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【安価・コンマ】続・ハーレムシミュレーター【R-18】

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350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 19:49:22.48 ID:0HHgBytP0
3
シェンウェンの所に行き外について聞く
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 19:49:58.01 ID:s/yxcnKmo
2
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 19:53:18.93 ID:CxizLcK+O
4
353 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/19(水) 19:56:14.91 ID:DelP2C5a0


「…よし、着いたぞ」

「ありがと」

 舟を降りると、ツバキが出迎えた。

「いらっしゃいませ、アスラ様」

 シェンウェンの櫂で北岸へ帰っていく舟を見送ると、ツバキは言った。

「どちらへ向かいましょう。望むもの、全てご用意いたします」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
@剣の修業

A学問の修練

B魚が食べたい!

Cその他要記述
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 19:57:49.39 ID:Va4kXTwDO
3
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 19:58:12.74 ID:3BYQkWCt0
2
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 20:03:05.09 ID:R1rWVZE90
3
357 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/19(水) 20:13:33.60 ID:DelP2C5a0


「…何で、そう必死に勉強するんでありんすか」

 古書を読みながら、ふとアズサが零した。

「多くのおなごとまぐわい、子を成すのが殿さまのお仕事でありんしょ。そんなに頭に詰め込んで、何か得になりんすか」

「子作りなら、もっと大きくなってからでもできるから…」

 アスラは答えた。

「それに、日が出てるうちは仕事か勉強っていうのが、クリストラのお約束だからね」

「ここはオリエズマでありんす」

 アズサは苦笑した。

「…今、四書五経を放り出して、あちきを押し倒して犯しても、誰も文句は言いんせん」

「…」

 本を開くアスラ。アズサは溜息をつくと、音読を再開した。



「…さ、日が暮れんす」

 本を閉じ、アズサが言う。

「子作りの時間でありんすよ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
@女を抱く(今まで出てきた神社周辺の女を併記)

A女を抱く(今まで出てきた遊郭の女を3人まで併記)

Bその他要記述
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 20:16:34.17 ID:CvJPnxqtO
アズサを抱く
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 20:21:10.30 ID:k71E83pk0
3 新しい女を紹介してもらう
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 20:22:52.34 ID:R1rWVZE90
1スズラン
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 20:22:55.11 ID:CxizLcK+O
>>359
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 20:27:32.40 ID:R1rWVZE90
ごめんまだスズラン登場していなかったか
363 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/19(水) 20:37:41.37 ID:DelP2C5a0
スズランは今まで出てきてないので>>359



 今まで抱いたことの無い女を。そう言うと、アズサはアスラを遊郭へ連れていき、寝室へ案内した。
 襖を開けると、中では幻想的な雰囲気の女が、三指を突いて頭を下げていた。

「…イノ、でございます」

 顔を上げた、イノという女。蝋燭に照らされた髪は銀。瞳は青。紺色の着物を纏い、髪は他の遊女たちのように結わずに、青い布を巻いている。

「イノは蝦夷…島国の、北の生まれでありんす」

「アスラニシパ、今宵はよろしくお願いいたします」

「う、うん」

「では、ごゆるりと」

 そう言うとアズサは、襖を閉めて去って行った。
 残されたアスラは、布団の上に胡座をかいた。

「ニシパって、何?」

「わたしたちの言葉で、『旦那さま』という意味でございます。アスラニシパは、わたしの旦那さまですので」

「へぇ…」

 イノは帯を解くと、着物をはだけた。起伏は小さいが、全体的に均整の取れた、美しい身体だった。その、白く細い腰に、細い紐が巻かれている。

「親元を離れ、遊郭に流れ、多くの殿方のお相手をしましたが…帯を解いたのは、初めてでございます、ニシパ」

「…」

 布団の上に、イノを押し倒す。服を脱ぎ、剥き出した肉棒を、銀色の産毛に覆われた秘部にあてがう。

「どうぞ…ウコチャヌプコロ…♥」

「…っ」

 聞き慣れない言葉に困惑しながらも、腰を突き出した。

「あぁ…っ♥」

 引き締まった膣穴が、アスラのペニスを包む。控えめな胸の膨らみに両手を置くと、ふわふわと揉みながら腰を動かした。

「あっ…♥ あぁ…♥ はぁ…♥」

 控えめに、澄んだ声で喘ぐイノ。抽迭の度に濡れ、熱と滑りが増していく。
364 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/19(水) 20:47:35.53 ID:DelP2C5a0
「あっ…♥ ニシパっ♥ …立派な、おとこのこ…っ♥」

「はっ、はっ」

 柔らかく蕩けていく女の穴に、アスラが果てるのに時間はかからなかった。

「あん…♥ 孕ませて…」

「…んっ」

 射精しながら、アスラは薄桃色の乳首に口を付けた。

「あっ♥」

 自分に種付けしながら、赤子のように乳を吸うアスラを、イノは愛おしそうに抱き締めた。

「あんっ…赤ちゃん、できたら…いっぱい、飲ませて差し上げますね…トカプ…っ♥」

 ぴんと勃った右の乳首を離すと、今度は左の乳首へ。指で右を弄りながら、舌と唇で乳首を愛撫する。
 ちゅうちゅうと乳首を吸いながら、アスラの腰がまた動き出した。

「んっ…んっ…」

「あ、あっ…♥ まだ、できます…んっ♥」

 硬く膨らんでいく肉棒に、イノが甘い息を漏らす。

「出して…孕むまで…あっ♥ 好きなだけ…あっ♥」

 乳首をしゃぶり、腰を振り、姉弟にしても年の離れた女を貪る、この年端も行かぬ少年を、イノは愛情たっぷりに抱き締めた。

「…っ」

「あ、んっ…♥ あたたかい…赤ちゃんの素が…」

 狭い膣穴をぴくんと竦ませながら、イノは呟いた。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/08/19(水) 20:48:00.53 ID:PevlQTIr0
はい。
366 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/19(水) 20:56:46.14 ID:DelP2C5a0


「…ニシパ、ニシパ」

「ん…?」

「朝でございます」

 目を覚ますと、裸に薄い着物を羽織ったイノが、こちらを見下ろしていた。いつの間にか、彼女の膝を枕にしていたようだ。

「新しい一日でございます。早起きは、ニシンの得です」

「ニシン…?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 日中)
@イノと2回戦

Aいい加減魚が食べたい!

Bその他要記述

C北岸(大陸側)へ渡る
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 20:57:35.35 ID:JQP/ivTq0
2
368 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/19(水) 20:58:00.50 ID:DelP2C5a0
通信量際どいし今日はこの辺にしとこう

安価下
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 20:58:34.20 ID:s/yxcnKmo
2
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 21:00:34.34 ID:Va4kXTwDO
乙でした
1
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 21:05:15.58 ID:7bGH4kR50
2
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 21:31:24.02 ID:mJz1V8qno
おつー
373 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/21(金) 21:50:12.48 ID:Vn3S9YTg0
『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___うちに来たで、囲め囲め。

 ___ツバキ曰く、色気より食い気、学びだそうだが…

 ___長い目で見ること。時を掛けても、我が領がどこより価値あるものと知っていただくことが、重要でございます。
374 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/21(金) 22:05:51.05 ID:Vn3S9YTg0


「お、おお…」

 生簀から網で掬われ、まな板の上で瞬く間に捌かれていく魚。小さな切り身まで分解されると、炊いた米と一緒に握られ、アスラの前にとん、と置かれた。

「へいお待ち」

「! えっと」

 ぎこちない箸でつまもうとすると、隣に座るアズサが言った。

「江戸前は、手でいくものでありんすよ」

「じゃあ…」

 箸を置き、手で握りを掴んで口に運ぶ。

「…! お、お…」

 話には聞いていたが、こうして生の魚を食べるのは初めてだ。冷ましたご飯と一緒に握ったこの料理を、『寿司』と言うらしい。
 初めての味覚に、どう表現すべきか迷っていると、料理人の少女が尋ねてきた。

「旦那、『ワサビ』は付けて大丈夫ですかい?」

「ワサビ? ホースラディッシュなら、クリストラでも…あんまり得意じゃないけど」

「やや違った品種でありんす」

 アズサが説明してくれた。

「それだけで使う分、殿さまが食べる西洋わさびよりは効くやも」

「試してみやしょうか」

 料理人は、先程と同じようにご飯を握ると、切り身を乗せる前に緑色のペーストを少量、ご飯に載せて魚と握った。

「へいお待ち」

「うん。…ん…」

 手に取って食べてみる。先程と同じ味。…いや、噛んだ歯の間から、何か…

「…っ!? 〜〜〜〜!?」

 突然、アスラは目と鼻を抑えて呻いた。
 アズサは可笑しそうに言った。

「クリストラでは、『辛い』と『熱い』は同じ言葉でありんすが、わさびの辛味は『冷たい』と言われると聞きんした」

「は、鼻、はなが…」

 それでも何とか飲み込んだアスラ。スパイスの効いたタルスム料理で、辛さに幾分慣れていたのが良かった。

「ま、無理はいけねえ。今度気が向いた時に、また挑戦しやしょう」

 料理人が首を振った。
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 22:06:36.87 ID:8xLmFiejO
囲めかごめ♪
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 22:17:49.95 ID:+MpmLCEfO
籠の中の鳥といえばそうよなぁ
377 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/21(金) 22:18:12.87 ID:Vn3S9YTg0


「ごちそうさまでした」

「お粗末さまでした」

 料理人の少女が頭を下げる。年の頃は、ツバキより少し上くらいだろうか。紺色の作務衣に白い前掛けを巻いて帽子を被っている。鮮やかに魚を捌くその手は、傷とあかぎれだらけだ。

「こちらはカンナ」

 アズサが、料理人を指して紹介した。

「島国の食に興味がおありと聞いて、本国よりお呼びしんした」

「でかい料亭で包丁を振るうのが夢だったんでさ。女だから無理だって言われてたけど…幕府から、金も江戸前も預かって、偉い方に料理を振る舞えるなんて」

 目を輝かせて、周囲を見回す。カウンターと椅子の設けられた、専用の台所であった。

「さ、腹ごしらえが済んだら、お仕事の時間でありんすよ」

 アズサが、アスラの肩にしなだれかかる。

「今夜も、気張っておくんなまし」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
@女を抱く(今まで出てきた神社周辺の女を併記)

A女を抱く(今まで出てきた遊郭の女を3人まで併記)

Bその他要記述
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 22:22:45.21 ID:8xLmFiejO
2
イノ、アズサ、ムジカ
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 22:28:47.01 ID:d04QGo6DO
1イノ
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 22:29:03.53 ID:e0CYLusTO
1ツバキ
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 22:31:13.02 ID:EfuMQ3fD0
3 新しい女を紹介してもらう
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 22:33:00.50 ID:d04QGo6DO
申し訳ありません1と2見間違えていたました
安価↓
383 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/21(金) 22:46:41.99 ID:Vn3S9YTg0


「お寿司はいかがでしたか」

「美味しかった。…ワサビは、ちょっとキツかったけど」

「あの辛さは、他には無いものですので。慣れると、苦にならないものでございます」

「なら、もう少しで慣れるね。飲み込めはしたから」

「それは何よりです」

 言いながらツバキは、白い襦袢の紐を解き、前をはだけた。アスラの手を取ると、張りのある乳房に載せる。

「ん…」

 乳を揉ませながら、アスラの服を脱がせてペニスを手に取る。慣れた手付きで肉棒を扱くと、すぐにそこは硬くなった。
 準備ができても、ツバキはペニスを掴んだまま弱く刺激を与える。

「…っ」

 片手で乳首をくすぐりながら、アスラは片方の手を彼女の秘部に移した。薄い毛の中に指を挿れると、熱い肉の穴が指を締め付けた。

「あ…っ♥」

「ん…」

 暗い寝室に、小さな喘ぎ声と、微かな水音が響く。
 やがて、ツバキがアスラの腰に跨った。

「では、失礼します…んっ♥」

 くちゅり。そんな音がして、アスラは温かく濡れたものに包まれた。

「はぁ…んっ…♥」

 膣のひだを味わわせるように、ゆっくりと腰を上下させる。

「あ…あっ…」

「ん…は…あぁ…っ♥」

 剥き出しの亀頭や、竿全体に、ぬるりとした粘膜の感触が伝わってくる。絡みつくひだの一つ一つや、小さな動き。
384 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/21(金) 23:05:00.94 ID:Vn3S9YTg0
「…アスラ様は」

「っ…うん?」

「わたくしが、初めてのおなごでしたか」

 変わらない動きで腰を振りながら、質問する。

「…ううん。2人目」

「そうですか。…んっ♥」

 特に感情も感じられない、ツバキの返答。変わらず腰を上下させながら、言う。

「覚えてくださいませ。わたくしの女陰…既に、貴方様だけのものです故」

「…うんっ」

「オリエズマでは、わたくしの女陰が、貴方様のふるさと…ゆえ、っ♥」

 ぴくん。膣のひだが締まり、肉棒を締め上げる。
 とうとう、アスラはその中に射精した。

「あ、あ…っ」

「はぁっ…孕ませて…ください、ませっ、んっ♥」



「…んっ、う…んっ…」

「…ツバキ…?」

 射精が終わっても、ツバキはアスラのペニスを抜かず、共に布団に横たわった。それから彼女は、尿意を堪えるように、繰り返し股間に力を入れては抜いていた。

「な、何してるの…?」

「女陰に、いちもつの形を覚えさせているのでございます…んっ♥」

「はぁ」

 抽迭の摩擦もなく、ただ絡みつき、離れ、締り、緩むツバキの膣穴。その中で、アスラは再び硬く膨らんでいく。

「あぁ…」

「お好きに、お出しください…っ♥ はぁっ…♥」

 収縮と弛緩を繰り返すと、少しずつ締め付けが強くなってくる気がした。より深く、隅々まで、膣のひだが絡みついてくる…

「…っ」

「んっ♥」

 気が付くとアスラはツバキの身体にしがみつき、ぐいぐいと腰を押し付けていた。より深く、根本まで、肉棒をツバキの膣に埋めんとする。
 ツバキも、四肢を彼の身体に巻き付け、きつく抱き締めた。

「…どうぞ♥」

「あぁっ!」

 根本まで繋がり、深く絡みつかれ、アスラは果てた。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:08:01.20 ID:1Dp6IMTyo
はいー
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:08:16.80 ID:if0Vdsqao
ぬん
387 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/21(金) 23:12:02.83 ID:Vn3S9YTg0


「…ふるさとを、お作りください」

「…ん?」

 寝起きでまだぼうっとするアスラに、ツバキが言った。

「それぞれの領に…共にいて休まるような相手を。オリエズマでも。わたくしでなくとも…」

「…」

「…朝食をお作りしますね」

 ツバキが、布団を出た。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
@ツバキと2回戦

A武術の鍛錬

Bその他要記述

C北岸(大陸側)へ渡る
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:12:59.23 ID:1Dp6IMTyo
1

真の味方を作れってこと…?
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:13:52.63 ID:bUgZPl1v0
4
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:14:40.29 ID:O7bBgma+O
ツバキはここから出てクリストラに来る気はないかと
391 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/21(金) 23:26:45.37 ID:Vn3S9YTg0
今日はこの辺で
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:27:35.62 ID:1Dp6IMTyo
おつです
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:28:16.71 ID:O7bBgma+O
乙ん
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:28:44.78 ID:bUgZPl1v0
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:37:21.79 ID:e0CYLusTO
おつ。ついでに1
396 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 13:42:36.37 ID:6Bdj8xqO0


「おかえりなさいませ」

 北岸に着くと、フェイグゥとランファンが出迎えた。

「お菓子をご用意しましょう。どうぞ、ごゆっくりお過ごしください」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
@書の勉強

A女と遊ぶ(今まで出てきたオリエズマ北岸の女を併記)

B北岸を探検

Cその他要記述
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 13:43:58.32 ID:bovaiEQr0
3
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 13:44:07.91 ID:T5px+XRnO
3
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 13:44:30.96 ID:RLa4lH9B0
1
400 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 14:20:32.05 ID:6Bdj8xqO0


「特に、人に教える立場ではありませんが…」

 図書室にて、ヤーウェンは言った。

「翻訳のお手伝いくらいなら、できると思います」

「うん」

 古い本を開くと、ヤーウェンは読み上げ始めた。



「…思うに」

 一段落して、ふと彼女は呟いた。

「歴史とは、過去の否定と現状の肯定…つまり、『今は前よりマシ』と思うことが、歴史の目的であるように思います」

「それは違うよ」

 アスラは首を横に振った。

「歴史は、過去に学んで、未来を良くするためのものだよ」

「クリストラでは、そうなのかも知れません…」

 ヤーウェンは、遠くを見る目になった。

「…わたしの国では、出世するには…いえ、何でもありません」

 本を閉じ、棚に戻す。

「あなたが学ぶべきは、前の勇者の記録…お父上の物語でしょう。ここには、それは残っておりません」

「うーん…」

「日も暮れますし、この辺にしておきましょうか」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)
@女と寝る(今まで出てきたオリエズマ北岸の女を併記。但しコンマ80以下でフェイグゥ)

A外をぶらつく

Bその他要記述
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 14:23:59.89 ID:QeLpkYtGo
1 シャオ
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 14:24:10.48 ID:CvhfZ6dDO
2
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 14:26:43.99 ID:nwaSCNGzo
2
404 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 14:32:23.74 ID:6Bdj8xqO0


「…」

 暗い領内を、ぶらぶら歩く。季節は夏。日が沈んでも、オリエズマ領は蒸し暑い。
 上は見事は星空で、月や星の光が、暗い周囲をぼんやりと照らしていた。



安価下コンマ
01〜30 特に何も起こらない
31〜50 ユゥウェイが瞑想している
51〜70 フォンリンが飲んだくれている
71〜85 庵の中から変な匂いがする
86〜98 ここ、どこだ?
ゾロ目 2人の仙女
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 14:34:40.70 ID:dnTgmMzeO
ほいや
406 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 14:51:14.43 ID:6Bdj8xqO0
「…あ」

「ふぃ〜…ん?」

 家のない空き地に、ぽつんと建てられた櫓。その上に座って、大きな瓢箪を傾けている人影が一つ。彼女は下から見上げるアスラに気付くと、声をかけた。

「おう、久しいな」

「それ、お酒?」

 櫓によじ登りながら尋ねる。フォンリンは、ふふんと鼻を鳴らした。

「ユィーキのお守りに、こんな西の果てまで付いてきてやってるのじゃ。このくらい恵んでもらわんとな」

「一緒に帰らなくて良かったの?」

「ここに残れと。『抑止力』のため、だそうじゃ。こんなか弱いおなごを捕まえて、抑止力とな…」

 くくく、可笑しそうに、フォンリンは喉を鳴らした。



安価下 どうする? 自由安価
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 14:54:09.20 ID:tUABu4TVO
外の事について知っているか尋ねる
408 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 15:07:00.91 ID:6Bdj8xqO0
「…そう言えば」

「ん?」

「フォンリンは、ここの外について知ってる?」

「外…この、箱庭の外てか。よう知っとるぞ?」

「! どうなってるの?」

 フォンリンは、瓢箪の酒を一口含むと、低い声で言った。

「深慮遠謀蔓延る悪意の魔境…伸るか反るかの騙し合い…一歩間違えば、瞬きより速くあの世行き」

「…ごくり」

「などというのは、ほんの一部のことじゃ。…ま、つまらんところじゃここと違って、人もうじゃうじゃおるでな」

「男も?」

「無論じゃ」

 フォンリンは頷く。

「男と女が、同じくらいおる。番は数が決まっておるし、他人の女に手を出せば、捕まって縛り首じゃ。通りの女を押し倒してもな」

「ふぅん…」

「ま、ぬしに限れば、ここにおる限りは安全じゃろ。変な気を起こさぬことじゃな」

 そう言うとフォンリンは、ひょいと櫓を飛び降りた。

「ではな。儂は寝る」

「おやすみ…」
409 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 15:09:30.93 ID:6Bdj8xqO0


「褥でお待ちしておりましたのに」

 開口一番、フェイグゥは不満げに言った。翌朝のことだ。

「ああ。外を散歩してた」

「出られる時は、声をおかけくださいね」

「そうするよ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 日中)
@武術の鍛錬

A王朝グルメを堪能

Bその他要記述

C南岸(島国側)へ渡る
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 15:14:32.11 ID:tjD1fgpIO
C
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 15:14:53.63 ID:RLa4lH9B0
2
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 15:15:14.83 ID:CvhfZ6dDO
2
413 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 15:25:46.01 ID:6Bdj8xqO0


「お茶と、点心をご用意しました」

 久々のマオジャンが、台車を押しながらやって来た。透明な茶器に湯を注ぐと、中で大きな花がふわりと開いた。

「おお…」

「時に、各国の領で変わった食材など、見つけられましたか」

 ゴマ団子に手を付けようとしたところで、マオジャンが質問してきた。

「うーん、サトン領のオアシスには、色々果物があったけど…」

「マオジャン、わきまえなさい。…勇者さま、お茶を味わいましょう」

 フェイグゥが口を挟む。一緒に座るランファンが、料理を取り分けてくれた。



「明日から、また別の領へお渡りですか」

 フェイグゥが、ふと尋ねた。

「まあ、そうだね」

「もう少しゆっくりされても。ここは、北岸と南岸で、実質2つの領が並んでいるようなもの。とても1週間で味わえるものではないでしょう」

「言われてみれば、そうかも知れないけど…」

「いずれにしても、今夜が一区切りです。最後まで、お楽しみくださいね」

 ランファンが微笑んだ。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 夜)
@フェイグゥと寝る

Aランファンと寝る

B他の女と寝る(今まで出てきた北岸の女を併記。但しコンマ80以下でフェイグゥ固定)

Cその他要記述
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 15:29:56.06 ID:YCL1VQyd0
2
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 15:30:21.39 ID:tjD1fgpIO
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 15:34:09.13 ID:mDtmL/9ko
1
417 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 16:06:09.61 ID:6Bdj8xqO0


「では、よろしくお願いいたします…」

 ランファンが寝台に近寄り、布団を捲ると、そこには裸のシャオが横たわっていた。

「はぁ、んっ…では、失礼しますね…」

 寝台を降りると、シャオはそそくさと寝室を去っていった。

「一日、褥を温めさせました。小水もたっぷり含ませております」

 布団や寝台はじっとりと濡れていて、濃い桃の匂いを放っている。
 その上に、2人で横たわった。

「どうぞ、心ゆくまで」

 ランファンは、着物の前を掴んで開いた。膨らみかけの乳房が露わになると、彼女はアスラの服に手をかけた。

「は…ん…♥」

 乳首を舐めさせながら、アスラの着物を剥いでいく。彼の下半身を裸にすると、くるりと身体を返し、上になった。
 半勃ちのペニスを手に取り、口を付ける。

「ん…♥」

 唇で亀頭に口付けすると、舌を伸ばし、ちろちろと刺激する。
 硬く勃起すると、尿道から滲む汁を舐め取り、飲み込む。

「あ…」

「ん、ちゅ、ちゅっ♥」

 口淫を受けるアスラの周囲は、桃の香りに包まれている。寝台に染み込んだ、一日分のシャオのおしっこの匂いだ。
418 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 16:22:25.99 ID:6Bdj8xqO0
「では…」

 ペニスから口を離し、スカートを捲り上げると、黒い毛に覆われた秘部から何かが覗いていた。

「んっ…♥」

 ___ずるり。

 何かが彼女の膣から抜け落ちた。
 それは、小さな布袋であった。

「秘薬を詰めた袋を、女陰に忍ばせておりました…効能は、摩羅にてお愉しみくださいませ。…んっ♥」

 アスラの腰に跨ると、勃起したペニスを膣に挿入した。

「あ、あ…あっ」

「ん、あ、ぁ…♥」

 薬を仕込んだ膣穴は、最初から熱く、ひくひくと蠢いている。
 騎乗位のまま、ランファンが腰を振る。

「あっ♥ あっ♥ んっ♥」

 肉棒が出入りする度に、とろとろと蜜が溢れ、粘膜が絡みつく。粘膜に染み込んだ薬が、アスラのペニスにも伝わって、彼の身体が熱くなってきた。

「はあっ、はあっ、はっ」

「あぁ、あんっ♥ んぁ、はあんっ♥」

 ランファンが、布団を被ってアスラの身体に倒れ込んだ。上も下も、桃の匂いに包まれながら、ランファンは身体を擦り付けるように腰を揺する。

「あっ♥ あ、あっ♥」

「はっ、出る、出るっ」

「はあ、ああっ…ああんっ♥♥」

 熱い肉と桃の香りに包まれながら、アスラは射精した。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 16:23:22.31 ID:tUABu4TVO
にん
420 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 16:26:58.91 ID:6Bdj8xqO0


「…う」

 暑さと重さで目を覚ます。見ると、ランファンがアスラの上で寝息を立てている。ペニスは相変わらず、彼女の膣に収まっている。

「…んっ♥ おはようございます…」

 ランファンが目を覚ました。

「あっ♥ お出かけになる前に…もう一度、いかがでしょう…♥」



安価下3票先取 どれにする?
@クリストラ

Aオリエズマ

Bサトン

Cバルバス

タルスム(オリエズマと接していないので選択不可)
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 16:28:31.89 ID:82WC/MnN0
3
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 16:29:28.12 ID:bovaiEQr0
3
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 16:29:41.35 ID:XhPpazE7O
3
424 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 16:43:38.08 ID:6Bdj8xqO0
12/15周目な





「お待ちしておりましたよ、アスラ様」

「久しぶり、エルデ」

 舟を降りると、エルデがラクダと共に待っていた。

「さあ、集落へ向かいましょう。みなさんお待ちかねです」



 集落に着くと、女たちが一斉に駆け寄ってきた。



「勇者、勇者!」「どこ行ってたの」「ご飯作ってるよ!」



「その格好は暑いでしょう。家で、お着替えになっては」

「うん、そうするよ」



「…できました。顔料は厚めに塗っております」

「ありがとう」

 ネーベによるペイントが終わると、アスラは立ち上がった。裸に腰蓑一つの、身軽な姿だ。

「少し見ない間に、大きくなられましたね」

 しみじみと言うネーベ。

「そうかも」

 アスラは頷くと、住居を出た。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 日中)
@狩猟、採集について行く

A戦闘の訓練

B誰かに会いに行く(今まで出てきたサトンの女を併記)

Cその他要記述
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 16:47:24.52 ID:bovaiEQr0
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 16:48:22.63 ID:RXa3w5fMO
1
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 16:48:37.45 ID:82WC/MnN0
1
428 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 17:35:36.55 ID:6Bdj8xqO0


「やあ、こっちに来るんだね」

「…」

 ツロムとタートは、アスラの両側に立つと、手を繋いでオアシスまで出発した。

「一週間は、やっぱり短いよ。そう思わない?」

「…」

 うんうんと頷くタート。ぼそっと、何かを呟く。

「何?」

「週、月は、サトンには無かった。日を区切る、意味は?」

「うーん…」

 思いがけない意見に、考え込むアスラ。

「それが当たり前だったから…」

「ここはクリストラだよ。ここのやり方に従わないと。…ほら、見えてきたよ」

 荒野の真ん中に、突然木立が現れた。オアシスだ。
 ツロムが、ナイフを差し出す。

「この前言ったこと、覚えてるかな。はぐれないようにだけ、気をつけてね」



安価下コンマ
01〜30 これ食べてみて
31〜60 果物だ
61〜80 獲物が獲れた
81〜98 雨が降ってきた
ゾロ目 謎の少女
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 17:36:17.75 ID:YlsXzG/EO
てー
430 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 18:12:11.23 ID:6Bdj8xqO0


「…しっ」

 不意にツロムが足を止めた。それから、背中に背負った弓を外し、矢をつがえて構えた。

「? …!」

「…」

 視線の先を追い、ツロムの目当てに気付いた瞬間、彼女は矢を放った。
 がさりと草の音がする。

「あ、当たった…?」

「手応えはあった。すぐに走れなくなるでしょう」

 そう言うと、早歩きに密林を進み始めた。



「…!」

「いた」

 背の高い草の中で、鹿が倒れている。その首に、矢が刺さっていた。
 震えながら弱々しく鳴く鹿の側にかがみ込むと、ツロムはナイフを抜き、その胸に突き立てた。

「!」

 鹿の断末魔を聞いて、アスラはいつの間にか、涙を流していた。

「…行こう」

 息絶えた鹿を背負うと、3人はオアシスを出た。



「今日の晩御飯はご馳走だよ!」

「…」

 青い顔をしているアスラに、タートは囁いた。

「…生きるために、必要なこと」

「…」

 アスラは小さく頷いた。それから、呟いた。

「…でも、思い出したんだ。死んだ人のこと」

「…」

 集落に着いた。ツロムは川のほとりで鹿を解体するのだという。
 アスラは自分の家に戻ると、薄暗い屋内で座って、ぼんやりと外を眺めた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 夜)
@女を呼ぶ(今まで出てきたサトンの女を3人まで併記)

A女の家に行く(今まで出てきたサトンの女を併記)

B集落をぶらつく

Cその他要記述
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 18:15:58.91 ID:QeLpkYtGo
4 ツロムの鹿の解体を見る
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 18:26:57.13 ID:82WC/MnN0
3
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 18:28:42.80 ID:iOQw7H9v0
4 そんな事より遊びたい
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 18:45:51.66 ID:mDtmL/9ko
3
435 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 20:05:51.79 ID:6Bdj8xqO0
「…」

 アスラは、すっくと立ち上がると、家を出た。
 細い川沿いに歩くと、ツロムが座って作業しているのが見えた。

「…うん?」

 ツロムが顔を上げた。肘まで血に塗れた彼女の側には、腹を切り裂かれた鹿が横たわっている。

「どうしたの」

「いや…見てるだけ」

「そう」

 短く応えると、ツロムは解体を再開した。腹に手を入れ、内臓を引きずり出していく。食べるものと、食べないものに分けて置く。

「クリストラとかなら、もう少し細かく分けるんだろうけど、サトンでは丸焼きだね。石に埋めて焼くから」

「…」

 蔦を編んで作った籠に内臓を入れると、ツロムは立ち上がった。

「…帰ろう」

「うん」



 暗闇の中で、焚き火がパチパチと音を立てる。枯れ木の枝に鹿の心臓を刺すと、火の側に立てた。

「生き物を殺すのって、どんな感じ?」

「大地の神に感謝する、って言って、納得するかな」

「…」

 ウルルの時よりも漠然としている。

「オアシスには、肉食の獣もいる。わたしたちだけじゃなく、食べるために生き物を殺すのは、皆一緒」

「それは、そうかも知れないけど」

「生命について悩むのは、成長への一歩だね」

 そう言うとツロムは、焼けた心臓をアスラに差し出した。

「食べてごらん」

「ん。…」

 よく吹き冷まして、一口齧る。弾力のある心臓の肉は、味付けもしていないのにほのかに甘みや塩味を感じる。

「…美味しい」

「きみにそう言ってもらえただけでも、この鹿を仕留めた甲斐があった。…この鹿が生まれた意味があった。そういうことさ」
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 20:07:56.39 ID:mDtmL/9ko
(ハツ美味いよね)
437 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 20:14:19.77 ID:6Bdj8xqO0


「…うっ」

 息苦しい。何かが体の上に載っている…

「…うわっ!?」

「ん…」

 もぞりと動く、真っ白な裸体。いつの間にかルールゥが、彼の寝床に潜り込んでいたのだ。
 ルールゥは目を覚ますと、ぼそりと言った。

「…来たなら、会いたかった。でも来ないから、来た」

 細く真っ白な肢体には、赤いペイントの他に何も身につけていない。薄桃色の乳首も、つるりとした秘部も、朝日の下で丸見えだ…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
@ルールゥといちゃいちゃする

A戦闘の訓練

Bグルメを味わう

Cその他要記述
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 20:16:32.54 ID:82WC/MnN0
1
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 20:17:01.58 ID:CvhfZ6dDO
1
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 20:18:55.84 ID:ZGQ0BZ5QO
4
この前とは別の呪術も見てみる。
441 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 20:30:04.68 ID:6Bdj8xqO0


「呪術?」

 ルールゥは首をひねった。

「色々ある。ぼくの占いも、呪術の一つ」

「あと、身代わりのやつも見たんだけど、他にないかなって」

「…」

 やや不服そうな目でアスラを見ると、彼女は言った。

「この地に来ている呪術師…『ご先祖様と会話』するの、『竜を奉る』の、それから『殺す』の」

「!?」

「どれが良い? 今日は一つだけ。…あんまりたくさん紹介したら、ぼくが勇者と過ごす時間、なくなる」



安価下1〜3でコンマ最大 どれにする?
@ご先祖様と会話

A竜を奉る

B殺す
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 20:30:35.06 ID:82WC/MnN0
1
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 20:31:19.74 ID:CvhfZ6dDO
2
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 20:31:23.58 ID:nwaSCNGzo
2
445 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/22(土) 21:45:12.40 ID:6Bdj8xqO0


「ンーンー、ンーンー」

「はぁい?」

 テントの中から顔を出したのは、以前歌を習った時にいた、刺青の少女だった。

「あら、勇者さま」

「勇者が、会いたいって。呪術を見せてほしいって」

「そうでしたか。…どうぞ、中へ。ルールゥちゃんもどうぞ」

「ん」

 テントに入る。
 改めて見ると、このンーンーという少女、肌は黒いが髪は白く、ルールゥのように服は一切身に付けず、代わりに白い鱗のような刺青を脇腹と背中、そして両の太腿に彫り込んでいた。
 香料や何かの骨の並ぶ絨毯の真ん中で、向かい合って座ると、アスラは言った。

「竜を奉るって聞いたんだけど」

「ええ、その通り」

「竜は、人間を敵視してるって聞いたんだけど」

 バルバス領で、アルに聞いたことだ。人型のバルバスが人間の味方した中で、竜は種として人間に敵対したと。
 ンーンーは動じなかった。

「敵視されているからこそ、奉るのですよ。勇者さま」

「どういうこと?」

「そも、ヒトが神を崇めるのは、その恵みに預かるより前に、その怒りを宥めるため。太陽、川、大地…全て我々の暮らしに無くてはならぬものですが、時に牙を剥く。そうならぬよう、崇め奉るのが、サトンの信仰。その対象が、竜となっただけのことでございます」

「つまり、竜をなだめるため?」

「いかにも」

 ンーンーが頷く。

「竜が怒り、人々を襲うのは、人の身に落ち度があったから。勇者が剣と勇気で竜に立ち向かったように、我々は信仰と供物で竜に相対した。…最も」

 ふと、遠い目になる。

「…ワタシの母は、貴方のお父上に命を救われました。信仰ではなく、剣によって…ワタシがここに来たのも、そのためです」

 そこまで言うと、彼女は手元に顔料の壺を引き寄せた。

「一つ。災いを避けるまじないを、お土産代わりにしてあげましょう。…左腕を失礼」

 ンーンーはアスラの左腕を取ると、肩から肘にかけて、自身の刺青に似た鱗模様を、白い顔料で描いていった。

「殊、竜の災いを鎮める効果があります。お役に立てれば」

 模様を描き終えると、ふとテントの外を覗い、尋ねた。

「…ときに、夜はいかがなさいますか。どなたかと?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
@ンーンーと寝る(コンマ90以下でルールゥもついてくる)

Aルールゥと寝る

B他の女と寝る(今まで出てきたサトンの女を2人まで併記 但しコンマ90以下でルールゥもついてくる)

Cその他要記述
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 21:48:30.54 ID:mDtmL/9ko
1
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 21:48:32.46 ID:bovaiEQr0
2
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 21:48:49.19 ID:CvhfZ6dDO
2
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 21:48:57.49 ID:70tXZY11O
2
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