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【安価】楓「リリウム魔法学校へ! 6人で試合しよう!」【百合】

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699 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 00:01:32.58 ID:WisdSC4+o
パッ


ゼーレ「これは……アイリスとの魔法の練習ですね」


アイリス「わー懐かしー♡」


ゼーレ『アイリス、力を抜いて……』


アイリス『でも、怖いよ……っ』


ゼーレ『私に任せて、ね……?』


アイリス『あ……っ』


ゼーレ「初々しくてかわいいなあ……」キュン


アイリス「うわ! 最初ってこんなだっけ。今はもう使いこなせてるから忘れてたよー」


ざわざわ ざわざわ


ゼーレ「で、これが……」


パッ


ゼーレ「……実体を持つ私の分身が、悪魔化の魔法を使っているところです」

ゼーレ「……っ!」


ザザッ ザザッ!


アイリス「映像が……! 大丈夫、ゼーレ?」ギュッ


スキア『ゼーレ本体が睡眠に入ったことを確認……。同じく、魔王の魔力も消失……』

スキア『……魔王を倒したとしても、悪魔の中から力を持ったものが次の魔王となる可能性がある……か……』

スキア『ゼーレの親友であるスフィアも、民衆を守るために悪魔にしてしまった。なら、どこまでも貫き通さなければ……』

スキア『……私自身を悪魔と化し、魔界に侵入。人間を守るために、魔界を統べる……! それが、私がお姉ちゃんとスフィアにできる償い……!』

スキア『悪魔儀式【デモナイズ】!』ズオッ!


ゼーレ「……!!」
700 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 00:02:20.72 ID:WisdSC4+o
樹「……今のは」


ゼーレ「……スキアは私の分身……いえ、私とほぼ同一の存在。前回の邂逅で魔力が絡んで、記憶が混線したのかも……」


アイリス「それって……今のは事実ってこと?」


ゼーレ「……多分。スキアは、人間を守るために魔界の頂点に立った。でも、魔界の毒素や瘴気にあてられて自我が揺らいでしまった……」


リリィ「そんな……人間を守るために魔王になるなんて……」


アイリス「もし仮にゼーレが力を残してたら、ゼーレ自身がそうしてたはずだよ。私達には力がある、それは人間のために使うんだってずっと決めてたから」


ゼーレ「あの子は、私の意志を継いで……」


樹「なら決まりね。スキアさんのことも助けましょう」


ゼーレ「な……!」


樹「昔と違って、今は強力な魔法使いがたくさんいる。それに、すでに世界のあちこちに協力要請は済んでるわ。それこそ不可能なことなんてないくらいの戦力よ」


ゼーレ「……」


樹「もう一人のあなたを封印するのだって本当は気が進まないのよ。彼女の根底に悪意がないなら、助けるのにいささかの抵抗もないわ」


ゼーレ「お願い、します……。あの子を、助けたい……!」


アイリス「よく言ったゼーレ! よし、皆で力を合わせよー!」


おー!


ーーーーー

ーーー

701 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 00:03:07.38 ID:WisdSC4+o
休日、街中ーー


御桜「お姉ちゃんとお出かけ久しぶりだなー」


茜「今日は休養日だからねー。元気そうでよかったよ」


御桜「そうそう、プロが魔王との戦いの準備をしてるって本当?」


茜「ほんとだよー。理事長直々に指令が来て、内密で準備しとけってー」

茜「だから、来年の3月31日と前後1日はもう休みに決まってるんだー。その日だけはチームの垣根も無視して協力しろってさー」


御桜「そっか……」


茜「不安にならなくていいよー。プロが一致団結したら、それこそ魔王なんて目じゃないんだから」


御桜「うん、信じてる!」


茜「あ、あそこだ。オーダーメイドの魔具屋さん」


カランカラン


「いらっしゃいませ。紅林様と久遠様ですね?」


御桜「はい。私は杖の調整を」


茜「私は格闘用グローブ新調しようと思って。魔法具じゃないけど大丈夫だよね〜?」


「もちろんです。では奥のお部屋で詳しくお話を伺いますので、どうぞこちらへ」


ーーーーー

ーーー

702 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 00:03:44.47 ID:WisdSC4+o
ロリータファッションショップーー


ティア「……」テクテク

ティア(これ、ラクリマに似合いそうですね。アイドルの衣装でもこういうの着そうですし、普段着から慣れさせておいてもいいかも……)


「あれ、ラクリマ? 偶然じゃん。ラクリマもレッスン前に服見に来てたの?」


ティア「え、いや……」


「てかやばっ! 時間ないよ! スタジオ行かないと!」パシッ


ティア「人違いなんですけどぉぉぉ……」


レッスン室ーー


「セーフ!」


「あ、ラクリマも一緒だったんだ。ってあれ、着替えは?」


ティア「あの、その……」オドオド


ラクリマ「セーフ! おはようございまーす!」バーン!


「えっ!?」


ラクリマ「あれ、お姉ちゃん!?」


「ええっ!?」


ティア「ラクリマー! 人違いって言えなくてー!」


「えええええええっ!!?」


ーーーーー

ーーー

703 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 00:04:24.71 ID:WisdSC4+o
プロデューサー「ふむ、つまり君はラクリマの姉だと……」


ティア「はい……」


プロデューサー「呼ばれて来てみたらなんという……」

プロデューサー「確かにそっくりな姉がいるとは聞いていたがこれほどとは……」マジマジ


「やっばーい! ほっぺぷにぷにー!」


ラクリマ「あー! 先輩ずるい! 私も最近ぷにぷにしてないのにー!」


ティア「あうう……!」プニプニ


プロデューサー(双子アイドルとして十分推せるポテンシャルだ……。正確には双子じゃないが……。どうにか口説けないものか……)


ーーーーー

ーーー

704 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 00:05:15.33 ID:WisdSC4+o
魔界ーー


サキュバス「魔王様……」


スキア「ん、ああサキュバスか。そういえば君にはお礼を言ってなかったね。魔界だとどうしても魔力の摂取に限界がある。量は仕方ないとはいえ、君があれだけ上質なものを持って帰って来てくれて助かったよ」


サキュバス「は、はい……!」パアッ!


花「…………」


自室ーー


クロエ「魔王……いや、スキアさんは人間を守ろうとしてたのね。なら校長先生の言うとおり助けないと」


ヒカリ「クロエならそういうと思った。みんなも同じ意見みたいだよ」


クロエ「よーし、そうと決まれば魔法の練習をしないとね!」


現在の目標
・スキア救出の用意をする
・1学期を過ごす
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

6月3週
11/16回目の行動です
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:08:59.19 ID:mhYvpj29O
もう一人の嫁の手がかりを探す
魔獣関連だし可能であればリーケの家の力を借りたい
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:20:47.22 ID:uai1MzvE0
ステラとゼレスの結婚式イベント
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:32:24.34 ID:x+LS7fziO
闇魔法の根源が何なのか、ゼーレに聞いてみる
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 01:08:41.26 ID:E9vGd5HXO
鍛練による消費が大きいからか、アルシェの食事量がラピスに迫る
成長期であるクリアの食事量も増えてきており、食堂の限界が懸念され始める
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 05:09:12.26 ID:P11rjSOC0
四人で遊んでいる際にイリノワが指輪を着けている事に気付くイオモミ
実はお互い緊張して結婚のプロポーズが出来ずにいたが、何かを察したイリノワの助力を受け、結婚式イベントへ
710 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 23:00:24.61 ID:WisdSC4+o
食堂ーー


樹「そう、分かったわ……」


クロエ「あら校長先生。暗い顔ね」


樹「ああ、クロエさん。実は今ちょっとピンチでね」


クロエ「?」


樹「ラピスさんだけならまだしも、最近はアルシェさんも同じくらいたくさん食べるようになって、しかもクリアも育ち盛りだから……」


クロエ「食堂がピンチなのね……」


樹「今年度を乗り切れば、卒業するからなんとかなると思うんだけど……」


クロエ「お金……あっ!」ポチポチ


カーラ『もしもし?』


クロエ「カーラ先生、相談があるんだけど……」


カーラ『なんでしょうか?』


クロエ「実は学校の食費がピンチらしいのよ。そこで、ステラの落とした星で増えたお金を少し学校に寄付できたらと思って」


カーラ『なるほど、そうでしたか。あれだけのお金、うちの孤児院だけで使いきれるものではなかったので、助けになるならぜひ寄付させてください』


樹「そんな、学外から助けてもらうなんて……」


クロエ「そもそもがこの学校の中で得たお金よ。ステラにも話すけど……きっと喜んで寄付するって言うわ」


樹「……ステラさんにも話を聞くわ。それから受け取るかどうか決めさせて」


クロエ「ええ」


ーーーーー

ーーー

711 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 23:00:51.31 ID:WisdSC4+o
ステラ「学校に寄付ですか? 構いませんよ?」ケロッ


樹「そ、そんなあっさり」


ステラ「だってこの学校の中で練習して落ちてきたものですし、学校のものでもあると思うんです。あの時は学校とも相談して孤児院に預かってもらうということになりましたが、必要なら遠慮なく使ってください!」


クロエ「ね?」


樹「そうね……」

樹「分かったわ、マクベス・エクスルードハウスからの寄付を受け入れる。それで今年の食料事情は解決するわ」


クロエ「よかったわ。私もあのご飯が食べられなくなるのは困るもの」


ステラ「私もです!」


樹「……ありがとう、助かったわ」


ーーーーー

ーーー

712 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 23:01:44.01 ID:WisdSC4+o
図書室ーー


クロエ「あ、いたいた」


ゼーレ「?」


クロエ「ゼーレさんに聞きたいことがあって。闇魔法のことなんだけど……」


ゼーレ「闇魔法ですか……」


クロエ「そもそもこれってどういう魔法なの? 他の魔法とはタイプが違うみたいだけど……」


ゼーレ「……言っていいものでしょうか」


クロエ「? 言ったら困るの?」


ゼーレ「少なからずショックを受けるかと」


クロエ「ふーん。まあ聞くつもりで来たし、話してもらえないかしら」


ゼーレ「……分かりました」

ゼーレ「闇魔法というのは……人の持つ心の闇を物質として放つ魔法です。その根底にあるのは、恐怖や不安といった負の感情です」


クロエ「そこまでは知ってるわ。私が知りたいのはその先、根源なの」


ゼーレ「……闇とは、魔界に偏在する瘴気のことです」


クロエ「!!」


ゼーレ「負の感情に心が染まることが、悪魔化の条件。そうなれば魔界に存在する闇に心をそれ以上蝕まれることはなく、悪魔として生きていくことになる」
713 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 23:02:13.07 ID:WisdSC4+o
クロエ「なるほどね、それは言いづらいのも納得だわ」


ゼーレ「闇魔法を使いこなす過程で襲ってくる魔物は、限りなく悪魔に近い存在です。何年にも渡って数人の闇魔法使いを襲うことで、魔界への扉を開けられるだけの力をつける。そして体を組み替えて悪魔になる……それが、この世界で闇が闇魔法使いを襲う理由です」


クロエ「なんで闇魔法使いなの? 襲うだけなら誰でもいいんじゃ……」


ゼーレ「体内に闇を保持していて、なおかつ人の形を保っているからです。悪魔になるにはそういった者から体を借りる方が早いんだと思います」


クロエ「……確かに、私が戦った闇も最後に人の形を取ろうとしてたわ。上手くできないのか人の形を保つだけで精一杯って感じだったけどね」


ゼーレ「もしかしたら、クロエさんを取り込むことで悪魔化が完了するところだったのかもしれません。ご無事でよかったです」


クロエ「……なるほどね……これは限りなく悪魔に近い魔法だったのね」


ゼーレ「あの……落ち込まないでください。確かに悪魔に近い魔法ですが、それは確かにあなたの固有魔法ですから」


クロエ「ええ」


ーーーーー

ーーー

714 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 23:03:29.45 ID:WisdSC4+o
寮、イリスとノワールの部屋ーー


コトッ コトッ


ノワール「雨降っちゃったね……」


イリス「まあ、梅雨ですしねえ」


イオ「でもボードゲームも楽しいです」


モミジ「うんうん、初めてやったけど面白いよ」


イリス「それはよかったです。あ、結婚マスですね」


ノワール「結婚……」チラッ


イリス「///」ポッ


イオモミジ(あ……!)


イオ(お揃いの指輪してる!)


モミジ(もしかして結婚式したのかな……)


イオモミジ「……///」チラッ


イリス(あ……さてはお二人とも、まだ結婚式を挙げてませんね)


ノワール(となれば……)


イリス「結婚といえば、この学校にも結婚式の噂があるそうですね」


ノワール「うん、私も聞いたよ。結婚式があるから、6月は夜間の外出もちょっと大目に見られるんだって」


イオモミジ「!」


イリス「私達はもうしましたから、先生の監視は関係ありませんね」


ノワール「えへへ……///」


イオ「わ、わーわー……///」カアア


ノワール「二人は結婚式したの?」


モミジ「ま、まだ……って何言わせるの!///」カアッ


ノワール「私達はイオさん達にも幸せになってほしいな。結婚式するならお手伝いさせて?」


イオモミジ「……」ゴクリ


ーーーーー

ーーー

715 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 23:03:56.98 ID:WisdSC4+o
夜、ガーデンーー


ノワール「こっち」コソコソ


モミジ(夜に寮を抜け出すなんてドキドキするよー……!)


イリス「この辺でどうでしょうか? 雰囲気バッチリですよ」


イオ「は、はい……!」ドキドキ


ノワール「では……イオさん、モミジさん。これから健やかなる時も病める時も、互いを敬い、慈しみ、愛し合うことを誓いますか?」


イオ「……はい、誓います」


モミジ「誓いますっ」


ノワール「では、誓いのキスを」


イオ「……んっ」


モミジ「……ちゅっ」


イリス(きゃー!)パチパチ


ノワール「これでいいのかな?」


イリス「はい、結婚式の形式は問いません。愛を確かめ合えばいいそうてすから」


イオ「モミジさんと結婚……」


モミジ「イオちゃん、幸せにするからね……!」


イオ「は、はいっ!」


ーーーーー

ーーー

716 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 23:04:30.82 ID:WisdSC4+o
同時刻、星見館ーー


ステラ「月が綺麗ですね……」


ゼレス「そうですね、すごく綺麗です」


ステラ「……月なんて今までだって見てたのに、あなたと見る月はとても綺麗に見えるんです。……不思議ですね」


ゼレス「夕方まで雨でしたから、空気中のゴミが地面に落ちたのかも……なんて、嘘ですよ」

ゼレス「ステラさんと一緒だと、私にも月がすごく綺麗に見えます。ふふっ」


ステラ「あなたと見る景色だから……ですね」


ゼレス「……もし今魔王が攻めてきても、ステラさんを守れるなら……私、死んでもいいです」


ステラ「もう、不吉ですね」


ゼレス「あなたのためならそれすらも惜しくないってことですよ」


ステラ「……ゼレスさん」


ゼレス「はい」


ステラ「愛してます」ニコッ


ゼレス「私もです」ニッ


ステラ「ゼレスさん……」


ちゅっ


ゼレス「んっ……!」


ーーーーー

ーーー

717 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 23:07:03.49 ID:WisdSC4+o
寮への帰り道ーー


ゼレス「……ステラさん、結婚しましょうか」テクテク


ステラ「は、はいっ」


ゼレス「孤児院にもいつか挨拶に行って、ママにも報告しないと」


ステラ「やることいろいろですね」クスッ


ゼレス「ステラさんと一緒なら、なんでも楽しいですよ」ニコッ


てくてく てくてく……


ーーーーー

ーーー

718 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/04(金) 23:08:00.91 ID:WisdSC4+o
図書室ーー


ゼーレ「……」ペラペラ


アイリス「……」ペラペラ


クロエ「今日も新聞で嫁探し? 精が出るわね」


ゼーレ「あ、クロエさん……。大丈夫ですか?」


クロエ「ああ、闇魔法のこと? 気にしてないわよ。私の固有魔法に変わりはないし、もう使いこなせてるしね」

クロエ「それより、助っ人を呼んできたわ」


ゼーレ「助っ人ですか?」


ローラ「どうも」ペコリ


ゼーレ「ローラさん?」


クロエ「ローラはね、現代の魔獣に詳しいのよ。もう一人のお嫁さんが魔獣に関係してるなら、もしかしたら情報があるかもと思って」


ローラ「助っ人同好会としても、ぜひお手伝いしたいさせてください! まずは特徴を教えてもらえますか?」


アイリス「助っ人同好会!? なにするの!?」


ゼーレ「アイリス、それは後で。協力してくれるんだから失礼のないようにね」


アイリス「はーい」


ゼーレ「で、特徴は……」


ゼーレのもう一人の嫁のプロフィールをつくります。

テンプレート↓
【名前】(和名でも洋名でも可。名字もあればお願いします)
【容姿】
【性格】
【得意魔法】(魔獣関係の魔法)(その人本人にしか使えない、特殊な魔法をお願いします。名前だけではなく、どんな魔法かも説明があると嬉しいです)
【備考】(その他付け足したいことがあれば)

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 23:17:28.78 ID:nASsf4kW0
【名前】レオーネ・スプリングフィールド
【容姿】茶色の長髪で琥珀色の目、体系はやや小柄ではあるが引き締まっている
【性格】良くも悪くも素直で思ったことがすぐ口に出る
警戒心の強いところがあり、初対面の人には警戒しがちだが、なつくと甘えがちになる
【得意魔法】魔翌力で魔獣等を強化することができる。
魔獣限定である分他の強化魔法より強力ではあるが、身体能力の強化に特化しており、魔獣の魔法的能力の強化という点では並程度である
【備考】過去には野生動物の中で育っていた野生児だった。目覚めてからも自然の中過ごしている
魔獣使いというのは魔法ではなく、動物たちとの心のかわし方を育ちの中で自然と得たもの
ゼーレの妻の一人である。元は拾われただけで、警戒心むき出しだったがやがて惹かれていった
愛情表現として顔をなめることがある
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/12/04(金) 23:35:01.24 ID:ACSU/vA3O
【名前】クゥ
【容姿】濃緑のショートヘアーに暗闇でも猫のように爛々と輝く金の瞳
やや薄目の褐色肌の幼児体型
【性格】明るく天真爛漫、だが少しアホの子
一人称は『クゥ』で会話文の漢字が少なめ
【得意魔法】魔獣融合(ビーストフュージョン)
心を通わせた魔獣達と融合しその力を借りることが出来る
ローラのシンクロに似ているが融合時の姿を自在に選ぶことが出来、『人の姿で魔獣の姿を宿す』『半人半獣の姿になる』『完全に魔獣の姿で行動する』などを選択出来る
また複数の魔獣との融合も可能
なお融合時の主導権はクゥの側にあるが、その状態でもクゥは魔獣と自由に会話が出来る
【備考】ゼーレのもう一人の嫁
物心付いた時から野山で獣達と共に過ごしていた野生児で非常に身体能力が高い
動物的な感性から相手が良い存在か悪い存在か、嘘をついているかどうかを瞬時に見抜くことが出来る
固有魔法は持ち前の動物好きから発現したもので、眠りにつく前にゼーレの力を介して信頼できそうな人間に自分と同じ力を与えた

実はその人間こそがリーケの始祖となる人物だったりする
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 23:36:18.48 ID:ACSU/vA3O
野生児被ったわw
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 23:38:09.04 ID:P11rjSOC0
おっと、融合系考えてたが既に出てしまったか
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 23:38:35.83 ID:8lnXJsURO
【名前】リーケ・エターニア
【容姿】超小柄で何と140cmにも満たない。赤みを帯びた銀の長髪で、本人の身長よりも長いので、常に側にいる魔獣の背中にかけさせてもらっている。瞳の色は明るいオレンジ色で、常にジト目のように見える
【性格】ロロナや1年次のデンに匹敵するクラスのウルトラハイパーネガティブ思考の持ち主だがゼーレアイリスと魔獣たちの事は自分の命をかけてでも守ろうとする。
【得意魔法】魔獣領域(自分の周囲に魔獣を呼び寄せた上で魔獣たちが有利になる強力な結界を展開する。何匹集めようが一度に消費する魔翌力は変わらないというチート仕様)
【備考】
ゼーレの嫁その2。その名前はリーケ家の由来になっているが、血の繋がりはない。当時の魔獣愛護団体的な組織がリーケを崇拝してたとかで継がれていったらしい
ゼーレに魔法をもらう以前は神樹を囲む広大な森の中で魔獣たちと暮らしていたので出自は不明。人間たちに居住区域周辺の森を焼かれる形で故郷と仲間たちを失っているので後ろ向きな性格になっている
魔物を守る為の力をくれたゼーレと、そのゼーレが信頼するアイリスの二人に対しては絶対の信頼を置いている
常に側にいる魔獣はティト同様の星獣で物心のついた頃にはすでに親友同士だった。地球規模で言えば寿命が存在せず、リーケ封印後も生き続けてずっと復活の時を待ち続けていた
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:00:07.12 ID:kXCvrkKyO
【名前】メロリア・メロル
【容姿】思わず抱きしめたくなるボリューム満点のふかふか金髪ロング。高身長でナイスバディなお姉さん
【性格】気まぐれな性格。過去も未来も考えず常に今だけを考えて生きている
【得意魔法】シンクロ魔法。シンクロ可能な対象はローラの比ではない
【備考】ゼーレの幼馴染兼嫁。とにかく楽しく生きるがモットーで放って置くと何をしでかすかわからない。ゼーレの力を借りて宇宙空間に飛び出しティトの母に会ったことがあるというぶっとんだエピソードがある
725 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/05(土) 00:14:19.03 ID:f+FSmbTso
1.レオーネ
2.クゥ
3.リーケ
4.メロリア

↓から投票
投票レスのコンマの1桁目の合計が最初に【20】を超えたキャラが新キャラとなります
今日中に誰も【20】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新キャラとなります
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:16:22.51 ID:fd3XPHL60
3
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:16:25.49 ID:kXCvrkKyO
自分のはダメなんだっけ?

3
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:16:37.33 ID:YPkM9u3G0
3
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:17:11.34 ID:MQ/EXBfcO
4
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:18:30.76 ID:rkjfc/JDO
3
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:21:37.53 ID:iljavxDrO
4
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:30:07.40 ID:qIRnz7NZ0
1
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:30:50.35 ID:aPM55vBjO
3
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage sage]:2020/12/05(土) 00:31:45.81 ID:iVqqtTwAo
2
735 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/05(土) 00:38:03.06 ID:f+FSmbTso
もう一人のゼーレの嫁はリーケ・エターニアとなりました
設定は>>723を参照
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 01:40:27.49 ID:ZdnImq25O
イオ好きだったから、イリノワとの絡みを通して出番増えたの嬉しいな
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 02:05:11.10 ID:YPkM9u3G0
名前は伏せるけど自作キャラ関連の安価を他の方に取ってもらえると少しうれしくなりますありがとうありがとう
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 08:27:54.56 ID:1tPZjJPAO
(完全に個人の性癖だけど、イオモミのHシーンが来たらそのおっぱいが存分に活かされるシーンであってほしい)
739 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/05(土) 20:41:25.87 ID:f+FSmbTso
ローラ「ふむふむ……」


クロエ「どう? 心当たりはある?」


ローラ「うん、最近ある地域の魔獣がおとなしくなって、その原因が魔法使いなんじゃないかって。写真もあるんだけど……今言った特徴と一致してると思う」スッ


ゼーレアイリス「リーケ!!」


クロエ「ビンゴっぽいわね」


アイリス「この写真どこで撮ったやつ!?」


ローラ「えーっと……地図だとこの辺?」ガサッ


キンッ!


ゼーレ「魔法陣用意できた! よし行こう!」


アイリス「おー!」


クロエ「だから迷いがなさすぎるわよ!」


ーーーーー
740 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/05(土) 20:41:54.65 ID:f+FSmbTso
ストッ!


ゼーレ「リーケ!」ギュウウッ!


リーケ「わ、わっ。ゼーレ?」ギュウ…


アイリス「リーケー!」ギュー!


リーケ「アイリスも……」ギュウ…


クロエ「よっと。あなたがリーケ・エターニアね」


リーケ「だ、誰?」ビクッ


ゼーレ「大丈夫、私達の友達よ。怖がらなくていいわ」


ローラ「よいしょ」ストッ

ローラ「わ、魔獣がたくさん……!」ナデナデ


リーケ「!」

リーケ「この子が黙って撫でられるなんて珍しい……」


クロエ「ローラは魔獣と仲良しだからね。きっとあなたとも仲良くなれると思うわ」


ゼーレ「私達と学校に来てみない? きっと楽しいよ」


リーケ「ゼーレがそういう……なら」


アイリス「リーケはゼーレのこと大好きだなあ」


リーケ「アイリスのことも大好き……だよ?」


アイリス「わたしもー!」ギュギュー!


クロエ(ほんと仲良しねえ……)


現在の目標
・スキア救出の用意をする
・1学期を過ごす
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

6月4週
12/16回目の行動です
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 20:53:42.87 ID:0b8JAD620
結婚式シーズンの最終週だな
安価下
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 21:09:00.29 ID:Spa5OOdeO
やよいチームとカームチームが模擬戦(カームの申し出により)
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 21:41:11.63 ID:H3D3MZjdO
ゼーレアイリスリーケの元祖アートルムとクロエヒカリローラの現代のアートルムが一同に会す
魔法の類似点とかカップル達の愛の深さを張り合ったりとかで話が弾む
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 22:42:46.28 ID:YPkM9u3G0
神樹が燃やし尽くされたという事実を知ったリーケがパニックを起こして走り去ってしまい、星獣に乗ってそのまま神樹があった場所に向かう
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 02:41:55.63 ID:98AlbXwC0
神樹が神聖な樹であるのなら神聖な魔翌力を分け与えれば成長するのでは?

という事で神樹の種を植えた場所にゼーレゼレスカームが集合。伸ばそうとがんばる
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 06:41:35.93 ID:ZokqMeNnO
結婚式シーズンに影響されて魔法の効果もあって凜華への想いがどんどん募ってしまっている舞
そんな時によりによって凜華と舞の組み合わせで告白シーン(舞が告白する側)の稽古をやることに
747 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:09:11.97 ID:ZK5feIHUo
部室ーー


舞(結婚式があちこちで行われているらしいですね……。私も凜華さんと……)


凜華「舞さん、私達の番だよ」


舞「は、はいっ。一年生のために告白シーンの再現ですよね」


凜華「そうそう。じゃあ……」コホン


舞「『凜華さん、好きです』」

舞「その綺麗な瞳が、つややかな髪が、陶器のような肌が、全てが私の心を掴んで離さないのです。ああ、欲しい、凜華さんが欲しい……!」


凜華「ちょ、舞さん!? ち、近い……!」


舞「あっ……!」ハッ


ざわざわ ざわざわ


凜華「みんな見てるし、やり直せる?」ボソッ


舞「はい。すう……」

舞「『凜華さん、好きです』」


ーーーーー

ーーー




凜華(ああ、びっくりしたなあ……。まさか演技も放り投げて告白されるなんて……)


舞(凜華さんならあれが演技じゃなかったって気づいてしまいますよね……。ああ、やってしまいました……)
748 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:09:58.68 ID:ZK5feIHUo
図書室ーー


クロエ「もうすっかりここの住人ね」


ゼーレ「本を読むの楽しいですから」


リーケ「あ……」テテテッ

リーケ「ローラ、さん」


ローラ「こんにちは、リーケさん」


アイリス「おや、見慣れない子がいる」


ヒカリ「こんにちは。ヒカリ・ロゥレスっていいます」


アイリス「ヒカリかー。よろしくね!」


クロエ「ヒカリは魅了魔法の使い手なのよ」


ゼーレ「ああ、それは確かに懐かしい魔力を感じるわけですね。アイリスも同じような魔法を使えますから」


クロエ「魔獣好きと、魅了魔法の使い手……私達もあなた達みたいにずっと仲良くいられたらいいわね」


ローラ「うん!」


リーケ「仲良し……。結婚、するの……?」


ヒカリ「えへへ、まあ、その……」モジモジ


アイリス「いいねいいね! 仲良しが一番だよ! で、一番仲良しな人同士は結婚するべき!」


クロエ「昔と今の魔獣って違ったりするのかしら?」


リーケ「ううん、魔獣はみんないい子だから、今も昔も変わらない……。でも、神樹の気配が感じられないくらい物が増えてて大変……。今は地図で探してた」ガサッ


ローラ「え、神樹は昔焼け落ちたって……」


ゼーレ「!」


リーケ「え……?」
749 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:10:34.58 ID:ZK5feIHUo
ゼーレ「……リーケが魔王からの攻撃を食らって、私が防御用の陣でリーケを眠らせた後……」


アイリス「魔王の攻撃が飛び火して、一気に燃えたんだ。魔力に反応して燃える魔法だったから、とんでもない速さだった」


リーケ「……!」ガタッ


だっ!


クロエ「あ、ちょっと! どこに……!」


ヒカリ「玄関の方に走ってったよ!」


外ーー


リーケ「すう……ピュイイイイッ!」


「ご主人!」ズドンッ!


リーケ「神樹のあった場所に……飛んで……!」


「ああ!」ビュンッ!


図書室ーー


ゼーレ「……多分神樹のところに行ったんだと思う。私達も魔法陣で飛ぼう」キンッ

ゼーレ「私がリーケに初めて会ったのも、神樹の近くだった。魔獣に囲まれて、幸せそうだった。多分、あそこがリーケにとっての故郷だから……」


キンッ


ーーーーー

ーーー

750 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:11:11.61 ID:ZK5feIHUo
神樹の跡地ーー


リーケ「あ、あ……」ヘタッ


すとっ すとっ


クロエ「……」


リーケ「ああああああ……っ。うわあああああああんっ!」


ゼーレ「……」ギュッ


クロエ「……ここに種は植えたけど……さすがにまだまだ成長してないわよね」


ゼーレ「植え……えっ!?」


リーケ「ひぐっ、ひぐっ……」


アイリス「これ……芽じゃない?」


リーケ「うう……っ?」ゴシゴシ


ヒカリ「あ、ちっちゃいけどこれ……」


ローラ「芽だよ、多分!」


リーケ「あ、あ……」ポタポタ

リーケ「うわああああ……っ」ボロボロ


ゼーレ「うんうん、神樹の子供だけど、あってよかったね」ポンポン


クロエ(あ、嬉し泣きなのね……。悲しくて泣いてるのかと……)


ゼーレ「神樹……もしかしたら、神聖魔法の魔力を注げば早く成長するかもしれないわ。やってみる価値はあるかも」


リーケ「うん……!」


アイリス「よーし、神聖魔法の使い手を呼ぼー!」


ーーーーー

ーーー

751 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:11:38.97 ID:ZK5feIHUo
その頃、中庭ーー


カーム「試合を受けてくれてありがとね、やよい」


やよい「私は二人に話しただけだよ。シエラちゃんが乗り気だったんだ」


シエラ「試合は何回やっても損はないもの。私が成長する糧にするだけよ」


ロロナ「こ、今度は足引っ張らないようにするね……!」


レティス(……頑張ろう)フンス


ポメ「マホリオだー!」


カーム「審判はセルフジャッジで。こっちの大将は私」


シエラ「こっちはやよいが大将。じゃあ試合開始よ!」


ポメ「獣化魔法【ビースト】!」モフンッ!


シエラ「魔弾【シュート】!」ドウッ!


ロロナ「揺らいで! 揺動魔法【シェイク】!」ズオッ


カーム「福音魔法【ゴスペル】!」ラー♪

カーム(揺らぎは……ネオ!?)


ゴオッ!!


レティス「……『私が』『頑丈な盾を出す』……防御魔法【シールド】!」


ガキィッ!!


シエラ「!!」


レティス(ネオを防ぐレベルの魔法だと一気に魔力を消費する……)フラ…


ポメ「おりゃあああああ! 魔弾【シュート】!」


シエラ「光爆弾【ライトニングボム】!」カッ!


ボウンッ!


ポメ「キャウン! ば、爆発したー!」
752 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:12:05.49 ID:ZK5feIHUo
モクモク……


カーム「ポメ、煙の動きに集中!」ラー♪


ポメ「おおっ!」ギュンッ!

ポメ「しゅーちゅーりょくアップ!」


ボフンッ!


ポメ「そこ!」ギュアッ!


ロロナ「ひいっ!」


ポメ「あれ、シエラじゃない?」


シエラ「私はここです」


カーム(いつの間に背後に……!)


シエラ「魔弾【シュート】」ペチッ


カーム「あうっ。……し、試合終了です……」


ポメ「あれー? シエラが相殺したから、煙の中にいるのシエラだと思ったんだけど……」


やよい「私の魔法で意識を「煙の動きだけ」に集中させたの。だから煙の後ろからロロナちゃんが入り込んでテキトーなところから抜け出して、その隙にシエラちゃんが大将の後ろをとったってわけ」


カーム「やられた……」


シエラ「前回はポメの強化を意識しすぎてたのが、今回は防御もできて指示も出せてた。だいぶ進歩したわね」


カーム「ポメ、レティス、反省会を……」


クロエ「カーム! 今いいかしら?」


カーム「く、クロエ先輩? それにゼレス先輩も!」


ゼレス「とにかく集まれって……まったく、ステラさんと一緒におやつを食べてたのに……」


カーム「ちょうどマホリオが終わったところなので大丈夫ですが……。みんなごめんね、呼ばれたから行ってくる!」


ポメ「行ってらっしゃーい!」


ーーーーー

ーーー

753 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:12:35.35 ID:ZK5feIHUo
神樹の跡地ーー


カーム「神樹の芽に魔力を……」


ゼレス「確かに神聖魔法は効くかもしれせんが……自然に任せた方がいいのでは?」


ゼーレ「いえ、神樹は他の草木とは違い魔力を内部で自分の栄養に変え、それを綺麗にして外部に放出するんです。だから自然に任せても、人が魔力を注いでも、成長速度が変わるだけで結果は変わらないはずです」


ゼレス「アートルムさんがそう言うなら……」


アイリスヒカリ「聖送【ホーリーライン】!」


クロエ「純粋な神聖魔法には及ばないけど、二人分ラインで送ってもらうわ。これも足しにして、やれるだけやってみましょう」


カーム「はい!」


クロエ「じゃあ、せーので!」


カーム「ふぬぬ……!」


ゼレス「はっ!」


ゼーレ「フッ!」


ぐぐぐ……!


ローラ「大きくなれー!」


リーケ「が、頑張れ……!」


ーーーーー

ーーー

754 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:13:09.96 ID:ZK5feIHUo
ゼーレ「ちょっと大きくなりましたね……」


リーケ「神樹……」ナデナデ


クロエ「多少は神樹に近づいたのかしら……」


ゼレス「といっても膝くらいの高さしかありませんよ。木と言うには小さすぎます」


ゼーレ「これからも時々成長を見に来ましょう。神樹が大きくなって魔力を取り込む面積が増えればそれだけ成長も早くなるはずですから、きっとすぐに大きくなります」


リーケ「ほんと?」


ゼーレ「ええ、きっと」ナデナデ


ガサガサ……っ


「ピュルル……?」


ローラ「あ、魔獣の子だ……。神樹の空気を感じて来たのかな」


「ピュルル……」


ローラ「魔獣の邪魔になっちゃうし、今日は帰ろうか」


リーケ「うん……。ばいばい、魔獣の子……」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・スキア救出の用意をする
・1学期を過ごす
・期末テストを受ける
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

7月1週
13/16回目の行動です
15回目の行動終了後、期末テストになります
16回目の行動終了後、学内マホリオトーナメントになります
755 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:14:36.16 ID:ZK5feIHUo
同時にリーケの星獣の名前も募集します
↓〜↓5の中で、最高コンマのものを採用
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 00:22:01.03 ID:x0JuT8qK0
上手い人に手取り足取り教えてもらいながら演劇の練習にも精を出すカーム。日が暮れるまでクロエも付き合う

名前はギャラクシー
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 01:16:54.92 ID:C/EFuZXMO
ラクリマとノルンの初デート中にティアルシェカップルと遭遇し、そのままダブルデート。魔獣名の安価は「トワ」で
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 06:50:37.24 ID:fPdkX6KWO
みんなで期末テストに向けた勉強会
『きまつてすと、って何ですか?』状態のゼーレも一緒に

星獣の名前は『ギンガ』で
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 10:08:43.26 ID:ELuaQXoAO
凜華が舞への返事をするために小部屋に呼び出す
が、呼んだ部屋が偶然例の『キスしないと出られない部屋』だった

名前はソルナでお願いします
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 12:24:56.05 ID:Mjk8JSQJO
シエラとロロナ、一年生大会優勝チームのリーダーがシエラと組みたいから代わりに抜けて欲しいとメンバーを説得している現場に遭遇。スルーするつもりだったがロロナの事を悪く言われていたのを聞いてブチギレ

名前は『パーリア・ロプ・ポローニ・デ・ルーベ・コロコローナ』
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 16:11:35.36 ID:x0JuT8qK0
他四つのコンマ全部足しても>>757に届かないのか……
762 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:17:01.70 ID:US/yTNLwo
寝落ちしていました…
二度寝する前に投下しておきます
763 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:18:50.96 ID:US/yTNLwo
リーケの星獣の名前はトワに決定しました
皆さん名前の案をありがとうございます
764 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:19:18.37 ID:US/yTNLwo
演劇部ーー


カーム「先輩達、今日もよろしくお願いします!」


クロエ「カームはほんと熱心ねえ。中学で演劇部に入ってた訳でもないし……」


カーム「去年の文化祭で舞先輩やラクリマ先輩の演技を見て、びっくりしたんです。まるで本当にそういう人がいるように見えて、舞台に引き込まれて……」


舞「面と向かって言われると照れますね……。では今日は腹式呼吸の練習からしましょうか」


カーム「はい!」


凜華「お腹に手を当てるね。こっちの方が分かりやすいから」スッ


舞「では腹式呼吸を意識して、息を吐いてください」


カーム「ふー……」


凜華「そして吸ってみて」


カーム「すー……」


凜華「うんうん、最初に比べたらぐんと腹式呼吸見についてるよ」


舞「私も確認しますね」スッ


ぴとっ


凜華舞「!」ササッ


カーム「? どうかしましたか?」


舞「あ、す、すみません」スッ

舞「では、吐いて吸ってください」


カーム「はい。ふーー…………すーー…………」


舞「いい感じですね」


クロエ「それじゃあ私が部室の端に行くから、逆の端から声を届かせるよう練習しましょう」


カーム「はい!」


ーーーーー

ーーー

765 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:19:55.47 ID:US/yTNLwo
クロエ「お疲れさま。いい感じだったわよ」


カーム「はい、ありがとうございました!」


クロエ「というか、こんな時間になっちゃってごめんなさいね。そろそろテスト期間だから、部活がやれなくなる前にちょっとでもコツを掴んでもらいたくて」


カーム「いえ、私が頼んだことですから。では失礼します!」ガチャッ


バタン


クロエ「二人もありがとね。付き合ってもらっちゃって」


凜華「ううん、教えるのもためになるよ」


クロエ「それじゃあ私鍵掛けちゃうから、二人ももう寮に戻っていいわよ。お疲れさま」


舞「はい、お疲れさまです」


凜華「……あのさ、舞さん。ちょっと時間いいかな?」


舞「?」


ーーーーー

ーーー

766 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:20:23.93 ID:US/yTNLwo
図書室ーー


凜華(人がいないところ、人がいないところ……)


舞「あの、凜華さん……?」


凜華「ご、ごめん。もうちょっと付いてきて」ペタッ


ガコンッ!


凜華「ーー!?」ガクンッ


舞「凜華さんっ!」ガシッ


凜華「あ、ありがとう……。ここは……?」


舞「あ、入ってきたところに文字が……」


「キスをしないと出られない部屋」


凜華「あ……!」


舞「ここが噂の部屋でしたか……。実在していたとは……」


凜華「ど、どうしよう、入っちゃった……」

凜華(いや、ここなら人は来ないし……)ゴクリ

凜華「ま、舞さんっ」ガシッ


舞「は、はいっ!?」ドキッ


凜華「その……告白の演技の時、本気で告白した……よね?」


舞「は、はい。やっぱりバレてましたか……」


凜華「その……色々考えた。もちろん人から好かれるのは嬉しいし、そう振る舞ってきたつもりもある。でも、舞さんにそう想ってもらえたのがすごく嬉しい」


舞「!」


凜華「正直、恋愛っていうのはよく分からない。演じることはできるけど、それは他の人を観察した結果であって、私自身が感じたことじゃない」

凜華「だから……舞さんと正解を探していきたい」


舞「私……重たい女ですよ。暴走したら皆の前であんなことを言っちゃうような女ですよ」
767 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:21:03.32 ID:US/yTNLwo
凜華「構わないよ。舞さんが言いたいなら言って。それもきっと恋愛の一つの正解だと思うからさ」


舞「……っ」

舞(ほんと、王子様が染み付いてるんですね……)キュン


凜華「どうかな、舞さん」


舞「そんなの、当然お願いしますって言うに決まってるじゃないですか……!」


凜華「よかった」ニコッ

凜華「さて……ここを出るにはキスしないといけないんだよね」クイッ

凜華「演技でも唇は外してきたから、正真正銘のファーストキス。……下手くそだったらごめんね」


ちゅっ……


舞「んっ……!」


キ マ シ タ ワ ー


ガコンッ!


凜華「開いた……」

凜華「出ようか、舞」


舞「は、はいっ……!」


ーーーーー

ーーー

768 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:21:41.35 ID:US/yTNLwo
別の日、空き教室ーー


クロエ「いやー……」


がやがや がやがや


クロエ「勉強会の人数も増えたわねえ……」


ナミネ「分からないところは教えあってくださいねー!」


はーい!


クロエ(ナミネ、だいぶ先生役が板についてきたわね……)


ゼーレ「あの、付いてきたのですが……きまつてすと、ってなんですか……?」


クロエ「ゼーレはそこからね。期末テストっていうのは学期の最後にやるもので、数カ月の間に勉強した成果を確認するためのものよ」


ゼーレ「なるほど……ということは、今まで勉強してきたことを学び直しているのですね」


クロエ「そういうこと。さ、私達も勉強するわよ」


ゼーレ「はい!」


ーーーーー

ーーー

769 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:22:20.56 ID:US/yTNLwo
休日ーー


ラクリマ「……」ソワソワ


ノルン「お、お待たせ〜……」ドキドキ


ラクリマ「! 私服かわいい!」


ノルン「えへへ……」テレテレ


ティア「あ、ラクリマ。ラクリマ達もお出かけですか?」


ラクリマ「お姉ちゃん! も、ってことはお姉ちゃん達も?」


アルシェ「ん、デート」


ラクリマ「私達もデートなの!」


ノルン「ら、ラクリマさんっ!」


ティア「デート……もしかしてお付き合いを?」


ノルン「は、はいっ、お付き合いさせてもらってますっ!」


ティア「そう固くならなくていいですよ。ラクリマのこと、よろしくお願いします」


アルシェ「先輩カップルとして、いろいろ教えてあげる」


ラクリマ「ほんと!? ダブルデートだー!」


ノルン「い、いいんですか〜? お邪魔じゃないでしようか〜……」


ティア「二人なら気心も知れてますし、大丈夫です。では行きましょうか?」


ノルン「は、はい、お願いします〜」


ーーーーー
770 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:23:01.50 ID:US/yTNLwo
街中ーー


アルシェ「最近は新しいお店の開拓をしてる」


ラクリマ「お姉ちゃんは食べるのあまり好きじゃないよね?」


ティア「アルシェが食べてるのを見るのは大好きですから」


ラクリマ「うー、ほんとお似合いだなー」


ティア「ラクリマも、ノルンさんが気持ち良さそうにお昼寝してると幸せな気持ちになりませんか?」


ラクリマ「なる! 寝てるだけなのに胸がじわーって暖かくなるよ!」


ティア「そういうことです。好きな人が幸せなら、見てるだけでこっちまで幸せになるんです」


ノルン「……///」カアア


アルシェ「今日はここ。生茹でスパゲッティのお店」


カランカラン……


「いらっしゃいませ。奥の席へどうぞ!」


アルシェ「……」グウウ…


ティア「大盛り無料みたいですし、アルシェも満足できそうですね」


アルシェ「ん、たくさん食べる。種類がたくさんあるから、ティアも好きなのがあるかも」


ラクリマ(そっか、こうやってお互いのことを考えてるんだ……。素敵なカップルだなあ……)


ノルン(ノルンたちもいつかあんな風に……)


ーーーーー

ーーー

771 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:23:39.51 ID:US/yTNLwo
廊下ーー


ロロナ「うう、魔法が安定できなくてごめんね……」


シエラ「問題ないわ。あれは繊細な魔法だし、プロでも試合中に狙ったランクにするのは難しいもの。ロロナの場合はひとまず、威力が弱まらないようにするのが目標よ」


ロロナ「う、うん。自信ないけど頑張るよ」


優勝リーダー「そういうわけで、あなたには抜けてもらっていいかしら」


優勝アタッカー「な……! そんな勝手な!」


シエラ「おっと」コソッ

シエラ「空き教室の中でマホリオのチームが喧嘩してるわね。あれは……」


ロロナ「わ、私達が決勝で負けた相手……」


優勝リーダー「あなたじゃなくて、シエラさんをチームに引き抜くわ。そしてカーラさんも引き抜く。私とその二人がいれば、学内大会で三年生にだって勝てるわ!」


シエラ「ずいぶん勝手なことを……」スタスタ


ロロナ「い、いいの? 勝手に話進めちゃってるけど……」


シエラ「無視よ無視。あんな風に決めつけて話すような奴、こっちから願い下げ」


優勝リーダー「だいたいシエラさんもカームさんもチームメイトに恵まれてないのよ」


シエラ「……」ピタッ
772 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:24:06.72 ID:US/yTNLwo
優勝リーダー「私と組めばいいのに、試合に慣れてないような人と組んじゃって可哀想に。特にあのロロナって子! あんな臆病者じゃ試合じゃ足手まとい……」


シエラ「!」ブチッ!


ロロナ「あっ……!」


ガラッ!


優勝リーダー「あ、シエラさん! 今ちょうどこの人にチームを抜けてもらったから……」


パンッ!


優勝リーダー「いっ……!」ヒリヒリ


シエラ「ふざけんな!! ロロナはお前なんかより何倍も凄いやつだ!! 毎日一生懸命努力して、練習して、頑張ってるんだ!! それを何も知らないお前みたいなやつが臆病者だとか言うな!!!」ブンッ!


ロロナ「だ、だめ! シエラさん!」ガシッ!

ロロナ「それ以上やったらだめだよ……!」


シエラ「はぁ……はぁ……!」

シエラ「……もういい、ロロナ。離して」


ロロナ「……」スッ


シエラ「……あんたとは組まないから」


ロロナ「ご、ごめんね、後で保健室行ってね……! ま、待って、シエラさん……!」タタタッ


優勝リーダー「……っ」


ーーーーー

ーーー

773 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:24:34.15 ID:US/yTNLwo
ロロナ「あ、あの……」


シエラ「……ごめん、怖かったわよね」


ロロナ「ううん、私のことで怒ってくれたんだもん。手を上げたのは良くなかったかもだけど、嬉しかったよ」


シエラ「……ありがと。そう言ってくれて」


ロロナ「あ、あのね、私もっと頑張るからね。私、シエラさんと一緒のチームでいたいから……だから、もっと練習頑張るよ……!」


シエラ「……ん、明日からも練習するから、そのつもりでね」


ロロナ「うんっ!」


現在の目標
・スキア救出の用意をする
・1学期を過ごす
・期末テストを受ける
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

7月2週
14/16回目の行動です
15回目の行動終了後、期末テストになります
16回目の行動終了後、学内マホリオトーナメントになります
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 09:29:00.78 ID:FTEW8bfrO
やよいチームのマホリオ稽古
>>771-772の一件から以前よりシエラとロロナの距離が縮まっており、それを見たやよいの妄想が爆発する
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 10:06:27.50 ID:2Wz8C1vLO
エミールが橘花とデート
ファッションに無頓着な橘花のために夏物含め様々な服を買い込み着せ替えを堪能する
後日その件で橘花をからかう樹だったが、ラミーもそれを狙っていることには気付いていないようだ
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 10:40:33.55 ID:HPv8cJz10
シエラがダメならとカームを引き入れようとする優勝チームのリーダーだがポメの無邪気さとレティスの不思議オーラに飲まれて目論みは失敗。
それどころかすっかり打ち解けて仲良くなってしまい、チームを抜けさせようとして喧嘩してしまったメンバーの所に全員で謝りに行くことに
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 11:03:03.70 ID:pEZLfzh9O
四人でテスト勉強をするイリノワとイオモミ
途中、マホリオの話になりモミジの何気ない一言で実はイリスの魔法がマホリオと相性がいいかもと気付く
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 14:42:50.13 ID:bpwFi0nqO
次の部長を誰にするべきか考え始める
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 15:26:35.26 ID:ZDw/++SwO
安価としては今回が初めてだけど、こういういざこざは起きてそうだよね
780 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 23:20:32.64 ID:US/yTNLwo
今日の更新はなしです、すみません!
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 23:23:29.27 ID:HPv8cJz10
了解です
782 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:37:05.72 ID:kRCmOSKxo
優勝リーダー「……」ツカツカツカ


カーム「よーし、今日も勉強を……」


優勝リーダー「カームさん」


カーム「はい?」


ポメ「あ、強い人だー!」


優勝リーダー「あなたを引き抜きにきたわ。どう、私とチームを組まない?」


カーム「え……」


ポメ「うおー! すごいよ! 「へっどはんてんぐ」だよ!」


レティス「……ヘッドハンティング……」


ポメ「あれ、間違ってたかー。横文字は難しいなあ」


カーム「えっと、私はこの二人とチームだから……」


優勝リーダー「この二人じゃあなたの実力を引き出すことなんてできない。何も考えてない人と何も喋らない人よ?」


ポメ「何も考えてなくないよー! 今もどうやって勉強するか考えてたもん!」エッヘン


優勝リーダー「……宿題の写しあるけど、使う? 復習になるかも」


ポメ「おー! 使う使うー! ありがとー!」

ポメ「獣化魔法【ビースト】!」モフンッ

ポメ「お礼にもふもふしていいよー!」モフモフ


優勝リーダー「え、ええ……」モフモフ


レティス「……」ジー…
783 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:37:39.39 ID:kRCmOSKxo
優勝リーダー「……撫でる?」


レティス「……」フルフル


優勝リーダー「……あなたも宿題の写しいる?」


レティス「……」コクコク


優勝リーダー「えーっと、じゃあ取ってくるね。ちょっと待ってて」


カーム「ふふっ、二人とも不思議でしょ? いつの間にかペースに巻き込まれちゃう」


優勝リーダー「……ええ、変な感じ」

優勝リーダー「あなたの引き抜きはやめるわ。この二人に迫られたらすごく落ち込みそう」


カーム「ありがとう、そうしてくれると嬉しいな」


優勝リーダー「あーあ、これで学内大会の参加は無理かー……」


ポメ「えー、なんで? あんなに強いのにー」


優勝リーダー「引き抜きしようとして、チームを解散したの。そのまま喧嘩分かれして、仲直りもできないまま」


ポメ「だめだよー!」


カーム「仲直りしないと!」


レティス「……」コクコク!


優勝リーダー「う……! 分かったよ……仲直りする」


ポメ「うんうん! 一緒に謝ってあげるよ!」


優勝リーダー「……ありがとう」


ーーーーー

ーーー

784 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:38:12.07 ID:kRCmOSKxo
空き教室ーー


優勝アタッカー「……」ツーン


優勝リーダー「あ、あの……」


ポメ「がんばれ……!」


優勝リーダー「ごめん! 私、またこのチームで組んで学内大会に参加したい……!」


優勝アタッカー「……今度解散とか言ったら絶対に許さないから」


優勝リーダー「! うん! もう言わないよ!」


カーム「解決、かな? よかったよかった」ホッ


レティス「……仲良しが、一番」


ーーーーー

ーーー

785 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:38:44.65 ID:kRCmOSKxo
中庭ーー


優勝リーダー「よ、よし、この勢いでシエラさんにも謝ろう」


ロロナ「し、シエラさーん」トテトテ


シエラ「今のはいい感じだったわ。……でもいちいち反応聞きに来なくてもいいのよ?」


ロロナ「ご、ごめんなさい」


やよい(シエラさんとロロナさん仲良しだなあ……。はっ!)


〜〜〜〜〜


ロロナ「ああ、そんな……こんなところで生き別れの姉に会えるなんて!」


シエラ「妹よ! なぜ会ったときに気づかなかったのか……!」


〜〜〜〜〜


やよい(なんてことがあったりして!?)ドキドキ


シエラ「やよい、次はやよいの練習よ。私とロロナ、それぞれの注意を別の物に引きつけられる練習をするわ」


やよい「はっ! 分かったよお姉ちゃん!」


シエラ「お姉ちゃん……?」


やよい「あわわ違う! シエラちゃんごめんね!」


優勝リーダー「あ、あの……」


ロロナ「!」ビクッ


優勝リーダー「ご、ごめんなさい。引き抜きなんて無粋なことしようとして……。チームメイトとは仲直りしたし、もう引き抜きに来たりしないわ」


シエラ「……そう。何があったか知らないけど、良かったわ。いい顔になったじゃない」


優勝リーダー「……シエラさんって、キツく見えて優しいよね」


ロロナ「う、うん。すごく優しいよ……!」


シエラ「ちょ、やめてよ。話は聞いたしもういいでしょ、練習するわよ」


やよい「はーい!」


ーーーーー

ーーー

786 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:39:26.67 ID:kRCmOSKxo
イリスとノワールの部屋ーー


カリカリカリ……


モミジ「イリスさん、ここって……」


イリス「魔法薬学ですか。これは複数の薬草をかけ合わせたときの知識がいりますから……このページですね。ざっと傾向を掴むだけでもいいと思います」


ノワール「……なんだかんだこの四人でいること多くなったよね。落ち着くというか、馴染んだというか」


イオ「確かにそうですね……。こうして試験勉強も一緒にしてますし」


モミジ「ありがと、イリスさん」

モミジ「……そういえばイリスさん、新しい魔法になってから初めての大会だね。今回はもっと戦えるかも」


イリス「……確かに!」


モミジ「!」ビクッ


イリス「今までは試合中に読心するのは反則すぎるかと思ってしていませんでしたが、時空間魔法ならルールに則って戦えます!」


ノワール「おおー」


イリス「そうと決まれば、テストが終わったらたくさん魔法の練習をしないと……!」メラメラ


ーーーーー

ーーー

787 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:39:59.79 ID:kRCmOSKxo
服屋ーー


エミール「つ、次はこれ着てみて!」


橘花「なあ、もうよくないか?」


エミール「よくないです! 先生のロリ服は絶対に見ないと!」


橘花「わ、分かったよ。……エミールの夏服を楽しみに着てたのに、なぜ私が着せ替え人形に……」ブツブツ


エミール「ベビードールと、ああ、ゴスロリも着せたい……! これと、これも……」


ーーーーー

ーーー




校長室ーー


橘花「ーーということがあってだな」


樹「あはははは! あはっ、あはははは!」

樹「それでそんなかわいい服着て帰ってきたの!? 元とはいえ教え子に着せ替え人形にされるなんて……ふふっ」プルプル


橘花「笑うな! もう、けっこう気に入ってるんだぞあの服」


樹「エミールさんが選んだ服だから?」


橘花「エミールが選んだ服だから、だ!」


ラミー(ロリ服の着せ替えかあ……私も樹に着せたいなあ……)ニヤリ


樹「……っ」ゾクッ


橘花「どうした?」


樹「いえ、ちょっと寒気が……。暖かくなってきたから油断してたかしら」


橘花「校長が風邪引くわけにはいかないからな。ちゃんと体を労れよ」


樹「ええ」


ーーーーー

ーーー

788 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:40:27.25 ID:kRCmOSKxo
部室ーー


クロエ「うーん……」


レナ「どうしたの、悩み事?」


クロエ「ああ、レナ。夏休みに入れば演劇部の全国大会があって、それが終われば私達は引退でしょ?」


レナ「ええ、そうね」


クロエ「だからその後の新部長を誰にするか考えてたんだけど……」


レナ「演技力で選ぶならラクリマさんが一番ね」


クロエ「ええ。だけどラクリマはアイドルとしても活動し始めたから、時々休む必要がある。そうなると別の人を部長にするか、副部長を選ぶことになるんだけど……」


レナ「私はあまり下級生と仲良くないし……責任感とか、統率力とか、そういうのはやっぱりクロエが詳しいんじゃない?」


クロエ「ううーん……誰がいいのかしら」


現在の目標
・スキア救出の用意をする
・1学期を過ごす
・期末テストを受ける
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

7月3週
15/16回目の行動です
15回目の行動終了後、期末テストになります
16回目の行動終了後、学内マホリオトーナメントになります
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 16:51:18.15 ID:X/s9erpRO
そろそろ夏旅行の計画しよう
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 17:01:55.62 ID:JlEqP82NO
樹がラミーを連れて「キスしないと出られなくなる部屋」の調査に乗り出す
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 17:25:19.35 ID:/yjcsM2vO
各カップルがそれぞれ『◯◯点以上取れたら××してあげる』的な条件を設定した結果、恋人からのご褒美を勝ち取るためにやる気に大幅ブースト
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 19:28:23.68 ID:1X+QspB40
実技の授業中に2人組になって演習を行うが、ロロナの魔法が頂魔法になってしまい、相手の子に怪我をさせてしまう
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 20:45:55.62 ID:bl3xAjRR0
勉強中、疲れ果てたローラがクロエ成分を補充するため引っ付く
それを見たヒカリもくっ付く
794 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:38:34.64 ID:2FrG5RlTo
図書室ーー


ラミー「ここに噂の部屋があるんだよね……?」


樹「ええ。建設する時に頼んだ覚えはないから、建築家が作ったか、誰かが後から作ったか……。どちらにせよ、一度調査をしようと思ってね」

樹「で、中に入るには両思いの結界を抜けないといけないから……。それでラミーも連れてきたの。ごめんね、こんなことで連れ回して」ペタペタ


ラミー「ううん、樹の助けになれるなら嬉しいよ」


ガコンッ


樹「開いたわ。入りましょう」


ラミー「うん!」


樹「……中はただの寝室ね。ベッドと、ベッドボードと、水の入った水差し……」


「キスをしないと出られない部屋」


樹「えーと……模倣・解析魔法【アナライズ】」キイイ…

樹「おお、すごい仕掛けね。結界が複雑に組まれてる……。並の魔法使いの仕業ではないわ」


「この部屋を調べに来たのか?」


ラミー「あ、壁の文字が……」


樹「そうよ。私はこの建物の所有者。作った覚えのない部屋があるって聞いて調べに来たの」


「所有者か。ならばこの部屋のことを話さなければならないな」


樹「お願いするわ」


「この部屋、つまり私を作ったのは異世界の者だ」


樹ラミー「い、異世界!?」
795 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:39:09.68 ID:2FrG5RlTo
「もっとも、私も詳しくは知らない。ただ、塔の守護者をしていると言っていた」


樹「名前とか容姿とか、分からない?」


「不明だ。必要な知識だけをこの部屋に与え、彼女はどこかへ消えた」


樹「彼女……女性ってことね」


「それも不明だ。あくまで女性だと感じたから彼女と言ったが、姿を明確に認識した訳ではない」


ラミー「ど、どうするの? 知らない人が作ったみたいだけど……封印しちゃうの?」


「それは困る」


樹「……いえ、噂は広まってしまったし、わざわざここに来る生徒もいるわ。それを無くしたら生徒もつまらないでしょうし、こういう不思議が一つくらいあってもいいわ」


ラミー「そっか」


樹「ま、この部屋で嫌な思いをする生徒が出るようならすぐに封印するけどね」


「この部屋で危害は加えないと約束しよう」


樹「ならよし。ラミー、調査は終わりよ。戻りましょう」


「キスをしないと出られない部屋」


ラミー「……だって」


樹「もう……」


ちゅっ


ーーーーー

ーーー

796 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:40:16.88 ID:2FrG5RlTo
中庭ーー


先生「今日は固有魔法の練習をするからなー。固有魔法が分かってない奴とかは普通のシュートで代用するぞー」


ロロナ「よ、よろしくね」


ポメ「よろしくー!」


先生「まず相手との魔力の差を把握しろよ。魔法当たると痛いからなー」

先生「じゃ、片方が攻撃、もう片方はシールドだ。はじめ!」ピッ!


ポメ「そっちからでいーよー! 防御魔法【シールド】!」


ロロナ「う、うん。揺らぎの魔法だから、気をつけてね……!」


ポメ「はーい!」


ロロナ「魔弾【シュート】! 揺動魔法【シェイク】!」


グワッ!


ロロナ(あ……! 頂魔法!?)


ポメ「へ……っ!?」


ドゴオオオオオオオオッ!!!


ポメ「が……っ!!」ミシ…ッ


先生「お、おい! 中止だ! おいポメ! 意識はあるか!?」


ロロナ「あ……あ……!」ガタガタ


ポメ「う……」


先生「気絶してる……。あたしはポメを保健室に連れて行く! ロロナ、付いてきてくれ!」


ロロナ「は、は、はい……!」


ーーーーー

ーーー

797 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:40:49.01 ID:2FrG5RlTo
保健室ーー


保険医「はい、これで大丈夫。あとはこの塗り薬をこれからしばらく塗るから、時間が空いたら保健室に来てね」


ポメ「いやー、びっくりしたよー」アハハ


先生「相手がポメで助かった……。魔獣に近い反射神経で、なんとか急所は外して避けたらしい」


ロロナ「ご、ごめん……ごめんなさい……!」


先生「いや、あたしの監督不行き届きだ。確率は低いとはいえ、神クラスや頂クラスの魔法になる可能性はあった。ロロナの相手はあたしがするべきだったんだ」


ポメ「でも誰も死んだりしてないし、生きてればオッケーですよ! うち元気!」ムフン


先生「まあ確かに、怪我で済んだのは不幸中の幸いだ」


ロロナ「でも、でも……! 怪我、させちゃった……!」


ポメ「生きてれば怪我くらいするよ! ほら見て!」マクリマクリ

ポメ「この間廊下走ってたら転んで、ヒザすりむいちゃったんだ! 他にも、このほっぺたのは魔獣化してるの忘れて、自分の爪で引っ掻いたキズ! だから怪我が一つ増えるくらい平気なのだ!」


ロロナ「う、うん……っ」


ポメ「気にしちゃダメだよー。すごい魔法なんだから、これからどんどん使いこなす気でいこー!」


ロロナ「う、うんっ!」


先生(ポメ……ただの能天気かと思っていたが、中々励ますのがうまいじゃないか)フフッ


ーーーーー

ーーー

798 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:41:19.80 ID:2FrG5RlTo
空き教室ーー


クロエ「そうそう、そろそろ夏休みだし、また旅行に行くのもいいわね」


ローラ「そうだねえ。また行く場所用意しようか?」


ヒカリ「今年は何人で行くことになるんだろう……」


クロエ「ま、今年は演劇部の大会が終わった後かしらね。それまでは部活に集中したいし」


楓「あーん、頭痛いよー、勉強嫌だよー」


嵐「頑張れって楓。もうちょっとだからさ」


クロエ「皆も予定が合えば一緒に旅行行かない? そういうご褒美があればテスト勉強も頑張れるかも」


楓「旅行! やる気復活! うおおおおお」ガリガリ


晶「現金な奴だな……」


イリス(ご褒美……)

イリス「ノワールさん」コショコショ


ノワール「ん?」


イリス「て、テストでいい点だったらいっぱい甘やかしてあげますね?」コショコショ


ノワール「!!」


凜華「テスト終わったら一緒に観劇に行こうか?」


舞「はい!」


ティア【テスト終わったらたくさんご飯食べましょう】


アルシェ「ん!」


ステラ「テスト終わったら、我慢した分たくさんいちゃいちゃしましょうね……♡」ボソッ


ゼレス「……///」コクリ


クロエ「やっぱり彼女のご褒美の方が効くのね……」


ーーーーー

ーーー

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