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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」那珂「その8!」【安価・コンマ】

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673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/21(水) 23:55:56.77 ID:HkjK3rzT0
山雲だと土曜朝のアニメみたいな展開になってたんだろうか
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/21(水) 23:57:26.41 ID:vG3GDjzP0
山雲ちゃんは遊びたい!とな
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/21(水) 23:57:50.93 ID:/cQTQMiKO
ビスコ潮天津風涼月で歴代最悪のど畜生提督をだな
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/21(水) 23:58:32.97 ID:L1cDs5yco
清涼剤枠は…迅鯨…?
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/21(水) 23:59:42.86 ID:1rD944Tu0
でもヤンデレラかもかもだぞ?
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:00:01.14 ID:CiUu0LtKo
迅鯨は一番ヤバそう…
679 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/22(木) 00:01:02.57 ID:yCHx7s5+0
4人目
大井(79→97):提督の幼馴染みで相思相愛で共依存なセフレ。
お互いに告白はしたものの、恋人として付き合っていない(50にならないと恋人として付き合えない)。

ということで、以下の4人が10周目ヒロインとして登場します。


ビスマルク:借金漬けで売られた良家の令嬢。提督に買われて性処理肉便器として生きている。提督を殺したいほど憎んでいるが犯されて感じたくないのに惨めにイき狂わされてプライドがズタズタに傷付けられる毎日。同級生なので学校でも犯され家でも犯されもはや提督専用の形になるぐらい犯されまくってる。勿論肉便器らしく避妊なし危険日中出し当たり前で妊娠の恐怖に怯えてる

迅鯨:提督の妻を騙る担任教諭

不知火:元カノ。提督曰く『その日まではごく普通の彼氏彼女だったがある日突然別れを言い渡された。その時の顔は今までの笑顔溢れる彼女とははまるで違った"全てを諦めた"ような顔だった』とのこと。実は大和の時空魔法の間接的な被害。彼女はその時代ではとても珍しい特殊な体質だった。そのため大魔導士だった大和の行使した巻き戻しの影響を中途半端に受け、大和と同じ回数のループを経験することになる。 何度あらがおうとも気付けばすべてなかった事になる恐怖に晒され続けた結果、自分と提督が作る未来はどこにも存在しないのだと諦めてしまい、別れを伝えてしまった。皮肉にもそれは大和が魔翌力を封じられ、形は違えど思い人と結ばれる周だった

大井:提督の幼馴染みで相思相愛で共依存なセフレ。お互いに告白はしたものの、恋人として付き合っていない(50にならないと恋人として付き合えない)


( ゚д゚)「………」

( ゚д゚ )(ついに高校生提督が肉便器を買っちゃう資産家のクズになって、そんなやべー奴に妻を騙る先生が迫って来て、それだけじゃなくて相思相愛のセフレまでいて、挙句の果てには大和の時間跳躍の被害を受けた元カノすらいる、と……)

( ;゚д゚)「………」






((((;゚Д゚))))(まとめられる気がしない……ッ!)ガクガクブルブル
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:01:29.26 ID:KJfxS/Ot0
デスヨネー
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:01:51.83 ID:IOqsUdQco
お家に肉便器がいるから18禁じゃなかったら皆ピュア()
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:03:00.00 ID:gRXxGw6Bo
心中お察しします………
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:03:39.62 ID:cmq98xVE0
何でビス子とぬいぬいは通しちゃったんだろう…
乙でしたー
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:04:06.06 ID:yB5j+PakO
>>1の限界が)試される大地(スレ)
長門投げたけど、TSした父親はさすがに無理だったか…
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:04:39.81 ID:q7adPRW90
今回はスパ子みたいになりませんように……
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:05:00.92 ID:D/OwLO91O
ある程度オミットしてもいいんですよ?
というかビスマルクと不知火が長すぎるんじゃ無い?
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:06:30.25 ID:lKCS6eTC0
たまには1〜30のヒロインの中から>>1が任意で選ぶ、とかやってもいいんじゃない……?
いや、自分らいつも無茶投げてるしゴニョゴニョ……
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:06:33.18 ID:u5kFg8dR0
乙です
割と今回は全うな感じの
エロゲ展開になりそうやな(価値観麻痺)
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:06:49.77 ID:b+5vjZSk0
今回は末尾0同士だから拗れずに済んだが今後は文章以外で安価取るの禁止したほうがいいと思う
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:08:18.90 ID:34hrXqpyO
長いけどそこまで問題ないんちゃう
流石に不知火レベルが複数いたら8周目の二の舞だがな
設定同士が喧嘩するし
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:09:25.62 ID:1niFaYoN0
頑張れ
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:11:36.77 ID:u5kFg8dR0
ぬいぬいも
今回のビス子と迅鯨が絡んだ
色んなパターン見せられたら確かに心荒みそうやなあ…
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:13:42.39 ID:y2LwaXjyO
ぬいぬいが提督を振ったからグレて肉便器に手を出すようになったのでは(名推理)
しかし大井っちにも提督寝取られてるし散々だなぬいぬい
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:15:32.94 ID:gRXxGw6Bo
ぬいぬいは逆境ほど強いから…(ショタ提督シリーズを見る)
695 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/22(木) 00:29:29.71 ID:yCHx7s5+0
>>684
申し訳ございません。『父親がTS』に関しては、本当にしばらく無言で悩んでしまうほどだったので……

エピローグはある程度構想が出来ている為、それほど時間はかからないと思います。問題はオープニングで、こちらは……正直、どれほど時間がかかるかは分かりません。
上手く設定同士を関連付けることが出来ればスムーズにプロットを組めそうですが、詰まってしまった場合はかなり苦戦しそうと言いますか……

>>670の方の意見を見て考えたのですが、次回からは『他の方々の安価を指定するのはNG』という注意事項を追加した方がよろしいでしょうか?
ありがたいことに、多くの方々が安価を取って下さっている現状だからこそ、混乱を避ける為にも分かりやすさを重視すべきだと思いました。
こちらが至らず申し訳ございません。どちらにしても9周目のエピローグ&10周目のオープニング完成が先ですね。『こうすれば良いのでは?』等の意見を頂けると幸いです。

そして、今回のTSの件もありますので、先に明言させて頂きます。
>>584の『植物状態の提督の見ている夢を解析したり介入したりしている研究者』という設定についてですが、このような『他のヒロイン(の設定)に重大な影響を与えかねない設定』はNGとさせて頂きます。
理由につきましては、提督が植物状態=他のヒロインは提督が見ている夢に登場する人々=『他のヒロインは現実に存在していない』という、各ヒロインの設定が大きく捻じ曲がってしまうことになりかねない為です。
ただ、上記の通り不知火(の設定)を採用していることもありますので、関連付けが全てNGという訳では無く、過去のヒロインや他のヒロインの設定に大きな矛盾が生じない範囲であればOKです。

私の力不足及び構成力不足で、読者の方々に何度もご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございません。
それではお付き合い頂きありがとうございました!次回の更新でお会いしましょう。
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:34:11.66 ID:sIM/hUKhO

ビスコの設定は長ったらしく書いてあるだけで短くまとめると
提督に借金が原因で買われた元令嬢の肉便器同級生だよ
提督憎んでるけど家でも学校でも危険日中出しされて妊娠怖いけど感じちゃってるよ
程度のもので書いたやつが要約が下手くそだっただけっしょ
単に長いからって弾くほどではないわな
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:41:47.07 ID:PBg+8Aneo
乙です
他の人の〜については禁止まではしなくていいのではと思います
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 00:46:29.45 ID:zuT0498mO
リーディングシュタイナー搭載ぬいぬい
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 01:06:17.35 ID:RkBsSFN+O

1週目でゆーちゃんが勝ってたからビス子も呪い無視して勝てるといいが
ドイツ勢は前作で苦労したからなあ…ビス子以外誰もゴールしてなかったような
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 01:21:46.41 ID:E84nFGq8O
今周は弥生と対馬の設定が掘り起こせなかったのが残念よな
エピローグで対馬はともかく弥生の発情体質どうなるんだろ
提督の精液無しでずっと満たされないまま毎日自慰し続ける弥生とか興奮する
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 07:19:01.57 ID:HFGB+QQMO
学校生活(まともな学校生活を送るとは言ってない)
またSFファンタジーが絡むテイトククンポケットが始まるのかいいぞもっとやれ
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 07:44:18.44 ID:cmq98xVE0
>>670 の事態って、
単純に >>666の見間違いで、
安価の連投制限は、安価案単位じゃなくてID単位でかかるのですよね?
ID単位でかかるなら、他人の安価の指定をNGにしなくても良いのでは?
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 07:59:11.26 ID:u5kFg8dR0
今回は当事者が納得できたから良いかもしれないけれど
安価先ミスった本当は〜みたいのが生じたらややこしくなるし
仮に複数の人間がある既出の安価を指定したら公平性が損なわれる
そういう意味では今回トラブルにならなかったのが奇跡的なんだよな
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 10:03:25.70 ID:tGPxYcTUO
この案良いなぁってなった時に、同じものを指定したくなりませんか?
トラブル対策の為に、安価指定はレスアンカーじゃなくて、全文指示にすれば良いとは思いますけど
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 11:03:04.69 ID:PBg+8Aneo
>>704
これね、正直ある

ただトラブルやミス回避の為なら自己レスや行動安価の時もレスアンカーを使うのやめた方がいいのではと考えてうーんとなる
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 11:22:56.95 ID:B5PQrMyg0
ルールで縛るのは想定している問題が実際に起きてからでいいんじゃないか?基本的に暗黙の了解を守れない人を弾く為に設けるものであって、平和なうちから色々と制限かけるべきではないと思う
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 08:30:06.96 ID:bFFwO0xSO
大井がセフレで止まっていたから、不知火に取られたのか、
不知火という恋人がいるから、告白しあった大井と付き合わずにセフレ止まりの関係になったのかどっちだろう?
大井とは共依存だから、恋人になる必要すら無いほど深い仲って事もありえるしなぁ…
大井の負担軽減の為に、肉便器を買ってそうではあるが…
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/10/24(土) 15:59:22.26 ID:QV6ObQe40
シュタぬいをまとめると

病まとが時間巻き戻すと不知火の時間も巻き戻されたよ!頭おかしくなりそうだよ!
XXX回も恋人との思い出がなかった事にされてもう耐えられないYO!別れてほしいYO!
(でも病まとがお縄になったからもう時間巻き戻らないよ)

ビスまんこまとめた人ほど短くできなかったけどこんな感じ?
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 06:53:58.70 ID:PFMduVUhO
霞→魔法少女の設定が作られる
大和→霞が目指してた魔道士の設定掘り下げ
不知火→大和の魔法が原因でループ地獄

霞の設定からここまで話が広がるなんて誰が予想できただろうか
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/26(月) 17:45:30.35 ID:XSRoVplvO
しかし……大井っちや元カノ不知火がいながらビスコに鬼畜ってるのはどうすんべ
大和の時空魔法の影響で提督は精神にバグが生じたとかか、大井っちとぬいも鬼畜かそれを容認する性格か……
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/26(月) 18:47:18.71 ID:V8XTjxNDO
まさにカオス
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/26(月) 19:00:42.56 ID:R1drsodw0
提督をとりあえず暫定的にでも
モノはモノとして扱う人間性持たせるべきかね
不知火が距離置こうとしたのはそうした面を見たからと繋げられそうだし
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/26(月) 19:12:09.79 ID:KM8IG++8O
展開とか設定決めるのは作者であって俺らがゴチャゴチャ言う事じゃないっしょ
やりすぎるとネタ潰しにもなりかねんし
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/26(月) 19:27:51.28 ID:/3zg92UT0
プロローグもまだなんだしネタ潰しになるような内容なんて
父親性転換レベルでもなければあり得んでしょ
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/26(月) 19:33:34.16 ID:QqqJfa1MO
性転換ネタはTS設定ありきでキャラ選んでる感じがとても不快だわ。好きな艦娘でやられると特に
716 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:13:01.58 ID:xyRvPoXV0
お待たせして申し訳ございませんでした!エピローグ、投下します。
717 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:14:12.94 ID:xyRvPoXV0
――エピローグ

――喫茶店


提督「………」

カランコロン…

提督「……!」

ウォースパイト「……珍しいわね。提督から誘ってくれるなんて」スタスタ…

提督「……いや」

ウォースパイト「それで、大切な話があるのよね?電話やLINEではなく、こうして顔を合わせて話さないといけないほどの……」

提督「………」コクリ

提督(正直、話すのは辛い……君の気持ちを知っているから。僕のことを忘れずにいてくれて……それどころか、こうして日本にまで……)

ウォースパイト「………」

提督「……っ」グッ…

提督(だからこそ、黙ったままでいるのは……ダメだ。全てを話すことは出来ないとしても……)

ウォースパイト「……提督?」

提督「……ウォースパイト」

ウォースパイト「え、えぇ……」

ウォースパイト(かなり深刻な顔をしてるけれど……まさか、いや、流石にそれは……)

提督「………」

提督(これだけは……絶対に、これだけは……伝えておかないと、いけない……!)

提督「……実は、恋人が出来たんだ」

ウォースパイト「………」

提督「だから、君とは……付き合えない。本当に、ごめんなさい……」

ウォースパイト「………」
718 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:16:02.88 ID:xyRvPoXV0
提督「………」

ウォースパイト「………」

提督「……っ」

提督(絶対、怒ってるよな……僕だって、立場が逆だとしたら……流石に八つ当たりするような真似はしないにしても……)

提督(『こっちは長年君のことを考えてたのに、君は僕と関係無い男を選んで』……そう、考えてしまうだろうから……)

ウォースパイト「……そう」

提督「………」

ウォースパイト「私じゃ、勝てなかったということね……」

提督「………」

ウォースパイト「努力、したんだけどな……提督に『魅力的な人になった』と言って貰えるように……」

ウォースパイト「"あの日"の言葉を……いつか再会と信じて、頑張ったんだけどな……」

提督「……っ」ズキッ…

ウォースパイト「……ダメね、私。こんな未練がましく、貴方に弱音を吐くなんて……」

提督「いや、そんなことは……」

提督(むしろ、僕の方こそ……君に合わせる顔が無いのに……)

ウォースパイト「……どんな人なの?」

提督「……事情があって、今は言えないんだ」

ウォースパイト「………」

提督「だけど、僕にとって……一緒に人生を歩みたいと思える人なのは、自信を持って言える」

提督(……本当は"歩みたい"ではなく"歩まなければならない"の間違いだ。でも、それは流石に……話せない……)

ウォースパイト「………」

提督「………」
719 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:17:37.58 ID:xyRvPoXV0
ウォースパイト「……完敗ね。貴方が、そこまで言うほどの相手じゃ……」

提督「………」

ウォースパイト「"今は言えない"ということは……いつかは、会わせてくれるのよね……?」

ウォースパイト(せめて、私の初恋の相手を取って行った人に……一言くらい、恨み言を言いたいもの……)

提督「……約束する。今は無理だけど……いずれ、必ず……」

ウォースパイト「……そう」

提督「………」

ウォースパイト「……その人と、幸せになってね?私の分まで……」ニコッ

提督「………」コクリ

ウォースパイト「じゃあ、私は……」

提督「………」

提督(やっぱり、イギリスへ帰るのかな……当然か。君は僕を追いかけて来てくれたんだ……)

提督(その僕が、別の誰かと付き合っているとしたら……それこそ、日本にいる意味は……)

ウォースパイト「このフルーツパフェにしようかしら」

提督「……へ?」

ウォースパイト「提督はどうする?折角来たんだから、何か頼まないとお店に失礼だもの」

提督「あ、いや、その……」

ウォースパイト「……もしかして、私がそのまま帰っちゃうと思った?」

提督「………」

ウォースパイト「確かに、貴方が他の人と交際しているのはショックだけど……」

ウォースパイト「"一緒にいる"だけなら、何も恋人である必要は無いわ。それこそ"友人"や"同僚"として、ね?」

提督「……!」

ウォースパイト「これからも、友人として……同じ学校で働く同僚として、仲良くしてくれますか?」

提督「……こちらこそ。こんな僕で良ければ、よろしくお願いします」

ウォースパイト「ふふっ……」ニコッ

提督「………」

提督(やっぱり、眩しい……僕にとって、君は眩し過ぎる……"あの頃"の輝き、そのままで……)
720 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:19:06.83 ID:xyRvPoXV0
――数時間後・自室


提督「………」つスマホ スッスッ

朝風『その人、納得してくれたのね』

提督『うん。僕なんかには、もったいない幼馴染だよ……』

提督「………」

朝風『それじゃ、次は対馬と妹さんか』

提督「……っ」グッ…

提督(これ以上、先延ばしにする訳にはいかない……僕も朝風も、覚悟を決めるんだ……!)

提督(今のような関係が続いてしまえば、いずれどこかで限界が来る……それだけは、避けないといけない……!)

朝風『本当に、週末の休みで良いのね?』

提督『後回しにするほど、余計に拗れかねない……朝風、大丈夫?』

朝風『私はもう覚悟は決まってる。9周目提督さんこそ、大丈夫?』

提督『うん。じゃあ、約束通り……週末に、僕の家で会おう』

朝風『分かったわ。じゃあ、おやすみ』

提督「………」つスマホ スッ…

提督(弥生はまだしも、対馬が納得してくれるかどうか……いや、それを説得するのが、僕と朝風のすべきことだ)

提督(いくら朝風が『気にしない』と言ってくれていても……このまま対馬や弥生と関係を続けて良いはずが無い)

提督「……もしかしたら、ウォースパイトに朝風のことを隠したのが無意味になるかもしれない」

提督(そんなことになれば、僕はもちろん朝風もただでは済まない……でも、そのリスクを背負ってでも……)

提督「……認めて貰うしかない。対馬と弥生に」

提督「………」チラッ

遺影「」

提督(姉さん……こんなことになってしまって、本当にごめん。でも、もう……迷わないから……!)グッ…!
721 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:21:00.36 ID:xyRvPoXV0
――数日後・リビング


弥生「……大事な話?」

対馬「………」

提督「うん。どうしても、2人に話しておかなければいけないことがあるんだ」

対馬「………」

弥生「……それって、最近……私と、えっちしてくれないことと……関係、あるの……?」

提督「………」コクリ

対馬「………」

提督「………」

提督(時間的には、そろそろ……)

ピンポーン

弥生「……!」

提督「………」スタスタ…

ガチャッ…

朝風「………」

提督「……どうぞ、上がって」

朝風「……お邪魔します」スタスタ…

弥生「………」チラッ

対馬「………」フルフル

弥生(じゃ、じゃあ、偶然……?それとも、兄さんの話と……関係、あるのかな……)

提督「……僕の隣に座って」

朝風「……えぇ」スッ…

対馬「………」

弥生「………」

提督「……それで、話についてだけど」

弥生「……うん」

対馬「………」
722 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:22:19.17 ID:xyRvPoXV0
提督「僕と朝風は……」

朝風「私と先生……ううん、"9周目提督さん"は……」

対馬「………」

提督朝風「恋人として、付き合うことになった」

弥生「えっ……」

対馬「………」

提督「もちろん、僕らが生徒と教師の関係だとか……既に歪んだ繋がりであることも理解している」

朝風「それでも、私は9周目提督さんの行いを全て許した上で……恋人になって、一緒に過ごすことを選んだわ」

弥生「そ、そんな……」

対馬「………」

提督「こんなことを頼むのは、おかしいと分かってるけど……対馬と弥生には、僕達の関係を、認めて欲しい」

提督「そして、今後は……対馬や弥生と、行為をしない。今までのような、健全な関係に戻ろうと思う」

弥生「うぅ……」

対馬「………」

提督「………」

提督(弥生は予想通り、動揺しているみたいだけど……対馬は無言か。これはもしかして……)

対馬「……そういうこと、だったのね」

朝風「……!」

対馬「最近、朝風ちゃんの叔父さんを見る目が変わって来たと思ってたけど……」

対馬「まさか、私を差し置いて……叔父さんと、そういう関係になっていたなんてね……」

提督「………」

提督(やっぱり、気付いてたんだ……)
723 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:23:21.92 ID:xyRvPoXV0
朝風「……流石、9周目提督さんのことを脅して肉体関係に持ち込んだだけのことはあるわね」

対馬「………」チラッ

提督「……僕が話したんだ。全部……」

対馬「そう……ねぇ、朝風ちゃん」

朝風「………」

対馬「今、私が考えてること……分かるかしら?」

朝風「……どうせ『私達が別れないと例の動画や写真をネットにばら撒く』とでも言うつもりでしょ?」

対馬「うふふ……よく分かってるじゃない」ニコッ

提督「………」

朝風「………」

対馬「朝風ちゃんは、あくまでも私と叔父さんの関係がバレないようにする為の見張り役よ?」

対馬「それなのに、私の叔父さんを取って行っちゃうなんて……そんなこと、許すと思う?」

朝風「……9周目提督さんはアンタの、いや、誰のものでも無い」

対馬「……!」

朝風「そんな考えしか出来ないから、9周目提督さんは苦しんだ。アンタと関係を持ったことを、ずっと悩んでたのよ」

朝風(妹さんとは、自分の意志で関係を続けてると言ってたけど……元はと言えば、対馬が媚薬なんて使ったから……!)

対馬「……っ」ギリッ…

提督「……対馬」

対馬「……嫌。絶対に、嫌……」

朝風「………」

対馬「絶対に嫌よ!朝風ちゃんなんかに、私の気持ちが分かる訳無いでしょう!?」

対馬「これ以上ふざけたことを言うなら、本当に動画をインターネットに流出させて……」

提督朝風「……それでも良い」

対馬「ッ!?」

弥生「えっ……!?」
724 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:25:41.00 ID:xyRvPoXV0
朝風「私の行為中の動画をばら撒きたければ、好きにしなさい」

弥生「で、でも、そんなことになったら……」

朝風「……えぇ。私は一生世界中のオカズにされて、学校でも居場所が無くなるでしょうね」

対馬「そ、そうでしょう!?ご両親だって、貴女のことを軽蔑して……」

朝風「別にそれでも構わない」

対馬「……!」

弥生「……!?」

朝風「私は9周目提督さんさえいてくれれば……先生さえ、恋人でいてくれれば……生きていける」

朝風(どれだけ周りから馬鹿にされ、玩具にされたとしても……私はもう、ご主人様の物だから……全然気にならない)

対馬「……お、叔父さんはそれで良いの!?」

提督「………」コクリ

対馬「わ、私が動画を流出させれば……叔父さんは逮捕されて、教師も首になって……朝風ちゃんとも、離れ離れに……」

提督「……良いんだ」

対馬「なっ……!?」

弥生「っ!?」

提督「僕は許されないことをした。例え脅されていたとしても、姪や教え子に手を出すなんて……あってはならないことなんだ」

提督「増して、弥生は完全に僕の意志で関係を続けていた。その罪を償わなければならないなら、罰を受けなければならないなら……」

朝風(9周目提督さん……)

提督「……もう、覚悟は出来てるから」

対馬「………」

弥生「………」

朝風「……そういう訳だから、私達にはもう脅しなんて通じないわよ」

提督「………」

対馬「………」

弥生(ど、どうしよう……このままじゃ、兄さんが……でも、私も朝風ちゃんを脅すことに加担してたから……何も、言えない……)
725 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:28:28.12 ID:xyRvPoXV0
対馬「……どうして」ジワッ…

提督「……!」

朝風「……は?」

対馬「どうして……叔父さん、あの日……」ウルウル…

提督「あの日……?」

対馬「私のことを……孤独になった私のことを、愛してくれるって……」ポロポロ…

朝風「なっ……!?」

提督「………」

提督(……あぁ、そういうことか)

対馬「私には、もう……叔父さんしか、いないのに……それなのに、また……私を、置いて行っちゃうの……?」ポロポロ…

提督「………」

対馬「嫌……もう、あんな悲しい思い……したくない……辛くて、苦しくて……それでっ……!」ポロポロ…

弥生「………」

弥生(やっぱり、私は身内にカウントされてない……)

対馬「……っ」ダキッ

提督「……!」

対馬「お願い……1人にしないで……!ずっと、叔父さんの傍にいさせて……!」ギュウッ

対馬「叔父さんがいないと、私……生きていけない……寂しくて、死んじゃう……絶対、耐えられない……」ポロポロ

朝風「アンタねぇ……この期に及んで、まだそんなことを……」

提督「………」スッ…

朝風「……!」

提督(大丈夫。僕に任せて)

朝風(9周目提督さん……)
726 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:30:10.12 ID:xyRvPoXV0
提督「……対馬」

対馬「ぐすっ……」ポロポロ

提督「確かに僕は、あの日……『対馬を愛する』と言った。でも、それは……」

対馬「……分かってる。家族として、でしょう……?」ポロポロ

提督「………」コクリ

朝風「………」

朝風(……そういう意味ね。びっくりした……9周目提督さんや対馬の関係を考えると、健全な意味には聞こえないから……)

対馬「嫌……嫌ぁっ……私を、置いていかないで……ずっと、傍にいて……!」ポロポロ

対馬「叔父さんのこと、脅してごめんなさい……媚薬まで使って、ごめんなさい……でも、でもぉっ……えぐっ……!」ポロポロ

提督「……大丈夫だよ。対馬のことを、置いて行ったりしないから」

朝風「……!」

弥生「……!」

対馬「でも……叔父さん、私を捨てて……朝風ちゃんに……」ポロポロ

提督「だから、もう行為をしないだけだってば。これまで通り、僕は対馬の面倒を見ようと思う」ポフッ…

対馬「あ……」ポロポロ

提督「対馬は僕の大切な姪だから。それに、対馬のことは養子として引き取ってるんだから……」ナデナデ…

提督「僕が朝風と付き合ったとしても、対馬が僕と離れ離れになることは無いよ」ナデナデ…

朝風(あっ、そっか……確かに姪と同居してるってことは、普通に考えて養子よね……)

対馬「……本当?」ポロポロ

提督「うん。約束する」ナデナデ…

対馬「………」ギュッ

提督「………」ナデナデ…

朝風「……はぁ」

朝風(とりあえず、対馬は説得完了かしら……となると、残りは……)チラッ

弥生「………」
727 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:31:59.69 ID:xyRvPoXV0
弥生「……兄さん」

提督「……うん」

弥生「どうしても、朝風ちゃんと……その、付き合うの……?」

提督「………」コクリ

弥生「……対馬は、姪だから……兄さんと、一緒にいられるけど……」

弥生「私は、妹だから……一緒にいなくちゃいけない理由は、無いよね……」

提督「………」

弥生「……っ」ギュッ

提督「……!」

弥生「お願い……いなく、ならないで……兄さんと離れるなんて、嫌……」

提督「……弥生」

弥生「兄さんが、朝風ちゃんと付き合うのは……兄さんが決めたことだから、何も言えない……」

弥生「でも……兄さんと一緒にいられなくなるのは、耐えられない……寂しいから……」

提督「………」チラッ

朝風「別に良いわよ?」

弥生「……え?」

朝風「だから、別にお兄さんと……9周目提督さんと一緒にいても、私は気にしないけど」

朝風(癪に障るけど、対馬と妹さんが9周目提督さんから離れたくないって気持ちは……痛いほど分かるから)

弥生「ほ、本当!?本当に、良いの……!?」

朝風「えぇ。ただし、さっき9周目提督さんが言ったように、セックスとかそういうのは禁止」

弥生「うっ……」

提督「……ごめん、これだけは譲れない。僕は、対馬や弥生と……今までのような、健全な関係に戻りたいんだ」

弥生「………」

弥生(本当は、兄さんのが欲しくて仕方ないけど……でも、兄さんは本気で……)

弥生「……どうしても?」

提督「………」コクリ

弥生「……分かった。出来るだけ……」

朝風「出来るだけ?」ジトッ

弥生「あぅ……ぜ、絶対、我慢する……から……」

提督「……ありがとう。やっぱり、弥生は僕の可愛い妹だよ」ナデナデ…

弥生「んっ……」

弥生(……しばらく、自分で慰める日々が続きそう。でも、兄さんが望むことだから……頑張って、我慢しないと……)
728 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:34:09.86 ID:xyRvPoXV0
提督「……だけど、2人共。朝風に言わないといけないことがあるよね?」

対馬「………」

弥生「うっ……」

朝風「………」

提督「僕はもう許して貰った。後は対馬と弥生だけだよ」

朝風「………」ジー

対馬「……その、脅してごめんなさい」

弥生「私も……自分のことを優先して、姪の暴走を止められなくて……ごめんなさい……」

朝風「全く……あ、対馬」

対馬「……?」

朝風「言葉だけじゃ信用出来ないから、9周目提督さんと私の目の前で動画を消しなさい」

対馬「………」コクリ


――数分後


対馬「これで、全部……」つスマホ スッ…

朝風「……ん、スマホにはもう録画データは無いみたいね。パソコンは?」

対馬「……大丈夫。元からバックアップは無いから」

提督「……その言葉、信じるよ?」

対馬「………」コクリ

対馬(私だって、叔父さんが逮捕されるのは……嫌だから……)

朝風「はぁ〜っ……これでようやく、9周目提督さんと私は自由の身なのね!」

提督「………」チラッ

対馬「………」

弥生「………」

提督「……大丈夫だよ」ポフッ…

対馬「……!」

弥生「……!」

提督「もう、あんなことは出来ないけど……2人はこれからも、僕の大事な姪と妹だから」ナデナデ…

対馬「叔父さん……」

弥生「兄さん……」

朝風「ただ、私達の関係は周りに黙ってて欲しいの。近親相姦ほどじゃ無いにしても、認められない関係なのは間違い無いから」

対馬「………」コクリ

弥生「私は元々……秘密を話せるほど、仲良しな人は……あまり、いないから……」

提督「……ありがとう、2人共」

朝風「……一応、お礼は言っておくわ。ありがとう」

対馬「……叔父さんの為、だから」

弥生「………」コクリ
729 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:35:31.07 ID:xyRvPoXV0
――数十分後・リビング


朝風「あの2人、部屋に戻ったっきり出て来ないわね……」

提督「……もしかして、僕達に気を遣ってくれたのかな」

朝風「………」ギュッ

提督「……!」

朝風「……説得出来て良かった。本当は、凄く……怖かったから。あの動画をばら撒かれたら、どうしようって……」

提督「………」ギュッ

朝風「あっ……」

提督「例え、そんなことになっていたとしても……僕がいる」

朝風「……!」

提督「僕のことを許してくれた、朝風の為なら……何だってする。あの時、そう決めたから……」

朝風「9周目提督さん……」

提督「………」

朝風「……私も同じ」

提督「……え?」

朝風「さっき、2人で『脅しに屈しない』って言った時……9周目提督さん、少しだけ足が震えてたでしょ?」

提督(気付いてたんだ……うぅ、自分が情けない……)

朝風「ふふっ。でも、貴方が逮捕されちゃったとしても……私は絶対、貴方の味方だから」

提督「……ありがとう」

朝風「ただ、現実は甘くないわよね。私達のことを、他人に話す訳にはいかないし……」

提督「こればかりはね……僕としては、朝風が高校を卒業するまでは……隠しておいた方が良いかなと思ってるけど」

朝風「……うん」

提督「だけど……いや、本当は教師がこんなこと言っちゃいけないけどさ……」

提督「皆にバレないよう、注意しながら……これからも、恋人として過ごしていこう」ニコッ

朝風「ふふっ、当然じゃない。9周目提督さんには、あんなに弄ばれたんだもの……そんな何年も、我慢出来る訳……///」ギュッ

提督「……あ、朝風?」

朝風「……♪///」スリスリ…

提督「………」

朝風「両親には、友達の家に泊まって来るって言っておいたから……えっと……///」スリスリ…

提督(これは……そういうこと、だよね……?)

朝風「……私のこと、可愛がってくれる?///」

提督「……君が望むなら」

朝風「あはっ……♪///」
730 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:37:13.87 ID:xyRvPoXV0






























「壊れちゃうくらい、私のことを虐めて下さい……ご主人様♪///」


「……うん」

(朝風をこうしてしまったのは、僕なんだ……だから、一生をかけて責任を取る。そして、心から……彼女を愛してみせる……!)





























――朝風 HAPPY END!
731 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:39:41.36 ID:xyRvPoXV0
ここからは各ヒロインのプロットを投下していきます。全体的に長文になってしまった為、分割して投下します。


・ウォースパイト

(好感度20到達時)
イギリスの由緒正しき血筋を受け継ぐ王室で生まれた次女。生まれた時から2歳年上の長女と共に、王室の者として相応しい振る舞いや教育を受け続けて来た。
最初は特に疑問に思っていなかったが、物心がつくと生活に窮屈さを感じるようになっていく。
母親である女王の言うことを聞きつつも、本心ではもっと自由に遊んだり平民がやっているような遊びもしたいと考え始める。
もちろん、母親も子供に無理矢理命令するような性格では無いが、王家の血筋としてしっかりした子供に育てたいという気持ちがあり、それがウォースパイトにはやや荷が重かった。

7歳になると、更なる英才教育が施される。幸いなことにウォースパイト自身が両親の血を受け継いでいた為、教育自体はそれほど苦では無かった。
しかし王家の者として振舞わなければならないというプレッシャーや窮屈さは今まで以上に感じるようになり、母親の期待に応えられるかどうかの不安を募らせていく。
姉であるクイーン・エリザベスも妹のことを気にかけており、このことを母親に相談する。
すると母親は『少し厳しくし過ぎてしまったかしら』と考え、ウォースパイト本人の優秀さも考慮し、英才教育の量を減らして自由な時間も適度に満喫させてあげることにした。

ウォースパイトは少し肩の荷が下りたという感じで、自由時間には王宮の外へ遊びに出かけることが多くなった。
そこで、夏休みを利用してイギリス旅行に来ていた提督と初めて出会う。ウォースパイトにとっては初めて出会った平民かつ男子だった為、少し緊張してしまう。
しかし提督は普段から弥生の面倒を見ていた為にコミュ力が高く、ウォースパイトとすぐに打ち解け合う。
ウォースパイトは提督に自分の境遇のことや今の生活のことを話し、提督から話して貰った日本での生活に興味を持つ。

それから毎日夕方になるまで話し込み、姉が迎えに来るまで提督と楽しく遊ぶのが日課になった。
外国人かつ一般人であり、そして同世代の男子ということもあり、ウォースパイトは無意識の内に提督のことをもっと知りたいと思うようになっていく。
数日が経過すると、ウォースパイト提督はすっかり仲良しになっていた。お互い呼び捨てになり、持ち寄った昼食を一緒に食べる程の仲になった。
提督からイギリスのことや王室のことを褒めて貰ったことで、今まではあまり良い印象が無かった自分の血筋や立場、自国について向き合おうという気持ちが湧いて来る。
出会ってそれほど経っていないが、ウォースパイトにとって提督は新鮮な体験をさせてくれる相手であり……家族とは違い、自然体でいられる相手である。
故に、提督ともっと一緒にいたいと考えるようになり……2週間も経つ頃には、友達以上恋人未満の感情を抱いていた。

しかし提督はあくまでも旅行に来ているだけで、8月の終わりには日本へ帰らないといけないことを伝えられる。
漠然と『ずっと一緒に遊べる』と考えていたウォースパイトにとって、提督との別れは自分が思っていた以上にショックだったのだ。
提督にとっても、イギリスで知り合えた綺麗な女の子と会えなくなるのは寂しいと思っており、ウォースパイトの気持ちを何となく察する。
ウォースパイトは提督に『折角、外国人の男の子と……友達、いや、親友……ううん、それ以上に仲良しになったのに……どうしても帰っちゃうの?』と告げる。
提督も悲し気な表情で頷く。ウォースパイトは『私のこと、忘れないで?』と言い、提督も忘れないと答えるが、それでも寂しさは埋まらない。

そこでウォースパイトは『だったら約束しよう?私達がもし、大きくなってから再会した時……お互いのことを覚えていたら、今度こそずっと一緒にいるって!』と告げる。
提督は『……もしかして、告白?』と言い、ウォースパイトは笑顔で『ううん、プロポーズ!』と言う。
提督は驚きながらも、幼いながらウォースパイトに魅力を感じていたのは事実であり、照れながらもそのプロポーズを受け入れる。これが提督にとっての初恋である。
ウォースパイトは満面の笑みを浮かべ、提督との再会を約束し合う。その後、日本へ帰ってしまう提督を、姉と共に変装しながらこっそり見送りに行く。
提督が乗る飛行機が日本へ向けて飛び立つのを見たウォースパイトは、心の中で『必ず日本へ行って提督と再会を果たす』と固く誓う。
その際、ウォースパイトはいつか再会する時の為に、提督が日本のどこに住んでいるかを聞いておいた。
732 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:42:20.26 ID:xyRvPoXV0
(好感度30到達時)
その後は『いずれ日本で提督と一緒に働きたい』と考えながら、母親からの英才教育をこなしていく。
それと同時に日本についても勉強し、一般的な知識はもちろん、漫画やアニメ等のサブカルチャーについても学んでいく。
それだけでなく、大人になって再会した時に提督から素晴らしい女性だと思って欲しいと考え、女性としての魅力も磨いていく。
容姿や能力は幸いにも両親の血を受け継いだお陰で、決して周りに自慢することは無いが自分でも大抵のことはこなせると自負していた。
やがて色々勉強していくと、イギリス料理が世界からはあまり好意的に見られていないことが分かったので、ウォースパイトはまず料理の腕を磨くことにした。
その様子を、姉が陰ながら見守っており、妹の恋路を応援してあげようと考えていた。

10代後半になると、ウォースパイトは母親からも『これなら王家の者として外に出しても恥ずかしくない』と認められるほどに聡明な女性になっていた。
しかしウォースパイトは、ここで両親に『この国から旅立って、日本で暮らしたい』と相談するようになる。
両親は当然反対し、ウォースパイトは一生のお願いと説得しようとしていると、姉も『外国で経験を積んで、他国を知ることも立派な教育では?』と言いながら加担してくれた。
長女と次女の2人から真剣に説得され、両親もウォースパイトの日頃の努力を評価していた為、譲歩して『それならせめてクイーン・エリザベスには残って欲しい』と言う。
すかさず姉が『もちろんです。ウォースパイトには是非、海外渡航をさせてあげて下さい』と言いながら名乗り出てくれた為、晴れてウォースパイトは日本で暮らせるようになった。
流石に『幼少期に婚約した男の子と再会する為』とは説明出来なかったが、日本に興味を持ったことは事実だった為、これを機に今まで以上に日本のことを好きになろうと考えていた。

それからウォースパイトは、イギリス人が日本で暮らす為にはどの職業が働きやすいかを調べ、やはり英語教師が良いだろうという結論に至る。
教員免許が取れる大学へ進学し、そこで数年かけて真剣に勉強して教育免許を取得する。それだけでなく、提督と再会する為に己の立場も少しだけ利用する。
その結果、かつて提督が教えてくれた住所から少し離れているものの、その気になればいつでも彼の家を探すことが出来る場所に存在する9周目中学校への就職が決まった。

(まだ続きます)
733 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:42:55.12 ID:xyRvPoXV0
しかし王室の人間が海外で就職するとなると、良くも悪くもイギリス中で話題になりかねない。
そこでウォースパイトは、提督を見送った日のように変装しつつお忍びで日本へ向かうことにした。
日本に着いた後も、極力自分の身分は明かさないようにしつつ、表向きはイギリスからやって来た外国人労働者として過ごすことにする。
もちろん、ウォースパイト自身も『就職では王室の身分を利用したのに、今更一般人を装うなんて勝手よね』とは思っていたが、それだけ本気で提督に会いたかったのだ。
そして当時教えてくれた住所を頼りに提督の家を探すが、流石に歩いているだけでは見つけることが出来なかった。
増して提督が実家に暮らしているかどうかも分からなかった為、一先ずウォースパイトは中学校で働きながら、休みの日を利用して提督や彼が住んでいる場所を探すことにする。

9周目中学校で働くことになった初日(始業式の数日前)、いつか提督と再会出来ると信じて学校へ出勤すると、運の良いことに提督が勤めていた。
職員室で自己紹介する際、ウォースパイトはすぐに提督に気付いたが、肝心の提督は全くと言って良いほど気付いていない。
それもそのはず、提督にとっては既に『初恋の思い出』程度の記憶になっており、同時に『王室の人が自分なんかをずっと好きでいてくれているとは思わない』と考えていた。
ウォースパイトがやって来た時も『綺麗な人だな』としか考えておらず、まさかあの時の女の子が自分を探して日本に来てくれるとは思ってもいなかったのだ。

歓迎会を終えた後、ウォースパイトは提督に駆け寄って行く。しかし提督は彼女のことをどうも分かっていなかった為、ウォースパイトはあの日の約束を告げる。
すると提督は驚きながらウォースパイトに『……本当?』と言い、ウォースパイトは笑顔で『もちろん』と答える。
しかしウォースパイトは、提督が約束を忘れてしまっていたことに寂しさを覚える。同時に提督も謝罪しつつ『子供の頃の約束だから、君も忘れているかと思っていた』と言う。
その言葉を聞いて、提督に恋人がいるという最悪の可能性を考えたが、それについては提督が後ろめたそうな表情で『恋人はいない』と告げる。
それを聞いて安心したウォースパイトは『忘れていたのなら、あの日の感情を思い出して貰うのみよ。必ず貴方を虜にしてみせるわ!』と言い放つ。

その日以来、ウォースパイトは積極的に提督に話しかけ、自分がいかに努力してきたかをアピールし、提督にあの日の感情を取り戻してもらうよう努力するようになる。
しかし提督はウォースパイトに隠している事実……対馬達との肉体関係のことで悩み、素直に再会を喜べずにいた。
そんなことは知らないウォースパイトは、10年間の空白を埋める勢いで提督と仲を深めようとする。その直球の好意を、提督は嬉しく思うと同時に辛さを感じていた。
本当の自分を知ったらウォースパイトは拒絶するのか、軽蔑するのか、無言で通報するのか……無邪気に喜ぶ彼女とは対照的に、提督は彼女の眩しさを直視出来なかった。




好感度20到達で、王室で生まれ育ち提督と出会った時のことを描写。同時に提督も当時のことを思い出すが、今はそれどころじゃないと考える。

好感度30到達で、提督と別れた後のウォースパイトの人生を描写。
同時に提督も当時の気持ちが少しずつ戻って来たと考え始め、真実を話して軽蔑されたらどうしようという恐怖心や、現在進行形でウォースパイトを騙している罪悪感を抱く。

リーチ到達時、ウォースパイトは改めて提督がどうしようもなく好きで、あの日の約束通り結婚して欲しいと考えるようになる。

END開放時、単独ENDの場合は提督からプロポーズする。ただし、全ての事情を伝えた上で。
ウォースパイトはあまりに歪んだ人間関係を聞いて一瞬だけ嫌悪するが、姪が元凶だと分かると提督を慰める。
提督が『こんなどうしようもない奴のことを好きでいてくれるのか?』と聞くと、ウォースパイトは『10年以上待ち続けたんだから今更そんなことで拒絶したりしない』と笑顔で答える。
そうして提督とウォースパイトは結婚を前提とした交際をすることになり、近い内に対馬達との関係に決着をつけることを約束する。
ウォースパイトも『例え貴方が捕まっても、無事に出所するまで待ち続けるし、世間から後ろ指を差されても私だけは貴方の味方でいるから』と告げる。

複数ENDの場合は、痺れを切らしたウォースパイトから提督に逆プロポーズする。しかし提督は『既に心に決めた人がいる』と告げ、ウォースパイトは絶望する。
しかし正妻が『今まで散々乱れた日々を送ってたし、今更愛人が1人増えたところで気にしない』と言ってのける。
ウォースパイトも最初は『自分が提督の初恋の人』というプライドに悩んだが、最終的には折れて『愛人でも良いから一緒にいさせて』と頼むようになる。

エピローグは、提督が対馬達との関係に決着をつけた後、いずれはイギリスの王室へ挨拶に向かいに行くことを約束する。

※失恋時や複数END時の展開については、実際にそうなった場合に改めて考える予定でした。
734 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:43:41.07 ID:xyRvPoXV0
・対馬(好感度20まで到達している為、30到達以降の回想パート及び展開を解説します)

対馬はインターネットを駆使し、かつて両親や提督から貰っていた小遣いを全額使い切る勢いで強力な媚薬と小型カメラを購入する。
この媚薬は凄まじい効果で、1度飲めば自慰では性欲が治まらず、誰かとの行為でしか発散出来ない。
提督や弥生にバレないよう、受け取りは代引きかつ店舗で行い、必要な物をこっそりと持ち帰る。
帰宅後、提督のお茶を用意しつつ媚薬をとにかく大量に注ぎ込む。しかし対馬が目を離している間に、喉が渇いた弥生が偶然そのお茶を飲んでしまう。
この時、提督も弥生も休日にも関わらず午前中のみ仕事と補講があり、偶然にも弥生が先に帰宅してしまった。
対馬が気がついた時には既に遅く、部屋を覗くと提督と弥生がセックスしている様子を目撃し、自分の計画が失敗したことを察する。
それだけでなく、弥生があまりにもよがり狂っていた為、媚薬の量が多過ぎたことを察する。

叔母に先を越されてしまうのは予想外かつ悔しかったが、元はと言えば自分の詰めが甘かったと失敗を認め、今度こそ成功させようと決意する。
そしてタイミングを見計らっていると、1週間後に弥生が大学の補講で帰りが遅くなることが分かり、その日に媚薬を適量仕込むことにする。
何も知らない提督は媚薬入りのご飯を食べてしまい、食後になった途端異常なほどの性欲が湧き上がって来る。
提督は何とか自室に戻り、自慰で発散しようとする。しかし対馬はその様子を見逃さず、そのまま部屋に飛び込んでカメラを起動させつつ、提督を押し倒してしまう。
提督は媚薬の効果で正常な思考が出来ず、姪である対馬にさえ性的感情を抱いてしまう。対馬はそれを理解して嬉しそうに服を脱ぎ始め、そのまま行為にもつれ込む。

行為を終えた後、媚薬が抜けた提督は正気に戻り、妹だけでなく姪とも一線を越えてしまったことに自己嫌悪に陥る。
すると、未だ繋がったままの対馬が恍惚な表情を浮かべつつ、提督に『手を出してくれて嬉しかった。1人の女の子として見てくれて嬉しかった』と告げる。
それだけでなく、対馬は自分が媚薬を盛ったことや、カメラで先程までの行為を記録していること、そして弥生との関係を知っていることを伝える。
それを聞いた提督は青ざめ、すぐに『どうしてそんなことを……弥生だけじゃなく、対馬とも関係を持つのは……』と言うが、対馬は『それなら、今の映像をネットに晒す』と脅迫する。
提督は『そんなことをしたら、お前まで……』と説得しようとするが、対馬は『それくらいの覚悟が無いと、こんなことはしない』と強く言い返す。

結果、提督は自分や対馬の社会的立場を守る為に、妹に加えて姪とも肉体関係を続けざるを得なくなってしまう。もちろん、弥生には秘密という条件付きで。
だが、同じ家に住んでいる状況で、こっそり2人の家族と行為をしていれば……バレてしまうのは必然だった。数日後、提督と対馬がセックスしている所を弥生に目撃されてしまう。
弥生は当然驚くが、対馬は既にこのことは想定済みだったのだ。対馬は冷静に、提督と弥生の関係を知っていることや、自分達の関係を否定するなら提督の動画をばら撒くと告げる。
同時に、本当は提督を独り占めしたいけど、弥生にも世話になっているし、弥生が提督と肉体関係になってしまったのは自分のせいなので、2人の関係は否定しないと告げる。
弥生は自分の姪が自分の兄と関係を持っていたことにショックを受けるも、立場が立場の為、仕方なく対馬の条件をのむことにする。

その後、提督は対馬や弥生と行為に溺れる爛れた日々を過ごす。対馬の行動はエスカレートしていき、ついには学校でもセックスするようになる。
対馬はもちろん、提督も脅されている立場とはいえ『近親相姦に加えて教師と生徒という立場で一線を越える』という背徳的過ぎる状況に興奮するようになってしまう。
しかしある日、空き教室で対馬と行為をしているところを、今度は朝風に目撃されてしまう。
提督は突然の出来事に唖然としてしまうが、対馬はすかさず朝風を取り押さえ、提督に強姦するよう指示する。
流石に『それはダメだ!』と言う提督だったが、対馬から『私が写真をばら撒かなくても、朝風が告げ口をすれば私達は……』と言われ、焦った提督は対馬の言う通りにしてしまう。

提督は妹、姪、そして教え子と肉体関係になってしまい、激しく自己嫌悪に陥る。しかし自分の社会的立場が懸かっている為、この現状から抜け出せずにいる。
そんな中、対馬は提督が自分との行為を止められない状況を嬉しく思い、以後は朝風にも協力させつつ、提督との性に乱れた日々を満喫する。
それと同時に、こうして脅し続けている限りは提督が自分から離れて行ってしまうことは無い、愛し続けてくれると歪んだ愛情を感じ続ける日々を送ることになる。
それだけでなく、油断した隙に朝風が自分達のことや朝風自身のことを通報しないようにする為、定期的に提督に朝風を調教するよう頼み込む。
提督は気が進まなかったが、通報されれば人生が終わってしまうことを恐れ、結局は対馬の言う通りにするしかなかった。その度に、対馬は朝風を脅す為の写真や動画を撮影する。
そのまま更に1年が経過し、提督と対馬は朝風を脅しながら調教しつつお互いに肌を重ね合う状況が続いてしまった。
735 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:44:37.02 ID:xyRvPoXV0
好感度20到達で、幼い頃から提督に懐いていたことや、両親を失って提督に依存してしまったことを描写。
同時に、提督もこの状況がダメだとは分かっているが、ここまで来て普通に戻れるのかと悩んでしまう。

好感度30到達で、提督に愛して欲しいが為に強引な手段で肉体関係に持ち込み、弥生や朝風を巻き込んで今の状況に至ったことを描写。
同時に、提督も姪と行為に及ぶ日々に慣れてしまい、もはや日常になってしまった自分の狂った生活に悩みつつも……姪との行為で抱く背徳感を悪くないと考えてしまう。

リーチ到達で、肉体関係では満足出来ず、やっぱり提督から『本当の意味で』愛して貰いたいと考え出すようになる。

END開放時、今までの行いを謝罪し、肉体関係では無く恋人になりたいと告白する。
提督は当然『手を出しておいてこんなことを言うのはどうかと思うが、叔父と姪だぞ?それに年の差も……』と言う。
それでも対馬は泣きながら『それでも良い。年の差なんて関係無い。周りから認めて貰えなくても良い。私は叔父さんと一緒に居たい』と告げる。
提督、悩みに悩んだ末……ここまで来た以上、後には引けないと考え、心の中で姉に謝罪しつつ、姪である対馬を恋人として受け入れることにする。

エピローグは、もう1度姉や両親に心の中で謝罪し、いずれ両親と縁を切ることを覚悟しつつ、今後の人生を対馬と共に『恋人として』歩んでいくことを決意する。

※失恋時や複数END時の展開については、実際にそうなった場合に改めて考える予定でした。
736 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:45:25.31 ID:xyRvPoXV0
・弥生

(好感度20到達時)
物心ついた時にはブラコンで、幼少期の頃の母親の性格が遺伝した影響で人見知りだった為、いつも提督にぴったりくっ付いていた。
提督や姉は、そんな妹を可愛がっていた。特に提督は比較的歳が近かったこともあり、よく面倒を見てあげていた。
提督達は弥生の人見知りは成長すると共に改善すると思っていたが、提督がよく一緒にいてあげたせいでブラコンが悪化してしまう。
具体的には、小学生の頃はもちろんのこと、中学生や高校生になっても提督がいないと寂しがってしまうほどになってしまった。

とはいえ日常生活は普通に送れており、幸い学校で虐められることも無かった為、提督達はそこまで心配していなかった。
対馬が遊びに来るようになってからは、姪である対馬のことはそこそこ可愛がっていたものの、内心では提督にピッタリ引っ付くことが多い対馬に嫉妬することもあった。
しかし提督が高校受験を迎えると、弥生は流石に気を遣って提督の勉強を邪魔しないようにした。だが、兄に構って貰えない寂しさで落ち込む日が多くなる。
そんな時、同じく提督に構って貰えない対馬を見て意気投合し、お互いに提督の話で盛り上がることが多くなる。

やがて提督が大学生になると、1年間我慢した分を埋める勢いで再び提督にベッタリになる。
時には対馬に提督を取られることもあったが、流石に姪相手に大人気ない真似は出来なかった為、複雑な表情で見守る。
とはいえ対馬はずっと家にいる訳では無い為、基本的には弥生が提督に構って貰う機会が多く、その点では内心勝ち誇っていた。
提督が教師を目指していることを知ると、自分も兄と一緒に同じ仕事をしたいと考え、今まで以上に勉強するようになる。

そんな日々を過ごしていると、提督の大学卒業の日が近付く。仕事に向けて1人暮らしをすると言う提督に対し、弥生は『寂しいからやめて』と引き留めようとする。
しかし提督も、実家から通える範囲に自分が勤める中学校が無いから仕方ないと、何とか弥生を宥めようとする。
すると弥生が『分かった。じゃあ私も兄さんと一緒に住む』と言い出し、両親は止めようとするが、提督は『僕は別に構わないけど』と言う。
それでも両親は難色を示したが、弥生が必死で説得した結果、提督の負担にならないよう家賃や生活費を支払うこと前提で認めてあげることにする。

弥生は両親との約束を守る為、そして提督の負担を少しでも減らしてあげる為、母親から家事の仕方を学ぶことにした。
受験勉強もこなしつつ1年間の特訓の末、一通りの家事はこなせるようになった。そして提督の大学卒業と同時に、弥生も提督の家へ移り住むことになった。
提督が仕事で家にいない間は弥生が家事を行う。その一方で、兄の母校である教育大学に合格した弥生は、大学の講義にもしっかり出て、兄と同じ教師になれるよう努力する。

そのまま提督と2人きりの幸せな日々が続いていたが、1年後、姉が死亡してしまう。葬式に出た際は、兄ほどでは無いものの家族として慕っていた姉の死に静かに涙を流す。
やがて提督が対馬を引き取ることになり、内心『兄さんとの2人きりの生活が……』と思ってしまうも、対馬の事情を考えるとそのような考えはすぐに消え去った。
まだ幼いのに両親を失った対馬を少しでも支えてあげようと、提督の次に対馬のことも気に掛けるようになる。
737 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:46:14.18 ID:xyRvPoXV0
(30到達時)
そのまま更に1年が経過し、対馬が今まで以上に提督にベッタリになってしまっている状況を見て、複雑な感情を抱く。
少し嫉妬してしまうものの、対馬には親と呼べる人物が提督しかいないことを知っている為、やや哀れみの感情が勝る。
それでも提督を取られたくないという思いが消えることは無い為、必死に対馬の親代わりになろうとする提督と比べ、弥生は1歩引いた立場で対馬に接していた。

しかしある夏の暑い日、大学の補講から帰った弥生は喉が渇いていた。家に着くなり、机に置かれていたお茶を飲み干す。
この時、提督も弥生も休日にも関わらず午前中のみ仕事と補講があり、偶然にも弥生が先に帰宅してしまった。
そして部屋で休んでいると、急激に体が疼くのを感じる。たまらず弥生は自慰し始めるが、いくら絶頂しても性欲が治まらない。
そのまま部屋に籠り、ずっと自慰をし続けるが性欲は高まるばかり。帰宅した提督が心配して様子を見に来ると、弥生はたまらず提督を抱き締める。

弥生が恍惚な表情で『体が熱い。ムラムラが止まらない。お願い、治めて……?』と言うと、提督は焦って弥生から離れようとし……うっかり転んでしまう。
それを見た弥生はチャンスとばかりに提督にまたがり、そのまま行為に及ぼうとする。提督は必死に止めるが、媚薬のせいで正気を失った弥生は聞く耳を持たない。
火事場の馬鹿力を発揮し、弥生はそのまま提督を抑え込みながら行為にもつれ込む。提督、何度も弥生を引き離そうとしたが、下半身から感じる快感に抗えなくなっていく。
そのまま弥生は何度も提督との行為で絶頂し……提督は途中から諦めてしまい、弥生との行為に身を預けてしまう。

性欲が治まった後、正気に戻った弥生は自分が何をしたかを理解し……青ざめ、半泣きで提督に謝罪する。
提督は最初こそ弥生に『どうしてこんなことをしたんだ!』と叱ろうと考えていたが……弥生の様子がおかしかった為、一先ず落ち着かせることにする。
その後、弥生から『急にムラムラして何も考えられなくなった』という事情を聴いた提督は、このことは忘れて明日から今まで通りの仲良し兄妹に戻ろうと言い聞かせる。
弥生ももちろん納得したのだが、提督との行為による背徳感と興奮、そして大好きな兄と1つになれた幸福感が忘れられず……翌日の晩、再び提督に行為を迫る。
当然ながら提督は断ろうとしたのだが、弥生の恍惚な表情、そして昨夜の快感が脳裏に蘇り……結局、提督は流されるままに弥生と行為に及んでしまう。

そんな日々が2週間ほど続き、提督と弥生は最低でも1日置きに1回はセックスする状況になってしまっていた。
しかし仕事の都合で提督の帰りが遅い時、ムラムラしたので自慰で発散しようとしたが提督との快感が忘れられず、媚薬が抜けているはずなのにあまり満足出来なかった。
対馬が注いだ媚薬が多過ぎた為にセックスの快楽を忘れられなくなり、普段も性的なことを意識するだけで体が疼き、行為しなければ性欲を解消出来ない体質になっていたのだ。
そのせいで次の日の夜は通常よりも激しくセックスし、お互い腰が抜けて立てないほどに疲れ果てるまで行為に夢中になってしまうこともある。

そしてある晩、偶然トイレで目が覚めた弥生が部屋から出ると、向かいの部屋から聞き覚えのある声が聞こえて来た。
まさかとは思いながら覗き込むと、提督と対馬がセックスしていた。驚きのあまり、声にならない声を上げてしまう。

提督は青ざめながら唖然としていたが、対馬は顔色1つ変えず弥生に語りかける。提督と弥生の関係を知っていることや、2人がそうなってしまった原因を話す。
更に、自分と提督の関係を否定するなら、提督が痴態を晒している動画をインターネットにばら撒くと告げる。
それと同時に提督と弥生が肉体関係になってしまったのは自分のせいなので、2人の関係は否定しないことを伝える。
弥生は突然の事態に、特に実の兄と実の姪が肉体関係になっていたことに驚愕する。しかし自分も実の兄と肉体関係にあり、対馬のお陰で提督と1つになれたのも事実。
本当は提督を独り占めしたかったが、仕方なく対馬の条件をのむことにする。

その後、弥生は対馬に負けないくらい提督とセックスを繰り返すようになり、ますます兄と一線を越えることによる背徳感に病み付きになっていく。
表向きは仲の良い兄妹であることを心掛けるも、外でムラムラした時は人気の無い場所で行為に及んでしまうこともあった。
そんな中、対馬が『私達の関係が同級生にバレかけたから、叔父さんに襲って貰って、その様子を動画にして脅すことにした』と告げてくる。
提督の教え子にそんなことをするのは気が引けたが、自分達の関係をバラされて兄と離れ離れになってしまうくらいならと考え、自分も対馬に協力することにする。



好感度20到達で、幼少期の頃から提督にベッタリで、1人暮らしの提督の家についていくほどのブラコンであることを描写。
同時に兄もしくは妹と一線を越えた関係や朝風のことに罪悪感を抱くも、弥生は今の関係が破壊されるのが嫌だから、提督は自分達の人生を守る為にこうするしかないと考えてしまう。

好感度30到達で、提督と肉体関係に至るまでを描写。
同時に提督も弥生も一線を超えるのが普通になってしまっていることを危惧し、特に提督は妹と行為に及ぶ日々に幸せを感じてしまっていることを人知れず恐れる。

リーチ到達で、結ばれてはいけない関係であり、周りから決して祝福されない関係だったとしても、それでも提督と恋人同士になりたいと考えるようになってしまう。

END開放時、我慢出来ず提督に想いを打ち明ける。提督、一瞬否定しようとするも……自分も弥生との行為を経て、妹以上の感情を抱いてしまっていることを自覚する。
こうして一線を越えている以上、今更血の繋がりを気にすることは無い。ただ、お互いに両親と絶縁する覚悟だけはしておこうと決意する。
提督は弥生の告白を受け止め、これからは本当の意味で『2人で』生きていくことを誓い合う。ただし、対馬については以前と変わらず養子として面倒を見ることにする。

エピローグは、対馬を説得し、両親と縁を切る覚悟を決め、表向きは兄妹として、本当は誰にも認められない関係だとしてもお互いを愛し合い生き抜くことを誓い合う。

※失恋時や複数END時の展開については、実際にそうなった場合に改めて考える予定でした。
738 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/10/27(火) 00:49:11.95 ID:xyRvPoXV0
以上で終了です。オープニングはもうしばらくお待ち下さい。
スランプでエピローグが中々書き進めることが出来ませんでしたが、ようやく10周目ヒロインのプロット取り掛かれます(白目)。
弥生と対馬のエピローグについては、プロット内の文章こそ違いますが、どちらも近親なので大まかな内容・展開は同じです。

安価形式につきましては様々なご意見を下さり、ありがとうございます。
一先ず今まで通りの形式で進行させて頂き、何か問題が起こった際には変更を検討します。
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 00:53:17.89 ID:kPiQWBKQ0
乙でしたー
プロットはどこが難しそうですかね?
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 01:01:45.29 ID:R7ycwfC0o
乙です
過去・血縁のしがらみのなかった朝風のエンドはこの開放度しかないって感じてたけど、プロット見るといやいや他のルートも甲乙付けがたい…これすご…
スパ子いい女ですなあ

次も気長に待ってますので納得いくまで書いて下さい!
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 02:21:27.94 ID:l7O4YfdbO
おつ。次周も楽しみ。
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 03:19:41.25 ID:9KNl1cg5O

結構丸く収まったな
他ヒロインエンドのエピローグでの朝風の扱いってどんなもんだったんだろ
3周目の山城みたいに好感度低かったら念の為脅せる材料をストックして朝風の告発を防いだり、好感度高かったら動画削除して土下座したりとかあったのだろうか
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 16:20:10.60 ID:7OJOIrwyO
10周目はR18キャラは2人かな?(ヒロイン間の設定を噛み合わせるのはともかくとして)>>1的にもそこそこ描きやすいかしらね
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 19:40:48.90 ID:P4WsI5Bx0
>>743
>>679

てか
肉マルク:提督に借金が原因で買われた元令嬢の肉便器同級生だよ
提督憎んでるけど家でも学校でも危険日中出しされて妊娠怖いけど感じちゃってるよ
迅鯨:提督の妻を騙る担任教諭
修羅ぬい:病まとが時間巻き戻すと不知火の時間も巻き戻されたよ!頭おかしくなりそうだよ!
XXX回も恋人との思い出がなかった事にされてもう耐えられないYO!別れてほしいYO!って事があった元カノ
大ビッチ:提督の幼馴染みで相思相愛で共依存なセフレ。お互いに告白はしたものの、恋人として付き合っていない
とか相互関係まとめられる気がしないのは当然だと思う

誰か一人がいないだけでもプロット難易度だいぶ下がりそう
ヤン鯨出したの俺だけど
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 19:45:02.91 ID:FsM1kKiEO
いや>>1がエロありキャラ3人以上になるときついゆーてたから今回はその点では楽そうだなと(迅鯨と不知火は非エロになりそうだし)
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 21:09:52.45 ID:a1wIbanf0
エロってキャラ毎の書き分け大変そうだなあ
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 23:00:08.91 ID:NPdeU8HD0
大ビッチってあんた……
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 23:46:28.12 ID:nOqsIO/f0
こういうTPO弁えない奴に常駐されると
安価スレの方向性おかしくなるのが怖い
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 23:49:29.03 ID:kPiQWBKQ0
共依存をビッチ扱いはなぁ…
ビッチってのは誰でも股を開くからビッチなんだけどなぁ…
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 04:31:33.92 ID:zmUhEY0SO
5週目で風俗嬢だった膣内ちゃんはセーフ?アウト?
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 07:06:31.35 ID:um4MqHUqO
くだらないこと書き込むお前さんがアウトやね
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 07:26:12.64 ID:+SzWOkVWO
そのくだらない書き込みをスルーできずに反応しちゃうお前さんもアウトだな
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 07:57:09.91 ID:sIf6ZOlC0
大ビッチとか言い出した奴が全部悪い
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 08:11:32.03 ID:e3PX5Pw0O
なんか迅鯨がかわいそうになってきた
ビッチの意味も知らない癖に大ビッチなんて言っちゃう残念な人に選ばれたとか
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 10:10:30.55 ID:sIf6ZOlC0
というか実際の該当週の様子や設定を知っているならば
>>750の書き込みって有り得ないんだが
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 13:05:07.15 ID:i/Q1QlhyO
個人的見解では夢の為とはいえ身体を売る那珂ちゃんはビッチだゾ
まあ一番ビッチらしいビッチは夕立だよね
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 13:26:25.83 ID:bZTUe096O
尚更大井をビッチ呼ばわりした奴の意味不明さが際立つな
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 13:54:00.29 ID:6xCkEy/wO
セフレって響きに軽そうだなあと感じるのは否めない
多分不知火の事があって正式に付き合うまで踏み込めて無いのだろうけど
そういや前回の大井はちょうど大和の周か
今回の周も間接的に大和が関わってるしつくづく縁があるもんだな大井と大和
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 23:46:44.13 ID:s8zlvQWRO
共依存ってどれくらい重い関係なんだろうね?
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 01:46:06.99 ID:l08FWLy80
いつかヒロインたちが大井、大鯨、大潮、大淀っていうミラクルが起きてゲシュタルト崩壊必至な周を見てみたい
761 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/02(月) 19:19:01.33 ID:NBBsjDNz0
暫定的なプロット(方針?)は何とか決まりましたが、ここから本格的に肉付けしていく為、もうしばらく時間がかかりそうです。
お待たせして申し訳ございません。上手くいけば今週中にプロット完成、オープニング投下が出来ると思います。
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/02(月) 19:21:23.02 ID:nGdy5jFCo
おお…お疲れ様です
楽しみ!お待ちしています!
頑張って下さい!
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/02(月) 19:32:19.33 ID:v890d08E0
お疲れ様です
楽しみに待ってます
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/04(水) 03:39:52.07 ID:GbFxFmtx0
お疲れ様です、お待ちしてます!
765 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:12:44.58 ID:d4o4f4CL0
お待たせして申し訳ございませんでした!オープニング、投下します。
766 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:15:04.09 ID:d4o4f4CL0
――オープニング







『……別れましょう』



――どうして、そんな酷いことを言うんだ。



『もう、疲れたんです……』



――どうして、俺を拒絶するんだ。



『……っ』



――どうして、そんな辛そうな顔をするんだ。



『………』



――俺が何か悪いことをしたのか?なぁ、どうして答えてくれないんだ……?

――やめてくれ。離れないでくれ……頼むから……!



『………』



――言ってくれたじゃないか……!俺のことが、好きだって……!

――その言葉は、嘘だったのか……?全部、まやかしだったのか……?



『………』



――待ってくれよ……置いて行かないでくれ……俺を、孤独にしないでくれ……!







767 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:16:01.06 ID:d4o4f4CL0
――10周目提督家・自室


提督「……っ」ギリッ…!

提督(どうして……畜生っ……!)

どちゅっどちゅっどちゅっ!ばちゅっばちゅっ!

ビスマルク「んぐぅっ!あっ、ひぎぃっ!?///」

積もりに積もったストレスを、目の前の肉便器にぶつける。負の感情の全てを……性欲と共にぶちまける。

こいつがどれだけ嫌がっていようと、そんなことは知ったことじゃない。

提督「はぁっ、はぁっ……!」

ずりゅっずりゅっ!ずぢゅずぢゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

ビスマルク「そ、そこダメぇっ!嫌っ、嫌ぁっ……!///」

ビスマルク(感じたくないのに……!こんなの、嫌なのに……っ!///)

提督「便器が口答えするんじゃねえッ!」

ギュウウウウッ!ギチギチ……!

ビスマルク「がっ!?おごっ……!?」

肉便器を黙らせる為、死なない程度に首を絞める。その瞬間、こいつの膣が俺のチンコを締め付ける。

散々調教したからな。今のこいつは、どんなプレイでも感じてしまうド変態だ。

提督「膣内の締まりが良くなったぞ?やっぱりお前、どうしようもないマゾ豚だな!」

ビスマルク「ぜぇっ、ぜぇっ……誰の、せいで……ゲホッ……!///」

提督「口答えするなって言っただろうが!」

どちゅっ!ぐりゅっぐりゅっ!ぐちゅっぐちゅっ!

ビスマルク「おごっ!?んおぉっ、あっあっあっ、お゛ぉ゛っ゛///」

不知火は、そんなこと言わなかった。俺に温もりを与えてくれた不知火なら、そんな態度を取らなかった。

それなのに、お前は……肉便器の癖に、また俺に歯向かいやがって……なら、何度も分からせてやる。

提督「膣内で出すからな。全部受け止めろ」

ずぢゅずぢゅずぢゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

ビスマルク「なっ、膣内!?やめて!それだけは……!///」

提督「くっ……!」ゾクゾクッ

ブビュルルルルルルッ!ドピュッドピュッ!ビュクッ!

ビスマルク「んああああぁぁぁぁっ!だ、ダメって……言った、のにぃっ……///」ガクガクッ
768 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:17:14.38 ID:d4o4f4CL0
――10分後


提督「………」ゴソゴソ

ビスマルク「」ビクッビクッ

股からだらしなく精液を垂れ流している肉便器を放置しつつ、俺は乱れた服装を整える。

"元"令嬢だけあって、こいつの体は一級品だ。胸、腰、尻、膣内、アナル……どこを取っても極上と言って良いだろう。

提督「……はぁ」

提督(でも、こいつは肉便器……性欲は満たせたとしても……)

こいつは俺に敵意を……いや、殺意を向けている。まぁ、それは当然だろうな。

毎日強姦され続ければ、誰だって相手に憎しみを抱くに決まっている。だからこそ、だ。

こいつは不知火の代わりにならない。所詮は肉便器に過ぎず、ストレスや性欲をぶつけるだけの相手だ。

提督(……心の隙間や、孤独感は……消し切れない)

ビスマルク「あっ……ひっ……」ガクガク

提督「……おい」

ビスマルク「な、何……よ……」

提督「部屋の後片付けは任せたぞ。お前が汚したんだからな……」ガチャ

バタン…

ビスマルク「……っ」ギリッ…

ビスマルク(もう、嫌……いつになったら、この地獄のような日々から解放されるのよ……)

ビスマルク(どうして、あいつは……いや、それよりも……どうして、私は……)

ビスマルク「……うぅ」

ビスマルク(口では嫌がっていても、体が感じて……あいつに、逆らえなくなって……)

ビスマルク(でも、それでも……いつか、あいつのことを殺してやる……絶対、殺してやるんだから……!)

ビスマルク「はぁはぁ……」フラフラ…

ビスマルク(だけど、命令は聞かなくちゃ……今、ここから放り出されて困るのは……悔しいけど、私の方だから……)
769 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:18:36.35 ID:d4o4f4CL0
提督「………」

提督(学校……今日もサボるか?行った所で、俺にとって……辛いだけだから……)

家政婦「……10周目提督様」

提督「……!」チラッ

家政婦「今日も、無断欠席なさるおつもりですか?」

提督「………」

家政婦「いえ、私は雇われの身でございます。10周目提督様が決めたことでしたら、それに口出しするつもりはございません」

家政婦「ですが、一個人の意見としましては……せめて、最低限の出席日数分は通われてはいかがでしょうか?」

提督「………」

家政婦「………」

提督「……分かったよ。行けば良いんだろ、行けば」

家政婦「……では、今すぐご用意致します」スタスタ…

提督「はぁ……」

本当なら、我儘を押し通すことも出来た。彼女はあくまでも金で家事をするだけの存在なんだ。俺に口出し出来る権限は無い。

……だが、こんな俺の面倒を見てくれたのも事実。だからこそ、彼女の意見は……あまり無碍に出来ない。

提督(……それでも、所詮はただの従業員だ。俺の孤独を埋めるに値しない)

これがせめて親戚なら、俺ももう少し懐いていたかもしれない……いや、仮定の話をしたところで無駄だ。

認めたく無いほどに、目を背けたいほどに辛い現実しか……俺の目の前には、広がっていないのだから。

家政婦「お待たせ致しました」

提督「………」ゴソゴソ

家政婦「………」

提督「……行って来る。今日は……帰らない」ガチャ

家政婦「分かりました。行ってらっしゃいませ」ペコリ

バタン…

家政婦「………」

家政婦(10周目提督様……)
770 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:19:55.29 ID:d4o4f4CL0
――10周目高校までの道


提督「………」スタスタ…

俺が何もしていなくとも、口座には莫大な金が入って来る。

その気になれば、いくら留年しても……最悪、退学しても生活は何とかなる。

提督(なのに、どうして俺はこうして学校へ通ってるんだろうな……いや、理由なんて、考えるまでも無い)

俺にとって、学校は地獄とも言える場所で……皮肉にも、俺が未だ未練を抱いている相手の顔を見られる場所でもある。

だけど、その相手とは……恐らく、かつての関係に戻ることは無い。"あの日"から、俺はずっと……

「……提督」

提督「………」チラッ

大井「今日"は"、学校へ行くのね……」

提督「……まぁな」

大井「………」ギュッ…

提督「……相変わらず、俺の腕を握るんだな」

大井「昔は、こうして……一緒に登校したでしょう?」

提督「そうだな。お互い、恋人でも何でも無いのに……」

大井「……っ」ズキッ…

大井(……分かってる。それを承知の上で……私は、提督と……)

提督「………」

大井は俺にとって、"彼女"の次に信用出来る相手だ。それ以外の奴は、全くもって信用出来ない。

何故なら俺は、"彼女"に"裏切られた"からだ。信じていた相手から、あんなことを言われたんだ。

それなのに、赤の他人なんて……信じられると思うか?無理に決まってるだろうが。

大井「……ねぇ」

提督「……ん?」

大井「そろそろ、慰めて欲しいの……」ギュッ

提督「……俺も、そう言おうと思っていたところだ」

大井「……そう」

提督(だからこそ、家政婦に『今日は帰らない』と伝えたからな)

俺の心の隙間は、寂しさは……"彼女"でないと埋められない。少し前まで、そう考えていた。

だが、今は違う。大井なら、"彼女"ほどでは無いにしろ……寂しさや孤独感を、多少なりとも誤魔化すことは出来る。

提督(……数少ない、俺が"赤の他人よりは"信用している相手だから)
771 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:21:47.14 ID:d4o4f4CL0
――15分後・教室


提督「それじゃ……また、放課後」

大井「えぇ。放課後に、ね……」

提督「………」スタスタ…

クラスが違う大井と別れ、俺は自分の席へ向かう。くだらない話をしている奴らは全員無視だ。

関わる気は無いし、関わって来てもウザいだけだ。どいつもこいつも、裏で何を考えているか分からないのだから。

提督「……ぁ」

不知火「………」

提督「……っ」ギリッ…

提督(不知火……)

学校へ通うということは、教室に入るということは……当然、"彼女"と……"不知火"と、対面することになる。

俺がかつて最も愛していた恋人。今でも未練を抱いていて、可能ならすぐにでも……元の関係に戻りたい。

提督「………」スタスタ…

不知火「……っ」ズキッ…

提督(でも、それは叶わない……)

俺は不知火から、別れを告げられたのだから。それも、まるで魂が宿っていないかのような……死人のような表情を向けられながら。

それ以来、俺は壊れてしまったのかもしれない。いつまでも不知火への未練を引きずりながら、ビスマルクでストレスを発散して……

提督「……うぅっ」

思い出すから、学校へ近づきたくなかった。けれど、最愛の人と出会えるから……俺は学校へ来た。

その矛盾した気持ちが、俺の心を締め上げる。思わず吐き気さえ込み上げるが、それでも俺は……不知火への想いを捨て切れない。

提督(なぁ、教えてくれよ……俺の、何がいけなかったんだよ……)

不知火「………」ハイライトオフ

不知火(提督君……ごめんなさい。私はもう、本当なら……貴方に顔を合わせる資格は、無いんです……)

不知火(貴方に、あんな酷い仕打ちをしておいて……自分から、別れを告げておいて……それなのに、今更……また、貴方と……)

不知火「……っ」

不知火(どうして、こんなことになってしまったの……?今まで、散々……どうして……本当に、どうして……っ!)

ガラッ…

迅鯨「皆さん、おはようございます。今日もしっかり授業を……あっ……」

提督「………」

迅鯨(提督君、今日は来てくれたんですね……今日こそ、ちゃんと話を……!)
772 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:23:00.92 ID:d4o4f4CL0
――放課後・教室


迅鯨「それではHRを終了します。今日学んだことの復習を忘れずに、しっかり行って下さいね?」

提督「………」

提督(ようやく終わったか……どうでも良い教師共の授業ほど、無駄な時間は無い……)

提督「………」チラッ

不知火「………」

提督「……っ」ズキッ…

提督(やっぱり、目を合わせてくれないか……分かってたことだが、辛い……)

不知火に拒絶されるということは、俺にとって……全てを否定されたのと同義だ。

俺の心の支えで、世界で1番愛していた人だったんだ……それなのに、どうして……

不知火と同じ空間で過ごせる嬉しさ以上に……不知火から拒絶され続ける寂しさばかりが、俺の心を蝕んでいく。

不知火「……っ」ズキッ…

不知火(ごめんなさい……貴方を傷付けて、苦しめてしまって……ごめんなさい……)スクッ…

不知火(本当なら、今すぐにでも……だけど、また"アレ"が起こってしまったら……?)

不知火「……っ」ゾクッ

不知火(だとしたら、もう耐えられない……ただでさえ1度、限界まで追い詰められて……うぅっ……)スタスタ…

提督「………」スクッ…

だからこそ、俺は学校へ通った日は……必ず大井の家へ泊まることにしている。

ストレスと性欲は、いつでもアイツで発散出来るが……心の隙間だけは、大井でなければ……

提督「………」スタスタ…

迅鯨「……!」チラッ

迅鯨(いけない!提督君、すぐに帰ろうとしてる……早く呼び止めないと……!)
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