魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」

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105 : ◆TEm9zd/GaE [saga]:2020/08/20(木) 17:47:30.15 ID:3Xb3Zrtm0
――後輩視点


 何が起こってる。
 あいつはあんなに馬鹿じゃなかったぞ。

 確かに世間知らずで夢見がちな性格をしていたが、もっと警戒心が強かったし、少なくとも突然訳のわからないことを言い出すような不思議ちゃんでは無かった。

 幾ら動きやすいように過去を改変したからと言って、あいつに関しては後に制御しやすいように改変は加えていない。

 そもそもだ。催眠が効くのもおかしかった。
 先程の会話の中で、弱みを握れたらいいな、どうせダメだろうけど……くらいのダメ元で本心を晒す催眠をかけたら、見事にかかった。
 普通に比べたら効き目は弱かったが、それでも効果が無いのと弱いのとじゃ話が違ってくる。
 まあ、催眠がかかったおかげであいつが前回とは違うと気づけた訳だが……それはともかく。

 ――加護が弱まりつつあるのか……。

 加護が弱くなったり無くなるんならいい。
 だが、無くなった加護が他の奴にかかったら……。

 そしたら、私が長いことかけて積み上げてきた計画が全てパーになる。

 【女神の加護】はあいつに――友魔女に持っていてもらわなくては困る。


友魔女「ちっ――――加護がまだ残ってる内に再国祭で仕掛けるしかないか」


 私は足早に夜の廊下を駆けた。


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