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【禁書】上条「野球大会で優勝したぞ!」看取「2回裏だゾ」【安価】
- 275 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/15(日) 20:05:59.66 ID:/Vtl1cuLO
- ――上条宅
上条「………」
上条(明日から2学期…そして9月末までに1日学園都市統括理事長権を施行しないと失効となってしまう)
上条(そのまえに俺には一つ、やるべきことがある)
上条(それは――)
ピンポーン
土御門「オッス! カミやんおっひさー」ガチャッ
上条「おう、あの研究所以来だな土御門」
土御門「いやー食蜂との問題が解決しそうでよかったにゃー」
上条「おう、お陰様でな。まったく、ひどい目にあったぜ」
土御門「そのおかげで、カミやんは無事に脳がフル回転で使えるようになったんだぜぃ。感謝してくれにゃー」
土御門「お隣にいる食蜂も泣いて喜んでいるぜぃ」
上条「あ、いるの操祈」
土御門「あ、きづいてなかったのかにゃー」
土御門「で、だ。以前から頼まれていた事だが――」
上条「やっとか。ようやく来た」
土御門「ああ。かなり時間がかかった。元多重スパイであるオレ流石、といいたいぜぃ」
土御門「いいかカミやん、心して聞け。時は極めて重大かつ切迫している。一つの選択ミスですべてがパーだ」
上条「わかっている。俺もようやく事が動き始めたばかりだ」
土御門「フッ、流石カミやん。伊達に修羅場をくぐり続けている訳じゃあない」
上条「これは俺の最後の難関にして最重要の問題だ。――俺は今夜に命を懸けるつもりでいる」
土御門「カミやん――」
上条「土御門、言ってくれ。俺が依頼した――」
@「看取の居場所について」
A「日本シリーズのチケットの入手について」
B「その前に、夏休みの宿題をだな」
安価下2
- 276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/15(日) 20:08:38.85 ID:zrElcqzpo
- 1
- 277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/15(日) 20:09:06.33 ID:2fAqmjNf0
- 1
- 278 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/15(日) 22:20:52.50 ID:/Vtl1cuLO
- 上条「――看取の居場所について」
土御門「わかった―――その前に、いいか?」
上条「なんだ」
土御門「その前に………手を止めないか?」
上条「るせぇ! 夏休みの宿題がまだ終わってねぇえんだよぉオオオオオオオ!!!」ガリガリガリガリ
土御門「おまえッほんッとに成長してないな! 同じネタを二度もやらないからな!?」
上条「ああーーーー!!!(絶望)」ガリガリガリガリ
土御門「………ちなみに、あと何残っているのかにゃー?」
上条「数学と物理の問題集に読書感想文がまるまるごっそり」
土御門「―――!!」ボコー
上条「あべしっ」
・・・・・
土御門「よかったな、食蜂の派閥のメンバー全員に手伝ってもらって」
上条「……うん、ホント、ありがとうとしか言いようが、ない」グズグズ
上条「俺、初めて夏休み期間中に夏休みの宿題終わった…」
土御門「ハイハイ、よかったにゃーよかったにゃー」
土御門「で、本題に移るぜーい」
上条「―――看取の居場所がわかったってのは本当か?」
土御門「ああ」
土御門「ところでカミやん、もしかして最近テレビ見ていないのかにゃー?」
上条「? ああ、操祈の事や、夏休みの宿題の事があったから」
土御門「あの騒動が夏休みの宿題と同格レベルか…」
土御門「――じゃあちょっとテレビ借りるぜぃ……えーっと今の時間なら…」ピッピッピッ
土御門「あー、このチャンネルだぜぃ」
アナ『お昼のニュースです。昨夜、第2学区でテロ行為を企てていたと思われる生徒を警備員が補導しました』
アナ『容疑者は警策看取、16歳。第7学区の拘留所で――』
上条「―――――」
土御門「ってなわけだにゃー」
上条「み、看取ぃいいいい!?」
- 279 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/15(日) 23:48:02.50 ID:/Vtl1cuLO
- 上条(全身真っ黒な服装だったが、あの背格好とツインテールは間違いなく看取に見えた)
上条(顔は隠れて見えないけど……複数の警備員に連れられて連行される場面がテレビには映っていた)
上条「―――」ガタッ
土御門「どこへ行く」
上条「どこへって、留置所に…」
土御門「無駄だぜぃ」スクッ
土御門「あれは偽物だぜぃ」
上条「……?」
土御門「さて、じゃあ行くぜぃカミやん」
上条「行くってどこへ」
土御門「――」ニッ
土御門「警策看取の所だぜぃ」
- 280 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/15(日) 23:48:40.63 ID:/Vtl1cuLO
- ごめんなさい今日はここまでにさせて下さい
来週土曜日の19時から始めます
- 281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 07:59:15.81 ID:Ta7bF504O
- おつ
- 282 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/21(土) 19:32:39.65 ID:GEZdbn77O
- 遅れましたが始めます
日シリ見ながら
- 283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/21(土) 22:57:13.92 ID:cknGy67yo
- またか
- 284 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/22(日) 00:39:58.27 ID:HW/OwgEQO
- ――第七学区留置所
上条「ここってニュースでやってた…」
土御門「第七学区にある留置所だぜぃ」
土御門「警備員にとっ捕まった能力者は少年院に行く前に留置所にいくもんだが――あーいたいた。おーい」
???「!?」
上条「誰だ? あのマスクをした小さな女の子…あ、小走りでこっちに来た」
土御門「あー協力者だにゃー。警策看取らスクールを探すにはあまりにも学園都市は広すぎるから、人探しのプロに頼んで―――」
???「アホーーー!!」ボコーッ
上条「!?」
???「こっちはおまえの言う通り隠れて目標を探していたというのに、大声で叫び手を振って呼びつける奴がいるか!?」ポカポカ
土御門「アッハッハッハ−全然いたくないぜよー」
???「このー!」
???「ふん、まあいい。で、そこにいる男は?」
土御門「このまえ言ってたカミやんだ」
???「ああ」
上条「よ、よろしく…?」
???「よろしく。私は――」
??「あ、リーダー!」ブンブンブン
リーダー「!」
上条「リーダー?」
リーダー「こらナル! おまえなんでいつも能天気なんだ!」ポカポカ
ナル「イデデデデ、痛いよリーダー! 清ヶとヤっくん、止めてよぉ!」
清ヶ「めんどくさ」
ヤっくん「はいはい、リーダー落ち着いて」ダッコ
リーダー「離せ! たまにはコイツにはガツンと言わないと気が済まない!」
上条「なんだコイツラ…」
土御門「協力者の皆さんだにゃー。暗部組織『屍喰部隊(スカベンジャー)』!」
上条「スカベ…え?」
- 285 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/22(日) 11:54:39.23 ID:HW/OwgEQO
- ナル「キラーン」
ナル「とーぅ!」シュバッ
ナル「我ら学園都市に巣食う悪を倒すため! 日夜問わず戦い続ける!」シュババッ
ナル「その名を屍喰部隊スカベンジャー!」シュバーン!
上条「……お、おう」
ナル「ちなみにピンクが私、リーダーがレッド、清ヶはブルーでヤっくんがホワイト! そして兼ねてより必要としていたイエロー!」
土御門「このつっちーこと土御門元春だにゃー」デデーン
上条「……え、えー」
リーダー「すまん、色々と頭のネジが吹っ飛んでていてな。まあ悪い奴じゃあないから安心してくれ」
ナル「そうだよーボクほどジンチクムガイな人はいないよー……ところでジンチクムガイってなに?」
清ヶ「ハイハイ、ちょっと黙ろうな?」
ヤっくん「リーダーは大切なおはなしがあるからねー」
上条「……えっと、土御門さん? ホントに看取の居場所がわかるんですかね?」
リーダー「それは安心してくれ。ボクの能力で彼らの居場所は把握済みだ」
上条「! それなら!」
リーダー「あ、それより前に――薬っくん」
ヤっくん「はいはい」ゴソゴソ
上条「?」
上条(この茶髪の子…なにやら神妙な顔でナイロン袋から何か取り出すぞ……もしかして何か交換条件とかあるんじゃ――)
ヤっくん「はい、リーダーのアイス。ガリガリくんでよかったよね?」
リーダー「ああ。いやぁ今日は暑いからなぁ。アイスでも食ってないとやってられない―――ん? どうした?」
上条「………ナンデモナイ」
ヤっくん「はい、君のぶん!」つガリガリ君
上条「あ、どうも…」
・・・・・
上条「……なんか普通にアイス喰ってだべってたな…」
土御門「なかなかマイペースな奴らだが、まぁ仕事は確かだ……多分」
上条「……無性に不安になってきた」
リーダー「で、警策看取の捜索だが、結論的に彼女はこの第七学区留置場にはいる」コンコンッ
リーダー「昨日の夜に侵入してからこの留置所から出てきてない」
上条「……? テレビのニュースでは看取は捕まっていて、この第七学区留置所に連れられる。でもその看取は偽物だって言ってたよな…?」
上条「じゃあなんで看取はここに? 偽物は何のために看取のフリを?」
土御門「恐らく警策はここでなにかをやっているはずだにゃー。そんで、偽物は注目を浴びせる為の囮って訳ぜよ」
土御門「収監されている能力者に助っ人を頼むのか。それとも待ち伏せにきた襲撃者を叩くためか、偽物を追ってきた刺客を待ち伏せするためか」
土御門「ヤツの本意は未だ不明だぜぃ」
上条「看取はこの中にいるんだな?」
リーダー「ああ、間違いない」
上条「――なんにせよ、ここに入らないとわからないって訳か」
- 286 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/22(日) 11:57:29.65 ID:HW/OwgEQO
- ごめんなさい、寝落ちしてました
月曜日の18時から再開します
上条さんの侵入スキルコンマ下1
奇数→俺たちはルパン一家
偶数→ルパンじゃなくてドリフ
- 287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/22(日) 12:26:42.82 ID:uiQdBDx5o
- あ
- 288 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/23(月) 18:03:43.83 ID:mx6f6cVSO
- はじめます
- 289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/23(月) 18:18:56.56 ID:owQ88pIbo
- ん
- 290 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/23(月) 18:50:27.06 ID:mx6f6cVSO
- リーダー「では侵入する方向で」
上条「頼む」
リーダー「それ込みで依頼を受けたんだ。キッチリやるさ」
上条「で、どうやって侵入するんだ? 高い塀が留置所を囲んでて、出口は一か所しかないぞ」
リーダー「それは問題ない。――清ヶ」
清ヶ「はいよ」ペタッ
清ヶ「じゃあ行ってくる」シュタタタタタッ
上条「おお!高い塀を走って登っていったぞ!?」
リーダー「清ヶは摩擦係数を操る能力者だ。あれくらいの事は朝飯前さ」
上条「でも中の警備は?侵入者は即捕縛だろ」
リーダー「それについては問題ない。警策看取とスクールがあらかじめ制圧している」
上条「そつのないな…」
リーダー「まったくだ。そしてそれを私たちは利用させてもらう」
やっくん「問題は奴らに気付かれずに侵入し、上条くんを警策と接触させる――で、いいんだよね?」
土御門「問題ない」
リーダー「いいか? 潜入したら細心の注意を張るんだ。警策の能力はエコーロケーションを使う。大きな音でも立てたら一発でバレるぞ」
上条「わかった」
土御門「言われなくてもだにゃー」
やっくん「当然」
ナル「あははー」
ガチャッ
清ヶ「こっちだ」
- 291 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/23(月) 19:42:44.54 ID:mx6f6cVSO
- ソロリソロリ
清ヶ「看守は誰もいなかった」ヒソヒソ
リーダー「ここの設備はオートマタや警備ロボがメインだ。看守は必要最低限だろう。もっとも彼らは…」ヒソヒソ
上条「――ない」
リーダー「ん?」
上条「看取はそんなことをしない」
土御門「カミやん。あまりカッカするなよ。声がデカイ」ヒソヒソ
上条「――――」
土御門「監視カメラは大丈夫なのか?」ヒソヒソ
清ヶ「監視室はもぬけの殻だった。監視カメラに写っても問題はない。侵入するなら監視室だ」ヒソヒソ
清ヶ「舐められたな。警策が自分の能力でここを守っているつもりだ」ヒソヒソ
リーダー「ならホームアローンよろしく何か罠を張っている可能性も考えないとな。その場合、鼻が利くおまえが頼りだつっちー」ヒソヒソ
土御門「了解だぜぃ」ヒソヒソ
上条「………なんでもいい。看取に会えるなら…」ヒソヒソ
やっくん「いやぁいいなぁ。一度でいいからこんなに愛されたいなぁ」ヒソヒソ
清ヶ「いやおまえなら簡単だろ」ヒソヒソ
リーダー「オシャベリはそこまでだ。建物の壁に到着した。本格的に侵入するぞ」ヒソヒソ
リーダー「やっくん」ヒソヒソ
やっくん「ハイハイ」ゴソゴソ
上条「試験管? 薬品か」ヒソヒソ
リーダー「やっくんはあの手のモノを作るのが得意でね。基本何でもアリだ」ヒソヒソ
やっくん「みんな離れててねー」ヒソヒソ
バシャッ
ベタァ…
上条(壁が溶けた)
- 292 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/23(月) 19:53:23.75 ID:mx6f6cVSO
-
やっくん「ホントに誰もいないね。罠もなし」ヒソヒソ
やっくん「入ってきていいよー」ヒソヒソ
上条「ホントになんでもありだな」ヒソヒソ
土御門「ルパン三世みたいだにゃー」ヒソヒソ
リーダー「さてここから3班に分かれる。私とナルは監視室で監視カメラから状況を伝える。ツッチーとやっくん、上条と清ヶが捜索班だ」ヒソヒソ
やっくん「これ、通信機ねー」ヒソヒソ
上条「………なぜゲコ太」ヒソヒソ
リーダー「いいだろ別に」ヒソヒソ
リーダー「各自、なにかあるか?」ヒソヒソ
ナル「はーい! 私も捜索したーい!」
リーダー「………ダメだ」
ナル「したーい! したーい! したーい!」
リーダー「だーッもうわかった。わかったから静かにしろッ」
ナル「よーし」
リーダー「じゃあ私と清ヶ。ナルは上条と組んでくれ」ヤレヤレ
「「「「「了解」」」」」ヒソヒソ
・・・・・
土御門「留置所は4階あるから、下と上から見て回るぜい」
土御門「オレたちは下から回る。カミやんたちは上から」ヒソヒソ
上条「了解」ヒソヒソ
やっくん「上条くん」ヒソヒソ
上条「はい」
ガシッ
やっくん「ナルをよろしくね…」ヒソヒソ
上条「……はい」ヒソヒソ
土御門「いくぞ」ヒソヒソ
やっくん「じゃあ後で。ナル、くれぐれもヘタしないでね…」ヒソヒソ
ナル「はいはーい」
上条(かなり念を押されたけど…まあ大丈夫か)
- 293 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/23(月) 20:09:08.41 ID:mx6f6cVSO
-
上条「よし手始めにこの部屋からいくか」ヒソヒソ
ナル「オッケー」ウズウズ
上条「……さっきから気になってたけど、なんで傘持ってるの?」
ナル「んー念のため?」
ガチャッ
上条「………誰もいないが…資料室か? 本と紙ばかりだ」ソロリソロリ
ナル「おー宝の宝庫だね〜♪」スタスタ
ナル「おっと、尻拭かず」キィッ
バタンッ!
上条「!」ビクッ
上条「ドアを思いっきり音立てて閉めるな―――」
ナル「ほぇ?」ブンブンガッ
ナル「あ、ゴメン。傘、棚に引っかかった」
上条「」
グラグラ
ガッシャーーーーンッドサドサドサドサッ
上条「……ケホッケホッ、大丈夫か?」
ナル「いやぁやっちゃったなー」
リーダー『どうした!? 大丈夫か?』
上条「ああ。二人とも無事だ…」
リーダー『どうせナルがバカやらかしたと思うが、それより先程、液化人影を見つけた! そっちに向かっているぞ!』
上条「ヤッベ」
ナル「あわわわ、どうしよ…――そうだ!」ピキーン
上条「こうなったら逃げ――」グイッ
- 294 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/23(月) 20:47:07.51 ID:mx6f6cVSO
-
液化人影『ニュルッ』
上条「(液化人影…看取!)」
ナル「(しー)」
液化人影『…………うっわ、大きな音がしたと思ったら、なんで本棚倒れてるのカナー?』
液化人影『侵入者の気配がしたと思ったけど…』
液化人影『………あれ?こんなトコロに特大ヌイグルミなんて置いてあったっけ……まぁいいか』
液化人影『あのコたちも首を縦に振らないし…手詰まりだナー』ニュルッ
上条「………」
ナル「………」
上条「行ったか?」
ナル「みたいだね」
シュルシュル
上条「えっと…なにをしたんだ?」
ナル「ボクの能力は『浸紙念力(パーフェクトペーパー)』!ざっくり言うと、紙を操る能力だよー」
上条「なにその大英図書館特殊工作部所属の紙使いのお姉さんみたいな能力」
上条「とりあえず次の部屋に行くぞ。この建物のどこかに看取はいる」
ナル「よーっし、じゃあいっくぞー! ちゃちゃっと見つけちゃうぞー!」ブンブン
上条「あーあー、傘をまた振り回すと危ないって――あっ」ズルッ←紙を踏んで滑る音
ナル「ダイジョーブダイジョーブ!」クルッ
ナル「ほぇ?」ガシッ←とっさに伸ばした右手で肩を掴まれ
キュィンッ
バサァアアアア…
ナル「……」スッポーン
上条「……」
上条「そのー上条さんの右手は幻想殺しと言いまして…///」
上条「その、ゴメンナサイ」
ナル「あ、後ろ」
その時、後ろにいたのは…コンマ下1
奇数→元祖!鼻血ブー伝説
偶数→T-1000
- 295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/23(月) 20:48:12.44 ID:owQ88pIbo
- あ
- 296 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/23(月) 20:49:12.60 ID:mx6f6cVSO
- 今日はここまでにさせてください
ありがとうございました
来週日曜日の19時から始めます
- 297 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/29(日) 19:01:04.26 ID:HsLzr/HoO
- はじめます
- 298 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/29(日) 19:45:07.59 ID:HsLzr/HoO
- 上条「後ろ?」クルリ
液化人影『………』ヌポー
上条「………」
上条「―――」クルッ
上条(………)
上条「…………」クルッ
液化人影『ヤホー』ノシ
上条「ナンデ!? 液化人影ナンデ!?」アイエエエエエエ!?
ナル「さっきエアコンからニュルっとでてきたよー。いやぁまるで某SF映画の敵みたいだねー」
液化人影『オヤオヤ、誰かと思ったらダーリン❤ こんな所でナニやってるのかにゃー?』
液化人影『もしかして浮気?』
上条「違うッ!」
上条「俺はおまえを追って――」
液化人影『じゃあその女、ナニ? なんで素っ裸なのカナ?』ゴゴゴゴゴ
ナル「アハハー、これは発明の余地ないね」
上条「釈明の余地な」
液化人影『ともかく、今この時にダーリンがいるとややこい事になるから退場願うとして――その前に、どこの馬の骨かもわからない泥棒猫は即排除だよねー』ニュルッ
シュパッ
上条「ヤバッ。よけろ! ソイツのキレ味は本物だ!」
ナル「でやっ!」バッ
ギャインッ
上条「!」
液化人影『ヘェ…』
ナル「ドヤァ」
上条「おまえ…紙で盾を」
ナル「ボクの『浸紙念力』はとっても硬いんだよ! そしてこの部屋には紙がたーっくさん!」バラッ
バラバラバラバラバラッ
ナル「負ける気がしないね」
上条「ナル!」
ナル「行きなカミやん!」シュバッ
上条「!」
リーダー『ここはナルに任せろ。どうやら能力的に相性がいいようだ。ナル! 窓から換気扇まで塞げ!』
ナル「ほいさっ!」バサバサバサァッ
リーダー『上条はナルが時間を稼いでいる内に警策看取を見つけろ! ナビは私がする!』
リーダー『ナル! ソイツを部屋から出すな!』
ナル「了解〜」
上条「〜〜〜〜〜! ……任せた! 死ぬなよ!」
ナル「ラジャ☆」
- 299 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/29(日) 20:09:53.88 ID:HsLzr/HoO
- 上条「……アイツ大丈夫か…?」
リーダー『ナルの戦闘能力はウチらのなかでもぴか一だ。それより、早く本体を見つけよう』
リーダー『その階は独房ばかりだ。こうなったら何振りかまう必要はない』
リーダー『中への鍵はこちらで開く!片っ端から開けていけ!!』
ガチャッ!ガチャッ!ガガガガガガガガガガチャッ!
上条「オイオイオイオイ、大丈夫かそれ!」
上条「だが助かる! 看取!」ガバッ
女子囚人「ふぇっ!?」チョロロロロロロ…←トイレ中
上条「………」
上条「失礼しました」パタン
「キャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
「ナニナニ?」
「今の金切り声なによ!」
「あ、鍵開いてんじゃんラッキー☆」
「脱走だ脱走!」
ゾロゾロゾロ
上条「あ、これはマズイのでは?」
「………何コイツ」
女子囚人「ハァ…ハァ…ハァ…」ガチャッ
上条「……あ、ヤバイ予感」
女子囚人「こ、こ、こいつ、変態痴漢覗き魔強姦魔の女の敵ィイイイイイイイイイイイイイ!!!」
リーダー『言い忘れていたが、上条がいる回は女子生徒が収監されているフロアだ。くれぐれも慎重にな』
上条「それ先に言えバカ!!」
「ほう…鍵を開けてくれたのはありがたいけど…」
「女ァ泣かす奴は許せんなぁ」
「よし、脱走前にボコるか」
上条「ちょ…!?」
「「「まてやゴラァアアアアアアアアアア!!!」
上条「ギャアアアアアア! 不幸だぁあああああ!!!」
???「こっちだ!こい!」
上条「!」
女の敵に差し伸べる手は――
奇数→先代イエロー(候補)
偶数→一人称が特殊な元テロリスト
- 300 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/29(日) 20:11:30.70 ID:HsLzr/HoO
- コンマ下1
- 301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/29(日) 20:17:59.01 ID:PobLCfkUo
- あい
- 302 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/29(日) 21:29:17.48 ID:UhAEChSsO
- バタンッ
ドコヘイッタ-!
見ツケ次第ボコッテ遊ブゾ!
ドウ遊ブネ
ソラモウ盥回シテ…
ドドドドドド…
上条「……た、助かった…」
???「大丈夫か?」
上条「ああ、ありがとう。おかげで助かった…」
???「どういてしまして。それよりなんでこんなことに―――ああ、君を疑っている訳じゃあない! 恐らく君が一気にこの階の鍵を開けたとは思わない! ただこの騒動になんらかの関係があるのだろう?」
上条「えっと…」
???「ああ、私はエステル。エステル=ローゼンタール。死霊術師だ」
上条「死霊術…? もしかして魔術師!?」
エステル「なに!?魔術師を知っているのか!? ―――よかった、ようやく話が分かる人物に出会えた…!」
上条「えーっとエステルさんはなんで学園都市に……いやそもそも留置所なんかに?」
エステル「それは…うん、順を追って説明しよう。学園都市に来たのはある研究のアドバイザーとしてだ」
エステル「だがそれは破綻してお払い箱。故郷がない私は帰る場所はなく、公園でホームレス生活していたんだが――なぜ泣いている?」
上条「不憫すぎて…で、なんで留置所に?」
エステル「ああ。公園の噴水で沐浴をしていたら警備員に捕まってな。まったく、酷暑日が続く日中に水浴びをして何が悪いというのだ。それで私は理不尽にも公然わいせつと不法侵入で裁かれるところだったんだ――なぜ残念そうな人を見るような顔をする」
上条「いや、流石に擁護の余地ないですハイ。真昼間から公園の噴水で全裸はさすがに」
エステル「何を言う!? この国の蒸し風呂の如き灼熱地獄だぞ! 水浴びなんて週に1回出来ればいいんだ!」
上条「オッケー! エステルの身の上話はよく分かった。あとでイギリス清教にでも連絡すっか…」
上条「ああ、そうだ。エステル、さっき気になる事を言ったな。『この騒動』ってなんだ?」
エステル「!」
エステル「そうだ! そうだった! 昨夜、銀色のウネウネする気持ち悪いのを従えた女が、ここの留置所を襲ってきたんだ!」
上条「! 見たのか!」
エステル「ああ。そして私のところに来た――アイツ、とんでもない事をしようとしている!!」
- 303 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/29(日) 21:59:55.34 ID:UhAEChSsO
- ・・・・・
上条「その話は本当なんだな!?」タッタッタッタッ
エステル「ああ、その警策って女は私に協力を持ちかけてきた!」タッタッタッタッ
エステル「―――学園都市を崩壊させないか、と!」
上条「看取…」
エステル「彼女の眼は……とてもおまえが言う女とは思えない…酷く歪み澱んだ眼をしていた」
エステル「あの眼をする人間はロクな事をしない! 自分も周りも関係なくすべて巻きこんで破滅へ向かおうとする奴の眼だ!」
上条「しかしなんでエステルが!」
エステル「実は私の死霊術が乱用され、死者が学園都市中を闊歩しているんだ!」
上条「!」
上条「それって!」
エステル「あの女は野球人形と呼んでいた…ああ、そういえば大きな野球大会があったのだったな。まったく、死んでも野球とは、この国の人間はどこまで野球が好きなんだ!」
エステル「ちなみに私の故郷では卓球とバトミントンが盛んだ!――ここにもいないぞ!」
上条「くそ、どこにいるんだ看取ーーー!!!」
リーダー『見つけた!』
上条「!」
エステル「…! その声……………―――――どこかで聞いたことがあるような…」
リーダー『………エステルとか言ったな。協力感謝するがそれはまた後にしよう。話がこじれる』
リーダー『それより監視カメラが警策看取を捉えた! 奴め、液化人影がナルに足止めされている事に痺れを切らせて動いたぞ!』
上条「どこにいる!」
リーダー『奴がいたのは屋上のエアコンの室外機! なるほど、エアコンのダクトを伝っていたのなら、建物すべてと繋がっているそこなら当然だ』
上条「だからどこにいるって――」
リーダー『落ち着け。警策看取はおまえらの――』
リーダー『すぐ後ろにいる』
看取「ヤッホー☆」グリッ
上条「――」
エステル「上条!」
上条「―――」
看取「アラタメマシテ。お久しぶり、ダーリン。――会いたくなかったよ」
上条「――俺は死ぬほど会いたかったぜ」
- 304 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/29(日) 23:47:55.74 ID:UhAEChSsO
- エステル「警策…恋人だろう!? なぜ拳銃を――」
看取「ダイジョーブ。ヘタなマネをしなかったら撃たないから。例えば、振り向いて反抗する、とか」
看取「まったく。私が見ていない間にまた違う女と――って、アラアラ、エステルちゃんじゃん。オッヒサー」
看取「どう? 私の計画に乗る気になった?」
エステル「冗談をよせ。私の死霊術で、学園都市中の野球人形を操り、ゾンビのように暴れさせるなんて…」
上条「本気か? そんなことをしても…」
看取「平時ならそうだね。この街の暗部を隠そうとする連中が動くよね」
看取「デモデモ、秋の大覇星祭、外部から人がワンサカ入ってきて、外へ放送するカメラもジャンジャン回る中だったら話は違うよね――」
上条「―――」
看取「そう。学園都市は外の人間の信頼が支えで動いている…それがもし覆る事件が起きれば――学園都市は実は子供たちを実験動物にして、いらなくなったら捨てる人権無視のヤバイ場所でしたと、イイ加減に外の人間も目が覚めるでしょ!」
上条「バカ! そんなことをすれば――」
看取「――この街は暗部ごと消滅する」
上条「!」
看取「……いいアイディアだと思わないかな?」
上条(窓に映った看取の顔を覗く。そこには俺が知らない恋人の顔があった)
上条「看取。バカなマネはよせ。そんな事できっこないだろ」
看取「……なんで?」
上条「――俺が止めるからだ!!」バッ
パァンッ
上条「ガッ!」ドテッ
エステル「上条! きゃっ」パァンッ
看取「ダーリンに触らないで。――大丈夫、左肩を掠めただけ。これは威嚇」
看取「もし私の邪魔をしたり、私に近づこうとしたら――殺しちゃうから」
看取「ねえダーリン。私、君の事が大好き。世界で一番愛してる。けど、やっぱりダメだわ。――ここでお別れしましょう」
上条「看取…?」
看取「私たち、いい恋人だったケド。これ以上やっていくのはムリ。――ああ、ドリーと操祈ちゃんにも伝えておいて。さようならって」
上条「看取…そんな!」
ニュルットプンッ
看取「オヤオヤ、やっとこさ私の液化人影が戻ってきた。あのおバカな子、ナルって言ったっけ? ドアまで塞いじゃうから、密室で激しく動いて酸欠になってぶっ倒れちゃった」
リーダー『すまない上条。今、清ヶがナル救出に向かっている。……やっくんとつっちーは暴徒を足止めしているので精一杯だ』ヒソヒソ
リーダー『清ヶがナルを連れて戻ってくるまで何とか持ちこたえてくれ――』
看取「じゃあエステルちゃん、行こうか。じゃないと…ここで殺しちゃうよ?」
エステル「………だが、断る! と、言ったら?」
看取「………しょうがない。無理やりにでも――」
『あーあー。まったく、ボクが最初にやったネタを自分もやるとか、二番煎じにも程があると思わんかね?』
上条「!!!」
看取「!!!」
エステル「え、外!?」
- 305 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/30(月) 01:00:44.30 ID:VvTzXSMfO
-
上条「あいつは!」
リーダー『オイ! 正面にいつの間に変な白衣の爺が現れたぞ! なんだアイツは!!』
上条「……リーダー! そこを逃げろ!」
リーダー『え……う、わぁああ!! ザーーーーー』
『ちょっとここに収容されている能力者が脱獄、暴徒化したって聞いたけど』
『まさか、ここに警策看取君がいるわけがないよねぇ…!?』
看取「木原、幻生――!」
幻生『おや、警策君、みーつけた』つ拡声器
幻生『じゃあ、よろしく頼むよ』パンパン
上条「ヤバイぞ…オイ、全員聞こえているか! 全員脱出しろ!」
エステル「……いや、もう遅い。なんだあれは!」
上条「あれは…」
「イタイ…イダイ…アアアア――」「アツイ…サムイ…」「ミズ…クイモノ…」
上条「木原製の野球人形の出来損ないゾンビ!」
看取「ヤバッ、取り囲まれてる…」
上条「……マズイ、このままだと――」
ガシャーン
キャーーーッ
ワァァアアアアアア…
上条「見境なく人を襲うぞ…」
エステル「わかったか! こんなのローゼンタールの死霊術じゃあない! 操るなんて無理だ!」
幻生『おや、もしかしてそこにエステル=ローゼンタール君もいるのかい?』
エステル「それがどうした!」
幻生『君が菱形君に協力してくれたおかげで、彼の論文からこの野球人形が作れたんだ。感謝するよ。もっとも、出来損ないだがね』
エステル「………ローゼンタールの死霊術だった…」ズーン
上条「逃げるぞ二人とも…」
清ヶ「カミやん!」ペタペタ
上条「清ヶ! ナルは!?」
清ヶ「非常階段で屋上へ向かっている。薬丸とつっちーも、リーダーを連れてもう上がった!」
上条「屋上? 追い込まれたら袋小路だぞ」
清ヶ「まぁ黙ってついてこい。あらかじめ脱出の算段は付いていたんだ。そこの天然っぽいパツキンと目ん玉どす黒いおまえも!」パシッ
看取「イヤ、私はここに残る」バシッ
上条「な!?」
上条(清ヶが看取の手を取ったが、振り払った)
清ヶ「……何をする気だ、いいから来い!」
看取「私はここに残って、みんなを待たないと――それにすべての元凶がやってきた。ここで叩かない手はない」
- 306 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/30(月) 01:04:18.24 ID:VvTzXSMfO
-
上条「ダメだ看取! おまえの能力でも――」
幻生「そうだねぇ。不可能だとも」スタッ
上条(……!?!?!! 窓にいつの間にか幻生が! どうやって!?)
看取「―――!」ガシッ
幻生「油断したねぇ。か弱い老人が地上から4階の窓にジャンプしてやってくるなんて、考えもしなかったでしょ?」グググッ
看取「ぐぅっ!」
幻生「さて、来てもらおうかなぁ」
看取「ふざ、ける、な! ぐうぅう!!」ギュウウウ
幻生「君にはまだまだ利用価値がある。というか、実は今ボクが主にしている研究テーマの主人公なんだ、君は」
幻生「ここでバトル漫画の端役よろしく、『ここは俺に任せて先に行け』みたいな恰好良い事はとてもじゃないがさせれないねぇ」
幻生「完全に首を極めた。老人の細腕だが外れないよ?なんたって、この人形のパワー出力は結構自信作なんだ」
看取「――――」カクンッ
幻生「いっちょ上がり」
上条「て、めぇえええええええええええ!!!」ダッ
清ヶ「やめろ上条!」
上条「離せ、看取が!」
清ヶ「見てわからないのか! 奴は人間じゃない。爺があんな、ドイルみたいなマネできるかッッッ!」
エステル「………その、通りだ」
エステル「近くで見てわかった。あれは、間違いなく、ローゼンタールの死霊術だ。そんな、まさか」
幻生「ホホホ、なんだかよく分からないけど、元ネタ先から褒められるのは気分は悪くないねぇ」
幻生「じゃあ上条君以外は殺してもいいけど、うん、見逃してあげるからお好きなようにしていいよ」
幻生「では僕はこれで」スタスタ
上条「! 待て、コラ。木原幻生―――!」ダッ
土御門「はいストップ」ゴッ
上条「―――」バタッ
清ヶ「おせえよつっちー」
土御門「ゴメンだにゃー。それより脱出の準備は整った。さっさと屋上から、ナルと薬丸特製ジェットエンジンロケットで留置所からグッバイだぜぃ」
土御門「それより、ちゃんと付けたか?」
清ヶ「ああ、アンタの言う通り、警策看取の手首にマイクロチップを仕込んできた。手首を切り落とされない限り追跡可能だぜ」
土御門「でかした」
清ヶ「では脱出するか」
土御門「ああ。ちょうどいい所に、指名手配中の死霊術師も見つかった所だしな…」
エステル「……え? 私、指名手配中だったのか…?」
・・・・・
春暖「あーあ、なにやら外は面白そうなことになっとるなぁ」
鰐河「でも今出て行ったらなにか面倒なことになりそうですー」
釣鐘「あ、今戻りました。外はゾンビだらけです」
春暖「よし、出よう」
「「やめてください」」
- 307 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/30(月) 01:05:12.59 ID:VvTzXSMfO
- 今日はここまでにさせてだくさい
ありがとうございました
あとコンマ1回あります
- 308 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/11/30(月) 01:06:00.21 ID:VvTzXSMfO
- 次回は来週土曜日19時からはじめます
- 309 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/05(土) 19:07:54.32 ID:zk7wNERlO
- はじめます
- 310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 19:10:02.70 ID:J73XCWjpo
- パワポケ並みに野球関係無くなってるなw
- 311 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/05(土) 19:53:16.33 ID:zk7wNERlO
- ――上条宅
上条「―――」パチッ
オティヌス「気が付いたか」
上条「あれ?オティヌス……くそ、いつの間に日が暮れてる。一体何が………――――看取!?」ガバッ
上条「……おまえら何やってんだ?」
リーダー「邪魔しているぞ」グデー
清ヶ「オイ、飲み物切れてるぞー」
ナル「ああっやっくんそれズルい!」
やっくん「はっはっはー薬丸コンボから抜け出せるなら抜け出してみろー!」
エステル「うぅ、まさか私が、以前の騒動で必要悪の教会に目を付けられていたとは…」シクシク
土御門「お、カミやん気が付いたかにゃー」
上条「………人んちでくつろぎすぎじゃね?」
ピンポーン
上条「誰だこんな時に」ピンポーンピンポーンピンポピンポピ
上条「はいはいわかったわかった」
上条「はい、どなた――」ガチャッ
黒垣根「よう」
上条「―――」
上条「………」バタン
上条「………―――――………………えーっと?」
バコンッ
上条「ぎゃっ」バキッ
黒垣根「無視してんじゃねーよ」ズカズカ
獄彩「お邪魔するわよー」
誉望「………うわっ、女子がいっぱい…リア充かコイツ」
猟虎「フフフフフ、初めてリア充の男の人のお部屋に――これはもしかして」ボソボソ
上条「え、ええー」
黒垣根「てめーにも関係のある話だ。まったく、余計な事をしやがって」
上条「」
- 312 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/05(土) 20:52:49.64 ID:zk7wNERlO
- ・・・・・
黒垣根「俺たちの目的は学園都市の暗部の壊滅だった」
上条「え?」ズズッ
リーダー「すまん、いきなりなんだ。私たちは戦争中なんだ」ズビッ
土御門「食事中でシリアスな話題ブッ込むな」ズバーッ
オティヌス「空気を読め!」モゴモゴ
ナル「あーっ、清ヶがショウガ全部持ってった!」
清ヶ「てめーは大葉独占してるじゃねーか!」
やっくん「はいはい、素麺も『薬味』もおかわりまだあるからケンカしないの」
「「「「「「おかわりっっっ!!!!」」」」」
獄彩「……お土産に揖保乃糸大量に持ってきて正解だったわね」チュルチュル
誉望「夏のお土産の定番っすからね。まぁ垣根さんの貰い物と上条が元からストックしてたのがほとんどですけど…おかげで俺たちもご相伴に預かったわけで」モグモグ
猟虎「おお、こんな大人数でお食事とは――これってもう血を分けた義兄弟のようなものでは? ファミリー? あ、いやそんな」デヘヘヘ
エステル「違うと思うぞ」モグモグ
黒垣根「聞け!!!」
ナル「おにーさんも食べないの?」
黒垣根「散々食って食い飽きた。くそっあいつら、嫌がらせのように揖保乃糸ばっかり押し付けてきやがって―――」ワナワナ
白垣根『私たちが』
フレメア『送りました』
黒垣根「まぁ喰いながらでもいいから聞け。――上条、野球人形ってなんなのか、具体的にわかっているのか?」
上条「……確か学園都市で死んだ人間を、おまえが作った肉体で生き返らせて……だったか」ザックリ
黒垣根「まぁおおよそそんな感じだ。俺の能力でボディを作り、そこにこの街にへばり付いた死者の魂――っつうとオカルトだが、残留思念ってヤツを定着させる」
黒垣根「俺が能力で作った野球人形は、死んだ奴のDNAデータと身体検査(システムスキャン)のデータを基に構築している」
黒垣根「つまり100%その人間の複製ってヤツを野球人形にしている。俺を含めてだ。ちなみに俺を作ったのは俺自身だぜ。木原脳幹の手助けもあってな」
黒垣根「ま、どこかで木原幻生の横槍があったがな。おまえらと試合した時、俺は最終打席であのクソジジイに操られていただろ?」
上条「ああ。木原幻生は……放置できない存在だ。危険すぎる」
黒垣根「事の始まりはフォークで素麺つついてる第五位が、性格悪い能力で幻生の脳を再起不能にした事からだな。あっさり自分の体を捨てて、無意識だった俺が作ったプロトタイプの野球人形に憑りつきやがった」
黒垣根「そこから自分で俺のファイブオーバーで独自に野球人形を作り続け、今に至る訳だが。残留思念の定着についてはブラックボックスが多い」
黒垣根「そこんところは専門家に聞きたい」チラッ
- 313 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/05(土) 22:15:09.39 ID:zk7wNERlO
- エステル「……もしかして、私をスカウトしようとしたのは」
獄彩「あなたの経歴は全て洗ったわ。そして学園都市で何をしていたのかも。フフフ」
エステル「まったく、この街で悪い事はできないな…」ヤレヤレ
上条「その前に、一つ質問いいか?」
黒垣根「なんだ?」
上条「垣根が作った野球人形って、あくまで死んだ人間の複製…つまりクローンみたいなものだよな?」
黒垣根「そうだな」
上条「だけど御坂の量産型能力者計画…だっけか。それで能力者のクローンを作っても、オリジナルの1%も実力を発揮できないってのが分かっているはずだ」
上条「でもおまえらが野球人形は全員、バリバリ能力使っているだろ。どんなもんの出力かは知らないけど」
黒垣根「いい質問だ。バカの上条にしては頭が回っている」
上条「バカは余計だ」
黒垣根「量産型能力者計画により、頭の毛先から足の爪先まで遺伝子レベルで全く同じの肉体でも全く能力は発揮できない」
黒垣根「同系統の能力を出せても、出力に圧倒的な差が生まれる。その差はどこで生じる?」
黒垣根「肉体だけじゃだめだ。他に人間を構築するための大事な要素があるはずだ。オティヌス、あんたにはわかるはずだ」
オティヌス「―――魂か」
エステル「私がこの学園都市に来たのはある研究のスーパーバイザーとしてだ」
エステル「研究の内容は知らされていなかったが……酷い実験だった」
黒垣根「その実験の名は『プロデュース』……チャイルドエラーの手足から脳から内臓から骨髄から何から何まで切り分けてバラバラにするって」
黒垣根「暗闇の五月計画とどっこいどっこいのクソッたれな実験だ。――知らなかった、じゃあ済まされないだろうなぁ」
エステル「………っ。もちろん、加担した私にも責任がある。間接的とはいえ、これは私の過失だ」グッ
獄彩「性格悪い」ギロッ
黒垣根「生憎黒くてな。こんな私は純粋無垢な生娘ですってツラした奴を見るとつい虐めたくなる」
黒垣根「話がそれた。――その実験で分かった事が二つある」
黒垣根「一つは能力者の体のサイズと能力の出力は比例する……能力者の体がデカければデカいほど、能力の威力がその分跳ね上がる」
黒垣根「そしてもう一つは“能力は霊魂と呼ぶべき何かが宿った肉体そのものに宿る”……つまり」m9
オティヌス「同じ肉体でも魂が別なら能力が変化する。野球人形に宿る魂が死者の本物の魂であるなら能力は本物と同じ出力で発揮される」
オティヌス「面白いものだ。超能力は魂に宿ると同義じゃあないか」
オティヌス「ああそうか。野球人形は当人の魂が宿った能力者のクローンを使った死霊魔術なのか。どうりで科学にしてはオカルティズムが匂う筈だ」
オティヌス「行き過ぎた科学は魔法と区別がつかない――そのようなものだと思っていた」
オティヌス「しかし実態は科学と魔術の融合。科学を興して魔術を行い、魔術を用いて科学を成すとは………全くグレムリンを統べていた私の身内に舐めた事をしてくれたものだ」
黒垣根「アンタが知るグレなんたらは関係ないがな」
獄彩「あくまでも学園都市にいる人間の話よ。オカルトはほとんど入らないと考えていいわ」
オティヌス「あっそうでっか」チュルチュル
- 314 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/05(土) 23:17:55.30 ID:zk7wNERlO
-
上条「それで、なんでエステルが必要なんだ?」
黒垣根「幻生の爺が野球人形であり、しかも無数に人形を作り続けている。一人の爺の人形をブッ殺したところで、別の爺の人形が木原幻生として起動する」
黒垣根「いわば無限残機のチート行為だ。ここまでくるとゴミ屋敷のゴキブリとそう変わらん。一匹一匹プチプチぶっ殺したところで、生き残った一匹が百匹増えるあたりまさにゴキブリ爺だ」
黒垣根「そこで、だ。野球人形は死霊術とやらで作られた。なら死霊術師とやらであるエステルなら、ゴキブリから残留思念を引っぺがす方法を持っているはずだ。違うか?」
エステル「………確かに、ある」
エステル「あの木原とかいう老人はローゼンタールの死霊術で動いていた。若干様式は変わっていたが、問題はないと思う」
エステル「だが――」
上条「何か問題でも?」
エステル「ないんだ…」
オティヌス「なにが」
エステル「剣が」
黒垣根「ケン?」
エステル「舜帝の剣が、ないんだ―――!!」ガバッ
エステル「うぅ、舜帝の剣とは、暴走した疑似魂魄を尸体から引き剥がす霊装で、警備員に捕まった時に銃刀法違反とやらで没収されたのだ…」
エステル「いまもあの留置所に置かれたままだ」
上条「Oh…」
リーダー「その駿足のケンって奴じゃないとダメなのか?」
やっくん「なにその駆けっこ一番小学生みたいなの。出頭のケンよ」
清ヶ「それじゃあまるでヤクザ映画のワンシーンじゃねえか。正しくは出張の件だろ」
ナル「会社かよ!」ベシッ
土御門「舜帝の剣な。魔術サイドについてカラッキシな奴らは黙っていような? 話が逸れるから」
土御門「舜帝と言えば、中国神話における三皇五帝の一人だにゃー。何でも、四凶と呼ばれる悪神を追い払ったとか」
エステル「渾沌、窮奇、檮杌、饕餮…ローゼンタールの中でも随一の疑似魂魄『ナンバーズの悪霊』はそこから来ている。そして暴走したそれらを納める剣こそが『舜帝の剣』だ」
エステル「もちろん死霊術で木原幻生の疑似魂魄…残留思念を排除するのは可能だ。だがあれはローゼンタールの死霊術を応用した邪道だ」
エステル「あの老人を拘束し、術式を一から構築しなくてはあならない」
黒垣根「チッ、その前に自殺で逃げられるのがオチだな。こないだよろしく躊躇なく脳に仕込んだ爆弾でテメーのドタマぶっ放すだろうよ」
エステル「手っ取り早くあの霊装であの老人の体のどこかにある符に傷をつければ楽なんだが…」
上条「うーん」
土御門のファインプレーコンマ下1
奇数→薬丸「素麺と薬味の追加できたよー!」
偶数→こうなったら上条さんの出番か
- 315 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/05(土) 23:20:21.17 ID:zk7wNERlO
- 今日はここまでにさせてください
ありがとうございました
明日の19時から始めます
- 316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 23:22:53.74 ID:J73XCWjpo
- 乙
- 317 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/06(日) 19:03:45.26 ID:FJQIf3GnO
- ちょこっと続きかきます
- 318 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/06(日) 20:25:05.90 ID:FJQIf3GnO
- 土御門「おっやぁ〜?」
土御門「カミやん、なにか忘れてないかにゃー?」
上条「なんだよ」
土御門「このカミやんならモーマンタイぜよー」
土御門「超能力だろうが魔術だろうが異能である限り、右手で触れたら最後。一発でぶち殺せる幻想殺しなんだからにゃー」
エステル「………は?」
黒垣根「確かに、ソイツのクソチート性能の右手なら可能だな。なんつったって、一方通行を一方的にボッコボコにした男だ」
エステル「………は? この男が、師匠を?」
上条「あのねエステルさん。確かに俺の右手はそんなトンデモ能力を持っているけど、それは手首より先だから。そこ以外は普通のレベル0の―――って師匠!?」
ナル「あ、昼間、一瞬でボク素っ裸にされたよ」チュルチュル
女性陣一同「は?」
上条「いやあれは不慮の事故でして…」
ナル「責任とってくれるかなー?」
女性陣一同「はぁ?」ギロッ
上条「おっとー? だんだん収拾が付かなくなってきたぞー?」
オティヌス「ほう、私という女がいながら他の女も新しく手を出すとは……最近読んだラブコメの主人公のマネかなにかか? 誠意の塊か? お?」
獄彩「食蜂さんステイ。リモコンであの子の頭を弄ろうとしちゃダメ。これ以上、罪を追うのはやめなさい」メッ
エステル「……女の敵か? 師匠の敵は私の敵だが…」
猟虎「ふひっ。わ、私はいつでもウェルカム。レッツリア充マイライフふふふ」グデングデン
土御門「カミやんに新しい彼女が! こうなったらチームに拡散だにゃー!」
上条「あーーっコラてめーヤメロッッ!」
黒垣根「コイツ、酔ってるだろ」
誉望「酔ってますね。ボッチがいきなりこんなイベントに入ったら場所に酔ってバグった言動するアレっす。このまま行くと黒歴史待ったなしっすよ」
獄彩「もともと死んでるからいいんじゃない? 上条くん、この子もハーレムに入れない?」
上条「入れません!」
猟虎「ぴぇっ」バタンッ
リーダー「ボッチが死んだ!」
やっくん「人でなし!」
上条「じゃかしい! ああ、さっそく抗議の電話が…」pirrrrrrrrr
上条「………はい、根本的な話をするぞ」ゲッソリ
ナル「(なんでカミやんゲッソリしているの?)」ヒソヒソ
やっくん「ハーレム主人公は色々な苦労があるの)」ヒソヒソ
上条「………」
上条「そ、その符ってのが魔術の霊装なら間違いなく右手で殺せるはずだ。でもその符ってのはどこにあるんだ?」
上条「キョンシーよろしくデコにはっついてなかったぞ」
エステル「紙の符は媒体だ。霊体と肉体を繋ぎとめる実際の『符』は体の中にある」
上条「俺の右手、マンガに出てくる超人みたいに体を突き破れねぇぞ」
黒垣根「手詰まり、か…」
土御門「まぁそれはオレがエステルと、あと学園都市に残った魔術師と一緒に考えるとして」
- 319 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/06(日) 21:07:46.22 ID:FJQIf3GnO
- 土御門「問題は幻生の居場所だ。奴はどこにいる?」
リーダー「ああ、ちょっとまて」ゾゾッチュルッ
リーダー「えーっと、探知器探知器…」ゴソゴソ
リーダー「ああ、あったあった。これを見てくれ」
上条「……なぜゲコ太」
リーダー「いいだろう? ゲコ太型探知機。警策看取に仕掛けたマイクロチップが発生する電磁波を拾っているんだ」
リーダー「木原幻生は警策看取を拘束している。なら警策とあのゾンビ爺さんはセットでいると考えていい」
リーダー「もともとは迷子の子供を見つける為のグッズでな。このゲコ太の愛らしい顔がたまらない」ハァハァ
上条(コイツ、御坂と同類かやはり)
上条「いいから、看取はどこにいるか教えてくれ」
リーダー「えー…まぁいい。えーっと………―――ほう」
上条「いたのか!」
リーダー「ああ。どこぞの研究室かと思いきや意外な場所にいる」
リーダー「いや。木原幻生は野球人形だ。なら、ここにいるのは当然だな」スッ
上条「―――ここは!」
リーダー「学園都市甲子園球場――去年、おまえらチーム第七学区が学園都市野球大会で優勝したあの球場だ」
上条「なんでそんなところに」
リーダー「ちょっとベランダ借りるぞ。座標は球場のど真ん中だった。私の俯瞰の能力で様子を見てみる」スクッ
上条「………便利な能力だな」
やっくん「夜間限定だけどね」チュルチュル
リーダー「見てきた」
上条「早いな。どうだった?」
リーダー「球場には何もなかった。なんら変哲もない屋外球場さ」
上条「じゃあ……地下とか?」
リーダー「それが妥当な線だな」
黒垣根「誉望、おまえも能力でネットワークから情報収集しておけ」
誉望「了解っす」スクッ
黒垣根「猟虎は今すぐにでも球場へ行って地下への入り口探してこい。昨日の今日だ、なんらかの搬入があるはずだ。しばらく張り付いとけ」
猟虎「ふぇっ!? あ、明日はアリサちゃんのライブが――」
黒垣根「行け」ギロッ
猟虎「は、はひぃい…」スクッ
- 320 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/06(日) 21:19:29.48 ID:FJQIf3GnO
- 黒垣根「いきなり話がバカらしくなってきたな。臭ぇ臭ぇと思っていたが、何をシコシコしてやがる」
上条「そういえば何回か見たけど、熱狂的阪神ファンだったな」
黒垣根「まさか阪神優勝を目論む為に最強助っ人外国人野球人形を――?」ゴクリ
上条「ハハ、まさか…」
土御門「いや…『木原』ならやりかねん―――」
上条「―――」ゴゴゴゴゴゴ
黒垣根「―――」ゴゴゴゴゴゴ
土御門「――――」ゴゴゴゴゴゴ
獄彩「いや、ありえないでしょ。それ」
獄彩「ハイハイ、議論も煮詰まった所でお食事会はお開き」パンパンッ
獄彩「根倉が判明したしばらくは情報収集と作戦立案の下準備。今のところあちらが圧倒的優勢なんだから。下手に動くとまたゾンビに襲われるわよ」
上条「だよな。いつもいつも先手先手で動きやがる」
土御門「腐っても学園都市研究機関の重鎮。木原の大御所だにゃー」
エステル「研究者なのか?」
黒垣根「つーか大学教授だな」
リーダー「ふぅん、その爺さんつまるところ先生って奴なのか?」
上条「ん? まぁそうだろうな」
リーダー「ほう、ほうほう」ニヤニヤ
やっくん「しかも非人道的実験の首謀者にして実行犯」ニヤニヤ
ナル「これはアレだね」ニヤニヤ
清ヶ「アレだな」ニヤニヤ
リーダー「上条!」
上条「おお、なんだ」
リーダー「これは我々、暗部組織『屍喰部隊』としてではなく、私たち4人個人的なお願いだ」
リーダー「私たちはその木原幻生を許せない。だから協力させてくれ」
上条「え、それは嬉しいけど…どうして?」
リーダー「まぁそれは追い追いな…断っても私たちは勝手に動くぞ! さて、みんなで楽しく情報収集だ!」
「「「はーい」」」
リーダー「では私たちは先に上がらせてもらう。連絡先は土御門に!では!」
「「「「ごちそうさまでしたー!」」」」
上条「お、おう…」
オティヌス「嵐のように去っていったな」
土御門「愉快な奴らだろ?」
黒垣根「喧しいの間違いだ」
上条「まぁまぁ」
- 321 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/06(日) 21:43:08.88 ID:FJQIf3GnO
- 上条「しかし木原幻生の目的が見えてこない」
上条「看取を研究のテーマとか言ってたが…ダメだ、情報が足りなすぎる」
上条「――そもそもあの爺さん、野球大会で何がしたかったんだ?」
黒垣根「野球大会を引っ掻き回すのが目的――にしては陳腐すぎる。バカバカしくても筋が通ったテーマがあるはずだ」
土御門「垣根らを使って、景品欲しさに優勝を狙っていたってのも考えづらいにゃー」
土御門「奴くらいの地位ならそんな権限無くてもいいだろうぜぃ」
黒垣根「本人に直接聞くのが手っ取り早いが、出会って聞き出しても俺以外の奴ら全員ゾンビの大軍にぶっ殺されるのがオチだ」
土御門「どんだけゾンビを拵えているかわからん以上、むやみに突撃するのは下策だぜぃ」
黒垣根「あーくそ、なにかあのクソジジイと俺たちの戦力差をひっくり返す。いや同等にできる手は―――」
黒垣根「―――」
上条「なんだよ、俺の顔をまじまじと」
黒垣根「あるじゃねえか。アレイスターが用意した一日限定のワイルドカードが」ニタリ
土御門「……ま、それしかないにゃー」
上条「は? ――――あ」
上条「1日学園都市統括理事長権!!!」
黒垣根「それを使えば学園都市の表と裏、両方から木原幻生を追い詰めることが出来る!」
黒垣根「あのクソッタレのアレイスターだ。チートの中でも更にチートも使い放題だ!」
上条「……これなら木原幻生に対抗できる…」
黒垣根「………上条、てめーの女を攫ったクソジジイをぶん殴るために、学園都市中のなにもかもを使えるか?」
上条「当たり前だ。――使える。いや、使う。ただ俺は木原幻生を倒すために使わない。―――俺は看取を助ける為にあの権利を使う!」
黒垣根「決まったな」
土御門「だが馬鹿正直、あのバカスターの権利を使うのは下策だぜぃ。前もっての準備をしてからだにゃー」スクッ
上条「行くのか?」
土御門「オレはエステルと一緒に、ステイルのところへ行く。魔術サイドの問題は魔術サイドで解決するぜぃ」
土御門「エステルが持っていた舜帝の剣のレプリカくらいなら作れると思うぜぃ」
土御門「天草式とインデクスに協力を仰げば、それなりのモノが出来るはずだ」
上条「よろしく頼む」
黒垣根「じゃあ俺も帰るわ。―――俺は俺で動く。そこの妖精の体の件もあるからな」
上条「色々ありがとう」
黒垣根「おかげで忙しすぎて過労死寸前だバカヤロウ」
黒垣根「作戦立案は俺がする。確か施行期限は今月末だったな。それまでに計画実行の日時が決まったらそれまでに教える」
黒垣根「行くぞ」
獄彩「ハイハイ」
獄彩「ほんと、素直じゃない事」
黒垣根「るせぇ」
- 322 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/06(日) 22:37:29.85 ID:FJQIf3GnO
- ・・・・・
ザーーーーーガチャガチャ
オティヌス「よかったな」
上条「なにがだ」バシャバシャガチャガチャ
オティヌス「事がいい様に運びそうだ」
上条「いいや、まだまだ」
上条「きっと1日学園都市統括理事長権を使ってやっと木原幻生と対等になっただけだ」
上条「なにも状況は変わらない」
上条「奴があの球場の地下でなにをやっているのかわからないし、何か罠を張っているに違いない」
上条「それに――」
オティヌス「それに?」
上条「――看取の本心を、俺は結局わからないままだ。看取は学園都市に復讐をしようとしている。それは分かっている」
上条「俺に別れを言ってきた。それだけ本気ってのはよく分かる」
上条「本気で学園都市を崩壊させようとしてた」
上条「だけど――あれは看取の本心じゃあない」キュッキュッ
上条「看取は学園都市に復讐を心から望んではいない」フキフキ
オティヌス「………それはおまえの願望じゃあないのか?」
オティヌス「それは純粋無垢だと信じていた恋人は実は殺人鬼で復讐鬼だった――そんな汚らしい事実から目を背けたいだけではないか?」
上条「………それは…」
上条「これは…直感だ。今までずっと一緒にいた看取の仕草や言葉は間違いなく本心だった。心から幸せを感じていた」
上条「だけどあの時、俺に拳銃を突きつけてきた看取は―――心が無いように思えた」
上条「言葉にうまく言い表せないけど、なにか心で動いているんじゃない感じ」
オティヌス「うむ…義で動くのではなく理に操られる……といったところか」
オティヌス「警策看取の過去は食蜂からおおよそ聞いたが、何かしら強迫観念にとらわれているかもしれん」
オティヌス「以前はドリーへ復讐で動いていたが、現在ドリーがいる……うむ、警策は復讐心で動いているのなら何に突き動かされている…?」
オティヌス「義憤か?いやそれは奴の性分とは違う……どう思う、食蜂――なるほど、その解釈もあるか」
上条「操祈はなんて?」ガチャガチャ
オティヌス「自らの過去への復讐だと。――ドリーへの復讐の為に燃やしていた炎を消したつもりだったが燻っていたらしい」
オティヌス「学園都市への怒り、今もある暗部の存在を黙殺するしかない葛藤、そして過去の自分が体験した壮絶な虐待の日々」
オティヌス「――それらが積もりに積もって、なんらかの拍子で爆発して出来上がったのがあの復讐鬼だ、とさ」
上条「………そうか」
オティヌス「憐れんでいるのか? 同情と憐れみは、アイツを傷つけるだけだぞ」
上条「『同情するな』『憐れむな』『助けようと思うな』……か。垣根も言ってた…」
上条「じゃあ、俺は何をするべきなのだろう…俺は看取を助けたい。今アイツがいるどん底から救い出してやりたい」
オティヌス「………なら、迎えに行かないとな。ゴチャゴチャ考えるのは後だ」
上条「ああ」パタンッ
上条「さて! 皿洗い完了! 寝るか!!」
オティヌス「あーあ。今日は色々あった。明日は明日の風が吹く! 果報は寝て待てってな」
上条「おやすみー。いるなら、操祈もおやすみ」
オティヌス「よい夢を、だとさ」
上条「………操祈、今どこにいるんだろ」
オティヌス「同じ布団に入っているのにも気づかんのか」
上条「…………マジっすか」
- 323 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/06(日) 23:18:52.92 ID:FJQIf3GnO
- ―――学園都市甲子園球場 地下
看取「うーん…ダーリン……むにゃ」パチッ
看取「……うっ、……―――ここは…」ガチャッ
幻生「おやおや、気が付いたかね」
幻生「上条君の夢でも見ていたのかな? うんうん、現実が不幸であればあるほど夢は幸せなものをみるよね。私も研究が行き詰って絶望した時によく見るよ」
看取「木原…幻生――」
幻生「君にはまだまだ利用価値がある」
看取「なにをしようって? 全裸のJKを手足拘束して吊し上げとか悪趣味にもほどがあるんだゾ、この妖怪爺」
幻生「ホホホホ、生憎と年老いたこの体にはもう性欲というものはないよ。あるのは探求欲だけだ」
看取「……じゃあどうするつもり?」
幻生「研究」
看取「……一応、何の研究か聞いておこうか」
幻生「うむ、実は僕はね。アレイスターがある研究のために開催した学園都市野球大会を利用して、ある研究をしようとしたんだ」
幻生「で、その研究は功を奏し、次のステップに上がろうって訳だよ」
看取「話が見えないんですけど」
幻生「確か君の能力は、比重20以上の液体を自在に操る能力だったね。そして自分の分身を作り、もう一人の自分として操作できる」
看取「それがどうしたっていうの」
幻生「つまりもう一人の自分の人形を作れると言う訳だよね」
幻生「――野球人形は人間の残留思念を固定して稼働する、別人ではない本人の理想的なクローンであり、能力は残留思念…もとい魂が宿る肉体に宿る」
看取「???」
幻生「ねぇ警策君。もし、君の能力に別の魂が入ったらどうなると思う?」
看取「――――は?」
幻生「実は君の能力は実に稀有だ。人形を操る能力者は多数いるが、それらは皆、念動力という見えない糸で操っているようなものだ」
幻生「だが君は違う。液化人影は君がもう一人の自分として確立させた個体と言える」
幻生「なにせエコーロケーションで周囲を把握できるほどの触覚と聴覚を備わっていて、それは盲目の人が持つスキルだからだ」
幻生「つまり君の液化人影はもう一人の警策看取という証明になりえる可能性がある」
看取「………なに言っているのかな? そんなヨタバナシあり得るはず」
幻生「もちろん核心はない。あくまで可能性の話だとも」
幻生「だが常に客観主義である君のパーソナルリアリティからすればそう考察できた」
幻生「自分とはどういう人間で、どういう容姿で、どういう行動をすれば相手に取り入られるか、気に入れられるか、トラブルなくいられるか」
幻生「幼少期からそう考えていた…それは大人でも出来ない一つの才能だねぇ」
幻生「そしてもう一押し! 君の過去が一番の要因だねぇ!」ズビシィッ
看取「過去…? ――それってまさか」
幻生「そうだとも。知っているかい、解離性同一性障害や離人症を患った精神病患者の多くは過去に酷く強いストレスを背負った者だそうだ」
幻生「――例えば、幼少期の性的虐待、とか」
看取「………」
幻生「体験したことがないかなぁ?」
幻生「自分がレイプされている様子を、もう一人の自分が呆然と目撃しているという幻のような体験を」
看取「…………」
幻生「心当たりあり、って顔だねぇ」
- 324 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/07(月) 00:06:08.86 ID:J38tDXpAO
-
幻生「実はこれは世界中の多くの症例があってね。自分は自分なのに別人になったような錯覚を覚えるらしい」
幻生「そしてその症状は、君は元々あった能力を向上させた」
幻生「しかしそれだけでは足りない。それだけなら君の精神は崩壊して廃人になっている」
幻生「警策看取に残ったものは何か?何を彼女の精神を支えている――それは憎悪だ。強く強く、己が血肉を薪に燃やして走る憎悪!」
幻生「それらが自分と同じサイズの人形を繊細に操り、変形させ、もう一人の自分として確立させた」
幻生「当時の君の、処女を奪った畜生――私には関係のないが、何ともまぁアリガタイ話だねぇえ」ニチャァ
看取「こ、こ、このクソジジイ…」
幻生「ひょひょっ」
幻生「で、君には今からある事をしてもらいたい」
看取「くっ…殺せ!」
幻生「ダメダメ! 命を大切に使わないと! 大事な大事な研究材料なんだから――」
幻生「野球大会での僕の目的はある金属を手に入れる事」
幻生「その金属は能力者と能力者が己が能力を全力でぶつけ合って発生する金属でね、しかも同時に、多くの能力者をぶつけないと発生しない」
幻生「本来大覇星祭でしか集めることが出来ないが、この野球大会ではそれの比ではないそれを手に入れることが出来た」
幻生「その金属の名前を不在金属(シャドウメタル)といい、一つ一つは小さな小さな欠片だったが、収集には苦にはならなかったよ」
幻生「一昨年の大覇星祭での御坂君と削板君には感謝だねぇ。彼らのおかげで、発生のメカニズムが解析できたのだから」
幻生「話はそれたね」
幻生「で、そのシャドウメタルを色々加工して液体化させたものがコレだ」パチンッ
ズズズズズズズズズ
看取「………地面から液体金属が…」チャプチャプ
幻生「ちなみに比重はちょうど20だよ」
幻生「君にプレゼントだ」
看取「ハッ、私の能力わかってるのカナ? こんなにあっても全部操れない。宝の持ち腐れだね」
幻生「ホホ、それは君次第だね」
幻生「そして、これもプレゼントだ」パチンッ
バタンッ
ゾンビたち「アーーーーーーー」ゾロゾロ
看取「………一体何を…」サー
幻生「いやなに、能力の進化を促すためにねぇ――ちょっと地獄もう一度味わってもらおうかなって」
幻生「彼らは僕が作った野球人形の出来損ないでねぇ。お遊びで血液の代わりに不在金属を入れてみたら、なんと動いちゃって」
幻生「ちょうどいいからお相手よよろしく頼むよ」
看取「イヤ…やめ、来るな! 来るなぁ!」
幻生「来てほしくなかったら自分の能力で抵抗してみなさいよ」
看取「こんのぉ!」
液化人影『ニュルッ』シュパッ
ゾンビ「アッ」シュパッバラバラ…
ゾンビたち「ニク…女…」ズッズッ
幻生「ああ、このゾンビは生殖機能ないけど、生殖本能はあるあから。いっぱい作ったから、シューティングゲーム気分で楽しんでくれ」
看取「最低…」
- 325 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/07(月) 00:28:57.74 ID:J38tDXpAO
-
幻生「じゃあね。しばらく経ったらまた来るよ。その時、一体どんな能力に進化しているのか楽しみだ」
幻生「――ガハッ。おやおや、出来損ないじゃなく、僕を殺しちゃったか」
看取「―――!」
幻生「でも残念。僕も野球人形でね、しかも僕を殺してもまた別の木原幻生がいるから無駄無駄」ハハハ
ゾンビ「あーーぃ」ガシッ
看取「うぐっ」
幻生「はい、ゲームオーバーだねぇ」
看取「この、妖怪爺ィイイイイイイイイイイイイイ!!!」
幻生「ああ、そうそう一つ言い忘れていたよ」
看取「あぁ!?」
幻生「君を暗部の道へと引き釣り込ませた、君が初めて殺した男。ほら、上条君との逢瀬での才人工房の元スタッフ」
看取「まさか…」
幻生「あれ、僕が作った野球人形だから」
看取「―――」
幻生「折角のべっぴんさんが台無しだよ、その顔。美しい――怨め怨め。憎め憎め。その憎悪が必ず君の能力を神へと進化させる」
看取「―――殺してやる!!」
幻生「ハハ、もう死んでる、よ」パタンッ
・・・・・
幻生「―――」ムクリ
???「お、また死んだのか」
幻生「いやいや、面目ない。一番パワーが強かった野球人形が真っ二つだよ」
???「しょうがない奴め。なに安心しろ。おまえの体はあと3百体以上ストックしてある」
幻生「ごめんねえ僕ばっかり。君の身体はそれ一つしかないのに」
???「バーカ。ローゼンタールの死霊術の応用で、符から符への疑似魂魄の転送なんて俺以外に出来るかよ」
幻生「本当に君には感謝してもしきれない。僕の研究は最終段階に進んだ。あとは彼女の頑張り次第だねぇ」
???「へ、鬼畜生め。俺も大概だが、あんたもヤベーな」
幻生「誉め言葉として受け取るよ。イサク=ローゼンタール君」
イサク「ハハハハ、気持ち悪いから褒めるな」
イサク「一時はどうなるかと思ったが、漂っていた俺の残留思念が、垣根って奴が無意識に生み出した野球人形のプロトタイプにとり憑けたのは幸運だったぜ」
幻生「僕と同じようにねぇ」
イサク「なんにせよ。俺は完全なるゴレム…すなわち完全なる魂魄と身体――神さえ出来ればそれでいい」
幻生「僕もだよ。推測なら警策君の能力は進化して不在金属の液化人影が完成する」
幻生「…数多の能力者の力で作られた完全合金。巨大化するにせよ分身化するにせよ、どの道、神への進化は止まらない」
イサク「クク」
幻生「ホホホホ…」
- 326 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/07(月) 00:34:19.26 ID:J38tDXpAO
- 上条さんのHPが20減りました
土御門さんの好感度が20上がりました
土御門元春好感度248→268
――9月下旬
現在の上条さん 所持金8万0000円
HP:69/140 学力:60
野球/休む/遊ぶ/デート/バイト/勉強
野球
練習or試合=HP-20 指定した仲間or彼女の好感度
休む
HP+30
追加…安価のコンマがゾロ目でHP+50
遊ぶ
HP-20/指定した仲間との好感度+10〜30
デート
HP-20/彼女とデート好感度☆1〜4
勉強
HP=+20
学力=+10〜20
食蜂操祈……★★★★★★★★★★
警策看取……★★★★★★★★★★
ドリー………★★★★★★★★★★
オティヌス…★★★★★★★★★★
※5月下旬からオティヌスの手術可能
※看取さん救出をしましょう
※上条さんの手術可能
※1日学園都市統括理事長権施行期限です
安価下2
- 327 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/07(月) 00:35:24.87 ID:J38tDXpAO
- 今日はここまでです
ありがとうございました
次は来週土曜日の19時から始めます
正直迷いましたがここはR板なので
ゴメンネみーちゃん
安価下
- 328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 06:48:02.29 ID:g2Ex1kclO
- 乙
- 329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 07:22:42.57 ID:f68QJUoco
- 看取救出
- 330 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/12(土) 18:41:11.07 ID:YTFuESHPO
- 時間変更
20時スタートでオナシャス
※
1日学園都市統括理事長権(1回だけ)を施行すると
オティヌス√
ドリー√
操祈√
看取√
ゲームクリアとなります
施行しますか?
はいorいいえ
安価下2
- 331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/12(土) 18:50:26.41 ID:aaVU7z0n0
- はい
- 332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/12(土) 18:55:20.44 ID:HpTVGnndo
- はい
- 333 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/12(土) 20:13:58.94 ID:YTFuESHPO
- 大変お待たせしました
始めます
- 334 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/12(土) 20:31:23.14 ID:YTFuESHPO
- ―――――
――――
―――
…ケテ
声が聞こえた。
…タス
遠く、小さく、微かな、百人いたら一人の耳に届いていたら奇跡だとしか思えない、そんな――
…タスケテ
だが、これまでの16年ちょっとの人生で嫌というほど自覚しているのは、そんな声を聞こえてしまったら最後、この体は一直線に突っ走ってしまうという事だけ。
きっとこの声も、聞こえてしまったのは、誰よりも誰かの助けを求める声に敏感なアンテナを持っているからだ。
一部の人間からすれば……場合によっては大半の人間にとって俺は『タチの悪い人間』に違いない。
……タスケテ
――でも俺は例え偽善であるとしても、生まれ持っての自動機械だとしても…
声を殺しながら涙ながらに訴える彼ら彼女らの叫びを無視するなんて、絶対に出来なかった――
じゃあ、おまえはどうなんだ? 上条当麻
――そら、今もどこかにそんな声が…
「――看取…」
- 335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/12(土) 20:37:18.86 ID:kp1Lfbj8O
- キター
- 336 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/12(土) 21:47:37.23 ID:YTFuESHPO
- ――9月下旬
上条「―――」ガバッ
オティヌス「ん、おはよう。……どうした、ひどい顔だぞ」
上条「……」ハァハァハァ
上条「いや、なんでもない」
オティヌス「ここ最近、毎日だぞ。警策救出の手立てがいまだに整っていないから不安なのは分かるが焦るな」
上条「………わかっているよ」
上条「ただ、嫌な予感がする…」
オティヌス「虫の知らせか…うむ、もしや近いうちに何か起るか」
ピンポーン
上条「誰だこんな朝早くに」
土御門「ぐっもーにんえぶりわーんだにゃー! おっとまだ寝起きかにゃーカミやん!」
上条「土御門か……わざわざドアからくるとは律儀だな。御坂がぶち破った壁からくればいいのに」
土御門「いい加減に直そうぜ…」
土御門(毎日毎日女とイチャイチャしてるシーンを見せつけられるオレの気持ちにもなれ…)
土御門「まあそれは追い追いとして」
土御門「カミやん、朗報だぜぃ。――警策看取の救出作戦の準備が整った。決行は今日のAM0:00……それまでに準備を整えておけよ」
・・・・・
カエル先生「話は聞いているよ?――それで、いいんだね?」
上条「はい。きっと先生にメチャクチャ迷惑かけると思います」
カエル先生「そうだね…ふう、老体にはちょっと無茶かけるね?」
上条「お願いします…先生にしか出来ないんです。オティヌスの身体の手術と俺の脳外科手術を、1日でやるのは無茶だってわかってるけど…」
カエル先生「勘違いしないでほしい。出来ないとは言ってないよ? 僕は僕の患者を決して見捨てない」
カエル先生「ただタイムスケジュールが大変だね? オティヌスさんはこっちで預かっておくよ? まずは彼女のオペから始めとして――」
9:00〜オティヌスオペ
17:00〜上条オペ
カエル先生「オペにも準備があるからね? 君はこの病院に15時に戻ってくればいいよ?」
カエル先生「まぁあれだ。君は安心して警策さんを助けに行くといい」
カエル先生「ああ、そうそう。警策さんもなにかあれば、彼女も一緒にくるといい。彼女も僕の患者だよ」
上条「―――ありがとうございます」ペコリ
- 337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/12(土) 21:50:46.77 ID:HpTVGnndo
- ブラックジャックだってキレる過密スケジュール
- 338 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/12(土) 23:31:15.71 ID:YTFuESHPO
- ・・・・・
上条「―――」パチンッ
オティヌス「みなには連絡したのか?」
上条「ああ、SNSでだけどな。俺もオティヌスも確立は高くない手術するんだ。連絡はする」
オティヌス「警策の事も伝えなくていいのか?」
上条「―――」
オティヌス「そうか…あくまでも私たちと垣根らの問題だ。他の連中は関係ないか」
上条「………ああ。今夜、決着をつける――」
―――とあるファミレスにて
美琴「―――」
佐天「みさかさーん、そのチェリー食べないなら貰っていいですかー?」
美琴「え、ええ…」
美琴(アイツ、またなにか一人で突っ走ろうとしてない?)ウーン
佐天「レロレロレロレロレロレロレロレロレロ……」
―――とあるシェアハウス
麦野「……あー…よく寝た…」
浜面「よく寝た、じゃねぇよ…俺を干物にする気か…」ゲソ…
滝壺「はまづら、むぎのばっかりズルい」ギュッ
浜面「勘弁してくれ…」ゲソ…
浜面「って、フレンダ、何見てんだ?」
フレンダ「………なにもないわ」
フレンダ(結局、幸せな時っていつか終わりが来るって訳ね)ギリッ
フレメア「フレンダお姉ちゃん、すごく怖い顔をしている」
フレンダ「なんでもない…なんでもないから…」ギュッ
フレメア「……大体、そういう事を言う時ってなんでもなくない。にゃあ」
絹旗「……」ジィ
- 339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/12(土) 23:34:50.41 ID:XN+Glo4v0
- 上条さんに出来る隠し事なんて記憶喪失くらいだから顔合わせたら絶対いつも通り無茶しにいくのバレる
- 340 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/12(土) 23:47:55.27 ID:YTFuESHPO
- ―――とある路地裏
半蔵「最近、浜面付き合い悪いよなー」
シルバークロース「だからと言って、私をあの男の代わりにするのはやめろ。第一、キャラが違うだろキャラが」
半蔵「えーツレないコトいうなよー。なぁ旦那」
駒場「―――」
半蔵「どうしたんだ駒場の旦那。スマホを見て。誰からのラインか?」
駒場「……いや、なんでもない」ゴソ…
駒場「……さて、今日は何をするか。久々に銀行強盗でもするか?」ニッ
半蔵「ははっ、イイね! 久々に暴れようぜ! なにせウチには今、駆動鎧コレクターがいるからな!」ガシッ
シルバークロース「私を巻きこむな!誰が銀行強盗なぞ――」
郭「半蔵様! 銀行強盗なら先ほど郭めが行ってきました! お金が必要とあればたとえ火の中水の中!」
郭「はい! お金がこれでもかというほど詰め込ませたボストンバックです!」ボスンッ
ファンファンファンファン
黄泉川『強盗犯! いるのは分かっているから出てくるじゃん!』つ拡声器
駒場「………その…冗談で言ったつもりだったが…」
半蔵「こ、のバカヤロウ!!」ダッ
シルバークロース「半蔵! 責任取ってこの頭おかしい女を嫁として実家に帰れッッッ!!」ダッ
郭「嫁ッッッ! くぅ〜〜〜その夢のような未来が私に待っているのですか! まずは式場ですね! いえ、その前に六畳一間のボロアパートでエロエロイチャコラ新婚生活」ダッ
半蔵「この色情魔何とかしてくれ!!」
駒場「………ははははは」
「「何笑ってやがんだ!!」」
―――とある個室サロン
黒垣根「―――」ゴソッ
獄彩「あら、もう連絡は済んだのかしら?」
黒垣根「ああ。俺が作った野球人形ども全員にな……あのクソジジイが作った人形どもは知らん」
黒垣根「だが、夢はもう終わりだ。人間、いつまでも幸せなんていられる訳がねぇ。いつか不幸はやってくる」
黒垣根「まして『死んだ人間が生き返る』なんてどこぞの聖書みたいな奇跡が、一年以上罷り通ってるのが異常だ」
獄彩「……それが明日までです。みなさん頑張って生きましょう…なんて、残酷よね」
エステル「すまない、辛い事をさせてしまった。これは私が――」
黒垣根「バーカ。これは製造元である俺の責任だ。ほとんど部外者のてめーがしゃしゃり出るな」
黒垣根「――全員、そこんところわかっていたさ。俺たちは死人だ。いつまでもここにいたらダメだってな」
黒垣根「オカルトも宗教もない学園都市の生徒でも、そこらへんのモラルはあったんだな」
黒垣根「『死んだ人間は生き返ってはならない』」
黒垣根「なぁ神父さんよ」
- 341 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/13(日) 00:02:22.58 ID:ZKqckbosO
-
ステイル「……そうだ」
ステイル「僕たちイギリス清教は…いや十字教は、この学園都市に起こった奇跡を認めない」
エステル「これは死者の蘇生ではなく、死者の名と魂を穢す外道だ。この死霊術はローゼンタールの名の下に封印しないといけない」
ステイル「これにイギリス清教『必要悪の教会』ほか、魔術サイドは全面協力する。名目は明日『学園都市統括理事長の協力要望に応える』だが」
ステイル「すでにこの学園都市には魔術サイドの精鋭が潜伏している。アレイスターが放置しているという事はこの事態は予想していたことなのだろう」
ステイル「だが、失敗すれば宗教戦争も辞さない。学園都市ごと炎に包まれると思えよ」
黒垣根「わかってる。で、例のブツは?」
ステイル「これだ。舜帝の剣のレプリカ……エステルが持っていた剣もレプリカだったから、オリジナルの舜帝の剣のレプリカのレプリカだな」
エステル「少なくとも符を身体から出す事は出来る」
黒垣根「ソイツを幻想殺しに触れさせればゲームセットって訳か」
ステイル「そういう事だ――では、手筈は計画通りに。しくじるなよ、学園都市」
ガチャンッ
黒垣根「……わーってるよバーカ」
獄彩「………」
獄彩「いいの? あなたには、まだやりたい事が――」
黒垣根「皆まで言うなよ。大丈夫だ、明後日になればすべて解決してる。なに、俺がいなくても代わりがいるだろ」
黒垣根「俺じゃなくて、もう一人の垣根帝督がいるならいい」
獄彩「……あの子はどうするの…?」
黒垣根「なに、一人だけなら見逃してくれるさ…そうしてやる」
獄彩「違う。あの子…あなたがいなかったら」
黒垣根「………俺じゃなくていいだろ」
獄彩「――――」
黒垣根「さて、夜中に作戦開始だ。いまんちに寝貯めておけよ。俺は寝る」
獄彩「……ばか」
黒垣根「あーあー、聞こえねー」
- 342 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/13(日) 00:14:27.20 ID:ZKqckbosO
- ―――とある窓のないビル
アレイスター「そうか。期限ギリギリ間に合ってよかったよ」
アレイスター「なにいいさ。この街の全力なら、君が望む奇跡をやってのけるだろう」
アレイスター「上条当麻。安心したまえ。私は君を全力で応援するつもりなのだから―――」
アレイスター「ふふ、果たして彼は彼の全力を持って木原幻生を止める事ができるだろうか…」
アレイスター「それとも木原幻生の計画は成就し、警策看取はレベル4からレベル5――いや、神へと至れるか」
アレイスター「なに、どちらにせよ。超能力の進化につながるのなら、私は喜んで協力するとも」
アレイスター「あ、だがしかし木原には負けてほしいな」
アレイスター「今年、また我が横浜DeNAベイスターズが憎き阪神タイガースに負け越してしまったからな」
アレイスター「…………」
アレイスター「―――――」
アレイスター「ちょちょっと細工してやろう」
・・・・・
操祈「………」スッスッ
ドリー「ねえみさきちゃん」
操祈「なぁにドリー? もしかして私に髪を梳かせるの嫌なのかなぁ?」
ドリー「ううん! うれしいよ! でも…」
ドリー「きょうはおにいちゃんといっしょじゃなくていいの?」
操祈「いいの。今日と明日はあの人、大事な用があるものぉ」
操祈「いいかしらぁ? イイ女っていいのは、ついて行くだけじゃなくて、こうして待っているのも大事なんだゾ☆」
ドリー「そうなのかなぁ? みーちゃんもしんぱいだなぁ」
操祈「大丈夫よぉ。あの人なら、大丈夫だから…」ギュッ
ドリー「みさきちゃん、ふあんなんだね…」
操祈「……ちょっと、ね」
ドリー「わたしがいるから、だいじょうぶ」ニヘー
操祈「もう…」
- 343 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/13(日) 00:28:06.09 ID:ZKqckbosO
- ――夜 学園都市甲子園球場
土御門「11時59分だ」
上条「いよいよだな」
土御門「カミやん、アレイスターから預かりものだ」
上条「スマホ?」
土御門「これが理事長権の証明だにゃー。これに向かって命令すれば、学園都市がそれを全力でバックアップする仕組みだぜぃ」
上条「マジか、便利だなー」
黒垣根「てめーら作戦と地下の地図頭に叩き込んだな」
リーダー「何かあったら無線機で伝えてくれ。全員分用意した」
誉望「……なぜゲコ太」
獄彩「あら可愛いわね」
猟虎「………」
清ヶ「なにぼけーっとしてんだ?」
猟虎「いいえ、大丈夫です。もうやり残す事はありません」
ナル「?」
やっくん「じゃあ上条くん、何か一言!」
上条「ええ!?」
上条「じゃ、じゃあ……おっほん!」
上条「みんな! ここまで協力ありがとう! そして今日一日よろしく!」
上条「絶対に看取を取り返して……今日までのいざこざに決着付けるぞ!!」
上条「ファイトー!」
「「「「「おー!」」」」」
黒垣根「敵陣の真ん前で何やってんだ」
土御門「そろそろ時間だ―――よし、カミやん!」
上条「ここに学園都市統括理事長権を施行する!!!!」バッ
ピコーーーン!!!
スマホ『学園都市統括理事長権を施行します。本日23時59分59.99秒まで、あなたは学園都市統括理事長です』
スマホ『本日はよろしくお願いします』
上条「じゃあ学園都市甲子園球場の周りを全力で封鎖!」ピコーーーン!!!
ゴゴゴゴゴゴオキキーーーーッ
警備員「「「「「ずらぁあーーーーー!!!」」」」」
清ヶ「すげ」
黒垣根「よっぽどのことがない限り虫一匹通らねえな」
上条「よし、じゃあ行くぜ!」ダッ
- 344 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/13(日) 00:29:13.41 ID:ZKqckbosO
- 今日はここまでです
ありがとうございました
来週土曜日の19時から始めます
- 345 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/19(土) 19:16:06.37 ID:+TLV70hBO
- はじめっます
- 346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/19(土) 19:19:41.90 ID:2vheCDKDo
- OK
- 347 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/19(土) 20:29:11.49 ID:+TLV70hBO
- ウィーーーーー
清ヶ「しっかし、地下への入り口がバックスルクーン内部にあったなんてな」
リーダー「盲点だったな。確かにここなら、選手も一般スタッフもまず近づかない」
やっくん「ここなら一般じゃない裏方がなんでもできるね」
ナル「まるで忍者屋敷だー!」
土御門「前々から気にしてたんだが。本場の甲子園の名物と言えば甲子園見学ツアーってのがあってな。ツアーでバックスルクーンの中に入れるんだが…実は学園都市の甲子園の方はやってないんだにゃー」
土御門「かなり前に、一方通行が受付スタッフに暴れてたのを思い出した」
黒垣根(何やってんだアイツ)
土御門「学園都市っぽく色々魔改造されているとはいえ、外観も中身も再現してあるって売り文句だったのに、これはおかしいと思わないか?」
土御門「色々調べたら、何度も企画は通しているのになぜかボツになるそうだぜぃ」
黒垣根「それ、明らかにココでヤバいコトやってますって言っているようなもんじゃねぇか」
誉望「で、ハッキングしてそこらへんを探り入れたらやっぱり」
上条「バックスルクーンに地下へ続く搬入口エレベーター…」
リーダー「大きな機材の一つ二つは余裕で入るな」
上条「看取…」
土御門「カミやん。警策の事は心配だが、まず第一にカミやんの心配をしてくれ」
土御門「あのジジイの事だ、悪趣味な罠の一つや二つ用意しててもおかしくないぜぃ」
チーンッ
上条「わかってる」
黒垣根「ついたか。かなり降りたな」
土御門「全員、戦闘態勢を取れ」バッ
「「「「「「ゴクリ…」」」」」
ガガンガコッ…ウィー
- 348 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/19(土) 20:48:15.88 ID:+TLV70hBO
- シーン…
上条「………」
土御門「―――」
黒垣根「………」
清ヶ「……」
リーダー「……?」
エステル「真っ暗だな…」
獄彩「あらいたの」
エステル「ヒドイ! 最初からいたぞ私は!」
ナル「誰もいないねー」
やっくん「誰もいないっていうか、なにもないね。真っ暗で何も見えないってだけかもしれないけど」
獄彩「………どう?」
猟虎「うっ…」
上条「どうした?」
猟虎「……臭いです…」ウグゥ
上条「? 何も匂いなんて」スンスン
獄彩「この子、鼻が人より利くの」
誉望「……いますね、一人。っていうか、この空間もしかして」
???「はは、遅い到着だったじゃあないかなぁ、諸君」
カッ
上条「!」
上条(暗闇の向こうにスポットライトが下りる)
上条(光の柱に照らされたのは)
上条「木原、幻生――!!」
幻生「ホホ、そう怖い顔でどらならないでくれたまえよ。この空間は音が響くんだ、うるさくてかなわんよ」
上条「看取を、返せ」
幻生「……」ニチャア
- 349 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/19(土) 21:10:47.02 ID:+TLV70hBO
- 上条「―――まさか」
幻生「それは早とちりだねぇ。――君の愛しの人は“まだ生きているよ”」
上条「……!」
幻生「ただし、やっぱり遅かったねぇ」
上条「てめっ」ダッ
土御門「まてカミやん。このエレベーターの中から出るな」ガシッ
上条「こ、の、離せ…!」
土御門「カミやん、あの闇の中に何があるかわからないだろ! 冷静になれ…じゃないと死ぬぞ!」
上条「―――」
黒垣根「よう久しぶりだな。クソッタレのクソジジイ」ツカツカ
上条「……いやアイツ、外出てるんだけど」
土御門「垣根ーー!!」
黒垣根「るせぇ、俺が死ぬかボケ。すっこんでろ」ミミクソホジー
黒垣根「で、クソジジイ、今日はどんなクソみたいな科学実験やってんだ?」
幻生「相変わらず口が悪いねぇ。それじゃあとてもじゃないが学園都市の第一位になんてなれないよ」ヤレヤレ
黒垣根「じゃかしい。四の五の言わずに死ね」ゴッ
上条「!」
清ヶ「なんちゅー速度だ。あの翼で、あのジジイの身体貫きやがった」
黒垣根「……バーカよく見やがれ」ケッ
幻生『ハハ、ただの立体映像だよ。大丈夫、そこには誰もいないよ』
幻生『ただ、君たちと――彼ら以外はね』
カッカッカッカッカッカッカッカッ
上条「まぶしっ」
土御門「照明を点けたか………カミやん、目が慣れたら目の前の光景を見て驚くなよ」
上条「? ――――!!!!??」
- 350 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/19(土) 22:51:41.76 ID:+TLV70hBO
- 上条「ここは……球場?」
清ヶ「ハハ、野球場の地下にはまた球場があったとか…どんだけ野球がしたいんだ?」
幻生『だって雨で中止になったら嫌だし』
リーダー「意外とまともな理由!」
やっくん「いやまともじゃないでしょ。雨が嫌なら地下に巨大野球場作るって」
ナル「見晴らしいいね!」
土御門「それもそうだにゃー。ここは…」
幻生『ようこそ、学園都市ドームへ』
幻生『あの阪神タイガースの第二本拠地大阪ドームをモデルにアレイスター君に隠れて建設していてね、実は』
幻生『ここで、とある研究をしていたのだよ』
リーダー「京セラって阪神の第二本拠地なのか?」
やっくん「オリックスじゃなったっけ」
獄彩「いるわよね。パ・リーグは下位リーグとか海外リーグとか言ってる人。眼中にない感じの」
清ヶ「奴は敵だ」
エステル「話の途中で雑談を入れてくるな聞こえない」
幻生『そして研究に研究を重ねてようやく実を結んでね。特別に君たちに成果をお披露目しようと思う』
黒垣根「へぇ、それはどんな?」
幻生『神の一端だよ』ニヒヒ
幻生『ほら、君たちの近くにいるだろう?』
上条「―――!」
『―――』ニュロン
上条「液化人影…? ! 看取!!」
土御門「! カミやん、こっちを見ろ!」
上条「え? !? 液化人影が2体!?」
黒垣根「オイ、警策の奴は自分の身体よりでかい体積の液体を、一体しか操れないんじゃなかったのか?」
黒垣根「なんで10匹も湧いてやがる」
幻生『ホホホ、能力の進化をさせた』
上条「てめぇ…看取に何をした!」
幻生『――聞きたいかい? それとも見たい?』
幻生『君の愛する人が私が鋳造した野球人形の出来損ない共に何をされているか――』
上条「……なに、を?」
幻生『では後ろの大型ビジョンを見てみ給え』パンパン
- 351 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/19(土) 23:32:57.90 ID:+TLV70hBO
- パッ
上条「うそ」
土御門「………」
誉望「うわっ、きっつ」
獄彩「……」バコッ
誉望「いったっ!?」
猟虎「これは誉望さんが悪いです」
エステル「あの、見れないんだが」
ナル「なんで目を隠すのー?」
清ヶ「いや、刺激が強いからさ」
やっくん「お子ちゃまには目に毒だから」チラッ
リーダー「ブクブクブクブク」
上条「み、とり―――看取ぃいいいい!!!」ダッ
液化人影1『――』ニュルッ
上条「どけ!」キュィンッ
液化人影2『―――』バキッ
上条「ぐはっ」
土御門「落ち着けカミやん。どこにいるかもわからない警策を敵地で探すのは危険だ」
上条「でも!」
幻生『彼女を返してほしければ、こっちの要求を飲むことだ』
上条「要求だ、と? なにをしろってんだ!」
幻生『なに、簡単だよ』スッ
幻生『野球をしよう。私が作った、液化人影の野球人形と――』
- 352 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/19(土) 23:52:39.47 ID:+TLV70hBO
-
上条「野球、だと? テメエ、ふざけやがって――」
幻生「――その目」
上条「は?」
幻生「その目だよ、幻想殺しくん」
一同「!?」
上条「コイツ、いつの間に後ろに…」
黒垣根「……クソ妖怪爺、液化人影に紛れてやがった」
ガシッ
上条「ぐっ!?」
土御門「カミやん!」
幻生「さあ上条君、君は私が憎いのだろう? 愛しい人を穢しに穢し尽くした張本人なのだからねぇ」
幻生「見給えよ。彼女の苦しそうな顔を。君があの日から何をしていたんだい? その1分1秒も暇なく彼女はゾンビどもに嬲られ続けていたんだがねぇ」
上条「―――」
幻生「ああ、その顔をまじかで見たかった。その、絶望と憎しみに塗りつぶされた黒く澱んだ眼を、ヒーローがしている姿を!!」
幻生「これで君もまた進化できる。憎悪という純粋な感情はエネルギーとなって科学を発展させる!」
幻生「ホハハハハハ――は」ザシュッ
黒垣根「るせぇよ」バサッ
幻生「……」バタンッ
幻生『失礼したね』ブンッ
幻生『興奮すると、こう視野が狭くなるのがいけない』
黒垣根「で、なんで俺たちはてめーと野球なんてしなくちゃいけねぇんだ?」
黒垣根「今ここでコイツラぶっ飛ばして、あそこで豚みたいなゾンビに犯されてるアバズレを助けに行ってもいいんだぞ」
獄彩「言い方」
黒垣根「るせー」
幻生『別に行ってもいいよ? 行けるならね?』パチンッ
- 353 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/20(日) 00:41:57.45 ID:f1Cj9KiyO
-
液化人影1『―――』ニュッ
液化人影2『―――』ニュッ
液化人影3『―――』ニュッ
土御門「オイオイ、これはどういうことだ」
土御門「なんで液化人影がどっかで見たことある姿になってる」
メタル一方『―――』
メタル麦野『―――』
メタル美琴『―――』
幻生『実は彼ら液化人影を構成している液体金属は特別製でね。不在金属(シャドウメタル)というの、知ってる?』
リーダー「シャドウメタルだって」バッチーン
ナル「あ、起きた」
リーダー「不在金属とは、能力者同士が超能力をぶつけると発生するとされる幻の合金の名前だ! 非常に希少価値が高いため誰も見たことがなく、ヤバイ高値で取引されているという噂の!!」ガバッ
清ヶ「……んな、与太話マジであるのかよ」
リーダー「1gで3億円以上らしい」
清ヶ「よし!ナルと清ヶは全力で能力ぶつけろ!」
やっくん「ちょっと清ヶ黙ろうか」
幻生『そう簡単に出ないから希少価値高いんだけどねぇ』
幻生『だがなぜか野球だと違うのだよ』
幻生『野球はフィジカルとテクニカルのスポーツだ。だがそれ以上に頭脳のスポーツでもある』
幻生『そしてメンタルのスポーツでもある』
幻生『かつて「野球」という言葉を生んだ中馬庚は「野球は精神修行の場である」と説いた』
幻生『もしそれがそうであるなら、学生の精神…『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』に強く結びつく超能力の向上に野球は非常に効率がいいのではないだろうか』
幻生『そう。野球。しかもトーナメント。一発勝負。緊迫した試合が炎天下の中続く――』
幻生『肉体と精神が限界を超えて引き出された超能力は、ピッチャーが投げるボールとバッターが振るうバットに乗せて衝突し、野手と走者の数cmの攻防で高め合い』
幻生『試合を進めるごとに超能力者たちの能力値は跳ね上がっていった――そうだよ、アレイスター君があの大会を行った目的はこれだ、と考えるのが妥当だねぇ』
幻生『超能力の向上! ……まぁ外交で色々あったそうだけど。彼の目的はこれしかない、と僕は考えるねぇ――』
幻生『僕はこれの副産物を目的としただけだよ』
幻生『超能力を使ったプレーには微量ながら…ほんのわずかに、塵にも等しい量だが少しずつ…少しずつ夢の合金を発生させた』
幻生『最終的にはこの球場を埋めるほどにまでになったのは、上条君が優秀な超能力者を集めてくれたおかげだねえ』
幻生『まぁつまりだ。超能力で産み落とされた合金で作った液化人影にはある特徴があってねぇ』
幻生『なんと、試合に参加した超能力者の姿と能力を再現できるんだよねぇ』
- 354 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/20(日) 00:55:08.42 ID:f1Cj9KiyO
- 幻生『しかも能力×能力のかけ合わせだから、全く別の能力が生まれる可能性もある』
黒垣根「………マジかよ、すげえな不在金属」
幻生『ハハハ、これがあるならもう生身の人間はいらないねぇ』
幻生『超能力の研究は彼らで代用すれば万事解決だ!素晴らしい!素晴らしいよ警策くんは!』
幻生『ずっとあの小娘にこの不在金属の液化人影を産み落としてもらうつもりだ。』
上条「……それって」
黒垣根「そんなことをすれば、あいつの精神は」
幻生『もちろんいつか完全に崩壊し、この実験はおじゃんだねぇ。これじゃあ面白くない』
幻生『だから幻想御手や食蜂くんのファイブオーバー脳波を弄らせてもらった』
幻生『彼女は死ぬまで延々増殖する分割思考とそれでも消えない自我に苦しむことになる』
幻生『彼女の寿命が尽きるまで、ねぇ』
獄彩「悪魔の所業ね」
上条「させるかよ…」
幻生『なら野球をしよう。この状態の彼らに野球をさせれば、どれほど能力はあがるのだろうか、気になってしかたがない』
幻生『もしやらないのなら、残念だが物量で殲滅させてもらうよ』
幻生『彼らの戦闘能力をよく知っているだろう?』
メタル美琴「――――」バチバチバチッ
上条「―――」
幻生『では僕は下で――一塁側ベンチで君たちの挑戦を待っているよ』
幻生『ハハハハハハハハ』
上条「くそ…」
- 355 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/20(日) 01:08:06.71 ID:f1Cj9KiyO
- ・・・・・
土御門「こうなったらやるしかないか?」
上条「いいのかよ…看取を、早く助けないと」
上条「こうしている間にも看取は――」
黒垣根「それは分かっている。だがこの大所帯、二手に分かれた方がいい」
黒垣根「おいスカベン」
リーダー「屍喰部隊(スカベンジャー)だ!変な略し方するな!」
黒垣根「おまえらは警策の捜索。エステルも一緒だ。ついでにあのジジイの予備の身体ぶっ壊してこい」
エステル「わかった」
リーダー「……了解」ブスー
黒垣根「おまえと誉望と弓箭もついてけ。絶対に死ぬなよ」
獄彩「まあ私たちは野球なんてできないからいいんだけど……野球って9人は絶対に必要でしょう?」
黒垣根「それについては問題ない」
黒垣根「上条、理事長権限でチーム招集しろ」
上条「え」
黒垣根「あのクソジジイにはいい加減にムカついた」
黒垣根「野球でもなんでもいいから真正面からぶっ潰す」
上条「……わかった」
上条「チーム第七学区、一年ぶりの再結成だ!」
- 356 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/20(日) 01:10:20.37 ID:f1Cj9KiyO
- 今日はここまでにさせてください
お待たせいたしました
来週からラスボス野球決戦です
全試合操作はキッツイのでチャンス・ピンチ操作か上条さんだけ操作でよろしくお願いします
来週土曜日19時から始めます
- 357 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/12/26(土) 17:53:26.76 ID:MS2hLo4mO
- こんばんわ
ゴメンナサイ、年末はかなーり忙しいのでお休みさせてください
お正月はまとまった時間が捕れそうです
1/1にやるかも
また連絡します
- 358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/01/01(金) 18:57:36.33 ID:hT5MVDjEO
- 明後日、3日の18時から始めます
- 359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/01/03(日) 18:01:27.58 ID:YQOoCipKO
- はじめます
- 360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 18:03:31.68 ID:xn5ytGLD0
- キターーー
- 361 : ◆y1POWXBhVp87 :2021/01/03(日) 18:10:21.47 ID:YQOoCipKO
- 試合形式をお決めください
チャンスのみ操作
チャンス・ピンチのみ操作
上条さんだけ操作
7回から操作
安価下2
- 362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 18:30:50.43 ID:xM9XAK+ao
- 下
- 363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 19:42:48.64 ID:Jf1rBrnpO
- ちゃんすのみ
- 364 : ◆y1POWXBhVp87 :2021/01/03(日) 20:38:44.50 ID:YQOoCipKO
- 試合形式:チャンスのみ操作
上条「………」ピッ
土御門「とりあえず道具の手配は済んだ」
黒垣根「上条、メンツは集められそうか?」
上条「……わかんねえ。呼びかけてはみたけど、来てくれるかは…なにせこの時間にいきなりだからな」
???「……ああ、よっぽどの暇人でなければ来ないだろうよ」
上条「駒場!」
駒場「……俺だけではない。出てこい、舶来の姉」
フレンダ「舶来って何よ。私にはフレンダって名前がある訳なんだけどー?」
上条「ありがとう! ありがとう…!」
上条「……………。え、おまえらだけか…?」
上条「えーっと、俺、土御門、垣根、フレンダ、駒場……最低4人足りねぇ!!」
土御門「ベンチ入りメンバー含めてあと14人欲しいにゃー」ペラッ
土御門「木原幻生から渡されたルールブックだにゃー。特別ルールとして、能力制限は緩和されているが、ベンチ入りメンバーは18人に絞られたぜぃ」
上条「……9人集まってくれるだけでもありがたい…」
上条さんのカリスマ性コンマ下1
01-30→あと4人集まる
31-60→あと9人集まる
61-90→あと10人集まる
91-00orゾロ目→全員集まる
- 365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 20:43:48.06 ID:4kunGIVPO
- ほい
- 366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 20:43:55.10 ID:Jf1rBrnpO
- あ
- 367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 20:50:50.28 ID:xM9XAK+ao
- 知性チーム戦のキン肉マンチーム並みにパッとしないメンバーになりそ
- 368 : ◆y1POWXBhVp87 :2021/01/03(日) 21:05:24.34 ID:YQOoCipKO
- 【ベンチ入り確定】
上条当麻(捕/一/投)右投右打
弾道4・ミートA・パワーA・走力A・肩力B・守備A・エラーB
【逆境○・エラー・意外性・粘り打ち・ムードメーカー・ケガ◯・キャッチャー◯・パワーヒッター・センス◯・アベレージヒッター・広角打法・ささやき戦術・チャンス4・内野安打・打撃安定4】
MAX160km/h・スタミナA・コントロールA・ナックル7
【重い球・ジャイロボール・勝ち運】
土御門元春(外・三・二・遊・捕)右投両打 背番号33
弾道4・ミートC・パワーC・走力B・肩力B・守備C・エラーB
【ゲッツー崩し・守備職人・いぶし銀・ささやき戦術・キャッチャー◯】
打者ランクC 守備ランクB
フレンダ=セイヴェルン(二)右投右打0
弾道2・ミートB・パワーC・走力A・肩力D・守備C・エラーC
【安定1・エラー1・盗塁4・守備職人】
打者ランクB 守備ランクC
黒垣根帝督(投・外)右投右打 背番号2 好感度61
MAX157km/h・コントロールA・スタミナD・イケメンスライダー7・工場長カーブ7・メルヘンフォーク7・バレーボールスクリュー7・カブトムシュート7
【キレ4・ノビ4・安定度1・短気・対強打者×・一発×・寸前×】
投手ランクA
弾道4・ミートA・パワーA・走力A・肩力A・守備A・エラーA
【パワーヒッター・プルヒッター・短気・チャンス1】
打者ランクA 守備ランクA
駒場利徳(捕・一)右投右打 背番号11
弾道3・ミートG・パワーC・走力B・守備C・肩力C・エラーB
【安定度5・ケガ×・送球4・パワーヒッター・盗塁4・走塁4】
打者ランクD 守備ランクB
以下のメンバーからポジションをよく考え、4人選出してください
【ベンチ入り候補】
吹寄制理(投)右投右打 背番号19
MAX130km/h・コントロールA・スタミナA・フォーク4・Hシンカー1
【牽制○・低め◯・奪三振】
投手ランクB
弾道3・ミートC・パワーD・走力B・肩力B・守備B・エラーB
【バント○・ケガ◎・ヘッドスライディング・体当たり】
打撃ランクC 守備ランクB
御坂美琴(遊/外/投)右投右打 背番号3
弾道4・ミートA・パワーB・走力A・肩力A・守備A・エラーA
【広角打法・チャンス4・アベレージヒッター・雨女・安打製造機・固め打ち】
打撃ランクA 守備ランクA
MAX145Km/h・コントロールD・スタミナA・Vスライダー7・カーブ4
【ノビ4・キレ4・短気・チームプレイ○・雨女・剛腕】
投手ランクB
結標淡希(外/遊)右投左打 背番号8
弾道4・ミートA・パワーD・走力A・肩力A・守備A・エラーB
【レーザービーム(座標移動)・盗塁5(座標移動・ゲロ付)】
打撃ランクA 守備ランクB
シャットアウラ=セクウェンツィア(二・遊・三・外)右投両打 背番号24
弾道4・ミートA・パワーB・走力A・肩力A・守備A・エラーA
【走塁4・内野安打・安定度4・ヘッドスライディング・左投手5・守備信頼度◯・アベレージヒッター】
打撃ランクA 守備ランクA
鳴護アリサ(外)右投右打 背番号55
弾道1・ミートF・パワーF・走力E・肩力G・守備F・エラーD
打撃ランクF 守備ランクE
海原光貴(右)右投右打 背番号23
弾道4・ミートA・パワーB・走力A・肩力A・守備A・エラーB
【内野安打・バント◯・アベレージヒッター】
打撃ランクA 守備ランクA
削板軍覇(外・三・捕)右投両打 背番号7
弾道4・ミートB・パワーA・走力A・肩力A・守備B・エラーS
【代打の神様・すごい稲妻】
打撃ランクA 守備ランクA
番外個体(遊/外/投)左投左打 背番号99
弾道4・ミートB・パワーB・走力A・肩力B・守備D・エラーE
【プルヒッター・チャンス2・パワーヒッター・三振】
打撃ランクA 守備ランクC
MAX141Km/h・コントロールE・スタミナD・Vスライダー6・カーブ3・シュート3
【ノビ4・キレ4・チームプレイ×・雨女】
投手ランクD
- 369 : ◆y1POWXBhVp87 :2021/01/03(日) 21:06:16.61 ID:YQOoCipKO
-
一方通行(無)(一/外)右投右打 背番号1
弾道1・ミートF・パワーG・走力G・肩力G・守備F・エラーG
【エラー・安定度1・三振・チャンス2・盗塁1・走塁1・チームプレイ×】
打撃ランクG 守備ランクG
↓一試合一回のみ
一方通行(有)(一/外/投)両投両打
弾道4・ミートS・パワーS・走力S・肩力S・守備S・エラーS
【チャンス5・対左投手5・盗塁5・走塁5・内野安打・守備職人・パワーヒッター・アベレージヒッター・豪力】
打撃ランクS 守備ランクS
MAX169km/h・コントロールA・スタミナF・Hスライダー7・スローカーブ7・ナックル7・Hシンカー7・Hシュート
【ジャイロボール・超スローボール・キレ5・勝ち運・牽制○・チームプレイ×・剛腕・短気・低め◯・】
投手ランクS
打ち止め(外)右投右打 背番号0
弾道1・ミートG・パワーG・走力F・肩力F・守備G・エラーG
【選球眼】
打者ランクG 守備ランクG
ドリー(二・遊・外)右投右打 背番号00
弾道4・ミートA・パワーA・走力A・肩力A・守備A・エラーA
【雨女・チームプレイ◯・ムード○・アベレージヒッター】
打者ランクA 守備ランクA
浜面仕上(捕・一・三)右投右打 背番号48
弾道3・ミートB・パワーB・走力B・肩力A・守備A・エラーA
【キャッチャー5・ささやき戦術・流し打ち・いぶし銀・意外性・満塁男・チャンス5・逆境・選球眼・ヘッドスライディング・体当たり】
打者ランクC 守備ランクA
婚后光子(外/一/三)右投右打 背番号25
弾道4・ミートE・パワーC・走力F・肩力A・守備F・エラーD
【レーザービーム・パワーヒッター・プルヒッター・満塁女・サヨナラ女・併殺・対エース◯】
打者ランクD 守備ランクD
寮監(遊・投)右投左打 背番号66
弾道2・ミートB・パワーD・走力B・肩力C・守備C・エラーB
【闘志・流し打ち・アベレージヒッター・チャンス4】
打者ランクC 守備ランクB
MAX156km/h・コントロールB・スタミナE・カットボール6・スライダー7・SSF5
【奪三振・ジャイロボール】
投手ランクB
絹旗最愛(遊・捕)右投右打 背番号1
弾道3・ミートB・パワーA・走力C・肩力A・守備C・エラーB
【広角打法・パワーヒッター・豪力・チャンス5・併殺崩し・体当たり・ブロック】
打者ランクB 守備ランクB
麦野沈利(投・外)左投左打 背番号4
弾道4・ミートB・パワーA・走力A・肩力A・守備B・エラーB
【パワーヒッター・アベレージヒッター・盗塁5・走塁5・レーザービーム・併殺崩し・体当たり・豪力・ケガ×・威圧感・逆境◯・初球◯・ハイボールヒッター・威圧感】
打者ランクA守備ランクA
MAX149Km/h・コントロールA・スタミナA・SFF7・Hスライダー7・Hシュート6・Hシンカー7
【短気・剛腕・キレ5・対強打者2・根性◯・重い球・奪三振・闘気】
投手ランクA
滝壷理后(右・投)右投右打 背番号9
弾道3・ミートE・パワーC・走力F・肩力C・守備D・エラーE
【レーザービーム・威圧感・粘り打ち・チームプレイ◯】
打者ランクD 守備ランクD
MAX130km/h・コントロールA・スタミナE・フォーク5・ナックル7
【キレ4・対強打者◯】
投手ランクB
エツァリ(外)右投右打 背番号32
弾道2・ミートC・パワーD・走力B・肩力C・守備D・エラーC
【内野安打・バント◯】
恋査(外・一・二・三・遊・捕・投)両投両打 背番号03
弾道4・ミートA・パワーA・走力A・肩力A・守備A・エラーA
【安定5・アーチスト・安打製造機・白い稲妻】
打者ランクA 守備ランクA
MAX158km/h・コントロールA・スタミナE・スライダー4・カーブ4・フォーク4・スクリュー4・シュート4
【キレ5・ノビ4・奪三振】
投手ランクB
半蔵(遊・二・三・外)右投両打 背番号50
弾道2・ミートB・パワーE・走力B・肩力C・守備B・エラーB
【守備職人・盗塁5・走塁5・バント職人】
打撃ランクC 守備ランクB
- 370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/01/03(日) 21:06:53.47 ID:YQOoCipKO
-
シルバークロース=アルファ(一・遊・外) 背番号47
弾道1・ミートA・パワーC・走力B・肩力C・守備C・エラーD
【盗塁4・チャンスメイク◯・安打製造機・鉄人】
打者ランクC 守備ランクC
郭(投・外)右投左打 背番号98
球速152km.h・コントロールA・スタミナD・サクラフブキ7・Vスライダー3・Hスライダー6・シンカー3・フォーク3
【クイック4・緩急◯・軽い球・ノビ4・キレ◯】
弾道2・ミートC・パワーF・走力A・肩力D・守備D・エラーD
【バント◯・内野安打◯】
レッサー(三)右投右打 30
弾道3・ミートB・パワーC・走力E・肩力C・守備C・エラーE
【代打◯・エラー×】
オリアナ=トムソン(遊・投)右投両打 19
弾道4・ミートA・パワーF・走力A・肩力E・守備D・エラーE
【盗塁5・走塁5・バント職人・ゲッツー崩し・内野安打】
MAX134km/h・コントロールD・スタミナA・
カーブ4・ナックル3・シェイク7・スラーブ5・パワーシンカー4・シュート4・超スローボール5・チェンジアップ7
【逃げ球・尻上がり・弾持ち・リリース・キレ4・走者釘付け・変幻自在・ギアチェンジ】
サーシャ=クロイツェフ(二)右投左打 33
弾道2・ミートD・パワーC・走力E・肩力E・守備E・エラーE
【代打◯】
風斬氷華(投・捕・一・ニ・三・遊・外)両投両打88
弾道2・ミートD・パワーD・走力D・肩力D・守備D・エラーD
【鉄人・チャンスA・守備職人・バント職人・ムード○・チャンスメイク〇】
MAX130km/h・カット3・ドロップ3・SFF3・サークルチェンジ3・Hシュート3
ベンチ入りメンバー選出安価下3
- 371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 21:07:26.59 ID:Jf1rBrnpO
- 踏み出す
- 372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 21:07:34.23 ID:eCTsc6pVO
- ふみ
- 373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 21:15:33.28 ID:xM9XAK+ao
- 能力制限って具体的にどこまで緩和?
能力使い放題?
- 374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 21:51:47.52 ID:xM9XAK+ao
- 一方(能力常に使えないなら麦野)
浜面
御坂
恋査
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