【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! これで最後!」【百合】

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251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/04/13(水) 19:14:48.74 ID:GiDz9jHgO
(ゼーレさん描いてみました)
https://i.imgur.com/a4SYMwN.jpg
252 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2023/12/26(火) 20:13:26.80 ID:ExWUW4y1o
久しぶりにいちゃいちゃしたのを書きたくなったのでクリスマスネタで書きました
1日遅れてしまいましたが、よければお読みください
253 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2023/12/26(火) 20:16:01.10 ID:ExWUW4y1o
♡クロエ、ローラ、ヒカリ、2年後のクリスマス♡

魔王の撃退と暗黒樹の鎮圧から2年。
それだけあれば世間は落ち着くようで、外出する度に囲まれるようなことはなくなっていた。

「慕われるのは嬉しいけど、出かける度に囲まれるのは困るものね」

それでも念の為にメガネと帽子で軽い変装をして街に繰り出す。
今日はローラとヒカリに会える、久しぶりのデートの日。
駅の広場のベンチに座り時計を確認する。
予定は11時集合だが、今はまだ10時半を過ぎたばかりだ。

(さすがに早くつきすぎたわね……)

そう考えていると、不意に視界が暗く染まる。

「だ〜れだ!」

「!」

この声、この手、私が間違えるはずもない!

「目を塞いでるのはヒカリ、声をかけたのはローラ。違う?」

ぱっと視界が光を取り戻し、2つの人影が私の後ろから現れる。

「正解! さすがクロエちゃん!」

「二人がかりでも分かっちゃうんだね」

胸がきゅううと甘く疼く。
久しぶりの二人の笑顔に口の端がニヤけてしまう。

「当たり前でしょ! 二人とも私の大切な人なんだから!」

もともと背が高くモデルのようだったヒカリは卒業後もさらに数センチ伸びたようで、美しさにさらに磨きがかかっている。
今日は背の中ほどまである綺麗な白髪のロングヘアを編み込み、ふんわりとした雰囲気に仕上げている。
太めのフチの伊達メガネと合わさってとても可愛らしい。
服装は緩めのロンTに下はパンツスタイルという極めて普通な格好なのに、脚が長すぎてスタイルの良さを隠しきれていないのが正直羨ましいところだ。
そのヒカリの綺麗な左手を取って握る。

ローラは身長的には大きな変わりはない。
綺麗な緑髪のポニーテールは今日は後頭部にシニョンでまとめられており、キャップも被ってパット見ではリーケ財閥のご令嬢とはバレなさそうだ。
ニットベストにロングスカートというガーリーな格好も、公式な場に出るときのゴージャスな雰囲気とはずいぶんと違う。私達だけが知っている柔らかな雰囲気のローラの可愛らしさが目に眩しい。
そのローラの可愛い右手を取って握る。

「……二人とも可愛すぎよ……幸せだわ」

「あははっ、大げさだよ」

「ボクはちょっと分かるかも。じわーって幸せな感じがする」

きゅうっと手に力を込めると、二人が優しく握り返してくれる。
だめだ、ニヤケが止まらない。

「と、とにかく行きましょう! ずっとここにいても迷惑だわ」

赤くなった顔を隠すように歩き出そうとしたが、二人の手がそれを許してくれなかった。
くんっと後ろに引っ張られ、両サイドから見つめられる。

「その前にボクらも言いたいことがあるんだけど」

「な、なに?」

真剣な二人の眼差しにたじろいでしまう。
どこを見ていればいいのか分からず視線を彷徨わせていると、二人がふっと笑った。

「クロエも可愛いよ。可愛すぎるくらい」

「下ろした髪アイロンでカールさせてて、ふわふわでお姫様みたい」

ずいずいと二人が顔を寄せてくる。

「ファーのついたジャケットもクロエらしくていいよね」

「ロゴTにデニムパンツでストリート系って感じなのに可愛すぎるよ!」

「す、ストップストップ!」

顔が熱い。ニヤニヤと見つめてくる二人の視線から逃げるように、二人の手を強く握り返す。

「も、もう! 二人とも行くわよ!」

「「はーい」」

今日はクリスマス。冷えた空気が頬の熱を奪ってくれるよう祈りながら、私は歩き出した。
254 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2023/12/26(火) 20:16:42.00 ID:ExWUW4y1o
街のいたるところが赤と緑で彩られる日。
その浮ついた街から一度離れてマクベス・エスクルードハウスへと向かう。
道中の列車ではお互いにここ最近の近況を報告しあったりして。

「ヒカリはすごいわよね。毎月のようになんかの雑誌に出てるじゃない」

ヒカリは今や人気モデルの仲間だ。
なんでも、写真を通して見てもらったほうが、固有魔法関係なく評価してもらえるようで嬉しいらしい。

「ありがたいことにボクのファンって人も増えてきてるんだ。実力で評価してもらえるとやっぱり嬉しいね」

うむうむ。ヒカリは素敵な人なのだ。もっともっと世の中の人はヒカリの魅力に気がついた方がいい。
……ヒカリの一番大切な人のポジションは渡さないけど。

「ローラもすごいわよね。ふれあい型のアニマルカフェがちゃんと軌道に乗ったんでしょ?」

「うん! 不安だったけど上手くいってよかったよ」

リーケ財閥のご令嬢であるローラは、少しずつではあるが経営を学んでいるらしい。
ただそのまま事業を成長させるのではなく、新しいことにも挑戦しているとのことだ。

「ローラさんは学祭でも魔獣のふれあいコーナー企画したりしてたよね」

「実はあれが成功した時に、もしかしたら魔獣とのふれあいってみんなを癒せるのかもって気がついたんだ。だからその発想を元にしてみたの」

まさかそんな早くから事業を考えていたなんて。やはりローラはすごい。

「お母さんは魔獣保護の活動に力を入れてるけど、私は魔獣の魅力をみんなにもっと知ってもらいたいな。だからふれあいカフェとか、アニマルセラピーのハードル低下とかを頑張りたいのっ」

「すごいわローラ。頑張ってね」

ふんすと前のめりになるローラが可愛すぎて、ついつい頭を撫でてしまう。
えへへえと緩んだ声を上げるローラに二人でほっこりしていると、今度は私のことへと話題が飛んだ。

「でも一番すごいのはクロエだよ」

「私?」

ローラもこくこくと頷いている。

「クロエちゃん、毎日忙しいでしょ。大学のことだけじゃなくて、他にもいろいろ活動してるもん」

「闇魔法が怖がられたり、魔力欠乏症が悪いものって思われたりしないように、魔法について正しい知識をつけるための団体を立ち上げてたよね。すごいよ」

「ハイパー状態の研究のために、魔法庁とか出入りしてるらしいし……献身的でかっこいい」

「ファンのためにいろんなイベントにも出てるの、優しくて好きだな」

二人してペラペラと私を褒めてくる。
二人に見劣りしない人であろうと毎日一生懸命に動いていたが、逃げ場のない場所で褒め殺されるとは思っていなかった。
すごく嬉しい。嬉しいが、それ以上に照れてしまう。

「も、もういいから! 分かったから!」

二人が顔を赤くする私を見てニヤけている。
そんなこんなをしている内に段々と列車のスピードが落ちてきていた。
いつの間にやら目的の駅に到着したようだった。
255 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2023/12/26(火) 20:18:03.27 ID:ExWUW4y1o
「クロエっ!」

「うぶぶ」

マクベスにつくと、カーラ先生に抱きすくめられる。
そして子どもたちがわらわらと寄ってくる。
これがここ最近のマクベスでの光景だった。
魔王との戦いで最前線にいた私が無事なのが嬉しいらしく、つい抱きついてしまうらしい。

「久しぶりです、カーラ先生」

「お久しぶりです」

二人が後ろでペコリとお辞儀をする。

「寒かったでしょう。どうぞ入ってください」

「はいってー!」

子どもたちもヒカリやローラに会えるのが嬉しいのか、にこにこと背中を押してくる。
食堂のドアを開けると、ひときわ暖かい空気が頬を撫でた。
暖炉の火を大きくしておいてくれたのかと優しさに思いを馳せたのもつかの間、色とりどりに飾り付けられたツリーが目に飛び込んできた。

「メリークリスマス! クロエお姉ちゃん! ローラお姉ちゃん! ヒカリお姉ちゃん!」

今度は私がみんなを抱きしめる番のようだ。
まずはぎゅっとカーラ先生にハグをする。

「ありがとう……。最高のクリスマスだわ」

「みんなで飾り付けをしたんです。お姉ちゃん達が来るなら頑張る! って」

いい子ばかりで涙が出そうになってしまう。
カーラ先生から体を離し、孤児院の皆を一人ずつ抱きしめていく。

「くるしーよー」
「ぎゅー!」
「クロエお姉ちゃん冷たいよ〜」

きゃっきゃと一通り盛り上がったあとはいよいよランチだ。
といっても、マクベスのクリスマスは夜が本番。
温かいシチューとパンを頂いて、それからしばらくは子どもたちと遊ぶことになった。

ーーーーー

ーーー



「もう行っちゃうのー?」

「ええ、ごめんね」

名残惜しそうな子どもたちの髪を撫でつけ、謝罪を口にする。あっ、カーラ先生が一番名残惜しそう。

「また近い内に来るからそんなしょんぼりしないの」

「はーい……」

荷物を持ち、玄関を出る。
名残惜しいのは私も一緒だが、いつまでもここにいるわけにもいかない。

「それじゃあ、またね」

マクベスに別れを告げて、私達は再び街へ足を運んだ。
256 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2023/12/26(火) 20:18:31.76 ID:ExWUW4y1o
街につく頃にはすっかり日も暮れ、イルミネーションがそこかしこで光っていた。
しかし今日の目的はイルミネーションではない。
駅前のデパートで予約していたオードブルとケーキを受け取り、私の住むマンションへと真っ直ぐ向かった。
部屋に到着して真っ先にコタツの電源をオン。
荷物を置き、それぞれ変装用のメガネや帽子を外す。
一息つくためにコーヒーを淹れ、コタツに入ってからずずっと一口。

「ふう……」

「温まるねえ……」

「だねえ」

今日の目的は私の家でお泊りデートをすること。
忙しさを増す中、なんとかこぎ着けた3人一緒の休日。
観光や外食をするより、家でゆっくりしたいという意見で一致したのだ。
ゆったりした空気の中、テレビを点けてみる。
クリスマスのイルミネーション特集や生放送のバラエティ番組が流れていく。

「ふわ……」

あくびが出てしまった。
今日のために昨日までせわしなく動いていたからか、どうも眠たい。
しかしせっかく二人がいるのだ。
眠る……わけ……には……。

「……すぅ……すぅ……」

ーーーーー

ーーー



いい匂いがする。

「……おーい、クロエちゃーん……」

ささやき声とゆさゆさとした揺れ。
ゆっくりとまぶたを開けると、そこはリビングのコタツの中だった。

「あ……寝ちゃってたのね……」

「おはよう、クロエちゃん」

重たいまぶたをこすり、体を起こす。
コタツの上には温められたオードブルが用意されており、いつでも食べることができるようになっていた。

「疲れてたみたいだから少しでも寝かせてあげようってローラさんが。可愛い寝顔だったよ」

「うう……」

なんだか今日は恥ずかしいところを見られてばかりな気がする。
しかし今更恥ずかしがっても仕方がない。

「ほ、ほら食べましょ。せっかく温め直してくれたんだもの、冷めたらもったいないわ」

照れ隠しにチキンを口に運ぶ。美味しい。
その照れ隠しもバレているようで、微笑ましいものを見るような生暖かい視線に晒される。
気にすると余計に恥ずかしくなりそうなので、食事に集中することで視線を気にしないことにした。

ーーーーー

食事が終わり、デザートのケーキも美味しく頂いた。
その後から全員の口数が少しずつ減っている。
チラチラとお互いを牽制するように見つつ、でも口にはしない。

「お、お風呂入ってくるわね」

さて、このあとすることは決まっている。
臭わないよう念入りに体を洗い、あとの二人へとお風呂をパスする。
寝室で二人を待つ間にもどんどんと緊張が高まっていく。

そして。
257 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2023/12/26(火) 20:19:12.49 ID:ExWUW4y1o
寝室のドアが開き、二人が姿を現した。
そわそわとして赤らんだ頬を見るに、ローラもヒカリも緊張しているようだ。

「二人とも、来て」

ポンポンとベッドを指し示すと、二人は無言で私を挟むように腰を下ろす。
まずはヒカリ。
そっと腰に手を回すとビクンと反応する。
ラフなシャツにショートパンツという格好だ。
裾から手を入れると、柔らかな腹筋に指がぶつかった。

「っ……ふ……っ」

お腹に触れているだけなのに口元に手をやって声を抑えようとするヒカリ。
あえて一度手を離し、ベッドから立ち上がってヒカリを正面に見据える。
そしてそのまま唇を奪った。

「んう……!」

柔らかい。甘い。脳が痺れる。

「ちゅ……れろ……」

このままいつまでもキスできそうだ。
しかしそうもいかない気配をすぐそばから感じる。

「むー……」

ローラがジト目でこちらを見ていた。
私もクロエちゃんとキスしたいのに〜、という心の声が聞こえてきそうだ。

「ぷぁ……。ローラ」

ちょいちょいと手招きすると、ぱあっと笑顔になって体を寄せてくる。

「ちゅー……んっ」

ぷるんとした唇。美少女は唇まで可愛いのか、なんて変なことを考えついてしまう。

「えへへ、久しぶりのクロエちゃんとのキス、幸せだなぁ」

真っ直ぐにそんなことを言われると少々照れくさい。
しかし私からしても二人との久しぶりの触れ合いは幸せの極みだ。

「私だって幸せよ。ローラ、ヒカリ、せっかく寝間着を着てくれたのに悪いけど……脱がすわね」

ヒカリのシャツをスポンと脱がし、ショートパンツもするりと脱がす。
ローラはワンピースタイプのパジャマだったので、肩紐を外してするりと脱がせた。

「……っ」

ヒカリが自分の胸を隠すように体をよじり、ローラも恥ずかしそうに胸の前で手を合わせる。
しかし両手で隠したところですべて隠せるわけもない。
ヒカリの大きな胸を包むのは、細かな刺繍の刻まれた深緑のフルカップブラだ。体をよじったせいで斜め向きになった胸はその大きさをこれでもかと見せつけている。
ローラの手の隙間からチラチラと覗いているのは、赤を基調にしつつ、ピンクのリボンが可愛らしいハーフカップブラだった。学生時代に比べてやや大きくなった膨らみを可愛らしく包んでいる。
258 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2023/12/26(火) 20:20:02.10 ID:ExWUW4y1o
「二人とも、すごく綺麗よ」

ローラの胸の前で組まれた手をそっと解き、ブラジャーの下に手を滑り込ませる。

「んんっ!」

すでに期待で膨らんだ突起に指が引っかかり、ぶるりと体が震える。
追撃とばかりにキスを落とすと、さらに反応が大きくなった。

「ちゅう……っ、ん、ぅ……!」

「かわいい……ローラ……んぅ……」

ローラの息が浅くなったのを見計らい、きゅうっとつねる。

「んぅっ! ん、ふぅう……っ!!」

ビクン!と一瞬体を大きく強張らせ、ゆっくりとしなだれかかってくる。

「……も、もうイっちゃった……」

恥ずかしそうに小さな声で呟くローラ。
うっすらと汗をかいたその姿は、健康さと卑猥さを兼ね備えているように思えた。

「く、クロエ……ボクも……」

おずおずと体を近づけてくるヒカリ。
そして自らブラジャーを上に持ち上げ、ぶるんと大きな胸をさらけ出した。
ヒカリの桃色もまた起立しきっている。
あえて頂点には触れず、大きなお山を揉みしだいていく。

「あぅ……んっ……クロエぇ……」

もじもじと切なそうに内ももをこすり合わせるヒカリ。
ヒカリはなんというか、嗜虐心をそそられる。
いつもはしっかりもので優しいヒカリがベッドの上ではされるがままというギャップがそうさせるのだろうか。
あんまりいじめても可哀想なので、そっと頂点をつまんでみる。

「あっ……!」

ぎゅうっと背筋を反らせ、面白いほどの反応を見せる。
間髪入れずにもう片方を口にくわえて甘噛みしてみると、さらに高い声を上げ始めた。

「んくっ、はっ……ぁあっ……!」

ころころと舌でねぶると、ものすごい固さで主張してくるのが可愛らしい。
その感触を楽しみつつ責めていると、ベッドが軽く軋んだ。

「ぇ……ローラさ……んんぅっ! ちゅ、んぶ、ちゅうう……っ!」

おおっ。
上目遣いに見上げると、この世の楽園と見紛う光景がそこにはあった。
ローラがヒカリの両頬を抑え、キスをしていたのだ。

「れろ……ふふ、ヒカリさん可愛い」

「だめ、ローラさんっ、んんぅ、ちゅう……」

乳首をつまみ、もう片方は歯で軽く噛む。
ローラの動きに合わせて込める力を強くすると、大きな反応を見せてくれた。

「あ、んむ……! んぅ、ちゅ、んんんんんっ……!!」

体に力が入り、肩を強張らせる。
数秒たっぷりと体を震わせてから、ゆっくりと息を吐いた。

「はぅ……ふぅ、ふう……ボクもイっちゃった」

んぅっ、ともう一度軽く肩をビクつかせ、それから私を見つめてくる。
259 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2023/12/26(火) 20:21:33.91 ID:ExWUW4y1o
「次はクロエの番だね」

「だね」

ヒカリに同調してローラもこちらに向きなおる。
無論触ってもらうつもりだったので、寝間着を脱ごうと手をかける。
私の寝間着はモコモコした、ボタン付きのスタンダードなパジャマだ。
しかし、一番上のボタンに手をかけた途端、ローラの手によってそれを阻止されてしまう。

「私達が脱がしたいな〜……いい?」

聞いてきてはいるが、すでにその手はボタンを外しにかかっている。
3つ4つと外されるうちに私の肌が外気にさらされていく。

「く……クロエちゃん!」

「な……!」

パジャマの下にはなにも付けておらず、ぴこんとした桃色が顔を出した。

「ぶ、ブラジャーは!?」

ヒカリがあわあわと焦っている。
身構える間もなく見せつけられるのは強烈だったらしい。

「結局大きくならなかったし、寝る時は邪魔だから付けてないのよ」

ふふんとパジャマの裾をひらひらさせてさらに見せつける。
こんな平らなものでも、二人とも興奮してくれているらしい。

「それにどうせ……そ、そういうことすると思ったし。ちょっとでも早く触ってほしかったから」

「クロエちゃんえっちすぎるよ!」

「きゃっ!」

ローラががばっと覆いかぶさってくる。
ちゅっちゅとキスの雨が降ってきて、徐々に体内の熱が高まってくる。

「んっんっ……ちゅ、ん……れろ……ぢゅるるっ」

そうこうしていると、仰向けに寝かされている私の下半身側にいつの間にかヒカリが移動していた。
するするとパジャマの下が脱がされていく。

「わ……濡れてるよ」

「んんぅっ!」

ふにふにと下着の上から秘裂を撫でられて、湿った感触が伝わってくる。

「ふふっ。クロエのことイかせてあげる」

しゅりしゅりとヒカリの手が上下する内に、耳に届く音が段々と変わってきた。
すりっすりっ。
しゅっしゅっ。
くにゅっくにゅっ。
くちゅっくちゅっ。
湿り気を帯び、粘性の高い音が耳を犯す。

「ふぅ……っ、ふう……っ! ん、ちゅ、ぢゅうう……れろれろ……っ」

その間もローラのキスは止むことはない。
いつの間にかローラの手が私の胸をふにふにといじり、それもさらに甘い痺れを私にもたらしてくる。
260 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2023/12/26(火) 20:22:05.75 ID:ExWUW4y1o
「どんどん顔赤くなって可愛い……。んっ、ちゅうう……れろ、ぢゅる、くちゅ……」

「こっちもとろとろだよ。下着の意味がないくらい濡れちゃってる」

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。
ぢゅる、ぴちゃっ、ぢゅるるる。

「りゃめ、すごいの、すごいのきちゃ……っ!」

せめてもの抵抗の声は無視され、水音がひときわ激しさを増した。

「ちゅ、れろれろれろ……ぢゅ、ちゅううう……!!」

「えいっ」

ローラに思い切り舌を吸われ、突起をつねられる。
その瞬間にヒカリも下着の隙間から指を差し込み、淫核をつまみ上げた。

「ひっ、んっ!! ん、んんーーーーーーっっ!!!」

ビクン!
背中が跳ね、視界が激しく明滅する。
呼吸をしたいのに、ローラの甘い香りしか吸うことができない。
足は伸び切り、体の芯がきゅうきゅうと跳ねているのが分かる。
ぶる……っ、びくっ。
まだ快感が体を貫いている。
なにも制御できない。
腹筋がひくつき、なおも快感を欲しているかのようだ。
ひくっひくっ……。ふるる……。

「はあっ、はあっ……! あ、ぅう……! ん、くうぅ……っ!!」

快感の余韻がきゅううと体をもう一度震わせた。

「わ〜……」

「クロエ可愛すぎるよ……」

くてんとベッドに横たわる私を見て、二人が恍惚の表情を浮かべる。
だがまだここで終わるわけにはいかなかった。
261 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2023/12/26(火) 20:22:47.92 ID:ExWUW4y1o
疲れた体を腕を支えに引き起こし、ヒカリにキス。
何度か口づけを繰り返すと、ヒカリの体から力が抜けていく。
そっと背中に手を当てつつ体重をかけると、いとも簡単にヒカリはベッドへと仰向けになってくれた。

「ローラ、こっちきて」

ちょいちょいと手招きすると、ローラが私の隣にやってくる。
その太ももに腕を差し入れ、軽い体を動かしていく。

「あ……」

「わ……っ」

ローラがヒカリに覆いかぶさるようにして、準備は完了だ。
さっと二人のパンツを脱がせ、腰同士がくっつくようにローラの背中を押す。

ぺちょっ。

濡れたもの同士がくっつく音をさせ、二人は腰を密着させた。

「これ、マズいよ……」

「く、クロエちゃん……」

「ふふっ」

ローラの可愛いお尻を掴み、ゆさゆさと揺さぶってみる。

「あっ! うぅっ……!」

「んうっ! は、ぁあ……!」

にちゅにちゅとお互いが擦れあい、やがて私の補助なしで二人は腰を揺すり始めた。

「んっんっんっ……! ローラさん、ちゅー……」

「んっ、ちゅっ……ヒカリさん……ヒカリさん……っ!」

どんどんと二人が盛り上がっていく。
私も四つん這いになり二人の股座へと顔を近づける。

「……ぺろっ」

二人の熱い割れ目が私の舌を受け入れる。
舌を上へ動かせばローラの小さな割れ目が。
下へ動かせばヒカリの肉厚な割れ目が私の舌を濡らしてくる。

「クロエちゃ……んん、ちゅ、れろ……!」

「はあっ、んくっ……! クロエ、クロエぇ……!」

ぐちゅぐちゅとした音が速さを増し、二人の体液まで飛んでくる。
そっと顔を離して、それぞれに片手ずつ、中指と薬指をあてがう。

「んんぅ、イく、イくイくイく……っ!」

「ちゅ、ヒカリさん、した、らしてぇ……! ちゅ、ぢゅうううっ……!」

そして最愛の恋人二人の官能が極限まで高まったのを見計らい、指を思い切り挿し込んだ。

「二人とも、イっちゃいなさい……!」

「ひぎゅっ……!? あ、んくっ! ふあ! あああああああああっっ!!」

「や、あ……! く、んんんんんんん〜〜〜っ!!」

ぎゅうううと指が締め付けられる。
二人は体をびくびくと震わせて、声にならない声を上げ続ける。

「あ、クロエちゃ……出ちゃうぅ……!」

ローラのその声と同時に手のひらに温かい液体が降り注いだ。
じょぱっという勢いで吹き出したそれは私の手のひらを濡らし、ヒカリの下腹部を濡らし、やがてシーツまでをもしっとりと濡らす。

「あぅ……! 止まんないぃ……!」

ヒカリの肩口におでこをくっつけ、器用に腰だけを上下にひくつかせて潮を吹き続けるローラ。
二人で頭や腰を撫でてあげると、それに反応するように潮を吹く。
結局やがて収まるまでしばしの時間を要することになったのだった。

ーーーーー

ーーー

262 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2023/12/26(火) 20:24:08.98 ID:ExWUW4y1o
「……ごめんね、クロエちゃん。シーツびちゃびちゃにしちゃった」

「いいわよ、別に。私達も汗とかで湿らせたし、どうせ洗うのには変わりないわ」

汗を拭いた私達は、リビングに改めて布団を敷いて横になっていた。
ローラの潮吹きはシーツをこれでもかと濡らし、どうあがいてもベッドでは寝られなかった。

「ローラさんがあんなに吹いたの初めてじゃない?」

「うう……気持ちよすぎて……」

今はピロートークの時間だ。
日付はいつの間にか変わり、クリスマスは終わっていた。
両サイドから温もりに挟まれていると、先程の行為の疲れもありすぐにまぶたが重くなってくる。

「クロエちゃん、眠たい?」

「うん……」

「あれだけ動けばね。お昼寝もしてたし、日頃の疲れも溜まってそう」

さらさらと二人が頭を撫でてくれる。
あまりに優しい手つきで、気を抜けば一瞬で眠りに落ちてしまいそうだ。
というより、もはや半分寝かけている。

「おやすみ、クロエ」

「おやすみなさい、クロエちゃん」

「おやすみ……二人とも……」

両頬に柔らかい感触。
私は幸せに包まれてゆっくりと意識を手放した。

ーーーーー

夢を見た。
小さな子に囲まれる夢だ。
マクベスの子ではない。
私とローラ、ヒカリに似た小さな女の子たち。
直感で私達の子供だと分かった。

「ママ、ぎゅー!」

「わたしもー!」

「え、えっと……ぎゅー」

抱き返すときゃあきゃあと可愛い悲鳴をあげる。
じわじわと幸せが胸に広がる。

これはきっと未来の夢なのだ。

「いつか……本当に抱きしめさせてね」

一瞬きょとんとした顔を見せる娘。
だがすぐに可愛らしい丸い顔をにっこりとさせ、

「うん!」

そう笑うのだった。
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/26(火) 21:44:55.63 ID:mfb1zw/nO
おつおつ、久々のゆりゆりほんと助かる……
ところで最後の子供達、これもしかしてクロエ×ローラ・クロエ×ヒカリだけじゃなくてローラ×ヒカリの子も産まれてない?
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2024/01/16(火) 21:53:39.53 ID:cMHDvcEe0
気付かなかった
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