【安価】結合起動・クラウドバスター【R-18】

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1 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/16(月) 21:10:26.57 ID:7Mdn56EZ0
「Eat this……TAKE THIS………DIE!!!」

「うくっ…!」

 ユウナの乳首をつねり、乱暴に腰を打ち下ろす。ユウナが、訓練用コンドームの中に射精する。
 モニターの向こうでは、8本首の大蛇が連撃を受け、力尽きて倒れるところであった。

「はぁ…はぁ…yes…」

「…もう、満足か」

 セレナの身体を押しのけると、ユウナは操縦席から起き上がった。剥き出しの胸板は、痛々しい引っかき傷だらけだ。

「シミュレーションは…ここまでね」

「そうか。オレはもう行くからな」

 簡易シミュレーターを出てトレーニングルームに向かう彼女を一瞥すると、ユウナはタオルで体を拭き、それから顔をしかめた。

「いってぇ…シャワー浴びていくか」



 ランデブーポイントには、既に一人の少女が立っていた。地味なシャツにスカート姿の取り立てて特徴もない少女。しかし、彼女はユウナの姿を認めた瞬間、意味深に頷いた。
 クレードルからネストに向かう、長い空中廊下。その、丁度真ん中。監視カメラの視界の途切れる一瞬……少女の姿が融け、組み変わった。
 褐色の肌に、閉じた瞳。成長し始めたばかりの身体を包む、露出の多い民族衣装。

「この時を待っていました」

 少女は、囁く。

「世界を救う時です」

 ユウナは、苦々しく呟いた。

「…エニ」
2 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/16(月) 21:12:52.44 ID:7Mdn56EZ0
・【R-18】SEXで操縦するスーパーロボットモノ【安価】( https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571721527)の続きです

・キャラクターは一部除き大体安価。戦闘は行動のみ安価。勝敗は左右しない

・不定期更新

・用語やシステムは前スレ参照。

・ドゥームズ(怪獣)案、パイロット案は前スレに投げてね



・雑談歓迎。考察とかしてくれると>>1も捗ります
3 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/16(月) 21:13:19.80 ID:7Mdn56EZ0
というわけで本編はもう少し待ってね
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 21:16:47.38 ID:t+xgw7JA0
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 22:24:48.42 ID:R7pvX4EDO
建て乙です
6 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/17(火) 19:50:44.40 ID:f652g9tl0


「アキラだよ。一応、ユウナとは一番長いから、もし彼と何かあったら、いつでも相談してね。…ところで、トレーニングに興味とか、無い?」

「ごめんなさいね、うちがこんなことになったばかりに…あんまり役に立てることは無いかもですけど、まあ仲良くしましょうよ」

「…セレナ・アンソニー。あなたに負けるつもりは無いわ」

 一通り自己紹介した先輩たちをちらりと見回すと、少女は小さく頭を下げた。

「エノ、と呼んでください」

「…っ、おいっ」

 それだけ言うと、やおらユウナの腕を掴み、割り当てられた部屋へと引っ込んでしまった。



 部屋に入り、ドアの鍵を締める。ぐるりと周囲を探るように見回すと、その姿が例の褐色少女のものに変わった。

「一体、何のつもりだ。何でその姿を隠す」

「勿論、わたしの正体を知られないように」

「…博士に、か」

 頷くエニ。ユウナは少し黙って、考えた。



↓1〜3 エニへの質問
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 19:59:28.20 ID:cnvJL2Wm0
なぜバレてはいけない?
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 20:08:23.29 ID:P8CbEztj0
過去に死んだはずなのにどうやってよみがえったのか
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 20:11:17.00 ID:ttcgfjHDO
世界を救うとは具体的にどうするのか
10 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/17(火) 22:03:41.19 ID:f652g9tl0
「…何故、バレちゃ駄目なんだ。あんたは元々、オレの相手として選ばれた人間だ」

「そうです」

「何で生き返ったのかは置いといて、だ…だったら、堂々と名乗り出るのが筋だろ。博士だって、叶うならあんたに生きてて欲しかった筈だ」

「いいえ。それは有り得ません」

「何で」

「博士がわたしに求めるのは、あなたに適合するための身体、もっと言えば、わたしの膣だけ」

「!?」

 絶句するユウナ。エニは、続ける。

「プロトタイプ・クラウドバスターの制御AIに、膣の形状を記憶させた後は、もう『彼女』は用済みでした。父と共に戦死したことは、博士にとって寧ろ願ったり」
11 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/17(火) 22:04:30.58 ID:f652g9tl0
「…おい」

 鈍い音が響く。
 ユウナが、壁を拳で殴ったのだ。

「そこまでにしておけよ」

「エリザベート・ライヒの誤算は、その制御AIが自我に目覚め、ナノマシンを持ってその場を逃走したこと」

「…何だと?」

 エニの纏う服が融けていく。浅黒い裸体を、今度は黒いスーツが覆っていく。

「エニは、確かに死亡しました。ドゥームズ・デイ、ガリバーによってオルゴンボックスごと圧殺されました。わたしは」

 一歩、前に進み出る。ぐいと顔を寄せ、彼女は言った。

「エニの身体情報を記憶し、人格を再現したAI。この体は、かつてプロトタイプ・クラウドバスターの一部を形成していたナノマシンです」

「…」

 ユウナが、生唾を呑む。
 やがて、絞り出すように一言、問いかけた。

「…世界を救うって、どうやって」

「クラウドバスター。黒雲を打ち払い、人類に光をもたらす兵器。ならば、最後に打ち払うのは」

「極地上空の…黒雲」

 エニは、頷いた。
12 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/17(火) 22:04:59.31 ID:f652g9tl0
今夜はここまで
13 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/19(木) 20:57:33.50 ID:QRRwkLUq0


 九州奪還作戦が成功裏に終わって、2週間が経つ。あの日見せた暴走の兆しも無く、ユウナもセレナも無事に医療区を退院した。それまでの出来事としては、カオリの妊娠が発覚したことくらいだろう。ドゥームズ・デイの遺児『ポリボア』を葬った時、彼女は生理周期的に最も危ない日であった。彼女はそれを承知の上でユウナの精を受け入れ、そして当然のように身籠った。
 カオリが前線に出られなくなったため、代わりに来たのがエノ……すなわち、あの日死んだ筈のエニであった。

「順番が前後しちゃって、ごめんなさい」

 格納庫で、ライヒが声をかけた。

「…」

 仏頂面のユウナに、素っ気なく会釈するエノ。2人とも、パイロットスーツに身を包んでいる。

「今日は、ユウナ君たちはセカンド。襲撃があっても、すぐには呼ばれないから安心してね」

「ああ」

 短く応えると、ユウナはちらりと後ろを振り返った。

「あたしもここにいるよー」

「うちは、あんまり役に立たないかもですけど…」

 アキラとカオリが手を振る。セレナは、居住区に籠もってトレーニングすることを選んだ。
 医療区から戻ってからと言うもの、彼女は思い詰めたようにトレーニングを続け、たまにユウナをシミュレーターに引きずっては戦闘訓練に勤しんでいた。

「…じゃあ、行きましょうか」

 プラットホームに並んだ黒い球体の、一番近くにある1個が開いた。
 ユウナは、もう一度アキラたちを一瞥した。博士はともかく、仲間である彼女たちも、エノの正体を知らない…

「ユウナ。行きましょう」

 エノが、オルゴンボックスに入っていく。ユウナも、後を追って黒い球体の中へと入った。



↓1〜3でコンマ最大 最初の体位(アキラとは後背位、カオリとは屈曲位、セレナとは騎乗位)
14 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/19(木) 20:58:00.17 ID:QRRwkLUq0
正常位
15 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/19(木) 21:02:18.76 ID:QRRwkLUq0
正常位
16 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/19(木) 21:05:48.96 ID:QRRwkLUq0
正常位
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 21:09:10.32 ID:lo+WLWZB0
背面座位
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 21:13:23.57 ID:7GxsM6lKO
もはや安価させる気なくて草
19 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/19(木) 21:15:14.63 ID:QRRwkLUq0
 オルゴンボックスのハッチが閉まり、インターフェースが起動する。足元からナノマシンが湧き出し、寝台めいた操縦席を形作った。

「…どっちが下だ?」

「…」

 エノは黙って、ぐるりとオルゴンボックス内を見回した。
 インターフェースに一瞬、ノイズが走る。

「…これで大丈夫」

 そう言うと彼女は、操縦席に仰向けになった。その身体が融け、エニの姿に変わる。パイロットスーツは来ておらず、裸だ。

「何をした?」

「カメラとマイクに干渉しました。今、外からはエノとあなたの偽装された映像が流れています」

「そんなことができるのか」

「わたしは、このシステムの一部ですから」

「…」

 ユウナは何も言わず、サニタリーピースを外した。

「よく見てください」

 エニが、両手の指で自身の陰唇を広げた。

「ここが、本来あなたが収まるべきだった場所です」

「で、世界を救うナントカ、だろ」

 幼い膣穴に、亀頭を押し当てる。

「…」

「…行くぞ」

 腰を、押し進める。狭い肉の穴が、ユウナの肉棒を強く包み込んだ。
20 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/19(木) 21:16:13.17 ID:QRRwkLUq0



   v i r g i n l o s t
 『 破 瓜 認 証 』


21 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/19(木) 21:17:35.70 ID:QRRwkLUq0
改めて



___クラウドバスターシステムによって形成される機体は、全て名称を『クラウドバスター・〇〇』と定義されます。

 クラウドバスターの形状は様々で、人型を始め四足獣や鳥類、或いは戦車や戦闘機といった形状を取ることもできます。また、武装も剣や斧といった近接武器から、ナノマシンから作られる実弾を放つ銃や、大量のオルゴン波を放つエネルギー銃まで様々です。いかなる条件であっても、パイロットに最適な戦闘形態を実現することができます。



 では、始めましょう。



 ↓ 22:00まででコンマ最大 ユウナとカオリの操縦する機体名、およびその特徴をできるだけ詳しく
22 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/19(木) 21:26:53.77 ID:QRRwkLUq0
クラウドバスター・スケイル

オルゴンボックスと、それを覆う無数のナノマシン製の鱗状ビットから成る、異形のクラウドバスター。鱗は様々に組み合わさって、武器や盾となるが、その数は供給されるオルゴンに依存しており、動力が足りないと戦闘はおろか自己防錆すらままならない。
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 21:28:08.12 ID:oCVSdB3J0
カオリの操縦する機体名?
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 22:03:22.57 ID:eXlRQ0bG0
クラウドバスター・セブンス
7つの武器(長刀・槍・鎌・斧・楯・弓矢・杖)を使い分けるクラウドバスター
装備している武器に応じてクラウドバスターの色も7色に変化する
25 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/19(木) 22:27:49.07 ID:QRRwkLUq0
コピペして書き換え忘れてた






『パイロットX:エノ パイロットY:ユウナ。結合を確認。オルゴン供給……』



「っ……ぁ、あっ」

 思わず、声を漏らすユウナ。ペニスから伝わる刺激が、今までの比較にならないほど強い。
 ところが、エニは狼狽していた。

「ど、どうして」

”どうしたの?”

 ナノマシンが結合を始める。しかし、その速度が明らかに遅い。



『オルゴン供給…不安定。機体維持困難』



”…一度ストップして。オルゴンボックスの点検を”



「そんなはずは…んっ!」

「あぁっ」

 エニが、下腹部に力を入れる。膣がうねり、ユウナのペニスを的確に刺激する。
 耐えきれず、彼は射精した。

「あっ…はぁっ…」

「これでっ…」



『……安定。クラウドバスターシステム、起動完了』



 モニターに、機体が映る。
 機体…と呼べるのだろうか。オルゴンボックスは殆ど剥き出しで、四方にホバリング用のスラスターが付いているばかりだ。その周囲を、数枚の三角形の板のようなものが飛び回っている。



『定義。名称:クラウドバスター・スケイル』



「うっ、あ、あぁっ…はぁっ…」

「そんな…こんなはずは…」

 絶え間ない快感に、喘ぐユウナ。彼の精子を子宮に受けながら、エニはただ、青ざめた顔でぶつぶつと呟いていた。
26 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/19(木) 22:28:48.93 ID:QRRwkLUq0
今夜はここまで

折角募集してもこういう展開なので、ここに限っては安価拒否させていただいた
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 22:30:08.04 ID:u/6pnb/zo
なら初めから事情を説明して安価を取らなければよかったのでは?
28 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/20(金) 10:20:03.22 ID:ftj6K5Pj0


 居住区に戻ってきたユウナたち。リビングのソファに座り込むなり、エニ(勿論姿はエノに戻っている)は、じっと考え込んでしまった。

「どうして…オルゴン供給が不安定なんて、そんな事象は今まで」

「オルゴンボックスの整備不良だって、博士は言ってたけど」

 アキラがフォローするが、彼女は応えない。

「…」

「そっちは博士に任せるしか無いだろ。戻ってきたんだし、これからどうするか考えようぜ」



↓1〜3でコンマ最大 どうする?

@講義(クラウドバスターについて)

A戦闘シミュレーション(パートナーも併記)

Bトレーニング
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 10:58:27.02 ID:tysjatYzo
B
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 12:13:59.75 ID:e6egFV590
1
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 12:38:01.74 ID:ojfNl8BDO
3
32 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/20(金) 14:00:44.80 ID:ftj6K5Pj0


”今回は、クラウドバスターシステムについて踏み込んで解説していくわね”



『クラウドバスターについて』



”あなた達の講義の進捗にもよるけど…知っての通り、クラウドバスターは操縦席にして動力源となるオルゴンボックスと、本体を形成するナノマシンから構成されるわ”

 画面に、黒い球体と、それを取り囲む銀色の液体が映る。

”オルゴンボックス内で発生したオルゴンは、オルゴン波となってナノマシンに伝えられ、マシンの機体を形作る。ここまでは前回も話したわね”

”実際のところ、三次元空間で観測できないオルゴンにベクトルを加えるには、とても複雑な計算過程が必要なの。例えば、クラウドバスターの維持に必要な計算速度は、有史以来記録されている最も暗算の早い人間の48.6テラ倍。それに計算結果を実行する時間も加えると、到底人間の考えたプログラムでは立ち行かないわね”

 そこまで言って、ライヒはふっと息を吐いた。

”…そう。クラウドバスターシステムは、最初から人類の手を離れていたの”

 画面に映る黒い球体が揺らぎ、中心に『?』が浮かぶ。

”何故、人間の男女の性交が必要なのか。何故、女性側からは相手が固定されているのか。処女でなくてはならないのか。逆に、何故男性側から相手が固定されないのか。童貞でなくても良いのか。全て、『何らかの意味はあるのだろうが、それが何故かは分からない』。私たちにできるのは、アップデートという形でAIに提案することだけ”
33 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/20(金) 14:01:15.60 ID:ftj6K5Pj0
 画面からクラウドバスターの模式図が消え、代わりにパイロットスーツを着て、仰向けに横たわる女性の映像が映った。よく見るとそれは、サイドの居住区にいたツツジであった。下半身は映っていないが、画面外にはサイドもいるようだ。

”今回は協力ありがとう”

”ああ。…それにしても、妙な気分だ”

”人前でって、ちょっとね”

”映すところはちゃんと配慮するわ。……今見えているのが、クラウドバスター・ヤゴローの操縦席。今はサイド君が上になって、ツツジちゃんが『操縦桿』になっているわ”

 ツツジの身を包む黒いスーツに、白い光のコンソールが投影される。

”性交時の体位や愛撫する位置に合わせてコンソールが映るの。基本的には、『こうしたい』と思って愛撫したり抽迭すれば、その通りにコンソールが移動して、思い通りにクラウドバスターが動かせるようになっているわ”

 今度はヤゴローの外見が映る。どうやら、場所は地下の格納庫のようだ。

”性交によって、クラウドバスターは一般的な重機よりも自由に操縦することができるわ。ヤゴローは一見、シンプルなシステムで動いているように見えるけれど、この大斧を持った状態でバランスを維持することは物理的に至難の業よ。それを時速50km以上で振り回しているのだから尚更ね。AIによる完全制御は、怖い響きだけれど、人間の能力の及ばない部分をカバーしてくれているの。だから、無闇に怖がることは無いわ。こう言っては何だけれど…安心して戦って頂戴”
34 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/21(土) 21:58:15.04 ID:F+NxcdMf0


「…」

 ちらりと、隣のエノを窺う。彼女は、じっとモニターを見つめて、何かを考えているようだ。

「…結局、セレナさん来ませんでしたね」

「ずっとトレーニングルームに籠もって…大丈夫なのかな」

「そろそろ止めたほうが良いだろうな」

 立ち上がるユウナに、アキラたちも従う。
 ところが、トレーニングルームにセレナの姿は無かった。

「どこ行ったんだ…?」

「自分の部屋じゃない?」

 アキラの予想通り、セレナは自室にいて、ドアに鍵を締めていた。

「おい」

 ユウナが声をかける。

「少しは顔を出せよ。ずっと一人で…」



「…」



「おい! 何考えてるのか知らねえが、オレたちはパートナーだろ。悩みとか、何かあるなら、はっきり言えよ!」



「…パートナーなら、他にもいるでしょう? 私は…まだ」



「…クソッ」

 ユウナは悪態をつくと、ドアに背を向けた。
35 : ◆eXipHdytqM [saga]:2020/03/21(土) 21:59:32.61 ID:F+NxcdMf0
「ユウナさん?」

「あいつの考えてること、大体分かった。…九州で、ヴェノムだけがドゥームズを撃破できなかった」

「それで、塞ぎ込んで…」

「塞ぎ込んでるのか、鍛え直そうとしてるのか」

「鍛え直すって、あれじゃあ自分を壊してるだけじゃない!」

 アキラがドアに向かって踏み出す。その腕を、ユウナが掴んだ。

「よせ」

「でも…」

「言って聞くヤツじゃねえ。あんたも知ってるだろ。…一度ぶっ倒れて、思い知るのを待つしかねえよ。コケても、立ち上がるだけの力はあるだろ」



 その日の夜、ユウナと、セレナを除く3人の女たちは、ネストの共用カフェテリアにいた。

「クラウドバスター・スケイルは未完成です」

 エノが、きっぱりと言った。

「原因は分かりませんが、あの形態が現状の限界とするなら、スケイルの戦闘力はヴェノムの半分未満です」

「だったら、なおさらセレナを説得しないと。……あたし、そろそろ危ない日だし」

「う、うち、まだ暫くは出られますけど」

「安定期に入れば、でしょ。…」

 ここでユウナが口を開いた。

「何であんたとじゃ、オルゴンが足りなかったんだ? オルゴンボックスの整備不良じゃ駄目なのか」

「…」

 エノは黙って、ユウナの目を見つめた。その目を見た時、ユウナは、既に彼女の中に『答え』があることを悟った。そして、それが自分以外の者に打ち明けることの出来ないものであるとも。

「…」

 ユウナは、黙って目を閉じた。
 やはり、他の3人にも打ち明けるべきではないのか……

 そう思った時、カフェテリアに別の足音が響いた。



↓1コンマ

00〜40 サイド
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71〜98 キョウヤ
99    ライヒ
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