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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その14

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571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 03:37:07.93 ID:GnhK4kBr0

北方領の薄焼き菓子→雪やこんこ
鳥型の菓子→ひよ子
粉を塗す餅→信玄餅
かな?
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 08:13:24.82 ID:Tx+QRs/tO
おつー!クソキツい基準ここでクリアとかシアさんやっぱりもってるな

>>571
アレンジ入ってるけどバナナやたらいプリン、何よりきな粉と黒蜜を直飲みする化けもんってリアルであった甘味大食い大会が元ネタと思われる。もう20年近く前だけどあれは脳に焼きつく
だから最初の菓子は北海道の白い恋人、間飛ばしてひよ子、そして信玄餅の筈。最後のウェディングケーキは前大会の品だった気がするけど元ネタ通りならちょっとエロいイベント起きるかも
573 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:04:18.10 ID:1QUjQuID0
こんばんはー
今もあの大会知っている人がいるのは結構びっくりです
それでは甘味勝負決着後の安価までゆるりと再開できればと思います
574 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:05:34.62 ID:1QUjQuID0
シア、最終戦の結果は?

1決勝戦!花嫁ウエディングケーキ勝負(最大難関の為基準値95)

98>95

※基準値を超えたため、シア優勝!

2シアの願望

01〜33:……なんでもないです///
34〜66:……その、アベルさんにもお手伝いを///
67〜99:……ドレス姿で帰ってもいいですか?///

コンマ45
34〜66:……その、アベルさんにもお手伝いを///



――


シア「もし、アベルさんがよろしければ……」

シア「……その、アベルさんにもお手伝いを///」

アベル「俺が手伝い? 別に構わないが……」

シア「ほ、本当の本当にいいんですか〜?」

アベル「ああ、俺に出来ることであればな?」

シア「……///」カアァ…

アベル「?」

シア「……こ、これで絶対に勝てると思いますよ〜!///」パタパタ!

アベル「何、勝負に関係することなのか!?」

アベル「悪いがシア、こっそりと代わりに食べてくれとかそういうのは無理だぞ?」

シア「ち、違いますよ〜。そんなことをすれば天罰が下ります〜」

シア「わ、私的には、勝負に大きな影響のあることなのですけど〜……///」

アベル「不正ではない勝負に関することだと……」ムムム…

アベル「もう少し具体的な説明をくれないか?」

シア「……///」

シア「つ、次の最終戦の甘味がウエディングケーキというのは聞きましたよね〜?」

アベル「ああ。だからこそ驚いたわけだが」

シア「実はですね〜……///」ゴニョゴニョ…

アベル「なっ……なんだと!?」




……


――
575 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:06:30.89 ID:1QUjQuID0
――決勝戦! 花嫁ウエディングケーキ勝負――



ザワザワ…



実況者「さぁ、いよいよやってまいりましたこの時が!」

実況者「ご覧ください!」バッ!



三段ウエディングケーキ1「……」ズドォォォォン!

三段ウエディングケーキ2「……」ズドォォォォン!

三段ウエディングケーキ3「……」ズドォォォォン!



実況者「圧巻! まさに圧巻です! 王国の職人たちが丹精込めて作り上げた特注のウエディングケーキ!」

実況者「決勝戦を飾るに相応しい、なんとも優美で甘美で豪奢なケーキでございます!」

実況者「そしてこれに立ち向かうのは勿論……!」


スッ…


花嫁参加者A「……」シャラーン!



観客達「「!?」」



実況者「ウエディングケーキに挑むのは花嫁であるべきでしょう!」

実況者「勝ち進んだ選手達に贈る、甘味以外の特別演出でございます!」

実況者「なお、エスコートしているのは今大会警備担当兵の方達でございます」

実況者「決勝戦に挑む三人ともが独身とのこと。是非ともこの試合で先に花嫁気分を味わって頂きたいものですね」


スッ…


花嫁参加者2「う、動きにくい……///」シャラーン!



オォー!


実況者「お二人とも実に美しい! もしかすると、今大会が縁で良い縁談が生まれるかもしれませんね!」

実況者「……あれ? 最後の一人は……?」キョロキョロ



576 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:08:10.63 ID:1QUjQuID0
スッ…




花嫁シア「……///」シャラーン!

花婿アベル「……///」ピシッ!




実況者「なっ!?」


ザワザワ!


実況者「なななんとぉ!? 最後の一人をエスコートしているのは大会で奮戦してくれた鉄面皮青年だぁ!?」

実況者「これは早くも、そういうことなのかぁ!?」



アベル(ま、まさか最終戦がこのような仕様とは……///)

アベル(しかしあそこまで懇願されては断るわけにも……)


シア(……聖国とは違うけど、純白の花嫁のドレス……)

シア(アベルさんに導かれて、こうしてゆっくり歩いて……)

シア(あくまで気分だけ、ふりですけど……少し、皆さんの憧れの理由がわかった気がしますよ〜///)

シア(……エリスさん、これは本番ではないから許してくださいね〜?)アセアセ




参加者A「っ!!!」ギリィ!

参加者2「っ!!!」ギリィ!



シア「はわぁ!?」ビクゥ!

アベル「お、落ち着けシア。試合が始まれば彼女達も落ち着く筈だ」ヒソヒソ



実況者「三者三様、この決勝戦に対する猛烈な熱風が吹き荒んでいるぞぉ!?」

実況者「この熱気の中、いよいよ始まる!」

実況者「栄光は誰の手に!? 決勝戦、いよいよ始まります!」




ゴーン!




……

――
577 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:12:26.18 ID:1QUjQuID0
――


……



参加者A「かあああぁぁぁぁ!」バクバクバクバク!

参加者2「っ……!」バクバク!



実況者「こ、これは凄まじい光景だぁ!」

実況者「王国の職人が丹精込めて作り上げた純白の巨塔の一段目は為す術も無く陥落!」

実況者「続く二段目、ケーキの上に置かれたフルーツタルト達も蹂躙!」

実況者「二段目本丸もまさに現在解体されております!」

実況者「なんなんだ、彼女達のこの迫力は!?」

実況者「そしてただ一人出遅れてしまったのは……」



シア「……」モグモグ



実況者「恐らく彼女達の闘争心に火をつけたであろうこの人だ!」

実況者「相変わらず上品に食べているが、形振り構わぬ先頭二人に引き離されているぞ!」

実況者「どうした頑張れ! 後ろで花婿も心配そうに見つめているぞ!」

アベル「……」ダラダラ



シア「あうぅ……」

シア(お、美味しいのに……まだ、食べられるのに……)



ウエディングドレス「……」ギチギチィ!

シア胸「」ミチミチィ!



シア(む、胸やお腹が締め付けられて苦しいです〜……)

シア(アベルさんが傍にいてくれれば大丈夫と思ったけど、これじゃあ……)

シア(この苦しささえ無くなれば……)チラ

アベル「?」

シア「……」



特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:13:14.69 ID:azIG0KPH0
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:13:34.96 ID:OW9DkRjDO
はい
580 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:23:34.54 ID:1QUjQuID0
特殊判定結果
シアとアベル、ドレスの攻防

1シアの大胆さ

69(は、恥ずかしいけど……///)>30
※基準値を上回った為、ドレスの背中約7割をオープン!

2アベルの理性(前判定基準)

96(無の境地に達しろアベル……)>69
※基準値を上回った為、アベル完全防御!

――


シア「……アベルさん」ボソリ

アベル「ど、どうしたシア?」ヒソヒソ




シア「――私のドレス、緩めてもらえますか〜?///」



ザワザワ!



アベル「ゆ、緩めるって……」

シア「ドレスがきつくて、上手く食べられないんですよ〜……」

シア「このドレス、背中に留め具がついているものです。ですからこれを……///」

アベル「ど、どのくらい……?」ドキドキ




シア「――ずーっと♪ ずーっとあなたの手で下ろしてください♪///」カアアァァ!




アベル「」

実況者「」

観客「「」」

参加者A「」

参加者2「」


シア「さ、さあ///」

アベル「……」ゴクリ…

アベル(む、無心になれアベル……!)グッ!

アベル(これは、シアが勝つために必要な一手なんだ……!)スッ…


ハラリ…


シア「あっ……♪///」

シア(アベルさんの指が、ちょっとだけだけど……///)

シア(……恥ずかしいですけど、これでだいぶ楽になりましたよ〜!)バッ!

アベル(シアの白い背中に下着がほぼ全て……っ)

アベル(落ち着け……俺が今為すべきことは、公衆の目からシアの背を守ること!)



……

――
581 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:27:10.34 ID:1QUjQuID0
――


……



実況者「こ、これは一体どうなるんだ!?」


参加者2「」モウムリデス


実況者「一人がついに脱落し、一騎討ちとなったこの状況!」


参加者A「ふぅー! ふぅー!」バクバク!


実況者「まるで飢えた獣のような眼光で、ウエディングケーキを見るも無残な姿に解体する彼女が勝つのか!?」



シア「負けませんよ〜!」モグモグ!



実況者「それとも、花婿の援護を受けてから猛追する彼女がかつのか!?」

実況者「なおその背中はただいま大変なことに――」


アベル「……」ヒュオオォォォ…


実況者「なっておりますので、皆さん試合の行方の方に注目しましょう!」ゾクゾク!



参加者A「ふぅ……ふぅ……」ピタ…


実況者「……! 飛ばし続けてきて、ついにここでその動きが止まった!?」


シア「今ですよ〜!」モグモグ!


実況者「そしてこれを待っていたと言わんばかりに、迫る迫る!」

実況者「その速度は試合開始から常に一定のものを維持! この土壇場でも、それは変わらない!」

実況者「こ、これは……!」


参加者A「……っ!」モグ…

シア「……!」モグモグ!



ゴーン……ゴーン……!



実況者「――そこまでぇ!」


582 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:30:55.18 ID:1QUjQuID0
実況者「……!」

実況者「接戦を制したのは――聖国のシア選手だあああぁぁぁぁぁ!」バッ!



シア「や、やりましたよ〜!」



参加者2「」モウムリ…

参加者A「……敗けたわ」スッ…

シア「いえいえ、本当にぎりぎりでしたよ〜……」スッ…


ギュ!


実況者「稀に見る大接戦でした……!」


パチパチパチ!


実況者「この盛り上がりも当然のことでしょう!」

実況者「優勝者には賞金と、副賞として豪華甘味の詰め合わせが贈られます!」スッ

シア「あ、どうもですよ〜」ペコペコ

実況者「皆さん、素晴らしい試合を見せてくれた彼女達に今一度大きな拍手を!」



パチパチパチ!



実況者「いやあ、本当にいい大会でした! そして皆さんお疲れ様です!」

実況者「あ、よろしければそのドレスもお持ち帰り頂いて結構ですがどうします?」

シア「い、いえいえ! 折角ですけど、遠慮します〜///」アセアセ


アベル「おいシア、後ろを緩めたままで去ろうとするな!?」ダッ!


シア「〜〜〜!?///」



……


――

583 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:35:14.76 ID:1QUjQuID0
――

……


【王国・公園】



シア「けぷ……」

アベル「だ、大丈夫かシア?」

シア「さ、流石に食べ過ぎたかもしれません〜……」

アベル「帝国ならば何食分に匹敵するかという量だったからなぁ」

アベル「しかし何にせよ、優勝おめでとうシア」

シア「あ、ありがとうございます〜///」

シア「アベルさんがいてくれたからこその勝利ですよ〜?」

アベル「俺は途中で負けてしまっただけだと思うが……」

シア「最初にアベルさんと一緒に参加していなかったら、予選落ちだったと思います」

シア「その、あの場の熱気に気圧されてしまうと言いますか〜……」

シア「アベルさんがいてくれたからこそ、私も頑張ろうって思えるんですよ〜?」

アベル「そ、そういうものか?」

シア「そういうものですよ〜」

シア「それに、頑張った甲斐もありました〜!」ホクホク


賞金「……」

甘味詰め合わせ「……」ミチミチ


アベル「これは凄いな……流石王国貴族が絡んでいるだけのことはある」

シア「これだけあれば、私達は勿論のこと城塞の皆さんにも配れます〜」

シア「この賞金は、アベルさんの貯金に回してくださいね〜」

アベル「い、いいのかシア? これはシアが頑張った末に得た金だろう?」

シア「私は甘いものを沢山食べられたので、それで満足ですよ〜」

シア「それに、アベルさんにもご迷惑をおかけしちゃいましたし〜……」

アベル「ん?」

584 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:41:22.80 ID:1QUjQuID0
シア「今日は、アベルさんとのデートだったのに……」

シア「甘いものに釣られて大会に参加して、私だけ美味しい甘いものを一杯食べちゃって〜……」

シア「アベルさんに申し訳ないな〜って……」

アベル「い、いや俺も参加したからな? 負けてしまったのは俺の責任なわけだし」

シア「で、でも〜……」

アベル「……」フゥ…

アベル「わかった。それなら、この金は城塞での茶会の資金に回すことにするよ」

シア「!!」

アベル「今日ほどの無茶はできないが、みんなと話しながら甘いものをつまむことはできる筈だ」

シア「あ、ありがとうございます〜!」

アベル「……それとな、シア」

アベル「確かに結構な時間になってしまったが、まだ今日は終わりではないぞ?」

アベル「約束通り、シアの服を見に行こう」

シア「アベルさん……」

アベル「……食後の運動も兼ねてな」スッ…

シア「も、もぉ〜!?/// ひどいですよ〜!?」

シア「私が太っちゃうって言いたいんですか〜!? 今まで平気だったんですからね〜!?」ワタワタ

アベル「……今まであの量を日常的に?」ヒキッ…

シア「違います〜!」プンプン!

アベル「はは、確かにあれだけ食べたのにまだ元気そうだな……」

アベル「だが、その元気さではしゃいではぐれないようにな?」ギュ…

シア「むぅ……そう言うなら、さっきみたいにアベルさんが私を誘導してくださいよ〜?」ギュ…

アベル「さ、さっきって……///」

シア「……///」

シア「さ、さあ行きましょうアベルさん〜!」

アベル「そ、そうだな! 確かこの時間でも営業している店は……」


……


――

585 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:45:10.21 ID:1QUjQuID0
――

……


【王国・服屋】



店員「いらっしゃいませ!」


アベル「なるほど、これはまた……」


色々な服「……」ズラー!


シア「た、沢山ありますね〜……」キョロキョロ

シア「あ」



巫女服「……」テーン



シア(普通にロウルさんと同じ服も置いています……)

アベル「見慣れない服もかなり取り扱っているな」

アベル「シア、何か着てみたい服とかはないのか?」

シア「ん〜、そうですね〜……」

シア「私にとって、白の法衣は聖国教会の象徴で馴染み深いものでしたので〜……」

シア「いざこれ以外と言われると、なかなか思いつかないです〜」

シア「ここは、アベルさんにお任せします〜!」ワクワク!

アベル「や、やはりそうなるか……」

アベル「だが今朝も言ったが、期待はするなよ?」



アベル(さて、どうするかな……)




――

※シアの服、どれを選ぼう?

1:普段が白いからたまには気分を変えて。 青や深緑色の落ち着いたドレス

2:人に物を教えるのが得意なシアなら似合うのでは? 女教師・OL風ブレザー

3:さらに知的に。 黒や濃紺のキャリアスーツに聖王家も愛用していた眼鏡をプラス

4:その他自由安価


↓1〜3多数決コンマ




586 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:45:35.89 ID:azIG0KPH0
1
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:46:52.27 ID:OW9DkRjDO
1
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:47:22.01 ID:tctnhWEDO
2
タイトスカートならなおよし
589 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/24(日) 23:53:13.37 ID:1QUjQuID0
選ぶ服が落ち着いたドレスに決まったあたりで今日はここまで
優勝は予想外でしたが、暴走コンマは回避しているため平和……かな?
なお優勝による副産物のおまけはもう少し先ですが、先に判定だけ↓1コンマ二桁で取っておこうと思います
本日もありがとうございました!
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:54:59.30 ID:yuWU4Fn50
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:59:26.46 ID:DUTxJyxY0
乙です!
アベル暴走してたらどうなったんだ…ww
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 00:01:42.13 ID:hOVaqbHe0
>>591
それ。
解説だけでもないものか……
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 00:31:47.18 ID:ZqKy0FI4O
乙!
ウェディングドレス脱がせるとか背徳感半端ないと思うんだ
マックスもだけどこれまでのアベルも大概理性激強かくそ雑魚かの二極な気がする
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 19:04:34.73 ID:oTVueHeq0
落ち着いたドレスになってもシアはエロい雰囲気になってそう
夜レベルは普通の筈なのにどうしてこの人はこんなエロいのか
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 19:26:27.68 ID:f67zbMVA0
アベルの公衆の場における理性のオリハルコンっぷりよ
何か最後のエリスは反動で行く先々でエリス襲って結果世継ぎが……とか、あ、それはそれでありじゃね
596 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:24:37.53 ID:PmcD1BaG0
こんばんはー
おまけのコンマ結果にちょっと驚きつつ、少しだけ再開します

なおアベルが荒ぶっていた場合、追加判定を行い場合によってはこの服選びの試着室内での悪戯が起きていました
597 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:25:04.99 ID:PmcD1BaG0
アベル、落ち着いた色のドレスを発見

――


アベル「シアは普段が白い服だからな……」

アベル「そうなると、この辺りか?」


青色ドレス「……」テテーン

深緑ドレス「……」テテーン


アベル(普段着には向かないかもしれないが、落ち着いたいい色合いだ)



シア「……」ドキドキ…



アベル(……シアは土魔法の応用で樹木の魔法を使うからな)

アベル(そうなると、新緑を思わせるこちらがよりイメージに近いか?)

アベル(彼女の鮮やかな髪色も、まるで華のように見えそうだしな……)

アベル(シアの落ち着いた空気とも、きっと合う筈だ)

アベル「……」

アベル「シア、ちょっと来てくれ」テマネキ

シア「はい〜?」トテトテ

アベル「俺はあの服がシアに似合いそうだと思うんだが……」

シア「どれどれ〜?」



女教師服「……」ミニミニパッツパツ!




シア「さ、流石にあれは恥ずかしいですよ〜!///」

アベル「どこを見ているんだ!? こっちだこっち!」





598 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:26:18.30 ID:PmcD1BaG0
深緑ドレス「……」


シア「あ、こっちですね〜……///」アセアセ

シア「落ち着いていて、可愛い色合いです〜」

シア「聖国では白が基本ですので、落ち着いた色でも珍しいんですよ〜?」

シア「もっと言うと、髪色も白寄りの人が多いんです〜」

シア「聖王家の皆さんや、ティアさんがそうですね〜」

アベル「言われてみると確かにそうだな……」

シア「神様の光の魔力の加護があるのかもしれませんね〜」ポヤポヤ

アベル「なるほど……ん?」




シア「ん〜?」マッピンク



アベル「……そうなるとシアは別の神の加護が?」

シア「あ、あくまで白い人が多いだけで絶対じゃないですよ〜!?」ワタワタ

シア「マークス神父だって金色ですし、私の信仰心が足りないとかそんなことは〜!?」ワタワタ

アベル「はは、冗談だ」

アベル「俺はシアの明るい髪の色は好きだよ。それにシアの雰囲気にもあっている」

シア「えへへ……///」

アベル「だから、このドレスならシアも華のように見えるのではないかと思ってな」

シア「……///」

シア「ちょっとドキドキしますけど〜……」

シア「アベルさんが選んで下さった服、早速着てみますね〜!」サッ!




599 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:28:20.30 ID:PmcD1BaG0
……


店員「試着室はあちらになります」



アベル「俺はここで待っていよう」

店員「それでしたらお客様、お待ちの間にお客様に似合う服を……」

アベル「ありがたい申し出だが、今日のところは大丈夫だ」

アベル「今日は彼女の服を見に来たのだからな」




大量の荷物「……」




アベル「……それに、この荷物を抱えたまま店内をうろつくのは迷惑だろう」

アベル「ここで大人しく待っているよ」

シア「すぐに着替えますから、ちょっとだけ待っていてくださいね〜?」

アベル「ああ」




特殊判定
↓1〜2コンマ二桁





600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/05/25(月) 23:29:04.51 ID:hOVaqbHe0
3
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 23:29:58.39 ID:GAnYwrcp0
602 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:42:52.06 ID:PmcD1BaG0
試着室内ハプニング

1シア、一人で着れる?

51>25

※基準値を上回った為、一人で着れました


2アベルの選んだドレス、色はともかく露出具合は?

70>39(清楚に控えめ。少し見える肌色がまさに大人の女性を演出)

※基準値を下回った為、シアも煩悩を振り払います

――



【試着室】



深緑ドレス「……」


シア「……」シュルシュル…


パサ…


ファサ…



シア「……」ゴソゴソ…

シア「えへへ……///」


深緑シア「……おぉ、ぴったりですよ〜」

深緑シア「……」チラ…

鏡「……」

深緑シア「なんだか、自分が新鮮に映りますね〜」

深緑シア「自分で言うのも変ですけど、なんだか大人の女性な感じです〜!」ホクホク

深緑シア「落ち着いた色に、この品の良さ。パトラさんにも似合いそうですけど……」

深緑シア「……アベルさんが、私の為に……///」テレテレ

深緑シア「……」

深緑シア「…………」

深緑シア「……もっと淑女になれという、アベルさんの想いなのでしょうか〜?」

深緑シア「ああああぁぁぁぁ! だとしたらさっきのドレスを緩める行為なんて〜!///」

深緑シア「いやあああぁぁぁ! アベルさんに幻滅されちゃいます〜!?///」ゴロゴロ!






店員「……お連れ様、気分が高揚されているのでしょうか?」ヒソヒソ…

アベル「……」アタマオサエ

店員「あと今アベルと聞こえましたけど、まさかアベル皇子……」

アベル「ハハ、ヨクマチガエラレルンダ」

店員「は、はぁ……」


……



603 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:50:54.26 ID:PmcD1BaG0
――


……



シャ!



深緑シア「ど、どうでしょうか〜?///」



店員「おぉ……」

アベル「ああ、よく似合っているぞシア」

シア「よ、よかったです〜///」

アベル「……だがなシア」

シア「はい?」

アベル「試着室内では静かにしような……?」

シア「〜〜〜っ!? 声に出ていましたかぁ!?」

アベル「あぁ……」

店員「ご安心ください。あのくらいならばまだ許容範囲ですので!」

シア「あううぅぅぅぅ!?///」カアアァァ!



シア(は、恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいです〜!?)

シア(やっぱりアベルさんは、このドレスのように……)

シア(私に慎ましく野に咲く花のようになれと仰りたいのですね〜!?)

シア「……///」プシュー…



アベル「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁




604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 23:51:41.88 ID:f67zbMVA0
更に判定か
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 23:52:37.89 ID:f67zbMVA0
そろそろ反動くるとは思ってた(汗)
606 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:53:06.35 ID:PmcD1BaG0
……すげえなアベル(白目)
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 23:53:40.51 ID:3HeFw0ni0
お、ゾロ目だ!
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 23:54:47.15 ID:hOVaqbHe0
こういうときでいい目を出す主人公
609 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 00:03:55.17 ID:3DovDEa30
普段と違うシアの淑女ドレス、どう?

アベルの反応

コンマ88

 8 8 


偶数ゾロ目: こ の 華 は 俺 だ け の も の


※ロウルに続き、普段と違う格好のシアにときめいた模様

※兄アドルランの性癖が確実に伝染しているとしか思えません(白目)

――



アベル「……」ゴクリ

アベル「……」スッ…

シア「ひゃわっ!?///」


アベル「俺は今の落ち着いたシアも、夜に乱れるシアも、両方が好きだ……」ボソリ…

シア「〜〜〜〜っ!?///」ボッ!

アベル「どちらも、シアだ。無理に変わろうなどと、考える必要はない……」ボソリ…

シア「……!」ゾクソク!

アベル「俺の見立て通り、まさに華のような美しさだが……」ボソリ…








アベル「――この華を手折っていいのは、俺だけだ……」






シア「〜〜〜〜〜〜っ!!!///」ビクンビクン!


店員「お客様ぁ!?」



シア(アベルさんの声で、私の耳が孕んでしまいそうです〜……!///)ゾクゾク!




……


――
610 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 00:08:52.31 ID:3DovDEa30
えー、途中ですが今日はここまで……
エリスのウエディングドレス(偶数ゾロ目)ロウルの巫女服(偶数ゾロ目)シアの淑女ドレス(偶数ゾロ目)
ここまで来ると、アベルもアドルラン同様にイメチェンした子に対する耐性が皆無なのかもしれません(白目)

さて、まだ帰還後の判定も残ってはいるのですが、先に次のデート相手を↓1〜3多数決コンマで先に決めておこうと思います
残るはパトラとエリスとなります

本日もありがとうございました!
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 00:10:00.78 ID:pwT9ojJ70

やっぱり最後はエリスにしたいからパトラ
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 00:10:27.88 ID:1S2JEQkcO

パトラさんで
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 00:12:51.15 ID:NdXlsxExO
おつおつ
耳が孕むってシアさんもかなり危ない発言ですよ!
次はパトラさんで。アベルの反応見る限りパトラさんも服選びした方がいいのかな?
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 00:16:23.66 ID:1t0hj0TW0
乙です!
やっぱり最後はエリスか
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 00:36:01.22 ID:2JEOWXZK0
パトラさん多数決で影響無いとはいえ偶数ゾロ出してるし……

格好はシアさんが着られなかったスーツも合いそうだけど個人的には自衛官ルックとかも似合いそうやなあ
616 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:17:48.81 ID:3DovDEa30
こんばんはー
次はパトラ、最後がエリスですね。
今回はシアの暴走こそありませんでしたが、残る二人もプロットクラッシャーなのでドキドキですね……
それではおまけを含めたシアデートを最後まで行ければと思います
617 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:18:30.40 ID:3DovDEa30
――

……


店員「あ、ありがとうございましたー……」



シア「〜〜〜〜///」マッカ!

アベル「いい店だった。また来させてもらうとしよう」

シア「……」チラ…

アベル「ん、どうしたシア?」

シア「ア、アベルさん……さっきの〜……///」

アベル「……本心だ。本当に、よく似合っているぞ///」

シア「あ、ありがとうございます〜……///」

シア「……」ギュ…

シア「このドレス、大切に大切にしますからね〜?」

アベル「それはありがたいが、折角買ったんだ。着てくれた方が嬉しいな」

シア「も、勿論着ますよ〜!?」アセアセ

シア「でも、普段着とかではなくて……大事な日に着たいと思います〜」

シア「その方が、長持ちもしそうですしね〜」

アベル「ロウルに頼めば、綺麗に修復してくれると思うぞ?」

シア「そ、それでもですよ〜」

シア(……さっきのアベルさんの囁き、本当に頭がくらくらしました〜……)

シア(多分、もうこの服を見るだけで思い出しちゃいますよ〜?)

シア(そしてそこからアベルさんの……っ///!?)

シア「と、とにかく大切で特別だから、大事に着るんです〜!///」ワタワタ

アベル「そ、そうか」

アベル「まぁ確かに、シアがずっとその格好では良からぬ虫も吸い寄せられるか……」ボソ…

シア「〜〜〜っ!?///」ボッ!

シア「さ、さあそろそろ帰りましょうアベルさん〜!」アセアセ

アベル「ん、もう少し大丈夫だがいいのか?」

シア「もう十分に満足ですよ〜!」

シア「……だから、最後は」


ギュ…


シア「……前みたいに、こうして手を繋いでゆっくりと帰りたいな〜///」

アベル「ふふ、それならお安い御用だ」ギュ!

シア「……///」


シア(アベルさんの声も、手も……みんな、大好きですよ〜……///)



……


――
618 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:20:59.31 ID:3DovDEa30
――

……


【帝国・アベルの城塞】


シア「遅くなっちゃいましたね〜」

アベル「ああ。だがこのくらいは大丈夫だろう?」

シア(本当は、王国の甘味を一杯食べて覚えて……)

シア(アベルさんに作ったりとかしたかったんですけどね〜)

シア(でも今度からお茶会が開かれるわけですから、その時でもいいかな〜?)



ロウル「あ、アベルさんにシアさん。お帰りなさい!」パタパタ!



アベル「ああ、ただいまロウル」

ロウル「お、シアさんも新しい服を? 優しい色合いでとってもお似合いですよ!」

シア「ありがとうございます〜///」

ロウル「ん……?」クンクン

ロウル「面白い、王国のドレスは甘くていい香りがするんですねぇ」

シア「あ、それはドレスじゃなくてですね〜?」ゴソゴソ


焼き菓子袋「……」トン


シア「こっちの匂いだと思いますよ〜?」ニコニコ

ロウル「ふおぉ……!? な、なんですかこのいい匂い!?」ゴクリ…

ロウル「この匂いは間違いなく王国の最高級素材使ってますよね!?」ブンブンパタパタ!

アベル「ははは、落ち着けロウル」

ロウル「いやいや、まさかこんな高級なお土産……」チラ…

シア「?」

ロウル「……わ、私が食べてもいいんですよね?」チラチラ!

シア「勿論ですよ〜! 他にもありますからね〜」ジャーン!

シア「城塞のみんなに配れる量はありますよ〜」

ロウル「っ!? こ、これは凄い……」

ロウル「でもシアさん? この量だと相当なお金が吹っ飛んでいますよね……?」オソルオソル…

シア「なんと無料です〜♪」

ロウル「な、なんですってえええぇぇぇぇぇぇ!?」

ロウル「ちょ、ちょっと私も今から王国に飛んできます!?」ダッ!

アベル「待て待てロウル。実はだな……」


……


――
619 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:24:16.66 ID:3DovDEa30
――


【城塞・食堂】



アベル隊一同「「シアさんが大食い大会で優勝したぁっ!?」」ガターン!



アベル(当然、驚くよなぁ……)

アーシャ「シアさんがお洒落なドレスを着ていることが霞んでしまう衝撃的な話ですね……」

一同「「うんうん……」」

アーシャ「あ、明日からの食費大丈夫かしら……!?」ドキドキ

ロウル「わ、私はまたその辺のカラスを適当に捕まえて食べるようにしますっ!」グッ!

エリス「私はその辺の草や木の根っこを!」グッ!

シア「ま、待ってください〜!///」アセアセ

シア「大食い大会じゃなくて、甘味大食い大会ですからね〜!?///」アセアセ

ロウル「いや、同じですって!」

アーシャ「むしろ甘味の方が、お腹には来るんじゃないかしら……?」

ティア「わ、私には真似できません。そんな恐ろしいこと……」ブルブル

ティア(シアさんはスタイルがいいけど、私がやったらお腹までだらしなくなっちゃう……///)

エリス「お腹一杯になるまで無料でご飯を食べられる……な、なんて素晴らしいのでしょう!」

パトラ「その分を、恵まれていない民に回せと言いたくもあるのですが……」

パトラ「王国経済のことも考えると、これはこれで成功しているのでしょうか?」

アベル「一応参加は誰でも出来て、参加賞は全員配布だったな」

アベル「俺もシア程では無いが、こうして貰えている」ドサ

パトラ「そうでしたか。しかし昨日段階で王国甘味に興味津々だったシアさんはともかく……」

ロウル「まさか、アベルさんまで参加するとは驚きですよ」ニヤニヤ

アベル「お、王国の文化を知るためだ。他意は無いぞ?」アセアセ

アーシャ(ふふ、シアさんと同じ甘いものを食べたかったのでしょうアベル?)クスクス

エリス「見たことも無いお菓子が沢山……」キラキラ

エリス「これは是非、今後の参考にしたいですね!」

ティア「わ、私も、少しだけ食べてみたいかも……///」

アーシャ「そうね。これだけあるし、シアさんとアベルの厚意に甘えて後でみんなで食べましょうか?」

シア「ちょっと遅いけど、お茶会の時間ですよ〜!」ワーイ!


……


――
620 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:25:38.94 ID:3DovDEa30
――

……


紅茶「……」トポトポ…


エリス「アベル様、紅茶のおかわりをどうぞ」

アベル「ああ、ありがとうエリス」

ロウル「いやぁ、王国のお菓子って本当に面白いです……」サクサク

アーシャ「見た目も味も、全然違うんですね」モグモグ

パトラ「良くも悪くも、王国の文化なのです。王国ほど食に対して貪欲な国はないと思いますよ?」

パトラ「しかし、まさかバナナをそれだけ無料で食べれるとは……!」

パトラ「少しだけ、私も参加したかったかなという思いがありますよ」ウズウズ…

ティア「バナナ……」ゴクリ…

アベル「まあ、あの試合はまだ常識内だったとは思うが……」

シア「確かに、次のプリンに各地のお菓子連続責めとかは大変でしたね〜」

シア「――でもやっぱり、一番大変だったのは最後の試合ですね〜」

シア「まさかウエディングドレスを着てウエディングケーキを食べるなんて、夢にも思いませんでしたよ〜」

シア「あ、合わせて着替えたアベルさんも格好良かったですね〜///」




一同「「!!??」」ガタ!



シア「お菓子もですけど、今日は本当に貴重な経験ばかりできて満足――」


シアサン! ソノハナシモットクワシク!

キャー!?

ワーワー!



エリス「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 23:27:48.80 ID:j6mwm9+M0
622 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:42:26.69 ID:3DovDEa30
まさかの花婿アベル先取りシア、エリスの忍耐力は?


80(シアさん、本当にいい体験ができましたね!)>25

※基準値を超えたため、嫉妬せず

※非常に高い値、全く気にしていないようです

――


エリス「シアさんシアさん、花婿のアベル様と一緒に歩かれたのですか?」

シア「!!」ピク!

シア「は、はい〜。階段を降りて、ちょっとの距離でしたけれど〜……」ビクビク…

エリス「いいなぁ……」

エリス「きっとアベル様もシアさんも綺麗で……///」

シア「……エリスさん〜?」

エリス「はい?」

シア「その、私も驚きましたけど、怒ったりとかは〜……」

エリス「え、どうしてです?」キョトン

シア「……」

シア(お、怒られなくて助かった反面、いいんですかエリスさん〜!?)

シア(それに私、あなたを差し置いてこんないいドレスまで〜!?)

エリス「シアさんがアベル様と素晴らしい一日を過ごせたなら、私も嬉しいです!」キラキラ!

シア「ふぐぅ! 謎の痛みが〜!?」

エリス「シアさん!?」ビク!

ティア「食べ過ぎでお腹痛めたんですかシアさん!?」

シア「へ、平気ですよ〜?」アセアセ

アーシャ「それならいいんですけど……あ、花婿ということはアベルは白い服だったのかしら?」

ロウル「あ、貴重な光景を見損ねました!?」ガーン!

パトラ「アベルさんの白い正装……確かに気になりますね」


モットキカセテー!

キャー!?


エリス「アベル様の正装は、ご立派だったろうなぁ……///」

エリス「私もアベル様に相応しくなれるよう、もっと頑張らないと……!」グッ!


……

――
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 23:44:04.99 ID:IQxixlyBO
一緒に婚約指輪買ってもらった仲やんなこの二人は
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 23:46:29.05 ID:hx2GDuWbO
エリスの懐の広さよ
もしエリスが嫉妬深かったら今頃アベルどうなってたんかな
625 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:52:33.17 ID:3DovDEa30
――

……



シア「ふぅ」

シア「皆さんにあんな質問責めされるなんて〜……」

シア「エリスさんが気にした様子でなかったのはよかったですけど〜……」



ムニ!



シア「ま、まさか私のお腹まで触られるとは思いませんでしたよ〜///」

シア「ほとんどロウルさんとティアさんだった気がします……」

シア「た、確かに沢山食べれたな〜て思いますけど……!」

シア「あ、あんなに美味しかったんだもん……!」

シア「皆さんだって、きっとあの場にいけば私を同じくらいは食べていた筈です〜!」

シア「決して私が突きぬけているとか……」

シア「この城塞の家計に大打撃を与えるとか……」

シア「そ、そんなことはないですよね〜……?」

シア「……」

シア「…………」ダラダラ

シア「だ、大丈夫、大丈夫……」

シア「なんだか嫌な汗が流れている気がしますけど……」

シア「ちょっとゆっくりお風呂に入って落ち着いたほうがいいですね〜」トテトテ


……

――
626 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:53:04.81 ID:3DovDEa30
――

特殊判定結果(>>590

生きとし生ける者の悩み、美味しい食事の後の絶望

コンマ二桁目:避けられない増量

偶数:お腹と二の腕の弛みがぁ!?
奇数:養分は頭では無く胸が吸う

コンマ3

奇数:養分は頭では無く胸が吸う

コンマ一桁目:どれだけ増えた?(コンマ1/2Kg増量)
被害小←1〜0→被害大

コンマ0(最大値)

コンマ30

※シアの『胸』のポイントが『5』上がった!(80→85)

※激太り回避!



――


【城塞・浴場】


シア「ふぅ〜……」ユッタリ…

シア「お風呂は落ち着きます〜……」

シア「でも、今日は本当に楽しかったなぁ……」

シア「甘いものを沢山食べて、アベルさんと一緒に王国をまわって、素敵なドレスまで……///」

シア「……」チラ…


シア腹「……」スベスベ


シア「ふ、太ってないですよね〜……?///」

シア「昔から神様のおかげか一杯食べても太るということはなかったですけど〜」

シア「流石に今日は人生で一番食べたと思いますし、やっぱりちょっと怖いかも……」



シア胸「……」プカァ…


シア「……」

シア「…………」

シア「……こ、心なしか大きくなっているような……?」ドキドキ…

シア「なんだかウエディングドレスも下着もきつかった気がしますし、まさか〜……」

シア「……///」ザプン!



……

――
627 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:55:56.86 ID:3DovDEa30
――


ロウル「うーん、シアさんにはお風呂に逃げられましたか……」

ロウル「まあシアさんも楽しんだ分お疲れでしょうし、これ以上の追及はやめておきましょうか」

アーシャ「そうですね。ちょっと、王国の行事に色々と期待が膨らんでしまうけれど」ワクワク

パトラ「いいものばかりでもありませんよ? 陛下ならば、悪しき文化はどんどん消していくとは思いますけどね」

パトラ「どうあれシアさんが王国での一日を楽しんでくれたのならば何よりです」

アーシャ「優勝の件が衝撃過ぎましたけど、あのドレスもいいものでしたね」

ロウル「アベルさん、これまで興味を持っていなかっただけで意外と服を選ぶ才能があるんですかねぇ?」

エリス「……///」

アーシャ「ふふ、私も今度アベルに選んで貰おうかしら?」

アーシャ「でも今はその時ではない。いよいよ、残るは二人ですよ?」

ティア「シ、シアさんがいないので今日は私がご用意いたしました……!」

ティア「二本だけですけど、どうぞ!」サッ!



パトラ「く……」ゴクリ…

エリス「っ……」ゴクリ…




二人「「せーの……っ!」」シュッ!




パトラ「うっ!?」アタリ!

エリス「パトラさんがあたり……私は最後ということですね」ハズレ


628 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:59:49.63 ID:3DovDEa30
パトラ「くぅ、覚悟はしていましたがとうとう私の番がやってきましたか……」

エリス「……パトラさん、アベル様とのおでかけはお嫌いですか?」ショボン…

パトラ「いえ、そんなことは! ……ただ、不安は拭えないのです」

パトラ「私は誇りある貴族として、そして王国の騎士として……」

パトラ「恥じぬ生き方を、心がけてきたつもりです」

パトラ「ですが、世の中は広いものです」

パトラ「このアベルさんの隊だけでも、皆さんは私にはないものを沢山持っています」

パトラ「……ひたすらに貴族であり騎士であり、そればかりを優先してきた私は面白みのない女でしょう」

アーシャ「パトラさん、そんなことはありませんよ?」

パトラ「……った」ボソリ…

アーシャ「え?」




パトラ「――私が明確に皆さんより勝っているのは、年齢です!」

パトラ(23)「アベルさん(22)よりも、お姉さんなんですっ!!!」

パトラ(23)「だから、その貴重な勝ちを有意義に使おうと……!」

パトラ(23)「お、大人のお姉さんとしてアベルさん(22)をデートでも余裕を持って引っ張って行きたかったんですよっ!」

パトラ(23)「……でも結局、今になるまで何も思い浮かばなかったんですよ〜!」ウワアァァン!


ロウル(18)「……パトラさんも大概負けず嫌いですよねぇ」

アーシャ(22)「大人のお姉さん……ではありますけど、アベルとそこまで離れてもいないですよ?」

ティア(16)「わ、私にはパトラさんはまさに憧れのお姉さんですよ……!」

エリス(16)「私もです! 騎士として貴族として、人として。見習いたいところが沢山あります!」

パトラ(23)「ありがとうございます……」ゴシゴシ…

パトラ(23)「ああ、でも本当にどうしようかしら……?」


……


――
629 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 00:06:23.46 ID:qVazBZHQ0
パトラ導入まで進んだ辺りで今日はここまで
シアは絶望することなく、エリスも嫉妬することなく……平和だ
パトラも慌てこそすれ平和なデートができるでしょう
ということで↓1からパトラのデート内容などを募集します

本日もありがとうございました!
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 00:22:42.87 ID:XyeMXn+WO
お姉さんぶろうとして空回りするのが何となくアベルに対してはそれっぽいかも
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 00:26:08.16 ID:MR07Rl7E0
胸が五cm大きくなったのはかなりすごいことなのでは?
今後も胸に行くとしたらいつか超巨乳タイプになりそうだぞ…シア
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 00:32:26.33 ID:K1VzcUHx0
乙です!
なんか普通に歩くだけでも良さそう
あとは流れに乗って服買うとか?
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 05:09:00.82 ID:OgOteTrq0
おつです
まあ要所要所でゾロ目やらスナイパーコンマやらが出てるとはいえ確かに平和ですね
デート内容は…一緒に馬で早駆けとかどうでしょう
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 09:58:24.52 ID:aS7tobst0
パトラさん真面目だし本人がデートのつもりでもいつの間にかいつもの仕事になってたり、途中子供に出会ったらついそっちのお世話に回ったりしてそうなイメージ
お姉さんぶろうとして空回り、今日は私がアベルさんに愛情料理を作りますとかもいいかも
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 10:10:44.90 ID:jj9pdhV+O
こうして改めて年齢見ると最年少組は揃って恐ろしいスキル持ちなんだな……
エリス:ヒロイン最強(戦闘力的な意味で)
ティア:ヒロイン最強(夜的な意味で)かつ最胸
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 20:45:48.27 ID:uso9iLkh0
大人デートの鉄板なら、街を一望できるレストランで優雅なディナーとかかな
パトラならお酒飲んでも大丈夫だし
637 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:17:06.55 ID:qVazBZHQ0
こんばんはー
見たところパトラデートは内容が混ぜ込みにくい(歩くor馬、料理orディナー)のため、
途中途中でコンマ判定を行いルートを決めて行きたいと思います
それではほんの少しだけ再開です

>>831
すみません、5cmも大きくなってないです。80→85は大体の目安表現です(キアラが87なので、ちょっと下回る程度です)
偶数で体重増加だったらそのまま5kg増加してましたけど
638 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:18:38.96 ID:qVazBZHQ0
――




……翌日




ロウル「……結局パトラさん、悩み続けてましたねぇ」

ティア「それもかなり夜遅くまで、大丈夫でしょうか……?」

シア「私がお風呂に行っている間に大変だったんですね〜」ポヤポヤ

アーシャ「パトラさんなら、悩みつつもそつなくこなしてくれそうですけどね」

エリス「アベル様もきっとパトラさんの想いを察してくれますから大丈夫です!」


マックス「あ、皆さんおはようございます!」

キアラ「おはようございます」


ロウル「おや、お二人とも。おはようございます」

マックス「えーっと、この感じだと……今日はアベル皇子とパトラ将軍がおでかけですかね?」

ティア「はい。……マックスさんは、キアラ様と?」

キアラ「ちょっと、足りないものを補充するために帝都まで」

マックス「俺は護衛です!」

ロウル「いやぁ、マックスさんも成長したもんですねぇ……」

エリス「はい。初めてお会いした時よりも、ずっと強くなられたと思います!」

マックス「そりゃこの城塞の異様な鍛錬に、あの怒涛の戦いがあればねぇ……」トオイメ

マックス「でもやっぱり、パトラ将軍も一緒にいたってのは大きいと思いますよ」

マックス「あの人は本当に真面目で真っ直ぐで、俺の憧れの騎士ですからね」

マックス「将軍が毎日頑張っているのに、部下の俺が怠けるわけにもいかないでしょう?」

ティア「わ、私ももっと鍛錬を……」プルプル…

シア「ティ、ティアさんはゆっくりでいいと思いますよ〜?」アセアセ

シア(私もいつの間にか慣れていましたけど、ティアさんの体力だと鍛錬中神様に導かれかねませんしね〜……)

マックス「ま、俺も強くなれたんだし、ティアちゃんもいつかは強くなれると思うよ」

マックス「……エリスちゃんとパトラ将軍を鍛錬相手にするのは止めた方がいいけど」

エリス「ひどいですっ!?」ガーン!

アーシャ「……残念だけど、同意しかありませんね」ポン

639 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:19:54.98 ID:qVazBZHQ0
ロウル「エリスさんもパトラさんも、鍛錬が全力ですからね」

シア「鍛錬用の人形があっという間に砕け散っちゃいますもんね〜……」

ティア「……」ブルブル…

マックス「あ、でも本気を出したキアラちゃんよりは大丈夫なのかな?」

マックス「ほら、今回ってうっかりキアラちゃんとフィーアちゃんが加減を間違えて鍛錬場壊しちゃったわけだし」

キアラ「マ、マックスさん……!///」アセアセ

アーシャ「ローズさんが魔道具を作った理由が、よくわかりますね」ウンウン

シア「あんな危ないものを投げて大丈夫なのは、聖王様とギルバートさんくらいですからね〜……」

マックス「スカーレット将軍も火がついたらしくてさ、また一から鍛え直しているって話ですよ?」

ロウル「王国の人の気質なんですかね? 周りに触発されて鍛錬を頑張るというのは」

エリス「確かにマックスさんもパトラさんも、それにクラウス様も当てはまりますね」

アーシャ「ふふ、お互いを意識しあって高める……素晴らしいものだと思いますよ?」

マックス「ですよね。やっぱり目標があると人って頑張れるんだなぁって常々思いますよ」

マックス「俺ももっともっと、色々なことを頑張って……胸を張れる男になりたいですね!」グッ!

キアラ「ふふふ……!」

マックス「王国騎士の誓いに恥じないよう、日々精進あるのみ!」

ロウル「お、パトラさんっぽいですね!」

マックス「へへ、この心構えを叩きこんでくれたのもパトラ将軍…………ん?」

一同「「?」」

マックス「……ついうっかり話し込んじゃったけどさ」





マックス「――パトラ将軍ってもう出発したのかな?」





一同「「え?」」




……

――
640 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:20:45.33 ID:qVazBZHQ0
――


……



アベル「い、いやまだ出てはいないぞ?」

アベル「というか今日はパトラなのか。彼女なら安心はできるな」

シア「アベルさ〜ん! それはどういう意味ですか〜!?」

アーシャ「まあまあ、アベルの言いたいこともわかります」

ロウル「実際、私達の中ではパトラさんが一番大人で常識がありそうですからねぇ」

エリス「そうですね。でも、まだアベル様が城塞に残られているということは?」

ティア「パトラさんも、まだ城塞なのでしょうか……?」

アーシャ「昨日、あれだけ悩んでいたのに……」

アベル「……俺も今の内に、改めて考えておくか」




ドタンガタン!




一同「「!?」」



ドタドタ!



シア「ん〜……これは、多分あれですね〜」

シア「――考え過ぎて夜更かししてからの朝寝坊ですよ〜」



アーシャ(パトラさん……)

ティア(大人のデート、ちょっと参考にしたいです……)ドキドキ



ガターン!


パトラ「はぁっ、はぁっ……!」

パトラ「すみませんアベルさん! お待たせしましたっ!」

アベル「お、おぉおはようパトラ……」

パトラ「今日は一日、よろしくお願いします!」

パトラ「それでは早速……」




特殊判定
↓1コンマ二桁

641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 23:22:04.58 ID:/BQ9isn00
642 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:41:18.59 ID:qVazBZHQ0
パトラ将軍、いざ出発! ……何で?

01〜50:ファフニールで早駆けしましょう!
51〜00:徒歩で帝国の巡回に行きましょう!


コンマ58

51〜00:徒歩で帝国の巡回に行きましょう!

――



パトラ「――きょ、今日も帝国の巡回に向かいましょう!」




エリス「」

アーシャ「」

ロウル「」

シア「」

ティア「」



アベル「……ん?」



パトラ「少々寝不足ですが、この程度で王国騎士は怯みません!」

パトラ「準備も整っています!」カンゼンブソウ!


ロウル「」

ロウル「あ、あぁ……」ポン

ロウル(パトラさんも、結局私と同じようにアベルさんとお散歩したいってことに落ち着いたんですかね?)チラ

アーシャ(でもロウルちゃんと同じだとお姉さんらしくないから……或いは、お散歩という軽い言葉を言えなかったのか……)チラ

ロウル(どちらにせよパトラさん……不器用すぎます!?)


アベル「わ、わかった。俺もすぐに準備をしよう」スッ…

ロウル「あ、あーお二人とも?」

ロウル「一応ある程度は平和になってきていますから、そんな鎧着込んで槍をかざしていたら国民もまた戦争かと焦るんじゃないかなーって……」アセアセ

エリス「そ、そうですよ! 妙な敵が現れても、アベル様達の実力ならば短剣だけでも十分です!」アセアセ

パトラ「そ、そうでしょうか?」

ティア「それに鎧はやっぱり重いですし、一日しっかり歩くとなると体力が……」アセアセ

シア「もう少し、涼しい格好の方がいいんじゃないかな〜って……」アセアセ

アーシャ「ええ、そうです。軽装の警邏でも問題ないと思いますよ?」アセアセ

パトラ「ふむ……それもそうですね。すみません、すぐに脱いできますので」ガチャガチャ


一同「「……」」フゥー…


アベル「……パトラは真面目だな」


一同「「ですね……」」



……

――
643 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:55:22.78 ID:qVazBZHQ0
パトラ(ああああぁぁぁぁぁぁぁ!/// どうして大人らしいデートの一つも思いつかなかったのパトラアアァァァァ!///)ゴロゴロ!

パトラ(一緒に横に並んで歩くだけでもと思ったけど、それだけのことで浮かれていると思われるのも不味いかと思って鎧まで持ち出して……///)

パトラ(みんなの援護が無ければ、本当に危ないところだったわ……)

パトラ(ここからなんとか、挽回しないと……!)



パトラ「……」スー…ハー…


カチャカチャ


パトラ「ふぅ……」

パトラ「騎士として、鎧は馴染んだ装備だったけれど……」

パトラ「確かに今は、無い方が楽ですね」ミガルー

パトラ「……」

パトラ「アベルさんと、二人きりのデートか……」

パトラ「少し前の私に聞かせたら、どんな顔をするのかしら?」クスリ

パトラ「……きっと騎士として弛んでいるとか、叱責したのでしょうね」

パトラ「……」

パトラ「清廉な貴族の騎士が、たった一人の男性とのお付き合いで浮かれるなんて……」

パトラ「でも、それでも……」

パトラ「……私も、騎士である前に女でしかなかったということなのかしら?」

パトラ「……」フルフル…

パトラ「いいえ、どちらも私」

パトラ「だからこそ、あの人の前では正しい姿で振舞っていたい……!」



パトラ「け、軽装って言ってもこのくらいの服でいいのかしら……?///」

パトラ「あまり肌を晒すのは……」ウーン…

パトラ「でも、大人らしさを感じさせるにはこっち……?」スッ…

パトラ「それに護身用の武器も、こっちがいいかそれともこっちがいいか」スチャ

パトラ「小回りがきくのはこっちだけど、賊を一撃で仕留めるならこっち……」

パトラ「――って、なんで私はこんなことでも悩んじゃうの!?」ガーン!

パトラ「これじゃあ今日使う武器が決まらないとか言ってた裕福貴族騎士と同じじゃないっ!」

パトラ「あああぁぁぁぁ、はやく決めないと……!」オロオロ



――


アベル「……パトラ、大丈夫かな?」

アーシャ「じょ、女性の支度は時間がかかるものですから」アセアセ

ロウル(わかりますよパトラさん……! 私もお散歩だけなのに、服とかもの凄い悩みましたからね……!)


……

――
644 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 00:06:59.57 ID:5Iu1a5KK0
途中ですが、今日はここまで
あれこれ考えつつも、パトラなら酷い暴走はないでしょう

さて、イベント途中なのですが少々確認したいことがございます
前スレ>>1000のマックスとキアラの話なのですが、
このスレの残量を考えると、パトラとエリス+αで行えない可能性が高いです
スレを跨いでしまう申し訳なさもありますが、現在その内容でも悩んでおります
現在構想中の案としては

・『現代の現実において』マックスとキアラが一夜の一線を越える
・キアラの色事に関する防御力は全キャラ中ぶっちぎりの最強(知識だけはシアよりある)
・なので『マックスの為に自分の中の結婚後という常識をキアラが先に捨てる』という形式
・上記の為に、そこに到るまでの経緯を書く
・多分その経緯が(いつもかもしれませんが)長い。各デート終了後から投下→本番までに時間がかかる見込み

以上でも問題ないよ、あるいは形式を変えた方がいい、ゾロ目チケットに変えるべき等
少々ご意見を伺いたいと思います……

本日もありがとうございました!
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 00:35:49.32 ID:C4aSA6gj0
乙です!
キアラとマックスに関しては作者さんの構想が俺のどストライクなのでできればそのままでお願いします!
しかしパトラデートはどうなるんでしょうねww
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 01:24:52.36 ID:ttt3Icmj0
乙!
丁寧に描写していただけるのはむしろ大歓迎、そのままを希望します!
パトラさん頑張れ...
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 05:40:29.77 ID:RkoVMc9L0
おつです
キアラとマックスに関してはそのままで
パトラさんガンバレー(波乱を期待しながら)
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 08:18:45.37 ID:4nG8zRp7O
乙です
キアラとマックスは構想通りで見たいです
しかしパトラさんも本編では本当波乱万丈だったからねえ
最初の説得に応じる場面や単身壊滅状態の王国に戻ったり
天使に天使と一緒に死にかけたり隙あらば槍投げたり…
最初に出会った地で決闘始めたりするのもパトラさんらしくて面白そう
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 08:29:28.26 ID:0Xes6CNDO
乙です
むしろじっくり見たいので問題ありません
650 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 23:51:11.59 ID:5Iu1a5KK0
こんばんはー
ではキアラとマックスは、この流れでゆったり考えていこうと思います
元々亀更新なんで、そこは改めてご了承ください

だいぶ遅くなってしまったので、とりあえず次の判定まで投下します
651 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 23:52:02.13 ID:5Iu1a5KK0
――


……




【帝国・貧民街】



パトラ(結局、いつもの私と変わらない白と緑の服装に……)ガクーン…

パトラ(普段あまり着ないスカートに手を出しただけでも、誰か褒めて……)

パトラ「……」チラ

アベル「ん、どうしたパトラ?」

パトラ「あ、いえ……!?」アセアセ

パトラ「……アベルさんは、軽装でも風格があるなぁ、と……///」

アベル「そ、そうか? 相も変わらず黒く染まっているだけな気もするが……」

パトラ「そんなことはありませんよ?」

パトラ(そう、アベルさんはお洒落には興味が無いと言う風を装っていますが……)

パトラ(――大人な雰囲気がするんですよっ!)

パトラ(アベルさんの身体がしっかりしているからなの?)

パトラ(貴族のように沢山の装飾品をつけていないけど、だからこそアベルさんの線がはっきりわかる……)ゴクリ…

パトラ(それに、少しだけ見える白いシャツがどうしても目を惹きつけて……)

パトラ(その下にある逞しい胸板まで思い出してしまうというか、あのシャツはもしかして以前私が買ったものなの……!?)

パトラ(ふぐぅ! 嬉しいけど、大人っぽい雰囲気を出さないでアベルさん……!)

パトラ(私、お姉さんになれない……!)

アベル「俺はパトラの格好の方が、風格あると思うがなぁ」

パトラ「えっ!?///」

アベル「軽やかな装いだが、華やかさと品を損ねていない」

アベル「休暇だからと気を抜き過ぎず、それでいて重くも無い。流石はパトラとしか言えないな」

パトラ「そ、それほどでも///」テレテレ

パトラ「……」



652 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 23:52:35.68 ID:5Iu1a5KK0
パトラ「その……日々の日課を蔑ろにするのもいけませんけど、でも休暇でもあって……」

パトラ「ちょ、ちょっとだけ普段と気分を変えて、スカートにしてみたんですけど……大丈夫でした?///」

アベル「ああ、よく似合っているよ。大人びているというか、落ち着いているというか……パトラのイメージにあっている」

パトラ「……お、大人びていますか///」



パトラ(よしっ……!)グッ!




パトラ(あまり自信は無かったけど、黒く決まっているアベルさんからの評価! これは嬉しいです……!)

パトラ(正直、上はいつもの白鎧の代わりにって白い服着ただけで深く考えていなかったのだけど……)ドキドキ

アベル「しかしパトラは本当に凄いな」

パトラ「何がでしょう?」

アベル「さっきも言ったが……休暇だからと気を抜き過ぎず、日々の職務も怠らない」

アベル「清廉で、実直で……まさに、誇るべき騎士だ」

アベル「俺も少々浮かれていたかもしれんからな。今日はきっちりと、この格好で巡回を行おう」

パトラ「……」

パトラ「……」スル…

アベル「パ、パトラ?」

パトラ「私は、貴族として。そして王国の騎士として、正しくあろうと常に思っています」

パトラ「でも……これでも、私としてはかなり気を抜いているつもりなんですよ……?///」

パトラ「ア、アベルさんと二人きりでおでかけって……もう、それだけで私、色々考えちゃって……///」

パトラ「アベルさんからすれば、物足りないかもしれませんけど……」



パトラ「――私には、こうして騎士の鎧を脱いで……ただあなたと二人で歩くだけでも嬉しいことなんです///」



アベル「っ……///」

パトラ「……面白みはないかもしれません。でも、私の在り方はそう簡単には変えられません」

パトラ「普段とあまり変わらない……だけど、少しだけ気を楽にして一日を過ごす。そんな日があってもいいと思いませんか?」クスリ

アベル「あ、あぁ」


653 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 23:54:23.67 ID:5Iu1a5KK0
パトラ「……アベルさんは、真面目ですから」

アベル「え?」

パトラ「きっと、アーシャさんの時もティアさんの時も……」

パトラ「ロウルさんの時もシアさんの時も、そしてきっとこの後のエリスさんの時も……」

パトラ「どうすればみんなが楽しめるか。どこまでみんなの望みに応えるべきか。色々と悩み続けたんじゃありません?」

アベル「うっ……」メソラシ

パトラ「ふふ、アベルさんの方が私よりも立派だと思いますよ?」

アベル「……そんなことはない」

パトラ「だから、今日はアベルさんはあまり深く考えなくてもいいんです」

パトラ「私は日常と非日常を切り離しきれませんし、こうして並んで手を繋ぐだけでも十分だから……///」

パトラ「アベルさんも、楽にしていいんです。普段よりも、気を緩めて……」






パトラ「――お姉さんに、甘えてくれてもいいんですよ……?///」






アベル「パトラ……」ゴクリ…






パトラ(――言えた!? 私、今言えましたよね!?)ニマニマ…

パトラ(よし、これで――)






少女「あっ、パトラお姉ちゃんとアベル様だ!」パタパタ!





パトラ「んぅぅぅ!?///」ンバッ!

アベル(凄まじい速度で俺から手を離した!?)ブオン!



654 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 23:56:01.78 ID:5Iu1a5KK0
パトラ「あ、あらお久しぶりですね。元気にしていましたか?」ドキドキドキドキ

パトラ(み、見られてませんよね!? というより、今の私の顔大丈夫……!?)ドキドキ

少女「うん! お姉ちゃんとアベル様は今日も見回りしてくれているの?」

アベル「……ああ、そうだ」

パトラ(す、すごいアベルさん。もう普段の様子になってる……)ドキドキ

パトラ(私はこんなにドキドキしているのに……)ムゥ…

少女「今日も鎧を着ていないってことは、ロウルお姉ちゃんと同じ作戦なの?」

少女「あれ、でもパトラお姉ちゃんの格好……ロウルお姉ちゃんみたいにものすごい格好じゃないね?」

アベル「……」

アベル「作戦というものは、継続も大事だがその途中で少しづつ変えていくこともあるんだ」

アベル「今日は、軽装でも敵に高貴な騎士がいるぞと悟らせられるかを試しているところだ」

少女「そうなんだ! うんうん、お姉ちゃん鎧着てなくてもすっごくお洒落で高貴な感じする!」

パトラ「そ、そうですか?///」テレテレ

少女「……あの子はロウルお姉ちゃんの格好を気に入ってたけど、私はパトラお姉ちゃんの格好がいいなぁ」

少女「そして私も、パトラお姉ちゃんみたいな騎士になって、この街を守るんだ!」エヘン!

パトラ「ふふ、ありがとう///」ナデナデ

パトラ「私もあなたの目標であり続けるために、一層の努力を続けることを誓うわ」

少女「えへへ……」

アベル「負けていられない、か?」

パトラ「ええ!」

少女「あ、そう言えばパトラお姉ちゃん……ちょっといいかな?」




特殊判定
↓1コンマ二桁





655 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 23:57:01.71 ID:QbiTw+nZO
へい
656 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/29(金) 00:04:09.51 ID:PuXasWY10
デート中?の子供との遭遇。パトラ、優先順位は?

01〜33:何が起きても日々の職務を遂行します!
34〜66:今はアベルさんとの時間が大切です!
67〜99:子供の面倒を見てあげるのもお姉さんの仕事です!


コンマ71

67〜99:子供の面倒を見てあげるのもお姉さんの仕事です!


※パトラ、子供にはやはり弱い……!

※予定外の時間消費により、パトラの内心焦り値が蓄積されます

――

判定を取ったあたりで、今日はここまで
真面目な性格なので暴走はありませんが、真面目故に焦りが蓄積されます
うまく最後のディナー(or奇跡の料理成功)に行けることを祈りましょう

本日もありがとうございました!
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/29(金) 00:13:35.08 ID:rq9YLwjT0
乙です!
パトラさん大丈夫なんですかね…?
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/29(金) 00:46:55.46 ID:9BwqE99jO
おつおつ
なんでだろう?パトラさんって本編でも色々活躍したし間違いなくいい人なのにどこかポンコツなのが凄く似合う気がする
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/29(金) 19:17:56.67 ID:Kj8jwD9P0
パトラさんって仮に料理作るにしても何作れるんだろ?
王国出身だからアベルが知らないようなもんを知ってるかもってアドバンテージはあるけど
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/29(金) 19:21:03.26 ID:CjXbhD9s0
どんな飯になるか予想できない
661 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:31:28.78 ID:IRPGP69T0
こんばんはー
遅くなりましたが、ゆるゆる再開です

パトラが料理を作るかどうかも最終的にはコンマですが、もし作ることになった場合は
いくつかの選択肢+自由安価になるかと思います
662 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:32:27.07 ID:IRPGP69T0
コンマ71

67〜99:子供の面倒を見てあげるのもお姉さんの仕事です!


※パトラ、子供にはやはり弱い……!

※予定外の時間消費により、パトラの内心焦り値が蓄積されます

――



パトラ(うぅ、どうしましょう……)

パトラ(この子のお願いを無碍にするわけにはいきません)

パトラ(でも、今は形式上職務の途中……)

パトラ(そ、それに……)

パトラ(それに、アベルさんとの……)

パトラ(……)チラ…

パトラ(……っ、ごめんなさい!)グッ!




パトラ「何かしら? 私にできることなら、なんでも言って?」シャガミ

少女「あのね、実は……」





……





少女「お姉ちゃん、本当にありがとう!」ニコニコ

パトラ「お役に立てたならよかったわ。それじゃあ、またね?」フリフリ

パトラ(よかった、簡単なお願いごとで。これなら……)



少年1「あ、パトラ姉ちゃんだ!」タタタ!

少年2「わーい!」タタタ!

パトラ「!?」



アソンデアソンデー!

チョ、チョットマッテネ!

ワーワー!



アベル「……」




……

663 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:34:03.73 ID:IRPGP69T0
……



パトラ「そ、それじゃあそろそろ、私はお仕事に戻るわね?」

少年少女達「「ありがとうパトラお姉ちゃん! また来てね!」」





アベル「お疲れ、パトラ」

パトラ「あ、アベルさん……ごめんなさい!」バッ!

アベル「な、何を謝っているんだ?」

パトラ「今日はアベルさんとの時間だと言うのに、私はあの子のお願いを引き受けました」

パトラ「それが終わっても、その場の流れで他の子達とも遊んでしまい……」

パトラ「その……」オソルオソル…

アベル「なんだ、そんなことか」

アベル「むしろ、流石はパトラと感心したぞ?」

パトラ「え?」

アベル「しっかりと子供と向き合い、誰一人として差別することなく集まった子全員の面倒を見ていたじゃないか」

アベル「とても内心で時間が経つことに焦っている素振りも見せずに、だ」

アベル「まだここでの暮らしは大変なことが多いだろうに、あの子達はみんなが笑顔になっていた」

アベル「とても誰もが真似できることではないぞ?」

パトラ「そう、でしょうか……///」テレテレ

アベル「ああ」

パトラ「……しかしやはり、職務中に脇道にずれてしまうというのは」

アベル「あくまで今日はパトラの心構えによる巡回だろう?」

アベル「俺との時間と言うのは……」

アベル「……パトラさえ嫌でなければ、またいつでも機会はあるさ」

パトラ「そ、そんな嫌だなんてありえませんよ!?」ブンブン!



664 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:37:14.45 ID:IRPGP69T0
アベル「そうか、ありがとう」

パトラ「……でも、よろしいのですか?」

アベル「ん?」

パトラ「私は……多分、この癖が染みついてしまっています」

パトラ「もしまたアベルさんとおでかけをすることになっても、同じことを繰り返してしまうかも……」

アベル「はは、パトラらしいじゃないか」

アベル「それに次の話をしているが、まだそこまで時間が経ったわけでもないからな」

アベル「まだこの後も……あ、流石にあれだけの数の子供を相手にするのは疲れたか?」

アベル「それならすぐに戻って休――」



パトラ「大丈夫ですっ!!! 行きましょうっ!!!」クワッ!



アベル「お、おぉ……」タジ…




パトラ(ああああぁぁぁぁぁ……!)ドキドキ

パトラ(どうしようどうしよう、アベルさんはこう言ってくれているけど……)

パトラ(どんな魔法を使っても、過ぎ去った時間は戻ってこない!)

パトラ(それに、あの子達と遊ぶのは嫌いじゃないけど……)

パトラ(子供に混じって遊ぶ、子供っぽいとか思われていないかしら……?)ドキドキ

パトラ(ほ、褒めてくれたのは嬉しかったけど……///)

パトラ(それはそれ、これはこれです……!)

パトラ(なんとか、なんとか次で挽回しないと……!)




パトラ(大人らしく――最後にアベルさんを驚かせて、そして喜んでもらうためにも……!)グッ!




……


――

665 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:38:39.27 ID:IRPGP69T0
――


【帝国・帝都】


ガヤガヤ…



アベル「やはり、貧民街との差はまだまだあるな……」テクテク

パトラ「帝都も賑わっていますが、これは飽和状態でもあるんですね」テクテク

アベル「あぁ。帝国は山岳や森林など未開拓な場所も多々ある」

アベル「人が安定して住める場所が帝都だが、そこから溢れた者……弱者が犠牲になってきたわけだ」

パトラ「そして力有る人が、帝都内でも更に領地を力ずくで拡大、蹴落とされた人が貧民街へ……」

アベル「そいつがなまじ力があるから、貧民街で横暴を働き……元いた者がさらに下へと落とされてきた」

パトラ「……大丈夫です。アベルさん達は、そんな実力主義を断ち切ったんですから」

パトラ「それに、貧民街の子達だけではなく、ご高齢の方も活気に満ち溢れていましたからね」

パトラ「すぐには難しいかもしれませんけど、きっとみんなの暮らしもよくなっていく筈ですよ」

アベル「その為には俺達も、頑張らないとな」

パトラ「ええ。あの子達に恥じない……そういえばアベルさん?」

アベル「ん? なんだ?」

パトラ「さっき私が子供達の面倒を見ている時、アベルさんはずっと私の様子を見ていたんですか?」

アベル「う……」

パトラ「……」ジトー…

アベル「し、仕方がないだろう。あの状態で俺が割り込んでも、何にもならん」

アベル「パトラは自覚が無いのかもしれんが、そもそもあそこの子達があそこまで懐くのが驚きだ」

パトラ「みんなとてもいい子達ですよ?」

アベル「……単純な貧民街の警邏の時間は、パトラよりも長年城塞にいた俺達の方が遥かに上」

アベル「アーシャ達も懐かれてはいるが、あんな子供が次々に喜んで集まってくるほどではない」

アベル「パトラは遥かに短い時間で、子供達の心を掴んだんだよ。本当に凄いことだよ……」

パトラ「いやいや、そんなことは……///」テレテレ

アベル「俺では、子供達からあれだけの信頼を得ることは無理だ」

アベル「だからこそ、ついパトラと子供達の姿には目を惹かれてしまうんだよ」


666 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:40:20.36 ID:IRPGP69T0
パトラ「ですけどアベルさんも、あの子達から慕われていましたよ?」

パトラ「大きくなったらアベル様のお嫁さんになるのって言う子もいたんですからね?」クスクス

アベル「そ、それはありがたいが……何と言えばいいのだろうな」

アベル「子供達が俺を慕ってくれていたとしても、それは黒騎士や皇子としての俺だ」

アベル「つまり親しみではなく畏怖の感情の方が強いだろう」

アベル「それに、だな……」

パトラ「?」

アベル「――こ、子供に遊んでくれとせがまれたとして、俺はパトラのように上手くできる自信が無い///」

パトラ「ふふ、大丈夫ですよ。私も難しいことはしていませんし、あの子達も純粋ですから」

アベル「一体、最近の子供達は何をすれば喜ぶんだ? 子供と触れ合ったことなど、思い返せばあまりないぞ?」

パトラ「あまり、ということは少なからず経験はおありなのでしょう? それを活かすだけで大丈夫ですよ」

アベル「……キアラとフィーアだぞ?」

アベル「大人しくて、いつも俺に本を読んでくれと控えめにやってきたキアラと、俺が抱き抱えるだけで笑っていたフィーアだぞ?」

アベル「とても貧民街の子達と同じではないだろう?」

パトラ「あ、あぁー……確かに、お二人ともアベルさんのことが最初から大好きといったご様子ですものね」

パトラ「ほ、他には?」

アベル「他に、か。……いることはいるが」

パトラ「ではその時のことを――」



アベル「あの子達よりもさらに幼かったエリスにはナイフの使い方、ロウルには獲物の心臓の位置を教えたりだったんだが?」ダラダラ



パトラ「……あ、あの子達もちゃんばらごっこは好きでしたし?」アセアセ

アベル「できれば、その風習も薄れて欲しいんだがな」

アベル「物心ついた時から戦いのことばかり考えなくてもいい、子供らしいことができる帝国を……」

アベル「……何が子供らしいかが、わからないんだがな」ハァ…

パトラ「……」

667 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:41:57.36 ID:IRPGP69T0
パトラ「確かに、子供達もみんながみんな同じことを喜ぶわけではありません」

パトラ「でも、多くの子供達が喜ぶことはありますよ?」

アベル「そ、そうなのか?」

パトラ「ええ。そしてアベルさんも、もう何度もやっていることですよ」

アベル「俺が?」

パトラ「ふふ……ちょっと失礼?」

アベル「?」




ポフ




パトラ「良く頑張ったね。いい子いい子♪」ナデナデ





アベル「」

アベル「〜〜〜〜〜〜っ!?///」カアアァァ!

アベル「や、やめろパトラ!///」バッ!

パトラ「あれ? 頑張ったことを褒められるのって嬉しくありませんか?」

アベル「い、言いたいことはわかるが、俺はもう大人だぞ……!?」

パトラ「ふふ、でも私からみれば年下ですからね!」ムフー!

アベル「く、確かにそうだが!」

パトラ「それにアベルさん、エリスさんやロウルさんをよく撫でているでしょう?」

パトラ「彼女達も、凄く喜んでいるじゃないですか。褒められて撫でられて嬉しいのに、あまり年齢は関係ないと思いますよ?」

パトラ「だからアベルさんも、褒めて欲しい時は私に言って下さい」

パトラ「こうして、撫でてあげますからね?」ナデ

アベル「け、結構だ……!///」

パトラ「ふふふ!」


パトラ(なかなか貴重な反応ですね……!)

パトラ(……ノワール様のこと、それにみんなを率いる将としての立ち振る舞い)

パトラ(それを考えれば、アベルさんは誰かに褒めて欲しくても、撫でて欲しくても、決して口にはしなかった筈)

パトラ(本当に、何年もずっと頑張ってきたのだから。本当に私の前でだけでも、肩の荷をおろしてくれていいのに……)





特殊判定
↓1コンマ二桁

668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 23:42:07.83 ID:qozaNfUk0
669 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 00:01:59.82 ID:K6St1hpp0
帝都でのタイムロス(前判定焦り蓄積により補正+10)

83>50+10

※基準値を超えたため、問題無く進行!


――


アベル「だ、誰かに見られたら不味いだろう……?///」

パトラ「ふふ、軽く撫でるくらいなら見られても大丈夫ですよ」

パトラ「もし何かを言われたら、頭のゴミを払っていたとでも逃げれば良いのです」

アベル「それはそれで、情けない姿になりそうな気もするんだが……」

パトラ「……」ジー

アベル「な、なんだ?」

パトラ「いえ、そう言いつつもアベルさん、私の手を払わなかったなーって」

パトラ「心底嫌だったら、もっと強く拒絶できたと思いますよ?」

アベル「……っ」

アベル「……確かに、恥ずかしさは相当なものではあった」

アベル「だが……悪い気はしなかったよ///」

アベル「流石パトラ、慣れているな……」

パトラ「いえいえ。でも、これで子供達が来ても大丈夫かもしれませんね」

アベル「俺の場合、パトラのように自然な笑顔で子供に接せられない問題点もありそうだがな……」

パトラ「普段から慣れていれば、自然とそうなると思いますよ?」

アベル「普段から俺がそんな笑顔では、示しがつかない気もするが?」

パトラ「では、もう一度撫でたら表情を崩してくれるのかしら?」クスクス

アベル「も、もういいからな!?」バッ!

パトラ「あら、なかなか道のりは遠そうですね……」

パトラ「でも、撫でてちょっと気がついたんですけど……アベルさん、髪の毛ってお手入れしています?」

アベル「……だ、駄目だったか?」ドキドキ

パトラ「あ、いえ。いい意味でですよ? とても艶やかで柔らかくて、ちょっと驚きました」

アベル「そ、そうか。おそらくは母上のおかげだろうな」

パトラ「あ、なるほど。確かにノワール様の髪の毛、羨ましい程にお綺麗ですものね」

アベル「……それに、父上の影響もあるのかもな」

パトラ「えっ!?」

アベル「ああ見えて、父上も髪質はいいんだ。兄様達や妹達の金の髪も身内贔屓を抜きにしても綺麗だろう?」

パトラ「い、言われてみれば……」

パトラ「……」

アベル「……念の為言っておくが、あの人の頭を撫でてみようとかは考えるなよ?」

パトラ「わ、分かっていますよ!?」アセアセ


パトラ(ふふ、こうしてただ話しながら歩くだけでも、楽しいですね)

パトラ(もめ事も起きていないし、これなら次の予定には間に合いそう……)

パトラ(次は、大事な場所! 気合を入れるのよパトラ!)グッ!

……
670 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 00:04:28.51 ID:K6St1hpp0
途中ですが、今日はここまで。帝都での少し高めのもめ事判定はクリアです
そして先に↓1コンマ二桁で判定を取っておきます
来れれば明日のお昼過ぎ、自由安価を出すかもしれませんのでお手すきの方はよろしくお願いします

本日もありがとうございました!
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