【安価・短め】元ビッチと元キモオタの子供が恋人を拾った

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 16:38:32.74 ID:hSYVLuWu0
>>25
つまり俺を荒らしと決めつけてるお前も荒らし
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 16:44:36.47 ID:/D1n973F0
そんなわけあるか荒らしはお前だけだ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 16:54:48.64 ID:XpA3VTRDo
スルーできでない時点で俺もID:/D1n973F0もID:hSYVLuWu0もその他の単発IDも全員荒らしなんだよなぁ
29 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/26(日) 17:02:40.06 ID:WcPwBstv0
んん、荒れてますね。
とりあえず>>9にします。
30 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/26(日) 17:52:40.99 ID:WcPwBstv0


僕達は夕飯後の風呂に入った。

さて………僕は風呂場からコントローラーを握る3人の背中を確認した。
3人は風呂上がりのゲーム中だな。
僕は服を脱ぎ、風呂場の鏡で肉体を見る。
んー、まあまあ、かな………
僕はそのまま風呂場の扉を開けて、湯気の中に踏み込む。

杏「………っ!?」

僕「…………あっ………え………?」

僕は扉を開け放ってから、湯船の中に杏さんがいる事に気付いた。
濁り湯だから大事なところは見えないが、大きい胸がポヨンと湯の中でたわわに実っている。
え……一緒にゲームをしているんじゃ………?

僕「ごっ、ごっ、ごめんっ!」

杏「まっ、待て………!」

僕が慌てて扉を閉めようとした時、杏さんからそう声がかかった。

杏「そのまま入って来い…………!」

……………え………?

31 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/26(日) 18:15:33.23 ID:WcPwBstv0


………………どうして…………こうなった…………?

多分だが、あそこで遊んでいた女子3人は妹達と母さんだろう。
完全に僕の確認不足だった………

だとしても、だ………

なんで杏さんと同じ湯船に浸かることになったのかなぁ。

杏「……………////」

僕「…………」

杏さんから「そのまま入って来て」と言われ一瞬固まった僕、しかし父さんが歯を磨きに来てしまった為、テンパった僕は言われるがまま風呂に入ってしまった。
結果………同じ浴槽に入ることになってしまったのだ。

なるべく杏さんの方を見ないようにしている僕と、その僕の横顔をなぜか凝視している杏さん。
湯気でしっとりしている為、杏さんの目はまた前髪でメカクレ状態になっている。
………こんなラブコメのような状態になるなんて、どうすりゃ良いんだ………

僕「…………」

杏「ぅ…………////」

なるべく身体を縮こませ、杏さんと触れないようにしているが………おんなじ湯に入っているからか、どうしても意識してしまってムスコが………

風呂中の出来事。下1
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/04/26(日) 18:20:32.47 ID:1k2vU54M0
我慢できず胸を揉む
33 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/26(日) 21:55:34.50 ID:WcPwBstv0
……………その吸い込まれるような乳…………僕は目を逸らすことも忘れて、その胸に手を伸ばして…………

杏「……………?」

モニュ………

杏「……………? ……………?? ……………っ!?!?」

僕「……………………」

柔らかい…………そして、大きい……………手の平の真ん中に感じるこの突起は、もしかして………
その時、僕は静かに我に帰った。
……………あれ、僕ヤバイことやってる?

…………正気に戻った僕は、冷や汗をダラダラと垂らしてゆっくり手を離そうとした時。

杏「……………////」

僕「…………っ………」

ソッ……と僕のその手の上に杏さんの手が重ねられて、離れさせてくれない。

僕「あ、あのっ、ごっ、ごめんなさっ…………」

杏「もっと………揉む………」

僕「え………」

杏「触って…………っ♡」
34 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/26(日) 21:56:25.74 ID:WcPwBstv0
>>30

杏「そのまま入って来い…………!」

杏「そのまま入って来て…………!」
35 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/27(月) 10:42:50.40 ID:5o3OgNP+0
モミ、モミ、モミ、モミ………

僕「………………」

杏「あっ……………うっ、ん………ぇっ………////」

僕は杏さんが言うままに手を動かしてしまった。
………とても柔らかい…………

僕、何してるんだ…………?
…………うん、浮気だぁぁぁぁぁぁ…………

ぼ、僕にはありすがいるんだ………まだ、まだ胸を揉んでるだけ、浮気じゃない、まだ、浮気じゃない…………

杏「………ふぅ………ふぅ…………♡ とし、つぐ…………♡」

僕「え、あ…………」

杏さんは僕の手を自分の胸に押し当てたままこっちに寄ってくる。
杏さんのほっぺはピンク色になってて、髪の隙間から見える目は熱く潤んでいた。
な、なになになに………?!
僕の大きくなったチンコが、杏さんのお腹に触れてしまっている距離だっ…………

敏嗣か杏の行動やセリフ、展開。下1
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 10:45:58.76 ID:7FTb72KqO
胸で気持ちよくしてあげる。といい、パイズリ
37 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/27(月) 15:32:57.44 ID:5o3OgNP+0
杏「お腹に…………敏嗣のが当たってる…………」

僕「あっ、ち、違っ、これは…………」

き、君が近づいて来たから………そう言う前に、チンコが何かに握られた。
ま………まさ、か…………?

杏「硬い………大きい…………♡」

僕「まっ、待って………影宮さっ………!」

水面下で何が起こっているか分からない、でも、何か柔らかい物がっ………

杏「…………水、抜いても良い…………?」

僕が最後だから、別に良いが………抜いて、どうするんだ………?
僕が頷くと、杏は僕の後ろに手を回して(胸がムギュって、胸がムギュって………!)、チェーンに手をかけ上に引っ張った。

水位が腰ほどまで下がっていき、杏さんの胸の大部分と僕の勃ったチンコが頭を表してしまった。
僕は慌てて手で隠したが、風呂の栓を戻した杏さんはその手をどかした。

僕「なっ、なんっ、杏さっ………」

乳首が、完全に見えてしまっている………
僕が目を逸らそうとしたら、頬に手が添えられて目線を戻される。

杏「胸で…………気持ち良く…………する……………♡」

パチャ、と波を立てて、大きい胸で杏さんが僕のチンコを挟んだ。
あ、えっ………? えっ?
杏さんはそのまま胸を手で持って上下に動かし始めた。

パチャ、パチャ、パチャ、パチャ………

僕「あっ、あうっ……?! はっ、はぁっ……! ぅ、やめ………っ!」

凄く、気持ちいい………抗え、ないっ…………♡
杏さんが髪の隙間から嬉しそうに覗いてくる。

杏「気持ち良い………? …………嬉しい………♡」

僕「なっ、なんでこんな………♡ 杏っ、さっ………♡」

杏「んひひ…………♡」

杏さんは僕がどう言っても手を止めない。
あ、ダメだ……これ、ダメだ………!
脳が、溶けるぅ………♡

パチャ、パチャ、パチャ、パチャ…………♡

その時、脱衣所に誰かの影が入って来て、不意に扉を半分開けた。

ガチャッ

ありす「お兄ちゃーん?」

僕「っ!?」

杏「…………!」

それは、ありすだった。

ありす「お風呂長くない?」

僕「あっ、うっ、うん、ごめん。もうちょっとしたら、で、出るよっ…………」

どうやら、角度や湯気で杏さんの事は見えていないみたいだ。
僕は普通を装い返答することにした。
でも、僕がそんな努力をしている間も、杏さんは手を止めなかった。

パチャ、パチャ、パチャ、パチュッ…………♡

杏「ん、んふぅ、ふぅ……………♡」

ありす「ところでさ、杏ちゃん知らない?」

僕「かっ、影宮さん………? な、なんか、コンビニ行くって言ってたよっ…………あっ…………!」

ありす「そうなんだ。じゃあ、お兄ちゃん早く出てねー」

僕「う、うんっ、で、出るからっ、で、出るっ………!」

バタン、と扉が閉められると共に、僕は射精した。
38 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/27(月) 16:01:32.84 ID:5o3OgNP+0
僕「うがっ、あっ、ぅっ……!」

ドビュゥゥウウウウウゥウウウゥウウッ♡

バチャバチャバチャバチャッ♡ パタタッ♡

杏「ぅっ………♡ ……………っ…………♡」

僕は我慢できず、杏さんの顔と上乳に出してしまった。
一度切れてしまった堤はもう止める事が出来ず、出し切ってしまった。

杏「はぁ、はぁ…………♡ ふひひ…………敏嗣の、精液…………こんな匂いなのかぁ………♡ ………あっ、あっ………んぎっ…………♡」

杏さんは水面下の下腹部辺りで手を動かし、身体を震わせた。
杏さんは震えが治ると口をにぱぁと可愛く広げ、僕を上目遣いで見た。

僕「なっ………なんで、こんな、事…………♡」

杏「はぁ、はぁ…………敏嗣…………♡ 好き、だから…………♡ もっと…………好きになりたい…………♡」

僕「好き…………?!」

突然の告白に、僕は驚いた。
なんで、僕…………?

杏「うんっ…………好き…………♡ 好きじゃない奴にこんな事しない………♡ 私なんかの家に毎日通って、最初はウザいと思ってたけど、どんどん好きになっていって…………♡ キス、したい…………♡」

僕「あ、ぅ…………んむ…………」

僕はその杏さんの本気の告白を突っぱねる事なんて出来なくて、キスを受け入れてしまった。

杏「んむ、ぅぁ、ぅあぅ、んふぅ………♡」

僕「………ぅ……………んん…………」

まるで、恋人のような体制で、恋人のような熱いキス。
完全に………浮気になってしまった…………誘ったのは確かに杏さんだけど、こうなってしまったのは全部優柔不断の僕のせいだ…………まさか、杏さんがこんなに積極的だったなんて………

杏「ぷはぁ、はぁ…………♡ 気持ちが抑えられない…………♡ 付き合って、敏嗣…………♡ お願い…………私を好きにして良いから……………♡」

敏嗣の行動。下1
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 16:03:22.36 ID:WFzJaZx9O
お互い愛の言葉を言いながらセックス
40 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/27(月) 19:46:50.63 ID:5o3OgNP+0
僕は………僕はどうするんだ………妹という愛する人がいながら、友達にパイズリされて絶頂してしまって………

僕は杏の背中に片手を回し、その前髪を上げた。
そばかすのある、可愛い顔だ………

僕はその唇にキスをした。

杏「んぁ……………♡」

僕は覚悟した。
………二股してしまおう。
ごめん、ありす。
本当にごめん………本当に…………

僕「うん…………付き合おう…………影宮さん…………」

杏「あり、がとう…………とし、つぐ…………♡」

そのとっても嬉しそうな顔に、僕のチンコは再び大きくなった。
僕は僕らの身体が冷えないように蛇口を回し、湯を足した。
僕は杏さんの体を持ち上げ、濁り湯の下で杏さんの中に入れた。

杏「ふあ、あっ………♡ ぅ、ぎっ…………♡」

僕「ぁ、うっ…………!」

ズ、ズズ、ズッ…………ブチッ………!

杏「い、た…………っう………っ………! はぁ、はぁっ…………!」

僕「だい、じょうぶ………っ……?」

杏「ら、らい、じょ、ぶ………ぅ………ぎゅっ…………♡」

杏さんは泣きそうな顔をしながら、無理に笑顔を浮かべているようだった。
僕はゆっくり杏さんの体を落とした。

ブチブチッ、ブチッ…………ブツン………ッ♡!

杏「あっ、ぐあぁっ、ぎきゅっ…………!」

僕「はぁ、はぁ………杏さんの、処女………貰ったよ…………♡」

杏「ぅ、ぅぅうぅ…………♡ 敏嗣ぅ、うぅっ………♡」

大きい胸が押しつけられている、チンコが柔らかい、暖かい膣内に包まれている…………もう、後戻りは出来ない…………
僕は腰を動かし始めた。

パッチュ、パチュ、チャプッ、チャップ………♡

コッチュコッチュと子宮口に亀頭を当てて杏さんを気持ち良くさせる。
ぅう、僕も、気持ち良い…………♡

杏「あう、あぎゅっ♡ ぁっ、気持ちぃっ、うっ、ぎひっ♡ んんぅうっ♡」

こんな事をしているが、ここは我が家の風呂場。
僕たちがセックスしている事はバレてはいけないし、なんなら一緒に入っている事すら見つかってはいけない。

僕「こっ、声、抑えて………!」

杏「んっ、んぐっ………! んっ………♡ んんぐぅぅ…………♡」

僕がそう言うと杏さんは口を真一文字に閉めて喘ぎ声を抑えた。
可愛い…………♡

チャップ、チャップ、バッチャ、バッチャ♡

杏「んんっ、んん〜っ………♡ んっふ、んふぅっ……!」

僕「ぁっ、ふぅっ、ふぅぅっ………! ん、んんんん〜っ………♡」

杏「んっ、んちゅっ…………! んんぅっ、んむっ………♡」

僕たちは互いの声を押さえつけるみたいにディープキスをした。
凄い熱くて、気持ち良いっ…………♡
そろそろ、出る…………♡

僕「ん、ちゅっ、んむっ、むぅっ…………♡ ふあぁっ、はぁっ、はぁっ…………♡ 影宮さんっ、で、出ますっ………!」

杏「あっ、あぅっ………♡ ぁぅんむぅっ………! ぎっ、ぅぎぃっ………!」

ギュルギュルと精液が精管を昇ってきて、子宮口に狙いを定めた。
ヤバい、出っ…………!

杏「んんんんんぅぅうぅううぅぅ〜〜〜〜っ♡」
41 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/27(月) 21:33:37.08 ID:5o3OgNP+0
ビュブ………! ドビュルルルルルルルルルルルッ! ドグッ、ドグドグンッ♡ ゴビュゥウウウッ♡

僕「ぅっ、ううぅっ…………! くっ、ぅうっ…………♡」

杏「あっ、あぅ………♡ ぎぃっ…………♡」

浴槽が白濁色になって行く………

僕「はっ…………はぁっ…………♡」

杏「ん、ふぅ…………んぁ…………♡」

杏さんが僕に寄りかかりながら耳に熱い吐息をかける。

杏「ふひっ……………♡ …………中に、出してくれても…………良かったん………だぞ……………♡」

僕「流石に、中はマズいよ…………」

杏「ん……………♡」

………何とか、外に出す事が出来た………
そして僕たちはもう一度キスをした。

42 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/27(月) 21:40:47.29 ID:5o3OgNP+0


あの後、僕らは時間をずらして風呂を出て、何とか誰にも気づかれず戻る事が出来た。
僕は自分の部屋のベッドに座り、風呂の中での事を思い出す。

はぁ…………やっちまったよぉぉぉ…………

…………付き合う、と言ってしまった責任………取るしか無いし…………

とにかく、今日は寝よう………来週から杏さんも学校に来る。
…………二股始めてから初めての夜は、緊張のしすぎであまり眠れなかった…………

その後のありすへの二股のバレ方(ありすが焚きつけた事は敏嗣には伝えない)、弁明、学校での過ごし方。下1
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 21:46:13.71 ID:ScNCABEoO
土下座で謝る
ありすは杏に、としつぐがハーレムを作っても問題視しないと催眠をかける
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 21:48:15.72 ID:ScNCABEoO
学校での過ごし方書いてなかった
付き合ってることは公言しないが、敏嗣にべったりになる
45 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 05:13:25.72 ID:mqCCLEhn0


その後、ある日。

僕は全てを話すためにありすと杏さんの二人を体育館裏に呼び出した。
他の人もいないし、ここが一番良いだろう…………

ありす「どうしたの? お兄ちゃん」

杏「………………なんでありすも………………?」

僕「僕が、二人を呼び出したのは……………謝らなければ、いけないことがあるからなんだ………………」

そう……………もちろん、二股していることだ。
このまま隠し通すことも考えたが…………結局、僕には無理だった。
罪悪感とかで、心労が辛い…………どんな返答が来ようとも、僕は受け止めるつもりだ。
……………例え、二人共離れてしまっても……………

杏「謝らなきゃ、行けないこと…………?」

ありす「……………………」

僕は地面に膝を付いた。

僕「ごめんなさい…………ありす、杏さん…………僕は……………浮気をしてます!」

杏「………………えっ…………?」

ありす「浮気…………………」

手を付き、頭を下げる。
土下座だ。

僕「僕は…………妹のありすと、恋人関係です………! 僕は、杏さんとも恋人関係です! 二人に隠して、二股していましたっ! ごっ、ごめっ、ごめんなさいっ……………!」

杏「えっ………………ん? ……………んぇっ、えっ? ええっ、ええええええっ?!」

どうやら、杏さんは怒りとかの感情よりも驚きがあるようだ。
クラスメイトから見れば、ありすとはただの仲の良い兄妹の関係だからな…………

ありす「そう言えば、最近二人くっついてたもんね…………」

杏「えっ、ちょっ、待って………………ありすと、敏嗣、が……………?! 私とは………………何だったの…………………?」

涙が勝手に溢れてきた…………
僕は顔を上げる。

僕「どっちが遊びだった、なんてない…………誠実とは言えないかもしれないけど、どっちとも、恋人として真剣に向き合っていたんだ……………これは、全部僕の責任なんだ…………許してくれとは言わない…………ただ、二股して、二人を騙している事が、耐えきれなくて………………!」

杏「そんな、でも………………二人は、兄妹で………………」

ありす「……………あのさ、お兄ちゃん」

その時、杏さんに比べて冷静なありすが聞いてきた。
僕は手の甲で涙を吹いて顔を上げた。

僕「な、なに……………?」

ありす「影宮ちゃんとは、どこまで行ったの?」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 09:09:17.28 ID:mqCCLEhn0
僕「どっ、どど、どこま、でっ…………?」

ありす「うん。どこまで?」

ありすは怒るでもなく、悲しむでもなく、微笑んでいた。
手が無意識に震えた。

僕「あ、え、えっと…………き、キス…………」

ありす「どこまで行ったの?」ニコ……♡

僕「…………セックス、しました…………嘘つこうとしてごめんなさい…………」

流石に、一言目からセックスしたとは言えなかった…………
僕はもう一度頭を下げて謝罪した。

ありす「ふぅーん………杏ちゃん」

杏「えっ、ぅっ……………?」

ありすは杏ちゃんの肩に手を乗せた。

ありす「実はね、私もお兄ちゃんとセックスしてるの」

おいぃいいいいっ!?

杏「そう、な、のか……………?」

ありす「うん。気持ち良いよね?」…………ィィィィイイイィィィ…………
47 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 10:55:12.13 ID:mqCCLEhn0
杏「ああ…………気持ち、良い……………」

ありす「二股してたのは事実だけど、杏ちゃんは恋人としてお兄ちゃんと別れたく無いでしょ………?」…………ポワワワワ………

………ん? …………ありす?

杏「…………別れたく、ない…………」

ありす「…………だからさ、一緒に、お兄ちゃんの恋人でいようよ…………♡」…………ポワワワワワワ…………♡

杏「……………ああ…………♡」キュン、キュン………♡

僕「えっ………えっ………?」

僕が何が起きたか理解しようとしていると、杏さんが僕の前に屈み込んだ。

杏「もう、良い………謝らなくても…………立って………」

僕「あ、ぇ、うん………………うあ………?」

僕が立つと、右腕をありす、左腕を杏さんに抱かれて胸を押しつけられた。

ありす「じゃあ、これからも、私達はお兄ちゃんの恋人だから♡」

杏「…………これからも、よろしく……………♡」

…………今思えば、この時、僕のハーレムの火蓋は切って落とされていたのかもしれない…………

その晩、僕は2人の恋人と共に眠らぬ夜を過ごしたのだった。
48 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 11:05:12.10 ID:mqCCLEhn0
時系列をこちらにも載せておきます。()内の年齢はハーレム介入時の年齢です。少し変更があります。

中1

ありす(13)

杏(12)
種族 人間
年齢 15
名前 影宮 杏 かげみやあんず
見た目 肩まで伸びた黒髪。前髪で目が隠れてる。隠れ巨乳。
出会い 学校からの帰り道、偶然杏の家の前でばったり会う。
惚れ方 毎日家に来てくれて、話し相手やゲームで遊んでくれる。
備考 主人公と同じクラス。しかし、入学してまもなく性格も相まっていじめの対象になってしまい、病んでしまい不登校になる。完全に人間恐怖症になってしまったが、徐々に主人公には心を開いていく。

かぐや(13)
種族 人間
年齢 15
名前 早乙女かぐや
見た目 金髪ツインテールの身長150センチ。超ツンデレ。
出会い 隣の席。
惚れ方 なにかと優しくしてくれたり、お世話になってるため。
備考 恥じらいのせいで敏嗣に対してはツンツンしてしまい、素直になれない自分をコンプレックスに思ってる。しかし、エッチの際はたかが外れ、超素直になり、好きを連呼する。


中2

麗華(13)
種族 人間
年齢 16
名前 聖堂院 麗華(せいどういん れいか)
外見 黒髪ロングの黒眼。特別大きい訳ではないが全体的なバランスは同性ですら虜にしてしまう程完璧
概要 世界的企業グループの令嬢。穏やかな性格で誰に対しても物腰が柔らかい。箱入り娘であり世間の事情はあまり分かっていないがそんな自分を恥じており勤勉な側面もある。性事情に関しては授業で学んだ程度で実践は敏嗣との本番までなかった
惚れ方 暴漢から助けられてから交流を重ねて自分をしっかり愛せる人と分かったから
その他 性知識は有栖にある事ない事を吹き込まれたり。ハーレムに関しては寛容的な態度だが歳相応の嫉妬は隠す気はないらしい

真桜(13)
種族 人間
年齢 16
名前 桜井真桜(さくらいまお)
見た目 ショートカット。ボーイッシュ。ボクっ子。胸は普通。
出会い 朝、ジョギングしてたら会って、ジョギング仲間になった。
惚れ方 周りから、女っぽくないってからかわれてたけど、敏嗣だけはかわいい女の子扱いしてくれた。
備考 男っぽい口調だが、少女漫画のような恋をしたいと思ってる。陸上部所属でクラスは違うが同学年。


中3

リーシャ(15)
種族 獣人
年齢 18
名前 リーシャ
見た目 茶髪のショートカットに獣耳。Bカップ。
出会い 喧嘩の仲裁に入った。
惚れ方 自分より強い雄に惹かれた。
備考 学校に通ってない不良。よく喧嘩沙汰を起こすが負けなし。喧嘩っ早いが惚れた雄には発情するし服従する。極度の匂いフェチで、主人公の匂いが大好きになる。

シャル(14)
種族 ハーフエルフ
年齢 17
名前 シャル
見た目 金髪ロング碧眼のAカップ。童顔。
出会い 人気のない夜道で倒れていたところに声をかける。
惚れ方 ハーフエルフである自分を嫌悪しないし、優しくしてくれるから。
備考 ハーフエルフという理由で村のエルフから裏切られ奴隷商に引き渡されるところで逃走し、ボロボロになるまで走り、体力が尽きて倒れていたところ、こっちの世界に移動してきた。生まれてから忌み嫌われてきたので、生まれて初めて優しく接してくれた敏嗣にベタ惚れする。気弱で涙もろい性格。
49 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 11:05:37.98 ID:mqCCLEhn0
高1

えみり(12)

刀子(18)
種族 人間
年齢 18
名前 草薙刀子 くさなぎとうこ
見た目 170センチの黒髪ポニテ。Dカップ。
出会い いつも世話をしている野良猫が川で溺れていたところを主人公が助ける。
惚れ方 自分の危険をかえりみないで、川に飛び込み猫を助けてくれた男気。
備考 クールでいつも怒ったような顔をしている。(デフォルト)
剣道部の主将で、後輩からは怖い先輩と思われてる。猫が好きでカナヅチ。

↑の野良猫(猫又)。前スレに書いてあったので、追加で。

弓美(27)
【名前】日鳥 弓美(ひとり ゆみ)
【年齢】27
【容姿】
身長160cm台前半。ストレートロングの黒髪。清楚でおっとりとした雰囲気。たゆんたゆん。
【性格】
普段はおっとりとして気の優しい性格だが愛情に飢えている。
【概要】
資産家で未亡人。両親や夫は既に亡く天涯孤独。
厳しい両親や自分に無関心な夫など愛情を受けた経験に乏しく、自己評価が低い。
経営など直接人を動かす才能は無いものの、株式や為替などへの直感は鋭く一年に億単位の資金を稼いでいる。
ベッドの上では貪欲でどM。
【惚れ方】
近所に住んでおり、敏嗣とは中学生の頃から近所付き合いしていた。
この頃は妹想いの優しい子という程度の認識だったが、困っている人物を見たら全力で助けようとする敏嗣に徐々に惹かれていった。
それを見抜いたありすが淫夢や発情などの能力を用いて思考を誘導し敏嗣に近付けさせハーレム入りした。

文香(16)
【名前】武井文香
【年齢】16
【容姿】
金髪のセミロング。制服を着崩している。ほどよい大きさ。
【性格】
強気なギャルだが、実はビビリで泣き虫。純情。
【概要】
敏嗣と同じクラス。高校デビューで髪を染め、ギャルを振る舞っているが、怒られたりするとすぐ泣いてしまう。幽霊と虫が苦手。
【惚れ方】
人が多い商店街でおじさんに絡まれて泣きそうになっているところを助け、慰めてくれた。イザコザの理由は、おじさんにナンパされセクハラ発言をされ、それを強気に言い返したら向こうが切れた。
50 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 11:41:56.13 ID:mqCCLEhn0
〜同、中1〜

〜かぐや編〜

僕に正式に二人の恋人が出来た。
杏さんとありすの僕に対する態度からクラスメイトからは色々言われたが、何とかはぐらかす事が出来た…………はぁ…………
幸せなのか、忙しいのか………まあ、幸せの方が大きいな。



ある日、僕は会議室から出てきたクラスメイトを見つけた。

かぐや「こっ、これくらい、一人で大丈夫…………ですわぁ………!」プルプルプル……

先生「ほっ、本当にかい………? フラフラしてるけど………」

かぐや「せっ、先生は、業務に戻るですわっ………! しょ、職員室でしたわね…………!」

先生「う、うん………じゃあ、任せたよ」

あのお嬢様みたいな話し方をしているのは隣の席の早乙女さん。
ハーフで、背は低く、背中まで伸びている豊かな金髪のツインテールを持っている。
早乙女さんは前が見えなくなるほどのプリントを抱え、おぼつかない足取りでフラフラと歩いている。
危ないなぁ………僕は身構えた。

かぐや「うんしょ………うん、しょ…………! ………きゃっ………ですわっ!?」

あ、ほら、足がもつれて転んだ。
僕は地面と早乙女さんの間に滑り込んで支えた。

バサバサバサーッ!

僕「あー………プリントが………あ、すいません早乙女さん………僕も拾いますね。怪我はありませんか?」

かぐや「ぁ、ぅ………/// …………け、怪我なんてありませんわ………! べっ、別にあんたなんかの助けなんて無くてもっ、な、なんにも困りませんでしたわよっ!」

ツンツンしてるなぁ………早乙女さんはあんまり僕の事が好きじゃ無いらしいからあんまり関わりたく無いんだよなぁ…………
…………でも消しゴム忘れた時は貸してくれるし、僕が日直の時は手伝ってくれるし………よく分からない。

かぐや「とっ、とりあえず降ろすですわっ! いつまで抱っこしてるつもりで………いっ、痛っ………!」

僕「ん………? もしかして、足捻っちゃいました………?」

かぐや「し、心配なんて、無いですわ…………ちょっ、ちょっと捻っただけでっ………いだだだだだいだぁあぁいいぃっ………!」

早乙女さんは顔を痛そうに歪ませている。
僕が失礼して靴下を捲ると、そこが紫色に腫れていた。

僕「無茶したからですよ………おんぶしますね」

かぐや「あっ、ちょっ、止めっ…………! いっ………!」

僕「我慢してください………」

かぐや「ぅう……………////」

早乙女さんは暴れようとしたが、痛いのかすぐに大人しくなった。

かぐや「し、仕方なく………今はおんぶされてあげますわ………」

僕「すいません………」

プリントを会議室の先生に任せて、僕は保健室まで早乙女さんを運んだ。

51 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 12:47:33.14 ID:mqCCLEhn0
〜かぐや目線〜

かぐや「…………何見ているんですの? 早く行けば良いですわ………」

相上様「分かりました。じゃあ、僕はこれで」

かぐや「………………………あの、相上さ………」

バタン

わたくしは相上様を止めようとしたけれども、声が届く前に相上様は扉を閉めて行ってしまったですわ………

保険の先生「とりあえず、保護者の方を呼んでおいたよ。………湿布はどう?」

かぐや「………少し、痛みが引いたですわ…………」

保険の先生「…………それなら、良かった。じゃあ、先生保健室にいるから、痛くなったら呼んでね」

かぐや「………分かりましたわ………」

保険の先生はカーテンを閉めて業務に戻りましたわ。
………静かになってから…………わたくしは、相上様におんぶされた事を思い出して顔が熱くなりましたわ………
立派な肩に、背中に、軽々と持ち上げられて…………いつも優しくて、お世話になっているんですわ…………♡
そう………わたくしは、相上様に想いを寄せているのですわ…………

……………でも…………

先程のわたくし自身の態度を思い出して、熱かった顔が冷めてしまいましたわ………
どうして…………どうしてわたくしは、素直になれないのですわ…………?
どうして素直に、「ありがとう」の一言が言えないのですわ…………?

わたくしは、バカですわ………

…………結局、告白の言葉も言えないで…………相上様には別の彼女が出来て………

わたくしは、シーツを失恋と後悔の涙で濡らしましたわ…………

52 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 12:48:06.55 ID:mqCCLEhn0
〜かぐや目線〜

かぐや「…………何見ているんですの? 早く行けば良いですわ………」

相上様「分かりました。じゃあ、僕はこれで」

かぐや「………………………あの、相上さ………」

バタン

わたくしは相上様を止めようとしたけれども、声が届く前に相上様は扉を閉めて行ってしまったですわ………

保険の先生「とりあえず、保護者の方を呼んでおいたよ。………湿布はどう?」

かぐや「………少し、痛みが引いたですわ…………」

保険の先生「…………それなら、良かった。じゃあ、先生保健室にいるから、痛くなったら呼んでね」

かぐや「………分かりましたわ………」

保険の先生はカーテンを閉めて業務に戻りましたわ。
………静かになってから…………わたくしは、相上様におんぶされた事を思い出して顔が熱くなりましたわ………
立派な肩に、背中に、軽々と持ち上げられて…………いつも優しくて、お世話になっているんですわ…………♡
そう………わたくしは、相上様に想いを寄せているのですわ…………

……………でも…………

先程のわたくし自身の態度を思い出して、熱かった顔が冷めてしまいましたわ………
どうして…………どうしてわたくしは、素直になれないのですわ…………?
どうして素直に、「ありがとう」の一言が言えないのですわ…………?

わたくしは、バカですわ………

…………結局、告白の言葉も言えないで…………相上様には別の彼女が出来て………

わたくしは、シーツを失恋と後悔の涙で濡らしましたわ…………

53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 12:55:56.67 ID:PQk8KFxMO
うーんお嬢様口調が変で気になるから、無理に使わない方がよくね
54 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 13:51:50.10 ID:mqCCLEhn0
名前表記、かぐや→わたくし



相上様「あ、大丈夫ですか? 手を………」

わたくし「だっ、大丈夫ですわ…………このくらい…………」

わたくしはまだ足が痛むからしばらくは松葉杖で過ごす事になったですわ。
わたくしが一段一段階段を降りているのを見た優しい相上様が手を差し出してくれるけども、わたくしはその手を振り払うですわ………そうでもしないと、またわたくしは相上様に酷いことを言ってしまうから………

ガッ

あっ………

足が、また………もつれましたわ…………

地面が迫ってくる前に、相上様が滑り込んで来て抱きかかえたのですわ。

わたくし「あっ……………」

相上様「………やっぱり、松葉杖だけでも持ちますよ」

わたくし「…………………うん…………ですわ…………」

その真っすぐな目に、わたくしは恥ずかしがる事も忘れて首を縦に振ったのですわ。

55 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 13:53:00.71 ID:mqCCLEhn0
>>53すいません……
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 14:02:53.38 ID:a1T0FVTSO
確かに、このあとの聖堂院とキャラ被りそうだし、この子は普通の喋り方でいい気がする。
57 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 15:01:57.42 ID:mqCCLEhn0
本当のご令嬢が「ですわ」口調だと逆におかしいと思って、聖堂院ちゃんは普通の「ですます」口調にしようと思っていたので、キャラ被りはしないかと。
ですが気になる方もいるというので、口調を変えます。
58 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 15:12:47.19 ID:mqCCLEhn0
〜敏嗣目線〜

僕は階段を降りる早乙女さんの松葉杖を持っている。
松葉杖になってからと言うもの、早乙女さんはあまり僕に対して色々と言ってくる事は無く、僕が手伝おうとしても断らず、「ありがとう………」と普通に受け入れてくれるようになった。
どんな心変わりがあったんだろう………

階段を降り終わった早乙女さんは、少し頬を染めながら僕から松葉杖を受け取った。

かぐや「…………べ、別に嬉しくは無いけど………いつも、ありがとう…………」

嬉しくは無い、ねぇ………それなら僕に頼まなければ良いのに、周りに別の人が居てもわざわざ僕に頼むんだもんな…………不思議だ。

僕「じゃあ、また階段降りる時は言ってください。あと、今日早乙女さんが保健室にいた分のノートです」

かぐや「…………字、汚いわね…………でも、ありがとう…………」

僕「いえ………では」

………こんな事を言われるくらいなら手伝う事なんて無い、って?
でも、何だか放っとけ無いんだよな………

59 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 15:14:43.56 ID:mqCCLEhn0
その後、敏嗣がかぐやの好意に気づいたきっかけ。下1
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 15:19:20.59 ID:a1T0FVTSO
夜に電話していてかぐやが電話を切り忘れていて、敏嗣のことが好き、本当は素直になりたい、などの独り言を聞いてしまったため
61 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 16:58:11.29 ID:mqCCLEhn0
〜ある日、夜〜

ペンペロリラペロピンペラピンペンペロリラペロ………

ピッ

僕「はい、早乙女さん。相上です。どうされましたか?」

ある日の夜、突然早乙女さんから電話がかかって来た。

かぐや『あ、もしもし……? ………相上………今日、病院行って、やっと松葉杖が外れたわ。…………その……色々、迷惑かけたわね………』

どうやら、今日病院に行った事についてらしい。

僕「おお、良かったですね。違和感とかは無いですか?」

かぐや『ちょっとあるけど、もう痛くは無いわ。……………た、ただの報告よ。別に、勘違いなんてしないでよねっ………////』

僕「………? 勘違い?」

かぐや『なっ、ななっ、何でも、無いわ…………じゃあ、明日、学校で…………』

僕「はい」

電話越しにブツッ、と言う音が聞こえ、電話が切れた。

僕「…………良かった………」

僕は電話を置き、布団を被った。
………しかし、何かコショコショとした音がどこからか聞こえて、それが気になり僕は起き上がった。
何だ、この音………と思い、ふと携帯を見てみると、まだ電話が通話中だった。
僕は慌てて切ろうとしたが、電話口から聞こえてくる音声に指が止まった。

かぐや『なんで………なんで私はダメなの………なんで、素直になれないの………こんなんじゃ、ダメよ………ダメ、なのに…………………』

啜り泣く声が聞こえてくる。
素直になれない…………?
僕は悪いと思いながら、早乙女さんの独り言を盗み聞きを続けてしまった。

かぐや『…………ぐすっ…………敏嗣、さん…………優しい、優しい敏嗣さん…………好きなのに………本当は、素直になりたいのにぃ…………!』

えっ………………好き……………?
僕は開いた口が塞がらなかった。

かぐや『ぐすっ…………なんでっ…………なんでぇっ…………! 私のばかっ………! ばかぁ、ばかぁぁぁぁあぁぁあぁ…………! ぅわぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………………!』

しばらく電話越しに泣き声を聞いていると、静かになり寝息が聞こえて来た。
僕は震える手で電話を切った。

気付けば、僕の頬も何故か濡れていた。

…………まさか、早乙女さんが、そんな人だったなんて…………

62 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 17:12:51.36 ID:mqCCLEhn0
〜翌日〜

僕「あ、早乙女さん…………足は、大丈夫ですか………?」

かぐや「あんたに心配されなくても、大丈夫よ。…………昨日言った通り、違和感はあるけどね」

いつも通りのこの不機嫌な顔の下には、素直になれないというコンプレックスがあるのだろうか………
そう思うと、少し僕は悲しくなった。
それに、早乙女さんが僕に好意を持っているという事実………これは、昨日の電話の切り忘れが無ければ一生僕が知りうることのなかったであろう事だ。
放っておく、と言うのも可哀想だが………
でも、俺にはもう2人彼女がいて…………

かぐや「…………何見てんのよ」

僕「……………何でも無いです…………」

僕の横に座った早乙女さんの横顔は、どこか寂しげに見えた。

63 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 17:17:55.96 ID:mqCCLEhn0
敏嗣から行動する? それともかぐやから? もしくは敏嗣ガールズが背中を押す?下1
64 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 17:24:58.30 ID:mqCCLEhn0
行動の内容もお願いします。
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 17:43:35.77 ID:yHNnVuhIO
ありすが素直になるように催眠かける
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 17:45:38.46 ID:yHNnVuhIO
あくまで一時的な催眠で
67 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 18:15:52.43 ID:mqCCLEhn0
〜ある日、かぐや目線、学校〜

はぁ………やっぱり、私はダメ………今日も、敏嗣さんに冷たくしちゃった………
こんなんじゃ、一生気持ちなんて伝わんないよね………
…………私は、一生こうなのかな…………思いを伝えたい人にも思いを伝えられないで………

ありす「さーおとーめちゃんっ♡」

私「っ!? …………な、なに…………?」

突然、自分の机で悩んでいた私の視界にクラスメイトのありすが入って来た。
この子は、相上ありす………私が密かに思いを寄せている相上敏嗣さんの妹。

ありす「ねえ、前から思っていたんだけどさ…………早乙女ちゃんって、お兄ちゃんの事好きだよね?」

私「えっ………えっ? なっ、な、何を証拠、にっ…………?!」

唐突のその言葉に、私は狼狽えてしまった。
なんで………誰にも、家族にさえその話はしていないのに…………!

ありす「うーん、なんていうかさ………ツンデレ? まあ、早乙女ちゃんの場合はツンツンらしいけど………素直になれないんだよね?」

素直になれない………そうだ、私は素直になれない。
でも、なんでその事をありすちゃんが…………

ありす「…………ちゃんと、素直になろうよ。ツンデレでも良いからさ………確かにお兄ちゃんには彼女がいるけど…………素直になって、勇気を出して、告白してみよ…………♡」…………ポワワワワワワ……………♡

ありすちゃんの一言一言が甘く脳に染みてくる。

私「で、でも……………彼女が…………」

ありす「…………やらない後悔より、やる後悔だよ…………せめて、気持ちだけでも受け取って貰おう…………♡」…………ィィィイイイイィィン…………♡

ありすちゃんの宝石みたいな目が光った気がした。
私は少し気が遠くなって…………戻って来た。

私「……………うん。勇気、出してみるわ……………」



私は、帰り道にピンク色のレターセットを買った。

68 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 18:23:17.79 ID:mqCCLEhn0
〜翌日、敏嗣目線、放課後〜

男友達「じゃーなー」

僕「うん。じゃあ、帰ろうか、ありす、杏さ………ん?」ガサ……

僕がありすと杏さんと一緒に帰ろうとした時、僕の靴箱に手紙のような物が入っている事に気付いた。

杏「…………どうした?」

ありす「お兄ちゃーん?」

僕はこっそり手紙の封を開けて、中を見て、そして内容に驚いた。

僕「…………ちょっとごめんけど、今日は2人で帰ってくれる?」

杏「…………? ……………良いけど」

ありす「ふふふ…………♡ 杏ちゃん、行こー♡」

2人の背中を見送った僕は、手紙を丁寧に畳んで胸ポケットに入れた。

69 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 21:37:50.93 ID:mqCCLEhn0


手紙には女の子のような丸い字で、「放課後4時に、体育館裏に来てください」と書かれていた。
十中八九告白だろうな………
僕はもし悪戯だった時の事も考え、身構えて体育館裏に行った。

そこには………ピンク色の封筒を手に持ち、もじもじと佇む早乙女さんがいた。

僕「さ、早乙女さん………!? なんで…………」

なんで、と言う僕だが、早乙女さんの好意は知っていた………でも、まさか………

かぐや「…………あっ、あのっ…………相上、さんっ……………こ、これ、あの、私の気持ち、なの………受け取ってもらえる、かしら…………………?」

早乙女さんはバッと僕の方に手紙を差し出して来た。
でも……僕はそれを受け取れなかった。

僕「あ、あの、早乙女さん…………すいません………僕には、彼女がいて…………」

かぐや「分かってる!」

僕「っ…………」

早乙女さんが叫んだ。
その目からはボロボロと涙が溢れている。

かぐや「そんな事っ…………分かってるわ…………それでも…………せめて、気持ちだけでも…………受け取ってよぉ……………」

僕には彼女がいる………それも、2人も………このラブレターを受け取る事により、希望を持たせてしまうのでは無いのだろうか………?
その時、僕の脳裏に杏さんが彼女になった時のありすの言葉が蘇って来た。

『実はね、私もお兄ちゃんとセックスしているの』
70 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 21:38:17.88 ID:mqCCLEhn0
敏嗣の返事や行動、展開。下1
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 21:44:10.12 ID:mQFmYOrN0
ラブラブセックスする、もちろん中出し
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 21:44:16.53 ID:Okhzj+EBO
了承し抱きしめる
その後、ありすと杏に土下座
73 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 21:49:51.70 ID:mqCCLEhn0
>>72>>71します。
74 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/04/28(火) 22:01:29.38 ID:mqCCLEhn0
僕はラブレターをその手から受け取った。
そしてゆっくり開け、中身を見る。
上履きに入っていた手紙と同じ丸い字で、僕への言葉が書かれていた。
僕の事をどんなに好きか、どんなところが好きか、そして、最後に付き合って欲しい、というメッセージが…………所々に、涙が落ちたような跡がある………
それは、恋する乙女の言葉であり、失恋した少女の言葉であった………
僕は、泣いてしまった………

僕「…………ごめん、なさい…………」

………その謝罪は、早乙女さんに向けた物であり、2人の恋人にも向けた物であった。
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/30(木) 22:39:50.05 ID:V/qRtQ8+O
サラッとエタりそうだな
76 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/01(金) 00:00:34.99 ID:LINm9Ljm0
すいません、生きてます。
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 11:47:48.08 ID:YItOq9DAO
がんばれ〜
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 12:34:17.04 ID:8GjNLh44O
続き待ってる
79 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/02(土) 12:55:57.59 ID:FXp12Fli0
〜翌日〜

僕「ごめんなさいっ!」

僕は2日連続で放課後の体育館裏に来た。
いるのはありす、杏、そして………早乙女さん。
僕は3人に向けて土下座をしていた。
なんでかと言うと、まあ、浮気したからだ。
正確に言うと、恋人がいると言うのに告白を受けてしまった。

杏「えっと…………早乙女は、良いって思ってるんだよな………?」

かぐや「う、うん………付き合えるなら………でも、二人は………?」

ありす「私は全然良いよ。杏ちゃんもだよね?」

杏「ん………私は敏嗣のハーレム化計画には賛成」

なにその計画っ!?
僕は初耳な計画名に度肝を抜かれた。

かぐや「えっ、えっ、良いの………? 本当に私も敏嗣様と付き合って良いの………?」

敏嗣………様?

ありす「良いよ。………その代わり、お兄ちゃんと付き合うなら、常識は捨てて貰うからね。………だって、お兄ちゃんはいずれハーレムを作るんだから………」ボソッ……

…………おいなんか最後に聞こえた気が…………

かぐや「…………わ、分かったわ…………改めて、敏嗣様………じゃっ、なくてっ、相上くんっ………私と、付き合ってくれるかしら…………?」

僕「…………はい」

かぐや「………♡ や、やった…………♡」

かぐやは嬉しそうに頬を挟み、ぴょんこぴょんこと飛び跳ねた。

杏「これでハーレム計画へまた一歩………………」ボソッ………

ありす「シー、杏ちゃん………♡」

…………少し不穏な空気こそ流れているが………これで、僕はまた一人彼女が出来た。

80 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/02(土) 20:56:08.42 ID:FXp12Fli0
>>71の場所と時間、内容。みんなとする? やっぱり一対一? 自宅で? かぐやの家で? 下1
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 20:59:30.39 ID:2bWp9fZS0
杏とかぐやで
サキュバスの力で、精神と時の部屋みたいなの作ってそこでやる
ダメならラブホ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 03:23:13.42 ID:FgHKkMP3O
中学生だしラブホは難しそうだから、サキュバスが作った空間の方がいいと思う
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 19:13:41.51 ID:9x3pMlJzO
ここまできたら全員分頑張ってほしいな
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 15:18:15.83 ID:Q0CkmWetO
2人目でエタるとはな
85 : ◆DLsVqu3F.A [sage]:2020/05/05(火) 18:13:24.80 ID:S25tEKbm0
生きてまーす。コロナってもございません。
ちゃんと書き切りたいと思います。
86 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/06(水) 10:22:10.08 ID:Mdx9BdYR0
〜その夜〜

LI○E♪

僕はその音にベッドに寝転んだままスマホを開いた。
どうやら、早乙女さんからのメッセージらしい。

僕「……………ふ………」

僕はその内容に思わず口元が緩んでしまった。
ラブラブもラブラブのラブラブコールだった。
僕もそれに応え、ラブコールをした。
顔写真が送られてきたので、お返しに僕も顔写真を送る。



それからしばらくメッセージを送り合って、おやすみ、というメッセージで締めた。
………明日のクラスメイトからの視線が不安だ………

ありす「もぉ、鼻の下伸ばしちゃって」

僕「ふふふ………っあ!?」

いつの間にか、僕の横にありすが添い寝していた。
ぜ、全然気付かなかった………
ありすは少しほっぺを膨らませながら僕のスマホを閉じ、僕に優しく抱きついた。

ありす「嫉妬しちゃうなーって………」

僕「………ごめん………断れない、僕のせいで………」

ありすはしばらく膨れっ面を続けたが、ぷぁ、と空気を抜いて微笑んだ。

ありす「でも………そんな優しいお兄ちゃんも、好きだよ………♡」

僕「あ、うん………ありす………」

ありすの体温をパジャマ越しに感じ取り、興奮して来てしまう。
ありすが僕の唇に自分の唇を重ねた。

ありす「あぅ………ん…………♡」

僕「ありす………ぅ………♡」

そのまま、僕らは許されない関係を深めていった………
87 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/06(水) 10:32:23.55 ID:Mdx9BdYR0
訂正

ラブラブもラブラブのラブラブコールだった。
僕もそれに応え、ラブコールをした。
顔写真が送られてきたので、お返しに僕も顔写真を送る。



そのメッセージは一見すると嫌味に見えるが、早乙女さんの性格を考えると………これも恥ずかしさからツンが出ているんだな。
僕が真っすぐなラブコールを返すと、しばらく後に早乙女さんの真っ赤な顔が目に浮かぶような「そそそそんなんじゃないもんっ」というようなメッセージが返ってきた。
その後もしばらく顔写真を送り合ったり、ツンデレメッセージに対してストレートラブコールで返すというやりとりを繰り返した。
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 11:22:07.51 ID:Mdx9BdYR0
〜???〜

僕「……………うん…………?」

僕が目を覚ますと、目前には淡いピンク色の空が広がっていた。
空気は暑くはなく寒くもない、心地よい暖かさだ。

僕「また淫夢か………」

僕はこの空間がまたありすが作り出した淫夢の中だろうと思ったが、いつもと様子が違う。
感覚はふんわりとしたあの淫夢とは違いはっきりし、何より重力がある………

???「…………んぇ………? …………あ、あれ、ここは…………?」

僕「っ………!?」

僕は後ろから聞こえた声に思わず振り返った。
その声は聴き慣れた声だったが、ありすの声では無かった。

そこにいたのは、金髪で、豊かなツインテールを持った……

かぐや「………あ、相上くっ…… きゃぁあぁぁああああっ!? は、裸!? って、何で私も裸っ!?」

僕「早乙女さん!?」

何で、この空間に早乙女さんが………?
その時、遠くから誰かが走ってきた。

ありす「あ、お兄ちゃんいたいた♡ どー? この空間♡」

かぐや「ありす、ちゃん………?」

僕「ありす………何で淫夢に早乙女さんがいるんだ?」

僕がこう聞くと、ありすは戸惑っている早乙女さんの方を見て言った。

かぐや「何でって、早乙女ちゃんとは恋人になったんでしょ? だからセックスしないと」

僕「何でやねん」

僕はため息をついた。
気が効くのやら何やら………
まあ、杏さんともありすともやっているから、仲間外れ、と言うのも悪いけどさぁ………

かぐや「ど、どこ、ここ………? なんで、どうなって………」

ありすがおろおろしている早乙女さんに駆け寄った。

ありす「早乙女ちゃん、ここは夢の中だよ。だから……なーんでも、出来ちゃうからさ………♡」

かぐや「何でも………?」

早乙女さんは自分のほっぺをギュムッと摘んで、「痛っ……?!」と言っていた。

僕「痛がっているけど……」

ありす「まあ、夢じゃないからね。お兄ちゃんから沢山栄養貰ったお陰で、空間を作れるようになったから♡」

夢じゃない………? ………と言う事は………

僕「何でも出来るって事は無いんじゃないか?」

ありす「気持ちだよ気持ち。………中出ししちゃったらそのまま残っちゃうから気をつけてね」

僕はゴクリと唾を飲み、夢と聞きながらも大事なところを隠している早乙女さんの方を見た。
89 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/06(水) 11:45:44.00 ID:Mdx9BdYR0
覚悟を決めるしか無いか……
僕は早乙女さんの前に座った。

かぐや「なっ、なに………?」

僕「………早乙女さん。好きです」

かぐや「う、うん………私も、好きだよ………でも、その、下を隠して欲しいなって………」

僕「夢なんだから、大丈夫だよ」

かぐやさんは指の隙間からチラチラと見ていたが、「夢」だという事をようやく受け入れたのか僕のチンコをガン見し始めた。

かぐや「夢、なんだから………良い、よね…………♡ ………へ、へぇ………相上さんのチンコって、こんな事になってるんだ………リアルだなぁ………♡ ………大きい………♡」

ありす「そうそう、自分のしたい事をしちゃって………♡」

早乙女さんは一度チンコから目を離すと、僕の顔をじっと見た。

かぐや「い、良いよね………夢なんだから………♡」

早乙女さんは同じような事を繰り返しながら僕の顔に近づいて、キスをした。
ぎこちない、ファーストキスだ。
僕は背中に手を回された為、抱きしめ返す。
プチュプチュと無音の空間に水音が鳴り響き、その状況に興奮し俺のチンコが大きくなってくる。

かぐや「んぅ、ん〜………♡ んんんぅ………♡」

僕「ん、ふ、ふぅ、はぁ………んくっ…………♡」

ありす「…………♪」

両腕の中で、小さめの身体がウネウネする………
早乙女さんのほっぺがリンゴみたいに赤くなって目がトロンとして来る。
そして、気持ち良さそうにベロを出したまま僕から離れた。

かぐや「はぁ、あぅ………♡ 現実でも、こんなキスしたいなぁ………♡」

その表情に、僕のチンコはバキバキの最終形態へと成った。

ラブラブックスの内容。最終的には中出し。下1
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 11:48:42.08 ID:jcqmSjqyO
恋人繋ぎしながら正常位
ラストはだいしゅきホールドで中出し

安価は杏とかぐやだったけど杏いない?
91 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/06(水) 11:50:08.09 ID:Mdx9BdYR0
>>90完全に見落としていました。訂正します。
92 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/06(水) 12:27:41.32 ID:Mdx9BdYR0
訂正

〜???〜

僕「……………うん…………?」

僕が目を覚ますと、目前には淡いピンク色の空が広がっていた。
空気は暑くはなく寒くもない、心地よい暖かさだ。

僕「また淫夢か………」

僕はこの空間がまたありすが作り出した淫夢の中だろうと思ったが、いつもと様子が違う。
感覚はふんわりとしたあの淫夢とは違いはっきりし、何より重力がある………

???「…………んぇ………? …………あ、あれ、ここは…………?」

僕「っ………!?」

僕は後ろから聞こえた声に思わず振り返った。
その声は聴き慣れた声だったが、ありすの声では無かった。

そこにいたのは、金髪で、豊かなツインテールを持った……

かぐや「………あ、相上くっ…… きゃぁあぁぁああああっ!? は、裸!? って、何で私も裸っ!?」

僕「早乙女さん!?」

何で、この空間に早乙女さんが………?
その時、遠くから誰かが走ってきた。

ありす「あ、お兄ちゃんいたいた♡ どー? この空間♡」

杏「…………話は聞いた」

かぐや「ありす、ちゃん………? それに………影宮ちゃん………?」

僕「ありす………何で淫夢に早乙女さんと杏さんがいるんだ?」

僕がそう聞くと、ありすは戸惑っている早乙女さんの方を見て言った。

かぐや「何でって、早乙女ちゃんとは恋人になったんでしょ? だからセックスしないと」

僕「何でやねん」

僕はため息をついた。

杏「私は突然連れてこられた。あでも、ありすがサキュバスと言うのは前から聞いていた」

いつの間に………
気が効くのやら何やら………
まあ、仲間外れ、と言うのも悪いけどさぁ………

かぐや「ど、どこ、ここ………? なんで、どうなって………」

ありすと杏さんがおろおろしている早乙女さんに駆け寄った。

ありす「早乙女ちゃん、ここは夢の中だよ。だから……なーんでも、出来ちゃうからさ………♡」

かぐや「何でも………?」

杏「………そう」

早乙女さんは自分のほっぺをギュムッと摘んで、「痛っ……?!」と言っていた。

僕「痛がっているけど……」

ありす「まあ、夢じゃないからね。お兄ちゃんから沢山栄養貰ったお陰で、空間を作れるようになったから♡」

杏「サキュバスの栄養と言えば、精液か………」

杏さんがムッとした。
夢じゃない………? ………と言う事は………

僕「何でも出来るって事は無いんじゃないか?」

ありす「気持ちだよ気持ち。………中出ししちゃったらそのまま残っちゃうから気をつけてね」

杏「中出しはダメなのか…………残念だ」

僕はゴクリと唾を飲み、夢と聞きながらも大事なところを隠している早乙女さんの方を見た。
93 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/06(水) 14:00:47.98 ID:Mdx9BdYR0
覚悟を決めるしか無いか……
僕は早乙女さんの前に座った。

かぐや「なっ、なに………?」

僕「………早乙女さん。好きです」

かぐや「う、うん………私も、好きだよ………でも、その、下を隠して欲しいなって………」

僕「夢なんだから、大丈夫だよ」

かぐやさんは指の隙間からチラチラと見ていたが、「夢」だという事をようやく受け入れたのか僕のチンコをガン見し始めた。

かぐや「夢、なんだから………良い、よね…………♡ ………へ、へぇ………相上さんのチンコって、こんな事になってるんだ………リアルだなぁ………♡ ………大きい………♡」

ありす「そうそう、自分のしたい事をしちゃって………♡」

杏「………素直になる」

早乙女さんは一度チンコから目を離すと、僕の顔をじっと見た。

かぐや「い、良いよね………夢なんだから………♡」

早乙女さんは同じような事を繰り返しながら僕の顔に近づいて、キスをした。
ぎこちない、ファーストキスだ。
僕は背中に手を回された為、抱きしめ返す。
プチュプチュと無音の空間に水音が鳴り響き、その状況に興奮し俺のチンコが大きくなってくる。

かぐや「んぅ、ん〜………♡ んんんぅ………♡」

僕「ん、ふ、ふぅ、はぁ………んくっ…………♡」

ありす「…………♪」

杏「エロい…………////」

両腕の中で、小さめの身体がウネウネする………
早乙女さんのほっぺがリンゴみたいに赤くなって目がトロンとして来る。
そして、気持ち良さそうにベロを出したまま僕から離れた。

かぐや「はぁ、あぅ………♡ 現実でも、こんなキスしたいなぁ………♡」

その表情に、僕のチンコはバキバキの最終形態へと成った。

恋人繋ぎしながら正常位
ラストはだいしゅきホールドで中出し
94 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/06(水) 14:23:11.11 ID:Mdx9BdYR0
僕「早乙女、さん…………♡」

かぐや「かぐや………かぐやって、呼んで………♡」

僕「かぐや、さん…………♡」

僕は早乙女さん、改めかぐやさんの頭を優しく撫でながらゆっくり押し倒した。
そして、もう一度深くキスをする。

かぐや「んぅ、はぁっ、はぁ………♡ あいうぇさん………♡ ぅあぁ………♡」

僕「フー、フー………♡ んむ、ふ………♡」

僕たちがディープキスをしている後ろで杏さんとありすが話し始めた。

杏「………むぅ。せっかくサキュバスディメンションに来たのに、やる事が無い………」

ありす「なにサキュバスディメンションって……まあ、今日お兄ちゃんを呼んだのはほとんど早乙女ちゃんの為だからね。終わるまではしばらく待と」

杏「分かった………」
95 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/07(木) 10:29:04.76 ID:G7eVaJpk0
僕は早乙女さんと手を絡めて、そのマンコにチンコの先を付けた。

僕「挿れますよ、かぐやさん………」

僕がそう言うと、かぐやさんはウットリした様子で頷いた。

かぐや「い、挿れて………♡ 相上さん………セックス、して………♡」

僕「うん…………♡」

僕は手をしっかり握ったまま、腰をゆっくり前に動かした。
ズプ、ズプ、とかぐやさんのマンコが僕のチンコを飲み込んでいく。

かぐや「あっ、あぅ………♡ んぁぅぅっ………!」ビクビクッ………ビクッ………♡

僕「はぁっ………はぁっ…………」

まだ余り濡れていないようで、滑りが悪い。
このままでは双方痛い思いをする為、中程で僕は掴んでいた手を一度離しかぐやさんのクリトリスをクリクリと弄った。

かぐや「あぅ、あぅぅっ、ぅぅ………♡ ぁうぁぅ………♡ ……………んぁううっ♡」

しばらく摘んだり弾いたり撫でたりしているうちにかぐやさんがビクンと震えてジワリと中が湿った。
これで動きやすくなった………
僕は再びかぐやと手を絡めて腰を更に沈めた。

ズブ、ズププププ…………♡

かぐや「ぁぅ、あぅぅぅぅぅぅぅぅ…………っ………♡」

僕「痛く、なりますよ………」

かぐや「ぅ、んっ…………! ……………………はぁぅ…………♡」

プツ、プチ、ブチ………♡

僕はゆっくり優しくかぐやさんの処女膜を破いていった。
かぐやさんは一瞬顔を歪めたが、すぐに気持ち良さそうに息を吐いた。
96 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/08(金) 18:24:46.13 ID:SnTVU4rX0
かぐや「ぅあぅぅっ♡」ビクンッ♡

プチュッ、とかぐやさんのお腹の奥で亀頭と膣口がキスして、かぐやさんが跳ねた。

僕「気持ち良いですか、かぐやさん…………?」

かぐや「う、うあ、お腹の、奥がぁ………じんわりして、熱くてっ………♡ 相上さんっ………♡」

僕はそのまま少しずつ動き始めた。
お互いの顔をじっくり見つめ合って、全てを堪能し合った。

プチュ、ズチュ、ズチュッ、パチュッ、トチュッ………♡

かぐや「ぁっ、ぅあっ♡ 相上さんっ♡ あーっ、ぁっ、ぅああっ♡」

僕「かぐやさんっ………うっ………♡ かぐやさんっ、はぁっ……♡」

かぐやさんは快楽以外何も考えられていない、というような嬌声を上げる。
可愛い………僕はかぐやさんとキスをした。
舌を絡めながら、かぐやさんが響くように喘ぐ。

かぐや「ん゛〜っ♡ ん゛ぅぅうぅ………♡ んぅんんんっ♡」

僕「ふぅっ♡ んっ、んむっ、むぅ…………♡」

バチュッ、バッチュ、ドチュ、パチュッ♡

動いた拍子にチュポンッ、と唇が離れ、かぐやさんの本音がダダ漏れになる。

かぐや「んぁ、んぁああっ♡ 好きっ♡ 好き好き好き好き好きっ♡ あぃっ、ぅっ、え、さぁんっ♡ 大好きっ♡ いつも素直になれなくてごめんなさぃいっ♡ 好きだからぁぁっ♡」

僕「僕もです、かぐやさん………好きですっ♡ はぁっ、はあっ♡ もう、出そうですっ♡」

僕のチンコを精液が登ってくる。
抜かなければ………
そう思った時、かぐやさんがギュッと脚を腰に回した。

僕「えっ、かぐやさん………!?」

かぐや「中、にっ………♡ 中に出してっ♡ 夢だから、大丈夫だからぁっ♡ 夢の中でだけでも赤ちゃん作りたいいっ♡」

違う、夢の中じゃ無い………! 今出してしまうと………!
手も脚も離れない。
咄嗟に助け舟を出してもらおうとありす達の方を見ると、ありすはニコニコ微笑んでいて、杏さんはオロオロしていて助けてくれそうに無い。
………終わった。
諦めた僕は、思い切りかぐやさんの中に出してしまった。
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/08(金) 21:20:04.52 ID:vuOjJ/GvO
1日1レス?
98 : ◆DLsVqu3F.A [sage]:2020/05/09(土) 12:00:10.11 ID:fsY/rsRh0
>>97そういう訳ではありませんが、書ける時に書いているのでこんな形になってしまいます。申し訳ございません。
99 : ◆DLsVqu3F.A [sage]:2020/05/09(土) 12:00:42.98 ID:fsY/rsRh0
>>97そういう訳ではありませんが、書ける時に書いているのでこんな形になってしまいます。申し訳ございません。
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 12:18:24.12 ID:xBU6/277O
大事なことなので(ry
101 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/10(日) 11:04:39.64 ID:4rY5Pyny0
ミスりました。
102 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/10(日) 11:41:46.72 ID:4rY5Pyny0
ドビュルルルルッ、ビュルルルルルルゥウウゥウウゥゥゥッ♡ ボビュゥウウウウウウウウウゥウッ♡

僕「う、ぐあっ、ふぅぁっ…………♡」

かぐや「うあっ♡ ぅあうあうあうあぅあぁぁっ♡」ギュゥゥゥゥ〜♡

ドクドクと溶岩のように粘り熱い精液を全て吐き出す。
かぐやさんは絡めた脚を離さず、さらに締め付ける。
僕の精液は所狭しと子宮を満たし、ボッコリとお腹を膨らます。

かぐや「ぅあ…………♡ うあぁぁうぅぁ…………♡ 好き、ぅぁ………うぁぁぅ………♡」

僕「はぁっ、はぁっ…………! ………ふぁ………♡」

今だけは、心配しないで出し切ってしまおう………もう取り返しはつかないけれど………僕はもう一度かぐやさんとキスをして撫で回した。

かぐや「赤ちゃん………んぅ………相上さんとの赤ちゃん………♡ んちゅ、んむ………♡ むちゅぅ………♡」

僕「ん、はぅ、ふぅ……………ん?」

僕がまだ少し射精しながらキスをしていると、ありすに優しく肩を叩かれた。

ありす「お兄ちゃん………次は………♡」

杏「んっ………んっ………………んぁっ……♡」プシャァ………♡

僕が見ると、ありすと杏さんは目をハートにしてマンコをテカテカに濡らしていた。
僕はかぐやさんの手を優しくどかしチンコを抜いた。

かぐや「あぅ、うあ………♡ 抜いちゃやだぁ………♡」ビクッ……♡

僕「ごめんなさい………」

少し残っていた精液が射出され、かぐやの上に白い軌跡を描く。
まだ僕のチンコは雄々しく反っており、それを見た妹と恋人達が熱く湿った息を吐く。

僕「………続けようか」



それからも、僕たちはまぐわいあった。
杏さん命名の、この淫魔次元(サキュバスディメンション)で。

103 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/10(日) 12:13:49.36 ID:4rY5Pyny0
〜翌日〜

かぐや「…………ぅ………ぅうん…………」

かぐや「ふぁぁぁぁ…………」

かぐや「…………」

かぐや(………す、凄いエッチな夢見ちゃったわ…………♡ あんな、あんな相上さんと杏ちゃんと、ありすちゃんとあんな、あんな………♡)

かぐや「………あれ………?」ゴポ……

かぐや(なに、これ………精液…………? ………そんなはず無いわよね………多分、淫夢でイッちゃったんだわ…………ああ、恥ずかしい………今日、どんな顔で相上さんと会えば………♡)



僕「ありすにはともかく、杏さんにもかぐやさんにも思い切り中出ししてしまったけど………あれって、大丈夫?」

昨夜の淫魔次元での出来事を思い出しながら僕は朝立ちの処理をしているありすに聞いた。

ありす「んむ、んぶ、んぷ、んぷっ…………ぷはぁ。えっとね、私は大丈夫。二人の方は一応サキュバスの力を使って避妊はしたけど………もしかしたら妊娠しちゃうかもしれない。だから今度からあの空間を使うときはゴム持ってかないとね」

僕「そうだね………ふぅ………んっ………出るよ、ありす………♡」

ビュ〜〜〜〜〜ッ♡

ありす「んぐっ、んぐっ、んくっ、ごく、ごく…………♡ ふはぁ………♡ 朝一番絞り………♡」

そう言う僕の妹は、言うまでもなく可愛かった。

104 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/10(日) 18:56:57.50 ID:4rY5Pyny0
その日、かぐやさんはずっと顔を赤くしていた。



それから半年の間に、結局現実世界でも僕とかぐやさんはセックスした。
そんな事があったからかかぐやさんと僕の関係はクラスにバレてしまい、余計にクラスからの視線は酷い事になった。
今まで通り接する人、冷やかす人、ヤリチンと陰口叩く人、熱い目線を送る人………
まあ、幸せだから良いけどね。

それからも度々2人を連れ込みお父さんとお母さんを淫夢で眠らせていた為か………お母さんが妊娠したらしい。
妹がまた生まれるそうだ。
家族がまた増えるのは、嬉しい事だけど………ちょっとこれからは気を付けなければいけないな。


僕は、3人の恋人を抱えたまま中学2年生に上がったのだった。
105 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/10(日) 19:17:38.51 ID:4rY5Pyny0
〜中2〜

〜麗華編〜

麗華(13)
種族 人間
名前 聖堂院 麗華(せいどういん れいか)
外見 黒髪ロングの黒眼。特別大きい訳ではないが全体的なバランスは同性ですら虜にしてしまう程完璧
概要 世界的企業グループの令嬢。穏やかな性格で誰に対しても物腰が柔らかい。箱入り娘であり世間の事情はあまり分かっていないがそんな自分を恥じており勤勉な側面もある。性事情に関しては授業で学んだ程度で実践は敏嗣との本番までなかった
惚れ方 暴漢から助けられてから交流を重ねて自分をしっかり愛せる人と分かったから
その他 性知識は有栖にある事ない事を吹き込まれたり。ハーレムに関しては寛容的な態度だが歳相応の嫉妬は隠す気はないらしい

麗華ちゃんを「ですわ」調にします。

〜昼〜

僕は中学2年に上がった。
クラスこそは別になってしまったが、ありすと杏さんとかぐやさんとは何故か良いバランスで付き合い続けられており、「相上爆発しろ………!」という他男子の願いは叶えられていない。
4時限目が終わり、僕はありすが作ってくれた弁当箱を開けた。

僕「ふぁああ………さて。今日の弁当は………」パカッ

ハートマーク。
それも桜で描かれた大きいハートマーク。
男子が覗き込んできた。

男子「お、いーじゃねぇかよぉ敏嗣………! くそー見せつけやがって………!」

僕「別に見せつけて無いって。あげねえぞ」

男子「この! ハート崩してやる!」

僕「やめぃ」

僕はそいつの頭を叩いた。
そいつは血の涙を流しながら自分の弁当に戻っていった。

その時、放送で生徒会の呼び出しがされた。

麗華「あら………忘れていましたわ」

そう言いながら立ち上がったのはクラスのマドンナ、そして世界的企業の令嬢、聖堂院さんだ。
麗華さんは銀色に光る腕時計をチラッと見ると、静かに立ち上がりカツカツと(上履きの筈なのだがそのような幻聴が聞こえる)教室を出ていった。
入れ替わるようにありすと杏さんとかぐやさんが入ってきて、クラスの視線がそこに集中する。

ありす「お兄ちゃん!」

杏「敏嗣」

かぐや「き、来たわよ………」

男子「くぅぅぅぅぅぅうううぅぅ………! 恨むぞ敏嗣ぅううぅぅぅううぅぅ………!」

はぁ………
人間関係って、大変だな。

106 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/10(日) 19:29:11.13 ID:4rY5Pyny0
〜昼休み〜

麗華「あ、恐れ入りますがそこの……相上様。この書類を運んで頂けますでしょうか?」

昼休みに図書室から小説を借りてから戻っていると、聖堂院さんからそう声をかけられた。
僕はクラスでも力持ちで有名な為呼び止められたのだろう。
まあ、この筋肉は夜の運動の結果なんだけどな………

僕は数キロはある書類の束を持ち上げた。
これを女子一人で運ぶのは無理ゲーだろ………断るとかしなかったのか。

僕「おいしょ………さて。行きますか」

麗華「はい」

107 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/10(日) 19:32:08.22 ID:4rY5Pyny0
ある日、敏嗣が麗華が暴漢に襲われている所を発見。助けます。

麗華はいつどこでどんな風に襲われていた?

下1
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 19:41:56.51 ID:6GL2WCbY0
空き教室で不良2人に
理由は、強姦目的で襲われてた
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 12:07:35.83 ID:GCBZHtgR0
ある日の放課後、弁当箱を学校に忘れてしまった僕はそれを取りに戻っていた。
あの弁当箱が無ければ明日の弁当が無くなってしまう………
まあ別の弁当箱を使えば良いんだけど、あれが良いんだよな。

僕はひらりと校門を乗り越え教室に向かい、弁当箱を回収した。
そして帰ろうとした時……

……………!

遠くから何かの声が聞こえた。
誰かの助けを呼ぶ叫び声のような………
……あの時と一緒だ。
あの時、ありすを見つけた時と………

僕は耳を澄ませ、その救難信号の出所を探った。

……………!

それは一階から聞こえてきた………
こっちだ!



視聴覚室



僕が鍵が掛かっていた扉を蹴破ると金具が外れ、カランカランと落ちた。

不良1「あ!?」

不良2「なんっ………誰だ!?」

麗華「ひっ、ひぅっ…………」

視聴覚室にいたのは、他校の制服をきた怖い顔の男子2人と、机に座らされ、パンツを下ろされ、ブラジャーを破かれた聖堂院さんだった。
なるほどね………防音がしっかりしているここならなんでもし放題って事か………
110 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/11(月) 21:54:43.24 ID:GCBZHtgR0
僕「そっちこそ誰だよ………」

僕は手に持っていた携帯の録画機能をオンにして視聴覚室の入り口に仁王立ちになる。
この下衆め………逃すわけには行かない。

不良1「そこどけオラァッ!」

不良がパチッと折り畳みナイフを広げ、入り口付近の狭い通路で振るう。
何とか避けたが、ビッ、と僕の胸に一文字に赤い線が引かれた。
その光景もしっかりと録画中だ。

僕「いってぇな………これで正当防衛って事か?」

不良1「これ以上痛い目を見たく無ければそこをどk………」

僕は不良のナイフを奪い、壁に突き刺し使えなくした。

不良1「は…………!?」

そのままスマホで顎にアッパーカットを喰らわし、二人目の不良にはボディにエルボーを突き刺した。
セックスで出来上がった愛の筋肉の力を見縊るなよ………!

不良2「が、はっ………ふっ…………!」

僕「さっさとどっか行け!」

僕がそう叫ぶと二人の不良は身体を引きずりながら逃げていった。
もちろん、その姿もバッチリ録画中だ。

僕「痛たたた………」

僕は録画を止め聖堂院さんの方を向いたが、慌てて目を逸らした。
聖堂院さんの格好は、とても見ていられるものでは無かった。

僕「あ、あの………とりあえずこれを着てください…………」

僕はシャツを脱ぎ聖堂院さんに渡した。
聖堂院さんは震える手でそれを受け取り、身体を隠すように羽織った。

麗華「うっ、ぅうっ……………うっ……………」

夏休み直前の初夏、静かな視聴覚室のクーラーの効いていないじっとりした空気が僕らを撫でる。

展開や、敏嗣か麗華の行動。下1
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 21:58:14.35 ID:YtmQ0BrO0
麗華が抱きしめてきて、胸があたり勃起する
麗華もそれに気づき、ズボン越しにそれを撫でる
112 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/12(火) 11:44:38.29 ID:fd7YIdd50
麗華「……あ、あの……どうして、相上様は本日ここに………?」

聖堂院さんが涙を拭きながら聞いてくる。
今日はどの委員会も部活も休みだから、当然の質問だろう。

僕「僕ですか? えっと、弁当箱を取りに来たんです。………本当に今日、忘れて良かった」

麗華「……本当に、ありがたく存じます………」

そう言えば、と思い、今度は僕が聖堂院さんに聞いた。

僕「聖堂院さんこそ、どうして今日学校に……?」

僕の言葉に、聖堂院さんが唇を噛んだ。

麗華「そ、その………も、もし従わなければ、弟を酷い目に合わすと脅されて………よ、呼び出されて………!」

僕は安心させるために震えるその肩に手を置いた。

僕「もう大丈夫です。………聖堂院さんも、聖堂院さんの弟さんも、僕が守りますから。しっかり録画もしていますし、あいつらももう終わりですよ」

麗華「ふっ、ふぅっ………ぐっ………! ひぐっ………あい、うえ様ぁ………! 怖かったです…………怖かったですぅ………!」

僕「っ………!」

安心して緊張の糸が切れたのか、聖堂院さんの瞳からもう一度涙が溢れてきた。
そして、血を避けて僕の胸に顔を埋めた。
聖堂院さんの胸が傷口に当たって痛いが、まあ我慢だ……

麗華「ひぐっ、ぐすっ………! 怖かったです…………怖かったです……………」

僕「…………」

そのまま腰に手を回され、抱きしめられる。
胸がさらにムギュッとなる…………
ぅう、チンコが勃ってしまう………男の性が…………気づかないでくれ………

僕は少し前屈みになり聖堂院さんからなんとかそれを隠そうとしたが、胸に埋まって泣いていた聖堂院さんが何かに気づいたように息を飲んだ。
そして、チンコに何かが触れた。

麗華「…………あの…………これって…………」

聖堂院さんがまるで小動物を可愛がるように僕のチンコを撫で始めたので、僕は慌てて離れた。

僕「ご、ごめんなさい……!」

麗華「あ、うっ…………………わ、わたくしこそ………も、申し訳ございません………」

聖堂院さんは顔を赤くして目を逸らした。
しばし、謎の時を過ごす。

僕「……とりあえず、警察に行きましょう」

麗華「け、警察ですの………? ……でも、そんな事したら、あの人達が……」

僕「ためらう事はありません。あいつらは聖堂院さんを脅し襲おうとし、家族にも被害を及ぼそうとしたんです。………他の被害者が出ない為にも、警察に行きましょう」

聖堂院さんはいくらか考えたようだが、コクリと頷いた。

113 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/12(火) 12:06:41.89 ID:fd7YIdd50
それから僕らは警察に行き、数日事件関係で色々とあった。
もちろん例の生徒2人は逮捕され、聖堂院さんの親(大企業の社長とその婦人)にお礼を言われたり、お父さんとお母さんからは褒められたりナイフ相手に立ち向かうのは危険だと怒られたりした。
大企業のご令嬢という事もあり事件は公にはされず、知っているのは警察関係者と学校関係者、聖堂院家、僕の家族のみ。
視聴覚室の壁にはベニヤ板で舗装がされ、事件の全ては無かった事にされたが………

あの後の視聴覚室での少し不思議な時間は、僕と聖堂院さんの間だけの秘密だった。
少し不思議な気持ちのまま、僕と聖堂院さんはLI○Eを交換した。





………夏休みが始まる。
114 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/12(火) 12:08:50.43 ID:fd7YIdd50
夏休み中に二人が交流します。まだセックスはありません。
夏休みの敏嗣と麗華のイベント(夏休みとか、海とか)下3
矛盾がなければ全部やります。
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 12:20:36.10 ID:ee87CGOi0
麗華の家で勉強(2人きり)
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 12:22:20.93 ID:B2qx/q3SO
ありす、杏、かぐや、麗華、敏嗣(できれば妹も)で海の近くの麗華の別荘でお泊まり会
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 12:23:50.82 ID:gm7SypGoO
世間知らずの麗華と街デート
カラオケ行ったり映画みたり
118 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/12(火) 18:52:42.28 ID:fd7YIdd50
>>115>>116>>117の順番通り展開します。
119 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/13(水) 09:43:46.54 ID:870Vw+gh0
〜夏休み〜

ジーワジーワジーワ………

僕「あぢー………ありすー、えみりー………くっつかないでくれよー………」

えみり「いーやーだー………」

ありす「すぅ、はぁ、すぅ、はぁ……♡ はぁ、いい匂い〜………♡」

僕「………まあ良いけどさ」

夏真っ盛り。
つい最近まで涼しかった筈なのに、急に蒸し暑くなってきてしまった。
家の中で3人半袖半ズボン、川の字でダラけていると、携帯の通知音が鳴った。
僕が携帯を確認すると、聖堂院さんから2人で勉強会をしないかというメッセージが来ていた。

僕「あー………ごめん、聖堂院さんからの呼び出し」

僕は起き上がり、下着とステテコ姿から着替え始める。

えみり「行ってらっしゃーい」

ありす「ご令嬢さんねー………まーた浮気?」ボソッ……

僕「ち、違うって………ただの勉強会だよ」

ありすにそう言われて一瞬ドキッとしてしまったが、何も焦る事はない。
僕たちの間には何にも無いんだから…………無い筈だ…………

120 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/13(水) 11:31:16.98 ID:870Vw+gh0
〜麗華宅〜

夏休みの宿題を抱え聖堂院さんの家に行くと、既に聖堂院さんが門の前で待っていた。

僕「ごめんなさい、待ちましたか?」

麗華「いえ、大丈夫ですわ」

聖堂院さんは水色のリボンが付いた白い帽子を被り、花柄のワンピースを着ていた。
まさに「ご令嬢」というような立ち姿で、とても綺麗だった。
事件の時にも来たことがある聖堂院さんの家は豪邸で、門から玄関までゆうに10メートル以上はあり、金持ちのテンプレのように執事が1名、メイドさんが5人もいる。
玄関前でお花に水やりをしていた1人のメイドさんに頭を下げられたので挨拶を返してから家に入った。

聖堂院母「あらあらー。相上さんいらっしゃい。何もないところですが、どうぞお上がり下さい」

何もないなんて……これで何も無かったら、僕の家は虚無になるぞ。
僕は会釈をした。

麗華「良いからお母様……相上様のお世話はわたくしがするのでっ………!」グイグイ……!

聖堂院母「あらあら麗華ったら……♡ じゃあ相上さん、また後でね〜」

聖堂院さんがグイグイとお母さんをエントランスの奥に押しやってから戻ってきた。

麗華「………お見苦しいところをお見せしましたわ………」

僕「は、はぁ………」

シャンデリアがかかっているエントランスを通り過ぎ、ペルシャのような絨毯が敷かれた螺旋階段を登り、長い廊下を歩き、ウチのリビングほどの広さもある聖堂院さんの部屋に入った。

僕「何度見ても広いですね………」

麗華「さて………では、早速始めましょう」

僕「ですね」

聖堂院さんの部屋は全ての家具の配置が定規で引かれたように美しく、ベッドの上に置いてある人形さえピッシリと並べられていた。
僕と聖堂院さんは部屋の真ん中の机(高級そうな木で作られている)の上に夏休みの宿題を広げ、2人で静かに勉強会を始めた。

勉強会での出来事。下1
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 11:40:25.15 ID:3LK5xW9MO
休憩といって麗華はベットに横になる。
そのときに色々と見えてしまい、勃起。麗華はそれに気づき、口でしてあげましょうか?と言う。
122 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/13(水) 11:44:21.67 ID:870Vw+gh0
>>121麗華の性知識は教科書レベルですので……再安価です。下1
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 11:46:44.63 ID:3LK5xW9MO
>>121の勃起したあと、興味ありげに見る&触ってみてもいい?と聞いてくる
124 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/13(水) 13:01:45.64 ID:870Vw+gh0


麗華「この『戦く』って……どう読むんですの?」

僕「『おののく』ですね。………ん?」

勉強会が始まってしばらく経った時、コンコン、と扉が叩かれ、ケーキの乗ったお盆を持った聖堂院さんのお母さんが入ってきた。

聖堂院母「どう? 勉強やってるー?」

麗華「お母様っ……!」

聖堂院さんのお母さんはうふふと上品に笑いながらケーキとジュースを僕らのテーブルに置いた。
ケーキもジュースも凄い高級そうで食べるのが勿体ないぐらいだ……

聖堂院母「じゃあ、お邪魔したわー♡」

麗華「い、良いですからっ……! お母様は早く出て行ってくださいましっ///」

聖堂院さんは何故か頬を染めながらお母さんを追い出した。
バタン、と扉が閉められて、麗華さんが恥ずかしそうに僕の方を向き直った。

麗華「お、お見苦しいところをお見せしましたわ………」

僕「何というか………エネルギッシュなお母さんだね………」

麗華「否定出来ませんわ……」

どうやらいつも聖堂院さんのお母さんはあんな感じらしい……
僕らはケーキを食べながら勉強会を続けた。

125 : ◆DLsVqu3F.A [saga]:2020/05/13(水) 15:21:59.56 ID:870Vw+gh0
因みに、部屋はクーラーがいい塩梅に効いておりとても涼しいです。



麗華「目が痛い……休憩ですわ………」

僕「はーい」

1時間が経った頃、あくびをしながら麗華さんがベッドに横になった。
部屋はクーラーが効いており涼しいが、特に着替えていない為聖堂院さんの格好はワンピースのままだった。
そのため、ベッドに倒れた聖堂院さんのパンツが、その………見えてしまっているのだ。
ブラジャーもしていないから、肩の部分がズレてちょっと見えそうで………
あえなく、勃ってしまった。
僕はカーペットに座ったまま前屈みになってバレないようにしていたが、視線を感じてベッドの方を見ると、聖堂院さんが横になったまま僕の股間を見つめていた。

僕「っ………!?」

聖堂院さんは頬をピンク色にして、何も言わずにじっくりと僕の股間を見つめている。
そして寝転んだまま体の向きを変え、さらに興味深そうに見る。
僕は今更隠すのも何か変で、動けないでいた。

麗華「………あの夏休み前の学校でも、その……勃起なされていましたわよね………?」

聖堂院さんが小さな声でそう僕に問いかけてきた。
そんなこと聞かれても……

僕「はい……」

僕は素直に答えた。
聖堂院さんはもうしばらく僕の股間を見つめてから言った。

麗華「………触らせてもらっても、よろしいかしら………?」

えっ、と………
僕はしばらく目を泳がして、もう一度目の前の真っすぐ僕を見つめるお嬢様を見た。

僕「…………」コクリ……

しばらく悩んだ挙句、僕は首を縦に振った。
触らせるくらいなら、まぁ……
聖堂院さんはベッドを降りて僕の前に座り込み、こわごわとズボンの上から僕のチンコを撫でた。
あの時のように、猫でも撫でるみたいに……

麗華「………比べ物にならないくらい………大きいですわね………」

頬を真っ赤にしながらそう呟いた聖堂院さんに、僕は不思議に思った。

僕「比べ物……?」

聖堂院さんは、しまった、と言うように反対の手で口元を抑えた。

麗華「あ、い、いえ………その………あの時の怖い方々も勃起なされていたのですが、相上様の物よりも小さいと思いまして………」

聖堂院さんは再び撫で始める。
こそばゆい指遣いに僕がチンコを跳ねさせると、ピクッ、と聖堂院さんも肩を震わせた。
聖堂院さんが続けて言う。

麗華「わたくし、世間で言う『箱入り娘』と言う物らしく、恥ずかしくも性知識と言うものに疎くて……授業で聞いたくらいしか、知らないのですの。でも……何故だか、相上様のこれを見ていると………なんだか………今まで感じたことの無い気持ちになり………♡」

聖堂院さんは短く熱い息を続けている。
聖堂院さんはナデナデ、ナデナデとそのままチンコを撫で続け、目を潤ませ始めた。

麗華「………はぁ………はぁ…………相上様…………♡」

ヤバい、また、危ない雰囲気になってしまっている………
このまま撫でられ続ければ、いずれは射精してしまうだろうが………

どうする?orどうなった?下1
425.18 KB Speed:0.2   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)