他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報R
更新
検索
全部
最新50
このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。
【安価・コンマ】Eランク神獣「Sランクまでのし上がる」
Check
Tweet
28 :
◆lFOXrxX/4g
[sage]:2020/07/06(月) 22:12:10.69 ID:F4jR4c9x0
〜*〜*〜*〜
>>25
もう少し詳細を書いていただけると助かります。性別がなければ無い、と書いていただければ。
>>27
全部一人で考えて、1〜3の合計コンマで決めます。
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2020/07/06(月) 22:16:07.36 ID:So2OnKAVO
種族:フェンリル
性別:メス
容姿:蒼銀の毛並みを持つ狼の姿をした精霊獣 体長は約3m
その他:世界を旅し見聞を広めている。誰に対しても優しく慈悲深いが自身と同じく犬の姿を持つ相手には特に献身的になる。一人称は『私』で穏やかで敬語なお姉さん口調
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/06(月) 22:27:46.87 ID:MsFPHFWcO
そういう形式だったのねすまぬ
なんか悪いし安価下でお願いします
31 :
◆lFOXrxX/4g
[sage]:2020/07/06(月) 22:35:30.57 ID:F4jR4c9x0
〜*〜*〜*〜
神・精霊獣残り2匹です。
>>29
神の方ですか?
〜*〜*〜*〜
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/06(月) 22:40:09.23 ID:sCJgCY86O
種族:九尾
性別:メス
容姿:金色の毛並みをもち9本のふさふさの尻尾を持つ神獣 体長は変化可能
その他:一人称は「わらわ」 可愛い生き物に弱く、特に気に入ったモノには執着する。おっとりお姉さんのような口調だが実はまだ生まれて半月程度のお子様。不思議な力を使いモノを操る力を持つ。
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/06(月) 22:53:39.86 ID:hgR6ti3n0
種族:アークドラゴン
性別:メス
容姿:白い毛並みをもつ竜の神獣。体長は最大20mで変化可能。
その他:聖なる属性を持つ竜。一人称は「私」。人懐っこく明るい性格。長年生きているが、知的好奇心旺盛でどことなく子供っぽいところがあるが、根はしっかりもの
34 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/06(月) 23:31:07.88 ID:F4jR4c9x0
〜*〜*〜*〜
合計145なので、九尾です
〜*〜*〜*〜
果実の香りに誘われた彼の前に現れたのは、炎のように揺らめく九つの尾を持つ、黄金の狐のような獣だった。
『ほう、こんなところにこのような可愛らしい神獣の童がいるとは…………』
何か聞こえたが、彼にその言葉を理解する術はない。
じょっ、と彼はまた生まれたばかりの時のように、生物的な格差を感じ取り恐怖から放尿してしまった。
きれいな三角形だった耳は皿を伏せたように平たくなり、尾は元からそうであったかのように股の間に収納され、目には涙が浮かび、歯はカチカチとふるえてしまってるというなんとも惨めな姿を晒している彼に九尾の獣は語りかけた。
『おや、漏らしてしまってるのかえ? そんなに怖がらなくとも良いぞ。ほれほれ、近うよれ』
>>どうするか、安価下1>>
@勇気を出して戦う:(1〜5)キレられる(大怪我)・(6〜35)呆れられる(好感度減)・(36〜98)あしらわれる(好感度維持)・(ゾロ目)とても気に入られる・(99,00)奇跡の勝利
A仲良くする:(1〜70)仲良くなる・(71〜98)とても仲良くなる・(ゾロ目)惚れられる
B口説く:(1〜10)気持ち悪がられる(好感度減)・(11〜50)まず言葉を理解されず、気づかれない・(51〜80)内容は理解してくれたみたいだが、断られる・(81〜98)お友達から・(ゾロ目)惚れられる
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/06(月) 23:39:03.46 ID:cdHCXM220
2
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/06(月) 23:50:44.90 ID:qE30B4v+o
正直このまま成長しないで欲しいという気持ちがある
37 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 00:09:00.73 ID:5cwYcR9l0
〜*〜*〜*〜
寝落ちいたします。
〜*〜*〜*〜
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 00:21:09.41 ID:/ph6f0Q+o
おつ
39 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 05:51:39.22 ID:5cwYcR9l0
逃げることは叶わない、勝つことも......
そう確信した彼は、そこに硬直してしまっていた。
すると、九尾の獣がその豊満な尾を彼を手繰り寄せるように動かした。
「..........っ.........きゃんっ.........!?」
『ふふ、可愛らしいのぉ。大丈夫じゃよ。よぉしよし.........』
九尾の獣はそう言うと胸の毛の中に彼をうずめ、前脚で彼の頭を撫で回した。
彼は硬直したままされるがままになるしか無かった。
◆
彼はしょうがなくその九尾の獣(以下キュウビと表記)と仲良くなることにした。
キュウビは同じ神獣である彼に良くしてくれ、彼の代わりに食糧を探してくれた。
また、意思疎通のための言語を教えてくれた。
言葉の上で教えられる、というよりも、テレパシーで繋がる感じで言語を教え込まれた。
コンマ下1:コンマ下一桁目+コンマ下二桁目の食糧ゲット(0は10)
コンマ下2:コンマ下一桁目×コンマ下二桁目で言語経験値ゲット(ゾロ目は100)(0/200)
コンマ下3:コンマ下一桁目+コンマ下二桁目で親密度アップ(0/300)(MAXになれば、コンマ判定無しにセックス可能)
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 06:11:25.45 ID:2NJQAB3TO
お
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 06:56:54.93 ID:6OFExpGv0
あ
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 07:02:03.15 ID:kkHlunBDO
はい
43 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 07:15:50.79 ID:5cwYcR9l0
9食糧ゲット、ユニコンウルフは5、キュウビは2消費、残り2食糧。【胃袋・5/5】
【言語経験値・27/200】
【親密度・6/300】
44 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 10:33:04.09 ID:B9YuB8O10
◆
キュウビが彼の人生初日に食べた物と同じ種類のキノコの群生地を発見しため、彼は胃袋一杯に食事をとることが出来た。
キュウビもお腹は減るらしく、幾つかを食べ、幾つかを尻尾で包み持ち帰ることにしたらしい。
日が落ちてきた頃、彼はキュウビを自らの寝床へと案内した。
「わぅわぅ」
『ほう、まずまずの寝床じゃのう。わらわがいるから他の生物の脅威は無いだろうが、確かに落ち着く寝床、と言うのは必要じゃろうな』
キュウビはフワッと跳び木の上に登ると、くるんと丸まり、尾で丁度子犬が一匹眠れそうな即席のベッドを作った。
『ほれ、くるが良い。わらわの尾の寝心地は最高じゃろう』
彼はよたよたと木を登ると、少し警戒しつつその九つの尾で形成されたベッドに身を預けた。
そしてまだ会って1日も経っていないその神獣に警戒半分だったが、すぐにその寝心地の虜となり、リズム正しい寝息を立て夢の世界に意識を落としたのだった。
◆
>>夜の選択コンマ>>
@夜中に謎の衝動に刈られ目を覚ますと、目の前にキュウビの尻、そして自分の股間にはグロテスクな物が:(1〜5)本能のまま挿れようとしてキレられる(大怪我)・(6〜70)よくわからないけど、怖くなったのでそのまま二度寝・(71〜98)股間のものを弄っていたら、気持ちよくなって、なんか出てキュウビにかかってしまった(親密度増)・(ゾロ目)眠姦(親密度増+経験値獲得)・(99・00)眠姦していたらキュウビが起きてしまったが、そのままイチャラブ(親密度増+経験値獲得)
A睡眠:(1〜50)本当に何もなし・(51〜98)キュウビがウルフの、ウルフがキュウビの夢を見た(健全)(親密度増)・(ゾロ目)夢射してしまいキュウビにかかった(親密度増)
〜*〜*〜*〜
ところで、
>>39
のような選択でないコンマの回転率を上げるために、下0(つまりはそのレス)のコンマを採用するのって、皆様的には有りですか、無しですか?
安価下。
〜*〜*〜*〜
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 11:00:20.52 ID:kkHlunBDO
2
46 :
◆lFOXrxX/4g
[saga]:2020/07/07(火) 11:11:21.76 ID:B9YuB8O10
コンマ下1:コンマ下一桁目+コンマ下二桁目で親密度アップ(6/300)
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 11:12:20.88 ID:kkHlunBDO
下0のコンマは一度に多くの判定したり、一定の時間が経っても埋まらなかったら使ってもいいかと思います
48 :
◆lFOXrxX/4g
[saga]:2020/07/07(火) 11:17:12.86 ID:B9YuB8O10
〜*〜*〜*〜
>>47
わかりました。あとゾロ目です、おめでとうございます。
+増の際のゾロ目は30固定にします。
(36/300)
〜*〜*〜*〜
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 12:35:37.02 ID:BfWm14rqO
オスとしての本能はあるのね
50 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 12:54:52.30 ID:B9YuB8O10
◆
その夜、彼は夢を見た。
キュウビとここではないどこかの草原で一緒に楽しく走り回る平和な夢だった。
彼の中でのキュウビに対する恐怖の感情や警戒が薄れたのだった。
◆
彼は固い幹の感触で目を覚まし、辺りをキョロキョロと見回した。
キュウビがいない。
「くぁ…………ぷぁあ………」
『ようやく起きたか』
とりあえず彼はあくびをして伸びをすると、下からキュウビが話しかけてきた。
キュウビはどうやら水浴びをしていたらしく、朝日を浴びた金色の身体に宝石のように露が光っている。
彼は地面に降り、もう一度伸びをした。
『さて、今日はどこに行くかのう。狼の童よ』
>>午前の行動、安価下1>>
【胃袋・5/5】【食糧・2】
@食糧を探す:(1〜30)他生命体と遭遇・(31〜60)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(61〜90)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(91〜98)果物の木を発見・(ゾロ目)死にかけの獣を発見
Aうろうろする:(1〜20)他生命体と遭遇・(21〜54)コンマ下一桁+コンマ下二桁×2食量発見・(56〜90)良い感じの木+もう使われていない巣を発見・(91〜98)近くに果物の木がある小さな洞窟を発見・(ゾロ目)大きな花のつぼみを発見
Bキュウビに任せる:(1〜10)他生命体と遭遇・(11〜30)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(31〜60)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(61〜90)別の葉の大地へ(今の寝床を放棄)・(91〜98)大きな池を発見・(ゾロ目)遺跡を発見
他生命体に出会った場合、以下のコンマと安価。
下2、生命体としてのレベル:(01〜50)小動物(猫以下の大きさ)、(51〜75)獣、(76〜90)魔獣、(91〜98)聖獣、(ゾロ目)神・精霊獣
下3〜5、生命体の詳細:生命体の種族、性別、容姿、その他概要(〜*〜*〜 因みに魔獣と聖獣の違いは、知性が有るか無いかです 〜*〜*〜)
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 13:13:34.27 ID:/ph6f0Q+o
2
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 13:14:06.52 ID:pzNprECdo
コンマ
53 :
◆lFOXrxX/4g
[sage]:2020/07/07(火) 13:15:58.37 ID:B9YuB8O10
食糧コンマ下
54 :
◆lFOXrxX/4g
[sage]:2020/07/07(火) 13:16:26.39 ID:B9YuB8O10
>>52
採用です。
55 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 14:42:42.09 ID:B9YuB8O10
『ほう、またキノコの群生じゃの。くんくん…………これも大丈夫そうじゃ』
彼とキュウビが2人で散策をしていると、また同じようなキノコの群生地を発見した。
彼は喜んで飛びついたが、今度のキノコは少し堅かったらしく、食べるのに手間取っていたためキュウビが神通力らしきものを使い細かく裂いてやった。
キュウビはお腹がいっぱいになり小さくげっぷをした彼を微笑ましく見ながら、残りのキノコを尾に収納していった。
>>午後の行動、安価下1>>
【胃袋・5/5】【食糧・18】
@食糧を探す:(1〜30)他生命体と遭遇・(31〜60)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(61〜90)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(91〜98)果物の木を発見・(ゾロ目)死にかけの獣を発見(ケモノのレベルコンマ&詳細安価)
Aキュウビと遊ぶ:(1〜30)遊んでいると、他生命体が現れた・(31〜70)普通に遊ぶ・(71〜98)狩猟訓練。キュウビが死にかけの小動物を狩ってきて持ってきてくれた(経験値をコンマ下一桁+コンマ下二桁獲得)・(ゾロ目)楽しく遊んだ後、先にキュウビが寝落ち
Bキュウビに委ねる:(1〜10)(1〜10)他生命体と遭遇・(11〜30)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(31〜60)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(61〜90)別の葉の大地へ(今の寝床を放棄)・(91〜98)大きな池を発見・(ゾロ目)遺跡を発見(遺跡の見た目をコンマ、さらにゾロ目でお宝有り)
コンマと書いてある奴は下2にコンマ判定。
下2、生命体としてのレベル:(01〜50)小動物(猫以下の大きさ)・(51〜75)獣・(76〜90)魔獣・(91〜98)聖獣・(ゾロ目)神・精霊獣
下3〜5、生命体の詳細:生命体の種族、性別、容姿、性格、その他概要(計ゾロの場合、良いこと)
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 14:46:16.78 ID:mLko63PXO
2
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 14:46:52.15 ID:kkHlunBDO
3
58 :
◆lFOXrxX/4g
[saga]:2020/07/07(火) 14:47:46.28 ID:B9YuB8O10
すいません、やはり変更で。
下1〜3、小動物の詳細:小動物の種族、性別、容姿、性格、その他概要(計ゾロの場合、良いこと)
59 :
◆lFOXrxX/4g
[saga]:2020/07/07(火) 15:08:48.51 ID:B9YuB8O10
〜*〜*〜*〜
混乱させてしまったら申しわけございません。
今はキュウビが彼の狩猟訓練の為にと咥えてきた死にかけの小動物の安価です。
例え小動物でも、選択によってはもしかしたらもしかするかもしれません。
〜*〜*〜*〜
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 15:18:43.63 ID:/ph6f0Q+o
種族:ホーンラビット
性別:オス
容姿:白い毛並みに黒い1本の角を生やしている。
性格:獰猛
その他:角は成長する度に大きくなり岩をも貫くと言われている。
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 15:33:49.28 ID:L3fZuzBI0
種族 プチピッピ
性別 メス
容姿 つぶらな目、黄の羽毛に覆われた小さな体、小さな羽を2枚持つが飛べない
性格 無垢
その他 繁殖力がやや強いこと以外にはなんの力も持たない極めて弱い存在で生態系の最底辺、幼体に見えるがこれが成体、知性にも欠け他者を疑い恐れることすら知らない
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 16:00:48.21 ID:2LGdmoICo
種族:ナッツバード
性別:オス
容姿:木の実を食べるために発達した分厚いくちばしを持つ小鳥、肉は美味
性格:臆病
その他:食べる木の実によって肉の味が変わる
63 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 17:56:30.73 ID:5cwYcR9l0
合計112なので、プチピッピです。
◆
彼は午後になってキュウビに寝床の近くで待っているようにと言われた。
一人になったことで怖くなり、木の上に隠れながらしばらく待っていると、キュウビが嗅いだことのない匂いを連れて帰って来た。
「わう?」
彼が木から降りると、キュウビが口に咥えていたハンドボールほどの大きさの黄色い毛の塊のようなものを地面に置いた。
『足を折ったのか、動けずに死にかけていた鳥のヒナじゃ。今からお主には命を奪う練習をしてもらう』
彼が初めてみるその黄色い毛玉の匂いを嗅ごうとしたとき、毛玉がもそっと動いた。
「ぴゃうっ!?」
『おいおい、怖がるんじゃない』
彼は木の後ろまで後ずさってしまっていたが、そうキュウビに言われ恐る恐るもう一度よく見てみる。
「...........ぃ..........ぴ.............」
それは、良く見てみると生物であった。
ヒビの入った小さい飴のようなクチバシ、プランとぶら下がっている両足、小さく飛べそうもない二つの羽、キュウビに言わせてみれば、どうしてこんな生物が淘汰されずに生き残っていられるのか不思議でたまらないらしい。
その生物は力なく掠れた鳴き声を上げた。
ふるふると震えるまぶたを開け、つぶらな瞳を彼に向けてくる。
『ここが生物の弱点、首じゃ。獲物を仕留めるときはここを一気に噛み砕く。さあ、やってみるのじゃ』
キュウビがそう言いその生物の頭の後ろを示すと、その生物はキュウビの爪の先に押されて身体が揺れた。
その生物は今まさに自分を練習の為に殺そうとしている彼自身に、苦しそうに胸を上下させながら助けを求めるような目を向けている。
『さあ、もう一思いに殺してやれ。そして喰らい、自らの血肉とするのじゃ』
「..........ぴ..............っ.........」
「わぅ..........」
@殺す(経験値獲得・コンマ下一桁(ゾロ目は20)+10・胃袋2回復)
A殺さない(ゾロ目で良いこと)
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 18:06:26.63 ID:fSSQis0Ao
1
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 18:09:14.12 ID:ONmlmiF9O
肉の味を覚えたな
66 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 18:27:42.42 ID:5cwYcR9l0
はぐ.......
キュウビの言うとおり、彼はその生物の首根っこを咥えた。
「ぴ、ぃ」
その生物は未だつぶらな瞳で彼の目を見つめている。
『さあ、やれ』
彼は目を瞑った。
そして、顎に力を入れた。
............ばき
そんな小さい音がなって、彼の口の中のものから力が抜けて、柔らかくなる。
目を開けると、まだその目は彼を見ていた。
でも、もうその目の中に光は無かった。
◆
【経験値・13/100】【胃袋・5/5】
『良くやったのじゃ、狼の童よ。これでお主は獲物を仕留める方法の一つを学んだ』
少し膨らんだ土の前で座る彼に、キュウビはそう褒めた。
今彼が座っている土の下にはあの生物の骨が埋まっている。
何から何まで無駄なく食べた後、彼の要望によりキュウビが手厚く弔ったのだ。
彼は俯いたまま返事をしない。
『.........そう落ち込むでない。世は弱肉強食、お主は何も悪くは無い。こうして他の生物を喰らい、わらわ達は生き延びていくのじゃ』
そう言うキュウビも、心は沈んでいる。
獲物を狩る方法を教えるためとはいえ、可愛らしい生き物を、この可愛らしい無垢な仔狼に殺させたのだ。
『ほら、口周りを洗え。今日はそろそろ寝るぞ』
「...........わう」
彼は舌舐めずりをして、口周りの甘美な生命の残滓を拭った。
〜*〜*〜*〜
胃とこころがいたい
〜*〜*〜*〜
コンマ下1:コンマ下一桁目×コンマ下二桁目・言語経験値ゲット(ゾロ目は100、00なら150)【27/200】
コンマ下2:コンマ下一桁目+コンマ下二桁目・親密度アップ(ゾロ目は30、00なら40)【36/300】
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 18:29:48.07 ID:u9VZ7nDuo
あ
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 18:32:22.20 ID:djgzuOL8O
ぬ
69 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 18:45:15.71 ID:5cwYcR9l0
【言語経験値・97/200】【親密度・48/300】
寝息を立てるキュウビの尾の中で、彼は眠れていなかった。
あの感覚が忘れられない。
あの命を奪った感覚が忘れられない。
力が入っていた首が、突然くたっとなったあの瞬間が顎関節に残っている。
あの味も忘れられない。
まだ暖かかった。
悲しかった。
..........でも..........おいしかった........
そんな事を考えているうちに彼の瞼はどんどん重くなってしまい、よだれを垂らしっぱなしで夢の世界へと旅立っていった。
>>夜の選択コンマ>>
@夜中に謎の衝動に刈られ目を覚ますと、目の前にキュウビの尻、そして自分の股間にはグロテスクな物が:(1〜4)本能のまま挿れようとしてキレられる(大怪我)・(5〜68)よくわからないけど、怖くなったのでそのまま二度寝・(69〜98)股間のものを弄っていたら、気持ちよくなって、なんか出てキュウビにかかってしまった(親密度増)・(ゾロ目)眠姦(親密度増+経験値獲得)・(99・00)眠姦していたらキュウビが起きてしまったが、そのままイチャラブ(親密度増+経験値獲得)
A睡眠:(1〜50)本当に何もなし・(51〜98)キュウビがウルフの、ウルフがキュウビの夢を見た(健全)(親密度増)・(ゾロ目)夢射してしまいキュウビにかかった(親密度増)
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 18:46:15.08 ID:djgzuOL8O
1行ってみよう
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 18:48:33.50 ID:/ph6f0Q+o
あぶない
72 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 19:03:55.66 ID:5cwYcR9l0
◆
「..........ぅ............?」
月が世界樹を照らす頃、彼は股間に違和感を感じ目を覚ました。
両手で抱いているのはキュウビの尾の一本、それは問題はなかった。
「..............ゎふ........?」
彼の目と鼻の先には白い毛があった。
キュウビはほぼ全身が金色の毛だが、一部には白い毛がある。
その内一箇所と言うのが.....
「............わぅ...........!?」
「きゅぅ..........」
キュウビが体をよじり、更に白い毛が近づく。
嗅いだことのない不思議な匂いがユニコンウルフの鼻をくすぐる。
彼の目の前にあったのは、丁度キュウビの尻だったのだ。
「................っ............!」
なんだかこの位置関係がイケナイような気がして、彼は移動しようと起き上がった。
その時.....
........バルンッ
「........う、ぅ........ぅ........!?」
彼の股間に、何か重いものがぶら下がっていた。
何かと思い彼が見下ろすと、そこには、赤くてグロテスクな尖ったツノのような何かがいきり立っていた。
彼は戸惑い恐怖を感じた。
それが寄生虫かどうか、病気か何かではないか、という考えにも及ばず、彼はただ恐怖するしか無かった。
そんな幼い思考が行き着いた解決策は、見ないようにしよう、ということ。
「わ、わぅ...........」
その大きな何かをキュウビの尾と尾の間に挟むと安心感があって、いくらか不快感がマシになった。
不思議な快楽の中、彼はそのまま尾を2本ほど抱きしめたままもういちど眠りについたのだった。
◆
73 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 19:14:44.37 ID:5cwYcR9l0
◆
『ふぁぁぁぁ..........んむ、この匂いは.........?』
目が覚めたキュウビは嗅いだことのない匂いに少し警戒をしたが、特に異常はないみたいなのでそのまま起き上がる。
尻尾を引き抜いた勢いで彼がコロンと転がり落ちそうになってしまったが、一本の尾でふさりと受け止めた。
「むにゃ.......」
『むう、わらわの尾がちょっとカピカピしておる。こやつ、ヨダレを垂らしおったな.........? ............まあ仕方がない。この程度洗えば落ちるしのぉ』
キュウビは優雅に地面に降り立つと、朝の水浴びをしに池へと向かったのだった。
◆
「くぁぁぁぁ.........」
キュウビが水浴びを終える頃、彼も目覚めた。
なんだか昨日の夜変なことがあった気もしたが、彼の幼い脳味噌はおぼろな記憶を維持できるほど出来ていなかった。
いつも通り地面におり、伸びをしたのだった。
『目覚めたか、狼の童。さて、今日は何をするかの』
>>午前の行動、安価下1>>
【胃袋・5/5】【食糧・16】
@食糧を探す:(1〜30)他生命体と遭遇・(31〜60)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(61〜90)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(91〜98)果物の木を発見・(ゾロ目)死にかけの獣を発見(ケモノのレベルコンマ&詳細安価)
Aキュウビと遊ぶ:(1〜30)遊んでいると、他生命体が現れた・(31〜70)普通に遊ぶ・(71〜98)狩猟訓練。今度はキュウビが見つけた小動物を1から仕留める訓練(小動物安価下1〜3)・(ゾロ目)楽しく遊んだ後、先にキュウビが寝落ち
Bキュウビに委ねる:(1〜10)他生命体と遭遇・(11〜30)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(31〜60)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(61〜90)別の葉の大地へ(今の寝床を放棄)・(91〜98)大きな池を発見・(ゾロ目)遺跡を発見(遺跡の見た目をコンマ、さらにゾロ目でお宝有り)
コンマと書いてある奴は下2にコンマ判定。
他生命体と遭遇した場合、下2、生命体としてのレベル:(01〜50)小動物(猫以下の大きさ)・(51〜75)獣・(76〜90)魔獣・(91〜98)聖獣・(ゾロ目)神・精霊獣
下3〜5、生命体の詳細:生命体の種族、性別、容姿、性格、その他概要(計ゾロの場合、良いこと)
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 19:16:05.76 ID:tsFjFMpQO
まだ2で良さそう
75 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 19:17:25.05 ID:5cwYcR9l0
〜*〜*〜*〜
小動物安価下1〜3です。
〜*〜*〜*〜
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 19:28:51.00 ID:2LGdmoICo
>>60
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 19:44:26.52 ID:tsFjFMpQO
種族:エッグマウス
性別:オス
容姿:卵のようにだ円型のネズミ。転がるように移動し体当たりをする。
性格:攻撃的
その他:身体は脂肪で出来ており以外と柔らかい。
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 19:51:28.24 ID:pzNprECdo
>>62
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 20:21:09.36 ID:/ph6f0Q+o
残った二つの案をそのまま次に回してもいい感じ
80 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 21:11:47.34 ID:5cwYcR9l0
カウント忘れていました→⦅人生4日目⦆
〜*〜*〜*〜
合計値76なので
>>62
です。
〜*〜*〜*〜
◆
『今日は、あそこにいる分厚いクチバシの小鳥を狩ってもらうのじゃ』
キュウビが彼を連れて行ったのは、寝床から30分ほど離れた場所の草陰だった。
彼はキュウビの言っている言語は理解できないが、意味はなんとなく理解できるようになってきていた。
キュウビが言うにはあの鳥を仕留め、またあの命を奪う感覚を味わわなくてはいけない。
それが生き残るためというのはなんとなく理解はしているが......
「..........くぅぅん..........」
『..........わらわはお主が可愛いからこそ言っているのじゃよ。わらわも永遠にお主のそばにいるわけではないのじゃ。だからこうして、お主が一人で生きていくために必要な技術を教えておるのじゃよ』
キュウビが少し悲しそうに彼に微笑みかけ、尻尾の一本で彼の背中を撫でた。
『さあ、行くのじゃ』
コンマ:(1〜50)逃しちゃった・(51〜98)捕まえた・(ゾロ目)コツをつかんで、次から狩猟コンマが大きく緩和
81 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 21:12:42.33 ID:5cwYcR9l0
〜*〜*〜*〜
>>79
まあ、そこはお好きなように
〜*〜*〜*〜
82 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 21:13:09.73 ID:5cwYcR9l0
〜*〜*〜*〜
コンマ下です。
〜*〜*〜*〜
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 21:14:09.64 ID:YdMw210h0
あ
84 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/07(火) 21:45:07.98 ID:5cwYcR9l0
じり、じり、と彼は草を揺らさないように小鳥に近づいて行った。
小鳥はそのクチバシでクルミのような木のみを拾い、バキ、と噛み砕き中のものを食べている最中だった。
しばし緊張の時が流れ......
「................っ!」
「キノミッ!?」
『よし..........!』
彼は隙をつきその鳥へ飛び掛かった。
鳥は草の揺れる音に驚き飛び立とうとしたが、ほんの少し及ばず彼に噛み付かれ地面に引き倒されてしまった。
「キノミッ、キノミキノミキノミッ.........!」
バタバタと羽を羽ばたかせ、逃げるために暴れ回る鳥。
しかし、彼はしっかりと噛みついているため鳥は逃げられない。
そのまま彼が誇らしげにキュウビの所にその鳥を見せに行くと、キュウビは笑みを浮かべて彼を褒めちぎった。
「わうわう♪」
『良くやった童! 良いタイミングだったぞ! さあ、トドメを刺すんだ!』
しかし、それまで喜んでいた彼はそのキュウビの言葉を聞いて一気に血の気が引いた。
トドメ.........つまり、この鳥を殺すということ。
あの時の黄色い鳥の瞳が思い出されて、身体が強張った。
「キノ、キノミ、キノぉ..........キノミ、キノミ...........!」
鳥の動きが鈍くなってきている。
痛みや失血から暴れる力が無くなってきてしまているのだろう。
『..........童よ。喰うのなら、早く楽にさせてやれ。悪戯に苦しみを長引かせるべきではないのじゃ』
>>どうする>>
@殺す(経験値獲得・コンマ下一桁(ゾロ目は20)+10・胃袋2回復)
A殺さない(ゾロ目で良いこと)
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/07(火) 21:47:02.53 ID:kkHlunBDO
2
86 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/08(水) 08:31:44.95 ID:nOpUet4c0
ぽろ………
『……………!』
彼の目から涙が溢れた。
ぽろぽろぽろ………!
何粒も、何粒も涙が溢れて止まらなくなった。
彼は既に意識が無くなっているその小鳥を地面に置き、泣きながら何度も何度もその傷を舐めた。
「くぅ〜ん………くぅぅん…………」
『……………』
キュウビはその様子を見て、顔を逸らすしかなかった。
失敗した、と………
この仔の為と思ってやらせたが、自分の命の為に他の命を奪う、と言うことへの罪悪感が大きすぎるらしい。
「…………………」
「………くぅん、くぅん…………」
天然の止血処置を小鳥にし終えた彼は、獲物にトドメを刺すことができなかった事に対して、キュウビに謝った。
自分には出来なかった、可哀想で殺せなかったと、何度も何度もに謝った。
『……………もう良い、わらわが悪かった。お主は、良くがんばった』
キュウビはそう言い、ぽろぽろと涙を流し続ける彼の頭を撫でた。
◆
>>午後の行動、安価下1>>
【胃袋・5/5】【食糧・16】
@食糧を探す:(1〜30)他生命体と遭遇・(31〜60)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(61〜90)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(91〜98)果物の木を発見・(ゾロ目)死にかけの獣を発見(ケモノのレベルコンマ&詳細安価)
Aキュウビと遊ぶ:(1〜30)遊んでいると、他生命体が現れた・(31〜70)普通に遊ぶ・(71〜98)言語訓練(ゾロ目は100、00なら150)【97/200】 ・(ゾロ目)楽しく遊んだ後、先にキュウビが寝落ち
Bキュウビに委ねる:(1〜10)他生命体と遭遇・(11〜30)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(31〜60)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(61〜90)別の葉の大地へ(今の寝床を放棄)・(91〜98)大きな池を発見・(ゾロ目)遺跡を発見(遺跡の見た目をコンマ、さらにゾロ目でお宝有り)
Cナッツバードの看病(何もしなくても1単位につき1回復、MAXで完治)【0/10】:(1〜5)逃げてしまう・(6〜50)なめなめ、1回復・(51〜90)もっとなめなめ、2回服・(91〜98)クリティカルなめなめ、コンマ下一桁回復・(ゾロ目)ユニコンウルフの力で再生、コンマ下一桁+コンマ下二桁回復、懐かれる
コンマと書いてある奴は下2にコンマ判定。
他生命体と遭遇した場合、下2、生命体としてのレベル:(01〜50)小動物(猫以下の大きさ)・(51〜75)獣・(76〜90)魔獣・(91〜98)聖獣・(ゾロ目)神・精霊獣
下3〜5、生命体の詳細:生命体の種族、性別、容姿、性格、その他概要(計ゾロの場合、良いこと)
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 08:53:18.91 ID:cIi+HE93O
2
88 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/08(水) 11:02:28.29 ID:YBvUxl8y0
言語訓練コンマ下
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2020/07/08(水) 11:06:49.53 ID:I/42qBml0
ほい
90 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/08(水) 11:55:14.32 ID:YBvUxl8y0
◆
その日は未だ意識の戻らない鳥を寝床に安静にしてから、キュウビといつものように言語訓練を行った。
『これは、木だ。木。きー』
「き、きぃー」
『そうだ、木』
キュウビはテレパシーで会話をするが、彼はそれが出来ない。
しかし、キュウビが彼の声帯は頑張れば声を出すことが可能だと言うことに気づいたため、こうした形で訓練を行っているのだ。
『では、これは?』
「はにゃぁ」
『そうじゃそうじゃ。ではこれは?』
「むしぃ」
『うむうむ。ではお主のおでこのこれは?』
「つにょぉ」
『おー、よくできたよくできた。偉いのお偉いのお。よぉしよぉしよしよし』
「えへへぇ」
そうして、その日の言語訓練の時間はゆっくりと過ぎていった。
【112/200】
【胃袋・5/5】【食糧・6】(1行動ごとの食糧消費は、ウルフが2、キュウビが2、ナッツバードが1で、合計5消費します)
コンマ下1:コンマ下一桁目×コンマ下二桁目・言語経験値ゲット(ゾロ目は100、00なら150)【112/200】
コンマ下2:コンマ下一桁目+コンマ下二桁目・親密度アップ(ゾロ目は30、00なら40)【48/300】
下3:夜の選択コンマ
>>夜の選択コンマ>>
@夜中に謎の衝動に刈られ目を覚ますと、目の前にキュウビの尻、そして自分の股間にはグロテスクな物が:(1〜4)本能のまま挿れようとしてキレられる(大怪我)・(5〜65)よくわからないけど、怖くなったのでそのまま二度寝・(67〜98)股間のものを弄っていたら、気持ちよくなって、なんか出てキュウビにかかってしまった(親密度増)・(ゾロ目)眠姦(親密度増+経験値獲得)・(99・00)眠姦していたらキュウビが起きてしまったが、そのままイチャラブ(親密度増+経験値獲得)
A睡眠:(1〜50)本当に何もなし・(51〜89)キュウビがウルフの、ウルフがキュウビの夢を見た(健全)(親密度増)・(91〜98)ナッツバードが熱にうなされていたため、目が覚めてしまった。ナッツバードをペロペロ(2回復)(ゾロ目)夢射してしまいキュウビにかかった(親密度増)
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 12:00:19.13 ID:+eEOF33k0
あ
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 12:01:16.71 ID:KNdm7IbDO
はい
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 12:02:03.77 ID:wA3rgJUS0
2
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 12:05:30.22 ID:0U7tf7+hO
ゾロ!
95 :
◆AG0ZiiQhi.
[sage]:2020/07/08(水) 13:13:24.26 ID:YBvUxl8y0
◆
夜になり、彼があくびを頻繁にするようになった頃。
彼は自らが傷つけてしまったクチバシの厚い鳥を、今度は優しく咥えていた。
鳥は口元に運ばれた餌は反射的にのみ込むが、まだ意識は戻っていない状態だ。
「キノミィ…………………」
『そやつをわらわの腹の上で寝かせる、とな。まあ良いが…………寝ぼけて食いついたとて、責任はとれぬぞ」
それを聞いた彼は、2・3歩後ろへ下がった。
『冗談じゃ。わらわは寝相はよいからの』
それを聞いた彼は、どうして今まで一匹で過ごしてきたのに寝相が良いことが分かるのだろう、と思ったが、それを聞けるだけの語彙をそろえていなかったためそのまま鳥をキュウビの丸まった腹の上に乗せ、自身は尾のベッドへとダイブしたのだった。
◆
96 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/08(水) 16:14:46.15 ID:YBvUxl8y0
◆
半月が葉の大地の隙間から覗いている。
恐らく現在時刻は真夜中、今森の中は夜行性の獣たちのパラダイスとなっている事だろう。
一方、ある木の上で寄り添って寝ている昼行性の三匹の獣。
その三匹はキュウビとユニコンウルフと怪我をしたナッツバードという奇天烈な見合わせだった。
一見するとごく普通に幸せそうに寝ているように見えるが、キュウビの尾を布団と枕にしているユニコンウルフ、彼は今、はちきれんばかりに勃起していた。
「わぅ、わぅ……………わふぅ、わふ………………」
その小柄な身体からは想像も出来ないほどの巨根、未だ振るわれたことのないその槍は持ち主が無意識のうちにいきり立っていた。
原因は目と鼻先に位置するキュウビの尻。
現在は双方発情期では無いはずなのだが、それでもメスの尻が目と鼻の先にあれば、その匂いに当てられて勃起してしまうのはまあ当然のことだと言える。
「わぅ、はっ、はっ、はっ…………………!」
知識にない劣情に、彼は夢の中で悶える。
どうすればこの欲望を収められる、どうすればこの凶悪な武器を収められる。
カクカクと本能的に腰が小刻みに動いてしまう彼。
もしキュウビが起きてその様子を見ていたのなら、彼に対する可愛いという気持ちなどは吹き飛んで嫌悪感しか感じなくなるだろう。
もちろんキュウビもそういった知識はないのだが。
「わっ、きゅぅんっ…………………♡」
彼は何もない虚空に腰を突き出し、身体を震わせた。
びゅびゅっ、びゅーーーーっ……………♡
すると、そのペニスの先から熱湯のように熱く白い物が空に放られ、キュウビの顔、腰、そして尻などにパタパタと落ちていった。
「っきゅ………………………?」
キュウビは少しべたっとした毛に不快感を感じたのかそう寝言をあげたが、起きることはなくそのまま再び静かになった。
「わふっ……………わふっ…………………♡」
彼と彼のペニスは満足したようにクタッとなり、しばらくしてその巨大なペニスも彼の中へ収納されていった。
◆
コンマ下1:〔コンマ下一桁目+コンマ下二桁目〕×3・親密度アップ(ゾロ目は30、00なら40)【56/300】
因みに現在の言語経験値【115/200】
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 16:16:01.21 ID:5xWuu4cfo
んい
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 16:17:00.18 ID:5xWuu4cfo
折角のゾロ目だったのにしょっぱい
99 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/08(水) 18:38:26.30 ID:CDbbW/jW0
◆
【親密度・65/300】
翌朝、キュウビは目が覚めた。
キュウビはナッツバード(以下ナッツと表記)を踏まないように起き上がり、伸びをした。
『うぅぅぅーーん............さて、水浴びを.......む、なんじゃこれ.......!?』
その時初めてキュウビは体についたベトベトに気づいた。
『ぅえ、変な匂いがするのじゃ.......何かの体液か..........? ...........くさぁ。早く洗い流してしまおうかの』
キュウビは身体をブルブルと震わせると、池へと向かった。
◆
⦅人生5日目⦆
「ふぁ..........ぴやぁぁ.........」
変な声を上げながら欠伸をしたのは、彼だった。
彼は不思議とスッキリした気持ちで、辺りを見回す。
すると、どうやら意識が戻ったらしいナッツが怯えていた。
〜*〜*〜*〜
やっぱりナッツの体力回復は昼間は無いことにします。
その代わり、夜寝た際に2回復します。
〜*〜*〜*〜
【回復値・2/10】
何度か飛び立とうと試みたらしいが、まだ万全ではなく飛べないらしく、体は汚れていた。
「わう、わう.........」
「き、キノミ、キノミ、キーッ........!」
彼は安心させようと少し近寄ったが、ナッツは威嚇をするようにカチカチとクチバシを鳴らしており、馴れ合う気は無いようだ。
『おう、起きたか童。どうやらその鳥も目覚めたようじゃの』
「キノ.........」
体格の小さい彼には果敢に威嚇をしていたナッツだったが、キュウビの姿が見えた途端ヘビに睨まれたカエルのようにフリーズしてしまった。
そして、先ほどとは違う意味でカチカチとクチバシを鳴らした。
『ふむ。今はわらわ達を怖がってはおるが、まあそのうち慣れるじゃろう。ざあ、今日はどうする童』
>>午前の行動、安価下1>>
【胃袋・5/5】【食糧・6】(一行動につき5消費)
@食糧を探す:(1〜30)他生命体と遭遇・(31〜60)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(61〜90)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(91〜98)果物の木を発見(コンマ下一桁×コンマ下二桁食糧)・(ゾロ目)死にかけの獣を発見(ケモノのレベルコンマ&詳細安価)
Aキュウビと遊ぶ:(1〜30)遊んでいると、他生命体が現れた・(31〜70)普通に遊ぶ・(71〜98)言語訓練(コンマ下一桁×コンマ下二桁言語経験値獲得・ゾロ目は100、00なら150)【115/200】・(ゾロ目)楽しく遊んだ後、先にキュウビが寝落ち
Bキュウビに委ねる:(1〜10)他生命体と遭遇・(11〜30)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(31〜60)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(61〜90)別の葉の大地へ(今の寝床を放棄)・(91〜98)大きな池を発見・(ゾロ目)遺跡を発見(遺跡の見た目をコンマ、さらにゾロ目でお宝有り)
Cナッツバードの看病(MAXで完治)【2/10】:(1〜5)逃げてしまった・(6〜50)なめなめ、1回復・(51〜90)もっとなめなめ、2回服・(91〜98)クリティカルなめなめ、コンマ下一桁回復・(ゾロ目)ユニコンウルフの力で再生、全回復+懐かれる
コンマと書いてある奴は下2にコンマ判定。
他生命体と遭遇した場合、下2、生命体としてのレベル:(01〜50)小動物(猫以下の大きさ)・(51〜75)獣・(76〜90)魔獣・(91〜98)聖獣・(ゾロ目)神・精霊獣
下3〜5、生命体の詳細:生命体の種族、性別、容姿、性格、その他概要(計ゾロの場合、良いこと)
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 18:39:17.63 ID:HzIIdk7C0
4
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 18:40:01.98 ID:9O7UVZ31O
コンマ
102 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/08(水) 18:58:16.79 ID:CDbbW/jW0
〜*〜*〜*〜
Cの(51〜90)なので、2回復ですね。
質問ですが、わりかし今のところごく普通のスローライフですがもう少し未知との遭遇率上げたほうがいいですかね?
〜*〜*〜*〜
彼は午前は一日ナッツにつきっきりで看病する事にした。
食料を探しに行ったキュウビを見送った後、彼はナッツの目の前に座った。
「き、キノミィ............?」
ビクビクと怯えているナッツ、その首筋にはまだ生々しい傷跡が残っている。
彼はナッツに近寄ると、ゆっくりと首筋に舌を這わせた。
「キノッ........!」
「わぅ........!」
傷口が染みたのか、噛みついてきたナッツを避けた。
カチカチと威嚇するナッツ。
ゆっくりと近づいて、自身が危害を加えない事を伝える。
「キノ、ミ.........キノミ..........?」
「るるぅ........」
威嚇を止めたナッツを宥めながら、彼はもう一度傷を舐める。
「キノミッ.........!」
痛い、と言うようにナッツが鳴くが、今度は噛みついてこない。
それからしばらく、ナッツは彼に大人しく傷口を舐められ続けた。
◆
【回復値・4/10】
コンマ下1:ナッツとの親密度(下一桁+下二桁)【0/50】
コンマ下2:キュウビが見つけてきた食糧(下一桁+下二桁)【食糧・1】
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 19:01:30.34 ID:DsEXPwoaO
あ
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 19:06:49.11 ID:5xWuu4cfo
あい
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 19:08:38.14 ID:e6aAWuefo
>>102
試しに遭遇率上げて見てもらっていいですか?
106 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/08(水) 21:32:07.25 ID:CDbbW/jW0
【ナッツ親密度・7/50】【食糧・21(ゾロボ20)】
〜*〜*〜*〜
>>105
では、上げてみます。
〜*〜*〜*〜
ナッツは彼に対して少し警戒心を解いたらしく、突然噛みついてくるようなことは無くなった。
しかしまだキュウビに対しての畏怖の念はあるらしく、キュウビの姿が見えるとすぐに固まってしまうらしい。
「キノミキノミィ.........」
「わふわふ。わぅ」
『少し仲が良くなったようじゃの。まあわらわはまだ恐れられているようじゃが.......』
そう言うキュウビが持ってきた食材は、縞模様の硬い皮に包まれた幾つかのバスケットーボールほどの大きさの野菜だった。
その昼はその野菜の2玉を割り、3人で食べた。
>>午後の行動、安価下1>>
【胃袋・5/5】【食糧・16】
@食糧を探す:(1〜45)他生命体と遭遇・(46〜60)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(61〜90)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(91〜98)果物の木を発見・(ゾロ目)死にかけの獣を発見(ケモノのレベルコンマ&詳細安価)
Aキュウビと遊ぶ:(1〜45)遊んでいると、他生命体が現れた・(46〜70)普通に遊ぶ・(71〜98)言語訓練(ゾロ目は100、00なら150)【97/200】 ・(ゾロ目)楽しく遊んだ後、先にキュウビが寝落ち
Bキュウビに委ねる:(1〜20)他生命体と遭遇・(21〜40)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(41〜60)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(61〜90)別の葉の大地へ(今の寝床を放棄)・(91〜98)大きな池を発見・(ゾロ目)遺跡を発見(遺跡の見た目をコンマ、さらにゾロ目でお宝有り)
Cナッツバードの看病(MAXで完治)【4/10】、その間キュウビが食材を散策(コンマ下一桁+下二桁(80〜98の場合、キュウビが他生命体と遭遇)):(1〜3)逃げてしまった・(4〜46)なめなめ、1回復・(47〜86)もっとなめなめ、2回服・(87〜98)クリティカルなめなめ、コンマ下一桁回復・(ゾロ目)ユニコンウルフの力で再生、全回復+懐かれる
コンマと書いてある奴は下2にコンマ判定。
他生命体と遭遇した場合、下2、生命体としてのレベル:(01〜50)小動物(猫以下の大きさ)・(51〜75)獣・(76〜90)魔獣・(91〜98)聖獣・(ゾロ目)神・精霊獣
下3〜5、生命体の詳細:生命体の種族、性別、容姿、性格、その他概要(計ゾロの場合、良いこと)
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 21:34:44.65 ID:7K5Z85YDo
3
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 21:38:58.45 ID:0/e4CwkF0
あ
109 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/08(水) 22:55:12.07 ID:CDbbW/jW0
〜*〜*〜*〜
今の寝床を捨て、新天地へ。
コンマ下:(1〜30)岩がゴロゴロしている葉の大地・(31〜60)大きな湖のある葉の大地・(61〜90)花が咲き乱れる森の葉の大地・(91〜98)光り輝く結晶の生える葉の大地・(ゾロ目)肉食獣の居ない平和な葉の大地
今日は寝ます。
〜*〜*〜*〜
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 22:56:14.24 ID:X7ehnSUV0
乙
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 23:23:58.08 ID:SOqGRNFMo
おつー
112 :
◆AG0ZiiQhi.
[sage]:2020/07/09(木) 11:09:14.78 ID:yVIJPnR90
『のう童よ。鳥の傷も少しは治ってきたことだし、別の大地へ行ってみないかの?』
「わう?」
別の大地、という言葉に彼は首を傾げた。
『この巨大な樹の別の葉に拠点を移してみないか、と言っておるのじゃ。色々と環境は変わるが、新たな発見や経験も有るじゃろう』
彼は理解したのか、こくこくと頷いた。
キュウビが食糧木の実の種を噛み砕いているナッツを見た。
『もちろん、あやつを自然に帰すときにはここに戻してやる。別の葉で逃がしても、餌が無く飢え死に、と言うことになってしまえば後味が悪いしのぉ』
「わぅ!」
「………キノミィ?」
会話の内容の分からないナッツは、ボリボリと食べながら首を傾げたのだった。
◆
『さて、着いたぞ。ここは…………』
「わぅ!」
「キノ、キノォ………」
ちいさな2人はキュウビが尾を解くと背から降りた。
彼は空を飛ぶようなキュウビの移動に遊園地につれてこられた子供のようにはしゃいでいたが、ナッツにとっては恐怖でしかなかったらしく、フラフラと何歩か歩いた後、ペタリと地面に座り込んでしまった。
キュウビが新天地の風景を見回す。
『うーむ………良い場所であるとは言い難いのう。まるで荒れ地のようじゃ』
そこらかしこに岩が転がっており、地面も砂利を敷いたように石まみれ。
草も石と石の隙間から生えているような状態で、一応森らしき物もあるが、午前までいた森と比べると少し全体的に痩せている印象だった。
『他の大地に移っても良いが、今日はもう遅い。今宵はここのどこかで寝るしか無さそうじゃの』
「わう」
「キノミィ」
その日3人は、一本の木の下の比較的草の生えた寝やすそうな場所に身を寄せて寝ることにした。
【胃袋・5/5】【食糧・11】
コンマ下1:コンマ下一桁目×コンマ下二桁目・言語経験値ゲット(ゾロ目は100、00なら150)【115/200】
コンマ下2:コンマ下一桁目+コンマ下二桁目・キュウビとの親密度アップ(ゾロ目は30、00なら40)【65/300】
コンマ下3:コンマ下一桁目+コンマ下二桁目・ナッツとの親密度アップ(ゾロ目は30、00なら40)【7/50】
下4:夜の選択コンマ
>>夜の選択コンマ>>
@夜中に謎の衝動に刈られ目を覚ますと、目の前にキュウビの尻、そして自分の股間にはグロテスクな物が:(1〜4)本能のまま挿れようとしてキレられる(大怪我)・(5〜62)よくわからないけど、怖くなったのでそのまま二度寝・(63〜98)股間のものを弄っていたら、気持ちよくなって、なんか出てキュウビにかかってしまった(親密度増)・(ゾロ目)眠姦(親密度増+経験値獲得)・(99・00)眠姦していたらキュウビが起きてしまったが、そのままイチャラブ(親密度増+経験値獲得)
A睡眠:(1〜20)他生命体が襲撃(21〜50)本当に何もなし・(51〜89)キュウビがウルフの、ウルフがキュウビの夢を見た(健全)(親密度増)・(91〜98)ナッツバードが熱にうなされていたため、目が覚めてしまった。ナッツバードをペロペロ(2回復+親密度増)・(ゾロ目)夢射してしまいキュウビにかかった(親密度増)
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/09(木) 11:13:45.22 ID:NHuY96LRO
こんまー
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/09(木) 11:27:48.53 ID:G5lAuqDeo
ほい
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/09(木) 11:53:12.67 ID:uroAMZYDO
はい
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/09(木) 11:54:48.65 ID:kxIR/k/10
2
117 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/09(木) 12:40:20.08 ID:yVIJPnR90
【言語経験値・200/200(MAX)】【キュウビ親密度・73/300】【ナッツ親密度・20/50】
◆
「きゅ、うび! きゅーび!」
就寝前、いつものように彼に言語訓練を施していたキュウビは彼の成長に驚いていた。
因みになぜ彼がキュウビの事をキュウビと呼んでいるかは、キュウビ自身が自分を九つの尾を持つ獣、キュウビと呼ばせたからである。
「えへへっ、わぅわぅ!」
『ふむふむ、コツをつかんだようじゃの。ではこいつは?』
キュウビがナッツを指差した。
「キノ!」
ナッツバード、と言うのはあくまで人間の決めた種族目。
故に2人はその呼び方を知らない。
そのため、彼が言語を話せるようになったのを期に新たな名前を付けたのだ。
鳴き声が「キノミ」なので、キノ。
ナッツ改めキノは、その呼びかけに、
「キノミィ!」
と返事をしたのだった。
『さあ、そろそろ寝るでの、童、キノ』
「キノミィ」
「うん!」
そう横たわりながら、キュウビはふと思った。
(いつまでもこやつを童(わっぱ)と呼ぶのも忍びないのぅ。まあ、必要になったときにでも、名を与えてやるかの)
◆
互いに夢を見たキュウビと彼、親密度コンマ下(コンマ下一桁目+コンマ下二桁目、ゾロ目は30、00なら40)
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/09(木) 12:43:27.00 ID:OolQwKLEO
あい
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/09(木) 12:46:55.65 ID:NHuY96LRO
やりますねぇ!
120 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/09(木) 14:57:22.07 ID:ow23feSr0
◆
さらり、と柔らかい風が、■■■■の頬を撫でた。
『ん、ぅ…………………』
暖かい朝の光の中、■■■■は目覚めた。
自身の九本の尾の中には、何匹ものキツネにもオオカミにも似た仔が毛玉と化している。
ある仔は金の毛を持ち、ある仔は銀の毛を持ち、またある仔は金や銀が混じった色合いの毛を持っていた。
そして、何匹かの頭にはお父さん譲りの青い水晶のような角が、また何匹かの尻尾はお母さん譲りで何本にも別れていた。
『なに………? ここ、は……………? わらわは何故………………』
「おはよう、■■■■」
■■■■が戸惑っていると、すぐそばから低く、うなるような声でそう呼ばれた。
■■■■が声のした方を見ると、そこには大きな角を持ち、逞しい体格を持った銀のオオカミがいた。
『え……………ど、どういうこと、なのじゃ…………わらわは…………?』
「はは………寝ぼけてるのか?」
『ひゃぅ………………!?』
ベロン、とそのオオカミは■■■■の頬を舐めた。
■■■■は突然舐められたことに驚いたが、不思議と不快感は感じなかった。
『な、なにを……………?』
ポカンとしている■■■■を置いて行き、オオカミはニコリと微笑む。
その笑顔に、■■■■はドキリとした。
「寝ぼけている■■■■もかわいいぞ。ん……………」
『んぅーっ!?』
■■■■が叫んだ、いや、叫ぼうとしたのも無理はない。
そのオオカミがいきなり接近して、唇を奪ったからだ。
避けようにもすやすやと寝ている子供たちを起こすわけには行かない……
そんなことを考えている内にも、オオカミのベロが口内に侵入してきて更に深く繋がってしまう。
「ちゅ、んむ………んっ……………♡」
『ん、はぅ、はぷ…………………!』
■■■■の目がトロンとしてくる。
しばらくキスをした後、オオカミが離れた。
「…………………好きだよ、■■■■」
オオカミは真っ直ぐな目で■■■■を見つめながら、そう言った。
■■■■の口の端から唾液が垂れる。
おぼろげな気持ちの中、■■■■は思った。
(ああ………………わらわは……………幸せじゃ…………………♡)
【113/300】
◆
121 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/07/09(木) 17:40:16.67 ID:l7PdqA+u0
【キノ回復値・6/10】
◆
『..................んぅ............?』
草の生えた地面の上、キュウビは目覚めた。
キュウビは何か夢を見たような気がして思い出そうともしたが、結局思い出せず耳を掻いてから起き上がった。
『ふぁぁぁぁ........』
「んにゅ.........」
キュウビの欠伸の声で彼も起きたらしく、仰向けの状態からうにゅーっと伸びをした。
「ぷぁぁ........おはよ、キュウビ.........」
『ああ、童。おはよ.......』
前脚で目を擦るその彼の姿を見て、キュウビの心臓がなぜか跳ねた。
動悸を起こしたようにキュウビの心臓がドキドキとする。
(な、なんじゃ、これは.........胸が、ドキドキしおる..........)
しかしその異常もすぐに治り、キュウビは何だったのか、と首を傾げながら目の前の彼の頭を尾で撫でた。
「キノミ.........ィイ..............キノミッ!」
キノも目覚めたらしく、ノビーっと翼を広げて元気良く鳴いた。
◆
>>午前の行動、安価下1>>
【胃袋・5/5】【食糧・11】 (遭遇率アップ中)
@食糧を探す:(1〜45)他生命体と遭遇・(46〜60)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(61〜90)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(91〜98)魚のいる川を発見、コンマ下一桁×コンマ下二桁食糧発見、そして魚を殺すことにより経験値コンマ下一桁+コンマ下二桁獲得・(ゾロ目)死にかけの獣を発見(ケモノのレベルコンマ&詳細安価)
A寝床を探す:(1〜30)他生命体と遭遇・(31〜60)3人がギリギリ入れる小さな洞窟を発見・(61〜90)余裕のある大きさの洞窟を発見・(91〜98)中にモフモフの布団代わりになる無害なコケの生えた奥行きのある洞窟を発見・(ゾロ目)鍾乳洞を発見
Bキュウビと遊ぶ:(1〜45)遊んでいると、他生命体が現れた・(46〜70)普通に3人で遊ぶ・(71〜98)3人で遊んで、キノと親睦が深まり、コンマ下一桁+コンマ下二桁親密度アップ ・(ゾロ目)楽しく遊んだ後、先にキュウビが寝落ち
Cキュウビに委ねる:(1〜20)他生命体と遭遇・(21〜40)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(41〜60)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(61〜90)別の葉の大地へ(今の寝床を放棄)・(91〜98)大きな花のつぼみを発見・(ゾロ目)岩山の中に遺跡を発見(遺跡の見た目をコンマ、さらにゾロ目でお宝有り)
Dナッツバードの看病(MAXで完治)【6/10】、その間キュウビが食材を散策(コンマ下一桁+下二桁(80〜98の場合、キュウビが他生命体と遭遇)):(1〜3)逃げてしまった・(4〜46)なめなめ、1回復・(47〜86)もっとなめなめ、2回服・(87〜98)クリティカルなめなめ、コンマ下一桁回復・(ゾロ目)ユニコンウルフの力で再生、全回復+懐かれる
コンマと書いてある奴は下2にコンマ判定。
他生命体と遭遇した場合、下2、生命体としてのレベル:(01〜50)小動物(猫以下の大きさ)・(51〜75)獣・(76〜90)魔獣・(91〜98)聖獣・(ゾロ目)神・精霊獣
下3〜5、生命体の詳細:生命体の種族、性別、容姿、性格、その他概要(計ゾロの場合、良いこと)
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/09(木) 17:41:28.41 ID:NHuY96LRO
2
123 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/07/09(木) 18:11:37.92 ID:l7PdqA+u0
【胃袋・5/5】【食糧・6】
◆
『ふむ』
「キノミ」
「せまくない?」
とりあえず、3人で寝れる安全な寝床を探そう、と言うことで、また2人でキュウビに乗り岩だらけの大地を探した。
すると、少々小さくはあるが雨風を防げそうな洞窟、と言うより、窪みを見つけた。
キノがぴょんぴょんと跳ねて、くぼみの中にちょこんと座った。
『まあ無いよりはマシじゃろう。さて、寝床は見つかったな。次は.......」
>>午後の行動、安価下1>>
【胃袋・5/5】【食糧・6】 (遭遇率アップ中)
@食糧を探す:(1〜45)他生命体と遭遇・(46〜60)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(61〜90)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(91〜98)魚のいる川を発見、コンマ下一桁×コンマ下二桁食糧発見、そして魚を殺すことにより経験値コンマ下一桁+コンマ下二桁獲得・(ゾロ目)死にかけの獣を発見(ケモノのレベルコンマ&詳細安価)
Aやっぱりもっと良い寝床を探す:(1〜30)他生命体と遭遇・(31〜60)3人がギリギリ入れる小さな洞窟を発見・(61〜90)余裕のある大きさの洞窟を発見・(91〜98)中にモフモフの布団代わりになる無害なコケの生えた奥行きのある洞窟を発見・(ゾロ目)鍾乳洞を発見
Bキュウビと遊ぶ:(1〜45)遊んでいると、他生命体が現れた・(46〜70)普通に3人で遊ぶ・(71〜98)3人で遊んで、キノと親睦が深まり、コンマ下一桁+コンマ下二桁親密度アップ ・(ゾロ目)楽しく遊んだ後、先にキュウビが寝落ち
Cキュウビに委ねる:(1〜20)他生命体と遭遇・(21〜40)コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧発見・(41〜60)〔コンマ下一桁+コンマ下二桁〕×2食量発見・(61〜90)別の葉の大地へ(今の寝床を放棄)・(91〜98)大きな花のつぼみを発見・(ゾロ目)岩山の中に遺跡を発見(遺跡の見た目をコンマ、さらにゾロ目でお宝有り)
Dナッツバードの看病(MAXで完治)【6/10】、その間キュウビが食材を散策(コンマ下一桁+下二桁(下一桁が1か2の場合、キュウビが他生命体と遭遇)):(1〜46)なめなめ、1回復・(47〜86)もっとなめなめ、2回服・(87〜98)クリティカルなめなめ、コンマ下一桁回復・(ゾロ目)ユニコンウルフの力で再生、全回復+完全に信頼される
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/09(木) 18:12:37.01 ID:5qZcVo1n0
5
125 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/09(木) 18:27:10.35 ID:l7PdqA+u0
ユニコンウルフがキノをなめなめ中にキュウビが他生命体と遭遇。
コンマ下1、コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧ゲット
他生命体と遭遇した場合、下2、生命体としてのレベル:(01〜50)小動物(猫以下の大きさ)・(51〜75)獣・(76〜90)魔獣・(91〜98)聖獣・(ゾロ目)神・精霊獣
下3〜5、生命体の詳細:生命体の種族、性別、容姿、性格、その他概要(計ゾロの場合、良いこと)
126 :
◆AG0ZiiQhi.
[saga]:2020/07/09(木) 18:28:04.44 ID:l7PdqA+u0
文の訂正です
コンマ下1、コンマ下一桁+コンマ下二桁食糧ゲット
下2、他生命体の生命体としてのレベル:(01〜50)小動物(猫以下の大きさ)・(51〜75)獣・(76〜90)魔獣・(91〜98)聖獣・(ゾロ目)神・精霊獣
下3〜5、生命体の詳細:生命体の種族、性別、容姿、性格、その他概要(計ゾロの場合、良いこと)
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/07/09(木) 18:30:13.28 ID:uroAMZYDO
はい
743.62 KB
Speed:0.6
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報R
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)