【R-18】SEXで操縦するスーパーロボットモノ【安価】

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210 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/09(土) 12:59:54.48 ID:RBD7fMwi0
間違えた

×”9999万9999分の1億”

○”1億分の9999万9999”
211 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/09(土) 13:08:09.46 ID:RBD7fMwi0


 講義が終わった。

「お疲れ様で…」

 言いかけたカオリが、座ったまま寝息を立てるアキラを見て固まる。

「…ですよねー」

「カオリは、よく寝ないでいられるな」

「ガンバリオン1シリーズ一気観とかしたことありますし、集中力には自信あります」

「よくやるよ…アキラ、起きろ」

「ん、ぅ…何? 終わったの?」

「飯にしようぜ。今日の当番、確かアキラだったろ…」

 その時、暗くなったモニターに再び光が灯った。

”…やっと映像教材に手を付けたのね。ここは正直、サボると思ってたわ”

「悪かったな」

 映っているのは、ライヒ博士。録画した映像ではなく、今度は実際にこちらに向かって話しかけている。

”ところで、ちょっとお知らせ。今、新しいクラウドバスターを建造しているのだけれど、オルゴンボックスにアップグレードが加わっているの。今度、そのテストをお願いするかも知れないから、今のうちに伝えておくわね”

 それからライヒは、その場にいる3人をゆっくりと見回し、それからふと問うた。

”ところで、何か気になってることとか無い? オルゴンでもクラウドバスターでも、ここでの生活のことでも。質問してくれたら、何でも答えるわよ”



↓1〜3 ライヒ博士への質問
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/09(土) 13:55:31.04 ID:PBHaJURgO
クラウドバスターの強化について
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/09(土) 14:02:34.13 ID:Bga6Iu8Q0
敵の強い個体は?
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/09(土) 14:57:29.37 ID:6EFifD2M0
他のパイロットたちのことについて
215 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/09(土) 15:32:27.24 ID:RBD7fMwi0
「アップグレードってどんなのだ?」

”おっと、やっぱり気になる? …でも、今はまだ答えられないわ。搭載できるかも分からないしね。一つ言えるとしたら…実現すれば、今以上に戦闘の幅が広がるはずよ”

「それは、他のパイロットでも試すんですか?」

”ええ。でも、最初はユウナ君たちに頼むつもりよ”

「気に入られてるんですね」

「…ふん」

 カオリの視線に、ユウナは鼻を鳴らした。
216 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/09(土) 15:41:07.51 ID:RBD7fMwi0
「…ついでだし、今いるパイロットについてざっくり教えてもらえませんか?」

”ええ。詳しい情報は自分で調べてもらえばいいけど…”

 画面に、9人の男の顔が映る。

”パイロットYを起点にした方が説明しやすいわね。今、日本の基地にいるのは#2から#10の9人。最年少は16歳のユウナ君で、最年長は#3の大河内サイド君、24歳。国防軍から直接ネストに来た、根っからの軍人よ”

 四角い顔の男が映る。その周りに、7人の女の顔が表示された。

”彼のパートナーは7人。一番のお気に入りが…というか入籍してるんだけど、23歳のツツジちゃん。機体は近接格闘型の『クラウドバスター・ヤゴロー』。日本におけるドゥームズ撃墜数は、ヤゴローがトップよ”

 大斧を携えた、背の高い鉄の巨人が映し出される。

”後は…今ファーストになってるのが、Y#5の竜崎タケヤ君と、X#19のミツアミちゃん。それと、Y#8のキョウヤ・ネリとX#27のイノリちゃん”

 イノリと言えば、先日のミーティングでタレットのパイロットを挑発した女だ。

”タケヤ君とミツアミちゃんのは、重装甲の『クラウドバスター・ソリッド』。キョウヤ君とイノリちゃんのはスピード型の『クラウドバスター・リーマー』。女の子が最初から操縦する、ちょっと珍しい機体よ”

「キョウヤってやつは、普段から尻に敷かれてると見た」

 ユウナが茶々を入れた。
217 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/09(土) 15:42:07.19 ID:RBD7fMwi0
「まあまあ。パイロットについては、ちょっとは分かったわ。…ところでドゥームズが進化してるみたいな話は聞くけど、今までで一番強かったのって、どんなの?」

”うーん、それは難しい質問ね”

 画面に、これまで出現した様々な怪獣が映る。それらを指で手繰りながら、ライヒは言った。

”建物への被害、人命への被害、クラウドバスターに与えた損傷…それぞれで分けるなら…”

 一体のドゥームズが拡大される。

”最も人や建物に被害を与えたのは、『バェル』ね。何よりこいつは、まだ討伐されてない”

 硬い殻に覆われた、細長い9本の脚に、玉ねぎめいた紡錘形の胴体がくっついている。そこから数本の腕が伸び、先端には黒いつやつやした球体や無数の穴の空いた塊が付いている。

”最初の顕現は去年の中頃。中国の国境付近に現れたバェルは、近隣の村を壊滅させた後、あろうことかエベレストに登った。そして山頂に居座って、数ヶ月に一度降りてきては、村を襲っているの。クラウドバスターの基地から遠すぎるし、エベレストまで逃げられたら、今の機体では寒すぎて追いかけられないわ。今まで何度も討伐計画が立てられたけど、全て失敗に終わってる”

 バェルの画像が消え、別の画像に切り替わる。
 それを見た瞬間、ユウナの顔色が変わった。

”…クラウドバスターに与えた損害で言えば、これに及ぶ個体は無いわ。オルゴンボックスを破壊し、パイロットを2人とも殉職させた、唯一のドゥームズ。___『ガリバー』”

 画面に映る、一体の怪獣。かなりぶれており、ぼやけた輪郭しか映っていないが、辛うじて人型の屈強な肉体と、頭部にぽっかりと空いた巨大な目玉が確認できる。

”極地を制圧したドゥームズが、初めて人間の居住区に現れたあの日…ガリバーは、同時に現れた3体のドゥームズと共に、東海地方を襲った。富士双山の片方を崩し、都市を壊滅させ…2体のクラウドバスター・プロトタイプの片方、『ローン・ウルフ』を破壊した”

「…っ」

 ユウナが立ち上がり、モニターに背を向けた。
 脳裏に浮かぶ、あの日の光景。通信越しに響く、断末魔。

「…先に帰る」

”…”

 足音荒くミーティングルームを出て行くユウナを、ライヒは止めなかった。
218 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/09(土) 15:42:34.88 ID:RBD7fMwi0
今日はここまで
219 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/10(日) 16:08:46.84 ID:WlmJT/mi0






「…っ!」

 ベッドから跳ね起き…そして、ほっと息を吐く。
 酷い夢を見た。あの日の戦場より、もっと酷い夢だった。

「はぁっ…」

 シーツも毛布も、寝汗で濡れてしまった。当然パジャマもびしょびしょだ。それに、喉が渇いた…
 ベッドを降り、部屋を抜け出す。
220 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/10(日) 16:10:12.83 ID:WlmJT/mi0


 キッチンで水を飲み、部屋に戻ろうとして…彼は、ふと足を止めた。



↓1 どうする?

@やっぱり部屋に戻る

Aひとっ風呂浴びていこう

Bリビングに…

Cその他、要記述
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 16:12:01.83 ID:OJASc+Lg0
2
222 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/10(日) 16:37:19.53 ID:WlmJT/mi0
「…先に、風呂に入るか」

 シャワーでも良いが、広い風呂がやはり良い。
 脱衣所まで来て、彼は既に先客がいるのに気付いた。

「…アキラ」

「…! どうしたの、ユウナ?」

 扉を細く空け、声をかける。

「今から入ってもいいか?」

「えっと…良いよ」

「分かった」

 服を脱ぎ、大浴場に入ると、アキラは湯船に浸かってぼんやりとしていた。

「…夜中にトレーニングか?」

「ちょっと熱中しちゃって…」

「よく飽きないな」

 彼女に背を向け、身体を洗う。
 その背中に、アキラが問う。

「…ユウナは? こんな時間に、どうしたの」

「…寝汗をかいた」

「熱でもあるの?」

「いや…」

 彼は少し躊躇って…それから、ぽつりと言った。

「…悪い夢を見た」

「どんな?」

「言わせるのかよ」

「っ、ごめん…」
223 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/10(日) 17:33:47.53 ID:WlmJT/mi0
 シャワーで身体を流し、湯船に浸かった。それから、独り言のように言った。

「…狼型のクラウドバスターを操縦してた。あんたと」

「!」

「巨人のドゥームズを相手してて…そして、やられた」

「それって、もしかして」

「本当なら…先に死んだのは、男の方だったのに…あんただけ死んで、オレが…オレ、は」

「…」

 アキラはユウナに近寄ると、横からそっと抱き締めた。

「…そう」

「っ…何で…こんな、こと」

 嗚咽するユウナに、彼女は言った。

「実は、昼のあの話を聞いてね、もっと頑張らなきゃって…強くなって、ユウナを助けてあげなくちゃて思って、そしたらこんな時間になったの」

「アキラ…」

「月並みでごめんね。だけど…あたしが、ついてるよ」

 涙に濡れた目で見つめ合う2人。その唇が、どちらかともなく、一つに重なった。



↓1 どうする?
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/10(日) 17:44:46.59 ID:B1xWbHiW0
カオリも呼んで二人でユウナを慰めセックス
225 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/10(日) 19:34:19.23 ID:WlmJT/mi0


「ゴム取ってくるね」

 そう言って一旦浴室を出たアキラ。
 戻ってきた彼女は、何故かカオリと一緒だった。

「カオリ? 何で」

 カオリは裸の身体を小さくしながら、震える声で言った。

「り、リビングのテレビで深夜アニメ観てて…寝る前にちょっとお風呂に入ろうかなって来たら…」

「よく考えなくても、あたしだけじゃなくて、カオリもついてるよ。だから、頑張ろ」

「ちょ、ちょっと話が読めない…」

 困惑するカオリ。ユウナは立ち上がると、湯船を出て近くのビーチチェアまで歩いた。歩きながら、声をかける。

「こっちの話だ。無理して合わせなくて良いからな」

「…」

 ところが、カオリは彼を追いかけた。

「…別に、無理なんてしてませんけど。それに…」

 身体を隠す手を、ゆっくりと退ける。普段は気付かない、意外に豊満な肉体が、露わになった。

「…うちだけ仲間はずれとか、もう嫌だし」



 ビーチチェアに仰向けになったユウナ。脚の間に座ると、アキラは彼のペニスを手に取った。

「君のココ、意外とおっきいよね」

「ですよね…見た目ショタなのに、ここだけ割と凶悪…」

「…」

 慣れない手付きで弄っていると、おもむろにカオリが舌先でちろりと舐めた。

「っ!?」

「ん…何だろ、よく分からない味…」

「えっ、あたしも」

 亀頭の辺りを、おっかなびっくり舐めるアキラ。カオリも横から、つつくように舐め回す。
226 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/10(日) 21:10:57.82 ID:WlmJT/mi0
 とうとう、彼のモノが大きく膨れ上がった。

「…あたしからで良い?」

「どうぞどうぞ」

 ペニスにゴムを被せ、上に跨る。

「じゃあ、いくね…んっ」

「くぅっ…」

 下まで腰を沈めると、ゆっくり上下に動かし始めた。

「んっ、んっ、んっ…」

「えっと、うちは…」

 激しく揺れるアキラのおっぱいを見て、彼女も自分の胸を掴んでユウナの鼻先に差し出した。

「ええい、ままよっ…ど、どうぞ…無駄にボリューミーでしょ…んひっ!」

 豊かに実った乳房を掴み、薄ピンク色の乳首を口に含んだ。カオリは身を乗り出すと、ちゅぱちゅぱと乳首を吸うユウナの頭を、両腕で抱えた。

「ひんっ…ラプチャンに、こんな回あったな…んっ」

「んっ、んぁっ、はっ」

 腰を振るアキラの動きが、ぴたりと止まった。膣穴に咥えこまれた肉棒が、ぴくぴくと震えている。
 少ししてアキラが腰を持ち上げると、柔らかくなったペニスと、たっぷりと汁の溜まったゴムが出てきた。

「ん…いっぱい出たね…」
227 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/10(日) 21:23:00.99 ID:WlmJT/mi0
 ゴムを剥がし、床に置く。それから、カオリを見た。

「…次?」

「は、はあ…」

 精液塗れの肉棒を掴み、ぎこちない手付きで上下に扱く。水音を立てるそれを眺めて…おもむろに、口に咥えた。

「ん゛っ!?」

 思わずえずくカオリ。それでも吐き出すことなく、口の中でペニスを舌で舐め回す。

「ん…んご…んっ…」

「…ユウナも、舐めて?」

 アキラはユウナの顔を跨ぐように移動すると、除毛された女性器を彼の口元にそっと下ろした。

「ぁんっ…」

 両手で彼女の尻を掴み、浅く灼けた彼女の裂け目に顔を埋める。舌を伸ばし、その奥へと突き入れると、熱い蜜がとろりと溢れてきた。
 一方で、彼のペニスも再び臨戦態勢に入った。

「うわ…実物は初めて…」

 袋から取り出したコンドームを、真上に向いた肉棒に被せる。

「…これ、千年前から変わってないらしいですね…」

 そんなことを言いながら、彼の腰に跨る。片手で自身の秘部を押し広げると、亀頭にそっと当てた。

「あ、あっ、これが…」

 ゆっくりと、腰を下ろす。

「あっ、あっ、入ったっ…」

「んっ、初めてじゃ、無いでしょ…っ」

「でも、心持ちが、んはっ!」

 ゆっくりと腰を上げ、下ろす。ペニスが抜け、また挿入る。

「はっ、あっ、ぁっ、はっ…」

 狭い膣に絞られながら、ユウナはアキラの秘部、包皮の隙間に舌先を入れ、クリトリスをつついた。

「んぅ…くっ」

 悶えるアキラ。後ろを向くと、一心に腰を振るカオリがいた。長過ぎる前髪の向こうから、蕩けた赤い目が覗く。

「カオリ…こっち」

「んっ…んむっ!?」

 肩を掴んで引き寄せると、噛み付くように唇を合わせた。

「んっ、ちゅっ…」

「むぁ、そんにゃっ、3Pのお約束みたいにっ…んにゅっ」

 舌を絡め合うアキラとカオリ。その下で、ユウナがアキラのクリトリスに、歯を立てた。

「んあぁっ!?」

「あ…ぁっ」

 同時に、カオリの膣内でペニスが跳ねた。ゴム越しに、熱いものが広がっていくのが伝わり、カオリは身を震わせた。

「あ…し、しちゃった…」

「…任務外の性交、どう?」

 カオリは答えず、曖昧ににぃと口角を吊り上げた。
228 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/10(日) 21:26:32.48 ID:WlmJT/mi0
今夜はここまで
229 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/10(日) 21:57:03.27 ID:WlmJT/mi0
そう言えば安価してないサヴェージは機体の情報が明記されてなかったな

『クラウドバスター・サヴェージ』

 近接格闘型クラウドバスター。分厚い装甲に覆われた胸に虎めいた形状の頭部で、大量のモーターやスラスターを内蔵した太い腕には4本の鋭い鉤爪が付いている。
 反面、腰から下は貧弱。猫背気味なボディに、脚はスピードを確保するためかなり強度を削ってある。それでも爪による蹴り攻撃は可能で、脚をドリルに変形させて敵を貫くこともできる。
 戦闘スタイルは、その名の通り豪快、野蛮。防御を犠牲にしたスピードで一気に距離を詰め、鋭い爪で掴み、太い腕で引きちぎる。そのため距離を開けられると弱いが、腕に仕込まれた追加関節を解放しスラスターで射出することで、100m先まではパンチを放つことができる。
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 21:58:18.47 ID:Y+JN4KTs0
乙乙
231 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/12(火) 19:53:33.56 ID:HI5X4v7X0
”ドゥームズ警報。顕現レベル1を確認。クラウドバスターは出撃シークエンスの準備に入ってください”



 居住区から直通のエレベーターで、真っ直ぐ格納庫へ下降するユウナとカオリ。既にネスト共用の更衣室で、パイロットスーツに着替えている。カオリはすっかり青ざめた顔で、ユウナも硬い表情をしている。
 アキラとは、上で別れたばかりだ。生理周期の関係で、しばらく彼女が出撃できなくなったのだ。

「…緊張してるか」

「し、してますよもちろん」

「そうか」

 短く応えると、彼は深く息を吸った。

「…オレもだ」

「嘘だぁ。あなた、もう何回も出撃してるでしょう?」

「何回も、じゃない。それに、何回出撃しようが、慣れることは無えよ」

「うぇ…いつかは緊張しなくなると思ってたのに」

 エレベーターが停まる。ドアが開くと、金属メッシュの敷かれた広い空間に出た。横に大きく伸びた空間には、計4つの球体が吊られていて、その内2つのハッチが開かれていた。
 その片方に、2人で足を踏み入れた。モニターに薄く光が灯り、足元からナノマシン製の操縦席がせり上がる。

「カオリ」

「…」

 しかしカオリは、その場から動かず、黙って突っ立っている。

「どうした? 怖気づいたか」

「話しかけないで。もうすぐ……っ、ぁ」

 にわかに彼女の身体がぷるりと震えた。気持ちよさそうに息を吐く。

「ぁ、ぁ、んっ…着替える前に、トイレに行きそびれて…ふぁ」

 吸水材にたっぷりとおしっこを出し終えた彼女は、操縦席に仰向けになると、両脚を持ち上げた。ロボットアームが外したサニタリーピースの内側が、ほんのり黄色い。

「…あんた、大した度胸だな」

 剥き出しのペニスを彼女の膣にあてがうと、彼はのしかかるように腰を沈めた。
232 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/12(火) 19:54:53.95 ID:HI5X4v7X0



『クラウドバスターシステム、起動開始』



 オルゴンボックスが切り離され、ナノマシンが機体の形を形成していく。



『クラウドバスター・マジカル、起動完了』



「クラウドバスター・マジカル、はっし」

「違う! クラウドバスター・マジカル…せーのっ」

「わ…「悪い奴らを、ラプチャーするっちゃん☆」」

「…言っちまった」

 機体を乗せたゴンドラが上昇を始める。モニターに、共に出撃する機体のコックピットが映った。

”パイロットY#3、大河内だ。本機はクラウドバスター・コウガ。中・近距離戦を主とする”

「Y#2、ユウナだ。こっちはクラウドバスター・マジカル。一応、オールレンジ対応型だ」

”貴機のパイロットXは、実戦は初めてと聞く。哨戒を担当することを提案する”

「…だとよ、カオリ」

「あ、甘えときましょうよ、ここは」

”健闘を祈る”

 通信が切れる。
 次の瞬間、頭上のハッチが開き、2機のクラウドバスターが地上へと出た。ところが、ドゥームズはおろか黒雲さえ、付近には見えない。
233 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/12(火) 19:55:21.83 ID:HI5X4v7X0
 今度は、ライヒ博士の顔が映った。

”今回の戦闘区は、東北第4ブロック。そこまでレールが延びていないから、ここから先はカタパルトで飛んでもらうわ”

「えっ? ちょっ、聞いてないんですけど!?」

 抗議するカオリ。しかし、彼女の叫びも虚しく、前方には長く伸びる2本のレール。その先端は遙か天まで伸びて、途中で途切れている。
 マジカルの隣には、大河内らの乗るクラウドバスター・コウガ。バランスの良い人型で、背中に2本の短剣を背負い、肩には何やら太いロープのようなものが巻き付いている。
 2機の足に、ロックが掛かった。

”リニアカタパルト、準備完了。射出用意。29、28,27…”

「やだやだやだ、助けて、怖い!」

「…」

 オルゴンボックスの内壁からナノマシンが伸び、2人の身体を固定した。

”10、9,8,7…”

「ひっ、あっ、あっ…」

”…3,2,1,ゴー!!”

 次の瞬間、凄まじいGが2人を襲った。モニターの向こうで、周りの景色が後ろへと消えていく。そしてそれすらも、空の青に塗りつぶされた。



「…っ!」

「ん゛ーっ! ん゛んーっ!」

 無重力。外気からは完全に遮断されている筈なのに、高速で流れ行くモニター越しの風景のせいで、冷たい暴風に晒されている気分になる。
 カオリは、叫ぼうとした瞬間に口にナノマシン製のボールギャグを詰められた。舌を噛まないようにというAIの配慮のためだろう。しかし、それが余計に彼女の恐怖心を煽った。

「ん、んごっ…んうぅ…」

 密着した腰の辺りが、にわかに温かくなる。漏れ出た液体が、ユウナの脚を濡らした。
 ユウナは何も言わず、じっと歯を食いしばって衝撃に耐えた。
234 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/12(火) 19:57:43.06 ID:HI5X4v7X0


”制動帆、用意…展開!”

 クラウドバスターを積んだゴンドラから、白いパラシュートが開く。強いGが、再び2人を襲う。

「っく!」

「お゛えっ…」

 ゴンドラがゆっくりと降下を始める。ボールギャグを外されたカオリは、声を上げて咽び泣いた。

「う゛えっ…ひぐっ…怖゛がっだぁ…」

「はぁっ…はぁっ…」

 ナノマシンの安全バーが離れていく。縮めていた背中を伸ばすと、涙と鼻水でべちゃべちゃの顔と目が合った。

「ひっ…おしっこ、出ちゃったぁ…」

「次からは、全部サニタリーピースに出しとけよ…」

「出したもん…」

 ゴンドラが、収穫を終えた農地に着地する。足のロックが解除され、2機のクラウドバスターが降り立った。
 上空には、黒雲が立ち込めていた。

”顕現レベルは2。まだ、敵の特徴は掴めてないわ…”

 言いかけたその時、突然雲の中から、何かが飛び出してきた。

「!!」

「ドゥームズか!?」

 モニターに、コマ送りの画像が次々と表示される。
 それは、巨大な鳥であった。形は鳥だが、羽毛の代わりに金色の鱗に覆われており、翼竜のようにも見える。曇天の空を優雅に飛び回るそれは、神々しいとさえ思える姿であった。
 怪鳥は、2機の狩人など気にも留めず、空を旋回する。そしてやおら口を開けると…真っ赤な光弾を、地表に向けて吐き出した。

「!!」

”行くぞ!”

 光弾が直撃し、畑の一角が吹き飛んだ。コウガとマジカルが、走り出した。
 コウガが右腕を突き出すと、肩のロープのようなものが、腕を伝って空へと放たれた。それはよく見ると、ナノマシンで編まれた蛇であった。
 しかし、空を飛ぶドゥームズにはまるで届かない。

”くっ、高度が足りない…クラウドバスター・マジカル、あれに攻撃は届くか”

 音声通信が届く。ユウナは溜め息を吐くと、カオリの両足首を掴んだ。
235 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/12(火) 19:59:52.77 ID:HI5X4v7X0
操縦法は>>117
機体の情報は>>135 を参照

↓1 どうする?
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/12(火) 20:09:36.50 ID:UT97o7JW0
足の裏や指の間を舐めて愛撫
237 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/12(火) 20:21:03.38 ID:HI5X4v7X0
 ブーツを外すと、黒いスーツ越しに彼女の足の指をぺろりと舐めた。

「んひっ! な、何するんですか」

「ん…色々試してる」

 マジカルが、両手を真横に広げた。すると、伸ばした指先に10個の青い光の玉が出現した。

「なるほど…じゃあ、んっ、くうっ!」

 彼はスーツに歯を立てると、ぐいと噛みちぎり、カオリの足を露出させた。そして、剥き出しになった指を咥えた。

「やらっ、汚いですよっ!」

 抗議するカオリ。しかし、刺激に彼女の膣が震える。
 ユウナが、連続で腰を振った。

「んっ! あっ! あっ!」

 腰をぶつけるたび、光球が一つずつ飛んでいく。それは複雑な軌道を描きながら空を駆け抜けると、旋回するドゥームズを襲った。

「! はっ! あっ!」

 殆どは躱されたが、数発命中した。ドゥームズの視線が、初めてこちらに向いた。



↓1 どうする?
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/12(火) 20:36:57.07 ID:Hp+Tv3Sr0
ビームを撃ちながら接近し、敵と組み合った際にビームで出来た損傷部位から体液の取り込みをできないか試す
239 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/12(火) 21:33:02.17 ID:HI5X4v7X0
「おい、魔法少女ラジカル何とかってのは、飛べるのか?」

「ふぇっ? と、飛べますよ? 勿論!」

「じゃあ飛ぶ!」

 足を離すと、カオリの身体がぐるりとうつ伏せになった。
 両腕を羽交い締めに掴むと、ぐいと引っ張る。

「ひんっ!」

 次の瞬間、マジカルのスカートから青い光が迸り…そして、銀色の身体が宙に浮いた。

「わっ、と、飛んだっ!?」

「また漏らすなよ!」

 身体を傾け、姿勢を制御しながら空のドゥームズへ肉薄する。
 手を離し、腰を両手で掴むと、マジカルが棘付きハンマー…もとい、ラプチャン☆スターを構えた。
 敵の吐く赤い光球を避け、杖の先から青いレーザーを放ちながら接近していく。レーザーが金の鱗を灼くと、灰色の液体が滴った。

「うおっと」

 避けようとするユウナに、カオリが恐る恐る声をかけた。

「あ、あのっ、もしこのロボットが、ラプチャンと同じ能力を持ってるなら…ひんっ」

「何だっ?」

「体液を、避けないでっ、みて」

「はあ?」

 先日、体液で機体を溶かすドゥームズが出たばかりだと言うのに、何を言い出すのか。思いはしたものの、マジカルには彼女のイメージが濃く反映されているだけに、彼女の言うことは無視できない。

「…っ!」

 レーザーが、怪鳥の首を掠った。大量の体液が、マジカルに降り掛かった。視界が、一瞬灰色に染まる。ところが、それはすぐに消えた。

「何だこれ…装甲が」

 モニターに表示されている、マジカルのステータス。装甲部分の強度が、少し上がっている。それだけではない。ナノマシン残量を示すゲージが、上がっている。

「ラプチャンは、敵の体液を衣装に吸収して、強くなるんです! 服だけ溶かす都合の良い液体も、ラプチャンには通用しません」

「そういう問題じゃない!」

 思わず、ユウナは叫んだ。

「何で…ドゥームズの体液で、ナノマシンが『増えて』いる…?」

 怪鳥が吼える。鋭い嘴を突き出すと、マジカルに向かって突っ込んできた。



↓1 どうする?
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/12(火) 21:41:57.75 ID:9RfmF58E0
嘴を受け止めて引き裂く
241 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/12(火) 21:47:40.20 ID:HI5X4v7X0
「! このっ…」

 杖を仕舞い、嘴を両手で受け止める。そのまま、口をこじ開けて真っ二つに引き裂こうとした。が

「くっ、こいつ、パワーがっ」

「そりゃそうですよ! アキラさんのと違って、こっちは魔法少女ですよ!? 肉体言語は得意じゃないです…」



↓1 どうする?
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/12(火) 21:53:17.09 ID:13ThLQYL0
ならば地面に落っことす
落とせばコウガも戦えるはず
243 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/12(火) 22:19:08.32 ID:HI5X4v7X0
「だったら…」

 首を掴むと、ひらりと怪鳥の背中に跨った。
 カオリの身体を仰向けに戻すと、再び足を掴んだ。

「ひっ、それっ、くすぐったっ」

 足の指に舌を這わせる。
 マジカルの指先に、光の玉が出現し…翼の根本を、焼いた。

「わ、わっ、わあっ!?」

 更に杖を掴み、翼を殴りつける。とうとう、片方の翼が根本から折れた。

「おちっ、おっ、落ちるっ!!?」

「こいつがなっ!」

 カオリをうつ伏せにひっくり返し、腕を掴む。
 スカートから光が迸る。怪鳥の背中を蹴り、再び宙へと舞い上がった。

「クラウドバスター・コウガ!」

”了解!”

 地上にいるコウガの腕から、鋼の蛇が放たれる。それは怪鳥の首と翼に絡みつくと、強く締め上げた。
 コウガが腕を引く。そして、片手で背中の短剣を抜くと…一気に、刺し貫いた。

「あ、や、やった…」

 空を覆う黒雲が、晴れていく。
 地面に着地すると、ユウナは舌打ちした。

「…また、オイシイところ持ってかれた」

”クラウドバスター・マジカル。見事な連携だった。協力に感謝する”

「…」

「あー、どもども」

 むくれるユウナの代わりに、カオリがペコペコと頭を下げた。
244 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/12(火) 22:19:44.56 ID:HI5X4v7X0
今夜はここまで
245 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/13(水) 21:14:24.43 ID:+HqNMdMD0
”昨日の件だけど、計器にバグがあったみたい。確かにドゥームズの体液で、クラウドバスター・マジカルの装甲は強化されたけど、それはナノマシンのオルゴン波伝達効率が上がっただけで、ナノマシン自体が増えたわけではないの。それを、センサーが勘違いしちゃったのね”

”…でも、ドゥームズの体液を取り込むのはとてもリスキーよ。未だに、彼らが何の分子で構成されているか、解明されていないから。だから、一定以上の体液をを吸収すると、逆に装甲が解除されるよう、安全装置を付けておいたわ。くれぐれも、気をつけてね”



 その日は、非番であった。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?

@外に出ようよ

Aネストの共用スペースに、他のパイロットがいるらしいな

Bこんなときこそトレーニングよ!

Cあ、あの…一緒に、ラプチャン観ませんか…?

Dその他、要記述
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 21:16:20.39 ID:eOlhTqJ60
4
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 21:17:09.87 ID:a5XUvBCDO
4
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 21:17:36.37 ID:uvU08Lyr0
4
249 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/13(水) 22:09:59.62 ID:+HqNMdMD0
 朝食を終えた3人。今日の予定を話し合おうとしたその時、おもむろにカオリが、テーブルの下から一個のダンボール箱を取り出した。

「あ、あの…折角ですし、イメージトレーニングも兼ねて…一緒に、ラプチャン、観ませんか」



「凄い、マイクロスティックなんて久し振りに見た」

「配信が主流になっても、ギークはモノを欲しがるんですよ…」

 そう言いながら、割り箸の半分ほどの小さな棒を、再生デッキに挿入する。
 リビングの大きなテレビに、ポップな題字と、チャプター表が表示された。







”ラプ子、ラジカリウムを掲げて、叫ぶんだ!”

”えっと…『マジカルラジカル☆ラプチャンチェーンジ』!!”

 少女が叫んだ瞬間、虹色の光の渦が彼女を囲んだ。その中で、彼女の纏うセーラー服が、ピンク色のショーツを残して弾け飛んだ。

”きゃあーっ!?”

 回転するカメラが、下から上へと舐め回すように少女を映す。羽根つきのブーツに、白いニーソックス。殆ど垂直に広がるミニスカートと、丸見えのショーツ。ぷるんと揺れる平均的な乳房と、修正無しの乳首がズームになると、ボタンやリボンの付いた黒いビキニトップに、ささやかな燕尾の付いた白いベストがそれを覆った。最後に星型の髪飾りが銀色の髪をツインテールに括ると、モーニングスターめいたステッキを握り、少女が叫んだ。

”魔法少女ラジカル☆ラプチャン! 悪い奴らを、ラプチャーするっちゃん☆ …って、何これ!? ていうか、パンツ丸見えだし〜!!”







「ちなみに、パンツは変身前に着てるものなので、話ごとに違う柄なんですよね。毎回、監督とスタッフが数時間話し合って決めてるらしいです。そうそう、1期には伝説の8話というのがありまして。1限目に水泳の授業があるからって家から水着を着て行ったせいで、パンツとブラジャーを忘れて、その状態で丸1日授業を受けた上にラプチャンに変身する羽目になって…」







”もうヤダ! こんな力…それに、あんたが来てからあたし、え、エッチな目に遭ってばっかりで…”

”待ってくれラプ子! 君がいないと、銀河の平和が”

”知らない!”
250 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/13(水) 22:13:25.57 ID:+HqNMdMD0






「…ちょっと、お手洗いに行ってくるね」

「オレも…」

「あーい、じゃあしばらく止めときますね」

 リビングを出て行く2人。それを見送りながら…カオリは、密かに息を吸い、小さくいきんだ。

「…んぁ、あ、ぁ…ふぅ…」







”あたし、分かった。地球のために、戦う! だから…”

 空中で、杖を真っ直ぐに突き出す。

”これがあたしの、全力……惑星☆ラプチャー!!!”

 杖の先から、青い閃光が迸り、敵を貫いた。







「ひぐっ…良い話だぁ…エモだぁ…」

「…」

「ちなみに…さっき出た地球☆ラプチャーが初級の必殺技で、これが一番多く出てくる必殺技。劇場版では、全宇宙の魔法少女の力を集結して放つ、銀河☆ラプチャーが観れますよ…!」
251 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/13(水) 22:14:12.21 ID:+HqNMdMD0


「…これで1期はおしまいです。良かったでしょ?」

「…」

「面白かったけど…ちょっと、エロシーン多くない?」

「そう、そこ! この時期の魔法少女はグロばっかだったんですよ。それに対抗して、ほのぼのギャグエロ、ちょっぴりエモ路線で行ったのがラプチャンなんです!」

 と、ここでずっと黙っているユウナに目を向ける。

「…どうしました? さっきから静かですけど」

「別に。マジカルを動かす、参考にはなった」

「…ふぅん」

 アキラはニヤッと笑うと…いきなり、ズボンの上から彼の股間を掴んだ。

「っ、何しやがっ」

「ユウナ、アニメ観てムラムラしちゃったみたい」

「あー、分かります。うちもよく、これ観ながら一人で…っ、やっ」

 不要なカミングアウトをしかけて、慌てて口を塞ぐ。

「あたし、今丁度危ない日でできないから、良かったらカオリが、スッキリさせたげて」

「…」

「…だそうですよ」

 ユウナを見る。彼は、気まずそうに目を逸らした。



↓1〜3 どうする?
そして今夜はここまで
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/13(水) 22:18:51.59 ID:FL3LBVAJ0
アキラとカオリでダブルフェラ
ユウナは二人を愛撫して絶頂させる
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 22:35:19.73 ID:9hL64LnPO
背面座位でアキラにカオリのイキ顔を見せるようにむかせ喘がせる

恥ずかしがって顔を隠そうとするが手を抑えられ、その顔をみて虐めたくなったアキラがカオリのクリを舐めてイカせ追い討ちでユウナも射精
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 22:51:57.53 ID:ze5ZxraT0
ユウナがバックでカオリを責めて
アキラがカオリの乳首を舐めて責める
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 00:35:09.88 ID:COUxSF7DO
更新乙です
256 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 14:28:56.99 ID:BimeK+Hh0


「ねえ、何であたしまで…」

「挿入れなきゃ良いんでしょう? だったら一緒にいてくださいよ…」

 ソファに腰掛け、広げた脚の間に身を寄せ合うと、2人はユウナの股間に顔を寄せた。

「じゃあ、失礼します…」

 ズボンのホックを外し、下着と一緒にずり下ろす。硬くなった男性器が、2人の鼻先に突き出された。

「凄い眺めだな」

 思わず呟くユウナ。アキラが、舌を出して亀頭を小さく舐めた。

「っ」

「ん…やっぱり変な味…」

「れろっ…汗みたいとは言いますけど…うん」

 先端を口に咥えて、ぺろりと舐め回すカオリ。アキラは立ち上がると、ユウナのソファの上に仰向けに倒した。

「カオリ、こっちこっち」

「うぇ…?」

 カオリをソファの上に上げると、ペニスを咥えたままユウナの顔を跨がせた。

「っ、この姿勢は」

「カオリも舐めてもらったら」

「どれどれ…」

 ユウナが、カオリのワンピースを捲り上げる。
 スカートの下には、何故かショーツの代わりにサニタリーピースが張り付いていた。

「あ、やべっ」

「…えっ? まさか君も生理?」

「やっ、そういうわけじゃ」

「じゃあ良いな」

 ユウナが、股間に張り付いたピースを剥がす。すると、饐えた臭いがほんのり漂ってきた。

「…」

「…か、嗅がないで」

 ユウナは彼女の尻を掴むと、ぐいと自分の顔に股間を押し付けた。

「んひっ!?」

「ん…小便臭…」

「ひっ、言わないで、よぉ…」
257 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 14:30:45.59 ID:BimeK+Hh0
「ユウナ、手ぇ貸して」

 カオリが、ユウナの手を掴んで自分の股間に運んだ。

「あたしのも、触ってよ…んっ」

 ハーフパンツを下ろし、自らの秘部に指を誘う。ユウナはカオリと性器を舐め合いながら、アキラの性器を指で弄る。
 掻き回した指が、膣壁のどこかに触れると、アキラの肩がびくんと跳ねた。

「んぁっ! そ、こ」

 嬌声を上げながら、体を曲げてユウナの陰嚢に舌を伸ばす。
 カオリはペニスを咥えながら、喉の奥で喘いだ。

「んぉっ、もっほ、んんぅ…っっ」

 膣内に舌を突っ込み、クリトリスと一緒に強く吸う。指で、反応した部分をゆっくり強く擦ると、2人の嬌声が重なった。

「ひ、いぃっ、あぁっ!!」

「ああぁっ、んぁっ!」

「っ、出っ」

 カオリの口の中で、ユウナが射精した。

「ん゛っ!?」

 思わず吐き出したペニスから、白い精液が勢いよく噴き上げ、彼女の顔をべっとりと汚した。
258 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 14:53:33.87 ID:BimeK+Hh0
「うっわ、すご…ちょっと顔洗って」

 ソファから降りようとする彼女の手を掴んで止める。そのまま引き寄せると、まだ萎えないイチモツを、彼女の尻に擦り付けた。

「ちょっ、ちょっとタンマ」

「嫌だ」

「はい、ゴム」

 すかさずアキラが差し出したゴムを被せると、ユウナは後ろから、彼女の膣にペニスを突っ込んだ。

「ひぃんっ!? やらっ、待って」

「アキラ、綺麗にしてやれよ」

「うん、やってみる」

 叩きつけるように腰を振るユウナ。アキラは、されるがままのカオリの顔に近寄ると、たっぷり付いた精液をぺろりと舐め取った。

「うっ、何この…何? んくっ」

 ぼやきながらも、飲み込むアキラ。

「んっ、ひっ、アキラさんっ、正気じゃなむぐっ」

「んっ、ぇ……はい、おすそ分け」

 精液を口移しに飲ませると、アキラはおもむろに、カオリのワンピースの裾を、更に大きく捲くった。それから地味なブラをずらすと、四つん這いの体に潜り込むようにして、垂れた乳首を口に咥えた。

「ひぃっ、ちくびっ、やめっ、ひゃぁっ♥」

 膣の奥を突かれ、喘ぐ。
 ユウナはおもむろにその肩を掴むと、ぐいと引き起こした。そのまま自分はソファに腰掛け、カオリは自分の膝の上で、大股を開かせて座らせる。

「やらぁっ♥ このかっこ、恥ずかしっ」

「隠すなよ」

 顔を覆おうとする両手を掴み、下に引っ張る。一緒に腰を突き上げ、下から攻め立てる。

「やらっ♥ んひっ♥ ひゃぁん♥」

 揺れる乳房も繋がる秘所も丸出し。それが余計にそそるのか、膣はより熱く、だらだらと蜜を吐く。

「…カオリ」

 アキラは、そんな彼女を見て…

「…可愛い♥」

 ゆっくりと口を開け…カオリのクリトリスを、唇で、ちゅっと吸った。

「ひぃああぁっっっ…♥♥♥」

 大きく開いた股ぐらから、透明な液体が飛んだ。膣肉がきつく締まり、ユウナのペニスを硬く咥え込んだ。
 ユウナは、その中で数度、抽迭を繰り返すと

「っ、あぁっ!」

 たっぷりと、射精したのであった。
259 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 16:01:27.88 ID:BimeK+Hh0


”現在の、極地の映像よ”

 立ち込める黒雲に、蠢く無数の怪獣。いつ見ても代わり映えしない光景だ。

”厳密なカウントはできていないけど…どうやら、極地に顕現したドゥームズの総数は、少しずつ増えているみたい”

”どうするんですか? このまま守ってばかりじゃ、埒が明かないですよ”

 一人のパイロットが問いかける。ライヒは、難しい顔で答えた。

”クラウドバスターの数が足りない、それが一番の問題ね。ナノマシンは量産体制ができているけど、オルゴンボックスの製造は時間もコストもかかる。日本はまだ良い方で、ロシアなんて国土が広い上に極地にも近いと言うのに、未だにたった4機でやりくりしているわ”

「もっと別の兵器は無いのかよ」

 ユウナが口を挟んだ。

「クラウドバスターで個別に応戦なんて、効率が悪いにも程があるだろ」

”クレードルで習っただろうが”

 別のパイロットが横槍を入れた。

”戦闘機もミサイルも、核も中性子爆弾も…試して、駄目だったからクラウドバスターに頼ってるんだ。奴らには、オルゴンや、オルゴンで形成された兵器しか殆ど通用しない。従来の大量破壊兵器は、いたずらに環境を破壊するだけで効果が薄いんだ”

「別に、今までの兵器を使えなんて言ってない。クラウドバスターみたいな小型兵器じゃなくて、同じ理論でもっとデカいのを造れないかって言ってんだよ」

”…”

 静まり返るミーティングルーム。
 やがて、ライヒが口を開いた。

”…あなたと同じことを、多くの人が口にしているわ。今は…オルゴンボックスのアップグレードを重ねて、より強力な対抗手段を作り出していくしかない”
260 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 16:08:32.33 ID:BimeK+Hh0


 同刻。クレードル地下、シミュレーションルームにて。
 一人の少女が、オルゴンボックスを模したシミュレーター内に足を踏み入れた。



『パイロットXの情報を入力』



 本物と同じインターフェースが起動し、彼女に問いかける。



↓1〜3でコンマ最大 名前と年齢
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 16:14:07.78 ID:/0TFGsMS0
セレナ・アンソニー 19
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 16:18:24.61 ID:05+f87M6O
クリームヒルド・ヴァイキング 25
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 16:35:17.53 ID:v4orejLDO
エスカ・西条 11
264 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 16:39:09.94 ID:BimeK+Hh0
パイロット候補は24歳までなので>>262は安価下な
265 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 16:51:44.44 ID:BimeK+Hh0
パイロット候補の年齢制限については>>63参照

あと1つ受け付けてます
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 16:53:12.21 ID:pnrP2PCg0
リ・シャオリン 15
267 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 16:59:23.91 ID:BimeK+Hh0



『性別:女性

 年齢:19

 名称:セレナ・アンソニー

 ___入力完了。全身スキャンを開始します』



「…ふぅーっ」

 緊張に震える息を吐く、セレナ。ここまでが、長かった。
 内壁からセンサーがせり出し、彼女の周囲をぐるぐると回る。



↓1〜3をいい感じにMIX セレナの外見的特徴
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 17:08:17.38 ID:5umhaqNSO
金髪ポニーテール オッドアイ
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 17:11:03.44 ID:05+f87M6O
100センチを軽く超える爆乳
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 17:19:00.46 ID:wVP3H3Vq0
170pを超える長身
271 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 17:27:07.68 ID:BimeK+Hh0
>>268に質問だけど、オッドアイの色指定あります?
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 17:27:45.77 ID:5umhaqNSO
特にないです
273 :おk  ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 17:41:00.71 ID:BimeK+Hh0
 ポニーテールに括られたブロンドヘア。ぱっちりと開いた瞳は、右が蒼く、左が翠色。シミュレーターの天井に付きそうなほどに高い身長に、全く自重しないバスト。チェストアーマーは、何とバスト100cmを超える彼女のための特注品だ。



『___入力完了』



 足元からナノマシンが湧き上がり、操縦席を形成する。それに跨ると、無数のロボットアームが周囲から伸び、彼女の様々な部位に触れた。



『仮想オルゴンボックス、起動。クラウドバスターシステム、疑似起動。
 定義。名称:クラウドバスター:イグザミナー。

 ___仮想戦闘区、作成完了

 ___訓練、開始』



 モニターに、3D構築された市街地の風景が映る。前方には、恐竜めいた姿のドゥームズ。
 無数のロボットアームが、彼女の体を『操縦』し始めた。



↓1〜3 セレナの性感帯、性癖
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 17:44:08.97 ID:pnrP2PCg0
サディスト
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 17:44:40.06 ID:tYlK9g/VO
お尻(外も中も)
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 17:47:09.41 ID:vQqXKYnyO
フェラ、パイずり好き
277 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 18:00:01.50 ID:BimeK+Hh0
「…あんっ」

 サニタリーピースを外し、股間に押し当てられた電極から、挿入時に近い刺激が流れる。背中や首筋、チェストアーマーを外した陥没気味の乳首にも、ロボットアームから刺激が加わる。

「あああんっ!!」

 にわかに、セレナが派手な声を上げた。丁度、ロボットアームが彼女の豊満な尻を叩いた時であった。

「っ、please, change!」

 操縦席が回転し、彼女が上になった。人型に形成されたナノマシンの上で、跳ねるように腰を振る。

「C’mon, c’mon, c’mon…」

 攻め立てるように、人形の胸や腰をつねり、挑発的に腰をくねらせる。豊満に過ぎる乳房で顔を覆うと、脇腹に爪を立てた。

「…EAT IT !!」

 強力な攻撃が、仮想敵を貫いた。

 シミュレーターを出た彼女は、勝ち誇った顔をしていた。
 ___これなら、先へ進める。
278 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 18:04:15.11 ID:BimeK+Hh0


 セカンド待機の日。ユウナたち3人は、今日の予定を話し合った。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?

@講義(ナノマシンとオルゴン利用について)

Aトレーニング

B戦闘シミュレーション(相手を併記)
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 18:34:01.86 ID:/0TFGsMS0
1
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 18:38:48.41 ID:wVP3H3Vq0
1
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 18:39:25.89 ID:COUxSF7DO
2
282 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 20:09:54.98 ID:BimeK+Hh0


「カオリ。あんたには、何より柔軟性が必要だね」

「ぁい…」

 始まってもいないのに、既にげんなりした顔のカオリ。一方、アキラは生き生きしている。

「筋肉を付けようと言うよりは、体の可動域を増やそっか。そうすれば、姿勢の維持に必要な筋肉も付いてくるよ。じゃあ、まずは足を肩幅に広げて…」



「あ゛あ゛あああ〜〜!! い゛だいい゛だいい゛だい!!」

「しっかり息吐いて! ちょっと休んで…せーのっ!」

「ひ゛いぃぃぃ…」



「そうだ。ユウナはペンチプレス何キロまで行った?」

「30くらいだな」

「そしたら、そろそろ背中も鍛えてみようか! この間やった、シーテッドローで…」



「」

「はぁ…はぁ…」

 床に伸びるカオリとユウナ。アキラが、人数分のプロテインを持ってきた。

「お疲れ様。今日は抹茶ミルク味!」

「ん…」

 受け取って口を付ける。

「全部同じ味な気がします…」

「いや…甘みと抹茶の苦味が…」

 どうにか体を起こしたカオリが、2人を見る。

「…全体的に、体育会系ですよね、ウチ」

「そりゃ、クラウドバスターの操縦は力仕事だし」

「うぐ…『世紀末・筋肉戦争』の世界だぁ…」



↓1 コンマが80以上で…
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 20:17:03.58 ID:pnrP2PCg0
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 20:17:49.40 ID:kecbW0Ly0
そい
285 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 20:24:09.50 ID:BimeK+Hh0
 58<80 襲撃なし



 シャワーで汗を流し、一息ついた3人。時刻は昼過ぎ頃で、もう少し余裕がある。非番ではないので外出はできないが、もう少しできることがありそうだ。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?

@敢えてお勉強(ナノマシンとオルゴン利用について)

Aネストの共用スペースに行ってみる

Bその他、要記述
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 20:25:48.60 ID:tYlK9g/VO
2
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 20:38:59.20 ID:kecbW0Ly0
1
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 20:41:53.39 ID:COUxSF7DO
1
289 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 21:42:41.28 ID:BimeK+Hh0


 ゴンドラが停まる。辿り着いたそこは、ネストの最上階に設けられた展望ラウンジであった。

「へえ、こんなところがあったんだ」

 興味深げに周囲を見回すアキラ。カオリは既に行ったことがあるようで、特段驚く様子もなく、近い席を確保して2人に手招きした。
 小さな丸テーブルを囲んで椅子に腰掛けると、卓上に小さな店員の映像が投影された。

”いらっしゃいませ。お飲み物はいかがですか?”

 店員の頭上に、ドリンクや軽食のメニューが表示される。

「えっ? えっと…ウーロン茶で」

「コーラ」

「うちは…ミントミルクティーで」

”かしこまりました。少々お待ち下さい”

 店員の映像が消える。

「中々気が利いてるんだな」

 背もたれに寄りかかりながら、ユウナが言った。

「まあ、言ってしまえばVIPみたいなもんですし、うち達」

「いい眺めね…」

 外側は一面のガラス張りになっていて、東京の風景がよく見える。新宿城やスタータワーから、ネストを見下ろしたことはあったが、ネストから街を見下ろすのは初めてだ。
 車輪のついた子供ほどの大きさのロボットが、飲み物を持ってやってきた。

”お待たせしました。ウーロン茶、コーラ、ミントミルクティーです”

「どうもー」

 盆を受け取り、机に置くと、それぞれの飲み物を手に取った。
290 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 21:51:57.19 ID:BimeK+Hh0
「…妙な気分だな」

 ぽつりと、ユウナが呟いた。

「平日の昼間から、ジュース片手に黄昏れて…世間じゃ、仕事とか学校とかなんだろうが」

「良いんじゃない? 忙しいときは忙しいんだし」

「働かなくていいのは、非常に良いと思います」

「…」

 ストローを咥え、コーラを一口。

「…ユウナは、元々普通の学生だったの?」

「小学校までは、普通だったと思う。13からクレードルにいたから…」

「確か、候補生の募集は16歳からですよね。その辺、やっぱ訳アリなんですか」

「…色々あったんだよ。だからY#2なんて…」

 その時、彼らの座るテーブルに、何者かが近付いてきた。



↓1コンマ

00〜20 ユウセイとアサミ
21〜30 結城シュウリ
31〜70 大河内サイドとパートナーたち
71〜   他のパイロット(キャラ作成)
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 21:53:00.00 ID:MxPuv/lC0
キリのいいところでキャラ一覧みたいなのは欲しかったり
292 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 22:13:17.17 ID:BimeK+Hh0
「おっと、パイロットXが3人お揃いで」

 嫌味な声を投げてくる男と、その隣を歩く女。いつぞやの、ユウナを女扱いした、クラウドバスター・タレットのパイロット、ユウセイとアサミであった。

「男はいないのかよ、ええ?」

「トカゲ相手に救援要請してきた雑魚が、何か言ってやがるな」

 ユウナは軽く言い返すと、コーラを一口飲んだ。

「『助けてくれてありがとうございました』の一言も言えねえのかよ。さぞかし良い教育を受けてきたと見える」

「ンだと、テメエ…」

「や、止めといたら…」

「アサミは黙ってろ!」

 肩を乱暴に突こうとするユウセイ。しかし、その手は空中で止まった。
 瞬時に立ち上がったアキラが、彼の手首を掴んで止めたのだ。

「乱暴は良くないよ、君」

「う、腕、が」

 彼の手首が、みしみしと音を立てる。
 アキラが手を離すと、彼は赤い痕の付いた肌を擦りながら毒づいた。

「…こっちが男じゃねえか、ゴリラめ」

「良いじゃない。ゴリラは強くて賢くて、優しいのよ」

「…」

 ユウセイは舌打ちすると、離れた席に行ってしまった。
 アキラは席に戻ると、溜め息を吐いた。

「ユウナ、いちいち相手しないの」

「仕掛けてきたのは向こうだろ」

「喧嘩はね、買った時点でどっちもどっちなの」

「…あんた、博士みたいなこと言うんだな」

 ユウナは、うんざりした顔でぼやいた。

「博士? それって、ライヒ博士?」

「…」

 コーラをまた一口。ユウナは黙ったまま、背もたれに体を沈めて目を閉じた。
293 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 22:21:30.40 ID:BimeK+Hh0
今夜はここまで



今まで出てきたキャラとか纏めとこう

エリザベート・ライヒ:オルゴンの『発見』者、ヴィルヘルム・ライヒの末裔にしてオルゴン理論の実用を専門にする、31歳の若き天才物理学者。クラウドバスター・システムの提唱および開発者でもある。出身はオーストリアだが、5年前から日本に渡っており、そこで『ドゥームズ・デイ』を経験してからは日本に定住している。当然のように流暢な日本語を話すが、日本語だけでなく英語、ドイツ語、フランス語、中国語から、エスペラント語やラテン語までを完璧に使いこなすことができる。
294 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/15(金) 23:32:05.92 ID:BimeK+Hh0
今まで出てきたパイロット一覧

Y#1 ???:『ドゥームズ・デイ』に際し、極秘に開発されていたクラウドバスター・プロトタイプにX#2と共に搭乗。『クラウドバスター・ローンウルフ』として出撃し、襲撃してきたドゥームズ4体の内2体を撃破するが、『ガリバー』に破れ、死亡した。

X#2 ???:Y#1と共にクラウドバスターに搭乗し、出撃した。当時クラウドバスターについて知っていたのは、限られた一部の人間だけであり、X#2はパイロット候補生として密かに目を付けられてはいたものの、彼女自身は何も知らないただの女学生であった。事情を知らぬまま無理矢理オルゴンボックスに乗せられ、純潔を奪われた上に、怪物に敗れるという非業の死を遂げることとなった。

____________________

Y#2 ユウナ:16歳の男性パイロット。13歳からパイロットとしての教育・訓練を受けてきたが、初めてクラウドバスターに搭乗したのはそれよりも前、即ち『ドゥームズ・デイ』。X#2と同じく事情も分からずオルゴンボックスに乗せられたと思われるが、彼は何も語りたがらない。正規の教育を受け、晴れて正式なパイロットになった後は、アキラとカオリという2人のパートナーを迎え入れる。

X#36 アキラ:19歳の女性パイロット。16歳まで一般の教育を受けてきたが、クレードル設立に際して自ら志願し、パイロット候補となった。実質的なタイムリミットである18歳を過ぎ、半ば絶望していたが、趣味のトレーニングで鍛え上げた肉体がユウナのスタミナを受け止めるに相応しいとの判断から、彼のパートナーとして抜擢された。強力な腕力と敏捷性を備えた『クラウドバスター・サヴェージ』に搭乗する。

X#37:カオリ:17歳の女性パイロット。生まれつき色素欠乏であったため家に籠りがちで、性格も消極的な彼女は、上とも下とも比べられがちな3人姉妹の次女という立場も相まって自身の存在に失望しかかっていた。そんな中、パイロット候補生の募集を知り、駄目元で応募した。アニメ好きの彼女は想像力に優れ、ユウナと組んで魔法少女の姿を模し、殆ど同様の力を使うことのできる『クラウドバスター・マジカル』に搭乗する。

X#1 ???:『ドゥームズ・デイ』において、ユウナと共にクラウドバスター・プロトタイプに搭乗し、出撃した。

____________________

Y#3 大河内サイド:24歳の男性パイロット。クレードルで教育を受けたわけではなく、国防軍の空軍でステルス機のパイロットをしていたところを、ネストに引き抜かれた生え抜きの軍人。『ドゥームズ・デイ』以降、不在となっていたクラウドバスターのパイロットを務めた。特に、クレードルで最初の卒業生が生まれるまでは、彼とそのパートナーたちがこの国を守り抜いた。そのため、彼のパートナーとなる女性は7人と、他のパイロットから抜きん出ている。ちなみに彼の搭乗するクラウドバスターは総じてヒロイックな外見をしており、玩具の人気が高い。

X#4 大河内ツツジ:23歳の女性パイロット。サイドと同じく国防軍から引き抜かれた軍人。『ドゥームズ・デイ』から約半年は、彼女とサイド2人きりで戦い続けた。この間、彼女は3度の妊娠と、2度の堕胎を経験している。3度目の妊娠に際してようやくクレードルから新たな女性パイロットが誕生し、彼女は第一子を出産することとなった。そんな彼女をサイドは愛し、妻として迎えた。大斧を携えた巨人『クラウドバスター・ヤゴロー』に搭乗していたが、度重なる負担に耐えかねて、出産を機に殆ど出撃しなくなり、実質引退となった。以降もネストの居住区に残り、サイドとパートナーたちを支えている。

X#5 ???:サイドと共に『クラウドバスター・コウガ』に搭乗する。コウガは2本の短剣と、腕から放つ蛇型ドローンを駆使した高速戦闘が得意。

____________________

Y#5 竜崎タケヤ:男性パイロット。詳細不明。

X#19 ミツアミ:女性パイロット。タケヤと共に、重装甲型の『クラウドバスター・ソリッド』に搭乗する。

____________________

Y#6 結城シュウリ:22歳の男性パイロット。21歳で抜擢されるという、遅咲きのパイロット。その裏には並々ならぬ努力があったらしい。冷静沈着、冷徹なまでの戦闘行動で、最小限の攻撃で確実に敵を仕留めることをモットーにしている。そのため相方への扱いも容赦なく、彼のパートナーになるには一定以上のマゾヒストであることが前提となる。

X#32 ヒメユリ:18歳の女性パイロット。シュウリと共に『クラウドバスター・ナーワル』に搭乗する。イッカクを意味する機体だが、その名の由来は主武装である超長距離狙撃用エネルギーライフル。強力なオルゴン弾を飛ばし、一撃でドゥームズを仕留める。照準と装填にやや時間がかかるため、これまで中々活躍の機会に恵まれなかったが、セカンドとしてサヴェージと共に出撃した際には見事に連携し、敵を仕留めた。シュウリのパートナーを務めるだけあって彼女も被虐嗜好で、ライフルは膣内射精によってエネルギーが装填され、無慈悲な愛撫によって絶頂した彼女が、失禁することで引き金が引かれる。

____________________

Y#7 ユウセイ:18歳の男性パイロット。小柄なユウナを見下し、事あるごとに茶々を入れてくる。女性に対しても高圧的で、クラウドバスターに搭乗する際は相手を完全に操縦桿としてしか扱わない。一方的な行動が却って軋轢を封じているのか、戦績はまずまず。ただし、応用は弱い。

X#26 アサミ:18歳の女性パイロット。ユウセイとは同年齢だが、威圧的な彼の態度に萎縮してしまうことが多い。彼と共に『クラウドバスター・タレット』に搭乗する。8本足で移動し、両腕の機関銃から実弾を撃ちまくる固定砲台型。胸部からはオルゴン波のレーザーを放つこともできる。ナノマシンを消費して実弾を撃つ関係上、出撃の度に莫大なナノマシンを喪失する。

____________________

Y#8 キョウヤ・ネリ:詳細不明。イタリア人とのハーフらしい。

X#27 イノリ:キョウヤと共に『クラウドバスター・リーマー』に搭乗する。スピード型の機体で、男性主導の機体が殆どの中、イノリが終始主導権を握るという珍しい機体。彼女の勝ち気な性格と、イタリア仕込のキョウヤの紳士的な振る舞いが為せる技らしい。
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 00:30:31.01 ID:lBIvablM0

忍殺スレみたいに敵の募集とかもあれば面白そう
ドゥームズは怪獣だから見た目や能力も多種多様そうだし
勿論無理にとは言わないけど
296 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/16(土) 08:01:16.95 ID:EtLGjGV70
いいね

現状、出撃→敵判明のパターンだから、その時点で敵募集するとメタ張られそうで面白くない

だからプール方式にしよう

今みたいに話が進んでない時に随時募集します
297 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/16(土) 08:05:43.65 ID:EtLGjGV70
(ドゥームズ案例)

『ロータス』

 タコ型怪獣。赤いぶよぶよした皮膚で、巨大な丸い胴体から無数の長い触手が生えている。胴体にはびっしりと眼球が埋まっており、全方位を見渡すことができる
 胴体は2つに裂けて、巨大な顎になるため、触手で捕まえた相手はそのまま引きちぎったり、引き寄せて丸呑みにしたりする。鋭い歯が並んだ口腔内は強酸で満たされており、獲物を瞬時に溶かす。
 一度顕現すると、胴体はその場から動けないのが弱点。
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 17:49:45.49 ID:lBIvablM0
今って募集してる?
299 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/16(土) 19:17:17.43 ID:EtLGjGV70
今から始めるから、それが終わった後におねがいします
300 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/16(土) 19:18:27.40 ID:EtLGjGV70


「今日はファースト…何か、休む暇も無いって感じだな」



↓1〜3でコンマ最大 どうする?

@講義(ナノマシンとオルゴン利用について)

Aトレーニング

B戦闘シミュレーション(相手を併記)
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 19:20:29.96 ID:PdBJvi/60
1
302 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/16(土) 19:20:48.98 ID:EtLGjGV70
忘れてた

↓1〜3コンマに1つでもゾロ目で…
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 19:27:21.47 ID:TuTNZAwDO
1
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 19:27:46.58 ID:cqT8g+tvo
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 19:48:16.73 ID:HFQhIhgmO
2
306 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/16(土) 20:29:22.77 ID:EtLGjGV70


”前回はオルゴン理論について大まかに説明したわね”

”今回は、そのオルゴンをどのように利用するか、クラウドバスターに使用するナノマシンの原理も交えて説明していくわ”



『ナノマシンとオルゴン利用』



”前回ちらっと出てきたけど、『七次元立体視鏡』は覚えているかしら。これは私達三次元世界に暮らす存在からは観測できない、七次元世界を部分的に観測することができる装置なのだけれど…”

 画面に、垂直に交わる3本の軸が表示される。そこに更に点線で軸を書き入れると、ライヒはそこを丸で囲んだ。

”これが7つ目の軸だとすると、オルゴンはこっちに向かって飛んでいて、私たちからは観測できない。これをどうやって利用するか… 前回、オルゴンボックスの構造については簡単に説明したわよね。それで捕まえることはできた。それを、どうにか三次元で利用できる形にするのが、ナノマシンよ”

 黒板が消え、複雑な形状をした粒子の図が現れる。

”マシンとは言うけど、動力は持たない、一種の分子に近いわ。一個の分子にはプラス基とマイナス基が2つずつ付いていて、特定の波形を浴びると様々な形に結合してポリマーを形成するの”

”実はナノマシン自体は、そこまで新しい技術ではないの。20年ほど前から、医療の分野ではゲノム外科治療にナノマシンが利用されてきたわ。他にも、ナノマシンは工業や農業にも利用されてる。でも、それは全て電力を用いての利用だったの”
307 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/16(土) 20:38:41.49 ID:EtLGjGV70
 ライヒが、机の上に小さな板を立てた。

”これは、オルゴンボックスの壁の模型よ。こっちが内側で、こっちが外側”

 外側に銀色の液体の入ったコップを置き、内側に青いボールを置く。

”オルゴンボックスの内側で発生したオルゴンは、壁に向かって飛んで行き、そして吸収される”

 真っ直ぐにボールを壁にぶつける。

”すると、オルゴンボックスを制御するAIが特定のベクトルを加え、オルゴンの動きに三次元的な規則性を与えるの。これを『オルゴン波』と呼ぶわ”

 ボールを壁の外側に移動させ、今度はゆらゆらと揺らしながらコップに近付けた。

”すると、波形を浴びたナノマシンは結合を開始する。今まで電気でやっていたことが、オルゴンでもできることが実証されたってわけ”

 再び、ライヒの顔がアップになる。

”本当は、オルゴンで発電できれば良いのだけれど。熱を使わない、ある意味究極のクリーンエネルギーだものね。まあ、そこから先はこれからの研究に期待…というか、私の仕事ね。頑張るわ”
308 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/16(土) 21:56:08.97 ID:EtLGjGV70


 講義が終わる。すると見計らったかのように、ライヒの顔が再び映った。

「研究を頑張るんじゃなかったのか?」

”頑張ってるわよ。でも、パイロットのことを気にかけるのも私の仕事だから”

「あの、何かうち達に用事ですか?」

 カオリの質問に、ライヒは曖昧に頷いた。

”そうね…別に急ぎの話でもないのだけれど。もう少しでオルゴンボックスのアップグレードが完了するから、テスト運転の心積もりをよろしくってのと”

 3人を順番に見て、言う。

”…そろそろ、九州を取り返そうかって話が出てるの”

「!!」

 ユウナが、はっと目を見開いた。

”『ドゥームズ・デイ』…東海を襲った4体の内、唯一生き延びて西に逃げ、九州を壊滅させた『ポリボア』。未だに阿蘇外輪山に居座っているアイツを、討伐に行く計画が上がってきているわ”

「何で今になって」

”言ったでしょ。新型のクラウドバスターを建造してるって。完成すれば、日本に5機のクラウドバスターを保有することになる。2機をファーストにして、セカンドを一時的に1機に減らせば、2機を九州に回すことができるわ”

「…」

”まあ、詳しい話はおいおいミーティングで話すわ。この話はここまで”

 3人に向き直る。

”ちょっと今立て込んでるから、質問は1つだけ受け付けるわ”



↓1〜3でコンマ最大 ライヒ博士への質問

この間にコンマゾロ目が一つでもあれば…
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/16(土) 22:06:49.91 ID:whDqnkw90
他国の様子
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