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【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game Re.

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762 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/24(水) 23:32:19.22 ID:Wdpm+V4s0
【対象の指定が無かったのでランダムで行きます】

1:コミュ

直下

1234:フォーリナー陣営
5678:セイバー
9:ランサー陣営
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/24(水) 23:32:57.43 ID:CKJDlYmtO
764 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/24(水) 23:37:31.91 ID:Wdpm+V4s0
3:フォーリナー陣営

……一応ちょっと冷静になったし真偽確かめてみるか。

「またフォーリナー陣営に連絡するのか?」
「いいじゃねえか、お前はアレか、彼女できたのって気にするオカンか」

……そういやうちのババアにもしばらく会ってねえな。オヤジもどうしてんだろうな。
……ケッ、どうせ出来の悪いのがいなくなってせいせいしてるだろうな。


直下、フォーリナー陣営への電話は

123:「あれ? 何か着信音近くで聞こえね?」
456:繋がらず
789:繋がる
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/24(水) 23:38:25.02 ID:LMLfpXaw0
はい
766 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/24(水) 23:42:01.83 ID:Wdpm+V4s0
2:着信音が近くで聞こえるってことはだね

……繋がらねえな。なんかプルプル言ってんのは聞こえんだけどな。

ん? プルプル言ってる? あれ、おかしいな? 繋げようとしてるトゥルトゥルって音じゃねえな?
これは要するに、相手側の電話に繋がろうとしてる音で、それが聞こえるってことは相手が近くにいるってことで。
俺が電話しようとしてる相手は、フォーリナーの、マスターで……!!!

「セイバー!」
「だから言ったんだ!!!」

何かが、夜の闇を切り裂いて、飛んでくるッ!!!


直下、飛んできたもの。5以上で炎、4以下でギロチン
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/24(水) 23:43:54.91 ID:CKJDlYmtO
768 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/24(水) 23:51:50.89 ID:Wdpm+V4s0
1:ギロチン

【というわけで、対狂降戦開始しますというところで今夜はここまで、おつかれさまでした】

【続きは明日の同じくらいに】


【雑談】


『いやあ、誤爆って思ったより肝が冷えますね。全身の血の気がザっと引くのはああいう感じなんですね、参考になりました』

『申し訳ないついでに宣伝しておきましょう。今夜の誤爆先です。ワイバーンさんのスレですね ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1611133269/

『AAの使い方がお上手で動きがあり、物語全体を盛り上げています。今回で全陣営揃って物語がドンドン動き出しそうな予感ですね、応援しましょう』

『まあ、実は>>1 が過去に作ったデータがいたりするのですがね。誤爆の恥ずかしさが消えたら私も応援しに行きます』


【雑談終わり】
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/24(水) 23:54:57.87 ID:LMLfpXaw0

向こうのセイバーも鬼滅の刃なのはなんか面白い
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/24(水) 23:56:40.83 ID:CKJDlYmtO
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 05:35:38.35 ID:Wjfzuc4Co
向こうのアサシンもたぶんここで候補だったやつかな?
772 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/25(木) 22:29:27.21 ID:ladACOC90
【22:40頃から再開しますね】
773 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/25(木) 22:40:59.67 ID:ladACOC90
【再開】

音すら切り裂いてんのか、というスピードで飛んでくる鉄の塊。狙いは俺の首。セイバーが刀で弾き飛ばす。
こんな戦いになってから嫌というほど感じてきた死の恐怖に全身から汗が出る。
木陰に隠れるが、俺に向けられる指を、どこかで感じていた。

「【徳なき恐怖は忌まわしく、恐怖なき徳は無力である】」

沈むような声と共に、俺の頭上へ拘束具が現れ、ギロチンがまるで俺を見つけたかのように木をすり抜けてやってくる。
セイバーが力任せに叩きつけ、なんとか拘束具が外れ、寸でのとこで身をよじる。
俺の首があった場所をギロチンが通り抜けていき、息が詰まった。

ギロチンが放たれた方向で蒼い炎が、嗤っている。

「"哀れ、哀れ、と言うものは言え、だが、良きほうが勝ちまさりますよう"」

歌うように、踊るように、前に会った時よりもよりその目は蒼く燃え。

「見るな、マスター。アイツ、さらに深く堕ちている」

セイバーの背中の向こうで、その蒼い炎の残像が揺らめいている。


直下、戦況

1:セイバー拘束
23456:蒼い炎、優勢
78:なんとか防ぐ
9:バーサーカーへ
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 22:43:36.69 ID:NzTqrhVb0
勝てるかバカ!
775 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/25(木) 23:04:57.54 ID:ladACOC90
9:最優は伊達じゃない

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マスターを背の箱へ隠し、先ほど"視た"ものを思い出す。
ギロチンの連打と蒼い炎に紛れてはいたが、拘束されたマスターの頭上に浮かんだ"印"。

それはバーサーカーの指が向けられたときに起こった。考え事の苦手なセイバーだが、ことこの戦場において何故か頭は異様に冴えている。
蒼い炎に対する無意識の抵抗、あるいは今背に負うマスターに、若干の同族意識を覚え始めた故か。

何者でもない自分だが、剣は作れた。だが、それだけだった。俺は、ずっと、何かを作りたかった。
だが、それはどうにも遠く、求めれば求めるほど去っていき。言葉にできないもどかしさを抱えたまま俺は果てた。
誰だってそうなのかもしれない。ただ何者かになりたくて、俺の場合はそれが剣だっただけで。

例え千の剣を作り、東征に役立てようと、かつて大蛇を斬り落とした神剣を作り、天を照らした鏡には及ばない。
俺は、どう足掻いても、その神剣を作ったモノには届かない。

だから、呼ばれてこの方ずっと目の前で阿呆面を晒している自分の主が、届かぬものを何と気づかぬまま追おうとしているあの馬鹿が。
どうにも、見捨てられないのかもしれない。
776 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/25(木) 23:05:23.67 ID:ladACOC90
「……そうか!」

蒼い炎の影に隠れた痩身のバーサーカー。その指は、自分へ向けられている。
フォーリナーの剣から放たれる炎は、その艶めかしい体の動きと、絶えず呟かれる言葉は、思考を蝕む。
だが、視る。一心に、視る。炎を見つめ、鉄を見つめて鍛えられたその目で、バーサーカーの指を。

バーサーカーの口元が動いた。

「【徳なき恐怖は忌まわしく──
「そこだッ!!!」

言い終えるまでの一瞬。蒼い炎の隙を突き、セイバーがバーサーカーへ殺到する。
その首を刃が狙うことはない。

「バーサーカー! お前の宝具はあの刃じゃない! お前の宝具は」

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 /   ⌒∨ ̄\__フ    , .: ⌒: :. ⌒ r――=一\ ` - /⌒=-  /_/_//ニニ |ニニ
       , , ;' ;/   /⌒\';'; ';';';';ノ⌒) ';'; ( ∧   |:\___  -=/_/ニニニ=|ニニ
   _, ; ; ; , ; (__,/ , ; ; ;; ,, , , ;; , ,, .. : : : ::, ) ∧ .|::::::::::::::| ̄'〈 ̄ ̄ ̄ニニニニ.八ニニ
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    _/, ,; , ; ;; ; ;――=, ; ;; , . :: :: : .: :: : :./_.八:::::::乂, ,; ;; ,\__\, , ;; ; , ; ; ; ; ;,\
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「その指だなッ!!!」


【徳なき恐怖は忌まわしく、恐怖なき徳は無力である(ルソー・オブ・ブラッディハンド)】

ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:? 最大捕捉:1人

 史上初にして史上最悪といわれる「恐怖政治」の具現。
 この宝具は、バーサーカーを“正義の執行者”、攻撃対象を“断罪されるべき者”と定義する。
 反撃や防御、逃亡は可能だが、バーサーカーの攻撃――正義の執行を拒否する事は許されない。
 狂化の影響と相まって、水や音、有形・無形に関わらずあらゆる物をギロチンの対象として
 『粛清せよ正義の柱(ボワ・ド・ジャスティス/ラ=モール)』による処断の施行が可能となる。


直下、戦況

12:バーサーカウンター
345:フォーリナーの妨害
678:バーサーカー、一時宝具封印
9:バーサーカー、消滅判定
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 23:08:33.43 ID:NzTqrhVb0
えい
778 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/25(木) 23:26:10.08 ID:ladACOC90
3:フォーリナー妨害

しかし、その剣閃は蒼い炎に絡め取られた。
剣を通じてすら感じる異形の魔力と熱。燃えているのに酷く冷たく、湿った腕で触られたような嫌悪感が全身を包む。
思わず軌道を変え、矢鱈滅法に蒼い炎を振り落とす。バーサーカーはその隙に距離を取り、冷たい目でその攻防を見つめていた。

セイバーが息を整え、改めて蒼い炎を"視る"

「フォーリナー」
「なんだ? セイバー」
「お前のその炎、それは一体なんだ?」

セイバーの問いにフォーリナーは少し考え、そして答えた。

「私だな。そして運命であり命だ。炎は流転し、命も同様に揺らめく」
「運命?」
「そうだ、運命だ。私はデメーテルにより、それを知った。人は運命に翻弄されるものであり、私はそれを寿ぐもの」

笑いながらフォーリナーは炎を射出していく。怖気のするそれをいなし、その本質を捕えようと視続ける。
揺らめくその炎は、かつて自分が鉄火場で見たそれとは違う。その違和感に、セイバーはようやく思い至った。

「いつかは消えるもの、いつかは呑まれるもの、だが、それ故にそれは素晴らしい。だから私はそれを書く、それが私の信仰!」
「ならお前は、その終わりがどれほど苦痛に満ちていても、どれほど空虚に消えていても、喜ぶのか?」
「勿論! それが至ったものだからな! だから、それを否定することは許さない! 悲劇を慰めることは! 喜劇を嘲弄することは!」

そこまでを聞き届け、セイバーは頷いた。

「分かった、お前と俺は相容れない」                    ギア
「……だろうな、理解できるとは端から思ってもねえよ。じゃあ、一段、狂気をあげていく、【赫奕たる秋宵の剣(ブレード・オブ・コルヴァズ)】!」


 ◆『赫奕たる秋宵の剣(ブレード・オブ・コルヴァズ)』
  ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1〜10

  炎の精の炎で鍛え、刃の中に炎の精を封じ込めた片刃の剣。及びそれを利用した炎の武器。
  触れるもの全てを燃やし、燃えないものであろうともダメージを与えることが可能。
  この炎は世界の理に従わないものであるためこの世界の道具、方法での消失は不可能であり
  一度着火すればこの宝具による切断、断絶、あるいはこの宝具と同じ理による消火のみを以て可能。

  【以下、秘匿情報アリ】


「さあ、"人間どもを、虚しい勇気に駆りたてるもとは───、なりふり構わぬ狂乱の心"!」


直下、戦況

1:セイバー、致命
2345:蒼い狂気が降り注ぐ
678:セイバーのマジレス
9:何かに至りそうな
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 23:28:53.13 ID:IIO5UA5yO
たのむ
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 23:29:19.48 ID:NzTqrhVb0
すっげえヤバそうなやつじゃ〜ん!
781 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/25(木) 23:40:44.15 ID:ladACOC90
3:蒼い炎が降り注ぎ、ついでにギロチンも降ってくる

剣を中心に、炎は蒼く揺らめく。月光に照らされた火柱は処女の柔らかな髪のように、あるいは醜悪な海生生物の触腕のように。
清廉でありながらあまりにも冒涜的。その動き自体が一種の魔術志向とでも思わせるようなパターンを描き、セイバーに降り掛かる。

「ッ!」

なんとか直撃こそ免れているが、セイバーの動きは炎を防ぐだけで精一杯。そしてその炎は触れると同時に先ほどと同様、尋常ではない狂気を流し込まれていく。
サーヴァントの身であっても、一撃、一撃ごとに精神の摩耗を強いられる。

「……それだけじゃないな、この領域そのものが、かなりの被害を、受けている」
「よそ見してる場合じゃねえぞ! さあ、足掻け! 足掻け! そうしたって海神が味方しなきゃ海の藻屑だが!」

炎は延焼することこそないが、一度着火した場所では消えることもなくただ揺らめいている。
最初からそこに存在したというように、揺らめくセイバーの姿を鑑賞し、嗤うように。セイバーとフォーリナーの戦いは炎に彩られた闘技場の様相を。

いや、それどころではない。

「【徳なき恐怖は忌まわしく、恐怖なき徳は無力である】」
「上かッ!」

バーサーカーが援護するように放つギロチンの雨。宝具の発動を阻もうとすればフォーリナーの炎が迫る。
今はもはや、可能な限り足を動かし続け、この処刑場で踊る以外には許されない。


直下、戦況

12:セイバー、敗北
3456:蒼い炎
78:炎を切る刀
9:問答
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 23:41:34.20 ID:Te2MKQQ2o
小生やだ!
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 23:42:50.18 ID:NzTqrhVb0
終わった……
784 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/25(木) 23:44:51.16 ID:ladACOC90
0:特殊判定

               ___
                ´......................≧ 、
            /...........................((::::::))
           /.......≦  ̄ ̄ ̄ ̄   丶
         ...........<             ∨/
        〃............./  ̄\         ∨/
          ................/  -  ∨/   l   _ lV
       l............./丶―‐ ミ V// ノ l / ̄`|..∨
       |............l   \ O \"  r  __ l.../
       l........../      ̄ "ノ   K оノ |/
       r ⌒ヽ      ̄      l丶 ̄´ l、
       l /≧          丶 ノ       l
      ∧丶 ∧        __    ‖
      /∧   ∧    (  (/////) l ‖/
           ―∧        ニニ    ′
            _l              イ
      __/丶|  丶         /l丶
___/--∧  \       ――   |--\
=====------∧   \         l\--丶―‐ 、
=========---∧    \       / /---- l====\____
===========--∧     \   /   /-----|============== 7
========------∧       /    /======|==============/

直下

123:セイバー負けるし領地も燃える
456:おっと怪物出現
789:助っ人参上
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 23:45:41.85 ID:cTMxcXEKo
どうなる
786 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/26(金) 00:04:21.38 ID:ACqz9+AZ0
5:怪物出現

炎と恐怖が徐々にセイバーを追い詰めていく。
熱と刃、自らが得意としたもので構築された監獄の中で、徐々に視界が滲んでいく。

「……かなり、マズいか? これは」
「ははは、仕方がないさセイバー! お前はそもそも戦士じゃない、それもまた仕方のないことさ!」

ついに、脚が止まる。死ぬその一瞬まで演じ続け、踊り続けたとある役者のように。
セイバーの足がもつれ、そこへ裁きの刃が降り落ちる。その罪は何とするべきか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

……セイバーが完全にやられちまってる。
今までもかなり厳しい戦いだったが、今回は別格にヤベえってことが俺にも分かる。
セイバーの剣を伝わって、俺にもあの炎のヤバさは伝わっている。むしろ、よくやった方だと思う。

だから、倒れたとき、思わず、もういいんじゃねえか、と言いそうになった。
俺みたいなクズをよくここまで戦わせてくれたよ、とか、もう十分戦ったぜ、とか。
そういうことを言いそうになった。……でも、俺はやっぱりクズで、どうしようもないらしい。

まだ、俺はやってねえ、すげえ奴になれてねえ。
聖杯で叶えるんじゃねえ、もし、もしこんな俺と、セイバーが勝ち残れたら。
それだけで俺は、すげえ奴なんだ。他の誰が知ってなくても、それでいいんだ。

俺は、すげえ奴になりてえんだ。俺は、このままでいたくねえんだ。

だから。脚はぶるぶる震えてるけど。セイバーが、俺より先に折れるのは、ダメだろ。

「セイバー! ふざけてんじゃねえぞッ! 立てよッ! この鍛冶バカ!」

まあ、そんな声は届くわけもない。気合だけで変わるなら、俺の人生、もうちょっといいことがあってもよかった。
でも、でも、例えセイバーが立ち上がらなくても、ここで声を上げたことは、いいんじゃねえかな。
787 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/26(金) 00:05:45.42 ID:ACqz9+AZ0

半分諦めた俺の目に、倒れそうになってるセイバーと。

「……は?」

                          __ ,‐、
                         ヾ、 \ \、        _
                           \ \ \-、    くヽヽ 、_
                             i ̄ ̄/゙゙゙゙゙゙゙ヽ  `ヽ、ヽ、 ` ヽ 、__
       ,,-‐‐‐‐‐、,,-ー'''''''''ヾ-、_       ,,,7 ̄7''''''ヽ/_____j__ `ヽ/  o o、
      /i    i ̄ ̄ヽ、 \   /_,,-‐、‐‐‐、--、ー 、  i─ヽ'ヽ''''ヽ'''ヽ ヽヽゝ'__ヾヽ ゙\、__
     / .i   j     __── /、 ヽ ヽ ヽ_ヽ_ヽ__ヽ i   ゝ‐.j─j─i─i''''i  \ヽヽ-、、二/
     i  i   i    /ヽ\ /、ヽ/iヽ j ̄ヽ  ヽ ヽ i ̄ヽ  i  i  i  i l lヽ  l  i i ヽヽ\__  ,,,,
     i  i   i    / .j /   / j  j  j j j j j i--/   i_i__i_i_i_i/  i  i i i i .i ヽ\ヾヽ、
     i   i   i   /  / /  /ヽ j  .i   i i i i i iーーi  i         i   i_i i .i i i  i i\ヽ j
     ヽ  二二j--く_/ / /  i  i二二i二i ̄i ̄j-/  /ヽ_/ ̄ ̄ ̄/  //‐‐‐''''''\j  j j j \ゝ
     / ̄ ̄    /    / /ヽ__/  \  ヽ i  i  i   / \     / / /  /ヽーー、,,,i  i i .i .i iヽ
    /      /   / /   /    \ j j  j j''''''''‐‐' ̄''二二iニニニj-- 、__/  ヽ i   //ヽj j i .i
    i      /   / /──/   /二二二'''''''''二j   oニoニ二,,,,,,,-'''    j二二二/ / ヽ  ヽi .i
    i    /   / /   /i'''''''''''´ ,,‐'/,,,,i_/__j              oニoニ二/、 \   ヽ  / /
    i__/  / /   // j   ∠∠/                            `ヽ_,,,,-‐j__
    /i   ヽ‐'´ /   /ヾゞ j'                                    oニoニ/  /
   i i  _ゝ''´  /ゞ  i二il                                      ̄ヽ  ̄ヽ
   ヽi ̄´  _ゝ/ゞ   i二.jl                                        \ ヽ/
     `'''''' ̄   iゞ    i二.jl                                          ヽニニ
           jゞ   ゝi二jl                                           ヽ‐
           ヽゞ二二ゝ</                                            ゙
            ヽ-ーーー''´

「GAaaaaaaaaaaaaaaa!!!」

デカい影。あれ、このフォルム、何か見たことあるぞ? というか脳味噌が混乱してよく分かんねえ。説明は?

その影は炎から隠れるように姿を消して、セイバーを思いっきり、跳ね上げて。

『は?』
「は?」

俺とセイバーが、思わずユニゾンした。
今何がいたの? 俺が分かる限りではさ? 今いたのって。

「怪獣?」

どうなってんの? これ?


直下、状況

123:普通にセイバー倒しに来てます
456:漁夫の利狙おうとしたら怪物が勝手に動いた
789:隙をついて降狂倒す作戦ですよ勿論
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 00:07:18.81 ID:+INSTlnKO
ぬっ
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 00:07:45.39 ID:IK9LYT/F0
これは
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 00:07:53.59 ID:ye9AKSVqo
オワタ
791 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/02/26(金) 00:09:58.01 ID:ACqz9+AZ0
1:ふっつーにセイバーを倒しに来てますよ

【というわけで今夜はここまで、次回は多分撤退判定かな。ついにボコボコにされましたね】

【次回は日曜日の同じくらいに、お疲れさまでした】
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 00:10:11.74 ID:IK9LYT/F0
最低値出した後に最高値が続いてて駄目だわ
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 00:11:41.87 ID:IK9LYT/F0
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 18:49:04.48 ID:R8ibeq/sO

まあボコられたって言っても実質1VS3だしシステム戦闘だとしても負けてたと思うよ
795 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2021/02/28(日) 16:09:19.31 ID:DNKDZdwxO
【早めのご連絡:今日は遅くなるのでお休みです。再開はちょっと長くなりますが、火曜日に】
796 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/02(火) 22:28:23.33 ID:LBSG8MmT0
【22:45分ごろに再開しますね】
797 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/02(火) 22:46:56.12 ID:LBSG8MmT0
【再開】

突然現れた怪獣にその場の全員が固まっている。
そのパニックの中で閃いた、もしかして援軍かな? という期待は。

「マスター、こいつ、俺を食う気だ!」

というセイバーの叫びで露に消えた。少なくともこの怪物は俺たちを狙ってきている。
つまりは漁夫の利狙いの第三陣営だ。で、セイバーは空中に跳ね上げられて、流石に飛ぶことはできないから……。

「あれ!? 詰みか!? どうにかできねえのかセイバー!」
「無茶を言うな! できるとしたら、令呪を使って逃走か、あとは……」
「あとは!?」
「俺の宝具、マスターの入ってるそれを展開して、この怪物ごと内部に放り込む!」

そんなことができんのか!? あの箱大分小さかったが!?

「どっちみち令呪を切ることにはなるだろう! だから!」

……! わーた、わーたよ!

「俺が決めろってんだろッ!!!」
「そうだ! 頼む!」


戦法安価、22:52まで先に二票。22:57までに集まらなかった場合は集まった分、もしくはランダムで

1:令呪を切って逃走(使用数:ランダム)
2:令呪を切って宝具で隔離(使用数:一画)
3:自由安価
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 22:48:01.41 ID:9GopgF5fo
1
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 22:49:00.66 ID:l7jqhHZho
1
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 22:49:53.11 ID:fkvkZHxK0
1
まともにやったら絶対に死ぬし
801 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/02(火) 22:54:57.66 ID:LBSG8MmT0
1:令呪を切って逃走

「早く!」
「急かすんじゃねえよ!」

……もし仮にこっちに引き込んだとしてだ。もしそれで勝てたとしてだ。
そのあとにまだあのフォーリナーとバーサーカーを切り抜ける必要がある。

それはかなり不利だ。というかセイバーじゃ絶対にスタミナ切れで負ける。

それに、だ。こっちに引き込んだ場合、まず真っ先に俺が狙われる。今までの奴らならセイバーでなんとか守れたかもだが、今回は図体が違いすぎる。
ならまあ、選択は1つしかねえ、なあに、慣れた手だ。俺はそうやってきたからな、いつだって躊躇わずに逃げたから生き残ってきたんだ。

「逃げるぞ! セイバー!」
「……了解! それをお前が決めたのならな、マスター!」

……だけど、少しだけ、ほんの少しだけ。

「悔しいなあ」
「……ああ」

直下、令呪使用判定。5以上で一画消費し逃走、4以下で二画消費
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 22:57:52.76 ID:Dyjyivbdo
803 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/02(火) 23:02:43.09 ID:LBSG8MmT0
6:一画消費

で。

「どうすりゃいいんだ!?」
「……あっ! そこからか! ホントにそういうとこだな! とりあえず念じろ!」
「よく分からんが! こんな感じか! 【どっかに逃げるぞ!】」

全身が熱くなる。というかいてえ! 小さい棘が突き刺さるような感覚。
血管の中に新しい管を通されるような違和感。それが全身に回り、手の甲の痣が光った。

瞬間、世界がぐるりと回る。


【戦闘から逃走しました】


直下、このあと残った陣営どうするの。

123:解散するし一部は居座る
456:解散
789:戦闘開始
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:03:41.05 ID:9GopgF5fo
争え…もっと争え
805 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/02(火) 23:07:25.23 ID:LBSG8MmT0
5:解散です解散

【夜行動を終了します……】


直下、他陣営判定の前に、ライダー宝具使えないはずでは問題

123:普通に回復しました
456:キャスターのスキルで無理やり動かしました
789:令呪一画消費して動かしてました
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:08:16.78 ID:a/W2LhszO
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:08:24.07 ID:fkvkZHxK0
現地解散するな
808 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/02(火) 23:11:32.98 ID:LBSG8MmT0
8:令呪一画消費し復活させてました

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「必要な対価でした」
「ありがとうございます! きっとあの子も喜んでいます!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


直下、他陣営描写

123:魔
456:騎
789:槍
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:12:49.19 ID:XurMXI5uo
ウェ
810 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/02(火) 23:20:59.26 ID:LBSG8MmT0
9:槍

鎮守の森にて戦闘が行われていたのとタイミングを前後して。

「マスター、とりあえずセイバー陣営がマスターの敵じゃねえのはいいとしてさあ」
「あー、そのあとは分かるぜランサー。俺は考えるようになったからな。「誰が敵か分かんねえじゃん」だろ?」
「おお! その通りだ! 今んとこよお、戦っちゃいるけどそこは全く分かんねえもんな」

ランサーの指摘に伝次が唇を曲げる。

「それなんだよなあ、何でか話が出てこねえ。どうもこのあたりで人殺しが起こってるってのは確実なんだが」
「どいつが犯人か分かんねえんだもんな」
「まあ、全員ぶっ飛ばせば確実にその内誰かは犯人だからそれが一番面倒くさくなくていいんだけどよ」
「俺もその方が楽だけど、それじゃあ頭使わねえもんな!」
「……うーむ、どうすっか」

直下

123:まあいいや、ぶつかった奴ぶっ飛ばそう
456:今んとこ戦ってないヤツを探すか
789:とりあえずセイバー陣営を頼ってみるか
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:21:35.51 ID:Dyjyivbdo
ひょ
812 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/02(火) 23:38:08.23 ID:LBSG8MmT0
1:バカ!

「……まあいいか、とりあえず出会った奴ぶっ飛ばせば誰かが犯人だろ」
「……そうだな!」
「ランサーも強くなるしな」
「そうだな!」

ワッハッハと何も考えていない二人が夜の街を行く。
目の前にあるものは、とりあえずぶっ飛ばそうと、そんな物騒なことを言いながら。

【他陣営の描写を終了します……】



【六日目・朝】

……昨日の夜は中々ハードだったな。

「セイバー、大丈夫か?」
「ああ、だがフォーリナーの傷は厄介だな。完全に治すことは難しそうだ」

あの蒼い炎に付けられた火傷の跡は確かに残ったままだ。

「とりあえずバーサーカーの宝具が分かっただけでもそれなりの収穫と考えていいんじゃないだろうか」
「そうか? 俺としてはかなりアレだったな、って感じだけどよ」
「仕方がない、流石に三騎にも攻められたらな。改めて考えると他の陣営から敵意を向けられてるのはかなり厳しいな」

そこなんだよな……。少なくともフォーリナーとバーサーカーは組んでるし、キャスターもこっちが倒した手前味方になるとは思えねえ。
昨日のあの怪物は分からんけど、消去法で言えばライダーだし、ランサーは完璧に敵視されてる。
完璧に囲まれてる状態だ。どうしようもなさすぎて、ついついどうにもならねえことを愚痴っちまう。

「あのときアーチャー味方にしときゃ良かったか?」
「終わった話を蒸し返すのはあんまり良くないと思うぞ。俺も刀を打つときはなるべくそういうことを考えないようにしてる。今目の前にあるものに向き合うべきだ」
「……まあ、そりゃそうだけどなあ。……今やれることか」

できることって言えばまあ、他の陣営の場所を探ったり、あとは昨日のことを整理してなんか情報がねえかを考えたり、くらいか?
……あの森にまだいるんじゃねえだろうな? 有り得はするだろうけど。


直下、何をしますか? 【六日目・朝】

1:コミュ (対象:セイバー/フォーリナー陣営)
2:街で情報収集 (ランダム)
3:情報整理
4:拠点へ帰還
5:自由安価
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:45:06.67 ID:fkvkZHxK0
3
814 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/02(火) 23:54:40.01 ID:LBSG8MmT0
3:情報整理

……とりあえず、昨日会った奴を整理していくか?

「一番厄介だと思うのは誰だ?」
「俺の意見なら間違いなくフォーリナーだ。上手く説明はできないが、あの宝具はかなりヤバく見える」
「やっぱ、そんなにヤバいか」
「間違いなく。……フォーリナー自体があの炎に呑まれていっている気もするんだよ」

そりゃあなあ、俺が見ても何か、俺が俺じゃなくなるような、そんななんっつうのか、ズレた感じがした。

「バーサーカーはどうだ? 俺としてはアイツに首を吹っ飛ばされる方がヤバいと思うんだが」
「うーん、宝具の特性は分かったが、確かにアーチャーのマスターみたいな虚を突かれた行動を取られるとマズいよな」
「だよなあ」
「ただ、そこまで神秘を持った相手じゃない。宝具から考えてもおそらく近代の英霊だ。だから、懐に入りさえすれば俺でもイケるとは思う」

なるほどな、名前が分かれば対処のしようがあるかもしれねえが。

「あとはあの怪物だな」
「消去法で言えばライダーなんだろうが……、キャスターの可能性もあると俺は考えてる」
「理由を聞いてもいいか?」
「キャスターはドラキュラに変化する宝具を持っていた、つまりはそういった怪物の類を操ることもあるかと思ったんだ」

確かにそれもそうか。だけど、あの怪物はそういう怪物っていうよりもどっちかっつうと……。


直下、どの情報について整理するか

1:フォーリナーの宝具
2:バーサーカーの真名(判定有)
3:怪物の正体(判定有)
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 00:01:40.56 ID:kch6RiBgo
1
816 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/03(水) 00:03:11.13 ID:BScWokB10
1:フォーリナーの宝具秘匿部分について

【というわけで今夜はここまで、おつかれさまでした】

【全陣営令呪が削れましたね。次回は木曜日の同じくらいに】
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 00:43:56.83 ID:J0RqJgd70
おつ
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 00:12:55.24 ID:n1dmXfTB0
819 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/04(木) 22:29:16.21 ID:hZRWPpGJ0
【22:40ごろから再開しますね】

【たまには時世に乗るかとウマ、始めました】
820 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/04(木) 22:42:03.06 ID:hZRWPpGJ0
【再開】

1:フォーリナーの宝具

一番安牌から確認しとくか。セイバーの見立てなら間違っちゃいねえだろ。

「フォーリナーの宝具、お前にはどう見えたんだよ」
「……さっきは炎に呑まれていく、と表現したが、何というんだろうな、霊基が徐々に浸食されている印象があった」
「ってーと、アレか、乗っ取られてるってことか?」
「それが近いのかな。おそらくフォーリナーはかなり強い自我で抑え込んでいるんだが……」

分からねえが、ストレス溜め込んで爆発寸前みたいな奴か? いや、ちょっと違うな?

「そうだな、爆発寸前ってのは間違いないと思うけど」
「……は?」
「フォーリナーは徐々に炎へ霊基を奪われている。自分を薪にしているようなものだ。おそらくはあの宝具だろうが。一番最初に会った時よりそれは加速していた」

 ◆正気喪失 A
  邪神より滲み出た狂気は、人間の脆い常識と道徳心をいとも容易く崩壊させる。

「……燃料をボンボン放り込んでるわけか」
「そういうことだな、そして最終的に全部を燃やして現れる炎が、フォーリナーの接続した何か、あの因果を超えた蒼い火の本体なんじゃないかと」
「……あの蒼い炎って、やっぱヤバいもんなの?」
「俺の勘が正しければ、世界の法則が崩れる。……もっとも、その前にフォーリナーの霊基が耐えられそうにないから、おそらくは」

そこでセイバーは言葉を止める。俺をじっと見て、震え始めた肩に目線を向ける。
要するに、これ以上話すと、俺のビビりが酷くなりそうってわけだ。クソ真面目な奴め。今更じゃねえか。

「言えよ」
「……この街が吹き飛ぶ」


 ◆『赫奕たる秋宵の剣(ブレード・オブ・コルヴァズ)』

          . :./( : : . . /: :                                      : :乂: : \:\
        . : : ':i:i:し): :/: :                                            : : :\:ヽ: : :.
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         . :/:i:i:i:i:ノ: :                                                 : : 〉:i:i:i:. : : .
         :/:i:i:i:ノ: : '                                                 : :\ヘ:i:i:i:. : : .
      . :/:i/^´:_: :                                                   : }\:i:i:i. : : :.
     .::/:i/ : /: :^                                                    : :ヾ: ハi:.: : :.
     ,:i:i/: :./: :                                                      : : : :_: 〉:i. : .
    . :/:i:i' : /: :                                                          : :ゞ⌒ヽi: : :
   . :.':i:i:{: /: :                                                        ゞ': : : i:. : :
   . :|:i:i:i:/: :                            _                             : :: |i: :
   : :i:i:i/: :                            .: : : : : :.                             : : :||: :
   : :|:i:iし): :                              : : :○.: : :                                 : :||: :
   : :ヽ/: :  : :                         、: : : : ノ                            .:(: :||: :
    : : : : : : 人: :                          `¨¨´                           : ノ:iN|: :
      : : : :/:i:i:i:i\ : :.                                                   : : {:i:i:i:i|: :
    : :}j: :.:しイ:i:i:i:i:i:;. : :.                                                  : : ヽ:i:i:i,: :
      : :   :|:i:i:i:ハ:i:i:. : :                                               : :    : : : }:i:/: :
      。 : :|:i:i:i{:i:V : : :                                            : :/(: :.  : : : /: :
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      : : 、:i:i:i:i:i:i:i\: : : _                                         : :.ノ': |:i:i:i,: : /: : : :
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        : : :\:i:i:i:i:i:i:i\): : .                                     . :⌒7:i:i:i:しヘ: :': : : : /

  ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1〜10

  炎の精の炎で鍛え、刃の中に炎の精を封じ込めた片刃の剣。及びそれを利用した炎の武器。
  触れるもの全てを燃やし、燃えないものであろうともダメージを与えることが可能。
  この炎は世界の理に従わないものであるためこの世界の道具、方法での消失は不可能であり
  一度着火すればこの宝具による切断、断絶、あるいはこの宝具と同じ理による消火のみを以て可能。

  ただし、使用すれば使用するほど前述の正気喪失スキルが進行する。
  スキルが最終段階まで進んだ場合、フォーリナーは炎に包まれ周囲数百mを巻き込んで消失する。
  それは抗えない運命であり、どのような方法であっても回避は不可能。
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:47:27.65 ID:6Az/7oh90
えええどないすんねんこんな奴
822 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/04(木) 22:53:36.41 ID:hZRWPpGJ0
「こここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
「……だから話さないでおこうかと思ったんだが」

……ほら、全身が震え始めた。

「こここここここここここここここここここここここここここここここここここここここ」
「落ち着け、マスター、まだ、まだ多分大丈夫だ」
「この街が、吹き飛ぶ!?」
「ああ」

それは解決できる奴いるのか!? なあ、セイバーよお!?

「分からん。少なくとも、今の俺じゃムリだ」
「ならいつのお前なら出来んだ!?」
「分からん。……俺がもっと優れた鍛冶師なら、十束剣を造った先祖なら、あるいは……」
「何で先祖なんだよ! お前ができねえと意味ねえだろうが!」
「……すまない」

うなだれるセイバー。あの夢を思い出す、ちげえだろうよ、お前はバカでクソ真面目だけどよ。
……何にせよ、ど、どうにかしねえと、とりあえず、考えられる方法は。

「ば、爆発する前に潰すしかねえよな」
「ああ、今の戦力で考えるとそれ以外にはない。残った陣営が対抗できるかもしれないが……」

……他の陣営と協力するしかねえのか? でも、今の俺らの状況はハッキリ言って周り全員が敵。
この状況で話し合いに持ち込んで、普通に協力してくれる奴なんて、いんのか……!?

頭を抱えた俺とセイバーを、うざってえほど爽やかな朝日が照らしていた。

【朝行動を終了します】


直下、他陣営行動判定

12:降
34:魔
56:狂
78:騎
9:槍
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:57:10.03 ID:YJUwNtPEo
どうにかしたいいしはある
824 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/04(木) 23:10:07.84 ID:hZRWPpGJ0
3:魔

洋館の地下にて、今朝もまた貧血のような顔のキャスターが資料を整理している。
色眼鏡の男が静かにその様子を眺め、やや勿体ぶって聞く。

「さて、ライダーの宝具を差し向けた結果はどうだったのかね?」
「確認できた限りではセイバーは令呪を使用し撤退、その後、流石にフォーリナー、バーサーカーとの戦闘は避けたいのでこちらも撤退、という判断のようですね」
「よろしい。これでセイバー陣営の手を一つ奪ったわけだ。まったく、あんなところにいつまでも居座られると困るからな」

にこにこと笑いながらコーヒーのカップを口元へ運ぶ。

「しかし、あの場所を占拠するには至りませんでしたね」
「確かに。だが、ライダーの宝具はいわば獣だ。一度敗北した相手を前に怯えんとも限らん。悪手ではなかったと私も考えるが?」
「……ま、僕も同意見ですよ」
「人を試すような真似は良くないぞ、キャスター」

余裕ありげに鼻を鳴らす自らのマスターに、キャスターは些細な違和感を覚える。
ついこの間まではすっかり苛立っていたというのに、この期に及んで余裕が生まれたのは一体どういうわけか。
さりげなく全身を観察し、違和感の理由を探ろうとして、それに行き当たった。

「……マスター、今朝の眼鏡は魔眼封じのそれではないのですね?」
「ああ、気付いたか。そうだとも、この2日ほど未来視の結果が現れなくてな」
「……現れない?」
「そうだ、行おうとしても何もないことが見えるのみ。だから唐突に発生する視覚異常も知れたものでね。今朝は思い切って気に入ったブランドのものを付けてみたわけだ」
「成程……?」

何かがキャスターの中で引っかかる。男の持つ未来視の魔眼は、気にも留めていない情報から多くのことを類察し、一つの結論を映像として投影するもの。
すなわち幻にも近い未来演算能力。それが出した結論が、"何もない"……? そのずれがたまらなくもどかしい。恐怖を専門とするキャスターにとって、その未知は、十分な蛍光色を見せていた。


直下、キャスター思考

123:辿り着けない
456:突然の敵襲で中断
789:フォーリナーの性質に気付く
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 23:11:56.40 ID:YJUwNtPEo
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 23:12:25.44 ID:6Az/7oh90
えい
827 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/04(木) 23:16:45.63 ID:hZRWPpGJ0
0:44じゃなくてよかったね!

              −、::::::::...
                \::::::::::ヽ
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      ....::::::::::::::.::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ヽ、
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 i      `、\::::::::::/  丶::::::∧、:::::::::::::::ノ:::::::i
 ヽ         ̄ ̄     \i  ` ̄ヽ::::::::::∧i
 ノ::丶 ノ        Y´ `イ        }:::::/
` −=::::::\      ヽ ノ       /i:/
   <::::/::::`丶、           , ::´(
    /::::::::::::::/::::`>::::::::::::::::::::::<i:く::::::::::>
  ./:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::○::::::::::::::}:::ヽ ̄
  >、:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::
..{_ヽ、:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::ヽ

直下

123:マスター作成のとき、爆発を要素に入れてましたよね
456:突然の未来視!
789:超軍師パワーが加わり
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 23:21:25.21 ID:6Az/7oh90
そーれ
829 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/04(木) 23:44:52.28 ID:hZRWPpGJ0
1:今です

壁に貼られた資料を見つめ、キャスターの思考が進んでいく。

(……何も見えないということは視点の主が存在していないということか? ならば、考えたくはないが、マスターの死というのは有り得る)

コーヒーを啜り、ゆっくりと息を吐く色眼鏡の男を横目に、少しだけ首を振った。

(いや、マスターの未来視は自分だけではなく、他者のものさえも把握する。情報があれば行動は推測できるからな。だが、それが全て何もない、ということになると……)

それが起こる理由に気づいたのか、キャスターの白い顔がさらに白くなる。改めて収集した資料を確認しながら可能性を考え続ける。

「マスター、その未来視の状況はいつからだ!」
「む? それは昨夜からだ。お前とショーの奴にライダーを差し向ける計画を聞き、そこでフォーリナー陣営とバーサーカー陣営がいるのを視ただろう」
「その後か?」
「……そういえばそうかもしれんな。だがキャスター、どうしてそんなことを?」

ようやくキャスターの顔色に気付いたのか、色眼鏡の男が怪訝な視線を向ける。
それに対する皮肉を言うこともできず、キャスターはさらに資料を読み込み、その異常な、這い寄るような恐怖の正体を探っていく。

(可能性としてはフォーリナーとバーサーカーを見たとき。そこで違和感があるならば、フォーリナーの狂気が加速していたことだ。……加速?)

キャスターの指が震えだし、いくつかの資料を引っ張り出す。緻密に描き込まれたそれらを繋げ、筋書きを考察していく。

(狂気と共にあの炎の動きが加速していた。ならば考えられるのは、サーヴァントの正常性を失うことで強化されていくということ)

(……古代ギリシアの神降しや東欧の人狼変化と似たようなものか? いや、神を降ろすにはサーヴァント一騎の霊基では足りない。……待て、待て、待て)

「……足りなくて、いいのか? マスター! フォーリナー、降臨者の定義は!?」
「く、詳しくはないが、少なくとも我々とは異なった大系を持つ者。それはおそらくこの世界の外の」
「……! つまり、フォーリナーの霊基を崩壊させることによる顕現! いや、それほどの規模にはならないか!? それはフォーリナーの意思か、いや、待て」
「ど、どうしたんだ、キャスター! 何に気付いた!?」

キャスターのプロットは、ストーリーの流れは、それらの要素を足し、最悪の展開へ転がり始める。
登場人物の過去を読み込み、起こったイベントを確認し、そのときどうなるかが読むように分かってしまう。
同時刻にセイバーが辿り着いた結論に、キャスターも同時に到達した。

「つまり、それは、巨大な爆発……!」

隠していた資料を引きずり出す。いざというとき、この同盟が破綻する可能性を考えマスターにも秘匿し制作していたプロファイリング。
すなわち、過去の戦争によって受けた疵により、"爆発、大規模な破壊に悦楽を覚える"、その精神性の情報。

それは、"狂気"と呼ぶにふさわしく。そして、狂気は──

『今です』
『逃げ、て、ください──!!!』


      `χλ  ◎(  ヽ         /.:. !   《       ./ ノ │
      .(   `ヾ λ  │         ゝ.::.┏___┓ イ┘::│
       /ヽ ノ刀 . ゝ ├−−→¬ ̄// ト  二   /│ <
      ..丶  `ヽ/´_ゝ  }         //  「 ヽ    / .│ V \_
       ノヽ       )/      .//   │\`┳´ . /│  V   ̄丶
       ヽ \__....ノ }      /./   │.  \_ノ  │ ヘ V
      γ( ヽ__ノ ノ      ノ..ノ__ │  ∧..:::::..∧ │ 》  >
     /  !゚\__ノ}      └−ー  >! .∨ ゝ::ノ ∨ //
   ノ  ( ヾ ..(    )        //  i   ノ::::::ヽ │\\
  ノ  (    ゞ.⌒Ψ⌒ /ヘ    //    i  !::::::::│ │ :.\\
  }         ̄ ̄イ/ }    く く      ゝ !:::::::::│/   / /
  ヽ         丿   ∧     \ \     ソ:::::::/   //
   ヽ       /      ヽ     \ \     ∨  //
    `ヽ── イ           \       丶 丶  ノ   //
 ━┳┳━━┳━━ ━┻ ━ ┳┳━ ┻    ━┻━

        ━┳┳━━┳━━━┻ ━ ┳┳━ ━┳━ ━┻┻━┻━
   :ヽ::\: : : : : :'''\:\ /::.;イ/|::.l| xwx      弋:乏っ|::.:|::.::.:|
   : : :\:\: : : : : : :ヽ;,:\///|::八      `′ xwx /」::.:l::.::.:|
   :、: : : \:\: : : : : : :''': :`しYヽト\  (二ヽ   /ア::.::ハ::.::.|
   : \: : : : \:〉 : : : : : : : : : : し'| }┐ト、__,. x≦-‐´::.::/∧::.:|
   : : : \: : : : : .、: : : : : : : : : : :└'J/    /ア:// ̄`ヽ、::}::i|
   :、: : : :\: : : :}:_: : : : : : : :\: : :\__  -/::.// }    l:∧八
   : :\: : : : ⌒Y: : : > 、: : : : : : Y : :と> 、l::.::l |/    |:/∧::.\
   : : : :〉: : : : : : \/: : : : \: : : :〈;: : :`ーと^ヽ::|/─- 、 /://∧:::.::.\
   : : :∧: : : : : : : 〈\ : : : : : : : : : \: : : : : \:| ̄`ヽ ∨////∧:.::.::.::.\
   : :/ : : : : : : : : : : : : Y^ー: : : : : : : :\ : \ ヾ    Y//////∧:.::.::.::.::.\
830 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/04(木) 23:48:42.65 ID:hZRWPpGJ0
どこかで誰かの声がするのをキャスターは聞いた気がした。
直後、地下室に水が満ちる。そして、その下に沈んだ気配、怪物の咢が迫る。

「な!? ライダーの、魔獣!?」
「逃げるぞ、マスター! ライダー陣営は既に僕たちを裏切った!」
「何だと!? な、何故だ!? 何故なのだ!?」
「情報交換を怠った僕のミスだ! いや、僕がここまでの情報を得ると知って動いた相手の勝ちか!?」

一瞬で沈む地下室の中で、キャスターは起死回生の策を模索する。だが、そう簡単に見つかることはなく。

「マスター、とにかく令呪でもなんでもいい! この場を逃げないと、伝えることすらできない!」


直下、キャスター陣営行動

12:絶望の水中戦開始
345678:令呪で脱出
9:キャスターのスキル使用
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 23:50:05.16 ID:6Az/7oh90
えい
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 23:50:14.71 ID:K19XoAPmo
そい
833 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/05(金) 00:01:58.64 ID:mPudsfPr0
6:令呪使用で脱出

「ええい、この状況、仕方あるまい! 令呪を用いて命じる! 『脱出せよ、キャスター』!」
「オーライ!」

怪物の咢が水中を掻く。獲物が消えたことを知り、沈黙した"それ"はどこか寂し気に高い唸り声を上げた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「何故、何故ですか、マスター! 何故、こんな、キャスターさんたちを……」
「……さすがに高い対魔力、一瞬言葉を通すので限界でしたか」
「答えてください!!!」

小さな体躯に怒り、いや、哀しみを讃え、ライダーはショーに問うた。
だが、その目は彼女を見ず、答えることもない。

「貴女は戦いを否定します、その一方で、教義から自害することもないでしょう。ですから、ここで大人しく貴女の友達と共に見ているといい」
「何を……」
「この街が爆ぜるところを」

ライダーの相貌が驚愕に見開かれる。ただ一心に、自らの主の顔を見る。
その虚ろな目に燃える蒼い光。朝日に照らされているその表情は暗い影に沈み。
蒼い炎だけが瞳孔の奥で怪しく、姦しく、蠢いていた。

「ライダー、私はね、異常者なんですよ」

【他陣営の描写を終了します……】


【というわけで今夜はここまで、おつかれさまでした】

【次回は多分日曜日の同じくらいに】
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 23:03:23.48 ID:hdW6R9470

ライダーは令呪使われて命令を聞かされたの?
835 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2021/03/07(日) 21:37:21.97 ID:l6CqC6H90
【早めに連絡。今日はお休み、明日やりますね】

>>834 そうですね。描写不足でした、申し訳ない】
836 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/08(月) 22:12:59.77 ID:SjuK5iIZ0
【22:45ごろに再開します】
837 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/08(月) 22:45:12.43 ID:SjuK5iIZ0
【再開】

……結局、何も思いつかないまま夕方になっちまった。
こんなことなら勉強しときゃ良かった。いや、違うような気もするが。

セイバーも辛気臭え面で鍛冶場に籠ったきりだしよ。……あんなんじゃマトモに打ててねえだろうに。


直下、何をしますか? 【六日目・昼】

1:コミュ (対象:セイバー/フォーリナー陣営)
2:街で情報収集 (ランダム)
3:情報整理
4:拠点へ帰還
5:自由安価
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 22:46:20.77 ID:SCx+yeLEO
1 セイバー
839 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/08(月) 22:52:24.32 ID:SjuK5iIZ0
1:セイバー

……チッ、しょぼくれてても仕方ねえ。
あの夢のこともある。……とにもかくにも、何か話しとく必要はあるだろ。
大体終わるくらいの時間を狙って声をかける。念話にも慣れたもんだ。

「おい、セイバー」
『……なんだ?』
「ちょっと面貸せ、話す必要があるんじゃねえかと思ってな、今は」
『……分かった』

素直、じゃねえな。純粋に俺の言うことが気にならねえくらい何か考えてんだろ。
姿を見せたセイバーは、予想通り何か難しい顔をしている。……ホント、分かりやすい奴だと思うよ。


直下、会話内容

1:夢の話
2:いい加減真名の話
3:対フォーリナーの作戦会議
4:自由安価
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 22:54:33.72 ID:BBoIQ0DRo
1
841 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/08(月) 23:20:43.53 ID:SjuK5iIZ0
1:夢の話

何か言ってやろうと思ったが、ごちゃごちゃ言うのは俺のキャラじゃねえし、上手いこと話せる自信もねえ。
なんで、とりあえず最初っから話してみる。

「実はな、夢を見た。お前の夢だ」
「……マスターはサーヴァントと繋がっている関係で夢が重なるという話はあるが、その類か?」
「理屈は分かんねえよ、でな、お前の夢っつったが、お前だけじゃねえ、お前と同じ名前を持ってるらしい全員の夢だ」

セイバーが露骨に驚いた。

「俺の、俺の名前の夢……」
「一番最初の奴は凄かったな、鏡と、剣か? 俺はよく知らねえけど、アレはヤバいと思ったね」
「……それはそうだ、その鏡はこの世界を照らす神の顔を写すために作られた。その剣は山をも崩す大蛇を斬り落とした」

そして、その表情が沈んでいる。……だーっ! クソがっ! そういう顔すんのは、俺の役目だ!

「だが、俺はまだそんなものを打てていない。あの御方が東征の際に打った剣も、それに届くようなものでは到底ない」
「別にいいじゃねえかよ! お前の剣、すげえぞ!」
「お前に何が分かる、マスター!!!」

セイバーが突然胸ぐらを掴んできた。あまりの剣幕に漏らしそうになる。
目の前に突きつけられた怒りに、ビビって、涙が滲んできて、心臓が破裂しそうになって。

思わず口がごめんなさいを言いそうになる。そうすればセイバーのことだ、俺を許すだろう。馬鹿真面目に謝ってくるかもしれねえ。
そうだ、いつもどおり、そうすりゃいいんだよ。わざわざこんな逆ギレ野郎構うことはねえんだ。

……でもよお。


「テメエが落ち込んでるのに、俺がはいそうですかって言えるかよお!」
「は」


言っちまった。もうダメだ、こうなりゃ自棄だ。この戦争に巻き込まれてから、ずっと俺はこんなんだ。

「俺はな、あの夢ん中でな、テメエの祖先のすげえのを見たさ! でもよお、確かにその光はすげえんだよ、でもよお!」

もう何を言ってるのかは分かんねえ、何か泣いててクソダセえ。

「俺はお前の背中の方が覚えてるぜ! 一番最初にあの鍛冶場で剣を打って、アーチャーに立ち向かったお前の背中!」
「それが」
「それがどうした!? ふざけんじゃねえや! 俺はどうしようもない人生だったから言わせてもらうけどよお!」

クソ、クソ、言いたかねえ、こんなこと。俺は何かすげえ奴になるのに、こんなことは言いたかねえんだが。

「お前の人生ってのはよお! お前の意地ってのはよお! お前だけのもんじゃねえのかよ! それがどんなにクソダサくってもよおッ!!!」


沈黙。

セイバーの顔から表情が消えた。殴られるか、それとももしかしたら真っ二つに切られるかもしれねえ。
言いたいことは言ったから満足だなんて思わねえ。俺はまだ死にたくねえ、なんで俺こんなこと言っちまったんだという焦りがまず来た。
今更になって全身が震える。涙が両目から溢れ出てくる。あんまりにもセイバーが真顔で俺を見てるんで、どうしようもない。

土下座か、それしかねえか。そろそろと中腰に移行しようとしたところで。


直下、セイバーの反応

123:沈黙したまま霊体化
456:真名判明
789:↑+無念無想へ至る
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 23:22:07.31 ID:P+Wci0RVo
なかなか良い展開!
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 23:23:17.64 ID:OkX4WkXo0
コンマで台無しに至る
844 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/08(月) 23:24:44.40 ID:SjuK5iIZ0
1:しかし霊体化である

セイバーの姿が消えた。……霊体化しやがった!?

その後、呼びかけてもセイバーは答えずに。夜が来るまで何も反応は返ってくることはなかった。
……ま、まあ、箱は置いてるからまさか自害したってことはねえと思うけど。……ねえよな?

【昼行動を終了します】


直下、他陣営行動判定

12:降
3:魔
45:狂
67:騎
89:槍
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 23:24:53.21 ID:rRPbqiSfO
ほい
846 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/08(月) 23:38:53.57 ID:SjuK5iIZ0
1:ふぉるふぉるふぉーりなー

薄暮の中で蒼い炎が舞う。
ゆらりゆらりと揺れる炎に、ライダーのマスター、ショーは恍惚として魅入っている。
いや、正確には炎を通じ何かを見ている。それが彼にしか見えない幻想であろうとも、恍惚としたその表情にはもはや一切の悩みはない。

蒼い炎に心を奪われているショーの表情を、痛々しくライダーが見つめ、哀し気に目を逸らす。
その肩に分厚い手が置かれた。

「つれえんなら、ちょっと離れとくか。フォーリナーの炎はあんまりよくねえからな」
「……フォーリナーのマスターさん、……ええ、ありがとうございます」
「まったく、こんなちっこいのに見せるもんじゃねえよ、フォーリナーも、お前んとこのマスターも」
「いえ、気にしないでください。……マスターの苦しみを理解できていなかった、私が、悪いんですから」

部屋を出たライダーの肩が僅かに震えているのを見て、巨漢がおたおたと狼狽する。

「いや、そんなことはねえよ、多分。その、上手く言えねえけど、まわりが悪かったんじゃねえかな」
「……そう思えれば楽なのでしょうけど」

ライダーのか細い声に合わせて、外から怪物の甲高い鳴き声が響く。

「……んまあ、どうしたもんかね。フォーリナーも、ライダーのマスターも、罪作りな奴だ」


直下、そういや降狂同盟は騎魔が崩れるまででしたけど…… 【状況的に】−1

1234:そのまま
56789:既に分かれてるよ
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 23:40:17.73 ID:OkX4WkXo0
そうれ
848 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/08(月) 23:48:04.59 ID:SjuK5iIZ0
2:仲良くいるよ

「仕方があるまい、フォーリナーはもう止められん」

その声に影からもう一人が応じる。

「おう、ジュノさん。やっぱりそうか? ……俺が早いとこ止めときゃ良かったんかなあ?」
「それも一つの可能性だが、起こったことを話しても仕方がない。かといって、この状況で協力が切れないもの確かだ」

表情を変えずに淡々と呟くジュノに、ライダーが反応した。

「止められない、……それはもしかして、フォーリナー自身も、でしょうか?」
「……それは何とも言えん。俺としては今フォーリナーと離れてバーサーカーを制御できるかと言えばどうだろう、ということだ」
「それは……、どういうことだい?」


直下、バーサーカー陣営が離れてない理由

123:バーサーカーがかなりフォーリナーの影響受けてるヤツ
456:ライダーが必要
789:純粋に戦力差
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 23:51:11.12 ID:OkX4WkXo0
ぬんっ
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 23:51:33.56 ID:vJGCHLtjO
851 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/09(火) 00:02:13.14 ID:upBqnKws0
2:バーサーカーがかなり依存しちゃってる

巨漢の問いにジュノが表情一つ変えずため息を吐く。

「バーサーカーは理性的であるがゆえにバーサーカーのクラスを選んでいる。それは説明したか?」
「おう、良くは分かんねえが、あんまり真面目過ぎておかしくなっちまったってことだよな?」
「大体はその解釈でいい。そう言った理性で支配された部分にフォーリナーの狂気が這入り込んだ」

ライダーと巨漢が同時に表情を歪める。

「……あんまり真面目過ぎてカルトに嵌っちまうやつか。たまにあるんだよな」
「逆に、フォーリナーの狂気を受けることでバーサーカーが安定してしまっているのでしょうか?」
「そうなる。……だから、今フォーリナーと離れることでバーサーカーの狂気がどうなるか、俺にも予想ができない。かといって俺も仕事だ、自害させるわけにもいかん」
「制御するためには現状のママが安全。……そちらにもそちらの事情があるでしょうしね」

無理やり自分を納得させるようにライダーは頷き。夜の闇が徐々に館の中に忍び寄ってくる。
蒼い炎の光だけが薄暗い邸内の中で反射し、夕焼けに対抗するかのように輝いている。
狂気が徐々に彼等を侵食するかのように。

【他陣営の行動描写を終了します……】



【というわけで今夜はここまで。お疲れさまでした】

【次回はおそらく水曜日の同じくらいに】
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 09:54:08.88 ID:a1SR9NKzO
おつん
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 10:22:29.70 ID:VBYteCLDo
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 10:29:50.71 ID:lIuFKq450

セイバーの言ってるのは八尺鏡と草薙剣かな?
855 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/10(水) 22:15:22.91 ID:B/Cbzgq+0
【22:45ごろに再開しますね】
856 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/10(水) 22:45:07.56 ID:B/Cbzgq+0
【再開】

【六日目・夜】

結局あの後セイバーは姿を見せなかった。何となくいる感覚はあるから、霊体化してるか、宝具の中で剣を鍛えているんだろう。
馬鹿正直が裏目に出たって感じだな。俺も人のことは言えねえが、いい加減この癖を止めても

……止めても? ……そんなこと、考えたことはあったっけかな?


直下、何をしますか? 【六日目・夜】

1:コミュ (対象:セイバー(判定有)/フォーリナー陣営)
2:街で情報収集 (ランダム)
3:情報整理
4:拠点へ帰還
5:自由安価
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 22:49:09.81 ID:yGoC+Uhno
3……いや2だな
858 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/10(水) 22:53:48.25 ID:B/Cbzgq+0
2:街で情報収集

「とりあえず動くぞ、何かあったらさすがに出て来てくれよ」

セイバーの残した箱を肩にかけてとりあえず今どういう状況になっているのかを確認する。
上手く捕まるといいが……。


直下、情報収集判定

1:遭遇
234:不穏な噂
5678:不穏な噂
9:遭遇
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 22:55:45.57 ID:813r1izho
860 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/03/10(水) 23:04:35.00 ID:B/Cbzgq+0
7:不穏な噂・良

街を歩き回ってると、なんとなく雰囲気が違うのが分かる。
ビビり故の本能みたいなもんだが、なんというのか、空気が違う。

今にも厄介ごとが起きそうな、それでいて逃げることは考えられねえ、みたいな。

そんな状況だからか、気になる噂が聞こえてきた。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「……湖の洋館、そういやそんな場所あったな」

この街の湖の端、そこにでけえ家があるのは知っていた。
そこには昔かっらの偉いさん一族が住んでるらしく、俺には縁のねえ話だと思っていたが。

「よく考えりゃ、魔術師ってのは長い家が多いらしいし考えられるよな」

そして、それに加えて気になるのが。

「最近、よく知らねえ奴が出入りしてたが、今朝くらいから見かけなくなったとか聞いたな……」

その家に知らねえ奴がいて、加えてそっから出てった。この状況だから気になるっちゃなる。
何にせよ、その湖の館、見に行くだけ見に行ってもいいかもしれねえな……。

直下、5以上で追加情報
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 23:05:44.76 ID:HCBnV2o/O
そい
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