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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その14

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591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:59:26.46 ID:DUTxJyxY0
乙です!
アベル暴走してたらどうなったんだ…ww
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 00:01:42.13 ID:hOVaqbHe0
>>591
それ。
解説だけでもないものか……
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 00:31:47.18 ID:ZqKy0FI4O
乙!
ウェディングドレス脱がせるとか背徳感半端ないと思うんだ
マックスもだけどこれまでのアベルも大概理性激強かくそ雑魚かの二極な気がする
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 19:04:34.73 ID:oTVueHeq0
落ち着いたドレスになってもシアはエロい雰囲気になってそう
夜レベルは普通の筈なのにどうしてこの人はこんなエロいのか
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 19:26:27.68 ID:f67zbMVA0
アベルの公衆の場における理性のオリハルコンっぷりよ
何か最後のエリスは反動で行く先々でエリス襲って結果世継ぎが……とか、あ、それはそれでありじゃね
596 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:24:37.53 ID:PmcD1BaG0
こんばんはー
おまけのコンマ結果にちょっと驚きつつ、少しだけ再開します

なおアベルが荒ぶっていた場合、追加判定を行い場合によってはこの服選びの試着室内での悪戯が起きていました
597 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:25:04.99 ID:PmcD1BaG0
アベル、落ち着いた色のドレスを発見

――


アベル「シアは普段が白い服だからな……」

アベル「そうなると、この辺りか?」


青色ドレス「……」テテーン

深緑ドレス「……」テテーン


アベル(普段着には向かないかもしれないが、落ち着いたいい色合いだ)



シア「……」ドキドキ…



アベル(……シアは土魔法の応用で樹木の魔法を使うからな)

アベル(そうなると、新緑を思わせるこちらがよりイメージに近いか?)

アベル(彼女の鮮やかな髪色も、まるで華のように見えそうだしな……)

アベル(シアの落ち着いた空気とも、きっと合う筈だ)

アベル「……」

アベル「シア、ちょっと来てくれ」テマネキ

シア「はい〜?」トテトテ

アベル「俺はあの服がシアに似合いそうだと思うんだが……」

シア「どれどれ〜?」



女教師服「……」ミニミニパッツパツ!




シア「さ、流石にあれは恥ずかしいですよ〜!///」

アベル「どこを見ているんだ!? こっちだこっち!」





598 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:26:18.30 ID:PmcD1BaG0
深緑ドレス「……」


シア「あ、こっちですね〜……///」アセアセ

シア「落ち着いていて、可愛い色合いです〜」

シア「聖国では白が基本ですので、落ち着いた色でも珍しいんですよ〜?」

シア「もっと言うと、髪色も白寄りの人が多いんです〜」

シア「聖王家の皆さんや、ティアさんがそうですね〜」

アベル「言われてみると確かにそうだな……」

シア「神様の光の魔力の加護があるのかもしれませんね〜」ポヤポヤ

アベル「なるほど……ん?」




シア「ん〜?」マッピンク



アベル「……そうなるとシアは別の神の加護が?」

シア「あ、あくまで白い人が多いだけで絶対じゃないですよ〜!?」ワタワタ

シア「マークス神父だって金色ですし、私の信仰心が足りないとかそんなことは〜!?」ワタワタ

アベル「はは、冗談だ」

アベル「俺はシアの明るい髪の色は好きだよ。それにシアの雰囲気にもあっている」

シア「えへへ……///」

アベル「だから、このドレスならシアも華のように見えるのではないかと思ってな」

シア「……///」

シア「ちょっとドキドキしますけど〜……」

シア「アベルさんが選んで下さった服、早速着てみますね〜!」サッ!




599 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:28:20.30 ID:PmcD1BaG0
……


店員「試着室はあちらになります」



アベル「俺はここで待っていよう」

店員「それでしたらお客様、お待ちの間にお客様に似合う服を……」

アベル「ありがたい申し出だが、今日のところは大丈夫だ」

アベル「今日は彼女の服を見に来たのだからな」




大量の荷物「……」




アベル「……それに、この荷物を抱えたまま店内をうろつくのは迷惑だろう」

アベル「ここで大人しく待っているよ」

シア「すぐに着替えますから、ちょっとだけ待っていてくださいね〜?」

アベル「ああ」




特殊判定
↓1〜2コンマ二桁





600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/05/25(月) 23:29:04.51 ID:hOVaqbHe0
3
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 23:29:58.39 ID:GAnYwrcp0
602 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:42:52.06 ID:PmcD1BaG0
試着室内ハプニング

1シア、一人で着れる?

51>25

※基準値を上回った為、一人で着れました


2アベルの選んだドレス、色はともかく露出具合は?

70>39(清楚に控えめ。少し見える肌色がまさに大人の女性を演出)

※基準値を下回った為、シアも煩悩を振り払います

――



【試着室】



深緑ドレス「……」


シア「……」シュルシュル…


パサ…


ファサ…



シア「……」ゴソゴソ…

シア「えへへ……///」


深緑シア「……おぉ、ぴったりですよ〜」

深緑シア「……」チラ…

鏡「……」

深緑シア「なんだか、自分が新鮮に映りますね〜」

深緑シア「自分で言うのも変ですけど、なんだか大人の女性な感じです〜!」ホクホク

深緑シア「落ち着いた色に、この品の良さ。パトラさんにも似合いそうですけど……」

深緑シア「……アベルさんが、私の為に……///」テレテレ

深緑シア「……」

深緑シア「…………」

深緑シア「……もっと淑女になれという、アベルさんの想いなのでしょうか〜?」

深緑シア「ああああぁぁぁぁ! だとしたらさっきのドレスを緩める行為なんて〜!///」

深緑シア「いやあああぁぁぁ! アベルさんに幻滅されちゃいます〜!?///」ゴロゴロ!






店員「……お連れ様、気分が高揚されているのでしょうか?」ヒソヒソ…

アベル「……」アタマオサエ

店員「あと今アベルと聞こえましたけど、まさかアベル皇子……」

アベル「ハハ、ヨクマチガエラレルンダ」

店員「は、はぁ……」


……



603 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:50:54.26 ID:PmcD1BaG0
――


……



シャ!



深緑シア「ど、どうでしょうか〜?///」



店員「おぉ……」

アベル「ああ、よく似合っているぞシア」

シア「よ、よかったです〜///」

アベル「……だがなシア」

シア「はい?」

アベル「試着室内では静かにしような……?」

シア「〜〜〜っ!? 声に出ていましたかぁ!?」

アベル「あぁ……」

店員「ご安心ください。あのくらいならばまだ許容範囲ですので!」

シア「あううぅぅぅぅ!?///」カアアァァ!



シア(は、恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいです〜!?)

シア(やっぱりアベルさんは、このドレスのように……)

シア(私に慎ましく野に咲く花のようになれと仰りたいのですね〜!?)

シア「……///」プシュー…



アベル「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁




604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 23:51:41.88 ID:f67zbMVA0
更に判定か
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 23:52:37.89 ID:f67zbMVA0
そろそろ反動くるとは思ってた(汗)
606 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/25(月) 23:53:06.35 ID:PmcD1BaG0
……すげえなアベル(白目)
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 23:53:40.51 ID:3HeFw0ni0
お、ゾロ目だ!
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 23:54:47.15 ID:hOVaqbHe0
こういうときでいい目を出す主人公
609 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 00:03:55.17 ID:3DovDEa30
普段と違うシアの淑女ドレス、どう?

アベルの反応

コンマ88

 8 8 


偶数ゾロ目: こ の 華 は 俺 だ け の も の


※ロウルに続き、普段と違う格好のシアにときめいた模様

※兄アドルランの性癖が確実に伝染しているとしか思えません(白目)

――



アベル「……」ゴクリ

アベル「……」スッ…

シア「ひゃわっ!?///」


アベル「俺は今の落ち着いたシアも、夜に乱れるシアも、両方が好きだ……」ボソリ…

シア「〜〜〜〜っ!?///」ボッ!

アベル「どちらも、シアだ。無理に変わろうなどと、考える必要はない……」ボソリ…

シア「……!」ゾクソク!

アベル「俺の見立て通り、まさに華のような美しさだが……」ボソリ…








アベル「――この華を手折っていいのは、俺だけだ……」






シア「〜〜〜〜〜〜っ!!!///」ビクンビクン!


店員「お客様ぁ!?」



シア(アベルさんの声で、私の耳が孕んでしまいそうです〜……!///)ゾクゾク!




……


――
610 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 00:08:52.31 ID:3DovDEa30
えー、途中ですが今日はここまで……
エリスのウエディングドレス(偶数ゾロ目)ロウルの巫女服(偶数ゾロ目)シアの淑女ドレス(偶数ゾロ目)
ここまで来ると、アベルもアドルラン同様にイメチェンした子に対する耐性が皆無なのかもしれません(白目)

さて、まだ帰還後の判定も残ってはいるのですが、先に次のデート相手を↓1〜3多数決コンマで先に決めておこうと思います
残るはパトラとエリスとなります

本日もありがとうございました!
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 00:10:00.78 ID:pwT9ojJ70

やっぱり最後はエリスにしたいからパトラ
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 00:10:27.88 ID:1S2JEQkcO

パトラさんで
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 00:12:51.15 ID:NdXlsxExO
おつおつ
耳が孕むってシアさんもかなり危ない発言ですよ!
次はパトラさんで。アベルの反応見る限りパトラさんも服選びした方がいいのかな?
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 00:16:23.66 ID:1t0hj0TW0
乙です!
やっぱり最後はエリスか
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 00:36:01.22 ID:2JEOWXZK0
パトラさん多数決で影響無いとはいえ偶数ゾロ出してるし……

格好はシアさんが着られなかったスーツも合いそうだけど個人的には自衛官ルックとかも似合いそうやなあ
616 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:17:48.81 ID:3DovDEa30
こんばんはー
次はパトラ、最後がエリスですね。
今回はシアの暴走こそありませんでしたが、残る二人もプロットクラッシャーなのでドキドキですね……
それではおまけを含めたシアデートを最後まで行ければと思います
617 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:18:30.40 ID:3DovDEa30
――

……


店員「あ、ありがとうございましたー……」



シア「〜〜〜〜///」マッカ!

アベル「いい店だった。また来させてもらうとしよう」

シア「……」チラ…

アベル「ん、どうしたシア?」

シア「ア、アベルさん……さっきの〜……///」

アベル「……本心だ。本当に、よく似合っているぞ///」

シア「あ、ありがとうございます〜……///」

シア「……」ギュ…

シア「このドレス、大切に大切にしますからね〜?」

アベル「それはありがたいが、折角買ったんだ。着てくれた方が嬉しいな」

シア「も、勿論着ますよ〜!?」アセアセ

シア「でも、普段着とかではなくて……大事な日に着たいと思います〜」

シア「その方が、長持ちもしそうですしね〜」

アベル「ロウルに頼めば、綺麗に修復してくれると思うぞ?」

シア「そ、それでもですよ〜」

シア(……さっきのアベルさんの囁き、本当に頭がくらくらしました〜……)

シア(多分、もうこの服を見るだけで思い出しちゃいますよ〜?)

シア(そしてそこからアベルさんの……っ///!?)

シア「と、とにかく大切で特別だから、大事に着るんです〜!///」ワタワタ

アベル「そ、そうか」

アベル「まぁ確かに、シアがずっとその格好では良からぬ虫も吸い寄せられるか……」ボソ…

シア「〜〜〜っ!?///」ボッ!

シア「さ、さあそろそろ帰りましょうアベルさん〜!」アセアセ

アベル「ん、もう少し大丈夫だがいいのか?」

シア「もう十分に満足ですよ〜!」

シア「……だから、最後は」


ギュ…


シア「……前みたいに、こうして手を繋いでゆっくりと帰りたいな〜///」

アベル「ふふ、それならお安い御用だ」ギュ!

シア「……///」


シア(アベルさんの声も、手も……みんな、大好きですよ〜……///)



……


――
618 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:20:59.31 ID:3DovDEa30
――

……


【帝国・アベルの城塞】


シア「遅くなっちゃいましたね〜」

アベル「ああ。だがこのくらいは大丈夫だろう?」

シア(本当は、王国の甘味を一杯食べて覚えて……)

シア(アベルさんに作ったりとかしたかったんですけどね〜)

シア(でも今度からお茶会が開かれるわけですから、その時でもいいかな〜?)



ロウル「あ、アベルさんにシアさん。お帰りなさい!」パタパタ!



アベル「ああ、ただいまロウル」

ロウル「お、シアさんも新しい服を? 優しい色合いでとってもお似合いですよ!」

シア「ありがとうございます〜///」

ロウル「ん……?」クンクン

ロウル「面白い、王国のドレスは甘くていい香りがするんですねぇ」

シア「あ、それはドレスじゃなくてですね〜?」ゴソゴソ


焼き菓子袋「……」トン


シア「こっちの匂いだと思いますよ〜?」ニコニコ

ロウル「ふおぉ……!? な、なんですかこのいい匂い!?」ゴクリ…

ロウル「この匂いは間違いなく王国の最高級素材使ってますよね!?」ブンブンパタパタ!

アベル「ははは、落ち着けロウル」

ロウル「いやいや、まさかこんな高級なお土産……」チラ…

シア「?」

ロウル「……わ、私が食べてもいいんですよね?」チラチラ!

シア「勿論ですよ〜! 他にもありますからね〜」ジャーン!

シア「城塞のみんなに配れる量はありますよ〜」

ロウル「っ!? こ、これは凄い……」

ロウル「でもシアさん? この量だと相当なお金が吹っ飛んでいますよね……?」オソルオソル…

シア「なんと無料です〜♪」

ロウル「な、なんですってえええぇぇぇぇぇぇ!?」

ロウル「ちょ、ちょっと私も今から王国に飛んできます!?」ダッ!

アベル「待て待てロウル。実はだな……」


……


――
619 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:24:16.66 ID:3DovDEa30
――


【城塞・食堂】



アベル隊一同「「シアさんが大食い大会で優勝したぁっ!?」」ガターン!



アベル(当然、驚くよなぁ……)

アーシャ「シアさんがお洒落なドレスを着ていることが霞んでしまう衝撃的な話ですね……」

一同「「うんうん……」」

アーシャ「あ、明日からの食費大丈夫かしら……!?」ドキドキ

ロウル「わ、私はまたその辺のカラスを適当に捕まえて食べるようにしますっ!」グッ!

エリス「私はその辺の草や木の根っこを!」グッ!

シア「ま、待ってください〜!///」アセアセ

シア「大食い大会じゃなくて、甘味大食い大会ですからね〜!?///」アセアセ

ロウル「いや、同じですって!」

アーシャ「むしろ甘味の方が、お腹には来るんじゃないかしら……?」

ティア「わ、私には真似できません。そんな恐ろしいこと……」ブルブル

ティア(シアさんはスタイルがいいけど、私がやったらお腹までだらしなくなっちゃう……///)

エリス「お腹一杯になるまで無料でご飯を食べられる……な、なんて素晴らしいのでしょう!」

パトラ「その分を、恵まれていない民に回せと言いたくもあるのですが……」

パトラ「王国経済のことも考えると、これはこれで成功しているのでしょうか?」

アベル「一応参加は誰でも出来て、参加賞は全員配布だったな」

アベル「俺もシア程では無いが、こうして貰えている」ドサ

パトラ「そうでしたか。しかし昨日段階で王国甘味に興味津々だったシアさんはともかく……」

ロウル「まさか、アベルさんまで参加するとは驚きですよ」ニヤニヤ

アベル「お、王国の文化を知るためだ。他意は無いぞ?」アセアセ

アーシャ(ふふ、シアさんと同じ甘いものを食べたかったのでしょうアベル?)クスクス

エリス「見たことも無いお菓子が沢山……」キラキラ

エリス「これは是非、今後の参考にしたいですね!」

ティア「わ、私も、少しだけ食べてみたいかも……///」

アーシャ「そうね。これだけあるし、シアさんとアベルの厚意に甘えて後でみんなで食べましょうか?」

シア「ちょっと遅いけど、お茶会の時間ですよ〜!」ワーイ!


……


――
620 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:25:38.94 ID:3DovDEa30
――

……


紅茶「……」トポトポ…


エリス「アベル様、紅茶のおかわりをどうぞ」

アベル「ああ、ありがとうエリス」

ロウル「いやぁ、王国のお菓子って本当に面白いです……」サクサク

アーシャ「見た目も味も、全然違うんですね」モグモグ

パトラ「良くも悪くも、王国の文化なのです。王国ほど食に対して貪欲な国はないと思いますよ?」

パトラ「しかし、まさかバナナをそれだけ無料で食べれるとは……!」

パトラ「少しだけ、私も参加したかったかなという思いがありますよ」ウズウズ…

ティア「バナナ……」ゴクリ…

アベル「まあ、あの試合はまだ常識内だったとは思うが……」

シア「確かに、次のプリンに各地のお菓子連続責めとかは大変でしたね〜」

シア「――でもやっぱり、一番大変だったのは最後の試合ですね〜」

シア「まさかウエディングドレスを着てウエディングケーキを食べるなんて、夢にも思いませんでしたよ〜」

シア「あ、合わせて着替えたアベルさんも格好良かったですね〜///」




一同「「!!??」」ガタ!



シア「お菓子もですけど、今日は本当に貴重な経験ばかりできて満足――」


シアサン! ソノハナシモットクワシク!

キャー!?

ワーワー!



エリス「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 23:27:48.80 ID:j6mwm9+M0
622 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:42:26.69 ID:3DovDEa30
まさかの花婿アベル先取りシア、エリスの忍耐力は?


80(シアさん、本当にいい体験ができましたね!)>25

※基準値を超えたため、嫉妬せず

※非常に高い値、全く気にしていないようです

――


エリス「シアさんシアさん、花婿のアベル様と一緒に歩かれたのですか?」

シア「!!」ピク!

シア「は、はい〜。階段を降りて、ちょっとの距離でしたけれど〜……」ビクビク…

エリス「いいなぁ……」

エリス「きっとアベル様もシアさんも綺麗で……///」

シア「……エリスさん〜?」

エリス「はい?」

シア「その、私も驚きましたけど、怒ったりとかは〜……」

エリス「え、どうしてです?」キョトン

シア「……」

シア(お、怒られなくて助かった反面、いいんですかエリスさん〜!?)

シア(それに私、あなたを差し置いてこんないいドレスまで〜!?)

エリス「シアさんがアベル様と素晴らしい一日を過ごせたなら、私も嬉しいです!」キラキラ!

シア「ふぐぅ! 謎の痛みが〜!?」

エリス「シアさん!?」ビク!

ティア「食べ過ぎでお腹痛めたんですかシアさん!?」

シア「へ、平気ですよ〜?」アセアセ

アーシャ「それならいいんですけど……あ、花婿ということはアベルは白い服だったのかしら?」

ロウル「あ、貴重な光景を見損ねました!?」ガーン!

パトラ「アベルさんの白い正装……確かに気になりますね」


モットキカセテー!

キャー!?


エリス「アベル様の正装は、ご立派だったろうなぁ……///」

エリス「私もアベル様に相応しくなれるよう、もっと頑張らないと……!」グッ!


……

――
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 23:44:04.99 ID:IQxixlyBO
一緒に婚約指輪買ってもらった仲やんなこの二人は
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/26(火) 23:46:29.05 ID:hx2GDuWbO
エリスの懐の広さよ
もしエリスが嫉妬深かったら今頃アベルどうなってたんかな
625 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:52:33.17 ID:3DovDEa30
――

……



シア「ふぅ」

シア「皆さんにあんな質問責めされるなんて〜……」

シア「エリスさんが気にした様子でなかったのはよかったですけど〜……」



ムニ!



シア「ま、まさか私のお腹まで触られるとは思いませんでしたよ〜///」

シア「ほとんどロウルさんとティアさんだった気がします……」

シア「た、確かに沢山食べれたな〜て思いますけど……!」

シア「あ、あんなに美味しかったんだもん……!」

シア「皆さんだって、きっとあの場にいけば私を同じくらいは食べていた筈です〜!」

シア「決して私が突きぬけているとか……」

シア「この城塞の家計に大打撃を与えるとか……」

シア「そ、そんなことはないですよね〜……?」

シア「……」

シア「…………」ダラダラ

シア「だ、大丈夫、大丈夫……」

シア「なんだか嫌な汗が流れている気がしますけど……」

シア「ちょっとゆっくりお風呂に入って落ち着いたほうがいいですね〜」トテトテ


……

――
626 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:53:04.81 ID:3DovDEa30
――

特殊判定結果(>>590

生きとし生ける者の悩み、美味しい食事の後の絶望

コンマ二桁目:避けられない増量

偶数:お腹と二の腕の弛みがぁ!?
奇数:養分は頭では無く胸が吸う

コンマ3

奇数:養分は頭では無く胸が吸う

コンマ一桁目:どれだけ増えた?(コンマ1/2Kg増量)
被害小←1〜0→被害大

コンマ0(最大値)

コンマ30

※シアの『胸』のポイントが『5』上がった!(80→85)

※激太り回避!



――


【城塞・浴場】


シア「ふぅ〜……」ユッタリ…

シア「お風呂は落ち着きます〜……」

シア「でも、今日は本当に楽しかったなぁ……」

シア「甘いものを沢山食べて、アベルさんと一緒に王国をまわって、素敵なドレスまで……///」

シア「……」チラ…


シア腹「……」スベスベ


シア「ふ、太ってないですよね〜……?///」

シア「昔から神様のおかげか一杯食べても太るということはなかったですけど〜」

シア「流石に今日は人生で一番食べたと思いますし、やっぱりちょっと怖いかも……」



シア胸「……」プカァ…


シア「……」

シア「…………」

シア「……こ、心なしか大きくなっているような……?」ドキドキ…

シア「なんだかウエディングドレスも下着もきつかった気がしますし、まさか〜……」

シア「……///」ザプン!



……

――
627 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:55:56.86 ID:3DovDEa30
――


ロウル「うーん、シアさんにはお風呂に逃げられましたか……」

ロウル「まあシアさんも楽しんだ分お疲れでしょうし、これ以上の追及はやめておきましょうか」

アーシャ「そうですね。ちょっと、王国の行事に色々と期待が膨らんでしまうけれど」ワクワク

パトラ「いいものばかりでもありませんよ? 陛下ならば、悪しき文化はどんどん消していくとは思いますけどね」

パトラ「どうあれシアさんが王国での一日を楽しんでくれたのならば何よりです」

アーシャ「優勝の件が衝撃過ぎましたけど、あのドレスもいいものでしたね」

ロウル「アベルさん、これまで興味を持っていなかっただけで意外と服を選ぶ才能があるんですかねぇ?」

エリス「……///」

アーシャ「ふふ、私も今度アベルに選んで貰おうかしら?」

アーシャ「でも今はその時ではない。いよいよ、残るは二人ですよ?」

ティア「シ、シアさんがいないので今日は私がご用意いたしました……!」

ティア「二本だけですけど、どうぞ!」サッ!



パトラ「く……」ゴクリ…

エリス「っ……」ゴクリ…




二人「「せーの……っ!」」シュッ!




パトラ「うっ!?」アタリ!

エリス「パトラさんがあたり……私は最後ということですね」ハズレ


628 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/26(火) 23:59:49.63 ID:3DovDEa30
パトラ「くぅ、覚悟はしていましたがとうとう私の番がやってきましたか……」

エリス「……パトラさん、アベル様とのおでかけはお嫌いですか?」ショボン…

パトラ「いえ、そんなことは! ……ただ、不安は拭えないのです」

パトラ「私は誇りある貴族として、そして王国の騎士として……」

パトラ「恥じぬ生き方を、心がけてきたつもりです」

パトラ「ですが、世の中は広いものです」

パトラ「このアベルさんの隊だけでも、皆さんは私にはないものを沢山持っています」

パトラ「……ひたすらに貴族であり騎士であり、そればかりを優先してきた私は面白みのない女でしょう」

アーシャ「パトラさん、そんなことはありませんよ?」

パトラ「……った」ボソリ…

アーシャ「え?」




パトラ「――私が明確に皆さんより勝っているのは、年齢です!」

パトラ(23)「アベルさん(22)よりも、お姉さんなんですっ!!!」

パトラ(23)「だから、その貴重な勝ちを有意義に使おうと……!」

パトラ(23)「お、大人のお姉さんとしてアベルさん(22)をデートでも余裕を持って引っ張って行きたかったんですよっ!」

パトラ(23)「……でも結局、今になるまで何も思い浮かばなかったんですよ〜!」ウワアァァン!


ロウル(18)「……パトラさんも大概負けず嫌いですよねぇ」

アーシャ(22)「大人のお姉さん……ではありますけど、アベルとそこまで離れてもいないですよ?」

ティア(16)「わ、私にはパトラさんはまさに憧れのお姉さんですよ……!」

エリス(16)「私もです! 騎士として貴族として、人として。見習いたいところが沢山あります!」

パトラ(23)「ありがとうございます……」ゴシゴシ…

パトラ(23)「ああ、でも本当にどうしようかしら……?」


……


――
629 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 00:06:23.46 ID:qVazBZHQ0
パトラ導入まで進んだ辺りで今日はここまで
シアは絶望することなく、エリスも嫉妬することなく……平和だ
パトラも慌てこそすれ平和なデートができるでしょう
ということで↓1からパトラのデート内容などを募集します

本日もありがとうございました!
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 00:22:42.87 ID:XyeMXn+WO
お姉さんぶろうとして空回りするのが何となくアベルに対してはそれっぽいかも
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 00:26:08.16 ID:MR07Rl7E0
胸が五cm大きくなったのはかなりすごいことなのでは?
今後も胸に行くとしたらいつか超巨乳タイプになりそうだぞ…シア
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 00:32:26.33 ID:K1VzcUHx0
乙です!
なんか普通に歩くだけでも良さそう
あとは流れに乗って服買うとか?
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 05:09:00.82 ID:OgOteTrq0
おつです
まあ要所要所でゾロ目やらスナイパーコンマやらが出てるとはいえ確かに平和ですね
デート内容は…一緒に馬で早駆けとかどうでしょう
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 09:58:24.52 ID:aS7tobst0
パトラさん真面目だし本人がデートのつもりでもいつの間にかいつもの仕事になってたり、途中子供に出会ったらついそっちのお世話に回ったりしてそうなイメージ
お姉さんぶろうとして空回り、今日は私がアベルさんに愛情料理を作りますとかもいいかも
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 10:10:44.90 ID:jj9pdhV+O
こうして改めて年齢見ると最年少組は揃って恐ろしいスキル持ちなんだな……
エリス:ヒロイン最強(戦闘力的な意味で)
ティア:ヒロイン最強(夜的な意味で)かつ最胸
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 20:45:48.27 ID:uso9iLkh0
大人デートの鉄板なら、街を一望できるレストランで優雅なディナーとかかな
パトラならお酒飲んでも大丈夫だし
637 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:17:06.55 ID:qVazBZHQ0
こんばんはー
見たところパトラデートは内容が混ぜ込みにくい(歩くor馬、料理orディナー)のため、
途中途中でコンマ判定を行いルートを決めて行きたいと思います
それではほんの少しだけ再開です

>>831
すみません、5cmも大きくなってないです。80→85は大体の目安表現です(キアラが87なので、ちょっと下回る程度です)
偶数で体重増加だったらそのまま5kg増加してましたけど
638 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:18:38.96 ID:qVazBZHQ0
――




……翌日




ロウル「……結局パトラさん、悩み続けてましたねぇ」

ティア「それもかなり夜遅くまで、大丈夫でしょうか……?」

シア「私がお風呂に行っている間に大変だったんですね〜」ポヤポヤ

アーシャ「パトラさんなら、悩みつつもそつなくこなしてくれそうですけどね」

エリス「アベル様もきっとパトラさんの想いを察してくれますから大丈夫です!」


マックス「あ、皆さんおはようございます!」

キアラ「おはようございます」


ロウル「おや、お二人とも。おはようございます」

マックス「えーっと、この感じだと……今日はアベル皇子とパトラ将軍がおでかけですかね?」

ティア「はい。……マックスさんは、キアラ様と?」

キアラ「ちょっと、足りないものを補充するために帝都まで」

マックス「俺は護衛です!」

ロウル「いやぁ、マックスさんも成長したもんですねぇ……」

エリス「はい。初めてお会いした時よりも、ずっと強くなられたと思います!」

マックス「そりゃこの城塞の異様な鍛錬に、あの怒涛の戦いがあればねぇ……」トオイメ

マックス「でもやっぱり、パトラ将軍も一緒にいたってのは大きいと思いますよ」

マックス「あの人は本当に真面目で真っ直ぐで、俺の憧れの騎士ですからね」

マックス「将軍が毎日頑張っているのに、部下の俺が怠けるわけにもいかないでしょう?」

ティア「わ、私ももっと鍛錬を……」プルプル…

シア「ティ、ティアさんはゆっくりでいいと思いますよ〜?」アセアセ

シア(私もいつの間にか慣れていましたけど、ティアさんの体力だと鍛錬中神様に導かれかねませんしね〜……)

マックス「ま、俺も強くなれたんだし、ティアちゃんもいつかは強くなれると思うよ」

マックス「……エリスちゃんとパトラ将軍を鍛錬相手にするのは止めた方がいいけど」

エリス「ひどいですっ!?」ガーン!

アーシャ「……残念だけど、同意しかありませんね」ポン

639 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:19:54.98 ID:qVazBZHQ0
ロウル「エリスさんもパトラさんも、鍛錬が全力ですからね」

シア「鍛錬用の人形があっという間に砕け散っちゃいますもんね〜……」

ティア「……」ブルブル…

マックス「あ、でも本気を出したキアラちゃんよりは大丈夫なのかな?」

マックス「ほら、今回ってうっかりキアラちゃんとフィーアちゃんが加減を間違えて鍛錬場壊しちゃったわけだし」

キアラ「マ、マックスさん……!///」アセアセ

アーシャ「ローズさんが魔道具を作った理由が、よくわかりますね」ウンウン

シア「あんな危ないものを投げて大丈夫なのは、聖王様とギルバートさんくらいですからね〜……」

マックス「スカーレット将軍も火がついたらしくてさ、また一から鍛え直しているって話ですよ?」

ロウル「王国の人の気質なんですかね? 周りに触発されて鍛錬を頑張るというのは」

エリス「確かにマックスさんもパトラさんも、それにクラウス様も当てはまりますね」

アーシャ「ふふ、お互いを意識しあって高める……素晴らしいものだと思いますよ?」

マックス「ですよね。やっぱり目標があると人って頑張れるんだなぁって常々思いますよ」

マックス「俺ももっともっと、色々なことを頑張って……胸を張れる男になりたいですね!」グッ!

キアラ「ふふふ……!」

マックス「王国騎士の誓いに恥じないよう、日々精進あるのみ!」

ロウル「お、パトラさんっぽいですね!」

マックス「へへ、この心構えを叩きこんでくれたのもパトラ将軍…………ん?」

一同「「?」」

マックス「……ついうっかり話し込んじゃったけどさ」





マックス「――パトラ将軍ってもう出発したのかな?」





一同「「え?」」




……

――
640 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:20:45.33 ID:qVazBZHQ0
――


……



アベル「い、いやまだ出てはいないぞ?」

アベル「というか今日はパトラなのか。彼女なら安心はできるな」

シア「アベルさ〜ん! それはどういう意味ですか〜!?」

アーシャ「まあまあ、アベルの言いたいこともわかります」

ロウル「実際、私達の中ではパトラさんが一番大人で常識がありそうですからねぇ」

エリス「そうですね。でも、まだアベル様が城塞に残られているということは?」

ティア「パトラさんも、まだ城塞なのでしょうか……?」

アーシャ「昨日、あれだけ悩んでいたのに……」

アベル「……俺も今の内に、改めて考えておくか」




ドタンガタン!




一同「「!?」」



ドタドタ!



シア「ん〜……これは、多分あれですね〜」

シア「――考え過ぎて夜更かししてからの朝寝坊ですよ〜」



アーシャ(パトラさん……)

ティア(大人のデート、ちょっと参考にしたいです……)ドキドキ



ガターン!


パトラ「はぁっ、はぁっ……!」

パトラ「すみませんアベルさん! お待たせしましたっ!」

アベル「お、おぉおはようパトラ……」

パトラ「今日は一日、よろしくお願いします!」

パトラ「それでは早速……」




特殊判定
↓1コンマ二桁

641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 23:22:04.58 ID:/BQ9isn00
642 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:41:18.59 ID:qVazBZHQ0
パトラ将軍、いざ出発! ……何で?

01〜50:ファフニールで早駆けしましょう!
51〜00:徒歩で帝国の巡回に行きましょう!


コンマ58

51〜00:徒歩で帝国の巡回に行きましょう!

――



パトラ「――きょ、今日も帝国の巡回に向かいましょう!」




エリス「」

アーシャ「」

ロウル「」

シア「」

ティア「」



アベル「……ん?」



パトラ「少々寝不足ですが、この程度で王国騎士は怯みません!」

パトラ「準備も整っています!」カンゼンブソウ!


ロウル「」

ロウル「あ、あぁ……」ポン

ロウル(パトラさんも、結局私と同じようにアベルさんとお散歩したいってことに落ち着いたんですかね?)チラ

アーシャ(でもロウルちゃんと同じだとお姉さんらしくないから……或いは、お散歩という軽い言葉を言えなかったのか……)チラ

ロウル(どちらにせよパトラさん……不器用すぎます!?)


アベル「わ、わかった。俺もすぐに準備をしよう」スッ…

ロウル「あ、あーお二人とも?」

ロウル「一応ある程度は平和になってきていますから、そんな鎧着込んで槍をかざしていたら国民もまた戦争かと焦るんじゃないかなーって……」アセアセ

エリス「そ、そうですよ! 妙な敵が現れても、アベル様達の実力ならば短剣だけでも十分です!」アセアセ

パトラ「そ、そうでしょうか?」

ティア「それに鎧はやっぱり重いですし、一日しっかり歩くとなると体力が……」アセアセ

シア「もう少し、涼しい格好の方がいいんじゃないかな〜って……」アセアセ

アーシャ「ええ、そうです。軽装の警邏でも問題ないと思いますよ?」アセアセ

パトラ「ふむ……それもそうですね。すみません、すぐに脱いできますので」ガチャガチャ


一同「「……」」フゥー…


アベル「……パトラは真面目だな」


一同「「ですね……」」



……

――
643 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/27(水) 23:55:22.78 ID:qVazBZHQ0
パトラ(ああああぁぁぁぁぁぁぁ!/// どうして大人らしいデートの一つも思いつかなかったのパトラアアァァァァ!///)ゴロゴロ!

パトラ(一緒に横に並んで歩くだけでもと思ったけど、それだけのことで浮かれていると思われるのも不味いかと思って鎧まで持ち出して……///)

パトラ(みんなの援護が無ければ、本当に危ないところだったわ……)

パトラ(ここからなんとか、挽回しないと……!)



パトラ「……」スー…ハー…


カチャカチャ


パトラ「ふぅ……」

パトラ「騎士として、鎧は馴染んだ装備だったけれど……」

パトラ「確かに今は、無い方が楽ですね」ミガルー

パトラ「……」

パトラ「アベルさんと、二人きりのデートか……」

パトラ「少し前の私に聞かせたら、どんな顔をするのかしら?」クスリ

パトラ「……きっと騎士として弛んでいるとか、叱責したのでしょうね」

パトラ「……」

パトラ「清廉な貴族の騎士が、たった一人の男性とのお付き合いで浮かれるなんて……」

パトラ「でも、それでも……」

パトラ「……私も、騎士である前に女でしかなかったということなのかしら?」

パトラ「……」フルフル…

パトラ「いいえ、どちらも私」

パトラ「だからこそ、あの人の前では正しい姿で振舞っていたい……!」



パトラ「け、軽装って言ってもこのくらいの服でいいのかしら……?///」

パトラ「あまり肌を晒すのは……」ウーン…

パトラ「でも、大人らしさを感じさせるにはこっち……?」スッ…

パトラ「それに護身用の武器も、こっちがいいかそれともこっちがいいか」スチャ

パトラ「小回りがきくのはこっちだけど、賊を一撃で仕留めるならこっち……」

パトラ「――って、なんで私はこんなことでも悩んじゃうの!?」ガーン!

パトラ「これじゃあ今日使う武器が決まらないとか言ってた裕福貴族騎士と同じじゃないっ!」

パトラ「あああぁぁぁぁ、はやく決めないと……!」オロオロ



――


アベル「……パトラ、大丈夫かな?」

アーシャ「じょ、女性の支度は時間がかかるものですから」アセアセ

ロウル(わかりますよパトラさん……! 私もお散歩だけなのに、服とかもの凄い悩みましたからね……!)


……

――
644 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 00:06:59.57 ID:5Iu1a5KK0
途中ですが、今日はここまで
あれこれ考えつつも、パトラなら酷い暴走はないでしょう

さて、イベント途中なのですが少々確認したいことがございます
前スレ>>1000のマックスとキアラの話なのですが、
このスレの残量を考えると、パトラとエリス+αで行えない可能性が高いです
スレを跨いでしまう申し訳なさもありますが、現在その内容でも悩んでおります
現在構想中の案としては

・『現代の現実において』マックスとキアラが一夜の一線を越える
・キアラの色事に関する防御力は全キャラ中ぶっちぎりの最強(知識だけはシアよりある)
・なので『マックスの為に自分の中の結婚後という常識をキアラが先に捨てる』という形式
・上記の為に、そこに到るまでの経緯を書く
・多分その経緯が(いつもかもしれませんが)長い。各デート終了後から投下→本番までに時間がかかる見込み

以上でも問題ないよ、あるいは形式を変えた方がいい、ゾロ目チケットに変えるべき等
少々ご意見を伺いたいと思います……

本日もありがとうございました!
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 00:35:49.32 ID:C4aSA6gj0
乙です!
キアラとマックスに関しては作者さんの構想が俺のどストライクなのでできればそのままでお願いします!
しかしパトラデートはどうなるんでしょうねww
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 01:24:52.36 ID:ttt3Icmj0
乙!
丁寧に描写していただけるのはむしろ大歓迎、そのままを希望します!
パトラさん頑張れ...
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 05:40:29.77 ID:RkoVMc9L0
おつです
キアラとマックスに関してはそのままで
パトラさんガンバレー(波乱を期待しながら)
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 08:18:45.37 ID:4nG8zRp7O
乙です
キアラとマックスは構想通りで見たいです
しかしパトラさんも本編では本当波乱万丈だったからねえ
最初の説得に応じる場面や単身壊滅状態の王国に戻ったり
天使に天使と一緒に死にかけたり隙あらば槍投げたり…
最初に出会った地で決闘始めたりするのもパトラさんらしくて面白そう
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 08:29:28.26 ID:0Xes6CNDO
乙です
むしろじっくり見たいので問題ありません
650 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 23:51:11.59 ID:5Iu1a5KK0
こんばんはー
ではキアラとマックスは、この流れでゆったり考えていこうと思います
元々亀更新なんで、そこは改めてご了承ください

だいぶ遅くなってしまったので、とりあえず次の判定まで投下します
651 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 23:52:02.13 ID:5Iu1a5KK0
――


……




【帝国・貧民街】



パトラ(結局、いつもの私と変わらない白と緑の服装に……)ガクーン…

パトラ(普段あまり着ないスカートに手を出しただけでも、誰か褒めて……)

パトラ「……」チラ

アベル「ん、どうしたパトラ?」

パトラ「あ、いえ……!?」アセアセ

パトラ「……アベルさんは、軽装でも風格があるなぁ、と……///」

アベル「そ、そうか? 相も変わらず黒く染まっているだけな気もするが……」

パトラ「そんなことはありませんよ?」

パトラ(そう、アベルさんはお洒落には興味が無いと言う風を装っていますが……)

パトラ(――大人な雰囲気がするんですよっ!)

パトラ(アベルさんの身体がしっかりしているからなの?)

パトラ(貴族のように沢山の装飾品をつけていないけど、だからこそアベルさんの線がはっきりわかる……)ゴクリ…

パトラ(それに、少しだけ見える白いシャツがどうしても目を惹きつけて……)

パトラ(その下にある逞しい胸板まで思い出してしまうというか、あのシャツはもしかして以前私が買ったものなの……!?)

パトラ(ふぐぅ! 嬉しいけど、大人っぽい雰囲気を出さないでアベルさん……!)

パトラ(私、お姉さんになれない……!)

アベル「俺はパトラの格好の方が、風格あると思うがなぁ」

パトラ「えっ!?///」

アベル「軽やかな装いだが、華やかさと品を損ねていない」

アベル「休暇だからと気を抜き過ぎず、それでいて重くも無い。流石はパトラとしか言えないな」

パトラ「そ、それほどでも///」テレテレ

パトラ「……」



652 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 23:52:35.68 ID:5Iu1a5KK0
パトラ「その……日々の日課を蔑ろにするのもいけませんけど、でも休暇でもあって……」

パトラ「ちょ、ちょっとだけ普段と気分を変えて、スカートにしてみたんですけど……大丈夫でした?///」

アベル「ああ、よく似合っているよ。大人びているというか、落ち着いているというか……パトラのイメージにあっている」

パトラ「……お、大人びていますか///」



パトラ(よしっ……!)グッ!




パトラ(あまり自信は無かったけど、黒く決まっているアベルさんからの評価! これは嬉しいです……!)

パトラ(正直、上はいつもの白鎧の代わりにって白い服着ただけで深く考えていなかったのだけど……)ドキドキ

アベル「しかしパトラは本当に凄いな」

パトラ「何がでしょう?」

アベル「さっきも言ったが……休暇だからと気を抜き過ぎず、日々の職務も怠らない」

アベル「清廉で、実直で……まさに、誇るべき騎士だ」

アベル「俺も少々浮かれていたかもしれんからな。今日はきっちりと、この格好で巡回を行おう」

パトラ「……」

パトラ「……」スル…

アベル「パ、パトラ?」

パトラ「私は、貴族として。そして王国の騎士として、正しくあろうと常に思っています」

パトラ「でも……これでも、私としてはかなり気を抜いているつもりなんですよ……?///」

パトラ「ア、アベルさんと二人きりでおでかけって……もう、それだけで私、色々考えちゃって……///」

パトラ「アベルさんからすれば、物足りないかもしれませんけど……」



パトラ「――私には、こうして騎士の鎧を脱いで……ただあなたと二人で歩くだけでも嬉しいことなんです///」



アベル「っ……///」

パトラ「……面白みはないかもしれません。でも、私の在り方はそう簡単には変えられません」

パトラ「普段とあまり変わらない……だけど、少しだけ気を楽にして一日を過ごす。そんな日があってもいいと思いませんか?」クスリ

アベル「あ、あぁ」


653 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 23:54:23.67 ID:5Iu1a5KK0
パトラ「……アベルさんは、真面目ですから」

アベル「え?」

パトラ「きっと、アーシャさんの時もティアさんの時も……」

パトラ「ロウルさんの時もシアさんの時も、そしてきっとこの後のエリスさんの時も……」

パトラ「どうすればみんなが楽しめるか。どこまでみんなの望みに応えるべきか。色々と悩み続けたんじゃありません?」

アベル「うっ……」メソラシ

パトラ「ふふ、アベルさんの方が私よりも立派だと思いますよ?」

アベル「……そんなことはない」

パトラ「だから、今日はアベルさんはあまり深く考えなくてもいいんです」

パトラ「私は日常と非日常を切り離しきれませんし、こうして並んで手を繋ぐだけでも十分だから……///」

パトラ「アベルさんも、楽にしていいんです。普段よりも、気を緩めて……」






パトラ「――お姉さんに、甘えてくれてもいいんですよ……?///」






アベル「パトラ……」ゴクリ…






パトラ(――言えた!? 私、今言えましたよね!?)ニマニマ…

パトラ(よし、これで――)






少女「あっ、パトラお姉ちゃんとアベル様だ!」パタパタ!





パトラ「んぅぅぅ!?///」ンバッ!

アベル(凄まじい速度で俺から手を離した!?)ブオン!



654 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/28(木) 23:56:01.78 ID:5Iu1a5KK0
パトラ「あ、あらお久しぶりですね。元気にしていましたか?」ドキドキドキドキ

パトラ(み、見られてませんよね!? というより、今の私の顔大丈夫……!?)ドキドキ

少女「うん! お姉ちゃんとアベル様は今日も見回りしてくれているの?」

アベル「……ああ、そうだ」

パトラ(す、すごいアベルさん。もう普段の様子になってる……)ドキドキ

パトラ(私はこんなにドキドキしているのに……)ムゥ…

少女「今日も鎧を着ていないってことは、ロウルお姉ちゃんと同じ作戦なの?」

少女「あれ、でもパトラお姉ちゃんの格好……ロウルお姉ちゃんみたいにものすごい格好じゃないね?」

アベル「……」

アベル「作戦というものは、継続も大事だがその途中で少しづつ変えていくこともあるんだ」

アベル「今日は、軽装でも敵に高貴な騎士がいるぞと悟らせられるかを試しているところだ」

少女「そうなんだ! うんうん、お姉ちゃん鎧着てなくてもすっごくお洒落で高貴な感じする!」

パトラ「そ、そうですか?///」テレテレ

少女「……あの子はロウルお姉ちゃんの格好を気に入ってたけど、私はパトラお姉ちゃんの格好がいいなぁ」

少女「そして私も、パトラお姉ちゃんみたいな騎士になって、この街を守るんだ!」エヘン!

パトラ「ふふ、ありがとう///」ナデナデ

パトラ「私もあなたの目標であり続けるために、一層の努力を続けることを誓うわ」

少女「えへへ……」

アベル「負けていられない、か?」

パトラ「ええ!」

少女「あ、そう言えばパトラお姉ちゃん……ちょっといいかな?」




特殊判定
↓1コンマ二桁





655 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 23:57:01.71 ID:QbiTw+nZO
へい
656 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/29(金) 00:04:09.51 ID:PuXasWY10
デート中?の子供との遭遇。パトラ、優先順位は?

01〜33:何が起きても日々の職務を遂行します!
34〜66:今はアベルさんとの時間が大切です!
67〜99:子供の面倒を見てあげるのもお姉さんの仕事です!


コンマ71

67〜99:子供の面倒を見てあげるのもお姉さんの仕事です!


※パトラ、子供にはやはり弱い……!

※予定外の時間消費により、パトラの内心焦り値が蓄積されます

――

判定を取ったあたりで、今日はここまで
真面目な性格なので暴走はありませんが、真面目故に焦りが蓄積されます
うまく最後のディナー(or奇跡の料理成功)に行けることを祈りましょう

本日もありがとうございました!
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/29(金) 00:13:35.08 ID:rq9YLwjT0
乙です!
パトラさん大丈夫なんですかね…?
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/29(金) 00:46:55.46 ID:9BwqE99jO
おつおつ
なんでだろう?パトラさんって本編でも色々活躍したし間違いなくいい人なのにどこかポンコツなのが凄く似合う気がする
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/29(金) 19:17:56.67 ID:Kj8jwD9P0
パトラさんって仮に料理作るにしても何作れるんだろ?
王国出身だからアベルが知らないようなもんを知ってるかもってアドバンテージはあるけど
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/29(金) 19:21:03.26 ID:CjXbhD9s0
どんな飯になるか予想できない
661 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:31:28.78 ID:IRPGP69T0
こんばんはー
遅くなりましたが、ゆるゆる再開です

パトラが料理を作るかどうかも最終的にはコンマですが、もし作ることになった場合は
いくつかの選択肢+自由安価になるかと思います
662 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:32:27.07 ID:IRPGP69T0
コンマ71

67〜99:子供の面倒を見てあげるのもお姉さんの仕事です!


※パトラ、子供にはやはり弱い……!

※予定外の時間消費により、パトラの内心焦り値が蓄積されます

――



パトラ(うぅ、どうしましょう……)

パトラ(この子のお願いを無碍にするわけにはいきません)

パトラ(でも、今は形式上職務の途中……)

パトラ(そ、それに……)

パトラ(それに、アベルさんとの……)

パトラ(……)チラ…

パトラ(……っ、ごめんなさい!)グッ!




パトラ「何かしら? 私にできることなら、なんでも言って?」シャガミ

少女「あのね、実は……」





……





少女「お姉ちゃん、本当にありがとう!」ニコニコ

パトラ「お役に立てたならよかったわ。それじゃあ、またね?」フリフリ

パトラ(よかった、簡単なお願いごとで。これなら……)



少年1「あ、パトラ姉ちゃんだ!」タタタ!

少年2「わーい!」タタタ!

パトラ「!?」



アソンデアソンデー!

チョ、チョットマッテネ!

ワーワー!



アベル「……」




……

663 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:34:03.73 ID:IRPGP69T0
……



パトラ「そ、それじゃあそろそろ、私はお仕事に戻るわね?」

少年少女達「「ありがとうパトラお姉ちゃん! また来てね!」」





アベル「お疲れ、パトラ」

パトラ「あ、アベルさん……ごめんなさい!」バッ!

アベル「な、何を謝っているんだ?」

パトラ「今日はアベルさんとの時間だと言うのに、私はあの子のお願いを引き受けました」

パトラ「それが終わっても、その場の流れで他の子達とも遊んでしまい……」

パトラ「その……」オソルオソル…

アベル「なんだ、そんなことか」

アベル「むしろ、流石はパトラと感心したぞ?」

パトラ「え?」

アベル「しっかりと子供と向き合い、誰一人として差別することなく集まった子全員の面倒を見ていたじゃないか」

アベル「とても内心で時間が経つことに焦っている素振りも見せずに、だ」

アベル「まだここでの暮らしは大変なことが多いだろうに、あの子達はみんなが笑顔になっていた」

アベル「とても誰もが真似できることではないぞ?」

パトラ「そう、でしょうか……///」テレテレ

アベル「ああ」

パトラ「……しかしやはり、職務中に脇道にずれてしまうというのは」

アベル「あくまで今日はパトラの心構えによる巡回だろう?」

アベル「俺との時間と言うのは……」

アベル「……パトラさえ嫌でなければ、またいつでも機会はあるさ」

パトラ「そ、そんな嫌だなんてありえませんよ!?」ブンブン!



664 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:37:14.45 ID:IRPGP69T0
アベル「そうか、ありがとう」

パトラ「……でも、よろしいのですか?」

アベル「ん?」

パトラ「私は……多分、この癖が染みついてしまっています」

パトラ「もしまたアベルさんとおでかけをすることになっても、同じことを繰り返してしまうかも……」

アベル「はは、パトラらしいじゃないか」

アベル「それに次の話をしているが、まだそこまで時間が経ったわけでもないからな」

アベル「まだこの後も……あ、流石にあれだけの数の子供を相手にするのは疲れたか?」

アベル「それならすぐに戻って休――」



パトラ「大丈夫ですっ!!! 行きましょうっ!!!」クワッ!



アベル「お、おぉ……」タジ…




パトラ(ああああぁぁぁぁぁ……!)ドキドキ

パトラ(どうしようどうしよう、アベルさんはこう言ってくれているけど……)

パトラ(どんな魔法を使っても、過ぎ去った時間は戻ってこない!)

パトラ(それに、あの子達と遊ぶのは嫌いじゃないけど……)

パトラ(子供に混じって遊ぶ、子供っぽいとか思われていないかしら……?)ドキドキ

パトラ(ほ、褒めてくれたのは嬉しかったけど……///)

パトラ(それはそれ、これはこれです……!)

パトラ(なんとか、なんとか次で挽回しないと……!)




パトラ(大人らしく――最後にアベルさんを驚かせて、そして喜んでもらうためにも……!)グッ!




……


――

665 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:38:39.27 ID:IRPGP69T0
――


【帝国・帝都】


ガヤガヤ…



アベル「やはり、貧民街との差はまだまだあるな……」テクテク

パトラ「帝都も賑わっていますが、これは飽和状態でもあるんですね」テクテク

アベル「あぁ。帝国は山岳や森林など未開拓な場所も多々ある」

アベル「人が安定して住める場所が帝都だが、そこから溢れた者……弱者が犠牲になってきたわけだ」

パトラ「そして力有る人が、帝都内でも更に領地を力ずくで拡大、蹴落とされた人が貧民街へ……」

アベル「そいつがなまじ力があるから、貧民街で横暴を働き……元いた者がさらに下へと落とされてきた」

パトラ「……大丈夫です。アベルさん達は、そんな実力主義を断ち切ったんですから」

パトラ「それに、貧民街の子達だけではなく、ご高齢の方も活気に満ち溢れていましたからね」

パトラ「すぐには難しいかもしれませんけど、きっとみんなの暮らしもよくなっていく筈ですよ」

アベル「その為には俺達も、頑張らないとな」

パトラ「ええ。あの子達に恥じない……そういえばアベルさん?」

アベル「ん? なんだ?」

パトラ「さっき私が子供達の面倒を見ている時、アベルさんはずっと私の様子を見ていたんですか?」

アベル「う……」

パトラ「……」ジトー…

アベル「し、仕方がないだろう。あの状態で俺が割り込んでも、何にもならん」

アベル「パトラは自覚が無いのかもしれんが、そもそもあそこの子達があそこまで懐くのが驚きだ」

パトラ「みんなとてもいい子達ですよ?」

アベル「……単純な貧民街の警邏の時間は、パトラよりも長年城塞にいた俺達の方が遥かに上」

アベル「アーシャ達も懐かれてはいるが、あんな子供が次々に喜んで集まってくるほどではない」

アベル「パトラは遥かに短い時間で、子供達の心を掴んだんだよ。本当に凄いことだよ……」

パトラ「いやいや、そんなことは……///」テレテレ

アベル「俺では、子供達からあれだけの信頼を得ることは無理だ」

アベル「だからこそ、ついパトラと子供達の姿には目を惹かれてしまうんだよ」


666 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:40:20.36 ID:IRPGP69T0
パトラ「ですけどアベルさんも、あの子達から慕われていましたよ?」

パトラ「大きくなったらアベル様のお嫁さんになるのって言う子もいたんですからね?」クスクス

アベル「そ、それはありがたいが……何と言えばいいのだろうな」

アベル「子供達が俺を慕ってくれていたとしても、それは黒騎士や皇子としての俺だ」

アベル「つまり親しみではなく畏怖の感情の方が強いだろう」

アベル「それに、だな……」

パトラ「?」

アベル「――こ、子供に遊んでくれとせがまれたとして、俺はパトラのように上手くできる自信が無い///」

パトラ「ふふ、大丈夫ですよ。私も難しいことはしていませんし、あの子達も純粋ですから」

アベル「一体、最近の子供達は何をすれば喜ぶんだ? 子供と触れ合ったことなど、思い返せばあまりないぞ?」

パトラ「あまり、ということは少なからず経験はおありなのでしょう? それを活かすだけで大丈夫ですよ」

アベル「……キアラとフィーアだぞ?」

アベル「大人しくて、いつも俺に本を読んでくれと控えめにやってきたキアラと、俺が抱き抱えるだけで笑っていたフィーアだぞ?」

アベル「とても貧民街の子達と同じではないだろう?」

パトラ「あ、あぁー……確かに、お二人ともアベルさんのことが最初から大好きといったご様子ですものね」

パトラ「ほ、他には?」

アベル「他に、か。……いることはいるが」

パトラ「ではその時のことを――」



アベル「あの子達よりもさらに幼かったエリスにはナイフの使い方、ロウルには獲物の心臓の位置を教えたりだったんだが?」ダラダラ



パトラ「……あ、あの子達もちゃんばらごっこは好きでしたし?」アセアセ

アベル「できれば、その風習も薄れて欲しいんだがな」

アベル「物心ついた時から戦いのことばかり考えなくてもいい、子供らしいことができる帝国を……」

アベル「……何が子供らしいかが、わからないんだがな」ハァ…

パトラ「……」

667 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/30(土) 23:41:57.36 ID:IRPGP69T0
パトラ「確かに、子供達もみんながみんな同じことを喜ぶわけではありません」

パトラ「でも、多くの子供達が喜ぶことはありますよ?」

アベル「そ、そうなのか?」

パトラ「ええ。そしてアベルさんも、もう何度もやっていることですよ」

アベル「俺が?」

パトラ「ふふ……ちょっと失礼?」

アベル「?」




ポフ




パトラ「良く頑張ったね。いい子いい子♪」ナデナデ





アベル「」

アベル「〜〜〜〜〜〜っ!?///」カアアァァ!

アベル「や、やめろパトラ!///」バッ!

パトラ「あれ? 頑張ったことを褒められるのって嬉しくありませんか?」

アベル「い、言いたいことはわかるが、俺はもう大人だぞ……!?」

パトラ「ふふ、でも私からみれば年下ですからね!」ムフー!

アベル「く、確かにそうだが!」

パトラ「それにアベルさん、エリスさんやロウルさんをよく撫でているでしょう?」

パトラ「彼女達も、凄く喜んでいるじゃないですか。褒められて撫でられて嬉しいのに、あまり年齢は関係ないと思いますよ?」

パトラ「だからアベルさんも、褒めて欲しい時は私に言って下さい」

パトラ「こうして、撫でてあげますからね?」ナデ

アベル「け、結構だ……!///」

パトラ「ふふふ!」


パトラ(なかなか貴重な反応ですね……!)

パトラ(……ノワール様のこと、それにみんなを率いる将としての立ち振る舞い)

パトラ(それを考えれば、アベルさんは誰かに褒めて欲しくても、撫でて欲しくても、決して口にはしなかった筈)

パトラ(本当に、何年もずっと頑張ってきたのだから。本当に私の前でだけでも、肩の荷をおろしてくれていいのに……)





特殊判定
↓1コンマ二桁

668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 23:42:07.83 ID:qozaNfUk0
669 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 00:01:59.82 ID:K6St1hpp0
帝都でのタイムロス(前判定焦り蓄積により補正+10)

83>50+10

※基準値を超えたため、問題無く進行!


――


アベル「だ、誰かに見られたら不味いだろう……?///」

パトラ「ふふ、軽く撫でるくらいなら見られても大丈夫ですよ」

パトラ「もし何かを言われたら、頭のゴミを払っていたとでも逃げれば良いのです」

アベル「それはそれで、情けない姿になりそうな気もするんだが……」

パトラ「……」ジー

アベル「な、なんだ?」

パトラ「いえ、そう言いつつもアベルさん、私の手を払わなかったなーって」

パトラ「心底嫌だったら、もっと強く拒絶できたと思いますよ?」

アベル「……っ」

アベル「……確かに、恥ずかしさは相当なものではあった」

アベル「だが……悪い気はしなかったよ///」

アベル「流石パトラ、慣れているな……」

パトラ「いえいえ。でも、これで子供達が来ても大丈夫かもしれませんね」

アベル「俺の場合、パトラのように自然な笑顔で子供に接せられない問題点もありそうだがな……」

パトラ「普段から慣れていれば、自然とそうなると思いますよ?」

アベル「普段から俺がそんな笑顔では、示しがつかない気もするが?」

パトラ「では、もう一度撫でたら表情を崩してくれるのかしら?」クスクス

アベル「も、もういいからな!?」バッ!

パトラ「あら、なかなか道のりは遠そうですね……」

パトラ「でも、撫でてちょっと気がついたんですけど……アベルさん、髪の毛ってお手入れしています?」

アベル「……だ、駄目だったか?」ドキドキ

パトラ「あ、いえ。いい意味でですよ? とても艶やかで柔らかくて、ちょっと驚きました」

アベル「そ、そうか。おそらくは母上のおかげだろうな」

パトラ「あ、なるほど。確かにノワール様の髪の毛、羨ましい程にお綺麗ですものね」

アベル「……それに、父上の影響もあるのかもな」

パトラ「えっ!?」

アベル「ああ見えて、父上も髪質はいいんだ。兄様達や妹達の金の髪も身内贔屓を抜きにしても綺麗だろう?」

パトラ「い、言われてみれば……」

パトラ「……」

アベル「……念の為言っておくが、あの人の頭を撫でてみようとかは考えるなよ?」

パトラ「わ、分かっていますよ!?」アセアセ


パトラ(ふふ、こうしてただ話しながら歩くだけでも、楽しいですね)

パトラ(もめ事も起きていないし、これなら次の予定には間に合いそう……)

パトラ(次は、大事な場所! 気合を入れるのよパトラ!)グッ!

……
670 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 00:04:28.51 ID:K6St1hpp0
途中ですが、今日はここまで。帝都での少し高めのもめ事判定はクリアです
そして先に↓1コンマ二桁で判定を取っておきます
来れれば明日のお昼過ぎ、自由安価を出すかもしれませんのでお手すきの方はよろしくお願いします

本日もありがとうございました!
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 00:05:37.61 ID:dtJhjXEt0
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 00:21:08.97 ID:ZxlzYdmz0
乙です!
明日の昼は無理そうですね…
673 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 13:45:17.75 ID:K6St1hpp0
こんにちはー
コンマ結果がまた絶妙で驚きましたが、自由安価部分まで投下しておきます
続きはまた夜に来られれば
674 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 13:46:30.71 ID:K6St1hpp0
――

……


【帝都・街道】


ガヤガヤ…


アベル「ふむ。特に問題無さそうだな」

パトラ「以前カイン皇子が暴徒を即座に制圧されたようですからね」

アベル「ああ、エメリナとの休暇中に遭遇したと言っていたな」

パトラ「やはり休暇とはいえ、気を抜き過ぎるわけにもいかない事例ですね」

アベル「確かにそうだな。今日がたまたま落ち着いているだけという可能性もあるか」

パトラ「……」

パトラ「ですが、今日落ち着いているということもまた事実」

パトラ「この様子なら、私達も少しは休暇としての時間を使っても大丈夫でしょう」

アベル「……ほう」

アベル「それではパトラ、どこか行きたい場所があるのかな?」

パトラ「え、えぇ……///」ドキドキ

アベル「ふふ、パトラもようやく緊張がほぐれたといったところか?」

アベル「その真面目さは称賛に値するが、たまには息抜きも必要だからな」

アベル「この辺りであれば、俺も把握している」

アベル「パトラの望む場所へ向かおう」スッ

パトラ「そ、それでは……」



……



――
675 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 13:47:11.96 ID:K6St1hpp0
――


【帝国・服屋】



パトラ「……///」

アベル「なるほど」

アベル(ロウルにシアと、続けて服を買ってきたからな)

アベル(それに二人ともよく似合っていて、パトラの評価も同じくだ)

アベル(……パトラも新しい服が欲しくなっても、不思議ではない)





色々な服「……」ズラリ





アベル(しかし、問題があるぞ?)

アベル(パトラも普段基調としているのは白い服や緑の服)

アベル(だが彼女は日毎に少し違う服……上下の色が逆になることもある)

アベル(それに今の服の着こなしといい……)

アベル(ロウルやシアと比べると、普段から服への拘りは強そうだ)

アベル(そんなパトラに、俺の選ぶ服が果たして通用するのか……?)ダラダラ…


パトラ「……」

アベル「……」

パトラ「……」ゴクリ…

パトラ(い、言わなきゃ……!)



――
676 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 13:47:54.59 ID:K6St1hpp0
特殊判定結果(>>671

服屋の攻防。アベルとパトラ、どっちから?(焦りによりパトラ-10補正)


01〜60:アベル「それじゃあパトラ、こんな服はどうだ?」
61〜00:パトラ「今日は、お姉さんの私がアベルさんの服を選んであげます!」

コンマ61

61〜00:パトラ「今日は、お姉さんの私がアベルさんの服を選んであげます!」

※ギリギリパトラの先制!

――



アベル「――」

パトラ(っ、アベルさんが口を開きかけている!)

パトラ(違うの、今日は私にじゃなくて……!)




パトラ「――それじゃあ早速、アベルさんに似合う服を探しましょう!」パン!




アベル「……ん?」



パトラ「きょ、今日はお姉さんの私が、アベルさんの服を選んであげますからね!」ムフー!


アベル「お、おいパトラ!?」アセアセ


パトラ(……い、言えたっ!)ドキドキドキ!

パトラ(言えたわよね? 私いま、ちゃんと言えましたよね?)

パトラ(アベルさんだってみんなの服を選んでばかりじゃなくて、誰からか選ばれてもいい筈!)

パトラ(ここは年長者として、私の出番!)

パトラ(……)

パトラ(でも、どうしよう。いざアベルさんの服を選ぶと言っても……)



――

※パトラ、アベルにどんな服を選ぶ?

※基本アベルは黒い服しか持っていません

↓1〜3コンマ二桁自由安価

677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 15:33:10.31 ID:Ggh/6c8C0
タンクトップとダメージジーンズでワイルドな感じ?で
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 16:53:13.74 ID:dkggMKy1O
>>677
アベルの肌露出増えたらシアさん辺り発情しそう
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 17:22:06.47 ID:+LcIdptDO
ベジータの私服みたいな
ポロシャツと動きやすいズボンのコーディネート
色は白地を選ぼうとするもアベルの嘆願で上着は灰色で妥協 とか
680 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 22:52:34.71 ID:K6St1hpp0
こんばんはー
それでは続きからゆったり再開です
681 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 22:53:07.98 ID:K6St1hpp0
パトラ、ワイルドな服を発見

――


パトラ「さて、冷静に考えないと……」

アベル「パトラ? 俺は別に……」オロオロ

パトラ「ご安心ください。必ずやいい服を探し出して見せます!」ダッ!

アベル「パトラァ!?」




パトラ「……」キョロキョロ

パトラ(アベルさんは基本、黒い服で統一しています)

パトラ(戦時の際も黒鎧に黒剣、操る氷魔法さえ黒みがかっている徹底ぷり……)

パトラ(今のアベルさんの格好は、白いシャツが差し色になっていますけど、やはり黒く固められています)

パトラ(確かにアベルさんのイメージカラーは黒。これは揺るぎませんし、本人もそう思っているでしょう)

パトラ(ロウルさんとのやりとりを見ている限り、白い服は避けたいところなのかしら?)

パトラ(そうなると、やはり基本は黒。そして白以外の刺し色が出来る様な……)キョロキョロ







タンクトップ「……」テテーン

ダメージジーンズ「……」テテーン





パトラ「――これですっ!」バッ!

アベル「パトラ!?」



682 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 22:54:19.72 ID:K6St1hpp0
アベル「待て待てパトラ!?」

パトラ「大丈夫! 絶対にアベルさんに似合いますから!」グイグイ!

アベル「いや、これは軽装が過ぎるというか……」

アベル「そもそもなんだこれは!? 膝の部分が破れかけているというか……」

アベル「これでは防御力に問題があるのではないか?」

パトラ「アベルさんまでエリスさんみたいな思考をしないでくださいよ!」

パトラ「いいですか、アベルさん?」ピッ!

パトラ「これは、戦場に着ていく服ではありません。今日みたいな休暇の時、息抜きの時に着る服です」

パトラ「この破れかけはあえての加工、きっちりし過ぎずに少しくずした雰囲気を演出させます」

パトラ「そして上のこの服も、両腕と胸元の露出こそありますけど過剰ではありません」

パトラ「組み合わせれば、その……///」

パトラ「アベルさんの男らしさと言いますか、逞しさと言いますか……///」

パトラ「と、とにかく! いつものアベルさんとは違うアベルさんが見られると思うんです!」

アベル「そ、それはそうだろうな……」

アベル「俺の中では、こういった服を着ると言う発想がそもそも出てこない」

アベル「色が黒色というのは、俺に気を遣ってくれたのはわかるんだが」

パトラ「ええ、一番大胆に違うアベルさんになるには私みたいに白い服を着るのが早いとは思います」

パトラ「でもそれだと、肝心のアベルさんが耐えきれずにそわそわしてしまうでしょう?」

アベル「ああ……。俺がシュタイナーのような格好をするなど、考えられん」

アベル「それにロウルは下手をすると笑い死んでしまうのではないか?」

パトラ「私は白い服のアベルさんも素敵だと思いますけど、それはいずれ慣れてもらいましょう」

パトラ「今日のところは、アベルさんの好みに合わせて黒色です」


683 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 22:55:13.02 ID:K6St1hpp0
パトラ「黒い服は大人びていますけど、重さや怖さもあります」

アベル「むぅ……」

パトラ「あと、アベルさん本人が暑くなりますね」

アベル「それは身を持って経験しているな……」



パトラ「でも、この服ならその問題も解決しますよ!」バァン!



パトラ「膝や両腕に胸元……」

パトラ「アベルさん自身の肌が、黒に対する刺し色になってくれる筈です!」

パトラ「そして軽やかで涼しい! 新しいアベルさんの誕生ですよ!」

アベル「……そ、そうか?」

パトラ「ええ!」グイ!


アベル(まさか、パトラがこれほど押してくるとは……)

アベル(しかし彼女がわざわざ俺の為に選んでくれた服だ)

アベル(俺一人ではあれこれ悩み、結局はいつもの服に落ち着いてしまうだろう)

アベル(このシャツも、以前パトラが用意してくれたものだし……)

アベル「……わかった」

パトラ「!!」




アベル「――少し、着てみるよ」




パトラ(よし、やりました……!)グッ!



……


――
684 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 22:55:58.46 ID:K6St1hpp0
――

……


【試着室】


アベル(あえて衣服に傷を作るか……)

アベル(これも王国の文化なのだろうか?)


ヌギヌギ…


アベル(意外と穿くとしっかりと脚に馴染む感じなんだな……)


ヌギヌギ…


アベル(う、上もか。確かに全体的には引き締まった感じがするのかもしれないが……)チラ


傷痕「……」


アベル(まあ、両腕を出せばそうなるな)

アベル(腹の傷痕が出ていないだけいいのかもしれないが、一般的にはどうなのだろう?)

アベル(本当に、俺一人では絶対に選ばない服だな)




シャッ!





ワイルドアベル「ど、どうだパトラ……?///」





パトラ「……」




特殊判定
↓1〜2コンマ二桁



685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 22:56:25.72 ID:NqBhhCqX0
ゾロ目
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 22:56:51.80 ID:ATNJl2iyO
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 22:56:52.61 ID:Ggh/6c8C0
688 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 23:07:10.14 ID:K6St1hpp0
1アベルの満足感

72(わ、悪くないな……///)>50

※基準値を超えたため、今後も着ます


2ワイルドに溢れるフェロモン、パトラ大丈夫?

80(あ、これはいけません……///)>75

※基準値を超えたため、パトラの平常心を保つのも必死です

※この後の判定コンマに変化発生

――



ワイルドアベル「お、俺としては……」

ワイルドアベル「悪くない……いや、良いなと思うんだが……///」

ワイルドアベル「パ、パトラ?」




パトラ「///」ポー…





パトラ(うああああああぁぁぁぁぁぁぁ!?///)

パトラ(な、なんですか!? なんですかこれは!?)

パトラ(さらに軽装になったアベルさんが新鮮ではあるけど……)ドキドキ



アベル腕「……」ムキィ!

アベル胸板「……」ガシィ!


パトラ「ふああぁぁ……///」

アベル「パトラ!?」

パトラ「――いいです、アベルさんっ!」グッ!

アベル「そ、そうか。ありがとう///」



パトラ(アベルさんの鍛えられた身体が、刺し色どころかもの凄い魅惑的です……)ゴクリ…

パトラ(細身に見えるような服を選びましたけど、そのおかげかアベルさんの身体のラインがこんなはっきりと……///)

パトラ(お、落ち着くのよパトラ……!)ドキドキ!

パトラ(まだ、まだこの後があるんだから……!)



……

――
689 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 23:23:38.68 ID:K6St1hpp0
――



店員「あ、ありがとうございましたー……///」




パトラ(さっきのお店の店員さんも、アベルさんの雰囲気にドキドキしているようでしたね……///)

アベル「だ、大丈夫なのかパトラ?」

パトラ「え、ええ。大丈夫ですよ!?」

アベル「それならばいいんだが……」

パトラ「惜しむべきは、どうして元の格好に戻ってしまったんですかアベルさん……」

パトラ「や、やっぱり実は無理をして……?」オソルオソル…

アベル「い、いや。悪くないと思ったのは本当だ」

アベル「だがあれは休暇、息抜き用なのだろう?」

アベル「こうして隣に貞淑なパトラがいるのに、俺があんな開放的な姿は流石に不味いだろう」

パトラ「!!」

アベル「俺個人が散策する分には快適だと思うがな。ありがとうパトラ」

パトラ「い、いえ……///」




パトラ(うわああああぁぁぁぁ!/// 目先のアベルさんの肌色に釣られてしまうなんて……!?)

パトラ(そ、そうでした……緊張のあまり忘れそうになっていたけど、最終目的地は……)

パトラ「……」ゴクリ…

アベル「パトラ?」

パトラ(でも、アベルさんも気に入ってはくれたようですし……)

パトラ(それにさっきの言い方だと、公の場以外でなら一緒にいても着てくれる……?)

パトラ(もう一度、さっきの男らしいアベルさんの姿で……)

パトラ(でも……)


パトラ「……」



↓1コンマ二桁
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 23:24:06.33 ID:LUNiKfUL0
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 23:26:47.75 ID:ATNJl2iyO
これはみんなのお姉さん(笑)
692 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 23:28:26.68 ID:K6St1hpp0
ここで強烈なマイナス補正跳ね除けるってどうなってるのパトラさん(白目)
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 23:30:10.78 ID:NqBhhCqX0
何が出たのだろうか?
694 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 23:38:32.39 ID:K6St1hpp0
パトラのデートゴール地点(焦りで-10、アベルフェロモンのせいで−30補正)

01〜10:お、大人に相応しいお店で夜食を共にしましょう!
11〜00:城塞に戻って、私の渾身の手料理を……!(追加判定あり)

ゾロ目:お姉さんは抜かりないのですよ?

コンマ33

 3 3

ゾロ目:お姉さんは抜かりないのですよ?


※ゾロ目のため……?

――


パトラ「……」スゥー…フゥー…

アベル「だ、大丈夫かパトラ?」

パトラ「――大丈夫です」

パトラ「やはり、先程のアベルさんの格好はよかったなぁと」

アベル「そ、そうか///」

パトラ「ですけど、確かにアベルさんの仰る通りですね」

パトラ「私としたことが、ついアベルさんに惑わされてしまいましたが……」

パトラ「このひと時は、気を抜き過ぎていけないと言ったのは私ですからね」

パトラ(アベルさんの格好が元々しっかりしていたので、つい私も崩した服を選んでしまいましたが……)

パトラ(大丈夫。王国騎士は、貴族は、――お姉さんは慌てない!)

パトラ「……うん、時間も大丈夫ですね」

パトラ「アベルさん」

アベル「ん?」

パトラ「この後は、このまま帝都を散策して……」

パトラ「――最後に、どうしても向かいたい場所があるのです」




……


――
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 23:42:03.02 ID:ATNJl2iyO
パトラさんも要所でゾロ目の最高結果出すことに定評あったなそういえば
696 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/05/31(日) 23:57:21.91 ID:K6St1hpp0
――



【帝都・街道】



帝国兵「あ、アベル皇子! お疲れ様です!」ビシ!

帝都民「あ、アベル様だ!」



アベルさんは、今や帝国でも遥かにその知名度を上げている。
あの皇帝ギルバートに宣戦布告を行い、部下達と共に打ち倒したのだから当然だろう。
皇帝の座にはつかずとも、次期皇帝のアドルラン皇子も認める右腕……
これからの帝国に、なくてはならない人。


聖国旅行者「あれが、道を誤ってしまった聖国を正してくださったアベル皇子……」


そしてその名は、他国にも広まっている。
聖王シュタイナーをも打ち倒し、その弟と妹とは同盟を築いて見せたのだから当然だろう。
私達の王国に関しては、言わずもがな。
アベルさんがいなければ、私もマックスも……王国そのものが、この世から消えていたことだろう。

三国に大きな影響を及ぼしたアベルさん。
その功績と容姿から、帝国貴族や王国貴族も縁談の話を持ちかけているのは当然の流れだろう。


帝国貴族「よ、横の娘は誰じゃ? 我が娘をなんとしてでもアベル様に近づけねば……」オロオロ


でも、彼らは知らない。
アベルさんにはもう、婚約者がいるということを。
それも複数人。皇族ならば、珍しいものではないけれど。
恐れ多くも、私も……その一人に含まれている。
アベルさんを……愛してしまっている。


けれどそれは、まだ公にすることは許されない。
少なくとも私は、そう考えている。
どう言い繕っても、私はエリスさんの優しさに甘えているのだから。

だから……デートという甘美な言葉は私には重すぎた。
ロウルさんのように、気楽なお散歩という表現も……まだ難しい。
697 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/01(月) 00:17:12.79 ID:ewVjqRzt0
エリスさんの想いは本物で、アベルさんもそれを一番に応えるだろう。
もう式場も押さえてある。時期がくれば、きっとお二人はすぐに式を挙げる筈。
メイドという身分ではあるけれど、エリスさんの強さとあらゆることに対する弛まぬ努力は私でも知っている。
間違いなく、良い妃となってアベルさんを支えることでしょう。


だから、まだ私はあまり目立ってはいけないのだ。


アーシャさんは元々帝国貴族。ロウルさんもエリスさんと同じくアベル様との付き合いは長い。
シアさんとティアさんは、外では殊更にアベルさんへの従属の姿勢を強く見せる。
帝都をアベルさんと一緒に歩いていても、誰も違和感は感じないだろう。

だけど、私はそうもいかない。
アベルさんに身も心も捧げたとはいえ、私は王国への忠誠心を捨てたわけではない。
そして私の家……没落した貴族の家。
それを再興させようと躍起になっていた、かつての私。
私がアベルさんの名を利用して家の再興を考えていると思われる可能性も、0ではない。


帝国兵2「お疲れ様です! 今日も、街の警邏ですか?」

アベル「――」

パトラ「――はい。とはいえ重装備ですと皆さんを不安にさせてしまいますので、この軽装で」

帝国兵2「なるほど! ありがとうございます!」


だから、色々浮かれてしまうけど。
アベルさんと二人きりと言うだけで、冷静さも失ってしまうけど。
どうしても私は、気を抜き過ぎるわけにもいかない。

アベル隊の一人として、アベルさんと共にいるだけ。
少なくとも帝都では、補佐官のような立ち位置でなければならない。


……それでも。


……それでも私も、アベルさんを愛してしまった者の一人。


……どれだけ蓋をしても、自分の欲は閉じ込めきれない。


……心のどこかで、今日と言う日を楽しみにしていた。


……他に何を考えられなくても、ここだけはという場所は。


……ずっと前から、決めていた。



……

――

698 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/01(月) 00:26:06.73 ID:ewVjqRzt0
――

……


【帝国・とある店】


アベル「随分と帝都から離れたが……」

アベル「ここは一体?」

パトラ「……」

パトラ「普通のお店で夜食を共にすることを考えました」

パトラ「でも、そういったお店は周りの目がありますからね」

パトラ「それこそ、大人の二人が夜にそういう場所で飲食を共にしていれば……」

パトラ「噂は、広まってしまいます。アベルさんは特に有名人なんですからね」

アベル「それは……」



パトラ「――でも、このお店なら大丈夫ですよ」



パトラ「私はその、お恥ずかしながら、まだ料理には苦戦しています///」

パトラ「それでも……アベルさんと静かに二人きりの食事というものに、憧れはあったんです」

パトラ「だから、デートの内容や道順とかはまるで考えられなくても……最後のお店だけはずっと決めていたんです」

パトラ「……いざ本番となると、色々と焦ったり記憶が飛んだりしましたけどね///」

アベル「パトラ……」

パトラ「このお店なら……周りを気にすることなく、二人きりになれます……///」



……


――
699 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/01(月) 00:28:33.98 ID:ewVjqRzt0
途中ですが、今日はここまで
まさかのゾロ目で確定成功の隠れ家ディナーを引くとは……
ロックス隊へのゾロ反撃とかもそうですけど、パトラは一発逆転コンマが多い印象です

本日もありがとうございました!
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/01(月) 00:46:42.41 ID:FKpNEpmC0
乙です!
パトラも地味にコンマ運あるなww
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/01(月) 00:57:48.97 ID:ev1Zgbxi0

今回もったいないとしたらパトラの洋服選ぶことができなかったことぐらい
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/01(月) 08:27:17.06 ID:1xz62pjW0
パトラさんもなんだかんだ言って根っこの部分はアベルが普段しない出来ないことをさせてやりたいだしアベルもパトラさん気遣ったりして
他とはまた違うというか本当に大人な感じがするなぁ
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/01(月) 19:00:50.98 ID:V7Ga4XnSO
パトラさんが成功して嬉しい反面、頑張り料理もちょっと見てみたかったな
704 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/01(月) 23:10:24.91 ID:ewVjqRzt0
こんばんはー
それではゆったりと再開していきます
705 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/01(月) 23:10:53.41 ID:ewVjqRzt0
――

……


【隠れ家・店内】



アベル「驚いたな……」

アベル「まさか帝国に、こんな店があったとは」

アベル「パトラの言う通り落ち着いた雰囲気が素晴らしいが……」キョロキョロ

アベル「本当に俺達以外の客はいないんだな」

パトラ「本当に隠れたお店ですからね」

パトラ「アベルさんが知らないのも、無理はないですよ」

パトラ「何しろこのお店は……」




店員「ようこそお越しくださいました」ペコリ

店員「今宵はパトラ将軍の計らいにより、アベル様の貸切とさせていただきます」

店員「どうぞ、ごゆっくりお食事をお楽しみ下さいませ」





アベル「!?」

パトラ「ふふ、実はかなり無理を聞いて貰っているんです」

パトラ「このお店を見つけた時に、然るべき時に備えた無期限の予約を……///」

アベル「そ、そこまでしていたのか……」

アベル「しかし今の店員の反応と所作、もしかして?」

パトラ「はい。このお店は、私の王国の知り合いのお店なんですよ」



706 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/01(月) 23:11:38.61 ID:ewVjqRzt0
アベル「やはりか。しかし王国の者が何故?」

パトラ「……私がこのお店を見つけられたことを含めて偶然、というべきでしょう」

パトラ「かつての天使の襲撃で王国の貴族は大打撃を受けましたが……」

パトラ「腐敗貴族がほとんどとはいえ、良識ある貴族も少なからず巻き込まれていたのです」

パトラ「このお店の店主もその一人で、なんとか命は助かったけど家は全焼してしまいました」

アベル「それはまた……」

パトラ「ただ、彼は私と違って資金力はありましたからね。燃えずに残った財を金に換え、帝国へ」

パトラ「家も無くなり生き延びたのだから、新しい人生を歩んでみようと思ったそうですよ?」

パトラ「そして帝国で、移住をしたがっている貴族を見つけたんです」

パトラ「ちょうど私が警邏中にその現場に居合わせたのが始まりですね」

アベル「移住を希望する帝国貴族だと?」

パトラ「ええ。詳しくは知らないのですが」

パトラ「なんでも、実力主義の撤廃は許せないとお金で雇った自称強者を率いて王城の方へ」

パトラ「一番弱いであろうカイン皇子から狙ったとかなんとか……」

アベル「……カイン兄様、色々な意味で怒っただろうなぁ」

パトラ「一瞬で蹂躙されたそうですよ? そして当の貴族は一刻も早く帝国から移住しないと殺されると怯えていて」

パトラ「王国から流れてきた彼は帝国貴族の領地がまさに探し求めていた場所で」

パトラ「とんとんと話は進み、結果的にお互いの領地を交換するような形になったわけですね」

アベル「……王国の方は大丈夫なのか?」

パトラ「あの様子は心の底から怯えている様子でしたからね。万が一があっても、場所は把握しているので大丈夫ですよ?」

アベル「そうなのか。しかしまさか、王国貴族が帝国の領地を買うとは驚きだ」





707 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/01(月) 23:12:35.14 ID:ewVjqRzt0
パトラ「アベルさんはご存じだと思いますけど、王国の領地は広大です」

パトラ「しかし、王都や貴族領地は賑わいすぎていたり、過度な装飾が目に痛いでしょう?」

アベル「ああ、言わんとすることはわかるな」

パトラ「かといって僻地の方に行くと……私の実家の天幕とか、そういったものしかありません」ガクリ

パトラ「ですので、自然豊かで静かな場所であり、かつ人が全く来れない場所でもない……そんな場所を探していたそうです」

アベル「なるほど、そういうことか」


店員「お待たせしました。こちら、本日のおすすめの品となります」トン





高そうな酒「……」デデーン!





アベル「」

アベル「」

アベル「――はっ!?」

パトラ「だ、大丈夫ですかアベルさん!?」

アベル「す、すまない。どうにも酒を見るとな……」トオイメ

パトラ「……お気持ちはわかります」

パトラ「でも、アベルさん自身はお酒を愉しまれていたでしょう?」

パトラ「私も、お酒に強いわけではありませんけれど……」

パトラ「こうして食事の時に嗜む程度には、飲めるつもりですよ?」フフ

パトラ「――城塞ではできないこと、折角だからしてみませんか?」

アベル「パトラ……」

パトラ「さ、アベルさん」

アベル「……あぁ」



「「――乾杯」」スッ…




特殊判定
↓1コンマ二桁
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/01(月) 23:14:31.93 ID:pp8gMqIT0
709 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/01(月) 23:27:18.72 ID:ewVjqRzt0
アベル、実際どのくらい酒は好きなの?

93(みんなには黙っていたけど、すごく好きなんだ……)

※アベルは城塞の安全の為に酒を撤去しましたが、実は大好きだったようです

※落ち着いて飲めるパトラの存在は非常に大きかったようです

――



アベル「……」コク…

アベル「!!」

アベル「これは、美味いな……」

パトラ「ええ、本当に」コト…

パトラ「ふふ、やっぱりこのお店を選んでよかったです」

アベル「え?」

パトラ「アベルさん今、かなり表情が緩んでいましたよ?」

パトラ「やっぱりみんなの為に飲んでいないだけで、本当はお好きだったのでしょう?」

アベル「っ……///」



店員「前菜になります」コト…



アベル「ほう、これはまたいい彩りの前菜だな」

パトラ「小さくまとまっていますけど、本当に綺麗ですね」

パトラ「それに……」コク…

アベル「……この酒とまた、よく合うな///」コク…



店員「当店では、各料理にあったものをご提供させて頂いております」

店員「心ゆくまで、お楽しみください」ペコリ



アベル「料理毎に酒を変えるか……帝国では、なかなか見られない光景だろうな」

パトラ「そうかもしれませんね。でも……」コク…

アベル「……」コク…

パトラ「この感じだと、二人でしっかり一本は空にしてしまうかしら?」クスクス


……

――

710 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/01(月) 23:29:50.61 ID:e/4AByfcO
流石パパンとママンの子である
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/01(月) 23:35:16.17 ID:ev1Zgbxi0
一回の行為で出来ただけはある
712 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/01(月) 23:45:30.47 ID:ewVjqRzt0
――


……


カチャ…


アベル「これは、猪肉と鹿肉か。丁寧な仕込みだな……」モグモグ

パトラ「さ、流石アベルさん。お詳しいですね」

アベル「野生動物は、危険も伴ったが貴重な食料だったからな」

アベル「生き延びるため、粗方のものはとりあえず食べたと思うよ」

アベル「ここまで、しっかりとした料理にまでは昇華していないけどな」フキフキ

パトラ「王国では、貴族の趣味の一つとして狩猟がありましたからね」

パトラ「ただ狩るだけではつまらないと、それらを調理する技術も発展したようです」

アベル「なるほど……」

アベル「しかしこれも、また合わせて出てきた酒がよく合うな……」コク…

パトラ「ええ。最初のものよりも渋みが強いですけど、それがまた……」コク…

アベル「……」コク…

パトラ「……」ジー…

アベル「ん?」

パトラ「あ、ごめんなさい」

パトラ「アベルさん、お酒が好きなのはわかりましたけど……思ったよりはゆっくり飲むなぁって」

アベル「あぁ、これか」コト…

アベル「……確かに、俺は酒が好きだ」

アベル「だが流石に、父と母ほどではない。あんな真似をすれば俺でも即座に潰れる自信があるからな」

パトラ「そ、そこまでですか……」ゾク…

アベル「どちらかといえば、俺は料理と一緒にゆっくり楽しむのが好きなんだろう」

アベル「さほど量は無くていい。ただ、落ち着いて飲みたい……」コク…

パトラ「……」コク…

アベル「……ふぅ」コトン



アベル「――ありがとう、パトラ」

アベル「――確かにこんな時間を共に過ごせるのは、パトラだけだろうな」



パトラ「〜〜〜〜っ!///」カアアァァ!


713 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/02(火) 00:02:47.87 ID:YAD2L0/70
アベル「……思い返せば、そもそも夜にこういった落ち着いた食事をしたのも初めてか?」

パトラ「そ、そうなのですか?///」

アベル「あぁ。王城にいたころは気など休まらなかった」

アベル「暗黒街にいた頃は、ただただ生き延びることに必死だった」

アベル「城塞で暮らし始めてからは、みんなと卓を囲んだ」

アベル「そしてパトラも知っての通り、城塞から酒は全部取っ払ったからな」

アベル「……間違いないな。初めての経験だ」

アベル「……みんなと食べることは大好きだが」

アベル「――これも、悪くない」コク…

パトラ「……よ、よかったです///」

パトラ「その、アベルさんお一人で飲まれることは?」

アベル「……昔、少しだけあったかもしれないな」

アベル「だがやはり、折角美味いものを飲むのなら誰かとそれを共有したいという気持ちはあるな」

アベル「……人は、どれだけ強くなろうとも」

アベル「一人では、生きていけない。生き延びても、その生は果たして本当に愉しめているのか」

アベル「誰かと何かを共有できる。これは素晴らしいことだと思うよ」コク…

パトラ「そう、ですね……///」コク…

アベル「とはいえ、あまり俺に合わせて飲み過ぎるなよ?」アセアセ

パトラ「大丈夫ですよ。これでも節度はあるつもりです」

パトラ「折角アベルさんが愉しめているのに、私が酔って醜態を晒したら台無しでしょう?」

アベル「……少し見てみたい気もするな?」クツクツ

パトラ「絶対に晒しませんからね!?///」

アベル「冗談だ。……なぁ、パトラ?」

パトラ「なんでしょうか?」

アベル「……偶にでいい」

アベル「こうして、またいつか俺と飲んでくれるか……?」

パトラ「ふふ、勿論ですよ」

パトラ「……一緒に、大人の時間を愉しみましょう?」コク…

アベル「あぁ……」コク…


……

――

714 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/02(火) 00:08:11.45 ID:YAD2L0/70
途中ですが今日はここまで
まさかのアベル酒スキーでしたが、本当に一緒に程よく飲める相手はパトラしかいないという奇跡
(ノワールやルーシェは水の様に飲むレベルのため)
コンマを味方につけてるパトラさん、この後の最後の判定もこの流れならきっと大丈夫でしょう

そして少し早いですが、最後の相手のエリスとのデート内容ももう募集しておきます
本日もありがとうございました!
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 00:23:06.29 ID:iRwG9Ux20
乙です!
もうこの流れでエリスも服見繕ってあげよう(提案)
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 01:28:46.87 ID:aQQ6WKX4O
おつおつ
デートイベントの締めになるけど、エリスと初めて出会った貧民街を歩いて色々なことを振り替える

帝国を一望出来る場所(小高い丘とか)で帝国を見下ろして、改めてこれからも自分に着いてきてくれるように頼む
とかどうかな
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 05:54:36.23 ID:AcvmFQxC0
この世界にウユニ塩湖的なスポットってあるのかな
天も地も満天の星空に包まれた中で、改めてプロポーズの言葉を伝える、とか
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 07:12:46.01 ID:v3RW4avkO
おつおつ
パトラさんお酒飲んでも乱れないってこれ唯一無二の武器なんじゃないか?
エリスは何しても喜びそうだけど、ファフニールに乗って馬に慣れつつゆったり散歩とかどうだろう
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 07:20:01.93 ID:Hhdba9H10

デート中に迷子の子供になつかれて結果的に疑似親子みたいに感じになるとか
720 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/02(火) 23:09:31.10 ID:YAD2L0/70
こんばんはー
それではパトラデート最後まで進めればと思います

エリスデート、ウユニ塩湖はちょっと難しいかもですね
確かに絶景ですけど、大元の環境が過酷だったり描写が難しいかなと。申し訳ないです……
721 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/02(火) 23:10:06.89 ID:YAD2L0/70
――

……


アベル「……」チラ…



夜景「……」キラキラ…



パトラ「綺麗でしょう?」

パトラ「ここを選んだのは、この景色もあったからなんですよ」

アベル「……いい、眺めだ」

アベル「……」

アベル「王国であれば、きっとさらに素晴らしい景色も見られるのだろう」

アベル「聖国であれば、整然とした美しい街並みが見られるのだろう」

アベル「俺は、この国が……帝国が嫌いだった」

パトラ「……」

アベル「それでも……俺は、帝国の風景が好きでもある」

アベル「行き過ぎた実力主義者が多かったのは紛れもない事実ではある」

アベル「だが、そんな帝国でも真剣に競い合う者もいた」

アベル「そういった活気が、街の賑わいが、この夜の灯りが……好きだ」

パトラ「ふふ……」

パトラ「アベルさんが変えると願い続け、そして今それは叶いつつあります」

パトラ「あなたの愛した帝国の風景、これからも守り続け……」

パトラ「そして、より素晴らしいものに変えていく為にも、頑張らないといけませんね?」

アベル「あぁ、勿論だ」


722 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/02(火) 23:12:00.63 ID:YAD2L0/70
アベル「……」コク…

アベル「しかし店の雰囲気に夜景……」

アベル「それに素材の味を活かした数々の料理とそれに合う酒……」

アベル「本当に良い店を見つけたものだなぁ」コク…

パトラ「それほどでも///」テレテレ

アベル「……それに、俺とこうして落ち着いて飲んでくれるパトラもいる。実に素晴らしい時間だ」

パトラ「〜〜〜っ!///」カアアァァ!

アベル「どうしたパトラ? 随分と顔が赤いぞ?」クツクツ

パトラ「よ、ようやくお酒が回ってきたのかもしれませんね///」

アベル「そうだな。俺もこれだけ飲んだのは……」

アベル「……」

アベル「美味しく酒を飲めたのは、初めてだな」

パトラ(一体アベルさんは過去にどれだけ飲まされたのかしら……)

アベル「酔いが回ってきたのなら、この一杯で俺も最後にするとしよう」

パトラ「そうですね。それにそろそろ……」



店員「こちら、デザートとなります」コト…



パトラ「わぁ……!」

アベル「最後まで抜かりのない店だな」


サク…


アベル「……いい甘さだ」ホクホク

パトラ(……)

パトラ(そう言えばアベルさん、シアさんと甘味の大食いをするくらいだから……)

パトラ(甘いものは本当に好きな筈。これくらい食べきりのデザートなら、いつか私も作れるといいなぁ)


……


――
723 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/02(火) 23:12:40.63 ID:YAD2L0/70
――


……


紅茶「……」カタ…


アベル「……ふぅ」

パトラ「……ふぅ」


パトラ「……」

アベル「……」

パトラ「……長く続いて欲しいと思う程」

パトラ「時間というものは、早く経ってしまうものですね」

アベル「そうだな……」

アベル「……」

アベル「……また、いつの日か来よう」

パトラ「ええ……」



夜景「……」スゥ…



パトラ「灯りも、減ってきましたね」

アベル「ああ……」

アベル「本当に、時が経つのは早いな。ゆっくりと楽しんでいたせいだというのはわかるが……」

アベル「……」

アベル「…………」

パトラ「アベルさん?」

アベル「……パトラ、一つ聞きたいことがあるんだが」

パトラ「なんでしょうか?」




特殊判定
↓1コンマ二桁
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:13:53.51 ID:D5C03wsa0
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:15:08.02 ID:wYUQbt9r0
726 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/02(火) 23:29:41.42 ID:YAD2L0/70
ゆったりディナーに大満足……帰宅時刻は大丈夫?


51>50

※基準値を超えたため、パトラ抜かりなし!


――


アベル「時を忘れていた俺が悪いんだが……」

アベル「……城塞に今から戻る時間が無いように思うんだが」ダラダラ…

アベル「外泊をするにしても、パトラも用意はないだろうし……」

パトラ「……」





パトラ「――大丈夫ですよアベルさん。私に抜かりはありませんよ?」ドヤ!




パトラ「アベルさんとの外泊……天幕で一夜を過ごすというのも、悪くは無いのですけど///」

パトラ「今回の休暇は、一人一日ですからね。その取決めを反故にしては貴族の名折れです」

パトラ「……私が一番アベルさんを長く占領してしまっていますが、あくまで範囲内だから大丈夫なのです!///」

パトラ「昨夜のうちから、内容こそ決まらずともアーシャさん達には少し遅くなるかもとは伝えてあります」

アベル「そ、そうだったのか」

パトラ「それに、こうしてつい時間を忘れてしまっても大丈夫なように……」ゴソ…



転移の護符「……」ジャーン!



パトラ「ちゃんと帰還手段も用意してありますよ!」

パトラ(これなら万が一私が酔い潰れても大丈夫でしたからね……)

アベル「転移の護符か。しかしまた高価なものを用意していたな?」

パトラ「いえ、これはカイン皇子から頂いたものです」

パトラ「時間を見つけてはエメリナさんと試作品を作られているそうで、その余りを」

パトラ「アベルさんの城塞にしか飛べない代物ですが、私達には丁度いいでしょう?」

パトラ「……」

パトラ「さて、名残惜しいですけど」スッ…

パトラ「日付が変わる前に、そろそろ戻りましょうか」

アベル「……そうだな」


……


――
727 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/02(火) 23:41:50.16 ID:YAD2L0/70
――


……


【帝国・アベルの城塞】


シュイン!



アベル「っと!」スタ!

パトラ「っ、用途限定ですけど、ほぼ王国の物に遜色ありませんね」スタ!

パトラ「後日カイン皇子にもお礼を言っておきましょう」



ロウル「うおぅ!? まさか転移で直帰りとは予想外です!?」ビク!

アベル「す、すまない。かなり遅くなったな」

パトラ「申し訳ありません。私も転移の護符に甘えて、アベルさんを独占しすぎてしまいました」

ロウル「いやいや、それは別にいいんですけどね。結構心配しましたよー?」

ロウル「……出発前のパトラさんがアレでしたしねぇ」

パトラ「……面目ないです///」

ロウル「でもその様子だと、しっかり楽しめたようですね」

ロウル「こんな遅くまで、パトラさんと何をしていたんですかアベルさーん?」ウリウリ

アベル「いや、それはだな……」


フワ…



ロウル「!!!???」ズザザザザザザザ!



アベル「!?」

パトラ「!?」



ロウル「お、お二人とも……お酒飲んでいますね!?」ガタガタ!

ロウル「あの悪魔の飲み物を、飲んじゃってますね!?」

ロウル「特にアベルさん、かなり! 私の鼻はごまかせませんよぉ!?」プルプル

アベル「あ、あぁー……すまん、ロウル……」

パトラ「そ、そんなに臭うかしら……///」

ロウル「うぅ、そういうことですか……」ナットク

ロウル「とりあえず、お酒が匂いますけどお二人とも入ってください」ハナオサエ

ロウル「お二人を心配して、まだ皆さん起きていますからね。戻った報告だけはきっちりお願いします……」


……

――
728 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/02(火) 23:51:55.31 ID:YAD2L0/70
――


……


アーシャ「確かに、遅くなるかもとは聞いていましたけど……」

ティア「まさか、アベル様とお酒を飲んでいただなんて……!?」ブルブル

シア「ひいぃぃ〜! お酒はいけない飲み物なんですよぉ〜!」ブルブル

ロウル「ああ、思い返すだけでも恥ずかしい……///」

エリス「あの日は、色々な方にご迷惑をおかけしましたからね……///」

アベル「ロウルはともかく、みんなもやはり今の俺は酒臭いと感じるか……?」

パトラ「ちょ、ちょっと湯浴みしてきていいですか?///」

シア「そ、そんなことはないんですけど〜……」

アーシャ「何しろ、かつての事件がありますからね……」

ティア「皆さんも私と同じくらいお酒に弱いと知った時は嬉しかったのですけど……」




ヒロインズ((アベルさん(様)がお酒をこんなに飲むということは、本当は飲みたかったんだ……!))




ヒロインズ「「……」」




おまけ特殊判定
↓1コンマ二桁
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:52:52.54 ID:0Ve/1qXFO
とう
730 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/03(水) 00:10:22.53 ID:Sw6G86Z00
お酒の飲める大人、パトラさんへの羨望


54>50

※基準値を超えたため、ヒロインズから大人認定!

――



ヒロインズ((す、すごいパトラさん……!))



ロウル「そ、その! どんな感じで、お酒を飲んだんですかっ!?」

エリス「参考までに! 参考までに聞かせてください!」

パトラ「どんな感じと言われても難しいのですが……」ウーン…

パトラ「普通に、グラスに注いでこう……」クイ…

ロウル(所作に余裕を感じますし、淀みもありません……)

エリス(昨日今日飲めるようになったのではない……お、大人の余裕を感じます!?)

シア「こ、怖くはなかったんですか〜?」

ティア「お酒は、人を惑わす飲み物です……」

パトラ「確かに、私も強い部類ではありませんけど……」

パトラ「いきなり飲み干す真似をしないで、少しづつ味わっていけば大丈夫ですよ」

パトラ「……流石にシアさんと同席していたら、お酒にも恐怖したかもしれませんけど」

シア「うわ〜ん! わかっていましたけど私に対してだけはやっぱり風当たりがきついです〜!」

ティア(お酒を全く恐れていない……こ、これが大人のお姉さんなのですね……!?)


アーシャ「……アベル、お酒は楽しめた?」

アベル「そ、そうだな……自分でも気がつかなかったが、匂いでわかる程度には飲んでいたのだろう」

アーシャ「そう、それならよかったわ」

アーシャ(アベル、私達の為に黙っていたんですね……)

アーシャ(そしてパトラさんはそれに気がつき、城塞を離れる今日アベルとお酒を楽しんできた……)

アーシャ(今の私達じゃ、到底真似のできないことを……!)




ヒロインズ「「パトラさん……本当に大人のお姉さんだったんですね……!」」キラキラ!



パトラ「ん゛っ!?///」

パトラ「そ、そうですよ?///」テレテレ

パトラ「だから言ったじゃないですか! 私はみんなよりも、アベルさんよりも、お姉さんなんですからね!///」ドヤ!



ワーワー!


アベル(パトラも楽しそうで何よりだが……)コソコソ…

アベル(酒の匂いはすぐに落としてこよう。ロウルとシアはこの匂いでも危ういからな……)コソコソ…


……

――
731 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/03(水) 00:15:38.56 ID:Sw6G86Z00
――深夜……

【城塞・エリスの私室】



エリス「……」




エリス「……どうしましょう、眠れません」

エリス「……」ゴロン…

エリス「パトラさん、わかってはいましたけど大人ですね……」

エリス「アベル様と、一緒に……」

エリス「私は……」ゴロン…

エリス「……くじ引きは運ですから、仕方がないですけど」

エリス「まさか、私が最後にアベル様とお出かけすることになるなんて……」

エリス「皆さん、やたらと応援してくださいましたけど……」ゴロン…

エリス「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 00:16:00.32 ID:81lzpbGQ0
733 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/03(水) 00:19:06.52 ID:Sw6G86Z00
判定を取ったあたりで今日はここまで
少し判定がギリギリでしたが、パトラは綺麗にデートを終えられたのでエリスもそうなってほしいところです

本日もありがとうございました!
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 00:19:38.98 ID:81lzpbGQ0
乙です
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 00:25:13.98 ID:VTEFpkyOO
おつおつ
どこかポンコツ臭するけど真面目で優しいお姉さんのパトラさん大好き
エリスは多分荒ぶるんじゃないかなあ。だってエリスだもん
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 00:30:05.01 ID:64dPs87f0
乙です!
確かにエリスは荒ぶりそうww
737 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/03(水) 23:15:00.99 ID:Sw6G86Z00
こんばんはー
それではエリス編ゆるりと進めて行きます
738 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/03(水) 23:15:38.40 ID:Sw6G86Z00
エリスのデート服

01〜50:前に買った白ワンピース
51〜00:当然メイド服です!


コンマ32

01〜50:前に買った白ワンピース

※なんだかんだで、アベルとのデートは楽しみなようです

――



エリス「……」

エリス「皆さん、お洒落をしていましたよね……」

エリス「私はアベル様の剣でメイド。いつ如何なる時も、アベル様の傍に」

エリス「でも……」ゴロン…

エリス「……」チラ…



白の私服「……」



エリス「……///」

エリス「アベル様とのお出かけ……」

エリス「明日限りですけど、特別な日……」ゴロン…

エリス「やっぱり、特別な日くらいはメイドをお休みしても……?」

エリス「うぅぅぅ〜///」パタパタ!



〜〜〜


ロウル「……よし、これはエリスさんちゃんと私服を着ますね」コソコソ

ティア「い、いいんでしょうか? こんな盗み聞くようなこと……」オロオロ

アーシャ「確かにあまりしたいことではないけど、エリスちゃんもパトラさんに近いから……」コソコソ

パトラ「メイド服もエリスさんに似合っていますけど、やっぱり彼女も息抜きは必要ですからね」ヒソヒソ

シア「エリスさん前に選んだ私服を気に入ってくれてましたし、それを着てくれますかね〜?」

アーシャ「……あとは、明日のアベルに任せましょう」スス…

一同「「……」」コクン


〜〜〜



……


――
739 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/03(水) 23:16:51.63 ID:Sw6G86Z00
――


……翌日



私服エリス「アベル様、今日はよろしくお願いいたします!」ペコリ

私服アベル「その服を着てくれたか。相変わらず似合っているぞエリス」

エリス「……///」




コソコソ…


ロウル「よし、関門は突破ですね!」グッ

ティア「エリスさん、白い服が似合うなぁ……」

パトラ「アベルさんは本当に私服も黒ばかりなのね」

パトラ「……エリスさんとのデート用の服を選ぶべきだったかしら?」

パトラ「いやでもあの服とアベルさんの身体の組み合わせはやっぱり捨てがたい……」ムムム…

アーシャ「……パトラさん、後ほどそのお話し詳しく」

シア「ど、どんな服を選ばれたんですか〜!?」ドキドキ

パトラ「そ、それはまた後日。今日はエリスさんが楽しめることを願いましょう」



アベル「ところでエリス、出発前に言っておきたいんだが」

エリス「はい?」


真麟の双剣「……」ジャキィン!


アベル「腰のそれは置いていけ」

エリス「で、でもそれじゃあ」アセアセ

アベル「流石にその服に対して帯剣するものではないだろう……」



アーシャ(アベル、メイド服でも帯剣するものじゃありませんよっ!)


アベル「……今日はメイドは休みだ。エリスもそう思ったから、その服を着てくれたんだろう?」

アベル「なに、いざとなれば俺は氷剣を出せる。エリスが武器を持たずとも、守ってやれるさ」

エリス「アベル様……///」

740 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/03(水) 23:18:44.11 ID:Sw6G86Z00
アベル「今日もいい天気だ。俺はある程度向かうところは決めているが……」

アベル「エリスはどこか行きたいところはあるか?」

エリス「いえ、アベル様のお傍にいられれば、それで十分です///」

アベル「そうか。それじゃあ……」




ファフニール「ヒヒーン!」バッ!



エリス「きゃ!?」

アベル「おお、ファフニール。そっちから来てくれるとはな」ナデナデ

ファフニール「ヒヒン///」

エリス「え? アベル様もしかして……」

アベル「ああ。今日はファフニールに乗っていこうと思ってな」バッ!

アベル「エリスもファフニールならなんとか大丈夫だろう?」

エリス「え、えっと、アベル様は……」ワタワタ

アベル「ふっ……」


ヒョイ!



アベル「俺と一緒だ。放さないから安心しろエリス」ギュゥ…

エリス「は、はいぃ……///」ギュッ…

アベル「戦場で高速移動するのではない……」

アベル「ゆったりと揺られながら普段とは少し違う景色を楽しめれば、エリスも少しは馬に慣れるかと思ってな」

アベル「ちょうどいい機会だと思ったんだ」

エリス「あ、ありがとうございますアベル様///」

アベル「よし、それでは早速出るとしよう。頼むぞファフニール!」

ファフニール「ヒィン!」



トコトコ…



エリス「あ、本当にゆっくりです!」

アベル「速くても大丈夫な時は言ってくれていいからな?」

エリス「はい!」



……

――
741 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/03(水) 23:22:05.94 ID:Sw6G86Z00
――


【帝都・街道】


パカ…パカ…


エリス「……もう少し速くても、大丈夫かもしれません」

アベル「エリスもだいぶ馬に慣れてきたか?」

エリス「い、いえ」アセアセ

エリス「乗っているのがファフニールというのと、アベル様がここにいる安心感があるおかげですので……///」

アベル「はは、まあ焦ることはない。今を楽しめているならそれでいいよ」

エリス「馬がみんな、ファフニールみたいならよかったんですけどね」

ファフニール「ヒヒヒン///」

アベル「ファフニールほど懐きやすく、この体躯に健脚を持つ馬など滅多にいないだろうな」

アベル「改めてクラウス王には感謝しかないよ」

エリス「ええ、本当に」

エリス「ところでアベル様、向かわれているのはもしかして……」

アベル「……ああ」

アベル「デート先には向かないのはわかっているんだがな」

アベル「……この数日で、少し俺も思うことがあったんだ」

アベル「用が終われば、また帝都に方に戻ってくるつもりだが……」

アベル「エリスが向かいたくなければ、勿論向かわない。このまま帝都の中心に向かえばそれでいい」

アベル「どうするエリス?」

エリス「いえ。先程も述べました通り、私はアベル様のお傍なら何処へでも」

エリス「それに、ファフニールの背から見下ろすこの道は、新鮮でもありますし」

アベル「そうか……」

アベル「では、向かうとしよう。掴まっていろよエリス?」

エリス「はい!」ギュッ!

アベル「駆けろ、ファフニール!」

ファフニール「ヒヒーン!」パカパカ!





特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 23:22:41.35 ID:vOJKxEC40
はい
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 23:22:59.88 ID:AppEs8FDO
はい
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 23:24:26.33 ID:ZO/LKheUO
コンマさん『待っていたぜ!この瞬間(とき)をよぉ!!』
745 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/03(水) 23:25:28.28 ID:Sw6G86Z00
エリスはなんでこんなに頻繁に偶数ゾロ目叩きこんでくるんですかねぇ!?(白目吐血)
少々お待ちください……
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 23:26:41.04 ID:vOJKxEC40
エリス隠しスキル:偶数コンマ発生
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 23:29:47.42 ID:XkkL5BxaO
荒ぶるんじゃないかと言われて速攻荒ぶるってもう草しか生えない
748 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/03(水) 23:44:23.91 ID:Sw6G86Z00
暗黒街とエリスの記憶

1迷子判定

50>35

※基準値を下回った為、迷子はおらず
※帝都での迷子発見確定。見られるのも帝都の人間となりました


2幼少期のエリス、その後

>50

コンマ88

 8 8

偶数ゾロ目:アベル、幼少期より……?

――


【帝国・暗黒街】


ファフニール「ヒヒーン!」ダダン!


暗黒住民1「!?」

暗黒住民2「ひぃ!?」


アベル「ああ、怯えずとも大丈夫だ。危害は加えない」


暗黒住民達「「こ、皇族の方だー!?」」ピュー!


アベル「あ、おい!? ……流石にこの辺りは、貧民街以上に警戒は厳しいか?」

エリス「皇帝陛下達も最初はここまで堕ちたわけですから、その時の名残も大きいのではないでしょうか?」

アベル「ああ、父上達も葉っぱ一つですぐにのし上がったんだったな……」ブル…

エリス「皇族というだけで恐怖が染みつくのも、わかります……」ブル…

アベル「それにしても……」キョロキョロ



シーン…



アベル「ここも、随分と人数が減ったものだ」

アベル「環境改善としてまず貧民街への移住を進めているが、その効果だろうか?」

アベル「いずれは貧民街もこの暗黒街も、帝都に並ぶくらいにはしたいものだが……」

エリス「先程の様子からすると、まだ住まわれている方はいるんですね」

エリス「色々と事情はあると思いますけど……」

アベル「そうだな……」

アベル「しかし昔はあれだけ苦労した道が、こうも簡単に踏破できてしまうとはな」

エリス「ファフニールのおかげもありますけど、やっぱり誰かから襲われることがないというのは……」

アベル「それが一番大きい要因だな。ここも平和に近づいている証拠だと思いたいところだ」

アベル「しかしこの様子なら、目的地もすぐにつくかな……」

エリス「?」

アベル「……」



……

――
749 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/03(水) 23:58:32.87 ID:Sw6G86Z00
――



黒い巨馬が、暗黒街を駆け抜ける。

跨るのは黒服の青年と白服の少女。

しっかりと抱き抱えられた少女は、かつての暗黒街からすれば攫われているようにも見える。

だがそれを止める者は誰もいない。

数を大きく減らした住人。馬の装具に施された、黒騎士団の証。

皇族がこんな僻地になんの用なのだと、問い詰める者がいるわけがない。

そもそも誰も、馬に追いつけない。

すぐに走り去るのだから、我が身が可愛い者は彼らをいないものとして扱う。

帝国の最下層、暗黒街。

その暗黒街の、さらにさらに奥。

あまりにも僻地過ぎて、今や誰も人が残っていないような場所。


「……」


誰も、第三皇子がそんなところを目指しているとは夢にも思わない。



(ここ、は……)



ただ一人、抱き抱えられた少女だけは周りの光景に見覚えがあった。

忘れたくても、忘れられるわけがない。

辛く、苦しい記憶の場所。

そして――運命の場所。



(え……?)



年月が経ち、朽ちかけた家屋が見える。

焼け焦げた痕は、あの時のまま。



しかしそこには、少女の見知らぬものが二つあった。


……

――
750 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/04(木) 00:16:39.72 ID:GZiSnPWv0
【暗黒街・旧エリスの家跡】



ファフニール「……」ピタ!



エリス「こ、ここは……」スタッ

エリス「私の、お家……」

エリス「でも、あれは……?」





二つの墓石「……」




エリス「お墓、なの……?」

アベル「……」スタッ

アベル「……あの日」

エリス「!」

アベル「あの日、エリスと初めて出会った日」

アベル「俺は、まだ自分が強者のつもりでいた」

アベル「頼れる者は誰もいない。自分の力こそが全て……」

アベル「そう信じ……他の者もそうあるべきだと、子供のお前にナイフを渡した」

エリス「……」ギュ…

アベル「……だが」

エリス「え?」

アベル「そうしてから……俺は不安に駆られた」

アベル「本当にあれでよかったのか。俺がもう少し傍にいてやるべきだったんじゃないか」

アベル「……あのまま泣き崩れ、そのまま死んでしまったんじゃないか」

アベル「俺は……しばらくしてから、引き返していたんだ」

エリス「!!」

アベル「だがそこにはもう泣いていた子供の姿はなかった。俺の言葉を受けて、生き延びようと一人でどこかへ去っていた」

アベル「あれだけ泣いていたのに、両親の亡骸に縋ることもなくな……」

アベル「……強い子だと思ったが、せめて一緒に二人を弔うくらいはすべきだったと。後になって後悔したよ」

アベル「頭の冷静な部分は、何をやっているんだと警鐘を鳴らしているくせに……俺は、拙い子供の手で穴を掘って……」

アベル「不格好な、墓を作っていた。名前も知らない、我が子を最後まで守ろうとした強者の……」

アベル「――エリスを産んでくれた二人の、墓をな……」

エリス「アベル、さま……っ!!!」ジワ…

751 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/04(木) 00:19:59.93 ID:GZiSnPWv0
途中ですが、今日はここまで
……容赦なくゾロ目をぶち込んでくるエリスの恐ろしさを改めて実感しました(白目)
帝都の方では荒ぶらないことを祈ります
そして偶数ゾロ目でエリス旧家となったため、先に追加の判定も↓1コンマ二桁で取っておきます

本日もありがとうございました!
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/04(木) 00:21:02.98 ID:4POc5und0
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/04(木) 00:34:18.23 ID:TzhJDZxa0
乙です!
やたらコンマ高いけどこれはいいコンマ?
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/04(木) 00:55:44.56 ID:jMGoDDSC0

この時点で、デート編ラストに相応しい展開だ...
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/04(木) 08:25:39.88 ID:DOSCgcBE0
乙ー
これってアベルもエリス見た時から気になってたってことか
あれ?確か十数年前だからエリスガチロリだよね?アベルロリコ(ry
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/04(木) 08:50:08.98 ID:4POc5und0
>>755
初恋?がエリスで今でも好きなのでただの純愛なのでは?
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/04(木) 15:03:52.88 ID:hCSXkuZU0
しかし作者の構想や伏線も俺らの想像の遥か上をいくねえ
意外な展開すぎてたまげたわ
758 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/04(木) 23:35:05.04 ID:GZiSnPWv0
こんばんはー
遅くなりましたが少しだけ再開します
そしてゾロ目直後にこのコンマ、やはりエリスの運は凄まじいですね……
759 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/04(木) 23:35:52.76 ID:GZiSnPWv0
アベル「……」ゴソゴソ…

ファフニール「ヒン」スッ…

エリス「?」


慎ましい花「……」


エリス「あっ……」


アベル「もう少し早く考えていれば、さらに手の込んだものを用意できたんだがな」

アベル「シアに無理を言って、彼女が育てている花を少し貰ったんだ」ソッ…


献花「……」


エリス「アベル様……」

アベル「……勇敢なる、エリスの父君と母君よ」

アベル「あなた達が亡くなって幾年も経ちますが、娘さんは強く優しく立派に成長しました」

アベル「私は、そんなエリスに幾度となく救われてきました」

アベル「命を、そして心を……」

アベル「……彼女にはこれからも、傍にいて欲しい」

アベル「あなた達が命を賭して守り抜いた宝を、私が奪ってしまうことをどうかお許しください」

アベル「――絶対に、不幸にはさせないと。ここに誓いましょう」ザッ…

エリス「……」スッ…

エリス「……お父さん、お母さん。お久しぶりです」

エリス「私がわかりますか? エリスです」

エリス「あの日、私を守ってくれてありがとう……」

エリス「もしあの時、私が捕まらなければ。もしあの時、今の強さがあったなら……」

エリス「そう思う時もあるけど……今、私はとても幸せです」

エリス「アベル様に助けて頂いて、それからお友達も出来て……」

エリス「そして……アベル様に、愛して頂いて……///」

エリス「聖国で、少しだけ二人のことも知れたんですよ?」

エリス「……もう、あの日は繰り返させません」

エリス「アベル様達と共に、帝国も聖国も手を取り合える世界を必ず実現させます」

エリス「だからどうか心配しないで、やすらかに……」スッ…


……

――
760 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/04(木) 23:36:33.15 ID:GZiSnPWv0
――


……


エリス「……ふぅ」

アベル「……すまないな」

アベル「しかしやはり、ご両親には報告をしておきたいと思ってな」

エリス「……アベル様、本当にありがとうございます」

エリス「私、あの時はまだずっと幼くて、辛くて……」

エリス「お父さんとお母さんが、もう動かないんだって……」

エリス「でも、温かいお兄さんが私を助けてくれたということだけは、焼きついていて」

エリス「お礼も何も言えてなくて。身を守るのに必要だった筈のナイフまで渡してくれて……」

エリス「……ただただ、もう一度あの人に会いたいなって。宛もなく、彷徨っていたんです」

エリス「でもまさか、アベル様が戻られてお父さんとお母さんを弔ってくれていただなんて……」

エリス「なんとお礼を申し上げればよいのか……」フカブカ

アベル「いや、俺は大層なことはしていない」

アベル「それにあの日……俺がもっと強く、もっと早く駆けつけていれば。三人とも助けられたかもしれないというのに」

エリス「……」フルフル

エリス「それはアベル様の責任ではありません。既にこの命を救って頂いただけでも、返しきれない程です」

アベル「俺もエリスにこの命を救われたがな。一人で戦えるつもりで、囲まれて無様に俺は地に這いつくばった」

アベル「まさかそこでエリスと再会して、助けられるとは夢にも思わなかったよ」

エリス「私も無我夢中でした。人にナイフを突き立てるなんて、きっと当時の私は怖くてできなかったでしょう」

エリス「でも、そうしないとこの人もお父さんやお母さんみたいにいなくなってしまう……」

エリス「そう思ったら、身体が勝手に動いていたんです」

エリス「今も、そうです」

エリス「アベル様を失いたくない……そのためなら、私はどんな敵にでも立ち向かえます!」

アベル「……ありがとう、エリス」

アベル「だが、無茶はやめてくれよ? エリスを失いたくないのは、俺も同じだ」

エリス「ええ、勿論。私は、いつまでもアベル様のお傍に……」ギュ…

アベル「あぁ……」ギュ…


761 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/04(木) 23:37:24.93 ID:GZiSnPWv0
墓石「……」


エリス「っ、お父さんとお母さんの前で少しはしたなかったでしょうか///」バッ!

アベル「す、すまん。俺もつい……///」バッ!

アベル「……」

アベル「しかし改めて見るとやはり子供の俺が作った代物だ」

アベル「倒壊していないのが不思議な程だが、やはりしっかりとしたものに作り変えるべきか」

アベル「いや、そもそももっと根本的な供養を……」

エリス「いいえ、アベル様。この街が跡形も無くなるならばともかく、しばらくは二人はあのままでお願いします」

アベル「しかしだな……」

エリス「あまり豪華にしてお供えをしても、もしかしたら誰かに盗られてしまうかもしれませんし」

エリス「それに、この場所は……」

エリス「大変だったけど、私達の思い出が詰まった場所でもありますから」

アベル「そうか……」

エリス「お父さん、頑張ってこの家を用意したんだって、お母さんが言っていた記憶があります」

エリス「だからこのアベル様が作ってくださったお墓も、家も……」

エリス「まだ、このままでお願いします」

エリス「……」チラ…



エリス旧家「……」ボロッ…



エリス(私達が、暮らしていた家……)

エリス(……)



762 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/04(木) 23:38:56.71 ID:GZiSnPWv0
特殊判定結果(>>752

エリス家の散策

01〜50:朽ち果ててもう鼠の巣窟に……
51〜70:何もかも奪われているが、思い出は蘇る
71〜85:お父さんの使っていた剣が残っていた
86〜95:お母さんの作りかけの子供服が……
96〜00:???

コンマ98

96〜00:???

――


エリス「……ごめんなさいアベル様」

アベル「ん、どうしたエリス?」

エリス「その……少しだけでいいんです」




エリス「――少しだけ、家の中を覗いてもよろしいでしょうか?」




エリス「も、勿論何か残っている可能性は低いですし……」

エリス「もしかしたら色々な生き物の住処になってしまっているかもしれませんけど……」アセアセ

エリス「それでも……」

アベル「ああ、安心しろエリス」

アベル「思い出の詰まった家なら、気になって当然だ」

アベル「咎めるわけがないだろう。何かが出てきても、俺が黙らせる」

エリス「アベル様……」

エリス「その、では……一緒に入って頂いても?」

アベル「勿論だとも」

エリス「で、では……」ゴクリ…

エリス「……」

エリス「――ただいま、私のお家」



ギギギギ…



763 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/04(木) 23:50:29.91 ID:GZiSnPWv0
パラ…


パラ…



エリス「あ……?」

アベル「これは、驚いたな……」



ボロボロの椅子「……」

ボロボロの机「……」

朽ちた食器「……」



アベル(外観の朽ち果て具合、そして経過年数)

アベル(そこから考えれば、これだけ原型を保つなどありえない筈だが……)キョロキョロ

アベル(それに野生動物が大量に住み着いているわけでもないだと?)

アベル(これは一体……む?)コツ…


砕けた宝玉片「……」


エリス「あ、それ……」

アベル「っとすまない! 思い出の品だったのか?」

エリス「いえ。でも確か、お母さんが使っていた記憶が……」スッ…

エリス「子供の頃はわからなかったけど、これ……もしかして?」

アベル「……もしかすると、聖国の結界か」

エリス「!! そう、それです!」

アベル「なるほど、しばらくこれがこの家を守っていたのか……」

エリス「お母さん……」

アベル(正体を感づかれないよう微弱なもの。だがそれ故に結界の陣も長く持ったのか……)

アベル(人間の侵入は防げずとも雨風や動物を長年弾き続ける……エリスの母君は相当魔法の扱いに長けていたらしいな)



764 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/04(木) 23:56:44.05 ID:GZiSnPWv0
エリス「も、もしかしたら、何か残っているかも……!?」ソワソワ

アベル「お、俺は下手に触るとまずいな。大人しくしておこう……」


カパ…


エリス「……やっぱり、色々と誰かに持っていかれているようですね」

アベル「真っ先に狙われるのは食糧や金銭だからな……」

アベル「だが家具が残っている以上、可能性はあるぞ」

エリス「そうですよね! あとは……」


朽ち果てた長剣「」ボロボロ…


エリス「お父さん……」

アベル「これは、父君の?」

エリス「はい。お父さん、狩りにもこの剣使ってたなぁ……」


風化した布きれ「」ボロボロ…


アベル「これは……」

エリス「多分、お母さんのものだと思います」

エリス「お母さん、布を繋ぎ合わせて何かしていましたから……」


ゴソゴソ…


エリス「……やっぱり、時間が経ち過ぎているんでしょうね」フゥ…

エリス「子供の私が、何かを持ち出して旅立つという発想をしていればよかったのですが」



朽ちた長布「……」ボロッ…



エリス「あれ、は……」

アベル「エリス?」


765 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/05(金) 00:03:43.88 ID:byJEp05d0
エリス「……もしかして」スッ…


朽ちた長布「……」ポロポロ…



ファサ…



くたびれた小さな本棚「……」


エリス「あ……!」

アベル「その布が壁になっていたのか。棚は傷んでいるが中の本は……」

エリス「……」バッ!

エリス「……! ……!」パラパラ!

アベル(見たところ、数冊の魔道書か?)

アベル(母君の使っていたものなら、大切な形見にもなりそうだが……)









エリス「――あ、あった……! これ……! のこって、た……!」ギュゥ…!








アベル「エリス……!?」オロオロ

エリス「アベル様、残っていました……!」ポロポロ…

エリス「お父さんと、お母さんの思い出……!」ポロポロ…

エリス「ほら、見てくださいアベル様!」バッ!

766 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/05(金) 00:13:20.06 ID:byJEp05d0
【――家族揃って――】


エリス父『……』ニッコリ

エリス母『……』ニッコリ

幼エリス『……』ニッコリ



アベル「なっ……これは……!?」

アベル「覚えているぞ。この顔はあの頃のエリスそのもの……」

アベル「そうなると、後ろの二人が……?」

エリス「はい。私のお父さんとお母さんです!」

エリス「よかった……アベル様に、お見せできることができるなんて……」グス…

アベル「エリス……」

アベル「しかしこれは一体……絵というには、あまりにも精巧すぎる……」

エリス「……この魔道書は、お母さんが一番大切にしていたものなんです」

エリス「お父さんも不思議がっていて、私もよくわからないけどすごいってはしゃいで……」

エリス「お母さんは、この魔道書をいつか思い出で埋め尽くそうって……」

アベル「思い出で埋め尽くす……?」

エリス「はい」



エリス「――これは、お母さんの作った魔道書。残しておきたい光景を、そのまま魔道書に焼き付けられるんです!」




アベル「!?」


767 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/05(金) 00:17:53.06 ID:byJEp05d0
途中ですが、今日はここまで
まさかここに来てもう出ることはないだろうと思っていた初期アイテムが出るとは……
元々はもっとエリスのメンタルが脆かった時用の支えでした(エリスどころかティア以外みんな強メンタルですが)
帝都用の判定はまた後日

本日もありがとうございました!
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/05(金) 00:21:27.23 ID:+k3LeH610
乙です!
エリスの相変わらずのコンマ運よww
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/05(金) 00:39:56.03 ID:3tfQgvQVO
乙です
これもうデートちゃう、ゴールイン前の重要イベントや
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/05(金) 07:20:04.31 ID:dYYHMuTx0
おつです
すごいなエリス母…
これはエンディングで魔導書にみんなで記念撮影するしかないな!
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/05(金) 18:58:01.54 ID:WBHxAW+s0
エリスハウスに向かうのが偶数ゾロ(5%)でそこから本棚見つけられるのがコンマ96〜00(5%)だからこれは0.25%の良イベント……
うん、ソシャゲの最高レア排出率よりは高いから普通だな!(感覚麻痺)
てかこの世界カメラや写真の文化は無かったのね。それを一個人で生み出すってエリスママン相当すごくない?
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/05(金) 19:04:01.67 ID:9EMkXF/J0
意外と暗黒街は弱い人以外にも
こういう訳ありの人々がひっそり住んでいたりするんだろうな
自我を得たはぐれ天使兵とかいたりして

しかしエリスのアベルへの好感度は最早無限大の彼方って感じだろうな
773 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/06(土) 23:02:28.07 ID:TRrdq7Ee0
こんばんはー
エリスは過去に誓いの指輪とドレス反応でも連続偶数ゾロを繰り出していますからね……
確率1/400ってそんなに出るものなのか?

間が空いてしまいましたが、今日もゆるりと再開です
774 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/06(土) 23:03:11.59 ID:TRrdq7Ee0
エリス「どういう原理なのかまでは、私も詳しくは知らないのですが……」パラパラ

エリス「白紙の状態の頁を開いて、魔力を流す……」コォォ…

エリス「こうするとっ!」キィィィン!

アベル「うっ!?」

エリス「魔道書の上に、光球が出てきますので……」

エリス「……」

エリス「折角ですから、外でアベル様の勇姿を残しましょう!」グッ!



……



エリス「アベル様、用意はいいですか?」ソワソワ

アベル「用意も何も、ただ立っているだけでいいのか?」

エリス「はい。この状態で、残したい光景を前にして魔道書を構え、追加で魔力を流す……!」


キュイィィィィィン…


アベル「お、おいエリス!? 魔力の収束音が凄いが大丈夫なのか!?」アセアセ


パシャァ!


アベル「ぬぉっ!?」マブシイ


シュゥゥゥ…


エリス「はい! これで、アベル様のお姿が記録された筈ですよ」

アベル「あの発光は説明が欲しかったぞ……」

775 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/06(土) 23:03:45.70 ID:TRrdq7Ee0
アベル「しかしあれだけで、本当に記録ができているのか? どれどれ……」


アベル『……』


アベル「ほ、本当に俺の今の姿が……」

アベル「シュタイナーの操る天使も凄まじい魔法だったが、これも凄まじい魔法だな」

アベル「魔道書の中に式を完全に記録して術者を選ばないというのも利点だが……」

アベル「これだけ精巧かつ短時間で光景を記録するなど、これからの時代が変わりかねん」

エリス「そう、なのでしょうか?」

アベル「移動や保存が難しいもの、人や物を問わず後世に情報を残すことができる」

アベル「王国であればなんらかの似た道具を生み出している可能性も無くはないが……」

アベル「鮮やかに情報をそのまま本に焼き付けるという技術は、そうそう容易くは作れまい」

アベル「本当に、エリスの母君は凄い方だったのだな……」

エリス「う〜ん、私にとっては優しいお母さんというだけで、凄さは感じなかったんですけれどね」

エリス「……」

エリス「でも、もしお母さんの魔法が凄いものなら、リーナさん達に解析してもらおうかな」

エリス「世界中に広まれば、色々な人が思い出をとっておけるということですものね?」

アベル「そう、だな。だがエリス、その魔道書は……」

エリス「はい。二人の思い出が詰まった……そして今、アベル様も詰まった私の宝物です///」

エリス「も、もうちょっとだけ、私の手元に置いておきたいなって……///」

アベル「ああ、それがいい」


776 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/06(土) 23:08:04.06 ID:TRrdq7Ee0
エリス「まだ白紙の余裕がありますし……」ペラペラ…

エリス「こうしてアベル様を記録すると、あれもこれもと記録したいものが出てきてしまいました///」

アベル「いいじゃないか。母君との約束をエリスが引き継ぐんだ。誰にも文句は言わせない」

エリス「ありがとうございます、アベル様」ギュッ…

アベル「しかし、母君もさぞ無念だっただろうな……」

アベル「見たところ、埋まっているのは魔道書のかなり手前部分だけだろう?」

エリス「そう、ですね。私もまだまだ小さい頃でしたし、場所も場所ですから」ペラペラ

エリス「本当に私が小さい頃のものばかり……でも、こうして残っていたのです。今から続きを……あっ!?」

アベル「ど、どうしたエリス!?」

エリス「……」カタカタカタ…

アベル「一体何を見たんだ!?」バッ!





【――エリス、初めての馬との戯れ――】



幼エリス『』

馬『……』ガブガブ!




アベル「……」

エリス「お母さん……記録する前に、助けて……」カタカタカタ…

アベル「こ、これがエリスの馬が苦手な原因か……」

アベル(ここまで噛まれては、苦手意識も生まれるだろうな……)

エリス「……」パタン

エリス「今日からは、いい思い出を沢山記録します!」

アベル「そ、そうしようか……」

エリス「幸い、今日はアベル様と二人きりのおでかけ……」

エリス「アベル様が二人のお墓を作っていてくれたことも知れて、思い出の本も見つけ出せて……///」

エリス「きっと、この後もいいことが沢山起きそうな気がしますもの///」

アベル「あまり期待しすぎないでくれよ? だが、全力で応えると約束しよう」

エリス「ふふ、それではそろそろ行きましょうか?」

アベル「もうここはいいのか?」

エリス「はい。またいつか、二人に報告することが出来た日に」

アベル「そうか。では……駆けろ、ファフニール!」

ファフニール「ヒヒーン!」パカパカ!


……


――
777 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/06(土) 23:10:33.92 ID:TRrdq7Ee0
――


【帝都・街道】


エリス「……」キョロキョロ

アベル「どうしたエリス?」

エリス「あ、いえ。この魔道書……」スッ

エリス「思い出だけじゃなくて、綺麗な景色もどんどん記録すれば楽しそうだなって」

エリス「遠く離れた地の人も、本を見るだけでその光景を楽しむことができますし」

アベル「そうだな。どれだけ上手く描いたところで、その焼きついた光景にはそうそう並べまい」

アベル「いつかその技術が広まれば、そういった楽しみ方もできるだろうな」

エリス「はい! で、でもこれは、今は私だけの本です///」ギュッ…

エリス(次に、そしてこれからも残したいものは、もう決まっていますもの……)

エリス「ところでアベル様、次はどちらに?」

アベル「ああ、変わり映えがしないと思われてしまうだろうが……」

アベル「……エリスの新しい服を、探してみたくなってな///」

エリス「ええっ!?」

エリス「そ、そんな! 私、以前のこの服だけでも十分に……///」

アベル「俺がまた違う格好のエリスを見たいんだ。頼まれてくれ」

エリス「あうぅぅ……///」プシュゥゥ…

アベル「確かに今の服も素晴らしいが――っ!?」

アベル「止まれ、ファフニール!」グッ!

ファフニール「ヒヒン!」ピタァ!



特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 23:11:35.40 ID:B/Bjyte20
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 23:13:38.30 ID:rh9Yiftx0
780 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/06(土) 23:26:38.85 ID:TRrdq7Ee0
特殊判定結果

1迷子の性別
奇数:男の子
偶数:女の子

コンマ40
偶数:女の子


2迷子のアベル認知

50>30

※基準値を下回ったため、アベルのことはわからない様子

――



金髪少女「うあああぁぁぁぁ……」ポロポロ…

金髪少女「お父さーん、お母さーん……」ポロポロ…



エリス「あれは……」

アベル「何かに巻き込まれたのかはわからんが……」



アベル(父と母を求めて泣くあの子の姿は……)

エリス(あの時の私と同じです……)



アベル「……エリス、悪いが」チラ

エリス「ええ、勿論です!」グッ!



エリス「あの子を、助けてあげましょう!」



スタッ!


アベル「……大丈夫か?」シャガミ

金髪少女「えぅ……!?」ビクッ!

エリス「安心して。私もこの人も酷いことはしませんからね?」シャガミ

エリス「どうして、泣いていたの?」

金髪少女「あっ……」ジワァ…

金髪少女「お父さんと、お母さんと……」ヒック…

金髪少女「お買いものに一緒に来てたけど……いなくなっちゃって……」ヒック…

金髪少女「私、一人でっ……!」

エリス「よしよし、怖かったですよね……」ナデナデ

アベル「ただはぐれただけか……」ホッ…

アベル「しかし帝都ではぐれたとなると、少し面倒だな」

アベル「帝都の治安も完璧ではない。この子を一人にするわけにもいかないだろう」

エリス「私達で、この子のお父さんとお母さんを探してあげましょう!」

金髪少女「?」キョトン
781 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/06(土) 23:39:12.76 ID:TRrdq7Ee0
――

……


アベル「……少しは落ち着けたか?」

エリス「お父さんとお母さん、絶対に見つけてあげますからね」

金髪少女「あ、あり、がとう……」グス…

金髪少女「でも……」

アベル「……別に、何かを要求するつもりはないから安心してくれ」

アベル「元々俺達も馬に乗って帝都をゆっくり散策するつもりだったんだ」

アベル「のんびりするついでに君の両親を探す。だから何も気にする必要はないぞ」

エリス「ほら、見てください。凄く大きい馬でしょう?」


ファフニール「ヒヒン!」ドヤ!


金髪少女「わあぁ……!?」

エリス「この子に乗って探せば、きっと見つかりますよ!」

金髪少女「だ、大丈夫かな……?」

アベル「ファフニールは身体は大きいが温厚だから大丈夫さ」

アベル「子供が一人増えても、問題は無い」

エリス「…………こ、怖かったらこのお兄さんにしがみつけばもっと大丈夫ですよ!」

エリス(大丈夫……ファフニールなら、私も振り落とされないはずです……)ダラダラ…

アベル「探すなら、はやく探した方がいいだろう。ほら」ダキアゲ

金髪少女「!?」

アベル「どうだ、ファフニールの背から見た景色は?」ストン

金髪少女「わああぁぁぁぁ! すごい、すごい! お父さんに乗るよりもたかーい!」キラキラ!

アベル「ふふ、ようやく笑ってくれたか」

エリス「よ、よし……」ドキドキ

エリス「それでは、さっそくお父さんとお母さんを探しに行きましょう!」

アベル「駆けろ、ファフニール!」

ファフニール「ヒヒヒーン!」パカパカ!

金髪少女「わっ!? はやいはやーい!」キャッキャッ!



……

――
782 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/06(土) 23:48:17.56 ID:TRrdq7Ee0
――

……



【帝国・帝都】


ガヤガヤ…



アベル「この混み具合では、もう少し速度を落とした方がいいか」

ファフニール「ヒヒン」トコトコ

エリス「この子のお父さんとお母さんも探しているかもしれませんし……」

エリス「もしかしたら、はぐれてしまったお店で待っているかもしれません」

金髪少女「ご、ごめんなさい……」

金髪少女「私、お店の場所覚えてなくて……」ショボン…

アベル「帝都は似た構えの店も多いから仕方がないか」

エリス「どうやって探しましょうか?」ウーン…

アベル「速度を落としてもファフニールの脚は健在だ」

アベル「それにこの高さなら人混みにこの子も紛れずに済み、かつ人目につきやすい」

アベル「両親が見つけられずとも、誰かが俺達の姿を覚えていれば、そこから両親が辿りつけることもあるだろう」

エリス「このまま散策しながら探すのですね! かしこまりました!」

アベル「さて、はやく見つかってくれるといいんだが……」


特殊判定
↓1コンマ二桁
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 23:49:12.72 ID:/rLzyxYI0
どうだ
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 23:54:21.34 ID:Dya3PIm9O
くっ
785 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/07(日) 00:05:17.35 ID:9a5Sizzo0
72>70

※基準値を上回った為、捜索難航
※この後のとある判定に補正がかかります

――

……


アベル「……と、言ったはいいが」


人だかり1「「」」ワラワラ

人だかり2「「」」ガヤガヤ


アベル「この人の多さは想定外だな……」

アベル「これではこの子がはぐれるのも無理はない」

エリス「そうですね……下手をすると、新たな迷子も見つけてしまいそうです」

金髪少女「……」

アベル「そう不安そうにするな。大丈夫だ」ポンポン



「おっ? アベル様!」


アベル「む?」

八百屋1「お久しぶりですアベル様!」

八百屋2「アベル様のおかげで、今日もこいつとぶつかりあいながら商売させて頂いてます!」

アベル「おぉ、お前達か。久しいな。あの時は脅す様な真似をして悪かったな」

八百屋1「いえいえなんの! 俺達がこうしていられるのもアベル様の言葉があってこそです!」

八百屋2「今日はまた一段といい林檎を仕入れています! お安くしますよ!」

アベル「……」チラ

金髪少女「……」ジー…

アベル(捜索に時間がかかる可能性がある以上、手軽に食べられる食料も必要か)

アベル「そうか。ならばいくつか買わせて貰うとしよう。それで、今日のところはどちらが美味いのかな?」

八百屋1「そりゃあ勿論俺の方でさぁ!」

八百屋2「何を言う! 今日も俺の林檎の方が安くて美味いね!」

アベル「ふっ、ならば今日も両方から買わせて貰おうか」

八百屋達「「ありがとうございます!」」



……



八百屋1「あの反応だと、引き分けかねぇ……」

八百屋2「だろうなぁ……」

八百屋達「「……」」

八百屋1「と言うよりも、お前見たよな?」

八百屋2「ああ、見た。正直そっちが気になりすぎて商売忘れそうだったぜ」

八百屋1「アベル様が、でかい馬に金髪の可愛い子と小さい子供乗っけてたけど……」

八百屋2「……まさか、アベル様の子供なのか?」


……

――
786 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/07(日) 00:08:46.73 ID:9a5Sizzo0
途中ですが、今日はここまで
緩めにしていた両親捜索難易度が基準値を越えたため、少しだけアベルとエリスが放浪します
そしてそれを考えると、名前を呼ばずにいることが難しいので、フレーバーですが迷子の名前を考えていただけると助かります
あと、先にエリスに選ぶ服も(土下座)
そして判定も先に↓1コンマ二桁で先に

本日もありがとうございました!
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 00:09:36.47 ID:1pnZg11DO
乙です
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 00:09:43.88 ID:v3MB0VKk0
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 00:10:41.48 ID:v3MB0VKk0
ちくしょう!8秒遅かった!
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 00:14:30.46 ID:0zN3aFdmO
おつおつ
アベルもエリスも面倒見良さそうだし、金髪ともなれば誤解は確かにしそう
迷子の名前はアリスとか?なんとなくア(ベル)と(エ)リスの子的な感じで
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 00:28:14.60 ID:7zwKSrQ90
乙です!
無駄に高いコンマのせいで親の捜索難航するとか俺のアホー!
あ、子供の名前はアリスに1票でお願いします
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 06:06:50.67 ID:msk48Brj0
おつです
名前はアリスで賛成です
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 14:47:51.60 ID:aCEMDTEu0
個人的にアリスは本当のアベルとエリスの子供の名前に取っときたい気持ちもあるから(実際に本編では登場しないだろうし、そもそも子供が男の子の可能性もあるけど)
迷子の名前はスリアで
後エリスが選ぶ服はアベルとお揃いで黒をベースにした服あたりで
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 19:26:42.00 ID:dDe7JDaXO
そうか本当の子供ようにとっておくってのもありだったな……
賛成してくれてる人もいるけど、スリアの方がいいかも?
エリスの服は上はシンプルな白インナーにピンクロングスカートとか。ピンクも似合いそうだし
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 19:29:34.22 ID:dDe7JDaXO
あれ?ID変わってるけど>>790です
796 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/07(日) 23:43:25.44 ID:9a5Sizzo0
こんばんはー
実は今回の迷子判定の子の性別が後のアベルとエリスの子の性別になっていたりします
(男の子で黒髪・女の子で金髪でした)
名前はアリス優勢でしたが、ご本人がスリアに変えているのと、私自身アリスが二人の子供の名前に丁度いいなと思ったので
今回はスリア採用とさせていただきます

遅くなりましたが少しだけ再開です
797 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/07(日) 23:44:30.79 ID:9a5Sizzo0
――

【帝都・離れの道】


アベル「少し、時間がかかるかもしれないな」

アベル「腹は減っていないか? 林檎であれば軽くつまめると思うが」

金髪少女「あ、ありがとう。えっと……」

エリス「あ、そういえば私達まだ名乗っていませんし、この子の名前も聞いてなかったです!?」

アベル「む、そういえばそうだったな」

金髪少女「あ、ごめんなさい……」

スリア「私、スリアっていうの」

アベル「スリアか。こちらこそ自己紹介が遅れたが、俺はアベルだ」

エリス「私はエリスです。よろしくねスリアちゃん?」

スリア「うん! アベルお兄ちゃん、エリスお姉ちゃん!」ニコ


アベル(やはり、俺を知らないか。その方が下手に萎縮されなくて済むんだが)

エリス(フィーア様に姉様と呼ばれることはあっても、なんでしょうこの新鮮な気持ち……?)


スリア「でもアベルお兄ちゃん、さっきのおじちゃん達から褒められてた……?」

アベル「ん、あー……昔、ちょっと縁があってな。大したことじゃないんだ」

アベル「それより、先に林檎を食べてしまおう。腹が減っては、上手く探せないかもしれないからな」

エリス「では、私が。スリアちゃん、よーく見ててね?」

スリア「?」

エリス「林檎をこうして……」ホッ!

スパスパーン!

ウサギ林檎「……」テーン

スリア「わあぁぁぁ、すごーい! どうやったの? どうやったの!?」

エリス「ふふ、そんなに難しくないですよ? ゆっくりやると、こうして……」シャリシャリ…

スリア「……♪」ジー

アベル(あのエリスが、小さい子の面倒を見ているとはな)

アベル(なんだろう、この気持ちは……?)




……

――
798 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/07(日) 23:46:11.33 ID:9a5Sizzo0
――


スリア「林檎、可愛くておいしかった!」ニコニコ

エリス「ふふ、よかったです」

アベル「よし、それじゃあ捜索を再開しよう」

エリス「スリアちゃん、どんなお店に行っていたかは覚えている?」

スリア「えっとね……お父さんが武器のお店に行って、お母さんがおやつの食べられるお店に行きたいって……」

アベル「……スリア、どれくらい歩いたかは覚えているか?」

スリア「一緒に手を繋いで、ちょっと歩いたかも……?」

アベル「ふむ……帝国の武具店は数多くあるが、甘味処は帝国ではまだ少ない筈だ」

エリス「それも高級店が多いですし、徒歩圏内となると少し絞れるかもしれません」

アベル「スリアの背丈からして、両親も歩く速度は落としていた筈。さほど距離は離れていないと見るべきだろうな」

エリス「武具店なら、私いろいろと知っています! そこから辿れば……!」

アベル「甘味店は俺も把握しきれていないからな。それで行くか」

アベル「待っていろスリア。必ず両親を見つけてやるからな」

スリア「うん、ありがとうアベルお兄ちゃん!」

エリス「まずここから近い武具店は、西の方です!」

アベル「よし、行くぞファフニール!」

ファフニール「ヒヒン!」パカパカ!

スリア「はやいはやい! アベルお兄ちゃん、お父さんよりも馬に乗るの得意なんだね!」キラキラ!

アベル「そ、そうか? ファフニールが優秀なんだと思うがな」

スリア「ファフニール、この子の名前……かっこいい!」ナデナデ

ファフニール「ヒィン///」


エリス(……私も、ファフニール以外の馬に早く慣れたいなぁ……)



……


――
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 23:49:00.60 ID:7zwKSrQ90
お、名前スリアになったか
確かにアリスは2人の子供の名前の方が良いわな
800 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/07(日) 23:49:09.37 ID:9a5Sizzo0
――

……


【帝国武具店】


スリア「んー……ここじゃないかも?」

スリア「えっとね、入り口に大きな鎧があったの!」

アベル「入口に大きな鎧か。なるほど」

アベル「しかし武具店を訪れるということは、お父さんは兵士だったのか?」

スリア「うん。俺も強者になるんだーって、よく言ってた!」


店員「おや、エリスちゃん久しぶりだね。どうだい、王国から仕入れた新作の投剣があるんだけど……」

エリス「……」ゴクリ



的「」ドスドスドスドスドス!


店員(……全て致命箇所命中。怖い)ブルブル

エリス「おお、軽くて投げやすいですね!」グッ!

アベル「……エリス。それは今度買おうな?」チラ

エリス「あ!? ご、ごめんなさい///」アセアセ


スリア「よ、よくわからないけどかっこいい……!」キラキラ!

アベル「……スリア。あれはエリスが特別なんだからな?」

アベル「スリアは、刃物を扱う時はちゃんと気をつけてしっかり持つんだぞ?」

スリア「はーい!」


店員「……金髪の子供? まさかエリスちゃんの……?」



……


――

801 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/07(日) 23:55:32.95 ID:9a5Sizzo0
――


……



アベル「エリス、武具店では顔が広いな……」

エリス「えへへ/// 自分の技量もですが、自分に合った武器を探すために巡りましたからね」

スリア「エリスお姉ちゃん、かっこよかった!」キラキラ!

スリア「お父さんよりも強そう! アベルお兄ちゃんも強いの?」

エリス「ええ。私よりもずっと」

スリア「すごーい!?」キラキラ!

アベル「こ、こらエリス! 子供に嘘を教えるな!?」アセアセ

エリス「本当のことなのに……」

アベル「ともかく、情報を合わせると……」


新築武具店「……」


アベル「あの店に寄った可能性が高い」

アベル「どうだスリア、あの店か?」

スリア「あ、うん! あのお店!」

エリス「さっきのお店で聞いた通り、最近できた鎧の専門店だったんですね」

エリス「鎧は使わないので盲点でした……」

アベル「さて、そうなると最後に寄った甘味処は……」



甘味処「……」



アベル「……あれか」

アベル「運よくまだ周辺にいてくれればいいんだが」


……


――

802 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/08(月) 00:01:38.64 ID:d+u1VyqF0
特殊判定結果


金髪少女を連れての行動。帝都民の誤解は?

70>47+20(放浪)

※基準値を下回った為、大事にはならず

※興奮ギルバートの乱入は防げました

――

【帝都・甘味処】



アベル「そう都合よくもいかないか……」

スリア「……」ショボン…

アベル「そう気を落とすな。はぐれた場所までは帰ってこられたんだから」

エリス「そうですよ。それよりほら、この焼き菓子をいただきましょう?」

スリア「え、いいの……!?」

アベル「ああ、ファフニールに乗っていたとはいえ少し疲れただろう?」

アベル「甘いものを食べて、休憩をすることも大事だぞ?」サクサク

アベル「それに俺とエリスだけじゃ食べきれるかも怪しいからな」

エリス「ええ。スリアちゃんにも食べて欲しいかな?」サクサク

スリア「えへへ、ありがとう……!///」サクッ!

スリア「あま〜い♪」ニコニコ

エリス「ふふ……」

アベル「おっと、美味いからと言って慌てて食べては駄目だぞ?」

スリア「うん!」サクサク

アベル「いい子だスリア」ナデナデ


店員「ん、今スリアと言ったかな?」

店員「もしかして迷子の……!?」


スリア「!!」

アベル「ああ、そうだ。両親からはぐれていたこの子を俺達が保護した」

エリス「なんとか最後に立ち寄ったこのお店までは戻って来れたのですが……」

店員「おお、良かった! あの二人、さっきからこの辺りでその子を探していたんだよ!」

店員「すぐに呼んでくるからね!」ダッ!


アベル「よかった、思ったよりも時間はかかったが、なんとか見つかったな」

スリア「お父さんとお母さんに、会えるの?」

エリス「ええ、もう少しだけここで待っていましょう?」ナデナデ



特殊判定
↓1コンマ二桁
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 00:04:45.48 ID:jhDIqfDBO
終わりも近い…
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 00:07:22.22 ID:51jVEdNNO
パパン乱入とかさり気なくやべーイベントじゃねぇか!?
かわせてよかった反面、興奮パパンもちょっと見たかったかも
805 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/08(月) 00:10:43.28 ID:d+u1VyqF0
判定を取ったあたりで今日はここまで
ギルバートの誤解は無事に避けられて一安心と言ったところでしょう
アベルとエリスでアリスは本当にしっくりきましたね
本人が出てくるわけではありませんが、エンディング時に名前は出てくると思います

この後はエリスの服選びになりますが、もう一案ほどまだ募集中です
本日もありがとうございました!
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 00:49:41.80 ID:0ZtqCyR/0
乙です!
パパン乱入したらデートどころじゃなくなるからほんと良かった!
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 05:16:57.53 ID:n/6IMtoR0
おつです
服…淡い黄色のシンプルなドレスに、小さな青いリボンとか
リボンは紐タイプで、髪をまとめる感じで
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 08:25:37.09 ID:EWaCGH+50
そういやパパンもママンも孫に興味津々だったもんなぁ…
服は結婚したら流石にメイドじゃなくなるだろうしメイド服風の黒基調に白のフリルなドレスとか
809 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/08(月) 23:14:15.27 ID:d+u1VyqF0
こんばんはー
服の追加案、ありがとうございます!(フレーバーなんですけどね……)
それではゆるりと再開していきます
810 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/08(月) 23:14:46.52 ID:d+u1VyqF0

特殊判定結果

スリアとの別れ

85>48

※基準値を下回ったので、ここでお別れ

――


……


スリア父「スリア!」バッ!

スリア母「大丈夫!? どこも怪我してない!?」バッ!


スリア「あ、お父さん! お母さん!」パアァ!


スリア父「すまない、俺達がちょっと目をはなしたばかりに……」

スリア母「でも、無事でよかったわ……」

スリア「うん! お兄ちゃんとお姉ちゃんがここまで連れてきてくれたの!」

スリア「だから私、全然怖くなかったよ!」ニコニコ

スリア父「ああ、なんとお礼を言っていい……やら……?」


アベル「無事に合流できて何よりだ。今度ははぐれないように気を付けるんだぞ?」

スリア「うん!」


スリア父「アベベベベベ、アベル様ぁっ!?」ズザザザ!

スリア母「も、申し訳ありませんうちの子がぁっ!?」ガバッ!

アベル「お、落ち着いてくれ。今日は休暇で公務の妨げになるようなことは……」

スリア父「アベル様の休暇を潰したっ!? ど、どのように詫びれば……!?」オロオロ

エリス「落ち着いてください。スリアちゃんのご両親を探そうと思ったのは、アベル様と私の意思です」

スリア父「よく見れば君も知っているぞ!? メイド試験で暴れ回り、皇帝陛下にすら臆さず切り込んだ子だ!?」

スリア母「お助けをっ!? 切り刻まないでください!?」ブルブル

エリス(な、何故一介のメイドである私までここまで畏れられるのでしょう……?)

スリア「むー……お父さん、いつもみたいにびしっとしてよー」

スリア父「スリア、よく聞いてくれ!? この方達は普通のお兄ちゃんとお姉ちゃんじゃないんだよ!?」アセアセ

スリア「え?」


……

――

811 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/08(月) 23:15:31.46 ID:d+u1VyqF0
――

……


スリア「それじゃあお兄ちゃん、皇子様だったの!?」

アベル「一番下の第三、アドルラン兄様とカイン兄様の補佐しかできない身だがな」

エリス「私はメイドですので、偉くはないから大丈夫ですよ?」

スリア父「またまた御謙遜を」

スリア父「確かに新しい帝国を造りなおしているのはアドルラン様ですが……」

スリア父「あの日、皇帝陛下に挑んだ者達を率いていたのはアベル様、あなたです」

スリア父「今もきっとお忙しい……いや」チラ…

エリス「?」

スリア父「……大切な時間を過ごされていたであろうお二人の手を煩わせてしまうなど、本当になんとお詫びすれば……」

アベル「俺達は別に構わない。スリアを放っておけないと思い、俺達が勝手に動いただけだ」

アベル「だから詫びるなら、スリアにだな。この人混み、今度はしっかりと手を握っておくことだ」

スリア母「そうですね……ごめんねスリア」ヨシヨシ

スリア父「今からでも、おでかけの続きをしような……!」

スリア「……」チラ

スリア「アベルお兄ちゃん、エリスお姉ちゃん……また、会える?」

アベル「ん? ああ、俺達は基本は帝国にいるし、あちこちをうろついているからな」

エリス「私はお買いものにもよく出ますから、お店なら会えるかもしれませんね」

スリア「そっか……!」

スリア「それじゃあ、またね! 今日は本当にありがとう!」ニコニコ

アベル「ああ、またな」フリフリ

エリス「スリアちゃん、お父さんとお母さんと仲良くね?」フリフリ

スリア「うん!」

スリア両親「「本当にありがとうございました……!」」バッ!


……


――
812 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/08(月) 23:18:07.71 ID:d+u1VyqF0
――


スリア「……あーあ、もうちょっとお兄ちゃんとお姉ちゃんと一緒に遊びたかったなー」

スリア父「こ、こらスリア!」アセアセ

スリア母「さっきも言ったでしょう? アベル様はいまやこの国でもとっても偉くて忙しい人なのよ?」

スリア母「エリスちゃんだって、休暇のアベル様の直属の護衛ともなればお父さんよりも偉いのよ?」

スリア「うん、それはよくわかったよ! さっきのお父さんプルプルしてたもん!」

スリア父「うぐ、仕方がないだろう? 一兵士の俺からすれば、雲の上みたいな人たちなんだからさぁ……」

スリア「……でも、お兄ちゃんもお姉ちゃんもとっても優しかったよ?」

スリア父「そうか……」

スリア母「皇族の方が迷子の面倒まで見てくれる……これから帝国がどうなっていくのか、楽しみねあなた?」

スリア父「そうだな。同僚でも納得いってない連中もいるけど、俺も今後の帝国には期待が持てるなぁ」

スリア母「ふふ、それにしても一時はどうなることかと思ったけど……」

スリア母「スリアには、凄い日になっちゃったわね。同年代の子、誰も経験できないことよ?」

スリア「うん、本当に凄かったの!」キラキラ

スリア「アベルお兄ちゃん、お父さんよりずっと馬に乗るのが上手くて速くてね!」キラキラ!

スリア「エリスお姉ちゃんは刃物を使うのが上手くて、林檎も的も全部一瞬で切れちゃうの!」







スリア「――お父さん、強者になるんでしょ? お兄ちゃんやお姉ちゃんよりも強くなるの!?」ワクワク






スリア父「」

スリア父「」

スリア父「」

スリア母「……そうね、スリア。いつかなってくれるといいわね……」

スリア母「で、でもほら! 今日はさっきのおでかけの続き! 今度は絶対に手を離さないからね!」ギュ!

スリア「うん!」

スリア父(……娘に父の威厳を見せられる日、来るのかなぁ……)



……

――
813 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/08(月) 23:20:40.13 ID:d+u1VyqF0
――

……


アベル「……よし、スリアも両親も今度はしっかり手を繋いでいるようだ」

アベル「あれならもうはぐれることもあるまい」

エリス「お父さんとお母さんが見つかって、本当によかったですね!」

アベル「そうだな」

エリス「スリアちゃん、どこか昔の私に似ていて」

エリス「お父さんとお母さんに会えないって泣いちゃう気持ち、よくわかりましたからね……」

エリス「状況が違いますけど、かつての私に対するアベル様のように……」

エリス「スリアちゃんの希望になれたなら、嬉しいです」フフ

アベル「大丈夫だろう。スリアもエリスには随分と懐いている様子だったじゃないか」

エリス「それを言ったら、アベル様にも凄く懐かれた様子でしたよ?」

ファフニール「ヒヒン!」

エリス「あと、ファフニールにも」

アベル「純粋な子だったからな。子供はやはり、泣いているより笑っているほうがいい」

エリス「そうですね!」

エリス「……」


特殊判定
↓1コンマ二桁

814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:21:57.82 ID:55KP6O5i0
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:22:16.56 ID:uj0YymR8O
ゾロ
816 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/08(月) 23:26:31.54 ID:d+u1VyqF0
補正抜きで突破するあたりもう流石エリスとしか(白目)
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:27:34.83 ID:zRceQJkD0
また隠しスキル『流石エリス』が発動したか…
818 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/08(月) 23:40:47.99 ID:d+u1VyqF0
続・エリスの子供願望

82+20(放浪)>80

= 1 0 0 (私にも子供が出来たら、女の子がいいなぁ……///)

※基準値を超え、振り切りました(白目)

※エンディングの一夜時、エリスが積極的になります

※エンディング時、少しイベントが増えました

――


エリス(……スリアちゃん、可愛かったですね)

エリス(アベル様にだけでなく、私にまであんなに懐いてくれて……)

エリス(もし私とアベル様の子供ができたなら、いつかあんな感じになるのでしょうか?)

エリス(……///)

エリス(手を繋いで一緒におでかけをしたり……)

エリス(今はまだ難しいけど、馬に乗ってお散歩したり……)

エリス(一緒にお店を見て回って……)

エリス(……アベル様と、親子三人で……///)

エリス(アベル様はきっと誰の子であっても、優しく等しく愛してくださいます)

エリス(私も自分の子には辛い思いはさせたくないですし、出来る限りずっと傍にいてあげたい……)

エリス(……男の子かな? 女の子かな?)ワクワク

エリス(ああ、でもさっきのスリアちゃんを見ていると、女の子の方がいいかも……?)

エリス(アベル様のような男の子もいいですけれど、もしアベル様のように危険をかえりみない子になってしまったら……)ブルブル…

エリス(いや、もしそうなってしまった時は、私が頑張る時です!)

エリス(事実、ノワール様という例があります!)

エリス(お母さんになってからも、ひたすら鍛錬を積んで我が子を助けられるようにならなければ!)

エリス(……)

エリス(でも、アベル様との子供……///)

エリス(もし実現すれば、私も鍛錬を疎かにして甘やかしてしまうかも……///)



アベル「……エリス?」


エリス「ひゃいっ!?///」ビクーン!

アベル「だ、大丈夫か?」

エリス「は、はい! 大丈夫です!? 何も問題ありません!?///」ドキドキ

アベル「そ、そうか……」

819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:42:25.10 ID:ZSxb6U69O
そういやエリスって最強だったねえ……
忘れてたけど
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:46:52.12 ID:X2RFC/t4O
あの夜レベル2だったエリスがこんなに育っちゃうなんて(歓喜)
821 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/08(月) 23:51:00.83 ID:d+u1VyqF0
――

……


エリス「……///」

アベル「落ち着いたか?」

エリス「は、はい。もう大丈夫です」

エリス(うぅ、私やっぱり最近少し欲深くなっちゃってる……///)

エリス(しっかりしないと!)グッ!

エリス「スリアちゃんも無事にご両親と合流できましたし、気持ちを切り替えましょう!」

アベル「そうだな。予定は少し狂ったが、大きな影響はない」









アベル「――このまま当初の予定通り、エリスの服を見に行こうか?」ニコリ








エリス「……ふぇ?」

アベル「な、なんでそんな顔なんだ? 少し前に伝えたとは思うんだが」

エリス「……」

エリス「…………」

エリス「…………////」プシュー…

エリス「はわわ!? だ、大丈夫ですアベル様ぁ!?」

エリス(い、今はちょっと、頭の整理がついてなくて……///)

アベル「遠慮をするなエリス。駆けろファフニール!」

ファフニール「ヒヒーン!」ドドドドドド!

エリス「ま、待ってくださいアベル様ぁ!? は、はやいですー!?」ギュゥ!


……


――
822 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/08(月) 23:57:38.80 ID:d+u1VyqF0
――


……

【帝国・服屋】



アベル「さて、さて……」イソイソ…

アベル「エリスは普段、メイド服しか着ないからな」

アベル「ある意味で、俺と同じ。しかし俺とは違い色々な物が似合う可能性を秘めている」

エリス「……///」

アベル「そのワンピースも捨てがたいが……」

アベル「俺はエリスの色々な姿を見てみたいんだ」

アベル「わかってくれるなエリス?」

エリス「は、はい///」

アベル「よし。それでは早速……」

アベル(とはいえ、やはり俺の感覚がエリスと合っている保証は無い)

アベル(無難に行くべきか、攻めるべきか……どうするかな)



――

※エリスの服、どれにしよう?

1:大人っぽく黒基調の服でまとめて、アベルとお揃いに

2:白い服とピンクのロングスカートで可愛くまとめよう

3:淡い黄色のドレスと髪をまとめる青リボンのコーデで

4:今を忘れない、メイド服風のモノクロフリルドレスを

5:その他自由安価

↓1〜3多数決コンマ
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:01:47.13 ID:OfOYe1R/O
迷うが2番
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:02:42.02 ID:ecrBySiB0
3が以外と良さそう
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:04:07.99 ID:qRwtaykwO

帝国の皆さんに「ああ、アリス様がログインしたのってあの時かあ」と思って欲しいです
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:04:44.72 ID:q16weO5y0
コンマかな?
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:05:28.79 ID:qRwtaykwO
…なんかアホみたいなこと書いたらとんでもねえ数値出して申し訳ない
828 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/09(火) 00:13:07.12 ID:12dg80hV0
票が割れましたが、99ゾロ最大値ですのでアベルとお揃いに決定しました
そして決まったところで今日はここまで。エリスのコンマでエンディングが膨らんでいく恐怖……
この後また少しエリスとのデートは続き、途中のエリス家の魔道書を回収しているため、城塞帰還後にも少しイベントが発生します
おそらくそれでもこのスレ内で収まり、マックスとキアラの話の前フリをして次スレという流れになるかと思います

そしておそらく、次スレが最後のスレになるかと思います(多分。残りチケットは1枚+このスレ1000のボーナスでイベント一つなので)
前スレにて誘導前に埋まってしまった反省点もあるので、デート編が終わった後
マックス達の話に入る前に、チケット+1000ボーナスを先取る形で、イベントを2つ範囲を広げてコンマ多数決で取ることを考えています
まだ少し先の話ですが、最後のイベント安価となるため、その時は事前の通知を行いたいと思います

本日もありがとうございました!
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:20:00.88 ID:ecrBySiB0
乙です!
とうとう次で最後のスレか、感慨深いなぁ
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:48:28.51 ID:QwEd/8q20
年単位で連載してくれてたんだよなあ
1スレ目から追わせて貰った身としては改めて本当に感慨深いですわ
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 10:01:02.24 ID:iu8EYhJt0
デート編はこのスレほぼ丸々使ってるしイベント次第で次々スレまで行くかと思ったが、どの道あともう少しで終わっちゃうのか……
最後のイベント安価にはなんとか参加できるようにしたいな
832 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/09(火) 23:04:27.33 ID:12dg80hV0
こんばんはー
多分、一年半以上書いているんですよねぇ……
本当に支えてくださる皆さんには感謝しかありません

それでは今日も少しづつ進めて行きます
833 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/09(火) 23:05:03.21 ID:12dg80hV0
アベルとお揃い、黒いコーデ

――


アベル「うーむ……」




ピンクスカート「……」

黄色ドレス「……」

フリルドレス「……」





アベル(……どれもエリスに似合いそうな気がするぞ?)

アベル(しかし、どれも可愛い感じのものが多いな)

アベル(今エリスが着ているのもそちらに近い)

アベル(どうせ買うのであれば、少し角度を変えたいところだが……ん?)



黒ロングスカート「……」

黒ブーツ「……」

黒コート「……」



アベル「……」チラ

鏡「……」マックロアベル

アベル「……」

アベル「…………」

アベル(俺と似た格好のエリス……それもありか?)ゴクリ…

アベル(元々メイド服が似合う時点で、エリスは黒い服も似合う筈だ)



834 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/09(火) 23:06:31.44 ID:12dg80hV0
アベル「エリス、ちょっと来てくれ」

エリス「は、はい!」タタタ!

アベル「ちょっと俺の趣味が前面に出ているが、あれを着てみてくれないか?」



黒統一装備「……」テテーン!



エリス「う、上から下まで真っ黒……?」

エリス「まるでアベル様みたいな……」チラ…




アベル「……///」フイ…




エリス「あ……///」

エリス(アベル様と同じ、黒い服……)

エリス(メイド服とは違う、可愛らしさのあるスカートですけど……)

エリス(上に着る服も、下に穿く靴まで全部黒で統一するのは、まさに黒騎士のアベル様と同じです)

エリス(な、なんだかそれだけでドキドキしちゃいます……///)

アベル「あー……、勿論エリスが嫌ならば着なくていいぞ?」

アベル「あっちにも、エリスに似合いそうな服は沢山あったからな」

エリス「い、いえ! アベル様が選んで下さったお洋服ですもの!」ガシ!

エリス「ちょっと、試してきますね!」タタタ…


……

――

835 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/09(火) 23:07:41.79 ID:12dg80hV0
――

……


【試着室】



黒統一装備「……」


エリス「……」ゴクリ…

エリス「……」シュルリ…


ファサ…

ゴト…

ガチャンガチャン…


エリス(な、なんだか大人っぽい雰囲気もしますね……///)

エリス(……)ゴソゴソ…

エリス(あ、これなら武器も隠しやすくて動きやすいかも?)

エリス(でも、上手く着こなせているのかな……)

エリス(アーシャさんならきっと、綺麗に着れると思うけど……)

エリス(……)





特殊判定
↓1〜2コンマ二桁

836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:09:39.34 ID:72cshqY6O
思えば一つのシリーズでよくここまで来たもんだなぁと感慨深く感じる
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:09:46.05 ID:q16weO5y0
ゾロ目
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:11:05.47 ID:RpSTUxpPO
アーシャで見慣れてるせいかあまり琴線に引っ掛からない感じかな
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:12:00.73 ID:vEJwS9TeO
今見てきたけど1スレ目が10月23日だから、更新速度的に無いとは思うけどあと4ヶ月続いたら二周年するね
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:12:54.63 ID:W1u03Lc/O
ちょっと待って脱ぐ時に変な音出てるんだけど?
841 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/09(火) 23:14:19.85 ID:12dg80hV0
エリス……(白目)
誰ですかこの子をこんなに性に目覚めさせたのは!?
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:16:14.70 ID:q16weO5y0
低いと逆にヤバイ性癖に目覚めるやつだったの!?
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:22:43.17 ID:vEJwS9TeO
低くてヤバいとなると
思いの外服がキツい→『締め付けられると気持ちいいです……///』
とか?
844 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/09(火) 23:28:16.16 ID:12dg80hV0
1エリスのコンプレックス(控えめ身長と胸)

50>34(ブーツのおかげで背も高く見えます! ちょっと大人っぽいです!)

※基準値を下回った為、このまま着てくれます


2アベル様とお揃い……アベル様と? 仄かな欲


10>05(お揃いなら……本物のアベル様の服が……///)

※基準値を下回ってしまったため、エリスにお揃い(真)願望

※アベルの服そのものを着たがる願望を持ち始めました。ロウルとの仲が更に深まることでしょう(白目)



――


黒エリス「こ、これが私……」ドキドキ

黒エリス「なんだか大人っぽくなれたような……///」

黒エリス「おこがましいですけど、ノワール様にちょっと近づけたかな……?」

黒エリス「えへへ、アベル様とお揃い……///」ニヤニヤ

黒エリス「……」

黒エリス「アベル様と、お揃い……」

黒エリス「……お揃い、同じ……」

黒エリス「アベル様の、服……」



〜〜〜〜



ロウル「ふんふんふ〜ん♪ 今日も何かと理由をつけてアベルさんの服を預かれました!」ホクホク

エリス「ロウルさん?」

ロウル「おわぁ!? エリスさん!?」

エリス「あれ? それはアベル様のお洋服ですよね?」

ロウル「な、内密にお願いします! 別に変なことをするつもりではないんです!」

ロウル「ただ、ちょっと……アベルさんの服を着て、アベルさんを色々と体感したいなって……///」



〜〜〜〜


エリス「……///」


845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:35:50.00 ID:W1u03Lc/O
彼シャツか……
生クリームprprといいエリスはもう横にアベルいるだけで幸せ絶頂するんじゃなかろうか?
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:41:44.34 ID:1pnM43UVO
性癖的に比較的まともなパトラ以外のヒロインズはもうアベルの何らかの動作で絶頂するぐらいの条件付けとかされそう
847 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/09(火) 23:42:43.22 ID:12dg80hV0
――

……



アベル「……妙に着替えに時間がかかっているような?」

アベル「サイズはエリスに丁度良いものを選んだ筈なんだが……」



シャッ!



黒エリス「い、いかがですかアベル様……?///」



アベル「おお……///」

アベル「やはりエリスは黒い服も似合うな」

アベル「エリスの綺麗な金の髪が際立つと同時にいい刺し色にもなっている」ウンウン

エリス「刺し色とは確か、着ている色と少し違う色を混ぜ込むことでしたよね?」

エリス「アーシャさんとパトラさんから教わりましたよ!」エヘン!

エリス「ちょっと、自信が無かったのですけれど……///」

エリス「アベル様と、お揃いになれていますでしょうか?」

アベル「あ、あぁ。そうだな」

アベル「俺と……お揃いだ……///」

エリス「ふふ、嬉しい……!///」

アベル「……///」



エリス「――で、ではよりお揃いになるために、アベル様の服をお借りしてもよろしいですかっ!?」



アベル「待て待て、どうしてそうなった!?」

エリス「ロ…………その、お揃いなら、真にお揃いの方がいいかなって……///」

アベル「服の共有というのは、確かに無くはないが……」

アベル「それは同性や体格が似ている場合がほとんどだろう?」

アベル「流石に俺とエリスでは体格が違いすぎる」

アベル「下はまあベルトで無理矢理固定することはできなくもないが、上は流石にな……」

アベル「……」


追加特殊判定
↓1コンマ二桁
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:43:56.60 ID:JSFyql3X0
849 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/09(火) 23:52:13.67 ID:12dg80hV0
服交換、試してみる? アベルの理性


60(見えてしまうだろう……///)>25

※基準値を超えた為アベル我慢!


――


アベル(エリスが、俺の服を……)

アベル(間違いなくぶかぶかというか、エメリナを更に悪化させた具合になりそうだ)

アベル(そ、そんなことになれば……///)


アベル「だ、駄目だ駄目だ!///」ブンブン!

エリス「えぇっ!?」

アベル「そんな姿、誰にも見せんぞ! 見た奴は凍らせて砕く!」

エリス「で、でもアベル様の……」ショボン…

アベル「……」

アベル「…………」





アベル「――ふ、二人きりの時なら、な?///」ボソリ…

エリス「〜〜〜〜〜!?///」








店員(……あれ、アベル様だよなぁ。おしのぶ気も無さそうだけど)

店員(あの女の子と随分仲が良さそうだけど、やっぱりそういう子なのかね……?)


……


――
850 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/10(水) 00:08:28.96 ID:cTaWhlGB0
――


【帝都・街道】



黒エリス「ふんふ〜ん♪」

アベル「俺の服ではないが、そのまま着てくれるのか?」

エリス「勿論! なんだか大人になれた気がしますし、アベル様とお揃いなのは間違いないですし……///」

エリス「ファフニールと合わせると、本当に今の私達はアベル様色ですね」

アベル「確かにな。その分エリスの髪がよく映える」サラ…

エリス「……///」

エリス「あ、でもこうして武器を構えたら銀色も刺し色になるのでは?」チャキン!

アベル「こら、また武器を隠し持って……」

エリス「ちゃ、ちゃんといつもの剣は置いてきましたもの」アセアセ

アベル「エリスらしいといえば、エリスらしいがなぁ……」

エリス「アベル様をお守りすることこそ、私の使命ですから!」

アベル「……」

アベル「エリス、今日は楽しめたか?」

エリス「はい! 勿論です!」

エリス「アベル様の計らい、家族の思い出、スリアちゃんと一緒に回った帝都、そしてアベル様とお揃いの服まで……」

エリス「私には勿体ないくらい、いい一日でした!」

アベル「そうか、ありがとうエリス」

アベル「……だが、最後に」

アベル「最後にもう一か所寄りたいところがあるんだが……いいか?」

エリス「アベル様が望まれるなら、私はどこまでもご一緒しますよ?」

アベル「……そう時間は取らない。頼むぞファフニール」

ファフニール「ヒィン!」パカパカ!


……

――

851 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/10(水) 00:10:54.41 ID:cTaWhlGB0
途中ですが、今日はここまで
明日か明後日にはデート編も終わることでしょう
そして最後のコンマ判定も先に↓1コンマ二桁で取っておきます

本日もありがとうございました!
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 00:13:59.06 ID:3pqJT0ZDO
乙です
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 00:15:35.32 ID:AENm3sMY0
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 00:34:00.22 ID:MOdpitL50
乙です!
何の判定なんだろう、コンマ低いけど大丈夫かな?
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 08:27:12.64 ID:QQvBqyTK0
多分帝都の住民はあいつら爆発しろってアベル達見てるんだろうなぁ
ところでエンディング近づいちゃってるけど、裏ボス的なものとかいる?
パパン意外と楽に倒せたし、裏ボス倒して真エンドとかよくあるし
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 09:23:26.15 ID:2uM4qUfZO
戦力的にはパパン以上とか考えられないしなぁ……
『ヒロインズの心は満たしたので最後に体を満たせ』みたいな感じで全員に大立ち回り(&アリス+αがログイン)みたいなアホなことぐらいしか浮かばない
857 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/10(水) 23:46:15.86 ID:cTaWhlGB0
こんばんはーってコンマにもげぇっ!(白目吐血)
もう覚悟を決めるしかないようですね……
遅くなってしまった為、エリスデート終了まで投下していきます


>>855
皇帝はあれ、コンマ運が凄く良かったから勝てたと思うんですよね? 最後の攻撃命中率25パーセントですよ?
一応データを確認してみましたが、ファイルを分けていた超ボス2体のデータは残っていました(ストーリー展開により登場機会を失った)
とはいえ片方はギルバートには届かないため消化試合確定、もう一体は単体ではギルバートを下回りますが、最大徒党を組んだ状態だと
もしかするとギルバートを超える=隠しボスにはなるかもしれませんが……
私の性分なのかもしれませんが、登場させるまでの流れを省きたくはない=普通に長めのイベント+戦闘時間になるので
万が一やるにしてもチケット消費とさせていただきます。ご了承ください……
858 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/10(水) 23:47:33.91 ID:cTaWhlGB0
――

……


【帝都・小高い丘】



サアァァ…



エリス「ここは……」

アベル「……昔から、俺はこの帝国が嫌いだった」

アベル「だが、ここから眺める景色と夕陽だけは好きでな」

アベル「俺が一人で出歩いた時は、よく訪れていたんだ」

エリス「綺麗……」

アベル「俺が子供の頃から、ほとんど変わらない景色だ」

アベル「だが……」



ギュ…



エリス「ア、アベル様?」

アベル「だが……俺はもう不平不満を口にして、気晴らしにこの景色を眺める様な真似はできない」

アベル「帝国は実力主義の国。それは俺の忌み嫌うものだが、父を慕い焦がれる者がいたのもまた事実」

アベル「俺は、俺の抱いた欲望を叶える為に彼らを蹴落とした」

アベル「上に立つ者は、その責任を負う。上に立つ者は、自分がいつか蹴落とされる覚悟も持たなければならない」

アベル「俺は、皇帝の器ではない。しかし、己の野心を通したんだ」

アベル「アドルラン兄様にカイン兄様、キアラにフィーア……」

アベル「皇帝の血を継ぐ者として、俺も俺の責務を果たさなければならない」



アベル「……」



859 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/10(水) 23:49:10.93 ID:cTaWhlGB0
――

特殊判定結果

アベルの本音

10>06

※基準値を下回った為、包み隠さずストレートに想いを伝えます

※エンディング時のフル描写確定。エリスの『全て』を堪能します(白目)

――



アベル「……こんな形になるとは思わなかったがな」

エリス「え?」

アベル「いつの日か、帝国を変える。俺の、誰にも譲れない野心だった」

アベル「まさか王国を天使から救い、聖国の聖王を討ち……」

アベル「王城ではなくコロセウムで父と決着をつけることになるなど、誰が考えつく?」

エリス「それは確かに……」

アベル「まあ過程はどうあれ……俺の抱いた野心はこうして現実のものになっている」

アベル「勿論、まだまだだ。本当に望む姿までは遠い道のりになるだろう」

アベル「この景色は、もう眺めるものではない」

アベル「これから守り、より素晴らしいものに変えていかなければならないものだ」

アベル「だが果たして、本当に俺に今更皇族としての責務が果たせるのか?」

アベル「……こうして帝国を見下ろしても、覚悟以上にその不安な気持ちが大きいんだ」

エリス「アベル様……」

アベル「……」








アベル「――だからエリス。俺を、支えてくれ」

アベル「――俺のすぐ傍でずっと、いつまでも……」








エリス「――っ!」




860 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/10(水) 23:52:27.06 ID:cTaWhlGB0
アベル「俺は、一人で生きていけるつもりでそうではなかった」

アベル「助け合わねば、生きていけない」

アベル「守るべきものがあれば、俺は俺を見失わず立って進むことができる」スッ…

エリス「あっ、アベル様……」ギュ…

エリス「も、勿論です。私はアベル様の剣でありメイドです」

エリス「何時如何なる時も、お傍で……」

アベル「違う」

エリス「え? あ――っ!?」


チュゥゥ…


エリス「ん、んふぅ……///」クチュクチュ…

アベル「……っ……ん」チュピ…

エリス「はぁ……///」トロン…

アベル「……もうすぐ、お前はメイドではなくなる」

アベル「――俺の妻になるんだ」

エリス「ふあぁ……!?///」カアァ!

アベル「俺と共にいつまでも過ごし、やがては俺を看取ってほしい」

アベル「いつか生まれる子に、自由な選択ができるような帝国を造れるよう俺を支えてほしい」

エリス「は、はい……/// で、でもアベル様? 私以外にも皆さんが……」

アベル「……確かに、お前の優しさに甘えて俺は数多くの女性に手を出してしまった」

アベル「そして、彼女達もエリスと同じく守るべき、手放したくない存在であることも事実だ」

アベル「だが……」グイ!

エリス「あ、んふぅ……///」


861 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/10(水) 23:59:41.81 ID:cTaWhlGB0
アベル「――お前は、俺が初めて抱きたいと……自分のものにしたいと思った子だ」

アベル「――そして正直に言おう……今は誰よりも先に、孕ませてしまいたいと。俺の子を産んでほしいと思ってしまっている」

アベル「――お前をどこまで気遣えるかわからないほどに、俺の中の独占欲が黒く渦巻いているんだ」

アベル「――絶対に、お前を手放したくない……!」ギュゥゥ…

アベル「こんな俺だが、どうか……」

エリス「……」ギュゥゥ…

アベル「エ、エリス?」

エリス「……勿論です。たとえ私が剣でもメイドでも無くなったとしても……」

エリス「私は、アベル様にこの身も心も捧げています。一人の人間として、あなたを愛しています……///」

アベル「ありがとう、エリス……」チュゥ…

エリス「アベルひゃま……///」チュゥ…

アベル「……蕩けた声を出さないでくれ。俺の本性が出かねん」

エリス「んっ……/// アベル様が望まれるなら……///」

エリス「その、少し怖いですけど、シアさんにしていたこととかでも……///」

アベル「い、いやあれは別に……」

アベル「……」

アベル「だが、そうだな……」

サワサワ…

エリス「んぅっ!?///」ビクン!

アベル「初めてお前を抱いた時に……少しだけ、こっちが気になったんだ」

アベル「エリス――俺はお前の全てが欲しい……」ボソリ…

エリス「〜〜〜〜っ!?///」ゾクゾク!

アベル「……今はまだ、その時ではないのが残念だ」スッ…

エリス「あっ……」

アベル「待っていてくれエリス。近いうちに、必ず……」

エリス「はい、アベル様……///」



ファフニール「ヒヒヒーン!」ダンダン!



エリス「あ、ファフニールが……!?」

アベル「……俺ももう少し自制心を身につけないといけないな」

エリス「……そろそろ、戻りましょうかアベル様?」

アベル「そう、だな……」

エリス「……帰り道も、私を抱き抱えてくれますか?」

アベル「勿論だ」ギュッ…


……

――

862 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/11(木) 00:02:39.76 ID:1/Bi8xRS0
短いですが、今日はここまで
城塞帰還後は、また明日ということで……
しかしまさかエリスもアベルも10以下をぶち抜いてくるってどういうことなの……(白目)

本日もありがとうございました!
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 00:20:42.31 ID:8CX5gAOY0
乙です!
凄いコンマブチ抜いたなww
しかしそろそろマックスとキアラが楽しみになってきた…!
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 02:05:35.33 ID:BMABF3zhO
乙です
裏ボスは判断難しいなあ……下手に損害とか出ちゃって
エピローグ以降の平和な状況にヒビが入るのは正直望むところじゃないし
鉄拳TTみたいに誰かの夢の中の話とかでエキシビジョンチックにやるのも手かも
首尾良く勝てれば何故か枕元に……的な感じで
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 06:27:02.71 ID:GOvRqgll0
おつです
イッチはどこまで砂糖を生産させれば気が済むんだ!!!(ビターン)
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 08:22:06.61 ID:vBqQw9tAO
コンマ神「アリスログイン見たい」

しかしこれもしかして、最後エリスお尻も堪能されちゃうと見ていいんですかね!?
裏ボスもちょっと怖いが見てみたいかも。あんだけコンマ荒ぶって竜に天使に人を辞めたシュタイナーやら強敵ごろごろ出てきて誰が控えていたのか気になる
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 08:53:04.43 ID:V0dj94nDO
乙です
徒党を組んだ裏ボスとなると本編では各個撃破された、竜or天使全員集合&最後に一つに合体して超竜or超天使形態みたいなの想像したけど実際は何だったのか気になります
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:01:52.17 ID:TCQYMo0eO
改めて考えると裏ボスはシュタイナーと天使達が究極合体に成功した姿とかかな
コンマが荒ぶり続けていたこともあって聖国関連の敵とは正直戦いたくないかも(冷汗)
869 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/12(金) 00:00:02.88 ID:1/Bi8xRS0
こんばんはー
かなりギリギリですが、城塞のやりとりを経てデート編終了まで投下したいと思います

隠しボスは意外と気になる人いるんですね……
結局はコンマ次第なんで、ギルバートよりも弱いおまけボスになる可能性もあるのですが
なお、仮に戦うことになってもエキシビジョン的な扱いなのでアベル達や三国の情勢が致命傷を負うことはないです
(勝っても負けても問題なし)
870 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/12(金) 00:01:05.10 ID:9rBFy2JV0
――


……


【帝国・アベルの城塞】



ファフニール「ヒヒン」トコトコ



ロウル「お、二人とも帰ってきましたね」ピョコピョコ

パトラ「思ったよりは早い……いえ、私が遅かったんですね」



アベル「今戻った。ん? なんだか騒がしくないか?」

エリス「も、もしかして私達がいない間に何か事件が!?」

ロウル「あーいえ、そういうわけではないですよ」

ロウル「それよりもエリスさん、その格好は……」

エリス「……アベル様とお揃いなんです///」ポッ…

パトラ「よく似合っていますよ。アベルさんもすっかり洋服選びが得意になられたようで」

アベル「か、からかうなパトラ……」

ロウル「でも私のこれみたいに、すごい大胆な冒険でもないんですねぇ」ミコフク!

エリス「その服はロウルさんだからこそ似合うと思うんです!」ガシッ!

ロウル「も、もう。みんなしてそうやって……///」パタパタ


ロウル(……エリスさん、どうでした?)コソコソ…

エリス(……ロウルさんの気持ちがわかった気がします///)

ロウル(えっ!? と、というとあれですか、エリスさんもアベルさんの匂いを……?)ゴクリ…

エリス(ちょっと違うのですけど、アベル様の服をそのまま着てみたいなって……///)

ロウル(あー、わかりますわかります! ご安心ください。私の部屋にアベルさんの服は少しありますよ!)パタパタ!

エリス(……///)


アベル「何を話しているんだ二人とも?」

アベル「それよりパトラ、結局この騒がしさは……」

パトラ「ああ、実はですね……」


……

――

871 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/12(金) 00:01:46.38 ID:9rBFy2JV0
――

【城塞内部】


新人メイド達「」

新人執事達「」




アイナ「み、みんなお疲れ様! 貴重な経験が積めたんじゃないかな!」アセアセ

スミレ「とはいえ、この後は戻られるアベル様達に紅茶の……駄目だ、もう聞こえていないかも」

ローズ「ちょっと無理をさせ過ぎちゃったかしらネ?」

マックス「だと思いますよ。アベル皇子達に揉まれて強くなった俺も普通にしんどいですし……」ゼェゼェ…

キアラ「ご、ごめんねマックスさん?」

フィーア「でもマックスさんのおかげで、私と姉様も怪我をすることなく鍛錬場の修復ができました!」

アーシャ「皆さんお疲れ様でした。紅茶を淹れてありますがお飲みになる方は?」

シア「焼き菓子もありますよ〜」ポヤポヤ

ティア「シアさん、まずは回復した方がいいのでは……?」



新人メイド達「」ピクピク

新人執事達「」ピクピク



ローズ「……んもぅ! これじゃあどっちがメイドや執事なのかわからないじゃないの!」

アーシャ「私達はアベルについていって体力もついていますけど、新人の子にはやっぱり酷だと思いますよ?」

アーシャ「もっともみんなの協力があってこそ、私達もここ数日を満喫できたのですけどね」

アイナ「ねぇねぇ、アベル様とどんなことしたの?」ワクワク

ティア「ふ、普通のことですよ? 可愛い動物を聖国に見に行ったんです」ホクホク

アイナ「あ、いいなそれ。私も今度行ってみようかな。シアさんは?」

シア「わ、私はその、甘いものを食べ歩いて〜///」

アイナ「あ、それもいい!」パン!

スミレ「……アイナさん。あまり根掘り葉掘り聞くのは失礼だと思いますよ?」

アイナ(だ、だって、私もローズさんとの参考に……///)ゴニョゴニョ…

スミレ(……そのお気持ちは、よくわかりますけども///)



872 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/12(金) 00:02:27.33 ID:9rBFy2JV0
ネスト「っと。ただいま戻りましたよーっと」シュタ!

アーシャ「あ、おかえりなさい。どうでしたか?」

ネスト「殿下はエリスちゃんと一緒に玄関でお話中だったんで、もうすぐ来るかと」

ネスト「そして王城の方も、なんとか無事に片付いたってところですかねぇ」

ネスト「明日からは、また前みたいな通常業務に戻れると思いますよ」

アーシャ「……そっちの鍛錬場で行われていた耐久鍛錬の結果はどうなりました?」

ネスト「流石にバケモノの元皇帝陛下も、疲労の色は出てたんですけどねぇ……」

ネスト「残念ながら、挑んだ者達は軒並み返り討ちですよ」

ネスト「なんか『アベルやエリスは挑んでこないのか?』とか名指し指定もあったそうですけど……」

アーシャ「……二人が巻き込まれなくて本当によかったと思います」

ネスト「なんでもあの人、殿下とエリスちゃんの子供を心待ちにしているって聞きましたけど?」

ネスト「まさかここにきて、おじいちゃんの目覚め――」

アーシャ「……多分、将来有望な戦闘能力を持つからでは?」

ネスト「ですよねー」



ガチャ…



アベル「今もどっ……これはすごいな」

エリス「皆さん、この数日の疲れが一気に出てしまったのですね……」

パトラ「私達が羽を伸ばしている間に、少し申し訳ない気分になってしまいますけど……」

ロウル「でも、確かに大変ですけど私達は昔から城塞内の雑務は結構こなしてきましたからねー」

ロウル「きっとこの新人さん達もいつかは慣れて、立派な執事やメイドになってくれますよ!」

アイナ「後輩って、なんだか憧れるよね……///」テレテレ

スミレ「ですが、ボク達は手本となる必要が出てきます。より一層、ローズさんの為に精進しなくては」

ローズ「この様子だと、まだまだあなた達に追いつくのは大変そうだけどネ……」ヤレヤレ



873 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/12(金) 00:04:08.63 ID:9rBFy2JV0
アベル「ローズさん、ロウル達から話は聞きました」

アベル「この数日間、ご迷惑をおかけして申し訳ありません」ペコリ

ローズ「いいのいいの! 大切な人との時間は、大切にしなきゃ駄目ヨ?」

キアラ「アベル兄様、ごめんなさい」ペコリ

フィーア「私達も、ついうっかり鍛錬場を壊してしまったばっかりに!」ペコリ

フィーア「ここには入れませんでしたけど、サクちゃんもきっと謝っていると思います!」


<キュルルーン!


アベル「いや、二人とも気にしなくていいからな?」ナデナデ

アベル「マックスも、すまなかったな。お前だけ休暇を用意してやれないとは……」

マックス「いえいえ、修復作業もいい鍛錬になったと思いますし、俺でもお役に立てたならそれで十分ですよ」

マックス(仕事中とはいえ、キアラちゃんと結構な時間一緒にいられたしな……///)

アベル「そうは言ってもだな……俺は同行できないかもしれんが、お前にも休暇は必要だ」

マックス「アベル皇子……」ジーン…

キアラ「あ……それなら、私が今度マックスさんの休暇に同行します!」

マックス「!?」

アベル「キアラが?」

キアラ「はい。私もお仕事を貰ったけど、兄様達程忙しくないですし」

キアラ「それに、マックスさんにはよくお世話になっていますから。私でも、帝都の案内くらいはできますよ?」

アベル「ふむ……マックス、それでいいか?」

マックス「も、もちろんでっす!?///」

フィーア「じゃあ私はお休みのマックスさんの代わりに、マックスさんの見回りのお仕事をやっておきます!」ピョン!

マックス「うぅ、フィーアちゃんまで……ありがとう……!」

マックス(か、完全フリーの休暇をキアラちゃんと……頑張ってよかったー!)グッ!



874 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/12(金) 00:04:51.40 ID:9rBFy2JV0
アベル「ネスト、そういえばお前達にも休暇を用意できてなかったが……」

ネスト「はっはー、殿下? 俺達を甘く見ないでくださいよ?」

ネスト「俺達は殿下の斥候兼王国のお助け員ですよ? 任務こそが生きがいに……」

アベル「……」ジー…

ネスト「……ごめんなさい嘘つきました。任務に没頭してないと、フローレンに見つかった時が怖いんです、はい」ブルブル

アベル「……クラウス王に頼んで、王国の方で少し休暇を貰うといい」

ネスト「ええ、考えておきますよ。ん?」



モミクチャ!



シア「エリスさーん? どうだったんですか〜?」ズイ!

ティア「き、気になります……!」ズイ!

アーシャ「まあ、そのお揃いの服を見たらわかりますけどね?」フフ

パトラ「アベルさんですから心配はいらないと思うのですが、やはり気になります」ズイ!

ロウル「エリスさん! さっきの話をもうちょっと詳しく!」ズイ!

エリス「え、えっとですね……?」ワタワタ

エリス「……」

エリス(ど、どうしましょう。城塞にこんなに沢山人がいる時に限って……)

エリス(私もかなり恥ずかしいことを考えてしまいましたし、スリアちゃんのことを広めるのも……)

エリス「……!」ピコーン!

エリス「そうだ! 今日は、とてもいいものが残っていたんです!」


一同「「いいもの?」」


……

――
875 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/12(金) 00:07:07.60 ID:9rBFy2JV0
――



エリス「えっと、もう少し右に詰めてください!」

シア「こ、こうでしょうか〜?」ムギュ

アベル「お、おいエリス? 考えていることはわかったが……」



↓↓↓
→ア←



アベル「俺を中心とした状態に何故みんなが押し寄せている構図になるんだ!?」ムギュゥゥゥ!

フィーア「アベル兄様の傍が一番です!」ダキッ!

キアラ「でも、すごいなぁ。風景を記録できる魔法だなんて」ムギュ

ティア「高度な魔法の平和利用、きっと神も望まれていることだと思います」ムギュ

パトラ「王国の技術力も、これからそういったことに活かしたいですね」ムギュ

アーシャ「ええ。でもやっぱり……」ムギュ

ロウル「エリスさんの思い出の品が見つかった。最後の日に一番いいことがありましたねぇ」ムギュ

マックス「と、ところでこれ、俺達も入っていていいんですかね?その、色々と……///」ムギュ

ネスト「エリスちゃんからのお願いだし、大丈夫じゃないかなー?」ムギュ

アイナ「あわわ、なんだか私達場違いじゃないかな?」ムギュ

スミレ「ですが、いずれはアドルラン様達も招いて、もっと多くの人が入る予定とのことですし……」ムギュ

ローズ「予行演習も兼ねているのかしらネ? でも……」ムギュ


窓サク「キュルルーン!」ガシガシ!


エリス「あ、おさまりましたよ! これで……」

ローズ「……駄目ヨ。エリスちゃん」パッ

エリス「え、あ!?」

ローズ「肝心のあなたが入っていないじゃないの! ほら、アタシが代わるからあなたも入るのヨ! これに魔力を込めればいいのよネ?」

エリス「きゃ!?」


アーシャ「ほら、エリスちゃん!」テマネキ

ロウル「アベルさんのここ、空いてますよ!」コイコイ

アベル「ここって、俺の下か!?」

ロウル「抱き抱えるくらいできるでしょう?」

エリス「はわ……///」



ローズ「よーし! いくわヨー!」キュオォォォォ!




パシャア!





……

――
876 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/12(金) 00:13:44.19 ID:9rBFy2JV0
――


……



アベル「な、なんとも恥ずかしい気分だったが……」チラ…


集合写真「……」


アベル「悪くは、ないな……///」

エリス「ええ。今度は、アドルラン様達もお呼びしてもう一度撮りたいですね」

エリス「シアさんにティアさん、それにローズさんも興味津々でしたし、いつかこれもいっぱい作れるのでしょうか?」

エリス「そうしたら、もっともっとアベル様と皆さんを写せますね!」ワクワク!

アベル「俺は今度こそ潰れるんじゃないか?」

エリス「……」カリカリ…


【〜〜私の大切な人達と一緒に〜〜】


アベル「……なるほど。そうして後から、題を記入するわけか」

エリス「はい。これからも、もっと沢山思い出を作っていきたいですね」パタン

アベル「ああ、勿論だ。だがとりあえず、明日は……」

エリス「またしばらく任務を再開するのですね」

アベル「いや、それもあるんだが……」チラ…






ノワール「……」ソワソワ




アベル(……珍しく隠れきれていない母上を写してやってくれないか?)ヒソヒソ

アベル(どうにも俺同様、さっきの状態に混ざるのが恥ずかしかったらしい……)ヒソヒソ

エリス(ノワール様ごめんなさいっ!?)



――


EX13

戦いを終えて〜〜帝国第三皇子と大切な人達〜〜

おしまい


――
877 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/12(金) 00:22:29.15 ID:9rBFy2JV0
おまけ13が終了したあたりで今日はここまで

次はマックスとキアラのお話ですが、その前に先に最後のイベント安価を行いたいと思います(チケット残り1+このスレの1000ボーナスの2つ分)
明日(金曜日)の22時から私の書き込み↓1〜7コンマ二桁で高コンマor票数が多かった二つを最後のイベントとして採用しようかと考えています
時間を早めるのは少々難しいかもしれませんが(21時がどう頑張っても限界です)時刻や範囲、採用方式を変えた方がいいという方はご提案お願いいたします
なおイベント安価収集のため、明日の話の更新はお休みとさせていただきます

本日もありがとうございました!
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 00:32:44.34 ID:ok/nwAPq0
乙です!
マックスとキアラの話のフラグしれっと立てていて笑いましたww
安価に関してはいつもが23時頃の更新なのでそれくらいが分かりやすいのでは?
もちろん22時でも構いませんよ!
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 01:14:52.73 ID:2jMvdTNEO
おつおつ。やっぱ思い出を残せるのっていいよね
安価方式はそれで大丈夫と思う。しかし最後と思うとイベント何がいいか悩みどころだわぁ…
被害無いなら裏ボス二体とも見てみたい、でも他にもあれやこれや見たいものが沢山
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 08:26:40.75 ID:TK1AvlsY0
参加できるか怪しいけど方法はそれで大丈夫です
ところでもしゾロ目が三つとか出たら特別に三つ採用とかになるんです?
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 10:05:08.90 ID:+bl61dfZO
見たいものめっちゃ悩むなぁ
個人的にはやっぱRスレだしもう終わってしまうわけだから最後にそっち方面見たいのはあるけども
882 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/12(金) 22:03:43.50 ID:9rBFy2JV0
こんばんはー
それでは最後のイベント自由安価を取って行きたいと思います
票数が割れた場合はコンマ最大値採用。00>偶数ゾロ>奇数ゾロ>その他

※エリスとの一夜はエンディングで確定しているため除外します

※今日の24時までに範囲が埋まらなかった場合、既に出されたものの中で判定します



イベント自由安価
↓1〜7コンマ二桁多数決
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:05:13.97 ID:C9tXX/kjO
出来ることならヒロインズの夜(確定枠のエリス以外)も見てみたい……

無理であれば、エンディングに追加する形で数年後の帝国とか見たいかな
(エリスや妹組の年少組がどんな成長したかとかそれぞれのカップリングに子供はどれぐらいいるのかとか、いくらか判定取ることになりそうだけど)
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:06:31.61 ID:wVDT28iQO
来たか
裏ボス二体との戦い
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:07:55.63 ID:ok/nwAPq0
アルフとリーナの奮闘記みたいなのも読みたいですね
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:14:15.76 ID:7Sq8knHbO
写真の件でアベル達を羨ましがった&フィーアにさらに一緒にいたいと考えたサクが、竜の力を持つスミレをヒントにどうにか人の姿も取ることが出来ないかと模索するとか見たい

写真のところで窓ガシガシしてるサク見ててふと浮かんだ
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:53:59.34 ID:UbpEivp7O
ふと思ったんだけど裏ボスがエキシビジョンマッチなら真体パパンVS裏ボスとかできる?
無理ならパパン視点の今の帝国放浪記とか
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 23:08:27.07 ID:shb/Ln8QO
悩ましいが夜かな、一人一人書くと時間かかりそうなら性癖の似たシスターズやペットコンビ(アーシャロウル)はまとめるとか
ちなみに時間かかりそうな場合はゆっくり待ち続けます
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 23:10:50.17 ID:O44bvcY00
数〜十数年後の皆の後日談みたいなのを
890 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/13(土) 00:32:25.64 ID:BWCrA6me0
統計するとエリス以外のヒロインの夜パートが高コンマ+2票
隠しボス出現も2票、そして後日談も2票……
わぁ、見事なまでに大変そうなのオンパレード(白目)

正直なところ、後日談は濁す予定でした(エンディング後の考える余地が好きなので)
そしてR部分は私は薄いうえに超遅筆です(白目)流石に全員は大変なことになりそう
……こちら二つは採用ですが、それに伴うコンマ判定に任せたいと思います
とりあえずこの後の流れはおそらく
マックスキアラ一線越え→隠しボスVSアベル隊(おまけのギルバート)→ヒロインズorエリス→エリスorヒロインズ→後日談(軽めの予定)
になるかと思います

本日はご参加ありがとうございました!
↓1〜2コンマ二桁
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 00:35:46.12 ID:gXpI3HKO0
何のコンマだ?
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 00:36:58.56 ID:7HnnMS/DO
はい
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 00:38:50.47 ID:TQf5imZN0
894 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/13(土) 12:16:31.60 ID:BWCrA6me0
特殊判定結果

最終イベント描写

その1
ヒロインズとの夜パート、エリス以外の人数
(アーシャ、ロウル、シア、パトラ、ティアから選択自由安価)

01〜15:全員
16〜30:+4人
31〜45:+3人
46〜85:+2人
86〜00:+1人

コンマ12

01〜15:全員←

※!?


その2
後日談の経過年数と状況

01〜15:15年後(成長した子供達の旅立ち)
16〜30:7年後(子供達に囲まれるアベル)
31〜45:5年後(初武器持ちアリスvs還暦ギルバート)
46〜85:3年後(ヒロイン達の子供状況、フィーアの成長判定)
86〜00:1年後(各国の好転、アリス誕生)

コンマ56

46〜85:3年後(ヒロイン達の子供状況、フィーアの成長判定)

――

こんにちはー
結果、こうなりまし……うぼぁ!(自爆)
デートの時といい、なんでしっかり全員を射抜けるんですかね?
……最後なので、時間は強烈かかると思いますが頑張ります
(シチュ、人数などは考案中。もしかしたら再度安価頂くかも)

盛大な自爆をやらかしましたし、ここまで来たらもう隠しボスの方も片方は
しっかりストーリー上で抹殺して、この世界最後の深い闇も消して完全平和の方向に向かおうと思います(白目)

それでは今日の夜辺りからまずは前スレ1000ボーナスのマックスとキアラの一線越えの導入部分からゆったり始めようと思います
ただ、行き着いた結論の都合から導入が長い+アベルとヒロインズとの時とは状況が異なる(そのため内容安価無しの固定)
この点はご承知ください

895 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 12:23:25.15 ID:m+nTGIguO
その2はゾロ目券使いきってでも7年後辺りまでは見たいですねえ……
サク辺りはもはや自分の種族忘れるレベルでアベル達の子どもと楽しくやってそう
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 17:08:53.79 ID:gXpI3HKO0
乙です!
コンマ低かったから大丈夫かな?と思ったらいい方のやつだったww
いよいよマックスキアラですね!時間はたっぷりかけて構わないので楽しみにしてます!
897 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/13(土) 23:26:19.74 ID:BWCrA6me0
こんばんはー
それではおまけ14、マックスとキアラをゆるりとはじめて行きたいと思います
898 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/13(土) 23:28:18.59 ID:BWCrA6me0
――



EXイベント14


【戦いを終えて〜〜帝国第一皇女に迫る闇と王国騎士〜〜】




――
899 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/13(土) 23:28:58.42 ID:BWCrA6me0
――



【帝国・アベルの城塞】


フィーア「それでは、行ってまいります!」ビシ!

ロウル「私も同行するんで、ご安心を!」

アベル「ああ、頼んだぞロウル」

マックス「ごめんよフィーアちゃん。あまり変なところは見回らなくていいからね?」

フィーア「はい! 気をつけて警戒任務にあたります!」

ロウル「まあ私とフィーア様の組み合わせは、警戒ということに関しては無敵ですけどね!」

アベル「フィーアとロウルが見回り、マックスが休暇でキアラが案内……他にこの後予定がある者はいるか?」

アーシャ「そうですね……私は午後に少しお買いものを」

シア「私とティアさんは、エリスさんの魔道書をちょっと調べてみたいです〜」

ティア「エリスさんのお母さん、聖国の方だったんですよね? もしかしたら少しお手伝いできるかなって……」

エリス「ありがたいのですが、前の方の頁はあまり見ないでくださいね……?///」

パトラ「私は直ったことですし、鍛錬を。楽しい休暇でしたが、日課を疎かにしては衰えてしまいます」

アベル「そうか。ではすまないが、適当に留守も任せていいか?」

アーシャ「あら? アベルもどこかへおでかけですか?」

アベル「ああ、俺もそろそろ公務に戻らないといけない」

アベル「兄様達に任せきりというわけにもいかないからな」

アベル「まあ、あれだけ休暇を楽しんだんだ。また次の休暇を楽しむためにも、しっかりやってくるよ」

アベル「マックスは遅くなったが、休暇を満喫してきてくれ」ポン

マックス「は、はい!」ドキドキ

キアラ「……///」



……



――
900 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/13(土) 23:29:50.09 ID:BWCrA6me0
――


【城塞・皇女の私室】



キアラ「……どの服にしようかな」ソワソワ

キアラ「アベル兄様には、案内役っていうことにしてあるし……」

キアラ「皇女の身分は隠しておいた方がいい筈です」

キアラ「そ、それに帝都の案内ということは、はぐれてしまう可能性もゼロではありません」

キアラ「……」

キアラ「……手を、握った方が安全ですよね……?///」プシュー…






キアラ「――健全な恋人なら、手を握ることは普通ですし……///」





キアラ「あの日、マックスさんの誓いの剣を受け取ってから……」

キアラ「一緒の時間は増えたけど、私はマックスさんに恋人らしいことは何一つできていない……」

キアラ「アベル兄様達は、きっと……///」

キアラ「わ、私も……///」ゴクリ…

キアラ「私も今日は、少しはマックスさんを楽しませてあげたいな……///」

キアラ「恋人、らしく……///」チラ…



伊達眼鏡「……」

髪留め「……」



キアラ「……」

キアラ「確かあの格好、マックスさんも褒めてくれたよね?」

キアラ「よし……!」グッ!




……


――
901 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/13(土) 23:30:54.09 ID:BWCrA6me0
――


……



マックス「……」ソワソワ






キアラ「お、お待たせしましたマックスさん!」パタパタ




マックス「だ、大丈夫! 全然待ってない、から……」

キアラ「その、以前と同じキャルの格好で申し訳ありません……///」ミツアミメガネー

キアラ「色々と悩んだのですけど、身分を隠した方が動きやすいと思いまして///」

キアラ「それにこの格好は前にマックスさんにも褒めていただいたので……///」

キアラ「その……」チラ…

マックス「うんうん/// やっぱり可愛い……///」ホクホク

キアラ「あ、ありがとうございます///」

キアラ(よ、よかったぁ……)ホッ…

マックス「やっぱキアラちゃんは元々が綺麗だからさ、何を着ても似合うんだよ///」

キアラ「そ、そんなことは……///」モジモジ…

マックス「あ、ということは今回もキャルちゃん呼びの方がいいのかな?」

キアラ「あ……そう、ですね」

キアラ「……」

キアラ「――でも、二人きりの場所では……ちゃんと私の名前を呼んで欲しいかも?///」

マックス「ふおおおおぉぉぉぉぉ!?///」

マックス(ふ、二人きりになれる場所に連れて行ってくれるのかなこれはぁ!?)ドキドキ!

キアラ「マックスさん!?」ワタワタ

マックス「よし、行こう! すぐ行こう!」

キアラ「あ、待ってください。今日は私が帝都をご案内するのです」

キアラ「……あ、危ないので、手を握っていきませんか……?///」ギュ…

マックス「ふおおおおおおあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!///」

キアラ「マックスさん!?」ワタワタ



マックス(やっぱり何度握ってもおててが気持ちいいのぉ……///)ニギ…



……


――
902 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/13(土) 23:32:15.68 ID:BWCrA6me0
〜〜

……

【帝国・王城】


ガチャ…



アベル「アドルラン兄様、カイン兄様。いらっしゃいますか?」

カイン「ん、早かったなアベル」

アドルラン「すまないな。まだ休暇の余韻を楽しんでいたかっただろうに」

アベル「いえ、俺ばかりが休むわけにもいきません」

アベル「兄様達こそ、お休みになられては?」

アドルラン「はははは! それこそ私も休んでばかりもいられないからな」

アドルラン「何しろここ数日分の仕事を全てヒバリとルーシェに任せてしまったからね……」

アドルラン「彼女達のため、そして帝国のためにも私は頑張らねばならないのだよ」

カイン「まったく、ずっと父さんの相手だなんて考えただけで気が狂いそうだよ」

カイン「これだから鍛錬馬鹿の兄さんは困るね」ヤレヤレ

アドルラン「はははは、褒めるなカイン!」

カイン「褒めてないよ! ま、僕も母さんの相手は結構疲れてね……」

カイン「むしろ公務の方が新鮮な息抜きになりそうだよ」

カイン「今日のこれは、量も多くてすぐに片づけて終わりってわけにもいかないからね」ドサ!




書類の山「……」ズドーン!




アベル「これは……」パラパラ…

アベル「帝国軍の将兵の一覧でしょうか?」

903 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/13(土) 23:36:02.19 ID:BWCrA6me0
カイン「そうだ。僕も目にしてびっくりしたよ」

カイン「まさか帝国にこんなに兵士がいただなんてねぇ……」パラパラ…

カイン「僕にとっては、ほとんどがどうでもいい奴ばっかりだったからさ」

カイン「正直、これを見ても僕の部下を全員思い出せるかは怪しい」

アベル「確かにこれは、かなりの人数ですね」

アベル「俺も一応は帝国将の一人の扱いで戦場には出ていましたけど……」パラパラ…

アベル「これだけいたのならば、もう少し帝国が優位に動いていたのでは?」

アドルラン「おそらく、この名簿は長い間完全には管理されていないからだろう」

アドルラン「兵士の採用試験は存在するが、半ば形骸化していた」

アドルラン「そしてその後、父上も母上も放任していたからなぁ……」

アドルラン「鍛えて上を目指すも、怠けてその座を奪われるも、自己責任」

カイン「戦場で死ぬのも自己責任……なるほど、登録したあとの消除をしていないってことだね」

アベル「つまり実際はこれよりも遥かに少ないと……」

アベル「ん? しかしところどころには死亡の印や辞めた日付の記載がありますね」パラパラ

カイン「父さんが放任して、兵士も報告を怠っていた……」

カイン「逆に言えば、珍しいちゃんと報告をする兵士もいたってことだね」

アベル「なるほど。あ、この兵士の顔は覚えています。確かアドルラン兄様の部隊に所属していたと記憶していますが……」

アベル「……留学???」

アドルラン「ああ、彼も貴重なちゃんと報告を怠らなかった兵だな」

アドルラン「ティア君に治療されて以来、聖国の在り方が気になったそうでね」

アドルラン「あちらとの同盟を組んでから、嬉しそうに聖国への留学に向かったよ」

アドルラン「今頃はきっと、もっと立派な兵に成長してくれていることだろう」ウンウン

カイン「結構そういう兵士も多いらしいねぇ……」パラパラ…

アドルラン「今日アベルを呼んだのは、今後の帝国、各国との同盟のことを考え――軍縮を行うためだ」

アドルラン「その為にまずは、管理がずさんだった帝国の兵力の所在を確認したい」

アドルラン「これはなかなか骨の折れる作業だとは思うが、どうか力を貸して欲しい」ペコリ

アベル「かしこまりました。とはいえ、俺も一般兵の記憶はあまりないのですが……」スッ…


……


――
904 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/13(土) 23:43:40.40 ID:BWCrA6me0
――


……


カリカリカリ…



アベル「……ふと気になったのですが」

カイン「ん? どうしたアベル?」

アベル「一般兵はともかく、将は報告をしているものが多いのですね」

カイン「……騎士団を辞める報告ばかりね」

アベル「兵ほどではありませんが、まさか将もこんなに存在していたとは」

アベル「よく末端の俺にまで出陣が回ってきたものですね?」

カイン「あいつらも帝国兵や将だって言っても、本質は昔の僕と同じ」

カイン「ちょっと強いからってうかれて鍛錬もしていなかったせいで、王国軍や聖国軍に負けていたんだ」

カイン「そしてその部隊を、お前の部隊が楽に蹴散らしたばかりか味方に引き入れた」

カイン「負けた将兵の面目丸潰れ、帝国軍では肩身が狭いというか下手すりゃ父さんに殺されかねない」

カイン「そりゃあ多少地位が下がっても帝都民にくだると思うよ……」ブルブル…

アベル「な、なるほど……」

アドルラン「アベルは父上の打倒を目指していたから、少し感覚がずれてしまっているのかもしれないな」

アドルラン「アベルの隊はかなり前から、帝国のいかなる将兵も寄せ付けない無双の部隊に育っていたのだぞ?」

アドルラン「おかげで私や私の部下達は鍛錬にすごく熱をいれられたがね!」ハハハハ!

カイン「兄さんのところの兵士は兄さんの影響なのか、暑苦しい奴らが多いよねぇ……」パラ…

カイン「ん? なんだこの将兵達? 出陣もしていない日に突然団体で軍を抜けたいって何があったんだ?」

アベル「……この日付、おそらくメイド試験に覆面審査員として乗り込んでいたのでは?」

アドルラン「……エリス君に心を折られたか」

カイン「……帝国の将兵が減っている理由、大半はお前達が原因なんじゃないか?」

アベル「さ、流石にそれは濡れ衣ですよ」アセアセ


905 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/13(土) 23:49:02.52 ID:BWCrA6me0
カイン「よく見れば、帝国将はほとんど残っていないんじゃないか?」パラ…

カイン「まぁ、軍縮の手間が省けるか。それに僕達がいれば、しばらく帝国の防衛に困ることは……」

カイン「……」

アドルラン「ん? どうしたカイン?」

カイン「こいつらも、軍を抜けていたのか。いや、あいつの性格を考えれば当然なのか?」

カイン「しかしこれは……」ムムム…

アベル「こいつらとは、この将とその部下達のことですか?」

アベル「……将だけでなく、その部下全員が同日に? 出陣したわけでもないのに、確かに少し妙ですね」

アドルラン「ふむ。戦績も悪くなかったようだが……この日付に、一体何が?」

カイン「……」

カイン「……アベルが、父さんに聖国の攻略を一任した日だな」

アベル「ま、また俺が原因ですか!?」

カイン「いや、これは父さんにも原因があるというかなんというか……」

カイン「父さんは、一度かわした約束は違えない。だからアベルのために、こいつらの出陣希望を全部却下したんだろう」

カイン「そんな日々が続けば、こいつはもう軍にいる意味を見出せないだろうからな」

アドルラン「……恥ずかしいことだが、私も軍部を全て把握しきれているわけではない」

アドルラン「彼について知っていることは、若くして魔法の才を持つということだけだ」

アベル「俺もこの将とは出会ったことが無いですね。何者なのですか?」

カイン「……こいつは、僕の嫌いな奴だった」

アベル「え?」

カイン「直接話したことはほとんどない。ただ、纏うその風と臭いが堪らなく不愉快だったからよく覚えているんだ」

カイン「こいつは、対聖国軍にしか出兵しない将。そして帝国では非常に珍しい、魔法を主体とする将」

カイン「それだけならまだいいが、こいつの黒い噂は僕も耳にしたことがある」




カイン「――戦場で胸の大きな聖国兵を見つけては、その場で犯し倒している異常性欲者」

カイン「――暗将ルーシオ。闇の呪術を堂々と戦闘でも扱うクソ生意気な餓鬼だよ」

カイン「……なんだろうね、何か嫌な風を感じるよ」


アドルラン「……」

アベル「……」


……

――

906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 23:51:29.76 ID:XN/DNeT1O
ロックスの帝国バージョンか
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/06/13(土) 23:55:03.94 ID:/tm67X93O
1スレ目のこいつか!

【名前】ルーシオ
【年齢】13
【性別】男
【所属】帝国
【外見】薄い紫色をしたおかっぱ頭に黒いローブ、禍々しいデザインの杖を装備している。見た目はなかなかの美少年
【性格】子供特有の残酷さに加え、狡猾で陰湿な一面を持つ
【情報】弱冠13歳の少年でありながら、天才的な魔法の才能を持ち実力で帝国の将にまで成り上がった
中でも闇属性の魔法の才に恵まれており、彼と魔法でやり合える者は例え聖国においてもそうはいない
また歳の割に性欲も非常に強い
特に胸の大きな女性を好み、幼気な少年を装って相手が油断した所で本性を現し、犯すという手口をよく使う
基本的には年相応の少年らしい口調で話すものの、その端々にはどこか狂気的な部分が垣間見える
【その他備考など】
元は聖国の出身で、魔法が得意なのはそのためである
しかし闇魔法の使い手は不吉だとされ、周りの人間からいじめられ、両親に捨てられて帝国に行きついた
そのため、聖国への復讐に燃えている

聖国+巨乳ってことはシアティアも危なかったのか、まぁあの二人はもう完堕ちしてるから問題ないけど
908 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 00:00:12.14 ID:WNnOzpMn0
――



【帝国・???】



???「……」ジッ…



窓の外「キャッキャウフフ」



???「あぁ、イライラするなぁ……」

???「どうして聖国の人間が、帝国にまで出てき始めているの?」

???「ねぇ、答えてよお姉さん?」



聖国兵「んん、んぐぅぅぅぅ……!」ポロポロ…



???「なんで、帝国に来たの?」

???「なんで、僕がやっと手に入れた理想郷に土足で踏み入ってきたの?」

???「なんで、アベル皇子は聖国との同盟なんで頭のおかしいことを言ったの?」

???「ねぇ、答えてよ。なんで、お互い歩み寄っちゃってるの?」

???「帝国にとって聖国は蹂躙するもので、聖国にとって帝国は異教徒なんじゃないの?」


聖国兵「んぅぅ、んむぅぅぅぅ……!」


???「答えてよ。さっきお姉さん僕にこう言ったじゃない」

???「困っていることがあるなら、私が少しでも私がお助けしますって」

???「僕、本当に困っているんだ。突然陛下から趣味をやめさせられたどころか、馬鹿な皇子が聖国と同盟組むって言ったんだよ?」

???「もうこのままじゃ僕、頭がおかしくなってどうにかなりそうなんだ」

???「でもお姉さんは僕の質問に答えてくれない。それじゃあさぁ……」


グポォ!


聖国兵「んんんんんんんん〜〜〜!!??」ビクビク!


???「んっ! はぁ……! それじゃあ僕が困っている、もう一つのこれ♪」ギンギン!

???「お姉さんの身体で鎮めてよ♪」グポッ!

???「――おさまらないと、次のおっぱい大きいお姉さん攫いにいけないからさぁ……♪」



……


――
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:01:24.46 ID:Nt2Jqg7E0
スカーレットさんにおねショタの相手になってもらうか
リーナ見てヤバいリアクションとらせてお別れですとなるか
910 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 00:05:52.86 ID:WNnOzpMn0
途中ですが、今日はここまで
マックス達メインの話なのに、導入の関係で本番まではまだ先です……

なお帝国や王国の将兵の出番が無くなった理由は本当に順調に強くなりシアやパトラ達を速攻で引き抜いたアベルが原因です
ルーシオ隊も本来はかなり強め。展開次第でアベル隊とぶつかりました。今回は諸々の理由からマックス達の話に出演することに
本番が近くなったら、再び書き溜め期間を頂戴したいと思います
本日もありがとうございました!
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:30:26.38 ID:o5FaYvfL0
乙です!
これはカインにでも潰して貰わないと…、と思ったけどわざわざマックスキアラの一線越えの導入に入れてんだからやるならマックスか
楽しみにしてます!
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 00:43:57.58 ID:IjuSnMdLO
おつおつ
始まりが相変わらず甘酸っぱいキアラ達の後にこのシリアスな感じって……
キアラ、襲われないよね?ちゃんとマックス間に合うよね?
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 20:29:06.49 ID:hv3kw1oo0
おつです
ルーシオ不穏…と思ってたらマックスがさりげなく幼児化してる?w?w?w
914 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 23:26:58.01 ID:WNnOzpMn0
こんばんはー
それでは続きからゆるりと再開していきます
915 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 23:27:33.37 ID:WNnOzpMn0
――

……


【帝国・帝都】



キアラ「ここが、最近見つけた私のお気に入りの書店です」

キアラ「戦術書や鍛錬書もあるから、マックスさんももしかしたら欲しいものがあるかも?」

マックス「へぇ、建物の見た目じゃわからないな」

マックス「王国とはまた違うっていうか……」ペラペラ…

マックス「流石帝国、戦闘絡みの本は中身しっかりしているのに安価なんだな」

マックス「でも、キャルちゃんもこんなもの読んだりするの?」

キアラ「ええ。元々はアベル兄様の力になれればって戦術書を少しばかり」

キアラ「流石にアーシャさんの戦況にあわせた布陣は真似できませんけど、少しはできるんですよ?」

マックス「陣形って結構大事だもんなぁ。うちだと、パトラ将軍を筆頭として後ろに騎馬隊が整然と並ぶ感じだったけど」

キアラ「突進力を重視した形ですね。私はどちらかというと、待ち構える陣形を考える方が得意かな?」

マックス「キャルちゃんにはそっちのほうが似合っているよ。というか、もう戦闘なんて起きないのが一番いいけどさ」

キアラ「ふふ、そうですね」ニコリ

キアラ「勿論、戦に絡んだ本ばかりじゃないですよ? ほら、たとえばこの本とか!」サッ!



初心者の料理入門「……」テーン!



マックス「ん゛っ!」

キアラ「マックスさん、まだまだお料理は苦手みたいですし」クスクス

マックス「教えて貰ってから、上達している気はするんだよ」

マックス「ただいかんせん元がね……」

キアラ「でも、もう火柱はあがらなくなったじゃないですか。これは大きな前進ですよ?」

マックス「そ、そりゃあ毎回俺はともかくキャルちゃんまで水浸しにするわけ、には……」


スレスケー…


マックス「――煩悩退散っ!!!」ゴン!

キアラ「マックスさん!? その本の角は普通に硬いですよ!?」オロオロ

マックス「だ、大丈夫。自分への戒めだから……」

マックス「でも確かにこの本、わかりやすいな。俺と同じ失敗談も書いてあって凄く共感できる」ウンウン

マックス「よし、これも縁だな! この本は買っちゃおう!」

キアラ「よかった。それじゃあ、代金は私が……」

マックス「いやいや! 完璧に俺のものだしここは俺が出すよ!?」

キアラ「え? でも……」

マックス「というか今日は買い物とか俺が全部出すから、任せてくれ!」グッ!

キアラ「マックスさん……」

マックス(だ、大丈夫。いざという時に備えて貯金してきた俺に隙は無い筈……!)


……


――
916 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 23:28:28.07 ID:WNnOzpMn0
――


……


マックス「……こ、ここは?」ドキドキ

キアラ「帝国では珍しい、クレープの屋台です」

キアラ「その、私も兄様に連れられて来たことがあるだけなのですが……///」チラ…



男女二人「「……///」モジモジ…

食べさせ合う者共「「……///」」イチャイチャ…



キアラ「見たところその……」

キアラ「こっ、恋人達が立ち寄る店と、判断しました……!///」カアアァ…

マックス「……///」

マックス(や、やっぱりこれって、あれだよな……)

マックス(休暇と言う名の、キアラちゃんとのデート……!)

マックス(そして、今キアラちゃんから恋人って……///)

マックス(真っ赤になって可愛いなぁ……///)ニヘ…

マックス(今日死んでも構わないってくらいに、幸せ過ぎるぜ……///)

キアラ「その、王国ならばもっと相応しい場所があったりするのかもしれませんが……」

マックス「いやいやそんなことないって!? というか色々ありがとうっ!」

マックス「俺さ、前のチョコレートでわかったと思うけど……甘いもの大好きなんだよ///」

マックス「もう虫みたいに砂糖水もどんどん舐めちゃうくらいにな!」

キアラ「くっ、ふふ……! ご、ごめんなさい。想像したらちょっと可笑しくて……!」プルプル

マックス「あ、あくまで例えだからね!? 流石に王国騎士としてそこまで行儀悪いことはしないよ!?」アセアセ

キアラ「ふふ、わかっていますよ」ニコニコ


……

――
917 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 23:30:17.73 ID:WNnOzpMn0
――

……



キアラ「うん、美味しいです///」ハムハム

マックス「ああ……///」モグ…



マックス(目の前のキアラちゃんが可愛くて味がわからないなんて言えない///)

マックス(流石に俺も砂糖水を舐めとるまではしないけど、やっぱこうしてると品の違いって出ちゃうなぁ……)

マックス(溢したら拭いてあげようなんて俺の邪な煩悩を嘲笑うかのような、なんて綺麗かつ可愛い食べ方なんだ///)

マックス(本当に、キアラちゃんは皇女様なんだなって改めて思うけど……)

マックス(お、俺の恋人ってのも、夢じゃ……ないんだよな?///)



マックス「……///」ポー…


ポト…



マックス「って、うおぅ!? あー……俺がやらかすとは……」ガックリ

キアラ「だ、大丈夫ですか?」

マックス「ん、大丈夫。ちょっとクリームを溢しちゃっただけだよ。これくらいすぐに拭けば……」

キアラ「あ、駄目ですよ!」タタタ!

マックス「!?」ピク!

キアラ「いきなりそんな風に拭っては、余計に汚れが広がっちゃいます」

キアラ「まずはちゃんと摘んで大部分を取り除いてから、丁寧に拭かないと……」コシコシ…

マックス「」

キアラ「ん……」コシコシ…

マックス「」

キアラ「……ふぅ。よかった、染みにならずに済みそうですね」

マックス「」

キアラ「あれ? マックスさん!?」ユサユサ!




マックス(神様って、本当にいるのかもなぁ……///)



……

――
918 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 23:32:17.93 ID:WNnOzpMn0
あ、しまった。途中ですが少し中断
すみません、ちょっと取り忘れていたコンマ判定をマックスだけ先に

↓1コンマ一桁
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 23:33:12.94 ID:J8egvkEn0
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 23:33:41.27 ID:Q7yADcsrO
なんだろ?
921 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 23:37:10.68 ID:WNnOzpMn0
――

※真体ギルバート撃破ボーナスレベルアップ(多人数のため、効果分散)


7マックス

コンマ一桁4

240+4+30(ギルバート撃破)

=レベル274

――
922 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 23:38:26.29 ID:WNnOzpMn0
――


……


マックス「いや、さっきはごめんよ。待ったがかけられたから動いちゃいけないと思って」アセアセ

キアラ「い、いえ。私こそいきなりすみません」

マックス「いやいや、キャルちゃんのおかげですぐに綺麗になったしむしろお礼を言わなきゃだよ」

マックス「あの店もいい店だったし、また行きたいな」

キアラ「そう、ですね。……また、二人で一緒に……///」

マックス「……///」

キアラ「……///」

マックス「そ、それじゃあこの後はどこに行こうかっ!?///」

キアラ「え、えっと……///」


マックス(アベル皇子は、この前の休暇で服選びのセンスがいいことがわかった)

マックス(大人びたエリスちゃんにシアさん。そして最初誰だかわからないくらい印象の変わったロウルちゃん……)

マックス(俺にもそんなセンスがあればいいけど、当然そんなものはない)

マックス(それ以前に、流石にキアラちゃんの服を選ぶことは難しいだろう)

マックス(下手をすれば、ローズさんにぶっ飛ばされかねないし……)

マックス(服以外で、どこか……)

マックス「……ん?」



迷子「うぇ〜ん……」



キアラ「あれは……」

マックス「もしかして、迷子なのか?」

マックス「……」

マックス「ごめんキャルちゃん。ちょっとだけ待っててくれるかな?」

キアラ「いえ、私も!」


923 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 23:43:05.58 ID:WNnOzpMn0
キアラ「大丈夫ですか?」

迷子「う……?」

マックス「お父さんやお母さんとはぐれちまったのか?」

迷子「……」ジー…

キアラ「?」

迷子「……うん、僕お父さんとお母さんからはぐれちゃったの」

キアラ「まぁ……帝都は人が多いから、探すのは大変そうですけど……」

マックス「このまま放置するわけにもいかないしな。君、お父さんとお母さんの特徴はわかるか?」

迷子「ううん、前からお父さんとお母さんには迷子になった時には、先にお家に戻りなさいって言われてるの……」チャリン…

キアラ「家の、鍵?」

マックス「ま、迷子に一人で家に帰れって、結構無茶言ってないか君のお父さん達?」

迷子「……僕、お家の場所だけはしっかり覚えてるの」

迷子「でも……やっぱり、ここから一人で帰るのは、怖くて……」ブルブル…

迷子「まだ帝都でも、悪い人は、残っているから……」ブルブル…

マックス「……」チラ

キアラ「……」チラ

マックス「……なんだ。そんなことなら安心してくれ!」

迷子「え?」

マックス「こう見えて俺は騎士だからな。悪い奴が来ても、すぐに追い返してやるぜ!」ドン!

キアラ「私も、少しは魔法が使えます。だから安心して?」ナデナデ

迷子「あ……///」ムク…

迷子「ほ、本当にいいの?」

マックス「勿論! 騎士に二言はないぜ!」

キアラ「さあ、行きましょう?」ニコリ

迷子「……うん!」


……

――
924 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 23:48:31.35 ID:WNnOzpMn0
――

……


【帝国・???】


マックス「結構、遠いんだな?」

キアラ「帝都からは、少し外れた場所でしょうか?」

迷子「変な人に襲われないようにって、見つかりにくい場所にあるんだ」

マックス「なるほど、そういうことか」

マックス「でも、良かったな。こうしてここまで誰にも襲われずに済んだし」

キアラ「そうですね。やっぱり、帝都も治安がよくなってきたのでしょう」

迷子「……」

迷子「……もうすぐだよ」

迷子「ほら、あそこが僕のお家なんだ」




黒い館「……」



マックス「へぇ、結構立派な屋敷じゃないか」

キアラ(かなり、裕福な子なのでしょうか?)



迷子「ありがとうお兄ちゃん、お姉ちゃん!」

迷子「こんなに優しくして貰ったの初めてだよ!」

マックス「なーに、騎士として当然のことをしたまでさ!」

迷子「僕、子供だからすごいお礼とかできないけど……」

迷子「そうだ、お家の中にいいお茶とお菓子あるんだよ!」

迷子「二人ともここまで歩いて、ちょっと喉渇いちゃったでしょ?」

迷子「これくらいしかできないけど、せめてものお礼……!」


マックス「ど、どうする?」ヒソヒソ

キアラ「……ここはこの子の厚意に甘えるべきでは?」ヒソヒソ



迷子「……」ニタリ…



マックス「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 23:48:58.86 ID:EbcxkDoDO
はい
926 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/14(日) 23:57:14.44 ID:WNnOzpMn0
奇襲判定


86>50+20(???)


※基準値を上回った為、奇襲回避!


――


【???の館】




ガチャ…


キアラ「ま、真っ暗ですね」ブル…

マックス「……」

迷子「待っててね、今灯りをつけるから」

迷子「あれ? おかしいな。どこだろう?」ゴソゴソ…

迷子「ごめんね二人とも。この辺りだと思うんだけど、一緒に探してくれないかな?」

キアラ「え、ええ。わかりまし……」スッ…




マックス「――下がって!」



キアラ「!?」ビク!

迷子「!?」ビク!


…ジリ……


キアラ「っ……!」バッ!

キアラ「これは!」

マックス「こそこそ隠れてないで、出てこいよ卑怯者が!」バッ!




迷子「……へぇ?」

迷子「お兄さん、頭悪そうなのに感覚は鋭いんだ……?」




ルーシオ「――みんないつも、闇からの奇襲で無様に取り乱すのにねぇ♪」



ババババ!



ルーシオ隊員達「「……」」チャキン!



マックス「こ、こいつら!?」

927 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 00:08:28.41 ID:SxI8h1ZS0
ルーシオ隊員1「た、隊長! すみませんしくじりました!」

ルーシオ「いいよ別に。僕もちょっと驚いたけどまだ問題は無いし」

マックス「た、隊長だって……?」

ルーシオ隊員2「ひひ、今日はついてるな。今度は眼鏡巨乳の娘か……!」ジュルリ

ルーシオ隊員3「本当、隊長はいい女を釣るのが上手いぜ……!」


キアラ「……!?」


マックス「下がって! ここは俺が!」チャキン!


ルーシオ「あははははははは! かっこいいねお兄さん?」






ルーシオ「――でも僕はお姉さんにしか興味ないんだ」

ルーシオ「――だから早く闇に沈んでよ、ねぇ?」ゴオォォ!





マックス「くっ……!」

マックス(敵の狙いはキアラちゃん……!)

マックス(何をしてくるかもわからない以上、ここは俺一人でやるしかない……!)



――戦闘開始!!!
928 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 00:10:02.60 ID:SxI8h1ZS0
【アベル隊】

マックス:レベル274
【スキル】
★『王国の未来を担う者』★
戦闘時、敵のレベルが自身より高い場合、常時補正+30
このスキルを持つ限り、劣勢を受けられる回数を3にする
さらに補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行う

★『フレアミラージュ』
劣勢判定を一度だけ回避する
発動後、敵の回避、カウンタースキルの成功率を半減させる

★『ファイナルストライク』★
期待の新人の未完の必殺剣。
優勢取得時、万能属性による3劣勢を相手に与える
このスキルはカウンターを受けつけず、敵の耐久値を確実に減らせる時のみ発動する
発動後自身の武器は粉々になり、自身に−100の補正をかける



VS



【ルーシオ隊】

暗将ルーシオ:レベル70
【スキル】
★『聖者への呪い』
敵対象に基準値以上の胸を持つ女性がいた場合、常時補正+40を加える
さらに敵に聖国関係者がいた場合、常時補正+40

『奪明の呪術』
優勢取得時、一度だけ発動
敵を盲目状態とし、戦闘時常時−10、逃走時に−30の補正を与える

『衰毒の呪術』
敵が回復スキルを使用した時、一度だけ発動
回復を無効化し、戦闘時常時−30の補正を与える

『闇影を纏う者』
奇襲判定に補正+20を加える

★『???』

ルーシオ隊員:レベル22×10人
【スキル】
『狂化・憎しみの呪術』
敵に聖国関係者がいた場合、常時補正+30

レベル総計70+22×10=290



【状況・拮抗】

【攻撃状態】
マックス:レベル274
『王国の未来を担う者』補正+30


VS


【攻撃状態】
ルーシオ隊:レベル290


レベル差-16=補正−10
スキル補正+30

補正+20



コンマ30以上で優勢
コンマ29以下で劣勢

↓1コンマ二桁
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 00:11:24.09 ID:2/vQshnW0
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 00:11:31.89 ID:3ARdMaoO0
どうなる
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 00:12:08.97 ID:2/vQshnW0
ごめん……
932 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 00:17:43.85 ID:SxI8h1ZS0

コンマ09

――マックス劣勢!




ルーシオ「――かかれ!」バッ!



ルーシオ隊員×10「「ひょおおおおぉぉぉぉぉぉ!」」ババババ!


マックス「くっ!?」

マックス(1、2……11人!? くそ、多勢に無勢って次元じゃないぞ!?)


ルーシオ隊員1「うらあ!」ブオン!

マックス「っ!」ヒラリ

ルーシオ隊員2「ぬうん!」ブオン!

マックス「っと!」ヒラリ




ルーシオ「ふひ……!」ギュオオオオ!


マックス「やっべ、魔法か!?」


――『フレアミラージュ』発動――
劣勢判定を回避


マックス「……」ユラ…


ルーシオ「……!?」

マックス「あ、あぶねえなぁ!」チャキン!

ルーシオ隊員3「な、なんだこの餓鬼……!?」



マックス(思ったよりは動けるけど、流石にこの数は厳しいか……?)ジリ…


コンマ30以上で優勢
コンマ29以下で劣勢

↓1コンマ二桁
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 00:18:53.79 ID:ztt27CTDO
はい
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 00:19:10.32 ID:kcdARZIm0
おら!
935 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 00:22:27.74 ID:SxI8h1ZS0
マックスが優勢判定を取ったあたりで今日はここまで
(なお、負けても救援判定があるため大丈夫です。というかギルバート戦の処理をしていなかったせいで負けイベだとばかり……)
キアラは現状正体も魔力も隠しているため、戦闘はこのままマックス一人で行います
……新米騎士で戦力にはならない筈だったマックスが、一人で中盤の相手を部隊丸ごと相手にできるって結構な異常事態なのでは?

残りの面々の判定はまた後日
本日もありがとうございました!
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 00:24:38.00 ID:2/vQshnW0

最初のコンマで足引っ張ったから静かに見ます
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 00:28:37.94 ID:kcdARZIm0
乙です!
久しぶりの戦闘判定いいね!
というか普通に勝てたらいいなあ…
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 00:33:31.36 ID:+bzpvfkOO
おつおつ。
まさに姫(キアラ)を守る騎士なマックスほんと強くなったなぁ。あと一撃かつこっちは耐久3ならなんとか勝てるか
しかしルーシオ隊ぱっと見はやっぱ中ボスな感じだけど、対聖国だと+100補正かかるって本当に特化してるな。シアさん達がこいつらに襲われなくてほんとよかった
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 06:28:36.52 ID:QEmk9WZk0
乙 マックス頑張れ
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 08:27:09.65 ID:iNIyn3Ge0
敵にガードスキルないし、ファイナルストライクで一発キル決まったかな?
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 08:52:29.34 ID:kT5b9lNXO
ルーシオの一番下に???の★スキルあるから一応油断は禁物やで
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 12:27:52.37 ID:h/v/NqLOO
次回は戦闘となると何気にスレの残りが懸念よね
負けても九円が来るとはいえここはできればしっかり勝っておきたいね
943 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 23:00:23.13 ID:SxI8h1ZS0
こんばんはー
確かにちょっとスレの残量が微妙ですね……
せめて本番前まではこのスレで終わっておきたいですし、マックス以外のレベルアップコンマは
昨日の私のレスから↓5までのコンマ二桁を使おうと思います
集計後、ゆったり再開していきます
944 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 23:01:19.46 ID:SxI8h1ZS0
いやあああああクリティカルゥゥゥゥ!?(白目吐血)
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 23:07:05.20 ID:cw8zS0XaO
『昨日の私のレス』の直下にまさかのハイパークリティカル出てて草
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 23:08:26.64 ID:2/vQshnW0
はい。出したのは自分です
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 23:10:30.13 ID:Y7aE5fBLO
これはwww
948 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 23:12:17.72 ID:SxI8h1ZS0
――

※真体ギルバート撃破ボーナスレベルアップ(多人数のため、効果分散)

各コンマ二桁or一桁+30(ギルバート撃破)

コンマ
 0 0 ( ハ イ パ ー ク リ テ ィ カ ル )
94
36
52
65



1アベル:559+20(ハイパークリティカル)+30=609
2エリス:654+20(ハイパークリティカル)+30=704
3アーシャ:331+9+30=370
4ロウル:308+4+30=342
5シア:346+3+30=379
6パトラ:286+6+30=322
8キアラ:292+5+30=327
9フィーア:266+2+30=298
10アドルラン:289+6+30=325
11カイン:201+5+30=236

★スキル習得はもうご勘弁を(土下座)
正直スキルがあろうがなかろうが隠しボス戦の難易度変わらないでしょうし……
クリティカルの補填は少し考えておきます……

あと確かにマックス優勢で即ファイナルストライク撃てますね……
こちらも安価で……

一気に勝負を決めるか否か
↓1
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 23:16:16.76 ID:gxqcRqQu0
決める
950 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 23:27:53.84 ID:SxI8h1ZS0
――


コンマ79

――マックス優勢!



マックス(それにしても……)ヒラリ

マックス(こいつら……)ヒラリ

マックス(思ったよりも……)ヒラリ


ルーシオ隊員達「「はぁ……はぁ……な、なんで当たらない!?」」



マックス(……弱い? 昔の俺と同じ程度じゃないか?)

マックス(多数に囲まれているけど、アーシャさんみたいに逃げ道が全部塞がれるでもない)

マックス(暗闇に紛れた攻撃だけど、ノワール様に首元に剣を当てられた時と違ってまるで恐怖を感じない)


ルーシオ隊員4「うおらっ!」

マックス「……」スッ…

ルーシオ隊員4「うっ!?」

マックス「おらぁ!」ドゴォ!

ルーシオ隊員4「ぐげぇ!?」ドサッ…

マックス(パトラ将軍やエリスちゃんみたいな、相手を確実に仕留めるって気迫も感じない)

マックス(……落ち着いて対処すれば、俺でも勝てる! 速やかに、確実に!)ヒュオン!


ルーシオ隊員達「「!?」」ギョ!


ドガ! バキィ! ドゴォン!



ルーシオ隊員達「「ぐあああ!?」」ズシャアア…


ルーシオ「ど、どういうことさ……!? この闇の中で、たった一人に……!?」ジリ…

マックス「ふん、闇討ちばっかりで鍛えてこなかったんじゃないのか!?」



キアラ「すごい、マックスさん……!」

951 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 23:34:15.32 ID:SxI8h1ZS0
マックス「子供だからって、手加減はしないからな!」グオッ!

ルーシオ「わ、待って、待ってよぉ!?」ワタワタ


マックス(迷子のフリをして、ここに誘い込んできたんだ……こいつは、ただの子供じゃない)

マックス(兵士を束ねる、立派な敵将。他の部下が駆けつける可能性もあるし、確実に仕留める!)



キィィィィィン!



――『ファイナルストライク』発動――





マックス「くらええええええぇぇぇぇぇ!!!」ブオン!


ルーシオ「うわあああああぁぁぁぁぁぁ!?」



ルーシオ残耐久2−ファイナルストライク威力3

=−1



ゴガアアァァァァン!




ルーシオ「あ……」ドシャァ…



マックス「……ふぅ」パキパキ…バリン

マックス(くそ、また剣が折れちまった。なんとかこれ直さないと、必殺技にはならないよなぁ……)

マックス(でもとりあえず今は、キアラちゃんを守ることができたぜ!)



――勝利!!!
952 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 23:45:07.27 ID:SxI8h1ZS0
――

……


ルーシオ「……」プシュゥ…



マックス「まったく、まさかこんな子供がいるなんてな……」

キアラ「マックスさん!」パタパタ!

マックス「キアラちゃん、怪我はなかった?」

キアラ「は、はい。マックスさんのおかげで大丈夫です」

キアラ「もしマックスさんが声をかけてくれてなかったら、私は今頃……」

マックス「いやいや、俺もたまたま嫌な気配を感じ取れただけだよ」

マックス「それに、こいつらが意外と大したことなかったってのも大きいよ」

キアラ「さっきのマックスさん、すごく格好よかったです……///」

マックス「そ、そうかな?///」テレテレ

マックス「まあ、あれで剣が砕け散らなければ様になるんだけどね……」

マックス「とりあえずこいつらは適当に縛り上げて、兵士を呼んだ方がいいかな」

キアラ「そうですね。私達以外にも、被害に遭ってしまった方がいるかもしれません。後で兄様にも報告をしないと」

キアラ「縄くらいなら、この館にないかな?」キョロキョロ



ミシ…



マックス「っ!?」


――『闇の執念』発動――


★『闇の執念』
敗北判定時に2回発動
戦闘時常時+10補正を加えて劣勢状態で復帰する


ルーシオ「――あはぁ♪」キュオオオ!

キアラ「っ!?」ビクン!

ルーシオ「――キアラ様ぁ♪ 僕の呪術、受け入れてよ♪」ジュルリ!



マックス「うおおおおおぉぉぉぉ!」バッ!


――

※ファイナルストライク使用による武器消滅により、マックス確定被弾

――


ギュオオォォォ!


マックス「ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁ!?」

キアラ「マックスさん!?」


953 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 23:50:44.14 ID:SxI8h1ZS0
ルーシオ「ああ、もう! 邪魔しないでよお兄さーん!?」

マックス「お前……なん、で……」ドサ…

ルーシオ「そう簡単に倒れるわけないでしょぉ? 僕の闇を……聖国への憎しみを舐めないでよぉ……?」ケタケタ

キアラ「聖国への、憎しみ……?」

ルーシオ「そうだよー? でも、驚いたなぁ」

ルーシオ「まさかいい獲物だと思ったお姉さんがキアラ様だったなんて!」

ルーシオ「僕ね? お城にいる頃から、いつかそのおっぱいを滅茶苦茶に揉んでみたいなぁって思ってたんだ♪」

キアラ「……っ」

ルーシオ「でも……キアラ様なら僕のこと、わかってくれるよね?」

キアラ「え?」

ルーシオ「……僕ね、聖国の生まれなんだ。だから魔法も色々使えるんだよ」

ルーシオ「でも、僕が持っていた闇の呪術の才は異質……世界の理から外れた術だって」

ルーシオ「聖王様の、神様の偉大なる光に刃向かう許されざる闇だって、周りから虐められたんだぁ」

ルーシオ「そして最後にはお父さんとお母さんに捨てられた。闇以外の魔法だって、ちゃんとみんなより上手く使えたのにっ!!!」

キアラ「……」

ルーシオ「……僕は誓ったよ。いつかあの国を暗い闇で染めてやるって。聖国に復讐してやるんだって!」

ルーシオ「そのために、僕は生き延びた! 帝国将にまで登りつめた! 順調だったのに……っ!」ギリッ…!

ルーシオ「……僕がどれだけ苦しんで、辛い思いをしたかわかるでしょ?」

ルーシオ「キアラ様だって、お城でいらない子扱いされてたんでしょ?」

ルーシオ「おっぱい大きいのも、僕のために大きくしてくれたんでしょ!?」ハァハァ!

ルーシオ「僕達は似た物同士なんだよ! だからさぁ……!」ボロン!


キアラ「っ……!?///」カアァァ!


ルーシオ「僕と……!」



ガシ!



ルーシオ「え?」

954 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/15(月) 23:56:56.84 ID:SxI8h1ZS0
マックス「キアラちゃんに、手出しさせるかよぉっ……!」グググ!


ルーシオ「ひっ!? なんでまだ……!?」ズザ!


シュル…ゴォォォォォォ!


ルーシオ「な、なにこの魔力……僕よりも遥かに……」ガタガタ…


キアラ「……どんなに自分が辛くても、誰かを傷つけていい理由にはなりません」

キアラ「――だから、これは私の身勝手なわがまま」キュオン…

キアラ「一度ならず二度までも、不意討ちだなんて……!」

キアラ「マックスさんを傷つけたあなたは……許しませんっ!!!」ゴオオオォォォォ!


ルーシオ「ひぃぃぃ!?」ズザザ!


ダダダダ!


カイン「そこまでにしときなよ、このクソ餓鬼!」ゴオォォォ!

アベル「キアラ、マックス!? ……貴様ぁっ!」ヒュオオォォ!

アドルラン「……止むを得ん、制圧させて貰うぞ!」ジャキン!

キアラ「え……兄様達!?」ブオン!


――『天崩嵐』発動――
――『黒氷葬』発動――
――『天昇月閃』発動――
――『ロードオブヴァ―ミリオン』発動――


ルーシオ「ひっ! ひいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」ガタガタ!


――

ルーシオ残耐久1−天崩嵐威力3−黒氷葬威力3−天昇月閃威力3−LoV威力4

=−12

――


ズドオオオオオオオオオォォォォォォォン……!


ルーシオ「」プシュゥゥゥゥ…

――『闇の執念』発動――
劣勢状態で復帰

ルーシオ「あは、あは、あははははぁ……?」ガクブルガクブル…


マックス「……!?」

カイン「……自分の呪術で、無理矢理身体を立たせているのか」

カイン「ま、無駄だけどねぇ」


――『溢れ出る魔力の奔流』発動――


※キアラレベル327×1/2=レベル164以下の相手を封殺


ルーシオ「ひぎゃああああぁぁぁぁ!?」グシャアアアアァ!


キアラ「……」


――勝利!!!
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/15(月) 23:58:52.51 ID:6rXv0yMEO
なんつーオーバーキル……
956 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 00:00:18.07 ID:JmIpG1fA0
――

……


ルーシオ「う……あぁ……」ピクピク…

ルーシオ隊員「」ビクンビクン

カイン「なんだ。こいつまだ生きてるの?」

キアラ「……少しだけ、加減はしました」

キアラ「お父さんとお母さんに認めて貰いたい。その気持ちだけは、私もわかりますから……」

カイン「やれやれ。キアラに感謝するんだな」

ルーシオ「……」


アベル「……奥の部屋に、こいつらの被害者と思われる女性がいました」

アベル「衣服の残骸からして、おそらく全員聖国関係者と思われますが……」

聖国兵1「うぅ……」ボロボロ…

聖国兵2「助かった、のですか……? おぉ、神よ……」ヨロ…

アドルラン「アルフとリーナ君に、どう詫びればよいというのだ……」

アドルラン「折角築いてきた帝国と聖国の繋がりが、これでは……」

カイン「帝国で裁いてもいいが、ここは聖国に引き渡すべきかな」

カイン「全く、嫌な予感ばかり当たるよ……」

アベル「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:00:41.68 ID:IIEWnmo4O
でもこれまだローズさんの怒りが残ってそうだよね
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:00:43.36 ID:wi8TWGH70
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:01:20.68 ID:kFiyM6GD0
せっかくだから救援無しにマックスソロで勝って欲しかったなあ
そんなシーンはもう二度と見られないだろうにもったいない
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:04:28.93 ID:x60MJzOS0
一気に力を出したためだよな
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:06:46.53 ID:8e2OdA/10
どうせいつもの自分に甘く他人に厳しい自己中野郎だろうが後出しで文句言うの最高にダサいからやめろ
だったら事前言えよ
マウント取るために黙ってたのか
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:10:04.98 ID:kFiyM6GD0
もったいないとは思ったけど別に甘いだの厳しいだのはどうでもいいんだけどね
ファイナルストライク使うつもりは俺はなかったし(使う安価したのは俺ではありません)
963 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 00:12:31.79 ID:JmIpG1fA0
ルーシオの処罰

01〜50:リーナ般若矯正
51〜99:マークス教会送り

奇数ゾロ目:スカーレット将軍お願いします
偶数ゾロ目:狂乱ローズ乱入
00: 全 部

コンマ68

51〜99:マークス教会送り

――


アベル「……ここは、とりあえずマークス神父に引き渡そう」

アベル「キアラが良からぬ輩に目をつけられたのは、今回が初めてではない」

アベル「キアラは優しく、その時も今回も相手の命を奪わなかったんだ。その意思を汲む必要がある」

キアラ「兄様……」

アベル「件のヘリング司教の更生を行えているマークス神父なら、こいつを叩き直すこともできるやもしれん」

カイン「僕はこの場でバラバラにしてやってもいいと思うけど……」

カイン「はぁ……ま、死ぬより辛いことって世の中色々あるからねぇ」

カイン「精々、馬鹿な自分達を悔いるといいさ」

ルーシオ「い、いやだ……聖国に、なんて、誰が……」プルプル…

アベル「……」

アベル「……そういえば、マークス神父の胸は凄かったなぁ」

ルーシオ「!?」ピクン!

アベル「ですよね、アドルラン兄様?」

アドルラン「あ、ああ。惚れ惚れするくらいではあったが……」

ルーシオ「……」ニヘ…


カイン(こいつ本当に馬鹿だな……)


964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:14:22.95 ID:IIEWnmo4O
確かにマークス神父の雄っぱいはスゴイヨナー
965 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 00:21:04.73 ID:JmIpG1fA0
キアラ「それにしても、兄様達はどうしてここへ?」

アドルラン「カインとアベルと帝国将兵の確認をしていたんだ」

アドルラン「その時、たまたまこのルーシオという将が目にとまり、カインが不穏な空気を感じ取った」

カイン「まさか、キアラまで狙っているとは思わなかったけどね」

カイン「しかしお前、コサージュある時に不意を突かれたら危なかっただろうに。よく無事だったね?」

キアラ「マックスさんが、私を庇って戦ってくれたんです。だから……」

カイン「へぇ……あいつが」

キアラ「その、マックスさんの怪我の具合は……?」オソルオソル…


マックス「だ、大丈夫だよキアラちゃん……」


キアラ「マックスさん!」パアァ!

アベル「魔法を被弾したということだったが、幸い目立った外傷はなかった」

アベル「マックス、すまないな……休暇時に戦わせたばかりか、キアラまで守ってくれて本当にありがとう」ペコリ

アドルラン「うむ。私達が駆けつけた時には既に大勢は決していた様子だった。本当に、見事なものだよ」

マックス「へへ、本当は最後まできっちり決めたかったんですけどね……」

マックス「でも……キアラちゃんを……守れたなら……それで…………」フラ…



ドシャ…



アベル「マックス!?」

キアラ「マックスさん!? マックスさん!?」オロオロ

アドルラン「馬鹿な、傷はどこにも……!?」

カイン「……ちっ、そういうことか! だからこの餓鬼は嫌いだったんだ!」

カイン「マックスが受けたのは闇の呪術、僕の視力を奪ったのと同じで外じゃなくて内側にダメージを残すんだ!」

キアラ「いや……そんな、マックスさん! マックスさんっ!!!」ダキッ!

966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:26:50.04 ID:6rjUE05YO
おおそういう感じでいっちゃうのね
確かに献身的そうなキアラにはピッタリのシチュかも
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:28:39.92 ID:kFiyM6GD0
あー、こういう流れになるならどっちにしろ救援判定必須だったか
先程は申し訳ありませんでした
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:30:32.17 ID:x60MJzOS0
申し訳ない
969 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 00:31:16.98 ID:JmIpG1fA0
カイン「落ち着けキアラ! 僕のこの眼も、シアの手で治すことができたんだ!」

カイン(……とはいえ、この餓鬼の呪術は特に傾向が偏っている)

カイン(完全に聖国を潰すためだけに生み出されているとなると……)

カイン(呪術を回復しようとした術者に、反撃を加える命令式を与えている可能性もあるか……?)

アベル「マックス、大丈夫か!? 息はできるか!?」

マックス「だ、大丈夫です……頭とかも、問題ないです……ちょっと、休めば……治りますって……」ハァハァ…

アドルラン「何を言う、そんなに息を荒げて辛そうに……!」

キアラ「兄様達、少し離れてください。駄目かもしれないけど、全力で魔法を使ってみます!」コォォォォォ!



――『光癒結界』発動――



キアラ「お願い、マックスさん……!」ポロポロ…

マックス「キ、キアラちゃん……駄目だよ……俺から、離れて……」

キアラ「できません! 私を庇ったせいでマックスさんが……!」ギュウゥゥ!

マックス「おっ/// だ、駄目なんだって……ほんとにまず……あっ///」

キアラ「……?」

キアラ「……」チラ



マックス股間「……」ギチギチギチィ!




キアラ「えっ!?///」



マックス(これ、発情の呪術なのかなぁ……)ハァハァ…

マックス(キアラちゃんにこんなの使いやがって、あいつぜってえ許さねえ……)

マックス(ああ、やばい……キアラちゃんが柔らかくて……お、抑えろマックス……!)


……

――
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/06/16(火) 00:31:21.93 ID:5y+bU90p0
>>967死ね 最初から偉そうな口叩くな自己中野郎
971 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 00:35:39.90 ID:JmIpG1fA0
もう少しで前フリ終了のところですが、今日はここまで
なんとなく察せてしまう方もいるかもしれませんが、あまりにもガードが硬すぎるキアラの牙城を崩す方法はこれくらいしか思いつきませんでした(白目)
開幕クリティカルの補填はまた後日
あと低確率を撃ちぬかれて全員分となったヒロインズとの夜パートですが、少し煮詰まったので予定を変えて
エリスと結婚式→そのまま孕ませ→妊娠して無茶できないエリスの代わりにヒロインズが入れ替わりで……な展開にしようと思います

本日もありがとうございました!
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:36:15.46 ID:6rjUE05YO
兄貴たちすっげえ困惑してそう
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:38:57.24 ID:0Jk0zQDwO
おつおつ
そりゃスカーレット将軍をして『染められない』とまで言わしめたキアラだもんなぁ
にしてもゾロ目の狂乱ローズさんってそれは『ローズ』さんではなく『ローゼン』で来るんじゃなかろうか
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:40:31.85 ID:fE7lQRRDO
乙です
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 00:46:07.92 ID:kFiyM6GD0
乙です!
確かにこれは兄貴たち困惑しますわ…
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 08:03:38.62 ID:ALwxmhD5O
乙です
これはこの後が楽しみだ
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/16(火) 22:33:26.11 ID:ltVxWXf/O
ルーシオってまだガキだし生い立ちも複雑だし
おっぱい好きはそのままに改心させれば外伝や続編で
メイン張れるポテンシャル持ってそうな気がする
まあ流石に作者さんがキツいか
978 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 23:37:55.18 ID:JmIpG1fA0
こんばんはー
それでは本番直前まで投下していきます
979 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 23:38:57.19 ID:JmIpG1fA0
――

……


マックス股間「……」バッキバキ!



キアラ「……///」プシュー…



マックス(ああ、絶対キアラちゃんにはばれてるよなぁ、これ……)

マックス(違うんだ、これはあいつの妙な魔法のせいで……!)



キアラ「……///」チラ…


皇子ズ「「?」」



キアラ(アベル兄様達は、まだ気がついていないみたいだね……)

キアラ(マックスさんの呼吸が荒くて苦しそうなのは、間違いなくこれが原因の筈)

キアラ(さっきまでは大勢を相手に立ち回っていたマックスさんが、いきなりこんなことになるわけがない……)

キアラ(つまりこれが――闇の呪術の影響///)

キアラ(ど、どうしてこんなところに……///)


マックス「う……ぅぁ……」モウロウ…

キアラ「マックスさん!?」




マックス(ああ、やばい……このままじゃ爆発しちまう……」ボソ…





キアラ「!?」ガーン!

キアラ(ど、どうしよう……!?)オロオロ




980 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 23:39:54.94 ID:JmIpG1fA0
キアラ(お、落ち着かないと……)

キアラ(とにかく、マックスさんを助けるには……)

キアラ(お……おちん……///)

キアラ(ここに滞留している呪術を払わないといけない筈……)

キアラ(確か前に読んだ聖国の本だと、普通の傷と同じように回復魔法でも払えはする)

キアラ(でも普段よりもより強い魔力の解放、そして傷にかざすのとは違って、直接呪術の根源に触れないといけない……)




マックス股間「……」ミチミチィ!



キアラ(あ、あそこに、直接触れるって……///)

キアラ(それはもう……///)

キアラ「……」


アベル「キアラ、大丈夫なのか!?」


キアラ「……!」

キアラ(いや、恥ずかしがっている場合じゃない!)

キアラ(マックスさんは、私を庇ったからこんなに苦しんでいる……!)




キアラ(――私が、私が治さなきゃ!)グッ!




カイン「呪術の厄介さは身を持って知っているが、キアラの魔力でも駄目なのか……」

カイン「仕方がない。アベル、急いでシアとティアを――」





キアラ「ま、待ってください!」

カイン「キ、キアラ?」



981 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 23:41:59.90 ID:JmIpG1fA0
キアラ「大丈夫、です。私も、呪術に関する知識はあります」

キアラ「……かなり大がかりな呪術だったので、空間ごと私の結界を張りました」

キアラ「この呪術は……おそらく聖国の魔力を感知すると術者を襲撃する仕組みがあります!」

カイン「なにっ!? やっぱりか……!」

キアラ(実はわからないんだけど、あの子の言葉を聞く限りそれくらいは仕掛けていても不思議じゃない)

キアラ(シアさんとティアさんを万が一にも巻き込むわけにはいかないし……)

キアラ(そ、それにマックスさんのを握るのも、いけないもんね……///)

キアラ「幸い、私の魔力なら大丈夫そうですので……!」コオォォォ!




キアラ「――このままここで、私がマックスさんを治療します!」




アベル「こ、ここで!?」

アドルラン「む、屋内とはいえその状態ではマックス君も辛いだろう」

アドルラン「なんとか王城の医務室までは運べないものだろうか?」

カイン「……いや、ここはキアラに任せよう」

アベル「兄様?」

カイン「僕も、光を奪っていたのが呪術ってわかってから色々調べたんだ」

カイン「呪術の中には、対象を特定の場所に縛りつけるものもある」

カイン「手順を踏まずに無理にその場所から離れた瞬間……対象者の命さえ奪う高度なものもね」

アベル「!!」

カイン「この餓鬼にそこまでの力があるかはわからないけど、魔力に優れるキアラが大がかりな呪術って言ったんだ」

カイン「可能性はゼロじゃないし、聖国の治療師に対する執念を考えるとシア達では危険が伴う」

カイン「兄さんがこの馬鹿連中を聖国に引き渡す仕事で忙しくなれば、ルーシェとヒバリまでここに置くことは避けたい」

カイン「状況、実力から言っても、キアラ以外に適任はいないだろうね」

アドルラン「確かに、この者達も放置はできないが……」チラ…

アベル「囚われていた彼女達の手当などもありますし、そうなると……」チラ…


キアラ「任せてください!」

キアラ「マックスさんは、私が必ず助けてみせますから!」



……

――
982 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 23:46:18.43 ID:JmIpG1fA0
――



入口障壁「……」キイィィィン!



キアラ「……よし。これで、誰も簡単には入ってこれないよね」」



――私は、兄様達に嘘をついてしまった。

――でもマックスさんと必ず助けるという言葉だけは本当だから、どうか許してください。



キアラ「マックスさん、立てますか……?」プルプル…

マックス「あ、あぁ……だいじょう、ぶ……だけど……」ハァハァ…

マックス「キアラ、ちゃん……どうして、アベル皇子達を……」

マックス(なんとかキアラちゃんも戻して、こっそり一人で抜いておかないと……)

キアラ「……ほら、掴まってください」

マックス「う……あぁ……///」

マックス(やばいやばい! 普段なら嬉しいけど、今だけはやばいって……!)

キアラ「……」



――今私が考えていることは、間違っているのかもしれない。

――シアさんの実力なら、呪術の反撃も力づくで抑えこめたかもしれないのに。

――私は、マックスさんを助けたいと言っておきながら、自分の幼稚な我儘も貫こうとしている。



キアラ「……さっき、あっちの部屋に寝台を見つけましたから。そちらまで」

マックス「あ、あぁ……」



――そして、淑女としても間違っているだろう。

――自分でも、頭の中がぐるぐる回っているのがわかる。それでも……私は。

――私の為に傷ついて、今もそれを耐えているこの人を……




983 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 23:52:11.11 ID:JmIpG1fA0
――

……

寝台「……」

マックス「……ふ……ぅ……」トサ…

マックス「ごめん、キアラちゃ……」

キアラ「……」フルフル

キアラ「謝らなければいけないのは、私の方です」

マックス「わ、悪いのはあいつで……」


サワ…


マックス「おぅ!?///」ビクン!

キアラ「……マックスさん、無理をしないで?」

キアラ「さっきの呪術で、こんなことになってしまったんですよね……?///」サワ…サワ…

マックス「キ、キアラちゃんっ……!? だ、駄目だって、こんな……!?///」

キアラ「大丈夫です。これは、呪術のせいですから……」

キアラ「大丈夫、なんです……」ギシ…

マックス「キアラ、ちゃん……?」

キアラ「ちゃんと、治して見せます」

キアラ「今の私にできるのは、これくらいしかないけど……」


ニギ…


マックス「おほっ!?///」

キアラ「……呪術を払うには、直接その箇所に触れなければならないんです」

キアラ「……」

キアラ「…………///」

マックス「キ、キアラちゃん……?///」ドキドキ




キアラ「――は、はしたない子って、嫌いにならないでくださいね……?///」




ズルッ!



マックス「ふおぉ!?」カイホウー!

マックスソード「」ブルゥゥゥン!


ベチン!


キアラ「ひ、きゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!?///」ズザザザザザザザザザ!

マックス「ご、ごめんよキアラちゃあぁぁぁぁぁぁん!?///」


キアラ(あ、あれがマックスさんの……!?///)ドキドキ

キアラ(カイン兄様のよりも、ずっと大きい……!?///)ドキドキ

キアラ(で、でも……私が、やらないと……!///)グッ!


――
984 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/16(火) 23:56:27.66 ID:JmIpG1fA0
一線越え直前までたどり着いたあたりで今日はここまで
この後はようやく本番ですが、例によって書き溜め時間を頂きたいと思います
そして時間がかかってもいいものができる保証はないのは相変わらずご了承ください……
投下は出来上がり次第次スレにて行いますので、余ったこのスレの残りは何か質問等があればゆるゆる答えて行こうかと思います

本日もありがとうございました!

985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 00:48:57.29 ID:ruZdSUCb0
乙です!
ゆっくりお待ちしてます!
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 07:28:03.59 ID:9zc9fOsc0

流石に状況が状況だけに内容安価やコンマ判定は無くて>>1が全部考える感じですね
とにかく次の更新をとても楽しみにしつつのんびり待ってます
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 08:49:43.24 ID:Mo7gLdFZO
もうパンツ弾け飛んだ

ところでキアラはなんでお兄ちゃんのナニのサイズ知ってるんですかねぇ……?
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 10:11:59.18 ID:dkcm6VmcO
確か酔った時にお兄ちゃん脱いでたはずだし、その時に見えたんじゃ?
本編前の兄妹の関係性を考えるとそれぐらいしか可能性無いっぽいし
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 11:57:51.85 ID:s9L+49o60
姉妹奇数ゾロの印象が強いけど旅行の卓球の時お兄ちゃんもポロリしてたはず
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 12:37:52.21 ID:ZfR5Ea/dO
卓球はシスターズ4人(妹的な意味で&役職的な意味で)がやらかした印象あったけどお兄ちゃんも全員に見られちゃったんだよなぁ
しかも確認したら直後にティアに追い討ちされてた
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 13:17:33.21 ID:JjauJ3eJO
何故かこの流れで晒し上げのネタにされてしまうカインお兄ちゃんである
改心後はヘタレた場面もちょいちょいあったけど奮闘して活躍した場面も多かったねえ
愛すべき存在だ
992 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/18(木) 23:18:45.90 ID:gafQ8Rbh0
んー、やはり安価コンマスレですから少しは判定取った方がいいですかね?
一線越えのおおまかな流れは一緒だけど、少し展開をコンマに委ねてみます

↓1〜2コンマ二桁
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/18(木) 23:20:39.27 ID:oIRG9piN0
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/18(木) 23:21:08.39 ID:+sUvoDQqO
はいな
とりあえず判定取ったあとの残りは誘導用に残しておこうか
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/18(木) 23:42:25.93 ID:sNJM+qEg0
更新来てたか
判定内容気になる
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 00:22:54.57 ID:doU1RL8z0
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 00:23:43.96 ID:doU1RL8z0
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 00:24:14.59 ID:doU1RL8z0
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 00:24:44.71 ID:doU1RL8z0
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 00:25:13.96 ID:doU1RL8z0
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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  /        r‐-、 /   /  l    '  /   '´ /      `
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/           `´ `    /   ー|ァ'       ,      、__/
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ヽ.                    /               .  ,. --、   /
  \                /                  /   ト. /
   ヽ、_             /                  /`ヽ、_/ l /、
       ̄ ̄``ヽ、      /                /'     // i
            \.     /                ァ′      //   |   
             ``ヽ./          ___./     //    l      SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
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【安価】オルランドゥ大武術会15【コンマ】 @ 2020/06/21(日) 23:54:24.56 ID:k40vL5icO
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シャミ子「すぷらとぅーん?ですか?」 @ 2020/06/21(日) 23:07:30.18 ID:nrhuWxCw0
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女「私は鼻が効きますから」 @ 2020/06/21(日) 22:47:04.45 ID:YHIwkFnj0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1592747224/

武内P「もしも歴代シンデレラの皆さんがレベル5(超能力者)だったら」【U】 @ 2020/06/21(日) 20:58:25.87 ID:OSFL4AUy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1592740705/

モードレッド「んじゃ、ちょっと席を外すぜ」獅子刧「うんこか?」 @ 2020/06/21(日) 20:50:43.25 ID:CfbKDyMAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1592740243/

樋口円香「ばーーーか」 @ 2020/06/21(日) 20:37:28.73 ID:SU8ObpYy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1592739448/

黒人差別もそうだけど韓国・朝鮮人に対する差別も問題だよね @ 2020/06/21(日) 19:46:05.88 ID:mDnMIO+E0
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北条加蓮「藍子と」高森藍子「梅雨の晴れ間のカフェテラスで」 @ 2020/06/21(日) 18:55:10.02 ID:xy5DKUaE0
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