちゅぱ……ちゅ……れろお……♥」

涼月「じゅるっ……ちゅ……ぺろ……♥」

そこには、生まれたままの姿で、汚れた男性器をお掃除フェラする姉さんたちがいた。

射精し切ったお疲れ様おちんちんに群がる僕だけの雌たち。

僕の精液でカピカピになった顔のまま、肉欲の象徴に揃って口付けする光景は、まさに僕たちの関係を表していた。
330 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:18:33.52 ID:C47+g1J50
秋月「どうしましたか?」

僕の顔に、何か異変を感じたのだろう。

初月「……姉さん、僕は心配なんだ……」

秋月「私たちは、最期まであなたと一緒ですよ」

初月「いや、そっちは信頼しているさ」

初月「ただ……姉さんたち以外となると……ね」

初月「元々、鎮守府のみんなと信頼し合えなくなったことが原因だから……」

秋月「初月……」
331 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:19:05.27 ID:C47+g1J50
初月「確かに、この鎮守府さえあれば、後はどうでもいいかも知れない……」

初月「でも、もう他の誰とも、共感も共有も出来ないのかなと思うと……」

初月「……」

初月「すまない、忘れてくれ」

初月「秋の夜風が僕をナーバスにしたんだろう」
332 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:19:37.03 ID:C47+g1J50
秋月「では、温めますね」

そう言って秋月姉さんは、僕の上半身を優しく抱いてくれた。

張りのある肌が、温かい肌が、ふわりと僕を包むようだ。

秋月「私……あの日から、あなたに抱かれた日から、ずっと思っていることがあるんです」

初月「それはなんだい?」
333 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:20:11.90 ID:C47+g1J50
秋月「初月のおちんちんは将来、私たち艦娘にとって、とても大切なものになると思います」

初月「それは……うーん……」

初月「ちょっと考えすぎじゃないか?」

初月「自分がそうだからって、皆も同じとは限らない」

初月「現に前の鎮守府では、大勢から疎まれてしまった」

秋月「う……」
334 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:20:43.74 ID:C47+g1J50
初月「……だが」

初月「姉さんたちのように、心から慕ってくれる人がいることが分かったんだ」

初月「決して諦めずに、前を向いて行こうと思う」

秋月「はい、それが一番です」

秋月「きっと、おちんちんを必要とする子はいますから!」

初月「いれば良いが……」
335 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:21:15.70 ID:C47+g1J50
照月「照月も、初月のこと、必要だよ」ギュッ♥

話を聞いていた照月姉さんが、ご奉仕フェラしながら、僕の太ももに抱きつく。

涼月「私のことも忘れないでくださいね」ギュッ♥

反対の太ももに抱きつく涼月姉さん。

秋月「これからも、私たちお姉ちゃんたちを、よろしくお願いしますね」ニコリ

屈託の無い秋月姉さんの笑顔。

照月「よろしくね!」ニコリ

涼月「よろしくお願いします」ニコリ

照月姉さんや涼月姉さんもそうだ。

みんなの笑顔は、僕のざわつく心を落ち着かせてくれる。

ふふ……姉さんたちには敵わないな。
336 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:21:51.00 ID:C47+g1J50
照月「……あ♥」

ギンギン……ッ♥!!

涼月「はあ……こんなにおっきく……♥」キュゥゥン♥

嬉しさのあまり再び固さを取り戻した男根に、うっとりとした視線を向けられる。

トクン……コプコプ……♥

照月「わ、わっ! 精液が作られる音がしてる……♥」

照月「誰にぴゅっぴゅしたいのかな、おちんぽさん♥?」チュッ♥

ギンギンッ♥!! ギンギンギンッ♥!!
337 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:22:22.75 ID:C47+g1J50
秋月「ふふ……如何なさいますか?」

どこまでも優しい口調と表情で、僕に命令を促す秋月姉さん。

三人とも、僕よりもずっと疲れているはずなのに、それでも僕の言いなりになろうとする。

この己を投げ捨てるような献身に、たじろぐこともあった。
338 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:22:54.49 ID:C47+g1J50
でも僕はもう萎縮しない。

姉さんたちは覚悟を決めたから。

だから僕も覚悟を決めた。

それこそが、雌を従える雄の仕事であり、守るべきことだから。

初月「僕はもう寝る。フェラで鎮めておけ」

初月「それが終われば添い寝を許可する」

初月「分かったか、秋月、照月、涼月?」

僕の身勝手な命令に、蕩けた表情を見せる姉さんたち。

次の一言が、僕たちのこれからを物語っているのだった。
339 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:23:26.33 ID:C47+g1J50









「「分かりました、提督♥」」








340 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/05(土) 23:24:01.11 ID:C47+g1J50
もうちっとだけ続くんじゃ……
341 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:07:39.87 ID:9d8UObX+0









『エピローグ・初月の見た鎮守府』








342 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:08:11.97 ID:9d8UObX+0
朝――
提督室――



小鳥のさえずりは窓越しに聞きながら、僕は目覚めた。

ああ、昨日はたっぷり楽しんだな。

特に、最後の一滴を搾り出すための、三姉妹全力協力同時フェラ――。

世のちんぽ持ちなら、あれだけで三日間オカズに困らないくらいだ。
343 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:08:46.77 ID:9d8UObX+0
そんな爽やかな休日の朝に、お客とはとても珍しい。

いや、そもそもこの鎮守府は非認可鎮守府だ、まともな客でないのは確かだろう。

事実、取り次ぎ一切無しで、突然部屋をノックしてきたからな。
344 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:09:19.51 ID:9d8UObX+0
それにしても、とても久しぶりだ。

だって訪問客の正体は、僕たち姉弟が逃げ出した、あの鎮守府の艦娘だったのだから。

今さら彼女が僕たちに何の用事があると言うのか。

万一を考えながら、僕は冷静に口を開いた。

初月「やあ、久しぶりだね」
345 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:09:51.49 ID:9d8UObX+0









初月「大淀」



大淀「お久し振りです、初月さん」ペコリ
346 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:10:23.35 ID:9d8UObX+0
初月「今起きたばかりでね、一緒に食事でもどうだ?」

大淀「私は済ませましたので、お気遣いなく」

まあ、それはそうか。

しかし、こんな朝早くに、しかも何の連絡もなしに、さらに自室に直接乗り込んできたくらいだ。

多少無礼なことをしても怒られる筋合いはないだろう。

初月「そうか。なら、お言葉に甘えて」

本人が気を遣わなくて良いと言ったんだ、ゆっくり楽しんでやろう。
347 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:10:59.28 ID:9d8UObX+0
照月「はい、どうぞ♪」

そばにいた照月姉さんが、スープの入ったマグカップを手渡してくれた。

初月「……うん、良い香りだ」

スープを一口。

深い味わいが口、喉、胃へと流れていく。

初月「美味しい」

照月「やったあ!」

初月「上手になったじゃないか」ナデナデ

照月「えへへ……♥」

照れ顔の照月姉さん。

可愛い。
348 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:11:31.00 ID:9d8UObX+0
大淀「見たことない料理ですけど、それは何ですか?」

尋ねられて当然の質問が飛び出す。

僕は包み隠さず答えた。

初月「鰻のスープさ」

大淀「それってまさか、ゼリー寄せ的な……!?」ゾク...!

初月「いいや、ちゃんと臭みを取って火を通してある」

初月「焼き鰻のお吸い物、といった方が伝わるか?」

大淀「なんだ、ちゃんと調理されているんですね」ホッ

初月「当り前だろう、鰻のゼリー寄せじゃないんだから」

「「HAHAHAHA」」
349 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:12:03.12 ID:9d8UObX+0
大淀「それにしても、ずいぶん食事事情が改善されたようで」

彼女の視線が、僕の手元のマグカップに注がれる。

それもそのはず、前の鎮守府での僕たちの食事事情は劣悪だったからだ。

あの時は艦娘たちのイジメにより、姉弟全員の食事がままならなかった。

でも、ここに逃げ延びてからは、そういった事態に悩まされる心配はない。

それに、前の鎮守府から見ても、朝から鰻のスープというのは、贅沢に見えることだろう。

……一つ、当てつけに自慢するか。
350 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:12:34.99 ID:9d8UObX+0
初月「遠征に出ると、よく空のドラム缶を見つけるんだが……」

初月「その中にたまに潜んでいてね、それを獲ってるだけだ」

大淀「なるほど、それは運が良いですね」

『運が良い?』

それは違うな。

僕は潮の流れを計算した上で、今の資材改修先を決めたんだ。

その潮流は、漁場としても優秀であることは、あらかじめ分かっていた。

誰も気軽に近付けない、しかし魚の豊富な場所を探したのは、この僕だ。

だからこれは、僕が実力で獲得したに等しい。
351 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:13:06.75 ID:9d8UObX+0
大淀「でもせっかくの鰻ですし、蒲焼きにしてみんなで食べないんですか?」

照月「鰻は基本的に、初月だけが食べる食材なんです!」

先程から喋りたくて仕方なかった照月姉さんが、とうとう口を開いた。

大淀「え?」

照月「だって鰻は滋養強壮に効くって聞いたもん!」

大淀「あっ(察し)」
352 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:13:41.50 ID:9d8UObX+0
大淀「先ほどから秋月さんがしているのは……」

彼女の視線が、僕の股間へ向かう。

全裸で仰向けで寝ているので、僕の男根は外気に晒されている。

その肉棒を、薄緑色の粘液を両手にまとわせ、ゆっくりと捏ね続ける秋月姉さん。

疑問に思われるのも当然だろう。

秋月「……」チラリ

姉さんが僕を見る。

初月「秋月、教えてやれ」

秋月「分かりました」ニコリ
353 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:14:13.25 ID:9d8UObX+0
秋月「回春マッサージですよ」

秋月「この液体は、資材の粉末を海水と混ぜた溶液で修復剤を割って作った、秋月のための自家製ローションなんです」

秋月「これを纏わせ手で優しく刺激することで、患部を急速に回復させます」

大淀「修復剤があんかけのように固まっているのは……?」

修復剤はサラッとした液体だ。

それがゼリーのように固まっているのだから、気になったのだろう。
354 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:14:45.00 ID:9d8UObX+0
秋月「資材の粉末の効果です」

大淀「資材を……?」

秋月「はい! これを混ぜると、片栗粉のようにとろみがつくんですよ」

秋月「患部から流れ落ちなくなる上に資材も補充出来るので、通常の数倍の効果が発揮されます」

大淀「つまり……初月さんの、ココを……」ゴクリ...

秋月姉さんの慈しみ溢れるマッサージによって、僕の男性器はみるみる回復していく。

コポ……コポコポ……♥

昨夜で空になった金玉に、精液が製造・貯蓄されていく音が、僕の耳にも届いていた。
355 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:15:16.74 ID:9d8UObX+0
大淀「あと、その……左腕で抱いてるのって、もしかして……」

初月「左腕?」

涼月姉さんのことかな?

初月「涼月が何か?」

大淀「ですよね!? 涼月さんですよね!?」

涼月「」

大淀「グッタリしてますけど、大丈夫なんですか!?」

初月「ハァ〜」

わざとクソデカ溜息をついてみせる。

……意味だって?

ただ大淀を馬鹿にした以外に理由は無いがそれが何か?
356 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:15:48.51 ID:9d8UObX+0
初月「艦娘とは思えない発言だな」

初月「たとえ一日中おまんこを攻略され轟沈し続けても、簡単に壊れるような作りをしていないのは、知っているだろう?」

大淀「で、でもっ……涼月さんは、あなたのお姉さんだから……!」

初月「……そろそろ、僕とお前の格の違いを伝えるべきかな?」

初月「コイツらは自分の意志で、僕への生涯の忠誠を誓ったんだ」

初月「そうだろう、涼月?」

涼月「……ぁ……ぅ……」ビクンビクン...

初月「ほら」

初月「なら遠慮なく、その好意をしゃぶり尽くすのが礼儀だろう?」
357 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:16:20.35 ID:9d8UObX+0
初月「なあ涼月? 嬉しいだろ?」

クチュクチュクチュクチュ……ッ♥!

涼月「アッアッアッアッ...♥」ビクビクッ♥!! ビクンッ♥!!

僕の高速まん擦りに、秘部をキュンキュンヒクつかせる涼月姉さん。

秋月姉さんも照月姉さんも、もちろん涼月姉さんも、誰も僕を止めやしない。

初月「そういうことでとっくに話はついているんだ、これ以上姉弟に割り込むのはやめろ」

大淀「うっ……」

お互いの了解を得た、両者の合意による搾取――。

大淀もこれ以上説得できないと感じたのだろう、それ以上は何も言わなかった。
358 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:16:55.09 ID:9d8UObX+0
初月「……それで? 僕に何の用だ?」

戯れはここまでだ。

僕は核心に迫ることにした。

初月「こんな朝早くに、しかも事前連絡も無しに来るなんて」

初月「非認可鎮守府だが、僕はここの提督だ。それを知らないお前じゃないだろう?」

初月「その僕の部屋に突然押しかけきたんだ、よほど大事な用事なのか、それとも――」
359 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:17:26.86 ID:9d8UObX+0









初月「この鎮守府を解体しに来た――とかかい?」








360 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:17:58.61 ID:9d8UObX+0
一瞬にして、部屋の空気が凍てついていく。

僕の言葉をきっかけに、姉さんたちが臨戦態勢に入ったからだ。

秋月姉さんは丸裸な僕の護衛のため、間に割って入る体勢へ移行していた。

照月姉さんはナイフとフォークを手に、大淀への攻撃手段を確保している。

涼月姉さんはいざとなったら自分が身代わりになるため、殺意を放つ抱き枕と化していた。
361 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:18:30.45 ID:9d8UObX+0
数秒か、それとも数分か。

沈黙を打ち破ったのは、大淀だった。

大淀「いえいえ、そんなつもりは一切ありません」

ちょっと困ったような笑顔に、僕の緊張がとける。

確かに、武器を持っている様子も、外に応援を待機させている気配も無い。

……少し考えすぎだったか。

過去の記憶に執着し過ぎたようだ。

初月「ほう?」

その言葉を受けて、姉さんたちも日常に戻っていく。

秋月姉さんはおちんちんをマッサージし、照月姉さんは食器を元に戻し、涼月姉さんは殺意を放たない抱き枕としてグッタリしていた。
362 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:19:02.10 ID:9d8UObX+0
大淀「ここは廃鎮守府の乗っ取りですが……一目見てすぐに分かりましたよ」

大淀「他の鎮守府とは比べ物にならないほど、資材を獲得していることに」

初月「ああ、それか」

大淀「あれだけの回収ルートをよく見つけましたね」

素直に感心する大淀。

同じ立場なら、僕も同じ言動だったろう。

初月「たくさん頑張ったからな」
363 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:19:34.01 ID:9d8UObX+0
初月「……上に報告するのか?」

大淀「規律を守る立場にある以上、仕方ありません……ですが」

大淀「私は、あなたたちの境遇をよく知っています」

大淀「当時の情勢を調査したのも、あなたたちの失踪を報告したのも、私ですから」

大淀「幸い、あの鎮守府の態度に問題があったことは、大本営も認めました」

大淀「なので、違法運営ではなく、新規立ち上げとして報告しようと思います」

……何かを企んでいるのか……?
364 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:20:08.98 ID:9d8UObX+0
大淀「本来なら、ここを乙種鎮守府として運営再開の手続きをするところですが……」

大淀「初月さんには、甲種鎮守府の提督となってもらいたいと思います」

初月「……甲種だと?」

僕は思わず聞き返した。

なぜなら、普通の鎮守府は乙種だからだ。

初月「甲種といえば、大本営や傘下の企業の区分じゃないか」

大淀「仰る通りです」

大淀「この鎮守府は、大本営と同じ立ち位置につける予定でいます」
365 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:20:40.81 ID:9d8UObX+0
照月「やったね初月!」ギューッ!

プルンプルンのおっぱいに視界を奪われた。

照月「甲種指定なんて、どんなに立派な提督でも受けられないんだよ!?」

提督は海軍所属だが、その実態はフランチャイズ店のオーナーと大差ない。

どんなに成績を上げても、どんなに武勲を上げても、どんなに国に貢献しても、立場はずっとそこ止まりだ。

オーナーである大本営からの指示に従い、物資を貰い、任務というノルマを達成し続けるだけの存在。

しかし僕は大本営、つまり運営の人間になるという。

待遇面は雲泥の差だ。
366 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:21:12.59 ID:9d8UObX+0
初月「理由を聞かせろ」

大淀「ここの鎮守府は、初月さんたち四人だけですか?」

初月「その通りだ」

大淀「毎日大量の資材を獲得していたのは、おそらく大本営に依存しないため……ですよね?」

なるほど、思惑が読めてきた。
367 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:21:44.35 ID:9d8UObX+0
大淀「目算ですが、ここの獲得量は文字通り、他の鎮守府に配れるほどです」

大淀「実はこの地域は、資材配送の中継から遠い上に、いくつも鎮守府が密集している場所なんですよ」

大淀「一定の資材は大本営の支給とはいえ、その運搬コストは馬鹿になりません」

初月「そこで、配給分の資材を、うちから調達させてほしい……と」

大淀「頭の回転の早い人は好きですよ」ニコリ

つまり、うちの資材が目的ということか。

うまい話だ、しかし彼女の思う通りに進むのも何か癪だな。

……どうせここは僕の城だ、僕の思う通りにさせてもらおう。
368 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:22:15.97 ID:9d8UObX+0
初月「魅力的な話だが、ここは深刻な人手不足だ」

初月「これ以上うちの艦娘の仕事が増えるようなら、そのありがたい提案を捨てるしかない」

照月「ええっ!?」ドキッ!

まさかのオコトワリ発言に驚きの声をあげる照月姉さん。

秋月姉さんの手つきも、涼月姉さんの尻肉も、驚きでビクリと震えた。

安心しろ、この程度で驚く大淀じゃない。
369 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:22:47.83 ID:9d8UObX+0
大淀「ええ、初月さんの仰ることはもっともです」

さすが大淀、この程度では一切狼狽えない。

大淀「ですので、今資材を蓄えている工廠のすぐ隣の倉庫を改装します」

大淀「普段資材を配送させている人員に鍵を与え、そこを受け渡しの場所として利用しましょう」

大淀「その際の不手際は大本営持ちとします」

なるほど、空き部屋を利用するのか。

それに作業は向こうが勝手にやってくれる。

僕たちは、自分たちに必要な分だけを確保できれば、それで良いからな。
370 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:23:19.65 ID:9d8UObX+0
大淀「毎日規定数の資材を提供する、それがこの鎮守府に与えられる唯一の任務です」

大淀「後は今まで通り、あなたの思うがままの生活をお過ごしください」

大淀「……本来なら、大本営だろうと大本営直轄だろうと、休日を作るのは好ましくありませんが……」

大淀「私が担当者となりますので、この鎮守府へ自由に入場できる権限をいただければ、後は私がすべて責任を負いましょう」

初月「さすがに大本営の人間の介入は避けられないか」

大淀「これは万一のための取り決めです、皆さんの生活の邪魔をするつもりはありません」
371 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:23:51.45 ID:9d8UObX+0
彼女は前の鎮守府の大淀だ。

中立派を名乗り、僕たちの迫害には参加しなかったが、その分僕たちを助ける素振りも無かった。

ハッキリ言って信頼できるとは言えない。

……しかし。

今はもう、状況が大きく変わった。

そのために、かつての鎮守府とは縁を切ったのだから。

それに僕は提督だ。

自分のために、姉さんたちのために、この鎮守府を守らなければ。
372 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:24:23.20 ID:9d8UObX+0
そう考えた時、果たしてこの取引は幸と出るか不幸と出るか。

僕にとっての不幸とは何だ?

そんなものは決まっている、僕の王国の解体に他ならない。

そして、大淀の目的は、ここの資材なのは明らかだ。

金で動く人間なら、金があれば裏切らないだろう。
373 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:24:55.02 ID:9d8UObX+0
初月「……分かった、信じよう」

今の大淀なら、僕の王国を崩壊させることはない――。

ここは僕の直感を信じようじゃないか。
374 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:25:26.82 ID:9d8UObX+0
大淀「では細かい取り決めは明日、出直してからにしましょう」

初月「おや? 今日じゃなくて良いのか?」

大淀「ふふふ……今日はお休みの日ですので」

なんと、そこまでこちらに合わせてくれるのか。

初月「ずいぶんサービスしてくれるんだな」

大淀「甲種の時点でお友達ですから」

大淀「それに、私もおこぼれに預かりたいので」ニコリ

どうやら資材配りは思いの外重労働らしい。

頑張って働いた甲斐があったな。
375 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:25:58.59 ID:9d8UObX+0
大淀「では明日朝一番に書類を持ってきますね」ペコリ

そう言い残して立ち去ろうとする大淀。

初月「あ、それなら一つお願いがあるんだが……」

大淀「資材回収先の島なら、もう接収済みですよ」

大淀「明日にも、あなた名義の島の権利書をお持ちします」

驚いた、まさかそこまで話を進めているとは思わなかった。

そこまで動くなんて、彼女はよほどこの鎮守府を仲間に引き入れたいのだろう。
376 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:26:30.43 ID:9d8UObX+0
大淀「それでは、また明朝にお会いしましょう」ペコリ

そして大淀は去っていった。

僕のこの状況をたしなめることなく。

マッサージ中とはいえ、勃起した男性器が丸見えだったんだが……まあいいか。
377 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:27:02.31 ID:9d8UObX+0
照月「初月、おめでとう!!」ギュー

秋月「あなたの鎮守府が甲種指定を受けるなんて……とても誇らしいです!」グスッ

初月「姉さんたちのおかげさ」

クチュクチュクチュクチュ♥

涼月「アッアッアッアッ♥」ビクンビクン♥
378 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:27:34.09 ID:9d8UObX+0
初月「僕の夢は変わらない」

初月「それは、ここを僕の国にすることだ」

初月「これからも、この僕のために頑張ってくれるか?」

秋月「はい! もちろんです!」

照月「照月たちのこと、使い倒してね?」

涼月「わ、たしたち、は……さいごまで……あなたの、ため、に……」ブルブル♥

初月「ありがとう」ニッコリ

クチュクチュクチュクチュ♥

涼月「アッアッアッアッ♥」ビクンビクン♥
379 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:28:05.89 ID:9d8UObX+0
初月「よし、鎮守府の昇格記念だ」

初月「今日は一日中、僕にハメられるご褒美をやる」

秋月「あ……♥」キュンッ♥

照月「ほ、ホントっ♥? ホントに一日中っ♥?」ジュン...♥

初月「ああ。男の約束に嘘は無い」

初月「その代わり、今日の僕はそれしかしないぞ」

初月「お前たちが全てのお世話をするんだ、分かったな?」
380 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:28:37.74 ID:9d8UObX+0
秋月「はい♥! 私たちにお任せを♥!」ハッハッハッ...♥!

照月「すりゅっ♥! ぜんぶお世話すりゅっ♥!」ヘッヘッヘッ...♥!

初月「涼月」

クチュクチュクチュクチュ♥

涼月「あ゛っ♥!? ひぎっ♥!! し♥!! しまじゅっ♥!! じまじゅぅうぅぅ〜〜ッ♥!!」ガクンガクン♥!!

初月「良し」

やれやれ、ハーレムの主というのは重労働だな……。



――――――――
――――
381 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:29:09.67 ID:9d8UObX+0
夜――
提督室――



部屋はすっかり暗闇に包まれていた。

窓から入る月の光は、僕たち姉弟の生まれたままの姿を照らす。

そのうち照月姉さんと涼月姉さんは、イキ疲れてぐったりと横たわっている。

そんな二人を両腕でそれぞれ抱きながら僕は、秋月姉さんの膝枕を堪能していた。

姉さんの健康的なお碗型おっぱいを見上げる。

秋月「お疲れ様です」ニコリ

目があった姉さんに気遣われた。
382 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:29:43.68 ID:9d8UObX+0
初月「……姉さん、僕は心配なんだ……」

秋月「私たちは、最期まであなたと一緒ですよ」

初月「いや、そっちは信頼しているさ」

初月「ただ……姉さんたち以外となると……ね」

初月「元々、鎮守府のみんなと信頼し合えなくなったことが原因だから……」

秋月「初月……」
383 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:41:59.00 ID:9d8UObX+0
初月「確かに、この鎮守府さえあれば、後はどうでもいいかも知れない……」

初月「でも、もう他の誰とも、共感も共有も出来ないのかなって思ったらさ……」

初月「……」

初月「すまない、忘れてくれ」

初月「秋風が僕をナーバスにしたんだろう」
384 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:42:33.46 ID:9d8UObX+0
秋月「では、温めますね」

そう言って秋月姉さんは、僕の上半身を優しく抱いてくれた。

張りのある肌が、温かい肌が、ふわりと僕を包むようだ。

秋月「私、あの日から、あなたに抱かれた日から、ずっと思っていることがあるんです」

初月「それはなんだい?」
385 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:43:05.46 ID:9d8UObX+0
秋月「初月のおちんちんは将来、私たち艦娘にとって、とても大切なものになると思います」

初月「それは……うーん……」

初月「ちょっと考えすぎじゃないか?」

初月「自分がそうだからって、皆も同じとは限らない」

初月「現に前の鎮守府では、大勢から疎まれてしまった」

秋月「う……」
386 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:43:37.22 ID:9d8UObX+0
初月「……だが」

初月「姉さんたちのように、心から慕ってくれる人がいることが分かったんだ」

初月「決して諦めずに、前を向いて行こうと思う」

秋月「はい、それが一番です」

秋月「きっと、おちんちんを必要とする子はいますから!」

初月「いれば良いが……」
387 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:44:09.07 ID:9d8UObX+0
秋月「これからも、私たちお姉ちゃんたちを、よろしくお願いしますね」ニコリ

屈託の無い秋月姉さんの笑顔。

照月姉さんや涼月姉さんもそうだ。

みんなの笑顔は、僕のざわつく心を落ち着かせてくれる。

ふふ……姉さんたちには敵わないな。
388 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:44:43.84 ID:9d8UObX+0
初月「それなら、明日はハメながら任務につこうか」

秋月「は、ハメながら……///」

初月「姉さんたち三人のおまんこを次々とさ」

初月「朝は大淀が来るが……僕たちの関係のことは重々承知だろう?」

初月「どうせなら見せつけようじゃないか、姉さんたちが僕たちのモノであることを、至近距離で」

初月「そして、この王国が誰のものかを分からせるのさ」

初月「どうだ? 尽くし甲斐があるだろう?」

秋月「ええ……ドキドキしますね……♥」

意地の悪い笑顔を浮かべて見せても、姉さんは困るどころか、期待に満ちた目で見つめてくる。

初月「それなら決定だ、二人には明日伝えといてくれないか」

凛とした顔で、雌の顔で、姉さんはしっかりと返事するのだった。
389 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:45:15.59 ID:9d8UObX+0









秋月「はい、提督♥」









つづく
390 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:48:37.58 ID:9d8UObX+0









『エピローグ・大淀の見た鎮守府』








391 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:49:12.45 ID:9d8UObX+0
朝――
提督室――



はじめは『謎の艦隊らしきものを見つけた』という連絡でした。

ちょうど手持ちの仕事を片付けたばかりだった私は、このよくある報告を調査・解析することにしたの。

確かに面倒でつまらない作業よ?

でも運よく深海棲艦の基地の建設現場を見つけた場合、大本営から報奨金が出るのは魅力的だ。

だから私は、時間があるのなら、よくこの任務に名乗りをあげている。

それがまさか、鎮守府内の迫害から逃げ出した、あの初月さんたちだったなんて。
392 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:49:44.14 ID:9d8UObX+0
その後も調査を続けるうちに、彼らの資材回収量が尋常でないことに気付いた。

他の鎮守府が取りそこねた資材をゴッソリ持って帰っているのだから、それは当然のことだけど。

私はその後も調査を続けたわ。

彼ら自身は貧乏生活ゆえに資材がどんどん貯まっていくことを。

そして、彼らの乱れた性生活のことを――。
393 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:50:15.91 ID:9d8UObX+0
そして今朝、この廃鎮守府に乗り込み、この部屋にたどり着きました。

何の連絡も無しに、ノックだけで入室したのは、失礼だったかもしれない。

でも相手は非認可鎮守府の運営者、こうでもしないとまともに取り合えないでしょう。

無礼を承知での入室、失礼します。
394 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:50:47.67 ID:9d8UObX+0
その部屋の中央、立派なベッドの上に、彼はいました。

昨夜はお楽しみだったのでしょう、部屋中に生臭い香りが広がっています。

窓から聞こえる鳥のさえずりの中、愛液の染みがついたベッドでゆったりとくつろぐ、この廃鎮守府の主――。

初月「やあ、久しぶりだね」

初月「大淀」

恭しく礼をする。

大淀「お久し振りです、初月さん」ペコリ
395 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:51:22.44 ID:9d8UObX+0



ゾク……♥



大淀(いえ……)



ゾクゾク……♥


396 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:51:54.25 ID:9d8UObX+0









大淀(初月様……♥)



ゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾク♥♥♥








397 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:52:26.27 ID:9d8UObX+0
ああ……あああ……♥!

あの初月様が、私の目の前にいらっしゃるなんて……♥

奇跡の回復を遂げ、男性器を生やした姿で現れた初月様……♥

明石から報告を受け、初めて艦男の娘となったあなたを見た時、私は……。



体中に電気が流れたのを感じたわ……♥
398 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:52:58.05 ID:9d8UObX+0
女性とは一線を画す、力強い肉体。

脂肪の落ちた、筋肉質な質感。

陶磁器のように滑らかで美しい肌。

天井を貫くほどそそり立つ雄のシンボル。

それでも取り乱さず、自分の生きる道を見つけようとする魂の力強さと気高さ。

そんな彼の姿に、私は日に日に取り付かれていった。
399 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:53:32.93 ID:9d8UObX+0
確かに、久し振りの男性にときめいたのかも知れない。

提督と大本営の同じ顔触ればかりの毎日に、私の中の女性を持て余していたのは事実だった。

でも、必死に生きようとするあの小さなおちんちんの勃起に、私の心がくすぐられたのも事実。

あれが欲情だったのか、それとも母性だったのか……。

今となってはもう分かりません。
400 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:54:04.73 ID:9d8UObX+0
初月「今起きたばかりでね、一緒に食事でもどうだ?」

大淀「私は済ませましたので、お気遣いなく」

お腹の空いている彼を煩わせてはいけない。

そう考えた私は、彼の準備が済むのを待つことにしました。

初月「そうか。なら、お言葉に甘えて」

どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。
401 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:54:36.53 ID:9d8UObX+0
照月「はい、どうぞ♪」

そばにいた照月さんが、スープの入ったマグカップを手渡しました。

初月「……うん、良い香りだ」

スープを一口。

初月「美味しい」

その表情は本心を物語っていました。

照月「やったあ!」

初月「上手になったじゃないか」ナデナデ

照月「えへへ……♥」

あっ……頭を撫でてもらってますね……。

羨ましい……♥
402 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:55:08.41 ID:9d8UObX+0
……ハッ! いけないいけない!

本心を悟られないよう、会話で誤魔化さなくちゃ。

大淀「見たことない料理ですけど、それは何ですか?」

初月「鰻のスープさ」

大淀「それってまさか、ゼリー寄せ的な……!?」ゾク...!

あ、あの臭い汁を、我慢して飲んでいるのでは――!?

初月「いいや、ちゃんと臭みを取って火を通してある」

初月「焼き鰻のお吸い物、といった方が伝わるか?」

大淀「なんだ、ちゃんと調理されているんですね」ホッ

ああ……よかった……本当に良かった……!

今の初月様は、美味しいお料理をいただいていました……!

初月「当り前だろう、鰻のゼリー寄せじゃないんだから」

「「HAHAHAHA」」
403 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:55:43.17 ID:9d8UObX+0
大淀「それにしても、ずいぶん食事事情が改善されたようで」

初月様たちがいらっしゃった頃、鎮守府の空気は最悪でした。

あの愛らしいおちんちんを毛嫌い、強烈に迫害する娘が、想像以上にいたのだから。

でも、その勢力が恐ろしすぎて、私は何も出来なかった。

食事に泥をかけられる現場を目撃しても、何も注意できなかったわ。

だからこそみんなが、こうして安全なものを食べられる環境を取り戻したことが、本当に嬉しかった。

本当に……本当に、嬉しかったの……。
404 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:56:14.90 ID:9d8UObX+0
初月「遠征に出ると、よく空のドラム缶を見つけるんだが……」

初月「その中にたまに潜んでいてね、それを獲ってるだけだ」

大淀「なるほど、それは運が良いですね」

あれだけ苦労していたもの、きっと神様が微笑んでくれたんだわ。
405 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:56:46.65 ID:9d8UObX+0
……あら?

大淀「でもせっかくの鰻ですし、蒲焼きにしてみんなで食べないんですか?」

照月「鰻は基本的に、初月だけが食べる食材なんです!」

大淀「え?」

照月さんはいつも元気いっぱいね。

照月「だって鰻は滋養強壮に効くって聞いたもん!」

大淀「あっ(察し)」

そうね……照月さんたちはもう、初月様のモノだもの。

初月様のおちんちんを優先するのは、当然だわ。
406 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:57:18.54 ID:9d8UObX+0
私が一番気になっているのは、やっぱり秋月さんですね。

大淀「先ほどから秋月さんがしているのは……」

薄緑色のとろみのついた液体を、初月様のおちんちんに纏わせ、両手でじっくり捏ね上げている。

それはまさか、あの伝説の――?!

秋月「……」チラリ

初月「秋月、教えてやれ」

秋月「分かりました」ニコリ
407 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:57:50.27 ID:9d8UObX+0
秋月「回春マッサージですよ」

秋月「この液体は、資材の粉末を海水と混ぜた溶液で修復剤を割って作った、秋月のための自家製ローションなんです」

秋月「これを纏わせ手で優しく刺激することで、患部を急速に回復させます」

やっぱり、大本営秘伝のマッサージですね!

あれは鎮守府の書庫にひっそりと置かれた、古い資料にしか記載されていない秘薬ですよ?

きっと初月様のおちんちんのために、秋月さんが調べたのね。

偉い! 偉いわ秋月さん!

大淀「修復剤があんかけのように固まっているのは……?」

でもおかしいわ、あんなにとろみがあるなんて……。
408 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:58:22.02 ID:9d8UObX+0
秋月「資材の粉末の効果です」

大淀「資材を……?」

秋月「はい! これを混ぜると、片栗粉のようにとろみがつくんですよ」

秋月「患部から流れ落ちなくなる上に資材も補充出来るので、通常の数倍の効果が発揮されます」

そんな簡単なことで、そこまで効果が上がるというの!?

知らなかった……誰もそんなこと、調べたことないのに……!

大淀「つまり……初月さんの、ココを……」ゴクリ...

秋月さん……おちんちんのために、そこまで試行錯誤を繰り返したなんて……!

コポ……コポコポ……♥

ああ……♥! 聞こえる……聞こえるわ……♥!

初月様の大切な子種が、みるみる製造・貯蓄されていく音が……♥!

ありがとうございます! 秋月さん、ありがとうございます!

これで初月様の優秀な遺伝子を涸らすことなく、意中の子宮に解き放てます……♥!
409 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:58:56.76 ID:9d8UObX+0
大淀「あと、その……左腕で抱いてるのって、もしかして……」

この部屋に入った時からずっと、ぬいぐるみのように抱かれている、羨ましい娘はまさか……!

初月「左腕?」

初月「涼月が何か?」

大淀「ですよね!? 涼月さんですよね!?」

涼月「」

大淀「グッタリしてますけど、大丈夫なんですか!?」

意識が無いようですけど、それでも幸せなんでしょうか!?

教えてください涼月さん!!

私、すっごく気になります!!

初月「ハァ〜」
410 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 00:59:28.58 ID:9d8UObX+0
初月「艦娘とは思えない発言だな」

初月「たとえ一日中おまんこを攻略され轟沈し続けても、簡単に壊れるような作りをしていないのは、知っているだろう?」

大淀「で、でもっ……涼月さんは、あなたのお姉さんだから……!」

相性良すぎて壊れてしまうんじゃないかと……!

初月「……そろそろ、僕とお前の格の違いを伝えるべきかな?」

その威圧的な口調に私は……おまんこが『キュンッ♥』と締まりました♥

初月「コイツらは自分の意志で、僕への生涯の忠誠を誓ったんだ」

初月「そうだろう、涼月?」

涼月「……ぁ……ぅ……」ビクンビクン...

意識があった!

初月「ほら」

初月「なら遠慮なく、その好意をしゃぶり尽くすのが礼儀だろう?」
411 : ◆ag9TZfREZs [saga]:2019/10/06(日) 01:00:00.33 ID:9d8UObX+0
初月「なあ涼月? 嬉しいだろ?」

クチュクチュクチュクチュ……ッ♥!

涼月「アッアッアッアッ...♥」ビクビクッ♥!! ビクンッ♥!!

初月様のお戯れに、悦びの声をあげる涼月さん。

秋月さんも、照月さんも、それが当然といった様子。

おめでとうございます、初月様……これがあなたのお力なのですね……♥

初月「そういうことでとっくに話はついているんだ、これ以上姉弟に割り込むのはやめろ」

大淀「うっ……」

羨ましい……♥!

でも……こんな私に、そんな資格なんて……。
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