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【FGOSS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ【18禁】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/08/15(日) 23:34:48.51 ID:Ui4TdPVo0
あらすじ

妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェで起こるもう一つの物語
一人の男により、ブリテン異聞帯の歴史が変わる!!
――――――――――――――――――
FGO 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェの二次創作SSです。

注意事項
1.シフトですので、時間帯ランダム投稿。
2.原作のキャラのキャラ崩壊・キャラ違いによる味方化あり。
3.18禁並のエロあり。
4.原作のカルデア陣営の一方的不利化あり。
5.FGOにはいない他作品キャラも出ます。
6.二次創作ですので本編にはない展開があります。

これらが嫌な方はブラウザバック、それでも良いならそのままで。
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/15(日) 23:40:25.64 ID:WM1w5+rYO
モルガンとバーヴァンシーを幸せにして
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/08/16(月) 00:31:11.12 ID:6KdquDpg0
登場人物(主要人物)
ーーーーーーーーーーーーー
〔三澤亮太/アルト・オルラント〕
・今作の主人公。
・謎の光のオーラによって、原作から3年前のブリテン異聞帯こと『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』に転移させられた『現実世界』の人間。
・不器用ながら、誰かを助けることが生きがい。
・転移された時、『ザ・ワールド(時間停止)』・『バリア生成(ストパン仕様)』・『ヒール(回復術士のやり直し仕様)』と3つの力を授かる。

〔妖精騎士トリスタン/バーヴァン・シー〕
・メインヒロインその1
・クラスはアーチャー
・原作通りの加虐心あふれる性格。
・周囲の妖精から『妖精殺し』『血の踵』と嫌われている
・処女

〔妖精騎士ガウェイン/バーゲスト〕
・メインヒロインその2
・クラスはセイバー
・忠義に厚い性格。
・本気で愛した恋人を食べてしまう『性癖』がキズ。
・それもあって、未だに処女

〔妖精騎士ランスロット/メリュジーヌ〕
・メインヒロインその3
・クラスはランサー
・天然で不器用な部分がある
・弟子にパーシヴァル、恩人にオーロラがいる
・処女

〔妖精騎士アグラヴェイン/ザントマン/■■■■■■〕
・原作に存在しないオリジナルキャラ
・クラスはキャスター?
・クールで落ち着いた判断で行動するが、実はサイコパス。
・妖精騎士であるが、実は三澤亮太/アルト・オルラントと同じ『人間』である。
・相手を眠らせ、睡眠と夢を操る『夢の砂(ザントマンの能力)』・『サイコキネシス』・『■■■■■■■■■』と3つの力を持つ

〔モルガン〕
・原作通り、妖精國を支配する女王
・クラスはバーサーカー
・ベリル・ガットを夫として迎えている
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/08/16(月) 00:32:07.18 ID:6KdquDpg0
明日から本編を書く
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 01:41:01.04 ID:8+BU1TIY0
やっべえチートばっかやなって思ったけど鯖側でやろうと思ったらこれくらいいるか
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/08/16(月) 18:57:24.16 ID:6KdquDpg0
プロローグ:はじまり〜とある異界からきた男〔女王暦2014〕
ーーーーーーーーーーーーーー
女王暦2014年 風と自由の街ソールズベリー


一人の男が道を歩いており・・・

亮太「俺は三澤亮太。何らかの原因でここ、人類と妖精の立場が反転した世界。『妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ』にやってきた人間だ。」

亮太「俺がやってきたときに居た場所が「名無しの森」と呼ばれる場所であり、名前と自分が持つ力の使い方以外の記憶を失っている。」

亮太「今は俺の治癒能力か、少しずつ思い出しているようだが・・」


ガラガラガラ・・・(食料を載せた荷台がやってくる)

荷台の護衛騎士「・・・・。」(辺りを警戒してる)



亮太「(ザ・ワールド!)」ギュウゥゥ〜〜ン!!

その瞬間、周りのあやゆるモノの動きが止まり・・・


シュパシュパッ!!(リンゴを15個盗んで自分の袋に入れて・・)
亮太「(そして時は動き出す。)」ゥゥゥ〜〜ン!!

その後、何事もなかったかのように世界は動きだし、荷台は通り過ぎていった・・

荷台の護衛騎士「????」何事もないように警備を続ける


亮太「ふん。かるいものよ・・・」ガブリッ!(リンゴを食べる)

亮太「(これが俺の能力の1つ『ザ・ワールド』。10秒ぐらい時間を止める事が出来る優れものだ。)」


亮太「さて・・・んん?」

とあるやせ細った人間「・・・・・・」リンゴを見てる

亮太「・・・・・・・」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 19:02:39.33 ID:6KdquDpg0
亮太「・・・・ほら、これやるから・・」リンゴを渡す

やせ細った人間(少女)「・・・・・」リンゴを取る

亮太「・・・ふん。」

亮太はリンゴ1つを少女にあげ、その場を後にした。


亮太「(どうやら、記憶は着々と思い出しつつあるみたいだ。俺は不器用ながら、誰かを助けることが生きがいだったらしい・・・。)」

亮太「(しかし、未だに俺がこの妖精國に来たのはまだわからない。)」

亮太「(ただ、光のオーロラに包まれて、この世界に転移された事は名無しの森を出た直後でも憶えていたことだ。)」

亮太「(俺には、元いた世界のことはまだ思い出せていないが・・。いや、元いた世界など思い出したくもないかもしれない・・。)」

亮太「(なぜかって?思い出せなくても、俺にはわかるんだ。元いた世界が、どれくらい最悪だったってことを・・・)」

亮太「(今思えば、あの世界には思い入れなど端からなかもしれない・・。)」

亮太「(だが今は、人間が生きるのが辛いだけのこの妖精國をどう生きて・どう過ごしていくのかを考えなければならないからなぁ・・・)」

亮太「(俺にはザ・ワールドの他にあと二つ力を持っているが、それが通用しない奴が俺の目の前に現れたらと思うと・・・・)」


???「おーい!」

亮太「ん?」


町の奥から:元気が良い羽根付きの妖精がやってきて・・

亮太「なんだ。ブルーナか・・」

ブルーナ「またキャメロットへの食物を盗んだの?これでよくばれなかったわね?」

亮太「仕方がないだろ?これでもしないと俺は生きていけないのだからな?」

ブルーナ「はぁ・・・。」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 19:09:43.49 ID:6KdquDpg0
亮太「(青いモルフォチョウのような羽根を持つ彼女の名はブルーナ。俺の恩人と言うべき妖精だ。)」

亮太「(この人間が妖精に狩られたり・おもちゃにされたりと、人間にとって厄災でしかないこの妖精國で最初にあった妖精だ。)」

亮太「(職業は独立権のある人間の観察と管理であり、このソールズベリーの中間管理職的な役職に立っているらしい。)」

亮太「(名無しの森から脱出した俺を観賞用の為に保護し、今までこき使っていたが、今は俺に独立権を与え、良き理解者と言うべき存在である。)」

ブルーナ「ねぇ、仕事の方はどうなの?」

亮太「そうだなぁ〜、仕事の方は順調だよ。店長の方は意地悪なのだけど・・・。辛い仕事を押しつけるわ・ゴミ掃除ばかりを押しつけるわ・なにより給料が1円で安すぎるのでね。」

ブルーナ「貴方が人間にも関わらず、独立権片手に暮らしているからねぇ〜〜・・。まぁ、私が独立権を発行したんだけどね?」

亮太「ほんと・・あんたには頭上がらないよ・・・」

ブルーナ「それで?貴方のことだから、次の場所で何か稼げる事は考えているのかしら?これ以上、盗みを働くのはソールスベリー全体でも良くないことだよ?」

亮太「そうだな。少し盗みが過ぎたな?一応、悪いと思っているよ・・・」

ブルーナ「うん。ソールスベリーでのキャメロットへの納品が最近足りなくなってるって気がつき始めて、オーロラ様もピリピリでねぇ・・」

亮太「うん。今日の仕事が終わり次第、ここを発つつもりだ。今までこき使われたが、貴方には感謝している。」

ブルーナ「えぇ・・。貴方の力を知ったときに私、貴方を自由にした方が良いと思って、独立権を発行させたのよ?貴方の持つ力に感謝しなさい?」

亮太「あぁ・・・。」


亮太「(俺が前に居た世界居たときには持ってなかった3つの力。なぜこの俺に授けられたのか?何故、覚えのないその力の使い方を知っているのか?)」

亮太「(そしてこの力を持ってこの妖精國に来た理由を知るためにも、俺はこの妖精國の全てを知らなければならない・・)」

亮太「(そのためにも、まずはこのソールスベリーを離れる必要があるが・・・・)」


きゃあぁぁぁ〜〜!?

亮太「!?。なんだ?」

ブルーナ「向こうで騒ぎがあるわね?行ってみましょう!」


ブルーナと亮太は騒ぎが起こった場所に向かう。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 19:52:05.18 ID:6KdquDpg0
ソールスベリー 広場


ガヤガヤガヤガヤガヤ・・・

ブルーナ「すみません!何かあったのですか?」

ゴブリンの男「あぁ・・今、このソールスベリーに妖精騎士ガウェイン様が訪れまして・・・何でも、予言の子となる16歳の妖精がこのソールスベリーに潜んでいると言うんだ・・」

妖精の農民「その事で今、オーロラ様が対応に追われているのだけど、本当に予言の子がこのソールスベリーに・・・」

オオカミ頭の男「今さっきまで、一人の女がガウェイン様の拷問にあってねぇ・・・」

ブルーナ「拷問ですか!?」
_____________________________________
広場の中央では・・・

オーロラ「ガウェイン様・・、これは何かの間違いなのでしょうか?」

妖精騎士ガウェイン「前に言ったはずだ。私がわざわざここに来た理由は、このソールズベリーに予言の子が潜んでいるという情報を元に陛下の命令の元、調査に来ただけだ。」

コーラル「しかし、それは匿名でキャメロットに告発された話でしょう?単なるでまかせの可能性も・・・」

妖精騎士ガウェイン「だからこその調査だ。この街に隠れている以上、お主らがかくまっている可能性も捨てきれないからな!!」


亮太「(なんだあのデカブツ女は?ガウェインと言ったら、あのFGOでもゴリラと言うべき円卓の騎士の名前じゃないか!)」

亮太「(しかし、予言の子がここに潜んでいるとなると、ここも危なくなってきてるなぁ・・・)」

亮太「(ん?あれは・・・・)」


少女の死体「」

亮太の目の前に、前に盗んだリンゴを渡した少女の死体が転がっており・・・

亮太「あの子は!?あいつぅぅ〜〜・・・」ガサガサ・・

ブルーナ「ちょっと・・・亮太君!?」


妖精騎士ガウェイン「しかし私の通り道にこのような人間が通るなど・・不届きにも加減があるな?」

オーロラ「は、はい・・。誠に申し訳ありませんでした・・・」謝罪

コーラル「おそらく、新たに発見されたもしくは人間牧場から逃げ出した個体だと思われます・・」

妖精騎士ガウェイン「ふん。そんなのはどうでもいい・・うっかりとはいえ、ブラックドックの餌になっただけでも足しにはなったからなぁ〜・・」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 20:00:36.21 ID:6KdquDpg0
亮太「おい!!そこの巨人女!!」

妖精騎士ガウェイン「はぁ?誰だ、貴様は・・・・」

ガウェインの部下「ぶ、無礼者!?そちらの方をどなたと心得る!この妖精國を納めるモルガン陛下に仕える妖精3騎士の一人、ガウェイン様でありますぞ!!」


ブルーナ「(亮太君、下がって!!)」

コーラル「あいつは・・ブルーナ?なんであそこにいるのだ?」


妖精騎士ガウェイン「貴様、その姿から独立権を持つ人間か?なにか用か?」

亮太「んなこと知ったことか!!その子になにをした!!」

妖精騎士ガウェイン「あの子・・・この小汚い子の事か?こいつが私の通り道に急に飛び出してきたからな・・ブラックドック達が食らい付いて殺してしまったがなぁ・・」

亮太「殺した・・だと・・」

コーラル「ガウェイン様。この方は独立権を持ってはいますが、以前、問題を起こしていまして・・・」

コーラル「この人、独立権の無い奴隷の人間に勝手に餌付けをしていたんです。」

妖精騎士ガウェイン「なんと!?そんなことをしていたのか貴様!?」

亮太「!!?(あいつら・・どこまで人を物のように扱えば気が済むんだ!!)」

ブルーナ「(あのバカ!!そんなことまでしてたのね・・・)」


妖精騎士ガウェイン「大々わかった。オーロラ、この男の罪状からこやつの独立権の剥奪はしても良いんだな?」

オーロラ「えぇ、ここまでの罪を犯した人間など・・このソールスベリーに置いてはおけません。彼をあなた様に引き渡してもよろしいかと・・・」

妖精騎士ガウェイン「だそうだ。良かったなぁ・・これで晴れて、お前も元の奴隷に逆戻りだな?」

亮太「・・・・・・・・」


妖精騎士ガウェイン「であるなら・・妖精國第3刑法により、お前を拘束する!!連れて行け。」

ガウェインの部下「は!」拘束器具を持ち出し、向かっていく

亮太「・・・・・(さて、どうするか?)」戦う準備を整え・・
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 20:13:12.40 ID:6KdquDpg0
ガウェインの部下達「やぁぁぁ〜〜〜!!」襲いかかってきて・・

亮太「(ザ・ワールド・・時よ、止まれ!!)」ギュウゥゥン!!


ガウェインの部下達「」ピタッ (時が止まる)

亮太「よし、とりあえずこの縄を使ってと・・」敵の縄を持ち・・


シュルシュルシュルル〜〜。(5秒以内にガウェインの部下を巻き付けて・・)

亮太「よし!そして時は動き出す・・・」ギュゥゥゥゥ!!

ガウェインの部下達「ぬわぁぁ〜〜!?」バタバタバタン!!
ガウェイン部下達は、手足が縄に縛られ・全員その場に倒れこんでしまった・・


妖精騎士ガウェイン「な、何をやっているんだお前達は!?」

ガウェインの部下A「わ、わかりません!気がついたら、縛られていて・・・」

妖精騎士ガウェイン「!?(こいつ、魔術使いか!?もしやと思うが・・・)」

妖精騎士ガウェイン「貴様、部下に何をした?何をしたら、こうなるんだ!?」

亮太「さぁ?あんたが、別に何もしてないよ?あんたが、その子にしたことに比べればな。」

妖精騎士ガウェイン「くぅ・・、ならばこれはどうだ!!」ジャリリン!


ブラックドック達「ガウガウ!!」亮太に向かって襲いかかる

亮太「(今度は黒い犬か・・。ならばこれだ!ヒール(強化)!!)」キィィン!

バシィィン!!(ブラックドックを蹴り飛ばす!!)
ブラックドック「ギャイィィ〜〜ン!?」ドサッ・・


コーラル「あぁっ!?ガウェイン様のブラックドックをこうも簡単に倒した!?」

亮太「ふん、どんなもんだい!」キリッ

亮太「(今の力は俺が持つ3つの力の一つである『ヒール』。回復術士のやり直しに出てくる魔法みたいな物だ。これを使い、敵や嫌いな奴の魔翌力や経験値を奪ったり・敵を破裂したりさせることが出来る。その分、自分の魔翌力は使うがな・・・)」


妖精騎士ガウェイン「な、何をするだァーッ! ゆるさんッ!」

亮太「お前が言うな・・これはあんたのブラックドックが殺したあの少女の分だ!」

妖精騎士ガウェイン様「グゥゥゥ〜〜!?私をどこまで侮辱するか、人間の分際で・・・ならば!!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 20:25:46.92 ID:6KdquDpg0
バキンッ!!(自分の角を抜き、黒い炎をまとい始める・・)
妖精騎士ガウェイン「こんな奴なんかに我が力を使わせるとはなぁ〜〜!!グガァァァ〜〜!!」ボォォォ〜〜!!


ガウェインの部下B「ヤバい!?ガウェイン様のあの力を使うぞ〜〜!!」

オーロラ「み、皆様・・今すぐにここから離れなさい!!」

ガウェインの部下C「ガウェイン様のガラティーンに巻き込まれるぞ〜〜!!」


わぁ〜〜〜!!きゃあ〜〜〜!!

ガウェインの攻撃から逃げるように、パニックになりながらも、広場から逃走するソールスベリーの住民達

ブルーナ「ちょっ!?待って・・リョウタァァァ〜〜!!」人混みに流される


ズゴゴゴゴ〜〜!!(衝撃波が波打つ)

亮太「これはマズイ・・・。一か八か!ザ・ワールド!!」ギュウゥゥ〜〜ン!!

妖精騎士ガウェイン「」ピタッ!(時が止まる)


ガウェインがガラティーンを振り上げる前に時間を止め、亮太は彼女の足に触れ・・

亮太「ヒール(奪取)!!」キィィ〜〜ン!!

すると彼女の体内の魔翌力がどんどん吸われ、みるみるうちに彼女の元のサイズに小さくなっていった

亮太「くぅぅ・・危なかった・・・。あれ喰らったら死ぬところだったわ・・」

亮太「おっと・・そろそろ時間だな。」ギュゥゥゥゥ!!


妖精騎士ガウェイン「〜〜〜〜〜ィィィ!!」ガタン!!

妖精騎士ガウェイン「な・・なん・・だと・・・?」ガタッ(膝をつく)

妖精騎士ガウェイン「(バカな・・・妖精國一番の力を持つこの私が、こんな小さい人間ごときに敗北を・・・)」


亮太「動くな。動いたらその頭を吹っ飛ばすぞ?」頭に触れる

妖精騎士ガウェイン「!?(後ろを取られた・・こんなこと・・)」

妖精騎士ガウェイン「くぅ・・私を脅したつもりか?そんなことでは私は屈しないぞ?」

亮太「そうか?ならこれはどうかな?(ヒール(ちょっと改悪)・・)」キィィン!
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 20:31:59.33 ID:6KdquDpg0
ジジジジジィィ〜〜!!
妖精騎士ガウェイン「うっ!?うがぁぁ〜〜!?」ガクガクガク!!

ガウェインの身体がけいれんを起こし、その場にうつぶせになる

亮太「あんたの心臓に発作をかけた。苦しいだろ?あの子はこの倍を苦しみ、死んでいったからな・・」

妖精騎士ガウェイン「あっ・・ぁぁ・・アッ、あっ、アッ・・」心筋梗塞

亮太「???。何が言いたいのかな?」

妖精騎士ガウェイン「・・ぁぁ・・ぁぅぁぅぁぅ・・(こ、殺してくれ・・)」ドグドグドクドク・・・


亮太「・・・・・・・」

亮太「(いや、ここは殺さない方が良いな。彼女の妖精騎士としての力量・戦法・火力は本物だ。いつか俺の役に立つかもしれない・・)」

亮太「(なら、彼女の威厳を損なわせるのが手っ取り早いな。彼女を利用すれば、ここを脱出する時間も稼げるかもしれないな。)」

亮太「(そうと決まれば・・)ヒール(回復)!」キィィン!


ドクンドクンドクン!
妖精騎士ガウェイン「がはぁ!?はぁ・・はぁ・・はぁ・・」心筋梗塞から回復する

妖精騎士ガウェイン「き、貴様!?一体どういうつもりだ?」

亮太「気が変わった。お前のその強い力、ここで消すのは惜しくなった・・」

妖精騎士ガウェイン「何・・私をどうするつもりだ!」

亮太「君は俺の言うことを聞いて、それを実行しなければならない!」

妖精騎士ガウェイン「なんだと!?私はモルガン陛下に仕える妖精騎士・ガウェインだぞ!お前なんかの言うことなど・・・」

亮太「いや、お前は俺のためにしばらくみなの笑いものとなってもらう!ヒール(改良)!!」キィィン!
亮太は妖精騎士ガウェインの頭から直接ヒール(改良)を施し・・・

妖精騎士ガウェイン「なにを・・・うわぁぁぁぁぁ〜〜〜!?」ピカァァァ〜〜ン!!
___________________________________________________________________________
数分後・・・(広場にて)

妖精騎士ガウェイン「・・・・・・・・」立ち尽くしている


しばらくして、物陰からソールスベリーの人々が出てきて・・

オーロラ「が・・ガウェイン様?」

兵士達「どうかされましたか、ガウェイン様?」

妖精騎士ガウェイン「・・・・・・・」


妖精騎士ガウェイン「ウ・・うぅぅ・・・・・」

コーラル「ウゥゥ?」

すると妖精騎士ガウェインが何かをし始め・・・


妖精騎士ガウェイン「ウゥ〜〜ワンワン♪」


オーロラ「!!?」

犬になったガウェイン「ワンワン!ハッハッハッハッ・・」チンチンのポーズ

ガウェインの部下「が・・ガウェイン様!?一体何を・・・」

犬になったガウェイン「ワンワン♪クウゥゥン〜〜クゥゥン〜〜・・」ゴロゴロ

オーロラ達「・・・・・・・」お口あんぐり

その後、犬の仕草をする妖精騎士ガウェインはソールスベリー一帯を周り、その姿を露見させた
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 20:39:41.49 ID:6KdquDpg0
30分後・・・

犬になったガウェイン「ワンワンワン♪」四足歩行


ノームの男「なにあれ・・・本当にあの妖精騎士ガウェインか?」

土の氏族1「騎士として恥ずかしく思わないのか?ハハハハハ〜〜!!」

風の氏族1「頭おかしいんじゃない?いや、あいつは元々いぬの妖精だからねwwwww」

風の氏族2「あのこ(妖精騎士ガウェイン)、絶対にモルガン陛下に首にされるわ。」

土の氏族2「もっともだ!あんなバカ騎士なんかが陛下に仕えるわけが無いwww」

ソールスベリーの妖精達「アハハハハハハハ〜〜〜!!」


犬になったガウェイン「ワンワンワン♪」

犬になった妖精騎士ガウェインはしばらくした後、四足歩行のまま、東への道へ走り去っていった・・・・


フードの女「フフフ・・何あの仕草はwwwまぁ受ける・・・www」

フードの女「あの男(三澤亮太)、結構やるみたいだな・・・。しばらくは利用できそうだ。」

フードの女「そして妖精騎士ガウェイン・・あの子はもう終わりよ。」

全てを見ていたフードの女は、不気味に笑みを浮かべながら影の中へ去って行った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
同じ頃、ある部屋(亮太のアジト)では


亮太「ふう、これでよし・・」荷造り完了

妖精騎士ガウェインをおとりに旅の支度を済ませた亮太は部屋を後にし、ソールスベリーから出て、旅に出ようとしていた。


ソールスベリー 出口


コーラル「待ちなさい!!」

亮太「お前は確か・・コーラルか?」

コーラル「貴方ですね?妖精騎士ガウェイン様をあんな無様な犬にしたのは・・」

亮太「そっちこそ、餓死しそうな人間を助けたのにそれを罪として俺になすりつけておいて。まさか、キャメロットの納品の事も気づいていたのか?」

コーラル「やはり・・・貴方があの荷台に近づく度に納品物が消えているとは薄々気づいてましたが・・・」

コーラル「貴方、自分が何をしたのかわかっているの!?ガウェイン様をあんな無様にするなど、反逆罪で殺されるわよ貴方!!」

亮太「そうかい・・ならどうする?俺を捕まえて、自分の出世に利用するのか?まぁ、捕まえられればの話だが・・」

コーラル「くぅ・・。貴方をこのまま捕まえるのは難しいかもしれない・・でも!」

コーラル「貴方に独立権を発行したブルーナはどうかしら?あの子もまた、反逆共謀罪で告発してやるのだから!!」

亮太「!?」

コーラル「図星ね。彼女を巻き込みたくないなら、おとなしく自首してガウェイン様を元に戻して!!そうしたら、私の所有物として貴方をニュー・ダーリントン送りにはさせないわ。」

亮太「・・・・・・」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 20:46:53.88 ID:6KdquDpg0
コーラル「(ガウェイン様を打ち負かした彼の力。アレを利用することが出来れば・・)」


亮太「・・・!!」近づく

コーラル「ヒィ!?」ビクッ!

亮太「あんた、謙虚そうだから自分の力で解決しようと思っていたんだが・・あんたに恨みは無いと思ってたが・・・ヒール!!」ギィィン!


亮太「・・・・・・・・」

コーラル「・・・・・・」ボケェ〜・・
コーラルは何も言わぬまま、後ろを向いて去って行った・・

亮太「・・・・・?」ふと見る


ブルーナ「・・・・」ビクビク・・

亮太「・・・・さよなら、ブルーナ。」背中を見せる


身を隠すブルーナに気づきつつも、亮太はバイコーンにのり、ソールスベリーを後にする
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブルーナ「・・・亮太君。私の亮太君が・・・」

コーラル「・・・・・・」

ブルーナ「ねぇコーラル!亮太はどうなるの?一体、亮太君は何処へ行くのよ!?」

コーラル「・・・・・・」

ブルーナ「答えなさいよ、ねぇ!?」胸ぐらをつかむ

コーラル「・・・ブルーナサン・・カレハモウ、ソールスベリーニハカエラナイ・・」

ブルーナ「えっ?」

コーラル「ブルーナモ、ハヤクコノマチカラニゲナサイ・・デキルダケトオクニ・・モットトオクニ・・・」歩き始める

そう言いつつ、コーラルは再び歩き始める

ブルーナ「コーラル・・・貴方は一体・・」


コーラル:彼女は亮太のヒール(改良)を受け、ただ命令を聞き入れるだけの廃人となった。
彼女はもう自分が何をして良いのかもわからない。ただ、言われたことをやるしかない人形のように・・
彼女はこの後どうなったかはわからない。ただ、3年後に出会うはずの人物には会えないのだろう。それは彼女に意思など無いのだから・・
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 21:02:01.54 ID:6KdquDpg0
妖精國 草原


亮太「・・・・(悪かったなブルーナ。お前を巻き込んでしまってな・・)」

亮太「(だが俺は行かなければならない。この世界の人間ではない別世界から来た俺にとって、俺が何故この世界に来たか、何故俺はこの3つの力を手にしたか、何故俺はこのような事をしたのか・・・)」

亮太「(俺はソールスベリーで学んだことがある。この世界は間違っている。妖精も人間も、みな平等に・みなが幸せにならなきゃならないんだ・・。)」

亮太「(それをあのモルガンというアーサー王伝説の魔女が王として、この国を支配し、みなを苦しめている・・)」

亮太「(妖精達が言うには、「16年後に救世主が現れ、偽りの王が倒され、真の王が妖精と人間を従え、偽りの歴史を終わらせる」と言う予言を信じているが・それを待っている時間は無い!!)」

亮太「(ならどうするのか?それは自分が考えて決めることだ。そして、俺は答えを一つ見つける事が出来た。)」

亮太「(誰かに言われても良い、誰かに恨まれても良い、ただ俺がやるべき事はただ一つ・・・)」

亮太「(やろう・・この3つの力と俺の知恵を使って・・・)」


「このアヴァロン・ル・フェを変えてやる!!」
_____________________________
元々妖精國に生産された人間でもなく、汎人類史から漂流した者でもない何処かの世界から来た男は決心する。

妖精國を支配するこの異聞と言えるブリテンの女王『モルガン』を倒し、この世界を変えるという目的を叶えるために・・

異界から来た男に待つのは・・希望か?絶望か?それとも・・・・


これは数多の英霊と共に人類史を救うべく戦うカルデアのマスターの物語では無い。

異界より転移した一人の男により、本来悲惨な運命を辿るはずだった者達を救う物語である・・・


Fate/GrandOrder〔IF〕妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 開幕
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/08/16(月) 21:10:01.76 ID:6KdquDpg0
第1節:グロスター
________________________
丸一日が過ぎ・・・ グロスターの入り口


亮太「さて、やっと着きましたよ。流行の街、グロスター!」

亮太「ここでは戦いが禁じられているから、しばらく潜伏するのにうってつけの街だな・・」

亮太「ただ、流行が流行であって・・聞いたところ、「鍛えた強さを振るうことができない」と聞く。」

亮太「たぶんこのグロスターだと3つの力をうまく扱うことが出来なくなる可能性がある。だが、ソールスベリーの騒ぎが済むまでの辛抱だな・・」奥へ進んでいく


商店街エリア

わいわいガヤガヤ・・


亮太「いろんな物品・いろんなファッションがあるなぁ〜・・」

亮太「・・・・」財布の中身を確認する

パカッ・・(財布の中身は2000円程度あり・・)

亮太「・・・・・・」胸ポケットから封筒を取り出す・・・


亮太「今の所持金は500万円。アヴァロン・ル・フェに送られた日はちょうど給料日だったから銀行から大事に取っといた紙袋。」

亮太「しかしここは妖精領域。円が発展してるわけが無いから、今の所持金はただの紙当然かぁ・・・・」がっくし・・

そう言いつつ、辺りを歩きながら見渡すと・・・


???「そこのお兄さん!ここでは円は使えませんよ?よろしかったら、私がモルポンドに外貨両替してあげますよ?」

亮太「貴方は・・笑ゥせぇるすまんの喪黒福造!?」

???→喪黒福造「おや、私をご存じで?まさかこんな妖精の国に私を知る者がいたなんて・・」

亮太「貴方こそ・・まさか、こんな妖精國で貴方のようなアニメキャラに出会えるなんて・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しばらくして、喪黒と亮太は話しながら道を歩いていた


喪黒「まさか、私のテレビアニメが放映している世界からこの妖精の国へ転移されたとは・・驚きましたよ。」

喪黒「ここには、どこもかしこも妖精妖精ばっかり居てねぇ〜・・人間のお客さんなど一人もいませんよ、本当に・・・」

喪黒「おかげで商売あがったりですよ!ですが、貴方みたいな人が私の前に現れたのは不幸中の幸い・・もしくは運命だと思いますよ?」

亮太「嫌々そんな大層な事は・・・」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/08/16(月) 21:16:30.74 ID:6KdquDpg0
遠くからの声「誰か〜〜!!助けてくれ〜〜!?」


喪黒「おや?誰かが助けを求めているようですよ?」

亮太「あぁ、行ってみよう!!」


牙氏の妖精「ヒィィ〜〜助けて〜〜!?」

亮太「な、なんだあれは!?」


ドラゴン?「ガオォォォォ〜〜〜!!」

亮太「これは・・・デカいドラゴンが三体!?」

喪黒「いや、あれはネズミですよ・・・」

亮太「なにぃぃ〜!?」

喪黒「そういう街なのですよ、このグロスターという街は。おおきいものが小さく見えたり、ちいさいものが大きなものと見えたりと奇妙なのですよ。」


ネズミという名のドラゴン「ガオォォォォ〜〜!!」

亮太「ど、どうするのこれ・・・(対応したいが・・このグロスターで力を使おうにも・・・)」


タッタッタッタ・・・(道奥から赤いドレスの女性がやってきて・・)

妖精騎士トリスタン「あら?何かと見てみれば、一体何の騒ぎなのかしら?」

喪黒「おや?あなた様は・・・・」

亮太「!?」


亮太「(な・・なんて綺麗なんだ・・。赤い髪に白い肌・・それにあのスレンダーな足・・)」

亮太「(何だろう。あの子を見ていると・・・いや、何を考えているんだ俺は!?初対面で妖精であるあの子に欲情するなんて・・)」


牙氏の妖精1「そこのお嬢さん、危ないぞ〜〜!?」

妖精騎士トリスタン「???」


ネズミ(ドラゴン)「ぐるるるる〜〜!!」

気づいたら、妖精騎士トリスタンがネズミ(ドラゴン)に取り囲まれていて・・・

定員の妖精「そのネズミを捕まえて〜〜!!飼育用のネズミが逃げ出してー!捕まえたらお礼をするから−!おーねーがーいー!」

亮太「捕まえてって言われても・・き、君!危ない!!」


ネズミ(ドラゴン)「グオォォォォ〜〜〜!!」襲いかかる

妖精騎士トリスタン「・・・・はぁ!!」ピョン!!

彼女(妖精騎士トリスタン)は囲まれていた場所から高くジャンプし、ネズミ(ドラゴン)の攻撃を軽々とかわして・・・


妖精騎士トリスタン「フフフ・・そおぉぉれ!!」シュババババン!!

グサグサグサッ!!
ネズミ(ドラゴン)「ギャァァァァ〜〜!?」ドサッ・・

亮太「な!?ドラゴンっぽいのを一瞬で・・・」


定員の妖精「アァァァ〜〜!?捕まえてって言ったのに〜〜!?何も殺さなくても良いじゃないか〜〜!?」

妖精騎士トリスタン「うるさいわね!その汚いのを逃がしたあんたが悪いのよ?」キィィ〜〜ン・・

定員の妖精「ヒィィィ!?て、てかよく見たら・・あなたは、妖精騎士トリスタン!?」

妖精騎士トリスタン「あら?私を知っていたなら・・今のうちに逃げた方が良いよ?あなた、事故で死んじゃうかもよ?」

定員の妖精「ヒ・・ヒェェェェ〜〜〜!?」逃げ出す
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/08/16(月) 21:23:34.44 ID:6KdquDpg0
亮太「(妖精騎士トリスタン。あの子が二人目の妖精騎士かぁ・・)」

妖精騎士トリスタン「んん?あなた・・・」

亮太「は、はい・・俺に何か用か?」

妖精騎士トリスタン「・・・貴方、私の事を危ないと言ってたけど・・・まぁ、心配ないわ!あんなの、そこらのゴミ以下だからね・・。」

亮太「(なんか・・とんでもなく口も性格も悪い女だなぁ・・)」

妖精騎士トリスタン「それに貴方・・・私があのゴミをヤる時、私の何かを見たよね?」

亮太「は、はい?そ、それは・・・・」

妖精騎士トリスタン「・・・・・・」ジィィ〜〜・・

亮太「そ、そうだ!貴方のその可憐な姿に見とれていただけさ!」

妖精騎士トリスタン「あらそう?私、てっきり高く飛んでたから、貴方が私のスカートの中を覗いていたと思っちゃった〜♪」

亮太「いや、まさかねぇ・・・(実は妖精騎士トリスタンのパンツを見たなんて、人前には言うもんではないな・・)」


喪黒「これはこれは妖精騎士トリスタン様。今日もお元気そうで・・・」

妖精騎士トリスタン「あら、喪黒じゃない!!この間はとても良い気分にしてくれてありがとね!」

喪黒「ほぉ〜それはよかったものですねぇ〜〜・・・」

喪黒「しかし良かったのですか?ここは暴力御法度のグロスター・・。動物だろうと[ピーーー]のはどうかと・・・」

妖精騎士トリスタン「そんなの関係ないわ〜・・だって、私には「アレ」があるのだから・・・」

亮太「(「アレ」?トリスタンめ、一体何を隠しているのだ・・?)」


妖精騎士トリスタン「それよりも聞いてる?今日のオークション、たくさんの珍獣が売り買いしているって!」

喪黒「珍獣ですかぁ〜?どんなのをお買い上げになられますか?」

妖精騎士トリスタン「フフフ・・ひ・み・つ!それより、「アレ」をもう一箱売ってくれないかしら?ちゃんと使用上は守っているからね!」

喪黒「「アレ」ですかぁ・・あいにく今日はその在庫を切らしておりまして・・」

妖精騎士トリスタン「そう・・無いのなら仕方が無いわね・・・。でも、次会うときは用意してなさいわよ?でなければ、あなた、あのゴミと同じ目に遭わせてやるから!!」

喪黒「心得ております・・ですが、必ず「アレ」の使用の注意をまもってくださいね?」

妖精騎士トリスタン「う・・・わかっているわよ!!」


妖精騎士トリスタン「そういえばあなた・・そう、喪黒の隣にいる貴方!!」

亮太「お、おれ!?」

妖精騎士トリスタン「もう会うと思わないけど、名前を聞いてあげても良いけど?」

亮太「あぁ・・俺は・・・」


亮太「(いや、ソールスベリーの事もあるし、妖精騎士と言われるなら、何らかの通信手段で俺の名は知れているかもしれない。ここは偽名で言おう・・・)」

アルト・オルランド(三澤亮太)「アルト・オルラントだ。よろしく。」

妖精騎士トリスタン「オルラントねぇ・・見た目からして、センスないわね!ハハハ!!」

アルト「なぁ・・・!?」

妖精騎士トリスタン「あなた、珍獣のオークションとかに興味がある?あるというなら残念だね。今日のオークションは招待状がないと入れないのよ。」

妖精騎士トリスタン「もっとも・・貴方のような妖精にオークションは100年たっても早いってね!!」

そう言いつつ、妖精騎士トリスタンは去って行った・・
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 21:24:48.06 ID:6KdquDpg0
アルト「なんだあいつ!?可愛い子なのに、あの性格や態度といい・・」

喪黒「そういうお方なんですよ、あの妖精騎士トリスタンと言うお方は・・・」


喪黒「妖精騎士トリスタン。あの方は、この妖精國の女王であるモルガンの娘というだけあって、気に入らない妖精を殺したり・ニューダーリントンに連行したりと好き放題やっているのですからねぇ〜〜。妖精國中には『妖精殺し』、『血の踵』のトリスタンと、その名は広まってますよ。」

アルト「喪黒さん、あの妖精騎士とお知り合いなのか?」

喪黒「はい。以前、あの方には良い買い物をしてもらいましたから・・・」

アルト「買い物ねぇ〜・・俺には、買い物してて良いことなのか悪いことなのか、疑わしいんだよねぇ・・」

喪黒「でしたら・・貴方もこれを使ってみてはどうですか?」鞄を開ける

喪黒が取り出したのは、黒いキャラメルが入った箱であった。

アルト「なんですかこれ?」

喪黒「これは一粒舐めるだけで、良いことが起きる『幸運のキャラメル』です。これを舐めたら、貴方に幸運が舞い込みますよ?」

アルト「幸運のキャラメル?なんか怪しい薬じゃないのか?」

喪黒「とんでもありません・・私は麻薬など大嫌いですので、これは正真正銘、貴方に幸運をもたらすキャラメルなのですよ?」

アルト「そうなんだ・・・(もしや、トリスタンが言ってた『アレ』って・・これのことか?)」

喪黒「今ならお安い価格でお売りいたしますよ?」

アルト「・・・・・・・」

アルトはしばらく考えたところ・・・


アルト「(まぁ、物は試しって事で・・・)買った!」

アルトは2000モルポンドを支払い、『幸福を呼ぶキャラメル』を買った

喪黒「お買い上げありがとうございます。」

アルト「しかしこのキャラメル一つで幸運をもたらすのか?」

喪黒「もちろんですよ。私が保証します!」


喪黒「ただ、このキャラメルの使用上の注意がありまして・・。」

喪黒「キャラメルの効き目が効いている時は幸運が舞い込みますが・・効き目が切れたとたんに、その幸運分の不幸を受けないといけないのでして・・・」

アルト「不幸か・・・確かに幸運をもらっている分、不幸が来ることは覚悟の承知だな・・」

喪黒「わかっていればそれで良いですよ。しかし、間違っても一回服用した分の不幸が来る前にキャラメルをさらに服用してはいけませんよ?」

アルト「あ、あぁ・・・・」

喪黒「では、私はこれで・・・・」

喪黒福蔵はそう言って、アルトの元から去って行った・・・
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 21:35:16.10 ID:6KdquDpg0
数分後・・・公園にて


アルト「あ〜ん!」パクン!

アルト「・・・・(くちゃくちゃくちゃ・・)。マズっ!」

アルト「こんなので幸運が本当に来るのかなぁ〜〜?」


ヒュゥゥ〜〜〜ン!!(突風)

アルト「うわっ!?急に強い風が・・・」


ヒュゥゥ〜〜ン、ペしっ!!


アルト「なんだ?」確認する

飛んできた物はなんと「ムリアンの珍獣オークション」の招待状だった!!

アルト「これは・・オークションの招待状かぁ・・・・」


妖精騎士トリスタン(回想)「(貴方のような妖精にオークションは100年たっても早いってね!!)」


アルト「あのメスガキ気取りの妖精騎士めぇ・・よぉぉ〜〜し、今に見てろよ!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
オークション会場の前

ワイワイガヤガヤ・・・


アルト「すごい数のお客だなぁ・・」

門番「失礼しますが、あなた様の招待状を拝借します。」

アルト「はい。」渡す


門番「う〜〜ん・・お名前が消えかけてますが、お名前は?」

アルト「アルトだ。アルト・オルランドだ!」

門番「では、念のためにここに署名を。」バインダーを渡す

アルト「はい。」署名を書いて渡す。

門番「招待状は本物です。大変失礼しました・・」

アルト「そう。(よし、なんとか入れるなぁ・・)」


オークション会場 

アルト「よし、席はここだな。よっこらしょ・・・」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 21:41:01.42 ID:6KdquDpg0
ガタン!!(イスが壊れる)
アルト「のぉぉぉ!?」

バシャーン!!(ジュースが頭の上に落ちる)

グロスターのエルフ「あら、ごめんなさい。驚いてジュースをこぼしてしまいましたの・・・」

周りのお客「アハハハハハ〜〜!!」

アルト「くぅ〜〜・・・なんでこんな・・・」


アルト「(待てよ?あのキャラメルの効力が切れた事もあるな・・これがあの幸運のキャラメルが持つ幸運をもたらした分の不幸なら・・これは些細な事に違いないなぁ・・このキャラメルの効力は本物だな。)」

アルト「・・・・!?」


妖精騎士トリスタン「プッ・・・クスクスクス!!」密かに笑う

アルトの席の上の席で妖精騎士トリスタンが笑いながらその場を見ていた

アルト「(最悪だ・・今のをあいつに見られたわ・・。)」

アルト「(だが冷静になれ。奴を負かすためにも目玉の商品を競り勝ってやる・・・)」
ーーーーーーーーーーーーーーー
オークション開始


司会者の妖精「お集まりの紳士淑女様方。グロスターのオークションにようこそおいでくださいました。」

司会者の妖精「明日の夢より今の夢、氏族のプライドより自身のブランド。そんな皆様方の欲望に答えるべく、今宵も幾多の品物をご用意いたしました。」

司会者の妖精「カタログには目を通していただけましたか?これは!っと感じた品物に出会えましたか?素晴らしい、皆様すっかり夢中のご様子。前口上はここまでといたしましょう・・・」

司会者の妖精「それではーーーーレディ・ムリアンの珍獣展覧会、存分にお楽しみくださいませ!」

パチパチパチパチパチパチィィ〜〜!!


アルト「さてと・・・目玉の商品は第9番かぁ・・「可愛い動物の車」?まぁ、実物を見ないとわからなそうだな・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーー
その後、オークションは緩やかに進み続け・・・

司会者の妖精「8番「生きた石炭山」、1000万モルポンドで落札いたしました〜〜!!受け取りの際は一階の受け取り窓口で〜。」


セキタンザン「ザン〜〜ザンザン〜〜!!」檻で暴れている

檻の中のセキタンザンはむなしくも奥へ運ばれていった・・


ガタン!コロコロ・・・(セキタンザンの熱した石炭が転げ落ち・・)
しかし、セキタンザンの熱した石炭を通し・・

ボォッ、パチパチパチ・・(火が導火線のように燃えていく)
石炭から発火した火は導火線のように奥へ燃え広がりを見せていた


アルト「(可哀想なセキタンザン・・。俺、ゲームでよく使っていたなぁ・・・)」

アルト「(しかし、値打ちが1000万モルポンドとは。2つ前の「アベーアベー・スガースガーという老人2人」よりはマシだな・・。なにせ、50モルポンドで落札だからな・・何処の物好きが買ったんだか・・)」


司会者の妖精「それでは本日、最後の品物を紹介いたしましょう。」

司会者「これは乗り物なのか?はたまた動物なのか?全くの珍獣であり、全く新しい未来の馬車となり得るのか?」

司会者の妖精「ロットナンバー、ファイナル!「可愛い動物の車」でございます!!」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 21:42:31.90 ID:6KdquDpg0
すると、奥からモルモットと車を合体させたような生き物が現れた。


シロモ「きゅ、きゅぅぅ・・・」

アルト「(あれは・・・PUIPUIモルカーのシロモじゃないか!?)」


エルフの妖精「うわぁぁ〜〜、可愛い〜〜!!」

羽根付きの妖精「まさに可愛い動物の車だね・・車というのはわからないけど・・」

ノームの妖精「これは最後にふさわしい・・・」

司会者の妖精「これはなんとも良い表情!これはぜひともこの珍獣をゲットし、ドライブを楽しむのもありですよね!!」


妖精騎士トリスタン「(ふふふ・・良いじゃない良いじゃない!!これを手にしてお母様とドライブ・・いや、ニューダーリントンで火の輪くぐりでもやらせようかしら?)」

アルト「(あいつ、あのモルカーを競り取るつもりだな・・・)」


司会者の妖精「それでは、1000万モルポンドからスタートです!」

アルト「!?(ゲッ!?いきなり予算オーバーかよ・・)」

司会者の妖精「1100万、1200万、1300万、1400万・・おお〜2000万!」

司会者の妖精「レディ・スピンネル様が2000万モルポンドです!」

妖精騎士トリスタン「(フフフ・・ザーコザーコ!!)」アルトを見て

アルト「・・・・・・」悔しがる


シロモ「きゅぅぅ〜〜〜・・・」アルトを見ている

アルト「!?」

シロモ「くぅ〜くぅ〜くぅ〜・・・・」助けを求めている

アルト「・・・・・・・」

司会者の妖精「他に手を上げる方、いらっしゃいますかぁ〜〜?」


アルト「(確かに俺は、前の世界で動物を優しくしてたなぁ・・。けど・・・)」

シロモ「くぅ〜くぅ〜くぅ〜・・・・」助けを求めている

アルト「・・・・・・・・・よし。」
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