【安価・短め】ビッチをキモオタが恋人に

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314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 18:33:28.50 ID:/sSHw5pZ0
種族 人間
年齢 18
名前 草薙刀子 くさなぎとうこ
見た目 170センチの黒髪ポニテ。Dカップ。
出会い いつも世話をしている野良猫が川で溺れていたところを主人公が助ける。
惚れ方 自分の危険をかえりみないで、川に飛び込み猫を助けてくれた男気。
備考 クールでいつも怒ったような顔をしている。(デフォルト)
剣道部の主将で、後輩からは怖い先輩と思われてる。猫が好きでカナヅチ。
315 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/24(金) 18:41:12.55 ID:d+19TdVm0
年齢は主人公が高1の現在の年齢とします。
安価ずらし。
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 18:42:53.33 ID:yQm/Pwa3O
種族 ハーフエルフ
年齢 17
名前 シャル
見た目 金髪ロング碧眼のAカップ。童顔。
出会い 人気のない夜道で倒れていたところに声をかける。
惚れ方 ハーフエルフである自分を嫌悪しないし、優しくしてくれるから。
備考 ハーフエルフという理由で村のエルフから裏切られ奴隷商に引き渡されるところで逃走し、ボロボロになるまで走り、体力が尽きて倒れていたところ、こっちの世界に移動してきた。生まれてから忌み嫌われてきたので、生まれて初めて優しく接してくれた敏嗣にベタ惚れする。気弱で涙もろい性格。
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 18:50:14.51 ID:/sSHw5pZ0
10分たったので…

種族 人間
年齢 15
名前 影宮 杏 かげみやあんず
見た目 肩まで伸びた黒髪。前髪で目が隠れてる。隠れ巨乳。
出会い 学校からの帰り道、偶然杏の家の前でばったり会う。
惚れ方 毎日家に来てくれて、話し相手やゲームで遊んでくれる。
備考 主人公と同じクラス。しかし、入学してまもなく性格も相まっていじめの対象になってしまい、病んでしまい不登校になる。完全に人間恐怖症になってしまったが、徐々に主人公には心を開いていく。
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 18:59:54.46 ID:1tgqponIO
種族 人間
年齢 16
名前 桜井真桜(さくらいまお)
見た目 ショートカット。ボーイッシュ。ボクっ子。胸は普通。
出会い 朝、ジョギングしてたら会って、ジョギング仲間になった。
惚れ方 周りから、女っぽくないってからかわれてたけど、敏嗣だけはかわいい女の子扱いしてくれた。
備考 男っぽい口調だが、少女漫画のような恋をしたいと思ってる。陸上部所属でクラスは違うが同学年。
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 19:08:40.99 ID:/sSHw5pZ0
俺だけで埋まっちゃいそうだからこれで最後

種族 獣人
年齢 18
名前 リーシャ
見た目 茶髪のショートカットに獣耳。Bカップ。
出会い 喧嘩の仲裁に入った。
惚れ方 自分より強い雄に惹かれた。
備考 学校に通ってない不良。よく喧嘩沙汰を起こすが負けなし。喧嘩っ早いが惚れた雄には発情するし服従する。極度の匂いフェチで、主人公の匂いが大好きになる。
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 19:15:29.52 ID:rBYAF+X1O
種族 人間
年齢 15
名前 早乙女かぐや
見た目 金髪ツインテールの身長150センチ。超ツンデレ。
出会い 隣の席。
惚れ方 なにかと優しくしてくれたり、お世話になってるため。
備考 恥じらいのせいで敏嗣に対してはツンツンしてしまい、素直になれない自分をコンプレックスに思ってる。しかし、エッチの際はたかが外れ、超素直になり、好きを連呼する。
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 19:55:39.94 ID:aXj7cH5PO
【名前】日鳥 弓美(ひとり ゆみ)
【年齢】27
【容姿】
身長160cm台前半。ストレートロングの黒髪。清楚でおっとりとした雰囲気。たゆんたゆん。
【性格】
普段はおっとりとして気の優しい性格だが愛情に飢えている。
【概要】
資産家で未亡人。両親や夫は既に亡く天涯孤独。
厳しい両親や自分に無関心な夫など愛情を受けた経験に乏しく、自己評価が低い。
経営など直接人を動かす才能は無いものの、株式や為替などへの直感は鋭く一年に億単位の資金を稼いでいる。
ベッドの上では貪欲でどM。
【惚れ方】
近所に住んでおり、敏嗣とは中学生の頃から近所付き合いしていた。
この頃は妹想いの優しい子という程度の認識だったが、困っている人物を見たら全力で助けようとする敏嗣に徐々に惹かれていった。
それを見抜いたありすが淫夢や発情などの能力を用いて思考を誘導し敏嗣に近付けさせハーレム入りした。
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 20:17:36.06 ID:4TXLPLSFO
【名前】武井文香
【年齢】16
【容姿】
金髪のセミロング。制服を着崩している。ほどよい大きさ。
【性格】
強気なギャルだが、実はビビリで泣き虫。純情。
【概要】
敏嗣と同じクラス。高校デビューで髪を染め、ギャルを振る舞っているが、怒られたりするとすぐ泣いてしまう。幽霊と虫が苦手。
【惚れ方】
人が多い商店街でおじさんに絡まれて泣きそうになっているところを助け、慰めてくれた。イザコザの理由は、おじさんにナンパされセクハラ発言をされ、それを強気に言い返したら向こうが切れた。
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/24(金) 20:23:38.91 ID:nv9aWEkzO
種族 人間
年齢 16
名前 聖堂院 麗華(せいどういん れいか)
外見 黒髪ロングの黒眼。特別大きい訳ではないが全体的なバランスは同性ですら虜にしてしまう程完璧
概要 世界的企業グループの令嬢。穏やかな性格で誰に対しても物腰が柔らかい。箱入り娘であり世間の事情はあまり分かっていないがそんな自分を恥じており勤勉な側面もある。性事情に関しては授業で学んだ程度で実践は敏嗣との本番までなかった
惚れ方 暴漢から助けられてから交流を重ねて自分をしっかり愛せる人と分かったから
その他 性知識は有栖にある事ない事を吹き込まれたり。ハーレムに関しては寛容的な態度だが歳相応の嫉妬は隠す気はないらしい
324 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/24(金) 21:51:16.94 ID:d+19TdVm0
1人増えましたが、>>314>>316-323を採用します。

ハーレム編、高校編、がっつり書こうと思います。
325 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/24(金) 22:10:22.65 ID:d+19TdVm0
時系列と年齢としては、

中1
ありす(13)
えみり(9)
>>317杏(12)
>>322文香(13)
>>320かぐや(13)

中2
>>323麗華(13)
>>318真桜(13)

中3
>>319リーシャ(15)
>>316シャル(14)

高1
>>314刀子(18)
>>321弓美(27)
326 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/24(金) 22:23:23.26 ID:d+19TdVm0
中1
えみり(9)

高1
えみり(12)
327 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 10:30:38.78 ID:28NhyLq30
〜中1〜

〜杏編〜

ありすとセックスしてからも、特に生活に支障、と言うか変化は無かった。
学校では相変わらず冷やかされるが、学校でも家でも仲のいい兄妹として通っている。



僕が1人で(ありすは用事で先に家に帰っていた)学校の帰り道の住宅街を歩いていた時、ふと誰かの家で郵便物を取り出している少女を見つけた。
おそらく同年代に見える少女は、もう夕方だと言うのにパジャマで、肩まで伸びたボサボサの黒髪で目が隠れていた。
その少女は僕、というか僕の制服を見るとビクッと震えた。
少女は慌てた様子でサンダルをパタパタ鳴らしながら家の中に戻って行った。

………そう言えば、あの子どこかで見た事があるような………?
………あっ………そうだ。
僕のクラスには1つ空いている席がある。
そして、そこには前まで座っていた女の子がいた。

あの女の子は、そこに座っていたんだ………

………今は不登校状態のはずだ………何か、理由があるのかな…………?

僕はその女の子の事が気になったまま、帰宅した。

328 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 11:16:56.95 ID:28NhyLq30
〜数日後〜

僕がまた1人で帰っていると、また家の前に出ている女の子を見つけた。

女の子「………っ……!」

僕「ちょっ、ちょっと待って」

気がついたら僕は急いで家に戻ろうとした女の子を引き止めていた。
恐る恐ると言った様子で女の子は振り返り、身を守るように縮こまりながら聞き返してきた。

女の子「…………な、なに…………?」

僕「怖がらなくていいよ。………君って、〇〇学校の1-3にいた子だよね」

僕はまるで小動物に接するみたいに優しく怖がらせないように話しかけた。

女の子「そっ、そ、そうだけど…………なんか、用…………」

僕「………そのさ…………迷惑ならごめんけどさ…………不登校なのって、なんでなのかなって思って……………」

僕がそう言うと女の子は唇を噛んで、

女の子「ほんとに、迷惑………だから、関わらないで………ウザい…………」

そう言うと女の子は家の中に戻っていってしまった。

〜次の日〜

気持ち悪いだろうなーと自分の事ながら思いつつ、学校であの女の子について調べた。
あの子は影宮 杏と言う名前で、どうやら入学早々イジメを受けていたらしい。
それで不登校になったのか………
僕は今日も影宮さんの家の前に来た。

ピンポーン

僕がチャイムを押してからしばらくすると。影宮さんのお母さんらしい女の人が出てきた。

女の人「はーい………あら、あなたは………?」

僕「はい。……えっと、影宮さんと同じクラスの相上って言うんですけど………影宮さんと話がしたくて………」

僕がそう言うと、女の人の表情が厳しくなった。

女の人「………残念ですが、貴方達の所為でうちの子は人間恐怖症になっているんです。何も話すことはありません」

僕「あ、ちょっ………!」

言い切る前にバタン! と大きい音で扉が閉められた。
人間恐怖症になるほどの事をされたのか…………
………失敗した………明日も来よう。

〜数日後〜

杏さんの家に通い初めて数日が経った。
お節介でストーカーみたいな事をしているのは自覚している。
それでも、どうしても放って置けなくて………

ピン

ガチャッ!

影宮母「今日も来ると思いましたよ………しつこいですね………」

僕「で、でも………」

女の人「では」

影宮のお母さんが扉を閉めようとした時、誰かが影宮のお母さんに声をかけた。

杏「あの………お母さん………」

影宮母「ちょっ……杏………! 出て来ちゃダメでしょ………!」

杏「ごめん…………」

杏さんは僕の方を見た。

杏「…………お母さん………あの子、家に上げて………」

影宮母「………っ! ……………良いわ。………入って来なさい…………」

僕は影宮のお母さんに導かれるまま家に上がった。
329 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 11:38:07.33 ID:28NhyLq30


杏「…………」

僕「…………」

僕と杏さんは向かい合って座っている。
中央に置かれた菓子は僕も杏さんも手をつけていない。
影宮さんのお母さんは心配していた様子だったが、今は料理を作っている。

杏「…………あんさ…………」

僕「………ん……?」

杏さんが口を開いた。

杏「……なんでそんなウザいの………?」

なんでこんなに家に来るの、と………

僕「………不登校なのが気になって………お節介かな………?」

杏「はっきり言ってウザい………」

僕「ごめん………」

杏さんが初めて菓子に手を伸ばしてボリボリ食べる。

杏「…………分かるでしょ?」

僕「………ん? 何が?」

杏「私が不登校になった理由………こんな暗くて、こうやってズケズケ思ったこと言っちゃってさ………だからハブられて、イジメられて。小学校はまだ乗り切ったけど、中学になってメンバーが変わったらもっとイジめられて、結局人間恐怖症になって………」

杏さんはボリボリと口を動かしながら新しい菓子に手を伸ばす。

杏「………ね、これで分かったでしょ。私が不登校な理由、全部。だからさ、ウザいから、もう来ないで」

こんなに拒絶されるとは………その時僕はふとリビングに置かれてるゲームが目についた。
………この方法なら…………

僕「…………また、明日も来るから」

杏「…………は………? ………勝手にすれば…………」

僕が家を出る時、影宮のお母さんが見送ってくれた。

影宮母「…………そう言うことなの。…………相上君だっけ……? ………ごめんね」

僕「いえ、良いです。では」

330 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 11:52:56.40 ID:28NhyLq30
〜次の日〜

ピンポーン

……………

ガチャッ

杏「…………なんで来たの? キモ………帰って………」

まあ、そんな反応をするだろうなと思った。
僕は鞄からとある物を取り出し、チラッと見せた。

杏「そっ………それは…………!?」

僕は鞄を閉めて立ち上がり踵を返した。

僕「帰ってって言うなら、しょうがないな………じゃあ、僕は帰………」

ガッ、と僕の肩が掴まれた。

杏「……………れでぃーとぅーふぁいと…………」

僕「………ん」

…………どうやら、僕の勘は当たりだったようだ。



ドガガガガキィンッ!

ゥウッ! ゥゥッ! ゥゥッ………!

杏「……………負け…………た……………?」

僕「良し」

これで僕の三連勝、ゲームセットだ。

僕がさっき玄関先で見せたのはとある格闘ゲームの限定コントローラーだ。
この格闘ゲームは世界でもプレイヤーが多く、有名だ。
昨日影宮さんの家に来た時に僕の家にもある限定パッケージが見えたからもしかして、と思ったが、やはり杏さんもこのゲームが大好きだったらしい。
2人して同じ限定コントローラーを手に取り、ゲーム内で拳で語り合った。
相当の自信があったらしい杏さんは僕に三連で負けた事に相当のショックを受けたらしい。

杏「……………明日も来て…………相上の戦い方、研究して今度こそ勝つ…………」

帰り際にこんな事を言ってきた。
髪の下から覗いていた目はメラメラと闘志の炎に燃えていた。
僕はもちろん、頷いた。

331 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 11:59:30.98 ID:28NhyLq30


ありす「………としつぐお兄ちゃん。他の女の子の家に行ってる?」

僕「んっ……!?」

夕飯の後、僕は突然のありすの発言に身体が強張った。
た、確かに最近は毎日杏さんの家に通ってはいるが………これは浮気じゃない。
家に行っているのは不登校の杏さんに対する僕のお節介だし、それに杏さんはただのゲーム仲間だ。
だが………どう説明しようか………

下1
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 12:08:50.18 ID:IzEJotlAO
正直に話す
333 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 12:36:37.81 ID:28NhyLq30
僕は正直に話す事にした。

僕「実は…………」



ありす「ふーん、不登校の子ね……じゃあ、私も行こうかな」

僕「行く………?」

ありすが限定物ではない普通のゲームコントローラーを持ち出してきた。

ありす「うん………私も一緒にその杏ちゃんと遊びたいなーって」

僕「そっか。じゃあ、一緒に行こうか」

そうして明日僕らは一緒に影宮さん宅に行く事になった。

334 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 12:47:09.47 ID:28NhyLq30
〜翌日〜

ピンポーン

ガチャ

杏「よく来………えっ」

杏さんは扉を開けたまま固まった。
まあ、僕1人で来るはずだったのがありすが一緒に来て………ついでにえみりも一緒に来たからな。

杏「だ、だだだだ誰………?」

人間恐怖症が出てるな………

僕「大丈夫ですよ影宮さん。この2人は僕の妹です」

ありす「こんにちわ」

えみり「ちわっ!」

杏「な、なななな、なんで………」

僕「えっと………ゲーム仲間です」

僕がそう言った瞬間、杏さんの身体の震えが止まった。

杏「…………ゲーム仲間………」

僕「はい」

杏さんの目つきが変わって、手で入るように促した。

杏「れでぃーとぅーふぁいと…………?」

僕「yes」

ありす「うん」

えみり「はい!」

335 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 16:33:32.33 ID:28NhyLq30


それからも僕は毎日杏さんの家に行ってゲームしたり話を聞いたりした。
杏さんは人間恐怖症ではあるが、家族以外では僕とありすとえみりに対してその症状が出なくなったらしい。

杏「…………必殺………」

僕「あっ」

杏「『聖星の落撃』」

ドドドドドドドドドドドド

ゥウッ! ゥゥッ! ゥゥッ………

ゲームセット!

僕「負けたっ………!」

ありす「負けたーっ!」

えみり「残念………」

最近は杏さんの勝率も高くなってきた。
杏さんは嬉しそうに胸を張ってコントローラーを置いた。

杏「…………ふふん………♪」

因みに杏さんはゲームをしやすいように前髪をピンで止め、目が見えている。
隠れていた杏さんの顔はとても可愛かった。

ありす「強くなったね」

杏「うん…………やっぱり、インターネット対戦とは違う…………♪」

えみり「あ、私宿題があるから。じゃあね!」

杏「うん………バイバイ…………」

僕「気をつけてなー」

えみりが先に帰り、俺たちはセレクトボタンを押してもう一度対戦を始めた。



帰る時、玄関先で杏さんが言った。

杏「………あのさ………明日も、来てくれる…………?」

僕は頷いた。
………なんか杏さんはモジモジして髪をイジイジしていたけど。

僕「うん。良いよ」

杏「う、うん……………////」

ありす「じゃーねー♡」

僕「バイバイ」

杏「ば、バイバイ…………////」

336 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 16:49:58.60 ID:28NhyLq30
〜ある日〜

ありす「こんにちわー」

杏「入って…………あれ………今日は、敏嗣は………?」

ありす「委員会で来れないって。明日はちゃんと来るよ」

杏「そう…………」ショボン………

ありす「……………」



ドゥン! ドゥドゥン! ドゥドゥドゥドゥ、カキーーーン!

ドカーン!

ゲームセット!

杏「…………負けた…………」

ありす「勝ったー!」

杏「…………おやつにする」

ありす「うん!」



杏「…………」ボリボリ……

ありす「………ねえ、杏ちゃん」

杏「ん………なに………」

ありす「………どう、最近人間恐怖症は………?」

杏「…………実はその話、そろそろ学校に行こうと思っている」

ありす「お、良いねー!」

杏「お母さんにはもう話した………心配もされたけど、ありすと敏嗣が守ってくれるって言ってくれたから…………」

ありす「うん、守るよ。………ごめんね、最初は気付いてあげられなくて」

杏「ううん、それはもう良い。発信できなかった私が悪い。今度またいじめられたら、即報告する」

ありす「そうすれば良いよ。………ところで杏ちゃんさ」

杏「ん………?」

ありす「お兄ちゃんの事好き?」

杏「………………」

杏「…………分からない。好きってことが、分からない」

ありす「…………そうなんだ………」

杏「…………もし好きでも、私は釣り合わない。もうとっくのとうに彼女がいるはず。………彼女が、いるはず………」

ありす「…………多分だけどさ………杏ちゃんはお兄ちゃんの事が好きなんだよ」

杏「そう…………なのか…………?」

ありす「うん。明日はさ………ウチに来なよ。それで、自分の気持ちを確かめてみたら良いよ」

杏「確かめる……………?」

ありす「そう。確かめるの………♡」………ィィィィイイイン…………!

杏「確か、める………」ポー………

ありす「…………ふふっ…………♡」

杏「………………敏嗣…………」

ありす「杏ちゃん。おやつ食べ終わったら、もう一戦やろうか♡」

杏「……………」ポー………

ありす「杏ちゃーん?」

杏「っ…………すまない…………ボーっとしてた…………」
337 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 16:51:45.47 ID:28NhyLq30
杏(………自分の気持ちを…………確かめる……………)ドックン、ドックン、ドックン、ドックン…………

杏(なんだ………この気持ち…………は………?)ドックン、ドックン、ドックン、ドックン…………♡
338 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 16:55:19.59 ID:28NhyLq30
翌日、杏が相上宅に来ました。お泊りokです。サキュバスのありすに煽情され、相上宅に来るまで丸一日悶々とした杏の行動。下1
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 16:58:02.18 ID:z7Gz1C5GO
敏嗣のことを考えながら自慰
それでもドキドキは止まない
340 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 17:03:09.67 ID:28NhyLq30
>>339採用します。
すいません、相上宅に来た後の行動や展開です。
下1
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 17:04:41.87 ID:zI7IQDDn0
薄着になって胸を強調させて誘惑してみる
342 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 17:19:42.43 ID:28NhyLq30
新スレ立てられました→https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1587801602/
こっちで続き書きます。
343 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/25(土) 17:20:12.07 ID:28NhyLq30
残りは感想など書いてもらえれば幸いです。
344 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/09/05(土) 22:46:46.97 ID:bbhapblz0
飼育員『はーいみなさんこんにちわーっ!』

子供達「「「「こんにちわーっ!」」」」

シャル「こんにちわーっ♡」

飼育員さんの呼びかけに、隣のシャルと会場中の子供達が元気の良い返事をした。
早めにチケットを買ったおかげで割と前の席に座れたイルカショーで、シャルは大はしゃぎだった。
テレビの画面越しではなく、直接生で見るイルカが面白いようだ。
飼育員さん2人に、1匹ずつのイルカが指示を受けている。

飼育員『はいこっちー! 次ジャーンプ!』

イルカ「キュッ、キュー♪ キュキューーー♪』

飼育員さんが指揮者のように手を左右に振ると、イルカがプールの中を縦横無尽に駆け回る。
そして、飛び跳ねるたびに水しぶきが観客席にかかってくる。
夏にちょうど良いアトラクションだな。
途中から飼育員さんもプールに飛び込み、音楽も激しくなりショーがフィナーレに近づくと、それに比例して水しぶきも派手になる。

ザップーン! バッシャーン!

飼育員『はい! はい!』

イルカ「キュキュッキュ!」

シャル「うわーっ♪」

俺「すごい、うぷっ。水が.........」

荷物や電子機器を預けておいて良かった。
いやー想像以上に水がすごい..........
最後に、イルカ達が深く潜り飼育員さんを打ち上げ花火のように飛ばしながら勢いよく飛び出してきた。

ザボーン!

シャル「きゃぁっ!」

俺「ぉぶ」

着水とともに大きな水しぶきが起き、俺達にぶっかかる。

バシャバシャバシャバシャッ!

飼育員『以上でイルカショーを終了しまーす! 次の公演は14時からでーす! またねー!』

最後の最後でどでかいのが来たな。
完全にバケツをひっくり返した後だ.......

俺「うわー..........一応着替え持ってきてて良かったね」

シャル「うん! すずし〜ね〜♡」

隣を見ると、やはりシャルも思い切り水をかぶっていて.........

俺「...........!」

シャル「わぷっ!」

俺は慌てて顔を逸らし、シャルに上着(もちろん濡れないように持っていた物)を着させた。
なぜなら、その、シャルの服が水をかぶって透けてしまっていて......色々危なかったからだ。
しまった.......やっぱり面倒くさがらずにレインコートを持ってきた方がよかったな。
決して俺がロリコンというわけではないが、その相手がシャルだということ、そして貧乳ながらに形の良い胸や腿にぴったり張り付いた布は、余りに目に毒だ。
他のロリコンに狙われてはたまらない.......

俺「ふ、服が乾くまでそれを着ていてね」

シャル「はーい」

そうしてシャルは無邪気に微笑んだ。
その顔に、俺はドキリと来る。
........俺はロリコンではないが、シャルのことは大好きだ。

345 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/09/05(土) 22:48:00.42 ID:bbhapblz0


服は割とすぐに乾いてくれて、上着を脱いだシャルは元のワンピース姿に戻った。
シャルはとてとてと俺の横を歩きながら、水槽に手を這わせてその向こう側の様々な魚達を見て様々な感想を漏らしている。
ミノカサゴの水槽の前では、

シャル「うわぁ、すごい.......このさかなさん、おおきなティアラつけてるねー」

俺「ティアラ......うん、たしかに、ティアラに見えるね」

シャル「えーっと、このトゲトゲには........え、どくがあるの........?!」

俺「うん。もし海で見つけても、絶対踏んだり触ったりしないでね」

シャル「きれいなばらにはトゲがある、ってやつー?」

俺「まあそんなところだね」

ウミウシの水槽の前では、

シャル「あ、スライム! うみにもいるんだ........へー」

俺「スラッ.........うん。しー、だよシャル。前の世界の事は」

シャル「スライムじゃないの.......?」

俺「というか、スライムはこの世界にはいない。ドラゴンもね。これは、ウミウシって言うんだ」

シャル「そうなんだー。でも、すごいキレーだね。ウミウシさん、キレーだよー♡」

ウミウシ「..........////」コクリ

シャル「えへへ♡」

俺(.........今、返事をしたような?)

フグの水槽の前では、

シャル「...............」

フグ「................」プクーーーー

シャル「..............ぷーーー」

俺「...........何やってるの?」

シャル「.........にらめっこー」

俺「そうなんだ」

シャル「ぷはぁっ。ふくらんだフグさんすごいかわい〜。ピヨピヨしてる〜♡」

俺「だねー」

タツノオトシゴの水槽の前では、

シャル「ん.........あれ? .........トシツグうそついたっ! ドラゴンいるじゃん!」

俺「うーん、まあ、見えるよね..........これ、魚なんだ」

シャル「え、おさかなさん?」

俺「ちょーっと特殊なだけで、他のお魚さんと体の構造は一緒なんだ。ほら、ここがエラで、ここが尾びれ、胸びれ...........」

シャル「えー..........ぜったいドラゴンだよ..........」

俺「昔の人もそう思ったんだろうな。だからほら、名前も、『竜の落とし子』ってね」

シャル「なるほどー」

346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/05(土) 22:48:38.13 ID:tTxppTEIO
書くとこ間違ってるよ
347 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/09/05(土) 22:49:33.48 ID:bbhapblz0


そしてサメの水槽の前に来た時、ちょっとしたハプニングが起こった。

シャル「わぁ、なにこのおおきいすいそう.........たくさんちいさなおさかなさんがいるねー♡」

俺「ああ、これは.........って、あれ?」

確かにそこはサメの水槽だったのだが、水槽の中には大量のアンチョビが渦巻いているだけだった。
サメの姿はどこにも無い。

シャル「すごいねー」

俺「どこにいるんだ........?」

シャルはここがアンチョビの水槽だと思っているらしく、その渦巻く群れの姿に見入っていた。
その時、ヌッと大きな影が突然顔を出した。

シャル「きゃっ!?」

俺「わっ」

それに驚いたシャルが飛び退き、俺に抱きついてきた。
ふに、と小さな胸が当たり、俺は不覚にも「やわらかい........」と思ってしまった。
俺はロリコンじゃない俺はロリコンじゃない俺はロリコンじゃない俺は、

シャル「ふ、ふぇぇ..........び、びっくりした...........」

どうやら出てきたのはサメで、しばらく俺たちをじっと見つめた後スィーと悠々と泳いで行ってしまった。
シャルは涙目でしばらく俺に抱きついてから、離れた。

俺「だ........大丈夫?」

シャル「う、うん...........」

俺とシャルはまた手と手を繋いで水族館の中を歩き始めた。



シャル「うゎぁあぁぁぁ...........♡」

俺「圧巻だな」

この水族館最大の見どころ、それは超巨大水槽だ。
さっきサメがいた水槽も大きいが、この超巨大水槽はあれの何倍も大きい。
まるで海底を丸ごと持ってきたようなその青い世界の中には、何万匹もの魚たちがひしめいていた。
それに、大きなジンベイザメも。

シャル「すごいねー♡」

俺「綺麗だな」

シャルは俺の膝の上でまるで星に想いを馳せている子供のように手を伸ばしている。

シャル「すっごいきれい..........トシツグ、すごいね〜...........♡」

俺「ああ.........」

348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/05(土) 22:50:10.26 ID:tTxppTEIO
聞いてねーな
349 : ◆DLsVqu3F.A [sage]:2020/09/05(土) 22:58:45.90 ID:bbhapblz0
書くところ間違えました。
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