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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その14

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402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 00:22:09.89 ID:mRbfMLDP0
乙です!
もう偶数ゾロが予定調和みたいになってるww
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 00:22:50.16 ID:/qH4M0UD0
乙乙
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 00:26:53.23 ID:u+/PUPHMO
おつおつ
この感じだとアベルにドストライクだった感じかな
店側のコンマも良かったし不安がるロウルに対してのコンマ神の加護がすごい
405 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/11(月) 23:26:11.90 ID:uxci9VyD0
こんばんはー
今日も短いですが進めて行きます
偶数ゾロ目率って本当に5パーセントなのか疑問がつきませんね……
406 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/11(月) 23:26:54.87 ID:uxci9VyD0
特殊判定
↓1〜2コンマ二桁


普段着ることの無い巫女服、どう?


1:アベルの反応

コンマ66

 6 6

偶数ゾロ目: も う 普 段 か ら 着 せ よ う 

※もしかしたらアドルランの性癖が伝染ってきているのかもしれません(白目)


2:ロウルの抵抗

50>49(ア、アベルさんが選んでくれた服ですから、着ますよ……///)

※基準値を下回った為、このまま着ていてくれます

※アベルが突き抜けロウルも抵抗が無いため……?

――




アベル「おっ……おぉ……///」フルフル…



ロウル「ちょ、なんですかその反応は!?///」

アベル「す、すまない。俺も語彙力はあまりなくてな……」

アベル「その、なんだ……」





アベル「――どうしようもなく似合っている。これ以外の言葉が思いつかん……///」





ロウル「〜〜〜っ!?///」バタバタ!

店員「ですよねっ!」

猫娘「やったね!」

ロウル「くぅ、なんなんですか、この恥ずかしさは……///」

ロウル「た、確かに? 着てみると我ながら意外としっくりくる気はしますけども」

ロウル「尻尾も苦になりませんし、ちょっと可愛いかな、とも思いますけど」

ロウル「でもやっぱり、動くのには適していないと思うんですよね!」

ロウル「その、あまり派手に動いちゃうと着崩れてしまうと言いますか……」

ロウル「この垂れた袖とか、かなり足先まで覆ってくるこの袴というものは開脚には適してなくてですねぇ……」

アベル「……」

アベル「激しく動かなければ問題ないな」

ロウル「えぇっ!?」

407 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/11(月) 23:28:19.86 ID:uxci9VyD0
アベル「服については詳しくないが、おそらくこの服は聖国の祈服に似たものなのではないか?」

店員「ええ、そのように聞いております」

アベル「静かに整然と。そんな印象を受けたよ」

ロウル「うぅ、どうしてそんな服を私に……///」

アベル「似合うと思ったのもあるが、やはり露出だな」

アベル「弓兵としての常識ある軽装は認可できたが、流石にあそこまで大胆なものは駄目だ」

アベル「ロウルも、貧民街をうろついてわかったと思うがな」

ロウル「うぐぐ……」

アベル「まぁ……つまるところ、あまり他の者の前で肌を晒して欲しくないという俺の我儘だ」

ロウル「ア、アベルさん……///」

アベル「だがしかし、俺の想像以上だ」

アベル「ただ肌を隠し、露出を控えるだけじゃない」

アベル「普段は活発な印象を受けるロウルが、服一つでここまで印象が変わるとはな……」

ロウル「ど、どういう印象です……?」

アベル「……こういうと怒るだろうが、淑やかさだな」

アベル「ロウルの赤眼と銀の髪も色合い的に合っていて、落ち着いた雰囲気の中にも意志の強さを感じられるし……」

アベル「それに、ロウルの細くしなやかな身体の邪魔もしていない。凛とした佇まい……」

アベル「あとはなぜだろうか? 弓を射る姿や短刀を振るう姿もきっと様になると確信が持てる」

アベル「……非の打ちどころがないな」

ロウル「う、うあああぁぁ……///」プシュゥゥゥ…

アベル「もういっそ、普段から着ていてほしいと思ってしまうくらいだ」

ロウル「そんなにですか!?」


408 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/11(月) 23:30:19.22 ID:uxci9VyD0
ロウル(アベルさんがあんなに褒めてくれるなんて、そりゃあ嬉しいですよ……)パタパタ

ロウル(私自身、普段は絶対着ない服に浮足立っている自覚もあります)

ロウル(それでも、やっぱり……)

ロウル「あ、あのですねアベルさん?」

ロウル「私はこれでもアベルさんの副官ですし、それを誇りに思っています」

ロウル「貧民街も以前よりも遥かに安定して、こうして正体を隠さずにお買いものもできる……」

ロウル「本当に、アベルさんや私達が望んでいた世界に近いづいているんだなって、実感できます」

ロウル「……だけど、欲のある人間というものはしぶといものです」

ロウル「思った以上の数がいるし、個々も蹴散らして尚執拗に狙ってくることがあります」

ロウル「王国と聖国にも、よからぬ考えの輩がいたんです」

ロウル「それこそ、帝国だって嫌な貴族が今も秘密裏に何かを画策しているかもしれないんです」

ロウル「アベルさんを狙う敵が、今後も現れないとは限らないんですよ」

ロウル「……私は、あなたを守りたい。これはからかいではなく、私の本心です」

ロウル「だから……こ、この格好では目立ってしまいますし、動きの制限があってですね///」アセアセ

アベル「……ありがとう、ロウル」










アベル「だがエリスもメイド服、それも丈の長いスカートで戦場を駆けぬけていたぞ?」









ロウル「エリスさんのばかぁ!///」

アベル「さらに言ってしまうと、ローズさんの格好はもっとすごい」

ロウル「そうでした、今や帝国はメイドが主戦力になっているんですよねぇ……」ガクリ…



409 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/11(月) 23:33:23.60 ID:uxci9VyD0
ロウル「うぅ、その二人を例に挙げられたら、服を理由に戦えないって言えないじゃないですかぁ……」

アベル「そうか、やはり俺が柄にもなく興奮しているだけで、ロウルは嫌なんだな……」

ロウル「あ、いや、そうじゃなくて!」アセアセ

ロウル「私も思ったよりいい服だって思いますし、選んでくれたアベルさんには感謝しかありませんよ!」

ロウル「ただ、ただですよ? 普段からこの格好ってなると……」

ロウル「と、当然城塞のみんなや、街中の人にまで見られるんですよ……?///」

ロウル「アベルさん、さっき私の肌をあまり人にみられたくないとか……///」

アベル「肌を見せるのと可愛らしい様を見せるのは全く別だと思うが」

ロウル「あううぅ!?///」

ロウル(こ、こんなにぐいぐい来るアベルさん初めてです……)

ロウル(本当に、それだけこの服が私に似合っているということなんでしょうか?)パタパタ

ロウル「……」ゴクリ…

ロウル「……」

ロウル「…………」

ロウル「あー、もう! わかりました!」

ロウル「きょ、今日は折角のお休みなわけですし、この服の着心地も悪くないことは認めましょう!」





ロウル「ま、まずは……今日だけ、試しに着続けてあげても、いいですよ……///」パタパタ





アベル「おぉ、本当かロウル!」パアァ!

ロウル「……と、特別ですからね?///」ピョコピョコ!

猫娘(耳があんなに……素直じゃないなぁ)ホクホク

410 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/11(月) 23:35:35.33 ID:uxci9VyD0
店員「いやはや、本当に実にお似合いですよ……!」

店員「この姿を見せないだなんて、帝国の損失です!」

ロウル「そんな、アベルさんといい大げさですよ……///」

アベル「安心しろロウル。何か妙なことを言ってくる輩がいれば黒氷を叩きこんでやる」

ロウル「アベルさんも、少し落ち着きましょう!? いつもの冷静さを取り戻してくださいよ!」

アベル「そうは言われてもだな……」チラチラ

ロウル(わ、悪い気はしませんけど、やっぱり凄い恥ずかしい……)

店員「アベル様の興奮、私もよくわかりますとも」

店員「まさか帝国にもこんな逸材がいたとは……」

店員「……」

店員「ところで、なのですが」

アベル「?」

店員「見たところこのお嬢さん、よく髪を結いあげているのでしょう?」

店員「ここは一つ、髪をおろすことで更なる変化を楽しんで見るのもよいのでは?」

ロウル「!?」

アベル「ふむ……」



※ロウルの髪、おろす? おろさない?

※ロウルの基本髪型はポニーテール(アーシャより長め)です


おまけ多数決安価
↓1〜3

411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 23:39:25.10 ID:rbAU2EiDO
おろす
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 23:46:11.06 ID:MkeUKwPR0
せっかくだしおろす
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 23:46:23.57 ID:8QmcOvO20
おろそう
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 23:47:21.00 ID:u+/PUPHMO
おろしちゃおう
415 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/11(月) 23:55:23.22 ID:uxci9VyD0
たまには気分を変えて……

――


アベル「折角だ。ここまで変わったロウルをさらに変えてみよう」

アベル「……ということだロウル。いいか?」

ロウル「ま、まあ髪をおろすくらいなら、すぐにできますけど……」

ロウル「そんなに変わるものですかねぇ?」スッ…



ファサ…





ロングロウル「……あ、あまり変わらないでしょう?///」サラサラ…





アベル「」

店員「」

猫娘「」

ロウル「ちょ、ちょっと! 無言は困りますって!///」





アベル「ロウル」





ロウル「は、はいっ!?」ビク!






アベル「今日は、その格好で過ごしてくれ」

店員&猫娘「「お願いします!」」バッ!



ロウル「〜〜〜〜っ!///」カアァ!

ロウル「もうわかりましたよぉ! 服が違うんですから、今更髪型程度じゃ怯みません!」

アベル「ありがとうロウル。……では、そろそろ失礼する」

店員「今後とも、どうか御贔屓に!」


……


――
416 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/12(火) 00:04:10.96 ID:KH7bcvd+0
――

……

【帝国・帝都街道】


ザワザワ…


アベル「いや、思わぬ収穫だったなぁ……」ホクホク…

ロウル「〜〜〜///」


ザワザワ…


ロウル(み、見られていますよ完全に……)

ロウル(別に私は今更好奇の目で見られても大丈夫ですけど、アベルさんの評判にまで傷がついたらどうしよう……)


アベル「すまなかったなロウル。我儘を言ってしまって」

ロウル「い、いえ。さっきも言いましたけど、私もこの服が嫌いではありませんから」

ロウル「ただ、これも一緒にと無償で渡されたこの履物といい……」

ロウル「歩きにくいわけではないんですけど、動きにくいといいますか……」

ロウル「なんだか、ゆっくり静かに歩かなければという気持ちにさせるんですよねぇ」

アベル「本当に、全然印象が変わるものだ……」

ロウル「どうせ普段の私は、お淑やかさなんてありませんよーだ……」


ザワザワ…


ロウル「でも確かに、我ながらだいぶ見た目は変わっているんじゃないかと思いますよ」

ロウル「もし知り合いに出会っても、気がつかれなかったりするんですかねぇ?」

ロウル「女の子を手籠めにすることで有名なアベル皇子の傍に、新たな美少女現る! 今度の獲物は彼女なのか!?」

アベル「こ、こら!?」

ロウル「なーんて、冗談ですってぇ」



特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 00:05:11.24 ID:julu4yvm0
えい
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 00:06:29.66 ID:iiwrz4xDO
はい
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 00:06:34.64 ID:qsUweLxBO
そぉい
420 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/12(火) 00:09:15.67 ID:KH7bcvd+0
連続66……だと……!?(白目吐血)

判定を取ったあたりで今日はここまで
どうなっているんですかねロウルのこのコンマ運は……

本日もありがとうございました!
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 00:26:44.28 ID:qsUweLxBO

アベルの反応からしてロウルの戦闘服が巫女服になるとすると
ロウル→ケモミミ巫女服
エリス→メイド服
シア→シスター服
見た目的にはとんでもない色物部隊になりそう
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 02:34:25.07 ID:g+Cg3Y1i0

完結近くなったら、全判定のゾロ目率とか集計、計算してみたいわ
423 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/12(火) 23:25:23.78 ID:KH7bcvd+0
こんばんはー
それではアベルの反応に続いてゾロ目が出た判定結果からゆるりと再開です
424 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/12(火) 23:26:35.63 ID:KH7bcvd+0
1:遭遇・休憩中の人達

01〜10:ギルバート
11〜20:フローレン
21〜40:アドルラン
41〜60:ヒバリ
61〜80:ルーシェ
81〜00:ノワール

コンマ24

21〜40:アドルラン

2:対象者の髪おろし巫女ロウルへの反応

コンマ66

 6 6


偶数ゾロ目: 持 っ て 帰 ろ う


※第一皇子、駄目ですってそれは!(白目)

――


アドルラン「ん、そこにいるのはアベルか?」

アベル「アドルラン兄様? こんなところでどうされたのです?」

アドルラン「何、今日も変わらず父上と鍛錬を続けているのだがな……」

アドルラン「流石の私も、少し休憩というわけだよ」

アベル「なるほど、気分転換の散策ですか」

アドルラン「いや、部下達もへとへとだからな」

アドルラン「彼らの分の水や薬草もまとめて買って帰るつもりだ」ズッシリ…

アベル「兄様、それは休憩ではなく普通に重労働です……」

アドルラン「はははは! このくらい、父上との鍛錬の後だと休憩にしか感じないぞ?」

アドルラン「アベルこそ、息抜きの散歩……ん?」



巫女ロウル「……///」

ロウル(うわあぁぁ……本当に知り合いに会ってしまうなんて最悪です……///)

ロウル(変に思われなければいいんですけど……)







アドルラン「」キュン!






アベル「!?」

ロウル「!?」




425 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/12(火) 23:27:26.66 ID:KH7bcvd+0
アドルラン「ア、アベル?」ドキドキ

アベル「な、なんでしょうか兄様?」

アドルラン「――お前の後ろに隠れている子は、誰だ?」ドキドキ



アベル「」

ロウル「」



ロウル(嘘、アドルラン様ったら本当に私と気がついていないんですか!?)

アベル(兄様のこの反応は、まさか……)

アベル「兄様、この子は」

ロウル「……///」ササッ!

アドルラン「おっと、ますますアベルの後ろに。私が怖いのだろうか?」

アドルラン「ん、それは尻尾……?」

ロウル「!!」

アドルラン「もしかして……」

ロウル(そう、そうですよアドルラン様!)





アドルラン「また、困っている女の子を助けたんだなアベル。立派だぞ!」

アベル「あ、いやその……」

アベル(ま、全くロウルと気がついていない……)

ロウル(これは悦ぶべきか、悲しむべきか……)



426 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/12(火) 23:30:08.07 ID:KH7bcvd+0
アドルラン「怯える必要はない。私もアベルも、君に手出しはしないからね」

アベル「兄様……」

アドルラン「わかるよ。どことなくその子は、ルーシェに雰囲気が似ている」

アドルラン「辛い目に遭い、怯え……華奢で儚げで、それでも芯を持つ子だ」

アドルラン「その愛らしさに服装、王国の貴族の元から逃げ出して来た子なのだろう?」

アベル「兄様……」

アドルラン「……君さえよければ、私のところにこないか?」

アベル「兄様!?」

アドルラン「心配はいらないよ。仮に私を信じられずとも、君と同じ苦しみを知る子もいる」

アドルラン「彼女なら、きっと君の辛い経験も理解して受け止めてくれる。絶対に孤独にはならない」

アドルラン「できれば、私のことも信じてもらいたいところだがな」ハハハ

アドルラン「それにここだけの話だが……」

アドルラン「どうやら私は獣の耳や尻尾、そして異国の服装に弱いようでな……///」

アベル「兄様!」

アドルラン「会ったばかりだというのに、個人的に守ってやりたくて仕方がな――」

ロウル「〜〜〜〜っ!///」





ロウル「――アドルラン様っ! 私ですっ! ロウルですよっ!!!///」







アドルラン「…………なぬ???」

アドルラン「……」チラ

アベル「……ロウルです」

アドルラン「……」チラ

ロウル「こ、こんな格好ですけど、アベルさんの副官のロウルです///」

ロウル「この声でも、わかりませんか?」

アドルラン「……」


アドルラン「〜〜〜〜〜っ///」ボッ!

アベル「……心中お察ししますが、俺は再三呼び止めましたからね?」


427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 23:32:03.22 ID:uOPBW9Jq0
本当にアドルラン兄さんなギャップ萌えが本当に好きだなぁ……
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 23:35:25.55 ID:lF7N2wwaO
これはヒバリさんとルーシェもつけ耳待ったなし
429 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/12(火) 23:36:35.31 ID:KH7bcvd+0
アドルラン「さ、さっきの話は、全部聞かなかったことにしてくれるかな……///」

アベル「難しい相談ですよ……」

ロウル「一番恥ずかしいのは、多分私ですよ?///」

アドルラン「むぅ……///」

アドルラン「いや、しかし……」

アドルラン「本当にすまないロウル君。私としたことが、君を判別できないだなんて……」

ロウル「あはは、私も誰だかわからないんじゃないかなーって考えてはいましたから」

ロウル「……まさか、あそこまでわからないというのは、驚きでしたけど」

アベル「俺はそれ以上に、ちゃっかり自分の配下に引き入れようとしていたことに驚きましたよ……」

アドルラン「そ、それはだな……/// 本当に、ルーシェに似ていたものでついな……」

アドルラン「どうしても、そういった子を見かけると……」

ロウル「私とルーシェさんでは、似ても似つかないと思いますけどねぇ」

アベル「それもあるのでしょうが、後半聞きたくなかった兄様の性癖も出ていましたよ……?」

アドルラン「本当に、忘れてくれ。頼む……///」

ロウル「どうしましようかねぇ。かなり恥ずかしい台詞でしたけど」ニヤニヤ

アドルラン「ああ、ようやくロウル君の雰囲気が……」

アドルラン「――しかし、本当によく似合っているぞ!」

ロウル「ッ!?///」

アドルラン「あの可愛らしい服は、アベルが選んだのか?」

アベル「え、ええ。ロウルになら似合うと思ったので」

アドルラン「素晴らしい判断だぞアベル!」グッ!

アベル「俺も我ながらそう思っています!」グッ!

ロウル「ああもう、やめてくださいよお二人ともー!///」


430 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/12(火) 23:43:45.53 ID:KH7bcvd+0
アドルラン「ふふ、これ以上二人の邪魔をするわけにもいくまい」

アドルラン「私はそろそろ失礼するよ」サッ

アドルラン「……戻り次第、無心で父上と更なる鍛錬に励まないとまずそうだしな」

アベル「お、お気をつけて……」


タタタ…



ロウル「あぁ、もう……/// どうして私がこんな目に……///」

アベル「確かに俺も驚いたが、よかったじゃないかロウル」

ロウル「え?」

アベル「俺だけじゃない。アドルラン兄様もロウルの姿をあれだけ褒めていたんだぞ?」

アベル「もっと自信を持って、大丈夫だ」

アベル「それに、遠巻きに見ている民達の声もよーく聞いて拾ってみろ」

ロウル「……?」ピョコピョコ



カワイイー!

カワイイー!



ロウル「……///」

ロウル「は、はやくここを抜けましょうアベルさん!///」パタパタ!

アベル「その服だと、走りにくいんだろう? 慣れない服だとお前でも転んでしまうかもしれない」

アベル「だからほら」スッ…

ロウル「あ……」ギュ…


アベル「手を繋いで、転ばないようゆっくり歩くとしよう」テクテク


ロウル「あああああぁぁぁ!/// アベルさんのいじわる〜っ!///」

アベル「違う、欲深いだけだ」

アベル「アドルラン兄様や多くの者が目を惹かれるお前も、俺だけのものなのだと示したい……そんな欲だ」

ロウル「〜〜〜〜もうっ!///」


……


――
431 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/12(火) 23:50:24.14 ID:KH7bcvd+0
【帝都・商店街】


ロウル「うぅ、あんなゆっくりあちこち歩いてぇ……///」

ロウル「なのに、だんだん慣れてきた私自身が恨めしいですよ……」

アベル「似合っているんだから、なんの問題も無い」

ロウル「かつては狙われていたこの身体も、まさかあんな声や熱視線を向けられるとは予想外ですよ」

ロウル「これも、帝国が良い方向に動いていると好意的に捉えるべきなんでしょうか?」

アベル「そうだな。その服もいいが、今度は別の服も探して街を練り歩くのもいいかもしれないな」

ロウル「……考えておきます」

ロウル(恥ずかしいですけど、悪い気はしませんからね……///)

ロウル「……アベルさん、やっぱりこの格好は帰るまでずっとですよね?」

アベル「俺としては、今後も着続けて欲しいけどな」

ロウル「黒い服以外に興味を持っていなかったアベルさんにそこまで言わせるとなると、本当に改めて驚きですよ」

ロウル「アドルラン様まであんな……あ、そうだ」

アベル「ん、どうした?」

ロウル「私、この服を見た時からヒバリさんに似合いそうだなーって思ってたんですよ」

ロウル「私にあれだけの反応をするくらいですし、ヒバリさんが着たらどんな反応するか気になりません?」

ロウル「あ、ルーシェさんの雰囲気の話もしていましたし、お二人とも……」

ロウル「確かヒバリさんは猫耳の装身具を持っているとのことでしたし、もしかしたら面白いことになるかもしれませんよぉ?」ニヤニヤ

アベル「はは、だいぶ余裕が出てきたなロウル」

ロウル「慣れって怖いですねぇ……」

ロウル「まあアベルさんの言う通り、段々自信がついてきたのかもしれません」

ロウル「後は、この服での動きにも慣れることができれば言うこと無しなのですが」パタパタ

アベル「俺が意図的に普段のロウルが着ないであろうものを選んだからな。それは仕方がないだろう」

ロウル「丸っきり動けないわけじゃないんですけど、可動域が微妙にわかりませんからね」

ロウル「うっかり妙なところに変な力が入って、破れちゃったら大変です」

アベル「ロウルの腕ならすぐに修復できるんじゃないか?」

ロウル「それはそうですけど……」

ロウル(折角アベルさんが買ってくれて、褒めてくれた服。大切にしたいに決まっているじゃないですか……)

432 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/13(水) 00:02:31.06 ID:8R/cU94m0
ロウル「実を言うと、こういう服を着慣れていないのは勿論のことですが」

ロウル「こういう色合いの服も着たり作ったりする経験もあまりなかったんですよ」

ロウル「それに生地も帝国の服とは違いますからねぇ……」

ロウル「アベルさんのコートと同じようにすぐに縫って直すというのは難しいでしょう」

ロウル「上は白地ですから色移りも気をつけたいですね」

アベル「……こういう時、黒服はやはり便利だと思うよ」

ロウル「あ、折角ここまで出てきたわけですし、ちょっとだけ買い物をしてから戻りましょう」

アベル「買い物?」

ロウル「ええ。この服の修復に使えそうな布や糸、それに針もですね」

ロウル「私が今愛用しているものだけじゃ足りないなら、買うしかないでしょう?」

ロウル「勿論、ついてきてくれますよね?」

アベル「ああ、当然だ」





……





【帝国・裁縫店】



ロウル「これとあれと……」ヒョイヒョイ

ロウル「これも買っておいて……」ヒョイ

ロウル「んー、針はこれですかね?」

アベル「俺には違いがわからんぞ……」

ロウル「駄目ですよーアベルさん?」

ロウル「縫う布の厚さに合わせて針も変えないと、大変なことになりますから」

ロウル「極端な例えになりますが、細くて尖ってればいいという認識だとアーシャさんの細剣でもいいことになっちゃいますからね?」

ロウル「それでアベルさんのコートを縫ったらどうなると思います?」

アベル「よ、よくわかった……」

433 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/13(水) 00:07:45.66 ID:8R/cU94m0
ロウル「あとは、これで……うん、これだけ揃えれば大丈夫でしょう」

アベル「多いように見えて、たったこれだけでロウルはいつも裁縫をしているんだよな……」

ロウル「アベルさんの服にはこれに加えて魔力糸とかも織り込んでありますけどね」

ロウル「耐久性は上がりますけど、結構大変なんですよぉ?」

アベル「すまないな。ロウルの腕にはずっと助けられてばっかりだ」

ロウル「ふふん、それほどでもありますかね!」パタパタ

ロウル「……」

ロウル「そう言えばアベルさん?」

アベル「ん?」





特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 00:09:35.49 ID:/EAqOU7r0
ゾロ目
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 00:16:59.39 ID:1eazHLzYO
436 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/13(水) 00:21:01.07 ID:8R/cU94m0
んー、わかってはいましたが見てくださっている方も大分減ってしまいましたね……
コンマ判定のみで埋まらないというのはそういうことなわけですし、
状況を見て、このスレ内でエンディングまで行ってしまうことも考えます
とりあえず自分のコンマで取るのはあれなのでコンマは↓1のものを使用したいと思います

本日もありがとうございました!
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 00:33:53.51 ID:Ev/+RxF60
乙です!
俺は毎日ちゃんと見てるんですけどね、コメントはあまりしないような…
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 01:11:46.89 ID:kDSHfCYs0

自分も毎日チェックしてるし毎日の楽しみなので、早畳みはせず当初の予定通り進めてほしいというのが正直なところ
感想やコンマ参加は極力するんで

今までにないくらいロウルが照れてて最高です(小並)
巫女プレイとか見てみたい...
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 07:31:57.30 ID:xGOIGFaDO

昨日はたまたま見れなくと書き込み出来なかったけど見てます
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 08:25:56.39 ID:2jnB7Rbs0
ぶっちゃけ更新時刻が遅くてリアルタイムで見れない(白目)
見続けてはいるのでゆっくりでも更新続けてほしいです。欲を言うと更新時時刻を早(ry
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 13:11:44.67 ID:vmrNbfNYO
乙です
平日の遅い時間、且つ安価の数が少なくてほのぼのとなると
安心して他の参加者に任せて後から結果だけ……になりがちなのよね
絶対に過疎ってことはないだろうからそこは安心してほしいね
442 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/13(水) 23:35:13.47 ID:8R/cU94m0
こんばんはー
すみません、埋まっていることに気が付いていなかったので、コンマは本来通り>>435を使用します

皆さま、温かいお言葉ありがとうございます
確かに大元は私の更新が元々遅いのに加えて時刻に難があるんですよね……
ただどうしても早めに更新、というのは難しい状況でして、書くのが遅いのも判定結果を受けて続きを構想しているため書き溜められないという
深夜帯は人がいなくても埋まるよう安価コンマを減らすのが最善だとは思うのですが、
予期せぬコンマや安価があった方が私も楽しめるという理由で、勝手ながら従来通り続けさせていただきます
こんなスレですが、今日もお付き合いしていただける方はよろしくお願いします
少しだけ再開です
443 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/13(水) 23:35:56.45 ID:8R/cU94m0
特殊判定結果

1アベルの裁縫技能

49(多少のほつれや破れ程度なら直せるが、本格的なものは無理)


2アベルの裁縫への意欲

50>39(ロウルがいるしなぁ……)

※基準値を下回った為、この後の判定で無補正

――


ロウル「アベルさんって裁縫はできるんですか?」

アベル「……一応、簡単なものに限れば」

アベル「その場しのぎ、応急処置程度でも衣服の繋ぎ止めは必要だと思ったからな」

ロウル「おや、少し意外ですねぇ」

ロウル「それならどうしてコートのほつれも直さないのか疑問ですけど」

アベル「……」

アベル「まだ暗黒街でもがいていた頃だな。夜盗に襲われ、俺の服はよくボロボロになったものだ」

アベル「そんな時に……ロウル、お前が言ったんだぞ?」

ロウル「え?」

アベル「ボロボロの格好は、それだけで相手に弱みを見せている。外見だけでも相手に隙を見せないようにしないといけない、とな」

アベル「俺はまだ大丈夫だと思ったが、お前に有無を言わさず脱がされたからよく覚えているよ」

アベル「その時……お前はあの環境下でも、小さく笑いながら俺の服を縫ってくれた」

ロウル「!!」

アベル「辛いことばかりのあの場所でだ。そんな中でお前が笑ってくれたことが、嬉しくてな……」

アベル「勿論あの時はいつもいつも直せるわけではなかったから、俺も破かないよう注意は払ったぞ?」

アベル「だがそれでも駄目だった時は、いつのまにか俺もエリスもロウルに頼むようになっていたんだ」

アベル「楽しむだけじゃなく、ロウルの仕事はすごく丁寧だったのも大きな理由なんだがな……」

ロウル「アベルさん……」



444 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/13(水) 23:41:19.75 ID:8R/cU94m0
ロウル(……多分、小さい私が笑っていたのは違う理由ですよアベルさん)

ロウル(確かに縫い物は好きです。でも、あの時は……)

ロウル(血と埃に土……嫌な臭いの中にも、あなたの匂いを感じられたから)

ロウル(あの日、私を背負ってくれたあなたと同じ匂い)

ロウル(最初に素直になれなかった私は、エリスさんみたいにあなたの胸に飛び込むような真似はできなかった)

ロウル(だから、直接じゃなくても。あなたの服からあなたの匂いを感じることで、私は満足感を得ていたんですよ?)

ロウル(こんなこと、今更言えませんけどね……)

アベル「ロウル?」

ロウル「やれやれ……」

ロウル「つまりあれですね、幼くして笑顔で素晴らしい技術を披露する私の腕に惚れ込み、頼りにしきってしまったということですね!」

アベル「ああ、そうだな」

ロウル「んっ……!?///」

ロウル「んん、私も罪な女ですねぇ。でもアベルさん?」

アベル「なんだ?」

ロウル「本当に小さなほつれ程度なら、ご自身で直せるんですよね?」

アベル「そ、そうだな」

ロウル「……その割には、結構依頼頻度ありましたよね?」

ロウル「私の方からもよくほつれを見つけて修復するって声をかけることもありましたけど」

ロウル「アベルさん自身が直すの上手くなろうって思うことはなかったんですか?」

アベル「……ロ、ロウルがいると思うとついな……///」

ロウル「んもぅ……た、頼りにされるのは悪い気はしませんけどね……?///」テレテレ…

ロウル「アベルさんも何も致命的に不器用ってわけじゃないんですから、たまにはやってみたらどうですか?」

アベル「お、俺がか?」

445 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/13(水) 23:45:00.01 ID:8R/cU94m0
ロウル「ええ、そうです」

ロウル「いざやってみると、本当に楽しいですよ?」

ロウル「壊れたものを直すのは、まだまだ使えるなと得した気分になれますし、それがお気に入りなら尚更です」

ロウル「そして裁縫は直すだけではありません。0から作ることもできますからね」

ロウル「布と糸に針があれば誰でも挑戦はできます。あ、冬なら編み物もいいですねぇ」

アベル「む、むぅ……」

ロウル「あ、まだ渋ってる!」

アベル「仮に俺がやったとして、どう足掻いてもロウルには届かんぞ?」

ロウル「やれやれ、その気はないですけど……もし私がいなくなったらアベルさん大変ですよー?」

ロウル「……」

ロウル「よし、折角お店にいるんです。これも買って……」ポイポイ

ロウル「結構動きましたし、今日はこの後城塞に戻ってアベルさんの裁縫チャレンジをしましょう!」

アベル「!?」

アベル「ま、待てロウル。本当にそんなことに時間を使っていいのか!?」アセアセ

ロウル「ええ、別に構いませんけど?」キョトン

ロウル「お散歩は出来ましたし、まさか新しい服まで買って頂けるとは思ってもおらず」

ロウル「あとは城塞に戻ってゆっくり過ごすのも、いい時間の使い方だと思いませんか?」

アベル「……裁縫はゆっくり過ごすことなのか?」

ロウル「もちろん。何も商売用の服を期日までに何着縫いあげろとか、そういう話ではないんですから」

ロウル「肩の力を抜いて、軽ーい気持ちで楽しんだ人の勝ちですよ!」

ロウル「それじゃ、いきましょアベルさん!」グイ!

アベル「こ、こらロウル!?」


……


――
446 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/13(水) 23:51:23.77 ID:8R/cU94m0
――


……


【帝国・アベルの城塞】



ロウル「ふんふふーん♪」

アベル(ど、どうしてこうなった)

アベル(しかし、ロウルも何故か楽しそうだ)

アベル(……まあ、危険なことでもないんだ。たまには裁縫も悪くないだろう)

アベル(ロウルに頼りきりというのも、確かにまずい話だしな……)

ロウル「……」

ロウル(アベルさん、どれくらいできるのかな……?)

ロウル(でも、アベルさんの言う通りなら、私の方が上手な筈です)

ロウル(そ、それならアベルさんに、教えることが出来る筈……)

ロウル(針の持ち方とか、縫い方とか、アベルさんの手を握りながら……///)

ロウル「……///」ブンブンパタパタ!

アベル(ほ、本当に嬉しそうだな……)

アベル「さて……」



特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 23:52:20.30 ID:vU5xgP9dO
ちょいさ
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 23:53:07.06 ID:AoiMONXAO
そりゃ
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 23:53:15.95 ID:VnaoQcZxO
はい
450 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/14(木) 00:05:39.17 ID:NjXORSMi0
1遭遇・城塞メンバー

コンマ30

21〜30:シア


2雰囲気まるで違うロウル、気がつける?

75>06(全く気がつかない)


――


ガチャ


シア「あら〜?」

シア「アベルさん、思ったよりもはやいお帰りですね〜?」

アベル「あ、ああ。少し予定が変わってな」

シア「そうなんですか〜」

シア「……」キョロキョロ…

シア「……」キョロキョロ…

シア「ん〜?」

アベル「ど、どうしたシア?」

シア「ロウルさんとお出かけしに行ったんですよね〜?」

アベル「ああ、そうだが?」

シア「……ロウルさん、置いてけぼりですか〜?」ジトー…

アベル「なっ!? そ、そうではなくてだな……」アセアセ


ロウル「……」スッ…


シア「……」

アベル「……」

ロウル「……」

シア「……」

アベル「……」ダラダラ

ロウル「……///」

シア「……アベルさ〜ん? 女の子とのデートに行って、なんで他の子を連れ込もうとしているんですか〜?」ジトォォォ…

アベル「ご、誤解だ!? おい、ロウル!?」アセアセ

シア「え?」

ロウル「ぷ、く、あははははははは!」

ロウル「や、やっぱりシアさんも私だと気がつきませんでしたか?」

ロウル「いやぁ、恥ずかしいですけど服と髪型の効果って凄いんですねぇ……」

シア「え、えええええぇぇぇぇぇぇぇぇ〜!?」ガーン!


……


――

451 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/14(木) 00:16:20.49 ID:NjXORSMi0
――


……



シア「ご、ごめんなさい〜……」ショボン

アベル「いや、謝ることはないぞ?」

ロウル「えへへ、ちょっとした悪戯ですよ」

ロウル「あまり実感無いんですけど、今の私はだいぶ違って見えるようだったんでつい///」

シア「驚きましたよ本当に〜?」

ロウル「いやぁ、でもあそこまで気がつかないものなんですかねぇ?」

ロウル「服と髪型は変えてますけど、この耳と尻尾はほぼそのままですよ?」ピョコピョコ

シア「その、ロウルさんは今日は大胆な格好でお出かけしたって聞いたもので〜///」

ロウル「そ、それは忘れてください/// もう着ませんので……///」

シア「うんうん、それが一番ですよ〜。大胆な服は、後から後悔するものですからね〜……///」

ロウル(シアさんの言葉に、凄く重みを感じます……)

シア「でも、本当に可愛いですね〜」

ロウル「に、似合ってますかねぇ?///」

シア「とってもですよ〜♪」

ロウル「それなら、よかったです///」パタパタ

ロウル「私だけだったら、多分絶対に着ないし買いませんからねぇ」

ロウル「これだけでも今日は十分な日ですけど、この後もうちょっとお楽しみがありますからね」

シア「そうなんですか〜?」

ロウル「はい。というわけで、帰ってきたけどももう少しアベルさんはお借りしますね」

シア「どうぞどうぞ〜。今日はロウルさんの日ですからね〜」

ロウル「ささ、私の部屋に行きますよアベルさん!」パタパタ!

アベル「わかったわかった。そう慌てるなロウル」




シア「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁

452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 00:16:45.73 ID:wHiHCnGj0
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 00:16:59.49 ID:PhukfzQ0O
ふんす
454 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/14(木) 00:20:51.08 ID:NjXORSMi0
判定を取ったあたりで今日はここまで
この後簡単なアベル裁縫チャレンジ後、とある追加判定をとってロウルデートの終了となります
そして少し早いですが、次のデート相手を決めておこうと思います

本日もありがとうございました!

残るはシア・パトラ・エリスです
↓1〜3コンマ多数決
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 00:21:55.30 ID:QWjpThRHO
おつです
ここはちょうど出たしシアで
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 00:23:21.06 ID:hXg+1zfa0
シア
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 00:25:24.49 ID:VrLAxc7n0
乙です!
これはエリスはやっぱりトリになる流れかな?
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 00:27:07.50 ID:a7F+cdpjO
おつおつ
なんとなく可愛いイメチェンしたロウルに対するシアさんの反応ぽいし、次のデート相手もシアさんで
アドルラン兄様じゃないけどギャップ萌えはやっぱり強い
459 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/15(金) 23:29:34.67 ID:cIeNNT550
こんばんはー
昨日の今日ですが、今日も遅いので更新お休みさせて頂きます……申し訳ありません
明日は少しは早めに来れればと思います

次のデートはシアとなった為、先に少し関係するかもしれない判定結果だけ公開
そして↓2から、シアとのデート内容も募集します
なおデート内容はこれまでのデート内容と被っても問題はありません
460 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/15(金) 23:30:13.31 ID:cIeNNT550
特殊判定結果

シアの羨望

73>70

※基準値を超えたため……?


――


シア「……」

シア(い、いいなぁ〜……)

シア(可愛くて品があって、ロウルさんも凄く嬉しそうでした)

シア(アベルさんが、あの服を〜……?)

シア(アベルさんもちゃんと女の子の好みを考えられるようになったんですね〜)ホクホク

シア「……」

シア「…………」

シア(あ、あと残っているのは、私とパトラさんにエリスさんです……)ドキドキ…

シア(アベルさんとのデート、前はただ一緒に歩くだけでも楽しかったですけど〜……)

シア(ロウルさんに可愛い服をプレゼントできる程になったアベルさんは、一体私達にはどんなことを?)

シア「……」

シア(も、もしかしたら、ロウルさんと同じく大胆な服で行くと可愛いお洋服を探して貰える可能性が……!?)ガーン!

シア(それなら、まだ私のお部屋にはあの紐が……)

シア「……って駄目です駄目です駄目ですよ〜!?///」ゴロゴロ!

シア「あんな水着でデートなんて、神様から絶対に天罰下ります〜!///」ゴロゴロ!

シア(……肌を隠せとアベルさんの服をそのまま貸して貰える可能性も?)

シア「……わ、私はさっきから何を考えているんですかあぁぁぁぁ〜!?///」

シア「うわああああああああ///」ゴロゴロゴロ!



……


――

※シアとのデート時、低確率でシアが荒ぶる可能性が出て来ました

――

461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/15(金) 23:37:24.93 ID:bJuaBqvC0
乙です!
シア荒ぶったら面白そうww
デート内容はいいのが思いつかないんでパスします
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 06:44:52.88 ID:nFdvGBQ20
おつです
ゆっくりで大丈夫ですよ、リアルを大事に
デートは…王国でお菓子屋さん巡りとかいかがでしょう
アーシャのときはパフェ食べたけど、今回はケーキとか焼き菓子とかいろんなものを
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 14:52:27.54 ID:UVdftAD/0
で、うっかりウイスキーボンボン食べちゃって暴走と
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 16:53:38.62 ID:1ziQ7Og/O
デート編入ってから見事にみんな荒ぶりコンマ出してるし、元々ゾロ目モンスターのシアさんだと波乱の予感しかしない
デートかどうか怪しいけど、シアさんからアベルにお菓子作って貰うとかありかな?
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 22:45:40.47 ID:nCdf9CQpO
シアが期待してるみたいだし、ロウルの時みたいにアベルがシアに服を買ってあげるのはどうだろ?
流石に際どすぎるのはゾロ目とかでも出ない限りは無さそうだけど、普段のシアとは印象ガラリと変わる服とか選ぶのも良さそう
466 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/16(土) 23:01:01.99 ID:0e3le4F00
こんばんはー
シアデートは食べ歩きに服さがし、余裕があればお菓子つくりといったところかな?
それではゆったりとロウルによるアベル裁縫チャレンジから再開です
467 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/16(土) 23:01:27.81 ID:0e3le4F00
――


【城塞・ロウルの私室】


ロウル「さぁさ、上がってくださいアベルさん」

ロウル「別にお茶とかは出せないですけどねぇ」

アベル「いや、別に構わないぞ」

アベル「しかし、相変わらずきっちりと纏まった部屋だな」

ロウル「アーシャさん程じゃないですけど、私も散らかって汚れた部屋は嫌いなんですよ」

ロウル「あれどこにやったかなーって探すのも面倒ですからね」

ロウル「よく使うものは、すぐに目に入るところにしまうようにしてあります」

ロウル「なので……」ゴソゴソ…


裁縫道具「……」コトン


ロウル「こうやってすぐに一式用意できるわけですよ」ムフー

アベル「流石だな……だが裁縫チャレンジと言われても、俺は一体何をすればいいんだ?」

ロウル「そうですねぇ、いきなり服を一着というのは難易度高いですし……」

ロウル「よし、初回ですから様子見で壁掛けの小物入れでも作ってみましょう」

アベル「小物入れ?」

ロウル「垂れ布に小物を収納する場所を用意したような、簡単なやつですよ」

ロウル「ただし!」

アベル「!?」

ロウル「然程工程もありませんし、私が最初から手伝っちゃうとそのまま完成しかねません」

ロウル「それを避けるためにも、えーと……どれにしましょうかね?」ゴソゴソ…


468 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/16(土) 23:03:16.89 ID:0e3le4F00
ロウル「……よし、ここら辺ですかね」



生地の山「……」ドン!



ロウル「この中からお好きなものを選んで、お好きなように裁断し、お好きなように縫ってください」

アベル「」

ロウル「別にこれも難しいことじゃありませんよー?」

ロウル「確かに見た目がちぐはぐする問題は出てきますけど……」

ロウル「端切れを掻き集めて一つのものを作ることだってあるんです」

ロウル「むしろ下手にお手本が無い方が、独創的なものが作れるかもしれませんよ?」

ロウル「……そう、独創的なものがね!」ニヤニヤ

アベル「くそ、明らかにそっちを狙っていないかロウル!?」

ロウル「いーえー? そんなことあるわけないじゃないですかー」

ロウル(アベルさんも、そこまで不器用なわけじゃありません)

ロウル(それに私にこの服を選んでくれていますし、美的感覚がずれているということも無い筈です)

ロウル(怪しい場所があるとすれば、布の質の違いとかですね)

ロウル(私の見立てでは、アベルさんがどこかでつまづくか上手く完成させるかは五分五分と言ったところでしょうか?)

アベル「ロウル?」

ロウル「おっと、すみません。それじゃあ早速、アベルさんの裁縫チャレンジスタートです!」

ロウル「ご安心を。あまりに酷いと思ったら、私が助けてあげますからね」ニヤニヤ

アベル「く、醜態は避けたいところだな……!」バッ!



特殊判定
↓1コンマ二桁
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 23:03:33.45 ID:lNykSNW+0
470 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/16(土) 23:14:55.34 ID:0e3le4F00
アベルの裁縫チャレンジ結果(アベルの技能レベル49とほぼ平均値のため補正増減無し)


50>45(致命的ではないが悪戦苦闘。完成品は使えないことはないけど、使おうとも思えない……)


※基準値を下回った為?……

――


アベル(壁掛けの小物入れ……)

アベル(単純な作りで言ってしまえば、確かに簡単ではありそうだ)

アベル(鋲で止めるにしろ、木材を通すにしろ、まずは大元の大きな生地を用意する)ファサ

アベル(ここに、小物を入れる袋を複数つければそれだけで壁掛けの小物入れにはなる筈)

アベル(つまり大元の生地の上に別の生地を重ね、それの三方を縫い合わせれば……)ポス…

アベル(これで、すぐに完成するはずなんだが……)ヌイヌイ…


ロウル「……」ジー…



アベル「ん……?」ヌイヌイ…

アベル(なんだろう、何故か嫌な予感がするぞ?)



後付けポケット「」ギッチギチ!



ロウル(あー、駄目な方に転んじゃいましたねアベルさん……)

ロウル(縫った部分は当然開かなくなるんですから、余分に空きを作っておかないと何も入れられないですよ?)


アベル「んんん……!?」グググ…


ロウル(――これは、助け舟を出すしかありませんね!)



471 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/16(土) 23:26:54.51 ID:0e3le4F00
アベル「むむ……!?」


スッ…


ロウル「駄目ですよアベルさん。縫い針は折れやすいんですから、あまり力を入れ過ぎてはいけません」

アベル「ロ、ロウル!?///」

ロウル「危なそうだったので、流石に私も出しゃばりますよ?」

ロウル「まあこうして後ろからアベルさんの手を握って、誘導したりするだけですけどね」ギュ…

ロウル「ほら、ここは一回針を戻して。糸も抜いて最初からやった方が確実です」シュッ!

アベル「あ、ああ……///」ドキドキ

ロウル「……///」ドキドキ




アベル(ろ、露出の無い服でまだ助かった! 後ろから感じるこのロウルの熱は……///)

ロウル(ああぁ……/// 教える名目で、アベルさんに後ろから抱きつくみたいになっちゃってます……///)





アベル&ロウル((これは縫う手元に集中しないとまずい……!///))




ヌイヌイ…


スイヌイ…



アベル「よし、ここまでくれば……」スッ…

ロウル「あっ……!? 駄目ですって、そこ生地薄いから!」

アベル「っ!?」プス!

ロウル「ああほら、だから言ったのに……」

アベル「す、すまない。もうすぐ終わりかと思って、油断したな」ジワ…

ロウル「アベルさん、最初の生地選びで間違えちゃってますからね」

ロウル「厚い生地と薄い生地の違いくらいは覚えないと、力加減間違えてそうやって刺さっちゃいますからね?」

アベル「肝に銘じる……」ジワ…

ロウル「……」


追加特殊判定
↓1コンマ二桁

472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 23:28:57.02 ID:1ziQ7Og/O
はい
473 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/16(土) 23:42:54.98 ID:0e3le4F00
ロウルの理性

25>02


※基準値を下回った為、ちょっと大胆に……?

――


ロウル「ほら、結構血が滲んでいるじゃないですか」

アベル「む……」ジワ…

アベル「まあ、この程度で済んで幸いだったか。放っておけば、すぐに治まるだろう」

ロウル「……駄目ですよ」


バッ!


アベル「っ!?///」

ロウル「んっ……」チュパ…

ロウル「布地に血液は結構な敵なんですから……」レロ…

ロウル「ちゅぅ……しっかり、念入りに……」チュゥ…

ロウル「こうやって、綺麗にしないとですよ?」ペロペロ

アベル「ロ、ロウル……!///」

アベル「わかった、もう大丈夫だ! 今度こそ仕上げよう!///」バッ!

ロウル「あれぇ? なんでアベルさん赤くなってるんですかぁ?」ニヤニヤ

アベル「……///」








ロウル(うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!?///)ドキドキドキ!

ロウル(わ、わたし、何をして……っ!?///)

ロウル(アベルさんの指先から血が滲んでいるの見たら、なんだか頭がぽぉーっとして……///)

ロウル(どうしよう、今朝の服といいアベルさんに変な誤解をされなければいいんですけど……///)ドキドキ

ロウル「……」

ロウル(でも……)





ロウル(――アベルさんの指、美味しかったかもしれません……♪///)

ロウル(機会があれば、今度はもう少し……///)


……

――

474 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/16(土) 23:55:48.29 ID:0e3le4F00
――


壁掛け小物入れ「……」ヨレ…


アベル「な、なんとか形にはなったか?」

ロウル「んー、まあ合格でいいんじゃないでしょうか?」

ロウル「さっきも言いましたけど、最初の生地選びは大切ですよ?」

ロウル「ほら、ここの袋の生地は薄いからちょっと重い物いれたらびりぃってなりますよ?」

アベル「改めて、ロウルの凄さがわかった気がするよ……」

アベル「俺も、もう少し裁縫ができるようにならないとまずいかな」

ロウル「見ていた感じ、そこまで酷くは無かったですからね」

ロウル「後は少し怪我しながらでも、慣れて行けば大丈夫でしょう」

ロウル「あ、でも針を刺してそのまま続けようとするのは駄目ですからね?」

ロウル「それまで上手く行っていても、一か所にでも血の跡が残ったら目も当てられませんから」

ロウル「……もし、またさっきみたいなことがあれば私を呼ぶこと! すぐに綺麗に舐めとってあげますから!」パタパタ!

アベル「こ、今度は自分で処置をするから大丈夫だ!///」

ロウル「……」ニヤリ

アベル「!?」

ロウル「言質を取りましたよーアベルさん?」

ロウル「今度は自分で、つまりまた裁縫をやってくれるということですよね?」

アベル「あ、ああ」

ロウル「それは喜ばしいことです。ですがアベルさんの部屋には当然裁縫道具なんて置いてあるわけがありません」

ロウル「そしてこの城塞のどこなら一番道具が揃っているかと言えば、そうこの部屋です!」

ロウル「しかも美人な先生もいる! これはまた今度、ここで再チャレンジするしかありませんねアベルさん!」パタパタ!

アベル「……そうだな。悪いが、その時は頼めるかロウル?」

ロウル「勿論ですよ!」ブンブンパタパタ!


ロウル(キアラ様もお上手ですが、これだけは譲れませんよ……!)

ロウル(私だってもっと上手くなって、アベルさんに色々作ってあげたいんですからね……///)


ロウル「一緒に、裁縫の達人を目指しましょうアベルさん!」ビシ!

アベル「いや、そこまでは……」

ロウル「目標は大きく、ですよ!」パタパタ!


……


――

475 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/16(土) 23:59:47.54 ID:0e3le4F00
――


壁掛け小物入れ「……」プラーン


アベル「ロウルのちょっとした手直しで、あそこまでまともになるとは……」

ロウル「基本はできていましたからね。あとは本当に少し手を入れただけですよ」

ロウル「うーん、一仕事完了! 今日は充実した日でしたねぇ」ノビー

ロウル「熱中していたおかげか、結構いい時間にもなりましたし……」

ロウル「そろそろ、夕食の時間ですかね?」

アベル「もうそんな時間か。時間が経つのは早いな……」

ロウル「アベルさんのコートを縫っている時とかも、いつの間にか夜になっていること多かったですねぇ」

アベル「すまないな。俺も大切に使ってはいる筈なんだが……」

ロウル(まあ私がアベルさんの匂いを堪能する分、余計な時間がかかっているというだけなんですけどね……)

ロウル「ふふ、いいんですよ。あってもほつれ程度。もの凄い修復が必要なことは滅多にないじゃないですか」

ロウル「それはつまりアベルさんが大きな怪我も無く、日々を無事に過ごせているという証でもあるんですから」

アベル「そう、だな……」

ロウル「さ! 片づけは後で私がまとめてやっておきますから、そろそろ食堂に行きましょうアベルさん?」

アベル「……その格好のままでいいのか?」

ロウル「シ、シアさんは褒めてくれましたし、他のみんなの反応も気になるんですもの……///」パタパタ

ロウル「大丈夫です! 綺麗に食べて、絶対に服を汚すようなことはしませんからね!」

アベル「ふっ……そこまで気に入ってくれるとはな。俺も選んだ甲斐があったよ」

ロウル「///」

アベル「まあ、みんなもまずその服がロウルに似合っていると言うと思うが……」

アベル「やはり初見では、ロウルとわからない可能性もあるかもな」

ロウル「その時は、ちょっと小芝居して見るのも面白いかもしれませんね!」

アベル「ほどほどにな?」

ロウル「さてさて、どうなりますかね?」ワクワク


特殊判定
↓1コンマ二桁


476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 00:00:12.93 ID:DjAS9yaiO
えい
477 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/17(日) 00:11:02.80 ID:kJpN25f80
――

ヒロイン達によるロウルの巫女服評価(最低保証50)

93( か わ い い ! )>85


※基準値を超えた為、普段着の可能性も?

――

【城塞・食堂】



アベル「すまない、少し遅れたか?」

アーシャ「あらアベル。ちょうど用意ができたところですよ」

エリス「あとはロウルさんで……」



巫女ロウル「……///」



アーシャ「」

エリス「」



アーシャ「――可愛い、ロウルちゃん!」ギュゥー!

ロウル「んおぅ!?///」

エリス「アベル様! このお洋服をロウルさんの普段着にしませんか!?」

アベル「ああ、俺もそれを真剣に考えていた」

ロウル「!?///」


シア「わぁ〜、やっぱり可愛いです〜」ヒョコ

パトラ「ま、まさか本当にシアさんの言った通りロウルさんが……」

ティア「一部王国貴族が好んでいたという、ミコフクという装束で間違いないんですか?」

パトラ「ええ、かなり独特な服だから見間違うことはありません」

パトラ「しかし、それよりも今大事なのは」



ヒロインズ「「ロウルちゃん(さん)かわいい……!///」」



ロウル「〜〜〜〜〜〜っ!?///」マッカ!

ロウル「う、嬉しいけど、ここまでは流石に想定していませんよ〜!///」パタパタ


アベル(……あんなに恥ずかしがるロウルは初めて見たかもしれん)

アベル(今日は本当に、色々と収穫のある一日だったな……)


……


――


478 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/17(日) 00:12:15.74 ID:kJpN25f80
――

……



アーシャ「……ロウルちゃん、真っ赤になってお部屋に戻っちゃいましたね」

シア「でも、似合っていて可愛いのは間違いないですよ〜」

ティア「はい。いつものロウルさんと違った魅力を感じました!」

パトラ「王国貴族の娯楽服かと思っていましたけど、見方が変わりましたね」

パトラ「ロウルさんが着ると、どことなく神聖さすら感じました……!」

パトラ「流石にあの服で戦うということは、難しそうですが……」

エリス「え? 私もスカートは長めですけれど、慣れれば全然動けますよ?」

アーシャ「エリスちゃんは特別……と言いたいけれど、帝国のメイドはみんな当てはまるのが怖いところです」ブル…

ティア「そ、それにロウルさん、私とは比較にならない程に抜群の運動神経ですし」

ティア「もしかしたら、すぐに身体に馴染ませて動き回れるようになるかも……?」

シア「見てみたいですね〜」

アーシャ「一番いいのは、戦闘が起こらないことですけれどね」

アーシャ「さて、それじゃあそろそろ恒例のくじ引きの時間に入りましょうか」

ティア「ロウルさんも大満足なご様子でしたし、きっと次の人も……」ドキドキ

エリス「……」ゴクリ…

パトラ「き、緊張するわ……」ゴクリ

シア「……///」ドキドキ

アーシャ「三人とも、用意はいいですか?」スッ…





一同「「せーの……っ!」」シュッ!




479 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/17(日) 00:13:18.72 ID:kJpN25f80
シア「はわぁっ!?」アタリ!


パトラ「シアさんが当たり……ということは?」

エリス「あ、明日は私かパトラさん……」

パトラ&エリス「「ドキドキする……」」





シア「……///」バックンバックン!




ティア「お二人より、シアさんの方が大変そうですよ!?」ワタワタ

アーシャ「のんびり屋のシアさんでも流石にこれは緊張するのかしら?」




シア「……」



シア(どうしましょうどうしましょう〜!?)グルグル

シア(ロウルさんいいなぁって、ちょっと雑念を抱いている時にどうして当たりを引いちゃうんですかぁ!?)グルグル

シア(落ち着いて、落ち着かないと……深呼吸!?)グルグル


シア「ひっひっふぅー!?」

パトラ「シアさん、呼吸が何かおかしいですけど大丈夫ですか!?」

エリス「回復した方がいいですか!?」



シア(ロウルさんは、大胆な服を着て、その後どうなさったんですか〜!?)グルグル

シア(もしかしてあの可愛い服は、大胆な服を着れない状態にしてしまったから、急遽用意したとか……!?)グルグル

シア(……外で、服を、着れない状態……)グルグル



シア「ああああああぁぁぁぁぁぁぁ!?///」ゴロゴロゴロ!



特殊判定
↓1コンマ二桁


480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 00:13:59.05 ID:p7VeRB4J0
481 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/17(日) 00:20:13.90 ID:kJpN25f80

シアの煩悩(前判定より判定激化)

35>05

※基準値を下回った為、デート開始前からの荒ぶりは回避!

――

ロウルデートを終え、次のシアの判定をとったあたりで今日はここまで
巫女ロウルは結構厳しい判定も全部潜り抜けてあちこちで高評価となりましたので、恥ずかしがりながらもこれから着続けてくれることでしょう
シアもちょっと厳しくなった判定をまさかの切り抜けでしたが、今後の判定次第はまだどうなるかわかりません
シアも服選びをするとなると、また案を出して頂けると助かります(土下座)
(なおシアは普段着も戦闘着も真っ白のローブで、一切露出は無い設定です)

本日もありがとうございました!
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 00:35:10.37 ID:q3TJzCp20
乙です!
シアのどピンクっぷりなら何着させてもエロい方になりそうww
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 06:32:34.03 ID:lcYmZHg20
おつです
いつも白一色みたいだし、逆に青とか深緑とか落ち着いた色のドレスはいかがでしょう
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 10:26:40.49 ID:mT3jhH6A0
乙です
獣少女と和服の親和性は一体何なんだろうか

シアさんの服……女教師やOL風のブレザーが良いなあ
知的で教え上手の雰囲気にマッチするし
何よりああいう服って少しサイズや丈の長さ間違えると
警察が職質に駆けつけるレベルの変態に見えるし
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 13:04:39.93 ID:ItgJVFoN0
ロウルが普段と違う服を着る
みんな「かわいいー!」←わかる
シアが普段と違う服を着る
みんな「エッチィ!」←多分こうなる

ロウルがめっちゃ可愛い評価だしわりと本気でシアこうなりそう
普段白いゆるふわ娘なら逆にシックに黒や濃紺のキャリアスーツに眼鏡とかで淫乱さを払拭する知的コーデとかどうだろう
486 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/17(日) 23:50:03.04 ID:kJpN25f80
こんばんはー
かなり遅くなってしまったので、短いですが次の判定場所まで投下します
487 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/17(日) 23:50:30.89 ID:kJpN25f80
シアの煩悩(前判定より判定激化)

35>05

※基準値を下回った為、デート開始前からの荒ぶりは回避!

――



シア「ああああ、だからどうしてえぇぇぇぇぇぇ!?///」ゴロゴロゴロ!




アーシャ「す、凄いとり乱し方ね……」

パトラ「日数が経過する度に確率はどんどん上がるわけですから、シアさんも覚悟はしていたとは思うのですが……」

パトラ「もっとも、私も未だに緊張が拭えないのですが」ドキドキ

エリス「わ、私もです」ドキドキ

ティア「でも、シアさんのように転がってはいませんよね?」

ティア「大丈夫ですよシアさん。アベル様、本当にお優しいですから!」

シア「あうぅ……///」

シア(私はなんという妄想を……///)

シア(きっとティアさんは私と違って、清く正しくアベルさんとのデートを楽しんだ筈……)

シア(今の私ではよからぬ考えにはしりかねません。ここは落ち着いて……)

シア「……」スー…

シア「ふぅ、ごめんなさい〜。ちょっと、焦ってしまいました〜」ムクリ

エリス「いえ、お気持ちはよくわかります!」

シア「その、いざアベルさんとのデートと言っても、どうすればいいのかな〜って混乱しちゃって〜……」

パトラ「うんうん、二人きりでおでかけというだけでどうにかなりそうですからね」

シア「……参考までにお伺いしたいのですが、ティアさんとアーシャさんはどのようなデートだったんですか〜?」


ティア「!?」

アーシャ「!?」


シア「あ、全部じゃなくて、少しだけでもいいので〜」アセアセ


488 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/17(日) 23:51:15.26 ID:kJpN25f80
ティア「わ、私はその、両親に無事を伝えた後、聖国の自然公園の方に……///」

シア「ああ、あそこですね〜? うさぎさんとか可愛いですよね〜」

ティア「そうですそうです! アベル様も、気に入ってくれたみたいで///」

シア「私も今度久々に行ってみようかな〜……」

シア「でも、それだと私は一緒にならない別の場所がよさそうです〜」

シア「アーシャさんはどうですか〜?」

アーシャ「そう、ですね……」

アーシャ「王国の本屋や飲食店に寄った後、私の我儘で帝国のとある場所に」

アーシャ「色々とアベルを振り回してしまいましたけど、いい一日でしたね」

アーシャ「そしてロウルちゃんは、お散歩に新しい可愛い服を買って貰ったという感じですね」

シア「……むむむ〜」

アーシャ「シアさん、あまり深く悩まれても解決は難しいと思いますよ?」

ティア「わ、私ならまた自然公園でもいいと思いますけど……」

シア「アベルさんにも楽しんで頂きたいですし、同じところはどうなんでしょう〜?」

エリス「アベル様なら、よほどの場所でもない限りお許しになられると思いますけど……」

シア「う〜ん……」

シア(……同じでも、大丈夫……)

シア(確か前にアベルさんとデートをした時は、帝国の甘味を沢山……)ゴクリ…


シア「!!」ピコーン!


シア「アーシャさん、飲食店では何を食べました〜?」

アーシャ「え? その……サンドイッチと、限定の名前の凄いパフェを///」

シア「ふむふむ。パトラさん、王国って甘いものは美味しいですか〜?」

パトラ「そう、ですね……」ウーン…

パトラ「貴族の嗜好品から民の間まで、甘味系は広く出回っていると言えます」

パトラ「良くも悪くも、貴族の暇を満たす為に王国の食文化は非常に多岐に渡っているのも大きいのでしょう」

パトラ「その……チョコフォンデュとか、チョコレートの扱いに関しては、聖国の方が上かもしれませんけど///」

エリス「……///」

シア「なるほどなるほど……」


シア(わ、私のアベルさんに対するこの感情は、よからぬ色欲です……///)

シア(これを打ち倒すには、より強力な欲求があれば大丈夫の筈)

シア(――食欲で、アベルさんとのデートを平穏に済ませますよ〜!)グッ!


……

――

489 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/17(日) 23:52:26.89 ID:kJpN25f80
――



……翌日



アイナ「かわいいー! これ、アベル様が!?」

スミレ「見事な着こなしです!」


ロウル「あ、ありがとうございます///」ミコフクー


ローズ「世の中、まだまだ可愛い服はあるものネ。今度天使達にも作ってあげようかしら?」

キアラ「可愛いけど、私達じゃロウルさんみたいに上手く着れないかも……」

キアラ(前の浴衣に似ているとなると、また脱げちゃうかもしれないし……///」

フィーア「せめて私も、ロウル姉様みたいな身長があれば……!」


ロウル「あの、皆さん? そろそろ解放していただけると……///」モミクチャ




アベル「……ロウル、気に入ってくれて嬉しいぞ」

シア「本当に似合ってますもの〜。アベルさんお手柄ですよ〜?」

アベル「ん、おはようシア」

シア「おはようございます〜」ペコリ

シア「それでは、今日は私が一日アベルさん貸切ですね〜」ポヤポヤ

アベル「よろしくなシア。しかし……」

シア「?」シロローブ

シア「ああ、この服ですか〜?」

シア「やっぱり私は、この服が一番落ち着きますので〜」

シア「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 23:52:43.65 ID:IewD308N0
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 23:54:19.04 ID:+iGmb8q50
イチタリナイ
492 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/18(月) 00:01:04.29 ID:o5OJMjp70
シアの服、どっちから提案?

01〜50:シア
51〜00:アベル

コンマ65

51〜00:アベル

――


アベル「……」

アベル「シアが良ければ、今日は服を見に行くか?」

シア「ふぇ!?///」

シア「いえいえそんな、悪いですよ〜!」ワタワタ

アベル「あれだけロウルの服を気にしていれば、俺でもわかるぞ?」

アベル「シアも、たまには違う格好をしたいんじゃないか?」

シア「あぅ……///」

シア「そ、その通りです〜///」

シア「全然違う別人みたいになっちゃったロウルさんを見たら、なんだかいいな〜って///」

アベル「そうか……」

アベル「……俺の好みがシアの好みに合うかはわからないが、探してみようか」

シア「!!」パアァ!

シア「わ〜い!」

アベル「き、期待はするなよ?」アセアセ

シア「いえいえ、あのアベルさんが私の為にお洋服を選んでくれるというだけで感激ですよ〜?」


シア(やっぱり、ロウルさんに対する羨望は見抜かれていましたか〜……)

シア(ちょっと恥ずかしいですけど、流石はアベルさんです〜)

シア(自分で言いだすのは勇気がいるし、これも神様のお導きですかね〜?)ニコニコ

493 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/18(月) 00:12:40.80 ID:o5OJMjp70
アベル(シアに似合う服か……)

アベル(普段が白く、聖国の規律のような格好だからな)

アベル(ロウルのような大きな変化を望んでいるなら、いっそ真逆の色がいいか……?)ムム…

アベル(……少し、考えておこう)

アベル「……とはいえ、流石に服探しだけで丸一日を潰すわけではないだろう?」

アベル「シアの様子からして、他にもやりたいことはあるという感じだったしな」

シア「そ、そんな顔してましたか〜?///」

シア「なんだか恥ずかしいです〜……///」モジモジ…

シア「でも、その……実は、今日はこれ! という天啓は昨夜あったのです〜!」

アベル「ほう?」

シア「……」

シア「…………///」

アベル「シ、シア?」

シア「……笑わずに、聞いてくださいね〜?」

アベル「も、勿論だ」

シア「その……ですね」






シア「――お、王国のお菓子の食べ歩きをしてみたいな〜って///」





アベル「あ……やっぱりか」

シア「ちょ、それはどういう意味ですかアベルさん〜!?」

アベル「……その手にパトラから借りたであろう甘味の本を握りしめていれば、誰でもわかる」

シア「!?」ガーン!

アベル「それに、だな……」



キュルル…キュー…



アベル「……さっきから小さいがずっと腹が鳴っているぞ?」


シア「うわああああん!?///」カアアァ!



……


――
494 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/18(月) 00:15:07.67 ID:o5OJMjp70
出発間際まで進んだあたりで今日はここまで
お菓子食べ歩き→服選び→状況でお菓子作りの流れになるかな?
なおイベントの関係で途中フレーバーのとある技能判定が二人に行われる予定です
平穏なコンマをお願いします!

本日もありがとうございました!
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 00:21:40.00 ID:sj+e/0R/O
乙ー
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 00:34:08.82 ID:BhgJVwRy0
乙です!
シアの理性はどこまで保つんだろうか…?
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 13:23:52.18 ID:yODaLmoEO
特に描写なかった筈だけど、なんかシアさん甘いものはどか食いしてそうなイメージ。しかも太らないで胸に行きそう
498 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/18(月) 23:19:16.44 ID:o5OJMjp70
こんばんはー
それではゆるりとシアとの甘味デート進めて行こうと思います
499 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/18(月) 23:19:47.31 ID:o5OJMjp70
――

……


【王国・王都】


ガヤガヤ…



シア「わぁぁ〜……」キョロキョロ

シア「帝都も凄かったですけど、こちらはさらに賑やかですね〜」キョロキョロ

アベル「王国もどんどんと復興しているということなんだろう」

アベル「帝国にも王国からの移住者が現れたり、行動力があるのが国民性なのかもしれないな」

アベル「そういえば、聖国には王国からの移住者とかはいなかったのか?」

シア「ん〜、難しいですね〜」

シア「聖王様が攫った王国の人の中には、そのまま聖国に住むという方も結構いらっしゃったそうですけど〜……」

シア「やっぱり天使の問題が大きくて、帝国と比べるとどうしても少ないですね〜」

アベル「そうか……」

シア「帝国に対しては、やっぱりアベルさんのご活躍も大きいと思いますよ〜?」

アベル「俺はそこまで活躍したつもりはないがなぁ……」

アベル「水天を無傷で葬ったのはエリスだし、サクと友好的な関係になれたのもフィーアとアーシャのおかげだ」

アベル「俺は炎天と戦ったが……」

アベル「シアのこれが無ければ、命を落としていたかもしれんからな……」チャリ…

シア「あ、まだつけてくれているんですね〜♪」ニコニコ

アベル「シアがわざわざ作ってくれた大切な贈り物だからな」

アベル「俺の色と合わないという程度は、些細なことだ」

シア「アベルさんも思い切って、真っ白な服を着てみるのはどうでしょう〜?」

アベル「……ロウルが笑い転げる未来が見えた」

シア「あ、あぁー……」ナットク


500 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/18(月) 23:20:27.57 ID:o5OJMjp70
アベル「まあ、俺の服はいい。シアの服も後で見るとして……」

アベル「まずは、お望み通りの甘味めぐりをするとしようか」

シア「わ〜い!」

シア「どのお店から行こうかな〜?」ワクワク

アベル「本当にシアは甘いものが好きなんだな……」

シア「甘いものが嫌いな女の子はほとんどいませんよ〜?」

シア「王国産のお菓子は前々から気になっていましたし、アベルさんと一緒なら美味しさも倍増です〜」

アベル「俺はそんなに食べられないと思うがな」

アベル「王国産の紅茶は好きだから、そっちばかり飲むかもしれんぞ?」

シア「え〜? 一緒に色々なお菓子を食べましょうよ〜?」








アベル(……よし、シアにはまだばれていないか?)ドキドキ





アベル(――実は俺が甘いものに目が無く……今日の予定に内心小躍りしていることにっ……!!!)







アベル(王国産の菓子の食べ歩きだなんて、本来ならばとてつもない贅の極みだ)

アベル(俺の私欲で買い漁れば、アーシャに小言を言われるかもしれんが……)

アベル(シアもこれだけ楽しみにしているんだ。多少の奮発は許される)

アベル(そして俺も合法的に愉しむことができる……!)グッ!




シア「アベルさ〜ん?」キョトン

アベル「っとすまない。少しどの店にすべきか考えていた」

シア「えへへ〜、実は最初のお店はもう決まっていたりするのですよ〜」ニコニコ

アベル「なに?」

501 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/18(月) 23:27:22.26 ID:o5OJMjp70
シア「あのお店ですよ〜」クイ




甘い匂いを放つ店「……」フワァァ…




アベル「な、なるほど。この距離でもあの店が甘味処というのがよくわかる」

シア「実はパトラさんに教えて貰った、焼き菓子のお店なんですよ〜?」

シア「なんと、このお店では『詰め放題』なる素晴らしいものがあるんです〜!」キラキラ!

シア「用意された袋に入りきれば、何枚でもお菓子を詰め込んでお値段そのまま〜!」

アベル「資金に余裕のある王国らしい手法……と言いたいところだが」

シア「?」

アベル「おそらく、設定金額分を詰め込むだけでもかなりの労力が必要と見た」

アベル「そうしなければ、いくら王国の店とはいえ利益にならないだろうからな」

シア「なるほどです〜」

シア「でも、まずは実際に見てみないと始まらないですよね〜」トテトテ…

アベル「ああ、こら!? 危ないから一人で歩きだすな!?」ギュッ!

シア「我慢できなくて〜///」

シア「それにこうしてアベルさんがすぐに駆けつけてくれますから、大丈夫ですよ〜」ポヤポヤ

アベル「まったく……」




甘い匂いを放つ店「……」フワァァ…




アベル「……」ゴクリ

アベル(この甘い匂い、期待せざるをえんな……!)


……

――
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