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男「安価でモンスター娘のハーレムを作る」スライム娘「その2です」スララ「に!」
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1 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[!美鳥_res saga]:2019/12/07(土) 23:41:48.25 ID:jTWKCF/O0
では二つ目を立てました。
そのうち再開したいと思います。
前スレはこちらですので、感想、意見などはこちらに。
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1561109505/#footer
2 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2019/12/08(日) 09:04:12.26 ID:FucU9eU90
要望があったのでキャラ紹介などを載せることにします。
3 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2019/12/09(月) 12:36:35.61 ID:9ebef3rC0
男:このスレの主人公。魔力は高いが魔法がほっとんど使えない魔族の男で、自身が遣える魔王から勇者に反省文を書かせる(倒す)よう命を受け動く。自身の魔力を三倍ほどに増幅し従えたモンスター(メス限定)に与えることができる指輪を装備しており、力を手に入れる為にモンスター娘を次々と堕とし妻にしている。現在18人の妻(内3人が娘)と5人の娘(内3人が妻)がいる。
魔王:男の上司。様々なコレクションを持っている。力はあるが、最終的には勇者に倒されてしまう運命を背負っているため魔王ではない男に勇者退治を命じた。すでに男に力を越されていることは喜ばしく思っており、その力を見込んで男に次代の魔王の座を譲った。
以下嫁
スライム娘(スーラ):男の最初の嫁のスライム娘。一番男と交わっており、言ってみれば正妻の立ち位置。スーラの子と子孫は全員男の嫁にする事を約束している。子沢山(予定としては合計でスララを含んだ子が合計で7人、孫があと2人産まれる予定)。色んな媚薬を生み出し男のハーレムに貢献している。
スララ:スーラの娘。伊達おちんちんが生えてる(精子に似た愛汁を射精可)。子がいる(予定としては合計で5人、孫が1人産まれる予定)。
ドラゴン娘(ロッソ):調髪爆乳のドラゴン娘。以前は夫も娘もいたが、人間に殺された。3ヶ月後に子が産まれる予定。
乳牛娘(ミル):爆乳の乳牛娘。栄養満点のミルクを子供たちに与えている。3ヶ月後に子が産まれる予定で、決戦は不参加。
狐娘(ココハ):地球から転生してきた元少年のキュウビ。こちらの世界で姉であるハチカと再開し、現在は揃って男の嫁。子供が1人いる。
ゴブリン娘(オルク):とても珍しいゴブリンのメス。現在ロッソから戦闘訓練を受けている。子供が1人いる。
ウサ娘(レイセ):兎の獣人。畑を扱うのが得意で、今は野菜などを作っている。まだ妊娠していないが、7ヶ月後に子が産まれる。
虎娘(ハチカ):地球から転生してきた元JKのビャッコ。ココハの姉。3ヶ月後に子が産まれる。
吸血鬼娘(ルルノーベル):金髪紅眼のテンプレ吸血鬼。数百年生きている超強い吸血鬼だが、強すぎてつまらなくなったため力を封印していた。男に堕とされ、封印していた力は消え去ってしまったがそれでも相当強い。まだ妊娠していないが、10ヶ月後に子が産まれる。
リザード娘(カゲロウ):ロッソとは違い全身がウロコに覆われているリザードマンのメス。まだ妊娠していないが、3ヶ月後に子が産まれ、決戦は不参加。
デュラハン娘(レイア):一部の人間に名が知れている女のデュラハン。人間に恩があり、また子供が好きなためその笑顔を脅かす魔物や魔族を倒していた。魔族にも子供がいることを知り、その笑顔も守るために勇者と魔王の戦いを終わらせようとしている。4ヶ月後に子が産まれる予定で、決戦は不参加。
サキュバス娘(サルル):淫魔なのに純情なサキュバス。男と会うまでは運命の人を探していたため搾精は口だけでしており、性経験は無かった。まだ妊娠していないが、5ヶ月後に子が産まれる。
サキュバス友(シシリア):サルルの友人。淫魔だが、暴走した人間に強姦されオス恐怖症になった。今は男の精液のお陰で症状は和らいでおり、サルルとは時々レズセックスしている。4ヶ月後に子が産まれる予定で、決戦は不参加。
金龍娘(ナギ):一部地域では地母龍と崇められている金好きの地龍。身体の大きさの割に地声は可愛い。魔王城の地下の金脈が今のお気に入り採掘場。まだ妊娠していないが、11ヶ月後に子が産まれる。
悪魔娘(カレル):初代勇者がTS転生した魔族。正義のためなら大量虐殺もいとわないという危険な思想を持っているが、その原因は転生の時にとあるニャ………邪神に善性を奪われた事にある。現在は人間サイドからも魔族サイドからも追放され、肉便器兼小間使いとして男の屋敷で働いている。まだ妊娠していないが、8ヶ月後に子が産まれる。決戦は不参加。
人魚娘(アクア):男の幼なじみの人魚。人魚王国から魚人王国に嫁がされそうになっていたのを男が救った。まだ妊娠していないが、2ヶ月後に子が産まれる。
その他
カルル:ショゴス。スララが魔王から貰った卵から産まれた。けてりりと鳴く。カレルと名が似ているのは偶然か、何かの因果か。
遊女長(スズノミ):サルルとシシリアの故郷の森を淫婦街に開拓した時、その長に選ばれたサキュバス。
魚人王子(セリック):魚人王国の王子で、アクアの夫になる予定だった。色々あって元王子のララと結婚する事に。
人魚姫(ララ):元人魚王国の王子で、元の名をローレンス。男に捕まり牢に入れられ、極度の恐怖を感じたためメスに性転換した。ローレンスの頃同じ檻にいたセリックと友人になったが、性転換した事で性欲が抑えられなくなり獄中性交し結果結婚する事になった。
魚人王:セリックの父。息子が人魚王国の元王子と結婚したり自国を魔王の配下に付かされたりして色々大変だったが、結果的にずっといがみ合ってた人魚王国と協力関係になったことはまあ良かった。
人魚王:ララ(ローレンス)の父。息子が性転換して娘になって魚人王国の王子の嫁になった。魚人王国と協力関係になったのはまあ良いとして、性転換した娘とどう接すればいいかが最近の悩み。
ゴブリン:魔王と男の会話に出てくるゴブリンの中で一番偉そうなゴブリン。文章上ほかのゴブリンと区別は付きづらいが、頭が良く魔王の側近を勤めているゴブリン長。
勇者:魔王が男を旅に出した原因。人類の希望。三人の仲間と共に絶賛進行中で、3ヶ月後に魔王城にたどり着くらしい。性別も、年齢も、性格もまだ決まっていない存在。
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/09(月) 13:09:57.87 ID:VlfI7GxnO
このまとめ方…
貴様、さては◆oKcMbcCGiYだな
5 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2019/12/09(月) 13:16:52.01 ID:9ebef3rC0
はっきり言えばもっとサイドストーリーとか書きたいのですが…………
例えばカレル陵辱とか、カルルの成長とか、子供たちとの絡みとか、エッチとか、海人王国(人魚王国と魚人王国が合わさった王国)との絡みとか…………
ですが、時間とかの問題で、キツいです。
エロとか書き上げるのに割と時間かかるので…………
なので決戦までの三ヶ月間の安価をとります。
決戦までの3ヶ月の間、どんな事があったか、描いてほしいエロシチュやイベントやトラブルを安価です。
いつ頃どんな事があったかを書いてほしいです。
夜まで受け付けるので、その中から3つ良さげなのを
>>1
が選んで書きます。
ただし、新しいモンスター娘追加は無いです。
その3つが終わったら、とうとう決戦に行くので、よろしくお願いします。
長文すいませんでした。
決戦までの3ヶ月、何があったか?>>バンバン書いてください
6 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[sage]:2019/12/09(月) 13:19:49.47 ID:9ebef3rC0
>>4
誰?
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/09(月) 13:39:51.01 ID:lzuESr3qO
カレルとカルルが接触してカレルに良い変化が現れる
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/09(月) 16:41:37.99 ID:M9yVs4vO0
ハチカとココハの里帰り
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/09(月) 16:53:24.23 ID:rX9mLbRA0
カレルが穏健な嫁と比較的打ち解けて
精神的な成長と肉体的な開発が同時に進むとか
元男の精神持ってるココハと猥談&容赦ない弱点責めとか
ルルノーベルからお互いあいつの前では過去の栄光や力も無意味と諭されつつ媚薬を体内に入れられていくとか
勇者サイドと人魚の国が接触する展開も有りじゃね
そもそも勇者達も天使とか妖精とか性別不確定とか(何なら今どちらでもないが男さんの力で雌になるなんてのも。つか人魚の男を性転換させたしね)
純粋な人間連中にしなくても良さそう
何なら人間だけど種族を変える手もあるわね
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/09(月) 18:54:15.15 ID:aKWc0yRAO
スライム娘の一族による
嫁や各子供達に対する男さんを悦ばせる為の教育の様子
カレルを道具として実演役にするとか
あるいはカレルへの飴としてスライムの体でリラックスさせてあげる
11 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
:2019/12/09(月) 19:04:43.43 ID:lXplY25q0
あげときます。
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/09(月) 23:46:28.89 ID:0LnqjQJiO
スライム娘達は別格として
各嫁が産んだ子どものエロ適正みたいなのも結構気になるな
13 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[sage]:2019/12/21(土) 07:00:30.35 ID:eHWkdX/20
生存報告です。
14 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2019/12/28(土) 21:05:41.58 ID:Yl/z3qyB0
カルルとカレルが接触しカレルに変化があります。
15 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[sage]:2019/12/28(土) 21:08:33.98 ID:Yl/z3qyB0
〜とある日、とある部屋〜
悪魔娘「………………………」ゴシゴシキュッキュッ…………
悪魔娘「………………………よし…………」ペカーン
〜
スララ「あんよがしょーず、あんよがしょーず♪」
スララ子1「ぴ、ぴぁ、ぴ」
スララ子2「ぴー………………ぴっ…………!」
カルル「てけりり、てけりり!」オーエスオーエス!
デュラハン娘「……………………カルルは、応援してるのか?」
カルル「てけりり!」
デュラハン娘「そうか………………可愛ゆし………………♡」ニヨニヨ
スララ「えへへへ。ふたりも、ちょとずつあしをつくてあるけるようになたしねー。カルルもおりこさんだね!」
カルル「てけりり!」
カルル「……………てけりっ……………?」ピキーン…………!
スララ「ん? ………………どしたのカルル?」
カルル「てけりっ……………てけりり!」ダダダダダダダ……………
スララ「か、カルル!? どしたの!?」タタタタタ…………
デュラハン娘「あっ、ちょっ、スララ! ……………あー、もう!」ヒョイヒョイ
スララ子1「ぴっ!?」
スララ子2「ぴあっ」
デュラハン娘「2人を置いていかないでやれ!」ダダダダダダダ………………
〜
悪魔娘「次は……………そうだな。おやつの茶でも淹れて……………」
バァン!
悪魔娘「うぉっ!?」
悪魔娘(なんだよ……………またあいつの嫁の誰かが虐めにでも来たのか………………?)
???「…………………てけり」
悪魔娘「…………………ん?」
悪魔娘(…………なんだこの、謎生物は……………初めて見るぞ…………?)
???「てけりりりりりりり……………………」モゴッ、モグ、ブヂュッ、ゴボボッ……………!
悪魔娘「え…………………あ………………?」タジ…………
スララ「あ! カルル! こんなとこにいたの! かてにどかいちゃだめだて………………え、カルル?」
悪魔娘(カルル……………? なんで、こんなグロテスクな生物に俺に似た名前が………………? 新手の嫌がらせか……………? ……………そ、それともまさか、俺を犯す新しい方法として、この生物に俺を襲わせるつもりじゃ………………)
カルル「てけ、でげり、てげ、げげげ、げぁ、ばで、んぁ」ゴボゴボゴボゴボ、ゴブッ………………ガバァッ…………!
悪魔娘「ひっ………………」
16 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[sage]:2019/12/28(土) 21:11:23.73 ID:Yl/z3qyB0
スララ「か、カルル…………! め! すとぷ! めだよ! それごはんじゃな……………」
バグンッ
悪魔娘「がぼっ、がぼがぼがぼっ!?」
スララ「あっ……………!」
……………コツ、コツ、コツ、コツ
デュラハン娘「はぁ…………はぁ……………スララ、一体どうしたと……………勇者っ!?」
スララ「ど、どーしよどーしよ…………! カルルがカレルねちゃんたべちゃた! たすけないと!」
デュラハン娘「う、ううむ…………わ、分かった。助けよう」
悪魔娘「がぼがぼ、げほっ、がぼっ……………!」ジタバタジタバタ…………!
デュラハン娘(見たところ、変形し膨張たカルルは液体のごとく勇者の顔面にまとわりついているようだ。勇者が取ろうにもぶるんぶるんと滑って取れないらしい)ガシッ
ぶぉるんっ
デュラハン娘「クソ…………! やっぱり掴めないか…………!」
悪魔娘「げ、がぼがぼ、ごぐっ、がぼぉ…………!」
スララ「あ、ああああ……………! ど、どーしよ、どーしよぉぉ……………! このままだとカレルねちゃんしんじゃうよぉ……………!」
スララ子1「ぴぇーん、ぴぇーん……………!」
スララ子2「ぴー、ぴー!」
デュラハン娘「動くな勇者! っ…………………魔法で強引に剥がすかっ……………! グラビティッ!」ズンッ!
悪魔娘「ごぉっ!?」
カルルだったもの「ぎぎぎ………………」ミチッ…………!
デュラハン娘「な、こっ、これでも無理かっ!?」
悪魔娘「がぼ、ごぼ……………………」ジタバタ、ジタッ……………バタッ…………………
デュラハン娘(ゆ、勇者が弱って来ているっ……………マズい……………!)
デュラハン娘「こうなったら………………勇者を避けてカルルを切るしか……………!」シュインッ…………!
スララ「れ、レイアねちゃん……………? や、やめて! そんなことしたらカルルがしんじゃう!」
デュラハン娘「っ…………………もう、こうするしか、無いんだ…………………! それに、これで剥がせるとも限らない…………! スララ、主を呼んできてくれ……………! すまないが……………拙者は、カルルを、切るっ………………!」
スララ「う…………………わ、わかた………………ぐすっ…………………とちゃん、よんでくるっ………………!」ヒョイヒョイ(2人を拾う音)、タタタタタタタタ………………
デュラハン娘「…………………許せよ、カルル………………!」チャキ……………!
悪魔娘「……………………」ビクン、ビクン………………チョロロロロ……………
カルルだったもの「でげり、でげら、でげる……………」ウゴウゴ…………
デュラハン娘「…………………『グラビティ………………!』」ギギギッ……………!
デュラハン娘「『スラッシュ!』」ゴッ…………キインッ!
デュラハン娘「…………な……………………に……………………?」
カルルだったもの「ぎぎぃ…………」ウゴウゴ…………
17 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[sage]:2019/12/28(土) 21:12:29.59 ID:Yl/z3qyB0
デュラハン娘(と、止めた、だとっ………? 剣を弾くでも無く、折るでもなく、衝撃を完全に殺して、吸収して、止めた、だと………? な、なんなんだこの生物は…………いや、存在は……………!?)
カルルだったもの「ぎげぁ………ぎぎっ!」………ドクンッ!
デュラハン娘「っ!?」ババッ!
悪魔娘「…………ごぐっ、ごく、ごぐんっ」ズル、ズルズルズル………
デュラハン娘(カルルを………飲んでいる…………? いや、カルルが勇者の中に侵入している…………!?)
悪魔娘「ごく、ごく、ごぐ、ごぐ…………」
カルルだったもの「てけり………てけりり…………」ズルズルズルッ、ズルッ………
デュラハン娘(あれだけ飲んでいるのに勇者の腹は膨れていない………カルルは、どこに行ってるんだ…………?)
悪魔娘「ごく、ごくんっ………ちゅるんっ」ゴクン
デュラハン娘(飲み干してしまった………いや、全て、『侵入して』しまった…………)
デュラハン娘(………っ、そ、そうだ勇者っ……! 生きているか!?)ババッ!
デュラハン娘「勇者っ、勇者ぁっ!」ユサユサ
悪魔娘「……………」シーン……
デュラハン娘「そ、そんな………い、息を、していな…………」
悪魔娘「……………ひゅ………」
悪魔娘「げーっほげほげほっ!?」ガバッ!
デュラハン娘「お、おおう………!」ホッ………
18 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[sage]:2019/12/28(土) 21:13:23.04 ID:Yl/z3qyB0
悪魔娘「え、げっほぉっ!? がっ………はぁっ、はぁっ…………な、何が起きっ…………ぇげぇぇええぇえぇえぇっ…………!」ビチャビチャビチャビチャッ!
デュラハン娘(吐瀉物の中にも黒い物は混じっていない。ごく普通に昼食だったものだ。じゃあ、カルルは本当にどこに………?)
悪魔娘「ごぼっ…………けほっ…………はぁっ、はぁっ……………あー、マジかよクソが………せっかくさっき綺麗にしたってのによ…………」
デュラハン娘「ゆ、勇者。身体の方はなんとも無いか…………?」
悪魔娘「ん……………けほっ……………ああ。アイツの嫁の、レイアか…………………げほっ……………そうだな…………一応、異常は無い………………」
デュラハン娘「そうか………………」
悪魔娘「………………なにが、あったんだ? あの、変な奴が俺の頭を覆って、それから、凄い苦しくて………………そっから先は、覚えてない……………」
デュラハン娘「………………あの黒い生物は、全て貴様の中に入っていった」
悪魔娘「え、は、入っ………………え?」
デュラハン娘「結局剥がすことは出来なくて、そのまま貴様の口から、全て入ってしまった」
悪魔娘「お……………俺の中に、あれ、が………………………うぷ…………」
デュラハン娘(…………………こいつの事は、まだ許していない。……………と言うより、許さない。今回の件も、天罰、と言えばそうなるだろう。しかし、主がいつかは私達と同じ立場を与えたいという考えを持っているから、一応死なれては困る……………様子を見ておこう)
デュラハン娘「もし、何かあったら、直ぐに言え」
悪魔娘「…………………あ、ああ。……………分かった………………」
デュラハン娘「……………………」
悪魔娘「……………………」
悪魔娘「が……………………」
デュラハン娘「……………………ん?」
悪魔娘「あ、いたっ、頭が、がぁっ、い、いたいっ、ぐぁっ……………!」
デュラハン娘「おい、大丈夫か?」
悪魔娘「い、いや、無理だ…………………! これっ、これは、無理っ、づあっ!? がああぁあああぁああああっ!? い、いでえええええっ!? あ、頭がっ、頭が、割れっ、割れるっ、いだいいいいいいいっ!!」
デュラハン娘「お、おい! 落ち着け!」
悪魔娘「あがああぁあぁああっ、あ、ぎゃあああああああああああああっ! ぐああああっ、がっ、か……………」パタンッ
デュラハン娘「勇者っ!」
……………ドタドタドタドタドタ
スララ「こっちだよ!」
男「レイア! どうしたんだ!?」
デュラハン娘「あ、主っ! 詳しい話は後だ! 今はとりあえず勇者をっ!」
男「分かった!」
〜
19 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[sage]:2019/12/28(土) 21:14:03.15 ID:Yl/z3qyB0
〜
悪魔娘「すぅ………………すぅ…………………」
デュラハン娘「どうだったか、主…………」
男「とりあえずは、安定している…………しかし、身体のどこを探してもあのカルルっぽい反応は無い……………」
スララ「カルル……………」シュン…………
デュラハン娘「申し訳ない、スララ…………」
男「レイア……………少なくとも、君のせいじゃない。それに、その時のレイアの判断は正しかっただろう。……………スララ、席を外してくれるか?」
スララ「ん、とちゃん…………で、でも、カルルが……………」
男「ちゃんと探す。俺は、少しレイアと話がしたいんだ。良いな?」
スララ「……………………うん」コクリ
パタン
デュラハン娘「………………主。聞きたい事とは…………?」
男「いや…………なんというか…………レイアは死ぬほど…………いや、殺したいほどカレルの事を憎んでいるんだろう」
デュラハン娘「………………ああ」
男「……………それなら、なんで助けようとしたのか、と思ってな…………」
デュラハン娘「………………特に、深い意味はない。拙者はこの勇者の事はまだ憎んでいるし、犯した罪は消えない……………ただ、主が死なせたくないと言っていたから、死なないように動いただけだ。………………それと、もしかしたら時間が経つにつれて、少しずつ心の中で許してしまっているのかもしれない」
男「………………まあ、時間は全ての物事を解決する、とも言うからな………………それでも、良いかもしれない。でも、許したくは無いんだろう?」
デュラハン娘「……………ああ。どこか、許し始めている拙者がいる………………主。拙者が前に言ったこと、覚えているか?」
男「えーっと………………前に言ったこと?」
デュラハン娘「こやつをハーレムに入れるなら、拙者は主の元を離れると言ったことだ」
男「あー。あれな」
デュラハン娘「………………しかし、やはり時間が経ったからだろうか。今なら、こやつが主の子を産んで、それで命の大切さを痛感して、本当に反省したと言うのなら……………それを、許せる気がする」
男「あー……………まあ、カレルが子供を産んで、それで本当に反省するか、だな……………」
デュラハン娘「………………子を産む、と言うのは、本当に心地が良いぞ、主よ……………」サスサス
男「そうか……………俺は男だし、産ませてばっかりだからな………………」
デュラハン娘「ふふ…………拙者は、主の子を孕んで本当に幸せだ……………母になる、と言うのは、強姦や望まぬ妊娠をした者以外なら、どんな者でも心地よい物なのでは無いかと思うのだ」
男「…………カレルの場合は強姦に近い気もするけどな」
デュラハン娘「……………どうなるか、だな………………」
20 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[sage]:2019/12/28(土) 21:15:15.16 ID:Yl/z3qyB0
悪魔娘「………………………ぅっ、ううっ………………」
男「あっ………………目が覚めたみたいだぞ」
デュラハン娘「……………!」
悪魔娘「つつつっ……………頭、痛ぇ………………」ムク
悪魔娘「あ…………2人とも………………俺は………………?」
男「カルル………流動体の黒い生物を飲み込んだ後突然頭が痛いと言い出して、気絶したんだ。覚えてるか?」
悪魔娘「あ、ああ……………覚えてる……………全部、覚えてる……………」
男(とりあえずは、大丈夫そうだな……………)
悪魔娘「全部………全部覚えてる………! なんで………なんで俺はあんな事を………なんで、なんで…………!」
デュラハン娘「勇者……?」
男(………様子がおかしいぞ…………?)
カルルと融合した事により良心や善性を取り戻したカレルは、まずどうした?
記憶はそのままで、新しい感情が芽生えたような感覚。
安価>>下
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/28(土) 21:29:27.86 ID:dUp7sjkt0
男たちに事情を話し土下座して謝った
そして、償いとしてなんでも使ってくれという
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/28(土) 23:30:44.09 ID:h38IgQ+7O
衝動的に良心が悪行へのザイアクカンと変わり自害を図ろうとするが
無意識の部分でカルルに止められて未遂に終わる
ひたすら謝罪を取り乱し泣きじゃくる
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/29(日) 08:36:41.45 ID:hw8Dv1HKO
男に対して俺の使命はお前を倒すこと
お前を討伐してやると丸腰で宣言し挑むポーズをとる
簡単に組み伏せられながら
俺を愚かに敗れた無様な敗者として
[
ピーーー
]なり犯すなり好きにしてほしいと嘆願する
24 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2019/12/29(日) 08:38:17.29 ID:dJ83yAv80
悪魔娘「ああ、なんで、なんで忘れてたんだ………………なんで……………!」
男「おい、どうしたんだ、カレル?」
悪魔娘「あ、あぁ……………………うぁ………………」ポロポロッ、ポロッ……………
デュラハン娘「お、おい……………?」
悪魔娘「お、俺はっ、俺は、この手でっ……………? なんで、なんであんな事をっ……………なにが、正義………………なにが、人間………………ぅ、うおぉおおぉぉぉぉぉぉっ…………………!」ボロボロボロボロボロボロッ……………!
悪魔娘「本当にっ、すまなかった…………!」バッ! ドゲザッ!
男「いっ!?」
デュラハン娘「…………………!」
悪魔娘「…………謝っても、無駄なことは、分かっている………………! 俺は、俺は、あんなっ、あんな事を、罪のない魔族を…………………!」
男「ちょちょちょ、ちょっと待て待て、一旦落ち着け。なんだ、どうしたんだ急に?」
悪魔娘「ぐぅっ…………がふっ……………こ、こんな事なら、転生なんて、するんじゃなかった………………! 虐殺なんてするぐらいなら、俺は、俺は死んだままでっ………………!」
デュラハン娘「…………………………」
男「だから………………一回落ち着けって、な?」
悪魔娘「う、ううぅうぅう、ぅああぁああぁああっ………………!」ボロボロボロボロ……………!
〜
25 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2019/12/29(日) 08:38:57.30 ID:dJ83yAv80
〜
悪魔娘「はぁ…………………はぁ………………………」
デュラハン娘「………………………………」
男「………………で、カレル。どうしたんだ急に人が変わったみたいに……………」
悪魔娘「………………俺は………………どうかしてたんだ……………いや、言い訳にするつもりは無いが…………………俺は、本当にどうかしてたんだ………………」
男「…………………詳しく、聞かせてくれないか?」
悪魔娘「ああ…………………」
悪魔娘「…………………この姿になってからの俺は………………俺だったけど、俺じゃ無かったんだ…………………この姿になってからか、途中からかは分からないが、俺からは大事な物が欠落していたんだ………………」
男「欠落?」
悪魔娘「ああ……………多分だが……………俺からは、善性とか、良心とか、思いやりとか………………そんな物が、無くなっていたんだ……………」
悪魔娘「…………………魔族を虐殺していたときの俺は、魔族の事は愚か、人間世界の平和だって望んじゃいなかった……………殺された人間の家族を悼みもしていなかった。ただ、自分が賞賛され、評価される事に喜びを感じ、建て前を建てて好きなだけ生物を殺すと言う行為に快楽を感じていただけなんだおく自分の楽しみの為だったんだ………………前世の勇者としての俺なら、同じ状況でもあんな虐殺はしなかったんだ………………………」
男「……………それで、どうして急にあんな事を言い出したんだ?」
悪魔娘「………………分からない。でも、とにかく今の俺は、ついさっきまでの俺とは違うんだ。欠落していた、思いやりが戻って来たみたいな……………そんな、感覚なんだ。今までの自分の行いを、全部受け止めて、後悔しているんだ……………俺が………………思いやりの無くなった俺が……………あんな………………………うぅっ!」ボロボロボロボロッ……………!
男(あのカレルが、こんなに大きく変わるとは……………カルルが原因か? …………いや、まだそうとは限らない。もしかしたら、俺に同情を誘うための『演技』なのかも知れない………………そう思っているのは、レイアも同じようだ)
デュラハン娘「……………………どういう、風の吹き回しだ?」
悪魔娘「……………………!」
デュラハン娘「貴様の話………………到底信じられる物ではない。良心が欠落していた………………? そんな話信じられるか………………?」
悪魔娘「………………………ぅっ………………ぐすっ…………………」
デュラハン娘「…………………見損なったぞ、勇者。そんな愚かなウソをつけど、拙者は貴様を許さぬ………………それに、良心が欠落していたからと言って、何なのだ? 貴様があの村人たちを殺したことには変わりが無いではないか!」
悪魔娘「…………………許してもらおうだなんて、ハナから、思っていない…………………ぐすっ……………………信じて貰えないのも、承知している………………」
デュラハン娘「なっ……………………?」
悪魔娘「ただ……………俺は、本当に自分の行いを後悔していること………………その償いの為なら、何でもすると言うことを、伝えたかっただけ、なんだ…………………」
男「ん? 今なんでもするって……………」
悪魔娘「ああ、なんでもする。犯してくれたって、使いつぶしてくれたって良い………………望むならこの命さえも捧げても良い…………………」
男「」
悪魔娘「………俺は、初代勇者として取り返しがつかない事をしたんだ…………今まで、お前…………男から受けた事も、恨んでいない…………全部、俺の自業自得、なんだ……………」
デュラハン娘(……まさか………こいつは、本当に………?)
悪魔娘「…………償いを、させてくれ………いや、させて、ください…………!」ポロッ……!
デュラハン娘の反応>>下1
男の悪魔娘に対しての待遇>>下2
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/29(日) 08:46:51.14 ID:9JmlV22V0
自分を含めた戦闘力の高いメンバーとの真剣勝負を持ちかける(心変わりはまだ教えない)
ハンデや卑猥な条件にも文句を言わずボロボロでも勇者として戦う様子に疑惑を解く
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/29(日) 08:50:13.61 ID:rpBDa0Em0
怒るがそれは自分の命を無駄にしようとしたことに対して
嘘をついていないことは察したので、大切なものを奪われていたことには同情して、償いに関しては諭していく
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/29(日) 08:52:16.12 ID:9caRxz0hO
じぶんの子を産むよう事と勇者戦に参加することを約束させる
待遇を少し向上させて様子を見る 後、魔王に勇者の先生を奪える存在について尋ねる
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/29(日) 08:55:19.94 ID:L4QCDxUzO
人間たちが新たな勇者を生んで魔王を倒そうとしていることに触れ
お前のように利用されて平和どころか混沌を生むことを繰り返させたくない
平和のためにお前の勇者としての知識や経験を全て俺にくれと頼む
ついでに他の嫁達に開発され続けた肉体を徹底的に可愛がってトドメの雌落ち
奴隷から愛玩マゾの奴隷嫁に格上げしてあげて他の皆と同等に扱ってあげる
30 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2019/12/29(日) 09:53:26.04 ID:dJ83yAv80
>>28
勇者の先生とは?
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/29(日) 10:06:36.33 ID:9caRxz0hO
先生→善性
32 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
:2019/12/29(日) 16:20:41.66 ID:GUKGJzTv0
>>26
すいません、イメージが出来ないので少し詳しくお願いします。
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/29(日) 16:50:15.64 ID:umQGptwFO
レイアみたいなタイプは口先では証明できないならば
戦いを通じてその様子を見て判断しようとか考えそうだし
そこで仲間と戦わせて残虐な様子が出ないかで見ようとするんじゃないかなと
んでサキュバス達やスライム達がエロい攻撃しかけて
ありがちな卑劣な罠にはまった姫騎士状態でエロエロボロボロになりながら
心が折れず戦い方も真っ直ぐなままでレイアがとyとう認めて
みたいな感じ(具体的過ぎるかしら)
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/29(日) 16:52:23.12 ID:umQGptwFO
長距離移動中で機種やID 変わってますが
>>26
です
お手数お掛けして申し訳ない
35 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2019/12/29(日) 18:08:11.29 ID:GUKGJzTv0
>>34
いえいえ、ありがとうございます!
具体的で詳しくわかりやすかったです。
36 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2019/12/29(日) 18:37:43.32 ID:GUKGJzTv0
男(俺は直感からカレルがウソを付いていないことを確信した。根拠は無いが、あのカレルがウソを付いたとしても俺たちにこんな態度を取るはずは無いと思うからだ。……………もし、カレルが言っている事が本当に本当なら、本気で同情するな……………今のカレルの心境は、グチャグチャだろう。良心が罪悪感に圧殺されんばかりに押しつぶされているだろうからな……………。結論を言えば、俺はこのカレルの態度を見て信じたいと思っている。しかし、レイアがどう思うか…………………)
デュラハン娘「…………………………」
悪魔娘「うっ……………………うぅっ……………………」
デュラハン娘「…………………主」
男「ん、なんだ?」
デュラハン娘「拙者は、こやつがウソを付いているかどうかが分からぬ………………もし言っている事が本当ならば、許したい…………しかし、嘘八百を並び立てているのなら、切り捨てる」
悪魔娘「…………………………」
デュラハン娘「………………その区別が付かぬのなら、拙者が望むことは一つ………………」
男「…………………言って見ろ」
デュラハン娘「……………これでも、勇者だ。相当の力はある。だから、拙者ら主の嫁と、こやつとで戦ってみたいと思う」
悪魔娘「え……………?」
男「そう来たか………………分かった、良いぞ。……………君も良いな? カレル」
悪魔娘「あ、ああ………………」
〜
37 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/03(金) 10:13:25.06 ID:JSMiYZCt0
〜魔王城・闘技場〜
男「場所を貸していただき感謝します」
魔王「いや、いいいい。どうせ最近は使っていなかった闘技場だ。なんにせよ、戦う者がいないのだからな」
魔王「ところで………男。闘技場を借りて何をするかと思えば、これは面白そうな催しではないか」
悪魔娘「…………………」カチャ…………
ドラゴン娘「よし……………」パシッ、パシッ…………ボッ!
虎娘「うーん……………どこか、現勇者との模擬戦、みたいな雰囲気だわね……………」
吸血鬼娘「うむ。力を試す良い機会であろうな」
スライム娘「私戦闘員じゃないのに……………」
デュラハン娘(ビキニアーマー)「…………………」
男「はい。レイアの申し出で、元初代勇者であるカレルとあの五人とで戦う事になりました」
魔王「うむ……………観客を呼び込めば、すぐにでも満員御礼になりそうなマッチだな……………ところでこの勝負…………なぜ、5対1なんだ? まさか、何かの罰でいたぶる事にしたのか?」
男「いえ、違います。まず、カレルはあの五人が束になってかかっても良い勝負をするでしょう。負ける、とは言いませんが、リンチにする気は有りません。それに、この戦いは勝負ではありません」
魔王「勝負ではない…………」
男「…………あ、魔王様。準備が出来たようです」
魔王「…………うむ。では合図をかけてくるとしよう」
デュラハン娘「………………カレル」
悪魔娘「…………………レイア」
デュラハン娘「先ほど伝えたように、この戦いは勝ち負けを競う物ではない。戦うことが目的だ。その手に付いている腕輪の効果も、既に伝えた通りだ」
悪魔娘「ああ。殺す事が出来ない腕輪、らしいな…………」
男(あの腕輪、VR(Violence Rejecter)は魔王様のコレクションの一つだ。これを付けていると攻撃力が0倍になり、他人にダメージを与えることが不可能となる。またこの腕輪は他に装着されている腕輪ともリンクし、腕輪を付けているものが他の付けているものからダメージを受けた場合、体には損害はないが精神がその攻撃を『受けた』とみなし、苦痛を受ける。また、魔王様の追加のルールであの腕輪を付けていなければ致命傷を超えるラインの傷を受けていた、と見なされれば、つまり本当なら殺されているラインを超えると、強制的に場外に転移する仕組みにしたらしい。因みに、この勝負の間だけ、カレルの力を解放した)
悪魔娘「…………こっちも、全力でやっても良いんだな?」
デュラハン娘「ああ……………殺す気で………いや、死ぬ気で来てくれ」
悪魔娘「………………分かった……………!」ギリ……………!
他の嫁達「…………………ごくり」
スララ「…………………………」ショボン…………
男「ん………………スララ。どうしたんだ、そんなに沈んで。もしかして…………………カルルの事か?」
スララ「…………………」コク…………
男「………………スララは、カルルを他の2人の子とおんなじように思ってたもんな……………ちゃんと、調査もする。なるべく、探し出せるように、努力するさ…………でも、もしもの時は…………覚悟しといてくれるか……………?」
スララ「…………………ぐしゅっ………………!」
男(すまない、スララ…………………)ナデナデ…………
魔王「では、双方、準備は宜しいか」
悪魔娘「……………………」コクリ
ドラゴン娘「最初から、全力で行くぞ………………」メキメキメキ…………
虎娘「私も、手加減はしないわ……………がんばっテ鍛えたコオり魔法……………試させてモラうわヨ…………!」メキキキ…………!
吸血鬼娘「黒、白、チェス兵……………先ずは少しだけ出してみるか。お主ら、訓練の成果、妾に示してみよ」ポポポポーン
黒石達「「「ひゃうーん!」」」
白石達「「「みーみー!」」」
チェス兵達「「「仰せのままに!」」」
スライム娘「と、とりあえず、媚薬でも作りましょう……………」コポポポ………
デュラハン娘(………………ビキニアーマー……………いくら強いとは言え…………これは、やはり、色んな意味で戦闘向けではない…………………!)スラァッ………………チャキッ!
魔王「では、双方見合って…………………」
魔王「始めっ!」バッ!
38 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/03(金) 10:14:30.42 ID:JSMiYZCt0
悪魔娘「うおおおおおおおおおおおおおっ!」バリバリバリバリバリバリ!
ドラゴン(娘)「うらああああぁあぁあっ!」ガッ、ガゴォンッ!
男(打ち合った! だが、これは………………!)
ドラゴン(娘)「ぐ、く…………………!」
悪魔娘「ふぅぅうぅぅっ…………………! ぜあああぁあぁああっ!」バリバリバリバリ! ドガガァンッ!
ドラゴン(娘)「が、ふぁっ!?」ズバッ!
男(力押しでロッソが負けた……………いや、力では勝っていたが、いなされたついでに切られた、といったところか……………流石は勇者だ…………)
虎(娘)「ガオオオオオッ!」バキバキバキッ、パキィンッ!
悪魔娘「くっ………………はっ!」ババッ!
男(そこに間髪入れずに白虎としての力を付けたハチカが氷の鎧を纏って突進…………カレルは避けたが、その先には……………)
黒石騎兵「ふん!」ブオン!
白石騎兵「しっ!」ブオン!
悪魔娘「うくっ……………! 雷旋っ!」ギィンッ! ズババババッ!
黒石騎兵「ぐはっ…………!」
白石騎兵「だぁっ!?」
男(ルルちゃんの使い魔であるボードゴーレムが奇襲を仕掛けたが、カレルの華麗な動きにより電撃をモロにくらい、あえなく死亡判定で場外)
黒石騎兵「も、申し訳ございません、ご主人様………」
黒石達「「「くぅ〜ん……………」」」
吸血鬼娘「あやまら無くともよい……………それはそれとして、練習メニューを見直しておくからの」
男(ルルちゃんの襲撃を退けたカレルは回転させた身体をさらに加速させ、当たりに金色の閃光を放ちながら回る光り輝くコマのような状態になり、そのまま超高速になった剣をロッソに叩き込んだ)
悪魔娘「ぉ雄雄雄雄雄雄雄雄雄っ!」バリバリバリバリバリバリ!
ドラゴン(娘)「ぐぁあああぁぁっ!?」ドゴォオォォォッ!
悪魔娘「はぁああぁああぁぁぁ!」ドッ!
デュラハン娘「グラビティ!」ズンッ!
吸血鬼娘「鎖黒錠躍(キングロウチェーン)!」ジャラララララララッ!
悪魔娘「…………ぐっ………!?」
スライム娘「おとと…………えーいっ!」
男(カレルの黄金を纏った瞬きがロッソに直撃し、ロッソが闘技場の壁まで吹き飛び壁が割れた。カレルは追撃しようとしたが、そこに重力魔法と拘束魔法を打ち込まれ、一瞬動きが止まった。その一瞬のスキを付いてスーラが媚薬弾を撃ち込むが…………)
悪魔娘「はぁっ!」バチチチッ! ジュッ!
スライム娘「デスヨネー」
男(媚薬は一瞬で蒸発されてしまった)
デュラハン娘「ふっ!」キュイン!
悪魔娘「くっ…………!」ギィンッ!
男(息をも付かせぬ五人の攻撃…………それをなんとかいなしているカレル。このまま五人が押し切るか、それともカレルが勝つか……………)
39 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/03(金) 10:15:15.81 ID:JSMiYZCt0
〜三十分後〜
悪魔娘「はぁっ………………ぜぇっ……………はぁっ……………ぁっ……………♡」ボロッ……………ポタッ、パタタッ…………♡
デュラハン娘「…………………………」
男(戦いが始まってから三十分。やはり5対1ではきつかったらしく、カレルは徐々に押し切られていき、動きがどんどん鈍くなって行った。そしてついにはスララの媚薬を思いっきりかぶり、ボロボロになりながらエロエロになっている。さながら、卑劣な罠にはまり「くっ……………殺せ…………!」とでも言いそうな姫騎士のようだ。もはや、カレルに勝機は無いだろう。しかし、エロエロボロボロになりながらもカレルの心は折れず、剣の切っ先は真っ直ぐ五人の方を向いている)
男(因みに、五人の中で唯一スララだけが電撃を受けて死亡判定を喰らい場外になっている。あとで慰めてやろう)
スライム娘「……………………」ショボーン…………
ドラゴン娘「はっ!」ドッ!
悪魔娘「ぐっ、ぅぁっ………………! がぁっ………………!」ギィ! ガギンッ!
吸血鬼娘「ゆけ」
黒石王兵「ふんぬ!」ドォォッ!
白石王兵「ハッ…………!」ゴォッ!
悪魔娘「あ………………がああああぁああぁあっ!」バリバリバリバリ! ギギンッ! ギィィィィ…………バリィッ!
虎(娘)「ウォオオオオオォオオォッ!」バキバキバキ…………! ドッッ!
悪魔娘「あがっ、ぐっ………………ああああああああっ!?」バギャッ! ゴッ、ガッ、ザザザザザザッ……………!
悪魔娘「はぁっ……………あぃっ、ぅっ………………♡ んはぁっ……………♡ ぜえっ、ぜぇっ………………!」プシャッ…………ガクガク……………
デュラハン娘「…………………終わりにしよう」チャキッ……………ギリギリギリギリギリッ………………!
悪魔娘「はあっ…………はあ……………………っ! ぅ、ぐ…………………!」グ、ググッ……………! チャキッ!
デュラハン娘「『グラビティ……………………』!」ギギギギギギギシギシギシギシ…………………!
悪魔娘「ぜえっ……………ふぅっ………………………………『雷・神……………………』!」コォオォォォォォオォォ…………………!
男(………………ぶつかる。あの二人の、最強の技同士が…………………)
デュラハン娘「『…………………レイ』!」フワッ
悪魔娘「『…………………波滅』!」カッ
…………………………………
デュラハン娘「……………………………ッ………………」ガクンッッ
男(…………………………!)
悪魔娘「…………………………………がっ、ぁ…………………!」ドサァッ! フッ……………
男(カレルが…………………消えた。つまり、今残っているのは……………)
デュラハン娘「……………………………ぅ……………ふぅ………………ふぅぅ……………」
男(流石は、勇者だった。こちらが五人がかりだったというのに、これほど善戦するとは…………………)
悪魔娘「はぁ……………………はぁっ………………………」
魔王「………………終わったか。もう、腕輪を外せるようにしたぞ」
吸血鬼娘「うむ……………良き戦いであった。……………ぉおお。腕輪を外した瞬間に痛みが綺麗さっぱり無くなったのじゃ」
虎娘「まだ男の指輪つけてなくてこれって……………勇者、強すぎる…………」
ドラゴン娘「やはり力押しではダメか………………相当のダメージを受けてしまった……………」
スライム娘「皆さん、やっぱりダメージ受けてもその程度なんですね……………私だけ戦闘力無さすぎです……………」
悪魔娘(……………………負けて、しまった。これでは、認められないのだろうな………………)
デュラハン娘「……………………」ザッザッザッザッ……………ザッ………!
悪魔娘「…………! ………………レイ、ア…………………」
デュラハン娘「………………………」
悪魔娘「…………………………」
カレルの戦い方を見たレイアの判断と行動安価>>下1
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/03(金) 10:25:54.16 ID:a6IIjoXUO
その意志と剣技をこれからも私達と共に振るってほしいと握手し抱きしめる
仲間と認めつつ媚薬で出来上がっている体を
今の勝負で負けたペナルティだとして
男に見せつけるように他の嫁達と可愛がってあげる
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/03(金) 10:40:39.27 ID:a6IIjoXUO
あ、媚薬は腕輪外しても効果残っていると良いな
無理ならば勇者の中のカルルが発情させるとかで
42 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/03(金) 13:07:36.34 ID:JSMiYZCt0
ペナルティはレイアが勝ち負けは関係ないと言っているので、無しにします。
媚薬の効果は腕輪に攻撃とはまた別の判定をされているので外してもそのままです。
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/03(金) 13:12:50.22 ID:BcGuGYpPO
了解です
男さんに来てもらって
biyakuno効果を治めつつ
その場の皆も一緒にちゅっちゅしてたら
指輪が……とかはいけるかしら
44 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/03(金) 13:16:50.36 ID:JSMiYZCt0
>>43
さあ、どうなるでしょう。
レイアの行動の後は先ず
>>27-29
が動きます。
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/03(金) 13:23:08.40 ID:8ALCFoRPO
おkです
46 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/03(金) 14:10:44.01 ID:JSMiYZCt0
デュラハン娘「……………………すまなかった」ザッ
悪魔娘「えっ………………れ、レイア………………?」
デュラハン娘「拙者はどうしても、そなたを信じることが出来なかった。だから、戦いを通じてその化けの皮をはがしてやろうと思っていたのだ。圧倒的不利な状況、たたみかける卑劣な攻撃の数々…………そうして刺激し続ければ、いつかは隠している邪悪な残虐さが出るだろうと。しかし……………そなたの戦い方は、本当に勇者のような物だった……………だから……………許してくれ。あれだけそなたは拙者らに訴えていたのに、信じなかった拙者を…………………拙者が、そなたを仲間として認めることを、許してはもらえないだろうか……………?」
悪魔娘「…………………ぁ、あぁっ…………………ありが、とう……………! レイア………………本当に……………っ、おれはっ………………! ありがとう…………………っ!」ボロボロボロボロッ…………!
デュラハン娘「カレル………………っ……………」ガシッ…………ギュゥッ……………
悪魔娘「あ、ああぁっ………………ぐすっ、ああああああっ……………!」ボロッ…………! ボロボロッ…………!
デュラハン娘「その意志と、剣技をっ………………これからは、私達と一緒に振るって欲しい………………!」
悪魔娘「うん……………! ぁあっ………………はぁっ…………………!」ボロボロボロボロッ………………!
ウサ娘「良かったねぇ……………」
狐娘「うん!」
リザード娘「ほんどによがっだだなぁ」
男(これにて、一件落着、か……………………)
男(……………………いや、まだだ。可愛い娘の為に、『あの事』の解決策を探さなければ…………………)
男「……………カレル」
悪魔娘「んぅ………………な、なん、だ……………? はぁ……………はぁ………………♡」
男(まだスララの超特濃媚薬の効果は継続しているらしいな………………)
男「ちょっと良いか?」カムカム
悪魔娘「あ、ああ………………じゃ、じゃあ、また後でな………………」
デュラハン娘「ああ、カレル」
〜
〜寝室〜
どう
>>27-29
の話(改変あり)を切り出すか>>下1
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/03(金) 14:32:48.47 ID:TqucvEhI0
カルルと融合してしまったことでスライム娘が嘆き悲しんでいることを伝える
出来るのであれば、魔王の特殊なマジックアイテムでカレルの今の状態を損なわずにカルルを卵から産み直すことが出来るかもしれないと話をして
セックスへと持ち込み、産んでもらう
セックスの感覚を改めて知ったところで男との間に子どもを産んでほしいとお願いする
……こんな感じですか?
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/03(金) 14:50:46.61 ID:FWKKhLkNO
全て見ており嫁達がお前を認めたのだから
俺もお前のことを受け入れると優しく抱き寄せる
発情状態は敢えて見て見ぬふりで我慢をさせながら
お前が勇者ならば俺はお前のことを退治する立場にあると言い放つ
一瞬身構えそうになるカレルを要は俺の嫁になれと責めを開始
上記内容やカルルの存在を伝えながら
今身籠っている子どもをまずはしっかり産むように命令しつつ
イカせまくって女として陥落させる
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/03(金) 15:03:46.83 ID:yQqaj7nA0
魔王のマジックアイテムで今カレルの中にいる子供とカルルを融合させて産ませて
改めて正しい心を取り戻したカレルを孕ませるのも有りか
決戦にも間に合うようになるし
50 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/03(金) 15:47:13.45 ID:JSMiYZCt0
色々とありがとうございます。
いい感じにします。
51 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/04(土) 15:55:00.30 ID:K/C2OR140
男「まずは、お疲れ様だった」
悪魔娘「あ、ああ……………勝つことは出来なかった……………あ、いや……………出来ません、でした…………」
男「敬語なんて堅苦しい…………今まで通りに話してくれ」
悪魔娘「………………ああ」
男「まあ勝つ負けるの勝負では無かったから、それは良いとして…………カレル。君に言いたい事があるから、ここに呼んだのだ」
悪魔娘「言いたい事……………?」
男「ああ。悪い事では無い……………まず一つ目。俺の嫁達は、全員カレルを許している」
悪魔娘「許す…………………」
男「確かに君は許されない事をした……………しかし、カレルはそれを後悔し反省し償おうとしている。それに、あの行動はカレルの本意でも無かった事だしな………………」
悪魔娘「………………だとしても、俺は…………………」
男「俺と、俺の嫁達は、君を許す。あの村の残された人々は今でも君を殺したいほど憎んでいるだろうが、俺たちは許す………………そう言われても、君自身は満足もしないし納得が行かないだろうな」
悪魔娘「…………………正気を失っていたから無実だなんて………………虫が良すぎる……………………」
男「だから、それでも償いたいと言うのなら、勝手にすればいい。自身の悪意が生み出した悲劇を、その行為の罪悪感を塗りつぶすために永遠に自分で償い続ければいい」
悪魔娘「………………………」
男「……………………償いなんてのは、結局は自己満足なんだ。自分の悪い行い以上の良い行いをして、自分の罪悪感を消したいが為に、人は償うんだ……………まあ、全員がそうとは言わないけどな」
悪魔娘「………………あの村の魔族の人々も、殺された人々も、人間も…………誰も許してはくれない。でも……………償いたいんだ…………………」
男「だから言っている。勝手に償ってろって。やるななんて一言も言ってない」
悪魔娘「………………………」
52 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/04(土) 15:55:39.62 ID:K/C2OR140
男「………………………因みに、俺はカレルの償いを支援する」
悪魔娘「………………!」
男「ボランティアだの人助けだの、やりたい事があれば俺に言ってくれ。出来る限りの支援はしてやるよ。金が足りなきゃ貸すし人員が足りなきゃ派遣する。材料は揃えてやる。あとは………………気が済むまで勝手に償ってくれ」
悪魔娘「…………………本当に、すまない………………! 何から、何まで…………………!」
男「良い良い………………それと、言いたいこと二つ目なんだが…………」
悪魔娘「……………なんでも、言ってくれ」
男「よし。じゃあ………………まあまあな付き合いだ。カレル、俺の目的は知っているだろう?」
悪魔娘「ああ。確か勇者に反省文を書かせるだとか……………」
男「そうだ。分かりやすく言えば、勇者退治だ。……………殺しはしないがな。どうやら、3ヶ月後に魔王城に付くらしく、俺達はそれに合わせて出兵し、魔王城の手前で決戦を仕掛けるつもりでいる。………………カレルにはその決戦に参加して欲しい」
悪魔娘「……………………」
男「…………………やはり、それは無理か…………………?」
悪魔娘「………………もし勇者に勝ったとして、その後はどうするんだ? 人間を、支配するのか……………?」
男「しない」
悪魔娘「………………じゃあ、虐殺を………………」
男「しない」
悪魔娘「…………………」
男「俺が望んでいるのは、『魔族の勝利』じゃない。魔王が産まれれば新たな勇者が産まれ、魔王を殺しに来る……………魔王は殺されまいと抗い、人々を殺し、勇者は人間を守るために魔物を殺し魔族も殺す………………互いに殺し合う。そんな連鎖を、断ち切りたいんだ。カレルのように死んだ後も利用されて平和どころか混沌を生むことを繰り返させたくない。平和のためにカレルの勇者としての知識や経験を全て欲しい。それと、出来る事なら、勇者を止める戦いに、参加して欲しい。……………俺が求めるのは、『全世界の人間と魔族の平和』なんだ」
悪魔娘「……………その言葉は、本当なのか……………? 信用しても、良いのか……………?」
男「ああ。本当だ。俺は、カレルを全面的に信用している。だから、カレルも信用してくれ」
悪魔娘「…………………」
男「じゃあ、俺がカレルを信用しているという証拠を見せてやろう」パラッ……………パァアアァァ………………!
悪魔娘「……………っ! そ、その本は………………!」
男「カレルの、悪魔契約の書だ。今、全ての契約を破棄した。君は自由だ。まあこれで殺されたら、俺がバカだったって事だけどな。………………さあ、俺は今丸腰だぞ?」ハンザップ
悪魔娘「……………………ぐすっ………………!」
男「………………泣くなよ………………」
悪魔娘「…………………ぐじゅ……………………勇者を止めよう。俺しか知らないことも、全て教えよう……………男に、協力する」
男「…………………ありがとう」
53 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/04(土) 15:56:51.58 ID:K/C2OR140
悪魔娘「…………ああ。……………それで、まだ、言いたいことっていうのは、有るのか……………?」
男「ああ。話は変わるが……………カレルと融合したカルル…………カレルを襲った黒い塊の事についてだ」
悪魔娘「そう言えば……………あ、あれって一体何だったんだ………………?」
男「それが、分かっていないんだ。謎の卵から産まれた存在なんだが、とても大人しい奴だったハズだったんだがな……………」
悪魔娘「話によると、俺の中に入った…………? らしいんだが…………」
男「ああ。急に何かを感知したように部屋を飛び出して、真っ直ぐカレルを襲ったようだ」
悪魔娘「…………………怖っ」
男「あのカルルは、スララの大事なペットだったんだ。いや、ペットと言うよりも、自分の子供が生まれた時期と重なったためか、子供という感覚にも近かった。それがいなくなり、スララは嘆き悲しんでいる。だから、出来ればカレルから引き離したい」
悪魔娘「で、出来るのかっ!?」
男「ああ。まだカルルがカレルの中に残っていれば、出来ない事はない……………だが、大きな問題がある」
悪魔娘「それは、なんだ…………?」
男「カルルがカレルに入ってから、カレルに大きく変わった事が有る」
悪魔娘「………………ぜ、善性、か……………? でも、まさかあの黒い塊が………………」
男「ああ、俺もまさかとは思った。しかし、その可能性は非常に高い。あのカルルは、カレルが転生の時に失った善性、カレルの半身である可能性は、十分にある。何の因果かは分からないが、名前も似ているしな…………」
悪魔娘「…………じゃあ、どうするんだ? 俺からその、カルル? を引き離したら、俺はまた………………」
男「ああ。まだそうと決まった訳じゃないが、元の状態に戻る可能性も高い」
悪魔娘「そ、そんなの、俺………………!」
男「だから、念には念を入れて、ちゃんと対策は考えている」
悪魔娘「……………お、おお……………それは、良かった……………で、いつ、その俺とカルルの引き剥がしはするんだ?」
男「今からだ」
悪魔娘「へー…………………え、今?」
男「ああ。now。この魔王様からまたお借りしたこの天秤型の魔道具、『ぬるま湯分割機』を使えば、かき混ぜた卵をまた黄身と白身に分けたり、湯と冷水を混ぜて作られたぬるま湯を再び湯と冷水に分けることが出来る。勿論、カレルとカルルもな」
悪魔娘「あ、うん。し、しかし、俺とカルルを分けたら、また俺は邪悪になってしまうんじゃ無いのか………………?」
男「確かに、これは湯と冷水を分割する事は出来ても、片方をぬるま湯に維持して湯だけを取り出すことは出来ない。しかし、とある方法を使えば俺はぬるま湯を維持する事が出来る」
悪魔娘「そのぬるま湯が、俺か……………で、どうするんだ…………?」
54 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/04(土) 15:57:23.65 ID:K/C2OR140
男「性交だ」
悪魔娘「え?」
男「原理を説明するのは面倒だから省くが、ようはカレルの中に俺の魔力たっぷりの精液を流し込んで今のカレルをなんとか維持しようってことだ」
悪魔娘「え、い、今から、か………………? ちょ、ちょっと、心の準備が…………………」
男「邪悪だったころの記憶は残っているんだろう? それなら、俺や嫁達と散々ヤったことも覚えているだろう?」
悪魔娘「そっ…………それは、そうなんだがっ……………! お、俺、元男だし、そんな………………」
男「………………こんなに、発情しているのにか?」クチュッ
悪魔娘「んっ!? ぁっ、あっ…………………♡」ビクッ、ビククッ!
男「カレルの身体は散々ヤって、散々開発しまくったんだ。性交が気持ち良いことなんて、自分の身体が一番良く分かっているだろう?」
悪魔娘「ち、違っ……………こ、これはぁ……………さっ、さっきの戦いで受けた媚薬がまだ…………………♡」
男「話している間もずっと股もじもじしていただろ。……………もう我慢の限界じゃないのか?」
悪魔娘「はぁっ………………はぁっ……………………♡」
男「………………あと、俺がカレルと交わいたいのは、カルルの事もあるが、もう一つ理由があるんだ」
悪魔娘「な、なんだよぉ………………♡」
男「カレルに俺の嫁になって欲しいから、だ」
悪魔娘「あ、えっ……………」
男「今までみたいな奴隷じゃなくて、きちんと嫁にしたい。そして、俺との子供を産んで欲しい………新しい命を、産んで欲しいんだ」
悪魔娘「はあっ、はあっ、ぁっ………………♡」
男「……………どうだ、元勇者カール。良い提案だとは、思わないか?」
悪魔娘「はぁ…………………♡ こ、子供………………新しい、命…………………沢山、命を殺めたこの手で、はぁ…………♡ その子を抱くことは、ゆ、許されるのか………………? ん……………♡」
男「ああ。………………それもまた、一つの償いなのではないのか? 新しい命を、この世に産み落とす。その事が、命を殺めたカレルにとっては…………………」
悪魔娘「ん……………………んぅ…………………♡ わ………………わかった………………そう、しよう…………………そう、させてくれ……………………♡ 俺を……………………お前の、嫁に………………………っ……………………♡」
男(ここまで、長かったな……………………まだ指輪は付いていない。今まで開発し続けたこの身体……………今度こそ、雌として、嫁として、徹底的に愛してやろう…………………!)
どう犯しますか?(例:絶対に快楽堕ちさせるほど激しく。恋人のように優しく)安価下。
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 16:54:47.84 ID:yoaJXa2NO
恋人のように優しくしながらもじっくりと開発していく
56 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[sage]:2020/01/04(土) 17:06:54.93 ID:K/C2OR140
ここまで疑問点や「ん?」と思った場所などがあれば(長文書きすぎてなにがなんだか分からなくなっている箇所がある可能性があるため変なところがあれば訂正したい)
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 18:44:08.51 ID:uK8jZIHBO
長文でも特に問題ないっす
最初に勇者から悪魔の娘にに転生して
世界を再び平和にするためにもまずはお前が
子を成し産み産まれた子を幸せにしてみせろと
完全に自分が男の嫁になったことを自覚させるまで
濃厚でねっとりしたラブラブセックス
その後虐殺への迷いを断ち切らせるために
拘束して両穴バイブで固定
散々嫁達に受けた仕打ちを思い出し泣き叫びそうになったところで
バイブを抜いてやりもう酷いことをする奴はいないとあやす
みんな許してくれるのと退行しかけたカレルに
これからは俺達が一緒に償ってやると言ってやりアナルは残して生ハメ
何か言おうとしたら全てキスで黙らせ
男が満足するまで抜かずに全て中に出し尽くす
58 :
あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/04(土) 23:12:34.22 ID:cMw65Wc00
そう言えば、悪魔娘の男の呼び方。
既にだいぶ崩れてはいますが、キチンと決めます。
変わらなければそのままで。
二人称
今まで、オマエ→これから、安価下1
三人称
今まで、アイツ→これから、安価下2
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 23:20:48.41 ID:g6acw+AA0
我が主
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 23:24:42.50 ID:g6acw+AA0
あ、雌モードやエロの状況ではご主人様が良いかも
3人称は下
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 23:27:28.22 ID:2rUc8tNk0
彼
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/05(日) 14:24:00.07 ID:Nj2tbmCA0
完堕ち状態で
「このきちくぅあくまぁ」「お前が悪魔だろ」「こんなのもう(一生嫁として可愛がってもらうしか)ないじゃん」
みたいなやり取りほしい……ほしくない?
63 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/05(日) 21:52:08.36 ID:4LDe8/Op0
男(俺はそのまま発情しているカレルの手を引き、ベッドに押し倒した…………)ドサッ……………
悪魔娘「はぁ………………あっ、んぁっ………………♡」
男「君とはやった事がなかった、愛のあるセックス……………始めるぞ………………」
悪魔娘「ぅ、ん…………………ご主人、様………………♡」
男「ご主人様って…………………」
悪魔娘「呼びたい………………呼ばせてくれ、ご主人様………………♡」
男「………………まあ、好きにしろ」クチュ…………
悪魔娘「あっ、ひぁっ…………♡ ひんっ………………♡ んああああっ♡」プシャァッ♡
男「おっと……………想像を遥かに越える早さで絶頂したな?」
悪魔娘「はぁっ、んあぁっ……………♡ ず、ずっと開発されていたから……………♡ びっ、敏感、にっ……………♡」
男「我慢しなくていい。イきたい時に好きなだけイけ……………誰も、咎めはしない……………」クチュ…………クチュクチュクチュ…………!
悪魔娘「あっ、あああっ♡ んあああっ♡ ふああぁあぁぁああっ♡」ブシャッ! ブシュ、プシャアァッ♡
男「ん、んむ…………んちゅ………………♡」
悪魔娘「んぅっ、んう、むぅっ♡ んんんんんん〜っ♡」ガクッ、ブシュゥッ♡ ビクンッ、ビクッ…………♡
男「ん…………ぷはぁ。はぁ………………おいおい、ビチョビチョじゃないか」
悪魔娘「はぁ、ぁ……………♡ ご主人、しゃ、まぁ………………♡」ビク、ビクッ……………♡
男「ふぅ……………じゃあ、入れるぞ、カレル。本当に、俺の嫁になってくれるな……………?」ボロンッ………! ビギッ、ビギンッ…………!
悪魔娘「はぁ、はぁ…………な、なる…………♡ ご主人様の嫁に、本当の嫁になる……………♡ 子供も、産む…………♡ 沢山、産む……………♡」クパァ……………♡
男「良い返事だ、カレル………………」プチュ…………
悪魔娘「い、一気に、一気に……………♡」ドキドキ…………
男「一気に? …………良いのか?」
悪魔娘「う、うんっ♡ いつもみたいに、一気にいかれたい…………射抜かれたい…………♡ 俺を、俺を串刺しにしてくれぇっ……………♡」キュン、キュン♡
男「分かったよ……………望み通り、一気に…………」ググッ…………!
悪魔娘「はぁ、はぁ♡」
男「挿れてやるっ!」ドボヂュン!
悪魔娘「あ………………ぉお〜っ……………♡ んぉ……………♡」ガクガクッ、プシュッ…………♡
男「ふぅっ……………くっ…………………大丈夫、か……………?」
悪魔娘「ぁ…………………ひっ……………♡ ぉ、ちょ…………ちょっと、くるひぃけど………………らい、じょぶ、だ……………♡」
男(まあ、今までも一気に根元までブチこんでいたからな。身体が、慣れたんだろう……………さて、出だしこそ乱暴にしたが、ここからはねっとり、濃厚に愛してやろう。今回は陵辱が目的では無いのだからな………………)
64 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/05(日) 21:56:34.10 ID:4LDe8/Op0
男「ん、ちゅっ………………んぅ……………」ズズ……………パチュ…………♡
悪魔娘「んぉ…………………ふぁ……………ちゅっ…………♡ ちゅぅ……………♡」
男(このまま、カレルの羽の根本を揉む………カレルのここが性感帯という事も、とっくのとうに確認済みだ………)モミモミ………グリ、クリュクリュ………♡
悪魔娘「ん、んんんんっ!? んぅっ、んむぅっ♡」ビクン、プシャァ………♡ ビク………♡
男「はぁ………ふぅ…………んぅ……………カレル…………カレル………!」ズヂュ………ズズズズ…………バチュン♡ ズリュゥ、ズリュ………コリュウゥッ♡
悪魔娘「はぁっ………ああぁっ…………♡ んぉぁ……♡ んぁああああああっ♡」ブシャ、ビチャビチャ♡ ビグゥッ♡
男(やっぱり、邪気が抜けたのか顔も可愛くなっている………以前までが本当にカレルの本意じゃ無かった、と言うのが分かるな…………)プチュ………ズリュリュリュッ………ボチュゥゥ………♡ ジュズズッ………ドチュゥ…………♡
悪魔娘「あ、ぉ、んぁあ………♡ んぇっ………♡」ビグビグンッ………♡ ブシャァァ…………♡
男「ふぅぅうぅ…………はぁ………ふぁ………そろそろっ、一発目出すぞ…………!」ズチュ……ズグチュゥ…………♡
悪魔娘「あ、ぅん、うん………♡ あ………♡ ご、ご主人様………♡ 出して………♡ 俺の、中に………♡」プシャッ………♡
男「ああ、カレル…………俺の子を………産んでくれ…………!」ズズ………! ズヂュン!
悪魔娘「んぁぁあ……………♡」ギュゥウゥゥ…………!
男「んっ、んぅ……………!」ビュブッ………ビュブゥッ…………!
悪魔娘「ぁ、あああっ♡ んぁああ………♡」プシャァ………♡
男「ぐっ……! ぐぅうううううっ!」ボビュウウウウウウウウウゥウウウウゥウゥゥッ♡ バビュルルルッ♡ ドブドブドグドブゥウゥゥッ♡
悪魔娘「っぇ!? あ゛………♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡ んぉぁああああぁあっ♡ お゛っ♡ ぉお………♡ おぉぉ…………♡」だいしゅきほーりゅどぉっ♡ ギュゥウウゥウゥウウゥゥッ♡
男「ぐぅ、ふぅう、ん、ふぅっ……!」ビョグググググッ♡ ドボブブブブブゥ、ビュールルルルルルッ♡
悪魔娘「はぁ、へひっ………♡ へひぃ♡ は、腹、あつ………♡ あ……あぁ………………♡」ビクン…………♡ ビグビグッ………♡
男「ふ、ふぅ………はぁ………ん、カレル……カレ、ル…………ちゅ…………」ボビュ…………ドク………ドク…………♡
悪魔娘「んむ、んむちゅ…………♡ んぁ…………♡ はぁ、はぁ…………♡」ビグ……♡ ビググン…………♡
男「はぁ………気持ち、良かったか…………?」ナデナデ…………
悪魔娘「あ、ああ…………♡ お、お腹、タプタプになった………♡ んぁ…………♡ ん………♡」キュンキュン………♡
男「ん…………抜くぞ………………」ズ、ズズッ…………
悪魔娘「あ、ぁ…………! んぁあ…………♡」ビク………! ビグゥッ♡
男「んんっ…………!」ズボッ……!
悪魔娘「は、ぁあんっ♡」ドボボッ♡ ドロォ………♡
男「ふぅ……ふぅ…………」
悪魔娘「気持ち、いぃ…………ご主人、様ぁ………♡」
男「ああ………良かった…………」
悪魔娘「はぁ…………ん…………♡」
男「じゃあ、続けようか」
悪魔娘「え………続、き…………?」
男「ああ、カレル………俺の精力が底無しなのは知ってるだろ? ………俺が満足するまでヤって貰うぞ」
悪魔娘「ま、満足するまでって………そ、そんなにやられたら、お、俺、気持ち良すぎて壊れ…………」
男「まあ壊れるだろうな。………でも、俺の嫁になるんだから、それぐらいは大丈夫だろ」
悪魔娘「だ、大丈夫なわけ、ま、待っ…………あ、あぁ…………♡」
〜
65 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/05(日) 21:58:59.64 ID:4LDe8/Op0
〜丸一日後〜
悪魔娘「………あ゛………♡♡♡ …………っぁ……………♡♡♡」カクン、カクッ…………キラッ…………♡
男「ふっ、ふぅっ………ん゛っ………!」ドビュルルルルッ! ビュグンッ♡ ドブブブブッ♡
悪魔娘「ぉ、お゛お゛っ………………♡ あぇっ…………♡」ビクビク…………♡
男「ふぅ、ふぅぅうぅ……………」ドク、ドク…………♡
悪魔娘「ぉ…………ぁ……………♡」プシャッ………チョロロロロ………♡
男(…………そろそろ、良いな…………魔力も十分だろうし………はぁっ……………指輪も、付いているしな…………)ズズッ………ズボンッ♡
悪魔娘「はへっ…………♡ あ゛…………♡」ビグンッ………♡
男「…………おーい、カレル?」ペチペチ………
悪魔娘「あ…………ぁっ…………? ………ぁぁ……………は…………あんっ…………♡ ご、ご主人様……………♡」ドロォ…………♡
男「おはよう、カレル」
悪魔娘「はぁ………はぁ…………気絶するまで、やるなんて…………♡ こ、この鬼畜ぅ………悪魔ぁ…………♡」
男「悪魔はお前だろ?」
悪魔娘「………んぅ………そ、そう言われると…………」
男「………とりあえず、これでもう大丈夫だ。幾らかの魔力は吸収されたみたいだし、そろそろ取り掛かろう」
悪魔娘「取り掛かる…………?」
男「ああ。この『ぬるま湯分割機』を起動する。カレルと、カルルを分けるんだ。…………俺の精子に含まれる魔力でカレルを維持しながらな」
悪魔娘「わ………分かった。今から、なんだな…………ん………♡」コポ………
男「………残念だが、恐らくカレルの人格を維持する事で精子の魔力を使い切る………つまり、精子が死ぬ。だから、受精した卵子も死んでしまう。………今回のセックスで子が生まれる事は無い…………」
悪魔娘「……………そう、か…………」
男「そう悲しむな。そうなっても、また交わえば良い。何度でも、抱いてやるよ」
悪魔娘「ま、また、抱いてくれるのか…………♡」
男「ああ………妊娠するまで何度もな…………」ナデ………
悪魔娘「ぁ…………ご主人、様…………♡」ギュ……♡
男「……………じゃあ、始めるか、カレル」カチャ……
悪魔娘「…………分かった」
66 :
あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[saga]:2020/01/05(日) 21:59:27.18 ID:4LDe8/Op0
男(ぬるま湯分割機、起動………)カシュッ………
男「………気を強く持てよ、カレル。カレルが今のままの自分で居たいと強く思う事が、一番大事だ…………」
悪魔娘「ああ…………俺は、今のままの俺でいたい…………もう、あんな残忍な俺にはなりたく無い…………もう、あんな悲劇を繰り返したく無い…………!」ギュ………!
ぬるま湯分割機「」カチャッ、カチャッ…………カチャカチャカチャカチャカチャカチャ…………!
悪魔娘「…………手を握っていてくれ、ご主人様……………」
男「ああ…………」ギュゥッ…………
ぬるま湯分割機「」カカカカカカカカカッ………! カーーーーーーッ………!
悪魔娘「…………あ、あっ…………!」ズキッ………!
男「カレル………!」ギュッ……!
悪魔娘「あ、ぁああぁああああああぁああぁあああっ!? が、ぁあああぁあああぁあああああああっ! 頭がっ、があぁああああああああああっ…………!」ビキビキッ………!
男「大丈夫だ、大丈夫だ………! カレル………! 君は、君だ…………!」
悪魔娘「はぁっ、ぁあああああぁああっ、がっ…………! ぐぁ…………げ……………」カクン……………
男「……………カレル…………? カレルッ!?」
悪魔娘「………………ごぶっ、ご…………」ボコボコボコ………
男(カレルの腹が、異様に膨らんでいる…………だ、大丈夫なのか!?)
悪魔娘「ごべっ、がぼ…………! ぉ、ぉげぉおおぉおぉぉぁっ…………!」ズルルルルルゥッ! ベチャッ!
男(な、何か吐いてっ……!)
???「……………て、てけり…………」ズル………
悪魔娘「…………げ、げーっほっ……! げほぉっ! げほっ! げほぉっ! ………! ぺっ、ぺっ………!」
男「大丈夫か………!? カレル…………!」
悪魔娘「はぁっ……………はぁっ………………」キラッ……
男(………良かった………指輪が付いているから、人格はそのままのようだ…………)
悪魔娘「あ………ご、ご主人、様…………」ポロ………ポロポロッ…………
男「良かった良かった…………カレル………良く、頑張った………」ナデナデ………
悪魔娘「はぁ……………んぅ…………♡」
???「てけ…………てけり…………」ズルルル………ズルズル…………
男「はっ………! そ、そう言えば、あの黒い塊、カルルは…………!」
吐き出されたカレルの内カルルの部分。一度カレルを経由した事で、中身や見た目に変化はあったか?
不定形なため、大きな変化も可能。安価下。
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/05(日) 22:01:00.21 ID:+xdSudP00
見た目には大きな変化はないが、カレルの影響で男に懐くようになった
あと、言葉は喋れないが人型になれるようになった。姿はカレルを幼くした様な感じ。
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