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勇者「敗北勇者とバグった世界」
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812 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/25(金) 15:36:11.28 ID:gJ3smsuD0
とってもタニシ買ったです。やっぱり元はドラク◯3ですか?
それと一応四天王二人もハーレムに加わっているかも知りたいです。
813 :
◆cABJvGmFjs
[sage]:2019/10/26(土) 22:22:30.53 ID:0N00SWZ60
>>812
その通りです。元はドラク◯3です!
四天王2人はハーレムには入ってません。
814 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 00:31:04.49 ID:0goKCu6k0
更新始めます。
815 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 00:32:49.67 ID:0goKCu6k0
勇者「久々に来たぞ!エルフの里ー!」
スライム娘「おー!」
弓エルフ「私達の生まれ故郷……」
騎士エルフ「懐かしいな……」
サキュバス「うへー……あんまり思い出したくない」
スライム娘「ここ、サキュと初めて会った!」
子狐「へー、そうなんですか。皆さんにとっては思い出の地なんですね」
サキュバス「悪い意味でね……」ドヨーン
子狐「??」
816 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 00:34:37.52 ID:0goKCu6k0
狐娘「もう歩き疲れてへとへとじゃー!」
魔王「ワシも疲れた!」
子狐「暫く歩きっぱなしでしたからね」
勇者「先にエルフの女王様に挨拶しに行こうか」
……………
ー女王の城ー
エルフ女王「よくぞ来ました。勇者よ」
エルフ女王「貴方の訪問を歓迎致します」
勇者「こんちはー、お久し振りです」
817 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 00:36:24.92 ID:0goKCu6k0
エルフ女王「以前より随分と逞しくなりましたね」
騎士エルフ「陛下こそお変わりなく」
エルフ女王「騎士エルフも見違える様に変わりましたね」
騎士エルフ「はっ!ありがとうございます!」
エルフ女王「そして、この方達は……?」
魔王「」ダラダラダラ
子狐「こ、こんにちはー」
818 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 00:37:25.66 ID:0goKCu6k0
狐娘「ゆ、勇者よ!どうにかして誤魔化さんか……!」ヒソヒソ
勇者「旅先で見つけた仲間です」
子狐「っ!っ!」コクッコクッ
エルフ女王「まぁ……」
エルフ女王「良ければ今夜はこの城でゆっくり休んで行って下さい」
エルフ女王「勿論、そこのサキュバスも……ね?」ニコッ
サキュバス「ん……」ピクッ
勇者「ありがとうございます」
819 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 00:46:09.76 ID:0goKCu6k0
…………………
勇者「人数分の部屋を借してもらえる事になりました」
勇者「でも7人分しかベッドがありません。これは夜の運動会ルート確定ですね」
サキュバス「何を一人で言ってんのよ」
勇者「そういえば、女王様もこの里の人達も歓迎してくれてたね」
弓エルフ「もう恨んでなんか無いって感じでしたよねぇー」
サキュバス「別に許してもらおうなんて思っては無いけど……」
勇者「素直じゃないなー」
サキュバス「う、うるさいっ!」
820 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 00:48:33.45 ID:0goKCu6k0
騎士エルフ「荷物を降ろしたら私と勇者は特訓だ」
勇者「え」
騎士エルフ「軟弱すぎる貴様には少しでも力が付けてもらわねばならん」
騎士エルフ「見ろ!貴様に合わせたメニューを考えておいたのだ!」
子狐「腹筋 スクワットと、基本的なものから剣の素振りまでありますね」
スライム娘「腹筋……」
狐娘「スライムには無縁の物じゃの」
スライム娘「むー……」プルン
821 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 00:50:08.95 ID:0goKCu6k0
弓エルフ「あらぁ……?これって騎士エルフが昔やってた特訓とほとんど同じじゃないかしら?」
騎士エルフ「うむ。実はそれを参考にしたものなんだ」
勇者「へー」
勇者「でもデバフが付与されてるから力が上がっても攻撃力は1のままじゃないの?」
子狐「力の種を使っても意味が無い悪質な種泥棒ですね」
騎士エルフ「それ位の事は気合いと根性でカバーできる!」
勇者「出た、精神論」
魔王「ワシ精神論とか苦手だわー」
勇者「分かる」
騎士エルフ「ぐちぐち言ってないで支度しろ!」
822 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 00:51:04.18 ID:0goKCu6k0
弓エルフ「夕飯までには戻って来るのよー?」
勇者「はーい」
騎士エルフ「分かってるって、もう子どもじゃないんだから……」
……………
勇者「49……50!」
騎士エルフ「よし!そこまでっ!」
勇者「つ、疲れたぁー!」
勇者「み、水ぅ……」
騎士エルフ「ほら、水だ」
勇者「さんきゅー」
823 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 00:55:16.96 ID:0goKCu6k0
騎士エルフ「んっ……やはり特訓の後の水は格別に上手いな」
勇者「生き返るっすわ……」
勇者「それにしても、何で森の中でやる必要があったんだ?」
騎士エルフ「それは昔、私がここで特訓していた場所だったからな」
騎士エルフ「つい懐かしくて来てしまったんだ」
勇者「そうだったのか」
騎士エルフ「そうだ……!休憩したら少し付き合ってもらうぞ」
騎士エルフ「お前に是非とも見せたい場所がある」
勇者「おぉ……?」
824 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 00:57:27.82 ID:0goKCu6k0
………………
ザッザッザッ
勇者(あれから大分歩いたな……)
勇者(辺りは変わって真っ暗な洞窟の中)
勇者(ここを通るって聞いた時は驚いたぞ)
騎士エルフ「そろそろ着くぞ」
騎士エルフ「目的の場所はもう目と鼻の先だ」
勇者(光が見える)
勇者「や、やっと洞穴を抜けた……」
825 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:01:00.01 ID:0goKCu6k0
勇者「ってやけに広い場所に出たな……」
勇者「ここが騎士エルフが言ってた場所なのか?」
騎士エルフ「あぁ!ここがお前に見せたい場所だ!」
勇者「おぉ……」
勇者(周りは岩で囲まれた広い空間)
勇者(草はしっかり生えてて、しっかり森と繋がってる事が分かる)
勇者(上には穴がぽっかりと開いていて、そこから光が射し込む事で幻想的な風景になっている)
勇者(何処かで見た事がある様な無い様な……不思議な気分だ)
826 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:02:40.72 ID:0goKCu6k0
勇者「しかし何でまたここに珊瑚と大きな貝殻があるんだ?」
騎士エルフ「昔からここにあるらしい。……詳しい事は私にも分からないんだ」
勇者「海の中の森って感じがして好きだな」
騎士エルフ「そうか、それは良かった」
騎士エルフ「ここは私と弓エルフが幼い頃によく遊びに来ていた所だ」
騎士エルフ「思い出の場所であり、誓いの場所でもある」
勇者「誓いの場所……」
騎士エルフ「……森の奥には子どもだけでは来てはいけない掟があるんだ」
騎士エルフ「私達はこっそりその掟を破ってここに来ていた」
騎士エルフ「私もあいつもこの景色が好きだったからな」
827 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:04:09.84 ID:0goKCu6k0
騎士エルフ「夜になるともっと凄いものが見れるぞ?」
騎士エルフ「周りの苔が月明かりに照らされて発光するんだ」
勇者「へー!それは是非とも見てみたいもんだ」
騎士エルフ「夜の森は危険だ、残念だがそれは諦めてくれ」
勇者「あらら……」
騎士エルフ「ある日、私達はそれを見ようと約束し、家を抜け出したんだ」
騎士エルフ「正直、夜の森は怖かった」
勇者(やっぱり怖かったんだ)
騎士エルフ「辺りは暗いし、風で草木は揺れる」
騎士エルフ「昼の木漏れ日と心地よい風の音とは反対に、夜の森はここまで恐ろしいものかと思い知らされたよ」
騎士エルフ「それでも私達は諦めなかった」
騎士エルフ「ここに来たいが為に必死に恐怖を圧し殺して歩いたんだ」
828 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:05:09.74 ID:0goKCu6k0
騎士エルフ「いつもより長く感じる洞穴を抜け」
騎士エルフ「ついに私達は辿り着く事に成功した!」
騎士エルフ「目の前に広がる景色を前に私達はその場で抱き着く程に喜んだ」
騎士エルフ「……そこに来る事が間違いだったと気付かずに」
勇者「それってどういう……」
騎士エルフ「……感動を分かち合う二人の前には、一匹の魔物がこちらを睨んでいたんだ」
騎士エルフ「どうやらここは奴の住み処らしく、昼の間は狩りに出掛け、夜になるとここへ戻って来るらしい」
騎士エルフ「奴は既にこちらへ狙いを定め、威嚇していた」
騎士エルフ「血肉を貪りたい一心でこちらを見るあの目は、今でも思い出すと背筋が凍る」
騎士エルフ「あぁ……これは死んだなと思ったよ」
829 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:06:35.50 ID:0goKCu6k0
騎士エルフ「私達もまだ幼かったからな……戦う術など知らなかったんだ」
騎士エルフ「敵意を向けられた私は思わず叫びそうになった」
騎士エルフ「……だが、先に悲鳴をあげたのは弓エルフだった」
騎士エルフ「それに気付いた奴は直ぐ様、弓エルフに飛び付いた」
騎士エルフ「だが次の瞬間、私は魔物の前に飛び出していた」
騎士エルフ「何故かは分からないが、そうしなければと頭に過った時には、もう足が動いていたんだよ」
騎士エルフ「自分自身でも馬鹿な事をしたと今でも思う。他に遣り様はあっただろうしな」
騎士エルフ「噛み付いた奴の牙はがっぷりと腕に食い込み、私を噛み千切ろうと離さなかった」
勇者「その後はどうなったんだ?」
騎士エルフ「悲鳴を聞いた大人達が駆け付けて、魔物は直ぐに退治された」
騎士エルフ「私の横で弓エルフが顔をくしゃくしゃにして必死に謝っていたのを覚えているよ」
830 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:07:56.86 ID:0goKCu6k0
勇者「後悔はしてない?」
騎士エルフ「あの行動をしたからこそ私達は今ここに立っている。それに後悔も何も無い」
騎士エルフ「それに……私が騎士を目指すきっかけにもなったからな」
勇者「騎士エルフが騎士になるきっかけか……」
騎士エルフ「お互い、大人になってからは会う機会も減ってしまって、ここに来る事は無くなってしまった」
勇者(あー……悲しいなぁ)
騎士エルフ「この話は終わりにしよう」
騎士エルフ「そろそろ夕飯の時間ではないか?辺りはもう暗くなって来たぞ」
勇者「確かにそうだな……帰ろうか」
831 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:10:27.36 ID:0goKCu6k0
ガサガサ…
騎士エルフ「っ!」
騎士エルフ「勇者!下がれっ!」
勇者「へ?」
ガサッ!
狼「ガゥッ!」
勇者「狼!?」
狼「グルルル……」
騎士エルフ「ただの獣ではなさそうだ……」
832 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:11:30.11 ID:0goKCu6k0
勇者「訓練用の剣しか持って来てないけど大丈夫かこれ!?」
騎士エルフ「安心しろ、お前は私が守る!」
狼「ガゥッ!」グワッ!
騎士エルフ「くっ!」
ガギッ!
狼「グゥウウ!!」ギリギリ…
騎士エルフ「この……っ!離せ!!」ブンブンブン!
狼「ガ……!」ドサッ!
ゴロゴロ
狼「グゥ……!」ズザー!
833 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:13:07.10 ID:0goKCu6k0
騎士エルフ「はぁはぁ……!」
騎士エルフ(少し動いただけで息があがるとは……)
騎士エルフ(予想以上に疲れが溜まっていたみたいだ……)
勇者「大丈夫か!?」
狼「グルルル……」ムクッ
狼「……」チラッ
勇者(こっちを見てないか……?)
834 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:13:52.95 ID:0goKCu6k0
タッタッタッ!
狼「アオオオォン!!」ドゴッ!
勇者「へぶぅ!?」
ズザー!
勇者「」バタッ
騎士エルフ「勇者っ!」タッタッタッ
騎士エルフ「おのれぇ……!」キッ!
狼「グルル……!」ギロリ
騎士エルフ(あの目は……!)ゾクッ
835 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:15:13.33 ID:0goKCu6k0
騎士エルフ「……っ!」ジリッ
騎士エルフ(奇しくもあの時と同じ状況……)
騎士エルフ(やれるか……?)
騎士エルフ(いや、私はもうあの頃とは違う……!強くなったんだ!!)
騎士エルフ「来るなら来い!私が相手になってやる!」
狼「!!」ピクッ
ヒュンッ!
狼「キャウン!」ドシュッ!
バタッ!
836 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:15:51.46 ID:0goKCu6k0
騎士エルフ「弓……?」
弓エルフ「大丈夫!?」タッタッタッ
騎士エルフ「助かった……ありがとう、弓エルフ」
弓エルフ「騎士エルフならここだろうって思って来たら大変な事になってたから……」
騎士エルフ「す、すまない……」
弓エルフ「ううん、いいの」
弓エルフ「今度は私が守る番って決めてたから」
騎士エルフ「……そうか、ありがとう……」
837 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:17:16.06 ID:0goKCu6k0
勇者「はっ!?ま、魔物は!?」
騎士エルフ「それなら、もう弓エルフが倒してしまったぞ」
勇者「良かったぁ……」
弓エルフ「さ、帰りましょ?夕飯の支度はもう出来てますよ!」
勇者「もうお腹ペコペコだよー!」
騎士エルフ「私も腹が空いてきた」
弓エルフ「二人ともそうだろうと思ったわ!」
838 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/10/28(月) 01:17:55.29 ID:0goKCu6k0
騎士エルフ(前に出る事だけが大切ではない)
騎士エルフ(エルフの騎士団に入った時、先輩にそう教えられた)
騎士エルフ(当時は言葉の意味が分からなかったが、今では理解できる)
騎士エルフ(頼もしい味方に背を預ける事も必要なのだと)
騎士エルフ(それを教えてくれたのは……)
勇者「どうした?騎士エルフ」
騎士エルフ「いや、何でもない」
弓エルフ「……ふふっ」
騎士エルフ「では行こうか勇者、皆が待っているぞ」
839 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:16:27.75 ID:wd1+KyKi0
……………………
子狐「勇者達遅いですねー」
スライム娘「心配……」
サキュバス「弓エルフが迎えに行ったからもうすぐ帰ってくるでしょ」
子狐「そう言ってる本人が一番不安そうにしてたりしますよね」
サキュバス「う"っ……」
狐娘「む?どうやら来たようじゃな」ピコッ
ガチャ
騎士エルフ「遅くなってすまない」
勇者「ただいまー」
840 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:19:45.89 ID:wd1+KyKi0
サキュバス「帰って来るのが遅いわよ」
魔王「腹が減ったぞ勇者!」
狐娘「皆、お主の帰りを待ってたんじゃよ」
勇者「そうだったのか……ごめんな」
狐娘「しかと反省したならばそれで良し!」
子狐「勇者も帰ってきた事ですし、夕飯を食べに行きましょうか」
841 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:21:59.13 ID:wd1+KyKi0
…………
魔王「あーっ!?それはワシが狙ってた獲物だぞ!返すが良い!」
狐娘「かっかっかっ!残念じゃったな。これは既に妾のものよ」
狐娘「飯時も戦場となるが故、欲しくば妾より先に取るんじゃな」モグモグ
魔王「お、おのれぇ……!!」
子狐「はいはい。母様も魔王さんもそこまでにして下さい」
サキュバス(どっちが子どもなんだか分からなくなるわね)
842 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:23:04.71 ID:wd1+KyKi0
スライム娘「魔王と狐娘……ちょっと似てる」
魔王「誰がこ奴と似てるだと!?」
狐娘「どう見ても妾の方が美人じゃろ」
魔王「何ぃ!?」
子狐「勇者はどう思いますか」
勇者「どっちもエロいと思うぞ」
狐娘「そうじゃろー?そそるじゃろ〜?ってアホを抜かせい!」
ワイワイ
騎士エルフ「少しは落ち着いて食事ができないものか……。女王陛下の前なのだぞ……」ハァ
843 :
◆cABJvGmFjs
[saga]:2019/11/08(金) 01:23:56.21 ID:wd1+KyKi0
勇者「何か騒がしくてすみませんね」モグモグ
エルフ女王「謝る必要はありませんわ。私も見ていて楽しいですし」
エルフ女王「それと……勇者様……」コソッ
勇者「はい?」
エルフ女王「お食事が終わりましたら私のお部屋へご案内致しますわ」ヒソヒソ
エルフ女王「最高のおもてなしをご用意してお待ちしてますので、楽しみにしていて下さいませ」ニコッ
勇者「?」
844 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:31:44.81 ID:wd1+KyKi0
……………
ー廊下ー
勇者(さっき言われた部屋って確かここだったよな)
勇者(不安だが意を決して入ってみるか)
コンコン
勇者「失礼します」
ガチャッ パタン…
エルフ女王「///」テレテレ
勇者(ベッドの上でエルフ女王が頬を真っ赤にして座ってる)
勇者(おもてなしってやっぱりこれでしたか)
845 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:32:24.30 ID:wd1+KyKi0
ガチャッガチャッ
勇者(そして何故か扉が開かない!)
エルフ女王「どうかなさいましたか?」
勇者「鍵が掛かっているのですが……」
エルフ女王「それなら朝まで開きませんので外へは出られませんよ」
勇者「へ!?」
エルフ女王「お手洗いならそちらの扉の先にありますので、そちらをご利用下さいませ」
勇者「つまり……ここで寝ろと?」
エルフ女王「申し訳ありませんがそうなりますね」ニコニコ
勇者(申し訳無さが1ミリも感じませぬぞ女王様ァ!!)
846 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:33:39.06 ID:wd1+KyKi0
エルフ女王「ベッドへどうぞ、おいでくださいな」
勇者「は、はい」
ギシッ…
エルフ女王「私、お恥ずかしながらこの歳まで恋愛……というものを経験した事が無くて……」
エルフ女王「子を宿した事が一度も無いのです」サワッ
勇者「」ピクッ
エルフ女王「里の長としてもそろそろ世継ぎをしなければと思いまして……」ナデナデ
エルフ女王「勇者様さえ良ければ今夜はそのお手伝いをして頂ければと……」ピトッ
勇者「女王様……」
847 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:37:46.26 ID:wd1+KyKi0
エルフ女王「お気付きでしょうか?」
エルフ女王「このお香の香り……」
勇者「お香……?」スンスン
勇者(確かに甘い香りがする)
エルフ女王「これは特殊な実を粉にして配合し、作った特別なお香ですの」
エルフ女王「主に性行為の時に使われまして」
エルフ女王「新陳代謝及び、男性の気分を昂らせる効果がありますのよ?」
勇者(確かに身体が暑くなっていくのを感じる)ドクンドクン
勇者「はぁ……はぁ……」
勇者(むしょーにムラムラする)ギンギン
848 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:38:41.26 ID:wd1+KyKi0
エルフ女王「勿論ここも……」サワッ
勇者「うっ」ピクッ
エルフ女王「もうこんなに大きくなっていますわね」
シュルシュル…パサッ
エルフ女王「私もこんなに濡れてしまいました……」ヌレヌレ
勇者「フォ」ゴクリ
エルフ女王「300歳の年増の身体……如何でしょうか?」
勇者「お綺麗ですよ」ギンギン
エルフ女王「嬉しいお言葉……光栄ですわ」
849 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:40:16.00 ID:wd1+KyKi0
エルフ女王「勇者のおズボン、脱がしますね?」
ズルン ビンッ!
エルフ女王「おっきぃ……!」
エルフ女王「匂いも濃くて……」スンスン
エルフ女王「はあぁ〜……素敵……」
エルフ女王「いやらしい先走りお汁が先っぽから溢れてさらに濃くなってます……」
クンクン スーハースーハー
勇者「そ、そんなに嗅がれたら……出ちゃいます!」
ピュクッ!ピュルッ!
エルフ女王「きゃっ!?」
ビチャビチャ!
エルフ女王「なんて濃厚な子種汁……!」ネトォ
エルフ女王「ちゅっ……んくっ……美味しいです」
850 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:41:52.63 ID:wd1+KyKi0
勇者「はぁはぁ……!」ギンギン
勇者(お香のせいか一向に萎える気配が無い)
エルフ女王「あらあら……そちらのおちんぽ様はまだまだお元気の様ですね」
エルフ女王「今、綺麗に致しますわね」
エルフ女王「あーん」パクッ
ち"ゅっち"ゅるるるる!
勇者「ぐあああ!!」
エルフ女王「んむっ!んむっ!」グポッグポッ!
勇者「尿道の中に残った精液、一滴残らず吸いとられちゃううう!!」ガクガクガク
ヂュポッ!
勇者「はひぃ……はひっ……」
851 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:43:13.37 ID:wd1+KyKi0
エルフ女王「また大きくなりましたね」
エルフ女王「そろそろこちらにも子種を注いで頂けませんか?」グパァ
勇者「フォ」ビンビン
勇者(ぬるぬるおまんこ入れたら絶対に気持ち良い!)
勇者(入れたい入れたい!!)
勇者「ふーっふーっ!」クチュックチュッ
ニュルニュル
エルフ女王「あんっ!焦らないでぇ!」
勇者「」グイッ
エルフ女王「え?」
852 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:47:31.12 ID:wd1+KyKi0
勇者「ふんっ!」ズプン!
エルフ女王「ひぎぃっ!?」
エルフ女王「い、いきなり種付けプレスだなんて激しすぎますぅ!!」ビクビク
勇者「うるせぇ!そっちから誘ってきたんだろ!」
勇者「さっさと奥に種植えてやっからしっかりおねだりしろよなぁ!!」ズンズン!
エルフ女王「はひぃ!!勇者様の赤ちゃん汁欲しいでひゅぅう!!」
勇者「精液欲しさに男招いて子種おねだりとかどんだけザーメン狂いなんだよこの便器」パコパコ
エルフ女王「里の皆さんごめんなしゃぁい!!ザーメンだいしゅき淫乱便器女王でしゅみましぇぇん!!」
エルフ女王「本当は勇者様のおちんぽハメハメしてもらう気満々でしたぁ!」
エルフ女王「つよつよおちんぽ様に子宮孕ませられちゃいましゅうう!!」
エルフ女王「おちんぽしゅきしゅきぃ!んむっんむぅっ!」レロレロジュパァ
勇者(勝手に謝罪して敗北宣言とか何なんだこいつ……引くわー……)パンパン
853 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:49:01.21 ID:wd1+KyKi0
勇者「そのだらしねぇすけべ乳揉んでやるからもっと締めろや」ニギ
エルフ女王「んぁっ……はいぃ……!!」キュウウウ!
勇者「お"ぉ!?締め付けちゅよぃい!!」ガクガク
勇者「出る出る!!出ちゃうぅ!!」
ビュルッビュルルル!!
エルフ女王「イグイグ!!イックうぅうう!!」ビクンビクン
ビュッビュッ…
勇者「はぁあ〜めっちゃ出したわー……」ガクッ
エルフ女王「えへっ……えへへぇ……」ガクガク
勇者(これで満足しただろう……疲れた……)
854 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:52:07.65 ID:wd1+KyKi0
エルフ女王「えい」ドサッ
勇者「ふぁ」ボフッ
エルフ女王「私、まだ足りませんわ」
エルフ女王「まだまだ夜はこれからですのよ?続き……出来ますよね?」ジュルリ
勇者「はい……」ビンビン
数時間後…
ギシッギシッ…
エルフ女王「あっ……!やっぱりこっちの方が深く刺さるぅ!」
勇者「んむぅ」チューチュー
エルフ女王「勇者様ったら必死におっぱい吸って可愛いです!」
855 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:55:07.89 ID:wd1+KyKi0
勇者(おっぱいおいちぃ)
エルフ女王「おっぱいに押し潰されるのお好きなのですか?おちんちんビクビク震えてますわよ?」
勇者「ん〜!!」ブルブル
ビュクッビュル!
エルフ女王「あんっ!お漏らし精液出てるぅ!」ビクッ
エルフ女王「はふぅ……もう子宮がパンパンです……」サスサス
エルフ女王「これだけ出せばきっと子を宿せるでしょう……」ナデナデ
勇者(やっと休める……)
勇者(何回出したか分からんぞ)
エルフ女王「おや?もうお休みになられるのですか」
エルフ女王「正直まだ物足りないのですが」
勇者「勘弁して下さい……これ以上は出ません」
エルフ女王「では仕方ありませんね。おやすみなさいませ……勇者様」
チュッ
856 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:57:33.45 ID:wd1+KyKi0
…………
謁見の間
エルフ女王「もう旅立ってしまうのですね……」ツヤツヤ
エルフ女王「名残惜しいですが、貴方にもやらなければならない事が残っているのでしょう」テカテカ
弓エルフ「ねぇ、女王様の口元のあれって勇者様の毛……」ヒソヒソ
騎士エルフ「しっ!言ってやるな……」
サキュバス「あんたまたやったの?」
勇者「ボクハワルクナイ」
エルフ女王「またいつか、貴方がここに立ち寄ってくれる事を心からお待ちしております」
エルフ女王「この子と共に……」サスサス
勇者(あ、これデジャヴを感じる展開だ)
857 :
◆cABJvGmFjs
[sage saga]:2019/11/08(金) 01:58:32.69 ID:wd1+KyKi0
騎士エルフ「これはどういう事か説明してもらおうか」
騎士エルフ「言い分によってはその首が落ちる事になると思え」ギロッ
勇者「ヒエッ」
サキュバス「ちょっと勇者!?何で私より先にあいつ孕ませてんのよ!」ガシッ
勇者「そんなつもりは無かったんです!許して下さい!!」
弓エルフ「勇者様?」
弓エルフ「あちらで少し、お話しましょうか?」
勇者「お……」
勇者「お手柔らかにお願いします……」プルプル
おわり
858 :
◆cABJvGmFjs
[sage]:2019/11/08(金) 02:00:44.87 ID:wd1+KyKi0
HTML化の依頼してきます。ありがとうございました。
859 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/08(金) 02:27:05.85 ID:8WSEbesXO
乙なんだが伏線回収は無しですか
860 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/08(金) 07:09:04.95 ID:oQPvJ+u70
乙。
861 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/08(金) 10:15:42.98 ID:pyvWnKSnO
こんな中途半端に終わらないでくれよ
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