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【安価】ローラ「リリウム魔法学校へ! 3人チームを組もう!」【百合】

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26 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/13(水) 23:54:14.32 ID:D3KmTUAlo
皆の悩み一覧

クロエ  皆を失うのが怖い

ローラ  ???(解決)
ヒカリ  魅了魔法のせいで自信が持てなくなった(解決)
レナ   ???
凜華   水津真凛の娘として見られたくない(解決)
モミジ  高い所が苦手
ティア  話すのが苦手(解決)
アルシェ ティアがいなくなるのが嫌だ(解決)
ナミネ  恋愛をしてみたい
楓    死にかけた
嵐    楓を失いかけた
晶    ケンカで守るべき人を傷付けた
デン   ???
イオ   魔法で人を傷つけた(解決)
27 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/13(水) 23:54:40.08 ID:D3KmTUAlo
現在の目標
・皆の悩みを解決する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

12月第3週
15/16回目の行動です
16回目の行動終了後、期末試験になります
期末試験終了後、冬休みに入ります
28 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/13(水) 23:55:12.57 ID:D3KmTUAlo
>>3
>>25
コピペミスです…
無視してください
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 23:57:49.43 ID:Dx25+eK2O
立て乙ー

チームの連携と親睦(+レナの悩みを探る・警戒されないようにクロエは同行せず)のために街中を出歩いていたレナチーム三人、ふと見回すと街のクリスマスムードが目に付く
それを見て各々恋愛について話したり意識を向けてみる
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/14(木) 00:04:33.87 ID:wpUoiBzVO
新スレおつです。
楓と嵐に昔楓が死にかけたことについて詳しく話を聞いてみる
無論、無理に聞き出そうとはせずなおかつ友達として力になりたいということを伝える
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/14(木) 01:00:30.34 ID:4lOMQw8aO
期末試験に向けて部屋でヒカリと勉強中になんとなくクリスマスパーティーや年末年始の帰省の話題になりお互いの家族について話す
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/14(木) 01:53:08.08 ID:66CXeXAA0
新スレ立て乙
モミジの高所恐怖症を解決するためにクロエチームで付き添いながらホウキで徐々に高さを上げていく練習をする。リリィちゃんにも相談し、リリィちゃん監督のもとケガした時の用意&魔法でモミジの緊張を出来るだけ和らげてもらいながら
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/14(木) 03:42:19.41 ID:vsodMqaM0
新スレモツ

バジリスクの卵の扱いを決めたローラと研究所へ
34 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 00:35:00.89 ID:Xe4KVOFho
中庭ーー


クロエ「さ、克服トレーニングやるわよ」


モミジ「う、うん!」


リリィ「その前に一つだけ」

リリィ「モミジさんのそれは“高所恐怖癖”と言って、恐怖症とは違います」

リリィ「具体的には、恐怖症とは日常生活にも悪影響が大きく、治療が必要な症例です。しかし、恐怖癖は克服が可能です」

リリィ「私もついてますから、安心してトレーニングしてくださいね」


モミジ「はい、お願いします!」


ふわ……


クロエ「ゆっくりよ、ゆっくり上がって」フワー


モミジ「う、うん……」フワフワ


凜華「下は見ないように」


リリィ「リラックスですよー」ホワア


モミジ「…………」フワフワ


クロエ「おー、高くなってきたわよ」


モミジ「そ、そういうこと言わないでぇ……」カタカタ


凜華「景色を楽しんじゃえばいいんじゃないかな」フワー


モミジ「景色を……」


リリィ「お、安定してきましたね」


ーーーーー

ーーー




モミジの恐怖克服トレーニングを始めました
35 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 00:35:27.25 ID:Xe4KVOFho
その頃レナチームーー


街中ーー


レナ「街中はもうクリスマスムード一色ね……」


ヒカリ「雰囲気からして甘いね」


ローラ「さすが恋人の日だね……あ、これもカップル割引」


ヒカリ「あはは……」


レナ「全く……世の中の連中緩みきってるんじゃないの」


ローラ「レナさんは恋人とかいないの?」


レナ「いないわよ」


ローラ「でも生徒手帳に写真入れてたし……」


レナ「あれは昔の写真。恋人とかじゃないわ」


ヒカリ「写真を入れてるなんて可愛いところあるね」


レナ「う、うるさいわね。別にいいでしょ」


ローラ「ふふ、レナさん可愛い」


レナ「……///」カアア…

レナ「ふ、二人はどうなのよっ」


ヒカリ「ボクは考えたことないなあ……」


ローラ「私もあんまり……」


レナ「そ、そうなの」

レナ(なんか拍子抜けね……)


ーーーーー

ーーー

36 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 00:35:55.84 ID:Xe4KVOFho
自室ーー


ヒカリ「ーーってことがあってね」カリカリ


クロエ「ふむふむ」カリカリ


ヒカリ「なんとなくだけど、レナさんはその写真の人のことを特別に思ってる気がするんだ」


クロエ「甘酸っぱいわねえ」


ヒカリ「ボクもそう思う」


クロエ「クリスマスはその人と過ごすのかしらね」


ヒカリ「それはないみたい。恋人じゃないとは言ってたから」


クロエ「ふーん……」

クロエ「ヒカリはクリスマスどうするの?」


ヒカリ「リリウムの食堂で友達パーティーがあるらしいから、それに出るよ。プレゼントは街に出たときに買ってきたしね」


クロエ「じゃあ一緒ね。私も友達パーティーよ」


ヒカリ「聞いた限りは一年生で友達パーティーに出ないのはティアさんアルシェさんくらいかな」


クロエ「進んでるわねえ」


ヒカリ「あ、年越しはやっぱり家族と過ごすの?」


クロエ「……ああ」

クロエ「言ってなかったわね。私家族がいないのよ」


ヒカリ「えっ……?」
37 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 00:36:23.44 ID:Xe4KVOFho
クロエ「産まれてすぐ魔法の検査をしたら、闇の力が判明してね。気持ち悪いと思ったのか孤児院の前に捨てられてそれっきりよ」


ヒカリ「ご、ごめん……! そうだとは知らなくて……」


クロエ「言ってなかったしねえ。あ、別に気にしてないわよ」

クロエ「孤児院の先生もいい人だし、ローラとも出会えたし。それに皮肉だけど、闇の試練のおかげでたくさんの仲間もできたしね」


ヒカリ「……」


クロエ「そうね、年越しは孤児院に帰るのもいいかもね」

クロエ「……もう、そんな暗い顔しないの。ヒカリは帰省するの?」


ヒカリ「あ、う、うん。ボクは実家に帰るよ」


クロエ「そう。ならちゃんと家族に感謝を伝えるのよ」ニコッ


ヒカリ「……うん、そうするよ」


クロエ「さ、勉強勉強。冬休みの前にテストよ」カリカリ


ヒカリ「うん」カリカリ…


ーーーーー

ーーー

38 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 00:36:53.48 ID:Xe4KVOFho
楓と嵐の部屋ーー


クロエ「初めて二人の部屋に来たけど同室だったのね」


嵐「楓は体調のこともあるから、さすがに知らない人とは同室にできないよ」


楓「全く面倒くさい体質の人もいたもんですな」


嵐「お前のことだよ」ペシッ


楓「あははっ。まあ茶番はこの程度にしといて、何か用?」


クロエ「……ちょっと聞きにくいことだから、無理なら話さなくていいわ」


楓「もったいぶるねー。なになに?」


クロエ「昔死にかけた……って。その時の話を聞きたいの」


楓「おおう……」


嵐「聞いてどうするんだ?」


クロエ「トラウマになってるようなら、解決したい。もしかしたら緊急の時の手助けになれるかもしれないし……」


楓「んー……ま、いいよ。クロエになら」


嵐「いいのか!? だって……」


楓「いいよいいよ。ドラゴンのこと黙ってるような人だし……大丈夫」

楓「ただこれは晶も一緒に聞いてほしいかな」


ーーーーー
39 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 00:37:36.73 ID:Xe4KVOFho
クロエ「連れてきたわ」


晶「大事な話があるって……」


楓「おー、なんか緊張するね」


嵐「ほ、ほんとにいいのか……?」


楓「クロエも晶も人種差別するような人じゃないでしょ」


クロエ「人種……」


晶「差別?」


楓「あたしねー……」グイッ

楓「吸血鬼なんだ。ほらこれ牙。力入れると出てくるの」イーッ


クロエ晶「ええっ!?」


晶「うわっ、まじだ……ちゃんと牙だな……」マジマジ


クロエ「ほえー……綺麗な歯並びしてるわね……」


楓「吸血鬼が吸血するには歯が命だからね」

楓「なんて言うけど、あたし吸血はしないんだなー」


クロエ「でも吸血鬼って……」


楓「遠いとおーい先祖が吸血鬼なの。あたしに残ってるのはこの見た目だけの牙と、日光に弱いって厄介な体質くらい」


晶「それが……大事な話?」


楓「いや、こっからこっから」

楓「吸血鬼ってね、強い人だけが残るようになってるんだ。吸血鬼にだけかかる病気があって、それを乗り越えられれば強い吸血鬼って認められるの」

楓「あたしはそこまで強くない上に、そもそも体が弱くてさ。その病気にかかったときも他の病気併発してて……」


嵐「……それで、楓は死にかけたんだ」


楓「なんかね、分かるんだよ。指先からどんどん冷えてって「あ、これ死ぬな」って。怖かったなー」
40 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 00:38:07.36 ID:Xe4KVOFho
晶「そ、そんときはどうやって助かったんだ?」


嵐「必死に親が魔法かけたり薬飲ませたり……」


楓「嵐は添い寝してくれたよね」


嵐「そ、それ関係あるか!?///」


楓「いやー、死の淵で感じる体温ってすごいよ。気持ちいいのなんのって」


クロエ「つまり……楓は吸血鬼の末裔で、その体質のせいで死にかけた……と」


楓「そそ。それで面白いのが、自分が死ぬかもっていうのを探知できるようになったんだよ」


晶「物騒だな……」


楓「有名な魔法使いは占いで死の運命が分かるって言うじゃん? それみたいなもんかな」

楓「ただまあスマートではないんだよね。危ない場所とか物が近づくと、体が勝手に反応するんだ。「危ないぞー」って感じで」


クロエ「それめちゃくちゃ凄いじゃない。死を事前に知るってほんの一握りの魔法使いにしかできない芸当よ」


楓「だからスマートじゃないんだって。体がガタガタって震えて、魔法も撃てなくなるんだから」

楓「ちなみにあの晩凄かったよー」


クロエ「あの晩?」


晶「あれじゃないか? 文化祭の晩の……」


嵐「ああ、その日だな」


楓「もう全身震えて、冷や汗も凄かったんだから」


晶「……そうか。話してくれてありがとうな」


楓「えへへ。んでクロエ、これ聞いてどうするのさ」
41 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 00:38:38.13 ID:Xe4KVOFho
クロエ「そうね……」ウーム

クロエ(絶対に死ぬことはないって口で言うのは簡単だけど、それじゃ多分意味はないし……)


晶「…………」


楓「ま、簡単な問題じゃないってのは自分でも分かってるからさ。クロエの闇の試練とやらの対策練るのがいいよ」

楓「うーん……しかし聞いてもらえてスッキリしたな」


クロエ「ちなみに吸血鬼って知ってるのは……」


楓「ここにいる三人と、先生達には話が通ってる。「うちの教師は人種差別なんかしない」って樹校長が親を説得してね」


クロエ「そうなのね」


嵐「じゃ、これからは晶も楓のこと頼むな。俺も常に楓のこと気にかけてられる訳じゃないから、チームメイトとして見てやってくれ」


晶「お、おう! 任せとけ!」


クロエ(しかし楓もいい友達に恵まれてるわね。嵐も晶もすごく気にかけてくれて……)


ーーーーー

ーーー

42 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 00:39:13.13 ID:Xe4KVOFho
研究所ーー


クロエ「……ふう」


ローラ「……」


クロエ(今週最後の大仕事、かしら)チラッ

クロエ「さ、行くわよ」


ローラ「……うん」ギュッ


ぎいいいいぃぃ……


クロエ「研究員さーん、いるー?」テクテク


おわーっ!? あ、逃げたっ!!


クロエ「……」


大型獣「ヌオオオオ!」ドドドド


研究員「ぬおおお……!」ドドドド

研究員「って玄関開いてる!? 閉めて閉めて!」


クロエ「え!? ええ!」バタン!


ローラ「すぅ……」


大型獣「ヌオオオオオオッ!」


ローラ「落ち着いて! 大丈夫だから!」バッ


大型獣「ヌオッ!?」ビクッ


ローラ「フロウヌーだね。風を感じて外に出たくなっちゃったんだ」ナデナデ


フロウヌー「ヌオオ……」ブルルッ


ローラ「タイミング悪かったかな……」


研究員「た、助かったっす! さっきから走り回ってて……」


ローラ「さっきからってことは……怒らせちゃったんだ?」


研究員「……っす」


ローラ「もう……。大丈夫、この人怖い人じゃないからね」ナデナデ


フロウヌー「ヌオオオオ」スリスリ


ーーーーー
43 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 00:39:50.74 ID:Xe4KVOFho
研究員「それで、今日はどうしたっすか?」


ローラ「……これ」


研究員「おー、バジリスクの卵っすね」


ローラ「……どうするか決めたの」


研究員「……聞かせてもらうっす」


バジリスクの卵をどうするか
多数決↓〜
バジリスクを「育てる」
野生に「返す」
卵のまま元の場所に「戻す」

どれか3票集まるまで投票
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 00:45:58.18 ID:8puDBly70
育てる
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 00:54:33.50 ID:/x6r2cYBO
育てる

それにしても楓の体質で予想外に重いアプローチが飛んできて驚いた
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 00:56:48.85 ID:cuMRK6DEO
戻せ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/15(金) 01:04:05.87 ID:mcix1XI1o
まあこのスレなら大事にはならんでしょ
育てるで
48 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 06:04:54.34 ID:Xe4KVOFho
ローラ「この子……卵から孵して、育てます」


研究員「……了解っす。じゃあ、この間の解析で分かった封印の説明をしてくっすね」


ーーーーー

ーーー




研究員「とまあこのように、一つ一つの封印は簡単っす。数が多いのと、封印同士が強固に繋がってるから中からは破れないっすけどね」

研究員「このメモに封印の解き方は書いといたっす。その後は……まあ卵を孵すだけならローラお嬢様の方が詳しいっすよね」


ローラ「うん。ありがとう」


クロエ「じゃあ帰りましょうか」


研究員「バジリスクは本当に危険な魔獣っすから、何かあればすぐに呼んでくださいっす」


ローラ「……」コクリ


クロエ「よろしく頼むわ」


ーーーーー

ーーー

49 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 06:05:36.96 ID:Xe4KVOFho
校長室ーー


樹「こ、今度はバジリスク……?」


ローラ「お願いします。育てさせてください」ペコリ


樹「だ、だめよ。さすがにそれはだめ。危険すぎる」


クロエ「ローラなら大丈夫よ」


ラピス「私がちゃんとローラさんや他の方を守りますから」


キンッ


ルク「今回ばかりは私も手助けします」


ローラ「お願いします!」


樹「……ドラゴンと不死鳥って、改めて間近で見ると威厳が凄いわね……」

樹「……分かった。ラピスさん達にお願いされて拒否はできないわ」

樹「ラピスさん、ルクさん。くれぐれも安全第一でお願いしますね」


ラピス「お任せください」


ルク「もちろんですとも」


樹「じゃあ……これ」パサッ

樹「人の来ない空き教室の施錠魔法と解錠魔法の書いてあるスクロールを渡しておくわ」

樹「保護魔法もあとで私がかけておくから、今日の放課後には使えるようになってるはず」


ローラ「あ、ありがとうございます!」


クロエ「それじゃあ封印を解く道具を揃えておきましょうか」


ローラ「うんっ」


ーーーーー

ーーー

50 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 06:06:21.19 ID:Xe4KVOFho
放課後、空き教室ーー


ローラ「……」カリカリ…

ローラ「よし、この魔法陣で……」ボウンッ

ローラ「……うん、成功」

ローラ「次はナナンセの葉を手で砕いて……」クシャクシャッ

ローラ「魔法をかけた水に溶かす……」トロー

ローラ「これを卵にかければ……」ポワー

ローラ「……成功」


ラピス「すごい集中力ですね……」


クロエ「あのローラ久しぶりに見たわ。魔獣のためとなるとああなんだから」


ローラ「……最後」

ローラ「両手で抱えて、逆呪文を唱える……」

ローラ「『ヨセンイウフ』!」カッ!

ローラ「……これでおしまい」


ラピス「お、終わったんですか?」


ローラ「うん。あとはこの部屋の温度と湿度を保って、しっかり見てれば大丈夫」

ローラ「寝床はできた?」


クロエ「バッチリよ」


ローラ「じゃあ卵はここにおいて……っと」ヨイショ

ローラ「……うん、大丈夫そう」


クロエ「封印なしの卵を触った感じはどう?」


ローラ「小声だけどもう声が聴こえたから、多分すぐ孵化すると思うな」


ラピス「緊張しますね……」
51 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 06:08:34.56 ID:Xe4KVOFho
ぴきっ


ルク「!」


ラピス「産まれたらまずどうすれば……」


ローラ「えっとね……」


ぴきぴきっ


ルク「その話は後にしてください」


ローラ「え?」


ルク「……産まれます」


ばきっ!


クロエ「わ、割れた……」


子バジリスク「しゅるる……」ヒョコッ


ローラ「……」ゴクリ

ローラ「……私のこと、分かる?」


子バジリスク「!」ピクン


しゅるしゅる……


ラピスルク「……」ジリ…


子バジリスク「……しゃー」


ローラ「……うん、目を見て」ジッ…


子バジリスク「……?」ジイ…


ローラ「……いい子だね。敵じゃないって分かるんだ」ナデナデ


子バジリスク「しゅるる……♪」


ラピスルク「……ほっ」


ローラ「全然敵対心も感じないし、攻撃性もない。この子は安全だよ」


クロエ「よかったわね、ローラ」


ローラ「うん。この子がひどい目に合わなくてよかった」ナデナデ


子バジリスク「しゅあっ♪」
52 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 06:09:27.70 ID:Xe4KVOFho
ルク「全く……無駄に緊張させないでくださいよ」トコトコ


子バジリスク「しゃーっ!」フシャー


ルク「お、やりますか?」バサアッ


ローラ「ルクさん! まだ赤ちゃんなんですからそういうことしない!」


ルク「威嚇したのそっちですよ!」


ローラ「ごめんね、この鳥さんちょっと怖かったね? 大丈夫、敵じゃないからね」ナデナデ


子バジリスク「しゅー……」


ルク「私はすでに孵さなければよかったと後悔し始めてますよ」


ラピス「まあまあ、気長にいきましょうよ」


ーーーーー


敵対心のないバジリスクが産まれました
封印から孵してくれたローラを好いているようです
53 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 06:09:55.29 ID:Xe4KVOFho
皆の悩み一覧

クロエ  皆を失うのが怖い

ローラ  ???(解決)
ヒカリ  魅了魔法のせいで自信が持てなくなった(解決)
レナ   ???
凜華   水津真凛の娘として見られたくない(解決)
モミジ  高い所が苦手(克服中)
ティア  話すのが苦手(解決)
アルシェ ティアがいなくなるのが嫌だ(解決)
ナミネ  恋愛をしてみたい(進行中)
楓    吸血鬼の体質で死にかけた
嵐    楓を失いかけた
晶    ケンカで守るべき人を傷付けた
デン   ???
イオ   魔法で人を傷つけた(解決)
54 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 06:10:33.13 ID:Xe4KVOFho
現在の目標
・皆の悩みを解決する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
同時に子バジリスクの名前も募集します
名前はコンマが高いものを採用します

12月第3週
16/16回目の行動です
16回目の行動終了後、期末試験になります
期末試験終了後、冬休みに入ります
55 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 06:12:00.66 ID:Xe4KVOFho
12月第3週ではなく
12月第4週でした
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 06:44:50.97 ID:Zo1041ZnO
ティアとのキスを思い出して部屋で悶々としていたアルシェ、ちょうどルームメイトがいなかったのもあって初めて致す(知識等は無かったが本能的に出来た)
なおちょうど同時刻、偶然ローラが外出していたティアも自室で……
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/15(金) 06:46:17.97 ID:mcix1XI1o
うーん、レナ・デン関連が完全にわからん
ひょっとすると何かイベントが起こって進展する感じなのかもしれないし個人的には静観を選びたいかな

イベントはまたモミジの恐怖癖克服訓練に付き合うで

ところでバジリスクって女の子?
性別どっちかにもよって名前変わってくるなって思って
女の子だったらバジリスクの一部をもじって「リズ」とかどうでしょ
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/15(金) 06:55:51.52 ID:O3j6fW4iO
安全そうなので新しい友達としてエアロ達や同チームのレナとヒカリにバジリスクを紹介
また融合可能か及びどんな能力が使えるようになるかの確認や『バジリスク』だと物々しいのでみんなで名前を考えたりする
59 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 06:56:23.76 ID:Xe4KVOFho
魔獣は男の子でも構わないと思ったのですが、エミールやら研究員やら魔獣を人化させかねないキャラもいるので、魔獣もみんな女の子ということにしておきます
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 07:14:40.95 ID:FO8/Aa4P0
名前クリバ
生まれたばかりのクリバに対して何とか今の暮らしに慣れさせるために安全を確保したうえで他の魔獣や友人を紹介したり、色々な食べ物や絵本、おもちゃを見せたりして好き嫌いについて調べるローラ
その様子を見てまるで子育てに頑張るお母さんと感じたクロエはちょっとローラに甘えてみたいと思う
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 07:45:24.52 ID:ltZAR/PVO
リリィ先生と会話が弾むナミネ。
恋愛に関係しているのかは分からないが、リリィ先生相手だと何やら安らぎを感じることに気付く。

なお何かを察知した百合江がひっそり覗いていたとか……
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 09:45:06.45 ID:8puDBly70
名前だけ投げとこう

ティール
63 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 23:20:25.24 ID:Xe4KVOFho
中庭ーー


クロエ「おー、パーティーの準備してるわねー」フワフワ


凜華「設営も力入ってるね」フワフワ


モミジ「し、したっ、見れな……っ!」


リリィ「大丈夫ですよー、リラックスしてー」ホワア


クロエ「ちょっとずつ高さは出てきてるのよね」


モミジ「う……うん……でもやっぱり怖いかな……」フラフラ


リリィ「焦りは禁物ですよー」


クロエ(着実に飛べるようにはなってる……。けど、もうひと押しね)

クロエ(凜華が言ってたように飛ぶことを楽しめるようになるか、高いところが怖くないって思えればあるいは……かしら?)


ーーーーー

ーーー

64 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 23:22:14.98 ID:Xe4KVOFho
空き教室ーー


クロエ「お、元気ね」


レナ「あれがバジリスク……」


ヒカリ「小さくて可愛いね」


子バジリスク「しゅるる……?」


ローラ「今日はみんなのこと紹介するからね」


キキキキキンッ


ローラ「大丈夫。怖くないよ」


子バジリスク「しゃー……」スルスル


ユーニ「ぶるる……」


すりすり


子バジリスク「……しゅあぁ♪」


エアロ「かううー」パタパタ


きゅーちゃん「こぅんっ」モフモフ


ミトラ「わうっ」テコテコ


子バジリスク「しゃーっ♪」


ルク「……」ソオ…ッ


子バジリスク「……」ジ…ッ

子バジリスク「しゃあっ♪」スルスル


ルク「……くるるっ」


ローラ(ルクさん喉なってる。気に入られて嬉しいんだ)ニコニコ


クロエ「そういえばこの子の名前とか決めたの?」


ローラ「まだ決めてないよ。どうしよっかな……」


ヒカリ「ボク達も考えていいかな」


ローラ「うん」


クロエ「ティールとかどうかしら」


ヒカリ「クリバとか……」


レナ「……リズ」


ローラ「リズ! 可愛い!」
65 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 23:24:27.17 ID:Xe4KVOFho
子バジリスク「しゅるる?」


ローラ「あなたの名前だよ。リズ……どうかな?」


子バジリスク「しゅあっ!」コクンッ


ローラ「気に入ってくれたみたい……よかった」


子バジリスク→リズ「しゅるる♪」スリスリ


レナ「わっ、何よ?」


ローラ「『素敵な名前をありがとう』って」


レナ「そ、そう……///」

レナ「あ、そ、そーだわ、この子ともシンクロってできるの?」


クロエ(話の切り替えが下手くそすぎる)


ローラ「できるけど……まだしない方がいいかな。産まれて間もないし、慣れないことしたら疲れちゃうかも」


レナ「そう……」


ローラ「まだ成長途中だもんね。毒も葉っぱとか柔らかいものしか溶かせないレベルだし……」

ローラ「睨まれると死んじゃうって聞いたけど、そんなこともない」ナデナデ


リズ「しゅるる〜♪」スリスリ


ローラ「よしよし」ナデナデ


ミトラ「……」ジー


ローラ「ミトラも撫でてほしいの?」ナデナデ


ミトラ「わぅんっ」スリスリ


きゅーちゃん「こんっ!」


エアロ「かうー!」


ローラ「わー、待って待って! 手は二つしかないよー!」


クロエ「モテモテねえ」


レナ「すごい求心力だわ……」


ーーーーー

ーーー

66 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 23:25:47.97 ID:Xe4KVOFho
また別の日ーー


ローラ「今日は人に慣れてもらうね」


リズ「しゅるっ」


ローラ「みんな、入ってきていいよ」


ぞろぞろ……


ティア「おお……」


ナミネ「さすがにバジリスクは子供でもそこそこの大きさですね……」


楓「ヘビだー」


凜華(可愛い……目くりくりしてる……)


リズ「しゅるる♪」


晶「おお、人懐っこいやつだな」


ローラ「あとはおやつ」ドサッ

ローラ「好きな食べ物も調べたいから、いろいろあげてくれるかな?」


レナ「じゃあこれ……」スッ


リズ「……」チロチロッ

リズ「かぷっ」


レナ「……美味しい?」


リズ「しゅあ〜」


ローラ「食べた……」メモメモ


嵐「俺はこれやるよ。甘いぞー」スッ


リズ「……」チロチロッ

リズ「……」プイッ


嵐「……だめか」


ローラ「ふむふむ……」メモメモ


ーーーーー

ーーー

67 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 23:27:09.06 ID:Xe4KVOFho
ローラ「おもちゃとかいるかな……」


リズ「しゅるる……」スルスル


ローラ「あ……うーん、私に巻き付かれても、常に一緒にはいられないし……」ナデナデ


リズ「しゅるっ」


クロエ(……なんか母親みたいね)


ローラ「みんな、今日はありがとう。おかげでいろいろ分かったし、ちゃんと飼育できそう」


ナミネ「それはよかったです。では私達はこれで失礼しますね」


リズ「しゅる〜……」


ローラ「あ、『またね〜』って言ってる」


モミジ「ま、またね」バイバイ


バタン……


クロエ「今後はどうするの?」


ローラ「んー……バジリスクは成長が早いけど、それでも何ヶ月かはこのお部屋でゆっくりさせてあげたいかな」

ローラ「怖い思いもしてほしくないしね」ナデナデ


クロエ「しっかり者が拾ってくれてよかったわね」ナデナデ


リズ「しゅあっ!」


クロエ「……ね、ねえローラ?」


ローラ「?」


クロエ「私のことも撫でてほしいなー……なんて」


ローラ「ど、どうしたのクロエちゃん」


クロエ「リズが気持ち良さそうにしてるの見てたら私も撫でてもらいたくなって……」


ローラ「……ふふ」

ローラ「クロエちゃん可愛い」ナデナデ


クロエ「……///」


ーーーーー

ーーー

68 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 23:27:40.86 ID:Xe4KVOFho
廊下ーー


ナミネ「……あ」


リリィ「あら、ナミネさん。こんにちは」


ナミネ「こんにちはリリィ先生」


リリィ「最近はどうですか? 気になる方とか……」


ナミネ「そ、それはまだです」

ナミネ「……リリィ先生って結構恋バナ好きなんですね」


リリィ「そうではありません。真面目なナミネさんが今何を感じてるのか興味があるんです」


ナミネ「それはそれで恥ずかしいですっ」


リリィ「ふふ、冗談です。悩める生徒の手助けがしたいだけですよ」


ナミネ「もう……」ムウ


リリィ「それで、実際のところはどうですか? 進展とか……」


ナミネ「ありません。最近はテストに向けて勉強中ですから」


リリィ「さすがナミネさんです。テスト頑張ってくださいね」


ナミネ「はいっ」

ナミネ(……最近はリリィ先生と話してるときが一番心が安らぎますね。先生の魔法もあるんでしょうが、ティアさん達のことを考えてドギマギせずに済んでます)


リリィ「どうかしましたか? ま、まさか顔に何かついてますか?」ペタペタ


ナミネ「ああいえ、なんでもありません。では勉強しに部屋に戻りますので、失礼しますね」ペコリ


ーーーーー

ーーー




百合江(本能に従って来てみれば……校内でも有名な癒やしコンビではありませんの)

百合江「しかし……」フム

百合江(教師と生徒の恋愛……萌えますわね。ナミリリ、今後の動向に注目ですわ)
69 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 23:28:07.89 ID:Xe4KVOFho
アルシェの部屋ーー


アルシェ(ティア……)モンモン

アルシェ(ティアの唇ってなんであんなに柔らかいんだろ……)

アルシェ(キスしてもしたりなくなる……)

アルシェ「ティア……」

アルシェ(……体があつい……)


もぞ……


アルシェ「んっ」ピクン

アルシェ(な、なにいまの……)

アルシェ(こう……)モゾッ

アルシェ「ふぁ……っ!」ピクンッ

アルシェ(お、おまたのとこ擦れたら気持ちいい……?)


こすこすっ


アルシェ「あっ、あっ……」ピクッ

アルシェ(こ、こわい……けど、きもちいい……)

アルシェ「て、てぃあ……!」ビクッ

アルシェ(ティア、ティア好きっ、大好きっ)キュウウウッ

アルシェ「ーーーーっ!!」ビクンッ!

アルシェ「っ、はぁ、はぁ……っ」

アルシェ(な、なに、いまの……ふわふわって……)


ぽふん


アルシェ「つ、つかれた……」ハアハア

アルシェ(このまま少しお昼寝……)ウト…


ーーーーー

ーーー

70 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 23:28:39.71 ID:Xe4KVOFho
ローラとティアの部屋ーー


ティア(ローラさん中々戻ってきませんね……バジリスクのお世話はやはり大変なんですかね)

ティア(……アルシェは今何してるんでしょうか……)

ティア「……はっ」

ティア(何もしてないときに顔が浮かぶなんて、私がアルシェのこと大好きみたいじゃないですかっ///)

ティア(もー……)

ティア(まだローラさん帰ってきません……よね?)チラッ


くにくに


ティア「はっ……あ……っ」

ティア(アルシェが悪いんですからね。さっきまで一緒にいたのに、空き教室から出るなり自分の部屋に行って……!)


こすこす


ティア「んっ、く……あっ」ピクッ

ティア「アルシェ、アルシェ……」キュウウ…


くちゅくちゅくちゅ


ティア「あっあっあっ……き、きちゃう……っ!」

ティア「ん、んぅう……っっ!!」ビクンッ!

ティア「……はぁ、はぁ……」ネト…

ティア(やってしまいました……)イソイソ

ティア(それもこれもアルシェのせいなんですからね……)


ーーーーー

ーーー

71 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 23:29:31.01 ID:Xe4KVOFho
テストの日ーー


先生「クリスマスの前に、生徒の皆さんにはテストですよー」

先生「もちろん赤点は補習になりますからね」

先生「はい、では前から配っていきます」


クロエ(しっかり勉強したつもりだけど、今回はどうかしら……)


先生「では、テスト開始です!」


クロエの座学平均点↓コンマ
クロエの実技平均点↓↓コンマ
>>22>>36->>37によりコンマ+20のボーナス
また1学期満点のため、最低値50保証(ボーナス含め最低点は70になります)
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 23:30:10.71 ID:l4TCq+2xO
てい
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 23:30:37.92 ID:3R8StawB0
74 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/15(金) 23:43:59.63 ID:Xe4KVOFho
テスト返却日ーー


先生「では出席番号順で取りに来てください」


クロエ(……全部平均で90点ってとこね。前よりは下がったけど、まあ悪くないでしょう)


先生「結果……赤点はいませんでした!」

先生「明日は終業式、そしてそのまま冬休みになりますから、帰省の予定がある方は早い内に荷物をまとめておくといいですよ」

先生「……その前にクリスマス、ですね?」


わああああっ!


先生「はいはい、落ち着いてください。19時から食堂でパーティーをしますから、予定のない人は来るように」


はーい!!


現在の目標
・クリスマスパーティーを楽しむ

安価↓〜↓5自由行動安価
クリスマスパーティーでの行動を指定してください
(ウィンナナは書くと思いますが、時間がかかるかもしれません)
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 23:49:47.19 ID:LSbcfC47O
パーティー会場で何人もの女子に囲まれるヒカリ
その光景を見て何故か少し嫉妬していると、囲まれ過ぎて堪らなくなったヒカリに頼まれ一緒に一時的に会場から退出
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/15(金) 23:53:30.54 ID:3R8StawB0
どういうわけか飲み物にお酒が混じってたようであり、酔っぱらって普段より積極的になりスキンシップ多めのローラと過ごす(これはこれで悪くないと思うクロエ)
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/16(土) 00:06:56.83 ID:mQ7dQE1+O
ゆっくり気長にウィンナナ楽しみにしてます

会場付近で酷く動揺しながら必死に何かを探し回っているレナを発見
どうやら例の写真が入った生徒手帳を落としてしまったらしいので事情を知っているローラ&ヒカリと共に一緒に探す
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 00:08:07.98 ID:Xo89th4bO
普段は見られない抑圧された思いを爆発させようとパーティー参加者達に酒を盛る百合江
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 02:33:46.61 ID:KVWyW7oQO
クリスマスパーティーの目玉、プレゼント交換会が開かれ各自に様々なプレゼントが行き渡る
80 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 09:44:20.69 ID:LeDkglz4o
食堂ーー


ざわざわ ざわざわ


「えー今年もたくさんの生徒にお集まりいただき……なんて堅苦しい挨拶はなし! クリスマスパーティーの開催だー!」


いえええええい!


「さー早速やっていこう! お待ちかね! プレゼントこうかーん!」


わああああっ!


「ルールは至ってシンプル。全員がクリスマスパーティー用のプレゼントを提出し、それを目隠ししたまま交換魔法で交換するだけ! 何が来るかは分からない! だから面白い!」

「さあやってみよう! 手にプレゼントを持って、目隠しをして……」

「チェンジターイム!」


チェンジ! チェーンジ!


ぽんっ ぽぽんっ


クロエ(私のプレゼントはブラックチョコのケーキ。誰にいくかしら……)ワクワク

クロエ「交換魔法【チェンジ】!」ポンッ

クロエ(きたっ!)


「全員交換できたかな? さあ目隠しを外して見てみよう!」


本だー  こっちはお菓子の詰め合わせ!
  わ、可愛いシュシュ  マジックアイテム!やった!


クロエ「……っ」バッ


安価↓
クロエが手に入れた物
ただのお菓子等でも構いません
道具テンプレート↓
【道具の名称】
【見た目】
【効果】
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 10:26:27.20 ID:InRZyDpE0
【道具の名称】超速箒
【見た目】赤くて全体的に角張った箒
【効果】通常の三倍の速さで飛べる、代わりに通常の十倍くらい制御が難しい
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 10:44:17.75 ID:KVWyW7oQO
なんかセットで仮面付いてきそう
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 11:57:49.64 ID:InRZyDpE0
仮面やヘルメットは別売りです、ノースリーブとサングラスで代用して下さい
84 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 17:47:09.43 ID:WNZWC2CXo
クロエ「ほ、箒……?」


「あ、それ当たった? 箒屋でセールしてたんだけどさ、それ使うと3倍の速さで飛べるらしいよ」


クロエ「へえ……そんな凄いもの貰っていいの?」


「代わりに10倍制御が難しいんだってさ。変わり種で作ってみたら売れなかったんだって」


クロエ「……貰っとくわ」


「楽しんでー」


ーーーーー

ーーー

85 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 17:47:49.31 ID:WNZWC2CXo
「ど、度胸試しほんとにやんの……?」


「やるよ! 乗り越えてこそ女だもん! このお酒を、先生にバレずにドリンクボウルに注ぐ……この綱渡り、やってみせる!」


百合江「もし、そこの方」


「ひっ」


百合江「その度胸試し、わたくしにやらせてくださいませ」


「え、ほ、本気?」


百合江「先生にバレずにドリンクボウルにお酒を混ぜる……なんてスリリングでしょうか」


「い、いいよ。やってみな」


百合江「お預かりしますわ」ニヤリ

百合江(そしてこの読みが正しければお酒の力で……)ツツー

百合江「おっと鼻血が……」フキフキ


それは神業であった。
監視の先生の視線が動いたほんの一瞬。
時間にしてコンマ数秒。
その刹那に懐からお酒を取り出し蓋を開け、中身をすべてボウルに注ぎきったのだ。
執念の勝利の瞬間であった。
86 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 17:48:16.71 ID:WNZWC2CXo
クロエ「……なんか雰囲気変わってきたわね……リリウムのクリスマスパーティーってこういうものなのかしら?」


「ヒカリくんこっち来てえ」

「こっちー」


ヒカリ「あ、あはは……」


「あ、なんかいい匂いする……」

「ちょ、ヒカリスメルはズルい!」


クロエ(む……)

クロエ(ヒカリ困ってるじゃないの。ヒカリはああいうの苦手なのに……)


ヒカリ「あ、く、クロエ!」パタパタ


クロエ「……限界?」


ヒカリ「な、なんか皆お酒臭いし……限界。お願い、外に出よう!」


クロエ「はいはい。こっち……」ドムッ

クロエ「な、なによ? 誰かぶつかってきた……?」


ローラ「んふふー」ギュー


クロエ「ローラ? ってお酒くさっ!」


ローラ「クロエちゃんはー、わたしといるのー」ムギュ


クロエ「……こういうローラも悪くないわね」


ヒカリ「……クロエ」ジト


クロエ「そ、外に出ましょうか。ほら、ローラも歩いて」


ローラ「はーい」ギュッ


ーーーーー

ーーー

87 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 17:48:45.36 ID:WNZWC2CXo
食堂の外ーー


レナ「……」オロオロ


クロエ「レナ?」


レナ「あ、クロエ……」


クロエ「どうかしたの? いつになくうろたえてるじゃない」


レナ「生徒手帳落としちゃって……探してるの」


クロエ「そういうこと。この辺にあるの?」


レナ「多分。さっきまではあったからこの辺りに……」


ヒカリ「じゃ、探さないとね」


レナ「いいの? パーティーは……」


クロエ「抜け出してきたところよ。ローラの酔いを醒ますのにもちょうどいいわ」


ローラ「うーん……さがすよぉ……」


クロエ(まだ酔ってるのに探そうとしてる……)クスッ


レナ「三人とも……ありがとう」


ーーーーー

ーーー

88 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 17:49:15.81 ID:WNZWC2CXo
ヒカリ「ないね……」


レナ「どこいったのかしら……」


クロエ「もう誰か拾って先生に届けてたりして」


レナ「それならいいけど……」


「あの……」


レナ「?」


デン「こ、これ……落ちてたよ」ハイ


レナ「あら、ありがとう。デンが拾ってくれたのね」


デン「そ、そのさ……誰のか調べるために中見ちゃったんだけど……」

デン「その写真の人……私も知ってる人? 見覚えあるような……」


レナ「……っ」ギリッ


クロエ「……レナ?」


レナ「これは“中学の時のあなた”よ! デン!」


デン「えっ」ビクッ


ヒカリ「えっ?」


ローラ「ええーっ!?」


クロエ「び、びっくりした……。酔いは醒めたのね」


ローラ「そんなこと言ってる場合じゃないよ! だってあの写真……」


クロエ「私その写真とやらを見たことがないのよね……見てもいい?」


レナ「……はい」


クロエ「……えっ!?」


ローラ「だよね! そうなるよね!」
89 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 17:49:51.03 ID:WNZWC2CXo
クロエ「すっごい美少女じゃない!」


レナ「……」


デン「いや……えっと……」

デン「覚えてない……」


レナ「またそれ!? 中学の時の話してもいつもそうじゃない!」


デン「お、覚えてないんだもん」


クロエ「ちょっと、落ち着きなさいよレナ」


レナ「落ち着いてなんかいられるわけないでしょ!」

レナ「私、あの時のデンに憧れてたのに!!」


デン「わたし……に?」


クロエ「憧れてた……?」


ヒカリ「つ、次から次にすごい情報が出てくるね……」


レナ「なのに当の本人は覚えてないって言うし、いつの間にか卑屈になってるし……!」


デン「……わ、分かった」


レナ「何が分かったのよ!」


デン「全部話す……から」

デン「……三人も来て」


ーーーーー

ーーー

90 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 17:50:52.72 ID:WNZWC2CXo
空き教室ーー


クロエ「廊下じゃだめだったの?」


デン「人に聞かれたくないから……」


レナ「いいから話しなさいよ。理由によっては怒るわよ」


デン「既に怒って……」


レナ「なに?」


デン「ナンデモナイデス」


レナ「ほら、話して」


デン「う、うん……。信じてもらえないと思うけど……」

デン「私、この一年をずっとループしてるんだ」


レナ「……どういうこと?」


デン「そ、そのままの意味。4月1日から次の年の3月31日までをループしてるの」


クロエ「ちょっと待って……スケールが大きすぎて……」


デン「ま、待たない。冗談だって思われたくない」

デン「……ヘビが襲いに来るって言ったのも何回も経験してるからだし、中学の時のことを覚えてないのはループしすぎたから」

デン「す、筋は通ってるでしょ?」


ヒカリ「通ってる……けど……」


ローラ「信じられないよ……」


デン「い、いいよ。そんな気はしてたし……」


クロエ「……3月31日?」


デン「そ、そう」


クロエ「最後の闇の試練も多分その日……よね。何か知ってることはないの?」


デン「……知ってるよ、もちろん」

デン「……まず、襲ってくるのは鬼みたいなやつ。大きさはこの間のドクロと同じくらいで、両腕がいやに長い。手も使って四足歩行みたいに動く。額からは大きい角が生えてて……それくらいしか鬼っぽいところってないんだけど、あとは背中にもとげとげした角みたいな突起がある」

デン「基本的にその鬼は撃退できるけど、鬼は空に吸い込まれて今度はその空が攻撃してくる。とにかくめちゃくちゃに……」


クロエ「……」
91 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 17:51:48.45 ID:WNZWC2CXo
クロエ「分かった。信じるわ」


レナ「クロエ!?」


クロエ「私はデンには闇の試練の話はしてない。それでもあの本と同じことを言ってる。……いや、それ以上に詳しいかもしれない」

クロエ「もっと詳しく教えてくれない?」


デン「……ご、ごめん。それは無理かも……」


レナ「や、やっぱり嘘なんじゃない」


デン「ち、違う」

デン「……死んじゃうんだ」


レナ「……は?」


デン「闇の攻撃のせいで、絶対に私は死ぬんだ! 何度も何度も何度も何度も繰り返して繰り返して……! もうやだよ! 死にたくないよ!!」


レナ「デン……」


デン「ハーッ、ハーッ……!」

デン「……ごめん、取り乱した……」


クロエ「死んで……4月1日に戻るってこと?」


デン「……っ」コクッ


レナ「聞いていい? 性格が変わったのはなんで?」


デン「……もうあまり覚えてないけど、最初は私も立ち向かおうとした。相手が何者でも倒しきる自信があったし、実力だってあった」


レナ「そうよ、あなたは私が知る最高の魔法使いだもの。そう簡単にやられないわ」


デン「……だめなんだ。私が何をやっても……」

デン「最初の何回かはよかったよ。今度は倒せるはずだ、生き残れるはずだって考えてた。でも、そのたびに希望は打ち砕かれて……」

デン「気づいたらこう」


レナ「……」


デン「どうせ死ぬし、何やってもだめだし、ならもういいかって。私の魔法は闇の魔物とやらも倒せない貧弱な魔法なんだって。そう思い始めたら止まらなくなっちゃった」
92 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 17:52:28.20 ID:WNZWC2CXo
レナ「……分かった。私も信じる」

レナ「今のデンが嘘ついてるようには見えなかったしね」


デン「……信じてくれてありがとう」


レナ「ただ納得いかないのが容姿なのよね。写真と全然違うじゃない」


デン「最近は死ぬ間際まで耐えようとしててさ、だから肉体変化かけたまま死に戻りしてるんだ。そしたら前の顔とか分からなくなっちゃって……」


レナ「ふーん……」

レナ「ならこの写真の通りにしない? 一応卒業する少し前の写真だから、リリウムに入学したときと顔は変わらないはず」


デン「えっ……と……」


レナ「ね?」


デン「そんなに言うなら……」


デンの容姿が変わります
安価↓
【容姿】
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 18:18:40.43 ID:SXmDv4JQO
【容姿】
基本的なポイント(低身長・Cカップ・起伏あり)は変わらず
髪は明るい紫色のロングストレートで目はパッチリとした碧色
中学時代のものをそのままトレースしたためか現在よりも自信や活力に満ちた顔つきになった
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 19:16:16.85 ID:InRZyDpE0
(アカン)
95 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 19:47:24.12 ID:WNZWC2CXo
デン「どう……かな」


クロエローラヒカリ「おー……」


レナ「ま、まあいいんじゃない」


デン「確かにいつもより馴染む感じ……」


クロエ「元の自分の姿なんだし当然かもね」


デン「じゃ、じゃあそろそろ行ってもいいかな……? 生徒手帳は渡したし、いいよね」


クロエ「ええ。これからいろいろよろしくね。闇の試練のこととか聞きに行くかも」


デン「て、手伝えることなら……」


ーーーーー

ーーー




デンの悩みが判明しました
96 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 19:48:02.42 ID:WNZWC2CXo
翌日ーー


クロエ「さてと……用意しないとね」


ヒカリ「その……孤児院は遠いの?」


クロエ「そうでもないわ。ただまあ数日はいるつもりだから、準備だけはしとかないとね」

クロエ「そっちはどうなの?」


ヒカリ「同じ感じ。年越しは家かな」


クロエ「そう。じゃあ……よいお年を、かしら」


ヒカリ「うん、よいお年を」


現在の目標
・冬休みを楽しむ

安価↓〜↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください
冬休みは15日あります

1/5回目の行動です
2回目の行動終了後に年越しとなります
97 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 19:48:37.64 ID:WNZWC2CXo
皆の悩み一覧

クロエ  皆を失うのが怖い

ローラ  ???(解決)
ヒカリ  魅了魔法のせいで自信が持てなくなった(解決)
レナ   ???
凜華   水津真凛の娘として見られたくない(解決)
モミジ  高い所が苦手(克服中)
ティア  話すのが苦手(解決)
アルシェ ティアがいなくなるのが嫌だ(解決)
ナミネ  恋愛をしてみたい(進行中)
楓    吸血鬼の体質で死にかけた
嵐    楓を失いかけた
晶    ケンカで守るべき人を傷付けた
デン   死にたくない
イオ   魔法で人を傷つけた(解決)
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 19:55:04.01 ID:TfjFgslcO
2回目終了時に年越しってことは、それまでは学園内扱いですか?
安価下
99 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/16(土) 20:18:46.15 ID:WNZWC2CXo
校内と出先での安価があった場合、校内の安価を処理→出先に移動、となります
2回目の行動はおそらく孤児院やその周辺での安価のみを採用します

なおリーケのお城と孤児院はそれなりに近い位置関係にあります
ローラのお屋敷(魔獣を保管していた屋敷)とリーケのお城(クロエとローラが出会ったお城)は別の建物です
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 20:25:29.92 ID:TfjFgslcO
つまり2回目はクロエ関連だと孤児院orローラ関連以外は難しい感じですね

ヒカリと一緒に部屋でお互いの帰省準備を手伝う
その後、年納めということで思う存分撫で撫でしてあげる
あとついでに年賀状用にお互いの住所を教えておく
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/16(土) 20:47:14.17 ID:InRZyDpE0
シャア専用箒で事故ってクロエもお空怖い(((´;ω;)))ってなれば同じ悩みを持つモミモミのトラウマ克服が加速するかも
とか妄想してる場合じゃなかった

闇の試練対策強化のために校長凸しよう
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 20:56:44.63 ID:pDPQzHua0
デンと闇の試練について話す。ループ中の情報より本の情報量が多ければデンにとっても希望になるかもしれない
あと、念のためもう一度本にも目を通す。デンのいるときに解読作業していなかったはずなので
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 20:58:06.14 ID:OIiaUDRg0
クリスマス翌日、密やかに朝帰りをするティアとアルシェの二人に遭遇してしまう
いかがわしい想像がクロエの脳裏をよぎるが、それを察してかティアが先制してその想像を否定する
直後アルシェが何かを言おうとするも、ティアに口を塞がれて引きずられていった
実際のところどうだったのかは結局分からず、クロエの頭に(割とどうでも良い)疑問の種が残ってしまうのであった
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 20:59:49.11 ID:pEuZ6ICA0
水晶竜親子やルク等あまりおおっぴらに出来ない魔獣に家に居る間の注意事項を言い聞かせてる完全に魔獣達のお母さんなローラと遭遇
よかったら冬休み中1日ぐらい一緒にお城で過ごさない?と誘われる
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/16(土) 21:47:20.35 ID:cNznnyq8O
明かされた設定重すぎない!?
しかしデンは最後の闇の試練で毎回死んでるって事だけど
それは「闇の試練は毎回失敗している」のか「試練そのものは成功したけどデンは死んだ」世界線もあるという事なのか
後者なら大分楽にはなれそうなんだけどな
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 21:56:28.05 ID:TfjFgslcO
自分の場合は
実は『デン・ハザード』という人間は既に存在せず、現在のデンは変身魔法で『デン・ハザード』の姿と名前を名乗っている別の人間
みたいなのを想像してたらまさかのループ系という感じ
107 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/18(月) 23:50:05.90 ID:pXc/e4kWo
クロエ「デン、今から校長先生のところに行くから付いてきてくれる?」


デン「あ、う、うん」


クロエ「帰省の準備とか大丈夫だったかしら」


デン「わ、私の親は世界中飛び回ってるから、家に帰っても誰もいないし……だから学校に残るよ」


クロエ「そうなの。じゃ、行きましょうか」


校長室ーー


クロエ「ーーというわけで、強力な味方を得たわ」


樹「あなたが……」ジロジロ


デン「……」ビクビク


樹「入学した時の情報と違いすぎて、あの天才デン・ハザードとは思えなかったけど……ひとまず信じるわ」


クロエ「校長先生もデンのこと天才って言うのね……」


樹「ええ。ウィンさんの後釜としてリリウムのマホリオの強さを引き上げてほしいと思ってたくらいよ」


クロエ「ウィンさんレベルなのね……」


デン「いやそんな、私なんかがそんな強い訳ないし、私でウィンさんと同じ強さだったらみんなウィンさんより強いみたいな訳わかんないことになってるよ」


樹「……」


クロエ「やられすぎて自分の魔法に自信が持てないらしいわよ」


樹「全く……見た目は元に戻ってるのに……」

樹「それで、クロエさんが伝えたいのはデンさんのことだけ?」


クロエ「冬休み中は闇の試練は起きないと思うけど、何か対策はできないかと思って相談に来たの」


樹「そうだったのね……」

樹「それじゃああの闇の本は? 何か発見があったり……」


デン「そ、それ知らない……」


クロエ「デンの前では見せたことなかったかしら。これよ。よっ……」キイイ…
108 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/18(月) 23:50:33.61 ID:pXc/e4kWo
私の力を持ってして、闇の力を感知し学習し続ける魔本を創り上げた。

いずれ必要な者の手に渡り、きっと役立ててくれることだろう。



著者 アートルム
109 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/18(月) 23:53:05.33 ID:pXc/e4kWo
クロエ「……なるほどね」パタン

クロエ「この本は、アートルムが創った学習し続ける魔本。だから闇の力に反応して前回の闇の試練のことも書いていた」


樹「アートルム……」


デン「伝説の魔法使い……」


樹「確かに、アートルムならそんな魔本を創ることも不可能ではないんでしょうね」


クロエ「真新しい情報は他にはないわね。とりあえずデンにも内容を共有しとくわ」


ーーーーー

ーーー




デン「……」


クロエ「どう? 何か発見はあった?」


デン「ぜ、全部新発見……かも。今までは私が体験したことしか知らなかったから、悩みを解決することが弱点を突くことになるなんて知らなかったし……」


クロエ「ちなみによ? 今までは一度も闇の試練は解決したことないの?」


デン「どうだろう……いつも闇が晴れる前に私は絶対に死んじゃうから、もしかしたら解決してるのかも」

デン「ただ……今まではそもそもクロエさんが演劇部に所属したこともなかったし、試練のために色んな人が集まってるのも初めてだから……」


クロエ「てことは解決するはずないわね」


デン「前回はドクロが来てたけど、あの時期にあんな強い敵が来るのも初めて。いつもは巨大な黒い狼が来てたし、もう少し簡単に倒せてた……」

デン「今回は確かに今までとは違う……気がする」


クロエ「それが聞ければ十分よ。今回は結果も違うわ」

クロエ「あなたは死なない。そして闇の試練も解決する。それで二年生からは平和に過ごすのよ」


デン「……うん」
110 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/18(月) 23:55:37.95 ID:pXc/e4kWo
樹「対策としては、魔法の練習を怠らないことかしら」

樹「もしくは……その本に書いてある『闇の試練に打ち勝った者』に会いに行く……とか」


クロエ「……確かに、その手もあるわね」


樹「誰のことが書いてるか知らないけど、会いに行く前に私に連絡を入れること。危険な魔法使いじゃないとも限らないからね」


クロエ「分かったわ。それじゃあ部屋で準備してくるわね」


デン「あ、こ、校長先生。私は親が家にいないので寮で年越しします」


樹「了解したわ」

樹「それじゃあクロエさん、よいお年を」


クロエ「ええ、よいお年を」


バタン……


クロエ「誰もいない学校ってちょっと楽しそうね」


デン「そ、そうかな……」


ティアアルシェ「……」トコトコ


クロエ「あら、ティアにアルシェ」


ティア【こんにちは】


クロエ「クリスマスはどうだった? 昨日のうちは帰ってなかったわよね?」

クロエ(もしかして……///)ゴクリ


ティア【何もやましいことはしてません】


クロエ「ほんとに?」


アルシェ「えっちなこ」ガバッ


ティア「あっち行きましょうかアルシェ」ズーリズーリ


クロエ(『えっちなこ』……えっちなこと……かしら///)モヤンモヤン


デン「く、クロエさん? 行かないの?」


クロエ「そ、そうね。早いとこ準備しないと……」

クロエ(き、気になるわ……!///)ドキドキ
111 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/18(月) 23:57:03.20 ID:pXc/e4kWo
自室ーー


クロエ「ヒカリ、これ忘れてる」


ヒカリ「わわ、入れ忘れちゃってた」

ヒカリ「あ、クロエ、これ良かったら持ってってよ。一日遅いけど、クリスマスプレゼント」


クロエ「舞台の映像?」


ヒカリ「何か参考になるかもでしょ? 移動のお供にでも見てみて」


クロエ「ありがたく見させてもらうわ」


ヒカリ「あとは……」


クロエ「駅かどこかで家族用のお土産でも買えばバッチリね」


ヒカリ「そうだね。最近冷え込むし……温まるものにしようかな」


クロエ「それじゃあヒカリ」ポンポン


ヒカリ「? 膝を叩いてどうしたの?」


クロエ「冬休みの間分なでなでしてあげるわ。それともいらない?」


ヒカリ「あ、えと……お願いします」ポフン


クロエ「よしよし」ナデナデ

クロエ「あ、そうだわ」カリカリ…

クロエ「これ、孤児院の住所よ。よかったら年賀状でも送ってちょうだい」


ヒカリ「ん……そうする……」ホニャア…


クロエ「もう、だらしない顔しちゃって」


ヒカリ「クロエのなでなでが気持ちいいせいだよ……」


ーーーーー

ーーー

112 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/18(月) 23:58:06.80 ID:pXc/e4kWo
ローラとティアの部屋ーー


コンコンッ


ティア「はい」ガチャッ


クロエ「ティアいるかしら」


ティア「います。どうぞ」


ローラ「はい、復唱して」


クリアラピスルク「絶対にバレないように行動すること」

クリアラピスルク「美味しそうなものがあっても勝手に食べないこと」

クリアラピスルク「どこかに出かけたい時はちゃんと言うこと」


ローラ「はい、よくできました」ナデナデ


クロエ「……」


ティア「なんでも注意事項の確認だとか」


ヒカリ「お母さんみたいだね」


ローラ「あ、二人とも来てたの?」


クロエ「ええ。ローラ達にあいさつしてから出発しようと思って」


クリア「クロエ、よいお年を!」


クロエ「おー、クリアはいつでも元気ね。よいお年を」ナデナデ


クリア「きゅー♪」


ローラ「ヒカリさんも、よいお年を」


ヒカリ「うん。ローラさんもね」
113 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/18(月) 23:59:18.84 ID:pXc/e4kWo
ローラ「えっと、クロエちゃん……よかったら冬休み中遊びに来て?」

ローラ「向こうの魔物もクロエちゃんに会いたがってと思うから」


クロエ「そうね。久しぶりにそっちに行くのもいいかも」

クロエ「……そうそう、リズはどうするの?」


ローラ「さすがに置いてけないから、我慢させちゃうけど召喚石に入ってもらってる」チャリン


クロエ「そう。じゃあ準備はバッチリなのかしら」


ローラ「うん。今も最後の確認をしてたところだから」


クロエ「じゃあローラと私は同じ方向の列車に乗るから、一緒に行くわね」

クロエ「ローラ、出発できる?」


ローラ「うん、大丈夫」


クロエ「あらためて二人とも、よいお年を」


ティアクロエ「よいお年を」


ーーーーー

ーーー

114 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/18(月) 23:59:45.45 ID:pXc/e4kWo
列車ーー


ガタンゴトン……


クロエ「今のところのみんなの悩みをまとめておきましょうか」


ローラ「うん」


皆の悩み一覧

クロエ  皆を失うのが怖い

ローラ  ???(解決)
ヒカリ  魅了魔法のせいで自信が持てなくなった(解決)
レナ   ???
凜華   水津真凛の娘として見られたくない(解決)
モミジ  高い所が苦手(克服中)
ティア  話すのが苦手(解決)
アルシェ ティアがいなくなるのが嫌だ(解決)
ナミネ  恋愛をしてみたい(進行中)
楓    吸血鬼の体質で死にかけた
嵐    楓を失いかけた
晶    ケンカで守るべき人を傷付けた
デン   死にたくない
イオ   魔法で人を傷つけた(解決)


クロエ「……こんなところかしら」カキカキ
115 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/19(火) 00:00:18.57 ID:aw00b9reo
ローラ「こういうのでもちゃんと自分のこと書けるとこ、好きだな」


クロエ「そ、そう……恥ずかしいけどね」

クロエ「で、聞きたいのは……ローラの魔法も闇の魔獣に効いたってこと。心当たりはあるかしら」


ローラ「もちろん! って言っても大したことじゃないかもだけど……」

ローラ「昔クロエちゃんと出会って、クロエちゃんが『リーケのお嬢様』とか『リーケの娘さん』とか言わなかったから……だからかな」


クロエ「……凛華と似たようなことかしら」


ローラ「似たような……っていうかおんなじかも」

ローラ「リーケって呼ばれるの、好きじゃなかったから」


クロエ「はー……ローラはローラじゃないの」


ローラ「それが嬉しいの。ローラって呼ばれるたびに『ちゃんとローラとして見てくれてるんだ』って思えるから」


クロエ「水津といいリーケといい……名家の娘って大変なのね」


ローラ(その悩みも確かにあった……けど、ほんとは人気者のクロエちゃんが私から離れちゃうんじゃって悩んでた。でも……一緒に過ごすたびにクロエちゃんがみんなのことを大切に思ってるのが分かったから)

ローラ(だから大丈夫。クロエちゃんは私のことをないがしろにしたりしないし、それに、私だってみんなのことが大好きだもん)

ローラ(クロエちゃんがこの先どうなっても、きっとずっと仲良しでいられる。そんな自信がある)

ローラ「……これからもよろしくね、クロエちゃん」


クロエ「え? ええ」

クロエ「そういえばクリスマスが終わったから、サンクスデイなのよね。友達やお世話になってる人に感謝を伝える日」

クロエ「……こほん。いつもありがとうローラ。これからもよろしく」


ローラ「……うんっ」

ローラ(ほら、やっぱりクロエちゃんは優しい)


ガタンゴトン……
116 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/19(火) 00:00:46.08 ID:aw00b9reo
皆の悩み一覧

クロエ  皆を失うのが怖い

ローラ  リーケの娘として見られたくない(解決)
ヒカリ  魅了魔法のせいで自信が持てなくなった(解決)
レナ   ???
凜華   水津真凛の娘として見られたくない(解決)
モミジ  高い所が苦手(克服中)
ティア  話すのが苦手(解決)
アルシェ ティアがいなくなるのが嫌だ(解決)
ナミネ  恋愛をしてみたい(進行中)
楓    吸血鬼の体質で死にかけた
嵐    楓を失いかけた
晶    ケンカで守るべき人を傷付けた
デン   死にたくない
イオ   魔法で人を傷つけた(解決)
117 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/19(火) 00:01:13.21 ID:aw00b9reo
プシュー……


ローラ「んー……っ」ノビー


クロエ「久々に帰ってきたわね……」


ローラ「このあとはまっすぐ孤児院に行くの?」


クロエ「そうね、そのつもり。先生にも会いたいしね」


ローラ「そっか。じゃあここでお別れかな。私はクリア達にこの辺りの案内もしたいから」


クリア「んん……」クシクシ


ラピス「全く……クリアったらずっと寝てたんですよ。ほら起きて」ナデナデ


ローラ「ふふ、目が覚めるような飲み物でも飲みに行きますか」


ラピス「行きます!」


ローラ「じゃあね、クロエちゃん。またね」


クロエ「ええ。また」バイバイ

クロエ(……よし、行きましょう)


孤児院の名前 安価↓
「○○孤児院」でも「○○ハウス」でも構いません
118 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/19(火) 00:05:06.04 ID:aw00b9reo
明日(日付変わったので今日ですが)クロエが「先生」と呼ぶ人物の設定を募集する予定です
設定を考えていただけると嬉しいです
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/19(火) 00:18:17.32 ID:pAHvPLDP0


グレイスフィールド・ハウス はマズいか

マクベス・エクスルードハウス
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 01:31:41.83 ID:APxpvaZSO
そういえば新年といえば初詣だけど、初詣でローラ以外の同級生に遭遇して挨拶とかする展開はありですか?
あとリーケの城以外で孤児院の近くに同級生の家はあるのかどうかとか
121 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/19(火) 08:17:03.03 ID:aw00b9reo
>>120
神社仏閣より教会があるというイメージだったので、初詣のことを考えてませんでした
初詣どうしようか悩み中です

もちろん孤児院から出かけた先で誰かに出会うというのはありです

生徒の実家の位置関係は考えてませんが、洋名の人は割と近場、和名の人は遠い地方に住んでる、くらいの感覚で考えてます(もちろん人によって距離に差はあります)
全員と出会うようなことがなければ、安価で「実は近所に住んでた○○と出会う」みたいに書いてくれても大丈夫です
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 10:09:39.33 ID:MwcxT0ckO
和名組は凜華・楓・晶・嵐・時雨・百合江・くるくま・橘花やね
なんとなくなんだけど楓は吸血鬼の家系&多分家族単位で日光に弱そうだから、僻地とかのいかにもそれっぽい館に住んでてもおかしくなさそう
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/19(火) 12:57:03.89 ID:CrlJnbQA0
カタカナ表記だけどモミジなんかは純和風名な感じするな。ヒカリもスタイル良かったりするしハーフとか個人的にはそんな感じの印象
124 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/11/19(火) 15:22:45.76 ID:aw00b9reo
マクベス・エクスルードハウスーー


クロエ「まだここから出てから一年経ってないけど……懐かしいわね」


コンコンッ


クロエ「クロエよ。少しの間だけど帰ってきたわ」


ガチャッ!


???「クロエ! おかえりなさい!」


クロエ「先生、久しぶり」


???「お久しぶりですね。外は寒いでしょう。ほら、入って」


???のプロフィールを作っていきます
孤児院の名前が人名のようですが、先生の名前はこれに関係する名前でも、全く違う名前でも構いません

テンプレート↓
【名前】(和名でも洋名でも可。名字もあればお願いします)
【容姿】
【性格】
【得意魔法】(その人本人にしか使えない、特殊な魔法をお願いします。名前だけではなく、どんな魔法かも説明があると嬉しいです)
【備考】(その他付け足したいことがあれば)

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/19(火) 16:49:36.75 ID:dbvjUzpRO
【名前】ソラ・エクスルード
【容姿】深緑のウェーブがかったロングヘアーに青の瞳 長身巨乳
年齢の割りに若く見えるとのことだが、実はクロエが小さい頃からほとんど容姿が変わっていない
【性格】時に厳しく時に優しいまさに先生の鑑と言える性格
孤児院の子供達のことを誰よりも大切に思っている
【得意魔法】相手の素質を見極めることが出来る(魔法以外のものも可)
それにより子供達が道に悩んだ時に助言を行っているが、仮に素質から逸れた道を選ぶと決めた場合でも最終的な選択は本人に任せている
【備考】マクベス・エクスルードハウスの責任者
孤児院の名前のマクベス・エクスルードは孤児院創設者の名前でありその子孫
実はクロエにも秘密だがクロエの親とは旧知の仲である

クロエの親との関係に関しては無理だったら削除で大丈夫です
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