このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください

【安価】ローラ「リリウム魔法学校へ! 3人チームを組もう!」【百合】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 00:51:01.34 ID:aGTMNEEGO
クロエ視点以外の新年の様子の安価はありですか?
もしありなら楓と嵐が家族ぐるみで新年を過ごした後、晶と共に初詣に向かうで
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 01:41:02.64 ID:cA074jqA0
孤児院の子供達と仲良くなり、孤児院の方に遊びに来るようになって元気いっぱいに子供達と遊ぶクリアとそれをほのぼの見守るラピスにカーラの大人組
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 01:50:53.47 ID:q03fDDt6O
初詣に来ていたデン、おみくじで末吉を引いて驚く
何故なら今まで幾度となく重ねてきたループの全てで凶か大凶しか引けておらず、この時間軸は今までとは違うのではと極々僅かだが思う
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 03:24:39.99 ID:9AA9uy8N0
初夢から闇の悪夢。学院の友から孤児院の子らまでが闇に襲われて傷つけられる夢を見る
恐怖に支配されながらも立ち向かおうとしたところで夢が終わる
起きてから、平静を装ってローラと話をしようとするが、体の震えに気づいたローラに抱き着かれてなんとか落ち着く
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/21(木) 12:17:38.91 ID:h5fnINka0
>>162
ナナに何すんだブチ殺すぞこの売女

とか

目隠しすればベッドでナナから主導権取れるかも?!

とか?
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 13:39:40.18 ID:MDI60dz5o
全国準優勝チームの一人を余裕で撃墜した時雨を互角に抑え込んだ晶って実はかなり強いのでは
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 13:57:34.54 ID://VFfUqyO
そういえば晶は古武術、時雨は剣道の道場出身でどっちも境遇似てるし晶の悩み関連で時雨に相談するのもありかもね
あとついでに時雨の悩みも聞くとか
170 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/21(木) 23:23:07.37 ID:6Irouegxo
クロエ「……? あれ……」ゴシゴシ

クロエ「確か家で寝てたはず……」ムクリ

クロエ「いつの間に学校に……」


バキインッ!!


クロエ「!!」バッ

クロエ(黒い触手!? 窓を突き破って入ってきたのね……)

クロエ「魔弾【シュート】!」ドシュッ


うぞうぞうぞっ


クロエ「なによ、こんな攻撃で引っ込むなら来るんじゃないわよ」

クロエ「ねえヒカリ」


ヒカリ「……」


クロエ「ヒカリ?」ユサユサ

クロエ「ちょっと、起きなさいよ……」ユサユサ


ヒカリ「……」ゴロン


クロエ「な、何これ……黒い斑点が……まさか……!」ダッ


ーーーーー


モミジ「こ、こないで! うあっ!」ドサッ


凜華「くっ、この……! ぐうっ!」バタッ


クロエ「モミジ! 凜華!」

クロエ「あの触手のせいね……!」ギリッ

クロエ「ひとまず校長先生やウィンさんに協力してもらわないと!」


ガチャッ


クロエ「……!!!」

クロエ(寮の外に人が倒れてる)

クロエ(一人二人じゃない。何人も、何十人も……)

クロエ「嘘でしょ……ねえ、レナ……楓……ウィンさん……」ガクッ

クロエ(先生や孤児院の子まで倒れてる……)

クロエ「あ……」フラ…

クロエ「ローラ……」


ローラ「……」


クロエ(魔獣に守られるように囲まれて……でもその中でぴくりとも動かないローラ)

クロエ「ねえ、起きてよ……みんなそんな簡単にやられる人じゃないでしょう……」
171 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/21(木) 23:23:34.31 ID:6Irouegxo
『お前には誰も救えない』


クロエ「え……?」

クロエ(空から声が降ってきた……?)

クロエ「ぁ……ああ……!」


『お前のそばには誰もいやしない』


クロエ(空一面の……闇)

クロエ「こんなの……勝てるわけない……」ガタガタ


うぞうぞうぞっ


クロエ「ひっ……!」

クロエ(触手が……次から次に降ってくる……!)

クロエ「た、戦わなきゃ……」ガチガチ


うぞぞぞぞぞぞぞぞっ!


クロエ「ぅ……うあああああああああああ!!!」


ーーーーー
172 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/21(木) 23:24:01.65 ID:6Irouegxo
クロエ「っ!!」ガバアッ!

クロエ「はっ、はっ……! はっ……!」

クロエ(ゆ、夢……)ホッ…


ローラ「ん……」モゾ…

ローラ「おはよう、クロエちゃん……」


クロエ「え、ええ。おはよう、ローラ」


ローラ「今日は大きな神社に初詣に行くんだもんね。用意しないと」


クロエ「そうだったわね。着物もあるし……」カタカタ


ローラ「クロエちゃん……?」


クロエ「どうかした?」カタカタ


ローラ「えいっ」ギュッ


クロエ「ろ、ローラ!?」


ローラ「クロエちゃん、震えてるよ。怖い夢見たの?」


クロエ「……ええ。ちょっとね」

クロエ「みんなが闇のせいで倒れて……私一人になる夢」


ローラ「大丈夫。みんながいればそんなことにはならないから。ね?」


クロエ「……そうね。少し落ち着いたわ。ありがとう、ローラ」


ローラ「いえいえ。それよりそろそろ準備しよっか。着付けは時間かかっちゃうからね」


クロエ「ええ」


ーーーーー

ーーー

173 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/21(木) 23:24:27.93 ID:6Irouegxo
楓家ーー


楓「あけましておめでとー」


嵐「それ年明け直後にも聞いたぞ」


楓「めでたいんたから何回言っても損なし!」グッ


嵐「そういうもんか?」


楓母「朝ごはん用意できたわよー」


楓ママ「嵐ちゃんのママたちも手伝ってくれたの。豪華だよー」


楓「やった! 嵐ママの料理美味しいんだよねー」


楓ママ「ほんとほんと」


嵐ママ「褒めてもなんもでねーよ」


嵐「いいから早く食べよう。晶との待ち合わせに遅れるぞ」


楓「はいはーい」


ーーーーー


晶「お、きたきた。あけましておめでとう、二人とも」


楓「あけましておめでとー、晶」


嵐「あけましておめでとう」


晶「で、そちらは……」


楓「ん? ああ、うちのママとお母さん、嵐の両親と初詣行くんだって」


楓ママ「そちらは……」


楓「真壁晶。あたし達のチームメイト! 強いんだよ!」


楓母「そうなの。うちの子のこと、よろしくお願いします」


嵐ママ「中々イケメンだな……」


嵐母「……」ギュッ


嵐ママ「痛い痛い! つねるなって!」


晶「仲いいんだな……」


嵐「出産前の入院時期が被ってた時に仲良くなって、それからずっとこんな感じなんだと」


晶「へえー。なんかいいな、そういうの」
174 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/21(木) 23:24:55.50 ID:6Irouegxo
楓「へいへーい。いいからそろそろ行こうぜー、混むぜー」


晶「分かった分かった。……ああそうだ」

晶「その着物似合ってるぞ。すごく可愛い」


楓「ふへっ……?///」


楓ママ「ヒューヒュー!」


楓「ちょ、ママうるさい!」


嵐「さらっとこういうこと言うんだもんな……」


ーーーーー

ーーー

175 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/21(木) 23:25:33.10 ID:6Irouegxo
がやがや がやがや


クロエ「人多いわね……」


ローラ「だね……」


どんっ


クロエ「おっと……ごめんなさい」


イオ「こ、こちらこそ……って」


クロエ「イオじゃない! あけましておめでとう」


イオ「あけましておめでとう! まさか知り合いに会うなんて……」


クロエ「この人混みの中すごい偶然よね……」


ローラ「もしかして皆いたりしてね」


楓「おーい、クロエー、ローラ、イオー」


ローラ「ほ、ほんとにいた……」


クロエ「楓に嵐に晶まで! 奇遇ね」


晶「あけましておめでとう!」


ローラ「あけましておめでとう」


レナ「クロエ」


クロエ「レナもいたの! あけましておめでとう」


レナ「ええ。あっちでもナミネさんやらモミジさんやらいろいろ会ったわよ」


クロエ「へー。やっぱみんな大きいところに初詣に来るのね」
176 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/21(木) 23:26:00.21 ID:6Irouegxo
晶「……」


嵐「どうかしたか?」


晶「いや……楓とクロエが一番晴れ着似合ってるなって」


楓「……」ストーン


クロエ「そうね。補正もいらなかったしね……」ペターン


晶「あ、わ、悪い! そういうつもりじゃなかったんだけど……」アワアワ


デン(賑やかだなあ……)ペラッ

デン「……え、末吉……!?」

デン(今までは凶や大凶だけだったのに……本当に今回は違うのかも……)

デン(争い事……今までは「負けるべし」……だったけど今回は……)

デン(「立ち向かえば吉」……。うん、今までと違う……)

デン「……ちょっと頑張ってみようかな……」


クロエ「デンもいた! おーい!」


デン「あ、ど、どうも」


レナ「こっち来なさいよ。甘酒配ってるわよ」


デン「う、うん。今行く……!」
177 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/21(木) 23:26:26.54 ID:6Irouegxo
その頃マクベス・エクスルードハウスーー


クリア「学校はね、すっごく楽しいんだよー!」

クリア「プールでしょ、授業も面白いし……食堂のご飯も美味しいんだから!」


「いいないいなー!」

「私も早く行きたいなー」


ラピス「クリアがお姉さん風吹かせてます……大きくなりましたね……」ホロリ


カーラ「とても楽しそう。うちの子にも友達ができて嬉しいです」


ラピス「こちらこそ。クリアにお友達がたくさんできて嬉しい限りです」


「もっとお話聞かせてー!」


クリア「もっちろん!」


現在の目標
・冬休みを楽しむ

安価↓〜↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください

4/5回目の行動です
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 23:41:19.91 ID:sVd6Y/eIO
楓母:礼儀正しい感じ
楓ママ:でかい楓
嵐母:ティアルシェっぽい
嵐ママ:でかい嵐
って感じかな
楓の方はどっちが吸血鬼なのかも気になる

孤児院の子供達と街を歩いていたらたまたまウィンチーム三人に遭遇
大会のこともあって道端で騒ぎになりかねないので、一旦孤児院へ連れていくと子供達にもみくちゃにされながらも悪い気はしてなさそうな三人
あと可能ならウィンナナの家族についての描写欲しいかも
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 23:58:55.73 ID:KL1B8lvNO
ローラの融合が孤児院の子供達に大人気
それを見ていたクリアが『クリアも!』とせがんできたのでクリアとの初めての融合を試す
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/22(金) 00:04:22.09 ID:vqWAmqHTo
また闇の夢を見る
しかしいつもと違い、闇の中から誰かが助けを求めているような声が聞こえて……
声の主が直感的に以前樹校長と話をした「闇に呑まれた者」であると理解したクロエ、いつか必ず貴女も助け出すと誓う

>>1の中でのラミー関連の設定とかと違ってたらすみません。その場合は適宜変換するなり無視していただくなりしていただいて構いません)
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/22(金) 00:06:13.94 ID:5n5AsFM4O
初詣で見かけなかったので挨拶も兼ねてヒカリに電話したが、どうやら新年早々風邪を引いてしまっていたらしい。
クロエはヒカリの体調を気遣い、ヒカリもクロエと話せて元気が出たと感謝を告げる。
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/22(金) 00:39:05.66 ID:icFKPZwE0
実家に帰省中のアルシェ、マホリオや闇の試練で力尽きずにティアを守れるよう、圧縮魔法の修行を家族に要求

一方ティアも、アルシェにかける負担を少しでも減らす為、固有魔法や補助魔法の使い方を家族に相談
183 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:53:26.63 ID:sBd0GQaho
ぷるるる… ぷるるる…


ヒカリ『はい……ヒカリです』


クロエ「もしもし、ヒカリ?」


ヒカリ『あ、クロエ……どうしたの?』


クロエ「初詣に行ったとき色んな人に会ったけど、あなたには会ってなかったと思って。あけましておめでとうって言ってないわよね」


ヒカリ『そうだね、あけましておめでとう。……実は風邪を引いてさ……それで初詣とか行けてないから会わなかったのかも』


クロエ「そうだったの。油断したわね」


ヒカリ『面目ないよ……』


クロエ「早くよくしなさいよ。あなたが風邪だなんて心配だわ」


ヒカリ『うん。すぐ治すよ』


クロエ「そうそう、年賀状も届いたわ。ありがとね」

クロエ「『この人が年賀状くれたのよ』ってヒカリの写真を孤児院の子に見せたら大人気だったわ」


ヒカリ『ふふ、それはありがたいな』


クロエ「機会があったらぜひ遊びに来て。子供たちも喜ぶと思うわ」


ヒカリ『うん、そうさせてもらうよ。ありがとう、クロエ』

ヒカリ『少し元気も出てきたかな。ちゃんとご飯食べて体力つけないとね』


クロエ「ええ。冬休み明けに会えるの楽しみにしてるからね」


ヒカリ『ボクもだよ。……それじゃあ、切るね』


クロエ「ええ。それじゃ」


ガチャッ ツー ツー ツー……
184 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:53:53.76 ID:sBd0GQaho
ローラ「いくよー……エアロ!」キンッ


エアロ「かうっ!」


ローラ「融合【シンクロ】!」


「おおーっ!」


ローラ「へっへーん! どうどう?」


「かわいー!」 「羽根はえたー!」


ローラ「ふふーん♪」


クロエ「ローラ、ヒカリに連絡ついたわ」

クロエ「風邪を引いてたみたい。だいぶ良くはなってるみたいだけどね」


ローラ「そっか……年明けそうそう可哀想に……私がいれば看病したのにー!」バサバサーッ


クロエ「部屋の中で羽ばたかない!」


「あははははっ!」


クリア「……」ジーッ


ローラ「どしたの、クリア」


クリア「クリアも!」


「え、どういうこと?」 「クリアちゃんって人間だよね?」


ローラ「えっと……ちょっとこっち来よっか」


ーーーーー
185 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:54:24.58 ID:sBd0GQaho
ローラ「解除」フシュウ…

ローラ「クリア、バレるようなことはしないって……」


クリア「みんなばっかりずるい……クリアもローラとシンクロしてみたい」


ローラ「そ、そっか。そこまで心を開いてくれたのはすごく嬉しいけど……」


クリア「……やっぱりダメ?」


ローラ「……分かった。やってみよっか!」


クリア「いいの!?」


ローラ「ちょっと心配だけど……。じゃあいくよ?」


クリア「うん……」ドキドキ


ローラ「融合【シンクロ】!」


ーーーーー


「あ、ローラお姉ちゃん出てきたー」


ローラ「やっほー!」


「すごーい! さっきより羽根が大きい!」


ローラ(クリアすごい……体中に力が溢れてる……!)

ローラ「へへーん。これもシンクロの力なんだー」


「いいなあ」 「その魔法使ってみたーい!」


ローラ「魔獣とお話できるようになれば簡単だよー」


クロエ「ちょ、ローラっ、それって……」コショコショ


ローラ「うん、クリアとシンクロしてる。みんなは気づいてないし大丈夫だよ」コショコショ


クロエ「ならいい……のかしら」

クロエ「って時間! そろそろ買い物行くわよ!」


「はーい!」


ーーーーー

ーーー

186 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:54:52.75 ID:sBd0GQaho
街中ーー


ざわざわ ざわざわ


クロエ「人集まってるわね……出し物かしら?」


「試合見たよー! 強いねお嬢ちゃん!」


ローラ「試合?」チラッ


ナナ「あ、ありがとうございます」エヘヘ


クロエ「ウィンさん達じゃないの……」


ウィン「あ、おーいクロエさーん」モミクチャ


クロエ「……はあ」

クロエ「すみません、この方たちとこの後用事があるので失礼します」グイッ


ーーーーー


「クロエー、これ買っていい?」


クロエ「ん、いいわよ」


「わーい!」


クロエ「……さて、あんなところで何してたのかしら」


ウィン「打ち上げを兼ねて買い物に来たら試合見てた人に捕まっちゃって……」


時雨「無理に押しのけることもできなくて困っていたところだ」


ナナ「クロエさんとローラさんは……」


クロエ「孤児院の子たちと買い物よ。おもちゃの福袋とかも買ってくつもり」

ローラ「私は付き添いです」


ウィン「孤児院……」


クロエ「言ってなかったわね。孤児院の出身なのよ、私」


時雨「そうだったのか……」

時雨「……そうだ」


クロエ「?」


ーーーーー

ーーー

187 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:55:21.11 ID:sBd0GQaho
マクベス・エクスルード孤児院ーー


クロエ「というわけで、子供たちと遊んでくれるって」


カーラ「あらあら。ようこそ、マクベス・エクスルード孤児院へ」


ウィン「お邪魔します〜」


「ナナお姉さん! こっちでおままごとしよー!」


ナナ「はーい」クスッ


「時雨お姉さん、あたしと戦ってくれ!」


時雨「戦うって……ああ、新聞紙のチャンバラか。受けて立とう」ニコッ


「ウィンお姉さんすごいね! 魔法がぶわーんって!」


ウィン「そう? 教えてあげよっか?」


「うん!」


クロエ「みんな打ち解けてるわね……」


カーラ「子供たちの相手をしてくれるお礼に晩御飯でもご馳走しないとね」


クロエ「そういうと思って食材はいろいろ買ってきたわ」


カーラ「では準備に取り掛かりましょうか」


ーーーーー

ーーー




ナナ「美味しいですっ!」


ウィン「口の中が幸せ〜」ホワー


カーラ「ありがとうございます」ニコッ


時雨「うむ、美味い……」パクパク


ラピス「そうでしょうとも」ドヤ


ローラ「ラピスさんは味見係してただけだよね」


ラピス「そうですとも」エヘン


クロエ「早く食べないと子供たちに取られるわよ」


ラピス「えっ、それはだめです!」パクパク


ーーーーー
188 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:55:54.01 ID:sBd0GQaho
「ふわあ……」


クロエ「みんな眠そうね……」


カーラ「たくさん遊んでもらいましたからね」

カーラ「ウィンさん達も、よかったら泊まっていってください」


ナナ「ではお言葉に甘えて……」


時雨「ホテルに行っても昼の二の舞になるかもしれないしな」


クロエ「なら、ちょっと早いけどみんなのこと寝かしつけてくるわね」


カーラ「お願いします」


ーーーーー


クロエ「ついでに使ってない部屋の鍵も開けてきたわ。好きなところ使ってちょうだい」


ナナ「ありがとうございます」


ローラ「あの、皆さんは年末どういうスケジュールだったんですか? お忙しいとは思うんですが……」


ウィン「えーっと、25日に学校が終わってー」


時雨「私は家が遠いからその日にすぐ実家に帰ったよ」


ナナ「その後は私達もそれぞれ実家に行って、30日に会場近くのホテルに」


ウィン「大会が終わったらまたホテル。結局年越しはホテルの中だったよ」


ローラ「そうだったんですか……」


クロエ「家族は大会の応援には来たの?」


ウィン「来たよ〜」


時雨「私の方はさすがに無理だと断られたよ。地元の人を集会場に集めて、大きいスクリーンで応援するとは言ってたがな」


ナナ「ウィンのお母さんはウィンの大ファンですから」


ウィン「応援グッズがすごくてちょっと恥ずかしいけどね〜」


ナナ「私のママもお母さんも、マホリオを見るのは大好きなんです。まさか自分の娘が学生大会とはいえ全国の舞台で戦うなんて思ってもみなかったみたいですけど」
189 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:56:20.99 ID:sBd0GQaho
クロエ「へー……」


カーラ「あ……もうこんな時間」


ローラ「おしゃべりしてたらあっという間ですね……」


ウィン「それじゃあお部屋お借りしますね」


カーラ「寝巻きはよければ私のを使ってください」


ナナ「ありがとうございます」


クロエ「それじゃあ私達も寝ましょうか」


ローラ「うん」


カーラ「私も寝ますね。皆さんおやすみなさい」


クロエ「おやすみ」


ローラ「おやすみなさい」


ーーーーー

ーーー

190 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:57:22.10 ID:sBd0GQaho
クロエ「……」ピクッ

クロエ(この感じ……また夢ね)

クロエ(四方八方暗闇……)キョロキョロ


『お前には誰も救えない』


クロエ(またこの声……)

クロエ(星光の羅針盤は学校に置いてきちゃったし……どうしたら……)


『違う! 彼女は違う!』


クロエ「!?」


『すべてが我によって飲み込まれる』


クロエ(「我」……? 闇に自我はないハズじゃ……)


『樹の生徒にそんなことさせない!』


クロエ「!」

クロエ「ラミー・アルファウス!」


『そう! 私は……! 我ハ……! ぐうぅ……!!』


クロエ「ラミー! そこにいるのね!」


『コの子の心は……壊さセない……!』


クロエ(闇の侵食から私を守ってる……!?)

クロエ「ラミー・アルファウス! もう少しだけ待ってて! あなたのことも闇から救い出すから!」


『さスが樹の生徒……いイ子……』


きいいいいい……!!


クロエ「光が……!」


『闇をこじ開けた……そこを通って目覚めて……! 早……ク……!』


クロエ「え、ええ!」ダッ!

クロエ(ラミーさん! ありがとう……!)


ーーーーー

ーーー

191 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:58:01.16 ID:sBd0GQaho
クロエ「……」パチッ

クロエ「……ふう」ムクリ

クロエ(闇の中でラミー・アルファウスは生きている。そして闇から私のことを守ってくれている)メモメモ

クロエ「まさか闇の魔法使いの先輩から助けられてたなんてね」


ローラ「んう……?」ムクッ

ローラ「クロエちゃん、また怖い夢……?」


クロエ「違うわ。今回は……助けられたから」


ローラ「……そっか」


クロエ「闇の試練……かかってきなさい」グッ
192 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:58:52.09 ID:sBd0GQaho
ー幕間
  ティアとアルシェの帰省風景ー


アルシェ家ーー


アルシェ「はあっ、はあっ……」ポタポタ


アルシェママ「ここまで」


アルシェ「……ん」ゼエゼエ


アルシェ母「大丈夫? アルシェ……」サスサス


アルシェ「大丈夫……」


アルシェママ「帰ってくるなり『稽古をつけて』は驚いた」


アルシェ母「昔は修行も言われた分はこなしてたけど、自分から努力することなんてなかったものね」


アルシェママ「なんでそうなったか分かる。ママもだから」


アルシェ「ママも……好きな人のために?」


アルシェ「ん」コクン


アルシェ母「えっ?」


アルシェママ「マホリオでお母さんが傷ついて、このままじゃだめだって思った」


アルシェ「おんなじ……」


アルシェママ「昔話はこの辺にしよう。母さん、ご飯の用意は?」


アルシェ母「え、ええ。できてるわ」

アルシェ母(もう、ママったらいつまで私に惚れ直させる気かしら///)キュン
193 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:59:26.30 ID:sBd0GQaho
ティア「ママ、知りたいことがあるんだけど……」


ティアママ「なあに?」


ティア「マホリオで、他の人のサポートがしたいの」


ティアママ「そうねえ……ティアの場合は……」


ティア母「試合ではポジションはどこだ?」


ティア「えっと……私は大将が多いかな。アタッカーの子と、アタッカー兼サポーターの子がチームだから、必然的に後ろに回ることが多くて」


ティア母「なら簡単だ。ティアは撃墜されないようにしてればいい。サポートはサポーターの役割だ」


ティア「でも……」


ティアママ「お母さんは頭が固すぎ。ティアがサポートしたいって言ってるんだからサポートの仕方を考えないと」


ティア母「んむ……」


ティアママ「浮遊魔法で味方のホウキを浮かせてあげるのはどう? 相手の魔法がぶつかりそうなとき、魔法でかわしてあげるの」


ティア母「そんなの危険だ! ママが大将の時はすべて私が防いだじゃないか。ティアのチームメイトもそうやってだな……」


ティア「私がアルシェのホウキを……」


ティア母「だめだぞティア。ティアには怪我なく過ごしてほしいんだ」


ティアママ「ママはティアが好きなことやるのが一番だと思うわ」


ティア母「うぬぬ……」


ティア「……ありがとう、ママ、お母さん。やってみたいことできたかも」


ティア母「……怪我だけはしないようにな」


ティア「うんっ」
194 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/23(土) 00:59:52.65 ID:sBd0GQaho
現在の目標
・冬休みを楽しむ

安価↓〜↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください

5/5回目の行動です
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 01:02:43.67 ID:E6O+4LZ3O
朝、子供達の騒がしい声で目が覚める
どうやら昨夜の内に雪が降っていたらしく見事に積もっていた
子供達に誘われ雪遊びに興じるクロエ(泊まっていたウィン達も加わった)
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 01:14:16.49 ID:PGDbBxFA0
両親に学校でルームメイトのティアの話をするローラ、ティアとアルシェの話をしている時にそれでローラはクロエちゃんといつくっつくの?と当然のことのようにママから言われ激しく動揺
夜に部屋でクロエとのラブラブを妄想し一人悶えるローラ(と召喚石の中でその様子を眺めるルク)
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 01:14:55.74 ID:xSttI/JNO
カーラや子供達に見送られてリリウムに戻る
カーラから優しく抱き締められ負けないようにと激励される
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/23(土) 01:28:25.82 ID:gnQRq5Y8O
風邪が幾分か落ち着いてきたヒカリが自分の固有魔法について両親に話す。
魅了垂れ流しを抑えたり制御して何か(=マホリオや闇の試練でのクロエの援護)に応用出来ないかと相談する。
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 02:05:08.11 ID:kwtqwUn0O
ナミネが実家で母とママのラブラブぶりを見て恋愛について相談 相手について驚かれたり茶化されたりしながらアドバイスをしてもらった

※ナミネの両親については>>8には特にラブラブ設定とかは書かれていませんでしたが、身近な人物がラブラブなら感化されやすいかと思っていれてみました
矛盾とか出てしまいそうであれば改変していただいて構いません
200 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/25(月) 00:00:51.39 ID:OQEoBmGdo
「わー!」 「すごいすごーい!」


クロエ「んん……?」モゾ…

クロエ「朝から賑やかねえ……」


「クロエ! 外すごいよ!」


クロエ「外?」


「雪が積もってる!」


クロエ「おー……真っ白だわ」


ローラ「わー……!」


「着替えてお外で遊ぼうよ!」


ーーーーー


ウィン「それー!」ヒュッ


「うわ! やったなー!」ポーイッ


時雨「ふっ!」スパッ!


「時雨お姉さん、斬るのズルいよー!」


時雨「そ、そうだな。すまない」


クロエ「そりゃー!」ブンッ


ローラ「燃えなさい!」ボッ


クロエ「きゅーちゃん禁止ー!」


ローラ「ふふっ」クスクス


ナナ「皆さん楽しそうですねー」ペタペタ


カーラ「ですねえ。かまくらができたら皆で中に入ってお餅でも焼いてみましょうか」ペタペタ


「賛成……」ペタペタ


ーーーーー

ーーー

201 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/25(月) 00:01:17.79 ID:OQEoBmGdo
ナナ「できました……!」

ナナ「クロエさーん」


クロエ「?」テクテク


ナナ「少し中でお話しませんか?」


クロエ「かまくらできたのね! 入らせてもらうわ!」ヨイショ


ナナ「隣失礼します」

ナナ「それでお話というのはウィンさんのことなんですが……」


クロエ「ウィンさん?」


ナナ「大会は見ていただいたんですよね?」


クロエ「ええ、見たわ」


ナナ「決勝の時、ウィンさんが呟いてたんです。『つまらない』って……。その時のウィンさんなんだか怖くて……」


クロエ「ふうん……」


ナナ「ラピスさんや闇の魔物と戦ったときのウィンさんとは全然違いました」


クロエ「強い人が相手じゃないと満足できなくなってるのかしら」


ナナ「かもしれないです……それでもしかしたら悩んでたりするのかも、と……」


クロエ「ウィンさんにも悩みの種はあるのね」


ナナ「クロエさん、時間がかかってもいいです。どうかウィンさんの悩みを解決してあげてください」


クロエ「分かったわ。やるだけのことはやる。戦いがつまらないだなんて思ったままじゃマホリオが辛くなるかもしれないしね」


ナナ「ありがとうございます……!」
202 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/25(月) 00:01:47.08 ID:OQEoBmGdo
ウィン「おー、かまくらできてるー」ヒョコッ


「いれていれてー!」


ナナ「どうぞどうぞ」


カーラ「餅焼き用の魔法具持ってきましたよー」


「わーい!」


ーーーーー

ーーー




ローラ「うう……名残惜しい……」


「ローラお姉ちゃんまた来てねー!」


ウィン「それじゃあボクたちもこの辺で。楽しかったです」


ナナ「お世話になりました」ペコリ


時雨「また来たいな」


「待ってる!」


クロエ「相手してくれて助かったわ。今度は学校で会いましょう。ほら、挨拶して」


「じゃーねー!」 「またね!」


ーーーーー

ーーー

203 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/25(月) 00:02:26.19 ID:OQEoBmGdo
ナミネ家ーー


ナミネママ「ただいまー」


ナミネ母「おかえりなさい」チュッ


ナミネ「……」


ナミネママ「ナミネも、ただいま」


ナミネ「おかえりなさい」

ナミネ「……ねえママ、お母さん」


ナミネママ「?」


ナミネ母「どうしたの?」


ナミネ「ママ達はいつからそんなにラ……ラブラブ、なの?」


ナミネママ「いつからか……気づいたときには、かな」


ナミネ母「いつの間にか好きになってて、それから毎日さらに好きになるのよね」


ナミネ「へー……」


ナミネ母「なあに、気になる人でもできたの?」


ナミネママ「ホントか!? どれ、聞かせてくれ」


ナミネ「えー……えっと……。先生……なんだけど……」


ナミネママ「先生か! そういう恋もいいと思うぞ!」


ナミネ母「燃えるわねー、年の差恋愛」


ナミネ「そ、そんなんじゃないってば! 一緒にいると一番安らぐ相手なのは確かだけど……」


ナミネ母「ヒューヒュー♪」


ナミネ「も、もう! 茶化さないで!///」


ナミネママ「まあ、真面目な話焦ることじゃない。これから先、安心できる相手よりも心臓にどかーんと来る相手に惹かれることもあるかもしれないしな」


ナミネ「お母さん達の馴れ初めってどうだったの?」


ナミネ母「お母さんが飛行訓練してる時にママに正面から激突したの。唇までくっついちゃったのよ」キャッ


ナミネママ「いやー、あれは心臓にきたなー」


ナミネ「そ、そうだったんだ……」
204 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/25(月) 00:02:53.59 ID:OQEoBmGdo
ヒカリ家ーー


ヒカリママ「……うん、熱はないね」


ヒカリ「体調もいいし、もう大丈夫だと思う」


ヒカリ母「これで元気に学校行けるわね」


ヒカリ「うん。……そうだ、学校のことで相談なんだけど」


ヒカリ母「何かあったの?」


ヒカリ「ボクじゃなくて、これから大変な目に遭いそうな子が学校にいるんだ。ボクはその子の力になってあげたいんだけど……」


ヒカリママ「そうか……」


ヒカリ「ボクの固有魔法は、学校の先生曰く魅了魔法なんだって。何かに役立てられないかな?」


ヒカリ母「魅了魔法……?」


ヒカリママ「聞いたことがあるな。確か周囲の人にとって心地よい魔力を伝播させる魔法だとか」


ヒカリ「そうなの?」


ヒカリママ「先生は詳しく教えてくれなかったのか? 私は専門ではないがそうだな……」

ヒカリママ「魔法使いの魔力にはそれぞれが持つ形がある。そしてその形がフィットする人が近くにいると、その人同士は惹かれ合うらしい」

ヒカリママ「例えるならジグソーパズルだな。ふと出会った私と母さんのように、偶然魔力の形が一致すると互いに居心地の良さを感じたりするんだ」

ヒカリママ「そして魅了魔法はその形を常に変化させることができる。完成しないジグソーパズルに、粘土で穴を埋めるようなものかな」


ヒカリ「魔力の形を変える……」


ヒカリママ「かつて強力な魅了魔法の使い手は、異なる二人の魔法使いに同時に魔力の形を合わせ魔力を共鳴させたとも聞く」

ヒカリママ「そうでなくとも、魔力の譲渡ができるようになれば、他の魔法使いに大きな力を授けられるはずだ」
205 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/25(月) 00:03:32.98 ID:OQEoBmGdo
ヒカリ母「ママ、ちょっと難しすぎよ。ヒカリはママみたいな学者じゃないんだから」


ヒカリママ「そ、そうだな……すまない」


ヒカリ「ううん。少し分かった……かも」

ヒカリ「ボクの魔法は今は無意識で魔力の形を変えるっていうのが本質で……」

ヒカリ「もし魔力の形をコントロールして他人に譲れたら、魔力の回復役にもなれるかもしれない。そういうことだよね?」


ヒカリママ「大体はそんな感じだ。もっと言えば、火の魔法使いに水の魔力の特徴を持つ魔力を譲渡できれば……その魔法使いはおそらく二つの魔法を別々に、あるいは同時に撃てるようになるかもしれない」

ヒカリママ「しかし魅了魔法か……中々面白い魔法が発現したじゃないか」


ヒカリ「友達のおかげで魔法に自信も持てたし……今は少し気に入ってるかな」


ヒカリ母「いい魔法使いになれるよう頑張るのよ」


ヒカリ「うん。ありがとう、お母さん。魔法の練習頑張るよ」
206 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/25(月) 00:03:59.88 ID:OQEoBmGdo
ローラ家ーー


ローラ「ただいま帰りました」


使用人「おかえりなさいませ、お嬢様」ペコリ

使用人「お母様方がお待ちです。こちらへどうぞ」


ローラ(なんだろ……?)


コンコンッ


使用人「失礼します」ガチャッ

使用人「お嬢様をお連れしました」ペコリ


ローラ「ただいま、お母さん、ママ」


ローラママ「おかえりローラ。はい、ここ座って」ポンポン


ローラ母「学校のお話をローラから聞けてなかったと思って。聞かせてくれる?」


ローラ「うん!」


ーーーーー

ーーー




ローラ「それで、ルームメイトのティアちゃんがアルシェちゃんと付き合うことになったの」


ローラ母「あら。進んでるわね」


ローラママ「ふーん……。で、ローラはいつクロエちゃんと付き合うの?」


ローラ「えっ!?」


ローラママ「ちっちゃい頃からずっと一緒にいるし、もう付き合ってたりして」


ローラ「なっ、ないない! クロエちゃんとはそういうんじゃないから!」


ローラママ「そう? お似合いだと思うんだけどなー……」


ローラ「もー、変なこと言わないでよ! クロエちゃんは今そういうこと考える余裕もないんだから……」


ローラ母「ママったら、ローラを困らせないの」


ローラママ「ごめんなさーい」


ローラ母「とにかく、学校は楽しそうでよかったわ。しっかり学んで、魔法の練習も欠かさないようにね」


ローラ「う、うん。あの、私そろそろお部屋に戻るね」


ローラママ「ありゃりゃ、戻っちゃうの」


ローラ母「ママのことはいいから、あとはゆっくりお部屋で休んでらっしゃい」


ローラ「うん、そうする……」
207 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/25(月) 00:04:25.94 ID:OQEoBmGdo
ローラの部屋ーー


バタン……


ローラ「クロエちゃんと……付き合う……」モンモン


クロエ『ローラ、好きよ』


ローラ「うううう……///」ジタバタ

ローラ(そりゃクロエちゃんは可愛いしかっこいいし優しいしいいところしかないけど……!)

ローラ(私がクロエちゃんといるのは幼馴染だからだもん。そういう感情はない……と思う)

ローラ(それにそれに、今は闇の試練で大変なんだから。余計なことは考えないようにしないと)


ルク(ふーむ……)


ローラ(ああでも、クロエちゃんのことが嫌いとかじゃなくて……って誰に言い訳してるの私ー!)


ルク(やれやれ、人間というのは本当にめんどくさい生き物ですね。部屋で唸ったってどうにもならないのに……)


ローラ「ルクさーん」キンッ


ルク「どうかしましたか?」


もふっ


ローラ「癒やしの力で癒やしてー……」


ルク「……不死鳥を個人的な悩みを癒やすのに使った人なんて聞いたことありませんよ」


ローラ「むー……」モフモフ
208 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/25(月) 00:04:53.26 ID:OQEoBmGdo
冬休み最終日、マクベス・エクスルードハウスーー


クロエ「それじゃ、行ってくるわね」


「クロエいってらっしゃーい」


クロエ「いい子にしてるのよ?」ナデナデ


「うん!」


カーラ「クロエ」


クロエ「先生。行ってきます」


カーラ「……」ギュッ


クロエ「……先生?」


カーラ「闇の試練、大変だと思います。でも、負けないでください。クロエならきっと立ち向かえるって信じてます」


クロエ「……ええ」


カーラ「それとこれを」スッ


クロエ「なにかしら? 小さい箱みたいだけど……」


カーラ「それは魔力の保存箱です。あらかじめ魔力を入れておいて緊急時などに開けば、魔力を急速回復できる魔導具なのですが……」

カーラ「その中に私の魔法を入れておきました。開くなり砕くなりしてその箱を開ければ、私の魔法が周りに広がるはずです」


クロエ「先生の魔法……生命力の譲渡ってやつかしら」


カーラ「はい。つまり、ある程度ダメージを負ってても回復できるということです」


クロエ「それは心強い道具ね……。大切にするわ」


カーラ「私ができる手助けはそれくらいですが……ここから応援しています」


クロエ「ありがとう、先生」


カーラ「……では、いってらっしゃい」


クロエ「いってきます!」


冬休みが終了しました
209 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/25(月) 00:05:49.32 ID:OQEoBmGdo
自室ーー


クロエ「帰ってきた、って感じね」


ヒカリ「久しぶり、クロエ」


クロエ「ええ、久しぶり」


ヒカリ「えっと……ボクも頑張るからね」


クロエ「?」


ヒカリ「魔法の練習とか、サポートの仕方とか勉強して……少しでもクロエの役に立てるようになるから」


クロエ「そう。よろしくお願いするわ、ヒカリ」ニコッ


ヒカリ「うんっ」


現在の目標
・皆の悩みを解決する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後5日程度の行動を指定してください
1月10日に3学期がスタートするので
1月4回行動(20日)
2月6回行動(28日)
3月6回行動(31日)
とします

1/16回目の行動です
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 00:11:19.84 ID:cLxnhtuEO
樹に『ラミー・アルファウスの夢を見た』ことを伝える
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 00:18:11.91 ID:bL1agkvBO
マホリオの1年チームごとにそれぞれ年明けの挨拶+休み中に何をしていたかを話し合う
(休み中一緒だった楓チームはあまり必要無いかも?)
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/25(月) 00:50:44.11 ID:Opv0MaNIO
マホリオの特訓&ウィンの悩み解決のためにクロエ・レナ・楓・ティアチーム全員+デンVSウィンの模擬戦
多数のハンデをものともせずに無双されるが、死に物狂いで喰らい付いた楓がウィンの能力の糸口を掴んだ

吸血鬼+時止めってことでつい浮かんでしまった
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 01:08:15.41 ID:yqcjAVH80
膝枕しながらヒカリとまったりお話
魅了魔法の練習があんまり上手くいっていないヒカリに、私でよければいくらでも練習相手になると引き受ける
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 01:57:01.27 ID:k33rD2npO
孤児院で初融合してから一層ローラになつきべったりになったクリア
それを見たラピスは割りとノリノリで『クリアを取られた』と演じるようによよよと嘘泣きしたりルクやリズ、他の召還獣から微笑ましく見られたりとやたらからかわれまくるローラ
215 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:25:32.77 ID:Hjx3MOWao
マホリオシーンが長くなってしまいました……
>>211>>212だけですが、一旦書けたとこまで投下します
216 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:26:06.13 ID:Hjx3MOWao
部室ーー


クロエ「二人とも久しぶり」


凜華「久しぶり。あけましておめでとう、かな」


モミジ「あけましておめでとうございます」ペコリ


クロエ「二人は冬休みの間何してたのかしら」


凜華「うちは母さんが忙しい人だから、ママと家でゆっくりしてたよ」 

凜華「といっても魔法の練習や演技の練習ばかりしてたけどね」


モミジ「私は実家で空を飛ぶ練習を……。あまり効果はなかったけど」


クロエ「ふむふむ。私も家で過ごしたわ。小さい子の世話をしたり、マホリオの試合を見たりね」


凜華「冬休みの間は闇の魔物に襲われたりしなかったかい?」


クロエ「ええ。……と言いたいけど、悪夢は何度か見たわ。モミジや凜華も闇に襲われて、すごく怖い思いをしたわね」


モミジ「そっか……」


凜華「でも私達の魔法なら闇の魔物に効果的なんだよね。ならきっと大丈夫だよ」


クロエ「ええ。信じてるわ」


モミジ「私も頑張って空を飛べるようにならないと……!」


クロエ「そのことなんだけど、私もいい箒が手に入ったから手伝えるかもしれないわ」


モミジ「ほんと!? ますます頑張らないとっ」ムンッ
217 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:26:34.71 ID:Hjx3MOWao
ローラ「あけましておめでとうございます」


レナ「ええ、あけましておめでとう」


ヒカリ「あけましておめでとう」


レナ「今日はさっそくローラさんが助っ人?」


ローラ「うん。なんでも早速風邪の人が何人か出たって聞いて……」


ヒカリ「風邪か……他人事じゃないな」


ローラ「ヒカリさんは年明けそうそう風邪を引いちゃったんだっけ」


ヒカリ「うん。なんとか治ったけどね」


レナ「ローラさんも気をつけるのよ。今年の風邪は厄介らしいから」


ローラ「うん」


ヒカリ「風邪を治して……多少魔法の練習をして、気づいたら3学期。なんかあっという間の冬休みだったな。二人はどうだった?」


ローラ「私はほとんどクロエちゃんと孤児院で過ごしてたよ。年末年始にゆっくりできたの久しぶりかも」

ローラ「あとは、クリアがシンクロしてくれるようになったのが収穫かな」


レナ「……私は特に話すこともないわね。舞台の参考になりそうな本を読んだりしてたくらいかしら」


ヒカリ「レナさんらしいかも。それじゃあ今年もこのチームでよろしくね」


レナ「ええ」


ローラ「よろしく!」
218 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:27:03.17 ID:Hjx3MOWao
食堂ーー


アルシェ「……」モグモグ


ナミネ「あけましておめでとうございます」


アルシェ「ん」モグモグ


ティア【あけましておめでとうございます】


ナミネ「お二人は冬休みの間どこかに行かれましたか?」


ティア【特には】

ティア【家族と過ごしてました】


アルシェ「アルシェは家で修行……」


ナミネ「かくいう私もほとんど家でした。お母さんの料理が美味しくって少し太ってしまいましたが……」サスサス


ティア【そうは見えません】


ナミネ「そうですか?」


アルシェ「ナミネはもっと食べた方がいい」


ティア【アルシェは食べすぎです】


ナミネ「ふふっ、この感じも懐かしいです。今年もよろしくお願いしますね」


アルシェ「ん」


ティア【よろしくお願いします】サッ
219 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:27:33.48 ID:Hjx3MOWao
楓「みんな冬休みの間のこと話してるねー」


嵐「俺達は毎日のように会ってたしな……」


楓「あたしもきゃっきゃお話ししたいー!」


晶「きゃっきゃ?」


楓「おお晶!」


嵐「冬休みの思い出を語り合いたいんだと」


晶「思い出ー? そうだなー……道場行ってばっかだっからなー……」


楓「つまんなーい」ブーブー


晶「そういう楓はどうだったんだ?」


楓「家で嵐とグータラしてた!」


嵐「グータラしてたのは楓だけ。俺は魔法の練習してたよ」


晶「楓……」


楓「ま、まあまあ。これからも仲良くやってこ? ね?」


晶「ったく。仕方ないやつだな」


嵐「全くだ」


楓「よ、よーし、ウィンさんにマホリオの試合でも申し込みに行こっかー」


嵐「話のそらし方が白々しいことこの上ないぞ」


楓「いいからいいから。あの試合見てからやりたかったのは事実だしさ」


晶「なら行くだけ行ってみるか」


ーーーーー

ーーー

220 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:28:00.22 ID:Hjx3MOWao
クロエ「それでこの団体みんなウィンさんと戦いたくなった訳ね……」


ウィン「モテる女は辛いですなー」


アルシェ「修行の成果を見せる……」


ローラ(クロエちゃんからウィンさんの悩みのこと聞いちゃったし……)


クロエ「でもまさか……」


ヒカリ「ナナさんも時雨さんも風邪でダウンとはね……」


ウィン「厄介な風邪だねー」


嵐「試合はしたかったけど、相手がいないんじゃな……」


晶「時雨さんのお見舞い行くか。イオも誘って……」


ウィン「相手がいない?」


レナ「ナナさんも時雨さんも風邪なんでしょ?」


ウィン「うん」


ナミネ「3対1では試合はできませんもんね」


ウィン「できるよ?」


クロエ「……ウィンさんまさか一人でやる気?」


ウィン「うん。ボクも最近普通のマホリオじゃ満足できなくなってきちゃってね〜」


楓「ならあたし達と!」


クロエ「それならうちとやってくれないかしら」


ウィン「バラバラだとめんどくさいなー。みんなまとめてかかってきて?」


ざわっ!


ヒカリ「ずいぶんな強気ですね」


ウィン「先輩ならまだしも、みんなは一年生だしねー」


クロエ「後悔しないわね?」


ウィン「当然」


クロエ「そう。ならやりましょう、皆」


ウィン「うんうん。それじゃ中庭に行こー」
221 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:28:56.24 ID:Hjx3MOWao
中庭ーー


レナ「もう一人連れてきたわ。いいかしら」


デン「ど、ども……」


ウィン「いいよー」


デン「え、い、1対……いち、に、さん……13人!? や、やりすぎじゃ……」


クロエ「ウィンさんたっての希望よ。やるだけやってみましょ。こっちは大将のモミジ、ティア、楓、レナの四人が倒されたら負けってことで」


デン「う、うん……」


ウィン「それじゃ……」フワ…


クロエ「試合開始!」


ナミネ「水弾【アクアボール】!」ゴッ


晶「炎弾【ファイアボール】!」ボッ


バシュウ!!


ヒカリ「魔弾【シュート】!」ゴオウッ!


ウィン「!」ギュンッ


晶「爆発で目くらまししてもだめか……」


ローラ「エアロ! 融合【シンクロ】!」キンッ

ローラ楓「風弾【エアロボール】!」ブワアッ!


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…


楓「っ!?」ビクッ


デン「アルシェさん! そっち!」


アルシェ「!!」


ウィン「遅い。魔弾【シュート】」ズゴォッ!


ティア「浮遊魔法【フロート】!」


アルシェ「うわわっ!?」グインッ!


ウィン「……避けられた」


クロエ「強い人から狙ってるのかしら? なら……」

クロエ「レナ! デンの防御について! ティアはそのままアルシェの援護!」


レナ「ええ!」


ティア「分かりました!」


楓(……さっきの……なんだ?)
222 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:29:25.22 ID:Hjx3MOWao
凜華「氷弾【アイスボール】!」キンッ


嵐「雷弾【サンダーボール】!」バチイッ


ギュンギュン!


モミジ「は、速……!」


ウィン「魔弾【シュート】」ズゴオッ!


レナ「魔障壁【ガーディアン】!」


ぎいんっ!


クロエ「防いだ! アルシェ!」


アルシェ「破壊魔砲【キャノン】!!」ゴオッッ!!


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…

ウィン「魔弾【シュート】」ズゴオッ!


ティア「浮遊魔法【フロート】!」


アルシェ「!」グイッ


ナミネ「また瞬間移動ですか……」


レナ「デン、あなたもなんかしなさいよ」


デン「え? えっと……」


ウィン「ふっ!」ギュン!


晶「楓そっち行ったぞ!」


楓「分かってる! 極風魔法【イダテン】!」ブオウッ


嵐「極雷魔法【ナルカミ】!」バチチッ


楓嵐「風神雷神【フウジンライジン】!!」


バチッ! ズオオオッ!!


ウィン「!」

ウィン「魔弾【シュート】!」ドゴオオオッ!


バシュッ!


ウィン「くっ……!」ギュン!


楓「わ、わー!!」ドオン!


晶「楓脱落! アタシ達は降りるぞー!」


クロエ「ええ!」


ウィン(風神雷神……この間受けたときより格段に威力が上がってる。つい力込めてシュートで対抗しちゃったな……)
223 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:29:53.39 ID:Hjx3MOWao
クロエ「次は私達よ! 闇よ、彼の者を包め!」ブワッ


凜華「冷塵魔法【アイスフィールド】!」ヒュオオオ


モミジ「重力魔法【グラビティ】! 反重力魔法【アンチグラビティ】!」グイングイン」


クロエ「疑似宇宙魔法【アストロ】!」


ウィン「この……!」ユラ…

ウィン「時間魔法【クロック】!」


デン「そ、そこ! 魔弾【シュート】!」ズゴウッ!


ウィン「!」チッ


ナミネ「か、かすりました!」


ウィン「魔弾【シュート】!」ドゴオオオッ!


レナ「デン! 魔障壁【ガーディアン】!」


みしっ……!


レナ「ぐ……う……!」


バキンッ!


レナ「きゃああああ!」


デン「ぐうう……!」


ローラ「ああっ、レナさん!」


ヒカリ「デンさんも……! ボク達も降りるね!」


ウィン(ガーディアンもあんなに堅い魔法じゃなかったはず……)


ナミネ「半分やられちゃいましたよ……!」


ティア「アルシェ……」ゴニョゴニョ


アルシェ「……」コクン


ティア「クロエさん! 闇を!」


クロエ「ええ! 闇よ! 彼の者を包め!!」ブワアッ!
224 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:30:21.61 ID:Hjx3MOWao
ウィン「……!」

ウィン(やば……)


ナミネ「あ、アルシェさん!?」


ティア「箒は私が浮かせてます! アルシェ、全魔力撃ち込んじゃってください!」


アルシェ「ん!!」

アルシェ「神槍魔法・貫【ブリューナク】!!!」ギュゴオオオッ!!


ウィン「時間魔法【クロック】!」


アルシェ「っ!」ズルッ!

アルシェ(お、落ち……!)


ティア「アルシェ!」


ナミネ「ティアさん後ろです!」


ウィン「今のは危なかった……魔弾【シュート】」ズゴオオッ


ティア「!」バチイッ!

ティア「うわっ、あっ、箒折れました! 降参です!」


ナミネ「アルシェさんはしっかり回収しました! クロエさん達頑張ってくださーい!」


凜華「いよいよ私達だけ……だね」


クロエ「こうなったらやるしかないわね……」


モミジ「あ、アレするの?」


クロエ「練習してないけど、やるだけやるわ!」
225 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:30:50.53 ID:Hjx3MOWao
クロエ「闇よ! 玉となれ!」ボウンッ


モミジ「重力魔法【グラビティ】!」グイン!


ヒカリ「氷礫魔法【アイスシャード】!」バキキキキッ


クロエ「新魔法、黒洞魔法【ブラックホール】よ!」


ウィン「く……吸い込まれる……!」グググ…!


ひゅん! ひゅんひゅん!


ウィン「!」バッ!

ウィン(こっちのブラックホールに気を取られてたら正面から氷にぶつかるってことか)

ウィン「終わらせる……!」ユラ…

ウィン「時間魔法【クロック】」

ウィン「っ!!」ガクンッ!


モミジ「あれ……? 消えた……」


クロエ「モミジ後ろ!」


ウィン「し……魔弾【シュート】……っ!」ゴッ


モミジ「あううっ!」ドウッ!


クロエ「モミジ!」


凜華「ここまで……かな」


モミジ「いたた……降参です……」


クロエ「これで試合終了ね。13人がかりでも勝てないなんて……」


ウィン「はあ……はあ……っ!」ボタボタ


クロエ「ちょ、すごい汗じゃない! 体冷やしたら風邪引くわ! 早く中戻るわよ!」


凜華「あ、ああ!」


モミジ「つ、捕まってください!」


ーーーーー

ーーー

226 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:31:17.97 ID:Hjx3MOWao
保健室ーー


リリィ「もう! 何やってるんですか!」


クロエ「ご、ごめんなさい……」


リリィ「1対13でマホリオなんていじめですよ!」

リリィ「ウィンさんもなんでそんな試合受けたんですか!」


ウィン「ボクが頼んだんだよ〜……」


リリィ「な、な……! ナミネさん!」


ナミネ「は、はいっ!?」


リリィ「ナミネさんはこんな馬鹿な試合に手を貸す人だとは思ってませんでした!」

リリィ「ウィンさんがやるって言ったからって本気にしないでください!」


ナミネ「ご、ごめんなさいっ!」


リリィ「……とにかく応急処置はしました。ウィンさん含め全員あとで反省文ですからね!」


「はーい……」


ーーーーー

ーーー

227 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:32:47.08 ID:Hjx3MOWao
食堂ーー


クロエ「さて、今回少しは手応えあったんじゃないかしら」


楓「はいはーい、ちょっといい?」

楓「すごい発見かも。ウィンさんの瞬間移動なんだけどさ、瞬間移動じゃないのかもしれない」


クロエ「どういうこと?」


楓「あたしの魔法の性質上、空気の流れを感じるんだよ。それでウィンさんが消えたとき、すごいスピードで空気が動いたのを感じたんだ」


嵐「てことは……」


楓「あれは瞬間移動じゃなくて、超超超高速移動ってこと」


クロエ「なるほどね……」


レナ「よくそんなのにシュート当てられたわね」


デン「い、いや、なんとなく分かったっていうか……それにかすっただけだし……」


晶「消える訳じゃないなら、対策できないこともないな」


ヒカリ「動く前に撃つ……とか?」


モミジ「身動きを取れなくするとか……」


やいのやいの


クロエ(ふふ、どうよウィンさん。あなたの後輩は進化し続けるわよ。これでもまだつまらないのかしら?)


ーーーーー


ウィン(半年前より楓さん達は魔法が強くなってた)

ウィン(遠巻きに見てただけだけど、レナさんの魔法も前より堅くなってた)

ウィン(ボクに魔法をかすらせるデンさんがいる)

ウィン(新しい魔法を試してきたティアさんアルシェさん、それにクロエさんチーム……)

ウィン(つい我を忘れて強いシュート撃っちゃったし、クロックも5回も使わされたし……)

ウィン「んー……」

ウィン「面白かったな〜」ノビー
228 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 00:33:16.36 ID:Hjx3MOWao
ここまで
続きは明日書いて投下します
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 09:37:03.81 ID:CFBh0ltFO
おつです
あれだけの乱戦で「面白かったな〜」で済む辺り規格外ぶりがヤバい
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 15:41:29.43 ID:aSe5jGLk0
ウィンはどこかのサイヤな星の人なのかな(°∇°;)
231 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 22:07:40.09 ID:Hjx3MOWao
校長室ーー


樹「ふっ……くくっ……!」プルプル


クロエ「ちょっと、何笑ってるのよ」


樹「だって……リリィ先生が怒るなんて初めて見たもの……っ」プルプル


クロエ「あらそう……せっかく耳寄りな情報を持ってきたのにそんな態度でいいのかしら?」


樹「耳寄りな情報?」


クロエ「きっと驚くわよ」


樹「そんなに言うんなら笑わないで聞いてみようかしら」


クロエ「……ラミー・アルファウスさんは生きてるわ」


樹「!!」


クロエ「私が闇に侵されかけた時、闇の中から声が聞こえたの。姿は見えなかったけど、私のことを助けてくれたわ」


樹「ラミー……」


クロエ「これでも笑ってられるかしら」


樹「……いえ、その情報は貴重だわ」

樹「もし仮に生きているのだとしたら……私が助け出す。……絶対に」


クロエ「決まりね。最後の試練は私が勝つだけではなく、ラミーさんも救出する」


樹「ええ。不謹慎だけれど……あなたが闇の魔法使いで良かったと今は思ってるわ」


クロエ「そういうのはラミーさんを助けてから言いなさい。まだ安心するには早いんだから」


樹「そうね」


ーーーーー

ーーー

232 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 22:08:07.42 ID:Hjx3MOWao
自室ーー


ヒカリ「魔力の調整……うーん……」


ガチャッ


クロエ「ただいま、ヒカリ」


ヒカリ「おかえり、クロエ」


クロエ「なんだか難しい顔してるけどどうしたの?」


ヒカリ「ボクの魅了魔法のことでママに話を聞いたんだ。そしたら魔力の形を変えられることが魅了魔法の本質だって言われて」


クロエ「?」


ヒカリ「例えばボクとクロエが闇の魔物に向かって同時にシュートを撃つとするでしょ? その時ボクの魔力がクロエのものと似ていれば、ぶつかったときの魔法の威力が大きく上がるんだって」


クロエ「へえ……魔法ってそういうものなのね」


ヒカリ「そして変化させた魔力の譲渡ができれば、他人に自由自在に好きな魔法を撃たせられる……らしい」


クロエ「私に魔力を入れたときに、ヒカリみたいな魅了魔法が出るってこと?」


ヒカリ「いや、魅了魔法に限らないよ。ボクが性質を変えることができれば、それこそ光の魔力を注ぎ込むことだってできる」

ヒカリ「そうなったら光と闇の魔法を同時に撃てるってこと」


クロエ「す、すごい魔法ね。魅了魔法……」


ヒカリ「ただその魔力の調整と譲渡の仕方が難しくて困ってたところ」


クロエ「水臭いわね。手伝うわよ」


ヒカリ「そう言ってくれると思った」


クロエ「その前に……ほら」ポンポン


ヒカリ「……」ポフン
233 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 22:08:33.59 ID:Hjx3MOWao
クロエ「ちょっと力みすぎ。私の膝枕で少しリラックスしなさい」ナデナデ


ヒカリ「ん……」


クロエ「魔力の譲渡も私でよければ受け取る役をするし、魔力を変化させる方法を一緒に調べたっていいし……」


ヒカリ「クロエは優しいね……」


クロエ「普通よ、このくらい」ナデナデ


ヒカリ「それじゃあこれからよろしく、かな」


クロエ「ええ。任せなさい」


ーーーーー

ーーー

234 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 22:09:16.86 ID:Hjx3MOWao
ローラとティアの部屋ーー


クリア「なんで戦うって言ってくれなかったのー! シンクロしたのにー!」


ローラ「ご、ごめんね? でもウィンさんとの試合だったからすごく疲れちゃうと思って……」


クリア「ローラのためならそんなのいいの! 助けになれない方がやだ!」


ローラ「うう……嬉しい……」キュン


クリア「今度は仲間はずれはヤだからね? 一緒に戦うからね?」


ローラ「うん、お願いするね」ナデナデ


ラピス(ほほえま……あ)ピコーン

ラピス「うう……クリア……」メソメソ


クリア「ど、どうしたのママ!」


ラピス「私なんかよりローラさんの方がいいんですね。ママはクリアを取られて寂しいです……」ヨヨヨ…


クリア「ち、ちが……! ローラも好きだけどママも好きだもん!」アワワ


ラピス(はー……私の娘可愛いですねえ……)ホッコリ


ルク「どう見ても母親よりローラさんにくっついてますよね」


クリア「ルクまで! 違うもん!」

クリア「違う……もん……!」ウルッ


ローララピスルク「はっ!」


ラピス「わ、分かってますよー。ママもクリアのこと大好きですから!」


ローラ「うんうんっ。ドラゴン親子仲良し!」


クリア「……ママ」ギュッ


ラピス「よ、よしよーし」ナデナデ


ティア「……」

ティア(なに愉快なことしてるんでしょうか……)
235 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 22:09:44.34 ID:Hjx3MOWao
皆の悩み一覧

クロエ  皆を失うのが怖い

ローラ  リーケの娘として見られたくない(解決)
ヒカリ  魅了魔法のせいで自信が持てなくなった(解決)
レナ   ???
凜華   水津真凛の娘として見られたくない(解決)
モミジ  高い所が苦手(克服中)
ティア  話すのが苦手(解決)
アルシェ ティアがいなくなるのが嫌だ(解決)
ナミネ  恋愛をしてみたい(進行中)
楓    吸血鬼の体質で死にかけた
嵐    楓を失いかけた
晶    ケンカで守るべき人を傷付けた
デン   死にたくない
イオ   魔法で人を傷つけた(解決)
ウィン  戦いがつまらない
236 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/27(水) 22:10:12.99 ID:Hjx3MOWao
現在の目標
・皆の悩みを解決する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後5日程度の行動を指定してください

2/16回目の行動です
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 22:14:13.57 ID:R20H8QaKO
風邪が治ったナナと時雨に正座させられこってりと絞られるウィン
また、ナナから魔翌力補給として普段の数倍以上の魔翌力譲渡(意味深)をされる羽目に
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/27(水) 22:52:08.75 ID:Gwz58uWFO
修練場でヒカリの魔力変化の方法を色々試す。するとどうやら"何らかの身体的接触"を介していると効率が良いということが判明した。
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/27(水) 22:58:03.82 ID:3YDcsVduo
>>110で言及されてた「かつて闇の試練に打ち勝った魔法使いに会う」事ができないか試してみたい
行ける範囲に住んでいるのか、そもそも会えるような人なのかって話だけれども
ひょっとするとキャラメイク案件になるかな?
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 23:10:11.16 ID:wLjFaP1A0
風邪から復帰したナナがすごい勢いでやってくる。ウィンに無茶させたことを怒られるかと思いきや、まとめてかかってこいというウィンの馬鹿な提案で迷惑をかけた(全員反省文)と謝られ、その事を話す時少し楽しそうだったと感謝もされる
ちなみに、この日はウィンが表向きは風邪休みだったが実際は前日に事の顛末を知ったナナに性的お仕置きをされ過ぎ動けなかった

>>237とセットみたいになっちゃうけど
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 23:24:32.58 ID:T718FSthO
反省文の件でリリィ先生に謝りに行くナミネ
ナミネも一応善意から行ったということはリリィ先生も理解しているので、そういう時は自分にも一言相談してほしいとお願いする
242 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/29(金) 22:26:36.37 ID:VecH5Plto
ウィンとナナの部屋ーー


ウィン「……」


ナナ「……」ゴゴゴゴゴ…


時雨「……」


ナナ「私達がなんで怒ってるか分かりますよね?」


ウィン「……はい」


時雨「無茶なんてものじゃないぞ。下手したら死んでたかもしれないんだ」


ウィン「分かってます……」


ナナ「一年生達にも迷惑かけて……」クドクド


ウィン「はい、はい……」


時雨「……む、すまない。私は用事があるから席を外すことにするよ。……ほどほどにしておいてやれよ?」


ナナ「……善処します」


ウィン「ヒッ」


時雨「じゃあまたな」バタン


ナナ「さてと……」ペロリ


ウィン「な……ナナさん……?」


ナナ「なにはともあれクロックを5回も撃ったとのことなので、魔力を回復させないとですよね」


ウィン「ひっ……!」


ああああああぁぁぁぁぁんっ!♡
243 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/29(金) 22:27:04.00 ID:VecH5Plto
修練場ーー


クロエ「うーん……魔力が来てる感じはないわね……」


ヒカリ「ボクも出せてる感じしないしな……」


ギイイイィィ……


ナナ「クロエさん、いますか?」


クロエ「ナナさん。どうかしたの?」


ナナ「ウィンさんと戦ってくれて、ありがとうございました」ペコリ

ナナ「久しぶりに楽しく戦えたみたいです」


クロエ「そう。なら多少は力になれたのかしらね」


ナナ「でもウィンさんのためとは言え、無茶させてごめんなさい。もしウィンさんが本気になったらと思うと……」


クロエ「無事だったからいいわよ。それに、こっちもいろいろ気づけたしね」


ナナ「そう……ですか?」


クロエ「ええ。それよりナナさんと時雨さんは風邪の方はどうかしら」


ナナ「バッチリ回復です。代わりにウィンさんが休むことになってしまいましたが……」


クロエ「あら、災難ね。お見舞い行こうかしら」


ナナ「いえいえ、お気遣いなく。重症ではありませんから明日には復帰できるはずです」


クロエ「そう? とりあえずお大事にって伝えておいて」
244 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/29(金) 22:28:05.34 ID:VecH5Plto
クロエ「……あ」


ヒカリ「?」


クロエ「ナナさんって確か魔力譲渡ができる人だったわよね」


ナナ「はい」


クロエ「それってどうやってるのか教えてもらっても?」


ナナ「うーん……魔力を撃つのではなく相手にくっつけるイメージですかね」


ヒカリ「くっつける……」


ナナ「あと、個人的には身体接触がある方がやりやすいですね」


クロエ「ふむふむ……」


ナナ「何か気になることでもありましたか?」


ヒカリ「ボクの魔法なんですけど……魔力の譲渡ができればもっと使い勝手がよくなるかもしれなくて」


ナナ「そうだったんですね。私でよければいつでも相談に乗りますから、練習頑張ってください」


クロエ「ありがとね、ナナさん。参考になったわ」


ナナ「いえいえ。では私はお部屋に戻りますね」


ヒカリ「はい」


ギイイイィィ…… バタン


ヒカリ「身体接触か……」


クロエ「手でも握ってみる?」


ぎゅっ


ヒカリ「……」キイイイ…


クロエ「……お?」


ヒカリ「ちょっとできてる……かな」キイイイ…


クロエ「なんか来てる気がするわね。ちょっとだけど」


ヒカリ「一歩前進、かな」
245 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/29(金) 22:28:48.12 ID:VecH5Plto
職員室ーー


ナミネ「あの、リリィ先生」


リリィ「はい? あ、ナミネさん」


ナミネ「あの試合のことで謝りに……」


リリィ「もういいんですよ。反省文も受け取りましたし」


ナミネ「うう……でもリリィ先生に怒られたのがショックで……」


リリィ「では、危ないことをする時はせめて一声かけてください。えこひいきはよくありませんが……私もナミネさんが知らない内に危ない目にあってケガをされたらショックですから」


ナミネ「はい、そうします」

ナミネ(……すみません先生! 3月末にまた危ない目に合いそうです!)


リリィ「はい、この話はこれでおしまい。ナミネさん、あまり気負いすぎないように」


ナミネ「……はい。では失礼します」ペコリ


ゴーン ゴーン……


リリィ「放送?」


樹『クロエ・アートルムさん、至急校長室へ来てください。繰り返します。クロエ・アートルムさん……』


ーーーーー

ーーー

246 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/29(金) 22:30:11.44 ID:VecH5Plto
校長室ーー


クロエ「来たけど……」


樹「ラミーの情報をもらってから、もっと力を入れて闇の魔法使いについて調べてみたの」

樹「そしたら、一人話を聞けそうな人が見つかったわ」


クロエ「闇の魔法使い……この本にも載ってる人かしら」


樹「かもしれないわね。会いに行けるよう手配はできるから、これを見て会うかどうか考えてみて」ペラッ


クロエ「資料にまとめてくれたのね。どれどれ……」


闇の魔法使いのプロフィールを作っていきます

テンプレート↓
【名前】(和名でも洋名でも可。名字もあればお願いします)
【容姿】
【性格】
【得意魔法】闇魔法
【備考】(その他付け足したいことがあれば)

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 22:55:49.13 ID:U/rVd4QLO
【名前】ソフィア・ルナール
【容姿】透き通るような白の長髪と暗闇でも怪しく輝く金の瞳を持ち、人形のように儚い外見の少女
【性格】口数が少なく機械的な口調で無機質な印象を受けるが悪人ではない
【得意魔法】闇魔法 クロエのように闇を発生させるだけでなく闇を凝縮させ様々な形を取ることが出来、その応用で使い魔のようなものを使役することも出来る
【備考】深い森の奥地に存在する廃墟となった古城に一人(+闇で作り出した使い魔)で住んでいる少女(ただし年齢不詳)
人の名前を呼ぶ際は必ずフルネームで呼ぶが、相手から要望があった場合は一応それに合わせてくれたりする
248 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/29(金) 23:38:23.49 ID:VecH5Plto
今日のところは寝るので、明日朝9時頃から改めて投票のアナウンスをします
それまではキャラクター案の募集とします

それと、最近二日に一度の更新ですみません
明日から少しずつ更新ペース上げていきたいと思います
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 00:07:46.44 ID:FUUB9oy70
【名前】御影 墨羽(みかげ すみは)
【容姿】黒の前髪アップ、瞳はくすんだ朱色。身長はやや高めでスレンダー。見た感じの年齢は十代後半くらいに見える
【性格】寡黙な武人を気取っているが、気が高ぶると厨二発言が飛び出す
【得意魔法】闇魔法
必殺技は暗黒双刃(ダブルブレイド・ダークセイバー)。闇で編まれた両刃の薙刀を虚空より抜き放ち、刹那の間に無数の斬撃を叩き込む。あいてはしぬ
【備考】研ぎ澄まされた武力で闇を撃退し続け、やたら強いメンタルで自身の心の闇に打ち克った脳筋。近接戦闘力は極めて高いが空中戦や遠距離戦はからきしであり、マホリオなどは以ての外だったりする
普段は山に籠もっており、時折人里に降りてきては山菜や果物などを売って生計を立てている。山で遭難した人を助けたり、泣いている子供に闇を使った芸を見せて泣き止ませたりと、意外と面倒見は良い
250 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/30(土) 09:12:41.03 ID:lKiEaTlRo
1.ソフィア
2.墨羽

↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に100を超えたキャラが闇の魔法使いとなります
12:00までに誰も100に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが闇の魔法使いとなります
自分の作成したキャラには投票できません
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:18:25.49 ID:FUUB9oy7o
2
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:29:12.07 ID:FUUB9oy70
1
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:31:08.71 ID:uA3zE2Ij0
1
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:31:34.78 ID:61iGPDblO
1
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:32:31.33 ID:QbEPk+UDO
2
256 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/30(土) 09:36:07.16 ID:lKiEaTlRo
闇の魔法使いはソフィア・ルナールに決定しました
設定は>>247を参照
257 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/30(土) 09:43:03.08 ID:lKiEaTlRo
クロエ「ソフィア・ルナールさん、ね……」


樹「森に迷い込んだ人が闇に助けられたって。多分その人がやったんだと思うわ」


クロエ「ぜひ話を聞きたいわね」


樹「それじゃあ本人に会えるよう手配しておくわね。来週あたりでいいかしら」


クロエ「ええ、お願いするわ」


現在の目標
・皆の悩みを解決する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後5日程度の行動を指定してください

3/16回目の行動です
3回目の行動終了後、ソフィアに会いに行きます
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:46:47.75 ID:d7rQelXkO
晶の悩みについて色々と境遇が似ている時雨に相談してみる
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 10:35:00.26 ID:GwtnDGZA0
ナミネのお相手探しの作戦を練り直すため、ティアの恋愛漫画を参考にどんなシチュだと恋におちるか二人で考え実践してみるうちに、結局自分たちがイチャイチャちゅっちゅしてしまうティアルシェ
そこにナミネがやってきてごゆっくり〜と気を使われてしまい二人で全力で弁明
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/30(土) 10:50:30.52 ID:b3Do936aO
凜華と共にモミジの高所恐怖症の克服 今回は以前クロエに悩み解決してもらった経験のあるイオも同行
訓練や励ましからだいぶ平気になってきたモミジだったが着地寸前にバランスを崩してイオの上に落ちてしまう
幸い高度がそこまででもなかった・モミジの斥力が間に合った・イオとモミジの緩衝材が優秀だったことから無事だったが、押し倒すような感じになってしまい夏休みの件も思い出してしまいお互いに真っ赤に
(あとクロエが精神的に死んだ)
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 13:19:07.27 ID:OPedYJOiO
演劇部で次の演目について百合江が投影魔法で自分のイメージをプレゼン
……と思ったら、自分がイメージしてきたアルくま百合妄想を流してしまい稽古どころではなくなる
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 14:53:09.35 ID:uA3zE2Ij0
クリアとラピスに触発されてクロエにべったりするローラ
643.91 KB Speed:0.6   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む

スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)