【R-18】SEXで操縦するスーパーロボットモノ【安価】

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360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 18:31:59.12 ID:Jtk7QHTL0
クラウドバスター・ヴェノム

上半身は男性とも女性ともとれる中性的な人型(胸は無い)で下半身は蛇の様な機体
腕はなく、代わりに左右計6本の触手が蠢いている。この触手の先端は蛇の頭である。
戦闘にはこの6本の触手を用い、噛付いて体内からナノマシンを入れて徐々に崩壊させたり、単純に噛み千切ったり締め上げたりする。近〜中距離戦が得意距離
機体のナノマシンによる自己再生力が非常に強く、多少の傷ならすぐに再生するほか、装甲も硬い上に酸や毒を無効化する特殊な装甲で作られている
機体の稼働効率が非常に良い半面、攻撃翌力は低く俊敏性はさらに低い。総じて持久戦用の機体であり、じわじわと嬲っていくのが戦闘スタイルである。
361 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/21(木) 19:32:16.09 ID:X95cnKpx0
(後30分)

(もう誰も意見無い感じですか?)
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 20:04:29.66 ID:zoBTAiIH0
機体毎回考えんのもしんどそうだしないなら進めていいんじゃないかな
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 20:14:45.84 ID:f3c/t6HlO
クラウドバスター・シーフ
高速機動特化型クラウドバスター。銃剣付きのレーザー2丁拳銃を手にした、軽装でシャープな人型の機体。
サヴェージを大きく上回る機動性を持ち、瞬間移動と見紛う程のスピードを短時間ではあるが発揮することもできる。高い回避性能で敵の接近や被弾を許さず、ヒット&アウェイによる銃剣での斬撃や、敵を近寄らせずに中距離からの連続射撃を行うなどして一方的に攻撃を行う。2丁拳銃の威力はマジカルのレーザーに比べると下回り、質より量で削りきる戦闘スタイルとなっている。
弱点としては、機動性の代償に全身がサヴェージの脚部以下の装甲強度になっており、例え数発でもどこかに攻撃を食らえば機能不全を起こす程脆い。そのため組み合っての格闘戦は自殺行為に等しい。

Sっぽく優位に立って攻めるけど、逆に攻められると弱い感じで
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 20:21:15.95 ID:f3c/t6HlO
+30分と空目した、すまぬ
365 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/21(木) 20:29:31.55 ID:X95cnKpx0



『クラウドバスターシステム、起動完了。定義。名称:クラウドバスター・ヴェノム』



 出来上がった機体を見て、ユウナはおろかセレナまでもが困惑の色を浮かべた。
 それは、人型の上半身に蛇のような下半身を持つ、異形のクラウドバスターであった。それだけならば、別に珍しくはない。タレットだって4本足だし、蛇のようなクラウドバスターも存在する。
 それがより異様に見えるのは、両腕が根本から切り落とされたかのように欠けて、代わりに左右に3本ずつ、計6本の細長い蛇のようなアタッチメントが生えていたからだ。

「スペックはどうなってる?」

 ユウナが問いかけると、モニターに機体の概要が表示された。

”クラウドバスター・ヴェノムと言うのね”

 ライヒの声がした。

”スペックを見る感じ、攻撃型というよりは耐久型のようね。そのボディは、削られても自動的に再生するわ。反面、攻撃力と俊敏性は低くなっているみたい”

「このヒョロヒョロの腕で、どうやって攻撃するというの?」

 噛み付くように、セレンが問うた。

”その腕の先端からは、ナノマシンから作られた毒を注入できるみたい。毒を流し続けながら、相手が倒れるまで耐え続けるのが基本スタイルになりそうね”

「何よ、それ…」

 明らかに沈んだ声。思い描いたものと、かけ離れていたようだ。

「…もう、良いわ」

 そう言って、ユウナの上から降りようとしたその時

”…! ちょっと待って”

「何だ?」

 数秒の間。と思った次の瞬間、オルゴンボックス内にアラームが鳴り響いた。
366 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/21(木) 20:32:34.33 ID:X95cnKpx0



”ドゥームズ警報。顕現レベル1を確認。クラウドバスターは出撃シークエンスの準備に入ってください”



「ドゥームズだと!? このタイミングで…」

”…ユウナ君。分かるわよね”

 ライヒの言葉に、ユウナは唸るように言った。

「…オレたちがファーストだ」

”ぶっつけ本番、行きましょっか”

「このゴルゴーンみたいなモンスターで?! You kidding…」

”落ち着いて。出撃するのは、あなた達だけじゃないわ。今日は…”



↓1コンマ

00〜70 大河内サイド&??? (???)
71〜90 結城シュウリ&ヒメユリ(クラウドバスター・ナーワル)
91〜99 ユウセイ&アサミ(クラウドバスター・タレット)
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 20:43:46.69 ID:adNs2nYDO
はい
368 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/21(木) 20:58:50.05 ID:X95cnKpx0
 その時、モニターの端に走ってくる2人の人影が映った。
 それは、大河内サイドと、一人の女であった。

”…大河内サイド君と、メイアちゃん。機体名は、クラウドバスター・オロチ”

「オロチ…」

”パイロットY#3、大河内…おお、君か”

 モニターに、いつか見た四角い顔の男と、やや顔色の悪い女が映った。

”聞いたぞ、今回も新しい相方だそうだな”

「見ての通り、上に乗られてる」

「…パイロットX#38、セレナ・アンソニー。このクリーチャーのパイロットよ」

”何だ、このフォルムで『被る』とは思っていなかったぞ”

「…What?」

 耳を疑うセレン。
 ヴェノムの隣で、2機目のクラウドバスターが形成されていく。
 組み上がっていくのは、人型とは全く異なる機体。太い蛇を8本束ねた、神話の大蛇のような姿をしていた。

”頼りにしているぞ、ユウナ君”

「この機体では、シミュレーションもまだだ。どんな挙動をするか、分かったもんじゃない」

”つまり?”

「…その、よろしく頼む。サイドさん」

”…ああ。任せろ”

 笑顔でサムズアップするサイド。ユウナの上に跨って俯いていたセレンも、少しだけ表情を和らげた。
369 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/21(木) 21:14:45.95 ID:X95cnKpx0


『ドゥームズ警報。顕現レベル2を確認。クラウドバスターは直ちに出撃の準備に入ってください』



 上昇していくゴンドラ。ドローンから撮影された戦闘区には、既に黒雲が立ち込めている。

「…もしかしてコレ、オレが操縦桿なのか?」

「ええ、今更気付いたの?」

 セレンが、サディスティックな笑みを浮かべた。

「…」

 その笑みに、彼女の嗜好を見て、ユウナは軽い頭痛を覚えた。

”戦闘区は近畿第7ブロック。ちょっと狭いから気を付けて”

 ライヒが言い終わると同時に、2機のクラウドバスターが戦闘区へ投げ出された。



↓1コンマ

00〜80 フレイムホーク
81〜90 サラマンダー
91〜99 オロチ
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 21:17:14.82 ID:Jtk7QHTL0
a
371 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/21(木) 21:26:30.23 ID:X95cnKpx0
次回、オオトカゲ対キングギドラ

今夜はここまで
372 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/26(火) 18:26:17.55 ID:Juh2sIeL0
 戦場に並び立つ、2機の異形。クラウドバスター・オロチから、大河内が通信してきた。

”当機はクラウドバスター・オロチ。近距離から遠距離まで幅広く対応できるが、最も効果的に行動できるのは半径80m圏内である”

「当機はクラウドバスター・ヴェノム」

 ユウナが答える前に、セレナが口を開いた。

「レンジは多分近距離。耐久を得意とすると聞いたから、タンクに使うことを提案する」

「あっちが飛んでたり、射撃型だと手も足も出ない。その時は頼んだ」

”了解。では、まずは貴機に前に出てもらう”

「ああ」

「了解」

 戦闘区は丁度市街地と重なっていた。幅の広い道を選んで、黒雲に向かって進んでいると、雲の中から巨大なトカゲめいた影が落ちてきた。
 それは背の低いビルを踏み潰しながら着地すると、値踏みするように周囲の建物群を見回した。
373 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/26(火) 18:27:37.29 ID:Juh2sIeL0
記述方法 >>117
機体の詳細 >>360

では、始めましょう。



↓1 どうする?
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/26(火) 18:52:23.42 ID:xE1q7wXU0
触手を伸ばして様子を見つつ盾となる
375 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/26(火) 19:11:05.22 ID:Juh2sIeL0
「…落ち込んでても仕方ないわ。出ましょう」

「ああ。…って!?」

 いきなりセレナが、ユウナのチェストアーマーを剥がした。そうして、剥き出しの彼の胸板に両手を這わせた。

「あら、意外と…んっ」

 そのまま、ゆっくりと腰を上下させる。
 6本の触手を広げたヴェノムが、ずるりずるりと、ドゥームズに向かって這い寄っていく。

「Hey! こっちを見なさい…」

 セレナが呟く。しかし、ゆっくりと近付く影には目もくれず、ドゥームズは背中から何らかの砲弾を放ち始めた。

「何だあれ!?」

”ドローンからの映像を送るわ”

 ライヒの声がして、モニターに上空からの映像が流れてきた。
 真上から映ったトカゲ型ドゥームズの背中には、蓮の花托めいた穴がびっしりと空いていて、そこから無数の砲弾のようなものが打ち出されていた。
 真上に放たれた弾は、途中で軌道を変えて周りの建物に次々と着弾していく。

「止めないと…」

”こちらで撃墜する”

”んぁっ! はぁっ! んっ!”

 女の嬌声に混じって、大河内の声。後ろのオロチが青い光弾を放ち、ドゥームズの打ち出す砲弾を迎撃していく。

「こっちも動くわよ!」



↓1 どうする?
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/26(火) 19:48:11.76 ID:j/uArKqJO
弾が飛んでこないように懐に入り接近戦を仕掛ける
377 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/26(火) 20:09:22.30 ID:Juh2sIeL0
 急かすように、激しく腰を動かす。
 しかし、ヴェノムの歩みは相変わらず遅い。

「ああもうっ…」

「替われ!」

 ユウナが叫ぶと、コックピットがぐるりと回転し、上下が入れ替わった。

「Oh!? What are you doing!?」

「突っ込むなら、良い方法がある」

 正常位になると、ユウナも彼女のチェストアーマーを剥がした。

「うわ、アキラよりでかい…」

 思わず呟きながら、たわわを通り越して巨大な乳房を、両手で掴む。

「あっ…」

 小さく喘ぐセレナ。ユウナは、乳房に投影されたコンソールを操作すると、腰を打ち付けた。

「ぁんっ!」

 両腕の触手が、前方に向かって数十mも伸びた。それは地面や高い建物の壁に向かって飛ぶと、そのままがっしりと噛み付いた。
 もう一度、ユウナが強く腰を振った。

「はぁんっ!」

 すると今度は触手が縮み、巨大な機体が一気に前へと飛んでいった。

「Oh, my!」

「舌を噛むぞ!」

 背中から散弾していたドゥームズが、初めて襲撃者の存在に気付く。しかし、何かする前にヴェノムの身体が上からのしかかり、地面にめり込んだ。

「これでどうだ…!?」

 ぐらりと、機体が傾く。背中の弾丸を一気に打ち出し、ヴェノムの身体をぐらつかせると、ドゥームズがその下から這い出てきた。
 はっきりと敵を認識したドゥームズ。巨大な顎を軋ませて、ヴェノムを睨んだ。



↓1 どうする?
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/26(火) 20:36:29.43 ID:xE1q7wXU0
持久戦に持ち込む
379 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/26(火) 20:49:10.73 ID:Juh2sIeL0


 ドゥームズが、背中から種子めいた弾丸を放つ。それを避けもせず受け止めると、ヴェノムは触手の1本を打ち出す。蛇の頭が剥き出す牙が、鱗を掠める。ドゥームズは一瞬怯むと、それでも逆に突っ込んできた。繰り出す顎を受け止め、触手で打ち、牙を喰い込ませる。

”クラウドバスター・ヴェノム! 市街地への被害を、これ以上防ぎきれない!”

「もう少し持ちこたえて欲しい!」

 叫びながら、ユウナはモニターを睨む。素早く動き回るトカゲは、硬い鱗に覆われていて中々牙が通らない。

「クソッ、攻撃が通らない…」

「腹部が、柔らかく見えたけど?」

「分かってるよ。だが…」

 這いつくばるように移動する、トカゲのドゥームズ。弱点と思しき腹を、中々見せてくれない。
 また、背中から無数の砲弾を打ち上げた。すかさずオロチが光弾で迎撃するが、幾つかは処理しきれず、市街地に着弾した。



↓1 どうする?
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/26(火) 22:07:23.98 ID:qj3qYv7f0
柔道やレスリングよろしく転がそうとしてみる
ゲッター3みたいにぶん投げることができれば楽だけども・・・
381 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/26(火) 22:08:35.27 ID:Juh2sIeL0
一旦区切る
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/26(火) 22:13:33.94 ID:9fu9ZCsK0
腕の触手を敵の尻尾に巻き付けて、敵を投げる
383 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/27(水) 19:20:04.78 ID:3SV2mBXi0
「I just can’t see!」

 コックピットが再び回転し、セレナが上になる。

「どうする気だ?」

「アメリカで、私が何を習ってたか教えてあげる…」

 そう言うと彼女は、いきなり上半身を倒した。身長差のせいで、仰向けになっているユウナの顔に、剥き出しの乳房が覆い被さった。

「っ…っっ…!」

「Shut Up!」

 乳房を両手で掴み、彼の頭を挟む。そのまま、ぐいと身体を横に倒した。
 この操作によって、ヴェノムは上半身を前に倒しながら6本の触手で、ドゥームズの鼻先を掴んだ。そして、そのままぐるりと身体を回転させた。

「…グレコローマンよ」

 触手で敵を押さえつけたまま、ゆっくりと身体を起こす。
 ヴェノムの下には、白く柔らかい腹を剥き出しにしたトカゲが組み敷かれていた。



↓1 どうする?
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 19:34:08.26 ID:cXkMk64f0
腹部を蛇の牙で食いちぎる&オロチへの協力を要請
385 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/27(水) 22:10:50.48 ID:3SV2mBXi0
「これで、finish!」

 ユウナの胸に手を置き、爪を立てる。
 ヴェノムの触手が飛び、牙が腹に突き刺さった。

「はぁ…はぁっ…」

 その姿勢で、腰を上下に揺すり始める。最初はゆっくりと、それがだんだんと早くなっていく。

「…サイドさん、援護は」

”必要なさそうだぞ”

「…Eat this!」

 セレナは叫ぶと…ユウナの肩に、噛み付いた。
 次の瞬間、ヴェノムの6つの腕が、ドゥームズの腹を食い破った。

「っ! っ!」

 それでも、セレナは腰を止めない。爪を立て、歯を立て、腰を振り続けると、ヴェノムも次々とドゥームズに噛みつき、食い千切り、そして

「っ、出るぞっ」

「っっ!」

 遂にユウナが彼女の膣内で果てると、食い込んだ6本の腕から大量の溶解毒が流れ出した。

「はぁ…っ…膣内に…出てる…」

「倒したか…ったく、痛えな…」

 首を回し、モニターを確認する。動かなくなった敵の腹は穴だらけで、薄い皮膚はあちこちが破れたり、溶けたりして、中からは灰色の臓物が溢れ出していた。
386 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/27(水) 22:11:32.23 ID:3SV2mBXi0
短いけど今夜はここまで
387 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/28(木) 22:11:34.39 ID:Bt60uQrs0
安価だけ投げて今日は終わる

しばらくは本業と艦隊指揮で忙しいので更新できないかも知れない
388 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/28(木) 22:12:24.53 ID:Bt60uQrs0


「そんなわけで、この居住区に住むことになった、セレナ・アンソニーよ。言っておくけど、アナタたちと馴れ合う気は無いから」

 クレードルを出て、ネストにやってきた彼女は開口一番、それだけ言い残してさっさと自室に引き上げてしまった。

「何よ、アイツ…」

「アキラパイセン、あいつナメてますよ。後で校舎裏っしょ校舎裏」

「やめとけ、カオリ」

 ソファに沈みながら、ユウナが手を振った。

「どうせ半日で折れる」

「何で分かるの?」

 アキラの問いに、彼はあくびをしながら答えた。

「何ででも、だ」

「何、それ…」

 目を閉じるユウナ。うたた寝に入る間際、ランデブーポイントからここまでに、セレナと交わした会話を思い返していた。



↓1〜3 セレナと話す話題
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 22:17:10.70 ID:4Pv8guHH0
セレナの戦う理由
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 22:20:09.32 ID:m2KSJSiz0
パートナーというものについて
ユウナのパートナーになったこととか
アキラ、カオリについてとか


で、更新待ちの間はドゥームズ案でも考えてたらいいのかな?
391 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/29(金) 06:22:25.51 ID:Oh3YBHDz0
そうです
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 07:02:24.57 ID:uyMjfoBq0
好きな食べ物
393 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/30(土) 14:57:33.17 ID:txmefXNL0






 ユウナがランデブーポイントに着いた時、セレナはもう到着して彼を待っていた。

「遅い」

「あんたが早いんだよ。予定時刻前だぞ」

 軽く言い合う2人。そのまま、並んで歩き始めた。
 アキラの時もそうだったが、セレナはそれ以上に背が高い。ユウナの目線のすぐ上に、ぱっつぱつに張ったキャミソールの胸が来るほどだ。どうにか顔を見上げると、彼女の目は右と左で色が違った。

「…アメリカから来たって言ってたな」

 歩きながら、ふとユウナが口を開いた。

「国土の割に、ドゥームズの襲撃が多いからね」

「戦いたいから、わざわざ国を離れてきたのか」

「ええ」

 頷くセレナ。

「…何で、そこまでして戦いたいんだ?」

「ドゥームズを、たくさん殺すため」

 躊躇いなく答えた彼女に、ユウナは思わず押し黙った。
 やがて、ぽつりと尋ねた。

「親でも殺されたのか」

「叔父さん。私を育ててくれた…初めてドゥームズがアメリカに上陸した時に、逃げ遅れて死んだ」

「…」

 アメリカにドゥームズが出現したのは、『ドゥームズ・デイ』の4日後のこと。故にアメリカでは、その日の方をドゥームズ・デイと呼ぶことが多い。

「アメリカで戦おうとは思わなかったのか」

「あっちには、十分な数のクラウドバスターと、パイロットが揃ってる。今から新しくパイロットになるのは難しいわ。それに、ドゥームズを殺せるなら私は、どこへだって行く」
394 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/11/30(土) 14:58:43.56 ID:txmefXNL0
「クラウドバスターに乗っても、か。あれの操縦がどんなものか、知ってたんだろ?」

「当然。必要な教育は受けたし、しなければいけないことも分かってる。私のヴァージンくらい、惜しくはないわ」

「…相手はオレだけど?」

「好きにやれそうじゃない?」

 ニッと、口角を吊り上げた。やはり、加虐嗜好でもあるのだろうか。

「オレには、もう2人のパートナーがいる。…この前、少し見たと思うけど」

「負けるつもりはない」

 きっぱり言ってから、ふと顔を曇らせた。

「……と思ってたけど。あの機体じゃ無理ね」

「もっと変な機体くらい、いくらでもあるだろ」

 励ますように言ってはみたものの、すっかり意気消沈してしまっているようだ。
 一応、ヴェノムでもドゥームズを撃破した実績はあるので、最初の印象ほど外れでもなさそうだ。特にファーストが2機になった今、前衛を務めるのに向いているのは大きい。それこそ結城シュウリらのクラウドバスター・ナーワルと組めば中々の戦果は期待できそうではある。

「…」

「…」

 黙り込む2人。仕方ないので、話題を変えることにした。

「…好きな食い物とかあるか? オレらの居住区では、料理は当番制だぞ」

「ステーキ。ウェルダンの、硬いの」

「肉か…そんなとこだろうとは」

「両親はヴィーガンだったわ。私も7歳までは野菜しか食べさせられなかった。弟は4歳で、栄養失調で死んだ。そこから引き取って育ててくれた叔父さんの家では、毎週バーベキューをしててね」

 懐かしそうに、彼女は呟いた。

「…また、あんな風に」
395 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/01(日) 16:11:11.18 ID:eCyRzfe70
 翌朝。起きがけのトレーニングをと思ったアキラが部屋に行くと、既にセレナがエアロバイクに跨っていた。

「おはよう。早いね」

「そっちが遅いのよ」

「…」

 憮然とした顔でストレッチをしながら、アキラは努めて平静に尋ねた。

「朝ご飯は?」

「もう済ませたわ」

「えー、一緒に食べないの?」

「言ったでしょ、馴れ合う気は無いって」

「…」

 黙り込むアキラ。心の中で、『半日で折れるって言ってたのに』と、密かに毒づいた。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?

@講義(クラウドバスターについて)

A戦闘シミュレーション(パートナーも併記)

Bトレーニング
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 16:16:01.39 ID:aR4g0g4i0
1
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 16:34:07.83 ID:XO6nxTCV0
3
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 16:34:44.45 ID:c+Txk72DO
1
399 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/01(日) 17:14:13.48 ID:eCyRzfe70


「ふんっ…!」

「GRRRR…!」

 2つ並んだベンチで、バーベルを上げ下げするアキラとセレナ。

「あ、あんまり無理しない方が…」

「Shut Up!」

「ひっ!?」

 セレナは一喝すると、バーに重りを足した。アキラも、同じように重りを付け加える。そうしてまたベンチに横になり、バーベルを持ち上げた。

「ど、どうするんですかユウナさん…?」

「ほっとけ」

 スクワットしながら、ユウナは吐き捨てた。

「どうせ長続きしないだろ」

「昨日もそう言って、結局セレナさんはずっとあの調子ですけど…」

「…」

 アキラが、バーベルをを下ろして立ち上がった。そうして用意していたプロテインを一気に飲み干すと、再びベンチに横たわった。

「いい加減…諦めたら…!」

「What? 何を諦めると言うの?」

「あんたのその、スカした態度よ…!」

「言ってる意味がっ…分からないわね…! 日本語って、面倒臭いわ」
400 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/01(日) 17:15:13.12 ID:eCyRzfe70
 カオリが、泣きそうな顔でユウナを見た。

「ヤバいですって! ゴジラ対キングコングが始まっちゃいますよ!」

「今、ドゥームズが来たらマジカルで出撃だな」

「そんな、呑気なこと言ってる場合じゃないですって! 大体、その…」

 ふと、彼女が顔を赤らめる。

「…そろそろ、うち、『危ない日』なんですけど」

「…」

 ユウナが口をつぐんだ。少しの間、動きを止めて…それから、再びスクワットを始めた。

「ちょっ、ちょっと! 結局何もしないんですか」

「今はな」

 黙々とスクワットを続けるユウナ。カオリは諦めて、ストレッチの続きを始めた。



 昼頃、ユウナはトレーニングを切り上げると、誰にともなく言った。

「さてと。汗でも流すかな」

 それから、やおら前屈に苦戦中のカオリの肩を掴み、引っ張った。

「ほら、行くぞ」

「うぇっ!? うちもですか」

「あたしも」

 その言葉に、アキラがバーベルを置いて立ち上がった。一人ウェイトリフティングを続けるセレナに、ユウナは声をかけた。

「あんたもどうだ、セレナ?」

「遊んでるなら、勝手にやってちょうだい。私は…」

「へえ?」

 不意に、ユウナがニヤリと嗤った。

「クラウドバスターの操縦には、パイロットが互いを深く知ることが必要だって、博士が言ってたぞ。オレ、あんたのこと、まだよく知らないんだけど」

「それは、あなたと私の話でしょう? わざわざ他の女と馴れ合う必要なんて」

「へえ。…怖いんだ」

 そこへ、アキラが割り込んできた。

「…Why」

「あたしたちとユウナが、もう仲良くなってるのを見せられるのが。…意地を張っても、いつまでもあたしたちには追いつけないのにね」

「…」

 ガシャン! 乱暴にバーベルを置くと、セレナは立ち上がった。

「…上等よ。私が一番だって、分からせてあげるわ」
401 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/01(日) 17:21:58.57 ID:eCyRzfe70


 大浴場。セレナは特に恥ずかしげもなく裸になると、豊満に過ぎる肢体を見せつけるように浴室へ入った。

「浸かる前に、かかり湯かシャワーを浴びるんだぞ」

「分かってるわ」

 先に入っていたユウナに言い返すと、彼女は冷水のままシャワーを浴びた。
 ユウナの隣には寄り添うようにアキラがいて、カオリは少し離れたところで縮こまって座っている。
 アキラは、彼の手を取ると、自分の胸に押し当てた。

「…ね、先にシテよ?」



↓1〜3 どうする?(特に記述が無い限りコンドームは付けます)
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 17:24:23.44 ID:hGg9vjJE0
アキラとセレナでフェラ勝負
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 17:35:22.61 ID:oCQLQTkyO
アキラとセレナをレズらせて先に相手をイカせた方からセックスする
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 17:35:46.11 ID:XO6nxTCV0
セレナに見せつけるようにアキラとセックスし、セレナの対抗心を煽ってからセレナとセックス
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 17:39:57.38 ID:XO6nxTCV0
>>403が来てたの気づかなかったから、
>>404を無しにして、アキラとセレナをイカせて失神させた後カオリとゴム無しセックス
406 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/01(日) 17:57:01.77 ID:eCyRzfe70
一旦区切る
コラボ艦コンプが確定したので、あとは燃料切れの合間にゆっくりと進める

薄々気づいてるかもだけど、ファースト、セカンドの日の選択肢はメタ的には

@>>1の設定語り&ライヒへの質問コーナー

A選んだ相手とセックス

Bトレーニング中の会話&混浴プレイ

となってます
407 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/01(日) 20:12:28.37 ID:eCyRzfe70
『オラクル』

 不定形、かつ不可視で、単体では観測不可能なドゥームズ。その正体は、従来のドゥームズを構成しているものと同じ分子が気体となったものであり、あらゆる組織や臓器が存在しないにも関わらず、意思や指向性を持っているとされる。
 このドゥームズは他の生物に吸入されることで対象を宿主とし、寄生する。他のドゥームズ同様、オゾンホール直下に発生した黒雲の中から顕現するが、寄生した後は黒雲やオゾンホールが消滅しても、宿主の中では生存が可能である。
 オラクルは、宿主の身体を直接操作することはしない。ただ、『語りかけ』、そして『与える』だけである。

 ___それをどう受け止め、どう使うかは、宿主次第である。
408 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/07(土) 13:37:06.50 ID:oM1J5Y240
 湯船の縁に腰掛けると、アキラが膝の間に入って、彼のペニスを手に取った。
 口を開け、まだ柔らかいそれを奥まで咥える。

「ん…」

 最初に比べると、口での行為も大分慣れてきた。舌を器用に動かし、先端や亀頭の付け根を刺激すると、柔らかかったそれがすぐに大きくなった。

「んふ…んむっ」

 手で竿を扱く。ユウナの息が荒くなってきた。

「はぁっ…アキラ…っ」

 彼女の頭に手を置こうとしたとき、セレナが割り込んできた。

「どきなさい」

「あっ、ちょっと!」

 アキラを押しのけ、ユウナの脚の間に入り込む。

「今良いところだったのに」

「…」

 セレナは、湯船の中で膝を突き、ユウナの股間を目の前にして、じっと黙り込んだ。

「…っ」

 それから、ゆっくりと口を開け…そして、固まった。

「…何してるの」

「う、うるさいわね! こんなの…」

 一気に奥まで口に入れて…

「痛っ!」

「!?」

「ストップ! 歯立てたでしょ!」

 すぐにアキラが引き離す。
409 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/07(土) 14:01:49.63 ID:oM1J5Y240
「…分かった。じゃあ、こうしよう」

 イチモツをさすりながら、ユウナが提案した。

「2人で攻め合って、先に相手をイかせた方からセックスする」

「What!? 女同士でヤれって言うの? そんな趣味」

「分かった」

 アキラは頷くと、やおらセレナの乳房を片手で掴んだ。

「Wait, wait! 何触って…んっ!」

「これでも、クレードルではモテてたのよ? …女の子たちに」

 慣れた手付きで乳房を揉み、ゆっくりと、しかし有無を言わさず湯船の縁に追い詰める。
 乳首を口に含み、空いた手を下に伸ばす。

「んくっ…流石、アメリカンサイズね」

「あっ…あっ…」

 秘裂を指でなぞられ、竦み上がるセレナ。負けじと伸ばした手が、行き場を失ってアキラの肩を掴んだ。

「ほ〜ら、あんたのココ、もうこんなに濡れてる」

 脚の間から手を抜き、セレナに見せつける。湯の中でも分かるくらいに、ねっとりと糸を引いている。

「あんっ…No…あぁっ…」

「…セレナ」

 そんな彼女に、ユウナがこっそりと耳打ちした。

「アキラは、乳首がめちゃくちゃ弱いぞ」

「!」

 その言葉に、セレナが動いた。力なく肩に載せていた手を上げ、アキラの両乳房を掴む。そのまま、乳首を指でつまんだ。

「んああぁっ!?」

 途端に、アキラがびくんと跳ねた。

「ちょっと! 何てこと言うのよっ…あぁんっ!」

「My turn!」

 身体を入れ替えると、湯船の縁に背中を押し付けるように、前から胸を揉み、乳首を指で攻める。あっという間に乳首が赤く腫れ上がると、口に咥え、音を立てて吸った。

「あっ、あぁっ! んあっ! やっ…」

 片方を指で、片方を口で愛撫し、そして空いた方の手を、閉じた太腿の間に割り込ませた。そのまま熱く濡れた割れ目に指を突っ込み、無遠慮に擦った。

「やだっ! イくっ! 負けちゃう…っ」

「…Take this!!」

 もごもごと言いながら、セレナが乳首に歯を立てた。

「んっ、あああぁぁっっ…!!」

 仰け反り、びくびくと震えるアキラ。
 セレナが得意げに、ユウナを見る。ユウナが何か言おうとした時、後ろからビニールの小さな包みの束が差し出された。
 振り返ると、カオリがタオルで身体を隠しながら、脱衣所からコンドームの束を持ってきたところであった。
410 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/08(日) 21:20:05.98 ID:FGSFfEba0
「約束通り、私が先ね」

 ビーチチェアにユウナを転がすと、腰の上で割れ目を広げた。それから、不意に顔を赤らめた。

「…このカラダで、戦えるって、教えてあげる」

 ユウナがゴムをペニスに被せると、セレナがゆっくりと腰を下ろした。

「んっ…」

 桜色の粘膜に、膨れ上がった肉棒が呑み込まれていく。彼女の膣は、熱と柔らかさでユウナを根本まで包み込んだ。

「はぁっ…どう、気持ちいいでしょ…」

 ぎこちない動きで、腰を上下に動かす。肌がぶつかりあうと、大きな彼女の乳房がぷるんと揺れた。
 ユウナの視線に気づいて、セレナが背中を曲げ、乳房を彼の鼻先に垂らした。

「ほら…今だけは、好きに触っていいわよ…」

 両手で揉むと、ずっしりと重い。色の薄い乳首を、頬張るように口に含んだ。
 腰の動きが速くなってきた。乳首を吸わせながら、激しく腰を振ると、ユウナの身体が一瞬、強張った。

「んっ…出た…」

 腰を持ち上げ、ペニスを抜こうとする。
 ところが、それをユウナが掴んで止めた。

「…抜かないと」

「もう1回」

 そう言って、下から腰を突き上げる。

「んっ! Wait、今出したのに、小さくならないじゃない…あっ!」

 更に突き上げられて、嬌声を上げるセレナ。
 ユウナは彼女の腰を掴んで、ずんずんとペニスを突き出す。

「そう言えば、資料を読んだぞ」

「What?」

「あんた…尻が、弱いんだってな!」

 言いながら彼は、彼女の引き締まった尻を平手で叩いた。
 途端に、セレナの肩がぴくんと竦み、膣がぎゅっと締まった。

「Ah! 止めて! そこは」

「オレにも、上に、乗らせろっ」

 ビーチチェアの上で身体を入れ替えた。うつ伏せにセレナを横たえると、後ろから腰を突き出した。
 尻を叩くと、その度に甲高い声が上がる。

「ああっ! あっ! 待って、stop! あぁ、No!」

「もう一回…!」

 腰を叩きつけて、ゴムの中に射精した。

「はぁっ…流石に、もう替えないと…」

 ペニスを抜くと、コンドームの口近くまで精液が溜まっていた。
 新しい包みを開け、ゴムを付け替えると…今度は、亀頭を膣ではなく肛門にあてがった。

「Wait…待って…」

「くぅっ…!」

「ああぁっ!」

 萎びかけのペニスを、無理矢理ねじ込んだ。小さくなりかけなのが幸いして、きつい穴に意外とあっさり収まった。
411 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/08(日) 21:42:44.13 ID:FGSFfEba0
「No…そこも、初めてだったのに…」

 涙声で呟くセレナ。ユウナは構わず、腰を振った。

「んあっ♥」

「その割には、よく感じてるなっ!」

「シミュレーターの、せいでっ」

 強く腰を打ち付けると、彼女の肩がびくびくと震えた。

「っっっ…」

「イッたか?」

「…」

 肩越しに、恨めしげにユウナを睨む。
 しかし、ユウナは取り合わず、腰を振る。

「あぁっ! …あっ、中で、大きく…」

「何回でも、イかせてやるからな…っ!」

 そう言って尻を叩くと、またセレナが声も上げずに仰け反った。



「はぁっ…はぁっ…っっ!!」

 尻に腰を叩きつけ、肛門の奥で射精した。

「っ…っ…♥♥♥」

 セレナは声も出せずに、ビーチチェアに突っ伏して、ぴくぴくと痙攣している。
 ユウナは腰を引くと、精液で膨らんだゴムを外した。

「…ユウナ」

「ん? …うわっ!」

 後ろから肩を捕まれ、ぐいと引っ張られた。同世代の平均より小さな彼の体は、一瞬宙を舞い…そして、柔らかいもの上に着地した。

「ユ〜ウ〜ナ〜…」

 彼を膝の上に載せて、アキラがずいと顔を近づける。

「…ごめん」

「勝手に人の弱いところ教えたりして…」

 鼻をつまみ、ぐいと引っ張る。
 そのまま、彼の口元を自分の胸に引き寄せた。

「吸って」

「えっ?」

「吸って! …他の人じゃなくて、君に気持ちよくして欲しいの」
412 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/08(日) 22:02:26.11 ID:FGSFfEba0
「…」

 ユウナは頷くと、赤く膨れた彼女の乳首を、唇で咥えた。

「んあぁっ…!」

 声を上げ、肩を震わせるアキラ。舌で舐め回し、強く吸う度に、彼女の口から嬌声が上がる。
 よがりながら彼女は、脚を広げ、自身の入り口を指で広げた。

「あぁんっ♥ 挿れてっ…お願いっ♥」

「…」

 逸る手でゴムを被せ、熱々に蕩けた肉の穴に挿入した。

「はあぁんっ…♥」

 乳首を吸い、腰を振る。乳首に歯を立てると、膣が強く収縮し彼の肉棒絞り上げた。

「っ、く、あっ」

 たまらず、射精するユウナ。どうにか抜いてコンドームを剥がすと、まだ射精が終わる前に、アキラがしゃぶりついた。

「んっ…んっくっ…んっ…♥」

 噴き出す精液を、こくこくと飲み下す。亀頭を舌で舐めると、萎える間もなくまた硬くなった。
 肉棒を離し、タイルの上に仰向けになる。脚を開き、陰部を広げ、誘う。

「ユウナぁ…あたしのココ…もう、君専用だから…」

 桃色の穴から、とろとろと蜜を溢れさせながら、言う。

「…いっぱい、犯して♥」



「あっ♥ あっ♥ イくっ♥♥」

「っぁ…!」



「んっ、ちゅ、ちゅっ…」

「んうぅぅぅっっ…くふぅぅぅっっっ…♥」



「はっ、でっ、出るぞっ」

「っ…ぁ…♥♥♥」

 動かなくなった彼女の膣奥で、たっぷりと射精する。
 ペニスを抜くと、彼女の身体が小さく震えた。

「…ぁ」

 ___ちろろろろろ…

 緩みきった彼女の股間から、黄色い水の柱が立ち上る。
413 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/08(日) 22:13:56.85 ID:FGSFfEba0
 タイルに伏して、アキラのお漏らしを見つめるユウナの横を、そろりとカオリが通ろうとした。

「…」

 が、その足がユウナに捕まえられた。

「…駄目?」

「不公平だろ」

「いや…うち、そう言う平等意識は無いかなって…ひんっ!?」

 カオリを仰向けに寝かせると、精液塗れのペニスを彼女の膣に押し込んだ。

「ひぃぃぃっ…やだっ、まだ準備してない…」

「でも、簡単に挿入ったぞ」

 白い前髪が捲れ、彼女と目が合う。彼女だけはユウナと身長が近いので、繋がっていても顔が近付くのだ。
 その顔が、さっと青褪めた。

「…って! 言ったでしょ、うち、危ない日だって!」

「もうすぐ、ってことは、まだなんだろ?」

「確率の問題なんですっ! いつもよりは妊娠…ひんっ♥」

 叩きつけるように肉棒を突きこまれ、甘い声が漏れる。
 そのまま、抽迭が始まった。

「んっ♥ ひっ♥ やらっ、らめっ♥」

 赤い瞳に涙を浮かべながら、言葉ばかりの抵抗を試みる。

「れきちゃっ、あかちゃん、できちゃっ…んむっっっ♥♥」

 その口を、ユウナが唇で塞いだ。

「んふぅぅ…んっ、ふぅっ…♥」

 ユウナは、ばたつくカオリの両脚を掴むと、ぐいと顔の横まで持ち上げてきた。
 それは、クラウドバスターの中で2人が取る、屈曲位。俗に言うところの

「っ、やっ、逃げられにゃっ…種付けっ、プレスぅっ♥♥♥」

 言葉とは裏腹に、彼女の膣はユウナを掴んで離さない。

「はっ、カオリ、出すぞっ、出るっ…」

「やらっ♥ 抜いてっ♥ 抜いてぇっ♥♥」

 言いながらも彼女は、両脚でユウナの腰をホールドした。

「出るっ…!!」

「んひゃあぁっっっ…♥♥♥」

 がっちりと抱き合って、膣の一番深いところで、ユウナは子種をぶち撒けた。
414 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/08(日) 22:14:30.23 ID:FGSFfEba0
今夜はここまで

↓1コンマ 00で…
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 22:18:46.60 ID:SkG3oVC90
おつ
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/09(月) 07:41:14.32 ID:enXIVdBv0
乙乙
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/10(火) 23:09:02.20 ID:eqVELesM0
ドゥームズ案
『バブル』

本体は非常に小さな物体、常に空に浮かんでいる
周囲にある水分という水分をひたすら吸収し続け自分の体に纏わせるように集め続ける
集めた水分で球体を形成するが、これを何かに用いることは無い
ただひたすら集め続け、巨大な水球を作るのみ

吸収対象となる水分は、空気中の水素や河川、池、水道の流れる水はもちろん
出現場所によっては海水も(塩分は吸収対象でないため塩だけはその場に残る)
生物の保有する水分も対象であるため、効果範囲内にいると干からびて死ぬ

吸収する範囲は非常に広く、その速度も速い
ただし生物や密閉された空間(貯水タンクの中身や屋内プール等)からの吸収速度は大したことは無い

乾燥による被害、水分枯渇による死亡も怖いが、何よりも恐ろしいのは自爆すること
水球が一定以上の大きさになると、吸収のパワーを維持できなくなり中心の本体は自滅してしまう
空高く浮いた水の塊は本体の吸収能力を失うことで一気に弾け、そのまま地面に落下
その後の展開は想像に難くない

攻撃翌力、防御力を持たないため、水中戦が可能な機体で中心まで泳ぎ、
本体を叩けばあっさりと倒せるが、その場合も形成された水球が弾けるため大きさ次第では被害が甚大になる
ただし本体の移動能力は無く、外から水球を「押す」ことで「無理やり移動させる」ことは可能
要は安全な場所まで押して運び、そこで倒すないしは自爆を待てばいい
418 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/13(金) 21:56:06.00 ID:SV1mdTf40
”九州奪還作戦の、正式な内容が決まったわ”

 ライヒの言葉に、ミーティングルームに緊張が走った。

”実行は来週水曜日。ネストからクラウドバスター2機を、起動前の状態で下関のカタパルトに鉄道輸送する。そこから起動し、カタパルトに載せて門司付近に射出。同時にドローンも飛ばして、撃破対象の探索を開始するわ”

”想定作戦期間は1週間弱。必要に応じて、物資は航空機から投下するけど、もし飛行型のドゥームズがいたら厳しいかも知れない。できるだけ早めに片付けて欲しいわね”

”で、結局誰が行くの?”

 一人のパイロットの質問に、ライヒは頷いた。

”協議の結果…出撃するのはパイロットY#3、大河内サイド君とそのパートナー3人と”

「…!」

”…パイロットY#2、ユウナ君とそのパートナー3人”

”おいおい、またあのガキかよ”

 吐き捨てるように言ったのは、ユウセイ。

”ロクに実戦もしてねえだろうに、役に立つのかよ”

“彼の単独での撃破数は3体。僚機との連携を含めれば5体よ”

「単独では2体だ!」

 思わず、ユウナが声を張り上げた。

「…で、実戦経験に欠けるのは、その通りだ」

”…”

 肯定するユウナに、ユウセイは思わず黙り込んだ。しかしライヒは譲らない。

”何より、彼は3人のパートナー全てにおいてドゥームズ撃破の実績がある。九州がどのような状況になっているか分からない今、多彩な機体を駆使できる彼の存在は必要よ”

”…なーんか”

 ある女性パイロットが、口を開いた。

”博士、その子のこと気に入ってません? しょっちゅう通話してるみたいだし”

「…」

”…彼は”

「言うな」

 ライヒの言葉を、ユウナが制止した。

「そいつの言う通りだ。はっきり言って、お節介なんだよ」

「ユウナ…」

 アキラが言いかけるが、彼は聞かない。

「上の決定なら、オレは従う。だが、これ以上オレに構うんじゃねえ」
419 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/13(金) 22:01:18.10 ID:SV1mdTf40


「ユウナ、良かったの?」

「知るかよ。…何でオレだけ、あいつに贔屓されなきゃいけねえんだ」

 吐き捨てて、ソファに寝転がる。

「ドクター・ライヒはオルゴン学の権威よ。協力してくれるなら、使うべきだった」

 セレナの言葉に、ユウナは鼻を鳴らした。

「それこそ知るか。アドバイスなら、もっと聞き分けの良い奴にすりゃ良い。サイドさんとか、結城とか」

「…」

 顔を見合わせる、3人の女たち。
 作戦開始まで、残り7日。サイドらとユウナたちには、この間は休暇が与えられていた。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?(1/7日目)
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 22:12:44.93 ID:3hKQE5BD0
出掛ける
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 22:27:03.65 ID:eISO5vvb0
4人で出かける
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 22:44:37.11 ID:QhozAfRDO
3人とそれぞれ一対一でデートすることになってまずはアキラとデート
423 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/13(金) 22:45:52.72 ID:SV1mdTf40
(特に断りがない場合全員で出かけることになります)

(そして安価だけ投げて今夜はここまで)

↓1〜3 どこへ行く?
424 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/13(金) 22:48:20.22 ID:SV1mdTf40
あ、首都近辺にあるものについては>>338参照

安価下
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 23:04:59.20 ID:OTWZPRnOO
箱根温泉 温泉タワー
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 23:12:01.06 ID:g0wnz6BXO
奥多摩グレート牧場
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/14(土) 00:05:18.81 ID:+y5Qmxzf0
上野アメリカン横丁
428 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/14(土) 07:35:04.02 ID:ixtJG6Ag0
>>425って箱根に造られた電波塔的なインフラ設備か、タワーになってる温泉施設か、それ以外か、どれを想定してるかな?

あと今ある上野のアメ横ってアメリカン横丁じゃなくてアメヤ横丁の略だけど、この時代ではアメリカン横丁になってるってことでいい?
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/14(土) 08:19:21.91 ID:rkuLNtQ7O
タワーになってる温泉施設のつもりでした
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/14(土) 20:31:27.81 ID:+y5Qmxzf0
遅れてすみません、この時代ではアメリカン横丁になっているということでオッケーです
431 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/15(日) 16:04:10.54 ID:FSVWCfOw0


 駅を降りると、目の前は草原だった。
 ここは奥多摩グレート牧場。殆どがベッドタウンと化した奥多摩において、貴重な自然が残った地域であり、観光スポットでもある。

「うーん…っ」

 朝の冷たい空気を吸い込んで、アキラが伸びをした。

「空気が綺麗ね…気持ちいい」

 駅前には電動カートが並んでいて、これで牧場を回れるようになっていた。

「牛の乳搾り、乗馬、羊とのふれあい体験…」

「色々ありますね…にしても、広い!」

 ぐるりと見回して、カオリが唸る。

「アメリカでも、こんな広い牧場はあまり見ないわね」

「どこに行くか決めよう」

 駅前に掲示された地図を見ながらユウナが提案した。



↓1〜3でコンマ上から2つ どこに行く?(本文に出たところ以外にも、それっぽい場所を書けば採用します)
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 16:30:28.03 ID:g1fi1YcM0
乗馬
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 16:34:21.66 ID:7sQb4mnnO
搾乳体験
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 16:36:20.51 ID:mp4kWctPO
バーベキュー場
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 17:07:08.73 ID:lgH27XbM0
羊とのふれあい体験
436 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/15(日) 21:09:20.22 ID:FSVWCfOw0


 自動運転のカートから降りると、1棟の牛舎に辿り着いた。ここは乳牛を飼育する場所で、首都圏の乳製品の材料を生産している他、観光客向けには牛の乳搾り体験も行っていた。

「4名様ですね。こちらへどうぞ」

 オーバーホールを着た女性スタッフに案内されて、牛舎に入った。

「懐かしいわね」

 セレナがしみじみと言った。

「家が牧場だったんですか?」

「牧場とまではいかないけれど、牛を飼っていたの」

「日本では第一次産業の見直しが進んでいて、地方を中心に牧場や農場が増えているんですよ」

 スタッフが説明した。

「でも、関東地方で本格的な酪農を行っているのは、今ではここだけなんです。毎日、新鮮な牛乳を皆さんにお届けしています」

 乳搾りのブースにやってきた。

「乳搾りが機械化して、もう何百年にもなりますが、ここでは昔ながらの手絞りを体験していただきます。この娘は、ブラウン・マロー種のアキちゃんっていいます」

 茶色い斑模様の大きな牛が、柵と柵の間に立っている。耳をぱたぱたと振り回しながら、大きな目でこちらを向いた。

「お、おう…」

 動物が得意でないのか、カオリが一歩後ろに下がる。
 ユウナは、垂れ下がったアキちゃんの乳を黙って見つめると、それからちらりと、隣りにいるアキラとセレナの胸に目を遣った。

「あ痛」

 アキラに、頭を軽く小突かれた。

「…では、説明しますね。まずはこの辺りを握って…」



「こうか?」

「ストップストップ! 痛がってるから!」



「こうやって絞るのよ」

「何か、上手くないですか…?」

「だから、家で飼ってたの!」



「簡単じゃない。こうするんでしょ」

「…ナニを想像して握ってます?」

「? ……っ! う、うるさいっ!」
437 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/16(月) 21:52:04.13 ID:Wh5EKcJc0


「美味しい!」

 搾りたての牛乳を使ったソフトクリームを舐めて、アキラは破顔した。

「それはそうだけど…」

 到着したところを見て、ユウナは眉をしかめた。

「…アレの直後に、コレか?」

 やってきたのは、肉牛の厩舎。併設されているのは、屋外バーベキュー会場。牛舎から聞こえてくる鳴き声が物悲しい。

「しかも、朝から肉ですかぁ…」

「一度やってみたかったのよね、朝食にバーベキュー」

 慣れた手付きで火を熾し、バーベキューコンロに灯すセレナ。テーブルの上には、既に串に刺さった肉や野菜が網の上に並ぶのを待っている。

「たまには良いじゃない、折角朝抜いてきたんだし」

「アキラさんならそう言うと思ってましたよ…」

 火の方では、セレナが何も言わず黙々と肉を焼き始めていた。余程、待ち遠しかったようだ。
438 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/21(土) 22:10:56.10 ID:8W+H8s2n0


「っぷ、食べ過ぎた…」

 青い顔でタクシーを降りるカオリ。他の3人は涼しい顔だ。
 やって来たのは、東京上野はアメリカン横丁。大昔はアメヤ横丁、通称アメ横と呼ばれていたそうだが、今はアメリカンのアメ横だ。
 22世紀初頭にアメリカ合衆国で起きた第二次南北戦争によって、多くのアメリカ人が日本に避難してきた。その一部が上野で商売を始めるようになり、アメ横は名実ともにアメリカン横丁となったのであった。

 広くない通りには様々な露店が立ち並び、人で溢れている。売られているのは、服やアクセサリーの他、食料品や嗜好品など、様々だ。



↓1〜4でコンマ上から2つ アメ横で覗く店、買う物
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 22:14:06.53 ID:sSZR6exM0
アメリカンデザインの呉服店
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 22:19:36.12 ID:dMKHZVfAO
スポーツショップ
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 22:20:56.05 ID:33gzQoEW0
露天古本屋
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 22:22:06.12 ID:dzz1izTDO
世界各国のお菓子が売られている店
443 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/21(土) 22:24:53.11 ID:8W+H8s2n0
>>440 vs >>442
このコンマが奇数なら440、偶数なら442
444 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/21(土) 23:02:21.93 ID:8W+H8s2n0
「…あ」

 アキラが立ち止まった。視線の先にあるのは、小さなスポーツショップだ。店は小さいが、ガラス張りの店舗は綺麗に整備されていて、スポーツウェアやプロテインなどが売られていた。

「アキラさん? アキラさーん…」

 吸い込まれるように、店に入っていくアキラ。その少し後ろを、セレナも付いてくる。

「…何だかんだあの2人、そっくりですよね」

「取り敢えず、オレたちも入るか」

 店に入ると、アキラはプロテインを、セレナはウェアを見繕っていた。

「迷うくらいなら、買ったらどうだ?」

「それはそうなんだけど…」

 外国製のプロテインを凝視しながら、アキラが応える。

「ちょっと見たこと無いブランドだし、どうかなって…」

「…その中だったら、これ」

 不意に後ろから声がして、2人は振り返った。
 目が合う前に、セレナはさっさとレジに行ってしまった。

「ふーん」

 勧められたプロテインを手に、レジへ向かうアキラ。前に立っているセレナの肩をぽんと叩くと、一言。

「サンキュー」

「…」

 黙り込むセレナをニヤニヤしながら眺めると、自分の支払いを済ませた。
445 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/22(日) 15:42:03.44 ID:U3CXJU7y0


 次に立ち止まったのは、セレナ。

「? …あれが気になるのか?」

「…少し」

 そこにあったのは、アメリカンな横丁にはやや不似合いな和服を扱う呉服店であった。しかしよく見てみると、綺羅びやかな生地には自由の女神やグランドキャニオンといったアメリカの名所が描かれていた。

「へぇ〜、面白そうですね」

 着物も帯も、一人で着付けられるように工夫されている。買っても着られない心配はなさそうだ。

「描いてる場所に行ったことがあるの?」

「無いわよ。大体、自由の女神なんて何百年も前に老朽化で撤去されたわ。グランドキャニオンも、ドゥームズの襲撃でかなり崩されたし」

「何じゃそりゃ」

「でも…」

 店先に飾られた反物を眺めながら、しみじみと呟く。

「遠い異国の地に、とっくに無くなった景色が残っているのは、何だか」

「…」

 セレナが、店に背を向けた。

「買わないのか」

「着ないもの」

 素っ気なく言うと、彼女は歩き出した。
446 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/22(日) 15:51:18.56 ID:U3CXJU7y0


 箱根に着いたのは、もう夕方の頃だ。
 度重なる災害やドゥームズの襲撃によって、箱根は大きな被害を受けた。塩原は源泉が増えたが、箱根は逆に大幅に源泉を減らしてしまった。
 打開策として造られたのが、温泉を集約し宿泊やレジャーも兼ね備えた、箱根温泉タワーであった。

「4名様ですね。ごゆっくりどうぞ」

 部屋着となっている作務衣を受け取ると、ロッカーで着替えて共用ホールに出てきた。ここから温泉やレストラン、或いは宿泊施設へと行くことができる。

「取り敢えず、汗を流そっか」

 アキラが提案した。



↓1コンマ

00〜50 普通の風呂
51〜90 混浴(水着着用)
91〜99 家族風呂
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 15:54:30.39 ID:p9ut5aC0o
てー
448 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/22(日) 16:14:22.89 ID:U3CXJU7y0


「ふぅ…」

 広い湯船に肩まで浸かって、ユウナは溜め息を吐いた。湯はどちらかというとぬるめで、長く入っていられるようであった。何より、近くにパートナーの3人がいないので、他の客がいるにも関わらずいつもより静かに思えた。
 一人になると、どうしても意識は来週の九州奪還作戦に移る。
 共に出撃するサイドは、頼もしい男だと思う。しかし、彼は九州に居座るドゥームズ、『ポリボア』を直接見てはいないはずだ。そもそも、アレを直に見たのは、ネストではユウナただ一人だろう。
 多種多様な形態をもつドゥームズとの戦闘は、順調に見えてその実、薄氷を踏むような危うい戦闘の繰り返しだ。最初に出撃したクラウドバスターでは、まるで対応できずに応援を呼ぶこともある。

「…3人とも、か」

 クラウドバスター・サヴェージ。高い攻撃力と機動力で、素早く敵を捻じ伏せる。しかし、脚部は脆く、全体的なバランスも上半身に偏っている。伸びる腕の他に、離れた敵への対応手段が無いのも気になる。
 クラウドバスター・マジカル。棘付きハンマーとオルゴン波攻撃で、遠近ともに対応可能。ドゥームズの体液で装甲を強化することが出来、しかも空も飛べる。だが、腕力は低い。武器を奪われれば、一気に不利になるだろう。
 クラウドバスター・ヴェノム。一番クセが強い機体だ。並大抵の攻撃ではびくともしないが、こちらからはまともな攻撃もできない。ちまちまと噛んで毒を流し、倒れるまでじっと耐えるしかない。機動力も、殆ど無いに等しい。

 これらの機体を使い分けて、敵に対処することになる。ポリボアだけならまだ良いが、現在の九州は例の黒雲に覆われている。新たなドゥームズが、何体かは棲み着いていると考えて然るべきだ。

「…結局は、出たとこ勝負だな」

 そう結論づけると、彼は欠伸をした。大きなガラス窓の向こうでは、夕日が山の向こうに沈もうとしていた。
449 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/22(日) 20:58:55.59 ID:U3CXJU7y0


「…うわ」

 浴場に入って、カオリの発した第一声がそれであった。
 視線の先には、かかり湯する2人の女。黒髪と金髪、どちらも見上げるほどの長身で、腹筋はバキバキ。胸には巨大な果実。
 怪獣だ。自分もそれなりのモノを持っているのを棚に上げて、彼女は思った。
 さて、その2人であるが、どちらも黙りこくったまま、揃って湯船に足を入れた。

「…付いて来ないでもらえるかしら」

「別に、付いてきてないけど?」

 何をまたバチってるんだか。カオリは半ば呆れ気味に思った。

「馴れ合うつもりは無いって、いつも言ってるでしょう?」

「馴れ合ってるつもりは無いんだけどなぁ?」

「…」

 黙ったまま、距離を取るセレナ。アキラは追うことはせず、その場で脚を伸ばした。

「…アキラさん、もう良くないですか?」

 カオリは彼女に近寄ると、こそっと耳打ちした。

「ベタベタしたくないって言うなら、言う通りにすれば良いじゃないですか。別に、一緒にクラウドバスターに乗るわけでもないし」

「…何か、負けた気がするんだよね」

「何が」

「折角、あんたとは仲良く慣れたのに、あの人を諦めたら、こっちが負けた気がする」

「勝ち負けじゃないと思うんですけど…」

「まあ、今度の作戦では嫌でもずっと一緒だし、何か変わると思うけどね」

 そう言うと彼女は、湯船の水面を指で弾いた。



 外はもう真っ暗で、終電も近い。ネストに帰るならすぐに経たないと間に合わないが、今は長期休暇中だ。幸いここには宿泊施設もあるため、泊まるという選択肢もある。



↓1 泊まる or 帰る
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 21:25:16.23 ID:idwShNPR0
泊まる
451 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/22(日) 21:28:45.31 ID:U3CXJU7y0
今夜はここまで

あったらドゥームズ案を投げてほしい
ドカッと使う機会があるかも知れないから
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 22:26:35.00 ID:IgfSMvwM0


ドゥームズ・クィーンビー
巨女を模した上半身と蜂の下半身を持つ(ハチ娘的な感じ)
しかし、下半身の蜂の部分には針が無く穴が開いている。
ここから、小型の蜂たちを大量に吐き出す。吐き出された蜂たちは小型のため一体一体の攻撃翌力自体はそれ程ではないものの、集団で攻められると厄介。また、物を集める習性があり、クラウドバスターの持っている剣や銃などを奪ってしまうこともある。
クィーンビーの上半身が奪ったものを握るとクィーンビー様に最適化されてしまい、クラウドバスターの戦闘力が大幅にダウンし、クィーンビーの戦闘力が大幅に上がるという結果を招く
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 17:45:15.47 ID:orKpZkdG0
ドゥームズ・サウザンドアイ

その名のとおりに全身に千の目玉を持つ女性型のドゥームズ
フヨフヨと漂っているだけだが、敵影を発見すると全身の目玉からレーザーを無差別に乱射する
本体は移動力・防御力・スピードは殆んどない、索敵能力は非常に高い、レーザーは威力は高め
自分が不利になるとレーザーの乱射をやめて一点集中のレーザーを放つ その威力と輝きは超新星に例えられるほど
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 21:15:40.46 ID:uRQWYvTd0
ドゥームズ案
『レギオン』

見た目は超大型の立方体、全てが金属質でできている
移動能力は無くその場から一切動かない
攻撃手段らしいものも無く、あるとすればあらゆる物体を動けなくさせるトラクタービームが2つ3つ程度

この立方体は「要塞」であり、中には数千人もの人間大の「兵士」を抱えている
地上に送られた「要塞」はその場で「兵士」を吐き出し続け、攻撃を開始する
外に出た「兵士」はクラウドバスターそっちのけで「人間」を対象にする
(もっとも、ドゥームズ出現の際は人間の避難が済んでいるはずなので、実際は建造物等の破壊がメインになる)
クラウドバスターから攻撃されれば一応は抵抗するが、「兵士」の攻撃翌力は弱く、クラウドバスターには大したダメージを与えられない

「要塞」と「兵士」は共通してビーム兵器の類が一切通用しない
どれだけの大出力・大口径のそれであっても完全に「無視」する
「兵士」の方はクラウドバスターの他の攻撃はもちろん、人間の武器兵器で倒すことができるが
「要塞」の方は外部からではあらゆる攻撃を耐え抜いてしまう

レギオンの対処法は「要塞」の中に人間が入り込み、白兵戦でもって内部から破壊するしかない
「要塞」の中心にコアがあり、それを破壊すれば「兵士」も全て消滅する

元ネタは「新スタートレック」以降のシリーズに登場する「ボーグ」
455 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/28(土) 18:40:27.19 ID:JWE2llMv0






「はあっ、はあっ…あああああっっっ!!!」

 叫びながら激しく腰を振ると、サヴェージの爪が相手を抉った。

「らああっ! があっ!」

 彼の下で、アキラはぐったりとして動かない。

「はあっ…あ゛あっ! ぐっ、あああっっ!!」

 引きちぎらんばかりの勢いで、胸を掴み、膣内に精を放つ。
 4本の鉤爪が、敵の頭部を毟り取った。
 足元には、銀色の残骸。クラウドバスター・タレットだったもの。クラウドバスター・ナーワルだったもの。
 そして…頭を奪われた、クラウドバスター・コウガが、サヴェージの足元に崩れ落ちた。







「…っ!?」

 布団から跳ね起きて、彼は辺りを見回し、そしてほっと息を吐いた。

「また夢…」

 この頃、ろくな夢を見ない。大抵は『ドゥームズ・デイ』の光景を基にしたものだが、今度は自分がドゥームズになる夢ときた。ストレスのせいか、それとも…

「…目、冴えたな」

 まだ外は暗い。布団の上で胡座をかいて、ユウナはどうしたものかと考え込んだ。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?

@眠れるまで布団に潜る

A部屋の外を散歩する

B備え付けの風呂に入る

Cその他、要記述
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 18:43:51.85 ID:RfNsqtOv0
2
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 18:49:42.52 ID:KUg9O1W+o
3
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 18:51:24.57 ID:OsbnMvVDO
場所によって交流する子が変わる感じかな
2
459 : ◆eXipHdytqM [saga]:2019/12/28(土) 23:07:42.36 ID:JWE2llMv0
 考えた末、彼は布団を出た。畳敷きの部屋を出てスリッパを履くと、スイートルームの扉を開けて廊下へと出てきた。
 最上階にはユウナたちの泊まる部屋しか無く、従って部屋を出れば後は休憩用のソファと、下に降りるエレベーターがあるばかりだ。
 確か、景色の見えるラウンジが2つ下の階にあったはずだ。そう思い、エレベーターに向かおうとしたその時

「…見つけました」

「はっ? …うわっ!」

 突然、後ろから肩を掴まれ、引き倒された。

「クソッ、何だよお前…」

 立ち上がろうとした彼の視界が、肌色に染まった。

「パイロットY#2、ユウナ」

 よく見ると、肌色の真ん中には深い裂け目がある。視界の外から、細い手が伸びてきて、その裂け目を広げた。

「わたしの女性器は、あなたに最適化されています」

 桜色の穴が、ユウナの目の前に広がる。

「従って、最大効率でオルゴンを発生し」

「…ユウナ?」

「!」

 はっと振り返ると、そこにはアキラ。

「どうしたの? 廊下になんて寝て」

「今、そこに誰か…」

 言いかけて、声の主が既に影も形もないことに気付く。

「…いや、何でもない」

 ユウナは立ち上がると、部屋に引き返した。
 結局、その夜は少しも眠れなかった。
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