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【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われるようです【AA不使用】

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646 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/16(月) 22:12:06.60 ID:7pTNXxY+O

9:“心臓を、寄越せ”



「……ダメですわね。何も残されていませんわ」
「こっちもだ。完全に証拠が消されてる」


バーサーカーが首を降り、成果が無かった事を周囲に伝える
どうやら本日の結果は空振りの様だ。早々に切り上げ、退散する素振りを見せる

「もう帰ろうか。ここにいても何も無いし」
「そうだな……そろそろ戻……」


“──お前、達”


「……?センパイ、何か言った?」
「いや、何も……っ!?」

振り向く貴方。彼が見たのは道に佇む異形の男
身体中は返り血で真っ赤に染まり、顔に付けるは鉄の仮面
それ以上に、あの男からは……危険だと、頭の中の警報が叫んでいた

「マスター!下がっていろ、こいつ、明らかに異常だ!」
「貴様、何者だ!要件だけは聞いてやる、話すがいい!」

バーサーカーの問いに、怪物は唸る。まるで、月に吼えるかの様に



「心臓を、寄越せ……!!!」



123:初手奇襲
456:普通に真正面から
789:連れてきてなかった
↓1

647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 22:12:41.34 ID:N1RFPmOG0
ほい
648 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/16(月) 22:38:01.67 ID:7pTNXxY+O

4:正面から出てきてくれる



「バーサーカー、頼む!」
「わかっている!下がっていろ、マスター!」

バーサーカーの指示で背後に下がる。セイバーも同様に、アーディーを自らの背後へ
二人は正面に呻く怪物を見やる。どうやら身体に異常をきたしたらしく、小刻みに震えながら壁にもたれ掛かる
弱々しく、びくりと跳ねる。その姿を好機と見なした二人は、剣を怪物に向け──


「あら、虐めるの?こんなに、こんなに可哀想なのに」
「な……アサシン!?」
「アサシン?それは私の事?失礼ね、私にも名前はあるのよ?もう忘れてしまったけれど」


虚空から現れ、降り立つ少女。
恐らくバーサーカーよりも年若いであろう少女は、あろう事か怪物の前に立ちふさがった

「貴方達、もしかして貴族?だとしたら酷い事をするのね。ノブレス・オブリージュ。教えられた覚えがあるの」
「だとしたら、何だと言うのだ?」
「そうね。けれども、私は私じゃない。なら、私は守らなくてもいいのかしら?」
「なんだ……話が噛み合ってない……?」

セイバーは目の前の少女に怪訝な顔をする。目はどこか遠くを見つめ、話は全く通じていない
そんな、どこかちぐはぐな印象のサーヴァントを与えるアサシン。突如怪物に歩み寄ると、その身体に腕を突っ込んだ


「あ、があ、あぁあぁぁ……!」
「いい子、いい子。よーしよーし」
「うっ……!気持ち悪い、センパイ……」

ぐじゅりぐじゅりと肉をかき回す音。それが否応無く不快感を煽る
アサシンは満足したのか、血濡れた手を引き抜き血を啜った


「それじゃあ、貴方達には死んで貰わないとね?気持ち良く死んでくれると嬉しいけれど」


澄んだ目で告げる死刑宣告。今、ここで新たな戦闘の火蓋が切って落とされた




649 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/16(月) 22:39:50.98 ID:7pTNXxY+O

『アサシンのステータスを開示します』

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ≪クラス≫:アサシン
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┓
  【真名】:???                【属性】:混沌・悪
┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓
  【筋力】:E(10)   【耐久】:B(40)   【敏捷】:E(10)   【魔力】:A(50)   【幸運】:E(10)    【宝具】:A
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫

650 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/16(月) 22:40:52.10 ID:7pTNXxY+O

【それでは本日ここまで。次回アサシン戦】

【お付き合いありがとうございました】
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 22:43:29.04 ID:pasooeXiO
宝具が厄いッス
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 22:44:30.04 ID:J89JI1TkO
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 22:45:12.07 ID:9OiOqg8SO
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 22:47:49.79 ID:N1RFPmOG0

そういえば貴方は第八騎目のイレギュラーだったな
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 23:13:36.59 ID:iQnaipMQ0
656 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/03/17(火) 21:46:09.38 ID:jvpVq7PyO

【少し気分が優れないので本日はお休み】

【明日は必ずやりますので、お待ちください…】

657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 08:22:42.55 ID:zI3ER5B+O
乙です
お大事に、無理しなくてもいいのよ?
658 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/18(水) 20:50:18.59 ID:s4B3M0YmO

【本日は更新。少しだけ……】

【人はいますか?】

659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 20:52:25.14 ID:Qnp3TW8yo
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 20:53:34.96 ID:I0Pu0ZQxo
661 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/18(水) 20:54:34.08 ID:s4B3M0YmO



「それじゃあ、死んでね。なるべく痛くならない様に頑張るわ」


アサシンの背中から生える奇怪な翼。小柄な体躯に反し、身の丈を越えて飛び上がる
月を背にして空を舞う。その姿からは幻想的と言うよりも、非現実的な気味悪さを感じさせた

「セイバー!あの砲撃で」
「無茶を言うな!こんな場所で撃てるか!」

現在時点は民家の近く。ここで大砲を撃てば、周囲に被害が出るのは火を見るより明らかだ
知ってか知らずか、セイバーは不利になる場所で襲われた事になる。周りの被害を無視出来るならば簡単に落とせるのだが……


「ここは私が……《氷結(イス)!》」
「あら?冷たいわ、まるで私の身体みたい」


まごついているセイバーを横に、バーサーカーがルーンを飛ばす
たちまちアサシンの翼は凍てつき、動きが鈍くなる……が、それでも止めるには至らない
フラフラと浮き、此方を観察する。攻撃するにも逃げるにも中途半端な行動だ

「く、ボウフラ女が……セイバー!奴のマスターを叩け!」「わかった!」
「気をつけて!アイツ、普通じゃない!」

業を煮やしたバーサーカー。アサシンを狙う事を諦め、マスター……仮面の怪物を倒そうとする
セイバーが剣を構え、首を切り落とそうと……


「う……ぐ、あ゛あ゛あ゛あ゛っっ!?!?」
「っ!?」


絶叫した。まだ首どころか、一歩進んだだけであるにも関わらず
苦しそうにのたうち回る。その姿に何か思う事でもあったのか、アサシンは降りてくる


「もう。だから早く死になさいって言っているのに、仕方ないんだから」
「ぁ……あ、さ、し」
「はいはい。帰るわよ、朝が来たら困るもの」

「逃がすものか!」「待て!深追いするな!」


「……心、臓を」「はいはい。お腹が空いても我慢しましょうね」


四人を残し、アサシンと怪物は闇夜へ消える
血生臭い匂いは、いつの間にか消えていた



662 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/18(水) 20:56:06.43 ID:s4B3M0YmO


【その頃他の人達は】

123:反撃のガイスロギヴァテス
456:ライダー、街を往く
789:禍門家家族会議
↓1

663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 20:56:26.46 ID:I0Pu0ZQxo
ほい
664 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/18(水) 21:12:06.99 ID:s4B3M0YmO



……貴方達が怪物と戦って数時間後
喧騒が響く雑踏に、黒衣の青年が歩いていた
夜も更けて微睡みにつく頃。未だ眠らぬ人々へと冷めた視線を向け、歩く

「……わからないな。人間は」

ぽつりと独り言。かつて生きていた時より遥か先に生きる人間は、不可解な事ばかりだ
それでも、考える頭と足は止めない。それだけを為すべきと示すかの様に
……わからないと言えば、自らのマスターもだ。アレは理解しようとして、早々に諦めた
不可能。というより、不必要。という意味で


「フ、まあいい。好きにやらせておくか」
「だが、後二回……それ以上は……」


人気に当たり多少気分が高揚したのか、青年は普段よりも饒舌に語る
その背後に迫る影を、知ってか知らずか……



123:アーチャー
456:マリア&キャスター
789:自分のマスター
↓1

665 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 21:13:09.77 ID:Qnp3TW8yo
666 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/18(水) 21:30:31.03 ID:s4B3M0YmO


7:マスターだった



「……貴様か」

弦が鳴る。その喧しさに眉を潜めて振り替えると、そこには件のマスターが
蹴飛ばして黙らせると、黒衣の青年……ライダーはマスターへと冷たい視線をぶつけた


「言ったはずだ。俺は俺のやりたい様に、貴様は貴様のやりたい様にする……」
「何の用も無いならば、俺の名を呼ぶな」


あろう事か、自らのマスターへの不快感を隠さずに吐き捨てる
ライダーとそのマスターは、陣営ですらない。互いが互いを利用し合う殺伐とした関係だ
当のマスター本人は嫌悪感等どこ吹く風。ただ自分の伝えたい事だけを話す


「……下らないな。それを俺にやらせるか」
「ああ、いいとも。その非礼、免じてやろう」
「それで……いつやるつもりだ?」

問い掛ける。その声は、先程よりも冷えていた



123:割りとすぐ
456:まあそのうち
789:決めてなかった
↓1

667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 21:31:33.80 ID:ksPC76Sd0
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 21:36:47.88 ID:vFoxB6+UO
振りなおしか?
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 21:37:37.60 ID:Qnp3TW8yo
ライダーはけっこうまともっぽいけど性格上、マスターがこれだと話は通じなさそうだな
ライダーとちゃんと話してみたいけど、聖杯戦争終わったとき生き残るとしたらマスターの方なんだよなあ
670 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/18(水) 21:52:40.05 ID:s4B3M0YmO

8:やるという事だけ



「……決めていない。か、そうか」
「いや、何。怒っている訳ではないさ」
「だが……。いや、何でもない。俺は戻ろう」


「くれぐれも……いや、好きにするがいい」


言いたい事だけを伝え、突風に乗り天に向かう
残されたのはマスターだけ。自分も戻ろうと踵を返すと……


『……?……!…………!』
『……!…………?』


後ろには複数の男性が。どの目も欲望に光り、ギラギラと淀んでいる
肩を掴まれ、無理矢理に路地裏へと連れていかれる。そして……悲鳴


ぽんぽんと手を叩き、出てきたのはライダーのマスター
その日、路地裏から人が出てくる事は無かったらしい


671 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/18(水) 22:05:23.59 ID:s4B3M0YmO



「センパイ、おはよー」
「おはよ。今日は土曜日だけど、どうする?」
「そうだなあ……私は一度、本家へ連絡してみようかな。何かあるかもしれないし」
「僕は陣を構えるとしよう。ここに敵が来ないという保証は無い」


学校の無い土曜と日曜。アーディーとセイバーは独自に行動を起こしていた


「マスター、貴方はどうするんですの?まさか日がな一日のんびりしている訳は……」
「そんな訳無いだろ!ちゃんとやるよ」

そして、貴方とバーサーカーも……
自らの願いを勝ち取る為に、動き始めた



22:15から自由安価
クラスメイト(新重、千呼、新聞部トリオ)
生徒会(潮、林道、アキラ)
その他(アーディー)
↓3

672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 22:11:13.38 ID:Qnp3TW8yo
林道は学校内で人望ありそうだから情報とかありそうだし、何なら他の人への伝手とかくれないかな…
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 22:17:42.39 ID:AIBg9R2QO
アーディー
エーデルワイス家について、教えられる範囲で教えてほしい
無理そうなら、同盟組んでるし連携の確認をしたい
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 22:24:55.50 ID:Qnp3TW8yo

なんだか学校で色々事件起きて忙しそうだし、情報聞くついでに仕事でももらって機嫌を保たせたい
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 22:26:24.65 ID:vFoxB6+UO

野良犬の件に関して注意喚起
あと何かすべきことはあるか
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 22:27:30.54 ID:I0Pu0ZQxo
新重
昨日のこともあるし身の回りで何か起きてないかとか
677 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/18(水) 22:43:29.05 ID:s4B3M0YmO

【アーディー、潮、一つ下がって新重でここまで】

【本日はここまで。お付き合いありがとうございました】


678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 22:46:28.16 ID:AIBg9R2QO
乙です
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 22:47:37.53 ID:vFoxB6+UO
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 22:48:16.89 ID:yGh7EnJN0
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 22:49:36.56 ID:Qnp3TW8yo

潮の包帯も結構気になるけどもう遅くて触れるタイミング逃してるよなあ
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 22:52:30.35 ID:I0Pu0ZQxo
林道はマスターの可能性なさそうだから重要度低いわ
でも気がついたら事件に巻き込まれて死んでたりしそうで怖いね
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 09:46:43.17 ID:CYTAUDtv0
メタ的に考えると林道は募集キャラじゃないから(募集で学生男子いないし)、マスターはまずない
募集キャラじゃないから死なせたりしやすいというのも確かっぽい…?
たぶん募集キャラは最初から死にそうなキャラか自業自得的な悪人以外死ななそうなんだよな
684 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/03/19(木) 20:08:45.53 ID:1cFZVvRiO

【念願のwikiメンバー登録。やったぜ】

【本日はデータを読み漁りたいのでお休み。明日はやります】

【それと、三連休は少しごたついているので更新は通常運行となります】

>>683
【はははそんな馬鹿な()。……実際死にそうな人って誰がいるのか】

685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 21:39:43.77 ID:RhYNX+iHo
私の送ったマスターは善人寄りだけど普通にひどい目にあわせたり死なせてもいいですよ
むしろそんな展開が見たい(説明に書いとけばよかったと思った)
選択肢やコンマ次第だろうけど楽しみだな(すでに出てるかどうかは伏せます)
686 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/20(金) 21:03:33.64 ID:JVcTYjvOO

【本日もちまっと更新】

【大丈夫ですかー?】

687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 21:07:06.42 ID:wDvIKvhGo
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 21:08:42.75 ID:EAc4XI28o
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 21:10:17.74 ID:jwnU8aIzO
690 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/20(金) 21:11:55.97 ID:JVcTYjvOO



「……では、まずは何をするおつもりで?」
「それなんだけど……俺達はアーディーと同盟を組んでいるだろ?」
「だから、その連携を取るべきだと思うんだ。ワンチームって訳じゃないけどさ」

「マスター……貴方、どうかしたんですの?急に真面目な事を言って」
「俺、そんな変な事ばっかやってるか!?」
「冗談ですわ。仮にも、貴方は生徒の前に立つ存在ですもの……ふふふ」
「なんだよその笑い……」


軽口を叩き合い、アーディーの連絡を待つ
坂松の御三家、エーデルワイス。彼女の家の力を借りる事が出来れば心強いだろう
その為に、まずは家の事を知る必要がある。確か、ルシフェルは『天使に恋した一族』と呼んでいたが……


「……え?家の事を教えて欲しい?」

連絡を終えたアーディーに話しかける。彼女は少し考えると……



【個人の問題じゃない】−1
123:ゴメン!言えない!
456:遅れてる子の事まで
789:詳しい面子まで
↓1

691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 21:13:02.74 ID:BM9fdoXbO
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 21:26:05.22 ID:EAc4XI28o
渋いコンマが続くな…
高確率で情報くれそうな人は誰だろう?
693 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/20(金) 21:47:03.92 ID:JVcTYjvOO

3:どんな家かだけ



「……ゴメン!それは言えない!」
「私だけの事だったらいいんだけど、勝手に他の人の事を話したら当主様が何をするか……」
「当然ですわね。敵に内部の情報を話すなんて背信と思われても仕方がありませんもの」

アーディーは両手を合わせて、頭を下げる
家の事は教えられない……本当に申し訳無さげな態度には、此方としても引くしかない
……背信。と言うバーサーカーの顔が少し哀しそうに見えたのは、気のせいだろうか


「でも、エーデルワイスの家自体なら教えても問題ないかな……セイバー?」
「僕に振らないでくれ……いいんじゃないか?」
「なら大丈夫か!……エーデルワイスは、天使と会う事を目的にした魔術師の集まりなんだ」
「降霊術とか……それに特化した魔術師の家を取り込んで、どんどん大きくなっていったんだ」
「全ては、天使に会う為……天使と結ばれる為」

「……天使と?その、貴女の家を悪く言う事をしたくはないのですが」
「貴女達の家の人間は……それに、疑問を抱かないのですか?」
「うん。それが全てだから」


遠い目。遥か遠くを見つめるアーディー
昔からそう決まっていたから。それだけの理由で天使と結ばれる人間がいる
それでいい……


「……ふざけるな!本気で、それでいいと言っているのか!?」
「バーサーカー!?止めろ!」
「答えろ、アーディー!本当に、そんな望まぬ婚姻を……」
「…………バーサーカー」
「すまない、バーサーカーのマスター。少し、外に出ていて欲しい」
「……わかった。行こう」「…………ええ」




694 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/20(金) 22:14:24.80 ID:JVcTYjvOO




セイバーに促され、外に出る
幸いまだ日は高く、出歩く時間には丁度いい
とはいえ、当てがないのも確かで……ブラブラと歩いていた

「どうしたんだよバーサーカー。らしくない」
「失礼しました……。私とした事が、あの程度でカチンときてしまうとは……」
「その要素あったか?」
「いえ。まあ私的な感情で……」
「……お、メールだ。アーディーからか?」

話の最中に、震える携帯。その画面には『潮会長』と映っていた

「会長からか……なんだ?急に」
「あのいけ好かない女からですか……無視しません事?どうせろくでもない案件でしょう」
「そうもいかないんだよ……もしもし?」


『ああ、貴様か……。……どうだ?元気か?』
「え、何か悪いものでも食いました?」
『貴様こっちが心配してやったのになんだその口の聞き方は!?次会った時には縫い付けてやろうか!』


電話口から聞こえてきた心配の声。通常の二人の関係性を知る者が聞けば、耳を疑うだろう
とはいえ、それはすぐに元通りになるが……


「そうそう。最近野良犬が出ているみたいっすから、会長も気をつけてくださいね」
『フン、貴様こそ。精々件の野犬に噛まれん様に注意を払う事だな!』
「それと、何かやって欲しい事とかあります?暇ですし少しくらいならやれますよ」



123:『黙れ!余計な世話だ!』
456:『なら生徒会の連中と連携をとれ!』
789:???
↓1




695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 22:14:41.03 ID:jwnU8aIzO
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 22:17:58.56 ID:jc/Ni9ZC0
コンマが振るわんな
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 22:19:40.29 ID:wDvIKvhGo
何も起きないな
悪い方向のイベントが無いだけましなのか…?
698 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/20(金) 23:01:42.58 ID:JVcTYjvOO

3:全体的に出目が低い



……人の心は複雑なもので
よかれと思って言った事でも、言われた当人には全く響かなかったりする場合もある
そして、酷い時には……侮辱として捉えられる事すらあるのだ


『黙れ!余計な世話だ!貴様如きが心配だと?馬鹿にしているのか!?』
『この唐変木の低能が!この私が』


「おっと、手が滑ってしまいましたわ」
「バーサーカーーーー!?!?」

携帯を奪い、電源を落とす。慌てて取り上げて起動させようとして……止めた

「……今からかけ直しても怒るだけだよなあ」
「そうですわね。また次回に回しましょう」


ニコニコと微笑むバーサーカー。彼女に逆らうと何をされるか……
実際の所、そこまで凶暴ではないのだが……貴方の知るよしではないだろう


「さて、もう少し歩いてみるか。バーサーカーも来るか?」
「お供させて頂きます。上手くエスコートしてくださいね?」
「大袈裟だな……」


二人並んで、街並みを行く。来るべき戦争を、今は忘れる様に……


699 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/20(金) 23:02:19.16 ID:JVcTYjvOO

【本当にちょっとだけで本日はここまで】

【少しだけですが、お付き合いありがとうございました】


700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 23:04:10.79 ID:jc/Ni9ZC0
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 23:05:31.05 ID:iktr4kJc0
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 23:07:54.96 ID:TrKdgbpXO
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 23:07:59.18 ID:wDvIKvhGo
おつ
悩みを抱えこむ感じの会長いいね
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 23:15:06.98 ID:jwnU8aIzO
705 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/21(土) 19:53:25.33 ID:2F6f2ipmO

【本日はお休み。けど明日は早くからやる予定】


706 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/22(日) 20:39:34.52 ID:4Ump1nmYO

【早くやる(三十分)】

【人はいますか?】

707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 20:40:32.51 ID:Ot/IpUhmO
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 20:42:01.82 ID:+9P0x27X0
709 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/22(日) 20:43:42.24 ID:4Ump1nmYO



さて、時は夕刻頃
貴方とバーサーカーは、帰路へとつく為に、足早に家を目指していた

「バーサーカー。無理に、とは言わない」
「けど、もうちょっと節約してくれよ……」
「な、失礼な!これでも私は自重しています。マスターこそ手持ちが少な過ぎですわ!」
「普通の男子高校生の平均だと思うけどな……」


「あ、庶務君。女の人連れて、どうかした?」
「げっ、新重!?」「あらあら、まあ」

ばったりと。意図しないタイミングで出会ってしまった……という顔を浮かべる貴方
バーサーカーはきょとんとした顔をする新重と見比べると、意地の悪い笑みを浮かべ

「あら、ご機嫌よう。貴女が彼の話す可愛らしいお嬢さん?」
「ちょ、おま「え?そんな風に私の事を話してたの?」
「いやまあ……」
「えー……なんか照れちゃうな。ありがと、庶務君」「お、おう」
「ええ。それはもう本当に。特に胸の部「止めないか!?」


余計な事まで口にする前に、慌てて口を封じる
それよりも。と話を変える為に、貴方は新重に声をかけた

「新重。なにかあったか?昨日の事もあるし」
「デートのお誘いなら、もっと洒落た言い回しをオススメしますわ」
「黙ってて!?」



123:特には無い
456:街の噂話
789:実は……
↓1
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 20:46:12.92 ID:+9P0x27X0
711 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/22(日) 21:10:51.07 ID:4Ump1nmYO

2:特にはない



「え、平和だよ?怖い人とか見ないし」

ほわんとした顔で、何て事無いように答える
本当に、街に驚異は無いという表情で、彼女はけろりと言った

「そうか……ならよかった」
「残念そうですわね。マスター」
「あはは。変なのー」
「笑わないでくれ。事情が……」

貴方とバーサーカーの言葉に、ケラケラと無垢に笑う新重
いたたまれなくなった貴方。バーサーカーの手前、下手に声をかけると茶化されるだろう
真っ赤になる貴方を笑う。それも見かねたのか助け船を出してきた

「……ですが、万一何かあっても困ります。入り用であれば、是非ともお声かけ下さいね」
「あ、どうもー。じゃあね、庶務君」


手をふりふり、去っていく
気恥ずかしい様な、ほっとした様な……奇妙な感覚が包んでいた




712 : ◆DpAYaCgMQh0p [saga]:2020/03/22(日) 21:13:18.62 ID:4Ump1nmYO

【ちょっと試しにランダム行動を取り入れてみたいと思います】

【酉に陣営が書かれてますので、1〜7まで、好きな数字を書いてください】

↓1、2

713 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 21:14:34.62 ID:ibUKhPLFO
4
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 21:14:40.03 ID:4RysAUPeo
1
715 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/22(日) 21:22:14.19 ID:4Ump1nmYO

#剣+狂暗弓騎狂魔槍



【という訳で、貴方達とライダー】

【次はイベント。何があるか】


123:当主が来る
456:情報収集しよう
789:なんかサーヴァントを見かけるよ
↓1
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 21:22:57.22 ID:+9P0x27X0
717 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/22(日) 22:07:28.11 ID:4Ump1nmYO

2:当主が来る



「ごめん、アーディー。ただい……っ!?」
「しっ!センパイ、早く二階に!」
「わ、何だ急に!?」「いいから、早く!」
「……わかった、行くよ」

貴方が散策から帰って早々、手を引かれる
アーディーの顔は危機迫ったもので。だから、貴方は反論もせず、素直に二階へと向かった
……しかし、ここに納得の行っていない者が存在する


「……怪しいですわね。唐突に二階へ行けとは」
「いいじゃないか。何かあるんだろ、多分」

「そんなものがあるなら、最初から家に来いだなんて言わないはずではなくって?」
「恐らく、私達に隠しておきたい何かがある。もしくは会わせたくない誰か……」
「仮に、セイバーと別の陣営が影で結託し、私達を陥れる算段が……」
「そんな事するなら、最初から同盟なんて組まないだろ。見つけた時に倒せばいいんだから」

キッパリと否定する。その感情は強めに
毅然と返す貴方の言葉に、ふむと少し考え込む


「……では、こうしましょう。私が様子を見てきます。何か不審な事があれば報告しますわ」
「大丈夫か?セイバーに気づかれるんじゃ」
「ルーンで誤魔化しますわ」
「本当にルーンって万能だなぁ……」


感心する貴方を他所に、バーサーカーが部屋を出る。淡々とスパイの様に、光の漏れる部屋を目指して


718 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/22(日) 22:07:55.95 ID:4Ump1nmYO




「……いや、凄いねぇ!あのガイスロギヴァテスのボンボンを叩きのめすなんてさあ!」
「えーっと、ドミトリイだっけ?ボクとしても本当に助かるよ。キミは天才だ!」
「はい!お褒めの言葉、光栄です!」


……部屋ではアーディーと少年が談笑していた
足を降りながら嗤う少年。その無邪気な表情と相反する禍々しいオーラに、思わずひっそりと顔をしかめる
そして、それを意に介していないかの様に話すアーディー。その姿からは、崇拝に近いものを感じられた


(……あの男、何者だ?おおよそまともな人間とは思えない)


バーサーカーは思案する。目の前の男と、自らのマスターが組む相手の関係を
事と次第によっては、マスターに同盟の解消を提言しよう。そう心に決めながら

「流石はアーディーだ。ボクの見込んだ子供なだけはある」
「キミの天使に対する想いは、ボクらの中でも随一だ。信用しているよ、アーディー!」

 ◆狂愛C
 彼女自身は見たことすらない、先祖から受け継がれエーデルワイス家を代々蝕む、天使への狂った愛。
 天使への愛が失われない限り、彼女は決して折れることがないが、その愛を成就するために手段を選ばず、また天使第一の思考や行動が他者から推測されやすくなる。
 しかし、彼女は同時に天使の伴侶に相応しくない振る舞いは取るべきでないという思考も持っており、デメリットが緩和されている。

「はい!私は天使の伴侶となるべく日々研鑽を重ねております!当主様、何なりとご申し付けください!」
(……当主!?)

目の前の少年に跪くアーディー。その光景は、明らかに異様だ
戦慄するバーサーカー。その事を知らずに、当主は彼女に勅命を下す

「ん?今何でもって言ったね。なら……」



123:イレギュラーのガキ殺してくんない?
456:禍門の姉妹消しといて?
789:これからも頑張ってねー
↓1

719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 22:10:31.74 ID:UFskk/x00
ほい
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 22:10:40.46 ID:S2fUekJj0
721 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/22(日) 22:33:53.00 ID:4Ump1nmYO

4:狙われた千呼とアキラ



「実はさあ……禍門の連中がウザくてさあ」
「なーんか強い英霊を引き当てて調子に乗ってるって言うかあ……」
「徒党を組んで、増長してるって言うかさあ」

ふんふんと鼻唄を歌いながら、当主は語る
態度とは裏腹に顔は歪んでいく。心底嫌な事を話さなければならない様に

「だからさ、正直な話、真正面で相手したくは無いんだよね」
「つまり、マスターを狙え。と?」
「そう!ボクの予想だと、多分憂午や社長、当主はマスターやらないと思うんだよ」
「だからさ……学校に禍門の姉妹がいるだろう?どっちかがマスターのはずだ」
「あいつらの事だ。学校であのバケモノを呼び出す事はしないだろう」
「そこでアーディーの出番だ!校内なら幾らでも接触出来るだろ?」
「パパッと消しといてくれないかな?」

打って変わって、あっけらかんと。まるで宿題の変わりを頼むかの様に
いとも簡単に、姉妹を殺してこいと命じたのだ


「ですが、リスクもあります。私も御三家の人間であると向こうも承知しているはず」
「うん!だから、片方だけ仕留めて、そいつを餌に禍門と交渉しようと思う。娘の命を切り捨てる様な連中じゃないからね」
「……ま!どっちにせよあの姉妹は有用だ。生け贄は多い方がいいからね!」


「……わかりました!このアーディー・エーデルワイス、必ずや達成してみせましょう!」
「その息だ!ようし、ボクは帰るよ。これからも戦争、頑張ってねー!」


その答えに満足がいったのか、当主はご機嫌に去っていく
残されたアーディーは、貴方に伝える為に部屋へ向かおうと

「……外道が」
「バー、サーカー……っ!?」
「いつの間に……!下がっていろ、マスター!」

軽蔑した様に吐き捨てる。その気迫に立ち向かう様に、セイバーが前に立つ
一触即発。先に引いたのはバーサーカーで、剣を納め


「心底見下げた女だ。汚らわしい」
「………………」
「その腐った性根、よくわかった。……ではな」

霊体化し、目の前から消える
俯くアーディー。その姿に同情する様に、セイバーは彼女の肩に手を起く
まるで、慰めるかのように……



722 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/22(日) 22:34:36.81 ID:4Ump1nmYO

【本日はここまで。最近書くペースが落ちている……】

【お付き合いありがとうございました。それではまた】


723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 22:37:49.68 ID:ibUKhPLFO
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 22:40:45.06 ID:ibBu5NRnO

まさかの二面性
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 11:24:59.30 ID:S5n+jVjJo
一応はヒロイン枠っぽいし、使命から逃れたいと言う本心があるタイプかねぇ
最初にエーデルワイスの設定見たときめっちゃ心惹かれたから、本心尊重しながら使命達成もできるルートとか考えたいけど無いもんか…
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 20:20:57.19 ID:w+ykRnt80
これイレギュラーを消せといわれたら悩んでくれたのだろうか
727 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/03/23(月) 20:38:44.49 ID:/JBIdvkeO

【ごめんなさい。今日はちょっと予定が入ってしまったのでおやすみ。明日には必ずや】

【それと、アーディーは貴方を消せと言われていたら即答していました。どちらにとは言いませんが……】

728 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/24(火) 21:02:18.79 ID:tFBT5UpBO

【それでは更新】

【早速安価ですが人はいますか?】

729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 21:03:55.55 ID:Nl2dsqsfo
はい
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 21:07:52.99 ID:UNc+3mM2O
いいえ
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 21:08:04.36 ID:LY4FVuG5o
732 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/24(火) 21:10:54.35 ID:tFBT5UpBO

【ようし再開しちゃおう】

【結局、ライダー何してるの?】
123:町ブラ
456:過去の事を思い返す
789:なんかサーヴァントとやりあってるよ
↓1
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 21:11:29.71 ID:BP/ZVMO1O
734 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/24(火) 21:15:41.53 ID:tFBT5UpBO

1:町ブラ

【入れておいてアレですがこれだとシナリオ進まないので再度安価】

【ライダーの町ブラの目的は?】
123:本当にただの暇潰し
456:過去と今を比べてうんぬん
789:実は……
↓1
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 21:16:50.96 ID:UNc+3mM2O
ほい
736 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/24(火) 21:43:46.93 ID:tFBT5UpBO

6:過去の人間も今の人間も変わらんな



「………………」

黒衣をはためかせ、闇夜を行くライダー
彼の眼に映る人間は、どれもこれもが同じ風に見える
姿ではなく、在り方が。どの人間にも、欲望の澱が醜く溢れる

実に醜悪。実に劣悪。己の事しか考えていないそのおぞましさに怖気が走る
それでも、彼は考える。人間とは何ぞやと

「らしくない。当に理解したつもりでいたが、まだまだ甘いという事か」

かつて人に裏切られ、人に葬られた黒王は苦笑する。自分も嘗ては同じ存在であった事に
考えても答えは無く。だからこそ、彼は考えを止める事は無いのだろう


風が吹く。その一陣に周囲の人々は微かにその方向を振り向くも、既に何もなく
気紛れかとまた動き出す。その営みは、何も変わらずに



737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 21:45:18.71 ID:g12pUttJ0
あ、このライダーアイツか。やっとわかった
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 21:46:37.82 ID:+GGdZ97r0
暇そうっすね
マスターもそれほど勝負を急いてないというか、待ちの姿勢なんだろうな
739 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/24(火) 22:01:07.24 ID:tFBT5UpBO




「千呼と、アキラを……!?」

エーデルワイスの当主が離れた数分後。貴方は相棒たる女性により、事の顛末を聞かされた
禍門の姉妹であり、貴方の親愛なる友人である千呼とアキラを始末しろ。と語った事
そして、何よりも驚いたのは……それを即答し、受け入れたアーディーの対応だった


「なんでそんな事を!そんなの!」

「これは戦争だ、決闘じゃない。卑怯卑劣な手を使おうと、批難される謂われは無い」
「そして、同じ様に批判する道理もない。……僕は彼女の剣。命じられれば、従うのみ」
「相手もその事は理解しているはずだ。故に、彼女を誹謗する資格は無いと知れ」

淡々と返すセイバー。その言葉には、さしものバーサーカーすら何も言い返さず
戦争という場がどの様なものかを知っているが故の沈黙。それを許さない程彼女は甘くはない
貴方もそれを理解してはいる。感情を勘定に入れなければ。の話だが

「……センパイに迷惑はかけないよ、絶対に。私が、全部やる」
「だから、センパイは何も気にせず……」
「気にしない訳無いだろ!アーディーも、千呼も、アキラも……」
「全員、俺の大切な人なんだよ……」

絞り出す様に。その言葉がどれだけ薄っぺらいものだとしても……

「マスター。私はこの二人を信用できません。当主が我々を始末しろ。と言えば、直ぐ様後ろから刺すでしょう」
「狂信は得てして最悪の結果をもたらすもの。地雷を抱えながら戦争なんてごめんですわ」

「けど、ランサーの時は一緒に……」
「それは向こうにも利があっただけの事。いざとなれば切られるのは当然と思っております」
「しかし、そのタイミングは完全に相手に握られています。我々は都合のいい駒と何が違うと言うのでしょう?」

バーサーカーの剣幕に何も言えず押し黙る
アーディーが反論しないのはそれが正しいからなのだろう。俯き、暗い顔を浮かべて沈む

……状況は最悪と言っても過言ではない。何かを言わなければ、打開する事は出来ないだろう



22:15から自由安価。発言内容
無ければ無しで
↓1〜3

740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 22:08:45.36 ID:+GGdZ97r0
もう一度問うぞ
なんでそんな事をするんだ、アーディー
誹謗する資格は無いかもしれない。だけど、戦う理由を問う権利はあるはずだ
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 22:15:56.96 ID:LY4FVuG5o
当主に生まれながら誑かされてるだけだろうと聞く、否定したらそんなはずはないとこちらも否定してかかる
僕ら全員で協力すれば当主をどうにか出来るはずではないのかとも
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 22:17:40.79 ID:Nl2dsqsfo
誰も見捨てたくない…犠牲の出ない方法にできないか
そのためなら何でも協力したい、と申し出る
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 22:20:23.64 ID:+GGdZ97r0
いや、駄目か

安価は
わかった、アーディーがそうしたいならそうすればいい
だけど、俺達は君達の犬じゃない。俺たちがどうするかは俺たちが決めるからな。
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 22:22:56.38 ID:Nl2dsqsfo
うわお方向性がバラバラだw
物語的に良い方向求めるか、勝ち抜くために良い方向求めるか、貴方らしいロールするかとかで結構分かれるよねぇ
745 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/03/24(火) 22:27:39.87 ID:tFBT5UpBO

【安価確認。少々お待ちを】

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