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【FGOSS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ【18禁】

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514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/09(火) 21:46:05.08 ID:SGsa1/w/0
1年前・・・キャメロット:玉座の間 定例会議にて


モルガン「では、定例会議を始める。道化どもは壁に下がれ。氏族長と妖精騎士達の発言を許す。各々、意見を交えるがいい。」

ウッドワス「では私から発言させてもらう。」

書記官イットリー「牙の氏族の長。オックスフォードの領主。ウッドワス様。発言をどうぞ。」

ウッドワス「私からの進言は陛下。どうか、軍備の増強をお考えください。『モース』は年々増え続けておりますし、円卓軍などという不届き者どもの始末もある。」

ウッドワス「そちらの人間牧場の方の人間の出荷数を増やし、兵舎にあてがわれますようお願い申し上げる。」

妖精騎士モードレッド「あぁ〜ん?先に進言があると思えば、またその事かよ・・。女王陛下の方の出荷は望み薄なのは目に見えているというのに・・」

妖精騎士モードレッド「なんなら、あたしの方の人間の出荷を再開しても良いんだぜ?こっちの方は出産数が有り余るほどたくさんあってなぁ〜・・」

ウッドワス「ぐぐぐ・・お前の所の人間の出荷等、絶対に受け取ろうとは思わん!!お前の所の人間の製造の数と仕方が異常過ぎる!!」怒る

ウッドワス「それにそこから出荷した人間の多くは兵として役に立たずに食用とされ、我が領土のレストランに配備されるも・・」

ウッドワス「あまりの良質と中毒性により・・オックスフォードからネオ・ニュー・ダーリントンへの移住を申し込む牙の氏族らが多数いるのだからな!!」

妖精騎士モードレッド「あん?!そんなの牙の氏族らの勝手だろ!!あたしのせいにすんなって・・」怒鳴り散らす

ウッドワス「グゥゥ・・陛下の御前でなければ、お前の首を噛み千切っている!」

妖精騎士モードレッド「なんだ?やろうというのかぁ〜?」ジャキン!(妖精鉤剣クラレントを尖らせる)


妖精騎士アグラヴェイン「やめなさいモードレッド!それくらいにしておきなさい・・」2人を止める

妖精騎士モードレッド「チィ・・相棒が言うのなら、今日の所はこれくらいにしてやんよ。」クラレントをしまう

ブルーナ「フン・・牙の氏族の長であるあんたが他の牙の氏族達を抑えられないようじゃ、そろそろ氏族の長を引退した方が良いんじゃないのかしら?」

ウッドワス「つぅ・・私はレオンゴンに氏族長の座は開け渡さんぞ!!私はまだ、氏族の長として十分にやっていけるのだから・・・」

ブルーナ「そう・・・。」


書記官イットリー「風の氏族の長。ソールズベリーの領主。イレギュラーズの1人。ブルーナ様。発言をどうぞ。」

ブルーナ「はい。こちらの方で解析しているモース毒の解毒法とその特効薬が実験段階までに至ったことを報告いたします。」

モルガン「ほう・・で、結果の方はいかがなモノなのか?」

ブルーナ「それが・・まだデータが不足しているモノですので、もう少し女王軍の方から予算の方を出してくれれば良いのですが・・」

妖精騎士モードレッド「お前・・前の定例会議でも同じ事を言ってただろ!?予算など・・また意味の無い事に使い潰したんだろ?」

ブルーナ「違いますって!!私はこう見えてもちゃんと妖精國の貢献の為にも色々な実験をしているのですから・・その実験のためにも、莫大な予算が必要でしてねぇ〜・・」

妖精騎士アグラヴェイン「予算の方は、人材も含めてノリッジの方から出してやっても良いかしら、スプリガン?あなた、貯金の方は沢山あるでしょ?」

スプリガン「えっ、えぇ・・・ブルーナ殿。追加予算のことでしたら私とノリッジの方でなんとかいたしますので、どうかご安心を・・」

ブルーナ「さっすが〜!金銭の所は負け無しのノリッジの領主って所だね?『モース』対策の為にも、私の方で開発した毒兵器をどうかかってみたらどうでしょうか?」

スプリガン「あ・・あとで考えてから・・いや、是非この定例会議が終わり次第、商談をさせて貰います・・。」

ブルーナ「そう・・・いつもありがとね!!」

スプリガン「・・・・・・・・」何も言えない


ウッドワス「(あのキャップレスの奴、最近は妙にオドオドした素振りをしやがって・・大丈夫なのか?)」怪しく見る
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/09(火) 23:24:16.30 ID:SGsa1/w/0
書記官イットリー「土の氏族の長。ノリッジの領主。スプリガン様。発言をどうぞ。」

スプリガン「えぇ。ノリッジの『厄災溜まり』はあと1年で臨界を迎えるの事ですが・・あと1年もすれば、エインセルが予言した『予言の子』が出現する年でもあります・・」

モルガン「そうね・・もうその年に近づいてきたのだな・・?」


妖精騎士アグラヴェイン「『予言の子』は我らイレギュラーズでも捜索をしておられますが、未だに発見には至らずと言うのが現状です。」

妖精騎士アグラヴェイン「増え続けるモース、ノリッジの災害予兆。北のオーマジオウ、南のロンディニウム。歪みの岬の外来種の活性化・・」

妖精騎士アグラヴェイン「そしてベリル・ガット様が忠告し、いずれ『予言の子』と共に現れる『異邦の魔術師』の出現・・」

妖精騎士アグラヴェイン「おそらくはその1年の内に、モルガン陛下の治政に多大な影響が出ると予測されます。」

モルガン「確かにその可能性は否定など出来ないな・・。」

妖精騎士アグラヴェイン「『巡礼の旅』をなし得るために妖精國各地を回る事を考慮し、『予言の子』は身を隠しながら妖精國の地域を転々と移動すると予想されます。」

ブルーナ「なるほどねぇ〜・・なら、鐘撞き堂があるソールズベリー・オックスフォード・グロスター・ノリッジの検問の強化を徹底し、予言の子を鐘撞き堂に近づけさせなきゃ良いって事で・・」

妖精騎士アグラヴェイン「もちろん警戒を持って検問を強化すべきと思いがちですが・・行き過ぎる警戒をしてしまえば、かえって予言の子に警戒され、その姿を見せることは到底ないに等しいでしょう・・。」

妖精騎士アグラヴェイン「それにモルガンの政を不快に思う下級の妖精達の怒りを煽り、ますます予言の子に味方する妖精達が増えると思われます。」

モルガン「確かにそうだ。それで妖精騎士アグラヴェインはこれに対して、どのような策を考えているのだ?」

妖精騎士アグラヴェイン「その事については・・私とノリッジの領主であるスプリガン様の協力を得て、特有な対策案を考えてみたのですが・・」

二代目妖精騎士トリスタン「あの最近オドオドしてるのが目立つスプリガンのねぇ〜・・・」スプリガンの方を見ながら・・


妖精騎士アグラヴェイン「この案が可決されれば、予言の子とそれを信仰する妖精達を完全に『分断』する事が可能となります。」

ウッドワス「成る程・・青二才にしては実に素晴らしい作戦を考えるじゃないか?」クススッ・・(笑う)

妖精騎士アグラヴェイン「えぇ。ただ・・・」ジロッ・・(スプリガンの方を見る)

スプリガン「!?」ビクッ!(睨まれ、前に出る)

スプリガン「え、えぇ・・それがそのぉ〜・・えぇ〜っと・・・」オドオドしている

妖精騎士モードレッド「どうした?土の氏族の長としては、随分と自身なさげが目立つじゃないか?」クスクスww(スプリガンの事を笑う)

ブルーナ「ハァ〜〜・・陛下の前でそんな醜態を出すなら、いっそのこと・・『宝石鎧のダルダン』に氏族の長の座を明け渡せばいいのに・・」ハァ〜・・(青い煙のため息を吐く)


集まった妖精達1「(うわぁぁ〜〜!?その息をこっちに吹きかけるな!!)」口をふさぐ

集まった妖精達2「(ブルーナ様の亜鈴のせいで、吐く息でさえも毒ガスになるというのに・・)」口をふさぎながら・・


モルガン「妖精騎士アグラヴェイン、お前がスプリガンと考えた案とやらを言ってみろ。」

妖精騎士アグラヴェイン「はい。ただ・・各氏族の街にある重要物を撤去する事になるのですが・・」

周りの妖精達「!!!??」ザワザワザワ・・(驚く)

ウッドワス「・・まさかと思うが、お前は『鐘撞き堂の鐘を破壊する』と考えているじゃないよなぁ!?」睨み付ける
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/10(水) 00:20:14.00 ID:WyIvhArJ0
妖精騎士アグラヴェイン「・・・予言の子が現れるその1年だけでも良いのです。『巡礼の旅』の要となり得る鐘を何処かに隠せる所があれば、私が責任を持って・・・」

モルガン「ならぬ。」

妖精騎士アグラヴェイン「!?」

モルガン「氏族の街の鐘は、我が妖精國の刻を知らせるモノでもある大切な重要文化財でもあるのはわかってて言ったのだな?」

妖精騎士アグラヴェイン「い、いえ・・なにも・・」

モルガン「ならば、その鐘は私にとっても重要な所有物でもある事をお前はここで学んでおくがいい。それにあの鐘は、安易に動かしてはならない理由もあるからな。」

モルガン「妖精騎士アグラヴェイン。お前が言う対策案は・・『却下』だ。」

妖精騎士アグラヴェイン「ハッ・・。氏族の街の鐘にそのような価値があるとは知らなかったとはいえ、我が無礼をお許しください・・。」

モルガン「・・・・・・・」ギィィン・・(杖を高く掲げる)


ギュィィ〜ン・・バシャァァ〜〜!!(青光る穴から海水が流れ落ちる)

妖精騎士アグラヴェイン「〜〜〜〜〜〜」バシャァァ〜〜ン!!(海水を浴び、びしょ濡れになる)

モルガン「・・・言葉に気をつけるのだな。次は海水では済まされないぞ?」ジロッ!(妖精騎士アグラヴェインを見下す)

妖精騎士アグラヴェイン「ハハッ・・以後、気をつけます・・」サッサッサッ・・(後ろに下がる)


集まった妖精達1(小声)「(あぁ〜アグラヴェイン様。あんなにズブ濡れになって、お気の毒に・・)」ヒソヒソ

集まった妖精達2(小声)「(そもそもアグラヴェイン様が我ら氏族の鐘を無闇に動かすと言ったからこうなったんだ・・自業自得だよ!)」ヒソヒソ

集まった妖精達3(小声)「(ですが、鐘を壊さずに1年だけ隠すだけなら大丈夫だと思えるのだけどなぁ〜?)」ヒソヒソ

集まった妖精達4(小声)「(良いひらめきを与えたアグラヴェイン様になんて酷い事をしたんだ女王陛下は・・・)」ヒソヒソ


妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・」ピチャピチャ・・(ズブ濡れになりながら立っている)

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・(チッ!)」舌打ちをする

スプリガン「・・・・・・・」ビクビクビク・・(震え上がる)


私を意のままに操り、定例会議で無理難題とも言える名案を打ち出し・・それを実行に移そうとする自信と行動力

そして既存の長である私とウッドワスを氏族の長から退任するように促す罵声と反感を浴びせつつ、イレギュラーズの妖精と交代させようとする発言の数々・・

それは妖精騎士アグラヴェインが・・自身の都合が良いように各氏族長の面々を企て、妖精國全体を乗っ取ろうという彼女の計画的な目的・・。

それを可能にするように考え・行動する行いこそ、彼女が『人間』であるという証拠にもなり得ている事を・・私はあの場で気づき始めたのです。
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/10(水) 11:27:05.23 ID:WyIvhArJ0
そして現在・・・ボガードの私室にて


アルト「つまり言うと・・妖精騎士アグラヴェインの真の目的は、『自身の手で妖精國ブリテンを支配する事』で間違いないだろうな?」

スプリガン「そうでなければ、彼女はこんな大がかりな事をするはずが無いに等しい・・。」

スプリガン「この妖精國にいる妖精達のほとんどは芸術の価値でさえも関心を持たず、短絡で身勝手な性格と本質の故に、自身の単なる思いつきで他の事に長続きしないのが常識だ。」

スプリガン「にもかかわらず、このような計画を時間を掛けて実行に移す事こそ・・彼女の正体が人間である事に偽りなど無い。」

ハベトロット「あぁ・・しかし驚くよなぁ?あんな夢の砂を操れるぐらいの妖精騎士アグラヴェインが、まさか『人間』だったなんて・・」

ボガード「ふん・・下手をすれば、今の妖精國をひっくり返しかねないスキャンダルが起きる可能性が高い・・。」

ボガード「アグラヴェインが人間だという事実が知れ渡り、乗っ取り計画と自身の立場が台無しになる事を恐れ、それを知るスプリガンを脅しつつ自身の監視下に置いたと言ってもいいな?」

スプリガン「はい・・確かにそれで間違いはありません。」


スプリガン「そして今年に入り・・アルト殿が目覚める1ヶ月前に私はノリッジの伯爵とカイニスを通して、このシェフィールドに逃げ隠れてました・・」

コーラル「その行為が、私にとって不可思議な行動に思えています・・。あなたのような土の氏族の長であるあなたが、なぜシェフィールドに?」

スプリガン「ノリッジの領主後継候補であり、イレギュラーズの1人でもある『ダルダン』の奴が、私と対等に並ぶぐらいの知識を持ち始めたんでね・・。」

スプリガン「モースに果敢に立ち向かい、身体に何一つ呪いも傷も付かないあの頑丈な身体に・・私から経済学と交渉術などの知恵を対等と呼べるくらいに習得したとすれば・・」

スプリガン「富の搾取と口でしか回らない役立たずのスプリガンなど、そろそろノリッジから退役しても良いんじゃないかという空気が広がりつつあってなぁ・・」グスン・・


スプリガン「オーロラのあの殺され方を聞いただろアルト殿!?」
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回想シーン5:オーロラの処刑シーン


スプリガン「オーロラの死に様は、ソールズベリーの住民達に数え切れないぐらいの陵辱と強姦によって醜く穢され・・」

スプリガン「最後は研究顧問のサラマンダー所長によって、死体をバラバラにされたと・・妖精騎士モードレッドが笑いながらその事を話してくれたんでね。」
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回想シーン6:ムリアンの処刑シーン


二代目妖精騎士トリスタン「ウフフフフ・・・」目の前のムリアンの死体を見ながら

死体となったムリアン「」

ムリアンの死体は、生け花のように花の茎に刺されてグロスターの真ん中に飾られている


スプリガン「翅の氏族の長であったムリアンもまた、グロスターの火災事件の自作自演の罪の責任を問われ・・」

スプリガン「新たに翅の氏族の長になった二代目妖精騎士トリスタンの手によって断罪され、その死体は生け花の素体として使われたと彼女の方から伝えられたんだ・・。」
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スプリガン「・・・いくら妖精騎士アグラヴェインや女王陛下に忠誠を尽くそうが、いずれノリッジの金庫城を追われるかもしれない私にとって・・ウゥゥ・・」

スプリガン「いつ・・あの2人と同じ運命になるか・・わかったもんじゃないんだよ!!私は・・私ハァ・・・」泣きじゃくる

スプリガンは自身がいずれ、オーロラとムリアンと同じような死に方をするんじゃないかと思い、その眼には大粒の涙が流れていた・・


アルト「スプリガン・・。あなたがあいつらに殺されたくない気持ちはしかとわかるが・・」

バーゲスト「お主もまた、ノリッジでさんざんとその土地の妖精達から権利と存在税を奪ってきた事を私が知らないと思っていたのか?」

メリュジーヌ「退任を強要されるのも無理はないわね?あなたの言葉で言う『自業自得』ってやつね。」

スプリガン「・・・・・・・。」何も言い返せない
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/10(水) 12:17:53.73 ID:WyIvhArJ0
スプリガン「私が知っていることはこれで全部だ・・ボガード、カイニス殿!」

スプリガン「約束通り、私を歪みの岬の所まで連れてってくれ!!私はもう・・この狂いに狂った妖精國ブリテンから亡命したいんだ、頼む!!」

ボガード「・・・・・・。」考え込む

アルト「ボガード・・。(スプリガンがここに一時的に逃げ隠れたのは、歪みの岬に行き、何処かの世界へ亡命しようとしてたのか・・。)」

カイニス「・・・・・・・・っ!!」前の扉を見る


妖精の衛士「・・・・・・・」鍵穴から盗み見聞きをしている


カイニス「ボガード。急いでここを出る準備をした方が良さそうだな・・?」前に出ながら

ボガード「なに?」

カイニス「・・ツゥリャァァ〜〜!!」ヒュゥゥン!!(自身の槍を投げつける)


バキィィン、グサリッ!!(槍が妖精の衛士に刺し穿つ)

盗み見聞いていた妖精の衛士「う、うがぁぁ〜〜!?」ぐちゃぁぁ〜!(槍が刺さり、壁に貼り付けられる)

ジョルニ「!?。扉の所に牙の氏族が・・」

マシュ「カイニスさん、なぜそのようなことを!?」驚く

カイニス「よく見てろ・・」妖精の衛士を観察する


盗み見聞いていた妖精の衛士「ガハッ・・ァァァ・・」ガクッ・・

サラサラァァ〜〜バシュゥゥ〜〜ン!!(妖精の衛士から夢の砂が飛び出してくる)

アルト達「!!?」砂に驚く

シュルルゥゥ〜〜・・・(砂が逃げるように飛び去っていく)

メリュジーヌ「あれは妖精騎士アグラヴェインの能力である夢の砂・・もしかして!?」

ボガード「クソ・・感づかれたか!!アグラヴェインの奴・・衛士を砂で操って、俺達の話を盗み聞きをしていたのか!?」


カァァ〜〜ン!カァァ〜〜ン!カァァ〜〜ン!!(物見の警鐘が鳴り響く)

ボガード「物見からの警鐘!?だが早い、早すぎる・・!!いや、盗み聞いて事を気に女王軍を動かしたのか!?」

スプリガン「アァァァ・・・不味いぞ!?我らの所在が、妖精騎士アグラヴェインにバレてしまったぞ!?」オドオドしてる

バーゲスト「ボガード、アルト!!」

アルト「あぁ・・ボガード!」

ボガード「わかっている!!ついてこい、みんな!!」


ボガードの案内の元、アルト達は王室の間に向かっていった・・。
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/10(水) 22:40:11.43 ID:WyIvhArJ0
ボガードの城:王室の間


バタン!!(ボガードとアルト達が王室の間に入ってくる)

ボガード「状況を報せろ!女王の軍が、わずか2日で静脈回路(オドベナ)の山脈(うえ)を超えたというのか!?」

妖精の衛士「は!女王軍は刻一刻と正門前に布陣中です!また、先ほど遣いの文が届けられました。お読みになりますか?」

ボガード「読め。要点のみでいい。モルガンはなんと言っている?」

妖精の衛士「は、は・・これは・・つまり・・つまり・・その・・・」

バーゲスト「その手紙を貸せ!私が読む。」文を奪い取る

妖精の衛士「は、はぁ・・・」文を取られる


バーゲスト「・・・・こ、これは!?まさかそんな・・」

ボガード「どうした。その文になんと書かれている?」

バーゲスト「あぁ・・。『予言の子2名とその一味を差し出せ。従うのならシェフィールドの自由を認める』・・と!」

妖精達1「予言の子2人を差し出せ・・・・マシュ様の他に予言の子が?どうして?」ザワザワザワ・・

妖精達2「ノリッジについては?ノリッジの返還の回答!?」

妖精達3「いや、そもそも自由を認めるとはどういう事だ?ボガード様の軍拡を問題視していないのか!?」

周りの妖精の重鎮達は、文に書かれている要点の内容に困惑を見せていた


バーゲスト「ボガード・・わかっていると思うが、これはモルガンからの文ではない。」

バーゲスト「文の内容から予言の子が2人いるというのは・・そこにいるマシュと我が夫であるアルトの事を指し示している。」

ボガード「なに!?マシュのことはともかく・・アルトと君らは今日シェフィールドに入城したばかりで、モルガンでさえも・・アルトが復活した事を知らないはず・・」

バーゲスト「えぇそうよ・・でもこの文には確かにモルガン直筆の文字が目立つが、至る所に書き直した部分があるんだ。」

バーゲスト「モルガン直筆の文は、私の方が文字や書き方を知っている・・うまく再現をされているが、書き直した部分は何かと書いたモノの癖が強いし・・なによりも・・」

メリュジーヌ「もう1人の予言の子とその一味・・それは俺と俺の家族の事を指し示している意味で、書き直した部分を書いたのは・・」

アルト「・・・・妖精騎士・・アグラヴェイン・・・。」


ボガード「ーーガァアアアアア!!!!」ドスゥゥン!!(足で床を踏み壊す)

ボガード「アグラヴェインの奴め・・アルトと我らをまとめて葬る為に、どこか近くの隠れ場所で待ち伏せていたのだな!!」

メリュジーヌ「おそらくあの砂は遠隔操作で相手を眠らせ、相手を操りつつ・・夢の中から私たちの動向を探っていた可能性が高い。」

アルト「俺達が一度ボガード達がいるこのシェフィールドに戻ってくることを知ってて先回りをし、戻ってきた所を確認しつつ・・一気に攻め立てる作戦を最低4日ぐらいは計画していた可能性が高いなぁ・・」

ボガード「クゥ・・・モルガンの命令で動いている事を理由に、アルト達を罠に掛ける為にこのシェフィールドの反乱を利用するなど・・」

ボガード「彼女にとって、このシェフィールドでさえも彼女の手の内にいたというのか、妖精騎士アグラヴェイン!」


ボガードは、アルトが帰るべき場所であるシェフィールドの地を妖精騎士アグラヴェインの待ち伏せ作戦に利用されたことに自身の怒りを爆発させていた・・。
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/10(水) 23:50:08.84 ID:WyIvhArJ0
妖精の衛士「伝達、伝達です!物見が女王軍の軍旗を確認したとのこと!」

妖精の衛士「先頭にいるのはアグラヴェイン!妖精騎士アグラヴェイン!」

ボガード「・・やはり彼女か!衛士を通し・夢の砂で夢の世界から葬る対象がシェフィールドに集まって来たのを確認し、女王軍をこのシェフィールドに向かわせたのか・・」

スプリガン「葬る対象って・・それは私も含まれていると言う事と言うのか!?」アタフタ・・

カイニス「夢の砂を使って俺達の動きを覗き見してた奴だ・・まんまと奴の策に填まってしまったと言ったところだな?」

アルト「クソ!!アグラヴェインにとって、俺達の行動してたことは全てお見通しだったと言うのか・・。」悔しがる


ボガード「だが所詮、妖精騎士アグラヴェインが持つ力である夢の砂と念力などでは・・このシェフィールドの城壁と正門を破ることなど不可能だ。」

ボガード「彼女がどのようにあの砂を忍び込ませた事は気になるが、モルガンは采配を誤ったようだな?」

ボガード「それに今の北部の地には北のノクナレアが指揮する北の軍勢が出兵している。かの軍勢が出兵している以上、このシェフィールドは簡単にはおちないぞ!」

スプリガン「た、確かにそうだな・・。妖精騎士アグラヴェインが来てるとはいえ所詮、彼女自身は未だに女王陛下の言いなりに過ぎない・・」

スプリガン「軍の采配に彼女がいるとなれば、おそらく女王陛下は鎮圧ではなく交渉を選んだに違いない・・。」

スプリガン「ボガード・・あなたが時間稼ぎに交渉しているその隙に、私とアルト達は先にシェフィールドから脱出した方が良いかと?」

メリュジーヌ「言わせておけば・・ここまで妖精として隠し通してきた何処かの人間が、ここまで腑抜けで臆病な行動をしているとはな?」

スプリガン「つぅ・・何とでも言うがいい!!私はここで、妖精騎士アグラヴェインに殺されたくない一心でここまで来たのですから!!」

カイニス「・・お前をここに連れてきたのは、この俺のおかげでもあるからな!!その口、しばらく開かないようにするか?」シャキン!(槍を構える)

スプリガン「いい、いえ!!私はそのように言ったわけでは・・」アタフタ・・

バーゲスト「お前達!!今は互いに争っている場合ではないぞ!!」怒り付ける

アルト「確かにそうだ!妖精騎士アグラヴェインが待ち伏せしてたとすれば・・彼女にはまだ・・。」


妖精の衛士「・・ボガード様。実は軍旗はアグラヴェインのモノだけではありません。敵陣にある騎士の旗は4つ。」

妖精の衛士「ガウェイン、トリスタン、ランスロットと・・・妖精騎士4騎、その姿を確認いたしました!」

バーゲスト、メリュジーヌ「!!?」驚く

妖精の衛士「いま我々の前にいるのは、妖精國最大の戦力であり・・異端の妖精(イレギュラーズ)に所属する妖精騎士達4人です!」

アルト達「!!?」驚愕する

スプリガン「な、なななんですとぉぉ〜〜!?」顔が青ざめる

ボガード「奴らが、アグラヴェインと二代目の妖精騎士達が全員揃っているだとーーーー!?」驚く


妖精騎士アグラヴェインの他に3人の二代目妖精騎士と名乗る異端の妖精(イレギュラーズ)が揃っている事実に、王室の間にいる妖精達とアルト達に大きな激震が走った!
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/11(木) 15:18:33.94 ID:FhMhErzr0
そろそろアグラヴェインとの対決かな……

522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/11(木) 16:56:19.70 ID:kp1d7JJe0
3年後の妖精騎士アグラヴェインと二代目と名乗る妖精騎士達3人の腕前はいかに?
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/11(木) 21:56:54.05 ID:tlD3k9zx0
シェフィールド:正門前の敵陣の中


サラサラサラァァ〜〜・・・(黄色い夢の砂が妖精騎士アグラヴェインの中に戻ってくる)

妖精騎士アグラヴェイン「・・・ハッ!?ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ・・・!」咳き込む

アグラヴェインの兵士「だ、大丈夫でしょうか・・アグラヴェイン様?」心配そうにする

妖精騎士アグラヴェイン「ハァ・・ハァ・・平気だ。起きた時に少し喉の空気の通りが悪かっただけよ。」息を整える

妖精騎士アグラヴェイン「(くぅ・・・夢の中で亮太達の様子を見ていたとはいえ、傀儡にしてた妖精がカイニスの槍に刺されるとは・・こちらの方も痛かったわ・・。)」


妖精騎士アグラヴェイン「それで・・布陣の方はどうかしら?」

アグラヴェインの兵士「ハッ!全部隊、布陣完了しました。いかがでしょう、アグラヴェイン様。」

妖精騎士アグラヴェイン「上出来よ。だが、ボガードの遣いが戻るまでは各布陣は待機を。ガウェインの手勢にもそう伝えなさい。」

妖精騎士アグラヴェイン「・・・トリスタンはどうしている?」

モルガンの兵士「トリスタン様は上空にて待機しております。戦いが始まり次第、さっさと片付けたいと。」

モルガンの兵士「女王陛下のご命令はシェフィールドの浄化。ボガード軍の消滅は言うに及ばず、城内にいるモノは軍属・市民を問わずに、皆さま方の攻撃対象となります。」

妖精騎士アグラヴェイン「グロスターのオークションの準備のことでまだ気が立っているのはわかるが・・彼女にはもう少し待てと伝えなさい。」

妖精騎士アグラヴェイン「それと裏門に警戒せよと追加で言いなさい。『予言の子』を逃がすのならそこだと思うわ。」

モルガンの兵士「・・・。」頷いて、先を急ぐ


妖精騎士アグラヴェイン「(ボガード。私が夢の中から彼らを覗いていたと知った以上、奴は開城する気など無いはず・・。しないのならしないでそれでいいわ。)」

妖精騎士アグラヴェイン「(どっちにしてもこの戦力差でなら、奴らの兵など恐るるに足らないわ・・・。奴らなど、私がこの手で血祭りにしてやるわ・・)」ニヤリッ!(笑みを浮かべる)


アグラヴェインの兵士「伝令、伝令!シェフィールドに送った使者が戻りました、領主ボガードより返答です!」

アグラヴェインの兵士「“『予言の子』など我が城には存在せず。ただ女王の反旗あるのみ”“我が城、我が命と共にあり。我が命大地に還る時、我が城もまた役目を終えん”以上です。」

妖精騎士アグラヴェイン「そう・・(ボガードめ、シラを切るつもりね)。第1・第2隊は対城装備に換装!シェフィールドの城壁は堅い!」

妖精騎士アグラヴェイン「ことによっては先代の妖精騎士ガウェインの『心胸城砦(ファウル・ウェーザー)』を凌駕する強度はある。墜ちるまで2割ぐらいの損害は覚悟するように!」

ガウェインの兵士「はっ!女王陛下の下、我ら一同、いかなる運命を受け入れる所存なれば!」タッタッタッタッ・・(布陣に戻る)

タッタッタッタッ・・(兵士達が戦闘準備に入る)


妖精騎士アグラヴェイン「(あくまで私と我らイレギュラーズに相手に抵抗する気ね、ボガード?)」

妖精騎士アグラヴェイン「(三澤亮太とバーゲスト達が戻り、オーマジオウ軍への牽制ごときに、私とモルガン陛下がお前達に優遇すると思ったのかしら?)」

妖精騎士アグラヴェイン「(良いわよボガード。あなたのお望み通り・・あなたの親友である三澤亮太達と一緒に、『この世の地獄』ってモノを見せてあげるわ!)」シャキィィン・・(レイピアを光らせる)
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ガタガタガタガタ!!ガンガンガンガン!!(護送車が揺れ動く)


???「グガァァァァ〜〜〜〜!!!」ガタガタガタガタァァ〜〜!!

妖精騎士アグラヴェイン「そう焦ることはないわよ、ランスロット・・。あなたの出番はちゃんとあるわ?」護送車の中に問いかけながら・・

???→二代目妖精騎士ランスロット「ガグゥゥ〜〜〜・・・・」ハシュ〜・・ハシュ〜・・(荒息を吐く)


妖精騎士アグラヴェインは、二代目妖精騎士ランスロットを乗せた護送車の上でシェフィールドの光景を見つつ・・そこから女王軍の兵士達に指示を出しつつ・・

いずれシェフィールドにいる者全てを血祭りにあげるという事に期待と興奮を感じていた・・
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/11(木) 22:54:13.78 ID:tlD3k9zx0
ボガードのお城:王室の間


ボガード「兵を集めろ!籠城戦を行なう!ノクナレアへ遣いを出せ!2日保たせる、それまでに援軍を出して欲しいとな!」号令を出す

妖精の衛士達「ハハッ!!」ダダダダァ〜〜!!(速やかに行動する)
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ボガードの号令のもと、シェフィールドの徹底抗戦が始まった。

“妖精騎士が4騎もいるのは話が違う、予言の子を差しだそう!”なんていう重鎮も多かったが、ボガードとバーゲストの2人がそれを一蹴した。

ボガードにとって、唯一無二の親友とその家族(アルト達)・予言の子と呼ぶ少女(マシュ)を売るようなことはしたくないという気持ちの現れだったのか・・

ただ・・その決断は大いに間違ってはおらず、もし『予言の子』を差し出しだせば、シェフィールの妖精達がもっと早く・もっとむごく殺される事態を回避できたと言っても過言はなかった・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジョルニ「お父さん、僕達も一緒に戦おう!!」戦う意思を見せる

アルト「そうだな・・ボガード、俺達もボガードと一緒に・・・」

ボガード「ならん!!アルトは妃であるマシュと共にここにいてくれ!」引き留める

バーゲスト「ボガード!!貴殿の兵達では、異端の亜鈴を持つイレギュラーズに太刀打ち出来るなどあるはずがない・・ここは私たちが相手になった方が良いかと・・」

ボガード「妖精騎士アグラヴェインの狙いは予言の子・・そこにいるマシュと、アルトの家族全員だ!!君達を俺は、こんな危険な目に遭わせたくない・・」

アルト「し、しかし・・・」

マシュ「ボガード様・・」


妖精の衛士1「物見櫓から報告!女王軍の攻城兵器、烈火の如し!既に一層の樹皮が解かされました・・・!」

妖精の衛士1「内部から土の氏族が樫の木で増築していますが、朝まで保てないとのこと!至急、応援をいただければ・・!」

ボガード「なんだと!?」

妖精の衛士2「ボガード様・・城壁上、壁を乗り越えてくる女王軍の対処にかかっている兵からの伝令でありますが・・」

妖精の衛士2「我が軍の兵士の武器が・・二代目の妖精騎士ガウェインの手によって、奪われていってます!!」

ボガード「なぁ・・・二代目のガウェインの異端の亜鈴の力か!!」

妖精の衛士2「はい!!」頷く


バーゲスト「武器が奪われていってるとは・・それはどういう事なんだ!?」

アルト「二代目の妖精騎士達の能力は俺にもサッパリわからんが・・一体どんな力を持っているというのだ、そのイレギュラーズって言うのは?」

スプリガン「そ、それは・・・私も少ししかその力を見てはいないのですが・・」


スプリガンはアルト達に、自身が知っている限りの異端の妖精(イレギュラーズ)が持つ異端の亜鈴の力の事を話し出した・・。
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/11(木) 23:48:23.10 ID:tlD3k9zx0
シェフィールド:城壁の上


シェフィールの兵士達「撃てぇぇ!!うちまくれぇぇ!!」ヒュンヒュンヒュン!!(城壁の上から矢を放つ)

二代目妖精騎士ガウェイン「ツゥゥ・・・」ジャキジャキジャキン!!(矢を剣で切り落とす)

二代目妖精騎士ガウェイン「・・・ったく、つまらねぇ連中だな!俺に向けてそんなチャチな攻撃で何とかなるってか!?」キリキリキリ・・

シェフィールドの兵士達「クゥゥ・・・」弱みを見せる

二代目妖精騎士ガウェイン「ならば・・テェェェイ!!」キィィィン、ビリビリビリィィ〜〜・・(腕部分が光り、電流が流れる)


ビリビリバリバリィィ〜〜!!ギュゥゥゥ〜〜!!(電流が宙を舞い・・)

シェフィールドの兵士1「なんだ・・うわぁぁ!?」ヒュン!(鉄の弓矢が飛んでいく)

シェフィールドの兵士2「お、俺達の槍と剣が!?」ヒュンヒュン!(鉄の槍と剣が宙に飛んでいき・・)

女王軍の兵士達「うわぁぁぁ!?」ヒュンヒュン!(女王軍の武器が宙に飛んでいく)


ガシャガシャガシャァァ〜〜・・・(鉄の武器が空中で静止し、列を成す)

二代目妖精騎士ガウェイン「ふん・・・やっちぃまえ!!」ビリィィ〜!

ジビビビィィ〜〜!ビュンビュンビュゥゥン!!(鉄の武器がシェフィールドの兵士達に襲いかかる)


シェフィールドの兵士達「ぐわぁぁ!?がぁぁ!!グハァァ〜〜!?」鉄の武器に攻撃されていく

二代目妖精騎士ガウェイン「あとこれも喰らえ!!」ビリリィィ〜〜!!(空に向けて電流を放ち・・)


ゴロゴロビカァァァン、ゴロゴロゴロォォ〜〜!!(雷雲が城壁の上を覆い尽くし・・)

バリバリィィ〜〜!!(落雷が振ってくる)

妖精の兵士達「ウギャァァァァ〜〜〜!?」ビリビリビリィィ〜!!(落雷を受ける)


二代目妖精騎士ガウェイン「ツッハハハハハァァ〜〜!!」

女王軍の兵士「さすが二代目妖精騎士ガウェイン様!敵の武器を亜鈴の力で奪い取り、それを敵にぶつけて殺していく・・」

女王軍の兵士「さらにその亜鈴は雷でさえも操り、敵めがけて落雷を落とすその力・・妖精騎士として実に素晴らしいです!!」

二代目妖精騎士ガウェイン「お前ら、さっさと城壁を越えて中に入るぞ!!」命令する

女王軍の兵士達「ハハッ!」ダダダダッ!(城壁を上っていく)

二代目妖精騎士ガウェイン「・・・・・」タッタッタッ!(正門に向けて走る)


二代目妖精騎士ガウェインは城壁にいるほとんどのシェフィールドの兵士達を倒していき、自身は正門に向けて走り出す
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/12(金) 23:10:43.04 ID:wsRK05un0
シェフィールド:兵舎上空


パタパタパタァァ〜〜・・・(二代目妖精騎士トリスタンの翅音)

二代目妖精騎士トリスタン「さてと・・早くグロスターに還るためにも、いっちょ派手にやりますか・・」ガサガサガサ・・(袋を取り出す)

二代目妖精騎士トリスタン「ふふふ〜んっと!」パチンッ!(指を鳴らす)

ヒュヒュヒュンッ・・・ポンポンポン!!(袋の中から大きい弾が出てくる)


ヒュゥゥ〜〜ン・・ドゴォォ〜ン!!ブシュゥゥ〜〜!!(大きな弾が兵舎に落ち、そこから出た青い液体が辺りを解かす)

人間の兵士「トリスタンの空襲だぁ〜!?みんなにげ・・ゴハァァ!?」血を吐く

妖精の兵士「ギャアァァ〜〜!!」毒液で身体が溶ける

弾が落ちてきた所からさらに吹き出る毒煙を吸い、兵士達は次々と血を吐いて倒れていく・・・


二代目妖精騎士トリスタン「アハハハハ!!いくらモース毒に強い牙の氏族や人間でも、ブルーナの毒には耐えられないようですねぇ?」高笑い

二代目妖精騎士トリスタン「このままここらを攻め立てれば、明日の昼にはシェフィールドは陥落して・・・」


ドンドンドォォ〜ン!!(大砲の弾が飛んでくる)

二代目妖精騎士トリスタン「・・・ふん!!」シュビビィィ〜ン、ガギィィ〜ン・・(赤い糸で砲弾を止める)

二代目妖精騎士トリスタン「あそこからね・・・」ヒュン、キィィン!!(頭の触覚が光り、袋の中の弾が出てきて・・)

ガチン!ギュゥゥ〜ン・・(糸で止めた砲弾と袋から取り出した弾が1つに合成されていく・・)

二代目妖精騎士トリスタン「お返しよ!!」シュゥゥン!!ヒュゥゥ〜〜ン・・(合成された砲弾を撃ち返す)


ドゴォォ〜ン!!バシュゥゥ〜〜!!(砲弾が当たり、辺りに毒煙が降りかかる)

砲撃主の妖精「ぬわぁぁ!?これはいった・・ぐほぉぉ〜!?」血を吐く

妖精の兵士達「わぁぁ〜〜!?大砲がどくえきにやられたぁぁ〜〜!?」叫ぶ


二代目妖精騎士トリスタンが打ち返した砲弾は、自身の異端の亜鈴の力で毒煙と毒液が入った砲弾となり・・その攻撃で城の大砲の一部を使用不可にした・・。
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シェフィールド:正門


二代目妖精騎士ガウェイン「うりゃぁぁ〜!!」バリバリバリィィ〜〜!!(雷撃を放つ)

妖精騎士アグラヴェイン「ハァァァ〜〜!!」ビィィィン!!ジュボォォ〜〜!!(炎の弾を投げつける)

バシュン!ガシュゥゥ〜ン!!(正門を攻撃する妖精騎士2人)


二代目妖精騎士ガウェイン「つぅぅ・・なかなかしぶとい門だぜ・・。」ガシン!(剣を肩にかける)

妖精騎士アグラヴェイン「えぇ・・城壁も門の資質も融解できるとはいえ、ここまで頑丈だったとは・・。」

二代目妖精騎士ガウェイン「クソ!!こうしている間にも・・トリスタンの奴に先を越されては、俺の斬る分もなくなっちまうぜ!!」

妖精騎士アグラヴェイン「落ち着きなさい。直に形勢は反転するわ・・・」


妖精騎士アグラヴェイン「・・・・(そろそろウィンキーに頼んだ仕掛けが発動するはずなのだが・・)」

妖精騎士アグラヴェインは、シェフィールドの正門を更に攻撃しつつ、既に潜入しているウィンキーの潜入工作が発動するタイミングを待っていた・・
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/12(金) 23:58:19.86 ID:wsRK05un0
シェフィールド:ボガードのお城(王室の間)では・・・


ドオォォ〜〜ン!!ドゴォォ〜〜ン!!(爆発音)


妖精の兵士1「二代目妖精騎士トリスタンの空襲により、兵舎2つと砲台3カ所が使用不能になりました!!」

妖精の兵士2「正門では二代目妖精騎士ガウェインが妖精剣二丁による雷撃で既に正門の樹皮が8層まで融解!しかもアグラヴェインの攻撃も加わり、このままでは成長(しゅうり)が追いつけません!」

ボガード「くぅぅ・・トリスタンはなんとしても地上へ落とせ!!奴を落とせば、私が始末する事が可能になるからな!」

ボガード「それと城下の方はどうなっている、兵士のはどうした!?」

妖精の兵士1「それが、住民達が騒ぎ出して十分な隊形展開が出来ません!中には裏門を開けろと騒ぎ出す妖精もおり、城下で暴動が・・」

ボガード「裏門は絶対に開けるな、ひとりでも外に逃げ出せばそこから崩れる!衛士長、玉座の守りはよい、暴動鎮圧は貴様が指揮をとれ!」

妖精の衛士長「ハッ!いくぞ、お前達!」タッタッタッ!(外に出る)

妖精の兵士達「ハハッ!!」タッタッタッタッ!(妖精の衛士長についていく)


ヒュゥゥ〜〜ン・・ドゴォォ〜ン!!(トリスタンの空襲攻撃が止まらない)

メリュジーヌ「スズカ、外の状況はどれくらいなんだ?」

スズカ「ダメ・・城壁の方は軍が多すぎるし、城内は城下の暴動もあって混乱が収まるところを知らないわ・・。」

セフィー「こうも混乱が続いている最中にも、妖精騎士アグラヴェイン達は着々とここへ向かってきているぞ!」

ガイル「クソ!ここママじゃ不味いんじゃないのか!?俺達は・・・」

アドニス「ウゥゥ・・・」少し怖がる

コーラル「・・・・・・。」心配そうにする


スプリガン「アワワワワァァ〜・・これでは四面楚歌ではないかボガード!!このような事でシェフィールド全体が大混乱になるとは、それでもシェフィールドの領主かお主は!?」

ボガード「わかってる、わかっているともよぉ・・・」焦りを感じる

カイニス「無理もないよな・・・再編成された女王軍の主力の半分がシェフィールドに集まっているのだからな?」

アルト「ボガード!せめて俺達も一緒に戦った方が・・」

ボガード「し、しかし・・・今の妖精騎士アグラヴェインは、君達が知る3年前と違って何処が成長しているのかもわからないのだぞ!?」

アルト「だけども・・・」


スプリガン「・・・・!?。」何かを思いつく
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/13(土) 00:01:08.19 ID:x/AwbhPY0
登場キャラが異なる部分以外、原作再現に近い今のシェフィールドの状況・・
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/14(日) 00:16:57.90 ID:1h8MoVHD0
スプリガン「そうだ!ボガード、お主は前にそこの娘と一緒に運び込まれた『鉄の筒』を持っていたはず・・それを今、使えば良いんじゃないのか!?」

ボガード「!?。スプリガンお前・・その事を何処で聞いた!?」

スプリガン「兵士共が揃って言っていてな・・なんでもその娘、予言の子と言われているそうではないかね?」

ボガード「つぅぅ・・(誰かが情報を漏らしたか・・)。確かにあの『鉄の筒』は、モルガンの持つ槍に近いモノだと調べはついているのだが・・」


カイニス「おい、ボガード!その『鉄の筒』とは一体何だ?そのマシュって娘と一緒に持ち込んだって言うソレは何だって言うんだ!?」

カイニス「具体的に言うが、その『鉄の筒』ってぇのはどんな形なんだ?」

ボガード「そ、それはだなぁ・・・・」目をそらす

ハベトロット「ソレの事はボクが説明する。形としては先が尖ってて・全体が黒くて・とてもじゃないほど大きくてねぇ・・・」

カイニス「!?。おいそれって・・その鉄の筒ってぇのは『ブラックバレル』の事じゃないのか!?」驚く

アルト「ブ、『ブラックバレル』!?」驚く

マシュ「・・・!?」ビクッ!

ハベトロット「アルト、カイニス・・君達はあの筒のことを知っているのか?」

アルト「あぁ・・『ブラックバレル』の方は、俺がいた世界でもゲームの設定として聞いたことがあるのだが・・」

カイニス「ゲームの設定とかのレベルどころじゃねぇ・・それは『世界を討ち滅ぼす力』なのだからな!」

ボガード「なに!?」


カイニス「俺の知っている限りはその武器でオリュンポスにいる神様を3機もぶっ殺しているシロモノだが、ただぶっ殺す程度では済まされねぇ・・」

カイニス「威力も代償も計り知れねぇ程のバカ凄すぎるモノで、俺の知る奴も全身全霊でやってたが・・とてもじゃないほど、俺はおすすめすることが出来ねぇ・・」

ハベトロット「確かに、ボクも触ってみて気持ち悪いと思っていたが・・あれ、本当にこの世にあっちゃいけない武器だったんだ・・。」

ハベトロット「マシュはそんな武器を何で持っていたのさぁ!?あの子にはぜんっっっぜん似合わないと言うのにどうしてなんだ!?」

マシュ「・・・・わかりません。私にも全然、何が何だか・・」

ボガード「君がその筒を持っていた記憶が無い事は知っているが、君はあの武器の恐ろしさを無意識で避けていることから・・君は本能的に、あの筒の恐ろしさを知っていると思っていたんだな・・?」

マシュ「ボガード様・・・」


スプリガン「そ、ソレが何だって言うんだ!!『予言の子』であるその娘などどうでもいい!!その筒が兵器として使えるんだな?」

ハベトロット「まぁ・・ようは大砲だし。魔力を込めて、チャンバー内で圧縮・燃焼・排気を無理矢理すれば撃つことが出来るが・・」

スプリガン「そうか・・ならボガード!!お主がその『ブラックバレル』を遣い、妖精騎士アグラヴェインの奴らを討ち滅ぼせばいい話ではないのか!?」

スプリガン「奴さえ討ち滅ぼせば、女王軍の体制は崩れるし・・シェフィールドでさえも守ることが出来るんだぞ!?」

ボガード「そ、それはだな・・・」

スプリガン「金なら出す!アグラヴェインの奴を殺せば、金庫城にあるモノ全部を報酬として出してやる!!」

スプリガン「なんなら私の権限で、ノリッジの半分の領土を与えてやっても良いんだぞ!?」

ボガード「!?」動揺する


ボガードはスプリガンから「ノリッジの半分の領土を返還する」事を聞き、気持ちが動揺するのだった・・。
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/14(日) 08:53:34.54 ID:1h8MoVHD0
シェフィールドの重鎮1「そ、そうだ!スプリガン様の言う通りかも知れない・・あの筒で女王軍を倒せれば、俺達は故郷であるノリッジに帰れるのかも知れないのだぞ!?」

シェフィールドの重鎮2「城壁、城内、共に混乱が収まらない以上、スプリガン様の提案に乗った方が良いかもしれないぞ!」

シェフィールドの重鎮3「ボガード様、スプリガン様の言う通りにしてください!!ここのままでは奴らにシェフィールドが壊滅させられてしまいます!!」

シェフィールドの重鎮1「女王軍が来ても凌げると言ったのはあなただ!それとも、今から『予言の子』を差し出した方がよろしいと思うのですか!?」

シェフィールドの重鎮2「あの恐るべき異端の妖精達が『予言の子』を差し出したとしても、アグラヴェインはそれを許すとは思えないと思われますし・・スプリガン様の提案通りにして方が良いかと?」

ボガード「お前達・・・」

スプリガン「どうだなんだ?妖精の皆、ああ言っているぞ・・?」

ボガード「くぅ・・」タッタッ・・(天守閣に向かおうとする)


ハベトロット「待つんだボガード!!例えアレが撃てるモノだとしても、もの凄く魔力を吸われて・・撃った妖精は衰弱して死ぬかも知れないのだぞ!」

ハベトロット「例えボガートのような妖精が使ったとしても、使った妖精がどうなるのかもわからないと言うのに・・」

ボガード「・・・・」スタッ・・(一旦立ち止まる)

マシュ「ボガード様・・あなた様のような妖精でも、あの筒をボガード様が使ってはダメだと思うのです・・だから・・。」

ボガード「・・・・・。」


アルト「ボガード、3年前に言ってただろ?あなたはもう二度と勝ち負けにこだわるような事はせず、シェフィールドの身の安全と安心を第一に考えるって言う話・・アレは嘘だったというのか?」

ボガード「・・・!?」

アルト「あなたも元は妖精だ。自身の目的を果たせるのなら、俺は止めるようなことはしないが・・」

アルト「俺の家族を危険な目に遭わせるのなら、俺は親友のあなたでも容赦はしないぞ・・。」キィィン・・(手を光らせる)

ボガード「・・・・・・」


スプリガン「早くするんだボガード!!奴らがシェフィールドに入って来れば、我らはおしまいだ!!」焦らせる

マシュ「ボガード様、どうかアレを使わないでくださいませ・・。」止めようとする

ハベトロット「ボガード!!」怒鳴る

アルト「どうなんだボガード・・・」睨み付ける

ボガード「・・・・・・・・。」立ち止まってる


シェフィールドの重鎮1「ボガード様、どうかご決断を!!」

ボガード「・・・・・・・・・」

鉄の筒である『ブラックバレル』をどうするかの事でスプリガン、マシュ、アルト、ハベトロットに選択を迫られるボガードだったが・・
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ボガード「・・・・・・・・」ググゥゥ〜・・(握ってた拳をほどき・・・)

バーゲスト「ボガード・・・・」


ボガード「・・・確かに私もまた、自身の目的の為なら平気で誰かの恩を踏みにじる・・血の気と自由を愛する妖精の1人だと思えるのだが・・。」アルト達の前に振り返り・・

ボガード「私は・・唯一無二の友であるアルト・オルラントを裏切ることなど、私には出来ないのだよ。」

アルト「ボガード・・・」

マシュ「!?・・・ボガード様ぁ!」安堵する
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/11/14(日) 11:04:43.31 ID:1h8MoVHD0
ボガード「3年前・・・アルトがバーゲストら3人のプロポーズを受け入れた時、私は嫉妬のあまり・・お前達をシェフィールドから追い出そうと、私は感情的になって言おうとした・・。」

ボガード「しかしアルトは、その力であるモノで私の妖精としての感情を打ち消し・・私は生まれ変わったかのように心を入れ替え、今の私があると言ってもいい・・。」

アルト「ボガード・・あなたは俺がヒール(改良)を使ったことを知ってたのか?」

ボガード「あぁ・・ハベトロットを通してオーマジオウにその事を言われたのでな・・」

ハベトロット「ボガード・・・。」

ボガード「アルト、頼みがある・・・。我らの共に、このシェフィールドを・・・・!?」何かに気づく


バァァァン!!!(拳銃が放たれる音)

ボガード「アルト!!」ガシュン!(盾になる)

ガシュゥゥン!!(今度は誰かの爪に引っかかれる)

ボガード「うぐぁぁ〜〜!?」ドサッ!!(攻撃を受け、アルト達の前に倒れ込む)

アルト「ボガード!!?」駆け寄る

マシュ「ボガード様!?」駆け寄る


ボガード「ごふっ・・ウゥゥ・・・」撃たれたところを抑える

マシュ「ボガード様、しっかり!!」

スズカ「マシュさん、そこを抑えてて!!ヒーリング(治療)!!」キィィン!(ボガードを治療する)

アルト「くぅぅ・・!」構える

バーゲスト「つぅぅぅ!」前に出て、構える


スプリガン「・・何だという・・いまさら日寄りおって!!」拳銃を向けながら

熊の姿の妖精「・・・・・・。」スプリガンの横に立っている

アルト達の目の前で熊の妖精と並び立ち、拳銃を片手にアルト達に立ちはだかるスプリガン


バーゲスト「キャップレスめ・・よくもボガードを撃ったな!!」

スプリガン「それはこっちの台詞だ!!ボガードめぇ、私がずっと手放さずに大事にしていたこのピストルを使わせるとはなぁ・・」

アルト「その銃・・時代劇に出てる旧式のピストル・・。もしやあんたは・・・」

スプリガン「えぇそうとも・・わたしもまた、取り替えでイギリスからこの世界に流れ着いた『人間』でしてね・・。」

スプリガン「これはもしもの時の護身用に取って置いた物なのですよ。私がナカムラだった頃、イギリスで偶然に拾いましてね・・。」
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/11/14(日) 18:46:09.91 ID:1h8MoVHD0
熊の姿の妖精「随分と情けない姿と見せてくれたじゃないか・・ボガード?」

ボガード「貴様は・・・『グズリー』なのか?」

熊の姿の妖精→グズリー「久しぶりだな・・ワレとお前とは『モース戦役』以来だっだよなぁ?」

ボガード「貴様、いつの間にシェフィールドに入城していたのか・・。」

ハベトロット「ボガード、あいつとは知り合いなのか?」

ボガード「あぁ・・私やウッドワスとは後に生まれた妖精であり、私とウッドワスと共に多くの戦場を渡り合ってきた牙の氏族だ。」

バーゲスト「グズリーって・・あの『横取りのグズリー』なのか!?」

ボガード「あぁ・・奴は多くの戦場を渡り歩いては、弱ったモースを横取りする形で殺し、それを自身の手柄にしてきた、牙の氏族の恥知らずだ。」

グズリー「恥知らずとは失敬な!作戦だよ・・さ・く・せ・ん!!」

ボガード「つぅ・・どういう事だ?貴様はその恥知らずの性格故にウッドワスにボコボコにされ、西の孤島に追放されたはず・・」

グズリー「泳いできたんだよ!700年前、ウッドワスに負けて以来・・俺はあの島で雪辱の日々を過ごし、どうにかワレはモルガンの兵士達に見つからずに今日まで生きてきたんだ!!」


グズリー「ワレはな・・お前やウッドワスの事が嫌いだったんだ!!牙の氏族で最も強いと言うだけでちやほやされて、オックスフォードとノリッジの領主となってるお前達が1番妬ましかったんだ!」

ボガード「つぅぅ・・渡り歩いているだけで、貴様など1人でモース一体も殺せない卑怯者の貴様に言われる筋合いなど無い・・。」

グズリー「黙れ!!お前みたいなこの戦況を逆転できるモノがあるのに、それをしないお前なんかにこのシェフィールドの領主なんか務まるわけがないんだよ!!」

ボガード「くぅぅ・・言わせておけば・・」キリキリキリ・・


メリュジーヌ「グズリーと言ったな・・?お前はスプリガンとグルだと言うのだな?」

グズリー「あぁそうだ!もしもの時に・・ボガードが使えないと知った時に俺が駆けつけられるようにな?」

スプリガン「(ふん・・私の財産とノリッジの半分をやる条件に買収されたアホな奴だが・・今だけはちょうど良い。)」

スプリガン「ともかく・・『ブラックバレル』とやらは、私とこのグズリーで使わせて貰い、我らの手でアグラヴェインを討ち滅ぼしてやるのだからな!!」

アルト「なんだって!?」


シェフィールドの重鎮1「確かにそうだ!ボガードなんて所詮その程度の奴だったんだからな!!」

シェフィールドの重鎮2「あぁ・・この際、スプリガン様でもグズリー様でも良い!!我々をどうか助けてくれ!!」

シェフィールドの重鎮3「我らはスプリガン様を指示する!!領主なのに決断できないボガードなんて失敗した妖精だったんだからなぁ〜!!」

シェフィールドの重鎮の妖精達は、ボガードに対して罵声を浴びせ・・スプリガンに鞍替えするように彼らの近くへ寄っっていった・・。


ボガード「・・・・なんだこれは・・これは一体・・?」

アルト「ボガード・・これが『妖精』っていう奴だ。」

コーラル「ソールズベリーの住民達もまた、あの方々のようにオーロラ様を蔑み、ブルーナが企画した処刑に手を貸していたのです・・」

ボガード「・・そうだったのか・・。いずれにしても・・私もまた、彼らの自分勝手に振り回されるところだったのか・・。」落胆する
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/14(日) 21:08:04.38 ID:1h8MoVHD0
ドォォ〜〜ン!ドゴォォ〜ン!!(外の爆発音が鳴り響く)


シェフィールドの兵士1「正門の樹皮、13層まで融解してます!これ以上は無理かと・・」

スプリガン「イカン!!グズリー、ここは私に任せて早くあの武器を発射させんか!!」

グズリー「あぁわかっている!!ワレは妖精騎士アグラヴェインをこの手で倒し、ワレが牙の氏族で最強の妖精だと示さして貰おうか!!」タッタッタッタッ!!(天守格へ向かう)

ボガード「ま、待て!!渡り歩いただけの貴様にあの筒を使わせるわけには・・・」止めようとするが・・

スプリガン「いい加減だまらないか、私やウッドワスに負けた愚かな妖精ボガードよ!」拳銃をボガードの頭に向ける


シェフィールドの兵士達「!!!!」ガシャガシャ・・(アルトとボガード達を取り囲む)

アルト達「くぅ・・・・」取り囲まれる

シェフィールドの重鎮1「残念です。あなた様と共に、シェフィールドを守りたかったのですが・・」

ボガード「つぅぅ・・・・」


アルト達は味方であったはずのシェフィールドの牙の氏族達とスプリガンに取り囲まれ、身動きが取れない状態になっていた・・
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ボガードのお城:天守閣(ブラックバレル配置場所)


グズリー「これだな・・よし!」ガシッ!(ブラックバレルの取っ手を持ち・・)


ギュゥゥゥ〜〜!!(エネルギーがチャージされる)

グズリー「妖精騎士アグラヴェインめ、ワレの『自身の結果を示す』目的の為に・・死んで貰おうか!!」ピピピッ!(妖精騎士アグラヴェインに標準を合わせ・・)

グズリー「これでも・・くらえぇぇ〜〜〜!!」ギュゥゥゥ〜〜ン!!(ブラックバレルのチャージが臨界となり・・)


ギュゥゥ〜〜!ドバァァ〜〜〜ン!!バリバリバリィィ〜〜〜!!(ブラックバレル、発射!!)
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シェフィールド:正門前


妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・!?」ブラックバレルの熱線を見て・・

二代目妖精騎士ガウェイン「な、なんだありゃ!?」ブラックバレルの熱戦を見て・・

女王軍の兵士達「うわぁぁぁぁ〜〜〜!?」絶叫する


ドバァァァ〜〜〜〜ン!!(女王軍がにブラックバレルの光に包まれる)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ボガードのお城:王室の間


スズカ「いけない!!みんな伏せて!!」

スプリガン「なに・・!?」後ろを見て・・

アルト「!?(間に合わない!!)」ガシッ!(子供達を庇う)

バーゲスト「アルトォォ〜〜!!」ガシッ!!(アルト達を庇う)

メリュジーヌ「くぅぅ〜〜!!」ガシッ!!(ハベトロット達を庇う)


キラァァァ〜〜ン!!ギュィィィ〜〜ン!!(バーゲストとメリュジーヌの純恋愛の宝石が光り出し、アルト達の周りに結界が張られる)

ビカァァ〜〜〜ン!!(ブラックバレルから放たれる光が周りを覆う)
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熊の姿の牙の氏族:グスリーによって、天守に取り付けられた『鉄の筒(ブラックバレル)』は放たれた・・。

彼やスプリガン自身、それで状況が変わるなんて思ってはいなかった。 ただ、戦況を打破する切っ掛けになれば、なんて、淡い期待で引き金に手を掛けた。


それがシェフィールドの終わりの始まり。

攻城戦を殲滅戦に変えてしまった、きっかけの一撃だった。
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/14(日) 22:02:52.71 ID:1h8MoVHD0
第6節:シェフィールド脱出戦
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シェフィールド:裏門近くの荒野


ギィィィ〜〜ン!!(黄金の穴が開く)

ドスン、ドスン、ドスン・・タッタッタッ・・・(穴から人影が出てくる)


黄金の巨人「ここがブリテン異聞世界・・『妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ』かぁ・・・。」辺りを見渡す

黄金の鎧の少女「なんか夜みたいだし・・こんな場所に妖精が居ると思うのかしら?」

黒服の女性「ふ〜ん・・こんな場所にあの子がいるとは到底思えないわ・・。」

黄金の巨人「そうだ。ここはアヴァロン・ル・フェの北部にある『シェフィールド』の近くの荒野だからな・・んっ?」目の前の光景を見て・・


ドォォ〜〜ン!!ドゴォォ〜ン!!(シェフィールド全体が火に包まれている)


黄金の巨人「どうやら・・既に事は進んでいる事は間違いないな?」シェフィールドの様子を見て・・

黒服の女性「これ・・なんか不味い状況よね?」シェフィールドの様子を見て・・

黄金の鎧の少女「どうするの?このままじゃ、目的のあの子はモルガン・ル・フェの軍隊に・・・」

黄金の巨人「わかってる・・我らも急いだ方が良さそうだな?」ヒュゥゥ〜ン!(飛んでいく)

黄金の鎧の少女、黒服の女性「・・・!!」ピョォォン!!(飛んでいく)


シェフィールド近くの荒野に突如、黄金の穴から現れた黄金の巨人と2人の女性は、シェフィールドに向けて飛んでいった・・
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シェフィールド:城壁跡地(ブラックバレル発射後・・)


城の天守から放たれた光の束は、文字通り、戦場の空気を一掃した。

城門を攻めていた女王軍の兵士、600翅あまりが一瞬で消え去った。

城壁の上で奮闘していたシェフィールドの兵士達は全身から血を吹いて絶命した。

その弾道の近くにいた妖精達は眠るように息絶えた。

二代目妖精騎士ガウェインや妖精騎士アグラヴェインの猛攻を受けても揺るがなかった城壁は、もはや見る影のなく溶け落ちた。

その正門の前に立っていた妖精騎士2人と護送車の姿も、焼け焦げた白煙の中に霞んで、また。


アグラヴェインの兵士「アグラヴェイン様や・・ガウェイン様まで・・・」ガクガクブルブル・・・


ほんの一時、恐怖が戦場を支配する。女王軍は戦意を喪失し、勝ち鬨をあげるはずのシェフィールドの兵士達も、悪夢の中にいるように放心し、


グワァァ〜〜ン・・・バシュゥゥン!!(結界が解除される)

妖精騎士アグラヴェイン「つぅ・・・」パンパンパン・・(手についた砂を振り払う)

二代目妖精騎士ガウェイン「ハァ・・ハァ・・ハァ・・」肝を冷やす


結界を解除し、身体についた砂埃を払うように動く妖精騎士アグラヴェインと・・肝を冷やし、腰を抜かしている二代目妖精騎士ガウェインの姿がそこにあった・・・
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/14(日) 23:04:52.67 ID:1h8MoVHD0
ボガードの城:王室の間(壊滅状態)


ギュゥゥ〜〜ン・・・(結界が解除される)

バーゲスト「・・・!?。みんな、無事か!?」アルト達を見て・・

コーラル「えぇ・・なんとか無事よ?」

ルージュ「えぇ・・・。」

アルト「今、バーゲストとメリュジーヌの純恋愛の宝石が光って、結界のようなモノが張られた気がしたんだが・・」

メリュジーヌ「バーゲスト、さっきのは一体・・・」

バーゲスト「えぇ・・・(あの力・・まさか私の『心胸城砦(ファウル・ウェーザー)』の力が純恋愛の宝石によって強化され、アルトや子供達、みんなを守ったというのか?)」チョーカーにある宝石に触れながら・・


セツノ「あぁ・・あぁぁ〜〜・・・」辺りの光景を見て・・

ガイル「なぁ!?大変だぁ・・・!!」辺りの光景を見て・・

アルト「こ、これが・・ブラックバレルの力なのか?」辺りの光景を見ながら・・・

スプリガン「ツゥゥ・・今のは一体・・!?」辺りの光景を見て・・

アルト達はブラックバレルによって、弾道にある辺り全体が焼け落ちたシェフィールドの光景を目にしてた・・


スプリガン「はーーーは、はーーーー」目の前の光景を見て・・

シェフィールドの兵士「ボガード・・・様・・・ボガー・・・さ・・・」ドサッ・・(絶命する)

シェフィールドの重鎮達「ーーーーーーーーー」ドサドサ・・・(死んでいく)


スプリガン「はは、ははは、なははははははははは!なんですか、なんですか!素晴らしい、素晴らしい!!」歓喜する

スプリガン「見たまえ、お前達!これが天運でなくて何だというのかね!」

スプリガン「勝てるぞ!勝てるぞ!これさえあればアグラヴェインやイレギュラーズを根こそぎ殺すことが出来るぞ!!」

スプリガン「アグラヴェインだけではない!モルガンやウッドワス、それにオーマジオウやノリッジの『厄災溜まり』も!」

スプリガン「全て吹き飛ばせる、吹き飛ばせるのだ!なんて凄まじく、なんて素晴らしいのだぁぁぁ〜〜!!!!」大声を出す


でもスプリガンは気がつかない。見えているのに気づこうとしない。

死骸すらない女王軍の兵士の異常も。城壁や目の前で苦しんで死んだ兵士にも。城下で倒れていく妖精達にも。すぐ間近で、枯れ木のように倒れていく兵士達にも。


スプリガン「おい、グズリー!!次だ次!!次は二代目妖精騎士トリスタンを女王軍ごと・・・」天守にいるグズリーを見ながら・・

グズリー「な・・なんじゃ・・こりゃ・・・」ボロボロボロォォ〜・・(身体が砂塵と化す)

スプリガン「グズリー?おい、グズリーィィ〜〜!?アァ〜アァ〜アァァァ〜〜!?」砂塵と化すグズリーを看取りながら・・


黒い筒によって全ての魔力を吸われ・・熊の姿の妖精:グズリーは、自身の目的と野望と共に砂と塵のように身を滅ぼした。

しかしそれでもまた、自らの異常な精神にも気づこうもしないスプリガンは、砂と化したグズリーを落ちて消える線香花火のように見ていただけだった。


ボガード「なんてことだ・・・。シェフィールドが・・アルト達の帰る場所がぁ・・・!?」愕然とする

ハベトロット「ボガード・・・」ボガードのことを哀れむ

ボガード「私がアレを使ったとしても・・・シェフィールドは私の手によって、この光景と同じようになって・・・!?」マシュのことを見て・・
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/14(日) 23:51:16.47 ID:1h8MoVHD0
マシュ「あーーああ、あーーー」ドサッ・・(マシュが膝を折って膝をつく)


『予言の子』は失意から膝を折って、自らの罪を直視する。

あんなに大好きだった街の人々を傷つけてしまった事、だけじゃない。

あの『筒(ブラックバレル)』を持ってきたしまった事なのか?それともスプリガン達を止めることが出来なかった事なのか?

彼女が思った彼女の罪は、自分の弱さ全て。記憶を無くした事を言い分けに、自分が周囲に与える影響を、ここにいる意味を考えなかった浅はかさ。


スプリガン「クゥゥ〜〜!!グズリーめぇ・・アレを撃った途端に耐えられずに死ぬなんて、それでもあのボガードとウッドワスと渡り歩いた牙の氏族だったのか!?」激昂する

スプリガン「・・そうだ『予言の子』!お主ならより精確に扱えるのだろう!?今度はお主の手で、女王軍を地獄へたたき込ませるのだぁ〜!!フハハハハハ!!」高笑い


異常も気づかないスプリガンは、『予言の子』に目を付けて、彼女に向けて近づいていった。

しかし・・アルトやバーゲスト達、そしてボガードが見た『予言の子』の姿とは・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『(お前のせいで、世界は穢され・滅んでいくのだ・・・)』

マシュ「!!?。わたしは、なぜ・・・この美しい世界を、傷つけなくてはならないのでしょう・・・?私のせいで・・みなさんが・・・」嘆き悲しむ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アルト「・・・・・」

バーゲスト、メリュジーヌ「・・・・・・・」

7人の子供達「・・・・・・・」

コーラル、カイニス「・・・・・・・」

ハベトロット「・・・・・・」

ボガード「・・・・!!。グォォォ〜〜〜!!」立ち上がる


ガシッ!!(ボガードがスプリガンの胸ぐらを掴む。)

ボガード「スプリガン!!貴様はなんてことをしてくれたんだ!!」大激怒

スプリガン「ヒィィ!?わ、私は何もしてない!?やったのはグズリーであって、そもそもあの『筒』は予言の子のモノであって・・」

ボガード「違う!!シェフィールドがこんなになってしまったのも・・あの妖精達が死んだのも・・全部スプリガンが・・キャップレスである貴様が招いたことじゃないかぁ〜!!!」ガバッ!(手を離し・・)


バキィィ〜〜ン!!(スプリガンを拳で思いっきり殴るボガード)

スプリガン「ゴッフゥゥゥ〜〜〜!?」バキベキッ!(歯が2・3本、折られる)

ドサッ!ゴロゴロロォォ〜〜!!ドサッ!!(ボガードに殴られ、歯を3本折られ、奥歯も抜けて壁に当たるスプリガン。)


ボガード「ハァ・・ハァ・・ハァ・・」落ち着こうとする

スプリガン「イッタァァァ〜〜・・・。い、痛いじゃないか!?今ので歯が3本折れたぞ!?」殴られた顔を押さえながら・・

ハベトロット「あぁ・・・(あんな格好いいボガード、初めて見たわ・・。)」感心する

マシュ「ボガード・・・様・・・」泣きながら
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/15(月) 23:12:04.44 ID:TSDhSfax0
ガバッ・・!!(アルト達の目の前で土下座するボガード)


ボガード「許してくれアルト!!あの『黒い筒(ブラックバレル)』が危険なモノだと知らず、キャップレスなんかに使わせたことを許してくれ!!」土下座する

バーゲスト「ボガード・・・お主ってやつは・・。」

カイニス「ボガード・・・」

アルト「・・・・・・・」


アルト「こうなることはわかっていたんだ・・。ブラックバレルを使っていなくても、女王軍や妖精騎士アグラヴェイン達の主戦力が来た時点で、シェフィールドが陥ちるかも知れないって事を・・」

アルト「だがそれでも・・俺達はこの美しかったシェフィールドを守りたいという気持ちは以前から合ったんだ。なぜなら・・このシェフィールドこそが、俺とヴァージェ達と結ばれるきっかけとなった場所だからな・・。」

メリュジーヌ「アルト・・・」

アルト「顔を上げてくれ、ボガード。こんな事態を招いたのは君だけじゃない・・すぐに動かなかった俺にも責任がある。」

ボガード「アルト・・・」涙目の顔を上げる

アルト「シェフィールドはこの時点で陥ちるのは確実に決まってしまったが・・まだ全てが終わったわけじゃない!」

ハベトロット「そうだよ!!君は最初・・廃墟当然だったシェフィールドを復興し、一大城塞都市を築いてきたじゃないか!?」慰める

ボガード「お前達・・・」アルト達を見て・・

アルト「そうだよボガード!生きていれば、シェフィールドなんてまた復興できるかもしれないからな?」

ボガード「アルト・・みんな・・・。クゥゥ・・」涙を拭く


ボガード「そうだ・・我々はまだ終わってなどいない!!このシェフィールドに住み、色々な思い出を築き上げた我らはまだ生きている。」

ボガード「我らの住むこのシェフィールドを捨てるのは惜しいが・・だからって、シェフィールドがここで終わるとはまだ限らない・・。」

ボガード「シェフィールドへの思いがある限り、この街はいつか、何処かの場所で新たな形で蘇る。我らはそれを体現する者達でもあるんだ!!」

マシュ「ボガード様・・」ウルウルウル・・(泣きながら)

アルト「ボガード・・。」感心する


ボガード「裏門に行くぞ!!あそこを開けた北部の先に緊急時の避難場所がある。そこへ向かえば、何とかなるはずだ・・。」

コーラル「では、我々もそこへ行った方が良いかと・・?」

ボガード「あぁ・・今の我々にとって、逃げられる場所はそこしかない・・。」

カイニス「そうかもしれんな?ならとっととここを離れた方が・・・」

マシュ「待ってください!!街の人達は・・街の皆さんを助けに行かなければ!!」先に行こうとする

ボガード「よせ!お前も見ただろ・・私の部下だった牙の氏族達が、あんなキャップレスの言う事を信じ・・奴に寝返ったところをなぁ!?」

マシュ「でも私は・・私を慕ってくれた妖精の皆さまをこのまま頬って置くわけにはいかないのです・・」哀しそうな顔をする

ハベトロット「マシュ・・・。」マシュの表情を見て・・

ボガード「・・・・・。」マシュの表情を見ながら・・


アルト「・・・ボガード、裏門の先へ向かえば・・シェフィールドの妖精達は助かるんだよな?」

ボガード「あぁ・・!?まさかアルト、君はまだ彼ら妖精達の事を・・」
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/16(火) 00:10:28.44 ID:eIKT+PVj0
アルト「確かにこの妖精國に存在する妖精のほとんどは、一瞬の楽しみと快楽、自身の目的の達成の為なら昨日までの恩義を平気で捨てる・・とても救いようもない存在かもしれない・・」

アルト「でもだからって、そんな彼らをただ見捨てるのもどうかと思うんだ。妖精の中には、コーラルやマイクのような妖精もいるようだしね?」

コーラル「アルトさん・・。」

バーゲスト「アルトの言う通り・・そんな愚かな妖精達でも、自身らの意思で物事を決める猶予があっても良いと私は思ってもいい・・。」

メリュジーヌ「どうせあの妖精たちは妖精たちで、『どう死ぬのか?』・『どう生きるのか?』を決めるのは彼ら自身で決めるほうが、彼らのためだと思っているからね?」

ボガード「『どう死ぬのか?』・『どう生きるのか?』・・かぁ・・。」


オォォォ〜〜〜!!(妖精騎士達2人と女王軍の兵士達が融解した城壁から入ってくる)

パタパタパタァァ〜〜!!(二代目妖精騎士トリスタンが迫ってくる)


カイニス「どうやら・・迷っている時間はなさそうだな?」外の様子を見て・・

アルト「あぁそうだな・・。みんな、聞いてくれ!!」ジョルニやボガード達に向けて話す

アルト「俺とバーゲストとメリュジーヌで、侵入する女王軍達を打ち倒し・・裏門への侵攻を防ぎつつ、時間を稼ぐ・・」

アルト「ジョルニ達はカイニスとハベトロット達と一緒に裏門へ行き、そこの門を開いて逃走経路を確保してくれ!!」

ジョルニ「わかったよ父さん!ルージュ、みんな!!」

ルージュ達6人の子供達「アァ(えぇ)!!」頷く

ハベトロット「あぁ、任しておけ!!」ガッツポーズ

マシュ「はい!」頷く


ボガード「アルト、私も共に戦う!!妖精騎士アグラヴェインには、我らの話を盗み聞きした事もあるからな・・。」

マシュ「で、ですが・・ボガード様1人では・・」

ボガード「大丈夫だ。こんな怪我ぐらい・・牙の氏族である私にとってはかすり傷程度だ!心配する必要は無い。」

アルト「それに俺には、3つの力の1つである回復の能力『ヒール』があるからな。即死でなければ、問題ない。」

ハベトロット「ほら、だってさ。アルト達なら大丈夫さ!なんたって、あの妖精騎士だったバーゲスト達を妻にしちゃうぐらいだからさ!」

マシュ「そうですか・・。あ、あの・・どうかお気を付けて、ボガード様!」

ボガード「あぁ・・あとで裏門で会おう。ハベトロット、カイニス・・アルトの子供らと妃を頼む!!」

ハベトロット、カイニス「あぁ(おうよ)!!」タッタッタッタァ〜!!(走り出す)

マシュとコーラルとジョルニ達「ーーーーー」タッタッタッタァ〜!(カイニス達の後を追う)


マシュとコーラルとハベトロットを護衛するように、カイニスとジョルニ達は裏門へ向かって、城を降り始める
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/16(火) 07:03:36.34 ID:5nrfAPlc0
アルトによってボガードは正気でいられたが、代わりにスプリガンが他の妖精を使って、ブラックバレルを使うとは・・
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/16(火) 22:43:53.00 ID:eIKT+PVj0
ボガード「アルト、頼む。」傷口を押さえつつ、アルトに駆け寄る

アルト「あぁ!ヒール(回復)!!」キィィン!ジュググゥゥ〜・・(傷口を塞ぎ、ボガードを回復させる。)

ボガード「フウゥゥ・・・フングゥゥ〜〜!!」ギュィィン〜〜!!(身体の中の力を溜める)

ビリビリビリィィ〜〜!!(筋力が増し、一部の衣服が破れる)


ボガード「フゥゥ・・フゥゥ・・久しぶりの戦闘だが、これで私は戦える。行くぞ、アルト!!」アルトに顔を合せる

アルト「あぁ!!」

バーゲスト「アルト、私に掴まれ!一気に行くぞ!!」アルトを抱きかかえる

アルト「あぁ、頼むバーゲスト!!」バーゲストに掴まる

メリュジーヌ「えぇ!!」ギュィィ〜ン!!(仮面を付け、飛び立つ)


アルト、バーゲスト、メリュジーヌ、ボガードの4人は迫り来る女王軍の裏門への侵攻を抑えるべく、城の外へ飛び降りていった・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アルト達が城から出た直後・・・


スプリガン「おい、待て!?私を置いて行くじゃない!!私を『歪みの岬』まで案内を・・・」置き去りにされる

スプリガン「・・アァ〜〜クソッ!!何が妖精だ、何が『予言の子』だ、何がアルト・オルラントだ!!私は、アルトと違って・・何も出来る事なんて無かったんだぞ!!」激昂する


ガバァァ〜!(フード付きのローブを羽織る)

スプリガン「裏門から逃走経路を確保だと・・私はゴメンだからな!!」タタタタタッ!!(逃げ出す)


アルトやボガード達に無視され、孤独となったスプリガンは1人・・ルージュからこっそり奪った 特殊なフード付きローブを羽織り、別ルートからシェフィールドを脱出しようとしていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シェフィールド:城下へ向かう道にて・・・


バーゲスト「ハァァ〜〜!!」ジャラジャラァァ〜〜!!(鎖を使って、下に降りる)

アルト「〜〜〜〜。」バーゲストに掴まる

メリュジーヌ「・・・・・・!!」ビュゥゥ〜ン!!(空から向かう)

ボガード「フンッ!ハァァ〜〜!!」ピョンピョン!(壁と木を蹴りつつ、城下へ向かう)

アルトとボガード達4人は、それぞれの動きで城下に向かって突き進んでいた・・。


ボガード「・・・・・・。」バーゲストの事を見ながら・・

バーゲスト「・・・・・・」前を見て進んでいる

ボガード「・・・。(随分と成長したな・・バーゲストよ。)」バーゲストの事を思いながら・・


城下へ向かう途中・・ボガードはバーゲストに対して、ある出来事を思い出していた・・。
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/17(水) 00:00:26.09 ID:QCmqyOdF0
400年前・・女王暦1615年:オックスフォード近く(涙の河)


ゴロゴロゴロォ〜!ビカァァ〜〜ン!!ザババァァ〜〜!!(大雨が降り注ぎ、川が氾濫しそうになる)

牙の氏族1「うわぁぁ〜〜!?」風に飛ばされる

牙の氏族2「ノワァァ〜〜!?」川に流される


牙の氏族の兵隊長「ここままでは、オックスフォードが河の増水で沈んでしまいます!!」焦る

ウッドワス「くぅぅ・・おい、ファウル・ウェーザー・・いつになったら壁を作ってくれるんだ!!このままでは、オックスフォードが河の底に沈んでしまうんだぞ!?」

ファウル・ウェーザー「ふん!オックスフォードでタダ飯が喰えると思って、コーンウォールから出張したんだが・・わしの力を涙の河の氾濫防止に使うのが目的だったとはネェ〜?」生意気そうにする

ウッドワス「つぅぅ・・・(一夜で大聖堂を作り出す力を持つあやつ(ファウル・ウェーザー)を使って堤防を作り、なんとか河の増水を防ごうと考えたが・・)」

ウッドワス「(こんな気まぐれで面倒くさい性格の妖精に・・この誇り高い牙の氏族である私が振り回されるなんてぇ〜〜!!)」キリキリキリ・・(ストレスがたまる)

ファウル・ウェーザー「ふっふぅ〜ん♪」ホジホジホジ・・(鼻くそをほじる)


女王暦1615年の雨期・・オックスフォードとノリッジを結ぶ涙の河を中心にこの世のものとは思えない大粒の大雨が降り注ぎ、オックスフォードは河の氾濫に巻き込まれようとしていた・・。

『大雨の厄災』と呼ばれるこの『厄災』は、水の大妖精と呼ばれてた大妖精『ドラケイ』を暴走させ・・河の水を溢れさせるように涙の河の近くを暴れ回った・・。

この『大雨の厄災』に対処すべく、女王陛下の命令により周辺近くの妖精達と共に堤防を作り・・何とか川の増水による氾濫を防ぎつつあった・・。


牙の氏族の兵隊長「ウッドワス様!!河の近くに向かって、牙の氏族だと名乗る子供の妖精がこっちへ向かっていると通報があって・・」

ウッドワス「なに!?まさか黒犬の娘が・・。あんなのほっとけ!あんないずれ『厄災』となり得るあやつなど、河の氾濫で溺れてしまえば良いってもんだ・・。」

牙の氏族の兵隊長「へ、へぇ・・・。その娘については、ボガード様が対処に向かわれたと報告がありまして・・」

ウッドワス「!?。(ボガードめ、余計な事を・・・。)そんなの勝手にしろと伝えていろ!!」キリキリキリ・・

牙の氏族の兵隊長「へ、へい!!」頷く


妖精國を襲った大厄災:『モース戦役』から400年がたった頃・・オックスフォードの領地で1人の妖精がこの世に生まれた。

牙の氏族の妖精でありながら、その姿に牙と毛皮がなく・・姿もまた、風の氏族と同じ体型をしていた・・。

それはかつて排熱大公ライネックの次代、ウッドワスが倒したモースの王が死に際に放った言葉の通りの姿を持った妖精そのものだった・・。

野生の掟(ワイルドルール)を宿し、弱肉強食の理で育つ、強者となるべくして生まれた人の姿の黒犬・・。

愛した者を食べて生きる、この世のものとは思えない、とてもおぞましい妖精の存在に・・

当時のウッドワスや他の牙の氏族の妖精達は、その『黒犬の娘』である妖精を迫害していたのであった・・。
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/11/17(水) 06:48:14.19 ID:Eucwj26j0
ファウル・ウェーザーのあの怠惰ぶり・・。バーゲストがファウル・ウェーザーを喰らう理由もなんとなくわかる気がする。
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/17(水) 23:35:47.29 ID:QCmqyOdF0
オックスフォード近く(ウッドワスが居る所の近く)


ザァ〜〜ザァ〜〜ザァー〜〜!!(大雨が降りそそぐ)

幼少のバーゲスト「アァァァ〜〜〜〜!!」大雨の厄災に向かっていく

ドラケイ「ォォォォ〜〜〜〜!!」ザッバァァァ〜〜〜ン!!(川の水を放つ)

幼少のバーゲスト「きゃぁぁ!?」流されそうになる

ボガード「バーゲスト!!」ガバッ!(バーゲストを川の水から助け出す)


ボガード「おい!!大丈夫か、バーゲスト!?ここは危険だ!!」

幼少のバーゲスト「離して!!私は牙の氏族として、あいつをやっつけるのだからぁ〜〜!!」バタバタバタ!!(暴れる)

ボガード「今のお前ではとても敵わぬ!!ここは一旦戻るんだ!!」ダダダッ!(オックスフォードへ引き返す)


ボガードは大雨でズブ濡れになりながらも、河の水に引きずり込まれそうだった幼少のバーゲストを助け出し、オックスフォードへ戻っていった・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オックスフォード:とある屋根ありの所


ボガード「どうしてあのような事をしたんだ!?危うく河に引きずり込まれる所だったぞ・・・。」叱る

幼少のバーゲスト「だって・・・他の牙の妖精達みんな、私の事をいじめたり・酷い事を言ってくるの・・」哀しそうにする

幼少のバーゲスト「私・・牙の氏族なのに、みんなと違って身体に毛が無いし・・人間の子供のようだし・・。」

幼少のバーゲスト「ウッドワス様なんて・・私の事をいつも、『厄災の子・黒犬の娘』だとずっと言ってくるの!」

ボガード「・・・・。そんなことで泣くようでは他の妖精達から馬鹿にされるのも無理はないなぁ・・。」

幼少のバーゲスト「うん・・。だから私は・・牙の氏族として、私の事を認められたくて・・あの厄災を倒そうと思ったの・・。」

ボガード「そうだったか・・。だだ力も魔力もとても未熟とも言えるいまのお前では、あの『大雨の厄災』に返り討ちに遭うだけだぞ?」

幼少のバーゲスト「うぅぅ・・・。」泣きそうになる


ボガード「誰からも認められなくても、お前は誇り高き牙の氏族なのは確かだ。私にとってはな・・・」

幼少のバーゲスト「ボガード様・・・。」

ボガード「牙の氏族たるモノ、強くあらねばならない・・。無く暇があれば、その刻を己自身を鍛える事に使え!」

幼少のバーゲスト「!!?。はい!わたし、強くなりますっ!」

ボガード「ふん。そうだな・・そんなお前に一言言おう・・。一度しか言わんから、よく聞いておくんだな。」


ボガード「『犬と呼ばれたくなければ、爪と牙で戦わなければよいバーゲスト。尊き血を継ぐ者よ。おまえは、優れたその角(けん)で戦うのだ』」

幼少のバーゲスト「私の・・この角で・・」自身の角を見ながら・・


ギュウオォォ〜〜〜ン!!ドガァァァ〜〜〜ン!!(モルガンの攻撃が『大雨の厄災』を討ち払う)

ピカァァ〜〜ン!ギラギラギラァァ〜〜・・(空が黄昏に戻っていく)


モルガンが駆けつけ、『大雨の厄災』と共に水の大妖精『ドラケイ』を葬り去り・・

そこから雨雲が晴れていき、ボガートとバーゲスト2人を光り照らすのであった・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私が思いつきで言ったその事をいたく気に入ったその子はそれ以来、自身の手に剣を持つようになり・・

彼女は漂流物の書物から得た『円卓の騎士』を手本に、彼女は騎士として日々の鍛練を積み、女王に見初められる程に成長し・強くなった・・。
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/18(木) 23:50:07.50 ID:1XHCoNrO0
200年前・・・女王暦1800年:キャメロット(玉座の間)


モルガン「黒犬公■■■■■。貴殿のその力量、騎士としての強さと功績を認め、貴殿に妖精騎士の称号を与える。」

■■■■■(バーゲスト)「ハッ!ありがたきお言葉、感謝いたします。」

モルガン「うむ。では貴殿を妖精騎士として任命すると共に、着名する名を貴殿の名として名乗るがいい・・」ガシャン・・(黒剣を彼女に向ける)

キラァァァ〜〜ン!!(魔方陣が敷かれ、輝く)


モルガン「今日から貴殿の名は・・『妖精騎士ガウェイン』だ。」

モルガン「ガウェイン。その力と角(けん)を持って、我が妖精國を守る盾となれ。」

■■■■■→妖精騎士ガウェイン「ハッ!!この妖精騎士ガウェイン・・この名に誇りを持って、あなた様に忠誠を誓います。」


パチパチパチパチィィ〜〜!!(氏族長と30の大使達の拍手喝采)

ボガード「・・・・・・。」拍手もせずにただ見ている


女王暦1800年・・。女王モルガンに見初められた彼女(バーゲスト)は、彼女を妖精暦の終わり以来・・咳が空白であった妖精騎士の称号を受領されたと共に彼女は『妖精騎士ガウェイン』となった。

強者として生まれ落ちた事に悩み、弱者を搾取し続けなければならない自分を憎む、見苦しい泣き顔を見せていた彼女がここまで成長するとは、正直わたしも驚きだった。

しかし彼女が妖精騎士となった時点で、わたしは彼女(バーゲスト)の事を思い返すことをやめることにした・・。それは自分自身のためであり、彼女自身のためでもあった。

もし彼女がわたしに牙を向けたとしても、憎しみの感情を持つ相手に傷もつかないわたしの亜鈴を適用させるためであり、彼女やわたし・・互いに迷いもなく戦う為でもあるのだ。


彼女は妖精騎士となり、自ら進んでモースから妖精を守る盾となり・・彼女は『キャタピラー戦争』を妖精の勝利へと導いた。

弱者の気持ちを理解し、強者である事に責任を求める彼女にとっては・・彼女が『妖精騎士ガウェイン』なるという事は必然だったのかも知れなかったと・・その時のわたしはそう思っていた・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして現在・・・(城下近くの所にて)


ボガード「(今思えば、もし私とバーゲストがアルトと出会わなかったら・・今でも私とバーゲストは、互いに争う形となっていたかもしれない・・。)」

ボガード「(その時は・・私があの『鉄の筒(ブラックバレル)』を使い、その力に魅入られ・・自分自身が壊れるまであの筒で全てを焼き払っていたのかも知れない・・。)」

ボガード「(だが、だからこそ・・アルトが出会った事で、バーゲストは黒犬の楔から解き放たれ、私は生まれ変わる事が出来た・・。)」

ボガード「(こうしてバーゲストとメリュジーヌと共闘できる事に、私は誇りに思っているぞ・・アルト!)」アルトとバーゲストの事を見ながら・・


女王軍の兵士1「なっ!?上から来るぞ!!」構える

女王軍の兵士達「〜〜〜!?」武器を構える

ボガード「グガァァ〜〜〜〜!!」ビュゥゥ〜〜ン、ガシュン!!(爪で引っ掻く)


ガシュン!!バシュゥゥ〜〜〜!!(女王軍の兵士達が切り裂かれる)

女王軍の兵士達「ーーーーーーーー」ガシュゥゥ〜〜・・(身体を斬り裂かれる)

ボガード「来るがいいモルガンの猟犬共!!このシェフィールドの牙の氏族、ボガードが相手になるぞ!!」ジャキン!(爪をたてる)

メリュジーヌ「・・・・・!!」ガシィィン!!(降りてくる)

バーゲスト「・・・・!!」ドシィィ〜〜ン!!(着地する)

アルト「・・・・!!」構える


アルト、バーゲスト、メリュジーヌ、ボガードの4人は、女王軍の兵士達の前に立ちはだかり・・その兵士達の倒すように彼らは戦う体勢を整えていた。
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/18(木) 23:53:28.21 ID:1XHCoNrO0
あり得るはずがなかった・・バーゲストとボガードとの共闘・・。
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/19(金) 23:10:32.03 ID:FrdlSNcM0
数分前・・・シェフィールド:城壁跡地にて・・


妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・。」シェフィールドの今の状況を見る

二代目妖精騎士ガウェイン「た、助かったぜ・・。感謝するぜ、アグラヴェイン・・。」感謝を送る

妖精騎士アグラヴェイン「えぇ・・危うくあの熱線をモロに受けるところだったわぁ・・。」汗を拭く

妖精騎士アグラヴェイン「(あの黒い閃光・・・間違いなく『ブラックバレル』ね。アプリ版FGOで見たことあるけど、これほどとは・・)」

妖精騎士アグラヴェイン「(ウィンキーにシェフィールドに潜入中のスプリガンとグズリーを煽らせ、内乱を誘おうと頼んだが・・まさか『ブラックバレル』を使ってくるとはね・・。)」

妖精騎士アグラヴェイン「(本家FGOではボガードが使ったシーンはあったけど、一体誰があのブラックバレルを撃ったのか・・。)」

妖精騎士アグラヴェインはグズリーがブラックバレルを使用した事を知らず、誰がブラックバレルを使用したのかを考察しつつ、燃えさかる城壁跡地の様子を見ていた・・。


アグラヴェインの兵士「おお・・・アグラヴェイン様、ガウェイン様!信じられない、ご無事でしたか!」

妖精騎士アグラヴェイン「・・信じられない・・・・?あの光弾の事を言っているのか?あんな熱いだけの魔力光に私がやられるとでも・・?」

妖精騎士アグラヴェイン「確かにあれは鉄の毒も帯びているのだが・・モルガン陛下の一撃に比べればあんな攻撃など、下の下の内よ。」

妖精騎士アグラヴェイン「私に結界を張らせるぐらいの魔力光だが・・見ての通り、私とガウェインが無事であると証明している・・。」

二代目妖精騎士ガウェイン「あぁ・・俺もあれを見て、肝が一瞬冷えたが・・アグラヴェインが平気というなら、安心だな?」


二代目妖精騎士ガウェイン「おい、さっさと進軍を再開しろ!それでもキャメロットの精鋭の兵士だというのか、クソッタレ!!」怒鳴る

二代目妖精騎士ガウェイン「ボガードの奴らは何を血迷ったか、最強の守りを自分の方から壊してくれたからなぁ?」

二代目妖精騎士ガウェイン「とっとと中に入って城下にいる者らを、1人残らずぶっ殺してやろうぜ!!」ジャキィィン!!(妖精剣ソードアルタイルを掲げる)

女王軍の兵士達「オオオォォォ〜〜〜〜!!」士気が高まる


妖精騎士アグラヴェイン「待ちなさい、二代目妖精騎士ガウェイン。まだシェフィールド内部へ行くには少し早いわ・・。」

二代目妖精騎士ガウェイン「はぁ!?何言ってるんだアンタは・・・。城壁が崩れている今こそ、シェフィールドに残る奴らを一掃できるんじゃないのか!?」

二代目妖精騎士ガウェイン「それとも、あの魔力光線に怖じ気づいたのかぁ・・妖精騎士アグラヴェインよぉ〜?」煽る

妖精騎士アグラヴェイン「そうではない。いま兵を進めたとしても、彼女の毒牙に巻き込まれ、自分から死にに行くような事だと言ったのよ・・。」

二代目妖精騎士ガウェイン「彼女って・・・まさか、今ここで『奴』を出す気か!!」驚く

妖精騎士アグラヴェイン「えぇ・・。」タッタッタッ・・(護送車の所へ向かう)


アグラヴェインの兵士「奴って・・・まさか『二代目妖精騎士ランスロット』様を護送車から出すと!?それは不味いですよ!!」

アグラヴェインの兵士「ランスロット様の異端の亜鈴の力はとても我らにとっても手の施しようがない程、危険きわまりないモノでして・・」

アグラヴェインの兵士「第一、この護送車の倒れようから見て・・いくらあの二代目妖精騎士ランスロット様でも、あの魔力光を受けていたとしたら・・」護送車の様子の見ながら・・

アグラヴェインの兵士がブラックバレルの一撃で斜め倒しになっている護送車に近づき、小さく壊れ開いている部分から中を見ようとすると・・


謎の黒い手「!!!!」ガシッ!(兵士の腕を掴む)

アグラヴェインの兵士「!?」腕を掴まれる

謎の黒い手「グガァァァ〜〜〜!!」ガリガリィィ〜〜!!(中に引き込む)

アグラヴェインの兵士「わ、ワァァァ〜〜〜〜!!?」引き込まれる


ガリッ、ベキッ、バキッ、ボキッ!!(引き込みながら、兵士を喰らいつく)
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/19(金) 23:55:05.25 ID:FrdlSNcM0
女王軍の兵士達「〜〜〜〜〜!?」ドン引きする

女王軍の兵士1「あのような魔力光でも二代目ランスロット様はご存命とは・・・」ガクガクブルブル・・(震え上がる)

女王軍の兵士2「あぁぁ・・だからオレ、あいつの側の軍列に行きたく無かったのにぃぃ・・」ブルブルブル・・(震え上がる)

二代目妖精騎士ガウェイン「おいおい・・大丈夫なのかよ、これは・・?」周りの状況を見ながら・・

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・。」護送車に近づく


サラサラサラァァ〜〜・・・(黄色い夢の砂を護送車の中に入れ込む)

妖精騎士アグラヴェイン「落ち着けランスロット・・・あなたが興奮するのもわからなくないわ。あなたの事を苦しめているその元凶がすぐ目の前に広がりつつあるのだからね?」

謎の黒い手→二代目妖精騎士ランスロット「グゥルルルル〜〜・・・・」うなり声を上げる

妖精騎士アグラヴェイン「でも大丈夫。あなたの力があれば、あなたを苦しめるモノを消し去ることが出来るわ?」サラサラ〜・・(砂を動かす)

二代目妖精騎士ランスロット「・・・・・・。」黙り込む

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・!!」ビィィィン!!

ガチャッ!ガシャ!ガシャァン!ガシャ!ガチャガチャッ!!(護送車のロックを開け始める)


妖精騎士アグラヴェイン「行きなさい■■■。あなたの手で・・このシェフィールドにいる者すべてをあなたの同族へと変えるがいい・・。」最後のロックに手を掛ける

二代目妖精騎士ランスロット「・・・・・・。」大人しくしている

女王軍の兵士達「・・・・・。」緊張が走る

二代目妖精騎士ガウェイン「・・・・・・。」ゴクッ!(つばを飲む)

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・行け。」ギィィン!!(最後のロックを開ける)

ドガシャァァ〜〜〜ン!!(鋼鉄の護送車の扉が勢いよく開く)


ピョォォ〜ン、ガシャンッ!(着地する)

二代目妖精騎士ランスロット「・・・グルルルゥゥ〜〜〜!!」ガシャン、ガシャン・・(手にある2本の槍を構える)

ガシャン!ダダダダダダァァァ〜〜〜!!(シェフィールドに向けて走り出す)


黒い鎧を装着し、頭には黒く禍々しい西洋甲冑の兜を被った少女のような妖精騎士・・。

まるでバーサーカーのランスロットを思わせる姿と思わせる妖精騎士の少女は、崩れた城壁からシェフィールドの城下に向けて走っていった・・。



妖精騎士アグラヴェイン「(これでよし・・。)進軍よ!ランスロットに続けぇぇ〜〜!!」号令を出す

女王軍の兵士達「お、オォォォ〜〜〜〜!!」ダダダダダダァァァ〜〜!!(軍を進める)


妖精騎士アグラヴェインの号令と共に、正門からなだれ込むように女王の軍隊が攻め入っていった・・。
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/19(金) 23:57:40.93 ID:FrdlSNcM0
ついに二代目妖精騎士ランスロットも動き出す!

そしてシェフィールドの妖精達は一体どうなるのやら・・
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/20(土) 09:00:56.34 ID:cQN2dNtV0
シェフィールド:城下町(崩れた城壁側)


シェフィールドの兵士1「ゆけ!ゆくんだぁぁ〜〜!!」号令を出す

シェフィールドの兵士達「オォォォ〜〜〜!!」応戦する


二代目妖精騎士ランスロット「グガァァァ〜〜〜!!」ピョォォ〜ン!(飛び出してくる)

シェフィールドの兵士1「あ、あいつはまさか!?」目の前を見て・・

二代目妖精騎士ランスロット「ガルルゥゥ〜〜!!」ギュウィィ〜〜ン!!(双方の槍の先端が回転する)

シェフィールドの兵士1「う、うわぁぁ〜〜!?」襲われる

ガジュッ!ギュグチャァァ〜〜!!(ドリル状の双方の槍で兵士らを惨殺する)


二代目妖精騎士ランスロット「ガウゥゥ〜〜・・・」ギロリッ!(シェフィールドの兵士達を見つめる)

シェフィールドの兵士達「ヒィィ〜〜!?」怯える

二代目妖精騎士ランスロット「グルルゥゥ〜〜・・・・!?」何かを思い出す


妖精騎士アグラヴェイン(伝達の声)「(『予言の子』は殺すな。モルガン陛下に献上する大事な捕獲対象だからね?)」

妖精騎士アグラヴェイン(伝達の声)「(『予言の子』は必ずしも裏門から逃げると思われる。先回りをし、あなたの同族と共に『予言の子』以外の彼女に組する妖精達を抹殺せよ・・。)」

二代目妖精騎士ランスロット「・・・・・・・ガウッ!!」ピョォォ〜ン!!(勢いよくジャンプする)


ガタンッ、ダダダダダダァァァ〜〜!!(裏門に向けて走っていく二代目妖精騎士ランスロット)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シェフィールド:城下町(正門先の中央)

オオオォォォ〜〜〜〜!!(女王軍の兵士達がなだれ込んでくる)


正門から女王の軍がなだれ込み、シェフィールドの兵士達が応戦する。

家に立てこもり、押し入ってきた女王軍に手を合せ降伏する住民達。 正門の陥落を見て、我先に裏門へと急ぐ住民達


スプリガン「〜〜〜〜〜。」隠れながら街から逃げ出す


ジョルニ達とは反対側の所から・・フードを被り、独学でシェフィールドを脱出しようとするスプリガン。

特殊なフード付きのローブの効力で、誰にも認識されず・・ただ戦火を避けつつ、シェフィールドの正門へと進んでいくのであった・・。


そんな中で・・・
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [ saga]:2021/11/20(土) 21:54:03.20 ID:cQN2dNtV0
ジュボォォ〜〜!!(業火が放たれる)


女王軍の兵士1「ーーーーーーーーー」ジュボォォ〜〜!!(炎に焼かれる)

女王軍の兵11「なぁ・・・あの炎の壁はまさか!?」炎が放たれた先を見て・・

バーゲスト「ハァァァ〜〜〜!!」ガウゥゥゥン!!(魔犬の斬撃)

女王軍の兵士2「ぐわぁぁぁ〜〜!!」ガシュゥン!!(切り裂かれる)

女王軍の兵士1「せ、先代の妖精騎士ガウェインだぁ〜!?」叫ぶ


ボガード「グガァァ〜〜!!」ガシュン!!バシュゥゥ〜〜!!(爪で敵を引き裂く)

女王軍の兵士達3「ーーーーーーーー」ガシュゥゥ〜〜・・(身体を斬り裂かれる)

シェフィールドの兵士達「ぼ、ボガード様!?」後ろを振り返る

ボガード「フンッ!!」ドシィィン!!(着地する)


メリュジーヌ「ヤァァァ〜〜!!」ババババァァ〜〜ン!!(空から光弾を連射する)

女王軍の兵士達4「ぐわぁぁぁ〜〜!!」爆風に巻き込まれる

アルト「ヒール(改悪)!!」キィィン!!ペチ、ペチッ!!(女王軍の兵士達5に触れる)

女王軍の兵士達5「ーーーーーーーーーーーー」バシュゥゥン!!(内部から破裂する)

アルト、バーゲスト、メリュジーヌ、ボガードの4人が攻め込んでくる女王軍の兵士達を一掃する


シェフィールドの兵士達「オォォ〜〜!!ボガード様、バーゲスト様が戦場に来てくれたぞぉぉ〜〜!!」歓声を上げる

ボガード「お前達、このシェフィールドはもう持たん!急ぎ裏門へ向かい、城下の住民達を避難させるんだ!!」

シェフィールドの兵士「えぇぇっ!?しかし裏門を開けてしまえばそこから・・・」

ボガード「良いから行け!!話は追って離す。さっさと行くんだ!!」命令する

シェフィールドの兵士「は・・ハハッ!!」タッタッタッタッ!!(走り去る)

シェフィールドの兵士達「〜〜〜〜〜!!」タッタッタッタッ!!(裏門へ急行する)

ボガード「よし。住人達の避難は彼らに任せて、我らは正門から入ってくる奴らを片付けるぞ!!」

アルト「あぁ!!」

バーゲスト「フン・・キャメロットの精鋭である女王軍の兵士でも、我らの力の前では・・・」


ゴロゴロゴロォォ〜〜!!バリバリィィ〜〜!!(落雷が放たれる)

アルト「!!!」ギュウイィィン、ガキガキガキキン!!(バリアで防ぐ)

ボガード「ツゥゥ・・・今の落雷はまさか!?」前を見る


タッタッタッタッ・・(妖精騎士アグラヴェインと二代目妖精騎士ガウェインがやってくる)

パタパタパタァァ〜〜・・スタッ!(二代目妖精騎士トリスタンが降りてくる)


二代目妖精騎士ガウェイン「クッフフフフフゥ〜・・・。」シャキィン!(妖精剣ソードアルタイルを光らせる)

二代目妖精騎士トリスタン「フフフフフ・・・・・。」

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・・。」

アルト「妖精騎士アグラヴェイン・・。」睨み付ける
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/20(土) 23:43:41.78 ID:cQN2dNtV0
二代目妖精騎士トリスタン「あらあら?先代の妖精騎士お二人方に異界の降臨者・・それに愚かな牙の氏族のボガードが揃って、戦場に参戦するとは・・」

二代目妖精騎士ガウェイン「今更過ぎると思っているが・・会えて光栄に思えるぞ、先代様?」二ヤァァ・・(笑う)

バーゲスト「くぅ・・お前達が、モルガンを裏切った後に新たに任命した二代目の妖精騎士・・異端の妖精(イレギュラーズ)の妖精達か?!」

二代目妖精騎士トリスタン「アハハハハ!そうよ、私が先代の妖精騎士トリスタン・・裏切り者のバーヴァン・シーに変わってトリスタンの名を着名した、二代目の妖精騎士トリスタンよ?」

メリュジーヌ「・・・・・。(こいつらが私たち妖精騎士の代替わり・・。いかにも異端と言える連中だな・・。)」


妖精騎士アグラヴェイン「久しぶりだな、三澤亮太・・・。いや、今は『アルト・オルラント』と呼んだ方が良いかと?」

アルト「どっちでも構わない・・。アグラヴェイン・・あんたとはキャメロット以来だったな?」

妖精騎士アグラヴェイン「えぇ・・あなたとまともに話をしたのは3年前、シェフィールドで開かれたあなたとその妻である3人の妖精達の結婚式以来とも言える・・。」

アルト「そうだな・・あの時あなたは、土の氏族『オーヴェ』と名乗り、俺達のことを監視していたんだよな?」

妖精騎士アグラヴェイン「えぇ・・・あなたが女王陛下の懐刀であった先代の妖精騎士達を手を掛け・裏切らせたことで、今や私は最強最高の妖精騎士として君臨することが出来たわ・・。」

アルト「つぅぅ・・自身の名誉と地位を手にするために、俺とヴァージェ達を利用したと言うのか・・?」

妖精騎士アグラヴェイン「えぇ・・おかげで私は、先代となった妖精騎士バーゲスト達に変わって、女王陛下の右腕として君臨することが出来たのですから・・。」

アルト「目的は一体何だ!!俺と同じ『別世界の人間』であるのなら、あなたはこの妖精國で一体なにをしようとするんだ!?」

アルト「各妖精國の氏族長の座をあなたの部下であるイレギュラーズのメンバーと入れ替えて、一体なにを企てているというのだ!?」

妖精騎士アグラヴェイン「フン・・私の目的を聞いてどうするのかしら?(スプリガンの奴め・・やはり私の事を恐れて彼にバラしたか・・)」

妖精騎士アグラヴェイン「あなたに答える質問はない。私は女王陛下の命令通り・・このシェフィールドに存在する全ての妖精達を葬り去る。ただそれだけよ・・」

ボガード「グゥゥゥ!!それが貴様らがこのシェフィールドに来た理由と言う訳か!!」

アルト「・・・簡単に教えてくれないって事だな・・?」


妖精騎士アグラヴェイン「ガウェイン、トリスタン・・・バーゲストとメリュジーヌのことは任せる。アルト・オルラントは私が相手にするわ。」

二代目妖精騎士ガウェイン「そうかい・・。なら俺は先代の妖精騎士ガウェイン・・バーゲストをやらせて貰おうか!!」構える

二代目妖精騎士トリスタン「なら私は、メリュジーヌを相手にするわ・・。」構える

バーゲスト「クゥゥ!!舐めた口を言うか、我らの実力も知らないくせに!!」ジャキン!(妖精剣ガラティーンを構える)

メリュジーヌ「クゥゥ・・!!」ジャキン!(武器を構える)


バーゲスト、メリュジーヌ「ハァァァァ〜〜〜!!」ダダダダァァ〜!!ギュゥゥ〜〜ン!!(立ち向かう2人)

2人の二代目妖精騎士「・・・・・!!!」ダダダァァ〜!!パタパタァァァ〜〜!!(迎えうつ)

先代の妖精騎士であるバーゲストとメリュジーヌと二代目の妖精騎士と名乗るガウェインとトリスタンが、シェフィールドの中央階段前で互いに激突し始める・・


妖精騎士アグラヴェイン「さて、私は三澤亮太・・あなたの相手はこの私よ。」

アルト「クゥゥ・・・!!」構える
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/21(日) 21:45:07.78 ID:700GEJ5W0
ボガード「妖精騎士アグラヴェイン!!私を忘れてもらっては困るなぁ〜?」バキボキッ!(手を鳴らす)

妖精騎士アグラヴェイン「ボガード・・そうか、お前もいたんだよな?」

ボガード「妖精騎士アグラヴェイン・・我らの話を盗み聞きをした挙げ句にシェフィールドに攻め込んだこと、その行為は万死に値する!!」

ボガード「貴様など・・この牙の氏族である私が引導を渡してやるぞ!!」ビョンッ!!(妖精騎士アグラヴェインに迎え立つ)

アルト「ちょ・・ボガード、待て!!」手を伸ばすも、先起こされる


妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・。」眼を瞑り、眼鏡を少し動かす

ボガード「ガァァァ〜〜〜!!」ジャキィィン!!(ボガードの爪が光る)

妖精騎士アグラヴェイン「!!!!」ビィィィン!!(手をボガードに向ける)


ビィィィン!ピタッ・・

ボガード「な、うぅ・・動かない!?どういう事なんだ・・!?」モガモガ・・(空中で静止している)

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・邪魔だ。」ヒュンッ、ビィィン!!(ボガードを吹っ飛ばす)

ボガード「(しまった!!彼女には念力が・・・)ヌワァァ〜〜〜!?」ビュゥゥ〜〜ン!!(街の左端まで飛ばされる)

アルト「ボガード〜〜!!」飛ばされるボガードを見て・・


妖精騎士アグラヴェイン「これで邪魔する者はいなくなったわ・・。」ヒュン、ガチャァン・・(剣をアルトに投げ落とす)

アルト「そ、それは・・・」投げ落とした剣を見て・・

妖精騎士アグラヴェイン「それは3年前・・・あなたがモルガン陛下と戦った際に落とした『クレイモアの剣』よ?受け取りなさい・・。」

アルト「アグラヴェイン・・・。なぜ俺にこの剣を・・・」

妖精騎士アグラヴェイン「三澤亮太。あなたの能力はモルガン陛下との一騎打ちの際に見ている・・。ブランクがあるとはいえ、その能力は未だに健在なはず・・」

妖精騎士アグラヴェイン「だが私は、敢えてあなたが言うように・・同じ『人間』としての戦い方で挑むわ。」シャキィィン!(レイピアを取り出す)

アルト「・・・『人間』として剣で戦えというのだな・・・?」

妖精騎士アグラヴェイン「えぇ・・。でなければ、互いにフェアじゃないからね・・・?」

アルト「くぅぅ・・・(強力な力を持っているのに、敢えて剣1つで戦うなど・・余裕をかましているのか?)」

アルト「(だが『ザ・ワールド』も『ヒール』もまた、強力であるが近接的な戦いのみで彼女(妖精騎士アグラヴェイン)みたいに遠距離と中距離の戦いには不向きだ・・。)」

アルト「(怪しいと思えるが、ここは彼女の誘いに乗るとしよう・・。)良いぜ・・やってやろうじゃないか!!」ジャキン!(剣を拾い、構える)

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・!!」シャキン!!(レイピアを構える)


ボォォ〜〜!!バチバチバチィィ〜〜!!(辺りが燃えさかる)

アルト「・・・・・・・」にらみ合う

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・」にらみ合う


アルトと妖精騎士アグラヴェインは、階段の上で互いに目をにらみ合いながら、2人が持つ剣を片手に持ち、構えていた・・
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/21(日) 23:20:41.53 ID:700GEJ5W0
アルト「ハァァ〜〜〜!!」ダダダァァ〜!(前に出る)

妖精騎士アグラヴェイン「ハァァ〜〜〜!!」(前に出る)


ガキンッ!ジャキン!!ヒュッ、ヒュッ、ヒュン!(剣がつば競り合い、レイピアで突こうとする妖精騎士アグラヴェイン)

妖精騎士アグラヴェイン「フンッ!フッ、フゥッ!ヤァァ!」ヒュン、ヒュッ、ヒュン!!(レイピアによる突き攻撃)

アルト「フッ、クゥッ、フゥゥ・・!!」ヒュン、ヒュン!(攻撃を避ける)

アルト「ハァッ!つらぁぁ!!」ジャキン!ガキン、ガキィィン!!(剣がつば競り合う)

妖精騎士アグラヴェイン「フゥッ、フンッ!テェェイ!!」ジャキン、ガキィン!ヒュン、ヒュン!(かわしつつ、攻撃する)

アルトは自身のクレイモアの剣で反攻を繰り返しつつも、妖精騎士アグラヴェインが繰り出す剣術に苦戦を強いられていた・・


妖精騎士アグラヴェイン「はぁっ!テェイ、ヤァァッ!!」ジャキン、ヒュッ、ヒュン!(レイピア攻撃)

アルト「クッ、クゥゥ・・・!!」ヒュン、ヒュン!(それをかわす)

妖精騎士アグラヴェイン「どうした?3年前のあなたはこんな者ではなかったはずよ!!」ヒュンッ、ヒュンッ!

アルト「ツゥゥ・・(やっぱり、3年間のブランクが影響しているな・・思うように剣を振れない・・。)」ヒュンッ、ヒュン!(かわし続ける)

妖精騎士アグラヴェイン「(フッ・・あの亮太君でも3年間も石にされている以上、衰えるのも無理はないわ・・?)」


アルト「ツゥゥ〜〜!!(ヒール(改悪)!!)」キィィン!!(手が光り、妖精騎士アグラヴェインに触れようとする)

妖精騎士アグラヴェイン「!!!!」バシュゥゥン!!(砂の偶像が壊れる)

アルト「!!!?」驚く

妖精騎士アグラヴェイン「!!!!」シュルゥゥ・・シュルルゥゥ〜!!(砂の鞭を生成し、鞭を振るう)

アルト「!?。グウゥゥゥ・・・」バシッ!!ギギィィ・・・(鞭に掴まれる)

妖精騎士アグラヴェイン「フン・・あなたの戦い方など、3年前からわかってるって言ったよね?」

妖精騎士アグラヴェイン「やはり・・いくら私と同じ『3つの力を持つ人間』だとしても、石になってた時の時間の流れには抗えなかったようね?」

アルト「くぅぅ・・・」図星


アルトは妖精騎士アグラヴェインの砂の鞭に腕を掴まれ、身動きが取れない状態になり、彼女から3年間のブランクの事で皮肉を言われ続けていた・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
同じ頃、城下町:階段の下では・・


バーゲスト「ハァァァ〜〜!!」ボォォ〜〜!!(炎を纏った妖精剣ガラティーンの攻撃)

二代目妖精騎士ガウェイン「ツゥゥ〜〜!!」バリバリィィ〜!!(雷を纏った妖精剣ソードアルタイルの攻撃)

ガキィィン!!ガキガキィィン!!(つば競り合う)


二代目妖精騎士ガウェイン「チィィ・・デカい上に剣捌きも良いとは、牙の氏族の妖精とは思えないぜぇ・・。」

バーゲスト「ふん!お主、中々引けの取れない剣士とも言えるが・・。元・妖精騎士ガウェインである私には遠く及ばないなぁ?」

二代目妖精騎士ガウェイン「な、なんだとぉ〜!?」

バーゲスト「貴様の剣術など・・私の角(けん)に比べれば、騎士としての信念も誇りもないと言える!!」

バーゲスト「そのような腕前と意思で『ガウェイン』の名を語るとは、同じがウェインの名を着名した者としては片腹痛いものだな!」

二代目妖精騎士ガウェイン「ヌゥゥ〜〜!!言わせておけば、俺をバカにしやがってぇぇ〜〜!!」怒る
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/21(日) 23:58:23.74 ID:700GEJ5W0
二代目妖精騎士ガウェイン「つりゃぁぁぁ〜〜!!」キィィン、バリバリィィ〜〜!!(雷撃を放つ)

バーゲスト「フンッ!!」ジャキィン!!(雷をなぎ払う)

二代目妖精騎士ガウェイン「な、なんだと!?」驚く

バーゲスト「ジェイルブレイザー!!」ジャラジャラァァ〜〜!!(鎖を放つ)

二代目妖精騎士ガウェイン「なっ!?ぐわぁぁ!?」ガゴォン、ガゴォォン!!(鎖に叩かれる)

バーゲスト「やぁぁ〜〜!!」ジュボォォ〜〜!!(炎の斬撃を放つ)

二代目妖精騎士ガウェイン「ノワァァ〜〜〜!?」ガキィィン!ボォォ〜〜!!(斬撃が当たる)


ボォォ〜〜!!ドサッ・・(膝をつく二代目妖精騎士ガウェイン)

二代目妖精騎士ガウェイン「グゥゥゥ・・アッチィィ・・」仰向けで倒れてる

バーゲスト「・・・どうだ。これが、私と貴様との格の違いだ・・。」

二代目妖精騎士ガウェイン「クゥゥ・・・わ、わかった・・あんたが言ってる事は正しい!俺の剣じゃ、あんたには勝てないってもうわかったから!!」

二代目妖精騎士ガウェイン「お願いだ!許してくれ!あなたこそが、妖精騎士ガウェインの名に相応しい・・・。」

バーゲスト「フッ、命乞いとはなぁ・・?こんな奴にガウェインの名を着名させるなど、同じガウェインの名を貰い受けた妖精騎士として・・恥を知るがいい!!」ジャキィン!!(妖精剣ガラティーンを構える)


ジュボォォ〜〜!!(剣の色が黒くなり、黒炎が剣を包み込む)

バーゲスト「貴様みたいなガウェインの名だけを語る妖精騎士など、矮小、軟弱、渺茫なり! 」ボォォォ〜〜!!(剣を上に掲げ・・)

バーゲスト「貴様などにガウェインの名を名乗る資格はない!!貴様など・・我が剣の、染みにも・・」妖精剣ガラティーンを降りがざそうとする


二代目妖精騎士ガウェイン「・・!!。カァァ〜〜〜!!」ブシャァァァ〜〜!!(口から水鉄砲を放つ)

バーゲスト「なぁ!?ぐわぁぁぁ〜〜!!?」バシャァァ〜〜!!バリバリィィ!!(水鉄砲がバーゲストの腕にかかる)


ガシュゥゥ〜〜!ビリビリィィ〜〜・・・(バーゲストの腕に電気が走り、皮膚がただれる)

二代目妖精騎士ガウェインが放った毒の水鉄砲によって剣を包んでいた黒炎が消え、バーゲストの右腕はドロドロとタダレてしまう・・
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 23:58:33.44 ID:coYgNqPw0
バーゲスト「き、貴様・・・不意打ちをしてくるとは、それでも誇り高き騎士か!?」タダレた右腕を押さえながら

二代目妖精騎士ガウェイン「フンッ、んなこと知るかよ!!ようは勝てればそれで良いんだよ!!」キィィィン、ビリビリィィ・・(腕部分が光り、電流が流れる)

ギュゥゥ〜〜ン、ガシャガシャガシャァァァ〜〜!!(鉄の武器が宙に浮かぶ)


二代目妖精騎士ガウェイン「これはどうかなぁぁ〜!!」ビリィィ〜!

ジビビビィィ〜〜!ビュンビュンビュゥゥン!!(鉄の武器がバーゲストに向けて襲いかかる


バーゲスト「クゥゥ!ハッ、ハッ、ハッ、ハァァ〜〜!!」ガキガキィィン!!(左手に持ち替えた剣でなぎ払う)

二代目妖精騎士ガウェイン「うりゃぁぁぁ〜〜〜!!」ビリリィィ〜!!(磁力が発生する)

ジャラジャラァァ〜・・・バシバシバシィィン!!(バーゲストの鎖が襲いかかる)

バーゲスト「ヌガァァ!?」バシッ、ガシャン、バシンバシン!!(鎖に叩かれる)

二代目妖精騎士ガウェイン「ハァァァ〜〜!!」ビリビリビリィィ〜〜!!(電流を流す)

バリバリバリィィ〜〜!!(鉄の武器を通して、バーゲストに雷撃を当てる)

バーゲスト「ヌワァァァ〜〜〜!!?」ビリビリビリィィ〜〜!!(感電する)


バーゲスト「ハァ・・ハァ・・ハァ・・」ビリビリビリ・・

二代目妖精騎士ガウェイン「ツッハハハァァ〜〜!!いくら元・妖精騎士ガウェインである黒犬公も、俺の力の前ではただの黒犬だなぁ?」ガシャガシャァァ〜・・(鉄の武器が宙に舞う)

バーゲスト「ツゥゥ・・・・・」黒焦げの右腕がタダレてる・・・


バーゲストは、二代目妖精騎士ガウェインの卑怯な戦法や雷撃と磁力攻撃により・・バーゲストは窮地に立たされていた・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シェフィールド:空中では・・・


ビュゥゥ〜〜ン!!パタパタパタァァ〜〜!!

メリュジーヌ「ハァァァ〜〜〜!!バスタァァァ〜〜〜!!」ババババァァァ〜〜ン!!(光弾を連射する)

二代目妖精騎士トリスタン「ハッ、ハッ、ハァァ〜〜〜〜!!」ヒュン、ヒュン、ヒュゥゥ〜ン!!(光弾をかわす)

メリュジーヌ「クゥゥ・・・小さい上にちょこまかとかわせているなんて・・」ビュゥゥ〜ン!(飛びながら)

二代目妖精騎士トリスタン「フフフフフ・・・」パタパタパタァァ〜〜!!(前を飛んでいる)


空の上ではメリュジーヌと二代目妖精騎士トリスタンが空中戦を繰り広げており、メリュジーヌの攻撃を二代目妖精騎士トリスタンは華麗にかわしていく・・
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 23:59:20.66 ID:coYgNqPw0
話もついに555スレまで行ったなぁ・・
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/23(火) 00:08:56.58 ID:NGK6NR0t0
支援
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/23(火) 23:03:31.55 ID:NGK6NR0t0
二代目妖精騎士トリスタン「フフフフフ・・・・ハァァ!!」ヒュンヒュン、ガシャガシャァァ〜〜ン!!(手榴弾みたいな物が投げられる)

メリュジーヌ「!!?。クゥゥ・・」ヒュゥゥン!!(避けようと横にそれるも・・)

二代目妖精騎士トリスタン「フンッ!!」シュルルゥゥ〜、ガイィィ〜ン!!(糸で手榴弾みたいな物の軌道を変える)

メリュジーヌ「!!?」その光景を見て・・

ドカン、ドカァァ〜〜ン!!(爆発する)


ビュゥゥ〜〜ン・・(青い爆炎から出てくる)

メリュジーヌ「クゥゥ・・!?ウグッ・・ツァァァ〜〜〜!!?」ガシュウゥゥ〜〜!!(毒にやられる)

二代目妖精騎士トリスタン「アッハハハハ!!いくら3年前まで最強の妖精騎士だったあなたでも、この爆発と中身の猛毒には効き目は抜群なのかしらねぇ〜?」

メリュジーヌ「クゥゥ〜・・・」ギュギュギュギュゥゥ〜〜・・・(ヨロヨロに落ちそうになる)

メリュジーヌ「この青い爆炎と猛毒・・まさかブルーナが作った毒ね?」

二代目妖精騎士トリスタン「はい・・正確には、ブルーナさんのお作りになった武器に私の力で組み合わせただけですよ。」

二代目妖精騎士トリスタン「私の力は2つの異なる物や複数の物を組み合わせ、新たな物に作り替える異端の亜鈴。工夫すれば、このような戦い方も出来ますので・・」

メリュジーヌ「ウゥゥ・・・それにあの糸、貴方もまた・・妖精騎士トリスタンの霊基を得ていると思われるわね?」

二代目妖精騎士トリスタン「さようです。モルガン陛下より授けられた着名(ギフト)に合うように私の異端の亜鈴の力で再現しているのですよぉ?」

メリュジーヌ「それはヴァージェの技と力よ・・・あなたのような妖精が使って良いものじゃない!!」ビュゥゥ〜ン!(近づく)

二代目妖精騎士トリスタン「ふぅぅん・・そう?3年前、モルガン陛下を裏切ったあなたに言われたくないわね!!」ヒュン、パタパタァァ〜〜!(後ろにかわす)


キィィン!ジャラジャラァァ〜〜・・・(頭の触覚が光り、腕から棘付きの蛇腹剣の刃が出てくる)

二代目妖精騎士トリスタン「ハァァァ〜〜〜!!」ジャラジャァァ〜〜!!ジャキジャキィィン!!(棘と蛇腹剣の刃で攻撃)

メリュジーヌ「グゥゥ〜〜!?」ガキガキガキィィン!!(両腕で防御する)

ガキガキガキィィン、バシィィン!!(蛇腹剣の刃で強い打撃を放つ)

メリュジーヌ「ぐわぁぁ!?」バシィィン!!(叩き飛ばされる)

二代目妖精騎士トリスタン「アッハハハハハハ!!」笑う


ドゴォォォ〜〜ン!!(裏門の方で爆発が起こる)

メリュジーヌ「!!?。(爆発!?あの場所には、子供達やハベトロット達が!?)」爆発があったところを見て・・

二代目妖精騎士トリスタン「あらまぁ、裏門の所で爆発ですかぁ・・・。確かあの場所に向かって、『彼女』が向かっているところを空から見ましたわねぇ・・?」

メリュジーヌ「『彼女』って・・・まさか、既に裏門にはあいつが!?」

二代目妖精騎士トリスタン「そう・・・モルガン陛下を裏切り・・異界の降臨者と一緒になった貴方に変わって、『妖精騎士ランスロット』の名を着名した、『二代目妖精騎士ランスロット』がね!!」

メリュジーヌ「クゥゥゥ・・・!!(セフィー・・スズカ・・みんな・・)」心配そうにする


メリュジーヌは上空で二代目妖精騎士トリスタンによる攻撃と放たれた猛毒に侵され、苦戦を強いられていた・・。
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/24(水) 00:01:17.25 ID:IfZ+0d900
少し前(アルト達と別れた後)・・・ボガードのお城:廊下


ドォォ〜〜ン!ドォォ〜〜ン!(外の爆音が鳴り響く)

マシュ「ハベトロットさんの話では、城を出て後ろの通りを降りていけば、裏門への近道があると聞きました。」走ってる

カイニス「そうか!ならそこに向かってみんな走るんだ!急がないと女王軍の奴らに裏門を占拠されるぞ!!」走ってる

ジョルニ「あぁ・・みんな、とにかく裏門に急ぐんだ!!」走ってる

コーラル「えぇ・・。道はわかるんですよね、ハベトロットさん・・?!」

セツノ「あれ・・・ハベニャン?・・・ハベニャンがいない!?」辺りを見渡す

ルージュ「ちょ、ちょっと!?ハベトロットがいなくなったって!?」止まる

ジョルニ達は突然いなくなっていたハベトロットの存在に気づき、廊下に立ち止まってしまう・・。


ハベトロット「おぉ〜〜い、みんなぁ〜〜!!」ビュゥゥ〜〜ン!!(急いで飛んでくる)

スズカ「ハベトロットさん!?」驚く

アドニス「ハベトロットさん、急にいなくなっちゃったからビックリしちゃったよぉ・・。」

カイニス「ったくぅ・・。同じブリテンに存在する妖精なのだから、俺達をおいて先に逃げんだと・・」

ハベトロット「ゴメンゴメン・・ちょっと忘れ物を取りに行った所だったんだよ。これでもボク、速く行動することが最大の売りだからね?」

セフィー「はぁ〜・・全く、我らを心配させるとはな?」

ハベトロット「これでも全速力で戻って来たんだよ?まぁ、糸紡ぎ機にたくさんモノを入れて来ちゃったから遅くなっちゃったけどね?」


ハベトロット「さぁ、気を取り直して裏門へ急ぐよ!!みんな、ボクに付いてきて!!」ビュゥゥン!!(案内する)

ジョルニ「あぁ・・みんな、行くぞ!!」タッタッタッタッ!!(走り出す)

ルージュ達6人「えぇ(あぁ)!!」タッタッタッタッ!!(走り出す)

カイニス、コーラル「・・・・・。」タッタッタッタッ、ヒュゥゥ〜ン!(カイニスが走り、コーラルは飛ぶ)

ジョルニ達はハベトロットの案内の元、再び裏門へ向けて走り出していった・・。


ハベトロット「(ふぅ・・。アルト達が出た後に急いであの『ブラックバレル』って奴を回収したのは良しとして・・。あとはあの子(マシュ)の事だ・・。)」

ハベトロット「(あの子がこれに背を向けている事以前に、あの子は戦いその物から逃げているから・・これはボクが預かっておかないとね?)」

ハベトロット「(あの子にとっても・・この武器は彼女の大事なモノだというのは、ボクも知っているからね・・。)」


ハベトロットはマシュに対してある事を思いつつも、ジョルニ達の前を先導し、裏門へと急ぐのであった・・。
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/24(水) 22:27:51.98 ID:IfZ+0d900
シェフィールド:裏門前


ワァァ〜〜!!キャァァ〜〜!!(住民達が押し寄せてくる)

シェフィールドの妖精1「早く、早く門を開けてくれ!女王の兵隊がすぐそこまで来ているんだ!」

シェフィールドの妖精1「掴まったら課税されちまうんだろう!?オレの寿命はそんなに残ってないんだ、今度こそ死んじまうよ!」焦る

シェフィールドの衛士「落ち着け、門を開いても変わらない!ここを開ける事はできん!家へ戻れ、戻るんだ!」

シェフィールドの衛士「すぐにボガード様が女王軍を追い払ってくださる!それまで耐えてくれ!家がない者は城へ向かえ!」

シェフィールドの衛士「我々も正門に出なければならならんのだ、ここで時間をくうワケには・・・・!」

シェフィールドの妖精2「無駄だよぉ!空から炎と毒が降ってくるんだ・・・!家の中にいても死ぬだけだ!城なんか、もう女王の兵士が詰め寄ってくるじゃないか!」

シェフィールドの妖精2「外に逃げるんだ、すぐそこに北の妖精達の軍隊が来ているんだろう!?きっとオレたちを助けてくれる!なにしろ王の氏族なんだからな!」


シェフィールドの妖精1「いいから退け、役立たず共!ボガードなんかアテに出来るか!所詮、牙の氏族の敗北者だったんだよ、アイツは!」

シェフィールドの妖精達「そうだそうだ!ボガード様は失敗した!領主なのに弱かったんだ!女王に刃向かうには2000年早かったのさ!」

シェフィールドの衛士「貴様ーーーー!!」怒る


裏門の前では、裏門の扉を開けるか開けないかで衛士と住民達の間でいざこざを起こしていた・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
裏門前:下水道(マンホールの所)


ロブ「おーう、なんてこった!こっちも爆発寸前だ!女王の兵隊に掴まる前に、ここで内ゲバが始まりそうだぜ。」

ロブ「まったく、衛士にあたっても何にもならねえだろうが。気持ちはわかるけどよぉ・・。」シュン・・

ロブ「ああもう、こっちも塞がれてる!ボガードのダンナ、このあたりしっかりしてるよなぁ。」辺りを確認する

ロブ「ワグ、そっちの下水道はどうだ?行けそうか?」

ワグ「ダメだ兄貴、こっちも壁が下りてる!外からの侵入対策にしてもやりすぎだぁ!」戻りながら

シェフィールドの下水道には、妖精の行商団であるワグとロブが下水道からシェフィールドの外へ出られる場所を探しつつ行動していた・・。


ロブ「本格的にやべぇなぁ、逃げ道がねぇ。ワグ、あの裏門の開け方はチェック済みか?」

ワグ「もちろんさ!兄貴の言いつけ通り、衛士達から盗み見ていたからな!ふたりいればなんとかなるぜ。」

ワグ「門の両側、左の詰め所と右の詰め所、葛模様の柱の3本目の裏側にレバーがあるんだ。そいつを上げ下げすればいい。」

ワグ「ああ、でもレバーの足場にある杭を踏み抜くなよ?一度壊すと動かなくなる安全装置だってさ。」

ロブ「そんだけ分かってれば上等だ。やるなあワグ。もう充分、一人前だ。」褒める

ワグ「へへへ、そうかぁ?そうかなぁ!?オレもウィンキーみたいにひとりでやっていけるかなぁ!」褒められる

ロブ「おう、そのうちな、そのうち。俺が捕まった時に考えな。それにしても・・・」

ワグ「アァ・・ウィンキーの奴、女王軍が攻め込んでるというのに、一体何処に行っちまったんだよ?」

ロブ「あぁ。既に女王の兵士に掴まったか?あの爆発かあの光の光弾に巻き込まれたのかは、オレにも分からねぇ・・。」

ロブ「だが、オレより頭がきれる奴がこんな所で死ぬ奴じゃねぇのは分かってる。アイツはアイツで何とか出来て・・!?」外の様子を見て・・


ダッダッダッダッダ・・・(外では女王の兵士達が裏門へ向かっている)
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/24(水) 23:09:34.00 ID:IfZ+0d900
ロブ「やべぇ、女王軍だ!もうきやがった!」外の様子を見ながら・・

ロブ「門を開けるのは中止だ、ここに隠れて様子を見ろワグ!ちょいと手遅れだった、もうどうしようもねえ!前と後ろで、ひでぇ殺し合いが始まるぞ!」焦る

ワグ「えぇ!?でででも、門さえ開ければいいんだろう!?」

ロブ「バッカ、分不相応なマネはするんじゃねぇって教えただろうが。この世で1番価値のあるものはなんだ?自分(テメェ)の命だろう?」

ロブ「なら大切にしなくちゃだ。1番の価値なら、1番の為に使わないとな?」

ワグ「そっか。そうだよな。安値で買いたたかれるのはダメだもんな。」


???「確かにそうだな?それがオレ達のモットー・・だったからな。」

ロブ「!?。」外の様子を見る

ワグ「お、おい・・今の声って・・。」

ロブ「待て!だとしても、女王の兵士が目の前にいると言うのに、アイツがいるわけ・・」外の様子を見ながら


ズゴゴゴゴォォ〜〜〜!!(下水道内が揺れ出す)

ワグ「うわぁぁ!?じ、地震ダァァ〜〜!!」驚く

ロブ「な、なんだ揺れはぁぁ!?」困惑する


ゴゴゴゴォォ〜〜!!グワァァァ〜〜ン!!(下水道内が浮かび上がる)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シェフィールド:裏門前


グワァァァ〜〜ン・・・(ロブ達がいる下水道の一部が浮かび上がってくる)

シェフィールドの妖精1「な、なんだぁぁ!?」空飛ぶ下水道を見ながら

シェフィールドの衛士「下水道が浮かんでいる・・まさかあれは!?」何かに気がつく

グワァァ〜〜ン・・・ヒュゥゥ〜〜ン、ドゴォォン!!(下水道の一部が妖精達の前に落とされる)


ギュゥゥ〜ン!(下水道からロブとワグを引っ張り出す)

ロブ「ぬわぁぁ!?」外に出される

ワグ「わぁぁぁ!?」外に出される


ワグ「イッタタタァァ・・・一体なにがどうなって・・・!?」前を見る

ロブ「!!?」前を見て・・


ウィンキー「・・・・・・・・。」女王の兵士達の前に立ってる

ワグ「う、ウィンキー・・・なんでお前がここにいるんだよ・・?」

ロブ「ウィンキー!これは一体どういうつもりだ!?なんで・・なんでお前が女王の兵士と一緒に・・・」

ウィンキー「あぁ〜ロブ、知りたいのか・・オレがなんで、女王軍の側にいるのかって事をよぉ?」

ロブ「な、なんだと・・?」驚く

ウィンキー「ふん。こういうわけさ・・」ガシッ、バサァァ〜〜!!(青い衣服を脱ぎ捨てる)


ガシャカチャ・・シャキン!(早く着替える)

ロブとワグの目の前には・・・茶色い軍服を着込み、茶色い帽子と茶色いサングラスをかけたウィンキーの姿があった・・。
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/24(水) 23:58:56.14 ID:IfZ+0d900
シェフィールドの妖精1「そ、その姿は間違いねぇ・・!?異端の妖精達(イレギュラーズ)だ!妖精騎士アグラヴェインの幹部の1人・・『重引斥力のウィンキー』だぁ〜!?」叫ぶ

シェフィールドの妖精2「『重引斥力のウィンキー』だって!?なんでこのシェフィールドにいるんだよ!!」ガクガクブルブル・・

シェフィールドの衛士「ま、まさか・・女王軍より先に、このシェフィールドに忍び込んでいたのか!?」ブルブルブル・・

裏門にいる妖精達「ワァァ〜〜〜キャァァ〜〜〜!!」更に辺りが困惑する


ワグ「う、嘘だろウィンキー・・・?妖精騎士アグラヴェインの部下にお前と同じ名前の妖精がいると聞いていたのだけどよぉ〜・・?」

ロブ「ウィンキー・・お前、オレ達に内緒でイレギュラーズになっていたのか!!?」怒鳴る

ウィンキー「ロブ、ワグ、黙っててすまない・・。アグラヴェイン様に極秘裏に妖精國を調査せよと命令があったものでね?お前らには秘密にしていたのだが・・」

ウィンキー「女王陛下がこのシェフィールドを消し去ると命令があり・・オレが先行で秘密工作をする為に、お前ら2人を利用させてもらった・・。」

ロブ「お前・・・最初からこのシェフィールドを滅ぼすために、マシュをボガードに売ると決めていたのか!」プルプルプル・・(拳を握る)

ウィンキー「そうだ。それ以外のなにもないよ・・・あの偽の『予言の子』を見つけた時からな・・」

ロブ「き、貴様ぁぁぁ〜〜〜〜!!!」タタタタタァァ〜〜!!(殴りに行く)

ウィンキー「フッ・・・。(斥力!)」キィィン!(手を前に出し、鼻と耳が光り出す)


グワァァァ〜〜ン!!(手から斥力の波動が放たれる)

ロブ「グゥゥ・・ウゥゥ〜〜!!」斥力の波動で近づけない

ワグ「兄貴ぃぃ!?」

ロブ「ウゥゥ〜〜〜・・・ヌワァァ〜!?」ビュゥゥン!!(後ろに飛ばされる)

ウィンキー「・・・・・フンッ(グラビレーション)。」キィィン!(今度は手を下に押す動作をする)


グオォォ〜〜〜ン!!(重力が重くのしかかる)

シェフィールドの衛士「ガッ、ガァァ〜〜!?」ドスンッ!(地面に叩き付かれる)

シェフィールドの妖精達「ウワァァ〜〜!!俺らの身体が重くなっていくぅぅ〜〜!?」ドスンッ!ギュゥゥ〜〜!!(地面にめり込んでいく)

ワグ「ヌワァァァ〜〜!?」ドスンッ!ギュゥゥ〜〜!!(地面にめり込んでいく)

ロブ「う、ウィンキー・・・」ギュゥゥ〜〜!!(地面にめり込んでいく)

ウィンキー「悪いなロブ、ワグ・・。オレとお前らは3年前からの付き合いで2人に恨みは無いのだが・・これもアグラヴェイン様や女王陛下の命令でね?」


ウィンキー「お前達はここで静かに、オレ達に殺されるんだな?」ヒュンッ・・(手を動かし、女王の兵士を動かす)

ダッダッダッダッダ・・・(女王軍の兵士達が向かってくる)
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/25(木) 22:51:22.96 ID:B2VBOwSP0
ワグ「ちょっ・・ちょっと待てウィンキー!!なんで・・なんでオレ達を裏切ったんだよぉ!!ウィンキー〜〜!!」泣き叫ぶ

ロブ「クゥ〜〜〜・・ウィンキー・・!」睨み付ける

ウィンキー「・・・・・・。」黙ってみてる


裏門に殺到した妖精たちと、彼らを捕らえるために追ってきた女王の軍隊。

衛士達は迎え撃とうと前に出るも、イレギュラーズの1人である異端の妖精『重引斥力のウィンキー』によって、住民達共々、地面にたたき伏せられる。

地にたたき伏せた妖精達を女王の兵士の剣が振り落とされる。

さらにウィンキーは、かつての仲間であった妖精2人の現状を見つつ、彼らが死にゆく光景を見届けようとしていた・・。

こうなっては裏門は血の海に成り果てる。もう1人も助からないと思われた・・

そんな事を、彼女達は見過ごす筈がない事は目に見えていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マシュ「ハァァァ〜〜〜〜!!」バシィィン!!(盾で攻撃する)

女王軍の兵士「ぐわぁぁ〜〜!!」叩き飛ばされる

ガイル「メタルガイル・タックル!!」バシィィン!!(女王軍の兵士達に体当たりする)

女王軍の兵士達「ぐわぁぁぁ〜〜!!」バシィィ〜〜ン!!(薙ぎ倒される)

ウィンキー「!?。ヌワァァ〜〜!?」バシィィィン!!(ぶつかり、上空に飛ばされる)

ロブ、ワグ「!!?」マシュとガイル達を見て


ガイル「おい、大丈夫か?お前達・・」ロブとワグを見ながら

ロブ「た、助かった・・・。あんた、アルト・オルラント様と一緒にいた妖精の1人だろ?なんで・・・」

ガイル「別になにも・・たまたまお前を襲ってる奴らを、俺のタックルでぶっ飛ばしただけさ・・!」

ワグ「で、でもアンタのおかげで助かった・・本当にありがとう・・。」お礼を言う

ガイル「うん。」頷く

スズカ「怪我はない?あったら今すぐに治療するからね!!」タッタッタッ・・(怪我をしてる妖精達の治療に向かう)


シェフィールドの衛士「マシュ様!?それにアルト様のご子息様方まで!?なぜここに!?」驚きを隠せない

マシュ「助太刀に参りました!リュートさん、裏門は開けられますか!?」

シェフィールドの衛士「で、ですが、私の一存では・・・」

ジョルニ「ボガード様からの伝言がある・・『すぐに裏門を開けろ!』とな。僕達はその時間稼ぎをしに来たんだ!」

シェフィールドの衛士「ボガード様が!?・・わかりました。領主であるボガード様の命令であるならば、開ける他ありませんね!」

マシュ「はい・・・!ありがとうございます!」お礼を言う

シェフィールドの衛士「いえ、こちらこそ。・・・危ないところを助けてくださり、感謝します!」


シェフィールドの衛士「門を開けるぞ、誰かもうひとり来てくれ!急げ!女王軍を詰め所に入れるな!」

シェフィールドの衛士「安全装置に触れるなよ!不審者がいれば斬ってかまわん!」

シェフィールドの衛士達は、裏門を開けるために門の制御室に向かっていき・・ジョルニとマシュは再び女王軍の前に立ちはだかる
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/25(木) 23:51:20.92 ID:B2VBOwSP0
ウィンキー「〜〜〜〜〜!!クゥゥ〜!!」グワァァン!(両手から斥力の波動を放ち、体勢を整える)

女王軍の兵士達「ーーーーー!!」ダダダダァァ〜!ガシャン!(列を組み、武器を構える)


ウィンキー「・・・・(マシュ・・・)。」マシュの事を見ながら・・

マシュ「う、ウィンキーさん!?・・どうして貴方がそこにいるのですか・・」ウィンキーを見ながら

ウィンキー「・・・・・・。」黙り込む

ワグ「アニス!そいつは・・・ウィンキーの奴は、イレギュラーズの1人だったんだ!あいつがアニスをボガードに売りつけて、このシェフィールドに忍び込んでいたんだ!」

ロブ「それにあいつ・・オレ達の事を利用して、オレ達の事を裏切りやがったんだ!オレ達はウィンキーに騙されてたんだよ!!」

マシュ「そ、そんな・・・ウィンキーさんが・・なぜ!?」動揺する

ウィンキー「別に・・・オレはただ、妖精騎士アグラヴェインの命令通りに動いていただけだ。お前達をここでまとめて処断せよとな?」


女王の兵士1「『予言の子』と『三澤亮太のご子息ら』と思しき妖精達を発見した。直ちに処断する。」

女王の兵士1「4騎はこちらに。残りは住民達を処断せよ。女王陛下に逆らう反乱分子はひとりも逃すな。」

女王の兵士達「ハハッ!」タッタッタッ・・・(前に進もうとするも)


ズガァァ〜〜ン!!ゴロゴロォォ〜〜!!(カイニスが放つ攻撃が女王軍の兵士達を阻む)

カイニス「させるかよ!テェメらが好き勝手するのもここまでだ!」立ちふさがる

セフィー、セツノ、ルージュ、ガイル、ジョルニ「ーーーーー!!」立ちふさがる

アドニス、スズカ、コーラル、ハベトロット「・・・・。」その後ろに立っている

女王の兵士1「き、貴様らぁ〜〜・・・。」ぐぐぐぅぅ〜!(武器を握りしめる)


マシュ「っーー!貴方たちの相手は、わたしたちです!これ以上血を流すのなら、こちらも血を以て応えます。例え・・・私たちの仲間であったウィンキーさんであっても。」

マシュ「わたしはシェフィールドの騎士、妖精騎士ギャラハット!あなたたちの敵であり、あなたたちを、敵として倒すものです・・・!」キラァァ〜ン!(盾が光り出す)

ウィンキー「ギャラハットだと・・?誰なんだ、その妖精騎士の名はなぁ?」ヒュッ。(合図を送る)

女王の兵士達「オォォォ〜〜〜!!」襲いかかってくる

セフィー「来るぞ!!裏門が開くまで守り切るぞ!!」ジャキィィン!(長刀を構える)

ジョルニ達「あぁ(えぇ)!!」構える


裏門が開くまで、ジョルニ達は裏門とそこにいる妖精達を守るように女王軍の兵士達に立ち向かうのであった・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シェフィールド:裏門近くの城壁の上


黄金の巨人「フム・・・。あれが、かの英霊『ギャラハット』の力を宿いし盾の戦士・・『マシュ・キリエライト』かぁ・・。」

黒服の女性「えぇ。でもなに・・『妖精騎士ギャラハット』って?私、彼女にそんな別名があったなんて知らないわよ?」

黄金の巨人「おそらく・・この妖精國独特の円卓の騎士の呼び名の一部を、彼女が勝手に呼んでいるに違いないな?」


シェフィールドの城壁の上から、マシュやジョルニ達が戦っている所を観察するように見守る2人の謎の人物。

彼らはマシュがデミ・サーヴァントとして持つ『ギャラハット』の力に興味を持ちつつ、裏門近くの城壁の上で彼女たちの戦闘を見守っていた・・。
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/25(木) 23:52:54.92 ID:B2VBOwSP0
支援
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/26(金) 23:19:19.60 ID:pVJ0Pj4V0
マシュ「やぁぁぁ〜〜〜!!」ガシィィン!バシィィン!(盾で攻撃する)

女王軍の兵士2「ドワァァ〜!?」ぶっ飛ばされる

カイニス「トリャァァ!!」バリバリィィ〜〜!!ズガガァァ〜ン!!(雷撃と突刺攻撃)

女王軍の兵士2人「ヌガァァ〜〜!?」ビリビリィィ〜〜!!(刺し殺される)

セフィー「はぁぁッ!!」ジャキジャキィィン!!(長刀で素早く斬る)

女王軍の兵士達「ぐわぁぁぁ!!」ジャクゥゥン!!(切り裂かれる)

セツノ「ヤァァァ!!」ジュボォォ〜〜!!(炎を纏った爪攻撃)

女王軍の兵士達「ヌガァァ〜〜!!」ボォォ〜〜!!(燃やされる)


女王の兵士1「こ、こいつら・・キャメロットの精鋭部隊である我らを、いとも簡単に倒すなんて・・!?」

ガイル「うらぁぁ〜〜!!」ガシュゥゥン!!(角による攻撃)

女王の兵士1「うぐわぁぁぁ〜!?」バシュゥゥ〜!!ドサッ・・(血が垂れ流しで倒れる)

ガイル「フンッ・・・」シュッ、シュッ!(手甲と角の血を払う)

ワグ「す、凄いぞアイツら・・!アニスと同じぐらい強いし、もしかしたら彼らこそが・・」ガイル達の戦いを見て・・

ロブ「アァ・・!これが『蘇りの予言の子 アルト・オルラント』様が引き連れてきた・・先代の妖精騎士達の間に生まれた『人間と妖精の血を引く子供達』の力なのか!」感激する

ガイルに助けられ・・彼らの戦いぶりを見たワグとロブは、彼らの力と戦いに感激を受けていた。


ギギィィィ〜〜〜!!(裏門の扉が開かれる)

アドニス「よし!みんな、門が開いたよ!!」住民達に伝える

シェフィールドの妖精達「オォォ〜〜!!」開く門を見て・・

シェフィールドの妖精3「門が開いたぞーーー!『予言の子』と『アルト様の仲間達』が開けてくれたぞーーー!」

シェフィールドの妖精3「外に女王の軍隊は見えない!急げ、急げ!今なら逃げられる!」

コーラル「皆様、慌てずに落ち着いて・・早く外へ逃げてください!!」誘導する

スズカ「怪我をしている妖精達は、動ける妖精と一緒に避難してくださいねぇ〜!」住民達に指示する

オォォ〜〜!(シェフィールドの妖精達が歓声を上げる)


ハベトロット「よっし、これでなんとか逃走経路は確保できたな!」

ルージュ「で、でもお父ちゃんやお母ちゃん達はどうするの?お父ちゃん達、まだ妖精騎士アグラヴェイン達と戦っているに違いないわ・・!」

セフィー「そうだな。我らもお父さん達と合流した方が良いかと・・?」

カイニス「心配する気持ちは分かるぜ?だが、前にアルトが言ってただろ?逃走経路を確保してくれって?」

ジョルニ「確かに、逃げ道は出来たが万が一・・敵が逃げ道をふさごうとまた女王の軍隊がまた来るに違いな・・!」

ジョルニ「みんな!父さん達が裏門に来るまで、この逃走経路となる裏門を必ず守り切ろう!」

マシュ「はい!」頷く

6人の子供達「アァ(えぇ)!!」頷く

コーラル「はい!早速の所。アルトさんに逃走経路を確保したと・・私の風の報せでお伝えしなければ!」報せの準備をするが・・


???「ウガァァァ〜〜〜〜!!」うなり声を上げる

マシュ「!?」うなり声がした所を見る
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/26(金) 23:59:20.38 ID:pVJ0Pj4V0
ヒュウゥゥゥ〜〜〜ン、ドゴォォ〜〜ン!!(裏門近くの民家から飛び降りてくる)


ガイル「な、なんだ!?」驚く

スズカ「何かが屋根から飛び降りてきて・・一体なにが!?」ピピピッ!(サーチする)

シェフィールドの妖精達「ガヤガヤガヤガヤ・・・」動揺する


???→二代目妖精騎士ランスロット「グルルルルルゥゥ〜〜・・・」うなり声を上げる

ウィンキー「!?。アイツは・・!?」彼女の事を見て・・

シェフィールドの衛士「ラ、ラ・・・ランスロット!イレギュラーズの1人、二代目の妖精騎士ランスロットだ・・・!」

シェフィールドの妖精1「ひぃ、ひいい・・・!殺される、殺される−!」怯える

二代目妖精騎士ランスロット「ゥゥゥ〜〜・・グルゥ!?」周りの妖精達を見る

シェフィールドの衛士「ヒィィ!?」ビクッ!

二代目妖精騎士ランスロット「ガルゥゥ〜〜・・・」ギィィン、ガシィン!!(口が露出し、口と歯が光り出す)

ウィンキー「ま、まさか・・・」焦りを見せる

二代目妖精騎士ランスロット「グガァァァ〜〜〜!!」衛士に襲いかかる


ガブッ!!ガブガブガブゥゥ〜〜!!(シェフィールドの衛士に噛みつく)

シェフィールドの衛士「うぎゃぁぁ〜〜〜!?」噛まれる

二代目妖精騎士ランスロット「アグゥゥ〜〜!!ガウッ、ガウッ!!」ビュンッ、びゅんっ!(近くにいる妖精にも襲いかかる)

シェフィールドの衛士達「ギャァァ〜〜〜!?」ガブガブッ!(同じく噛まれる)

ガブゥゥ〜〜!!ブシュゥゥ〜〜〜!!(返り血が飛び出る)

シェフィールドの妖精達「ワァァ〜〜キャァァァ〜〜〜!!」悲鳴を上げる


ハベトロット「な・・・なんだ、アレ。あれが・・・あれがメリュジーヌの代わりにランスロットの名を着名した妖精騎士なのか?アレが?」驚く

カイニス「おいおい・・。スプリガンの奴が言ったように凶暴化してると聞いているが・・アレが『二代目妖精騎士ランスロット』なのか?」

ハベトロット「聞いた話・・二代目妖精騎士ランスロットは、妖精國の中で唯一・・氏族の全滅を逃れた『鏡の氏族』の妖精だと聞いているが・・」

ハベトロット「あの素振り、あの攻撃、あの様子では・・・奴はまるで、『牙の氏族』じゃないか!?」驚きを隠せない


裏門に突如現れた二代目妖精騎士ランスロットに、裏門にいるシェフィールドの妖精達はパニックに陥っていた・・。
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/27(土) 11:48:14.24 ID:ScljIzYY0
噛まれたシェフィールドの衛士「・・・・ウゥ・・ウゥゥ〜〜・・」ムクゥゥ・・(起き上がる)

シェフィールドの妖精「お、おい・・まだ起き上がれるのか・・?」様子を見る

噛まれたシェフィールドの衛士「ウゥゥ・・・ウガァァァ・・!!」ボロボロボロォォ〜・・(形が崩れる)


噛まれたシェフィールドの衛士→悪妖精「ガァァ〜〜〜!!」襲いかかる

シェフィールドの妖精「ワァ、ワァァ〜〜〜!?」襲われる

悪妖精達「ウガァァ〜〜!!」襲いかかる

二代目妖精騎士ランスロットに噛まれ・倒れた妖精達は、次々と自身らの姿形が崩れ、他の妖精達に襲いかかるようになった・・。


スズカ「なに・・なにがどうなっているの!?」驚愕

コーラル「悪妖精(アンシリー・コート)!?なぜ、あの者に噛まれた妖精達が次々と悪妖精化して・・・」

アドニス「悪妖精(アンシリー・コート)って・・?」

コーラル「目的を失う、輝きを失うといった“無意味化”とモースに触れる事で無意味化が伝染することで、妖精は“モース”とかしてしまうのですがが・・」

コーラル「“目的に熱中しすぎて自身を見失った”妖精は、際限なく魔力を生成し続け、やがてカタチが保てなくなることを『悪妖精化』と言うのですが・・」

ウィンキー「それが奴の・・二代目妖精騎士ランスロットの能力だ。アイツの歯に噛まれた妖精や人間は、瞬く間に悪妖精・・もしくは妖精亡主(ナイトコール)になり、二代目妖精騎士ランスロットの眷属に成り果てる・・。」

ウィンキー「しかもランスロットは、3年前からその力を得た途端にあの牙の氏族らを超える凶暴性を発揮し、敵味方も関係なしにアイツの眷属として操られるからな。」

ハベトロット「『亡主使いの二代目妖精騎士ランスロット』・・。スプリガンの奴が言ったように、アイツは常に妖精騎士アグラヴェインの側にいるのは、あの凶暴で強力なアイツを制御してるって事だったのか!!」

セフィー「その凶暴性に加えて、悪妖精と妖精亡主を操れるとは・・さながら、吸血鬼かゾンビマスターと言った者か。」


二代目妖精騎士ランスロット「ウガァァァ〜〜!!」雄叫びを上げる

ウィンキー「クゥゥ・・・退けぇぇ!退くんだ!!ランスロットの攻撃に巻き込まれるぞ!!」指示を出し、後ろに下がる

女王の兵士達「〜〜〜〜〜!!」逃げるように後ろに下がる

ウィンキーと女王の兵士達は、二代目妖精騎士ランスロットの猛襲から逃れるように・・裏門から逃げるように撤退する。


悪妖精化した妖精達「ウゥゥ・・・ゥゥゥ〜〜!!」ダッダッダッダァァ・・(ジョルニ達に近づいてくる)

ロブ「ど、どうするんだよ・・これ!?」オドオド・・

ガイル「フン!用は、あの二代目妖精騎士ランスロットと名乗るケダモノ達に噛まれなければ良いんだよな?」ガキィィン!(腕が鋼鉄に変化する)

ガイル「あんな奴・・俺の『身体変化』で身体を鉄に変えられれば、あんな歯なんか・・・」

二代目妖精騎士ランスロット「ウガァァァ〜〜!!」ギュウィィィ〜〜ン!!(ドリル状の双方の槍が回転する)


ガキィィン、ギィィ〜〜〜ン!!(双方の槍がガイルの鋼鉄の両腕に攻撃し、金属音が鳴り響く)

ガイル「グッ・・グゥゥ〜〜!!」ギィィ〜!!(鋼鉄の両腕で防御する)

二代目妖精騎士ランスロット「ウガァァ〜〜〜!!」ギィィ〜〜!!ガバッ!!(ガイルの両腕を槍がこじ開ける)

ガイル「なぁ!?」両腕が開かれる

二代目妖精騎士ランスロット「ガァァァ〜〜〜!!」ギィィン!(口と歯が光り、噛みつこうとする
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/27(土) 12:25:31.09 ID:ScljIzYY0
セフィー「ガイル!!」ビュゥゥン!!シャキィィン!!(加速して長刀で攻撃する)

二代目妖精騎士ランスロット「!!?」ガキィィン!!(長刀に噛みつく)

セフィー「クゥゥ・・」ギギギギィィ〜〜!!

二代目妖精騎士ランスロット「グゥゥゥ〜〜!!」ギギギィィ〜〜!!(長刀に噛みついている)

セフィー「こいつ・・・」二代目妖精騎士ランスロットを見て・・

二代目妖精騎士ランスロット「ウゥゥゥ〜〜〜!!」ガキィィン!!(長刀を歯で折る)

セフィー「なに!?」長刀を折られる


ジョルニ「ハァァァ〜〜!!」ニョキニョキィィ〜〜!!(木の根っこが襲いかかる)

二代目妖精騎士ランスロット「ガァァ〜〜!?」ドバァァ〜〜!グサグサッ!!(根っこに刺され、押し出される)

ガイル「ジョルニ、セフィー!?」

ジョルニ「大丈夫か、ガイル!?」

ガイル「あぁ・・出も何で・・?」

セフィー「力に頼りすぎるなと教えられただろ!あやつの攻撃を見たか・・?」

セフィー「あのまま行けば、ガイルもあの者に噛まれ・・あの悪妖精らと同じになってたかも知らないのだぞ?」

ガイル「!?。・・・ゴメン。」反省する



二代目妖精騎士ランスロット「ガァァァ〜〜!!」バキベキッ!(根っこを払い除ける)

セツノ「!?。ランスロット・・まだ元気でいる!!」警戒する

二代目妖精騎士ランスロット「ガルルゥゥ〜〜〜・・・」ジィィ〜〜・・(ジョルニ達を見つめる)

彼女の目線は、ジョルニ達の他に・・マシュの姿を捕らえ・・


二代目妖精騎士ランスロット「アナタ・・・ヨゲンノコ・・?」マシュを見つめる

ハベトロット「なぁ・・こいつ、しゃべれるのか!?」驚く

マシュ「それに予言の子って・・狙いは私ですか!?」ガシッ!(構える)

二代目妖精騎士ランスロット「アナタ・・・ヨゲンノコジャナイ・・。ヨゲンノコ・・ドコニイル?」

ワグ「おいこいつ・・・一体、なにをしゃべっているんだよ・・?」オドオドしてる

ロブ「わからねぇよ!?あんな凶暴なイレギュラーズが言ってる事なんてよぉ・・。」オドオドしてる

二代目妖精騎士ランスロット「ヨゲンノコジャナイなら・・・オマエラ、ワタシノモノト・・ナレ!」ジャキィィン!(ブレードを取り出す)

セフィー「!?。来るぞ〜〜!!」構える
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/27(土) 22:00:44.65 ID:ScljIzYY0
二代目妖精騎士ランスロット「ウガァァ〜〜〜!!」ジャキィィン!!(ブレードで攻撃する)

マシュ「はぁぁ!!」ガキッ、ガコォォン!!(盾で防御する)

セツノ「やぁぁ〜〜!!」バリバリバリィィ〜〜!!(雷撃を放つ)

二代目妖精騎士ランスロット「ガァァ〜〜!?」ビリビリィィ〜〜!(直撃する)

ジョルニ「ハァァァ!!」ニョキニョキィ〜〜、グサグサッ!!(木の棘槍を放つ)

二代目妖精騎士ランスロット「ガァァァァ!?」グサグサッ!!(刺される)


悪妖精達「ウゥゥ〜〜ゥゥゥ〜〜!!」ゾンビのように近づいてくる

カイニス「どりゃぁぁ〜〜!!」ジャキン!ジャキジャキィィン!!(槍で切り裂いていく)

ルージュ「ハァァァ〜〜!!」シュビビィィン!!(無数の糸を放つ)

悪妖精達「〜〜〜〜〜!?」ジャキィィン!ボロボロォォ〜〜・・(身体が切り裂かれていく)

ハベトロット「くらえぇぇ〜〜!!」ズバババババァァ〜〜!!(球を放つ)

悪妖精達「ーーーーーーー」バシュン!ビシュン!ブシュン!(撃たれていく)


コーラル「皆さま方・・」

悪妖精「うがぁぁ〜〜〜・・」後ろを取る

コーラル「!?。キャァァ〜〜!?」叫ぶ

アドニス「コーラルお姉ちゃん!!」ギィィ〜〜ン、ジャギィィ〜〜ン!!((チェーンソウ型の剣で斬る)

悪妖精「うぐぉぉぉ〜〜・・・」ガシュゥゥン・・(肉塊になる)

アドニス「コーラルお姉ちゃん、大丈夫?」心配する

コーラル「えっ、えぇ・・ありがとうございます・・。」お礼を言う

アドニス「うん!ハァァァ〜!!」バンバンバン!(ホウガンを放つ)

悪妖精達「ウガァァ!?」矢が頭に穿たれる


二代目妖精騎士ランスロット「ガルゥゥゥ・・・」ムクゥゥ〜・・(平然と起き上がる)

マシュ「そんな!?身体を刺されても平気で立ち上がるなんて・・・」騒然とする

セフィー「ここまで攻撃して平然と動けるなんて・・奴は不死身なのか!?」二代目妖精騎士ランスロットを見て・・

二代目妖精騎士ランスロット「ウゥゥゥ〜〜〜・・・・!!」ダダッ!(双方の槍の方へ跳ねる)

ガシッ!ギュウィィィ〜ン!!(ドリル状の双方の槍の先端が回転する)


二代目妖精騎士ランスロット「ウグガァァァ〜〜〜!!」ギュウィィ〜ン、バシュゥゥ〜ン!!(槍から螺旋状の光弾が放たれる)

マシュ「!?。下がって!!クゥゥ〜〜!!」ガコォォン!!ガリガリィィ〜〜!!(盾で螺旋状の光弾を防ぐ)

二代目妖精騎士ランスロット「ウガァァ〜〜!!」ダダダァァ〜!!(突進してくる)

ジョルニ「ハッ!?不味い、奴の宝具が来るぞ!!」警戒する
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/27(土) 22:54:16.99 ID:ScljIzYY0
二代目妖精騎士ランスロット「ガァァ〜〜〜!!ウガァァ〜〜〜!!」ダダダダァァ〜〜!!バシバシバシィィン!!(螺旋状のエネルギーを纏った槍で叩く)

マシュ「クゥゥ〜!!」ガコン!ガコンガコンガコンガコォォン!!(盾で防御するので手一杯)

二代目妖精騎士ランスロット「ガァァァ!!狂気に狂いる乙女狂狼(バーザーグ・イーラ・ルプス)!!」ギュォォォ〜〜ン!!ガゴォォン!!


ビカァァン!!ドガァァ〜〜ン!!(大爆発を起こす)

マシュ「ウゥゥ〜〜・・・キャァァ〜〜!?」爆発に巻き込まれる

ジョルニ、セツノ、セフィー「うわぁぁ!?」爆発に巻き込まれる

カイニス「なに・・!うわぁぁ〜!?」爆風に巻き込まれる

ロブ、ワグ、ガイル、アドニス「うわぁぁぁ〜!?」爆風に巻き込まれる

スズカ、ルージュ、コーラル、ハベトロット「キャァァァ〜〜!?」爆風に巻き込まれる


ドゴォォ〜〜ン!!(遠くから裏門周辺で爆発が起こる)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ボォォォ〜〜!!(辺り周辺が火に包まれる)


二代目妖精騎士ランスロット「ウガァァ〜〜!!」雄叫びを上げる

カイニス「つぅぅ・・・」傷だらけでも立ち上がる

ジョルニ達「ウゥゥゥ・・・」倒れている

コーラル、ロブ達「ウゥゥ・・・」気絶している

マシュ「く、ぅぅぅ・・・!!!!!」辛うじて立っている

二代目妖精騎士ランスロット「グルゥゥゥ、ゥゥゥ〜〜!!」うなり声を上げる

マシュ「ダメ・・・・なにひとつ、通じない・・・・。・・・・力が、もう・・・・・」シュゥゥ・・・スタッ・・(盾の輝きが消え、膝をつく)

ハベトロット「マシュ!?」


二代目妖精騎士ランスロット「ソノ盾・・アノカタガイッテタノトチガウ。ヤッパリ、オマエハ『ヨゲンノコ』ジャナイ・・。」

マシュ「クゥゥ・・・」力なく膝をついている

二代目妖精騎士ランスロット「ワタシ・・『ギャラハット』トイウヤツ、シラナイ。デモ、シラナイナラソレデイイ・・。」タッタッタッタッ・・(近づいてくる)

二代目妖精騎士ランスロット「コレデ、ヨウヤクオマエヲ・・『鏡の氏族』の一員二ナレルヨ?」ギィィン、ガシィン!!(口が露出し、口と歯が光り出す)

マシュ「ゥゥゥ・・このままでは私、あの妖精騎士の眷属に・・・」ヨロヨロォォ〜〜・・(辛うじて立ち上がる)

ハベトロット「マシュゥゥ〜〜〜!!」叫ぶ


???「冥死花裂波斬(めいしかれっぱざん)!!」ガガガガァァァ〜〜!!(斬撃波が飛んでくる)

二代目妖精騎士ランスロット「ガゥゥゥ!?」ガキィィン、ドゴォォ〜ン!!(槍で斬撃波をはじき飛ばす)

ハベトロット「な、なんだ今のは!?」斬撃波が飛んできた所を見つめる
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/27(土) 23:59:57.54 ID:ScljIzYY0
ギィィ〜〜ギィィ〜〜ギィィ〜〜・・・(大鎌を引きずって来る)


黄金の鎧の少女「・・・・・フン。」タッタッタッタッ・・・(歩いてくる)

二代目妖精騎士ランスロット「グルルゥゥゥ〜〜〜・・・・!」うなり声を上げる

マシュ「黄金の鎧・・・アナタは一体・・?」彼女の事を見て・・

黄金の鎧の少女「私は究極生命体 アブソリューティアンの戦士・・・アブソリューティア・チカゲ。」

黄金の鎧の少女→アブソリューティア・チカゲ「そこの狂気に満ちた女妖精・・貴方に恨みはないのだけど、ここは退いてくれないかしら?そうすればお互い、早く住処に帰れるわよ。」

二代目妖精騎士ランスロット「ガルルルゥゥ〜〜〜〜!!」威嚇する

アブソリューティア・チカゲ「・・・・言葉も通じないというの?ハァ・・少し面倒だけど、その娘から離れてくれないかしら!」ガキィィン!(大鎌をランスロットに向ける)

二代目妖精騎士ランスロット「グルゥゥゥ〜〜〜ガウゥゥッ!!」びゅんっ!(襲いかかる)


ガキィィン!!ガキンガキン、ガキンガキンガキン、ガキィィ〜ン!!(大鎌とドリル状の槍がつば競り合う)

二代目妖精騎士ランスロット「ガウゥッ!ガゥゥゥ〜〜!!」ガキン、ガキィィン!(つば競り合う)

アブソリューティア・チカゲ「フンッ、ハァァァ!!」ガキン、ジャキィィン!(つば競り合う)

カイニス「な、何じゃありゃ・・?あの金ぴかの鎧のガキが、あの妖精騎士と互角に戦っているだと!?」2人の戦いを見て・・

アブソリューティア・チカゲ「フゥゥ・・ハァァァ!!」シュンッ、ドバァァ〜〜!!(彼岸花の花びらが舞う)


ドバァァ〜〜!!(彼岸花の花びらで出来た渦がチカゲと二代目ランスロットの2人を包み込む)

二代目妖精騎士ランスロット「が、ガウゥゥ〜!?」包み込まれる光景を見渡す

アブソリューティア・チカゲ「フッ・・・・・」ゴワァァ〜ン!!(花びらに包まれる)

ゴワァァァ〜〜〜ン、シュゥゥン・・。(花びらに包まれた2人が忽然と姿を消す)

カイニス「なんだったんだあいつら・・・!?。そうだ・・」タッタッタッタッ・・(コーラルの元へ向かう)


カイニス「おい、コーラル!大丈夫か、生きてるよなぁ〜!?」ぺちぺちぺち・・(頬を軽く叩く)

コーラル「ゥゥゥ・・・ハッ!?。皆さま方、おけがはありませんか!?」皆に言う

アドニス「ウゥゥ・・・コーラルお姉ちゃん・・。」

ジョルニ「アァ・・・何とか無事だ・・。」起き上がる

コーラル「ハァ・・良かった・・。」安心する


ハベトロット「コーラル!!急いでアルト達を呼んでくれ!もうここもそう長くは持たないかも知れないと思うんだ!」

コーラル「はい!すぐに報せますね・・!」ヒュゥゥ〜〜ン・・!(風の報せを繰り出す)
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 09:51:49.10 ID:OVSGk6Jv0
ガイル「おい、大丈夫か?」ロブとワグを起こす

ロブ「あぁ・・どうにか生きているよ。」

ワグ「サンキューっと言った方が良いかな・・?」ガイルのことを見て・・

マシュ「良かった。ご子息様方と皆さまが無事で・・・」安心する

カイニス「アァ・・あとはアルト達がこの裏門へ来てくれれば、このシェフィールドを脱出して・・」


ビュゥゥ〜〜ン、ドゴォォォン!!(メリュジーヌが墜落する)

カイニス「な・・今度は何だ!?」墜落した場所を見ながら・・

メリュジーヌ「ウグゥゥ・・・ガハァ・・・」血を吐く

スズカ「お母様!?」血を吐くメリュジーヌを見て・・・

墜落してきたメリュジーヌは、ブルーナが作った蒼い猛毒で身体中に青い変色が目立っていた・・


セフィー「母さん!?つうぅぅ・・・一体誰が!?」上空を見る

二代目妖精騎士トリスタン「ハハハハハハ!!もう終わりなのかしらぁ〜、先代の妖精騎士ランスロット様?」空から煽る

マシュ「あなたは・・・?」

メリュジーヌ「ウグゥゥ・・・二代目妖精騎士トリスタン・・。ゲホゲホッ!」血を吐く

ジョルニ「二代目・・・あんたが僕とルージュの母親が着名してた妖精騎士の名を継いだイレギュラーズか!!」上を見ながら・・

二代目妖精騎士トリスタン「母親・・・?そう、あなた様があの愚かな先代の妖精騎士トリスタン・・バーヴァン・シーと三澤亮太との間に生まれた兄妹ですね?」

ルージュ「あなた、私やジョルニ兄ちゃんのことを知っているの!?」

二代目妖精騎士トリスタン「えぇそうよ・・。3年前、かつて妖精騎士トリスタンと呼ばれてた最低の妖精:バーヴァン・シーがしでかした裏切り行為・公開尋問による屈辱行為・そして今、彼女がどうしているか・・?」

二代目妖精騎士トリスタン「当時を知るあの妖精騎士モードレッド様から色々と聞かされましたからねぇ〜?」

ジョルニ「!?。妖精騎士モードレッド・・・・」キリキリキリィィ〜〜・・(拳を握りしめる)


ジョルニ「二代目トリスタン!!僕とルージュの母さん・・『ヴァージェ』は今何処に捕らえられているんだ!!」

ルージュ「そうよ!!私とジョルニ兄ちゃんのお母ちゃんを返して!!」

二代目妖精騎士トリスタン「フン。石化したあの妖精の所在など・・私が知ってても教えてあげないわよぉ〜?」

二代目妖精騎士トリスタン「何せ、彼女の今の現状を知ってるのは・・アグラヴェイン様とモードレッド様のみに限られてますからねぇ〜?」

ジョルニ「クゥゥ〜〜!!」怒りを露わにする


スズカ「お母様、しっかりしてください!!」ピピピッ!(サーチして診察する)

セフィー「母さん、一体なにがあったんだ!?」メリュジーヌに寄り添う

メリュジーヌ「ウゥゥ・・彼女が持ってた毒の武器にやられた・・。私の身体は、ブルーナが作った猛毒で蝕まれているんだ・・。」ハァ・・ハァ・・

スズカ「!?。(体内から入ったブルーナの蒼毒が凄い量・・)お母様、気をしっかり持って!!」

メリュジーヌ「スズカ・・・」うつろな目で見る

スズカ「ヒーリング(治療)!!」キィィン!(手が光り、メリュジーヌに触れる)


スズカは、どうにかメリュジーヌ体内の猛毒の周りを遅くし・回復させるためにヒーリング(治療)を使い、彼女を治療する・・
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 10:44:54.63 ID:OVSGk6Jv0
マシュ「メリュジーヌさん・・・。許せません・・メリュジーヌさんをこんな目に合わせた貴方を!」二代目妖精騎士トリスタンを見て・・

ガイル「こいつ・・・騎士というなら、そっから降りて俺達と戦え!!」

二代目妖精騎士トリスタン「フン、嫌に決まっているでしょ!貴方たちみたいなクズ妖精の集まりに、私が地に降りて戦うとでも?」

カイニス「テメェ〜!だったら俺が、その真っ赤っかな翅を切り裂いて打ち落としてやろうか?!」槍を構える

二代目妖精騎士トリスタン「ふぅ〜ん・・ならやってみなさいよ!貴方たちなんて・・私の異端の亜鈴の力でひねり潰してやるのだからね?」挑発する

ジョルニ「クゥゥ・・アイツゥゥ〜!!」キリキリキリィィ・・(怒りが立ちこめる)


ギィィィ〜〜ン!!(上空に黄金の穴が開く)

セツノ「!!?。なに・・アレ・・?」上空の黄金の穴を見て

二代目妖精騎士トリスタン「???」上を見る


マグマ・ドーパント「うがぁぁぁ〜〜〜!!」黄金の穴から出てくる

二代目妖精騎士トリスタン「うわぁ!?」避ける

ヒュゥゥ〜ン、ドスゥゥ〜ン!!(地上に降りてくる)


ワグ「ワァァ!?今度は怪物が降ってきた!!」驚く

ロブ「こいつも・・二代目妖精騎士トリスタンの能力なのか!?」

コーラル「何ですか・・あの魔獣種の妖精は?」マグマ・ドーパントを見て・・

セフィー「いや、あれは妖精なんかじゃない!あいつは・・・」

ガイル「俺達がカルデアにいた時、ビデオで見た・・『仮面ライダーW(ダブル)』に登場したマグマ・ドーパントじゃないか!?」マグマ・ドーパントを見て・・

アドニス「どうして・・・どうしてこの妖精國にドーパントが!?」驚く


マグマ・ドーパント「アァァ〜〜・・・ァァァァ〜〜〜!!」ドバァァ〜〜ン!!(溶岩を放つ)

マシュ「!!?」

ハベトロット「マシュ、危ない!!」ギィィ〜〜パシィィン!!(糸でマシュを捕まえる)

マシュ「キャァァ!?」引っ張られる

ドバァァ〜〜〜!!(溶岩と炎がマシュとハベトロット、カイニスとジョルニ達を分断させる)


ヒュンヒュンヒュゥゥ〜〜ン!!

二代目妖精騎士ランスロット「アヒィィ!?ひ、火は私は無理よ!!何なのよ、こいつはぁぁ〜〜!!」パタパタァァ〜〜!!(撤退する)

二代目妖精騎士トリスタンはマグマ・ドーパントが放つ炎に焼かれそうになり、どういうわけかそのまま別の所へ撤退していった・・。
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 12:07:22.76 ID:OVSGk6Jv0
溶岩と炎で分断された右側


マグマ・ドーパント「へぁぁぁぁ〜〜〜!!」ボォォォ〜〜!!(身体が燃え上がる)

カイニス「野郎〜・・ドーパントかなんだか知らんが、相手になるならやってやるぜぇ!!」ダダダァァ〜!(迎え撃つ)

マグマ・ドーパント「アァァァ〜〜!!」カイニスに向かっていく


ガキィン!ジャクン、ジャクン!ガシュゥゥン!!(槍でマグマ・ドーパントを攻撃する)

ボォォ!ジュボォォ〜〜!(マグマ・ドーパントの腕から炎を放つ)


カイニス「フンッ!オラァァ〜〜!!」ジャキンジャキンジャキン!!(回転して攻撃)

マグマ・ドーパント「ウガァァ〜〜!!」ジャクン、ジャクン!(斬られる)

マグマ・ドーパント「アァァァァ〜〜〜!!」ボォォ〜〜!!(火炎攻撃)

カイニス「ツゥゥ〜〜!?アッチィなぁ〜〜!!」盾で防御しながら・・


ガイル「オリャァァ〜〜!!」ドゴォォン!(突進攻撃)

マグマ・ドーパント「アァァ〜〜!?」横から攻撃される

カイニス「おぉ!サンキュー、ガイル。」お礼を言う

ガイル「カイニス、あいつは溶岩の力を身体に宿して攻撃しているんだ!」

カイニス「成る程。なんなら、アレが得策だな!!」クルクルクルゥゥ〜!(槍を回転させる)

マグマ・ドーパント「ァァァァ〜〜?」起き上がりながら・・

カイニス「炎と溶岩の化け物なら・・水は大の苦手だよなぁ〜〜!!」ドバァァァ〜〜!!(水流と雷撃を含んだ渦を放つ)

バシャァァ〜〜ン!!シュゥゥ〜〜!!(マグマが水流で冷え、蒸気が舞う)


マグマ・ドーパント「アァァ〜〜・・・ァァァ〜〜〜・・・」ガシャ、ゴロゴロォォ・・・(身体が茶色い岩となる)

ガイル「よし、マグマ・ドーパントの動きが鈍くなった!」

マグマ・ドーパント「ァァァァ〜〜〜・・」ゴロゴロォォ・・(動けない)

カイニス「トドメだ!! 羽ばたくぜ、『飛翔せよ、わが金色の大翼(ラピタイ・カイネウス)』〜〜!!」ぎゅわぁぁん!!(黄金の鳥に変身する)


ピヨォォ〜〜!!バシュゥゥ〜〜ン!!(黄金の鳥がマグマ・ドーパントの身体を貫く)

マグマ・ドーパント「ぐわぁぁぁ〜〜〜!!」ボォォ〜〜・・ドガァァ〜〜ン!!(爆発する)


カイニス「〜〜〜・・フッ!」スタッ!(元の姿に戻る)

マグマ・ドーパント→戸川陽介「ぐわぁぁ・・・ぁぁぁ・・。」ドサッ・・(倒れる)

バリィィン!!ガチャン・・!(マグマガイアメモリが砕け散る)


ジョルニ「〜〜〜!」シュルシュルゥゥ〜!(草の根で戸川の腕を拘束する)

戸川陽介「お、俺の・・ガイアメモリが・・・」拘束される
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 12:53:16.68 ID:OVSGk6Jv0
カイニス「・・・・・」戸川洋介に近づく

戸川洋介「ひ、ヒィィ!?」怯える

カイニス「てぇめ、どっから来た!!あの金ぴかの穴からどうやって来やがったんだ!?」胸ぐらを掴む

戸川洋介「し、知らねぇよ!?店を燃やそうとしたら・・いつの間にか、こんな変な場所に送り出されたんだよ!?」怯えてる

カイニス「んだとぉ〜!!」

ジョルニ「カイニスさん、落ち着いてください!」落ち着かせようとする

カイニス「・・・・ッウゥ!」胸ぐらを離す


ハベトロット(溶岩と炎の先)「うわぁぁぁ〜〜!?」悲鳴が上がる

セツノ「!?。今の声・・ハベニャン!!?」炎の先を見て

カイニス「なんだって!?」振り返る

セツノ「クゥ〜〜〜!!」タッタッタァァ〜!!(走り出す)

ガイル「おい、セツノォ〜!?」セツノを見て


ボォォ〜〜!!シュタッ!!(炎の火柱に突っ込むセツノ)

セツノは悲鳴を上げるハベトロットの声を聞き、1人炎の先へ飛び込んでいった・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数分前・・・溶岩と炎で分断された左側(マグマ・ドーパントと戦闘中)


ハベトロット「大丈夫かマシュ?」マシュに寄り添う

マシュ「えぇ・・・!?それよりも皆さまが・・」炎の先を見る

ハベトロット「いけない!!今、あそこに行くのは危険だ!!」マシュを止める

マシュ「し、しかし・・・」


タッタッタッタッタァ〜〜・・(黒服の女性がやってくる)

黒服の女性「大丈夫か、後輩。」マシュに問いかける

マシュ「あなたは・・・もしかして、わたしを知っている方、ですか?ですが、わたしには記憶が、」

黒服の女性「へぇ〜・・記憶がないって言うのね?私と同じ・・元・Aチームのメンバーのくせに・・。」

マシュ「???。あなたは一体、私のなにを知っているのですか・・?」

ハベトロット「・・・・・・・。」黙り込む


ドスン、ドスン、ドスン・・・(黄金の巨人がやってくる)

黄金の巨人「そこまでにしてけ・・彼女の言う通り、今の彼女は名無しの森の影響で記憶を無くしている。」

黒服の女性「アンタ・・・。」

ハベトロット「!?。アンタは・・・・」黄金の巨人を見て

マシュ「アナタはいったい・・・?」黄金の巨人を見て・・

黄金の巨人「フン・・。我は究極生命体 アブソリューティアンの戦士・・・アブソリュート・■■■■■。」

マシュ「!?」


カイニス達がマグマ・ドーパントと戦っている間、溶岩と炎の先の左側で・・マシュはハベトロットと共にアブソリューティアンと名乗る人物と出会ってしまう・・。
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 21:42:22.30 ID:OVSGk6Jv0
少し前(妖精騎士アグラヴェインの念力で飛ばされた直後)・・・シェフィールド:街の左端


ビュゥゥ〜ン、ドゴォォン!!(念力で飛ばされ、民家に激突するボガード)

ボガード「ぐふぅぅ!?イッタタタァァ・・・・」自身の頭をなでながら

ボガード「クッソォォ・・・。アグラヴェインの奴め、こんな場所まで念力で飛ばすなんて、なんて奴だ!!」怒ってる


シェフィールドの妖精達「ぼ、ボガード様!?なぜこんな場所に・・城にいたはずなのでは!?」ガヤガヤガヤ・・

ボガード「お前達、なにをしているんだ!!シェフィールドの城は堕ちた、大通りの戦闘も終わる!ここにも女王の兵が来るぞ!」

ボガード「裏門からアザミが丘のねじれ穴に逃げろ!シェフィールドの者であれば、この意味は分かるな?」

シェフィールドの妖精達「に、逃げるって・・でもアザミが丘のねじれ穴は帰らずの道だ、あそこには妖精亡主が・・・」

ボガード「オレは行く。他にアテがある者は好きにしろ。だがここには残るな。」

ボガード「聞こえるだろう、この足音が!女王軍の本隊、アグラヴェインの精鋭部隊と異端の妖精達(イレギュラーズ)が迫っているぞ!」

シェフィールドの妖精達「!」

シェフィールドの兵士達「そうだ!みんな、裏門へ行くんだ!でないと女王軍に捕まって殺されるぞぉ!!」避難を指示する

シェフィールドの妖精達「ワァァ〜〜キャァァァ〜〜〜!!」裏門へ向けて走りだす


ボガードの号令のもと、我先にと裏門へ急行していく妖精達。

ボガードは裏門が開いているかを確認するために民家の屋根に登り、上から急いで裏門へ急行する。

裏門にいるアルトの子供達の無事を祈りつつ、ボガードは裏門へ向けて民家の上を進んでいった。


ボガード「間に合ってくれ・・なんとしてでも、アルト達をシェフィールドから脱出させなければ・・・」急ぐ


ハベトロット(叫び声)「うわぁぁぁ〜〜!?」悲鳴が上がる

ボガード「!?。今の声・・・まさかハベトロットに何かあったのか!?」ビュンビュン!(走るスピードを上げる)


ボガードはハベトロットの悲鳴を耳にし、猛スピードで裏門へと向かっていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
溶岩と炎で分断された左側(マグマ・ドーパントとの戦闘後)


ブシュゥゥ〜〜!シュタッ!(冷気を放ちながら、炎の柱から出るセツノ)

セツノ「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・・!?」目の前の光景を見て

ハベトロット「・・・・・・」傷だらけになってる

セツノ「ハベニャン!!?」駆け寄る


セツノ「ハベニャン、しっかりして!!ハベニャン!!」ハベトロットを抱きかかえる

ハベトロット「ウゥゥ・・・セツノか・・?ゴメン・・ボク、マシュを守り切れなかった・・・」ウルウルウル・・

セツノ「えぇっ!?マシュがどうかしたの!?」

ハベトロット「ランスロットやウィンキーの他にイレギュラーズがいて・・ボクはそいつにやられて、マシュを攫って行ったんだ・・。」

セツノ「そ、そんな・・・。セツノ・・セツノは、マシュを守れなかったの・・・?」絶望する


セツノは燃えさかる街中の道の真ん中で、ハベトロットからマシュが攫われた事を聞き、自らの無力さに意気消沈する
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 22:56:20.79 ID:OVSGk6Jv0
ピョオォォン、ドスンッ!!(屋根から降りてくるボガード)


ボガード「ハァ、ハァ、ハァ・・・ハベトロット、セツノ!?」駆け寄る

セツノ「ボ、ボガードさん・・・。」涙目でボガードを見る

ボガード「なにがあったんだ!?急いでくれ・・もうすぐここに、シェフィールドの妖精のほとんどが裏門へやってくる!早く裏門を開かねば・・」

セツノ「ごめんなさい・・・私たち、ボガードさんのお妃様を・・マシュを守れなかった・・・。」ポロポロポロ・・(涙を流す)

ボガード「な、なん・・だと・・・」驚愕する


ボガードはセツノが言い放った・・『マシュがイレギュラーズの誰かに攫われた』と言う話を聞き、一瞬ぐらいボガードの頭が真っ白となった・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その頃・・シェフィールド:城下町(アルト達と妖精騎士アグラヴェイン達が戦っている所)では・・


妖精騎士アグラヴェイン「フッ、フゥ、フンッ!!」バスッ、バスッ、バスン!!(アルトに蹴りをいれる)

アルト「ガフゥッ!?」スタッ・・(蹴られ続け、膝をつく)

妖精騎士アグラヴェイン「もう終わりなのかしら?」ギギギィィ〜〜・・(砂の鞭を引っ張る)

アルト「ヌグゥゥ・・・。クッソォォ・・」ビィィ〜ン、ドサッ!(砂の鞭に引っ張られ、身体が地に伏す)

アルトは砂の鞭に腕を縛られ、一方的に妖精騎士アグラヴェインに蹴られ・殴られ続けていた・・。


ギィィィ〜〜ン!!(斜め横の道に黄金の穴が開く)

何かの音声「エターナル!」

妖精騎士アグラヴェイン「!」何かに気づく


仮面ライダーエターナル「ハァァァ〜〜!!」シュッ、シュン!(エターナルエッジを振りかざす)

妖精騎士アグラヴェイン「な、なんだこいつ!?」ヒュンヒュン!(攻撃を避ける)

アルト「!?。(仮面ライダーエターナル!?・・まさかあの仮面ライダーもまた、この妖精國に迷い込んだのか?)」エターナルを見て・・

アルト「(だがこれはチャンスだ。一刻も早く、この拘束から出ないと!!)ザ・ワールド!!」ギュゥゥゥン!!


仮面ライダーエターナル「」ピタッ!(争っている時に、時が止まる)

妖精騎士アグラヴェイン「!?。あなた、いま時を止めたとしても、貴方と鞭で繋がっている状態なら・・」

アルト「ヌゥゥ〜〜!!」シュルゥゥ・・ビィィン!!(砂の鞭をエターナルエッジの刃に巻き付け、引っ張る)

ギュゥゥ〜〜、ブチンッ!(砂の鞭が切れる)

妖精騎士アグラヴェイン「し、しま・・・」ピタッ!(そのまま時が止まる)

アルト「ツゥゥ・・・」その場から離れる


ギュゥゥゥゥ!!(そして時は動き出す)

妖精騎士アグラヴェイン「・・・ヌワァ!?」ドサッ、バタン!(仮面ライダーエターナルにぶつかる)

仮面ライダーエターナル「ノワァ!?」ドサッ、バタン!(妖精騎士アグラヴェインにぶつかる)

アルト「ハァ・・ハァ・・どうにか危機は脱したなぁ・・?」息を整える
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 23:48:48.23 ID:OVSGk6Jv0
ヒュゥゥ〜〜ン・・(風が吹いてくる)

アルト「???。この風は・・・」


コーラル(風の報せ)「アルトさん、バーゲスト様とメリュジーヌ様と裏門へ来てください!裏門が開きました!」ヒュゥゥ〜ン・・(風の報せが届く)

アルト「!。(コーラルの風の報せか・・裏門が開いたんだな!)」風の知らせを聞きながら・・

ヒュゥゥ〜〜ン・・(再び風の報せが届く)

コーラル(風の報せ)「アルトさん、裏門へ急いでください!!メリュジーヌ様とハベトロット様が倒れました!」ヒュゥゥ〜ン・・(風の報せが届く)

アルト「!?。(メリュジーヌとハベトロットがやられた!?不味い・・急がないと!!)」タッタッタァァ〜〜!!(急いで階段を降りる)


妖精騎士アグラヴェイン「ツゥゥ・・・!?待ちなさい、三澤亮太!!」逃げるアルトを見ながら・・

仮面ライダーエターナル「よそ見してるんじゃねぇぞ!!」シャキィィン!!(エターナルエッジを振りかざす)

妖精騎士アグラヴェイン「!?。くぅぅ〜〜!!」ゴロゴロォォ〜〜!!(回避する)

妖精騎士アグラヴェイン「貴方・・三澤亮太に加担するというのか!?」仮面ライダーエターナルを見ながら・・

仮面ライダーエターナル「加担だと・・そんなの知るか!俺は俺で、死神のパーティをやらさせて貰うからな?」


仮面ライダーエターナル「さぁ、地獄を楽しみな!」シュッ!(親指を下に向ける)

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・。」シュルゥゥ〜・・バシィィン!(砂の鞭を生成し、地面を叩く)


風の知らせを聞き、アルトがバーゲストを探しに階段の下に降りている間・・突如現れた仮面ライダーエターナルと戦うことになった妖精騎士アグラヴェイン。

妖精騎士アグラヴェインは、どこから現れた仮面ライダーエターナルに戸惑いつつも・・彼の戦いを受けるように、鞭を振るうのであった・・
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シェフィールド:城下町の階段の下(バーゲストと二代目妖精騎士ガウェインが戦っている所)


二代目妖精騎士ガウェイン「さぁ・・そろそろトドメと行きますかぁ・・?」ジャキィィン・・・(妖精剣ソードアルタイルを構える)

バーゲスト「クゥゥ・・・」シュゥゥ〜・・(皮膚がタダレた右腕を押さえる)


ギィィィ〜〜ン!!(2人がいるところの斜め上に黄金の穴が開く)

メタル・ドーパント「とりゃぁぁ〜〜!!」穴から飛び出してくる

ルナ・ドーパント「ぬふぉふぉぉぉ〜〜ん♡」穴から飛び出してくる


二代目妖精騎士ガウェイン「な、なんだぁ!?」2体のドーパントを見て・・

バーゲスト「なぁ・・新手か!?」2体のドーパントを見て・・
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/29(月) 23:02:13.55 ID:xqWzWRLr0
アルト「バーゲスト!!」タッタッタッタァァ〜!!(階段から降りてくる)

バーゲスト「あ、アルト!!」降りてくるアルトの事を見る

アルト「!?。バーゲスト・・その腕はどうしたんだ!?」皮膚がタダレた右腕を見て・・

バーゲスト「すまないアルト・・・。二代目妖精騎士ガウェインに不覚を取られた・・・」皮膚がタダレた右腕を押さえながら・・

アルト「そうか、もういいんだバーゲスト・・。それよりも裏門へ急ごう!なんとか門は開いたが、メリュジーヌとハベトロットが敵の攻撃にやられてね・・」

バーゲスト「なんだと!?くぅぅ・・いまの我らでは、アグラヴェインらを倒せないというのか・・・」悔しがる

アルト「あぁ・・だがいまはシェフィールドを脱出しよう!話はそれからだ!!」肩を組ませる

バーゲスト「アルト・・・」肩を組む

アルト「ヒール(回復)!」キィィン!(バーゲストの腕を治す)

アルトはバーゲストの肩を組み、ヒール(回復)で回復させながら、バーゲストと共に裏門へ向かっていった・・


二代目妖精騎士ガウェイン「おい待て!!逃げるんじゃねぇぞ!!」追おうとするが・・

メタル・ドーパント「テェリャァァ〜〜!!」ヒュンヒュン!(槌状のメタルシャフトを振るう)

二代目妖精騎士ガウェイン「のわぁ!?てめぇ、邪魔するんじゃネェ〜ぞ!!」メタル・ドーパントの攻撃を避けながら・・

メタル・ドーパント「ハハハァァ〜〜ン!!」ヒュンヒュン!(それでも槌状のメタルシャフトを振るう)


ルナ・ドーパント「待ちなさい貴方!!」ビヨォォ〜ン!(アルト達に向けて腕を伸ばす)

バーゲスト「!!?。クゥゥ〜〜!!」ジュボォォ〜〜!!(炎の斬撃を放つ)

ボォォ〜〜〜!!(炎の壁を作る)

ルナ・ドーパント「アッチィィ〜〜!?」ジュゥゥ〜・・(炎に焼かれる)

アルト「よし!!」このまま前に進む


ルナ・ドーパント「アチチィィ・・・!?。あぁ〜もう、逃げられちゃったぁぁ〜〜・・」悔しがる

バーゲストが放った炎の斬撃で壁を作り、どうにかルナ・ドーパントの追撃から逃れたアルト達であった・・。
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二代目妖精騎士ガウェイン「ツゥゥゥ!ウラァァ!!」ジャキン!ジャキィィン!!(妖精剣ソードアルタイルを振るう)

メタル・ドーパント「フンッ、フゥゥン!」ジャキィィン、ガキィィン!(斬られても、傷一つ付かない)

二代目妖精騎士ガウェイン「クソォォ・・鉄みたいな身体をしやがって〜!!」いらつく

メタル・ドーパント「何とでも言いな!!俺達、『NEVER』の戦いはこんなもんじゃ・・・」

二代目妖精騎士ガウェイン「カァァ〜〜〜!!」ブシャァァァ〜〜!!(口から水鉄砲を放つ)

メタル・ドーパント「ノワァ!?ヌワァァ〜!?」バシャァァ〜〜!!バリバリィィ!!(水鉄砲がメタル・ドーパントの顔に当たる)

ルナ・ドーパント「堂本ちゃん!?」攻撃されるメタル・ドーパントを見て・・


ガシュゥゥ〜〜・・・(メタル・ドーパントの顔が溶けてる)

メタル・ドーパント「ヌワァァ〜〜・・テ、テメェ〜!」溶ける顔を抑えながら・・

二代目妖精騎士ガウェイン「ふん・・俺の攻撃を避けられなかったお前が悪い!」
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/29(月) 23:55:52.19 ID:xqWzWRLr0
ルナ・ドーパント「ムッキィィ〜〜!!この全然可愛くない妖精ちゃんめぇ〜、よくも堂本ちゃんをぉぉ〜〜!!」シュルシュルゥゥ〜!(腕を伸ばす)

二代目妖精騎士ガウェイン「ふんっ!ラァァァ〜〜!!」バリバリィィ〜〜!!ジャキィィン!!(雷撃の斬撃を放つ)

ジャクゥゥン!ビリビリィィ〜〜!!(腕が切られ、腕を通して電流が流れる)

ルナ・ドーパント「アッヒィィ〜〜♡ビリビリ来ちゃってるぅぅ〜!嫌いじゃないわ!」逆に喜んでいる

二代目妖精騎士ガウェイン「うげぇぇ・・何だアイツ!?だったらぁぁ〜〜!!」シャキィィン!(妖精剣ソードアルタイルを構える)


二代目妖精騎士ガウェイン「妖精剣・・ソードアルタイル!」ギャァァ〜ス!!(妖精剣ソードアルタイルの魚の部分が開く)

二代目妖精騎士ガウェイン「雷電磁力、最大出力!この剣は俺の力、銀河一刀流をも凌駕する一撃なり!!」ビリビリバリバリィィ〜〜!!

メタル・ドーパント「な、なんだ・・ノワァァ!?」ズルズルゥゥ!!(磁力で引っ張られる)

ルナ・ドーパント「堂本ちゃん!?」

二代目妖精騎士ガウェイン「ふん・・邪魔ダァァ!!」バリバリィィ〜、ジャキィィン!!(メタル・ドーパントを斬る)


ジャキィィン、チュドォォ〜〜ン!!(雷撃の斬撃が炸裂する)

メタル・ドーパント「うがぁぁ〜〜!?」ガシュゥン、ドゴォォ〜〜ン!!(一刀両断され、爆発する)

ルナ・ドーパント「堂本ちゃぁぁ〜〜ん!?」叫ぶ

二代目妖精騎士ガウェイン「フッ・・トドメだ!!」シャキン、ビュゥゥン!!(宝具を発動する)


バリバリィィ〜ギィィィ〜〜ン!!(雷鳴が鳴り響く)

二代目妖精騎士ガウェイン「聖剣、改竄!『磁雷斬りの日輪の銀河一刀』(アルタイル・ガラティーン)!!」ジャキィィン、チュドォォ〜ン!!

ガシュゥン!バリバリィィ〜〜〜!!(ルナ・ドーパントを一刀両断する)

ルナ・ドーパント「うわぁぁぁ〜〜〜!?」チュドォォ〜〜ン!!(斬られ、大爆発する)


カタッ、カタァン・・・(メタルとルナのT2ガイアメモリが落ちる)

二代目妖精騎士ガウェイン「フッ、決まったぁ・・・・・!?」辺りを見る

二代目妖精騎士ガウェイン「アイツら(アルトとバーゲスト)がいねぇ・・・クッソォォ、逃げやがったなアイツらぁ〜〜!!」ガキィィン!!(地面を叩く)


二代目妖精騎士ガウェインは、自身の宝具である『磁雷斬りの日輪の銀河一刀』(アルタイル・ガラティーン)でメタル・ドーパントとルナ・ドーパントを抹殺するが・・

戦っている隙に裏門へ逃げたアルトとバーゲストを見失い、自身は1人・・大通りの真ん中で怒声を吐いていた。
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/29(月) 23:58:21.24 ID:xqWzWRLr0
卑怯な手を使うが、力はとても強い・・二代目妖精騎士ガウェイン。
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/30(火) 11:46:19.03 ID:ejaFliuy0
シェフィールド:城下町(妖精騎士アグラヴェインと仮面ライダーエターナルが戦ってる場所)


仮面ライダーエターナル「はぁぁッ!」ギュゥゥ〜ン!(ユニコーンヘルブレイクを放つ)

妖精騎士アグラヴェイン「つぅぅ・・」避ける

仮面ライダーエターナル「死神とのダンスとは、中々やるじゃないか?フェアリーめぇ・・」ガキン、ガキィィン!(つば競り合う)

妖精騎士アグラヴェイン「そっちこそ、中々やるじゃない・・」ガキン、ガキィィン!(つば競り合う)


ドゴォォ〜ン!!(下でルナ・ドーパントとメタル・ドーパントが爆発する)

メタル・ドーパント(断末魔の叫び)「うがぁぁ〜〜!?」ガシュゥン、ドゴォォ〜〜ン!!(一刀両断され、爆発する)

ルナ・ドーパント(断末魔の叫び)「うわぁぁぁ〜〜〜!?」チュドォォ〜〜ン!!(斬られ、大爆発する)

仮面ライダーエターナル「堂本!?京水!?」爆発があった所を見て・・

妖精騎士アグラヴェイン「どうやら私の部下が、貴方の仲間であるNEVERの2人を殺したみたいね?」

仮面ライダーエターナル「キサマぁ〜・・」妖精騎士アグラヴェインを睨む

妖精騎士アグラヴェイン「まぁ・・死人の貴方には関係ないでしょうね?何せ・・仮面ライダーWに負けた貴方など、私の敵ではないわ。」

仮面ライダーエターナル「ダブル?。誰なんだそいつは、俺以外にも仮面ライダーがいるのか?」

妖精騎士アグラヴェイン「!?。(仮面ライダーWを知らないですって?おかしいわね・・メモリの色がT2ガイアメモリを使っている以上、彼は劇場版仮面ライダーWの登場人物のはず・・)」

仮面ライダーエターナル「全く・・T2ガイアメモリを手に入れようとヘリに乗ったのもつかの間、あの金色の穴に吸い込まれたと思ったら・・こんな場所に連れてこられるとはなぁ〜・・。」

妖精騎士アグラヴェイン「!?。(金色の穴に吸い込まれた・・・!?まさかあのエターナル・・ダブルに出会う前の時間軸から連れてこられた『平行同位体』・・。)」

妖精騎士アグラヴェイン「(エターナルが平行同位体としてここに現れたとすれば、裏にはアイツらが・・・)」考える

仮面ライダーエターナル「まぁそれは良いとして・・例え彼らが死人であっても、俺の仲間を殺した報い・・晴らさせて貰うぞ!!」シュルッ!(T2ガイアメモリを取り出す)


ガイアメモリ音声『ゾーン!』ガシャァァン、カチッ!(メモリスロットに差し込む)

『ゾーン、マキシマムドライブ!!』ギュゥゥ〜ン!!(マキシマムドライブが発動する)

仮面ライダーエターナル「フンッ、ヌォォォォ〜〜〜!!」ローブを脱ぎながら・・


ガシャガシャガシャガシャァァ〜〜!!(T2ガイアメモリ24本がスロットに差し込まれる)

『アクセル バード サイクロン ダミー エターナル ファング ジーン ヒート アイスエイジ ジョーカー キー ルナ メタル ナスカ

オーシャン パペティアー クイーン ロケット スカル トリガー ユニコーン バイオレンス ウェザー イエスタディ エクストリーム、マキシマムドライブ!』


仮面ライダーエターナル「フンッ!」ギュゥゥ〜ン・・(ロストドライバーのエターナルメモリを抜き取り・・)

妖精騎士アグラヴェイン「!!。させるか!!」ビィィィン!!(サイコキネシスを発動する)

仮面ライダーエターナル「ヌグゥ!?か、身体が・・」ギギギィィ・・(エターナルエッジにメモリを装填する前に止められる)

妖精騎士アグラヴェイン「!!!」タタタタァァ〜〜!(仮面ライダーエターナルの前に向かい・・)


バシュッ、ガシュゥゥン!!(エターナルエッジを奪い取り、それを仮面ライダーエターナルの腹部に刺す)

仮面ライダーエターナル「ぐはぁぁ!?」刺される
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/30(火) 22:13:20.14 ID:ejaFliuy0
妖精騎士アグラヴェイン「フッ・・あいにく私は死神のパーティーには興味は無いし、貴方にも興味は無いわ・・。」カシッ!(エターナルメモリを奪い取り・・)

ガイアメモリ音声『エターナル!』ガシャン!(エターナルエッジのスロットに差し込む)

仮面ライダーエターナル「なっ!?おい止せ・・やめるぉぉ!!」焦る


カチッ! 『エターナル マキシマムドライブ!!』

妖精騎士アグラヴェイン「フンッ!!」カチッ!グサァァァ!!(エターナルエッジのトリガーを引き、足でエターナルエッジを仮面ライダーエターナルの腹部に蹴り込む)

ギュィィ〜〜ン!!ガシュゥゥ〜ン!!(仮面ライダーエターナルの必殺技であるブラッディヘルブレイドがエターナル自らの身体を刺す)

仮面ライダーエターナル「ガァァ・・・アァァァ〜〜〜〜!!」ギュィィィ〜〜ン!!(身体が内部から光り出し・・)


ドゴグシャァァ〜〜〜ン!!(仮面ライダーエターナルが内側から爆発する)

仮面ライダーエターナルは妖精騎士アグラヴェインの手によって、自身の必殺技である『ブラッディヘルブレイド』を自分自身の身体で受けてしまい、自ら自滅するように爆殺された・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガシャガシャァァ〜ン・・・(T2ガイアメモリが散乱する)


妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・」カシャッ・・(エターナルメモリを拾い上げる)

妖精騎士アグラヴェイン「(地獄へ逆戻りね、大道克美・・。いや、この世界に地獄は存在しないからね?私には興味ないけど・・)」

妖精騎士アグラヴェイン「(だがT2ガイアメモリは・・適合者とそれこそ運命の如く強く惹かれ合う性質故に・・勝手に体内に侵入し、ドーパントへと変える恐ろしいモノだわ・・。)」

妖精騎士アグラヴェイン「(それこそ・・この妖精國でこれを使われたら、阿鼻叫喚ぐらいの酷い光景になるからね?ここは・・・)」


妖精騎士アグラヴェイン「スチール(奪取)!」グゥゥゥン!(妖精騎士アグラヴェインの両手が黒く光る)

グォォォォ〜〜ン!!(T2ガイアメモリ26本に黒い光が包み、力を奪い取る)

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・これでよし。(これでもう、T2ガイアメモリは使い物にならなくなったわ。)」ギギギィィ〜・・ガシャンッ!(エターナルメモリを粉々にする)
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仮面ライダーエターナル/大道克美(劇場版仮面ライダーWの平行同位体):黄金の穴から現れ、アルトと妖精騎士アグラヴェインの戦いに乱入したダークライダー。

原作通り、輸送中のヘリからT2ガイアメモリを強奪しようとした所、何者かによって黄金の穴に吸い込まれ・・

ルナ・ドーパント(泉京水)とメタル・ドーパント(堂本剛三)と共に平行同位体として妖精國ブリテンに連れてこられた。

その後、妖精騎士アグラヴェインに善戦するが、上記の2人を殺され・・26連マキシマムドライブをしたところ、妖精騎士アグラヴェインにエターナル・エッジを奪われ・・

それを自らの腹部に刺されたところを必殺技である『ブラッディヘルブレイド』を発動され、自爆されるように爆散された・・

その後、T2ガイアメモリ26本は妖精國の妖精達に悪用されないよう・・妖精騎士アグラヴェインのスチール(他者から魔力や力を奪い取り、自身の力に変える力)でメモリ自体のパワーを吸収し、使用不能にした。


仮面ライダーエターナル/大道克美 死亡(妖精騎士アグラヴェインによる自爆誘導)

ルナ・ドーパント(泉京水)及びメタル・ドーパント(堂本剛三) 死亡(二代目妖精騎士ガウェインに両断され、戦死)
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/11/30(火) 23:42:18.83 ID:ejaFliuy0
二代目妖精騎士ガウェイン「チッキショォォ〜・・あの気味の悪い化け物の邪魔邪魔が入って来なければ、バーゲストのヤロウをぶっ殺せたのによぉ〜・・」タッタッタッ・・(階段を上がりながら)

妖精騎士アグラヴェイン「焦るなガウェイン・・どっちにしてもシェフィールドは墜ちたの当然・・。今頃、シェフィールドの妖精達は裏門から脱出している所よ・・。」

二代目妖精騎士ガウェイン「裏門・・あぁ〜確かあの黒犬公の夫も言ってたなぁ〜?『裏門へ急げ!』っと・・こうしちゃおれないぞ!!」

妖精騎士アグラヴェイン「えぇ、二代目妖精騎士ランスロットを向かわせたのだけど・・。」


アグラヴェインの兵士「伝令、伝令!ボガードの城およびシェフィールドの大部分の制圧がほぼ完了したとベリル様から連絡がありました。」

アグラヴェインの兵士「しかしシェフィールドの妖精の一部が次々と、裏門の方から逃げて行ってると風の氏族の隊から報告がありました!」

妖精騎士アグラヴェイン「!」

二代目妖精騎士ランスロット「おいおい・・二代目妖精騎士ランスロットがそこに行ってるんだろ!?」

アグラヴェインの兵士「いえ・・裏門に二代目妖精騎士ランスロットの姿は見えず、裏門から外へ出る妖精達で溢れかえっています!」

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・チィッ!(やはりアイツが・・『アブソリュート・タルタロス』が介入してたのね?一体何の理由で・・)」

アグラヴェインの兵士「あとそれと・・正体不明の男が、我が軍の妖精馬1騎を奪って西の方へ逃走したと連絡が・・・」

妖精騎士アグラヴェイン「!。その男は私の方でなんとかする。残りの軍はすぐに裏門の方へ!ボガード達もそこから逃亡する可能性が高い!」

妖精騎士アグラヴェイン「1人たりとも逃がすな!全員まとめて皆殺しにしなさい!!」

アグラヴェインの兵士「ハッ!」タタタタァァ〜!!(駆け足で残りの軍隊に報告しに行く)

二代目妖精騎士ガウェイン「俺も加勢に行くぜ!まだ殺したりねぇし、バーゲストの事もあるからよぉ〜?」

妖精騎士アグラヴェイン「当然だ。すぐに向かいなさい!!」命令する

二代目妖精騎士ガウェイン「あいよ!!」タッタッタッタァァ〜〜!!(裏門の方へ走る)


妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・。」

妖精騎士アグラヴェイン「(三澤亮太・・彼らはそう簡単に捕まったりはしないわ。彼の最愛の妻である『ヴァージェ』を取り戻し、モルガン陛下と私を倒すまではね・・?)」

妖精騎士アグラヴェイン「(貴方との決着、今は預からせてもらうわ・・・“亮太君”)」後ろに振り返る


妖精騎士アグラヴェインは、アルト達が向かっている裏門の方から背を向け、1人・・妖精馬を奪った正体不明の男を追って行くのであった・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シェフィールドの外れ(正門側)


パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラァ〜!(妖精馬が駆ける)

スプリガン「〜〜〜〜〜!!」青ざめている

スプリガン「(早くあの場所から遠く離れなければ、私はアグラヴェインに殺される!!)」パカラッ、パカラッ、パカラッ!(妖精馬を走らせる)

スプリガン「(クソォォ・・・カイニスに歪みの岬へ連れてって貰おうとしたが・・とんだ計算違いをしたモノだ、私は!!)」

スプリガン「(これではもう、アイツらに頼ることなど出来やしない・・。もはや妖精國には、1人も私の味方になるモノなどいないはず・・)」

スプリガン「(・・・そうだ、ヴェールズだ!アルトはヴェールズから歪みの岬へ行ったと聞いてるからな・・なら、ヴェールズへ行くしかない!!)」

スプリガン「(あそこに行けば、『オベロン』にも会えるし・・彼なら、歪みの岬の道案内をしてくれるはず・・・)」

正門からシェフィールドに脱出し・・女王軍が所持する妖精馬を奪い、1人ヴェールズへ向けて妖精馬を走らせるスプリガン・・


サラサラサラァァ〜〜〜・・

その上で静かにスプリガンの後を追うように、黄色い夢の砂がスプリガンに近づいてくるのであった・・・。
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/01(水) 00:13:08.11 ID:9asQ1yuo0
バァァァ〜ン・・(辺り一面が暗くなり・・)


スプリガン「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・」パカラッ、パカラッ、パカラッ!(辺りが暗くなってることに気づいてない)

スプリガン「ハァ、ハァ・・・・・!?」辺りを見渡す
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ある光景・・・幕末:薩摩藩の街


パカラッ、パカラッ、パカラッ・・・(馬を止める)

スプリガン「こ、ここは・・・?」江戸の風景を見て・・


ワイワイガヤガヤァ〜・・(商人や顧客が入りみだれている)

スプリガン「あぁぁ〜・・間違いない。ここは日本・・我が懐かしき薩摩藩の町並みだぁ・・」ウルウルウル・・(涙を流す)


男「おや、中村さんじゃないか・・?今まで何処へ行ってたんだい?」

女「中村さんよぉ〜・・おっかあが心配なさってたでぇ〜?」

スプリガン「みんな・・私の事を覚えていた・・。誰も見向きもしない貧しい武士の生まれの家だったのに・・」


スプリガン「ハハハ・・アッハハハハハハ〜〜〜!!」泣きながら笑う

スプリガン「戻って来たぞ!!私はあのモノノケ共の住処から帰って来たぞ!!」

スプリガン「いや・・今までの全てが、私が見てた悪い『夢』。あの芸術品をこっそり見続けた・・私の愚かな罪を償わせるための、耐えがたい『悪夢』だったんだぁぁ〜!!」


???「そう・・貴方が見ているのはただの『夢』。貴方が望んで夢観た・・夢の光景よ・・。」

スプリガン「!!?。」後ろを振り返る

???→妖精騎士アグラヴェイン「やっと見つけたわスプリガン・・・いや、ナカムラさんと言った方が良いかしら?」

スプリガン「よ、妖精騎士アグラヴェイン!!?」ガクガクブルブル・・(震え上がる)
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/01(水) 22:47:01.00 ID:9asQ1yuo0
妖精騎士アグラヴェイン「あなた・・万が一、私の事を他者に話すようなことがあれば殺すと言ったよね・・?」

スプリガン「アァァ・・・アァァァ〜〜〜!!」タタタタァァ〜〜!!(走って逃げ出す)

妖精騎士アグラヴェイン「逃がさないわ・・。」タッタッタッタッ・・・(後を追うように歩く)


スプリガン「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ!!」タタタタァァ〜〜!(走り続ける)

妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・。」ズゥゥゥ〜〜ン・・(みるみるうちに巨大化する)

スプリガン「ハァ、ハァ・・・っ、ワァァァ〜〜!?」後ろを振り返りながら走ってる

巨大化した妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・。」ドシィィ〜ン、ドシィィ〜ン・・(大きな姿で歩く)

スプリガン「ワァァ〜〜!!た、助けて・・・助けてくれ〜〜!!」走りながら泣き叫ぶ

スプリガンは誰かに助けを呼応と叫ぶも・・目の前の薩摩藩の住人達はただ、目の前の事をしているだけだった・・。


ガシッ!!(巨大な手がスプリガンを掴む)

スプリガン「ノ、ノゴォォ〜〜!?」巨大な手に捕まる

そうこうしているうちにスプリガンは巨大化した妖精騎士アグラヴェインの手に掴まれ、捕まってしまう・・


スプリガン「アァァ・・・!?そうだ・・これは夢だ・・。これはアグラヴェインの夢の砂による夢の幻覚だ!」パチン、パチン!!(自身の顔を叩く)

スプリガン「頼む起きろ!寝ている私よ・・起きてくれぇぇ!!」パチンッ、パチンッ、パチンッ!!(顔を殴り続ける)

巨大化した妖精騎士アグラヴェイン「無駄よ。『子守歌・眠り誘う夢砂の精(スリーピング・ザント・ドリーミング)』により、一度この能力で眠ってしまった者は私が眠りから覚醒する事を許可しない限り、自分で目が覚めることは無いわ・・。」

巨大化した妖精騎士アグラヴェイン「特に私の秘密を知った貴方には一生、この夢から目覚めることはないからね?」

スプリガン「そ、そんな・・・起きろ!!私を起こしてくれぇぇぇ〜〜!!」取り乱す

巨大化した妖精騎士アグラヴェイン「スプリガン。あの時、私の素直に言う事を聞いて、土の氏族の長から退任してくれれば・・貴方を殺さずに、ただの人間としてほったらかしてあげたというのに・・。」

巨大化した妖精騎士アグラヴェイン「やはり貴方も所詮・・私が大嫌いな『最上級権力』の欲しさに、弱者と嫌いな奴を蹴落とし、権力に溺れる愚かな者達と一緒だったわね?」顔を近づける

スプリガン「ひ、ヒィィ!?」ガクガクガク・・(怯えている)


巨大化した妖精騎士アグラヴェイン「スプリガン。私の秘密を三澤亮太達に離した以上・・私は貴方から、貴方が持つ全てのモノを奪い取ってあげるわ・・」

巨大化した妖精騎士アグラヴェイン「覚悟するがいい・・・。」ゴォォォ〜〜!!(巨大な手を近づける)

スプリガン「や、やめろぉぉ・・・頼む・・やめてくれぇぇ〜!!」怯えながら・・


ゴゴゴゴォォ〜〜!!(巨大な妖精騎士アグラヴェインの手が黒く光り、スプリガン(ナカムラ)の事を覆い尽くそうとする)
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現実の世界・・・シェフィールド外れ(正門側)の荒野


スプリガン(断末魔)「アァァァァ〜〜〜〜〜〜!!!」断末魔の悲鳴を上げる


シェフィールドの正門の外れの荒野で・・土の氏族長であるスプリガンの悲鳴が鳴り響いた・・

しかしその断末魔の悲鳴を聞いたモノは、近くにいた妖精騎士アグラヴェイン以外の者には伝わらず、ただ悲痛な叫び声が北の大地に鳴り響くだけで・・

誰も、スプリガンが襲われているという事実を誰も知るよしも無かった・・・。
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/01(水) 23:24:35.72 ID:9asQ1yuo0
同じ頃・・・彼岸花の花びらが舞う空間(二代目妖精騎士ランスロットとアブソリューティア・チカゲが戦ってる場所)


二代目妖精騎士ランスロット「ガァァァ〜〜〜!!」ギュィィ〜ン!ガギッ、ガキィィン!!(ドリル状の双槍で攻撃する)

アブソリューティア・チカゲ「フッ、フンッ!」ガキン、ガキィィン!(双槍の攻撃を防御する)

二代目妖精騎士ランスロット「ガゥゥゥ〜〜!!」ガシィィ〜ン!(体勢を整える)

アブソリューティア・チカゲ「ツゥゥ・・・ハァァッ!!」ギュォォォ〜ン!(花びらが横列に集まる)


ギュォォォ〜ン・・バシュゥゥン!(花びらから3人の少女達が現れる)

土居珠子「・・・・・」目にハイライトが無い

伊予島杏「・・・・・」目にハイライトが無い

高嶋友奈「・・・・・」目にハイライトが無い

アブソリューティア・チカゲ「行くわよ、みんな!!」ガキィィン!(大鎌を持ち直す)

3人「・・・・・」びゅんっ!(一斉に二代目妖精騎士ランスロットに襲いかかる)


土居珠子「・・・・」シュゥン!(神屋楯比売を投げる)

伊予島杏「・・・・」バンバンバン!(金弓箭から矢を撃つ)

二代目妖精騎士ランスロット「ガゥゥ〜〜!ガゥゥッ!!」ガキンッ、ガキガキィィン!(飛んでくるモノをはじき飛ばす)

高嶋友奈「勇者パンチ・・・。」ドゴンッ!(拳で殴る)

二代目妖精騎士ランスロット「ガァァァ〜〜!?」ドゴォォン!!(胸部を殴られる)


二代目妖精騎士ランスロット「ウグガァァァ〜〜〜!!」ギュウィィ〜ン、バシュゥゥ〜ン!!(槍から螺旋状の光弾が放たれる)

アブソリューティア・チカゲ「ハッ、冥死花裂波斬(めいしかれっぱざん)!!」ギィィィン、ガシュゥゥン!!(大鎌から斬撃波が放たれる)

ガガガガァァァ〜〜、ガキィィン!チュドォォ〜〜ン!!(螺旋状の光弾と斬撃波がぶつかり合う)

二代目妖精騎士ガウェイン「ガゥゥゥ〜〜!!」威嚇する

アブソリューティア・チカゲ「・・・・・・。」二代目妖精騎士ランスロットを見てる


ギィィィ〜〜ン!!(アブソリューティア・チカゲの後ろに黄金の穴が開く)

黄金の巨人「撤退しろチカゲ。我らの目的は果たされた・・」

アブソリューティア・チカゲ「!?。しかし、あの妖精はまだ・・・」

黄金の巨人「聞こえなかったか?ここでの介入は終わりだ・・『ザ・キングダム』に戻るぞ。」

アブソリューティア・チカゲ「ウゥゥ・・チィィッ!!」タッタッタッ・・(後ろに下がる)


ギィィ〜〜、シュゥゥン!(黄金の穴が閉じる)

バシャァァ〜〜ン・・(花びらの空間が消え去る)


彼岸花の花びらで出来た空間が消え去り、あとには燃えさかるシェフィールドの正門前の大通りが広がっていた・・
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/01(水) 23:57:27.36 ID:9asQ1yuo0
二代目妖精騎士ランスロット「ガッ、ガウゥゥ!?」目の前の敵が消えたことに驚く

二代目妖精騎士ランスロット「ガゥゥゥ〜・・・ウオォォォォォ〜〜〜〜!!」雄叫びを上げる


二代目妖精騎士ランスロットは、勝手に消えたアブソリューティア・チカゲに怒るように、その場で大きな雄叫びを上げるのであった・・。
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シェフィールド:城壁の上

ウォォォ〜〜〜!!(二代目妖精騎士ランスロットの雄叫びが響く)


賢人グリム「アイツら一体何だったんだ?汎人類史やこのブリテンにも存在しない魔獣を呼び出して、奴らを襲わせるなんて・・」黄金の巨人達の事を思いながら・・

賢人グリム「しかし厄介なことになったな・・。マシュがどっかに消えてしまったし、シェフィールドは滅茶苦茶になるし・・」

賢人グリム「妖精騎士アグラヴェイン・・・彼女もまた、前以上に更に力を増してやがっている・・。」

賢人グリム「・・・アルト・オルラント。今は彼女から逃げた方が良いかもしれないなぁ?」

賢人グリム「いずれにしても、アイツと妖精騎士アグラヴェインとは再び相まみえるからさぁッ。なんたって・・」


賢人グリム「『光の氏族』と『闇の氏族』の降臨者。彼と彼女は対となるべき敵同士だからな・・。」タッタッタッ・・(立ち去る)


シェフィールドで起こった事を自身の目で確認した賢人グリムは、アルト達とマシュの無事を祈りつつ・・先にシェフィールドから立ち去っていくのであった・・。
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シェフィールド:裏門前


ワァァ〜〜!!キャァァァ〜〜〜!!(次々と妖精達が裏門をくぐって、外へ脱出していく)
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/01(水) 23:58:01.17 ID:9asQ1yuo0
いよいよシェフィールド編もクライマックスへ・・!
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/12/02(木) 17:03:22.54 ID:t0vBI2N50
とても凄い展開になってきたから、楽しみにしててね!
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/02(木) 22:59:29.34 ID:t0vBI2N50
ボガード「くぅ・・・なにをしているんだ、アルト!早くしないと取り返しが付かないことになるぞ!」心配そうにする

ジョルニ「父さん・・・」心配そうにする

スズカ「・・・・・」キィィン!(メリュジーヌとハベトロットを治療している)

メリュジーヌ「ウゥゥ・・・アルトォォ・・」猛毒に苦しんでいる

ハベトロット「ウゥゥ・・・」傷だらけ

コーラル「アルトさん・・・」心配そうにする

カイニス「・・・・・!?」向かってくる2人の人物を見つける


アルト「ハァ、ハァ、ハァ・・・・。ゴメン、待たせてしまって・・。」ハァ・・ハァ・・

ルージュ「お父ちゃん!!」喜ぶ

アドニス「お父さん、お母さん!!やっと来てくれた!!」喜ぶ

バーゲスト「すまないみんな・・、随分と待たせてしまって・・・」ハァ・・ハァ・・

ヒール(回復)でバーゲストを回復させながら走るアルトとバーゲストは、裏門の前で待っているボガード達とようやく合流する


セツノ「お父さん・・・。セツノ・・セツノは・・・」涙目で言う

アルト「セツノ、詳しいことはあとで聞く・・。今は早くシェフィールドを出ないと・・」

セツノ「う・・うん・。」頷く

メリュジーヌ「ア・・アルト・・・」苦しそうにしてる

アルト「よく頑張ったな、メリュジーヌ。今は休んでくれ・・」キィィン!(ヒール(回復)をかける)

メリュジーヌ「えぇ・・・」目を閉じる


ダッダッダッダッダァ〜〜・・・(女王の兵隊達が迫ってきてる)

カイニス「不味い・・・モルガンの軍勢がもうそこまで来てるぞ!?」後ろを見ながら・・

アルト「あぁ!みんな、行くぞ!!」メリュジーヌを背負う

セツノ「うん・・。」ハベトロットを抱きかかえる

女王軍が続々と裏門へ迫ってくる中、アルト達もまた・・シェフィールドから脱出するために、急いで裏門へと向かっていった・・。


ロブ「アルト様とバーゲスト様が戻って来た!そうか、アルト様達が他の女王の兵士と妖精騎士アグラヴェイン達が裏門へ行くのをずっと抑えていたんだな・・」

ロブ「だけど・・これじゃあ・・」アルトとスズカの事を見て・・

ワグ「アルト様が来てくれたのは良いけど・・スズカさんと共にメリュジーヌやハベトロットの治療で疲れているかも・・ここから見ても分かるくらい!」焦ってる

ワグ「きっとアグラヴェインとの戦いで苦戦を強いられていたに違いない、バーゲストも少し身体を負傷しているみたいだしな・・」

ワグ「だが・・マシュは一体どうなるんだ?マシュは一体、どうなってしまうんだよ!?」心配そうにする

ロブ「アァ・・。だが今はここ(シェフィールド)を出る事を優先すべきだ!出ないと、俺達を守ってくれたマシュに申し訳が無いからな!」

ワグ「あぁそうだよな!俺達を守ってくれたマシュのためにもな?」

ロブ「あぁ・・そのためにも、やんなきゃいけねぇコトをしないとな。」

ワグ「? なんだい、そいつは?重要な事なのかい?」
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/02(木) 23:45:37.33 ID:t0vBI2N50
ロブ「そうだワグ。これは誰かがやんなきゃマズいことだ。オレだけじゃできねぇ事だ。ワグ。オレたちじゃなきゃ、できねぇことだ。」

ワグ「兄貴?なんだよ、怖い顔して。」

ワグ「なんでも言ってくれよ。兄弟だろオレたち?兄貴がやるってんなら弟分もついていくよ。」

ロブ「おう。おう。おう。じゃあ、今から、門を閉じに行くとするか。やり方はさっき聞いたから問題ねぇ。」

ロブ「レバーを下げて、門を閉じる。安全装置を壊して、もう開かないようにする。それでおしまいだ。女王の兵隊も、しばらく外に出られなくなる。」

ワグ「はぁ!?兄貴、なにを言って・・・・。」ロブのことを見る

ワグ「・・・うん。そっかそっか。分かったぜ、兄貴!任せとけ!」

ワグ「でもお別れぐらいは言えるよな?オレたちを助けてくれたあのガイルって妖精に・・・」


ガイル「それはどういうつもりかな、お前達は・・?」

ワグ「ゲッ!?」ガイルのことを見て・・

ガイル「まさかお前達・・自分達を犠牲にして、オレたちを助けようとしてるんじゃねぇよな?」

ロブ「し、しかしよぉ〜・・。そうでもしなければ、いくらアルト様達でも・・あの数の女王の兵隊を相手にするのは・・・」

ガイル「だからって、お前達の命を無駄にすることは・・このガイルが絶対に許さねぇ!!例えそれが、救いのねぇ妖精達でもな!」

ガイル「お前達は生きていくべきだ!生きて・・お前達が本当に果たすべき事を見つけて、それをやり遂げるベキなんだよ!!」

ロブ、ワグ「!!!」ガイルの言葉を聞いて・・


ロブ「(な、なんて良い妖精なんだ・・。このろくでもない俺達に生きていくべきと言ってくれたのは、この人が初めてだ・・。)」

ワグ「(アァ・・。もしかしたら・・あの妖精こそ、俺達がこの妖精國に来た理由なのか?)」

ガイル「・・・・・・・。」ロブとワグを見つめる

ロブ「分かったよ、ガイルさん。でも・・門を閉めなければ、俺達は女王の兵隊達から逃げ切れるわけが・・」

ガイル「その事については心配しないで欲しい・・ルージュ!!」ルージュを呼ぶ

ルージュ「なに?ガイル兄ちゃん・・?」呼ばれる

ガイル「手を貸してくれ!!この状況を打開するには、ルージュの力が必要なんだ!!」

ルージュ「!!。わかったわ!!」頷く

セフィー「ガイル、何か策があるのか?我らや住民達が女王の軍勢から逃げ切れる為の策が・・。」

ガイル「あぁ!それはな・・・」


アルト達が裏門をくぐろうとする時・・自らを犠牲に裏門の門を閉めようとするロブとワグを引き止め、ガイルはルージュ達にある事を話し出した・・。
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/03(金) 00:16:47.06 ID:tbzX8dax0
シュルシュルシュルゥゥ〜〜・・(裏門の制御室にあるレバーにルージュの糸が絡みついていく・・)

ギギィィ〜〜、ガシャン!(レバーがルージュの糸によって、下に下がる)


シュルシュルシュルゥゥ〜〜・・(今度は安全装置である杭の近くにある柱に糸が巻かれていき・・)
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シェフィールドの外:裏門前


ルージュ「よし・・糸が柱に絡みついた!」手応えを感じる

アルト「よし!引っ張るんだ、ルージュ!」

ルージュ「えぇ!!せぇ〜〜の!!」ギギギィィ〜〜〜!!(力いっぱいに糸を引っ張る)


ルージュ「ンギュゥゥ〜〜〜!!」ギギギィィ〜〜!!(力いっぱいに引っ張る)

ガイル「ルージュ!フングゥゥ〜〜〜!!」ガシッ、ギギギィィ〜〜!!(束になってる糸を掴み、引っ張る)

アルト達「ふぐぅぅぅ〜〜!!」ギギギィィ〜〜!!(束になってる糸を引っ張っている)


シェフィールドの外で、柱に巻き付いている糸を引っ張っているルージュとそれを手伝うようにルージュと束状に巻き付いた糸を引っ張り上げるアルト達

ギギギギィィ〜〜!!(糸が引っ張られていく)

柱に巻き付いた糸は、アルト達が力いっぱいの引きによって徐々に後ろに引っ張られていき・・
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ギギギギィィ〜〜〜・・・ドゴォン!!(柱が崩れる)

ガタガタガタァァ〜〜ン!!ガシンッ!!(柱の石が安全装置である杭を踏み抜く)
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ギィィ〜〜〜・・バタァァン!!グワァァァ〜〜ン!!(門が閉まり、結界が張られる)


糸に絡まった柱が、アルト達が力いっぱい引くことで糸が引っ張られていき・・

それによって負担がかかった柱が崩れていき、その石が安全装置である杭を壊し・・

安全装置が作動した門は結界を張り、裏門は開かなくなった・・。
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/03(金) 09:26:01.45 ID:tbzX8dax0
シェフィールド:裏門(内側)


女王の兵士1「なぁ・・・ドアが勝手に閉まったぞ!?」驚く

二代目妖精騎士ガウェイン「何だと!?すぐに門を開かせろ!!なんとしてでも、アイツらに追いつかなければ・・・」

女王の兵士2「ダメです、門を開ける装置が安全装置と共に総崩れしております!もうこれでは・・」

二代目妖精騎士ガウェイン「!!?。クソォォ〜〜、俺の勝利の邪魔をしやがッてぇぇ〜〜!!覚えてろ、アルト・オルラントォォ〜〜〜!!」怒声が響く


シェフィールドに閉じ込められた女王軍はただ、頑固に閉ざされた裏門を見ることしか出来なくなり・・

二代目妖精騎士ガウェインはバーゲストを取り逃がし、アルト達に出し抜かれた事に怒りの声を上げるのであった・・・
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シェフィールドの外:裏門前


ワグ「す、スゲぇ・・本当に出来たぞ!」裏門の光景を見て・・

カイニス「よし!これでしばらくは、シェフィールドから女王軍が追ってくることはなくなったと言う事だな?」

ボガード「あぁ・・。ガイル・・それとルージュ、礼を言うぞ!」感謝する

ガイル「おうよ!」

ルージュ「ハァ・・ハァ・・・私、超頑張ったんだからね・・」へナヘナぁぁ〜〜・・(脱力する)

ジョルニ「ルージュ、お疲れ様・・。」ルージュを抱き寄せる


ボガード「よし・・みんな、アザミが丘のねじれ穴に向かおう。避難した住民達と合流しなければな・・。」

スズカ「えぇ・・一刻も早く、お母様とハベトロットさんを安全な所へ休ませなければ・・・」

メリュジーヌ「・・・・・」眠っている

ボガード「アァ・・行くぞ、みんな!」タタタァァ〜・・(歩き出す)

スズカ達「えぇ(おうよ)!!」頷き、進み始める


バーゲスト「アルト、私たちもすぐに・・・アルト?」アルトの事を見る

アルト「・・・・・・・」燃えゆくシェフィールドの光景を見ながら・・・

バーゲスト「アルト・・・・」心配そうな顔をする

アルト「アァ・・・すぐに行く。」バーゲストのもとへ行く

バーゲスト「・・・・。」

アルト「・・・・・・・。」


アルト「(さようなら・・シェフィールド。)」悲しそうな顔をしながら、前に進む・・


アルトは自身とヴァージェ達と愛し合った心の拠り所であった『シェフィールド』に別れを告げ、ボガード達の元へ向かっていった・・
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燃えさかるシェフィールドを背に、アルト達はシェフィールドから脱出し・・女王軍の追跡から逃れられた。

この後、何騎か追っ手が出されもしたけど、アルトとボガード達は見つからず逃げ延びた。


シェフィールドの戦いはこうして終わった。

アルトやバーゲスト達の心の中には、シェフィールドで築き上げた楽しい思い出が、いつまでも、いつまでも。
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/03(金) 10:15:40.03 ID:tbzX8dax0
第7節:結成〜境界なき勇士団〜
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翌日・・・アザミが丘のねじれ穴

ガヤガヤガヤ・・・(シェフィールドの妖精達が身を寄せ合っている)


シェフィールドから逃げ延びた妖精達は、北部のとある洞窟にいた。

アザミが丘のねじれ穴。1人の妖精亡主が棲んでいた魔の洞窟。

そこをボガードは緊急時の避難場所として用意していた。妖精亡主はボガードの手で倒されていて、今は安全な隠れ家である。

そこには人間用の食料の備蓄もあり、妖精達が好む樫の木だって用意してあった。


シェフィールドの衛士「ハベトロットさん、メリュジーヌ様・・これを。アザミの花の朝露です。これでどうか喉を潤してくださいませ・・。」

ハベトロット「あぁ・・ありがとうな。」スゥゥ・・(朝露を飲む)

メリュジーヌ「えぇ・・・。」スゥゥ・・(朝露を飲む)


ハベトロットとメリュジーヌは、アルトのヒール(回復)とスズカのヒーリング(治療)と懸命な処置によって・・

蒼い猛毒や大怪我による後遺症もなく、少しずつ自身の元気を取り戻しつつあった・・。


セツノ「・・・・・・」塞ぎ込む

セフィー「・・・・・」折れた長刀を見てる


ただ・・昨日のシェフィールドの戦いで、傷を負ったのは身体だけではなく・・

セツノは己の無力により、マシュが連れ去られた事を嘆き・・セフィーは二代目妖精騎士ランスロットに折られた刀をずっと見ているなど・・

心の方で傷を負った者も数少なくはなかった・・。
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アルト「・・・セツノ、セフィー・・・。」塞ぎ込む息子と娘達を見て・・

ボガード「アルト。私には妖精の身である故に、アルトが知る親子の関係や意思疎通などは全く知らないが・・」

ボガード「彼らは・・アルトの種子により、バーゲストら3人の腹より産まれ出でし、正真正銘のアルトの子供達だ。」

ボガード「君は彼らの父親だ。父親は父親らしく、彼らに出来る事があるはずだと思う事は私も感じるからな・・。」

アルト「ボガード・・・あぁ、そうだな・・。」セツノ達の所へ向かう

ボガード「・・・・・」アルトについていく


タッタッタァァ・・スルゥゥ・・(セツノ達の前に近き、座り込む)

アルト「大丈夫か、セツノ?」セツノに寄り添う

セツノ「お父さん・・・」アルトの事を見る
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/03(金) 22:05:18.66 ID:tbzX8dax0
セツノ「セツノ達・・思い上がってた・・。お父さんとヴァージェお母さんを助けるために、いっぱい修行して・・強くなっていると思ってた・・・」

セツノ「でもダメだった・・。二代目妖精騎士ランスロット・・とてもじゃないほど強かった・・」

ジョルニ「僕らも戦ってはいたけど、あの二代目妖精騎士ランスロットの力で生み出された悪妖精を倒すのに手一杯で・・」落ち込んでる

ガイル「俺のパワーもまた、二代目妖精騎士ランスロットの前に、手も足も出なかった・・。むしろ噛まれそうになってたし・・」落ち込んでる

セフィー「私の刀もまた・・彼女の強靱な歯により、刃が折れてしまったんだ・・。」折れた刀を見せる

アドニス「それにどこからか、マグマ・ドーパントも現れて・・僕達とマシュさんと離ればなれになっちゃって、そこを・・・」

ルージュ「イレギュラーズの誰かにハベトロットさんを大怪我させて、マシュさんを連れ去ったのよ・・・。」落ち込んでいる

アルト「・・・。(ジョルニ達はマグマ・ドーパントと対峙してたか・・。エターナルといい、ドーパントといい・・一体どうなっているんだ?)」

セツノ「セツノ・・・ハベニャンとマシュを守れなかった・・。セツノ・・まだまだ弱かった・・。」悲しそうな顔をする

アルト「セツノ・・みんな・・・。」落ち込むセツノ達を見ながら・・・


アルト「俺もまた・・ブランクもあって、妖精騎士アグラヴェインの力の前に苦戦を強いられていたんだ・・。」

アルト「俺だけじゃない・・バーゲストやメリュジーヌもまた、二代目妖精騎士達の力の前になすすべもなかったんだ・・。」

バーゲスト「あぁ・・。奴の騎士としてあるまじき卑怯な手により、一度私の腕1本を使えなくさせてたが・・私もまた、まだまだ甘い部分もあった・・。」

メリュジーヌ「私もだ・・。二代目と名乗っているあの妖精に遅れを取られ、ブルーナの毒にやられるこの始末だ・・。」

スズカ「お母様・・・。」落ち込んでいる

アルト「だがこのまま落ち込んでいるわけにも行かない・・!ヴァージェを助け出す為にも、俺達はあの妖精騎士アグラヴェインと彼女の部下であるイレギュラーズを倒さなきゃならないんだ!」

ジョルニ「父さん・・・」アルトを見て・・

アルト「そうでないと俺は、愛するヴァージェに顔向けできないからな・・。」

ルージュ「お母ちゃん・・・」ペンダントのヴァージェの写真を見て・・


ボガード「そうだ。アルトの言うように・・君達はまだここで、心の刃を折るわけにはいけないんだ!」

ボガード「少しキツいと思うが、私から言うに・・君達はこの世界で戦う戦士としては、まだまだ『幼体』に過ぎん!!」

ジョルニ「ボガードさん・・。」

ボガード「落ち込む時間があるなら、その時間を己自身が強くなるための鍛錬に使え!お前達は、生まれたときから完成してる我ら妖精とは違い・・お前達は、もっともっと強くなれる素質と才能があるからな!」

ガイル「もっと強くなれる・・かぁ・・・」自分自身を見て・・


ジョルニ、ルージュ「・・・・・」自身の手を見て・・

スズカ、セフィー「・・・・・」自身の手を見て・・

アドニス、セツノ「・・・・」自身の手を見て・・


ジョルニ達7人はボガードやアルトの激励の言葉に・・自分自身の力と才能、それぞれの思いと責任感を改めて実感するのであった・・。
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/03(金) 23:18:32.92 ID:tbzX8dax0
ジョルニ「・・・・わかったよ、父さん・・。僕、もっともっと強くなるよ!」

セツノ「うん・・。セツノ・・もっともっと強くなって・・今度こそ、ハベニャンやみんなを守れるようになってみせる!!」

スズカ「私も・・もっとこの世界の事を知って、すぐにでも患者さんを治せる回復医師になってみせるから!!」

ルージュ「私も!お母ちゃんを助け出すためにも、もっともっと強くなってみせるのだから!!」

ガイル「あぁ!!俺はもう、二度と負けないように・・もっと強くなってやるぞ!!」

アドニス「うん・・僕も!」

セフィー「私も、もっと強くなれるのなら・・我らは今よりも多く、経験や鍛錬を重ねなければな・・?」

アルト「セフィー・・みんな・・。」安心する

バーゲスト「そうだ、その息だ・・!さすが、我らとアルトの子供達だ!」感心する

メリュジーヌ「うん・・またさらに成長したな、私たちの子達よ・・。」感心する


ジョルニ達7人はアルトやボガードの激励の言葉を受け・・もう負けないために自身らがもっと強くなるようになると、決意を固めていくのであった・・。
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ジョルニ「父さん。僕達はこれからどう動くのか考えているのですか?」問いかける

アルト「う〜ん、そうだなぁ・・・」考える

バーゲスト「ボガード・・なにか考えはあるか?」ボガードに話す

ボガード「あぁ、私に考えがあるとすれば・・・」考える


ボガード「セフィー。君の折れた刀を完全に治せるとすれば・・ノリッジに行った方が良いかもしれない。」

セフィー「ノリッジ・・・。バーゲスト母さんが言うに、ノリッジの厄災溜まりが、今年でもうすぐ破裂すると聞いているのだが・・」

アルト「ノリッジかぁ・・。3年前はバーゲストの意見もあって、その時は行くのを辞めていたのだけどね?」

ボガード「ノリッジに行くからには、ここから先の東の静脈回廊(オドベナ)を通ればいい。静脈回廊(オドベナ)は、ブリテンの霊脈洞穴・・・。」

ボガード「地上に出ることなく、何処の街にも行く事が出来る。今のアルト達には、うってつけの通り道だからな?」

アルト「静脈回廊(オドベナ)かぁ・・。」

ボガード「ただ、静脈回廊を通るときは気を付けて欲しい事がある。あの場所は一種の迷路になっており、モースも多く生息してると報告もあるからな?」

バーゲスト「なら我々はそれを利用させてもらう!子供達にはあとで、モースと戦う術を教える事もあるしな。」

ボガード「そうか、なら良かった・・。」


メリュジーヌ「スズカ。今後の事も考えて、どうか私の身体を使ってくれないか?」

スズカ「お母様!?。そんな急にどうして・・」

メリュジーヌ「スズカ・・。君のヒーリング(治療)とアルトのヒール(回復)のおかげで、私はブルーナが作ったあの猛毒から命を取り留めた・・。」

メリュジーヌ「だとすれば・・今の私の身体には、ブルーナの蒼き猛毒に対する『抗体』が出来ているはずだ。」

スズカ「抗体・・!?。それがあれば、あの青い毒の武器への解毒薬を作れるかも知れない!!」

セフィー「あぁ・・確かにそうだな!」

アルト「良かったなスズカ・・。これであの猛毒から俺達やみんなを助け出せるようになるぞ!」

スズカ「はい!!」嬉しそうにする


アルト「で、それで・・ボガードはこれからどうするつもりだ?」

ボガード「私か・・・なら、話は早い。衛士、ちょっと来てくれるか?」

シェフィールドの衛士「ハッ、ここに・・。」前に立つ

ボガード「そうか。ならこれから、私からお前達に今後の命令を下す・・。」
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/04(土) 00:08:05.78 ID:m2nNIRpK0
ボガード「衛士。女王の追っ手を撒いたのなら、しばらくはここに残れ。」

ボガード「よいか、北の妖精達に保護を求めない方がいい。3年前のノクナレアは、来る者は寛大だが、去る者は決して許さない。支配者として、モルガンよりはマシ、という程度だったが・・。」

ボガード「だが今の彼女は『エディンバラ地獄変』以来・・その身に起こったトラウマから、人間はおろか・・妖精にまで偏見や暴力を振るうようになる始末と聞いている・・。」

ボガード「それ故に、今の北の妖精達に身の安全を任せてはいけない。助けを求めるのなら、南の円卓軍がいるロンディニウムに向かうがいい。」

ボガード「ここから遠く離れるとしても・・北のエディンバラよりはマシに暮らせるぞ。」

シェフィードの衛士「はい、お任せください!シェフィールドの領民は、我々がお守りいたしますが、ボガード様はどうしてそれを我らに・・」

ボガード「領民か・・。100年前、ノリッジを追われた怒りにかき立てられ、あの地にやってきたのだが・・」


ボガード「思いのほか、善いものだったと今でも思っている・・・。領地を持ち、領民を持ち、燃えるような目的を持った。」

ボガード「あの時の私は確かに、モルガンを憎み、スプリガンを憎み、ウッドワスを憎んだ。その憎しみのカテに、奴らに復讐するため、妖精國の玉座を欲し、シェフィールドを利用しようとしてた・・」

ボガード「だがそれでも私は・・あのベタつく海風と、忙しない職人の街である・・あのノリッジを取り返し、それを守りたかったのだ。」

アルト「ボガード・・・。」

ボガード「領主として期待に応えたかった。領民達を救いたかった。なにより・・」

ボガード「あの忙しなさを嫌ってた私でも、故郷であるノリッジに帰りたかったことが、私の本当の願いだったんだ・・。」

シェフィールドの衛士達「ボガード様・・・。」

バーゲスト「ボガード。お主が故郷に帰りたいその感情を、望郷と言うのだ。」

アルト「ボガード・・君は初めから、故郷であるノリッジを救う為に兵を挙げていて、3年前の『白雪姫作戦』を考えつき、それを実行させたんだね?」

ボガード「あぁそうだ・・。ハハハァ・・我が友であるアルトに見透かされるとはなぁ・・?」


ボガード「だからこそ私は・・衛士、シェフィールドの領民達をしばらくの間、お前達に預けて貰って欲しいんだ。」

シェフィールドの衛士「!?。ボガード様は、どうするおつもりで・・?」動揺する

ボガード「私か?私はしばらくの間・・お前たちシェフィールドの領民達の前から別れる・・。」

シェフィールドの衛士「ボガード様それって・・・」

ボガード「あぁそうだ・・・。」


ボガード「私は今日・・この日をもって、シェフィールドの領主から『引退』する!」

シェフィールドの衛士「!!!?」驚愕する

アルト「ボ、ボガード!?。貴方は・・」ボガードのその話を聞いて・・


ボガードがシェフィールドの領主から引退すると言う事実に、洞窟内のシェフィールドの妖精達は驚きを隠せなかった・・。
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/04(土) 09:58:22.72 ID:m2nNIRpK0
バーゲスト「ボガード!?なぜ貴殿がシェフィールドの領主を引退しなければならんのだ!?」

シェフィールドの衛士「そ、そうですよ!!どうしてボガード様が・・・」

ボガード「聞いてくれみんな・・。3年前、我が友であるアルトが生きていたと知った時・・私は今後の事を考え、ある結論に至ったんだ・・。」

ボガード「牙の氏族である私がこのまま、このシェフィールドの領主としていても・・モルガンを倒す事に至らないと言う事を・・。」

ボガード「この結論には3年前・・・私が発案し・実行した『白雪姫作戦』の失敗も他に、妖精騎士アグラヴェインも関わっている・・。」

ハベトロット「ボガード・・君という奴は、今でも3年前の事をずっと気にしていたんだな?」

ボガード「だから・・アルトがシェフィールドに帰還し・女王軍の軍勢を追い払った後に、アルトに言おうとしたことがあったんだ・・。」

アルト「・・その言おうとした事って・・?」

ボガード「あぁ・・。シェフィールドの領主の地位をアルト・・お前に譲ろうと考えていたんだ・・。」

アルト「!!?。俺が・・シェフィールドの領主に・・?」

ボガード「あぁ・・君は人間であるが私と違って頭も良く、決断力もある・・。牙の氏族の私とは大違いなぐらいにな?」

ボガード「私も領主として領民の期待に応えたい意思はあったが・・それも限界があると、3年前の時から感じていたんだ・・。」

バーゲスト「ボガード・・・」


ボガード「だがもう・・私の決断の踏ん切りが付かなかったことで、キャップレスやグズリーの暴走を止められず、シェフィールドの陥落を招いてしまった・・。」

ボガード「私はその責任を取るためにもアルト・・。私を君の手下として、共にいさせてくれ!」アルトの前に跪き・・

アルト「ボガード・・・。」

ボガード「頼む・・この通りだ!」頭を下げる

ボガードは再び土下座をするように、アルトの側でお願いをしていた。


シェフィールドの衛士「ボガード様、おやめを・・!こんなみっともない姿を見せられたとしても・・」

アルト「衛士、少し黙ってくれないか?」

シェフィールドの衛士「は、はぁ・・・。」

アルト「・・・顔を上げてくれ、ボガード。前にも言っただろ、こんな事態を招いたのは君だけじゃない・・すぐに動かなかった俺にも責任があるって?」

ボガード「アルト・・。」顔を上げる

アルト「貴方が3年前から、俺をシェフィールドの領主にしようと考えていた事を、俺はとても感心してるよ・・。」

ボガード「アルト・・もしかして君は・・?」

アルト「あぁ・・ボガードの望み通り、俺は・・君達、シェフィールドの領民達を導く存在になってやるよ!」

バーゲスト「あ、アルトォ・・・」キュゥゥン♡

ハベトロット「アルト・・。」ニコッ(笑みを浮かべる)

ジョルニ「父さん・・。」


アルト「・・・・・。」シェフィールドの妖精達の前に立つ

シェフィールドの妖精達「・・・・・・」アルトに注目が集まる
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/04(土) 22:00:47.23 ID:m2nNIRpK0
アルト「みんな!!聞いての通り・・ボガードは俺に、シェフィールドの領主の権限を譲ると言った。俺はそれを受け入れたいと思う!」

シェフィールドの妖精達「!!?」

アルト「だから・・本日付けで、ボガードの代わりに君達を導く者として、俺の話を聞いて欲しいんだ!!」

シェフィールドの妖精達「ガヤガヤガヤガヤ・・・・」動揺する

妖精達は、ボガードの突然の引退宣言と領主の交代に、動揺を隠せずにいた・・


シェフィールドの妖精1「そ、そんなこと急に言われてもですねぇ〜・・?」不満そうに・・

シェフィールドの妖精2「ボガードが良いと言っても、新たに就任するシェフィールドの領主が人間だなんて・・」不満そうに・・

シェフィールドの妖精3「だいたいシェフィールドはもうなくなってしまったし、人間のアンタにボガード様の代わりが務まるはずが・・」不満そうに・・

アルト「・・・・・・。」黙ってる


コーラル「私は彼を・・アルト・オルラント様を今はなきシェフィールドの領主として認めたいと思います!」前に出る

シェフィールドの妖精2「あ、あんたは確か・・・」

コーラル「アルト・オルラントは3年前・・、仇敵である先代の妖精騎士達3人を改心させ、今では彼の妻として君臨するようになりました・・。」

コーラル「そしてその3人とアルト様と旅をし、7人の人間と妖精の間に出来た奇跡の子を産み、こうしてこのシェフィールドに帰って来ました・・。」

コーラル「彼とバーゲスト、メリュジーヌと7人のご子息達の活躍により・・陥落するシェフィールドから、より多くの領民達を助け・・このねじれ穴に避難することが出来たのです!」

コーラル「彼らがいなかったら今頃・・この場にいる妖精達は皆、妖精騎士アグラヴェインと女王軍によって皆殺しにされ・・今のこの雰囲気はなかったと言っても良いでしょう・・。」

シェフィールドの妖精3「た、確かにそうだ・・・オレ達が怪我がなく、ここに避難できたのは・・ボガードと一緒に戦ったアルト様達だ!!」気づく

ボガード「それだけではない・・。彼や彼の子供達の活躍で裏門を開け、女王軍の追跡を振り切る為に裏門を外から閉ざしてくれたのも・・アルトと彼のご子息達だ!!」前に出る

ボガード「怪我の方も、アルトの娘であるスズカが治し・・脱出経路である裏門の確保と防衛をしたのも、アルトやその子供達の活躍があってのことだからな?!」

コーラル「私が住んでいたソールズベリーは、妖精騎士アグラヴェインの部下であるブルーナが領主をしている結果・・ソールズベリーは、オーロラが統治していた時よりも酷くなっております・・。」

コーラル「ですが・・今すぐには無理でも、必ずやアルト様がブルーナを倒し、ソールズベリーに『風と自由』を取り戻してくれることを・・私は信じます!!」びしっ!

シェフィールドの妖精達「・・・・・・」黙り込む


シェフィールドの妖精1「そうだ・・アルト様やボガード様がいなかったら、今頃女王軍に捕まって・・オレは課税されて死んでしまってたかもしれない・・。」納得する

シェフィールドの妖精2「ボガードは失敗したとしても、アルト様ならきっと・・シェフィールドをまた復興してくれると思うんだ!」納得する

シェフィールドの妖精3「それだけじゃない・・もしかしたら、アルト様なら・・我らの故郷である『ノリッジ』を取り返してくれるかもしれないぞ!!」納得する

シェフィールドの妖精2「そうだ!アルト様なら、モルガンを倒してくれるかもしれないぞ!!」納得する


シェフィールドの妖精達「認めよう、アルト様を領主に!我らを救う『蘇りの予言の子』を!!」歓声を上げる

アルト「お前達・・・」歓声を上げる妖精達を見て・・

シェフィールドの妖精達は、明日への不安を希望にしてくれたアルトに歓声をあげ、彼を領主として認めるように喜びを見せていた・・。
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/04(土) 22:58:17.68 ID:m2nNIRpK0
シェフィールドの衛士「新領主アルト様。ご命令があれば、何なりとお申し付けください。」膝をつきながら・・

アルト「アァそうだな?よし・・衛士達よ、新たなシェフィールドの領主として最初の命令を下す・・。」

アルト「ボガードの言った通り・・衛士達は領民達としばらくはこのねじれ穴の洞窟に留まり、状況次第では北のエディンバラではなく、南の円卓軍がいるロンディニウムに領民と共に行ってくれ。」

シェフィールドの衛士「ハッ!ですが・・アルト様は?」

アルト「俺は先にノリッジへ『厄災溜まり』とイレギュラーズの1人『宝石鎧のダルダン』を倒し、君達の故郷であるノリッジを取り返してくる。」

シェフィールドの衛士「!!」

バーゲスト「やはり、ノリッジへ行くのだな?アルト。」


シェフィールドの衛士「アルト様!?あなた様はこのまま、ノリッジへ向かわれるのですか!?」驚く

アルト「あぁ。『蘇りの予言の子』と言うのは知らんが・・ボガードや君達の故郷であるノリッジに用事があるし、救いに行く理由もある。」

アルト「それにノリッジを救えば・・君達は故郷に帰れるし、ノリッジを好きなように出来るからな?一石二鳥って奴だよ。」

ボガード「アルト・・お前って奴は・・・」笑みを浮かべる

シェフィールドの衛士「それは・・いえ、なら我々もお供に!『蘇りの予言の子』以前に、領主様をお守りしなければ!」

ボガード「バカモノ!!アルトの命令は、領民達の護衛をしろと聞いてなかったのか!?」怒鳴る

シェフィールドの衛士「ひ、ヒィィ・・」少し怯える

アルト「ボガード・・」ボガードを睨む

ボガード「スマン・・つい言い過ぎた。今の私には彼らに命じる権限をアルトに譲ったばかりだから、私にはもうないからな・・。」落ち着いた表情を見せる

シェフィールドの衛士「で、ですがボガード様・・それではアルト様を誰がお守りすると?」

ボガード「何度も言うな・・。今のオレは領主の座を譲った、ただの牙の氏族:ボガードだ。呼び捨てしても構わぬ。」


ボガード「アルトには、自身の妻であるバーゲストやメリュジーヌ、戦士であるアルトの子供達や協力者であるカイニスとコーラル・・そしてこのオレもいる。」

バーゲスト、メリュジーヌ「うん。」頷く

コーラル、カイニス「えぇ(あぁ)!」頷く

ジョルニ達「・・・・。」ニッコリと頷く

シェフィールドの衛士「皆さま方・・。」


ハベトロット「それにボクもいるぞ!」起き上がる

セツノ「ハベニャン!!もう怪我は平気なの?」心配そうにする

ハベトロット「アルトやスズカの回復能力もあって、すっかり元気さ!この通り、ピンピンしてるしね」ポンポン!(モフモフの身体を叩く)

セツノ「ダメ!セツノ、ハベニャンの事が好きだから・・何かあったら困る・・!」ガシッ、ギュゥゥ〜!(ハベトロットを抱きしめる)

ハベトロット「ワワワァァ〜!?イタタタッ、痛いってばぁ〜〜!!」傷口を痛がりながら・・

バーゲスト「フゥ〜・・セツノってたら・・」苦笑い

アルト「アハハハハ・・・」冷や汗をかく


セツノはハベトロットを人形を抱くように持ち・・ハベトロットは嫌がりながらも、セツノに抱かれていることに喜びを見せ・・アルトとバーゲストはそれを見守るように見ていた。
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/04(土) 23:54:01.24 ID:m2nNIRpK0
カイニス「おうおう、それで領主アルト様?ノリッジへはいつ出発する気で?」

アルト「そうだなぁ・・。厄災溜まりのこともあるし、出来ればすぐにでも出発した方が良いかと?」

ハベトロット「それが良いと思うよ。静脈回廊(オドベナ)を使うなら、ノリッジまでは一週間以上はかかる。」

コーラル「えぇ。いつ『厄災溜まり』が動き出すかわからない以上・・急いだ方が良いかと?」

メリュジーヌ「なら話は早いなぁ?ここままアルトと私たちでノリッジへ向かった方が良いわね。」

バーゲスト「そうだな。我らなら大丈夫だ・・援軍など必要ない。」

シェフィールドの衛士「・・・そうですね。ボガードが言うように、静脈回廊(オドベナ)は危険な場所ですので、我々では足手まといになるだけです。」

アルト「良いさ。わかってくれただけでそれで良い。」

シェフィールドの衛士「ハッ!・・・どうかご武運を、アルト様。どうか無事に、我らの故郷:ノリッジをお救いくださいませ・・。」

アルト「あぁ、任せてくれ!俺はもう、シェフィールドの領民を束ねる新たな領主だからな。ちょっと、ノリッジを救いに行ってくる!」サムズアップを見せる


アルトはそう言い・・ボガードと共にバーゲスト達に元へ戻り、静脈回廊(オドベナ)への入り口へ向かっていった・・。
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ロブ「オォォ〜〜イ!!まってくれぇぇ〜〜!!」追いかける

ワグ「待って・・待ってぇぇ〜〜!!」追いかける

アルト「!?。君達は・・・」ロブとワグの方に振り向いて・・

ガイル「おい、お前達は確か・・」


ガタガタッ・・(アルト達の前で膝をつくロブとワグ)

ロブ「アルト様、お願いです!どうか・・どうかこの我ら2人を、アルト様とガイル兄貴の子分にしてくれますか!?」頭を下げる

ガイル「はぁ!?お前達、一体なにを言って・・・」

ワグ「ガイルの兄貴。オレらはシェフィールドや妖精國の妖精でもない・・この妖精國の外から漂流してきた妖精なんだよ・・。」

ガイル「漂流してきたって・・?」

ワグ「そうなんだよ・・・。」ブルーな気持ちになる


ロブ「オレ達はどういう理由か、この妖精國の海岸に流れ着いた、余所から来た妖精なんだ。」

ロブ「『漂流物』って奴なんだよ。品物だったり、人間だったり、妖精だったり・・・たまにあるのさ。そういう取り替え(チェンジリング)がな。」

メリュジーヌ「漂流物・・・確かスプリガンもまた、妖精國でないイギリスからここに来た人間だと聞いてはいたが、他にも存在していたのか・・。」ロブとワグを見て・・
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/05(日) 18:21:38.57 ID:hx0bLq2Y0
ロブ「オレ達はどの氏族の妖精でも、自然精でもない・・モルガン陛下の兵士に捕まり、令呪を刻まれたはぐれ者の妖精だ。」

ロブ「毎年、生き残る事だけが“目的”であり、気づけば『自分はまっとうな悪党なんだ』と思い上がる始末だった・・。」

ワグ「そんなオレ達みたいなはぐれ者をアニスは・・マシュはオレ達を見捨てずに助けてくれておかげで、オレ達はシェフィールドにたどり着くことが出来たんだ・・。」

アルト「助けられたって・・ボガード、知ってたのか?」

ボガード「彼らの言う通りだ。彼らがマシュをシェフィールドに連れてきて、私にその娘を売ってくれたのだが・・まさか彼らもマシュに助けられていたとは・・。」


ワグ「はぐれ者であるオレ達を救ってくれたマシュには、返しきれないぐらいの恩があるんだ。・・だがヨォ・・。」

ロブ「オレ達2人の仲間であったウィンキーが・・実はイレギュラーズの1人だったなんて知らなくて、そうこうしてるうちに、奴らにマシュを攫われてしまったんだ・・」

ロブ「恩を返そうとしたつもりが・・兄貴分であるオレがウィンキーが敵だったことを知らなかったせいで、こんなことになったと思うと・・情けなくてしょうがねぇんだ!」涙を流す

ボガード「それでお前達は・・マシュを連れ去り、お前達を裏切った『重引斥の力ウィンキー』に落とし前を付けるために、我らと共に行くと?」

ハベトロット「無茶だ!あの時お前達も見たように、奴らは並大抵の力では敵うはずがないぐらいの強さなんだぞ!?お前達が来ても・・・」

ロブ「わかってる!!足手纏いになるようなことは絶対にしねぇ・・。ただ、ウィンキーの奴に一発ぐらい殴ってやらないと気がすまねぇんだ・・。」

ワグ「それにガイルの兄貴には、2度もオレ達を救ってくれた恩があるんだ!だから、オレ達にも・・ガイルの兄貴みたいに強くなりたいんです!!」

ガイル「・・・本当にお前達は、自身の身を挺してまでも俺達に付いていくというのだな?」ロブとワグに問いかける

ワグ「はい!!オレ達は、アルト様やガイルの兄貴達の役に立てるよう、精いっぱい頑張らせてください!!」頼み込む

ロブ「アルト様、ガイル兄貴・・。どうか、オレ達を・・あなた様方の仲間に加えてさせて頂けますでしょうか・・?」頼み込む

アルト「・・・・・・・。」


ガイル「・・・わかった。お前達の覚悟、しかと俺が引き受けてやるよ!!」キリッ!

ワグ「ガ、ガイルの兄貴ぃぃ〜!!」ウルウルウル・・(涙が出る)

ガイル「ただし、俺達の旅はお前達が経験してる旅以上に過酷と言っても良い。途中で辞めることは許されないからな!!」

ロブ、ワグ「はい!!」頷く

ロブとワグはそう言うと、ガイルの側に行き・・ロブもワグもまた、共にノリッジへの旅に付いていくこととなった・・。


セフィー「ガイル、お前みたいなのが子分を持つようになるとはな?」ガイルを見て・・

ガイル「アァ!俺も信じられないぐらいだよ・・。」

アルト「これもまた、息子達が頑張っている証拠だからな・・。」

ガイル「えへへへ・・」照れる
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/05(日) 19:47:27.75 ID:hx0bLq2Y0
ルージュ「お父ちゃん!せっかくだから、私たちの旅の集団に名前を付けてみたらどうかなぁ〜?」

カイニス「おぉ〜、それは良いなぁ!妖精國には円卓軍という名の軍勢もあるし、俺達にもチーム名を付けたらどうなんだ?」感心する

ワグ「それは良いと思う!今後、オレ達の味方になってくれる妖精に知ってもらうためにも・・」

ルージュ「そうそう!ねぇ〜お父ちゃん、良いでしょう?」ねだる

アルト「えぇっ!?そう言われてもなぁ〜・・・」迷う

バーゲスト「良いかもしれんな?我らの名が知れれば、モルガンやアグラヴェインを倒すための軍勢が集まると思うしな?」

ボガード「あぁ・・。アルト・・君がチームの名を決めるがいい!君が・・俺達チームのリーダーだからな!!」

アルト「あぁ・・・そうだなぁ〜・・・」考える


アルト「・・・・・(俺は現実世界から来た人間で、バーゲストとボガードは牙の氏族の妖精・・ハベトロットは翅の氏族で、コーラルは風の氏族・・・)」

アルト「(カイニスは汎人類史側のサーヴァントで、俺の子供達は人間と妖精との間に生まれたハイブリットであり、ロブとワグは妖精國の外から来た妖精・・)」

アルト「・・・・(俺達は互いに出身も身分も違うが、一緒に行動する理由と目的は一緒。共に行動する以上、まるで氏族の境界線が無いように・・)!?」


アルト「境界が無い・・・そうだ!!俺達には氏族の違いや目的の違いはあるかもしれんが、氏族の違いによるいざこざが無い事が取り柄だと思うんだ!」

カイニス「氏族の違いによるいざこざ?」

メリュジーヌ「確かに・・私とバーゲスト、最初はいがみ合ってた関係だが・・アルトのおかげですっかり仲良しになっているからね!」

バーゲスト「あぁ!今の我らがいるのは全て、アルトがいてこその存在だからな?」

ハベトロット「おぉ〜!じゃあ、チーム名を付けるとしたら・・アルト?」

アルト「あぁ。『境界なき勇士団』・・それが俺達のチーム名だ!」

ボガード「『境界なき勇士団』・・・。言い名前じゃないか!!」気に入る


シェフィールドの妖精達「勇士団!勇士団!我らを救った『予言の子』!」

シェフィールドの妖精達「燃え墜ちるシェフィールドから、女王の兵から逃がしてくれた・・『蘇りの予言の子』!」

シェフィールドの妖精達「幾多の妖精らを束ね、異端の妖精達と厄災に挑む勇士団!我らを救う『境界なき勇士団』!!」


アルトの話を聞いたシェフィールドの妖精達は、アルト達を応援するかのように詩にのせて、歌い出した。
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シェフィールドの妖精「アルト様〜〜!!また・・我々はまた、あなた様に会いますよねぇ〜?」アルトに問いかける

アルト「あぁ!!必ず会える・・君達が俺達を信じ、ロンディニウムに足を踏み入れればな?」返答する

シェフィールドの妖精「ーーーー!!」嬉しそうにする


アルト「それじゃみんな、行ってくる!!」領民達に手を振る

シェフィールドの妖精達「ヘェェェ〜〜〜イ、ヘェェェ〜〜イ!!」歓声を送る

シェフィールドの妖精達「必ず会おう、領主様!我らの『蘇りの予言の子』!!」詩を歌いながら・・

アルトとバーゲスト達「〜〜〜〜〜〜!!」シェフィールドの妖精達に手を振る


こうしてアルト達はシェフィールドの妖精達に別れを告げ、ノリッジに向けて旅立っていった・・・

しかしアルトはわかっていた。シェフィールドの妖精達が領主であるアルトの話を信じるか信じないかは、シェフィールドの妖精達次第であり・・

アルトの心の内面では、ボガードやバーゲスト達・・『境界なき勇士団』の面々以外の妖精達を、心の底から信じてはいなかったのであったのだ。
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/05(日) 21:40:31.52 ID:hx0bLq2Y0
静脈回廊(オドベナ)の入り口・・・(シェフィールドの妖精達と別れてから数分後・・)


バーゲスト「アルト・・・。わかってはいるのだが、彼らは・・・」

アルト「あぁ・・。ボガードに変わってシェフィールドの領主になり、彼らを導く存在にはなったものの・・俺の命令を信じて動くか動かないかは、彼ら次第さ。」

カイニス「そうだな・・。あの歓声をあげて応援してくれたのだが・・所詮、妖精は妖精・・すぐにでも命令とは違う行動をするかもしれないかもしれんな?」

ボガード「だな。しかしあのまま彼らを頬っておくわけにも行かなかった・・。彼らを見捨てておけばいずれ、悪妖精かモースとなって・・我らに襲いかかっていたかもしれなかったからな?」

アルト「あぁ・・ボガードの言う通りかもしれんな。」

メリュジーヌ「えぇ・・そうね。」

コーラル「アルトさん・・。もし、彼らが本当にロンディニウムに合流したとしても、あの城で起こったのと同じ事があったとしたら・・」

アルト「あぁ、その時はその時で考えるさ・・。」


アルト「(俺がシェフィールドの領主として彼らを導いた素振りを見せたのは・・彼らに生きる“目的”を与え、俺達の味方として利用する為でもある。)」

アルト「(彼ら妖精を味方にし続けるのは難しいかもしれないが、これもまた・・モルガンや妖精騎士アグラヴェイン達を倒すための一歩だと、俺は信じているのだからな・・。)」

アルト「(俺はシェフィールドで、多くのことを学んだ・・。ヴァージェを助け、妖精騎士アグラヴェイン達を倒すためには・・より多くの仲間や武力が必要だ。)」

アルト「(俺は家族や仲間達の幸せや喜びのためにも・・俺は俺の出来る事を見つけ、それを成し遂げてやる!)」

アルト(三澤亮太)「(そのためにも俺はもう・・・3年前の俺とは違う俺になる!『三澤亮太』という・・あの時負けた自分の名を改めよう!)」

アルト(三澤亮太)「(俺はもう二度と負けない。俺は必ず妖精騎士アグラヴェインとモルガンを倒し・・俺と子供達の愛するヴァージェを助け出す!!)」


アルト(三澤亮太)→真名:アルト・オルラント「(今日からこの俺の名は・・・『アルト・オルラント』だ!!)」キリッ!
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静脈回廊(オドベナ)を進む中、アルトは決心する。自分自身を心から信じるボガード達や愛する家族のために、もう二度と妖精騎士アグラヴェイン達に負けないという決意のために・・

ボガードからシェフィールドの領主の地位を譲り受け、彼らや仲間と共に女王と異端の妖精(イレギュラーズ)に対抗する集団『境界なき勇士団』を結成さて・・

自身の偽名であった名を真名へと昇華させ・・『三澤亮太』は『アルト・オルラント』となった。


『異端の妖精達(イレギュラーズ)』と『境界なき勇士団』、『アルト・オルラント』と『妖精騎士アグラヴェイン』。

この二つの組織と『現実世界』から転移された2人の『人間』。


シェフィールドで起こった2人の3つの力を授けられし人間の最初の戦いは、両者とも引き分けとなって終わりを告げるも・・

この戦いは、のちに始まる妖精國と世界を巻き込む混沌と困惑に満ちた大いなる戦いの些細な先触れに過ぎなかったであった・・。
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/05(日) 23:12:15.47 ID:hx0bLq2Y0
>>3
登場人物(シェフィールドとソールズベリーの仲間達)
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〔ボガード〕
・原作ではご存じの牙の氏族であり、シェフィールドの領主の妖精。
・反女王派の妖精であり、シェフィールドでモルガンに対抗する為の準備をしていた。
・女王暦2014年にアルト達と出会い、アルトのヒール(改良)の事もあって、女ったらし以外の性格を改良され、アルトの親友として改心する。
・その3年後、原作とは異なり・・自身はブラックバレルを使用せず、アルト達と共に戦い、共にシェフィールドの妖精達を逃がす貢献を果たす
・その後、アルトにシェフィールドの領主の地位を譲り・・アルトが結成させた『境界なき勇士団』のメンバーとなる。
・『境界なき勇士団』メンバーの中ではツッコミ役として、妖精國の常識とかけ離れた行動をするメンバーにツッコミを入れるのが日課となりつつある。


〔ハベトロット/妖精騎士トトロット〕
・原作ではご存じの糸紡ぎの妖精であり、妖精暦で活躍した妖精騎士トトロット本人である。
・原作とは異なり、何らかの理由で女王暦2014年の妖精國で一足先にシェフィールド城砦で仕立て屋として雇われていた。
・結婚に悩むアルトを導いてやり、ヴァージェ達3人の妖精に花嫁衣装と彼らが着る服を作ってあげた。
・その3年後である女王暦2017年でもマシュにドレスを作り、彼女の導き役としていたが、何者かによってマシュを攫われてしまう。
・シェフィールド脱出後、アルトが結成させた『境界なき勇士団』のメンバーとして、セツノと共に行動するようになる。
・実は原作とは異なり、彼女自身・・妖精騎士トトロットとは別の秘密を抱えている。


〔コーラル〕
・原作ではご存じの風の氏族であり、オーロラの側近だった妖精。
・オーロラより常識的で生真面目な性格を持ち、その一方で個人的には人間の文化に強い興味・関心を抱いている。
・原作と異なり、女王暦2014年にアルト(三澤亮太)によって一度は廃人となってしまい、多くの時間を自分の意思なく行動していたが、妖精騎士アグラヴェインによって元に戻される。
・妖精騎士アグラヴェインとブルーナの策略でオーロラを殺されてしまい、同じ領民の闇を知ったことで妖精達の事を人間と同じ『下等生物』として見るようになり、側近職を辞める事になる。
・上記のトラウマの事もあり、女王暦2017年までマイクの店で自堕落な生活をしていたが、アルト達と再会し、オーロラの敵であるブルーナを倒すために、アルト達と行動するようになる。
・『境界なき勇士団』の中ではチームのブレーンとして、メンバー達に助言や作戦行動を考える立場に立っている。
・アルトのバーゲストの息子であるアドニスとは最近、男女の関係して好意を抱いている。


〔マイク〕
・原作ではご存じのソールズベリーの宿屋を切り盛りする妖精
・原作と違い、女王暦2014年から2017年まで側近職を辞めたコーラルを匿っており、オーロラの死体を宿屋の裏に埋めてあげた。
・その後は原作通りにカルデアのマスター(藤丸立香:男)とアルトリア、ダヴィンチちゃんをサポートしていたが、後に行方不明となる。


〔カイニス〕
・原作には存在せず、FGOではギリシャ異聞帯に登場したギリシャ神話の神霊。
・女王暦2014年では、ベリル・ガットを迎えに来た異聞帯の神霊サーヴァントして登場していたが、女王暦2017年では何らかの方法で妖精國に来た流れ者の神霊サーヴァントである。
・ノリッジにいる伯爵(ぺぺロンチーノ)と結託し、アルトが目覚めるまでの二ヶ月の間、伯爵直属の運び屋として妖精國を調べ回っていた。
・アルトが目覚める一ヶ月前にスプリガンをシェフィールドに送り届けた後、アルト達を探すように捜索し、ソールズベリーでアルト達と出会う。
・『アルト達のサポートをする』というオーマジオウの依頼を遂行するためにアルト達と行動するようになり、アルトが結成させた『境界なき勇士団』のメンバーとなる。


〔ロブ&ワグ〕
・原作ではご存じの妖精の行商団であり、妖精國の外から取り替え(チェンジリング)で来た妖精の2人。
・原作とは違い、3年前にヴェールスで妖精國に迷ってたシロモを捕まえ、グロスターに売り飛ばしていた過去を持つ。
・原作通りにマシュをボガードに売りつけ、シェフィールドに滞在していたが、女王軍の襲撃の際に裏門を開けようとして失敗し、仲間であったウィンキーが異端の妖精達(イレギュラーズ)であった事にショックを受ける。
・ピンチの所をガイルに助けられ、彼の恩や自身らの落とし前を付けるためにアルト達と行動するようになり、アルトが結成させた『境界なき勇士団』のメンバーとなる。
・ガイルの事を兄貴分として呼ぶようになり、彼の子分としてガイルと共に行動することが多い。


〔賢人グリム〕
・原作ではご存じの汎人類史側のサーヴァント。
・原作とは違い、シェフィールドの戦いに出遅れ・・シェフィールドで起こった謎の存在に気づいていた。
・現在の所、アルト達と対面する行動は取っていない。
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/12/06(月) 16:16:35.20 ID:88u6LSwe0
ボガードとロブ達が生きていて、アルト達と結託かぁ・・
なんかとても盛り上がってきたねぇ!
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/06(月) 22:56:14.05 ID:aC6iVG4U0
第8節:迷宮鉱山の秘密
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静脈回廊(オドベナ)。ブリテンの霊脈洞穴として扱われ、ここを通ることで妖精國各地に移動することが出来る迷宮である。

妖精國各地に移動できる洞窟であるが、その内部は多くのモース達がうじゃうじゃを生息しており・・。

一般の妖精には利用できず、一部の力ある妖精でのみ利用されている現状である。


そんなブリテンの霊脈洞穴を利用し、厄災溜まりやイレギュラーズの1人『宝石鎧のダルダン』が待つ運命の港町『ノリッジ』に向かうアルトひきいる『境界なき勇士団』達。

アルト達はそこにいるモース達をこれから挑む『厄災』の戦いの練習としつつ倒していき、息子や娘達共々・・戦いになれていき、着々と進んでいったのだが・・・
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静脈回廊(オドベナ):涙の河近くの地下付近(ねじれ穴を離れてから3日後・・)


ズガガガガァァァ〜〜〜〜!!(静脈回廊(オドベナ)の壁をドリルで掘り進んでいる)

ガイル、ロブ、ワグ「進め〜進め〜進め〜〜(アドニス)!土壁ほりつつ、もっとすすめぇ〜♪」歌を歌ってる

アドニス「ーーーーーー。」ズガガガガァァ〜〜!!(ドリルで掘り進んでいる)


アドニスは自身の能力で制作したドリル状の穴掘り機で静脈回廊(オドベナ)の土壁を掘り進んでいき、ノリッジに向かって、まっすぐに進んでいく・・。

そんな彼を応援するかのように、後ろでガイルとロブとワグが歌いながら穴掘りの手伝いをしていた・・・


ボガード「なにやってるんだぁぁ〜〜〜〜!!!」怒りのツッコミ


まぁ・・この静脈回廊(オドベナ)を壊しかねないこの非常識な行動に、ボガードは突っ込みを入れるのであった・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ボガード「お前達!なに勝手に静脈回廊(オドベナ)の迷宮の壁を掘り壊して、チャッカリ前に進んでいるんだ!?」怒る

ガイル「良いじゃないか、減るものじゃないし・・ノリッジに早く付けると思ってさぁ・・?」

ボガード「嫌々、それよりも・・この迷宮回廊の壁をどうやって掘り進んで行っているのだ!?それにその道具は何だ!?」ワグ達の手の道具を見て・・

ワグ「あぁ〜これ?これ、ガイル兄貴の弟のアドニスに作ってもらったモノでね・・とっても便利なんですよ!」手にある穴掘り機を見せる

ロブ「アドニスさんはとても優秀な職人だ!この静脈回廊(オドベナ)に落としてくるモノを加工して、こんな穴掘り機を作ってくれるのだからな!頼りがいがあるぜ!!」喜ぶ

アドニス「アハハハ・・・。頼りがいがあると言われてもねぇ・・」照れ隠しをする

ボガード「おまえらなぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」怒る


ボガード「静脈回廊(オドベナ)は妖精國の中でも腕折りの者しか通る事が出来ない、妖精國屈指の巨大回廊であってねぇ〜・・」

ボガード「迷路にはなっているが、地上に出ることなく何処の街にも行く事が出来る、移動に優れた回廊でもあるんだぞ!!」

ボガード「それをおまえらは、そのよくわからん道具で迷路も関係なしにまっすぐに掘り進んで行きやがって!!崩落したらどうするつもりなんだ!?」

ガイル「それはそうだが・・このまま行けば、一週間以上より早く・・ノリッジにたどり着けると思うんだからねぇ・・?」目をそらしながら・・

ボガード「やかましい!!これを知ったら、妖精國全体の妖精達に恨めしそうに睨まれるぞ、きっと!!」忠告する


ボガードは、静脈回廊(オドベナ)の迷宮の壁を掘り進むという・・妖精國では前代未聞の行動をするガイル達に、執念深く注意を施すのであった・・。
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/06(月) 23:59:23.21 ID:aC6iVG4U0
ハベトロット「アチャ〜〜・・・ボガードの奴、そこまで怒らなくても良いのになぁ・・?」

バーゲスト「無理もない・・。ノリッジの『厄災溜まり』がいつ動き出すかわからない以上・・静脈回廊(オドベナ)の迷宮に足を取られたくない気持ちも、我らにはある。」

ハベトロット「そうそう。静脈回廊(オドベナ)を使ったノリッジへの移動には一週間以上かかる。と言ったのはボクだしね?」

ハベトロット「急ぎたい気持ちもわかるけど、まさか迷宮の壁を掘り進んでまっすぐ進んでいくとは思いつかなかったよ・・・」苦笑い

メリュジーヌ「確かにそうだね?アドニスが作った道具があるとは言え、力任せに押し進むとは・・流石、牙の氏族の妖精であるバーゲストの血を受け継いでいるワケだな?」

バーゲスト「クゥゥ・・・」恥ずかしがる

アルト「アハハハハ・・・・」苦笑い

ガイルやロブ達がボガードに注意を施しているところを遠くから見守りつつ、ガイル達の行動に賛否両論の話をしているアルトとハベトロット達


カイニス「まぁ、順調に進んではいるが、静脈回廊(オドベナ)は妖精國の地下深くに存在してる以上、道は本当に合っているのか?」

スズカ「大丈夫。私のサーチ能力の調べだと・・順調にノリッジへ向けて進んでいるわ。」

セツノ「セツノ達・・スズカお姉ちゃんの力で迷子にならずに進んでいる・・。それはとても良い事・・」

ルージュ「ホント・・スズカお姉ちゃんの『サーチ』にはとても助けられているのだからね?」

セツノ「昔・・私が病気になった時、お姉ちゃんがすぐに病気の正体をしらべてくれて・・一生懸命、看病してくれたこと・・今でもセツノ、とても感謝してる・・。」

カイニス「病気も丸わかりで調べられるのかぁ〜!!それはとても便利な能力だな!!」スズカを褒める

スズカ「いえ、それほどでも・・・」ポッ!(顔が赤くなる)


アルト達『境界なき勇士団』は、アドニスの穴掘り機による穴掘りとスズガのサーチ能力により・・予定より早くノリッジに少しずつ近づきつつあった・・。
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/07(火) 21:38:31.26 ID:+a1yMMKG0
コーラル「・・・・・・・。」アルト達の事を見て・・

セフィー「気になるのか?父さんと彼らの事について・・」

コーラル「別に・・私はただ、オーロラ様の仇であるブルーナを倒すことが今の私の目的であり、彼らとなれ合う事は・・」

セフィー「無理に気遣っても心配されるだけだからな?その内、なれれば良いさ。」

コーラル「は、はい・・・」


コーラル「(アルトさんは本当に不思議な人です。人間の身でありながら、このように妖精との間に家族を持ち・・あのボガードを親友としている・・。)」

コーラル「(それに比べて私は・・未だに人間や妖精達の事を『下等生物』と思っていると言うのに、彼らは私を信用している・・。それに・・)」アドニスのことを見て・・

アドニス「アハハハハ・・・」怒られるガイル達に苦笑いする

コーラル「(何でしょうか・・?彼(アドニス)の近くにいると、妙に落ち着きがあるというか・・彼に対するこの思いとは・・)」自身の胸の高鳴りを感じる


コーラルはアルト達とはある程度離れて行動しているが、アドニスに関しては好意を抱く表情を見せていた・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから数時間後・・・


ズガガガガァァ〜〜、ガゴゴォォン!!(土壁が途切れる)

アドニス「んっ?みんな、ちょっと来て!!」アルト達を呼び出す

アルト「どうしたアドニス?」近くに来る

アドニス「あれを・・」掘った先を見せる

アルト「・・・・・!」前の先を見て・・
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謎の空間(多数の分岐点の穴が広がる空間)


アドニス達の穴掘りにより、掘った先が多数の道の分岐点の穴が広がる空間へと繋がった。


アルト「なんだ?ここに来て・・分かれ道が多数広がっている所に着くとはなぁ〜?」周りの分岐点を見て・・

メリュジーヌ「ここは静脈回廊(オドベナ)だからな?こういう道があってもおかしくはないだろう?」周りの分岐点を見て・・

バーゲスト「スズカ・・ここから先へは、どっちに進めば良いんだ?」

スズガ「えぇ・・。ここからノリッジへ進むにはぁ〜・・・」ピピピッ!(サーチで調べるが・・)


ギギギッ・・ギィィィ〜〜〜ン!!(金属音が鳴る)

スズカ「ヌゥ・・うわぁぁ!?」しりもちをする

メリュジーヌ「大丈夫か、スズカ!?」駆け寄る

スズカ「つぅぅ・・。ダメ・・ここから先、何か妨害電波のようなモノを出してて、これ以上は調べられない・・。」

ルージュ「そ、そんなぁ〜〜・・・」落ち込む
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/07(火) 22:41:33.36 ID:+a1yMMKG0
ジョルニ「地形によっては、スズカのサーチを妨害する程の力が存在するとは・・・静脈回廊(オドベナ)にはそんな場所があるのか?」

ボガード「嫌、妙だな・・?静脈回廊(オドベナ)はモースが沢山いる事と道が迷路になってる事が通る時の障害であって、力を妨害する地形はなかったはず・・」

セフィー「だとしても、スズカのサーチが使えなくなっている以上・・ここからはカンを頼りに進まなければ、ここから出られないと考えた方が良いな?」

ワグ「ど、どうしますか・・ガイルの兄貴?」ガイルを見て・・

ガイル「決まってるだろ!セフィーがカンを頼りに進まないと出られない所なら、俺が道を切り開いてやるよ!!」

ワグ「さっすが!!ガイルの兄貴は、考える事が違いますなぁ〜!」ガイルを褒める

ガイル「おうよ!!」ドヤァ〜!

ロブ「でもガイル兄貴・・どうやってこの分岐したこの道から、正しい道を進んでいくのですか?」

ガイル「それはもちろん・・・」タッタッタッ・・

ガイルは分岐している道の中から一つを選んで、その道の前に立つ・・


ガイル「俺が先頭に進み、そこから正しい道を割り出す!!」キリッ!

セツノ「出た・・・お兄ちゃんの猪突猛進・・。」

アルト「まんま先に行って、通れる道を探すだけじゃないか・・・」冷や汗をかく

ハベトロット「嫌、きわめてシンプルなのだが・・こういう道を行くにはそれが最適かもしれないね?」

ガイル「そうだろそうだろ?」ドヤァッ!

ハベトロット「でもガイル・・このまま進むのは少し良くないと思うから、ちょっと待ってて!」カラカラカラァァ〜〜・・(糸紡ぎ機から糸を多く出していく)


シュルシュルシュルゥゥ〜〜・・キュッキュッ!(ガイルに糸を巻き付ける)

ガイル「ハベトロット、これは何だ?」巻き付いた糸を見て・・

ハベトロット「ボクなりのこの分岐穴を攻略する方法さ!糸を巻いた人が先に行き、戻ってくるような事がなければその糸をみんなで辿って先に進む・・とても良い方法だろ?」

アルト「良いと思うが、途中で糸が切れないか?」ガイルに撒かれている糸を見て・・

ハベトロット「大丈夫!!切れないように熱く巻いておいてあるから、多少無理しても平気さ!!」

ガイル「よし・・じゃあ少し行ってくるわ!」準備体操をしながら・・


ガイル「どりゃあぁぁぁ〜〜〜!!」ダダダダァァァ〜〜!(その道の奥へ走っていく)

セツノ「だから兄ちゃん・・猪突猛進だって・・・」呆れてる

バーゲスト「もうガイルったら・・」顔に手を当てる

アルト「フフッ・・・とても元気が良い息子な事だ。」ガイルの行動を見て・・


ガイル「〜〜〜あぁぁぁ〜〜〜、アァァ〜〜!?」別の道から飛び出してくる

ボガード「アタァァ!?」ドシィィン!!(ガイルにぶつかる)

ガイルが道の奥へ行って数秒後、別の道の入り口から飛び出し・・近くにいたボガードにぶつかるガイルがそこにいた・・。
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2021/12/07(火) 23:35:03.60 ID:+a1yMMKG0
ボガード「イタタタァァ・・・おいガイル!!急に飛び出してくるな!!」腰をさすりながら・・

ガイル「ゴメン・・・・。走ってたら急にボガードが前に見えてねぇ・・」謝りながら・・

ボガード「ツゥゥ!全くもう・・」機嫌を損ねる


ハベトロット「う〜ん・・ガイルの通った道は外れだね?」ビンビン!(糸を引っ張りながら)

カイニス「だな。ここまま1つ1つやっても、時間がかかるだけだぞ?」

アルト「たしかにそうだな〜・・よし、ここは手分けしてやろう!ここで足止めを喰らうのはよくないからな?」

メリュジーヌ「確かにそうね・・ハベトロット、私たちにもお願い!」

ハベトロット「良いよ!」カラカラァァ〜〜・・(メリュジーヌ達の分の糸を出していく)


ハベトロットは糸紡ぎ機から更に多くの糸を取り出していき、とりあえず次に分岐点の穴の奥に行くメンバーをアルトに決めてもらい・・

メリュジーヌ、バーゲスト、セツノ、カイニス、ルージュにハベトロットの糸が腰に巻かれていき・・それぞれの分岐点の道の前に立つ5人


ハベトロット「よし・・何かあったら、糸を引っ張って知らせるんだぞ?」糸に巻かれている5人を見る

セツノ「うん・・。奥に行けたらハベニャンに必ず伝える・・。」

バーゲスト「心配せずとも、私が皆のために道を切り開いてみせるからな?」

メリュジーヌ「それは私も同じだ、バーゲスト。」

カイニス「よぉ〜し!さっさと行くぞ、オマエら!」

ルージュ「えぇ・・。お父ちゃん、行ってくるね!」

アルト「あぁ・・行ってらっしゃい、みんな!!」5人を見送る

タッタッタッタァ〜・・(糸に巻かれた5人が一斉にそれぞれの道に進んでいく)


アルト「よし・・これでどちらかが1人が奥へ進んで行けば、その道こそが正解であって、それを繰り返していけば・・」

ハベトロット「あぁ・・どうにかノリッジに繋がる道にたどり着けるってワケだね!」

ボガード「だが、彼女たちが無事に奥へ進んで行けばいいのだが・・・」心配そうにするが・・


セツノ「・・・・!?。ただいま〜・・。」後ろの入り口から出てくる

ハベトロット「うわっ!?いつの間に・・」出てきたセツノを見て・・

アルト「おかえり・・帰ってくるの早かったな?」

セツノ「うん・・。セツノの通った道、外れだった・・。」シュン・・(しょんぼりする)


メリュジーヌ「!?。アルト・・。ツゥゥ、ここは外れだったか・・。」真横の道から出てくる

スズカ「お母様!お母様が進んだ道も外れでしたとは・・・」出てくるメリュジーヌを見て

ハベトロット「ほう・・。残りはカイニス、ルージュ、バーゲストの3人なのだが・・」


シュルシュル〜〜・・ビィィン!!(糸がピンと伸びる)

ハベトロット「!!」

ギィギィギィ〜〜〜!!(糸が引っ張られていく)

ハベトロット「うわぁぁ〜〜!?」ギギィィ〜〜!!(糸紡ぎ機が引っ張られる)

アルト「ハベトロット!?」ガシッ!(ハベトロットと糸紡ぎ機を掴む)
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