高咲侑「同好会のみんなにアレが生えた?」

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402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 13:35:15.97 ID:JRVLPPAg0
侑「指がべとべと…。はむ…」チュパ

侑「…」チュプチュプ

侑「…」チュポ

侑(…変な味。歩夢ちゃんはおいしいって言ってたっけ…)スッ

侑(精液よりはマシだけど、私は好きになれそうにないや…)

侑(パンツ着替えないと…。いや、朝でいいか…)

侑「ふあ…」

侑(寝よ…。明日からデートで忙しくなるし…)モゾ

侑「…」モゾモゾ

侑「ん…」ウトウト

侑「…」ウトウト

侑「…すぅ、すぅ」スヤスヤ
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 17:45:40.13 ID:JRVLPPAg0
――翌朝・侑の部屋

かすみ「侑先輩〜。朝ですよ〜」ユサユサ

侑「ん〜…」モゾ

せつ菜「起きませんね…」

璃奈「昨日は1番最初に起きたのに」

歩夢「寝るの遅かったのかな?」

せつ菜「それはないんじゃないですか?私たちと同じ時間に寝ましたし」

璃奈「なかなか寝つけなかったのかも」

歩夢「早く起こさないと、おばさんが作ってくれた朝食が冷めちゃうよ…」

かすみ「侑先輩ってば〜。起きてください〜!」ユサユサ

侑「…ん」パチ

璃奈「あ、起きた」
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 17:49:03.01 ID:JRVLPPAg0
かすみ「侑先輩っ。おはようございます♪」

歩夢「おはよう、侑ちゃん」ニコ

せつ菜「おはようございます!」

璃奈「おはよう」

侑「…」ポケー

侑「…ふわぁ。おはよ、みんな…」ムク

かすみ「何回も起こしたんですよ〜?」

侑「ごめんね。昨日、全然寝つけなくてさ…」バサッ

せつ菜「大丈夫ですか?寝不足なら、まだ寝ていたほうが…」

璃奈「かすみちゃんとのデートなんてすっぽかして、寝たほうがいいんじゃない?」

かすみ「なんてこと言うの!?りな子!?」

侑「あはは。もう目が覚めたから大丈夫だよ」
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 17:52:21.85 ID:JRVLPPAg0
かすみ「よかったぁ〜」ホッ

歩夢「寝起きだけど朝食食べれる?」

侑「ん、うん。もう出来てるの?」

璃奈「侑さんのお母さんが作ってくれた」

せつ菜「おいしそうでしたよ!」

侑「先に食べててよかったのに…」

かすみ「かすみんたちは侑先輩と一緒に食べたかったんです!そんな悲しいこと言わないでください!」

歩夢「うんうん♪」

侑「な、なんかごめん」

せつ菜「いえいえ。では、行きましょうか♪」

璃奈「立てる?」スッ

侑「…ありがと」ギュ
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 17:56:30.31 ID:JRVLPPAg0
――侑の部屋

かすみ「やっぱり朝はパンですよね〜」ボフ

せつ菜「私はお米のほうが好きです♪」

璃奈「おいしかったらなんでもいい」

歩夢「私もどっちでもいいかな〜」

侑「私はかすみちゃんと同じパン派かなぁ。特にコッペパンが大好き♪」

かすみ「侑先輩はかすみんの手作りコッペパンもおいしそうに食べてくれますもんね♪」

侑「市販のやつよりもおいしいから、食べすぎて困っちゃうんだよね〜」

かすみ「えへへ。嬉しいです♪」

せつ菜「わ、私も今日からパン派になります!」

璃奈「なんで?」

歩夢「侑ちゃんと同じがいいんじゃない?」

璃奈「…なるほど」
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 18:01:37.17 ID:JRVLPPAg0
かすみ「あ、侑先輩。今日何時にデートしますか?」

侑「何時でもいいけど…」

かすみ「では、今から行きませんか?もう9時ですし」

侑「近くのショッピングモールは10時からだよ?」

かすみ「着替えたり移動の時間を含めれば、1時間なんてあっという間に過ぎちゃいますよ♪」

侑「それもそうだね。じゃ、着替えようか」

歩夢「もう行くの?まだお話ししたかったな〜」

侑「帰ってきたらまたお話ししよ?」

歩夢「うん♪」

せつ菜「着替えるなら外で待ってますね?」

侑「うん。ありがとう」ニコ

かすみ「部外者はさっさと出て行ってくださーい♪」

璃奈「かすみちゃんも行くの」グイグイ

かすみ「あっ、あっ!侑先輩の貴重な生着替えが〜!!」ズルズル
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 18:07:35.51 ID:JRVLPPAg0
――高咲家前

かすみ「さて。これからかすみんたちはデートをしてくるので、みなさんは指をくわえて待っててくださいね〜」

せつ菜「かすみさん…」

歩夢「…明日は私の番だからいいもん」

璃奈「かすみちゃんの言葉はいちいち癇に障る」

かすみ「りな子の毒舌っぷりも癇に障るよ!!」グニー

璃奈「やめひぇ」

侑「こんなところで喧嘩しないの。行くよ?」

かすみ「は〜い♪」ギュッ

せつ菜「う、腕を組んでますよ…!」

歩夢「むむ…。明日までの我慢…」

璃奈「恋人面しないで」
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 18:12:06.50 ID:JRVLPPAg0
かすみ「ふふん。なんとでも言えばぁ?今日のかすみんは侑先輩と恋人のようなものだし〜♪」ギュー

歩夢「そうなの!?」

侑「さあ?」

かすみ「…もー。そこは「そうだよ」って返さないと!」

侑「えぇ…」

せつ菜「…ともあれ、今日は楽しんできてくださいね?」

侑「うん♪」

かすみ「かすみん、たくさん行きたいところがあるんです。今日は夜まで付き合ってもらいますから♪」

侑「はは…。お手柔らかにね…」

歩夢「じゃあ、行ってらっしゃい。侑ちゃん」

璃奈「無事に帰って来れるように祈っとく」

かすみ「それどういう意味!?」
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 18:17:49.55 ID:JRVLPPAg0
侑「行ってきま――あ、そうだ。璃奈ちゃん?」

璃奈「?」

侑「私の帰りが遅くても、お母さんと2人で夕飯食べてていいからね?お母さんにはもう伝えてあるからさ」

歩夢「そういえば、これから一緒に夕飯食べるんだっけ…」

せつ菜「ずっと気になってたんですけど、なぜ侑さんの家で夕飯を?璃奈さんの両親に許可取ってるんですか?」

かすみ「なんか、りな子の両親は出張で家にいないみたいなんです。だから夕飯もお菓子しか食べてないらしくて…」

歩夢「それで、侑ちゃんが一緒に食べようって誘ったんだって。本当に優しい子だよね」

せつ菜「そういうわけだったんですか…」

璃奈「侑さんには本当に感謝してる。ありがとう」

侑「いいのいいの。困ったときはお互いさま♪」

璃奈「…だけど、遠慮しとく」

侑「…え?」
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 18:53:28.20 ID:JRVLPPAg0
侑「え、遠慮ってどうして?」

歩夢「おばさんと2人きりだと気まずいから?」

璃奈「違う。デートをする4日間は遠慮するってこと」

せつ菜「なんでですか?」

かすみ「わかった!かすみんとのノロケを聞かされるのが怖いんでしょ〜」

璃奈「寝言は寝て言って」

かすみ「なっ…!」

璃奈「…とにかく、デートをする日は遠慮したい」

侑「璃奈ちゃんがそこまで言うなら…。じゃあ、4日後の木曜日から一緒に食べるんだよね?」

璃奈「お願いします」

侑「わかった。お母さんにはそう伝えておくね」

璃奈「ありがとう、侑さん」
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 19:00:48.28 ID:JRVLPPAg0
かすみ「侑先輩、そろそろ行きましょう?」

侑「うん。…あと、ごはんはきちんと食べること。スーパーの惣菜が嫌ならコンビニとかで買えばいいからさ」

璃奈「うん、わかった」

侑「それと、お風呂に入るときは必ずおちんちんの皮を剥くこと。痛いだろうけど、毎日の積み重ねが…」

かすみ「侑先輩!行きますよ〜!!」グイグイ

侑「待って!まだ話が終わってない!!」ズルズル

かすみ「りな子なら大丈夫ですから!ああ見えてしっかりしてるし!」グイグイ

侑「璃奈ちゃーん!!少しずつでいいから、おちんちんの皮はちゃんと剥くんだよー!!」ズルズル

璃奈「う、うん…」

せつ菜「あんな大声で…」

歩夢「近所の人に聞こえてたらどうするんだろ…」

璃奈「…恥ずかしい」
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 19:05:30.76 ID:JRVLPPAg0
――洋服屋

かすみ「このワンピースなんてどうですか?」スッ

侑「こんなかわいいの私には似合わないよ〜」

かすみ「絶対に似合いますから!かすみんが保証します!」

侑「そう?じゃあ、あとで試着してみるね」

かすみ「かすみんも同じのを試着しますから、お揃いです♪」

侑「かすみちゃんには似合うと思うな〜」

かすみ「侑先輩こそ似合いますって〜♪」ツンツン

侑「あはは。…お、これ歩夢ちゃんに似合いそう」スッ

かすみ「…」ピク

侑「これもカゴに…」ガシッ

侑「…かすみちゃん?」チラ

かすみ「…」ギュ
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 19:11:12.84 ID:JRVLPPAg0
侑「どうしたの?腕離して?」

かすみ「…侑先輩は今誰といるんですか?」

侑「誰って、かすみちゃんとだけど…」

かすみ「…そうです。かすみんと一緒にいるんです。今日はかすみんとのデートなんですよ?」

かすみ「歩夢先輩のことを考えないでください。今はかすみんだけを見てください…!」ズイッ

侑「かすみちゃん…」

かすみ「お願いします!」ギュッ

侑「…わかった。ごめんね、かすみちゃんの気持ちも考えないで軽率な行動を取って…。これは戻すよ」スッ

かすみ「侑先輩…」パァ

侑「今日はかすみちゃんのことだけを考えるから、これで許してくれる?」チュ

かすみ「ひゃ!?////」

侑「わっ」
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 19:17:15.78 ID:JRVLPPAg0
かすみ「な、なななにを!?////」

侑「なにってキスだけど…。あ、おでこじゃなくて唇がよかった?」

かすみ「そういう意味ではありません!////いきなりキスをするなんて…////」カァァ

侑「…嫌だった?」

かすみ「嫌なわけないでしょう!?////好きな人にキスされたんですから!////」

侑「よかった〜」

かすみ「し、しかし、まだ心の準備ができてなくて…////」ゴニョゴニョ

侑「え?」

かすみ「…なんでもありませんっ////」プイッ

侑「そっか。服はこれでおしまい?」

かすみ「まだまだです!////かすみんについてきてください!////」タッ

侑「走ったら危ないよ〜」スタスタ
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 19:23:18.30 ID:JRVLPPAg0
かすみ「――お、これもかわいい♪」スッ

侑「カゴに入れすぎじゃない?お金足りるの?」

かすみ「全部は買いませんよ。まずは試着をして、気に入ったら買うんです♪」

侑「こ、これ全部試着するの?」

かすみ「もちろんです!」

侑「時間かかりそう…」

かすみ「そんなにかかりませんよ〜。1時間くらいだと思います♪」

侑「1時間も!?」

かすみ「このくらい普通でしょう?」

侑「私はあまり服を買いに来ないから、普通の基準がよくわからないや…」

かすみ「…というか、かすみんが最初に選んだワンピースしかカゴに入ってませんよね?他に試着したい服とかないんですか?」

侑「ん〜…」
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 19:30:03.27 ID:JRVLPPAg0
かすみ「侑先輩は普段着を何着か買ったほうがいいですよ」

侑「どうして?いっぱい持ってるよ?」

かすみ「…ふぅ。すみません、言っていいですか?」

侑「なに?」

かすみ「侑先輩の普段着はダサダサです!今着てる服も、最低最悪のレベルです!」

侑「えぇ!?」

かすみ「侑先輩はかすみんの恋人になる予定なんですから、もっと身だしなみに気をつけてもらわないと困ります!」

侑「ご、ごめん。…って、恋人?」

かすみ「予定です、予定!」

侑「そ、そっか…」

かすみ「…こほん。話を戻しますね?」

侑「うん…(私と私服ってダサかったんだ…)」
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 19:36:55.96 ID:JRVLPPAg0
かすみ「侑先輩にはもっとおしゃれになってもらいます。かすみんが侑先輩に似合う服を選んであげますから♪」

侑「かすみちゃんが選んでくれるなら安心だね…」

かすみ「ふふん。任せてください♪」

侑「…ねぇ、私の普段着ってそんなにダサい?」

かすみ「…これ以上は侑先輩を傷つけてしまう可能性があるので言えません」

侑「そんなに酷いの!?」

かすみ「しかし、そんな侑先輩も今日でおしまいです!これからはおしゃれな侑先輩に変身しちゃいましょう!」

侑「お、おー」

かすみ「ささ、かすみんについてきてください。侑先輩に似合いそうな服はあっちにあるんですよ♪」

侑「どんな服?」

かすみ「それは見てからのお楽しみです♪」

侑「もったいぶらずに教えてよ〜」

かすみ「すぐそこですから♪」
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 19:43:43.17 ID:JRVLPPAg0
かすみ「――これを試着してください!」ドサッ

侑「シャツとズボンと、帽子も?」

かすみ「はい。試着室はあっちにありますからね」スッ

侑「…というか、これって男物だよね?」

かすみ「そうですよ?…あ、サイズはSなので、普通に着れますから安心してください♪」

侑「そうじゃなくて…」

かすみ「なんですか?」

侑「私、一応女なんだけど…」

かすみ「…ふ〜。侑先輩はなにもわかってません!」

侑「え?」

かすみ「かわいい侑先輩も素敵ですが、かっこいい侑先輩はもっと素敵だと思うんです!」

侑「そ、そうかな?」

かすみ「騙されたと思って、試着してみてください!」

侑「…わかったよ。試着してみる」

かすみ「ありがとうございます♪」ニコッ
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 21:41:19.46 ID:JRVLPPAg0
かすみ「――侑先輩〜。まだですかぁ?」

侑『着替えたけど…』

かすみ「だったら早く言ってくださいよ〜」シャーッ

侑「あっ」

かすみ「…」ピタッ

侑「…に、似合ってる?」モジ

かすみ「…」ジー

侑「かすみちゃん…?」

かすみ「…いい」ボソ

侑「…?」

かすみ「やっぱりかすみんの思った通りでした♪」

かすみ「侑先輩とメンズ服の組み合わせは最高です♪」

侑「そ、そうなんだ…」
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 21:46:15.42 ID:JRVLPPAg0
かすみ「それと、髪を下ろしてくれませんか?」

侑「下ろすの?」シュルシュル

かすみ「おぉ…!」

侑「これでいい?」

かすみ「最高です!さらにクールっぽさが増してきました!」

侑「そうなの?」

かすみ「鏡を見たらわかりますよ♪」

侑「…」クルッ

侑「…」ジー

かすみ「かっこいいでしょう?」

侑「いつもとあまり変わらなくない?」

かすみ「全然違いますって!」
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 21:51:40.78 ID:JRVLPPAg0
かすみ「たとえるなら、りな子の胸のサイズとエマ先輩の胸のサイズくらい違います!」

侑「全然違うじゃん…」

かすみ「それくらい侑先輩がかっこよくなったってことですよ〜♪」

侑「自分じゃよくわからないけどなぁ〜」ジー

かすみ「ふふ。その服、買いますか?」

侑「かすみちゃんはどうすればいいと思う?」チラ

かすみ「買いですね。侑先輩が買わないなら、かすみんが買ってプレゼントします♪」

侑「そ、そこまで言うなら買おうかな?」

かすみ「本当ですか?やったー♪」

侑(なんか嬉しそう…)

かすみ「あ、次はこのパーカーを試着してくださいね?侑先輩が試着してるときに見つけてきました♪」スッ

侑「ま、また着替えるの?」

かすみ「お願いしまーす♪」
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 21:56:25.15 ID:JRVLPPAg0
侑「――…」シャーッ

かすみ「今回もいいですね!」

侑「このパーカー、ちょっとぶかぶかすぎない?」

かすみ「そのくらいがちょうどいいんですよ。でも、今回はかっこいいよりもかわいい寄りですね〜」

侑「ぶかぶかで手が隠れてる…。これじゃ璃奈ちゃんみたいだよ〜」

かすみ「ん?」

侑「…あ」

かすみ「…おかしいですね。さっき侑先輩は、今日はかすみんのことだけを考えるって言ってたのに…」

侑「ご、ごめん。ついうっかり…」

かすみ「はぁ…。かすみんの心は傷つきました…」

かすみ「…このままだと、悲しすぎて死んじゃうかも〜…」

侑「そ、それは困るよ!死なないで!!」
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 22:00:29.77 ID:JRVLPPAg0
かすみ「かすみんに死んでほしくないですか…?」

侑「当たり前でしょ!?」

かすみ「…キス」ボソ

侑「え?」

かすみ「…キスしてくれたら、傷ついた心が癒えるかもしれません…」

侑「わ、わかった!キスするよ!」

かすみ「本当ですか?」パァ

侑「…あれ?」

かすみ「ささ、キスしましょう。失礼しまーす♪」スッ

侑「し、試着室でするの?2人で入ってるのがバレたら…」

かすみ「カーテンを閉めれば大丈夫ですよ♪」シャーッ

侑「まあ、下が見えないやつだからね…」
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 22:05:55.97 ID:JRVLPPAg0
かすみ「では、お願いします♪」ンー

侑(唇を突き出してる…)

侑(ディープキスは恥ずかしいし、軽くでいいよね…)スッ

かすみ「…」ドキドキ

侑「ん…」チュ

かすみ「ちゅ、ん…」

侑「これでいい?」スッ

かすみ「…はい。ありがとうございました♪」ニコッ

かすみ「えへへ。かすみんのファーストキス、侑先輩にあげちゃった♪」

侑「初めてキスしたの?」

かすみ「当たり前じゃないですか。侑先輩もでしょう?」

侑「私は…」
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 22:10:00.26 ID:JRVLPPAg0
かすみ「…まさか、他の誰かとしたんですか?」

侑「あー、その…」

侑(話す?でも、またややこしくなりそうだし…)

侑(いや、大切な人に嘘なんてつきたくない。怒られるかもしれないけど、素直に話そう…)

侑「じつは、歩夢ちゃんとね…」

かすみ「あ、歩夢先輩と?」

侑「…」コク

かすみ「そうですか…」

侑「…怒ってる?」

かすみ「なぜ怒るんですか?」

侑「え、だって…」

かすみ「かすみんがファーストキスの相手じゃないのは残念ですが、過ぎたことはしかたありません」
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 22:14:05.83 ID:JRVLPPAg0
かすみ「…それに、燃えてきました」

侑「どういう意味?」

かすみ「ファーストキスは歩夢先輩に取られてしまいましたが…」

かすみ「最初にえっちをするのはかすみんです♪」

侑「えっち…」

かすみ「そのためには侑先輩と恋人になる必要があります。かすみん、今日のデートで侑先輩を落としますからね?」

侑「お、落とす?」

かすみ「メロメロにさせるって意味です♪」

侑「おぉ…」

かすみ「というわけなので、覚悟しててください♪」チュッ

侑「んむ…」チュ

かすみ「ぷは。…大好きです。侑先輩♪」ニコ

侑「…っ」ドキッ
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 22:19:39.15 ID:JRVLPPAg0
かすみ「ふふ。かすみんからもキスしちゃいました♪」

侑「…」

かすみ「侑先輩?」

侑「…あ、なに?」

かすみ「なんかぼーっとしてません?大丈夫ですか?」

侑「…大丈夫だよ。それで、このパーカーどうしよっか?」

かすみ「んー。似合ってますけど、買うのはやめましょう。よく考えたらりな子と被ってますし」

侑「そうだね。おまけにぶかぶかだもん」

かすみ「次はどんな服を試着したいですか?」

侑「私はもういいよ。次はかすみちゃんの番ね?」

かすみ「え〜。それなら、最後にワンピースを試着してくれませんか?これも絶対に似合います!」

侑「本当に似合うかな…?」

かすみ「かすみんを信じてください♪」
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 22:26:05.85 ID:JRVLPPAg0
かすみ「――♪」ソワソワ

侑「着替えたよ〜」シャーッ

かすみ「おぉ…!」キラキラ

侑「どう?」スッ

かすみ「とても似合ってます!」

侑「ちょっと派手すぎない?」テレ

かすみ「いえいえ。…かすみんの目に狂いはありませんでしたね。とてもかわいいですよ♪」

侑「なんか照れちゃうな〜」

かすみ「もちろん買いますよね?」

侑「かすみちゃんにそこまで言われたら、買わないわけにはいかないよ♪」

かすみ「わーい♪これでデートがさらに楽しくなります♪」

侑「このワンピースを着たら、私もおしゃれになれるかな?」

かすみ「もちろんです。…でも、今日はメンズ服のほうを着てもらいますけど♪」

侑「え?」
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 22:33:25.41 ID:JRVLPPAg0
侑「ワンピースじゃなくて、こっち?」

かすみ「はい♪」

侑「一応理由を聞いていい?」

かすみ「かっこよくて、みなさんに自慢できるからです♪」

侑「ふーん?かすみちゃんがこっちの服のほうがいいって言うならそうするね」

かすみ「ありがとうございます♪」パァ

侑「じゃ、先にお会計済ませてきていい?」

かすみ「いいですよ。かすみんはあっちらへんで服を見てきますね〜」

侑「試着しないの?」

かすみ「侑先輩が戻ってきたら試着します♪」

侑「そっか。あ、脱いだらお会計行ってくるね?」

かすみ「はーい♪」
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 22:36:48.51 ID:JRVLPPAg0
侑「――お待たせ〜」

かすみ「遅かったですね。レジ混んでたんですか?」チラ

侑「いや、着替えてたの。店員さんに聞いたらいいって言われたからさ♪」

かすみ「…」ジー

侑「かすみちゃん?」

かすみ「…やっぱり最高です。かっこいい♪」ギュッ

侑「わっ」

かすみ「くんくん…。侑先輩の匂いがあまりしません…」

侑「新品の服だからね〜。ねぇ、試着しないの?」

かすみ「しますよ♪」パッ

侑(また何着か増えてる…)ジー

侑(本当に1時間で終わるのかな…?)
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 22:42:29.43 ID:JRVLPPAg0
かすみ「――えへへ。今日もいい買い物ができました♪」

侑(結局3時間近くかかった…。試着しすぎでしょ…)

侑(何十着も試着したのに、買ったのは私とお揃いのワンピースとシャツの2着だけ…)

侑(たったの2着って…。私の3時間はなんだったの…)

侑(女の子のショッピングって大変だなぁ〜…)

かすみ「侑先輩、次はアクセサリーショップに行きましょう!」

侑「ま、まだ行くの?」

かすみ「まだまだこれからですよ?」

侑「…とりあえずお昼にしない?お腹空いてきちゃった」

かすみ「そうですね。近くの喫茶店にでも行きます?」

侑「1階にフードコートがあるから、そこで食べようよ」

かすみ「喫茶店のパフェが食べたいので却下です♪」

侑「はーい…」
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 22:48:43.84 ID:JRVLPPAg0
――喫茶店

かすみ「ここのパフェは絶品なんですよ〜」

侑「へー。私もパフェ頼もうかな」スッ

かすみ「一緒に見ていいですか?」

侑「メニューならもう1枚あるよ?」

かすみ「かすみんは侑先輩と一緒に見たいんです♪」

侑「ふーん」

かすみ「失礼します♪」ズイッ

侑「そんなに近づかなくても見えるでしょ?」

かすみ「かすみん、目が悪いから近づかないと見えないんですよぉ〜」ギュー

侑「初耳なんだけど。というか抱きついてるし…」

かすみ「えへへ♪」ギュー
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 22:54:54.82 ID:JRVLPPAg0
侑「イチゴにメロンにマンゴー…。チョコとフルーツもある。たくさんありすぎて迷うね〜」

かすみ「ですね♪」ジー

侑「…ジャンボパフェ?わ、2000円もするじゃん。こんなの頼む人いるのかな?」

かすみ(侑先輩の横顔、かわいい♪)ジー

かすみ(かっこいいのにかわいいってやばすぎだよぉ♪)ジー

侑「…ん?」チラ

かすみ「…!」ビク

侑「かすみちゃんはもう決まったの?」

かすみ「えっと、まだです…」

侑「もー。私の顔を見るよりもメニューを見なよ」

かすみ「す、すみません」

侑「まったく…」

かすみ(侑先輩に怒られちゃった…。こういうのも悪くない……って、違う違う。なに食べよう…)ジー
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 23:00:48.36 ID:JRVLPPAg0
侑「私はフルーツパフェにしよっと。かすみちゃんは?」

かすみ「かすみんはマンゴーパフェにします♪」

侑「おっけー。すみませーん!」

店員「ご注文をお伺いします」

侑「フルーツパフェとマンゴーパフェを1つ。あとはコーヒーと…。かすみちゃんはなにか飲む?」チラ

かすみ「じゃあ、クリームソーダで♪」

店員「…」カキカキ

店員「ごゆっくりどうぞ」ペコ

侑「あー、パフェ楽しみ♪」ノビー

かすみ「ふふ…」クス

侑「む…。子供っぽいとか思った?」

かすみ「かわいいなって思いました♪」ニコ
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 23:05:47.28 ID:JRVLPPAg0
侑「かわいい?」

かすみ「はい。侑先輩はかわいくてかっこいいです♪」

侑「かすみちゃんのほうがかわいいよ?」

かすみ「…またそんなこと言ってぇ。侑先輩はかすみんをキュン死させる気ですか?」

侑「なにそれ?」

かすみ「きゅんきゅんしすぎて死んじゃう病気です♪」

侑「そ、そんな病気があるんだ…」

かすみ「侑先輩もあまりかすみんをきゅんきゅんさせないでくださいね?キュン死してしまうかもしれませんから…」

侑「よくわからないけど気をつける…」

かすみ「ま、嘘なんですけど♪」

侑「嘘なの!?」

店員「お待たせしました。コーヒーとクリームソーダです」

かすみ「はーい♪」
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 23:15:19.83 ID:JRVLPPAg0
かすみ「侑先輩ってコーヒー飲めるんですね〜」

侑「コーヒーは好きだよ。夜遅くまで作曲してるときに飲むと、眠気覚ましにちょうどいいしさ」ズズ

かすみ「へ〜。かすみんは苦くて飲めないんですよぉ」チューチュー

侑「コーヒー牛乳は飲めるのに?」カチャ

かすみ「コーヒー牛乳は甘くておいしいから好きです♪」

侑「そっかぁ」

かすみ「はい、侑先輩。あーん♪」スッ

侑「いいの?」

かすみ「ささ、どうぞ♪」

侑「あーん♪」パクッ

かすみ「どうですか?」

侑「ん、甘くておいしいよ。ありがとね♪」ニコッ

かすみ「よかったです♪」ニコ
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 23:19:57.38 ID:JRVLPPAg0
侑「私のコーヒーも飲む?」

かすみ「コーヒーは苦手なので遠慮しておきます。あとでパフェの食べさせあいっこしましょう♪」

侑「そうだね。…パフェまだかな〜」ズズ

かすみ「もうすぐ来ますよ♪」チューチュー

侑「ん」カチャ

かすみ「侑先輩?」ツンツン

侑「?」チラ

かすみ「んー♪」チュッ

侑「…!」チュ

かすみ「ぷはぁ。侑先輩の唇おいしいです〜♪」

侑「…ふ、不意打ちはやめてよ。びっくりするから」

かすみ「さっきのお返しですよ♪」
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 23:25:46.69 ID:JRVLPPAg0
侑「…今日のかすみちゃん、いつもより積極的じゃない?」

かすみ「今日で侑先輩を落とすって決めてますから♪」

侑「そ、そっか」ズズ

侑(…なんかドキドキしてきたかも)カチャ

かすみ「あ、侑先輩っ。あれかすみんたちのパフェじゃないですか?」

侑「お、やっと来たね」

店員「お待たせしました。フルーツパフェとマンゴーパフェです――」

店員「――以上でご注文はお揃いでしょうか?」

かすみ「はい♪」

店員「ごゆっくりどうぞ」ペコ

侑「じゃあ、いただきますしよ?」

かすみ「ですね〜」

侑・かすみ「いただきます♪」スッ

侑「おいしそー。はむ♪」パクッ

かすみ「あっ!」

侑「むぐ?」モグモグ
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 23:31:33.36 ID:JRVLPPAg0
かすみ「な、なんで食べちゃうんですか?」

侑「普通はいただきますしたらすぐ食べるでしょ?」カチャ

かすみ「写真撮りたかったのに〜…」

侑「写真?そんなもの撮ってどうするの?」

かすみ「同好会のみなさんに自慢するんです。侑先輩とデートしてるって♪」

侑「ふーん?」

かすみ「少し形が崩れてますが、まあいいです。さ、一緒に写真を撮りましょう♪」ゴソゴソ

侑「えー。早く食べないと溶けちゃうよ〜」

かすみ「パフェは溶けません!ほら、パフェを持って、寄ってください!」

侑「こ、こう?」ズイ

かすみ「そうです。あと笑顔で♪」スッ

侑「…」ニコッ

かすみ「撮りますよ〜」パシャ
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 23:40:52.94 ID:JRVLPPAg0
かすみ「ふむ…」スッ

侑「もう食べていいんだよね?」

かすみ「まだです。侑先輩の笑顔はかわいいですが、今の服装だと笑顔よりも微笑みのほうがいいかもしれません」

侑「どっちも同じだよ…」

かすみ「全然違います。もう1度撮りましょう♪」

侑「しょうがないな〜…」スッ

かすみ「撮りますよ〜」スッ

侑「…」ニコ

かすみ「…」パシャ

かすみ「…よし、完璧です!」

侑「…ふ〜。今度こそ本当に食べていいんだね?」コト

かすみ「はい。ありがとうございました♪」
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 23:45:13.81 ID:JRVLPPAg0
侑「あむ。…おいひい♪」モグモグ

かすみ「…」スッスッ

侑「フルーツもいっぱい乗ってるし♪」モグモグ

かすみ「…」スッスッ

侑「食べないの?」チラ

かすみ「今から食べますよ〜」ポチ

侑「かすみちゃんのマンゴーパフェもおいしそうだね〜」ピコン♪

かすみ「ふふ。少し分けてあげますから♪」

侑「やった♪…って、LINE?」ゴソ

侑「あれ?かすみちゃんからLINEが来てるんだけど」スッ

かすみ「グループLINEに送りましたから。開いてみてください♪」

侑「うん」ポチッ
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 23:50:07.91 ID:JRVLPPAg0
かすみ:かすみんの恋人です♪

かすみ:写真

侑「恋人!?」

かすみ「しーっ。ここ、お店の中ですよ?」

侑「…!」バッ

侑「…いや、恋人ってどういうこと?」

かすみ「手が滑っちゃいました♪」

侑「滑ったって…」

かすみ「侑先輩は…」ギュッ

侑「わ…」

かすみ「侑先輩はかすみんが恋人だと嫌ですか…?」ウルウル

侑「い、嫌って言うか…」ピコン♪

侑「あ、LINE来た!」スッ

かすみ「むぅ…」
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 23:54:27.82 ID:JRVLPPAg0
愛:かすみんに恋人いたんだ〜。てかその子誰?同じ1年?

侑「え?」

エマ:かわいい〜。恋人さん、今度部室に連れてきてよ!

果林:確かに可愛いわね。同好会に誘ってみたら?

かすみ「かわいいんじゃなくて、かっこいいんですけどね♪」

侑「…どうしてみんな、私ってわからないの?」

かすみ「髪を下ろしてるからじゃないですか?それだけで雰囲気がかなり変わりますし♪」

かすみ「それに、その服装だから余計別人に見えるんだと思います♪」

侑「へぇ…。髪と服を変えただけで…」

かすみ「さて、そろそろネタばらしでも…」スッ

かすみ「あれ!?退会させられてる!?」

侑「え?」スッ
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/07(月) 23:59:15.95 ID:JRVLPPAg0
『璃奈がかすみを退会させました』

侑「本当だ…」

かすみ「りな子め〜!!」

侑「どうしていきなり…?」

かすみ「侑先輩のことを恋人って言ったからだと思います。…もー!最悪!!」

侑「璃奈ちゃんはあれが私だって気づいたのかな?」

かすみ「そうなんじゃないですか?…りな子も一応、侑先輩が好きですから」

侑「そっか…」

かすみ「かすみんを招待してください。今度はかすみんがりな子を退会させてやりますから!」

侑「招待するのはいいけど、璃奈ちゃんを退会させたらダメだよ?」

かすみ「…はーい」

侑「えっと、招待は…」プルルルル…
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 00:02:24.11 ID:QXGCSpq40
侑「歩夢ちゃんから電話だ…」スッ

かすみ「あの、招待は?」

侑「あとでするよ。とりあえず電話に出るね」ピッ

かすみ「も〜…」

侑「歩夢ちゃ――」

歩夢『侑ちゃんっ!?今のLINEなに!?』

侑「…っ!」キーン

かすみ「うるさ…」パクッ

歩夢『こ、恋人!恋人って!!』

侑「あ、あれはかすみちゃんの冗談で…」

歩夢『え、冗談…?』

かすみ「おいひい♪」モグモグ
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/12/08(火) 00:20:20.90 ID:QXGCSpq40
侑「かすみちゃんのちょっとした冗談だよ。ね?」チラ

かすみ「そうでーす♪」モグモグ

歩夢『…もー。びっくりするようなことしないでよ〜』

侑「それは私じゃなくてかすみちゃんに言ってほしいな…」

歩夢『…というか、あの服装と髪型はなに?家を出るときはあんな格好してなかったよね?』

歩夢『かすみちゃんもワンピースに着替えてたし…』

侑「洋服屋さんで服を買って着替えたんだよ。…どうかな?似合ってる?」

歩夢『最高!いつもはかわいい侑ちゃんだけど、まさか服装を変えただけでこんなにかっこよくなるなんて!!』

侑「そんなに?」

歩夢『うん!ね、ね、帰ったらすぐ連絡してね!それでぎゅーってして!あと好きだよって耳元で囁いてほしいの!!』

侑(すごい興奮してる…)

歩夢『それでね、それでね…。え?侑ちゃんに代わりたい?』
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 00:25:05.66 ID:QXGCSpq40
侑「そこに誰かいるの?」

歩夢『うん。せつ菜ちゃんと璃奈ちゃんと一緒にいるよ』

侑「あー。昨日、3人で歩夢ちゃんの部屋に集まろうとか言ってたっけ?」

歩夢『そうなの。…それで、璃奈ちゃんが侑ちゃんに代わりたいって言ってるんだけど…』

侑「いいよ?」

歩夢『ほんと?はい、璃奈ちゃん』

璃奈『侑さん?』

侑「うん。どうしたの?」

璃奈『別に。ただ侑さんの声が聞きたくて』

侑「そっか。3人でなに話してるの?」

璃奈『侑さんの子供時代の話を、歩夢さんに聞かせてもらってた。あと写真も見せてもらったよ』

侑「昔の写真かぁ。懐かしいな〜」
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 00:39:01.31 ID:QXGCSpq40
璃奈『ねぇ、さっきのは本当に冗談なんだよね?』

侑「かすみちゃんのLINEの件でしょ?あれは冗談だよ?」

璃奈『…よかった。さっきは怒りに任せてかすみちゃんを退会させちゃったけど、また招待しとく』

侑「あはは…。よろしくね?」

璃奈『うん。それと…』

侑「ん?」

璃奈『写真の侑さん、すごいかっこよかった。ますます好きになっちゃったかも。またね』ブチッ

侑「え?璃奈ちゃ…」ツーツー

侑「…切れちゃった」ピッ

かすみ「電話終わりました?」チューチュー

侑「うん。璃奈ちゃんがまた招待してくれるってさ」

かすみ「本当ですか?…あ、りな子から招待来てる」スッスッ
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 00:46:59.14 ID:QXGCSpq40
かすみ「ネタばらしもして、っと…」スッスッ

かすみ「みなさんのびっくりする顔が目に浮かびます♪」

侑「そうなの?」スッ

かすみ:かすみん復活です!

かすみ:それと、さっきの恋人発言はかすみんの冗談です。すみませんでした<(_ _)>

かすみ:写真の美少女は侑先輩ですよ♪

侑「美少女…」

エマ:えーー侑ちゃんだったの!?

愛:マジで?雰囲気が全然違うからわからなかったよ〜

果林:これからも髪を下ろしたほうがいいんじゃない?
そっちのほうが似合ってる気がするわ

果林:あ、もちろんツインテール姿も可愛いけど♪

しずく:私も全然気づきませんでした!
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 00:49:43.64 ID:QXGCSpq40
彼方:びっくりしすぎて眠気が飛んでいっちゃったよ〜

侑「たしかにみんなびっくりしてるね…」

かすみ「でしょう?…あーん♪」

侑「あむ。…ん」モグモグ

侑「マンゴーもおいしい…♪」

かすみ「かすみんにもあーんってしてくれますか?」

侑「もちろん。あーん♪」スッ

かすみ「あーん♪ん、あむ…」モグモグ

かすみ「侑先輩にあーんってしてもらったから、さらにおいしいです〜♪」モグモグ

侑「あはは、なにそれ」

かすみ「えへへ。これ食べたら、アクセサリーショップに行きましょうね♪」

侑「そ、そういえばそうだった…」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 09:16:13.94 ID:QXGCSpq40
――アクセサリーショップ

かすみ「かわいいのがたくさんありますね〜」

侑「だね〜」

かすみ「どれにするか迷っちゃいます〜」

侑「お揃いがいいんだっけ?」

かすみ「はい♪」

侑「このブレスレットはどう?ちょうど同じのが2つあるし」

かすみ「買いましょう!」

侑「この店って安いんだね。これならあと何個か買えそうだよ♪」

かすみ「かすみん、指輪が欲しいですぅ♪」

侑「指輪?指輪はどこにあるんだろ?」

かすみ「多分こっちです!」スタスタ

侑「おー」スタスタ
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 09:22:57.90 ID:QXGCSpq40
かすみ「ここですね♪」

侑「指輪だけでもこんなに…」ジー

かすみ「侑先輩はどんな指輪が欲しいですか?」

侑「私は別になんでもいいけど。あ、このドクロの指輪…」

かすみ「却下です」

侑「え?」

かすみ「かすみんはかわいい指輪が欲しいんです。それに、ドクロの指輪なんてかすみんには似合いません!」

侑「そ、そっか。ごめんね」スッ

かすみ「わかってくれればいいんですよ♪」

侑「かわいい指輪かぁ…」ジー

かすみ「これなんてどうですか?」スッ

侑「おぉ。ハートの石がついててかわいいじゃん♪」
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 09:28:49.76 ID:QXGCSpq40
侑「それにしようよ。私、気に入っちゃった」

かすみ「その前に、指輪にはめてみましょう」スッ

侑「…あれ、ちょっと大きい?」

かすみ「親指でもぶかぶかです…」

侑「かすみちゃんの指は細いからね…。残念…」

かすみ「うぅ…。いい指輪だったのに…」

侑「ま、まあまあ。他のを探してみよう?こんなにあるんだし、きっとまたいい指輪が見つかるよ!」

かすみ「はい…」

侑「ん〜…」ジー

かすみ「むむ…」ジー

侑「お、またハート形のやつがあったよ」スッ

かすみ「本当ですか?」パッ
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 09:32:33.49 ID:QXGCSpq40
侑「ほら。結構よくない?」

かすみ「かわいいです♪」

侑「2つともサイズは同じだね。はい、つけてみて?」

かすみ「は、はい!」スッ

侑「どう?」

かすみ「…ぴったりです!しかも薬指!」

侑「よかったね〜。私もぴったりだったよ♪」

かすみ「やったぁ!これに決まりですね!」

侑「うんうん♪」

かすみ「ところで、なぜ人差し指に指輪を?」

侑「え?いや、特に理由は…」

かすみ「それなら薬指につけてみてくれませんか?」

侑「薬指?入るかなぁ…」スポ
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 09:35:01.60 ID:QXGCSpq40
侑「…」スッ

かすみ「…」ドキドキ

侑「お、薬指でも問題ないみたい」

かすみ「よしっ!」グッ

侑(ガッツポーズするほど嬉しかったんだ…)

侑「というか、なんで薬指なの?」

かすみ「秘密です♪」

侑「えぇ?」

かすみ「ふふ。次はあっちに行きましょう♪」ギュッ

侑「う、うん」ギュ

かすみ「〜♪」スタスタ

侑「…?」スタスタ
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 09:38:23.53 ID:QXGCSpq40
かすみ「この髪飾りもかわいいですよ♪」

侑「おー。あ、このヘアピンも愛ちゃんに似合いそうじゃない?」

かすみ「はい?」

侑「…あ」

かすみ「…侑先輩、わざとやってます?」

侑「ごめん…」

かすみ「まったく…。侑先輩には困ったものですね…」ハァ

かすみ「…ん」ンー

侑「アヒルの真似?」

かすみ「なんでアヒルの真似だと思ったんですか!?キスしてって意味ですよ!!」

侑「そ、そんな大声で叫ばないで…。ここアクセサリーショップにだよ…?」

かすみ「…!」バッ
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 09:41:28.74 ID:QXGCSpq40
かすみ「…」キョロキョロ

かすみ「…」ホッ

かすみ「…ん」ンー

侑「…キスしなきゃダメ?」

かすみ「ダメです。かすみんの心は深く傷つきました」

侑「だけど、ここでするのは…」

かすみ「…」ンー

侑「…わかったよ。するから…」ギュ

かすみ「…♪」ドキドキ

侑「…」キョロキョロ

侑(よかった。誰も見てない…)スッ

侑「ん、ちゅ…」チュッ

かすみ「ん…」チュ
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 09:46:05.25 ID:QXGCSpq40
侑「ぷは。…これでいいよね?」

かすみ「かすみん、舌を入れるやつがやってみたいなぁ…?」

侑「ディープキスってこと?」

かすみ「はい♪」

侑「…ここだとさすがにできないよ。また今度でいい?」

かすみ「むぅ…。しかたありません。我慢します」プクー

侑「ありがとね。それで、その髪飾り買うの?」

かすみ「…1個しかないのでやめにします。ネックレスを見に行きませんか?」

侑「えー。かすみちゃんに似合いそうなのに…」

かすみ「かすみんはネックレスが見たいんです!あっちにありますからついてきてください!」タッ

侑「走ったら危ないってば〜」スタスタ

侑(…あ、そうだ)スッ
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 09:50:52.24 ID:QXGCSpq40
かすみ「どれにしようかな〜」

侑「ここって本当に品揃えがいいよね」

かすみ「ですね〜。たくさんありすぎて迷っちゃいます♪」

侑「かすみちゃんはどんな形のネックレスが欲しいの?」

かすみ「ハート型です。これは譲れません!」

侑「ハートかぁ」ジー

かすみ「…♪」ギュッ

侑「…かすみちゃん?」チラ

かすみ「気にしないでください♪」ギュー

侑「急に腕を組まれたら気になるよ…」

かすみ「こうやって腕を組んでたら、周りの人にはどんな風に思われるのかなーって♪」

侑「なんとも思われないでしょ…」
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 09:55:54.24 ID:QXGCSpq40
かすみ「わかりませんよ?たとえば、恋人とか♪」

侑「こ、恋人?」

かすみ「はい♪」ギュー

侑「…かすみちゃんって恋人にこだわるよね。そんなに私と恋人になりたいの?」

かすみ「かすみんだけじゃないですよ。歩夢先輩も、せつ菜先輩も、りな子も…」

かすみ「みんな、侑先輩と恋人になりたいと思ってます」

侑「友達だとダメなの?」

かすみ「ダメです。かすみんは恋人になりたいんです」ギュー

侑「…どうして?」

かすみ「侑先輩が大好きだからですよ。それに、恋人って言うのはその人の1番になれるってことでしょう?」

かすみ「かすみんは、侑先輩の1番好きな人になりたいんです♪」ニコッ

侑「かすみちゃん…」
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 09:58:21.51 ID:QXGCSpq40
かすみ「えへへ。今の言葉、忘れないでくださいね?」

侑「…うん」

かすみ「さ、ネックレスを選びましょうか♪」

侑「…」チラ

かすみ「ん〜」ジー

侑「…」ギュ

侑(胸がドキドキする…)

侑(これが好きって感情なの…?)

侑「…」

侑(…まだよくわからないや)

かすみ「侑先輩、見てください!」

侑「…んー?」スッ
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 10:02:28.83 ID:QXGCSpq40
かすみ「このネックレスはどうです?」チャラ

侑「ハート型がいいんじゃないの?それはハートには見えないけど…」

かすみ「ふふん。もう1つを見てください♪」チャラ

侑「同じ形?」

かすみ「この2つのネックレスをくっつけると…」スッ

侑「?」ジー

かすみ「じゃーん♪ハートの形になっちゃいました♪」

侑「…おぉ。2つをくっつけるとハートの形になるネックレスなんだ…」

かすみ「2つで1つ。ペアネックレスです♪」

侑「へぇ〜。これを考えた人はすごいね…」

かすみ「ですね♪このネックレスにしますか?」

侑「もちろん♪」
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 10:06:38.83 ID:QXGCSpq40
かすみ「これで大体は見て回りましたね〜」

侑「まだ欲しいのある?」

かすみ「今日はこのくらいにしておきましょう♪」

侑「そう?じゃあ、お会計…」ピタ

かすみ「侑先輩?どうかしました?」

侑「…いや。私が出すから、カゴ貸してくれる?」

かすみ「はい?自分の分は自分で払いますよ?」

侑「いいって。合計で1500円くらいしかしないし、ついでに私が払っとくからさ♪」

かすみ「…本当にいいんですか?」

侑「うん♪」

かすみ「そこまで言うなら、お願いします」スッ

侑「じゃ、お会計してくるね。外で待ってて♪」タッ

かすみ「いきなりどうしたんだろ…?」ポカン
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 10:11:40.77 ID:QXGCSpq40
――ショッピングモール

侑「はい、かすみちゃんの紙袋♪」カサッ

かすみ「ありがとうございます♪」スッ

かすみ「でも、どうしてかすみんの分まで払ってくれたんですか?やっぱり申し訳ないですし、お金払いますよ」

侑「大丈夫。たまには先輩に奢らせて?」

かすみ「侑先輩…」

侑「ふふ。その袋、開けてみてくれる?」

かすみ「へ?わかりました」ペリッ

かすみ「…」ガサッ

かすみ「…あれ?なにこれ?」スッ

かすみ「この髪飾り、さっきの…。…!」バッ

侑「私からのプレゼント♪」ニコッ
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 10:15:59.68 ID:QXGCSpq40
かすみ「プレゼントって…」

侑「かすみちゃんには私に似合う服を選んでもらったから、そのお返しかな?」

かすみ「かすみんはただ選んだだけですよ…?買ったのは侑先輩なのに…」

侑「それだけでも充分感謝してる。…みんなにも、かわいい、かっこいいって言われたし♪」

侑「それに…」

かすみ「…?」

侑「その髪飾り、かすみちゃんに似合うと思ったからね♪」ニコ

かすみ「か、かすみんに?」

侑「貸して?つけてあげる♪」

かすみ「は、はい…」スッ

侑「…」スッ

かすみ「…」ドキドキ
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 10:19:04.92 ID:QXGCSpq40
侑「よし…」

かすみ「どうですか…?」

侑「すごく似合ってるよ。かわいいかすみちゃんが、さらにかわいくなっちゃった♪」

かすみ「本当ですか!」パァ

侑「待ってね。鏡見せるから…」ゴソゴソ

侑「どう?」スッ

かすみ「…」ジー

かすみ「かわいいです…♪」

侑「でしょ?」ニコ

かすみ「ありがとうございます!この髪飾りはかすみんの宝物にします!!」

侑「喜んでくれたみたいでよかった♪」

かすみ「えへへへ♪」
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 10:23:09.58 ID:QXGCSpq40
侑「さて、次はどこに行く?」

かすみ「そうですね〜」

侑「あ、ちょっと時間確認するね?」ゴソ

かすみ「はーい。何時ですか?」

侑「えっと、18時前だよ。まだこんな時間…」ピタ

侑・かすみ「18時!?」

かすみ「え、え?嘘でしょう?もう6時!?」

侑「私も時間見てびっくりした…」

かすみ「まだ洋服とアクセサリーしか見てないのに…!」

侑「…あー。でも、滞在時間を考えたら合うね」

かすみ「そんなに長居してませんよ!?」

侑「いや、洋服屋さんだけで4時間近くいたし…」

かすみ「あ…」
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 10:27:19.96 ID:QXGCSpq40
かすみ「そういえばそのくらい洋服屋さんにいたような…」

侑「かすみちゃんは3時間近く試着してたのに、たったの2着しか買わなかったもんね…」

かすみ「か、かすみんに似合う服がなかったんです!」

侑「かすみちゃんの門限って何時だっけ?」

かすみ「7時です…」

侑「今から急いで電車に乗れば間に合うかな?」

かすみ「んー。多分、ギリギリ間に合うかと…」

侑「それじゃ、帰ろっか」

かすみ「…はい」シュン

侑「そんな悲しそうな顔しないの。駅まで送るからさ」

かすみ「…ありがとうございます」

侑「ほら、手を繋いで行こ?」スッ

かすみ「…」ギュ
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 10:30:20.21 ID:QXGCSpq40
――駅前

侑「ここでお別れだね」

かすみ「…」ギュ

侑「…かすみちゃん?」

かすみ「…帰りたくないです」

侑「帰らないと、門限過ぎちゃうよ?」

かすみ「まだ侑先輩と一緒にいたいですぅ…」ウルウル

侑「…っ」ドキッ

かすみ「侑先輩ぃ…」ウルウル

侑「…わ、ワガママ言わないの。また明日会えるでしょ?」

かすみ「うぅ…」ギュッ

侑「まったく…」ハァ
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 10:33:38.83 ID:QXGCSpq40
侑「かすみちゃん。顔上げて?」

かすみ「…?」スッ

侑「ん、ちゅ…」チュッ

かすみ「ん…!」チュ

侑「んむ…ちゅ、ん…」ニュル

かすみ「…ん、む…」

侑「ん……ちゅ、れろ…」

かすみ「んっ……ちゅ、ん…」ギュ

侑「ちゅ、ん…ちゅ…」

かすみ「れる、ん…」

侑「ちゅむ、ん……ぷは…」スッ

かすみ「ぷはぁ……ぁ、はぁ…」タラァ
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 10:36:58.30 ID:QXGCSpq40
かすみ「侑、先輩…?」トロン

侑「ディープキスしたいって言ってたよね?」ニコ

かすみ「だ、だけど…こんなところで…」

かすみ「他の人も、みんな見てますし…」

侑「早く帰らないとまたしちゃうよ?」

かすみ「え…」

侑「んー♪」スッ

かすみ「こ、こんなところでダメです〜!!」ダッ

侑「気をつけて帰るんだよ〜」フリフリ

侑「…」フリフリ

侑「…ふぅ」スッ

侑「…帰ろ。周りの視線が痛いし」
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 11:26:30.36 ID:QXGCSpq40
――侑の部屋

かすみ『侑先輩?』

侑「んー?」

かすみ『さっき、どうしてキスしたんですか?』

侑「…嫌だった?」

かすみ『嫌じゃないです。正直言って嬉しかったですよ。侑先輩が初めて自分からキスしてくれましたから』

侑「私からは4回くらいしなかった?」

かすみ『それはかすみんがキスしてって言ったからでしょう?あとおでこはノーカンです』

侑「あー…」

かすみ『…答えてくれますか?』

侑「…特に理由はないよ。かすみちゃんの顔を見てたら、キスしたくなった。それだけ♪」

かすみ『侑先輩…』
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 11:30:26.04 ID:QXGCSpq40
かすみ『と、とにかく、あんな場所でキスはしないでくださいね?』

かすみ『するなら、部屋とかでお願いします!』

侑「はーい♪」

かすみ『…』

かすみ『あの、今日は本当にありがとうございました』

侑「え?」

かすみ『デート、とても楽しかったです』

侑「私も楽しかったよ。また行こうね?」

かすみ『はい♪』

かすみ『…あ』

侑「ん?」

かすみ『…いえ、なんでもないです』

侑「気になるんだけど…」
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 11:38:51.03 ID:QXGCSpq40
かすみ『ほ、本当になんでもないですから…』

侑「教えてくれないと、もうデートしないよ?」

かすみ『…それは嫌です。そんなこと言わないでください』

侑「じゃあ、さっきの「あ」はなに?」

かすみ『…その、かすみんは侑先輩を落とせたのかな、って』

侑「落とす?…メロメロにするって意味だっけ?」

かすみ『はい…』

侑「さすがにメロメロにはなってないかな〜」

かすみ『ですよね…』

侑「でも、ドキドキはしたよ?」

かすみ『へ?』

侑「かすみちゃんにキスされたときとか、大好きって言われたときとか…」

侑「…うまく説明できないけど、ドキドキした」
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 11:46:40.82 ID:QXGCSpq40
かすみ『そ、それってつまり、かすみんが好きってことですか?』

侑「…よくわからない。これが好きって感情なの?」

かすみ『かすみんは侑先輩と一緒にいると、いつもドキドキしますよ!』

侑「そっか…。これが恋愛感情なのかな…?」

かすみ『もしもかすみんだけにドキドキしてたら、それはきっと恋です!』

侑「恋…」

かすみ『他の人にはドキドキしませんよね?』

侑「ん〜…」

かすみ『…』ドキドキ

侑「…あ」

かすみ『どうですか!?』

侑「思い返すと、みんなにドキッとしてる…」

かすみ『…はい?』
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 11:50:59.15 ID:QXGCSpq40
侑「歩夢ちゃんと璃奈ちゃんの笑顔にドキッとしたし、せつ菜ちゃんのタメ口&ちゃん付けにもドキッとした…」

かすみ『…』

侑「私はみんなが好きなの?」

かすみ『…知りませんよ、そんなの。4股とかしたら絶対に許しませんからね!!』

侑「4股ってなに?」

かすみ『…寝ます!おやすみなさい!!』ブチッ

侑「え!?」バッ

侑「かすみちゃ…」ツーツー

侑「き、切られた…。どうして?」

侑「私、なにか怒らせるようなこと言っちゃった…?」

侑「うーん…」ボフ

侑「…ダメだ。いくら考えてもわからない…」ガチャ

侑「?」チラ
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 11:55:13.68 ID:QXGCSpq40
歩夢「侑ちゃん♪」ヒョコ

侑「歩夢ちゃん?どうしたの?」ムク

歩夢「帰ったらすぐ連絡してって言ったよね?」ジトー

侑「…あ、ごめん。忘れてた」

歩夢「もー。…隣、座っていい?」

侑「おいで?」ポンポン

歩夢「失礼します♪」ボフ

侑「みんなはもう帰った?」

歩夢「もう9時だよ?当たり前でしょ」

侑「あはは。だよね〜」

歩夢「…」ギュッ

侑「わっ」
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 12:52:07.74 ID:QXGCSpq40
歩夢「…デート、楽しかった?」

侑「うん。楽しかったよ?」

歩夢「そっか…」

侑「なんか元気なくない?」

歩夢「…好きな人が自分以外の人とデートしてるのに、元気でいられると思う?」

侑「…ごめん」

歩夢「侑ちゃんは悪くないよ。私たちが決めたことなんだから…」

侑「歩夢ちゃん…」

歩夢「…どんなデートをしたの?教えてくれない?」

侑「聞かないほうがいいんじゃ…」

歩夢「私は聞きたいな。ダメ?」

侑「…わかったよ。えっとね――」
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 12:55:51.33 ID:QXGCSpq40
侑「――今日のデートはこんな感じかな?」

歩夢「へー。キス、したんだ。何回も…」

歩夢「私はまだ1回しかしてないのに…」

歩夢「かすみちゃんにドキドキしたんだ…」

歩夢「…かすみちゃんが好きなの?」

侑「な、なんか怒ってない?」

歩夢「怒ってないよ。答えて?」ニコ

侑(目が笑ってない…)

歩夢「侑ちゃん?」

侑「す、好きかはまだよくわからないかな?」

侑「それに、ドキドキしたら好きって言うなら、私はみんなが好きってことになっちゃうよ?」

歩夢「…どういうこと?」
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:00:07.56 ID:QXGCSpq40
侑「歩夢ちゃんにも、璃奈ちゃんにも、せつ菜ちゃんにも…。みんなにドキッとしたことがあるもん」

歩夢「私にも…」パァ

侑(少し笑顔になった…)

歩夢「どんなときにドキッとするの?」

侑「んー。歩夢ちゃんは、笑顔を見たときかな?」

歩夢「笑顔かぁ〜」

侑「普通の笑顔じゃなくて、キスをしたときの、頬を赤くさせながら微笑んだ顔にドキッとしたの♪」

歩夢「なんか限定的すぎない…?」

侑「そうかな?でも、本当のことだよ?」

歩夢「そっかぁ…」

侑「…そういえば、かすみちゃんのことで相談があるんだけどいい?」

歩夢「相談?」

侑「じつは――」
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:07:43.38 ID:QXGCSpq40
侑「――みたいなことがあってね〜」

歩夢「あ〜…」

侑「どうして怒ったんだろう?」

歩夢「それは多分、侑ちゃんがみんなにドキッとしてるって言ったからじゃない?」

侑「それだけで?」

歩夢「かすみちゃんはね、侑ちゃんは自分のことが好きだと思ってたのに、そんなこと言われたから怒ったんだよ」

侑「どういうこと?」

歩夢「…かすみちゃんは、侑ちゃんと両想いになれたと思ったのに、みんなにもドキッとするって言ったから怒ったの。自分のことだけが好きじゃないんだ、って」

侑「なるほど…。最初からそう言ってよ〜」

歩夢「説明が下手でごめんね…?」

侑「それで、私はどうすればいいの?謝ればいい?」

歩夢「そのままでいいんじゃない?」

侑「え…」
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:11:05.02 ID:QXGCSpq40
侑「そのままって…。謝らなかったら、かすみちゃんは許してくれないよ…」

歩夢「大丈夫だって。明日になれば「侑先輩〜♪」って笑顔で抱きついてくるだろうし♪」

侑「そ、そうかな?」

歩夢「明日になったらわかるよ♪」

侑「そうだよね…」

歩夢「…ねぇ、侑ちゃん?」

侑「うん?」

歩夢「かっこいい服は…?」

侑「あれなら洗濯してるけど」

歩夢「洗濯したの!?」

侑「着たら洗濯するでしょ?」

歩夢「そんなぁ…」
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:15:28.01 ID:QXGCSpq40
侑「ど、どうしたの?」

歩夢「いや…。あの服を着た侑ちゃんに、壁ドンとか甘い言葉を囁いてもらおうと思ってたから…」

侑「えぇ…」

歩夢「…残念。今日は諦めるから明日お願い」

侑「う、うん…」

歩夢「…別に今やってくれてもいいんだけどね?」

侑「今?」

歩夢「やってくれるの?」パァ

侑「別にいいけど…。歩夢ちゃんも変わってるね?」

歩夢「女の子はみんな、好きな人にやってほしいんだよ?」

侑「へー。まずは壁ドンでいい?」

歩夢「お、お願いしますっ!」
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:18:35.38 ID:QXGCSpq40
侑「…隣、誰もいないよね?」

歩夢「もちろん。ちょっと待って、今壁際に移動…」

侑「ふっ!」ドンッ

歩夢「え?」

侑「はい。壁ドンしたよ」

歩夢「ふざけてるの?」

侑「これが壁ドンでしょ?」

歩夢「違うよ!壁ドンって言うのは――」

侑「――なるほど。そっちの壁ドンかぁ」

歩夢「知ってるの?」

侑「ドラマとか漫画でたまに見かけるからね」

歩夢「知ってるのに、どうして壁を殴ったの?」

侑「あはは。今度は大丈夫だよ♪」
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:22:39.30 ID:QXGCSpq40
侑「じゃあ、気を取り直して…」スッ

歩夢「うん…」ドキドキ

侑「…」ドン

歩夢「おぉ…!」ドキドキ

歩夢(侑ちゃんの顔がすぐそこに…。こ、これは想像してた以上にやばいかも…////)ドキドキ

侑「…」ジー

歩夢「…////」ドキドキ

侑「もういい?」

歩夢「…歩夢、好き////」ボソ

侑「え?」

歩夢「言って////」ドキドキ

侑「…えーと、歩夢ちゃん、好き」
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:26:09.96 ID:QXGCSpq40
歩夢「ぼ、棒読みすぎない?////もっと心をこめて!////」

侑「注文が多いなぁ…」スッ

侑「歩夢ちゃん、好きだよ♪」ニコ

歩夢「〜〜っ////」バタバタ

侑(なんか悶えてるし…)

歩夢「はぁ、はぁ////…歩夢って呼んで////」

侑「え〜…」

歩夢「お願い////」ハァハァ

侑「…歩夢、好きだよ♪」ニコ

歩夢「あぁ〜〜////」バタバタ

侑「だ、大丈夫?」

歩夢「な、なんとか////」ハァハァ
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:29:54.68 ID:QXGCSpq40
侑(息が荒いなぁ。顔も真っ赤だし…)

歩夢「つ、次はね…////」

侑「ま、まだ言うの?」

歩夢「当然でしょ?////」

侑「当然なんだ…」

歩夢「歩夢は私のモノ、って////」

侑「…言わないとダメ?」

歩夢「ダメ////」

侑「えーと、歩夢は私のモノ?」

歩夢「…「えーと」とかいらないから!////」

歩夢「もう1回言って!////」

侑「ワガママだなぁ…」ハァ
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:34:41.28 ID:QXGCSpq40
侑「…歩夢は私のモノ」

歩夢「はいっ////私は侑ちゃんの所有物ですっ////」

侑「なに言ってるの!?」

歩夢「えへへ////なんでもない////」テレテレ

侑「歩夢ちゃん…」

歩夢「次は顎クイからのキスで!////」

侑「あ、顎クイも…」

歩夢「わかる?////」

侑「顎を指でクイッと持ち上げるやつでしょ?」

歩夢「そーそー////」

侑「顎クイもするのかぁ…」

歩夢「お願いします////」

侑「はいはい…」スッ
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:37:38.61 ID:QXGCSpq40
侑「…」クイ

歩夢「ぁ…////」ドキドキ

侑「ん…」チュッ

歩夢「…////」チュ

侑「…ぷはっ」スッ

歩夢「ぷは。…最高っ////」バタバタ

歩夢「きゅんきゅんしちゃう〜っ////」バタバタ

侑「…さすがにもう満足したよね?」

歩夢「あとは明日に取っておく////」

侑「明日もするの?」

歩夢「明日が本番だよ!////」

侑「えぇ…」
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:40:08.85 ID:QXGCSpq40
歩夢「はぁ〜////侑ちゃんの呼び捨てやばすぎだよぉ////」

歩夢「きゅんきゅんが止まらない////」

侑「そ、そんなに?」

歩夢「うん////」

侑「…歩夢?」

歩夢「…っ////」

侑「歩夢、好き♪」

歩夢「〜〜っ////」バタバタ

侑(面白いなぁ♪)クス

歩夢「はぁ、はぁ…////」

歩夢「悶え死にそうだからやめて!////」

侑「ごめんね♪」
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:43:32.73 ID:QXGCSpq40
侑「――落ち着いた?」

歩夢「うん…」

侑「本当に大丈夫?歩夢?」

歩夢「やめて〜〜////」キュンキュン

侑「あはは♪」

歩夢「もー!」バタバタ

侑「そんなに怒らないでよ〜。歩夢ちゃん♪」

歩夢「…!」ピタ

侑「…うん。やっぱり歩夢ちゃんって呼んだほうがしっくりくるね」

歩夢「そ、そう?」

侑「え?」

歩夢「私は呼び捨てのほうが好きだけどなぁ…?」

歩夢「なんか、さらに親密な関係になった気がするし…」
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:51:51.71 ID:QXGCSpq40
侑「これからも私に呼び捨てで呼んでほしいの?」

歩夢「ゆ、侑ちゃんがよかったら…」

侑「でも、呼び捨てで呼ぶたびに顔を真っ赤にされると困るんだよね…」

歩夢「だ、大丈夫!今はまだ呼ばれ慣れてないだけで、あと何日かすれば耐性がつくと思うから!」

侑「何日もかかるの!?」

歩夢「だって、10年以上ずっと歩夢ちゃんって呼ばれてたんだからしかたないでしょ!?」

歩夢「ずっとちゃん付けで呼ばれてたのに、いきなり呼び捨てで呼ばれて耐えられると思う!?」

侑「私は耐えられるけど?」

歩夢「…言ったね?」

侑「うん。試しに侑って呼んでみてよ」

歩夢「ふふ。侑ちゃんが数秒後に顔を真っ赤にさせると思うと、きゅんきゅんしちゃうな〜」

侑「わかったから早く呼んでみて?」
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:56:05.09 ID:QXGCSpq40
歩夢「呼ぶね?」

侑「うん」

歩夢「ゆ、ゆ、ゆ、ゆ…」

侑「ゆしか言ってないじゃん…」

歩夢「ゆ、ゆ、ゆ……ゆ…」

歩夢「無理〜〜!!////」バタバタ

侑「なんで!?」

歩夢「呼び捨てなんて、恥ずかしくて私にはできないよぉ////」

侑「普通に侑って呼ぶだけなのに…」

歩夢「紐なしバンジーをするくらい無理〜〜!!////」バタバタ

侑「なにそのたとえ…」

歩夢「それくらい難しいってこと!////」
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 13:58:54.01 ID:QXGCSpq40
侑「数秒後に顔が真っ赤になるのは、歩夢ちゃんだったね…」

歩夢「呼び捨て!////」

侑「…歩夢?」

歩夢「はぅ!////」キュンキュン

侑(明日から大変なことになりそうだなぁ…)ハァ

侑「…あ、もうこんな時間か」

歩夢「ふぇ?////」

侑「もう11時だよ。自分の部屋に戻ったら?」

歩夢「…一緒に寝たい////」

侑「泊まるの?」

歩夢「…////」コクッ

侑「まあいいけど…」
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 14:04:53.12 ID:QXGCSpq40
侑「一応おばさんに連絡しといたら?」

歩夢「こっちに来る前にもう済ませてある♪」

侑「用意周到だね…」

歩夢「えへへ…」テレッ

侑「…じゃ、寝よっか。狭くても我慢してよ?」

歩夢「むしろ狭いほうが嬉しいって言うか…」ゴニョゴニョ

侑「ふーん?ほら、先に奥行って」バサッ

歩夢「わかった♪」モゾモゾ

侑「電気消すよ〜」カチッ

歩夢「はーい♪」モゾ

侑「よし…」モゾ

侑「…」モゾモゾ
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 14:09:40.08 ID:QXGCSpq40
侑「2人で寝るとぎゅうぎゅうだね…」

歩夢「私はこっちのほうが好きだよ?」ギュッ

侑「なんで抱きついてるの?」

歩夢「狭いから落ちるかもしれないし…」ギュー

侑「あー。…歩夢ちゃんだけで寝る?私はいつもみたいに床で寝るからさ」

歩夢「寝るわけないでしょ。変なこと言わないで!」ギュー

侑「…なんかごめん」

歩夢「まったく…」ムギュ

侑「こうやって2人きりで寝るのはいつぶりかな?」

歩夢「ここ数年は一緒に寝てないもんね…」

侑「泊まりに来ても、歩夢ちゃんがベッドで私は床で寝てたからね。本当に久しぶり…」

歩夢「うん…」ギュッ
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 14:13:48.42 ID:QXGCSpq40
侑「私が一緒に寝ようって誘っても、歩夢ちゃんが断ってさ〜…」

歩夢「だって恥ずかしいんだもん。あの頃からすでに、侑ちゃんのことは恋愛対象として見てたし…」

侑「中学生で?」

歩夢「そうだよ?」

侑「…全然気づかなかった」

歩夢「侑ちゃんは鈍感だから…」

侑「ど、鈍感じゃないし」

歩夢「鈍感だよ。ずっと一緒にいる私が言うんだから、間違いないでしょ?」

侑「うぐ…」

歩夢「まあ、そういうところも含めて侑ちゃんが大好きなんだけどね…♪」

侑「歩夢ちゃん…」

歩夢「…えへへ。歩夢って呼んで?」
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 14:17:20.31 ID:QXGCSpq40
侑「歩夢…」

歩夢「…ドキドキする。今日は寝れないかも」

侑「あ、明日は学校なんだから寝ないと!」

歩夢「わかってるよ。ただの冗談♪」

侑「ならいいけど…」

歩夢「…侑ちゃんも早く寝なよ?暗闇に目が慣れる前に…」

侑「暗闇に目が慣れる前に、ってどういう意味?」

歩夢「だって…」

歩夢「…私の顔、多分、さっきよりも真っ赤になってると思うから…。恥ずかしくて見せられないもん…」

侑「そっか…」

侑「…」

侑「ちゅ、ん…」チュッ

歩夢「…!」チュ
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga ]:2020/12/08(火) 14:20:47.78 ID:QXGCSpq40
侑「…えへへ。キスしちゃった」

歩夢「ふ、不意打ちはダメだよ…」

侑「ごめんね。なんかさ、キスしたくなっちゃって」

歩夢「…ばか。寝れなくなっちゃうじゃん」

侑「歩夢ちゃんが遅刻したら、私も一緒に遅刻するよ♪」

歩夢「…ありがとう」ギュッ

侑「でも、明日は朝練があるから早く起きようね?」

歩夢「うん…」

侑「おやすみ、歩夢ちゃん」

歩夢「おやすみなさい…」

侑「…おやすみ、歩夢」ボソ

歩夢「〜〜っ////」
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2020/12/08(火) 18:00:09.31 ID:QXGCSpq40
――翌朝・侑の部屋

歩夢「侑ちゃん、侑ちゃん起きて。朝だよ?」ユサユサ

侑「ん…」モゾモゾ

侑「もう朝ぁ…?」モゾ

歩夢「結局、私のほうが早起きだったね♪」ニコ

侑「ふわぁ…。おはよ、歩夢…」グシ

歩夢「ふぇ!?////」カァ

侑「…なに?」ボケー

歩夢「あ、歩夢って…////」

侑「呼び捨てがいいんじゃないの?…元に戻す?」

歩夢「このままでお願いします////」

侑「ふぁ〜い」
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