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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」那珂「その8!」【安価・コンマ】

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773 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:24:02.19 ID:d4o4f4CL0
――廊下


提督「………」スタスタ…

提督(不知火がいないなら、こんな場所にいる理由は無い。早く大井の所へ……)

迅鯨「……提督君、ちょっと良いですか?」

提督「……チッ」

提督(またコイツか……いい加減にしろよ、お前……)

迅鯨「う……」

迅鯨(だ、ダメ!こんなことでめげてたら、提督君から話を聞いてあげられません……!)

担任教師の迅鯨。それ以上でもそれ以下でも無い。故に、信用するに値しない奴だ。

しかし、こいつは何故か俺が学校に来ると必ず絡んで来る。どうせ『先生だから生徒を助けないと』とかいう、つまらん使命感だろうけどな。

提督「……何だよ」

迅鯨「そ、その……提督君は、どうして無断欠席を繰り返して……」

提督「何度目だよ、その話……お前には関係無いって言ってるだろ」スタスタ…

迅鯨「待って!私はただ、悩みや辛いことがあったら相談して欲しいんです!」

提督「………」ピタッ…

迅鯨「私は提督君の担任教師ですから。生徒が困っているなら、力になってあげたくて……」

提督「………」

迅鯨「えっと、先生に話しづらいことなら……私のことを、友人や家族と思ってくれれば……」

提督「………」

お前はオウムか壊れた機械なのか?同じことばかり言い続けて、少しは疲れを覚えたりしないのかよ。

そうやって、お前が俺に干渉して来ることが……俺にとって、苦痛以外の何物でも無いんだよ。

迅鯨「その、ね……?それでも、話しにくいなら……こ、ここっ、恋人とか、奥さんだと思ったら……返って話しやすかったりして……///」

提督「……は?」

迅鯨「あっ……」

迅鯨(わ、私ったら、また変なことを……提督君は、"あの日"のことなんて……それなのに、私は……)アタフタ
774 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:24:54.13 ID:d4o4f4CL0
提督「……いい加減にしろよ」

迅鯨「う……」

提督「何が友人だよ、家族だよ……おまけに恋人?奥さん?お前教師だろ?生徒にそんなこと言って良いのかよ」

迅鯨「そ、それは……提督君の緊張や不安を和らぐ為に……えっと……」

提督「……そもそも、全部偽物なんだよ。友人も、家族も、恋人も……裏では何を考えているか、分かったもんじゃない」ハイライトオフ

迅鯨「……!」

信じていた相手から……最愛の人から、別れを告げられた。未だにその出来事を引きずる俺にとって、赤の他人なんて信用出来るはずが無い。

そんな友情ごっこの楽しさを説く為に、俺を引き留めたのかよ。くだらないことで時間を使わせやがって。

提督「………」スタスタ…

迅鯨「て、提督君……」

提督(……大井に癒して貰おう。そして、俺も大井を……)

迅鯨(……気付いて、いなかったのかな。提督君、一瞬……生きている人とは思えないような、虚ろな目になって……)

迅鯨「………」

迅鯨(貴方に何があったのか、どうしてそんな風になっちゃったのかは……私には分からない)

迅鯨(だけど、今の貴方は……他人事とは思えない。だって……"同じ"だから……)

迅鯨「………」グッ…

迅鯨(諦めちゃダメ、私。例え、提督君に何度も拒絶されたとしても……絶対に、提督君を真っ当な道に戻してあげなくちゃ……!)

迅鯨「……今度は私が、"あの日"のように……!」
775 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:25:49.79 ID:d4o4f4CL0
――15分後・大井家の玄関前


大井「………」

提督「……悪い、邪魔が入った」スタスタ…

大井「……また、迅鯨先生?」

提督「あぁ。本当に、何考えてるんだか……」

大井「………」

提督「……いや、そんなことはどうでも良いな。早速上がって良いか?正直、もう……限界なんだ」

大井「……私も。早く、私を慰めて……」

提督「………」コクリ


――大井家・リビング


提督「……"相変わらず"、誰もいないな」

大井「……"お互いに"ね」

提督「……っ」ギュッ

大井「ん……」

家の中へ入ったタイミングで、俺は大井を抱き締める。不知火には無い柔らかさがダイレクトに伝わって来る。

もちろん、不知火を抱き締めた時の温もりと比べると劣っていると言わざるを得ないが、得体のしれない誰かを抱き締めるよりは余程安心出来る。

大井「……提督、温かい」ギュッ

提督「お前もな……んっ」チュッ

大井「んむっ……」

ビスマルクに対してやったような、口内を強引に貪るキスはしない。

相手を思いやり、愛情を感じさせるような……唇を優しく触れ合わせるような、それでいて啄むようなキスをする。

提督「ちゅっ……んぅっ……」スッ…

大井「んんっ……んちゅ、んふっ……」ポフッ…

そして俺達は口づけをしたままカーペットが敷かれた床に倒れ込み、互いに服を脱いでセックスに移る。

当然、キスと同様に激しいプレイ等は一切しない。相手が気持ち良くなることを、温もりを感じることを優先した、優しいセックスだ。
776 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:27:12.53 ID:d4o4f4CL0
――数十分後


ずちゅっ……ずちゅっ……

大井「んっ……あっ……///」

提督「……気持ち良いか?///」

大井「え、えぇ……提督は……?///」

提督「俺も、気持ち良い……///」

じゅぷっ……じゅぷっ……ギュウッ

大井「ふぁっ……///」

チンコを優しくピストンしつつ、大井の体を抱き締める。大井の温かい体温と、柔らかい胸や体の感触を感じる為だ。

大井は大井で、俺の体温や体の感触を心の底から感じ取っている。それだけ、お互いは孤独や寂しさに苦しんでいた。

ずりゅっ……ずりゅっ……

大井「はぁっ……///」

提督「………」

だが、そこに恋愛感情は存在しない。いや、大井は俺に好意を抱いているが、俺は大井にそのような抱いていない。

不知火に裏切られた"あの日"から、俺は人を信用出来なくなってしまった。大井も例外じゃない。

幼馴染だからこそ、他人よりは信用出来るが……好意となると、『また裏切られてしまうのではないか』という不信感がどうしても拭えない。

提督(……ただ、それでも幼馴染として好意的に見ているのは確かだけどな)

ぐちゅっ……ぐちゅっ……

大井「んっ……提督、私、もう……///」

提督「……俺もだ。このまま、一緒に……」

ビスマルク、いや、肉便器が相手の時は、妊娠や危険日のことは一切考えていない。しかし、相手が大井となれば話は別だ。

行為時は必ずゴムを使う。望まない妊娠でお互いが不幸になってしまうのは避けなければならない。そんなことになれば本末転倒だ。

ずちゅっ……ずちゅっ……ずぷっ!

大井「あんっ……!///」

提督「出る……!///」ゾクゾクッ

ビュルビュルビュルッ!ドクッドクッ……

大井「あっ、あぁっ……提督の、温かい精液が……ゴム越しで、伝わって来る……///」
777 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:28:02.38 ID:d4o4f4CL0
――10分後・浴室


チャプ…

提督「………」

大井「………」

提督(……これで孤独感が和らいだ。心の隙間も、少しは埋まったか)

俺と大井は『お互いを利用する』関係と言って良いだろう。

俺は大井の心の隙間を埋める。大井は俺の心の隙間を埋める。ただそれだけだ。

大井「……ねぇ」

提督「……ん?」

大井「寂しさは……マシになった?」

提督「……あぁ、多少はな。大井はどうだ?」

大井「……提督と同じ」ギュッ

提督「……そうか」

大井がいなければ、俺はこのまま歪み続けていただろう。大井もまた、俺がいなければ寂しさで気がおかしくなりそうだったらしい。

俺と大井は、もうお互い離れられないのかもしれない。例え恋人では無いにしても……

提督「……こうやって、互いの寂しさを埋め合い、慰め合う関係を続けるしかないのか」ボソッ…

大井「……何か言った?」

提督「……いや、何でも」

例え、大井が俺に好意を抱いてくれていたとしても……俺はそれを受け入れることが出来ない。信用することが出来ない。

だが、大井との関係をやめることも出来ない。不知火がいない以上、大井がいてくれなければ……俺の心の隙間は広がるばかりだ。

自分でも最低なことを考えている自覚はある。でも、大井が認めてくれたのだから……その関係に甘えたとしても、別に良いじゃないか。

こんな考えを、誰かに理解して貰おうだなんて……初めから考えていない。

俺の苦しみは、俺にしか……あるいは、近い苦しみを味わった大井にしか分からないのだから。

大井「………」

大井(これで良い。例え、私の想いが実らなかったとしても……構わない)

大井(私は提督から離れられないし、提督だって……私から、離れられないでしょう?)

大井(貴方の心の隙間を埋めることが出来るのは……貴方の孤独や寂しさを癒してあげられるのは、私しかいないんだから)

大井(きっと、こんな依存し合う関係を続けるのは……お互いをダメにするだけ。でも、それでも良いの……)

大井(どんな形だとしても、私は貴方と一緒にいられれば……それだけで十分だもの。ふふっ……)ハイライトオフ
778 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:29:27.02 ID:d4o4f4CL0






























――提督君。私、幸せです……


――ずっと、貴方の傍にいたいんです……!








――いくら大井やビスマルクを"利用"し、自分の気持ちを誤魔化そうとしても……人間不信や孤独から、不知火への未練から解放されることは無いだろう。


――俺を心から愛し、裏切らないと信じさせてくれる相手……俺に、本物の愛情を注いでくれる相手が現れない限り……絶対に。





























――オープニング・END
779 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/08(日) 23:35:11.51 ID:d4o4f4CL0
今回、プロットを組むにあたり、非常に悩んだのは迅鯨の設定と時系列です。
まずは迅鯨を病ませるかどうかで悩み、病ませない方向に決めた後は『提督の妻を騙る』という設定をどのように組み立てていくでかなり悩みました。
それだけでなく、今回は8周目の大和の時間跳躍が関わって来る為、提督と不知火が交際するタイミングをいつにするか、大井と共依存になるのはいつにするか、ビスマルクを購入するのはいつにするか等、8周目や更に前の周を見直して確認したりと、極力矛盾を出さないようにするのが大変でした。
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 00:13:38.21 ID:+k9iLwXRo
お疲れ様でした!
迅鯨にもミステリアスな空気が出てるだと…?
今周も、いや今周目はトップクラスに歪んでいる提督……癒やしてくれるのは誰になるか……
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 00:15:59.94 ID:wOTMeRDR0
OP投下乙です
いや今回も迅鯨の下りで「おおそうきたか」と唸らされました
お見事。本編も期待してます
782 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/10(火) 21:26:35.05 ID:EVdsAzyv0
23:00〜0:00頃開始予定です。今回の更新は短くなるかもしれません。
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 21:28:15.03 ID:SP0wx6zDO
おや珍しい時間帯
784 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/10(火) 23:13:20.62 ID:EVdsAzyv0
始めます。
785 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/10(火) 23:15:38.04 ID:EVdsAzyv0
〜 4月1週 〜

――10周目高校・教室(※提督・不知火のクラスとは別)


迅鯨「いいですか?ここは……」

ビスマルク「………」

ビスマルク(あいつとクラスが別になれたのは、不幸中の幸いね……)

ビスマルク(ただでさえ、家で散々酷いことをされてるのに……学校、それも授業中まで一緒だとしたら……)

ビスマルク「……っ」ギリッ

ビスマルク(……授業に集中なんて、出来るはずない。今だって、ストレスと恐怖で限界なのに……!)

迅鯨「ではビスマルクさん」

ビスマルク「……え?」

迅鯨「今、私が説明した語句の意味を答えて下さい」

ビスマルク「あっ、そ、その……」

迅鯨「………」

ビスマルク「……ごめんなさい。話を聞いていませんでした」

迅鯨「もうっ、ダメですよ?ここは受験でもよく出題されるところなんだから」

ビスマルク「はい……」

ビスマルク(……これも全部あいつのせいよ。あいつがあんなことをしてこなければ……っ!)ギリッ…

迅鯨「………」

迅鯨(ビスマルクさん、やっぱり授業に集中出来てないよね……まるで提督君のように……)

迅鯨(いや、あの子の場合は集中"出来てない"訳じゃない。集中"する気が無い"だけか……私のこと、拒絶してるみたいから……)


↓1ビスマルクのコンマ    調教度:0/50
↓2迅鯨のコンマ       信用度:0/50
↓3不知火のコンマ      未練度:50/100
↓4大井のコンマ       依存度:50/100

反転コンマが最大のヒロインと交流します

※数値や表記が異なるのは演出です。進行は通常通りなので、今周ヒロインが過去の周と比べて有利・不利になることはありません。
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:16:19.34 ID:DGgvWx+iO
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:17:07.21 ID:hzO85pkE0
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:17:40.19 ID:3+WhGfyFo
ぬいぬい
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:19:29.03 ID:Mtd11CxIO
はわー
790 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/10(火) 23:21:01.59 ID:EVdsAzyv0
不知火は何をしている?もしくは提督と不知火は何をしている?

23:24以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:28までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:23:59.56 ID:vV32+RIFO
日課のぬいぬいストーキングをする提督
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:24:00.39 ID:3+WhGfyFo
ラッキースケベで胸揉みを
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:24:01.98 ID:hzO85pkE0
昔一緒に昼ごはんを食べていた場所に不知火がいたので
一緒に昼ご飯を食べる
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:30:00.60 ID:RwSHIUvPo
一人で泣いている
795 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/10(火) 23:44:26.72 ID:EVdsAzyv0
――10周目高校・廊下


提督「………」フラフラ…

提督(不知火……どうして……)

やはり俺にとって、学校は矛盾した感情で心が締め付けられる。

最愛の人と共に過ごせるという期待と、"あの日"のことを思い出してしまう絶望。

その2つが同時に襲い掛かって来る。そんな状況で、正気を保てるはず……無いだろう?

提督(はは……今の俺、ゾンビみたいな顔してるんだろうな……)フラフラ…

提督(不知火……俺の、何がいけなかったんだよ……言ってくれれば、すぐにでも治すのに……)フラフラ…

今にも倒れそうな足取りでフラつきながらも、俺は何とか帰路につこうとする。

同じ教室にいるだけで、同じ学校にいるだけで、俺の精神は摩耗してしまう。

無断欠席は日常茶飯事、退学さえ考えたこともある。だが、それでも……俺は……

提督(……ただ、不知火の顔を見たいという想いだけで――)

不知火「……っ!?」ビクッ

提督「――あっ」フラッ…

バターンッ…!

提督「っぐ……うぅ……」

突然、目の前に不知火が……俺が今でも忘れられない人が現れたせいで、ただでさえ不安定なバランスを崩してしまった。

その結果、俺が不知火を押し倒すことになってしまった。まずい、こんなことをしたら、ますます嫌われてしまう……!

提督「……わ、悪い。すぐに……」フニッ…

不知火「んっ……」

提督「………」

地面を触っている右手とは反対の……不知火の体に添えられた左手。

それは、慎ましくも確かな柔らかさを感じる部分を掴んでいた。かつては、何度もここを触って……

提督「あっ……ほ、本当に、すまん!わざとじゃ……」バッ…

提督(何やってんだよ、俺は……!これ以上、不知火に嫌われるような真似をしたら……!)

不知火「………」


未練度上昇率判定:その後の不知火の態度は?

01〜49:無言で立ち去る。しかし……
未練度上昇:小 ×1.0
50〜98:最低限の会話をした後に立ち去る
未練度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:不知火、思わず提督の手を掴み……
未練度上昇:大 ×2.0

直下

未練度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:44:42.06 ID:hzO85pkE0
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:44:55.77 ID:RwSHIUvPo
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:47:25.87 ID:ROk4WZHKo
むっつりぬいぬい
799 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/10(火) 23:57:51.34 ID:EVdsAzyv0
06→60:怒っていない。それどころか、内心…… 7×1.5=10.5 10.5+50=60.5/100


不知火「……いえ、気にしないで下さい」スクッ…

提督「……!」

不知火「貴方が、わざとそういうことをする人ではないことは……分かってますから」

提督「………」

不知火「………」クルッ…

提督「あっ、し、しらぬ……」

不知火「………」スタスタ…

提督「………」

やって、しまった……不知火は、言葉こそ『怒っていない』と言っているが……

内心では、俺のことを軽蔑しているのかもしれない。最低だと思っているかもしれない。

提督(……いや、それなら、何で……)

『そういうことをする人じゃないと分かってる』、なんて言ってくれたんだよ。

俺のことを、裏切ったのに……どうして、俺にまだ気を遣ってくれるんだよ……

提督「……っ」

提督(教えてくれよ、不知火……どうして、俺を……畜生っ……!)


――物陰


不知火「……っ」

不知火(思う訳、無いでしょう……?貴方は、提督君は……いつだって、私のことを……)

不知火("最初"も、"その次"も、どんな時も……私のことを、愛してくれて……)

不知火「………」ギュッ

不知火(温かった。提督君の手が、私に触れて……貴方と愛し合った日を思い出して……)

不知火「………」ハイライトオフ

不知火(でも、もう……全てが、手遅れなんです。"アレ"が何度も起こったから……そして、私の心が弱かったから……)

不知火(私はもう、提督君の傍にいる資格は無い……あんな、酷い振り方をしておいて……今更、そんな……)

不知火「……っ」ウルッ…
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:00:46.44 ID:CfyC6s+xo
ぬいぬい……
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:03:09.62 ID:OtDOI3qMO
これも全部病まとって奴の仕業なんだ
802 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/11(水) 00:15:24.77 ID:yl5iq42L0
〜 4月2週 〜

――10周目提督家・周辺


不知火「………」スタスタ…

不知火(……他意はありません。ここを通れば、回り道をせず繁華街へ行けるだけだもの)

不知火「………」

不知火(……嘘。本当は、まだ未練を捨て切れていないだけ……自分で彼に別れを告げておきながら、私はまだ……)

不知火「……あっ」

提督「―――」スタスタ…

大井「―――」スタスタ…

不知火「っ!」ダッ

提督「……今日は、俺の家だな」

大井「えぇ。この前は、私の家だったから……」

不知火「………」

不知火(……反射的に、物陰へ隠れてしまった。それだけ私は、提督君に……後ろめたい気持ちを……)

提督「……いつも、悪い」

大井「良いのよ。"お互い様"だから」

提督「………」スタスタ…

大井「………」スタスタ…

不知火「……っ」ズキッ…

不知火(あの人って、大井さん……そう、よね。提督と大井さんは、幼馴染で……一緒に、話すことだって……)

不知火「………」グッ…

不知火(……私は一体、何を考えてるの?今更、嫉妬なんて……未練を抱くなんて……そんなこと、許されるはずが無いのに……!)ググッ…

不知火(自分の心の弱さのせいで、提督君を傷付けてしまったというのに……それなのに、自分勝手なことを考えて……っ!)グググッ…!

ツー…

不知火「……え?あっ……」ポタ…ポタ…

不知火(拳から、血が垂れて……そんなに、力強く握り締めて……)

不知火「………」

不知火(……提督、君。やはり私は、貴方の隣に立つ資格はなんて……無いんです……)


↓1ビスマルクのコンマ    調教度:0/50
↓2迅鯨のコンマ       信用度:0/50
↓3不知火のコンマ      未練度:60.5/100
↓4大井のコンマ       依存度:50/100

反転コンマが最大のヒロインと交流します
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:15:35.24 ID:6RmvcHkx0
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:15:44.67 ID:EQA3ZbMR0
A
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:15:58.04 ID:q9EW5xNDO
はい
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:16:11.72 ID:EQA3ZbMR0
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:16:12.28 ID:gDmVZ0m50
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:17:07.43 ID:uMhVi/nOO
809 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/11(水) 00:17:37.24 ID:yl5iq42L0
迅鯨は何をしている?もしくは提督と迅鯨は何をしている?

0:21以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし0:24までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:19:53.76 ID:6RmvcHkx0
ID:EQA3ZbMR0が連取りしてるけどいいのか?
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:21:00.20 ID:4fNNsPyDo
提督の家庭環境を調べている
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:21:00.99 ID:Mnz6QRxDO
不知火と鉢合って固まっていた所、昼ごはんに誘われたので一緒に食べに行く
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:21:01.36 ID:tHqRUScZo
お弁当を差し入れ
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:21:21.22 ID:CfyC6s+xo
提督と理由をつけて個別指導に持ち込もうと奮闘する迅鯨
815 :長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/11(水) 00:43:18.15 ID:yl5iq42L0
>>810
コンマ判定等、数字のみが関わる場合は連取OKです。>>4もご参照下さい。

――10周目高校・廊下


迅鯨「はぁ……」スタスタ…

迅鯨(何とか提督君と話をしたいけど、無断欠席してることも多いのよね……)

迅鯨(だからこそ、今日みたいに提督君が学校に来ている時がチャンスなんだけど……)

迅鯨(私が話しかけても、露骨に嫌そうな顔しちゃうから……ん?)

提督「………」

不知火「………」

提督(あ、危ない……思わず、また不知火にぶつかるところだった……)

不知火(……この前と同じ。ここの曲がり角で、提督君と鉢合わせして……)

迅鯨「……?」

迅鯨(提督君と、不知火さん……?廊下で向き合って、何してるのかしら……)

迅鯨(もしかして、喧嘩でもしてるんじゃ……だ、だとしたら止めないと……!)タタタッ…

迅鯨「2人共、そこまでです!」

提督「……は?」

不知火「……え?」
816 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/11(水) 00:46:19.30 ID:yl5iq42L0
――数分後・学食


迅鯨「喧嘩はいけませんよ?ほら、一緒にご飯を食べて落ち着きましょう?」ニコッ

提督「………」

不知火「………」

提督(こいつは一体、何を考えてるんだ……)

俺が不知火と喧嘩なんて……するはず無いだろ。喧嘩さえ出来ないほど、疎遠になってしまったんだ……

むしろ、喧嘩出来るほどに仲が良い関係なら、どれほど良かったことか……

不知火(……ど、どうして私は提督君や迅鯨先生と、学食にいるんでしょうか)

迅鯨「私がおごりますから、これで仲直りして下さい」

提督「結構だ」

不知火「さ、流石に奢ってもらうのは……」

迅鯨「良いんですよ。生徒の為なら、これくらいお安い御用です!」ニコッ

迅鯨(こうして私が信頼出来る先生だと思って貰えるよう、少しずつ提督君の警戒を解いていけば……)

迅鯨(……やましい気持ちは無い。この前みたいに、奥さんだとか恋人だなんて言うつもりは無い。うん、無い無い……)

提督「………」

そうか、こいつは知らないのか。俺と不知火は既に破局していて、気まずい関係だということを。

不知火と2人きりでも、矛盾した気持ちで潰されそうになるのに……第三者のお前がいる状況だと、余計に気まずくなって……

不知火「ですが……」

迅鯨(……あ、あれ?何だか、さっきより空気が重いような……もしかして、お節介だった……?)

迅鯨「……迷惑、だったかな?その、ごめんなさい……」

迅鯨(提督君のこと、どうしても放っておけなかったから……あっ、それと、不知火さんも……)

提督「………」


信用度上昇率判定:この後どうなる?

01〜49:提督「あぁ、迷惑だ。踏み込んで来るな」
信用度上昇:小 ×1.0
50〜98:不知火「いえ、そんな……」
信用度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……自分の分くらい、自分で出す」
信用度上昇:大 ×2.0

直下

信用度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:46:31.03 ID:fWas7aWKO
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:46:39.74 ID:5a+VQR3n0
よん
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:46:51.32 ID:CfyC6s+xo
820 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/11(水) 00:48:45.70 ID:yl5iq42L0
今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
次は明日の夜か、明後日以降に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:50:23.22 ID:EQA3ZbMR0
調教・信用・未練・依存
信用と未練以外だとメリーバッドエンドになりそう
ある意味では究極のハッピーエンドだけど

乙でしたー
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 00:51:45.16 ID:CfyC6s+xo
乙でした
病まとからぬいぬいに「頑張って貴女も幸せになって下さいね?」とか言わせたい……(屑)
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 01:03:24.81 ID:CojTj1c2O

提督的にはぬいぬいとヨリ戻すのがベストっぽい?
しかし未だに注意書き読んでない人がいるのか
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 02:02:31.49 ID:6l/d6tRpO
注意書き云々じゃなくてマナーの問題でしょ
そもそも複数の安価やコンマ判定での連取は以前コンマはノーカンって言われてたけど今回は同一コンマ判定内の連投だから勝手が違うし正直セーフかどうか作者が裁定するまでわからなかったぞ
まあいずれにせよ過疎っててコンマが中々埋まらないならともかく人居るのに4つのコンマの内複数取っていくのはどうなのって話
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 07:00:27.89 ID:q9EW5xNDO
いるよね
禁止されなかったら何しても良いと思ってる奴
まあ過去に連投連取りする為や、煽り暴言した後に別の参加者のふりする為等で、ID変えてなに食わぬ顔で参加し続けるゴミクズは他のスレにもいるが、
同IDでするのは間抜けとしか言えない
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 10:44:31.07 ID:OzRraSI10
一方その頃大和は……
827 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2020/11/11(水) 14:16:56.18 ID:jm95pkoQ0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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828 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 16:53:53.83 ID:PHYkJO2h0
18:00〜19:00頃開始予定です。
829 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 18:41:20.40 ID:PHYkJO2h0
始めます。
830 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 18:45:25.71 ID:PHYkJO2h0
03→30:そう簡単に心は開かない 4×1.0=4/50


提督「……あぁ、迷惑だ」

迅鯨「……っ」ズキッ

不知火「……!」

提督「俺と不知火は別に……喧嘩していた訳じゃない」

提督(それどころか、喧嘩さえ出来ないほど……希薄な関係に戻って……)

不知火「………」

迅鯨「て、提督君、その……」

提督「……俺に踏み込んで来るな」

迅鯨「あ……」

提督「いつも俺に干渉しやがって……いい加減、鬱陶しいんだよ」

たかが教師の癖に、赤の他人の癖に……ズカズカと俺に踏み込んで来るんじゃねえよ。

幼馴染の大井でさえ、完全には信用出来ないほどなのに……お前のことなんか、信用出来る訳無いだろうが。

迅鯨「……ごめん、なさい」

不知火「……っ」ギリッ…

提督「………」スクッ

不知火「……提督君?」

提督「………」スタスタ…

俺にとって、ここは居心地が悪い。昼飯を食うにしても、席を変えないと無理だ。

いや、不知火と一緒にいられるのはまだ良い。だが、赤の他人が同席なんて……耐えられるかよ。

迅鯨「……うぅ」

迅鯨(私、思った以上に嫌われてる……一体、あの子に何があったというの……?)

迅鯨(確かに、私のやり方も問題かもしれない……だけど、あの子の教師として……何とかしてあげたくて……)

不知火「………」

不知火(……私のせいだ。私の心が弱かったせいで、提督君を歪ませてしまった……全部、私のせい……)

不知火(迅鯨先生、ごめんなさい……私が、提督君を傷付けてしまったから……)

迅鯨「………」フルフル

迅鯨(……ううん、落ち込んでる場合じゃない。今回はやり方が悪かっただけ……次こそ、少しでも提督君と話を……!)グッ…

不知火「………」ハイライトオフ

不知火(私が、提督君を……私のせいで……)

迅鯨「……?」チラッ

不知火「………」

迅鯨(……不知火さん?そういえば、さっき提督君と一緒に……この子も、提督君との間に何かが……?)
831 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 18:48:09.41 ID:PHYkJO2h0
〜 4月3週 〜

――10周目提督家・自室


提督「………」カタカタ

パソコンを弄り、肉便器に使う器具を適当に買い漁る。

あいつに対して遠慮も躊躇もいらない。ストレス発散相手に気を遣うなんて、それこそ本末転倒じゃないか。

提督「………」カタカタ

提督(チッ、ロクなもんが無いな……仕方ない。別のサイトか、いつも利用してるサイトを……)

ティロリン♪

提督「……ん?」

提督(スマホのLINEじゃなく、パソコンの電子メールか?だとしたら……あいつらか)

提督「………」カチッ

メール画面を開いてみれば、俺の予想通りの送り主が表示された。俺にとって、もはや赤の他人同然の奴らだ。

こいつらのせいで、俺は孤独だった。いや、正確には昔ながらの付き合いが2人ほどいたが、それでも……

提督「……チッ」

提督(……何が"元気にしてる?"だよ。何が"家に帰れなくてごめんなさい"だよ)

提督「………」カチッ

届いたメールを即消去。こんな、上辺だけの言葉なんかいらないんだよ。

お前らのせいで、俺がどれほど孤独を感じたと思う?どうせ、一生分からないだろうけどな。

提督「………」

提督(自分でも、この歪んだ性格に嫌気が差す……)

孤独を恐れる癖に、信用に値すると判断した奴以外の干渉を拒むんだからな……俺という人間は。

いや、元々はそこまで拗らせていなかった。"あの日"、不知火に別れを告げられてから……

提督「……クソッタレが」

提督(このストレスは、全部あいつで……肉便器で発散するか。その為に買ったからな……)


↓1ビスマルクのコンマ    調教度:0/50
↓2迅鯨のコンマ       信用度:4/50
↓3不知火のコンマ      未練度:60.5/100
↓4大井のコンマ       依存度:50/100

反転コンマが最大のヒロインと交流します
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 18:50:56.06 ID:dX3HwkQDO
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 18:51:58.79 ID:Ez/KdqmOO
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 18:52:03.30 ID:uYd00Wjc0
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 18:52:18.32 ID:oMaab+9DO
はい
836 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 18:53:46.45 ID:PHYkJO2h0
迅鯨は何をしている?もしくは提督と迅鯨は何をしている?

18:57以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし19:01までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 18:57:00.23 ID:FRQ8Ywsfo
屋上でぼぅっとしている提督の所に偶然美味しそうなお弁当持参した迅鯨がくる
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 18:57:24.68 ID:19Ibm3biO
提督を尾行中
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 18:58:37.84 ID:TyxfKKqKo
>>811
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 18:58:46.30 ID:0ShFBovU0
カウンセリングの読本を読み漁っている
841 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 19:16:06.96 ID:PHYkJO2h0
――休日・10周目提督家周辺


迅鯨(E:帽子&マスク&サングラス)「………」

迅鯨(自分1人だけで考えていても、何も始まりません。提督君の悩みを知りたいなら、まずは調べてみないと……)

迅鯨(幸い今日はお仕事も無いし、こうして提督君の家の近くで張り込んでいれば……)

迅鯨「………」

迅鯨(……冷静に考えてみれば、今の私って……ただのストーカーみたい)

迅鯨「……っ!」フルフル

迅鯨(い、いや、これは生徒の問題を解決する為だから!別にやましいことは無いから!)

迅鯨(それに、もしかしたら提督君に信頼してもらえた後……笑い話に出来るかもしれないし、うん……!)

迅鯨「………」ジー

迅鯨(それにしても、提督君……中々家から出て来ませんね。無断欠席を繰り返しているから、てっきり……)

迅鯨「……いや、流石にそれは無いか」

迅鯨(私や提督君が過ごす10周目高校は、一応お金持ちで勉強が出来ないと入れない所だもの)

迅鯨(そこに通う生徒ってことは……まぁ、その……非行少年になっちゃう確率も、かなり低いと思うから……)

迅鯨「………」ジー

迅鯨(提督君……もし、あの子が家から出て来てくれなかったら……いっそのこと、家庭訪問として家に行くのも……)

ガチャッ…

迅鯨「……!」

提督「………」スタスタ…

迅鯨(あっ、やっと出て来てくれた!後をつけないと……!)

提督「………」スタスタ…

迅鯨「………」コソコソ…

迅鯨(……うん、やましいことは何も無いから。これはあくまでも、提督君の悩みを知る為……提督君を助けてあげる為……)

提督「………」


信用度上昇率判定:この後の提督の行動は?

01〜09:いかがわしい物が売っている店へ……
10〜49:実は家を出た時点で……
信用度上昇:小 ×1.0

50〜98:大井の家へ
信用度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:大井と合流し、家へ引き返している間……
信用度上昇:大 ×2.0

直下

信用度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 19:23:59.21 ID:D3n5BxIh0
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 19:25:03.61 ID:uYd00Wjc0
844 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 19:51:14.08 ID:PHYkJO2h0
21→12:露骨に怪しいから多少はね? 1×1.0=1 1+4=5/50


提督「………」ピタッ…

迅鯨「……?」

迅鯨(あれ?急に立ち止まっちゃった……もしかして、忘れ物でも……)

提督「………」クルッ

迅鯨「……!?」

提督「……そこにいるのは分かってるんだよ、出て来い」

迅鯨「ぇ……」

迅鯨(な、何で!?ちゃんと物陰に隠れながら……)

提督「バレてないとでも思ったか?そんな不審者丸出しの格好で付き纏われていたら、俺じゃ無くても怪しむに決まってるだろ」

迅鯨「うぅ……ご、ごめんなさい……」スッ…

提督「増して、生徒相手にストーカー紛いのことなんてするか?」ジロッ

迅鯨「……っ」ズキッ

迅鯨(また、やっちゃった……この前も失敗したばかりなのに、私の馬鹿……!)

提督「………」

こいつ、本当にどうかしてるとしか思えないな。

こんなことをすれば、俺はもちろん一般人でも気持ち悪いと思うのが当たり前だ。

提督「……何度も言うが、俺に干渉するな」スタスタ…

提督(どうせ、裏で何を考えているか分からないんだ。他人なんて、関わらないに越したことは無い……)

"あいつら"は俺のことを見放し、不知火にさえ"裏切られた"んだ。

俺にはもう、心から信用出来る奴なんて……どこにもいないんだよ。

迅鯨「……提督、君」

迅鯨(何も出来ない自分が悔しい……目の前で、提督君が悩んでるのに……どうにもしてあげられないなんて……)

迅鯨(せめて、提督君が私に心を開いて……ううん、"あの時"のことを……)

迅鯨「………」フルフル

迅鯨(……いや、その考え方はダメ。苦しんでいる提督君に、これ以上負担をかけるようなことは……)

提督「………」スタスタ…

提督(……早く大井で癒されたい。人肌に触れたいんだ……大井なら、比較的信用出来るから……)
845 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 20:03:19.50 ID:PHYkJO2h0
〜 4月4週 〜

――高級住宅街


ビスマルク「………」スタスタ…

ビスマルク(どうして私が自分でピルを買いに行かないといけないのよ……)

ビスマルク(いつもいつも、私を犯す癖に……私が嫌がっても、やめない癖に……)

「ほうほう、仲睦まじいですなぁ」

「あはは……」

ビスマルク「……?」

ビスマルク(今の声、聞き覚えが……)チラッ

ビスマルク「なっ……!?」



漣(4周目)「それでそれで、もうヤっちゃったの?」

4周目提督「………」

漣「沈黙は肯定と受け取りますぜ?」

4周目提督「いや、その……」

漣「……へ?まさかまだだったり?」

4周目提督「……ノーコメントで」

漣「はぁ……舞風ちゃん、きっとヤキモキしてると思うけど」

4周目提督「いや、お互い恥ずかしがっちゃって……///」

漣「初心か!揃いも揃って初心か!提督はともかく舞風ちゃんもかい!」

犬「へっへっ……♪」

犬(漣、急かし過ぎじゃないかなー?人生はまだまだ長いんだし、そう焦ることはないよー?)



ビスマルク「……ッ!」ギリッ…

ビスマルク(どうして、あの子が……あんなに幸せそうな顔をしてるのよ……"あの時"、あの子は死にそうな顔で……)

ビスマルク(そして、私は今まさに……あんな目に遭ってるというのに……どうして、あの子だけ……!)

ビスマルク「……っ」タタタッ…!

ビスマルク(ここにいたら、気分が悪くなる……早く離れないと……嫉妬で頭がおかしくなっちゃいそうだから……!)


↓1ビスマルクのコンマ    調教度:0/50
↓2迅鯨のコンマ       信用度:5/50
↓3不知火のコンマ      未練度:60.5/100
↓4大井のコンマ       依存度:50/100

反転コンマが最大のヒロインと交流します
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:03:43.12 ID:ZW7nXC0o0
はい
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:04:07.85 ID:UMZRED+2o
朝チュン
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:04:13.33 ID:YS2XYlXGo
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:04:22.59 ID:bVbqmBLNo
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:04:28.07 ID:QP/Z1cobO
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:04:43.09 ID:r1ncuKMko
852 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 20:06:48.63 ID:PHYkJO2h0
大井は何をしている?もしくは提督と大井は何をしている?

20:10以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし20:14までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★R-18系安価の場合、『激しいプレイやアブノーマルなプレイ』、『コンドーム不使用のセックス』、『ビスマルクを含めた3P』等はNGです。
基本的に『お互いを物理的・精神的に傷付けない穏やかなセックス』のみと考えて頂ければ幸いです。
また、セックスする場所も提督もしくは大井の自宅、ラブホテル等、セックスに相応しい場所に限定させて頂きます。
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:09:59.56 ID:bVbqmBLNo
自宅に呼んで裸エプロンで料理してもらう
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:09:59.94 ID:UMZRED+2o
大井と朝チュンしてピロートーク
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:10:00.43 ID:FRQ8Ywsfo
最近の出来事の愚痴を言いつつ一方的なSEX
大井は無言で優しく聞いてくれる
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:10:12.76 ID:su63ae/ZO
不知火の事を大井に愚痴る提督
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:10:45.56 ID:r1ncuKMko
大井家でバックでやる
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:21:02.59 ID:GKf1OPrq0
漣とは顔見知りかー
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:26:59.02 ID:YS2XYlXGo
奴隷売買の時に知り合ったんだろうね
860 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 20:29:10.41 ID:PHYkJO2h0
――大井家


提督「はぁ……」

大井「………」

大井(……元気無いわね。まぁ、いつものことだけど)

提督「……俺って、何がしたいんだろうな」

大井「……?」

提督「未だに不知火のことを惨めに引きずり続けて……それなのに、俺は……」

提督「こうして、大井とお互いを慰め合う関係になって……」

かつての俺は、不知火以外は誰も見えないほどに……彼女を愛していた。

だが、不知火に別れを告げられた後の俺は……この有様だ。

大井「………」

提督「……そこまで引きずるなら、諦めずに説得すれば良かったと思ってるか?」

大井「……どうかしらね。私は、告白する前から失恋を経験した身だもの」

提督「……すまん」

大井「あ、ごめんなさい。別に責めている訳じゃないわ。ただ、別れを告げられた辛さは……私は分からないかも」

提督「………」

そう。俺も大井も、1度失恋を経験したという共通点がある。だが、その理由が違う。

俺は不知火から"裏切られ"、大井は告白する前に……俺が不知火と付き合ったことで、その想いが散ったのだ。

大井「……やっぱり、不知火……さんと、よりを戻したいの?」

提督「当たり前だろ!だって、俺は……俺は……今でも、不知火のことを……」

大井「………」

提督「……すまん。俺、何考えてんだろうな……こうして大井で癒されに来た時まで……」

大井「………」

そもそも、俺はもう不知火と付き合う資格は無いんだろうな。

別れを告げられた後とはいえ、こうして大井と関係を持って……肉便器でストレスを発散しているような奴なんだ。

こんな奴じゃ、不知火が愛想を尽かすのも無理無い。でも、俺は……どうしても忘れられないんだよ。不知火のことを……

大井「………」


依存度上昇率判定:大井の行動は?

01〜49:言葉で優しく慰める
依存度上昇:小 ×1.0
50〜98:提督を押し倒す
依存度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督を押し倒しつつ、提督が自分に依存するように……
依存度上昇:大 ×2.0

直下

依存度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:30:44.08 ID:D3n5BxIh0
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:31:06.84 ID:YS2XYlXGo
863 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 20:42:50.72 ID:PHYkJO2h0
08→80:快楽で忘れよう 4×1.5=6 6+50=56/50


大井「………」スッ…

提督「……!」

ポフッ…

提督「……大井」

大井「……何も考えなくて良いの」シュルッ…

提督「………」

大井「私と提督は、お互いを慰め合う関係……お互いの孤独を埋め合う関係」

大井「ただ、それだけだから。変に気負う必要は無いわ」

提督「……そう、か。そう、だよな……」

大井「えぇ、そうよ……」ダキッ…

提督「………」

大井の温かい体温が伝わって来る。その瞬間、孤独で凍えていた俺の心が、少しずつ溶けてゆく。

それでも、不知火から与えられていた温もりには程遠い。あの胸の高まりは、他の誰でも感じられない。

提督「………」ギュッ

大井「んっ……」

それでも、大井は幼馴染だ。幼い頃から一緒に過ごして来た存在だ。

裏で何を考えているか分からない、赤の他人よりは……遥かに信用出来る。

提督「……良いか?」

大井「……来て」

そして、俺は……今日も大井で自分の孤独を慰める。否、誤魔化して目を背ける。

大井も、俺で自分の孤独を慰める。お互いを利用して慰め合う日々を繰り返す。

提督「はぁはぁ……大井……!」

大井「んっ……提督……」

大井(……提督は、私しか癒せない。不知火が与えた心の傷は、私でないと……)

それが間違っている関係だとしても、俺達は止まらない。止まれない。

だって、仕方ないじゃないか。こうでもしないと、俺達の脆く弱い心は……すぐにでも壊れてしまうのだから。
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:44:44.64 ID:UMZRED+2o
爛れてんねぇ……!
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:50:42.51 ID:D3n5BxIh0
8週目大井でもここまでにはなってなかったから、歴代一爛れた関係じゃなかろうか?
866 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 20:54:10.55 ID:PHYkJO2h0
〜 5月1週 〜

――10周目高校・教室(※提督・不知火、ビスマルクのクラスとは別)


迅鯨「では、まずは一昨日の復習から始めますね?」

大井「………」

大井(……少し前の私なら、この状況を地獄に感じていたでしょうね)

迅鯨「ここはテストはもちろん、受験でも重要なポイントで……」

大井「………」

大井(でも、今は違う。私には提督がいる。提督に慰めて貰える……)

迅鯨「では大井さん。この語句の意味を説明して下さい」

大井「……はい。これは……」

大井(どれほど学校や家で孤独だったとしても……いつでも提督が私の心を癒してくれる)

迅鯨「正解です。よく勉強していますね!」

大井「いえ……」

大井(この教師、最近やたら提督に付き纏ってるらしいじゃない……一体、どういうつもりかしら)

迅鯨「では、そろそろ新しい分野に入ります。教科書で言うと……」

大井「………」

大井(でも、はっきり言ってどうでも良い。こんな奴に、提督を癒せるとは到底思えない)

大井「………」ハイライトオフ

大井(彼を慰められるのは、私だけだもの……私以外の人間に、彼の孤独を埋められるはずが無い……)

大井(唯一の例外は、提督を振ったあいつだけど……あいつはむしろ、未だに提督を苦しめてる……)

大井(だから、私が提督の傷を治してあげるしかない。提督が信用出来る人間は、私1人だけ……ふふっ……)


↓1ビスマルクのコンマ    調教度:0/50
↓2迅鯨のコンマ       信用度:5/50
↓3不知火のコンマ      未練度:60.5/100
↓4大井のコンマ       依存度:56/100

反転コンマが最大のヒロインと交流します
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:54:37.78 ID:YS2XYlXGo
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:54:47.47 ID:UMZRED+2o
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:55:00.02 ID:bVbqmBLNo
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 20:55:56.36 ID:PRrBiec6o
今の所均等か
871 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/11/14(土) 20:58:09.01 ID:PHYkJO2h0
ビスマルクは何をしている?もしくは提督とビスマルクは何をしている?

21:01以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし21:05までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★R-18系安価の場合、『提督やビスマルクが社会的・物理的に死ぬ内容』、『提督とビスマルクの関係が周囲にバレてしまう内容』、『大井を含めた3P』等はNGです。
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 21:01:00.50 ID:bVbqmBLNo
道具で弄るだけ弄って提督のチンポを下品におねだりさせる
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