勇者「安価で罠を作る……」

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1 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 20:57:40.53 ID:hDHsPMQ2O
勇者「俺が勇者になるだって?」

女神「あらゆる能力に長けた、人類の頂点。それが勇者です。500年に一度現れる魔王を、討伐するのです」ホワンホワンホワン

勇者「そ、そうかそうか! 憧れの勇者になれた……よっしゃあ! 歴代最強の勇者になって、歴代最速で魔王を倒してやるぜえ!」



勇者「と、言うわけでパーティーを組んだぞ」


女魔法使い「よろ〜」ツルペター

女戦士「うむ」ボイン

女僧侶「よ、よろしくお願いします」バイン

女騎士「頑張りましょうね」タップン


勇者「よーしよろしくな! ところで、現時点での持ち物は……>>2-5か」
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 21:03:19.73 ID:YZAqS7rf0
勇者の剣
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 21:05:37.56 ID:aTsLbvCQ0
魔法の書
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 21:08:28.29 ID:VnjR9NO+o
鉄球
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 21:13:53.30 ID:hcAvWZDOO
媚薬
6 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:16:45.06 ID:hDHsPMQ2O
女魔法使い「何それ魔法の書?」ゴクリ

女騎士「それが勇者の剣……」ジー

女戦士「鉄球か」ホホウ

勇者「何物欲しそうにしてるんだよ、俺のだぞ!」

女僧侶「そ、そこのピンクのお薬もですか?」

勇者「え!? いや、これはなぜか持ってて!?」アワアワ

女魔法使い「……うわ最低」

女戦士「君は何を」

勇者「違う違う、違うんだって!」

女騎士「女性をパーティーに選んだ理由はそれなのかしら?」

勇者「違うんだって!!」ウワーーーー!
7 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:21:00.94 ID:hDHsPMQ2O
女魔法使い「……まあ、いいわ。それよりも、せっかく勇者様とパーティーが組めたわけだし?」

勇者「え?! あ、う、うんまあな」アセッ

女魔法使い「手合わせしてみない? 勝ったら、負けた方の持ち物を何でも奪えるの!」フフフ

勇者「え?」

女騎士「え……っ」ジロリ

女戦士「ふうむ」ジーーッ

女僧侶「へ、そ、それは……それは」アワワワ///

勇者(こ、こいつら、女神からもらった勇者の初期装備を奪うつもりか? ヤバいな……でも、俺は勇者だし、上手くやれば、早くもこの美女美少女らから尊敬を集められるはず)

勇者「OKだ!」

魔法使い「じゃ、決まり! まずは私からね! でもさ、勇者は最強の人間なんだから、私の得意な魔法だけで勝負してよね」

勇者「え?」

魔法使い「勇者様の魔法を見せて欲しいわ〜」クネクネツルペタ

勇者「……ま、まあいいだろ」


女騎士「どうなると思う? 皆」タプン

女戦士「勇者様が勝つだろう」ボイン

女僧侶「きゅ、急に戦うんですか〜!?」バイン
8 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:23:34.66 ID:hDHsPMQ2O
勇者対魔法使い!

勇者「火炎魔法!」ボワッ!

女魔法使い「所詮なりたて! 大火炎魔法!」ボワアアアッ!

勇者「ぐわあああああああああ!?」

バタッ

女騎士「あら……勝負ありね」

女戦士「い、一瞬か……と、言うより……」フウム

ザッ

女戦士「薬草で回復だ、勇者。次は私と……肉弾戦で、胸を貸してくれ」ボイン

勇者「え? あ、ああ……(む、胸を、か)」


9 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:25:35.54 ID:hDHsPMQ2O
勇者対女戦士!


勇者「ビキニアーマーなら腹にパンチを……」ビュン!

女戦士「遅い!」ガシッ

勇者「う!? 受け止められ……ぎゃああああああああああ手首がああああああああああ!」

女戦士「はあっ!」バッ!

女魔法使い「投げた!」

勇者「目の前が青くなったり緑になったり〜〜〜〜〜〜〜!?」ドサッ!

女騎士「真っ逆さまねえ」

勇者「首が折れるぅううう」ピクピク

女戦士「勝負ありだな、こちらも」
10 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:28:17.66 ID:hDHsPMQ2O
勇者対女騎士!


勇者「今度は……剣の勝負。これなら勇者の剣を持っている俺が勝てる筈!」シャッ!

女騎士「あらあら、正直な剣ね」シィパ!

勇者「あっ!?」

クリンクリンポーン!


女戦士「おお、女騎士さんの剣が勇者の剣を絡めとるように……」

女僧侶「勇者様の剣が吹っ飛んでしまいましたね」


女騎士「どうかしら?」ピッ

勇者「(の、喉元に……容赦なく……)まいりました」


女魔法使い「さ、女僧侶ちゃん出番よ」

女僧侶「え、ええええ……!? 私もやるんですかあ?」
11 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:31:36.39 ID:hDHsPMQ2O
勇者対女僧侶


勇者「く、このままじゃ全敗だ……でも、女僧侶ちゃんの得意分野って回復とか補助? それでどう勝負すれば……」

女僧侶「あ、あ、じゃあ勇者様は自由に戦っていいです」

勇者「え!? そ、そんなわけには」

女僧侶「私も魔王に挑む身、手加減はいりません。それに死んでしまっても、命の水がありますから」

勇者「う、うーん……ま、まあそういうことなら……」ジャキッ

女魔法使い「うわ、か弱い女僧侶ちゃんを相手に剣を構えたりして」

勇者「お、女僧侶ちゃんの覚悟を汲んでだよ!」アセッ

女僧侶(わ、勇者様にちゃん付確定しちゃった)ドキドキ///

勇者「行くぞ! 必殺・勇者斬!!」グオッ!



女騎士「まあ凄い」

女戦士「これは……!!」
12 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:33:31.73 ID:hDHsPMQ2O
女僧侶「死魔法」グオン

勇者「ぎょええええええええええええええええええええええ!!!」グプグプグプグプグプ


女魔法使い「エグっ」

女戦士「成程手加減なしだ」

女騎士「あらあら……恐いのねえ」


勇者「うげえええええ!」ジッタンバッタン

女僧侶「わ、やりすぎちゃった……ごめんなさい勇者様! 呪文解除!」ピタッ

勇者「う、うえ、うえ、花畑が見え、ひえ、ぐえええ……」ピクピクピク
13 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:37:45.07 ID:hDHsPMQ2O
女魔法使い「それじゃ、約束通り。戦利品を頂こうかしら〜。ねえ皆!」

女騎士「そ、それじゃあ……勇者の剣を。あ、必要なときとかあったら返して……いいえ、”貸して”あげるわね」チャキッ

勇者「ひえ!?」

女戦士「鉄球を貰おう。これを放り投げると強力そうだ」ズモモモモモ

勇者「そ、それは確かにそっちがいいかも……」ウググ

女僧侶「え、えっと……びや……え、えっと、薬草を貰いますね!」パシッ

勇者「は、はいいい……」

女魔法使い「では私は――」

勇者「ま、魔法の書だろ」

女魔法使い「パンツ貰うわ」

勇者「へ!?」

ガシッ!ズルルルルッ!

14 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:40:42.83 ID:hDHsPMQ2O
勇者「ちょ、ま、おま、え! おま、やめ!!」

女魔法使い「約束よ〜? それに〜? 死魔法を喰らったから抵抗も出来ないでしょ〜?」

勇者「わ、あ、わ、わわ! ああ!」

ズルルーン!

女魔法使い「とりあえず下鎧とズボン頂きぃ〜、へー、青トランクスかー」


女騎士「あらあら」

女戦士「お……お//」

女僧侶「////////////」


勇者「やめ、やめ、や、や、や!」

女魔法使い「往生際が悪いっ!」スポーーーン!


勇者「         」


女魔法使い「……」

女騎士「……」

女戦士「……」

女僧侶「///////////」
15 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:45:15.38 ID:hDHsPMQ2O
〜〜〜〜


勇者「……」グスン


女魔法使い「それでは、”勇者様だからって威張るんじゃないぞの儀式”を終えま〜す」キャハハハハ!

女戦士「ふ、ふむ// 神聖な儀式だった///」

女騎士「貴重なものが観れたわね〜」ウフフフ

女僧侶「//////////////////////」

勇者「うああああ……うあああああ……」

女魔法使い「ま、これを教訓に、勇者として慎ましやかに任に当たることを覚えなさいな。まだまだ”おこちゃま”なんだからね!」

勇者「ううううううううううっ!」

女騎士「はい、勇者の剣。返すわね」

女戦士「鉄球を」ゴトン

女僧侶「びや……薬草、お返しします!」/////

勇者「え?」

女魔法使い「言ったでしょ、あくまで、これは儀式よ。本当に勇者の剣を勇者から取り上げるわけないでしょ」

勇者「ぐ、ぐ、ぐ、ぐっ!」

女魔法使い「あとは、しっかり相手の策を見抜ける頭脳の努力も必要かな〜?」キャハハハハ!

勇者「ぐぎいいいいいいいいいっ!」

女魔法使い「あと、荷物持ちと洗濯係と炊事係は……わかってるわね?」


勇者「く、く、くそおおおおおおおおおおおっ!!」
16 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:50:43.43 ID:hDHsPMQ2O
2日後〜〜

勇者「あれから本当に雑用ばっかりやらされている……」ハアハア

女戦士「道具袋と外套の洗濯はどうなった?」

勇者「あ、はい女戦士さん……終わってます(洗濯係って言ったって、女子勢の服とかを洗濯するわけでもないし……))」

女戦士「ううむ、洗濯スキルはまだまだだな」

勇者「すいません……」

女騎士「にんじん、硬いわねえ。料理スキルもちょっと……」

女魔法使い「あと、荷物持ちとしても、ね。ヨタヨタしちゃって。おかげで戦闘にも遅れて……戦闘スキルまで低いんじゃ、この先困るわよ〜」キャハハh!

勇者「うぐうううう!」

女僧侶(しかもおこちゃま……可愛いです勇者様///)ジーーー


勇者「くそ、こんなのが勇者の日々だなんて、認められないぞおっ!」

勇者「こうなったら、こうなったら……くそ、くそ!」ガシッ

バサッ

勇者「あ、魔法の書を落としてしまった。そう言えば、これ、一回も読んだことが無かったな……ん?」

勇者「罠魔法? なんだそれ、聞いたこともないぞ?」

勇者「ふむ、ふむふむ。ふむ……身近なものを罠に変える、か」

勇者「……」

勇者「これを使って……よし!」
17 : ◆7TuQD96uBI [saga]:2020/10/02(金) 21:58:41.51 ID:hDHsPMQ2O
町宿・1人部屋〜


勇者「魔法力集中!」ゴオオオオッ!

勇者「来る……来るぞ! 書に描かれていた”安価”の力!」

勇者「それに、周囲にある物体や状況を掛けあわせることで、”罠”を作り!」

勇者「俺のことをバカにしているあいつらに、目にもの見せてやるんだ!」

勇者「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!」グオオオオオオオオオオオ!!


勇者「罠魔法発動!!」


やっと安価パート!

ここは町の宿屋。
女性陣のいる4人部屋には、1人部屋と同じくテーブル、椅子、クローゼット、ベッド、水差し、燭台などがある筈。
誰に >>19 どんな罠を仕掛ける? >>21
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 21:59:49.18 ID:aTsLbvCQ0
女魔法使い
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