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【安価】楓「リリウム魔法学校へ! 6人で試合しよう!」【百合】

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719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 23:17:28.78 ID:nASsf4kW0
【名前】レオーネ・スプリングフィールド
【容姿】茶色の長髪で琥珀色の目、体系はやや小柄ではあるが引き締まっている
【性格】良くも悪くも素直で思ったことがすぐ口に出る
警戒心の強いところがあり、初対面の人には警戒しがちだが、なつくと甘えがちになる
【得意魔法】魔翌力で魔獣等を強化することができる。
魔獣限定である分他の強化魔法より強力ではあるが、身体能力の強化に特化しており、魔獣の魔法的能力の強化という点では並程度である
【備考】過去には野生動物の中で育っていた野生児だった。目覚めてからも自然の中過ごしている
魔獣使いというのは魔法ではなく、動物たちとの心のかわし方を育ちの中で自然と得たもの
ゼーレの妻の一人である。元は拾われただけで、警戒心むき出しだったがやがて惹かれていった
愛情表現として顔をなめることがある
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/12/04(金) 23:35:01.24 ID:ACSU/vA3O
【名前】クゥ
【容姿】濃緑のショートヘアーに暗闇でも猫のように爛々と輝く金の瞳
やや薄目の褐色肌の幼児体型
【性格】明るく天真爛漫、だが少しアホの子
一人称は『クゥ』で会話文の漢字が少なめ
【得意魔法】魔獣融合(ビーストフュージョン)
心を通わせた魔獣達と融合しその力を借りることが出来る
ローラのシンクロに似ているが融合時の姿を自在に選ぶことが出来、『人の姿で魔獣の姿を宿す』『半人半獣の姿になる』『完全に魔獣の姿で行動する』などを選択出来る
また複数の魔獣との融合も可能
なお融合時の主導権はクゥの側にあるが、その状態でもクゥは魔獣と自由に会話が出来る
【備考】ゼーレのもう一人の嫁
物心付いた時から野山で獣達と共に過ごしていた野生児で非常に身体能力が高い
動物的な感性から相手が良い存在か悪い存在か、嘘をついているかどうかを瞬時に見抜くことが出来る
固有魔法は持ち前の動物好きから発現したもので、眠りにつく前にゼーレの力を介して信頼できそうな人間に自分と同じ力を与えた

実はその人間こそがリーケの始祖となる人物だったりする
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 23:36:18.48 ID:ACSU/vA3O
野生児被ったわw
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 23:38:09.04 ID:P11rjSOC0
おっと、融合系考えてたが既に出てしまったか
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 23:38:35.83 ID:8lnXJsURO
【名前】リーケ・エターニア
【容姿】超小柄で何と140cmにも満たない。赤みを帯びた銀の長髪で、本人の身長よりも長いので、常に側にいる魔獣の背中にかけさせてもらっている。瞳の色は明るいオレンジ色で、常にジト目のように見える
【性格】ロロナや1年次のデンに匹敵するクラスのウルトラハイパーネガティブ思考の持ち主だがゼーレアイリスと魔獣たちの事は自分の命をかけてでも守ろうとする。
【得意魔法】魔獣領域(自分の周囲に魔獣を呼び寄せた上で魔獣たちが有利になる強力な結界を展開する。何匹集めようが一度に消費する魔翌力は変わらないというチート仕様)
【備考】
ゼーレの嫁その2。その名前はリーケ家の由来になっているが、血の繋がりはない。当時の魔獣愛護団体的な組織がリーケを崇拝してたとかで継がれていったらしい
ゼーレに魔法をもらう以前は神樹を囲む広大な森の中で魔獣たちと暮らしていたので出自は不明。人間たちに居住区域周辺の森を焼かれる形で故郷と仲間たちを失っているので後ろ向きな性格になっている
魔物を守る為の力をくれたゼーレと、そのゼーレが信頼するアイリスの二人に対しては絶対の信頼を置いている
常に側にいる魔獣はティト同様の星獣で物心のついた頃にはすでに親友同士だった。地球規模で言えば寿命が存在せず、リーケ封印後も生き続けてずっと復活の時を待ち続けていた
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:00:07.12 ID:kXCvrkKyO
【名前】メロリア・メロル
【容姿】思わず抱きしめたくなるボリューム満点のふかふか金髪ロング。高身長でナイスバディなお姉さん
【性格】気まぐれな性格。過去も未来も考えず常に今だけを考えて生きている
【得意魔法】シンクロ魔法。シンクロ可能な対象はローラの比ではない
【備考】ゼーレの幼馴染兼嫁。とにかく楽しく生きるがモットーで放って置くと何をしでかすかわからない。ゼーレの力を借りて宇宙空間に飛び出しティトの母に会ったことがあるというぶっとんだエピソードがある
725 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/05(土) 00:14:19.03 ID:f+FSmbTso
1.レオーネ
2.クゥ
3.リーケ
4.メロリア

↓から投票
投票レスのコンマの1桁目の合計が最初に【20】を超えたキャラが新キャラとなります
今日中に誰も【20】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新キャラとなります
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:16:22.51 ID:fd3XPHL60
3
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:16:25.49 ID:kXCvrkKyO
自分のはダメなんだっけ?

3
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:16:37.33 ID:YPkM9u3G0
3
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:17:11.34 ID:MQ/EXBfcO
4
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:18:30.76 ID:rkjfc/JDO
3
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:21:37.53 ID:iljavxDrO
4
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:30:07.40 ID:qIRnz7NZ0
1
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 00:30:50.35 ID:aPM55vBjO
3
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage sage]:2020/12/05(土) 00:31:45.81 ID:iVqqtTwAo
2
735 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/05(土) 00:38:03.06 ID:f+FSmbTso
もう一人のゼーレの嫁はリーケ・エターニアとなりました
設定は>>723を参照
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 01:40:27.49 ID:ZdnImq25O
イオ好きだったから、イリノワとの絡みを通して出番増えたの嬉しいな
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 02:05:11.10 ID:YPkM9u3G0
名前は伏せるけど自作キャラ関連の安価を他の方に取ってもらえると少しうれしくなりますありがとうありがとう
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 08:27:54.56 ID:1tPZjJPAO
(完全に個人の性癖だけど、イオモミのHシーンが来たらそのおっぱいが存分に活かされるシーンであってほしい)
739 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/05(土) 20:41:25.87 ID:f+FSmbTso
ローラ「ふむふむ……」


クロエ「どう? 心当たりはある?」


ローラ「うん、最近ある地域の魔獣がおとなしくなって、その原因が魔法使いなんじゃないかって。写真もあるんだけど……今言った特徴と一致してると思う」スッ


ゼーレアイリス「リーケ!!」


クロエ「ビンゴっぽいわね」


アイリス「この写真どこで撮ったやつ!?」


ローラ「えーっと……地図だとこの辺?」ガサッ


キンッ!


ゼーレ「魔法陣用意できた! よし行こう!」


アイリス「おー!」


クロエ「だから迷いがなさすぎるわよ!」


ーーーーー
740 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/05(土) 20:41:54.65 ID:f+FSmbTso
ストッ!


ゼーレ「リーケ!」ギュウウッ!


リーケ「わ、わっ。ゼーレ?」ギュウ…


アイリス「リーケー!」ギュー!


リーケ「アイリスも……」ギュウ…


クロエ「よっと。あなたがリーケ・エターニアね」


リーケ「だ、誰?」ビクッ


ゼーレ「大丈夫、私達の友達よ。怖がらなくていいわ」


ローラ「よいしょ」ストッ

ローラ「わ、魔獣がたくさん……!」ナデナデ


リーケ「!」

リーケ「この子が黙って撫でられるなんて珍しい……」


クロエ「ローラは魔獣と仲良しだからね。きっとあなたとも仲良くなれると思うわ」


ゼーレ「私達と学校に来てみない? きっと楽しいよ」


リーケ「ゼーレがそういう……なら」


アイリス「リーケはゼーレのこと大好きだなあ」


リーケ「アイリスのことも大好き……だよ?」


アイリス「わたしもー!」ギュギュー!


クロエ(ほんと仲良しねえ……)


現在の目標
・スキア救出の用意をする
・1学期を過ごす
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

6月4週
12/16回目の行動です
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 20:53:42.87 ID:0b8JAD620
結婚式シーズンの最終週だな
安価下
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 21:09:00.29 ID:Spa5OOdeO
やよいチームとカームチームが模擬戦(カームの申し出により)
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 21:41:11.63 ID:H3D3MZjdO
ゼーレアイリスリーケの元祖アートルムとクロエヒカリローラの現代のアートルムが一同に会す
魔法の類似点とかカップル達の愛の深さを張り合ったりとかで話が弾む
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/05(土) 22:42:46.28 ID:YPkM9u3G0
神樹が燃やし尽くされたという事実を知ったリーケがパニックを起こして走り去ってしまい、星獣に乗ってそのまま神樹があった場所に向かう
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 02:41:55.63 ID:98AlbXwC0
神樹が神聖な樹であるのなら神聖な魔翌力を分け与えれば成長するのでは?

という事で神樹の種を植えた場所にゼーレゼレスカームが集合。伸ばそうとがんばる
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 06:41:35.93 ID:ZokqMeNnO
結婚式シーズンに影響されて魔法の効果もあって凜華への想いがどんどん募ってしまっている舞
そんな時によりによって凜華と舞の組み合わせで告白シーン(舞が告白する側)の稽古をやることに
747 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:09:11.97 ID:ZK5feIHUo
部室ーー


舞(結婚式があちこちで行われているらしいですね……。私も凜華さんと……)


凜華「舞さん、私達の番だよ」


舞「は、はいっ。一年生のために告白シーンの再現ですよね」


凜華「そうそう。じゃあ……」コホン


舞「『凜華さん、好きです』」

舞「その綺麗な瞳が、つややかな髪が、陶器のような肌が、全てが私の心を掴んで離さないのです。ああ、欲しい、凜華さんが欲しい……!」


凜華「ちょ、舞さん!? ち、近い……!」


舞「あっ……!」ハッ


ざわざわ ざわざわ


凜華「みんな見てるし、やり直せる?」ボソッ


舞「はい。すう……」

舞「『凜華さん、好きです』」


ーーーーー

ーーー




凜華(ああ、びっくりしたなあ……。まさか演技も放り投げて告白されるなんて……)


舞(凜華さんならあれが演技じゃなかったって気づいてしまいますよね……。ああ、やってしまいました……)
748 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:09:58.68 ID:ZK5feIHUo
図書室ーー


クロエ「もうすっかりここの住人ね」


ゼーレ「本を読むの楽しいですから」


リーケ「あ……」テテテッ

リーケ「ローラ、さん」


ローラ「こんにちは、リーケさん」


アイリス「おや、見慣れない子がいる」


ヒカリ「こんにちは。ヒカリ・ロゥレスっていいます」


アイリス「ヒカリかー。よろしくね!」


クロエ「ヒカリは魅了魔法の使い手なのよ」


ゼーレ「ああ、それは確かに懐かしい魔力を感じるわけですね。アイリスも同じような魔法を使えますから」


クロエ「魔獣好きと、魅了魔法の使い手……私達もあなた達みたいにずっと仲良くいられたらいいわね」


ローラ「うん!」


リーケ「仲良し……。結婚、するの……?」


ヒカリ「えへへ、まあ、その……」モジモジ


アイリス「いいねいいね! 仲良しが一番だよ! で、一番仲良しな人同士は結婚するべき!」


クロエ「昔と今の魔獣って違ったりするのかしら?」


リーケ「ううん、魔獣はみんないい子だから、今も昔も変わらない……。でも、神樹の気配が感じられないくらい物が増えてて大変……。今は地図で探してた」ガサッ


ローラ「え、神樹は昔焼け落ちたって……」


ゼーレ「!」


リーケ「え……?」
749 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:10:34.58 ID:ZK5feIHUo
ゼーレ「……リーケが魔王からの攻撃を食らって、私が防御用の陣でリーケを眠らせた後……」


アイリス「魔王の攻撃が飛び火して、一気に燃えたんだ。魔力に反応して燃える魔法だったから、とんでもない速さだった」


リーケ「……!」ガタッ


だっ!


クロエ「あ、ちょっと! どこに……!」


ヒカリ「玄関の方に走ってったよ!」


外ーー


リーケ「すう……ピュイイイイッ!」


「ご主人!」ズドンッ!


リーケ「神樹のあった場所に……飛んで……!」


「ああ!」ビュンッ!


図書室ーー


ゼーレ「……多分神樹のところに行ったんだと思う。私達も魔法陣で飛ぼう」キンッ

ゼーレ「私がリーケに初めて会ったのも、神樹の近くだった。魔獣に囲まれて、幸せそうだった。多分、あそこがリーケにとっての故郷だから……」


キンッ


ーーーーー

ーーー

750 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:11:11.61 ID:ZK5feIHUo
神樹の跡地ーー


リーケ「あ、あ……」ヘタッ


すとっ すとっ


クロエ「……」


リーケ「ああああああ……っ。うわあああああああんっ!」


ゼーレ「……」ギュッ


クロエ「……ここに種は植えたけど……さすがにまだまだ成長してないわよね」


ゼーレ「植え……えっ!?」


リーケ「ひぐっ、ひぐっ……」


アイリス「これ……芽じゃない?」


リーケ「うう……っ?」ゴシゴシ


ヒカリ「あ、ちっちゃいけどこれ……」


ローラ「芽だよ、多分!」


リーケ「あ、あ……」ポタポタ

リーケ「うわああああ……っ」ボロボロ


ゼーレ「うんうん、神樹の子供だけど、あってよかったね」ポンポン


クロエ(あ、嬉し泣きなのね……。悲しくて泣いてるのかと……)


ゼーレ「神樹……もしかしたら、神聖魔法の魔力を注げば早く成長するかもしれないわ。やってみる価値はあるかも」


リーケ「うん……!」


アイリス「よーし、神聖魔法の使い手を呼ぼー!」


ーーーーー

ーーー

751 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:11:38.97 ID:ZK5feIHUo
その頃、中庭ーー


カーム「試合を受けてくれてありがとね、やよい」


やよい「私は二人に話しただけだよ。シエラちゃんが乗り気だったんだ」


シエラ「試合は何回やっても損はないもの。私が成長する糧にするだけよ」


ロロナ「こ、今度は足引っ張らないようにするね……!」


レティス(……頑張ろう)フンス


ポメ「マホリオだー!」


カーム「審判はセルフジャッジで。こっちの大将は私」


シエラ「こっちはやよいが大将。じゃあ試合開始よ!」


ポメ「獣化魔法【ビースト】!」モフンッ!


シエラ「魔弾【シュート】!」ドウッ!


ロロナ「揺らいで! 揺動魔法【シェイク】!」ズオッ


カーム「福音魔法【ゴスペル】!」ラー♪

カーム(揺らぎは……ネオ!?)


ゴオッ!!


レティス「……『私が』『頑丈な盾を出す』……防御魔法【シールド】!」


ガキィッ!!


シエラ「!!」


レティス(ネオを防ぐレベルの魔法だと一気に魔力を消費する……)フラ…


ポメ「おりゃあああああ! 魔弾【シュート】!」


シエラ「光爆弾【ライトニングボム】!」カッ!


ボウンッ!


ポメ「キャウン! ば、爆発したー!」
752 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:12:05.49 ID:ZK5feIHUo
モクモク……


カーム「ポメ、煙の動きに集中!」ラー♪


ポメ「おおっ!」ギュンッ!

ポメ「しゅーちゅーりょくアップ!」


ボフンッ!


ポメ「そこ!」ギュアッ!


ロロナ「ひいっ!」


ポメ「あれ、シエラじゃない?」


シエラ「私はここです」


カーム(いつの間に背後に……!)


シエラ「魔弾【シュート】」ペチッ


カーム「あうっ。……し、試合終了です……」


ポメ「あれー? シエラが相殺したから、煙の中にいるのシエラだと思ったんだけど……」


やよい「私の魔法で意識を「煙の動きだけ」に集中させたの。だから煙の後ろからロロナちゃんが入り込んでテキトーなところから抜け出して、その隙にシエラちゃんが大将の後ろをとったってわけ」


カーム「やられた……」


シエラ「前回はポメの強化を意識しすぎてたのが、今回は防御もできて指示も出せてた。だいぶ進歩したわね」


カーム「ポメ、レティス、反省会を……」


クロエ「カーム! 今いいかしら?」


カーム「く、クロエ先輩? それにゼレス先輩も!」


ゼレス「とにかく集まれって……まったく、ステラさんと一緒におやつを食べてたのに……」


カーム「ちょうどマホリオが終わったところなので大丈夫ですが……。みんなごめんね、呼ばれたから行ってくる!」


ポメ「行ってらっしゃーい!」


ーーーーー

ーーー

753 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:12:35.35 ID:ZK5feIHUo
神樹の跡地ーー


カーム「神樹の芽に魔力を……」


ゼレス「確かに神聖魔法は効くかもしれせんが……自然に任せた方がいいのでは?」


ゼーレ「いえ、神樹は他の草木とは違い魔力を内部で自分の栄養に変え、それを綺麗にして外部に放出するんです。だから自然に任せても、人が魔力を注いでも、成長速度が変わるだけで結果は変わらないはずです」


ゼレス「アートルムさんがそう言うなら……」


アイリスヒカリ「聖送【ホーリーライン】!」


クロエ「純粋な神聖魔法には及ばないけど、二人分ラインで送ってもらうわ。これも足しにして、やれるだけやってみましょう」


カーム「はい!」


クロエ「じゃあ、せーので!」


カーム「ふぬぬ……!」


ゼレス「はっ!」


ゼーレ「フッ!」


ぐぐぐ……!


ローラ「大きくなれー!」


リーケ「が、頑張れ……!」


ーーーーー

ーーー

754 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:13:09.96 ID:ZK5feIHUo
ゼーレ「ちょっと大きくなりましたね……」


リーケ「神樹……」ナデナデ


クロエ「多少は神樹に近づいたのかしら……」


ゼレス「といっても膝くらいの高さしかありませんよ。木と言うには小さすぎます」


ゼーレ「これからも時々成長を見に来ましょう。神樹が大きくなって魔力を取り込む面積が増えればそれだけ成長も早くなるはずですから、きっとすぐに大きくなります」


リーケ「ほんと?」


ゼーレ「ええ、きっと」ナデナデ


ガサガサ……っ


「ピュルル……?」


ローラ「あ、魔獣の子だ……。神樹の空気を感じて来たのかな」


「ピュルル……」


ローラ「魔獣の邪魔になっちゃうし、今日は帰ろうか」


リーケ「うん……。ばいばい、魔獣の子……」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・スキア救出の用意をする
・1学期を過ごす
・期末テストを受ける
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

7月1週
13/16回目の行動です
15回目の行動終了後、期末テストになります
16回目の行動終了後、学内マホリオトーナメントになります
755 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/07(月) 00:14:36.16 ID:ZK5feIHUo
同時にリーケの星獣の名前も募集します
↓〜↓5の中で、最高コンマのものを採用
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 00:22:01.03 ID:x0JuT8qK0
上手い人に手取り足取り教えてもらいながら演劇の練習にも精を出すカーム。日が暮れるまでクロエも付き合う

名前はギャラクシー
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 01:16:54.92 ID:C/EFuZXMO
ラクリマとノルンの初デート中にティアルシェカップルと遭遇し、そのままダブルデート。魔獣名の安価は「トワ」で
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 06:50:37.24 ID:fPdkX6KWO
みんなで期末テストに向けた勉強会
『きまつてすと、って何ですか?』状態のゼーレも一緒に

星獣の名前は『ギンガ』で
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 10:08:43.26 ID:ELuaQXoAO
凜華が舞への返事をするために小部屋に呼び出す
が、呼んだ部屋が偶然例の『キスしないと出られない部屋』だった

名前はソルナでお願いします
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 12:24:56.05 ID:Mjk8JSQJO
シエラとロロナ、一年生大会優勝チームのリーダーがシエラと組みたいから代わりに抜けて欲しいとメンバーを説得している現場に遭遇。スルーするつもりだったがロロナの事を悪く言われていたのを聞いてブチギレ

名前は『パーリア・ロプ・ポローニ・デ・ルーベ・コロコローナ』
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 16:11:35.36 ID:x0JuT8qK0
他四つのコンマ全部足しても>>757に届かないのか……
762 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:17:01.70 ID:US/yTNLwo
寝落ちしていました…
二度寝する前に投下しておきます
763 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:18:50.96 ID:US/yTNLwo
リーケの星獣の名前はトワに決定しました
皆さん名前の案をありがとうございます
764 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:19:18.37 ID:US/yTNLwo
演劇部ーー


カーム「先輩達、今日もよろしくお願いします!」


クロエ「カームはほんと熱心ねえ。中学で演劇部に入ってた訳でもないし……」


カーム「去年の文化祭で舞先輩やラクリマ先輩の演技を見て、びっくりしたんです。まるで本当にそういう人がいるように見えて、舞台に引き込まれて……」


舞「面と向かって言われると照れますね……。では今日は腹式呼吸の練習からしましょうか」


カーム「はい!」


凜華「お腹に手を当てるね。こっちの方が分かりやすいから」スッ


舞「では腹式呼吸を意識して、息を吐いてください」


カーム「ふー……」


凜華「そして吸ってみて」


カーム「すー……」


凜華「うんうん、最初に比べたらぐんと腹式呼吸見についてるよ」


舞「私も確認しますね」スッ


ぴとっ


凜華舞「!」ササッ


カーム「? どうかしましたか?」


舞「あ、す、すみません」スッ

舞「では、吐いて吸ってください」


カーム「はい。ふーー…………すーー…………」


舞「いい感じですね」


クロエ「それじゃあ私が部室の端に行くから、逆の端から声を届かせるよう練習しましょう」


カーム「はい!」


ーーーーー

ーーー

765 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:19:55.47 ID:US/yTNLwo
クロエ「お疲れさま。いい感じだったわよ」


カーム「はい、ありがとうございました!」


クロエ「というか、こんな時間になっちゃってごめんなさいね。そろそろテスト期間だから、部活がやれなくなる前にちょっとでもコツを掴んでもらいたくて」


カーム「いえ、私が頼んだことですから。では失礼します!」ガチャッ


バタン


クロエ「二人もありがとね。付き合ってもらっちゃって」


凜華「ううん、教えるのもためになるよ」


クロエ「それじゃあ私鍵掛けちゃうから、二人ももう寮に戻っていいわよ。お疲れさま」


舞「はい、お疲れさまです」


凜華「……あのさ、舞さん。ちょっと時間いいかな?」


舞「?」


ーーーーー

ーーー

766 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:20:23.93 ID:US/yTNLwo
図書室ーー


凜華(人がいないところ、人がいないところ……)


舞「あの、凜華さん……?」


凜華「ご、ごめん。もうちょっと付いてきて」ペタッ


ガコンッ!


凜華「ーー!?」ガクンッ


舞「凜華さんっ!」ガシッ


凜華「あ、ありがとう……。ここは……?」


舞「あ、入ってきたところに文字が……」


「キスをしないと出られない部屋」


凜華「あ……!」


舞「ここが噂の部屋でしたか……。実在していたとは……」


凜華「ど、どうしよう、入っちゃった……」

凜華(いや、ここなら人は来ないし……)ゴクリ

凜華「ま、舞さんっ」ガシッ


舞「は、はいっ!?」ドキッ


凜華「その……告白の演技の時、本気で告白した……よね?」


舞「は、はい。やっぱりバレてましたか……」


凜華「その……色々考えた。もちろん人から好かれるのは嬉しいし、そう振る舞ってきたつもりもある。でも、舞さんにそう想ってもらえたのがすごく嬉しい」


舞「!」


凜華「正直、恋愛っていうのはよく分からない。演じることはできるけど、それは他の人を観察した結果であって、私自身が感じたことじゃない」

凜華「だから……舞さんと正解を探していきたい」


舞「私……重たい女ですよ。暴走したら皆の前であんなことを言っちゃうような女ですよ」
767 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:21:03.32 ID:US/yTNLwo
凜華「構わないよ。舞さんが言いたいなら言って。それもきっと恋愛の一つの正解だと思うからさ」


舞「……っ」

舞(ほんと、王子様が染み付いてるんですね……)キュン


凜華「どうかな、舞さん」


舞「そんなの、当然お願いしますって言うに決まってるじゃないですか……!」


凜華「よかった」ニコッ

凜華「さて……ここを出るにはキスしないといけないんだよね」クイッ

凜華「演技でも唇は外してきたから、正真正銘のファーストキス。……下手くそだったらごめんね」


ちゅっ……


舞「んっ……!」


キ マ シ タ ワ ー


ガコンッ!


凜華「開いた……」

凜華「出ようか、舞」


舞「は、はいっ……!」


ーーーーー

ーーー

768 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:21:41.35 ID:US/yTNLwo
別の日、空き教室ーー


クロエ「いやー……」


がやがや がやがや


クロエ「勉強会の人数も増えたわねえ……」


ナミネ「分からないところは教えあってくださいねー!」


はーい!


クロエ(ナミネ、だいぶ先生役が板についてきたわね……)


ゼーレ「あの、付いてきたのですが……きまつてすと、ってなんですか……?」


クロエ「ゼーレはそこからね。期末テストっていうのは学期の最後にやるもので、数カ月の間に勉強した成果を確認するためのものよ」


ゼーレ「なるほど……ということは、今まで勉強してきたことを学び直しているのですね」


クロエ「そういうこと。さ、私達も勉強するわよ」


ゼーレ「はい!」


ーーーーー

ーーー

769 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:22:20.56 ID:US/yTNLwo
休日ーー


ラクリマ「……」ソワソワ


ノルン「お、お待たせ〜……」ドキドキ


ラクリマ「! 私服かわいい!」


ノルン「えへへ……」テレテレ


ティア「あ、ラクリマ。ラクリマ達もお出かけですか?」


ラクリマ「お姉ちゃん! も、ってことはお姉ちゃん達も?」


アルシェ「ん、デート」


ラクリマ「私達もデートなの!」


ノルン「ら、ラクリマさんっ!」


ティア「デート……もしかしてお付き合いを?」


ノルン「は、はいっ、お付き合いさせてもらってますっ!」


ティア「そう固くならなくていいですよ。ラクリマのこと、よろしくお願いします」


アルシェ「先輩カップルとして、いろいろ教えてあげる」


ラクリマ「ほんと!? ダブルデートだー!」


ノルン「い、いいんですか〜? お邪魔じゃないでしようか〜……」


ティア「二人なら気心も知れてますし、大丈夫です。では行きましょうか?」


ノルン「は、はい、お願いします〜」


ーーーーー
770 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:23:01.50 ID:US/yTNLwo
街中ーー


アルシェ「最近は新しいお店の開拓をしてる」


ラクリマ「お姉ちゃんは食べるのあまり好きじゃないよね?」


ティア「アルシェが食べてるのを見るのは大好きですから」


ラクリマ「うー、ほんとお似合いだなー」


ティア「ラクリマも、ノルンさんが気持ち良さそうにお昼寝してると幸せな気持ちになりませんか?」


ラクリマ「なる! 寝てるだけなのに胸がじわーって暖かくなるよ!」


ティア「そういうことです。好きな人が幸せなら、見てるだけでこっちまで幸せになるんです」


ノルン「……///」カアア


アルシェ「今日はここ。生茹でスパゲッティのお店」


カランカラン……


「いらっしゃいませ。奥の席へどうぞ!」


アルシェ「……」グウウ…


ティア「大盛り無料みたいですし、アルシェも満足できそうですね」


アルシェ「ん、たくさん食べる。種類がたくさんあるから、ティアも好きなのがあるかも」


ラクリマ(そっか、こうやってお互いのことを考えてるんだ……。素敵なカップルだなあ……)


ノルン(ノルンたちもいつかあんな風に……)


ーーーーー

ーーー

771 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:23:39.51 ID:US/yTNLwo
廊下ーー


ロロナ「うう、魔法が安定できなくてごめんね……」


シエラ「問題ないわ。あれは繊細な魔法だし、プロでも試合中に狙ったランクにするのは難しいもの。ロロナの場合はひとまず、威力が弱まらないようにするのが目標よ」


ロロナ「う、うん。自信ないけど頑張るよ」


優勝リーダー「そういうわけで、あなたには抜けてもらっていいかしら」


優勝アタッカー「な……! そんな勝手な!」


シエラ「おっと」コソッ

シエラ「空き教室の中でマホリオのチームが喧嘩してるわね。あれは……」


ロロナ「わ、私達が決勝で負けた相手……」


優勝リーダー「あなたじゃなくて、シエラさんをチームに引き抜くわ。そしてカーラさんも引き抜く。私とその二人がいれば、学内大会で三年生にだって勝てるわ!」


シエラ「ずいぶん勝手なことを……」スタスタ


ロロナ「い、いいの? 勝手に話進めちゃってるけど……」


シエラ「無視よ無視。あんな風に決めつけて話すような奴、こっちから願い下げ」


優勝リーダー「だいたいシエラさんもカームさんもチームメイトに恵まれてないのよ」


シエラ「……」ピタッ
772 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:24:06.72 ID:US/yTNLwo
優勝リーダー「私と組めばいいのに、試合に慣れてないような人と組んじゃって可哀想に。特にあのロロナって子! あんな臆病者じゃ試合じゃ足手まとい……」


シエラ「!」ブチッ!


ロロナ「あっ……!」


ガラッ!


優勝リーダー「あ、シエラさん! 今ちょうどこの人にチームを抜けてもらったから……」


パンッ!


優勝リーダー「いっ……!」ヒリヒリ


シエラ「ふざけんな!! ロロナはお前なんかより何倍も凄いやつだ!! 毎日一生懸命努力して、練習して、頑張ってるんだ!! それを何も知らないお前みたいなやつが臆病者だとか言うな!!!」ブンッ!


ロロナ「だ、だめ! シエラさん!」ガシッ!

ロロナ「それ以上やったらだめだよ……!」


シエラ「はぁ……はぁ……!」

シエラ「……もういい、ロロナ。離して」


ロロナ「……」スッ


シエラ「……あんたとは組まないから」


ロロナ「ご、ごめんね、後で保健室行ってね……! ま、待って、シエラさん……!」タタタッ


優勝リーダー「……っ」


ーーーーー

ーーー

773 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 02:24:34.15 ID:US/yTNLwo
ロロナ「あ、あの……」


シエラ「……ごめん、怖かったわよね」


ロロナ「ううん、私のことで怒ってくれたんだもん。手を上げたのは良くなかったかもだけど、嬉しかったよ」


シエラ「……ありがと。そう言ってくれて」


ロロナ「あ、あのね、私もっと頑張るからね。私、シエラさんと一緒のチームでいたいから……だから、もっと練習頑張るよ……!」


シエラ「……ん、明日からも練習するから、そのつもりでね」


ロロナ「うんっ!」


現在の目標
・スキア救出の用意をする
・1学期を過ごす
・期末テストを受ける
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

7月2週
14/16回目の行動です
15回目の行動終了後、期末テストになります
16回目の行動終了後、学内マホリオトーナメントになります
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 09:29:00.78 ID:FTEW8bfrO
やよいチームのマホリオ稽古
>>771-772の一件から以前よりシエラとロロナの距離が縮まっており、それを見たやよいの妄想が爆発する
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 10:06:27.50 ID:2Wz8C1vLO
エミールが橘花とデート
ファッションに無頓着な橘花のために夏物含め様々な服を買い込み着せ替えを堪能する
後日その件で橘花をからかう樹だったが、ラミーもそれを狙っていることには気付いていないようだ
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 10:40:33.55 ID:HPv8cJz10
シエラがダメならとカームを引き入れようとする優勝チームのリーダーだがポメの無邪気さとレティスの不思議オーラに飲まれて目論みは失敗。
それどころかすっかり打ち解けて仲良くなってしまい、チームを抜けさせようとして喧嘩してしまったメンバーの所に全員で謝りに行くことに
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 11:03:03.70 ID:pEZLfzh9O
四人でテスト勉強をするイリノワとイオモミ
途中、マホリオの話になりモミジの何気ない一言で実はイリスの魔法がマホリオと相性がいいかもと気付く
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 14:42:50.13 ID:bpwFi0nqO
次の部長を誰にするべきか考え始める
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 15:26:35.26 ID:ZDw/++SwO
安価としては今回が初めてだけど、こういういざこざは起きてそうだよね
780 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/08(火) 23:20:32.64 ID:US/yTNLwo
今日の更新はなしです、すみません!
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/08(火) 23:23:29.27 ID:HPv8cJz10
了解です
782 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:37:05.72 ID:kRCmOSKxo
優勝リーダー「……」ツカツカツカ


カーム「よーし、今日も勉強を……」


優勝リーダー「カームさん」


カーム「はい?」


ポメ「あ、強い人だー!」


優勝リーダー「あなたを引き抜きにきたわ。どう、私とチームを組まない?」


カーム「え……」


ポメ「うおー! すごいよ! 「へっどはんてんぐ」だよ!」


レティス「……ヘッドハンティング……」


ポメ「あれ、間違ってたかー。横文字は難しいなあ」


カーム「えっと、私はこの二人とチームだから……」


優勝リーダー「この二人じゃあなたの実力を引き出すことなんてできない。何も考えてない人と何も喋らない人よ?」


ポメ「何も考えてなくないよー! 今もどうやって勉強するか考えてたもん!」エッヘン


優勝リーダー「……宿題の写しあるけど、使う? 復習になるかも」


ポメ「おー! 使う使うー! ありがとー!」

ポメ「獣化魔法【ビースト】!」モフンッ

ポメ「お礼にもふもふしていいよー!」モフモフ


優勝リーダー「え、ええ……」モフモフ


レティス「……」ジー…
783 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:37:39.39 ID:kRCmOSKxo
優勝リーダー「……撫でる?」


レティス「……」フルフル


優勝リーダー「……あなたも宿題の写しいる?」


レティス「……」コクコク


優勝リーダー「えーっと、じゃあ取ってくるね。ちょっと待ってて」


カーム「ふふっ、二人とも不思議でしょ? いつの間にかペースに巻き込まれちゃう」


優勝リーダー「……ええ、変な感じ」

優勝リーダー「あなたの引き抜きはやめるわ。この二人に迫られたらすごく落ち込みそう」


カーム「ありがとう、そうしてくれると嬉しいな」


優勝リーダー「あーあ、これで学内大会の参加は無理かー……」


ポメ「えー、なんで? あんなに強いのにー」


優勝リーダー「引き抜きしようとして、チームを解散したの。そのまま喧嘩分かれして、仲直りもできないまま」


ポメ「だめだよー!」


カーム「仲直りしないと!」


レティス「……」コクコク!


優勝リーダー「う……! 分かったよ……仲直りする」


ポメ「うんうん! 一緒に謝ってあげるよ!」


優勝リーダー「……ありがとう」


ーーーーー

ーーー

784 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:38:12.07 ID:kRCmOSKxo
空き教室ーー


優勝アタッカー「……」ツーン


優勝リーダー「あ、あの……」


ポメ「がんばれ……!」


優勝リーダー「ごめん! 私、またこのチームで組んで学内大会に参加したい……!」


優勝アタッカー「……今度解散とか言ったら絶対に許さないから」


優勝リーダー「! うん! もう言わないよ!」


カーム「解決、かな? よかったよかった」ホッ


レティス「……仲良しが、一番」


ーーーーー

ーーー

785 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:38:44.65 ID:kRCmOSKxo
中庭ーー


優勝リーダー「よ、よし、この勢いでシエラさんにも謝ろう」


ロロナ「し、シエラさーん」トテトテ


シエラ「今のはいい感じだったわ。……でもいちいち反応聞きに来なくてもいいのよ?」


ロロナ「ご、ごめんなさい」


やよい(シエラさんとロロナさん仲良しだなあ……。はっ!)


〜〜〜〜〜


ロロナ「ああ、そんな……こんなところで生き別れの姉に会えるなんて!」


シエラ「妹よ! なぜ会ったときに気づかなかったのか……!」


〜〜〜〜〜


やよい(なんてことがあったりして!?)ドキドキ


シエラ「やよい、次はやよいの練習よ。私とロロナ、それぞれの注意を別の物に引きつけられる練習をするわ」


やよい「はっ! 分かったよお姉ちゃん!」


シエラ「お姉ちゃん……?」


やよい「あわわ違う! シエラちゃんごめんね!」


優勝リーダー「あ、あの……」


ロロナ「!」ビクッ


優勝リーダー「ご、ごめんなさい。引き抜きなんて無粋なことしようとして……。チームメイトとは仲直りしたし、もう引き抜きに来たりしないわ」


シエラ「……そう。何があったか知らないけど、良かったわ。いい顔になったじゃない」


優勝リーダー「……シエラさんって、キツく見えて優しいよね」


ロロナ「う、うん。すごく優しいよ……!」


シエラ「ちょ、やめてよ。話は聞いたしもういいでしょ、練習するわよ」


やよい「はーい!」


ーーーーー

ーーー

786 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:39:26.67 ID:kRCmOSKxo
イリスとノワールの部屋ーー


カリカリカリ……


モミジ「イリスさん、ここって……」


イリス「魔法薬学ですか。これは複数の薬草をかけ合わせたときの知識がいりますから……このページですね。ざっと傾向を掴むだけでもいいと思います」


ノワール「……なんだかんだこの四人でいること多くなったよね。落ち着くというか、馴染んだというか」


イオ「確かにそうですね……。こうして試験勉強も一緒にしてますし」


モミジ「ありがと、イリスさん」

モミジ「……そういえばイリスさん、新しい魔法になってから初めての大会だね。今回はもっと戦えるかも」


イリス「……確かに!」


モミジ「!」ビクッ


イリス「今までは試合中に読心するのは反則すぎるかと思ってしていませんでしたが、時空間魔法ならルールに則って戦えます!」


ノワール「おおー」


イリス「そうと決まれば、テストが終わったらたくさん魔法の練習をしないと……!」メラメラ


ーーーーー

ーーー

787 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:39:59.79 ID:kRCmOSKxo
服屋ーー


エミール「つ、次はこれ着てみて!」


橘花「なあ、もうよくないか?」


エミール「よくないです! 先生のロリ服は絶対に見ないと!」


橘花「わ、分かったよ。……エミールの夏服を楽しみに着てたのに、なぜ私が着せ替え人形に……」ブツブツ


エミール「ベビードールと、ああ、ゴスロリも着せたい……! これと、これも……」


ーーーーー

ーーー




校長室ーー


橘花「ーーということがあってだな」


樹「あはははは! あはっ、あはははは!」

樹「それでそんなかわいい服着て帰ってきたの!? 元とはいえ教え子に着せ替え人形にされるなんて……ふふっ」プルプル


橘花「笑うな! もう、けっこう気に入ってるんだぞあの服」


樹「エミールさんが選んだ服だから?」


橘花「エミールが選んだ服だから、だ!」


ラミー(ロリ服の着せ替えかあ……私も樹に着せたいなあ……)ニヤリ


樹「……っ」ゾクッ


橘花「どうした?」


樹「いえ、ちょっと寒気が……。暖かくなってきたから油断してたかしら」


橘花「校長が風邪引くわけにはいかないからな。ちゃんと体を労れよ」


樹「ええ」


ーーーーー

ーーー

788 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/09(水) 14:40:27.25 ID:kRCmOSKxo
部室ーー


クロエ「うーん……」


レナ「どうしたの、悩み事?」


クロエ「ああ、レナ。夏休みに入れば演劇部の全国大会があって、それが終われば私達は引退でしょ?」


レナ「ええ、そうね」


クロエ「だからその後の新部長を誰にするか考えてたんだけど……」


レナ「演技力で選ぶならラクリマさんが一番ね」


クロエ「ええ。だけどラクリマはアイドルとしても活動し始めたから、時々休む必要がある。そうなると別の人を部長にするか、副部長を選ぶことになるんだけど……」


レナ「私はあまり下級生と仲良くないし……責任感とか、統率力とか、そういうのはやっぱりクロエが詳しいんじゃない?」


クロエ「ううーん……誰がいいのかしら」


現在の目標
・スキア救出の用意をする
・1学期を過ごす
・期末テストを受ける
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

7月3週
15/16回目の行動です
15回目の行動終了後、期末テストになります
16回目の行動終了後、学内マホリオトーナメントになります
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 16:51:18.15 ID:X/s9erpRO
そろそろ夏旅行の計画しよう
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 17:01:55.62 ID:JlEqP82NO
樹がラミーを連れて「キスしないと出られなくなる部屋」の調査に乗り出す
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 17:25:19.35 ID:/yjcsM2vO
各カップルがそれぞれ『◯◯点以上取れたら××してあげる』的な条件を設定した結果、恋人からのご褒美を勝ち取るためにやる気に大幅ブースト
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 19:28:23.68 ID:1X+QspB40
実技の授業中に2人組になって演習を行うが、ロロナの魔法が頂魔法になってしまい、相手の子に怪我をさせてしまう
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/09(水) 20:45:55.62 ID:bl3xAjRR0
勉強中、疲れ果てたローラがクロエ成分を補充するため引っ付く
それを見たヒカリもくっ付く
794 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:38:34.64 ID:2FrG5RlTo
図書室ーー


ラミー「ここに噂の部屋があるんだよね……?」


樹「ええ。建設する時に頼んだ覚えはないから、建築家が作ったか、誰かが後から作ったか……。どちらにせよ、一度調査をしようと思ってね」

樹「で、中に入るには両思いの結界を抜けないといけないから……。それでラミーも連れてきたの。ごめんね、こんなことで連れ回して」ペタペタ


ラミー「ううん、樹の助けになれるなら嬉しいよ」


ガコンッ


樹「開いたわ。入りましょう」


ラミー「うん!」


樹「……中はただの寝室ね。ベッドと、ベッドボードと、水の入った水差し……」


「キスをしないと出られない部屋」


樹「えーと……模倣・解析魔法【アナライズ】」キイイ…

樹「おお、すごい仕掛けね。結界が複雑に組まれてる……。並の魔法使いの仕業ではないわ」


「この部屋を調べに来たのか?」


ラミー「あ、壁の文字が……」


樹「そうよ。私はこの建物の所有者。作った覚えのない部屋があるって聞いて調べに来たの」


「所有者か。ならばこの部屋のことを話さなければならないな」


樹「お願いするわ」


「この部屋、つまり私を作ったのは異世界の者だ」


樹ラミー「い、異世界!?」
795 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:39:09.68 ID:2FrG5RlTo
「もっとも、私も詳しくは知らない。ただ、塔の守護者をしていると言っていた」


樹「名前とか容姿とか、分からない?」


「不明だ。必要な知識だけをこの部屋に与え、彼女はどこかへ消えた」


樹「彼女……女性ってことね」


「それも不明だ。あくまで女性だと感じたから彼女と言ったが、姿を明確に認識した訳ではない」


ラミー「ど、どうするの? 知らない人が作ったみたいだけど……封印しちゃうの?」


「それは困る」


樹「……いえ、噂は広まってしまったし、わざわざここに来る生徒もいるわ。それを無くしたら生徒もつまらないでしょうし、こういう不思議が一つくらいあってもいいわ」


ラミー「そっか」


樹「ま、この部屋で嫌な思いをする生徒が出るようならすぐに封印するけどね」


「この部屋で危害は加えないと約束しよう」


樹「ならよし。ラミー、調査は終わりよ。戻りましょう」


「キスをしないと出られない部屋」


ラミー「……だって」


樹「もう……」


ちゅっ


ーーーーー

ーーー

796 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:40:16.88 ID:2FrG5RlTo
中庭ーー


先生「今日は固有魔法の練習をするからなー。固有魔法が分かってない奴とかは普通のシュートで代用するぞー」


ロロナ「よ、よろしくね」


ポメ「よろしくー!」


先生「まず相手との魔力の差を把握しろよ。魔法当たると痛いからなー」

先生「じゃ、片方が攻撃、もう片方はシールドだ。はじめ!」ピッ!


ポメ「そっちからでいーよー! 防御魔法【シールド】!」


ロロナ「う、うん。揺らぎの魔法だから、気をつけてね……!」


ポメ「はーい!」


ロロナ「魔弾【シュート】! 揺動魔法【シェイク】!」


グワッ!


ロロナ(あ……! 頂魔法!?)


ポメ「へ……っ!?」


ドゴオオオオオオオオッ!!!


ポメ「が……っ!!」ミシ…ッ


先生「お、おい! 中止だ! おいポメ! 意識はあるか!?」


ロロナ「あ……あ……!」ガタガタ


ポメ「う……」


先生「気絶してる……。あたしはポメを保健室に連れて行く! ロロナ、付いてきてくれ!」


ロロナ「は、は、はい……!」


ーーーーー

ーーー

797 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:40:49.01 ID:2FrG5RlTo
保健室ーー


保険医「はい、これで大丈夫。あとはこの塗り薬をこれからしばらく塗るから、時間が空いたら保健室に来てね」


ポメ「いやー、びっくりしたよー」アハハ


先生「相手がポメで助かった……。魔獣に近い反射神経で、なんとか急所は外して避けたらしい」


ロロナ「ご、ごめん……ごめんなさい……!」


先生「いや、あたしの監督不行き届きだ。確率は低いとはいえ、神クラスや頂クラスの魔法になる可能性はあった。ロロナの相手はあたしがするべきだったんだ」


ポメ「でも誰も死んだりしてないし、生きてればオッケーですよ! うち元気!」ムフン


先生「まあ確かに、怪我で済んだのは不幸中の幸いだ」


ロロナ「でも、でも……! 怪我、させちゃった……!」


ポメ「生きてれば怪我くらいするよ! ほら見て!」マクリマクリ

ポメ「この間廊下走ってたら転んで、ヒザすりむいちゃったんだ! 他にも、このほっぺたのは魔獣化してるの忘れて、自分の爪で引っ掻いたキズ! だから怪我が一つ増えるくらい平気なのだ!」


ロロナ「う、うん……っ」


ポメ「気にしちゃダメだよー。すごい魔法なんだから、これからどんどん使いこなす気でいこー!」


ロロナ「う、うんっ!」


先生(ポメ……ただの能天気かと思っていたが、中々励ますのがうまいじゃないか)フフッ


ーーーーー

ーーー

798 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:41:19.80 ID:2FrG5RlTo
空き教室ーー


クロエ「そうそう、そろそろ夏休みだし、また旅行に行くのもいいわね」


ローラ「そうだねえ。また行く場所用意しようか?」


ヒカリ「今年は何人で行くことになるんだろう……」


クロエ「ま、今年は演劇部の大会が終わった後かしらね。それまでは部活に集中したいし」


楓「あーん、頭痛いよー、勉強嫌だよー」


嵐「頑張れって楓。もうちょっとだからさ」


クロエ「皆も予定が合えば一緒に旅行行かない? そういうご褒美があればテスト勉強も頑張れるかも」


楓「旅行! やる気復活! うおおおおお」ガリガリ


晶「現金な奴だな……」


イリス(ご褒美……)

イリス「ノワールさん」コショコショ


ノワール「ん?」


イリス「て、テストでいい点だったらいっぱい甘やかしてあげますね?」コショコショ


ノワール「!!」


凜華「テスト終わったら一緒に観劇に行こうか?」


舞「はい!」


ティア【テスト終わったらたくさんご飯食べましょう】


アルシェ「ん!」


ステラ「テスト終わったら、我慢した分たくさんいちゃいちゃしましょうね……♡」ボソッ


ゼレス「……///」コクリ


クロエ「やっぱり彼女のご褒美の方が効くのね……」


ーーーーー

ーーー

799 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:42:03.40 ID:2FrG5RlTo
夜、寮の自室ーー


クロエ「んーー……っ」ノビーッ

クロエ「明日テストだし、そろそろ寝ましょうか。たくさん勉強したしいい点が取れそうね」


ローラ「……クロエちゃんっ」ガバッ


クロエ「ろ、ローラ!?」


ローラ「うう……勉強してたからクロエちゃんにくっつく時間もなくて……。だからクロエちゃん成分を補給するの」


ヒカリ「あ、じゃあボクも。ぎゅーっ」ギュー

ヒカリ「あー、久しぶりのクロエの体温だ……」


クロエ「もう、しょうがない彼女達ねえ」ナデナデ

クロエ「よし、今日はこのまま三人で寝ましょうか。テスト勉強頑張ったご褒美よ」


ローラ「やったー!」


ヒカリ「添い寝も久しぶりだ! よし、お布団敷こう!」


ーーーーー

ーーー

800 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 20:42:58.10 ID:2FrG5RlTo
テスト当日ーー


先生「皆さんテストは受け取りましたね?」


クロエ(あれだけ勉強したんだから大丈夫……!)


先生「では、テスト開始です!」


クロエの座学平均点↓コンマ
クロエの実技平均点↓↓コンマ
>>768>>798>>799により合計コンマ+30のボーナス(それぞれにプラスされます)
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 20:47:01.87 ID:/5aob/GD0
はい
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 20:47:28.34 ID:R2jC5BQjO
803 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/10(木) 21:45:05.41 ID:2FrG5RlTo
先生「テストを返却しますね。クロエ・アートルムさん」


クロエ「はい」

クロエ(! 100点!)グッ!

クロエ(あ、でも実技の方はおろそかにしてたから赤点回避ギリギリってところかしら……)


先生「夏休みまであと少しですが、その前にマホリオの学内大会がありますからね。最後の学内大会ですから皆さん頑張ってください」


現在の目標
・スキア救出の用意をする
・1学期を過ごす
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

7月4週
16/16回目の行動です
16回目の行動終了後、学内マホリオトーナメントになります
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 22:09:19.02 ID:79ikTW9GO
動き方の参考にしようとヴィーネチームの試合を観戦しに行くステラチーム3人組。実はヴィーネの通算1000勝目が賭かった試合らしい

このレスのコンマがゾロ目なら相手チームにウィンがいる
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 22:10:16.44 ID:xxOQI9jZO
最後の大会、そして来るスキア救出に向けて魔翌力の鍛練
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/10(木) 23:27:35.34 ID:/5aob/GD0
知らんうちにルクとスフィアが卵産んでた
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 01:20:37.84 ID:LLtS9H8Z0
クロエの近くに自分の知らない闇の魔翌力を薄々感じていたゼーレ。宇宙を起源とするテネリタスの闇はアーカイブにも引っかからないようで興味津々な模様。クロエの記憶が飛んだ事にも関係しているかも?
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 10:10:26.79 ID:IXYSaRRQO
プロ入りして期待の新人として活躍しているウィンと時雨
その様子を見て自分達も負けていられないと大会前に発奮する
(特に二人を下したクロエチーム・二人に師事していた晶&嵐への影響が大きかった模様)
809 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/11(金) 22:49:53.99 ID:47QK/xceo
今日は更新なしです
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 23:16:27.59 ID:LLtS9H8Z0
はいです
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 01:04:59.80 ID:bOFYPCWSO
今日もなしか
812 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/13(日) 01:49:50.89 ID:0oSPhOU9o
スタジアムーー


わああああああっ!


ステラ「わわ、すごい熱気ですね」


ゼレス「今日はヴィーネさんのプロ通算1000勝が懸かってますからね。応援にも熱が入ります」


ラクリマ「せ、せん……すごいねー」


ゼレス「1000勝なんてそうそうできる芸当ではありませんからね。20年前後ハイパフォーマンスを維持できる実力と、よい仲間に恵まれる運。歴代でも数えるほどしか達成した人がいないのも納得です」


「さあ選手が出揃いました! 注目はもちろんヴィーネ選手! 今日そのキャリアに1000個目の勝ちを刻むことができるのかー!?」

「試合ッ! 開始ですッ!!」


ステラ「今日の相手は……」


ゼレス「今勢いに乗ってるチームです。向こうのチームも連勝していて、ここでも勝って勢いを盤石にするために全力での試合が予想されています」

ゼレス「使用魔法は、惑星、感覚妨害、炎魔法ですね」


ラクリマ「惑星? 感覚妨害?」


ゼレス「見てれば分かりますよ」
813 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/13(日) 01:50:19.85 ID:0oSPhOU9o
相手大将「惑星魔法【プラネット】」フオン


「出ましたー! プラネットです! 自身の周りに円運動をする魔力の塊を展開! 近づいた魔力に反応する自動防御と、好きなタイミングでの攻撃が可能な攻防一致の強力な魔法です!」


サリア「まずは正面からいこうか。魔弾【シュート】!」ゴウッ!


バシュッ!


「サリア選手のシュートに対して、プラネットからも迎撃のシュート! 恐るべきはこの魔法、魔力への反応を勝手に行うということです!」


サリア「ふむ、やはり魔力への反応は簡単には抜けないか」


茜「腕強化魔法【ザ・フィスト】」ゴウッ!

茜「フッ!!」


「あーっと! 自動防御もなんのその! 茜選手が突っ込むー!」


相手大将「無駄!」


バシュッ!


茜「遅い」ゴッ!


「ぬ……抜けたーーーーッ! 勝負ありかー!?」


相手サポーター「感覚妨害【ジャミング】!」


茜「ーーっ!?」ガクンッ


「で、出ました! ジャミングです! 相手の五感を好きにしてしまう、これもまた強力な魔法だー!」


茜(目が……)


相手アタッカー「敵前で棒立ちか! 炎弾【ファイアボール】!」


茜「くっ!」ヒュッ!


「避けたー! あの動き、恐らく目で見てはいません! だが確かに避けているー!」
814 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/13(日) 01:57:59.86 ID:0oSPhOU9o
茜(クロエさんの闇の中に顔を突っ込んで避けた経験が活きたな……)


サリア「……よし、視えた。ヴィーネさん、出陣を」


ヴィーネ「はーい!」


わああああああっ!


「満を持してヴィーネ選手が動き出す!」


サリア「まずはサポーターからいこうか」


相手アタッカー「させるか! 炎神魔法【アグニ】!!」


サリア「打ち消して、貫いて」


ヴィーネ「はいよー! 聖神魔法【ルー】!」


「神対神! 実況席まで魔力の圧が届いていますっ!!」


ドッ!!


相手アタッカー「まだまだあ!!」


相手サポーター「感覚妨害【ジャミング】!」


茜(視界が戻った。ジャミングは一人ずつしかかけられないのか)


相手アタッカー「うおおおおおッ!! 炎ノ頂・焔【インフェルノ】!!」


サリア「君がジャミングで魔力のリミッターを外すのも視えていた」


ゴシャアアアッ!!


ヴィーネ「うそ、ルーに勝っちゃうの!?」


サリア「茜さん、頂と言えどルーに当たって魔力は削れています。やれますね?」


茜「当然」ブワッ!


「花びらの量が格段に多い! これは……!」


茜「脚進化魔法【エヴォ・レッグ】、腕深化魔法【ヘビー・フィスト】」ゴオオオッ!

茜「ハアッ!!」ズシャアアッ!!


きゃあああああああっ!


「な、なんと!! 威力が落ちていたとは言え、頂魔法を殴って消し飛ばしましたー!」
815 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/13(日) 01:58:28.71 ID:0oSPhOU9o
相手アタッカー「く、そ……」


「ガス欠だー! 大ピーンチ!!」


相手大将「照準! 衛星魔法【サテライト】!」ピタッ


サリア「茜さん、上に」


相手大将「発射!」ドキュウ!


茜「ッ!」バッ!


ヴィーネ「はっやー……。すごい魔法ね」


相手大将「照準」ピタッ


ヴィーネ「よしこーい!」

ヴィーネ(速くて貫通力のある魔法……受け止めてみたいわ!)


相手大将「発射!」ドキュウ!


相手サポーター「感覚妨害【ジャミング】!」


ヴィーネ「うっ!?」ガクンッ


サリア「防御魔法【シールド】!」ガキィッ!

サリア「……全く、油断だらけですね」


ヴィーネ「ごめんごめん」

ヴィーネ(これがジャミングかー。目も見えないし、箒に乗ってる感覚もない。やりづらいな……)


サリア「ヴィーネさん、やることは分かりますね」


ヴィーネ「うん。じゃ、防御はよろしくね」


茜(来る……!)ゾクッ
816 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/13(日) 01:59:14.01 ID:0oSPhOU9o
ヴィーネ「神聖魔法【ホーリー】!」


ギュアアアアアアアアアッ!!


「出ましたー! ヴィーネ選手の全方位攻撃ー!!」


サリア「防御魔法【シールド】」ギャリリリ!


茜「はああああああああ!」ズガガガガガ!


「茜選手、殴って魔法を打ち消している! ヴィーネ選手に劣らない規格外っぷりだー!」


相手サポーター「防御魔法【シールド】!」ギギギ…!


相手アタッカー「火盾魔法【ファイアシールド】……!」グググ…!


バキンッ! ジュオッ!


相手大将「プ、プラネット……! きゃあああああああ!」


審判「勝負あり! 勝者ヴィーネチーム!」


わああああああああ!


「惑星魔法の自動防御もなんのその! 圧倒的魔力で押し潰しましたあああああ! これでプロ通算1000勝となります!!」


ヴィーネ「ぃやったあああああ! ありがとおおおおおお!!」ワーイワーイ


ゼレス「まったく、あの人は子供みたいにはしゃぎますね」クスッ

ゼレス「お母さーん! かっこよかったですよー!」


ヴィーネ「ゼレスちゃんの声!?」バッ

ヴィーネ「えーと、えーっと……どこで見てるか分からないけど、ゼレスちゃんありがとー!」


ステラ「すごい、ですね」


ラクリマ「ほんと、強すぎるよ」


ゼレス「……私の、自慢のお母さんですから」ニコッ


ーーーーー

ーーー

817 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/13(日) 01:59:55.62 ID:0oSPhOU9o
空き教室ーー


スフィア「…………」


ルク「…………」


リズ「卵だー」コロコロ


クロエ「二人の子?」


ルク「ま、まさか! 違いますよ!」


スフィア「残念だけどね。無精卵よ」


ローラ「無精卵……」


スフィア「一種の生命維持活動よ。つがいができたときに出産できませんじゃ洒落にならないでしょ。だからときどきこうして無精卵を産むのよ」


ルク「ただ、この卵をどうするか……」


クロエ「無精卵なら食べられるのよね?」


ルク「もちろんです。栄養も豊富ですし、不死にはなれませんが多少の健康も手に入ります」


クロエ「なら早速……」


ローラ「待ってクロエちゃん」


クロエ「?」


ローラ「これは私達人間よりも、リズかクリアに食べてもらおう。二人とも成長期だし、食べられるなら食べてほしいな」


ルク「やはりそうなりますか。私達もどのように処理するか悩んでいたので、ローラさんに決めてもらえて助かりました」


スフィア「リズ、今日のご飯はちょっと豪華になるみたいよ」


リズ「そうなの!? わーい!」


ーーーーー

ーーー

818 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/13(日) 02:00:29.06 ID:0oSPhOU9o
食堂ーー


『ーー以上、新人選手へのインタビューでした!』

『ここからはVTRも交えて紹介していきましょう。まずはこちら、開幕前にやってきてしまったウィン選手と時雨選手の映像です』


クロエ「……」ジー


楓「お、テレビ見てるの?」


クロエ「ええ、ウィンさん達が特集されてるらしくて」


『一種のデモンストレーションだったそうですが、急に出てきた時はびっくりしましたね。ウィン選手は緊張するような人じゃないけど、プロデビューはさすがに緊張して時間を間違えたのか? って思いましたから』


晶「あの悪魔との戦いはデモンストレーションってことになってるんだな」


嵐「ウィンさんと時雨さんのとこに来たのも、口実にちょうど良かったらしい。同じリリウム出身だし、同じデモンストレーションでデビューを飾ったってことにしたみたいだ」


『しかしその後、すぐにレギュラー入りですからね。今年入団の新人の中では、この二人は頭一つ……いえ頭二つ分くらい抜けた実力の持ち主てしょう』

『学生大会三連覇ですからね。これはとんでもない新人が現れましたよ』


凜華「そんな人たちと私達は戦ってたんだもんね……」


モミジ「こ、後輩として恥ずかしくない戦いをしないと……!」


晶「その通りだな。アタシと嵐は直接稽古をつけてもらったし、なおさら負けられないよ」


嵐「……いや、どうやら皆やる気みたいだぞ」チラッ
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