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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その14
- 59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 08:23:47.19 ID:BImliWpW0
- おつおつ
こんだけ楽しげなアーシャも姉どころか親と遭遇したら開戦待った無しってデート時の反動もあってすごいことなりそう
アベルがなんとか止めてくれるといいけど
- 60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 08:45:20.33 ID:GrxZ2MGDO
- 乙
実家との和解可能性少しはあるかなと思ったけど完全に縁を切るルートか
- 61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 13:57:41.19 ID:itemwHd8O
- 最初の本選びに家族旅行があったり今回の判定も8割で和解の可能性提示してたり、>>1も和解ルートの可能性高めてると思うがコンマ神が容赦ないな…
- 62 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/13(月) 23:38:15.30 ID:Or8jhzod0
- こんばんはー
時の流れでアーシャ家も軟化しているかもと思い、和解判定も用意していましたが、シャナと併せて綺麗に吹っ飛んだ次第です
今日も少しづつ進めて行きます
>>58
案をありがとうございます
ただ、アーシャの両親(というか家)は地位の確保のを最優先としており、
アーシャも当初はそれに従っている状況の中でアベルと出会って……
なので、アーシャの家への不信はこの保身貴族+シャナの存在とある程度固まっています
- 63 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/13(月) 23:38:48.30 ID:Or8jhzod0
- コンマ85
81〜00:帰る気なんてないんですけど、一応最後の礼儀として……
――
アーシャ「……」
アーシャ「本当に、パトラさんが羨ましいわ」
アベル「どういう意味だ?」
アーシャ「恵まれない人に、私財をなげうって……」
アーシャ「たとえ自分の家が没落してなおその姿勢を貫くというのは、並大抵の覚悟ではできません」
アベル「あの人達は少々行き過ぎていた感じもするがな」
アベル「パトラが必死に頑張っていたのも、わかる気がするよ」
アーシャ「ふふ。でもパトラさん、とても誇らしげでもありましたよ?」
アーシャ「……貴族として誇れる両親。私とは、大違い……」ボソリ…
アベル「……アーシャ」
アーシャ「なんですアベル?」
アベル「君は以前、俺に言ったな。両親の命で、俺に接触をはかったと」
アーシャ「えぇ、その通り。当時の私自身も、保身の為にそれに逆らわなかった……」
アベル「俺はそんなことを少しも考えず、あの日からずっと君と共に暮らしてきた」
アベル「俺の記憶が確かなら、君はあれから一度も家に帰っていなかった気がするが……」
アーシャ「その通り。何度か手紙だけは送りましたけど、それだけです」
アベル「……やはり、家とはあまりいい関係を築けているわけではないのか」
アーシャ「……」
- 64 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/13(月) 23:39:27.04 ID:Or8jhzod0
- アベル「だが……」ギュ…
アーシャ「っ……!///」
アベル「こうして、君ともこういった関係になったんだ」
アベル「少し遅くなったが、やはり君のご両親には報告すべきだとは思う」
アベル「複数人に手を出すなど、かなり恥知らずととられかねんが……」
アベル「思惑とは異なるとはいえ、君は確かに俺との繋がりを持った」
アベル「俺と共にそれを報告すれば、少なくとも君は……」
アーシャ「ふふ、アベルったら。エリスちゃんがいるのに、本当に私とも結婚してくれるというのですか?」
アベル「当たり前だろう?」
アーシャ「まったく……悪い人ですね。あなたも、私も」
アーシャ「もしエリスちゃんがアベルの独占欲強かったら、どうなっていたのかしら?」
アベル「……」ダラダラ…
アーシャ「でも……やっぱり、嬉しい」コテン
アーシャ「これからもこうして、あなたと一緒にいられるんだって思うと……///」
アベル「アーシャ……」ナデ…
アーシャ「……そうですね。この幸せを、より確かなものにする為にも」
アーシャ「最低限の礼儀……いえ、けじめはつけるべきなのかも」
アベル「けじめ……?」
アーシャ「……アベル、この後もまだ時間を頂いちゃっても大丈夫?」
アベル「ああ、勿論。君が行きたい場所があるなら――」
アーシャ「――本当は、もう少しここで一緒にゆっくりしていたいけれど」
アーシャ「今のこの幸せな気持ちならきっと、私もしっかりと割り切れると思うから」
アーシャ「だからアベル――私の我儘を、聞いて貰えるかしら?」
アベル「アーシャ……?」
……
――
- 65 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/13(月) 23:40:40.93 ID:Or8jhzod0
- ――
【帝国・アーシャ家】
アベル「ここが……」
アーシャ「何年振りかしら……変わっていませんね」
アベル「アーシャ、やはり……」
アーシャ「大丈夫。手筈通りに、お願いします」
アーシャ「そうすればきっと、アベルも理解できると思いますよ」
アベル「……」
アベル(アーシャの話が本当ならば、俺は……)
アベル「……わかった」
アーシャ「ごめんなさいアベル。せっかくの時間を、こんなことに使ってしまって」
アベル「元はと言えば俺がそれを口にしたからだ。俺こそ、また今度埋め合わせをしよう」
アーシャ「ふふ、それじゃあ今度はさっきも言ったけれどお弁当を持って一緒に、ね?」
アベル「ああ、約束だ」
アーシャ「ふふふ……!」ニコリ
アーシャ「さて……」
アーシャ「――その為にも、早いところ片づけちゃいましょうか」
アベル(秀才。この言葉はまさにアーシャを表している)
アベル(誰にでも優しく、温厚で、真面目で、優雅で……)
アベル(そんな彼女が、ここまで明確な敵意を誰かに見せたのは……初めてだろう)
アーシャ「……」コンコン
ガチャ…
使用人「はい、どちら様で――」
アーシャ「父と母。そして姉に伝えてください」
アーシャ「――不出来な娘、アーシャから大切な話があると」
……
――
- 66 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/13(月) 23:41:42.76 ID:Or8jhzod0
- ――
……
アーシャ父「おぉっ……! 久しいなアーシャ!」
アーシャ母「何年振りかしら? 手紙も数年に一通で、寂しかったんですよ?」
アーシャ「……ご無沙汰しております。父上、母上」ペコリ
アーシャ父「うむ。つもる話はあるだろうが……」チラ…
アーシャ母「まずは……」チラ…
アーシャ父「そ、そちらの黒騎士様が……?」チラチラ
アーシャ母「こんなところで立ち話もいけません。どうか、兜を脱いでお上がりください?」チラチラ
黒騎士「……」スッ…
アベル「――お邪魔する」
アーシャ父(おおおおぉぉぉぉ! あの顔は、間違いない!)グッ!
アーシャ母(アーシャ、やったのですね! これで我が家はさらに……!)グッ!
アベル「……」
アーシャ「……姉上は?」
アーシャ父「ああ、シャナは……」
特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
- 67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:41:59.15 ID:ywPFenhl0
- ん
- 68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:42:15.19 ID:GrxZ2MGDO
- はい
- 69 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/13(月) 23:44:38.51 ID:Or8jhzod0
- うわあああぁぁぁぁぁ(白目)
何度目かわからないけどやっぱり皆さん判定内容見えてませんか(吐血)
- 70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:46:31.85 ID:3ucbGP3c0
- 低コンマでやばいの引くタイプだったか…
- 71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:47:11.47 ID:b3sKKf3KO
- シャナの在宅判定+機嫌判定とかかな?
- 72 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/13(月) 23:54:37.99 ID:Or8jhzod0
- シャナ判定
1:シャナのアーシャへの今の感情(姉妹仲最悪の為、−15補正。最大値50)
15−15
= 0
よ く も 帰 っ て こ れ ま し た ね ? これを機にあらゆる手段を講じて殺しましょう
※アーシャに対してはむしろ殺意が募っていたようです(白目)
2:シャナのアーシャ以外への慈悲(キャラシート補正により−20補正)
19−20
= 0
た だ じ ゃ あ 殺 し ま せ ん ♪ またお友達みーんな追い込んであげます♪
※アーシャの関係者全員がターゲティングされました(白目)
※アーシャ家内で、追加イベント発生です(吐血)
――
アーシャ母「声はかけてありますから、きっともうすぐ……」
コツ…
アーシャ「……!」ピク!
コツ…コツ…
シャナ「――久しぶりね、アーシャ」コツコツ…
シャナ「久々に顔を見せたと思ったら、まさかアベル皇子と一緒だなんて」
シャナ「お姉ちゃん、驚いちゃったわぁ……」
アベル(この女が、アーシャの姉……そして……)
シャナ「初めまして、アベル皇子」
シャナ「アーシャの姉、シャナと申します。どうぞ、お見知りおきを」ペコリ
アベル「……ああ」
アベル(こいつ……)
イベント発生につき追加特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
- 73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:55:28.19 ID:3ucbGP3c0
- あ
- 74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:55:42.32 ID:ywPFenhl0
- ん
- 75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:56:05.28 ID:b3sKKf3KO
- もう追放しか無いんじゃないかなこの姉……というかアベルの周りだと一番危なそうなのはティア辺りか
- 76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:56:28.44 ID:bFHh2Ne/O
- この姉はあかん(白目)
- 77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:59:17.67 ID:ns/fFEP50
- もうこいつ抹殺してもいいんじゃないかな?(暴論)
- 78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:59:46.98 ID:su8OLG+zO
- こんなんただの王国腐敗貴族第二弾じゃねえか(白目)
- 79 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 00:07:38.61 ID:/f3/knSZ0
- 1シャナの今のアベルへの評価
85>19(ふん、どれだけ経とうが、妾の子は妾の子。第一皇子以外に価値などないというのに……)
※基準値を下回った為、アベルに靡いたりということもないようです
2シャナのレベル(貴族教育+初期帝国から時間経過の為1/2撤廃。奇数ゾロ目だと……?)
コンマ32
レベル32
※最終決戦時のアーシャのレベルは331です。
――
シャナ(ふん……やはり、妾の子ですね)
シャナ(いくら外見を鎧で隠したところで、私に相応しい品性や知性というものを感じられません)
シャナ(まさかあのアーシャが本当に第三皇子を籠絡できたというのは驚きですが……)
シャナ(いつもいつも、ちょっと私より試験の成績がよかっただけで、他に取り柄の無いあの子が絡め取れる程度の存在)
シャナ(そう、落ちぶれた者同士では、ある意味お似合いかもね……?)クスクス
アベル(これは、凄いな……)
アベル(この手の侮蔑の視線にはとうに慣れたつもりだったんだが……)
アベル(ここまでのものは、初めてだ……)
シャナ「あら、どうなされたのですか?」クスクス
アベル「……いや」
アベル(俺も人のことをいえんが、この女も仮面を被り、本性を隠している類だ)
アベル(それも、得体の知れない程の……)
アーシャ「……」
アーシャ母「と、ところでアーシャ?」
アーシャ母「久しぶりに帰ってくるなり、アベル皇子と一緒に大切な話があるって……」ドキドキ…
アーシャ父「そ、それはつまり……」ドキドキ…
アベル「……率直に言おう。彼女、アーシャを……我がものとしたい」
アーシャ両親((き、きたあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!))グッ!
シャナ「……」フンッ…
アベル「……」
アベル「……そのための挨拶と、いくつかの確認に来たのだ」
アーシャ父「か、確認、でございますか……?」
アベル「何、簡単なことだ……」
……
――
- 80 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 00:09:25.90 ID:/f3/knSZ0
- ――
……
使用人「し、失礼致します……」コト…
アベル「……ありがとう」
アーシャ「……」
アーシャ父「……」ドキドキ
アーシャ母「……」ドキドキ
シャナ「……」
アベル「……」コク…
アベル「そう身構えずともいい。先にも言ったが、簡単なことだ」
アベル「この娘を我がものとするにあたって、改めていくつか確認したいことがあるだけのこと」
アーシャ父「……」ゴクリ…
アベル「アーシャとは数年間を過ごしたが、なるほど見事な娘だ」
アーシャ父「あ、ありがとうございます……!」
アベル「貴族の娘はそれなりにいるが、全てがこの域には達していない」
アベル「――いったい、どのような教育をしてきたのか。少し、それが気になっただけだ」
アーシャ母「そ、それは……」シドロモドロ…
アベル「……実力主義に近い教育か?」
アーシャ母「!!」ピク!
アベル「……恥じる必要はない。実力主義はこの世の理。間違ってはいない」
アーシャ母「え?」
アーシャ父「し、しかしアベル皇子は……」
- 81 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 00:13:04.73 ID:/f3/knSZ0
- アベル「……父ギルバートに戦いを挑んだ件か?」
アベル「簡単なこと。あれは全て、兄アドルランの計画だからだ」
一同「「!?」」
アベル「この世は実力主義。我はそれを信念としている」
アベル「だからこそ……兄との決闘に敗れた際、兄の計画に従うことにした」
アベル「たとえそれが我が理想と反していたとしても、強者の兄がそれを正しいといえば、正しくなる」
アベル「ただそれだけのこと。我が実力主義に重きを置いているのは今も昔も変わらない……」
アーシャ父「おぉ、そうだったのですか……! いやはや、やはりアベル皇子は聡明でいらっしゃる!」
アーシャ父「ならばきっと、ご満足いただけることでしょう!」
アーシャ母「ええ、ええ! 何しろ……」
アーシャ父「当家も――実力主義を信念に、発展を遂げてきたのですからな!」
アベル「……」
アベル「聞かせて貰おう。実力主義の教育を」
アーシャ父「はい。まず、他の貴族に劣らぬよう様々な技能を身に付けさせます」
アーシャ父「勉学は勿論のこと、当然剣の腕も」
アーシャ母「そして、ギルバート様の理念を忠実に守り……弱者は排除していきました」
アーシャ母「いくら教育を施そうと、弱者と関わればろくなことになりませんからね」
アーシャ父「お恥ずかしい話、アーシャは当時はここの理解が足りなく、難儀したものです」
アーシャ父「世話係にしていた使用人、たまたま外で出会った薄汚い子供すらを友達などと呼ぶ有様で……」
アーシャ母「見かねたシャナが、身の程を弁えない連中を躾けてくれなければ、アーシャも今頃は堕落していたでしょう」
シャナ「いえ、姉として、貴族として。当然のことをしたまでですよ?」ニコリ
アーシャ父「この通り、シャナは当時から賢い子で助かったものです」
アーシャ父「しかしまさか、諦めていたアーシャがこんな……」
アーシャ母「うぅ、本当に成長したのねアーシャ……!」
アーシャ「……っ」ギリッ…
アベル「……」ギュ…
アベル(アーシャ……)
- 82 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 00:15:58.14 ID:/f3/knSZ0
- えー、中途半端なところですが今日はここまで
……おかしい、純粋なデートの後の挨拶だから、やんわり和解とかも考えていたのにどうしてこうなったな勢いで殺伐としてきています
かつてのシュタイナー彷彿させるレベルですよこれは……(白目)
既にもう極限状態な気もしますが、まだ若干判定は残っていたりします
本日もありがとうございました!
- 83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 00:23:50.30 ID:mB2nafF00
- 乙です!
うーんこのクソ貴族
- 84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 00:27:30.69 ID:PEPLXfPAO
- 乙
アドルランやキアラに届く縁談申し込み元も
大抵はこんな感じのペラい連中なんだろうな
シャナさんはアーシャのローキックで
色々な意味で再起不能になるのが良さそうやね
- 85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 00:32:23.86 ID:Ft+oSX14O
- おつです
レベル32なら親子揃ってアーシャにバスケされるレベルだけど、まぁ性格的に直接手を汚さない厄介さとかあるんだろうなぁ
- 86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 00:32:29.00 ID:+nbhUHw0O
- おつおつ
シャナがってよりこれもう家全部駄目ですね(断言)
アーシャの意思にもよるけど、もうお家取り壊ししていいんじゃないかな?
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 07:42:14.66 ID:EUhs3enGO
- 今回のアーシャ家ってアベルのif状態かもな
カインが改心せずに無能且つ狡猾なままでノワールさんが荒ぶらず
他の身内とも佳い関係が築けていない……全く別物になるけど有り得たのも事実
- 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 10:07:23.35 ID:Wch4tf/10
- こんな連中も割と余裕で更正させてしまいそうなマークス修道院
- 89 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 23:02:04.83 ID:/f3/knSZ0
- こんばんはー
判定コンマにどきどきしつつ、今日もゆったり進めて行きます
- 90 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 23:02:31.83 ID:/f3/knSZ0
- アベル(なるほど、アーシャが俺達に家のことをあまり語らないわけだ……)
アベル(俺も、念入りに仮面を被らねばな……)
アベル「成程。実力主義の基本、弱者の淘汰を徹底的に行ったわけか」
シャナ「ええ。ですけど、ただ邪魔者を殺すのも貧民共と同じで能が無いでしょう?」
シャナ「だから、私は優雅に貴族らしく躾けたのです」
アベル「……?」
アーシャ父「シャナはアーシャと違って、こちらの才が特に素晴らしくてですね……」
アーシャ母「貧民の中には、誰かを殺されると敵討ちにくる野蛮な人がいるでしょう?」
シャナ「まぁ、最初の頃はアーシャもその野蛮人だったのですけど……?」チラ
アーシャ「……」
シャナ「私はちょっと、自称アーシャの友達と『お話』して『遊んだ』だけなのに」
シャナ「この子ったら、私がお友達を殺したんだって泣き喚いて、みっともないったらありませんでしたのよ?」
アーシャ母「あの頃は、本当に大変でした……」
アーシャ父「何度アーシャに、我々は付き合う人間を選ぶべきなのだと教え込んだことか……」
シャナ「何人身の程を弁えるまで躾けたかは忘れてしまいましたけど……何年かはかかりましたよね?」
アーシャ母「ええ……アーシャが黙々と稽古に励むようになるまで、苦労の連続でしたね……」
アーシャ父「しかし我々の努力も、ようやくこうして実を結んだのだと思うと……!」ウッ…
アーシャ「……」
アベル(違う……っ!)
アベル(努力をしたのはアーシャの方だ! 断じて貴様らなんかじゃない……っ!)ギリッ…
アーシャ「……」ソッ…
アベル(アーシャ、君の方が……)グッ…
- 91 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 23:03:46.49 ID:/f3/knSZ0
- アベル「……」
アベル「……面白いものだな」
アーシャ父「え?」
アベル「我は、アーシャをなかなか見つからない逸材と思っている」
アベル「だからこそ、我がものにしたいと思ったのだが……」
アベル「――あなた達の話を聞く限り、姉のシャナはさらに優れた逸材ということなのか?」
アベル「――実に、興味深い」
シャナ「!!」
アーシャ父「え、ええ! その通りでございます!」
アーシャ母「確かに、試験結果などでは僅かにアーシャに劣っていましたが……」
シャナ「……」ギリィ…
アーシャ母「その程度、些細なことでしかありません」
アーシャ父「先程も申しました通り、シャナは完璧な心構えの持ち主です」
アーシャ父「ゆくゆくは、アドルラン皇子と共に、我が家に更なる栄光をもたらしてくれる子だと確信しております!」
シャナ「当然ですわ」フフン
アーシャ母「ですからまさか、本当にアーシャがアベル皇子に選んで頂けるなんて、信じられない光栄ですわ」
アーシャ父「ああ。我が家にアドルラン皇子に加えてアベル皇子まで……盤石と言う言葉すら可愛く聞こえますな!」ハハハハ!
アーシャ父「シャナ、アドルラン皇子との仲はどこまで進んでいるのかな……?」
シャナ「っ……ご、ご心配には及びません」
シャナ「あの方は多忙ですから、なかなかお会いすることはできませんけど……」
シャナ「お会いできた日には、これ以上ない程に濃密な時間を過ごしていますわ」
アベル(……よくもまあ、そこまで見え透いた嘘を吐けるものだ)
アベル(アドルラン兄様からは勿論、ヒバリやルーシェからもシャナの存在は一度たりとも聞いていない)
アベル(あの兄様のことだ。興味の無い貴族の女など、いても頭と視界から消して鍛錬のことを考えるだろうからな)
アベル(ヒバリがずっと傍にいたことで、自分も近づけると思いあがりでもしたのか、この女は?)
- 92 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 23:05:27.24 ID:/f3/knSZ0
- アベル「なるほど……兄アドルランも認める程の……」
アベル「それはそれは――ますます興味がわく」クツクツ…
アーシャ(アベル……?)
アベル「兄の……やがて我の義姉になる方に、手出しするような真似はできないが」
シャナ(おぞましい、何を当たり前のことを。この妾の子は……)イラッ…
アベル「ああ、しかしやはり興味深い」
アベル「我にとっての逸材アーシャ。それを超えるというシャナ……」
アベル「少しでもいいから、この目で見てみたいものだ」
アベル「――我の見識を広めるためにも、二人の実力差というものを」
シャナ「!!」
アーシャ「!!」ピク!
アベル「そうだな……実力主義、やはり力こそが全て」
アベル「どうだろうか。我が想像もできぬほどのその実力……見せていただけないだろうか?」
シャナ「っ……」
アーシャ父「そ、それは……」
アーシャ父(ど、どうする? あれから何年も経ったが、昔から武術はアーシャの方が秀でていた)
アーシャ父(いや、シャナもアドルラン皇子と仲を進める程。きっと今はより強く成長しているに違いない)
アーシャ父(し、しかしシャナが勝ってしまったら、アベル皇子はアーシャではなくシャナを選んでしまうのではないか?)
アーシャ父(それは不味い。本命はシャナが連れてくる次期皇帝のアドルラン皇子だ)
アーシャ父(アベル皇子に、このままアーシャを貰って貰うのが一番得をするのだが……)ムムム…
シャナ「――ご心配なく、父上」スッ…
アーシャ父「シャナ?」
シャナ「……」
アーシャ「……」
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:06:05.50 ID:wdXRYVBc0
- あ
- 94 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 23:16:37.27 ID:/f3/knSZ0
- シャナの承認(前判定により範囲増大)
50>25
※基準値を超えたため、シャナ承認
――
シャナ「いいじゃないですか」
シャナ「折角、アベル皇子たってのご希望なのです……」
シャナ「ここは貴族として、それを叶えることこそが最優先。違いますか?」
アーシャ父「し、しかし……」チラ…
アーシャ「……」
アーシャ「姉上の、仰る通りですね」
アーシャ(アベル、あなたもしかして……)
アベル「……」コクン
アーシャ「……皇族の方が望まれるのであれば、私達が断ることはできないでしょう」
アーシャ「――たとえそれが、受け入れ難い結果に繋がるとしても」
シャナ「ふふ……あなたも、少しはお利口さんになったみたいね♪」
シャナ「そう。いくら私達が貴族でも、皇子の命とあらば……」
シャナ「本当は、すごくすごく心苦しくても……」
シャナ「――あなたと、戦わなければならないのですよ?」ニコリ
アーシャ「……」
シャナ「――ところで、アベル皇子?」
アベル「?」
シャナ「私も妹も、実力を示すことに異存はありません」
シャナ「ですが……」
了承したため追加特殊判定
↓1コンマ二桁
- 95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:18:22.64 ID:0OhpY8YtO
- 何だろ
- 96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:18:25.56 ID:M7b8FtuuO
- せいや
- 97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:25:44.31 ID:ZLo75CmnO
- アーシャ両親の腐り具合どこかで既視感あると思ったらあれだ、FE風花雪月のベルナデッタの父親だわ
あれも
・帝国貴族
・平民への差別意識
・娘への度を超えた躾
・娘から嫌われている
・娘が強キャラ
と共通点が多い
- 98 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 23:28:36.63 ID:/f3/knSZ0
- 模擬戦か、決闘か
01〜50:模擬戦
51〜99:決闘
コンマ64
51〜99:決闘
※決闘になった為……
――
シャナ「折角、アベル皇子の目の前で披露するのです」
シャナ「――美しくない訓練用の木製武具なんて、無粋でしかないでしょう?」
シャナ「――正式な決闘。一対一の、正規の武器を用いた戦いを所望しますわ♪」
一同「「!?」」
アーシャ父「な、何を言いだすんだシャナ!?」アセアセ
アーシャ母「決闘ってあなた……血がでるのですよ!?」アセアセ
シャナ「ええ、心得ております♪」
シャナ「アベル皇子におみせするのに、半端なものでは失礼でしょう?」
シャナ(待っていましたよ、この時を……♪)
シャナ(皇族立ち合いの場で、正式に、アーシャ、あなたを……)
シャナ(――この手で殺せるなんて……♪)ゾクゾク!
シャナ(あぁ、これで。忌々しい妹を葬り去り、かつての僅かな傷を拭い去って、私は更に高みに……♪)
アベル「……っ」
アベル(……どこまで愚かなんだ、この女は)
アベル(アーシャを相手に、真剣を抜かせるだと? もはや自殺願望でもあるようにしか見えんぞ……)
アベル(アーシャには万が一もないだろうが……)チラ…
アーシャ「……」チャキン
アベル「アーシャ……」
アーシャ「……大丈夫ですよ、アベル」ボソリ…
アーシャ(ええ、大丈夫……)
……
――
- 99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:31:16.01 ID:0OhpY8YtO
- トンファーキック待ったなしやな
- 100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:32:38.46 ID:ZLo75CmnO
- 「オイオイオイ」「死ぬわアイツ」
- 101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:33:41.43 ID:M7b8FtuuO
- これシャナ死んだんじゃね?
- 102 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 23:34:53.15 ID:/f3/knSZ0
- ――
……
【帝国・アーシャ家庭園】
アベル「……では、両者共準備はいいか?」
シャナ「えぇ、いつでも?」
アーシャ「……」コクリ
アベル「……決闘はどちらかが、降参するか――死ぬまでだ」
アベル「……良いのだな、二人とも?」
シャナ「ふふん……勿論ですよ?」
アーシャ「……ええ」
アーシャ父「……」ドキドキ
アーシャ母「……」ドキドキ
アベル「……わかった」
アベル「……」スゥ…
アベル「――始めっ!!!」バッ!
シャナ「……!」バッ!
アーシャ「……!」バッ!
特殊判定
↓1コンマ二桁
※コンマ次第で……
- 103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:35:31.90 ID:xYMBkm9I0
- ん
- 104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:35:42.69 ID:0OhpY8YtO
- まだえっちな目に遭ってないのでロストは嫌よぉぉぉ
- 105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:37:48.51 ID:mB2nafF00
- むしろシャナは死んでいいだろこれ
- 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:40:29.22 ID:QY0WcmH60
- 高い方で死ぬなら死んだな
- 107 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 23:41:53.70 ID:/f3/knSZ0
- おぉ……これはまた凄いところが……(白目)
アーシャの理性の踏みとどまりなのかも……
- 108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/04/14(火) 23:42:59.71 ID:ZLo75CmnO
- この反応は半殺しでギリ踏みとどまった辺りか?
- 109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:43:31.42 ID:0OhpY8YtO
- これはギリギリセーフか
つかアベルが流石に殺しそうならば止めるだろうしなあ
- 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:45:36.08 ID:q2CrjGCA0
- アーシャがバスケに夢中になりすぎて
シャナの生命が0になる前にタイムオーバーでミリ残った感じ?
- 111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:48:14.17 ID:QY0WcmH60
- もし殺しちゃってもシャナの悪評を流しておけば「死んでもしゃーない」感じでごまかせそうだが……
- 112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:48:44.50 ID:1zc/dUwTO
- 世紀末スポーツゲームかと思ったら戦国陸上だった件
あれは永久すると減らないことで話題だし
- 113 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/14(火) 23:59:59.03 ID:/f3/knSZ0
- シャナとの命懸けの決闘。募り募ったアーシャは……
01〜05:無駄な争いはしない
06〜30:武器を速攻で弾いてプライド粉砕
31〜80:一回全力で顔面粉砕してからマウント
81〜90:誰の目からも明らかな蹂躙
91〜95:心身再起不能確定
96〜00:公開処刑
コンマ90
81〜90:誰の目からも明らかな蹂躙
――
「さぁ、アーシャ――」
シャナが口を開いた次の瞬間、辺りに鈍い音が響いたのを誰もが聞いた。
「かっ……へ……?」
一番その音を遅く聞いたのは、シャナ自身だ。
何が起きたのか、わからない。
声をあげようと、妹を罵りいたぶろうと思うが、それができない。
「――たとえば、敵陣で」
そんな時に、澄んだ妹の声は嫌に耳にするりと入ってきた。
「迂闊にも隊から離れ、一人油断している兵士がいた時」
「――生け捕りにしたければ、まずは叫べないように喉を潰す。よくある手ですよね、姉上?」
「――あなたが、あの子にした仕打ちの一つ。知らないとは、言いませんよね」
「あ……あ゛あ゛あ゛ぁ……!?」
ようやくシャナは、自分の喉が妹の手によって破壊されたのだということを知る。
すぐそばから両親の悲鳴も聞こえた気がするが、痛みと恐怖でそれどころではない。
目の前にいる妹の、見たこともない程の殺意。
- 114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:05:03.56 ID:byusCcU6O
- 正直Sにはたまらん展開ですわこれ
下手なエロシーンよりも興奮する
- 115 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/15(水) 00:09:48.20 ID:+iHRaPm50
- 「っ……ひゅ……ぁ……!」
「どうしたんですか姉上? 口をパクパクさせて」
「それは、姉上の言うみっともない姿なのではないですか?」
アーシャは淡々と言葉を続ける。
それが、余計に恐ろしさを増幅させる。
まいった、そう口にしたいのに、掠れた音しか出てこない。
「……」
涙を零しながら、立会人の姿を見る。
しかし彼は動かない。
両親がかけあっているが、全て聞き流している。
濃紫の瞳には、底知れぬ冷たさがあった。
そう、これは自らが望んだ決闘。
死ぬか、降参を口にしない限り、終わらない。
「あれ? まだ降参なさらないんですか姉上?」
「――私、まだこの剣、抜いてもいないのに?」
衝撃。
左脚に激痛が奔り、声にならない悲鳴をシャナはあげて草の上をのたうちまわる。
何をされたかなんて、もうどうでもいい。
わかるのは、自分の脚があらぬ方向に曲がっていることだけだ。
「ほら、まだです。ちょっと蹴っただけですよ? まだ剣を抜いていません」
怒るでも、笑うでもない。
ただただ冷静に、淡々と。
「脚が折れたくらいで泣き叫ぶな。これは確か、あなたが階段から突き落とした使用人の子に言った言葉ですよね?」
「あ゛あ゛ぁっ……!」
「片足でも立てます、立ちなさい……だったかしら?」
ひっ、と短い悲鳴をあげて、シャナは残された脚でなんとか立ち上がり、逃げ出そうとする。
「いぎぃっ……!?」
「そうしてあなたは、あの子をさらに突き飛ばした」
直後、再びの鈍い音。
そして無事だった筈の脚を襲う激痛。
両の脚が砕かれたシャナは、もう立ち上がれない。
- 116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:13:51.06 ID:OZsPRvtr0
- これでギリギリ心を折れないって凄い技術では?
- 117 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/15(水) 00:22:49.12 ID:+iHRaPm50
- 「っ……っ……」
こんなものは、もはや決闘とは呼べない。
ただの蹂躙……
そう、絶対的な強者が獲物を屠る行為。
もう、やめてくれ。
そう声に出せたなら、どれだけよかったことか。
「……」
アーシャは、小さく息を吐き出しただけ。
でも、次の瞬間にはあの剣を抜かれるかもしれない。
自分は他に、妹の友に何をしたのだったか。
自分で直接殺したことはない。
だが、鬱憤を晴らす様にいたぶってきたのは事実。
生きる希望を奪い、しかし殺しはしない。やがて絶望した弱者が自ら命を絶って行っただけ。
そうだ。喉を潰して声を奪った。
両脚を砕いて自由を奪った。
あと、何を奪った……?
ああ、そうだ。
目にゆっくりと針を差し込んで、光を奪ってやりもしたんだった。
「さて、そろそろ……」
優雅に引き抜かれた細剣の先端が、まるであの日の光を奪う針のように見える。
やめてくれ、頼むから。
もう、やめて。
お願いします。
追いつめた弱者達が、みんな口にした言葉。
今の自分は、それを口に出来ない程、さらに惨めだ。
それでも、シャナは願った。
ただ、生きたいと……
「……っ! ……っ!」
両脚を折られて、元から這いつくばっていた地面に、シャナは必死に頭を擦り付けた。
まだ無事な両手も前に差し出し、生まれて初めて心の底から誰かに許しを乞うた。
「……」
ゆっくりと鞘に納められる細剣。
「……降参を口にしていないが、その構えは降参を示しているだろう」
「アーシャ、それでいいな?」
「ええ……」
その言葉を聞いた瞬間、シャナは意識を手放した。
……
――
- 118 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/15(水) 00:25:07.08 ID:+iHRaPm50
- アーシャが姉の抹殺をコンマ1の差でぎりぎり踏みとどまったあたりで今日はここまで
あと一回だけ判定が残っていますが、それはまた後日
本日もありがとうございました!
- 119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:29:40.69 ID:goHRlPnCO
- おつおつ
本当にコンマさんの匙加減が絶妙
あと
>>目にゆっくりと針を差し込んで、光を奪ってやりもしたんだった。
これ、かつて実質自分の身代わりに弟が視力失ってるアドルラン兄様からしたら究極の地雷じゃないか
- 120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:35:42.90 ID:5pSJHfBJO
- おつおつ
シャナには当然の報いだけど、いつもほのぼのやイチャラブ書いてる>>1がこういう展開書けたことに驚き
なんかコンマ運がよかっただけで下手すりゃヒロイン達も負けたらこういう目にあってたのかと思うとぞっとする
- 121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:38:11.38 ID:byusCcU6O
- 乙
再起不能ではないが再起には相当険しい道のりやね
……両親共々ゾロ目券で改心させつつ更正させるのも有りかもしんない
- 122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:42:49.39 ID:CZYPpK6u0
- 乙です!
抹殺しても良かったけどコンマ神は生かす道を選んだか…
- 123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/04/15(水) 18:06:23.72 ID:k3ONUHyIO
- そういえばこのシリーズって肉親殺しもコンマで徹底的に弾かれてるんだよね
お兄ちゃんとは早々に和解してパパンもフローレンも生存、シュタイナーもリーナ・アルフォートと敵対するけど、トドメどころか実は一回も二人からは攻撃喰らってない(リーナは護衛の天使消し飛ばしただけ、アルフォートは妹組に全部持ってかれた)
それに加えて今回のシャナへの寸止めですよ
- 124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 18:38:14.73 ID:9TNiCW9JO
- お兄ちゃんとの和解、王城組との早期交流、一夫多妻容認、結婚指輪、パパンとフローレンの生存、結婚式……
このスレの殊更重要そうな判定が全部偶数ゾロ叩き出してるのが凄いわ
アルフォンスの連続66からの判定振り直してなおエリスに狙われるとか、テンション上がりきったところで偶数ゾロってパパンにミンチにされたマラートとか、
最後の決戦で意地の奇数ゾロ連打で波動ぶっ放してきたシュタイナーとか、聖国サイドもコンマ運すごいけど
- 125 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/15(水) 23:43:32.28 ID:+iHRaPm50
- こんばんはー
本当に大事なところの判定を一発偶数ゾロってのを何度もってのが、アベル達の被害ほぼ0でエンディング迎えられた最大の要因だと思います……
遅くなりましたが、アーシャパート最後まで進めればと思います
- 126 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/15(水) 23:44:45.63 ID:+iHRaPm50
- ――
シャナ「」ピクピク
アーシャ母「ああ、シャナ!」
アーシャ父「な、なんと惨い……!」バッ!
アーシャ母「アーシャ! あなた一体何を考えているの!?」
アーシャ「姉上が、私との決闘を望まれた。だから、応じたまでですよ?」
アーシャ父「な、何もここまで……!」
アベル「……命があるだけ、儲けものだと思うがな」
アーシャ父「!!」ビクッ!
アベル「……失望させてくれる。どれ程かと期待すれば、この程度とは」
アベル「あれだけ大きな口を叩いて、アーシャに掠り傷も負わせられない体たらく」
アベル「強者が聞いて呆れる……」
アーシャ母「あぁ……」ブルブル
アベル「しかしこれでわかった。アーシャの才は、この家の教育によるものではないということがな」
アベル「アーシャよ。この女とは違い、貴様は我が見込んだ通りのようだ」
アベル「今後とも、我に尽くすがいい」
アーシャ「仰せのままに」ペコリ
アーシャ父「あ……」
アーシャ父「アーシャの方は、貰って頂けるのですね……!?」
アベル「……あぁ」
アベル「――しかし、貴様達の家が弱者に過ぎないとわかった以上、遠慮はいらんな」
アーシャ母「え?」
アベル「弱者はただ奪われる。その仕組みはよく理解しているだろう?」
アベル「――貴様らにアーシャは任せられん。我が、今この時を持って、奪い取らせて貰おう」
アーシャ両親「「!?」」
- 127 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/15(水) 23:45:15.39 ID:+iHRaPm50
- アーシャ父「ま、待ってくださいアベル皇子、そんな!?」アセアセ
アベル「黙れ。あれだけ強者の持論を述べておいて、いざ自分が狩られる時はそんな態度か?」
アーシャ母「ア、アーシャを娶ってくださるということは、当然私達の地位も……」
アベル「下らん。我はアーシャを奪うと言ったのだぞ?」
アベル「今後、アーシャにはこの家との縁を断ち、我のものとして生きて貰う。そういうことだ」
アベル「当然――貴様らの地位は保証しかねるな」
アーシャ父「わ、我々はこの帝国では有数の貴族なのですよ!?」アセアセ
アベル「帝国では、な。そして言わせて貰うが……」
アベル「我ら皇族も付き合う人間は選ぶ。貴様達もその考えでここまでやってきたのだろう?」
アベル「我はアーシャ個人に価値を見出し、貴様達は不要と判断した。それだけのことだ」
アベル「ではな……行くぞ、アーシャ」スタスタ
アーシャ「はい」スタスタ
アーシャ「……」クルリ
アーシャ「父上、母上……そして姉上」
アーシャ「今まで、お世話になりました」ペコリ
アーシャ「――さようなら」
アーシャ父「あ、あぁ……!」ガクリ…
アーシャ母「こ、こんなことって……!」ガクリ…
シャナ「」ピクピク…
アベル「……」
アベル「ああ、そうだ。最後にもう一つ」
アーシャ両親「「!?」」ビックゥ!
アベル「我に見限られたからといって、そこまで悲観する必要もないだろう」
アーシャ父「……はい?」
- 128 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/15(水) 23:45:45.01 ID:+iHRaPm50
- アベル「我が選ばなかったというだけで、兄がシャナを選ぶこともあるだろう?」
アーシャ母「!!」
アベル「そうすれば、我のものとなる以上の栄誉は約束される」
アーシャ父「お、おぉ……」
アーシャ父「そうだ、そうであった! アーシャなどおらずとも、我が家の未来は既に決まっていたではないか!」
アーシャ母「そう、そうです! あなた、シャナの怪我が治ったらすぐにでもアドルラン皇子と!」
アーシャ父「ああ、私としたことが、なんてつまらないことで取り乱してしまったのだろう……」
アーシャ父「やれやれ……では、第三皇子殿? その武力しか取り柄の無いハズレの娘でよければどうぞどうぞ」
アーシャ母「私達は、第一皇子のアドルラン様と共に更なる地位を手に入れるのです……」
アーシャ母「その際には、あなたがアーシャの狼藉を咎めなかったこと……しっかり報告させていただきますからね?」
アーシャ母「あなたが奪い取れるのは、アーシャだけ。この家も地位も奪えないし、もう跨がせません」
アーシャ母「どうぞ、お早いお引き取りを?」フフ…
アベル「ああ、そうさせて貰おう」
アベル「――この家は、第一皇子に自惚れた女を嫁がせようとしたと、父上に報告しなければならないからな」
アーシャ両親「「」」
- 129 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/15(水) 23:46:13.36 ID:+iHRaPm50
- アーシャ父「ま、まままま、待ってくださいアベル皇子――」
アベル「いやはや、これは怖い。父上は次期皇帝アドルランの妻、つまりは未来の皇妃には大きな期待を寄せていたからな」
アーシャ「ええ。築いた帝国がこの後どうなるか、それを決めかねないですからね」
アベル「当然、父上の思想は理解しているだろう?」
アベル「そう、我など足下にも及ばない超実力主義。己が力で全てを切り拓く、圧倒的な力の信奉者」
アベル「そんな父が、もし兄に力無き娘を推薦していることが知れたら……」
アーシャ父「し、知れたら……?」
アベル「――まず、父上本人が直接シャナの実力をはかるために、戦いを挑んでくるだろうな」
シャナ「」ビクンビクン!
アーシャ「まぁ、大変ですね姉上。ギルバート様は文字通り、竜すら一捻りにしてしまうお方……」
アベル「アーシャ相手にあれでは、もはやどんな状態になってしまうかはとても言えないな……」
アーシャ母「」ブクブク…
アベル「そしてシャナを消せば、ますまず父上の怒りは燃え盛ることだろうな」
アーシャ「決闘に臨んだら、不完全燃焼。当然、残った力は別の方向に向かいますよね。そうなると……」
アベル「――怒りのあまり、この家を父上自らが解体するだろうな」
アーシャ「ああ、怖い!」
アーシャ父「」
アーシャ父「」
アベル「話は終わりだ。我は大人しく、アーシャだけを頂いて帰るとしよう」スタスタ
アーシャ父「」
アーシャ母「」
シャナ「」
……
――
- 130 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/15(水) 23:46:46.06 ID:+iHRaPm50
- ――
……
アーシャ父「あああぁぁぁ……!」ガタガタ!
アーシャ母「一体、一体どうすればいいのぉ……!?」ブルブル!
シャナ「」コヒューコヒュー…
アーシャ父「シャナを皇妃にしなければ、我が家の栄光の道が……」
アーシャ母「でも、このままだとシャナは……どうなってしまうの!?」
アーシャ父「わからん、わからんが……」
シャナ「」ズタボロ
アーシャ父「少なくとも、これがマシに思えてくる程の酷い目に遭わされてしまうかもしれない……!」
アーシャ父「何しろ、あのギルバート様なのだ……!」
アーシャ母「これより酷いって、もうそれは殺されるっていうことですよ……!?」
アーシャ父「ああ、どうすればいいんだ!」
アーシャ父「このまま帝国で地位を維持したい! しかしこのままでは何もかもを喪ってしまう!」グルグル!
アーシャ母「……」
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 23:47:30.26 ID:CZYPpK6u0
- あ
- 132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 23:52:22.82 ID:TKCW+SwmO
- アーシャさんは帰ったら心行くまでペット扱いでのプレイを所望しそう
- 133 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/15(水) 23:58:27.21 ID:+iHRaPm50
- アーシャ家、その後どうする?
01〜45:聖国、聖国に亡命しましょう!
46〜90:王国、王国なら新しい貴族との繋がりも……!
91〜00:いや、流石にギルバート様もそこまではしないでしょう?大丈夫ですよ
コンマ26
01〜45:聖国、聖国に亡命しましょう!
――
アーシャ母「もう、帝国にはいられません……」ブルブル
アーシャ母「どれだけお金と地位があっても、この国ではやはり力が無いと、狩られてしまう……!」
アーシャ母「そうです……聖国、聖国に逃げるのです……!」
アーシャ父「そ、そうか! 聖国も今では王国と帝国とも関係を持っていると聞く……!」
アーシャ父「見ず知らずの帝国貴族でも、疑われもせず穏やかな暮らしが手に入るではないか……!」
アーシャ母「優雅な暮らしから遠のいてしまうのは辛いけれど……」
アーシャ母「大切なのは、生きることです……」ガクリ…
アーシャ父「……」
アーシャ父「いや、まだあきらめるのははやいぞ!」
アーシャ母「え?」
アーシャ父「確か、今の聖国は二人の代表、兄妹が国を治めていると聞いたが……」
アーシャ父「兄の方は器量のいい――独り身だと聞いたことがある」
アーシャ父「この兄に、シャナを近づけるのだ! そうすれば……!」
アーシャ母「――シャナは聖王妃として、絶対的な地位を得られる!?」
アーシャ父「その通り! そして聖王家の影響力が大きい聖国なら、我々の権力も今以上に……!」グッ!
アーシャ父「それに聖国ならシャナの怪我も治せる。これぞまさに神の導きではないか!?」
アーシャ父「こうしてはおられん! すぐに聖国に発つ準備をしなくては!」バタバタ!
アーシャ母「ええ! ほら、シャナ! 辛いでしょうけど頑張って! あなたの輝かしい未来も待っているんですよ!?」
シャナ「」ズルズル…
……
――
- 134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:00:18.91 ID:EFl+kjMGO
- いっそ清々しいまでに腐ってやがる……
- 135 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/16(木) 00:01:20.23 ID:iKOhy9680
- ――
……
アベル「……よかったのか、アーシャ?」
アーシャ「ええ」
アベル「父上に報告する気もないし、仮にしたところで興味も持たず、捨て置けの言葉で片されるかもしれないが……」
アベル「あの一族は、今後どうするつもりだ?」
アーシャ「あれだけ脅せば……そうですね、まだ欲にしがみついたまま聖国辺りに逃げ出すんじゃないでしょうか?」
アーシャ「あ、今度念の為、アルフさんに姉を警戒するように伝えておかないと」
アベル「さ、流石に連中の性格をよく理解しているんだな……」
アーシャ「ふふ、悲しいことに血は繋がっていますからね」
アーシャ「……」
アーシャ「ごめんなさいアベル。折角の日の最後なのに、私の我儘にあなたを巻き込んでしまって……」
アベル「いや、俺は別に……」
アベル「……アーシャが、家の事を俺に語らなかった理由は、よくわかったよ」
アベル「しかしやはり……」
アーシャ「――私が帰るべき場所は、あなたやみんながいるあの城塞だけです」
アーシャ「昔の私は弱くて……あの子達の事も、助けてあげられなかった」
アーシャ「喪うのが怖くて、いつの頃からか、ただ両親の命に従うだけの人形になっていたんです」
アーシャ「そうあることを望まれた、作られた名家の娘……」
アーシャ「でも、あなたは……家柄なんて気にせず『アーシャ』を見てくれた」
アーシャ「たとえどんな苦境に立たされても、絶対に折れない。そんな強い意志を感じさせてくれたあの瞳」
アーシャ「私や家が愚かなのだということを教えてくれたあなたに、私は焦がれて。そして……」
トン…
アーシャ「今、ここにいます……///」
アーシャ「名家の娘じゃない。ただのアーシャとして、ここに……///」
アベル「……」ギュ…
アベル「……アーシャはアーシャだよ。昔も、今も変わらない。手放すものか」
アーシャ「……ありがとう、アベル」
アーシャ「あなたはいつも、私を照らしてくれる……」
- 136 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/16(木) 00:03:09.48 ID:iKOhy9680
- アーシャ「さっきも、あなたが止めてくれなければ……私は姉を突き刺していたと思います」
アベル「俺としては、別にそれでも構わなかったのだがな」
アベル「……あんな者でも、君の肉親だからな」
アーシャ「もう、それなら最初から予定外のことをしないで貰える?」
アーシャ「突然実力を見せろだなんて、私への殺意を隠せていない姉なら、決闘を選ぶとわかっていた筈でしょう?」
アベル「俺も、想像を上回る状況にかなり苛立っていたからな……」
アベル「すこし、俺の私情も入り過ぎたか。すまなかった」
アーシャ「いえ、それは私も。あなたの立会いのもと、あの子達の苦しみの一部でも刻み付けてやるって……」
アーシャ「我ながら、頭に血がのぼりすぎました」フゥ…
アーシャ「やっぱり、あそこは堪えて本来の策で行くべきだったのではないでしょうか?」
アベル「しかしなアーシャ、本来の策って……」
ペット首輪「……」ズギャアアァァン!
ペットリード「……」ジャジャーン!
アベル「……これを君につけて四つん這いにさせるって……効果があったか甚だ疑問だぞ……?」
- 137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:06:38.24 ID:q/gEYGDvO
- まぁ聖国にはマークス神父がいるし、あの人なら数年〜十年ぐらいの説法(筋肉)で改心させることも出来るんじゃないかなっていう謎の安心感がある
あとアーシャまでドピンク組に片足突っ込んでないこれ?
- 138 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/16(木) 00:07:13.16 ID:iKOhy9680
- アーシャ「ぜ、絶対に効果はあったと思いますよ?」
アーシャ「我のものにすると言ったな! それはこういうことだ! 見ろ、お前の娘は者ではなく物なのだ!」
アーシャ「お前達も、この家畜と同じように調教されたいか! ……とかアベルがちゃんと言ってくれれば」
アベル「……俺は確実に危険人物として見られるだろうな」
アーシャ「私もですね」
アーシャ「でも、向こうからしたら関わり合うとろくなことにならない。つまり縁を切ってしまおうと判断される筈です」
アーシャ「姉も、いくらか鬱憤は減ったでしょうしね」
アベル「まあ、今となっては済んでしまったことだが……」
アベル「……」
アベル「ところでアーシャ?」
アーシャ「はい?」
アベル「アーシャの家に向かって、これを機に縁を切ると決めたのは数時間前の王国でだ」
アベル「――なんでその時から、首輪などをバッグの中に入れていたんだ?」
アーシャ「……///」
アベル「そ、そんな顔をしても答えにはなっていないぞアーシャ!?」
アーシャ「アベルは……ありのままの私を受け入れてくれるのですよね……?///」
アベル「あ、ああ! それは勿論……」
アーシャ「……そういうことです///」
アベル「!?」
アーシャ「さ、すっかり遅くなってしまったわ。そろそろ帰りましょう?」
アーシャ「城塞に戻るまでがデートですよ。さ、繋いで貰えるかしら?」
アベル「こ、この首輪をか!?///」
アーシャ「も、もう!/// 違います、手ですよ! 手!///」
アベル「あ、そうだよな……すまないアーシャ///」ギュッ
アーシャ「……///」ギュ…
アーシャ(……ちょ、ちょっと考えちゃった///)
アーシャ(でも、手を繋ぐのも大好きだから、これでいいかな……♪)
アーシャ(アベル、こんな私ですけれど……)
アーシャ「これからも、一緒にいてくださいね?」スリスリ…
アベル「こちらこそ、これからもよろしくな。アーシャ」ナデナデ…
……
――
- 139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:10:28.56 ID:F205ig/YO
- 尻尾あったらタケコプターになってそう
- 140 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/16(木) 00:11:15.51 ID:iKOhy9680
- アーシャとの一日が済んだあたりで、今日はここまで
元々アーシャ家はよろしくない貴族の予定でしたが、シャナ設定+その後のコンマでえらいことになりましたね……
ですがぎりぎり踏みとどまれたので、アーシャも解放感は得られたことでしょう
さて、最後に次のデート相手を↓1〜3多数決コンマで先に決めておこうと思います
デート内容に関してはまた後日改めて自由安価募集致します
本日もありがとうございました!
- 141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:12:26.07 ID:F205ig/YO
- おつ
淫ピのシアさんで
- 142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:12:39.35 ID:cY5rAJzz0
- ティア
- 143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:13:02.58 ID:9pF2l5MDO
- 乙です
ティアで
- 144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:14:54.47 ID:EFl+kjMGO
- おつおつ
本来の作戦の場合のシャナ達の反応もちょっと気になるな……
次はペット流れでシアさんとか
- 145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 00:15:46.84 ID:q/gEYGDvO
- おつおつ
次はティアで決定として、とりあえず聖国に挨拶には行かないとな
あと何となく気になるのは、ティアの胸はキアラルート(突然変異)なのかフィーアルート(親からの血筋)なのか
- 146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 16:40:51.12 ID:4OtpyMaf0
- そういや今回アーシャもだけど、アベルがここまで露骨に相手に敵意向けるのも初めてか?両親への非難の言葉も演技じゃなくて素だろうし
ティアも不明だけど両親次第でまた波乱ありそう
- 147 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/16(木) 23:11:16.06 ID:iKOhy9680
- こんばんはー
次はティアとのデートですね。どうなるか……
それに伴う判定及び、デート内容の自由安価まで進めればと思います
- 148 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/16(木) 23:12:13.94 ID:iKOhy9680
- ――
……
【帝国・アベルの城塞】
アベル「すまん、少し遅くなったな」
アーシャ「すみません。私事でちょっと」
ロウル「おかえりなさい。どうでしたか、一日ゆったり過ごされて?」
アーシャ「ええ、ちょっと厄介な問題も片付いたし、充実した一日でしたね///」
アベル「そうだな」
アベル「しかし、明日こそは――」
エリス「それが……」
新人メイド「ど、どこからお掃除すればいいのー!?」ワタワタ
新人執事「お、おい。茶器の並べ方これであってるっけ!?」ワタワタ
エリス「鍛錬場は勿論、城塞内でもお仕事を全部持っていかれちゃって……」オロオロ
パトラ「身体が鈍ってしまいそうですけど、これは後進の研修。邪魔をするわけにもいきません」
ティア「でも、ただお部屋に籠ったままというのもいけないかなって……」アセアセ
シア「アベルさん達がおでかけしている間に、すご〜くいいことを思いついたんですよ〜?」
アベル「いいこと?」
シア「この状況下、私達もアベルさんもしばらく時間を持て余しちゃいますので〜……」
シア「日替わりで、私達がアベルさんとおでかけしてみようかな〜って!」パン!
アベル「ひ、日替わり……?」
ロウル「アーシャさんが今日のおでかけで満足されたみたいですし、悪くないと思いますよ?」
パトラ「ええ。団体行動は多かったですけど、アベルさんと二人でおでかけする機会というのは、あまりありませんからね」
エリス「もちろん、アベル様が受け入れ難いのであれば、大人しくお部屋に閉じ籠もります……」
アベル「うっ……」
ヒロインズ「「……」」ジー…
アベル「……」チラ
アーシャ「私だけ楽しい時間を満喫するわけにもいかないでしょう?」
アーシャ「アベル、覚悟を決めるべきですよ?」フフフ
アベル「……」ハァ…
アベル「わかった。ただ、あまり期待はしないでくれよ……?」
ヒロインズ「「やった!!!」」ピョン!
- 149 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/16(木) 23:12:46.65 ID:iKOhy9680
- アベル(確かに、誰かと個人個人でゆっくりとした時間は、取れてこなかったかもしれない……)
アベル(そして今日という日がある以上、アーシャだけを特別扱いするわけにも……)
アベル(ここは全員と出かけるべき。それはわかるが……)
アベル(……デートの知識など、俺にはほとんどないというのにどうしろと)ガクリ…
アベル(合間で、そういった本で勉強をした方がいいかもしれんな)
アベル(あとは、アーシャのように洒落た服の用意も必要か……?)ムムム…
ロウル「あんまり難しく考えなくていいんですよーアベルさん?」
ロウル「気分転換のちょっとしたお散歩ですよお散歩!」
アベル「しかしだな……」
アーシャ「ふふ、自信を持ってアベル。私は大満足ですよ?」ニコニコ
アベル「くぅ、期待値をあげないでくれアーシャ……!」
アベル「……少し、俺も計画を練ってくる」スタスタ
……
アーシャ「ふふふ、直球で伝えることにしたんですねみんな?」
シア「はい〜。アーシャさん、とっても嬉しそうだったので、乗っからせてもらいました〜」
ロウル「あくまでアベルさんとアーシャさんの個人的なデートですからね」
ロウル「余計な詮索はしませんけど、アーシャさんの表情を見れば上々だったのはよくわかります」
ロウル「これは、この後も期待できるかもしれませんね!」パタパタ!
- 150 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/16(木) 23:13:39.84 ID:iKOhy9680
- アーシャ「私もまた別の日に約束をしてもらったから、きっとみんなも何回でもおでかけはできる筈よ?」
エリス「な、何回もアベル様と二人っきりでおでかけ……」ゴクリ…
パトラ「しかし、今回は他の方々の協力もあってのまとまった空き時間です」
エリス「まずはみんなで一回ずつアベル様との時間を堪能してからですね」
パトラ「そうですね。マックスは何故だか、俺も新米だから仕事手伝ってくるって言って聞かなかったのですが……」
ロウル「一番大変な鍛錬場の再建を自ら選んだんですよね? そうなるとマックスさんはおでかけ難しそうですから……」
アーシャ「残った候補は、私以外のみんなですね」
エリス「……」ドキドキ
ロウル「……」ドキドキ
シア「……」ドキドキ
パトラ「……」ドキドキ
ティア「……」ドキドキ
シア「明日、アベルさんとおでかけするのは誰なのか……」
シア「またまた、このくじ引きで決めますよ〜!」サッ!
パトラ「さ、最終的には全員に巡ってくるとわかっていても、ドキドキしますね」
シア「それじゃあ、せーのでいきますよ〜?」
一同「「せーの……!」」シュッ!
ティア「……あ?」アタリ!
- 151 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/16(木) 23:14:56.48 ID:iKOhy9680
- シア「ティアさんが当たりくじですね〜」
ティア「わ、私!? 私なんかがアーシャさんの次なんて、大丈夫なんでしょうか……!?」ワタワタ
ティア「そ、それにいざアベル様と二人っきりだなんて……///」
アーシャ「大丈夫ですよティアちゃん。アベルはちゃんと、私達のことを見てくれていますから」
アーシャ「アベルが何をするかも今考えてくれているかもしれないけど……」
アーシャ「たまには、ティアちゃんから我儘を言ってみるのもいいじゃないかしら?」
ティア「私の、我儘……?」
アーシャ「ええ。実は私も、ちょっと我儘を言ってしまったの」
エリス「アーシャさんの我儘……想像もつきません……」
ロウル「そりゃあアベルさんも驚いたでしょうね……」
ロウル「まあ、ここにいる皆さんだとアベルさん、私以外の我儘はなんでも聞いてくれそうですけどねぇ」
シア「大丈夫、ロウルさんの我儘も聞いてくれますよ〜」ポヤポヤ
ロウル「う〜ん……私、普段が普段なもので///」
ロウル「とにかく、ティアさんの我儘は大丈夫でしょうし、今から考えとくのはありだと思いますよ?」
シア「勿論、無理に我儘を考える必要もないですよ〜?」
エリス「アベル様とただ歩くだけ……それだけでも、十分嬉しい時間ですものね」
アーシャ「ティアちゃんは、どこに行くのかしら……?」
パトラ「……」
パトラ「あの、ちょっとよろしいでしょうか?」
一同「「?」」
- 152 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/16(木) 23:16:07.19 ID:iKOhy9680
- パトラ「ふとした疑問なのですが……」
パトラ「確かに三国間の協定で、各国の出入りは自由になっています」
パトラ「ですがティアさん……私の記憶通りだと、最初に帝国に捕まってから聖国に戻っていませんよね?」
ティア「は、はい。どうしてもアベル様の隊に入りたくて……」
ティア「ヒバリさん達の根回しもあって、そのまま今に至ります……」
パトラ「やはり……」
パトラ「折角のアベルさんとのおでかけですから、明日すぐにというわけではないのですが」
パトラ「ご両親がご健在なら、無事である報せは出した方がいいと思いますよ?」
パトラ「私も人のことはあまり言えないのですが……///」
パトラ「それでも、王国騎士として戦場を駆けていた私と、教会のシスターであったあなたは立場が違いますからね」
パトラ「急に前線の衛生兵として送り出されたとあっては、不安も感じてしまうかなと……」
パトラ「……すみません。お節介でしたね」ペコリ
アーシャ「……でも、確かに家への報告は必要かもしれませんね」
アーシャ「手紙だけでも問題はないと思いますけど、何か区切りをつけたい思いがあるなら……」
ティア「あの、その……」
ティア「……」
特殊判定
↓1〜3コンマ二桁
- 153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:16:32.98 ID:hF8WRsaJ0
- あ
- 154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:16:44.77 ID:9pF2l5MDO
- はい
- 155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:17:22.31 ID:m4BKZUHMO
- おまたせ
- 156 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/04/16(木) 23:20:46.54 ID:iKOhy9680
- きゃあああぁぁぁぁ!?(白目射出)
これは流石に想定してなかったというかどうしようこれぇ!?(吐血)
- 157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:27:28.48 ID:GJYCK9Iz0
- どういう判定なのか気になるんですが……
- 158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:33:01.93 ID:HGJnweK6O
- 流石聖国だけあってコンマさんが絶好調だなぁ(白目)
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