【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game Re.3

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403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/03(水) 23:14:09.56 ID:4yt3hfN50
えい
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/03(水) 23:14:16.70 ID:7MFqhX1xo
どうなる
405 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/03(水) 23:39:51.94 ID:HPInsSVK0
6:輝くは翠の光

歯を食いしばる、膝を付く、呆然と見つめる、武器を震える手で持つ。
それぞれがそれぞれの行動を取りながら、それでもその場の全員が心のどこかで確信していました。

『"これ"には勝てない』

バーサーカーが嵐ならば彼女のそれは眼前に迫る火砕流。逃げることすら敵わず許されるのは祈ることくらい。
命乞いすら意味はない。思わず手を合わせ、天を仰ぎ見ます。ですが、私の抱えた頭骨が激しく震えました。
まるで首を振るように。その行動を、Noと叫ぶように。

脳裏に、経験のない記憶が蘇ります。眼前に迫る自然の猛威を前に、私たちとよく似た誰かは祈ることをせず、震えながらそれを見据えていました。

ネアンデルタール人が絶滅した理由を両親から聞いた記憶があります。複数の説がありますが、その中でも火山の活性化はその一つだろうと。
であればこの頭骨の持ち主は、私たちが代々受け継いできたこの頭骨は。祈ることをしなかったのでしょうか。

祈り、逃げることをせずに、迫るその終わりを両の目で見据えていたというのでしょうか。
愚かです、逃げるべきです、生き残ることを選ぶべきです。ならば何故。その答えはこの戦争の中で朧げに掴みました。掴んでしまいました。

「マスター、祈ることは無意味ではない」
『アサシン』

あの視界を共有したのでしょうか、アサシンの念話が飛んできます。

「だが、全ての行動は祈りに通ずる。手を合わせ拝する必要はない、それをする必要がないほど強く立てるのならば」
『ならば私は』
「その域には遠い。ならば俺が戦うように、マスター。貴女は示すがいい」

アサシンと同時に立ち上がります。毅然とそれを見つめます。
───ええ、ええ、ええ、私は生き残りたい、私は逃げ延びたい、私は示したい。


『勝ちましょう、アサシン!』
「貴女と御子の名の下に」


私たちが立ち上がった瞬間。周囲に翠の光が降り注ぎました。この光は。

『間に合いました! 銅雀殿の解体成功です!』

光と共に声が響きます。見上げるとそこには翠の大結晶。傷や痛みを癒す慈愛の光。
セイバーが、アーチャーがゆっくりと立ち上がり逆にバーサーカーの身体が傾ぎます。そして千星叶さんの目も何処か眠たげに。

「まさか私の宮殿を!?」
「はあ、よくやりましたわね。フェイカーの仕業ですか?」
『ふぇ、フェイカーは……、消滅しました』

突然の報告に言葉を無くします。敗北した相手は間違いなく彼女。どこからかいなくなっていたと思っていましたが、気づかないうちにそんなことを。
あの殺しても死なないような男が敗北し、しかしおそらく毛野原さんは何かを見たのでしょう。その言葉に力があります。

『それはともかく! 銅雀殿の機能が停止したのでこれ以上の魔力は送られません! お願いします!』

大結晶の全身に罅が入っているのが見て分かります。
本体のフェイカーが消滅してなお姿を保てているのはそのスキルの影響でしょう。

これが正真正銘最後のチャンスです。全員が構え、その時が来ます。
バーサーカーの叫びがその瞬間を知らせます。あと一歩、あと一歩、それを積み重ね、私はあまりにも間抜けになりました。

ですので何度だって願いましょう、何度だって叫びましょう。

「アサシン!」
「了解した!」


直下、最終結果

123:敗北
456789:勝利
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/03(水) 23:42:06.12 ID:XXSCCfVpO
そい
407 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/03(水) 23:47:48.29 ID:HPInsSVK0
2:コンマが回ってねえ

【というわけで今回初めてのコンテニューポイントです】

【今夜は一旦ここまでですが、次回再開時にこの後の展開、もしくはコンテ候補を提示するのでそれで決をとりますね】

【次回はおそらく金曜日の同じくらいに。難しければ土曜日の20時くらいに。おつかれさまでした】
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/03(水) 23:54:23.61 ID:/bJLodnXo
乙
しゃーなし
409 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/05(金) 22:27:50.43 ID:RjmH5V900
【22:35くらいからやりますね】
410 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/05(金) 22:37:31.70 ID:RjmH5V900
【再開】



【というわけで、一旦コンティニューするかどうか含めて選択です。選択肢は以下の三つ】

1:このまま続行。敗北は確定だが、令呪を消費してシナリオ続行

2:このまま続行。令呪を消費せず、他陣営の行動に賭ける(3割程度で失敗)

3:コンティニュー。再開箇所は>>402 で判定も変化(コンテ回数消費。残り1回に)


22:45まで多数決。先に二票。集まらなかった場合はランダム
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/05(金) 22:39:07.23 ID:hggtdt8Zo
3
412 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/05(金) 22:47:00.65 ID:RjmH5V900
【ここまで】
413 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/05(金) 22:49:37.61 ID:RjmH5V900
3:コンティニュー

【コンテ回数2?1】


直下、戦況

12:もう一波乱加えていこう
345:膝を付くも終わりではなく
6789:投射、星の光
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/05(金) 22:50:11.77 ID:pmbLVW6cO
今度こそ
415 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/05(金) 22:57:20.54 ID:RjmH5V900
77:クリティカル

    , イ
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三三三:キ       , く i    Vi},
三:三:三キ    ,ィ ゚   |     Vi},                              /}
三三三三 >´     i!     .Vi},                                / .|
>守><        i|!  f´゛ー-Vi},                           /  |
   ヽ           i!|  }!   Vi},`ー===   ___                /  .!
    : :            i!{  i!.   Vi},      ̄      ̄ ̄二二  、      /   |
                  !i   i!.   Vi},                   ヽ    /    .|
.、              i!  i!    .Vi},         _           \ __/     j
 \             .ト=-i!    .Vi},       〃 ヽ、         〃/     ./
                 i{三i!    Vi},     /  -、 \       / /     ./
    \            {i三i!     .Vi},    ./    ヾ,  ヽ     /〃     /
      \         .i仁}!    f。}.Vi},   ,{Ω_    〉   \   〃′   . /
       ヾ           �Yi!   i :| Vi},  /. ̄´  、 人    〉゙, /      ,
、                 .�X    ヽ,>.Vi}, .{=--二ー、 }、__  ノ  〉
..\        ∧       |i!     〉,〉Vi},f´ ̄{:}ミ、ミ 〉`<   ノ、   /
  \       ∧       .i!i     }/,.イ   |_|_ ヾ、}  ゞ-,-=´^.}、 ./
    \      .∧      |i!>≧≦!/ .{ / ̄ ̄ ヽ.{   { ,ィ-、´.|
_     \    \∧     / ////,  ,{i'ヽ      ) /ゝ--‐ ´
‐=- __   \  .: ヘ\    ,  // ' /_ .{::ト、_ニニニミ;}    /./
    ` 二‐  _   ; -‐-、 {  /' , { /  ヘ \i/赱ゝ―リ-'ノ.   /'´
       ` - 、 ./    iヽ,ソ'/i!i:|{   /ヽ `ー=´彡 ノ   /′
              ,      .|金,ヾi!i!i、〃_ノ  \ _ -=彡ノ ./
          /       |:}三ト、゙、ー f 二、ヾ、  ζ_/ .ノ
            /        ;ソ三三∨ |   \ }-ノ=-=< _
        /      ./三三:三∨ {、_   V三三三三ニ}
        /      ::/<三三:三∨}!´ ̄ ノ, V三三三三ニ 、
       ./      : /   \三三叺}i!,.     ∨三三三三ニ=、
      /      .:/     }三:三三∨.    ∨三三三三三ニ- 、
     ヽ:::;;::: 、   /.     .∨孑〜三∨.    ∨三三三三三三ニ=、
      }'''=--.}、 j             {;;〈=-ー  ∨キ三:三:三:三:三ニ=、
      f′  ,`.lX´             }三,      ∨キ:三三三三三ニ-.}
     ,戔、'=---ア              !三ニ,      ∨三三三三三三ニ′
     ,戔し'-' ;/´              ヾ==;;∨_ - 彡ニ三三三三=- ´
-‐-=、´\/´  ヽ〉                  ∨二ニー´f,
===、、 `ーゝ、 : /                    ヘ     〉=
f_ニ」j.'コlj、 , .,} }                     ヘ_ ‐´ヘ、
    ̄ ̄ ̄  ̄                      {     i 〉
                                 i、, 、, 、, |′
                                ゝヽ-ゝ、」

直下

123:いいとこだけ
456:「行くぞセイバー!」
789:げんしのちから
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/05(金) 22:59:13.55 ID:hggtdt8Zo
ほい
417 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/05(金) 23:13:16.55 ID:RjmH5V900
5:セイバー、令呪消費して宝具発動

歯を食いしばる、膝を付く、呆然と見つめる、武器を震える手で持つ。
それぞれがそれぞれの行動を取りながら、それでもその場の全員が心のどこかで確信していました。

『"これ"には勝てない』

バーサーカーが嵐ならば彼女のそれは眼前に迫る火砕流。逃げることすら敵わず許されるのは祈ることくらい。
命乞いすら意味はない。思わず手を合わせ、天を仰ぎ見ます。ですが、私の抱えた頭骨が激しく震えました。
まるで首を振るように。その行動を、Noと叫ぶように。

脳裏に、経験のない記憶が蘇ります。眼前に迫る自然の猛威を前に、私たちとよく似た誰かは祈ることをせず、震えながらそれを見据えていました。

ネアンデルタール人が絶滅した理由を両親から聞いた記憶があります。複数の説がありますが、その中でも火山の活性化はその一つだろうと。
であればこの頭骨の持ち主は、私たちが代々受け継いできたこの頭骨は。祈ることをしなかったのでしょうか。

祈り、逃げることをせずに、迫るその終わりを両の目で見据えていたというのでしょうか。
愚かです、逃げるべきです、生き残ることを選ぶべきです。ならば何故。その答えはこの戦争の中で朧げに掴みました。掴んでしまいました。

「マスター、祈ることは無意味ではない」
『アサシン』

あの視界を共有したのでしょうか、アサシンの念話が飛んできます。

「だが、全ての行動は祈りに通ずる。手を合わせ拝する必要はない、それをする必要がないほど強く立てるのならば」
『ならば私は』
「その域には遠い。ならば俺が戦うように、マスター。貴女は示すがいい」

アサシンと同時に立ち上がります。毅然とそれを見つめます。
───ええ、ええ、ええ、私は生き残りたい、私は逃げ延びたい、私は示したい。


『勝ちましょう、アサシン!』
「貴女と御子の名の下に」


私たちが立ち上がった瞬間。

   /    l  / \   \  ` - _              l
   l     l. /- _  \    ー _   ‐--/_ _ - l    .l
   l     l/ l\ - ._ \      ̄ -/ _ - ≦ ─‐l    .l
   l  f´ ll  ',  ー _ー-\ _ノ : 、 __/- __ -  ̄/  ll `ヽ  l
   ',  l ヽll  丶    ̄ /:::::::::::::::::、 、 ̄     /  .ll  l  l
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    l  乂/ l                           ', /  .l
    l   / l        ─---- 彡 . ̄/`ヽ      l ',__ ノll
   l、 __ / ∧      /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::',     /、  ノl
   乂 _/.∧    /:::::::::::::::::::::/ ̄ 丶:::::::::::l/    /   ̄  l
   /     ∧   {l:::::/ ̄ ̄      ',::_/   イ      l
   /     /  丶 \⌒ ー------─ ⌒ / /  l     ',


「うおおおおおおおおおッ!!!」

背後で耳を劈くような声が響き、同時に勇ましいを通り越して激しい演奏が響きました。
もはや演奏とも言えない音の集合体。その正体は言われなくても分かります。振り返るとセイバーのマスターが叫んでいます。涙すら流して。

「セイバー!!! 私は今、猛烈に燃えている!!!」

おそらくセイバーまで聞こえたのでしょう。恐ろしい勢いで振り返り、セイバーが負けじと叫んでいます。

「待て!? お前、やることは分かったがこの場で」
「ここで出さずにいつ出す!? 出し惜しみをして勝てる敵か!?」
「しかしそれでは他の陣営に利することになる! ここで勝ち残っても後の戦いが困難に」
「それでいいのか!? 問おう、セイバー!!! お前は何をしたい!!! 目の前の敵を思う存分吹き飛ばしたくはないか!?」

鼓膜が破けるほどの叫び。それにセイバーは頭を抱え答えます。

「いや、合理的に考えてここは大人しく逃走を」
「令呪を使って命ず! 『【倚天剣】を使用せよセイバー』!!!」
「お前なあ!!! 話を」

反論の間はないまま、セイバーの剣に令呪で無理やりこじ開けたのだろうパスを通じた星の光が充填され。

「聞けええええええぇぇぇぇっ!!!」

眩いばかりの光が夜空を二つに割りました。
その光がバーサーカーを包み。雄叫びすらも一瞬で掻き消えます。


直下、バーサーカーの結果

1234:令呪で耐えるも行動低下極
56789:消滅
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/05(金) 23:23:13.95 ID:jCma/Iy8O
ほい
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/05(金) 23:44:30.36 ID:1+iQtwpSo
やったか
420 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/05(金) 23:59:23.62 ID:RjmH5V900
5:消滅

目の前に光が見える。骨髄に充満する怒りと苦悶の中で、その光は否応なしに救いを思わせる。
狂気に満ちたこの鎧の中で、幾度か死んだ己の影武者らもまたざわめく。次は誰が死ぬのか、次は誰が死ぬべきか。
己の中身は煮えたぎった泥のように酷い悪臭を放っている。もう何も掴むことはできず、故に狂うしかない。

この戦に挑んだ理由などは呼ばれた瞬間に鎧の中のずぐずぐとした物に貪られつくした。
だからもう己が何者であろうともただこの「怨」の一文字の元、力を振るうのみであった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

しかし、己を呼んだのは光とも呼べないほどの小さな花。
踏み潰されれば二度と咲かないにもかかわらず、己に摘まれることを厭わず首を差し出すような女。

『あら、怖い人。でも殺すのだけは少し待ってね、私はまだ、もう少しだけあの子たちの為に』

────そうか、ならば己は、俺はお前の盾になってやろう。踏み躙られるだけの花の盾になってやろう。

『いいのかしら? 貴方にも願いがあるのに』

────俺に願いはない。俺の中にあるのは「怨」の一文字。腐り果てた屍の滓に過ぎぬ。
このひとたびの逢瀬、夢幻の境、お前の願いを叶えるそれまでの間。この屍で役に立つのであれば。桔梗よ。

『うふふ、ありがとう、バーサーカー。でも私は桔梗じゃないわ。私の名前は』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

己の肩に何かがある。温かさを感じる。
肉にしか持てない官能的な温度。己の鎧を掴み、静かに己と共に迫りくる救いを眺めている。
肩にあるこれは強いのだろう。己が消えようともこの温かさは残るのだろう。

そして例え己は消えようと、まだ影は残っている。あの場所さえ撃ち抜かれなければ己は。

だが分かるのだ、己がこうして剣を振るう限り、この温かみは願いを叶えられない。
己がこうやってある限り、この女は微笑みこそすれ喜ぶことはできない。

愚かな女である。桔梗よりも長く永久に咲き誇るような花でありながら、どうしてこれほどまでに愚かなのだ。
誰かの為に身を捧げ、誰かの願いを叶えるために自らを切り。自らの願いは既に叶えられたというように。

桔梗、桔梗よ。お前の願いは何だった、お前は愚かが故に俺の弱点を喋ってしまったか。それとも俺に抱かれるのが、守られるのが、愛されるのが好めなかったか。
421 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/06(土) 00:00:21.35 ID:ZbOh90x70

────問うても意味のないことよ。既に終わったこと、前も、後も、今も。
そう、俺のやることはお前のため、お前が愚かにも咲き誇る時間を長く保つため。

願わくば、この山に桔梗あれども花咲くな。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『私の名前は千叶星、ち、と、せ』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

星の光から星の名を持つ女をかばう。影武者がかばおうとするのを押し留め、この熱の中で抱きしめた温かさだけを抱え消える。
俺があることがお前を苦しめるのであれば今ここで消えるのみ。
さらばだ、桔梗によく似た賢しい女。そして桔梗よりもより愚かな愛しきお前。

─────千叶星よ。

「……バーサーカー?」


                              ,.ィ
                             // 囗 ロ   。
                           /./    ロ []      ロ      。
                          / /      ロ ロ   ロ           ロ
                  ,イ     / /        囗ロ []  []        ロ
                  /.i   / ./         [] ロ    囗    []        ロ
                 /.i  /  .人,, ェェュ 、__     □ □ []   ロ       
                 /.i  ./ ./  >─>= 二≡= -囗 []   ロ    []    
                /.i / /    ,,ェィア"   / ̄ r'' ̄[] ロ  []   。            。
                /   /   ,,チ彡ヘ}    |  .{ ̄マ ̄囗 ┌┐[]   ロ    ロ ≦
                /  /     ,, _≦//\─/  ヽ  ヽ 囗└┘  []   ロ
               i ./ ,, -≦" <_ノ彡> .ト、  .ヽ  .}  囗 ロ    ロ
               {,/──‐ャ─'‐─ァ''"  ,,≦>|   .|  ノ□ []   ロ     。
                   .ノi ミ  {,      }ノ  / ノ-、 囗ロ  。                        【バーサーカー、消滅。残り四騎】
                   マム{ ヽ .マ、____≧彡三ュ、/ ̄ ロ ロ
                    `}  ヽ⊥}  ,, <三三三─ア  .l ┌┐  。
      ,───────二二二ム__/ ,,ア三三三三ア /   .| └┘ロ
     /   / ィェェェェ/ //   ,, チ三三三三三  {    .l 囗ロ
     /   /  l;;;l   ./ ./ミ/    }三三三三三三三三三三}ェ.|
    /   ./  l;;;;}  /ノ三三三三三三三三ア ヽ三三三ア三.l
    /    /  l;;;;;,,チ三三三三三三三三三三ムチ三三ア三ア .{-─''"ヽ
   {    / ,, チ三三三三三三三チ≡マ三三三三/   /  ト、   ヽ        ,, ェ≦ア───
   .l   ,,イ三三三三三三三三三三{ / ̄}.}三三/   {    } ` ̄ ̄ ヽ    ,,ェ≦彡ア
   \ィ三三三三三三三ア ̄__二二二 }.}三三 ヽ  l    }     `─≦彡      ,, -< ̄ ̄ム
     マ          {          ノノ三三三   {二二≧、       {    ,, -<       ム
    ィェ   ィェェェェェェェェェェマヘ、___,,≦三三三三三≧ュ             〉─<       / ̄ ̄マ
    マlム  マ三三三三三マ三三三三三三三三三三三三三           {      ,, >イ
     マlム  マ三三三三三三マ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 {   ,,> ''"   マ


直下、この後

123:もう一波乱
456789:戦後処理
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 00:02:45.19 ID:ZE/wbtUTo
あ
423 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/06(土) 00:03:48.48 ID:ZbOh90x70
9:戦後処理へ

【というわけで今夜はここまで、おつかれさまでした】

【次回はおそらく月曜日の20時くらいに】
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 02:22:21.15 ID:CiJKYS9Yo
おつ
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 22:12:18.03 ID:3EovxfLl0
おつおつ
セイバー陣営がいいキャラしてんな
426 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/11/08(月) 19:05:10.27 ID:Niynaqbj0
【今夜はお休み。明日やります】
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 19:22:13.89 ID:lRnUafM6o
ゆっくり休め
428 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/09(火) 22:24:56.63 ID:2+BT88an0
【22:30くらいから再開しますね】
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 22:27:30.68 ID:IZY+27lao
っす
430 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/09(火) 22:33:26.65 ID:2+BT88an0
【再開】

セイバーの宝具、それによって大地ごとバーサーカーは消滅しました。
宝具による復活、スキルによる戦闘続行は警戒されたものの何故か起こることはなく、これでランサー、バーサーカーが消滅することとなりました。

……いえ、それだけではなかったのですが。

「そうか、フェイカーが」

野々原さんからの報告で判明したこと。
フェイカー、あの殺しても死ななさそうだった男が、バーサーカー戦以前に千叶星さんとの戦いで消滅していたことが分かったのです。
つまりこれでランサー、バーサーカー、フェイカーの三騎が消滅。残るは。

「ここにいる三陣営とライダーか」
「あの男、姑息にも隠れて絶対ろくなことを企んでいませんわ」

確かに。どこかで茶々を入れてくるかと思っていたライダー陣営に動きがありません。
同盟関係のセイバーは同盟を理由にそれを話すことはしませんし。
とにもかくにもバーサーカーの消滅により、この共戦状態は解除されることになります。しばらく今後の話し合いをしようとしたところで、アサシンが手を挙げました。

「今回は聖杯が二つあるような状態だが、どちらが本当の聖杯となるのだ?」
「……あ」

……フェイカーの大結晶と千叶星さん。どちらも小聖杯としての機能を有しているとして、それは確かに確かな疑問です。
どちらに英霊の魂がより分けられるかということですが。……気絶している張本人の千叶星さんへ全員の目が向けられ。
この中で一番魔術に素養があるセイバーがやれやれと彼女の身体を調べ始めました。


直下、聖杯は

1234:分からない
56789:どちらかに集中
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 22:35:06.02 ID:1pAr71iTo
ぬん
432 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/09(火) 22:51:10.67 ID:2+BT88an0
2:分かんねえ

「結論だが、分からん」
「あら、しれていますわね」
「私は専門家じゃないからな。これが荀�ケでもいれば話は変わるかもしれんが」

アーチャーの煽りを蚊ほども気にせずセイバーがさらりと言ってのけます。
しかし困りました。フェイカーの大結晶はまだ残存しているでしょうし、千叶星さんも目覚めていません。
その二つの不確定要素を放置するのも不安ですし、そもそも千叶星さんをこのまま置いておくのも……。

「危険ですわね。……では一旦彼女らに任せては?」
「彼女ら? ……ああ、敗退したランサーとフェイカーのマスターか。……マスター、お前は顔が広いから人となりが分かるだろう。どうだ?」
「ふむ、ナゼは基本的に中立中庸を地で行く女だな、努力家だ! 野々原は容量は悪く、トロくさく、自己評価が余りにも低いが真面目さは買ってもいいと思うぞ!」

野々原さんとランサーのマスターですか。
サーヴァントでなければ聖杯に触れられないというのもありますし、いま彼女たちはセイバーの宝具内にいるわけで、小規模な危険ならば防衛可能でしょう。

「気絶した人間を放置するのはよくないな」
「ではとりあえずどちらかが確定するまでは彼女たちの元に運ぶと致しましょう」
「私としては弓兵、お前の宝具が少々気がかりだが」
「この状況で聖杯の器を掴んだところでどうしようもないのではありませんか?」
「そうだな!!! セイバー!!! 慎重なのはあなたの美徳だが、この場は信用も武器になると思うぞ!」

全員が耳を抑え、不承不承といった様子でセイバーが頷くのを見届けました。


直下、あと話すこと

12:なし
3456:休戦期間設けましょう
789:↑+フェイカーの宝石探しについて
433 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/09(火) 23:01:40.30 ID:2+BT88an0
【10分経過したのでこのレスで】
434 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/09(火) 23:04:11.67 ID:2+BT88an0
0:特殊判定

            /       /               /        /    :!               \. \
.          /    /            /:|        /     :|   \           \. \
.        /     /                 / |        /     :|    \    \      \. \
    ー=彡    /               / /      /       |       |l      \        |   \
       ⌒ー=彡               /   /      /      |       |l      |        |    :|
        / _彡               / | __ノ      /   /    ∧      |l      |        |    :|
.      / :⌒≧===---=ニニ彡"  :!ヾミ====彡   /    ∧ !      |\    |        |    :|
...    /                   |:      /|| |  /   / l} |    ∧|    }        }    :|
    _/                 /|:!     / :l| |  /    / ,,,|     / } |     /      /     |
   ⌒Y゙                     // l:   / /  /   /, ''"}./   ./  :} }   ∧      /    |
    人                // /_/   / // /''" _//-=/=彡ミ=-, / | :    ∧    |
.   /⌒)         -‐‐==/ フ/====‐-//=イ/  -=/ .斗=ミx、   }}/   | l   /. ∨ / ∧}
    /⌒ヽ            / <  ・  )   ⌒¨   i|/     <、 ‘ ノ )> ノ'./,ヾ.  | l   /.  ∨ / /′
          )ー‐一‐=ニ彡" \  `¨¨¨´          |l    ヽ、  `¨¨´ /   /'゙f'' 〉 ! !  ノ\  ∨
         メ{ /     |    ヽ、      /     }}     `ミ三彡"   :/ン / ,//     !  !
.         { jハ.     |     ゙ミΞ彡"       ハ〉  U         ,'//ー=彡'    |  |
.         |   l}     ,ハ!    し          ,/               ,'/   :!   :i      | /
       У} ;!    У                    i!          U   ,'   :|  :|      | ,/
       {l       ノ∧              /≧s。              /    :|  :|      }/
.       八    ´フ/ ∧           /__|___l ≧s。_/|       /      |  :|     /
        }}      )ノ ∧   J   /|  |   |  ̄| ̄| ̄|     .:       |  :|    /
        /,ハ!  /⌒ ∧      /-‐…===…‐--‐… ¨´    _、rf〔.      /   /   / /
        ((  \     / \           ー-‐     _、rf〔        /  /  '/ /
.       ´フ/⌒≧=彡′   ̄三二ニ==‐-    ″ _,,.、丶´           ノ__彡ヘク'ノ-‐'

直下

123:そういや銅雀殿の中にいた件ですけど
456:あ! やせいのだいけっしょうだ!
789:セイバーから提案
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 23:05:47.59 ID:1pAr71iTo
ぬん
436 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/09(火) 23:34:32.88 ID:2+BT88an0
9:セイバーから提案

頭を抱え、忌々し気に自分のマスターを見上げるセイバー。
傍から見ると姉妹のようで少しだけ微笑んでしまいます。しかし、一瞬で冷え切ったセイバーの目が私の前を通過し。

「では、次だが私から提案がある。マスター」
「ああ、頼まれていたことだな」

セイバーのマスターが指をパチンと鳴らすと、またもや音楽が流れだします。
ですがそれはこれまでの勇ましさとは真逆の静かなセレナーデ。何事かと眉を顰めるアーチャーにセイバーが手をかざします。

「消音の魔術だ。私とマスターの術を音楽で増強している。一定の波に真逆の波を当てると打ち消される要領だとでも考えてくれ」
「つまり、この場での話し合いは誰にも聞かれるべきではない、と、そういうわけですわね?」
「答えるまでもない。本来はお前だけに持ち掛けようかと考えていたが、感情的にお前は了承しないだろう。だからアサシンも巻き込むことにした」

……この場の話はここにいる三陣営だけにしか聞こえない。となると聞かれたくない相手というのは。

「ライダーを倒すのか?」
「獣ごときが頭の回る。奴は同盟相手だが私が弱体した隙を狙い、同盟の契約を破壊する気だ」

契約破棄、それは相応のペナルティを受けるはずですが。その疑問にアーチャーだけは何かを理解したとでもいうような笑みを浮かべています。

「なるほど、それであればライダーにはお手のものでしょう。なにせあの畜生は我らが肯定との約定を破りローマに侵攻した逸話を持ちますもの」
「そう、自身にそういった伝承がある以上契約の横紙破りは他のサーヴァントよりも容易だろう。加えて、ヤツはおそらく令呪の魔力を一画それに当てている」
「保険というわけですわね。ええ、ええ、そうでしょう。そういった姑息な手段にかけてはアレの右に出るものはいませんわ」

ライダーの悪辣な笑みを思い出し、全身がブルリと震えます。しかしそれに気づいてなお怯えを一切見せないセイバーもまた、私にとっては恐ろしく見えます。

「これを掴んで動かなかった理由だが、ヤツの性格からして、万全の状況でこの切り札を使う気だろう」
「それは?」
「今この状況でしょうね。セイバーは現在宝具を使用できず、バーサーカーとの戦いで疲弊している。私が狼であるならば今このタイミングを逃しませんわ」
「もっとも、私が気づいていることなど相手も承知だろう。事実、このバーサーカー戦でも顔を見せてはこなかった」

相手の意図を知ってなお、仕掛けてこない、となれば。

「その策を周到に用意している、ということでしょうね。理解しましたわ、相手がどれほどの策を取ろうとも対抗できるように私を引き込みたかった、と」
「話が速い相手は楽でいい。どうだ? 遺恨はもうしばらく留め置いて、ライダーとの戦闘に協力は可能か?」
「……私は、……そうですわね、リュコ様」

突然話を振られ慌てます。アーチャーが落ち着かせるような目を。逆にセイバーは凍り付きそうなくらい冷たい目を。

「少々不本意ですが、私はアサシン陣営の判断によって与そうかと考えますわ」
「何故だ?」
「本来であれば参加する方が理でしょう。ですが、仮にもセイバーは仇、くわえて合理の名の下であれば容易に裏切りかねません。そうなった場合、協力できる陣営は欲しい」

なるほど、もしどこかでセイバーが裏切ったときの保険。ここまで共闘の経験が多かったアサシンなら、ということですね。

「ではこちらからも、次の夜虎の刻付近にライダーとの会合を行う。伸ばしに伸ばしてそこだ。仕掛けてくるならここだろう」
「それ以前に襲撃してくる可能性は?」
「ありはするだろうが、可能性は低い。何故ならばライダーのマスターはまだ万全ではない。貴様が腹に穴を空けたからな」

……そういえば、以前の戦いでアサシンがライダーのマスターを負傷させていましたね。

「ライダーはマスターに対し少々情を持っている。故に能動的な行動は避けると判断した。理解したか?」
「ああ。では次の夜にはライダーとの戦闘を覚悟せねばならんということだな」
「少なくとも会合の場にはいてほしい」

……整理すると、こういうことでしょうか?


・提案をのめばライダーに対し、三対一の状況で持ち込める可能性が高くなる。
・ただし、ライダーとの戦闘可能性は高くなる。
・ライダーとの接触は次の夜行動。


「俺もマスターの意見に従うのみだ」

アサシンが私に頷きます。この判断が私に掛かっている。これは中々のことではありませんか……?


セイバーの提案に乗るか、23:45まで多数決。先に二票。集まらなかった場合はランダム

1:乗る
2:乗らない
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 23:38:04.39 ID:sguL7jWkO
1
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 23:42:05.85 ID:IZY+27lao
1
439 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/09(火) 23:50:25.42 ID:2+BT88an0
1:セイバーの提案に乗る

……メリットはあるように思えます。そしていざセイバーが裏切ったとしてもアーチャーはこちらへ与してくれる可能性が高い。
ならばライダーという明確な敵を相手にするという共同戦線はアリでしょう。

『アサシン、私は乗ろうかと思います』
「ではマスターの命ずるように。アサシン陣営はその提案に乗った」

アサシンの言葉にセイバーが手を組み合わせて拝します。

「感謝する。ではお前もだな、アーチャー」
「……そうですわね。リュコ様一人に選択を託したわけですし、異存はありませんわ」
「めでたい!!!」

アーチャーが頷くのと同時、周囲の音楽がファンファーレに変化しました。
華やかできらびやかなこれ……、消音の魔術は継続中でしょうね!?

「ではこれより対ライダー戦線を発効する。こちらで作った使い魔を渡しておこう。秘匿回線のようなものだと思っておいてくれ」

セイバーに使い魔を渡され、その場は解散となりました。……次の目標はライダー。蹂躙王、ガイセリック。

【夜行動を終了します……】


直下、他陣営の行動

123:騎
45:宝
6789:スキップ
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 23:53:48.24 ID:IZY+27lao
いいすか?
441 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/09(火) 23:57:21.90 ID:2+BT88an0
【>>440 前は多数決ですし、人も多くないので】


4:大結晶夜を往く

【というわけで今夜はここまで、お疲れ様でした】

【次回は木曜日の同じくらいに】
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/10(水) 00:09:30.34 ID:wU4cUoEwO
おつ
443 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/11/11(木) 22:09:51.14 ID:OZLqMdeQO
【申し訳ない、まだ帰れていないので今夜はお休み。明日やります】
444 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/12(金) 22:27:41.00 ID:G95Dwz4D0
【22:40くらいから再開しますね】
445 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/12(金) 22:41:05.07 ID:G95Dwz4D0
【再開】

大結晶は夜を進む。意思はなくとも志向がある。
本来サーヴァントから離れた使い魔などその崩壊とともに消滅していてもおかしくはない。

何故これがまだ動いているのか、単純に聖杯としての機能はもちろんながら、身に付けた【単独行動】スキルの影響もあるだろう。
そしてもしそれを、理由の付かない遺志という陳腐な概念に基づいて説明するならば、自らの持ち主の最期の一言によるだろう。

自らが何をしようとしているのかも分からず、何処へ向かおうとしているのかも知らず、ただ大結晶は夜を往く。
月光を攪拌し、涙のように周囲へ飛び散らしながら。ただひたすらに夜を往く。

直下、大結晶の旅

123:悪いヴァンダル人に捕まる
456:まだ続く
789:うさぎに追いかけられる
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:44:12.94 ID:E6az0AoC0
え
447 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/12(金) 22:55:32.01 ID:G95Dwz4D0
4:誰に捕まることもなく

そしてその旅は続く。自らの意味も分からないまま、教えられることもないまま。
かつて大天使からこぼれ落ちたとも言われるその瑕無き大結晶。

実物よりも完璧なその模倣がこの戦争において何か夢を見ることはあるのだろうか。
もし、あるとするならばその夢は。

『ふん、決まっているだろう! ボクの宝石は────』

ああ、朝焼けの灯が翠に反射していく。

【他陣営の描写を終了します……】

【夜行動を終了します】


【九日目・昼】

……セイバーのマスター、虎道遥香。あの噂に聞いた問題児集団である吹奏楽部の部長だったとは。
いえ、顔を覚えていなかった私も悪いのですが、正直関わり合いになりたくない人であったのも確かで。

「おお!!! アサシンのま」

偶然廊下で出会ったが最後、そんなことを大声で叫び出したので、とっさに口をふさぎ女子トイレへ連行します。

「おお! 乱暴は良くないと思うが!?」
「だまらっしゃい! 貴女はホントに声が大きすぎます!」
「そ、そうか。同じことをセイバーにも言われてなあ。しかしこれは私の特技でもあるから仕方のないことではある」

心なしか弱まる語尾に、悪意はないのだろうと理解はします。
しかし悪意がなくとも行っていることは暴挙に他なりません。……、まったく、セイバーもこれでは大変でしょうね。


直下、昼行動

1:コミュ(セイバー陣営)
2:コミュ(アーチャー陣営)
3:コミュ(敗退マスターチーム)
4:大結晶捜索
5:ライダー調査
6:自由安価
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:57:36.58 ID:yqHXneMKo
5
449 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/12(金) 23:03:30.56 ID:G95Dwz4D0
5:ライダー調査

……なんとか彼女を撒き、校舎裏です。

「アサシン」
「いいのか、マスター」

先夜のアレコレで痛めた喉のことを心配してくれているようですね。お構いなく、ほとんど最高の状態まで戻しています。

「ではこの日中にやっておきたいことですが」
「ああ、決まっているな」

無論やるべきはライダーの調査。セイバーは数で押せると思っている……、かどうかは分かりませんが、私としても手は打っておきたいのです。
そのため、ライダーの現状をしっかりと見たうえでセイバーの策に乗るだけの陣営ではないという状況に置いておきたい。
……ただ、その為に思いついたのがアサシンの利用だけ、というのは正直自分の無力さを感じないでもないですが。

「心配することはない。では動こう」


直下、アサシンの調査結果

123:なにもなし
456:マスターの状況把握
789:不穏フラグ回収
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 23:04:29.04 ID:eGWFoRgio
ぬん
451 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/12(金) 23:28:39.05 ID:G95Dwz4D0
4:マスターの状況把握

アサシンの諜報により、ようやくマスターの正体が分かりました。

「マスターは二之宮 撫子。あまり学園で見かけないとは思っていましたが、懲罰室の常連でしたか……」

学園内には目に余る行為を働いた生徒が懲罰の名の下に謹慎される部屋がいくつかあります。
その部屋の常連という人間ですから性質は推して図るべしといったところでしょう。
そしてそれ以上に問題なのは、彼女の体質です。前回アサシンにより腹を貫通する一撃を受けたにもかかわらず。

「殆ど全快、七瀬さんと同じくマトモな人間とは呼べないでしょうね」
「土人形、獣人、妖精の子、受肉妖精……、少ないのではないか?」
「……そうかもしれませんが」

そうなると私の方がイレギュラーになるので考えるのを止めます。そして何よりも気になるのは彼女の機動力。

「マスターでは無理だろう」
「……そうでしょうね」

並の人間ではおそらく相手にならないでしょう、その膂力。ライダーの策の一つに組み入れられていてもおかしくはありません。
おそらくはその体質に由来するものでしょうが……。

「しかし、長続きはしない。……そうならば私にも対抗策はあります」

 ◆沸血霧
  死徒として持つ人間を越えた身体機能を無理矢理引き出す。
  その身の生命を使用した強化である為、多大な負担で肉体が劣化していく。
  本人曰く「血が沸騰して霧になってるみてーだぜ」

「知っていると知らないとでは対抗の仕様が違います。もし攻撃されても対処は可能でしょう」
「了解した。意識の段階を変えておこう」


【マスター戦発生時に補正がかかるようになりました】


……さて、これで準備は出来たでしょうか? いくらやってもこれは不安になるもの。
特にこういった大一番のとき、私は往々にして失敗してきましたし。
少しブルーになった心情が顔色にも出ていたのでしょうか、アサシンが何故か力こぶを見せてきました。

「大丈夫だ、貴女は強い、そして俺も強い」
「……ふ、ふふっ。ええ、そうですね、アサシン」

思わず吹き出します。そうです、そしてたとえ強くなくとも。
目の前に迫る恐怖から目を背けないことくらいは私にだってできるのでしょうから。


【昼行動を終了します……】


直下、他陣営行動

12:騎
34:弓
56:剣
789:スキップ
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 23:29:17.79 ID:bAMIOrPyo
ぬ
453 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/12(金) 23:51:50.04 ID:G95Dwz4D0
9:スキップ

【昼行動を終了します……】


【九日目・夜】

……何事もなく夜が来ました。
セイバーとライダーの会合まで時間はもう間もなく。

「マスター、来たようだ」

アサシンの指す先にはアーチャーと七瀬さんの姿。
今回は流石にプライベートモードではないのか、七瀬さんの手を取るその姿は凛々しさすら覚えます。

「お待たせしましたわ、リュコ様、アサシン。マスターの支度に手間取り申し訳ありません」
「いえ、謝ることではありません。土塊さんも大丈夫でしたか?」

私の問いに七瀬さんはおそらく頷き返しました。……しかし、その体から流れ出る砂の量は多くなっているように思えます。
こっそりとアーチャーに視線を送ると、物憂げに目を潜めました。先夜の戦いで消耗させてしまった、というのは事実なのでしょう。
ならばこそ、これ以上アーチャーに負担させることなく終わらせねば、と胸の中で誓いました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

アサシンは【気配遮断】を、アーチャーは遠方からの【千里眼】でセイバーとライダーの会合を密かに臨みます。
……さて、どのように進むか、それが問題ではありますが、もしライダーが動くことがあればセイバーの合図で我々は襲い掛かる手筈です。
緊張で手に汗が滲みます。どのような形であろうと、この会合が大きく場を転換させることになるのでしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「いやいやセイバー、先夜はマジで悪かったな」
「気にするな。マスターが負傷しているのは重々承知だ、無理をさせることもあるまい」

和気藹々と笑いあう二陣営。だがその目は常に相手の一挙一投足に向けられ、警戒を怠ることはない。
どちらが先手を仕掛けるか、"どちらがその牙を剥くか"、もはやこの二陣営の状況はその一言に集積されていると言っても過言ではない。
口火を切ったのはライダー。皴の多い指を機敏な動きでセイバーに向ける。

「で、セイバー。聞いたぜ? 先夜の戦いで令呪を使ったってなあ。いやあ、お互いじゃじゃ馬なマスターを持つと大変だ」
「ははは、私のマスターは才能があるからな。あの程度の狼藉は許してこそ将というもの。それに比べライダー、少々情をかけすぎではないか?」
「そりゃあなあ、俺はああいう跳ねっ返りを見ると息子や孫を思いだしちまうのさ。笑えるだろ?」

しみじみとした様子で目を伏せるライダー。一方でセイバーはその反応を噛んで含めるように舌を動かしながら次の探りを入れる。

「で、ライダー。呼びたてた理由はなんだ? そろそろ打って出るか?」
「ああ、頃合だと思うぜ。いい感じに全陣営が消耗している。そこをかっさらうのが俺たちの流儀、アンタもそうだろ? 乱世の梟雄」
「その呼び名は好きではないがな。確かに機は熟していると言えるだろう。月明らかに星稀に、このような夜は向いている」
「だろう? で、その相手なんだがな?」


直下、ライダーの標的

1234:アサシン
56789:セイバー
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 23:53:14.86 ID:eGWFoRgio
ぬぬん
455 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/12(金) 23:57:42.14 ID:G95Dwz4D0
6:ライダー、離反

【というわけで今夜はここまで、お疲れ様でした】

【次回はおそらく日曜日の同じくらいに】
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/13(土) 00:06:28.65 ID:NS9pkGZrO
おつ
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/13(土) 01:49:51.84 ID:VXnJJaU80
おつ
458 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/14(日) 22:40:10.02 ID:i80ujV1T0
【遅くなりました、そろそろやります】
459 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/14(日) 22:41:36.34 ID:i80ujV1T0
【再開】

さて、戦争というものが外交の一種であることは間違いないが、それは多くの場合変化の節目に訪れる。
例えば異民族が攻め込んでくる。この場合考えられる要因としては異民族側の技術革新、あるいは異民族の居住区においてなんらかの天災があったか、その逆か。
それらが理由ならば常とは変わったことが起こっているはずだ。雨量の増加、浮塵子の発生、他の異民族の侵攻……。

それらの匂いが戦の前には存在する。新たな変化が流れ込むとき、そこには多くの場合血が流れる。
セイバーが感じたのもまた、その匂いだった。汗腺が広がる、変化の匂い。

ライダーが軽口のように動かした唇、その動きでセイバーはライダーの裏切りを察知する。
飛び退き、剣を振るう。見ることもなかったその先から血が溢れ、固い感触が腕に伝わる。
軽くふるって血を払い、改めて交渉のテーブルに腰掛ける。既に対談の場ではない。目の前にいる笑うそれは敵であり。

「さて、話の続きを聞きたいのだが。一体誰が、お前の標的だ?」
「つれねえなあ、ここまで仲良くやってたじゃねえか。情ってもんがねえのかよ?」
「ない」
「だろうな」
「だがお前を信頼はしている」

予想していなかったのか、ライダーの顔に僅かな疑問符が。対するセイバーは表情を変えることもなくただ事実を述べるとでも言わんばかりに。

「お前がここで策を打たないような相手ではあるまいとな。さあ、お前の策を見せてみろ蹂躙王ガイセリック」


直下、ライダーの策は

123:まあ、そういうこと
456:密かに巨大戦艦
789:今は出てこない
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/14(日) 22:45:22.94 ID:V50UpY4ro
ぬ
461 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/14(日) 23:06:15.93 ID:i80ujV1T0
4:せんかーん

淡々としたその言葉にライダーの口の端が鎌のように上がる。
目には狂気が宿り、その手の中で何かが燃え、消し炭となって夜の風に消える。

「そこまで言われちゃあやらねえわけにはいかねえだろ! 乗せ方を知ってるじゃねえか、セイバー!」
「契約の消滅を確認、今からお前の首を取る」

両者の間に辛うじて結ばれていた同盟が破壊されたことを察し、何かを行う前にその懐へ飛び込もうとするセイバー。
だがそれより早く、ライダーの胸元から閃光が炸裂する。

「なっ……!?」
「閃光手榴弾って奴よ。何で海賊が片目を隠してるかなんて説明するまでもないわなあ! お披露目といこう! 【崩落齎す蛮行繁栄】!」

ライダーの宝具発動を許したことを理解したのだろう、セイバーは事前の指示を出す。
すなわち、"全陣営でもってライダーを討伐せよ"と。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

セイバーの合図と同時にアサシン、アーチャーがライダーに向かいます。しかし、突如襲った振動に足が取られ、その攻撃は当たらず。

「おうおう、寄り集まって。いいじゃねえか、俺はそこまでに足る相手ってことだわな」
「この揺れは……」
「ああ、知ってるのはお前だけか、アーチャー。いや、セイバーも聞いたところじゃいい思い出はないわな?」

足元から突き出してきたのは巨大な木造船、おそらくはライダーの駆った戦艦の一つ。

「……ああ、非常に嫌な記憶を思い出した」
「残念ですけれどセイバー。ヴァンダル艦隊の得意技はおそらく貴女の思い出と一致しますわ」
「つまりは」
「火責めだ!」

いち早く火薬の匂いを察したのでしょう、アサシンが叫び、最初の爆撃を辛くも全陣営が躱しました。

「よく避けたじゃねえか。そうとも、この船は火薬と油で満載、そしてその場所を知るのは俺だけさ」

ライダーが足を踏み鳴らすと火柱が上がります。何処から襲ってくるのか分からない熱の中で、三陣営とライダーの視線がぶつかりました。

「さて、俺を倒せるか? 乱世の梟雄、常勝将軍、混沌の獣!!!」


直下、戦況

12:燃えるし爆発するし
34:それぞれに戦いづらい理由
567:数で押し切る
89:連携は掴めてきている
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/14(日) 23:07:40.63 ID:O6YWt5i+o
そりゃ
463 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/14(日) 23:33:05.19 ID:i80ujV1T0
3:戦いづらい環境で

燃え盛る戦場。しかしここはあくまで陸、ライダーの宝具といえど万能ではありません。
それに先夜のバーサーカーとの戦闘で幸か不幸か揃った三陣営は連携を取れている。
───そう、思っていたのですが。

「……チッ!」

まずセイバー、明らかに動きに精彩を欠いています。いえ、正確には一連の動きの中に妙な間が挟まる、硬直している時間がある。

「おうおう、どうしたよセイバァー! 頭でも痛いような顔して、煙の吸いすぎじゃねえか? っとぉ!」

ライダーがセイバーの足元を指差します。爆炎の兆行かと横に跳んだセイバーへ沿うように銃弾が。
咄嗟に体をかわすもまた先述の間が挟まり、掠めた銃弾が一筋の赤い線に。

「言う気はなかったが当然トラップも仕掛けてる、それにしてもセイバぁー、こんなブラフに引っ掛かるかよ?」
「……なるほどな、お前と長く付き合いすぎたというわけだ」
「もうそこまで思い至ったか、流石」

ライダーはどこから出したのか、リボルバーでリズムを取り、まるで散歩でもするような足取りで燃える甲板を自由に動き回ります。

「俺は精神汚染を複合スキルとして持っている。そんな俺と頭痛持ちのお前が一緒にいればろくなことはねえわなあ」

  ◆海賊の誉れ:A
  西地中海一辺の海賊、掠奪者であり、相手を不利な状況へと追い込む暴虐を熟知している。
  海賊独自の価値観から生じる特殊スキル。
  低ランクの精神汚染、勇猛、戦闘続行などが複合されている。

「最初から裏切る気であったことは考慮の上だ。お前を責める気はない」
「あっそ、じゃあついでに消えてくれや」

セイバーが頭痛で止まる一瞬、その軌道を予想していたように銃口は急所へ向けられ。
ですがそこへ投矢が飛び込みます。射程距離から離れたセイバーの追撃を爆発で退け、ライダーは矢の方向へ。

「アーチャー、ちょっと芸がねえんじゃねえの?」
「お生憎、お前のような畜生に見せる芸など持ち合わせていませんわ。いえ、むしろお前が芸を見せなさい、逃げ惑う犬のように」

ライダーの挑発にも動じず、アーチャーが弓を連射します。
ですがそれはまたライダーの背後から吹き荒ぶ爆炎で軌道を変えられ、まるでライダーを避けるように一つの傷もつけられません。
肩の煤を払い、ライダーは苦々しさを顔全面に広げたアーチャーへ笑います。

「どうだ? 中々悪くない芸だろ? ちょっと木戸銭に色を付けてくれよ」
「戯言を」
「戯言はこっちだぜアーチャー。何だその生ぬるい攻撃はよお、お前が宝具を使えばこんなちんけな甲板一発で吹き飛ばせるだろぉ?」

図星を突かれたのかアーチャーの表情がまたもや曇りました。
確かに、アーチャーの宝具を使えばこの状況を突破できるかもしれません。
しかし、彼女のマスターは現在魔力を消耗させたくはない状況。おそらくライダーはそれもすべて知っている。

だから、アサシンも同様に。

「鼻が……、鼻が……、痛い……」
「煙の一部に唐辛子混ぜといた」

こんな古典的な手で!
しかし宝具を使えばそれだけ嗅覚も上昇し、戦いづらくなるというのは地味ですが痛い手です。
おそらくは私たち三陣営のどれかが、いえ、全員が今のように襲い掛かっても対応できるように、最初から手を打っていたのでしょう。

頭が切れるというだけでは、表現できません。まるで全てライダーの手の上で踊っているような。
そんな、恐ろしさすら、その表情の前には思わせられるのです。


直下

12:まだまだ冴えるライダーの一手
345:マスター戦
67:数で拮抗
89:援軍
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/14(日) 23:34:40.13 ID:PR9YOYNeO
b
465 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/14(日) 23:49:17.84 ID:i80ujV1T0
3:マスター戦

そして、おそらくこれもライダーの策。
ライダーとアサシンたちの戦闘に目をやっていた私たちの前に、彼女が現れました。
手入れのされていないおそらくはブリーチによる金髪。朱く夜に軌道を描く虹彩。品性を僅かに残した粗野な表情。

ライダーのマスターが正面から堂々と、姿を見せたのです。

「よう、知った顔じゃねえけど」
「……それはもちろん、私は貴女とかかわれるほど忙しくありませんでしたし。土塊さんはご覧の通り顔がありません」

背後でざらりと砂の流れる音が聞こえます。彼女に無理をさせるわけにはいきません。

「ムカつく言い方だがまあいい。名乗らせてもらうぜ、二之宮撫子。アンタは?」
「リュコ・コンティノアール。私たちを人質に取ろうと?」
「ンなダセえ真似はしねえよ。オッサンにも好きにやれって言われてるしな」
「それもライダーの策では?」
「それならそれでいい。オッサンのやることだ、間違うかもしれねえが納得はするさ」

動揺を誘うため、揺さぶりをかけますが、相手は一向に動じる様子はありません。
思ったよりもこの主従の繋がりは深いようです。元々あまり良くない頭ですしこれ以上の舌戦は止めておきましょう。
そうなるとこの場でできることは限られています。彼女は拳を打ちならしていますし、避けることは困難でしょう。

「恨みはねえが、ぶっ飛ばさせてもらうぜ。同じ学校のよしみだ、その綺麗な面は避けてやるよ」
「そんな態度で私に勝てるとでも? コンティノアール家の名において、この戦い、生き延びさせてもらいます」

ならばあとは戦うのみ。勝とうとは思いません。ただひたすら、私は生き延びようと向かい続けるのみです。


【というわけで少し短いですが今夜はここまで、次回マスター戦より】

【次回はおそらく火曜日の同じくらいに】
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/15(月) 00:02:59.36 ID:kp7lIqsuO
otdst
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/15(月) 00:07:55.27 ID:LMqtUdOvo
おつ
468 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/11/16(火) 19:50:36.73 ID:D4SZsX7j0
【今夜はお休み、明日やります】
469 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/17(水) 22:18:44.92 ID:x9N9bv7Y0
【22:30くらいに再開しますね】
470 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/17(水) 22:36:21.53 ID:x9N9bv7Y0
【再開】

対峙するのは吸血種。その中でも人語を解し、人と同じ挙動をするならば、舐めてかかれる相手ではありません。
可能な限りの身体強化をかけ、出来得る限りの魔力を定義し、できることをやるしかありません。

「じゃあ、行くぜ! タイマンだオラぁっ!」

愚直! しかし速い! 絶影にははるかに劣りますが人の域を超えているのは確か!
全身から噴き出る蒸気が白いゴーストのような軌道を描いて迫ります。さあ、目を背けるな、歯を食いしばれ。

「ここはもう、逃げられませんので!」

直下、戦況【補正】+1

123:不利
456:拮抗
789:有利
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/17(水) 22:42:25.49 ID:UjSgDtxUo
そりゃ
472 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/17(水) 22:53:07.78 ID:x9N9bv7Y0
9:有利

速度でも威力でも私は到底敵いません。
そもそも相手は喧嘩慣れした不良生徒、経験に敵うものは多くない。

「オラアッ!」

躊躇いなくガードを突き抜けた拳が腹に突き刺さります。横隔膜がせり上がり、吐き気に襲われます。
ふらつく足を踏ん張り、相手の目を睨みつけます。

勝てないのです、逃げられないのです、ならば私は、ひたすらに耐える。

慣れているのです、私たちはずっと追いやられていたのです。ですから。
一撃、二撃、砲丸が撃ち込まれるような速度で、私の身体を痛みが襲います。

勝ちたいのです、逃げたいのです、そしてそれよりも何よりも、生き延びたいのです。
絶望の冬を超え、吹き上げる火焔の中に消えた、旧き友よ。笑ってください。

秩序なき魔術体系、混沌から引き出す無尽蔵の魔力、本来であれば抑えなければ身体が曖昧になってしまうようなそれを、痛みでもって峻別します。
この痛みが私の境界、どれほど引き出そうとも、生き延びる限りここで私の形を示す。

「ハァ、ハァ、案外、タフじゃねえか!」
「ええ、これが私の戦い方ですので!」

私はここにある。砕け散るまで相手してあげる。さあ、呑み込まれませんように!


直下、戦況【補正】+1

12:引き絞る一撃
345:拮抗
678:スタミナ消費
9:スタミナ切れ
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/17(水) 22:56:22.22 ID:cMXgUcE/O
む
474 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/17(水) 23:17:01.03 ID:x9N9bv7Y0
3:拮抗

とはいっても、魔力を引き出せるとはいえ、私の魔術回路は有限。
そして現状はハッキリ言って無茶をしている状況です。

そして気を抜けばどこかへ意識を持っていかれそうになる。
この戦法が通じているのは彼女が愚直に私個人との対戦に絞ってくれているから。
背後の七瀬さんを攻撃すれば私もまた動きを変えざるをえず、戦況は大きく変わるでしょう。

ですが、彼女は自らの宣言した言葉にこだわった。それをバカと思う人もいるでしょう。

「しぶといんだよ! 美人な顔が見せられなくなんぞ!?」
「なら貴女も私以外に攻撃すればいいのでは!?」
「アァッ? 一度タイマンだってブッコんだんだ! それを通さねえで勝って楽しいかよ!?」

私も思います、バカだと。どのような手を使っても勝てばいいのだと。
……ええ、ええ、ええ、でもそれでは。それでは、きっとダメなのです。

応えましょう、この身が砕けるまで。コンティノアールの意味は龍、そしてもう一つ。

「確かに楽しくはないですね。では"続けましょう"、どちらかが砕けるまで」
「……乗ったァッ!!!」


直下、戦闘結果【補正】+1

123:砕け散る
456789:スタミナ切れ
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/17(水) 23:18:41.40 ID:2cn2zBOoo
力こそパワー
476 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/17(水) 23:21:34.26 ID:x9N9bv7Y0
0:特殊判定

                  ,. -‐‐─ 、
               ,.  '"        ヽ
           , --<   ‐- 、   \  ∧
          //⌒ヽ\‐- ∨   `丶:',  ∧
       γ´ ,. ----、 ',  \ ∨    \  ∧
      // `'<:::::::\、    ∨     ヽ  ',
      /  !      `'<i `丶 ∨     ∧ ',
    f  ',    /!    | へ   V       ∧:::', 
     {   �W⌒'メ |   、j/  ',   V       ∧ |
    ト、  {、  〈__,ノ \ l     |  ハ        ∧!        , ⌒\
    ∨\!(\    , -、ヾ    ノ  /  V      ∧       /    ヽ
        j     /  、}  <  ,ノ    V      ∧        ,′  ‐、  ',
       弋   / \ノ,.--、/二二!、   V       ⌒\   乂_/  ',  '
         >--- /::::::::::)::::::::::::::ヽヽ  ∨         \       }   |
            /::::::::::::::/::::::::::::::::::::::}  ∧         |\    ノ  j
           /:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::ノ / ∨          |:::| \ー''   /

直下

123:なんかサーヴァントの方であったみたいよ
456:相打ち
789:ユウジョウ!
477 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/17(水) 23:31:32.85 ID:x9N9bv7Y0
【10分経過したのでこのレスで】
478 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/17(水) 23:45:09.30 ID:x9N9bv7Y0
5:相打ち

どれほどの時間が経過したでしょう。いえ、おそらくは10分も経っていないはずです。
降り注ぐ殴打、蹴撃。足は震え、何度立っていられないと思ったでしょう。そんな私を支えているのは意地でも誇りでもありませんでした。
ただこの一瞬、この一秒を立っていたい。そんな願いでした。

二之宮さんの目が赤く染まって軌跡を描いています。沸騰するような音と共に噴き出す蒸気は彼女も限界が近いのでしょう。
互いにバカみたいな我慢比べ勝ち負けや攻防を超越した互いの存在領域の食らい合い。
どちらも既に言葉を返すことなく、一撃、一撃、一撃。

視界が遠くに跳びます。あの光景に。アナタは消えていない。私はここにいる。私は消えていられない。
続けましょう、数えきれない痛みを受けて、私は私を証明する────。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

どしゃりと膝を先に着いたのはどちらか。それを証明する術はない。
双方が同時に倒れ、目を見開き、そして同時に意識を失った。互いに困憊し、消耗しきった結果。

しかし満足気に。二人の顔を赤々と炎が照らして。

【リュコ・コンティノアール、二之宮撫子気絶。これによりアサシン、ライダーは令呪の使用できず】

【現状の令呪:弓/一画 騎/一画 暗/一画】




直下、サーヴァント側の戦況

1234:ライダー、奥の手
5:盤面崩壊
6789:ライダーの計画崩れ
479 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/17(水) 23:57:57.49 ID:x9N9bv7Y0
【人もいないようなので今夜はここまで、おつかれさまでした】

【次回は安価の続きから。おそらく少し跳んで土曜日の20時頃になるかと】
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/18(木) 02:43:04.29 ID:CyQoXM7GO
おつ
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/18(木) 06:39:51.16 ID:YbD2jHGC0
おつ
482 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/11/20(土) 16:51:00.98 ID:eadTAIiV0
【急な来客があり、再開を22:30からに変更します】
483 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/20(土) 22:17:07.59 ID:eadTAIiV0
【22:30くらいから始めますね】
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 22:17:32.49 ID:JUROcwsSo
ほいな
485 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/20(土) 22:30:44.54 ID:eadTAIiV0
【再開】

>>478 から


直下、サーヴァント側の戦況

1234:ライダー、奥の手
5:盤面崩壊
6789:ライダーの計画崩れ
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 22:31:10.64 ID:7FmJXgC5o
そりゃ
487 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/20(土) 22:56:31.91 ID:eadTAIiV0
4:ライダーの奥の手

燃え盛る炎の上、三者三様に攻めあぐね、決定打は与えられない。
だがしかし、それも策略を以て多対一という状況を五分に引き戻したという程度。

ライダーの身体には避け損ねた刀傷、矢傷が残り、既に爆薬も殆ど使い果たした満身創痍。
だがライダーは笑う。危機的状況にあってこそ笑える狂気、それこそが人を惹く器であり、将としての才覚ともいえる。

「ライダー、そろそろ限界ではないか?」
「ああ、限界だなセイバー。だからって下れば許してくれるのかい? これは国同士の戦争じゃあねえ、個人の殺し合いなんだが」
「無論、許す許さぬという話ではありませんわ。こうやって互いの願いを賭ける以上、敗北はそれすなわち消滅を指しますもの」

セイバーとアーチャーもそれに応と答える。頬に差す赤は興奮の象徴でもあるだろう。

「……俺は勝ち負けには興味はないが、しかしお前ほどの強敵を倒すとなれば、この威光も示されるだろう」
「チェッ、一騎くらいは除名嘆願してくれるかと思ったが。ま、端から助かろうとは思ってねえよ」

嘆息し、皴の多いその顔に一瞬影が差す。だがそれは敗北を悟った愁嘆ではない。

それは最後の、狂気の発露。

「ヤりたかなかったが仕方がねえ、悪いがマスター、テメエの願いを俺は最悪の形で叶えることになりそうだ!」

直後、学園の各地で火柱が上がる。いつどこで仕込んでいたのだろうか、価値あるものが爆炎と共に崩れていく。
ソドムの街に火柱が落ちる、ローマに侵略の軍靴が迫る。そして、奪いつくした時、ヴァンダルは何よりも強くなる。

「ガイセリック───!!!」
「さあて、マスター。テメエの願いは普通の人間に戻ることだ。ならこんな場所にいちゃいけねえ、こんなモンに閉じ込められちゃあいけねえ」
「バーサーカーの襲撃時に動かなかったのは、このためか、ライダー。アレが学園を守るものと知っていたから、それが壊れるまで」

アーチャーの叫びも、セイバーの分析も聞こえない。今はただ、破壊するものとして、蹂躙するものとして十全に動く。

「親心だぜ、マスター。いつか子供ってのは手を離れるもんだ。それが早いか遅いかだけのこと。出来ることといえば準備を───ッ」

ライダーに最後まで言わせることなく、アサシンがその喉笛へ向かう。
寸前でかわし、喉に一条の血を滴らせたライダーへアサシンは拳を、牙を向ける。

「御託は聞き飽きた。如何なる理由があろうと悪鬼非道の所業。これは炎の柱に非ず、最後の審判に非ず、人の罪過である」
「……ま、それはそうだ。俺はなんせ悪名高きガイセリック!」
「ならばその悪名を、御子の名を持って倒さん!」

暴力に対し、如何なる理屈よりも即座に、如実に語ることができるのはまた暴力。
アサシンの攻撃に、言葉を発することなく残る二陣営も武器を取る。そしてライダーは、今奪った全てを力に変える。

「略奪え、蹂躙え、凌辱え、それこそが我らの名、それこそが我らの業。土地の断片、誇りの一片、その全てを奪い去れ」

「【万象奪い去る侵略の災(アルプ・トラウム・アラン)】!」


直下、戦況

1234:宝具の圧倒
567:アーチャー、対抗の令呪
89:力押しならば
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 22:57:44.72 ID:JUROcwsSo
力こそパワー
489 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/20(土) 23:06:13.57 ID:eadTAIiV0
2:炎燃え盛り

炎が舌のように周囲を舐めつくす。
以前披露したものとは比べ物にならないほどの兵士の群れ、略奪の意思。

その魂の一片も遺さんと迫りくる阿修羅の群れ、群れ、群れ。
たかが影法師に過ぎぬその身は、吹けば飛ばされるような光と成り果て、徐々に、徐々にそのときが近づいてくる。

「チッ!!! 分かっていると思うが近づかせるな! 接敵した段階でこいつらは概念的爆弾と成り果てる!」
「分かってはいます、分かってはいますが! 流石にこの数は!」

全力をもって迫りくる敵を打ち倒し、突き倒す。しかし焼け石に水、蟻の一噛み。
兵のどれもが狂戦士の如く歩みを止めず、練り上げられた技量を以て破壊を遂行する。

「さあ、どうだどうだ!? 押し潰されろ、踏み潰されろ、奪い去られろ!」

愉快そうに嗤うライダーへ手の一本も届かない。既に趨勢は決まった。もし、これがひっくり返るとするならば。

(チッ、宝具にはこの霊基が壊れるのを覚悟する必要がある)
(……マスターにこれ以上令呪を使わせるわけには!)
(……ああ、それが今このときならば)

犠牲は、避けられないだろう。


直下、結果

12345:敗北
67:何らかの犠牲を伴い勝利
89:勝利
490 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/20(土) 23:17:39.76 ID:eadTAIiV0
【10分経過したのでこのレスで】
491 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/20(土) 23:18:22.49 ID:eadTAIiV0
6:何らかの犠牲を払い勝利


直下、犠牲って

123:アサシン
456:アーチャー
789:セイバー
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 23:21:05.08 ID:7FmJXgC5o
そい
493 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/20(土) 23:48:20.52 ID:eadTAIiV0
8:セイバー

迫りくる火の勢いに、セイバーは赤壁の戦いを思い出していた。
あの時も同様に、燃える船の上で敗北を噛み締めたものだった。
アレさえなければ天下は少なくとも魏のものであり、自分は王の臣としてそれ以上の戦に出ることは。

(……避けられなかっただろうが、少しはマシになってたはずだ。虫歯も治っていたかもしれん!)

複数の案が頭に浮かぶ。アーチャーが宝具を使えば逃走は不可能かもしれんが、突破くらいはできるだろう。
しかし、アーチャーはマスターを第一に見ている。まこと情と言うものは面倒だ。アサシンにはそもそも期待はしていない。
そうなれば動けるのは自分だけだが、到底突破する方法は思いつかない。

頭痛が酷くなる。令呪のブーストがない以上、ここを突破することは困難だ。
宝具を使うならば自らを構成している魔力を削るよりほかになく、それは即ち消滅をすら意味する。

(詰みだな。準備を怠った)

これはもう、ライダーの勝利だ。できることはせめて他に累が及ばないように動くことくらい。
アサシンのマスターやアーチャーのマスターなどはどうでもいいが、マスターに関しては才のある人間、ここで死んでもらえば世界への損失になる。
せめてその方向へ火花が飛ばんよう、上手く距離を置いて燃え堕ちるよりほかには。

『聞こえるかセイバー!!!』
『は?』

念話が飛んできた。私の負けを感じ、最期の別れでも告げようという魂胆か? ならばせめて最後に恨みごとの一つも吐こうかと困惑を隠し、極めて冷静に対応する。

『聞こえている。状況は見ての通り』
『詰みだな! そこから抜け出すことは不可能だろう!!! これに関しては私があの時宝具の使用を命じたのも原因!!! 陳謝する!!!』

全て言われてしまった。もう話すことはないと半分絶句する中で。

『なのでこれは私のわがままな願いになるのだが!!!』
『……非常に嫌な予感がするが』
『ああ、非常に嫌な思いをさせるが! ライダーを倒してくれ!』

どうやって、どのように、そんな疑問はない。この身に出来る方法は一つだけ。

『死ねというか』
『ああ、貴女に出会って私は情だけではどうにもならんということを知った! だからココでは理を説く! このままでは学園の危機だ、一刻も早くライダーを倒すべきだ!』
『それは分かるが……』
『続きがある! 学園が潰れると私はどうなる!? 私はまだ歴史の浅い一門! 才能はともかく家柄では到底名を成せまい! しかし、この学園であれば!』

セイバーの眉がピクリと動く。才能のあるものが、ただ旧来の態勢により否定される。それはセイバーの嫌うことである。
なるほど、バカだとは思っていたが案外自分のやり口を見ているものだとセイバーはガラにも無くほくそ笑む。

『そしてそれ以上に! ……いや、これは理ではないのだが!』

ガンガンと響く声が、今この状況に限っては頭痛を導かない。

『貴女が倒したのだと、胸を張って言わせてほしいのだ、セイバー。私の呼んだ貴女が、救ったのだと』

静かに、とても静かに自らのマスターは頼む。理ではなく情に訴えて。
一蹴することはできる。だが、もしこの才ある女の胸に私の記憶が残るなら、それは十分に後の利になる。

『……穴の多い理論だ。もし次があれば、その首、覚悟しておけ』
『……うむ! 二度とは言わん!!! では、頼めるか、セイバー!』

頷く。全身の魔力を使い、倚天剣に充填する。そんな自分の方をアーチャーとアサシンが驚いたように見ている。
お前たちを守るわけではない、これは理に沿って行うこと。いずれ、私の理が認められる日が来るはずである。

494 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/20(土) 23:49:06.61 ID:eadTAIiV0
「宝具展開───」

これはその道を指し示す光の曳航である───。

 \               i                 丶                \    丶
   \                   |              、    /                 、\`
    \    ./         |            \ 丶          、    、丶`     \
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        /\     ─=ニ x-‐…'¨�_、  \/              、丶` \
          \/    --+〈 . : . : . : . : }}   j{,_  \     、丶`
         /\    ______l}: . : . : . : . }{: . :-‐===‐-)Y(__
            /  [!\ ヽ=ィ≠ミ: ./-‐==ニ二 ̄   (⌒
              \\ \ 衫::::::::::∨-==…‐-       ⌒メ
            i          \/:∠_.⌒}::〉,汽、__彡''""⌒` j!、  }!             i
  ____i│______/:::::::::\{:['゙�q〉''"/       `'゙≦⌒         ________!____
   ̄ ̄ ̄ ̄|│ ̄__ノ: . : . 巛ミ彡"¨´¨ゞ/___/  x=ァ   ⌒メ、\        ̄ ̄ ̄│   ̄ ̄
        ___ノリ : . : . : \{{ __________|!⌒x {r=彡′     :: }!.\\           !            「【倚天剣・天柱(ぎおう、てんをつらぬく)】」
       /. : ./: . : . : . : . : . }〃¨¨¨¨¨||! 逅x\         .:  i!  卜 :.、/
   .    /-==!: . : . : . : . : . : //,,斗=ミ,,人 `¨´,》.、\_)>  , ' ノリ  |   }} …‐-/  __/ _/
.  .    / . : . |: . : . : . : . : . . | {{|i:i:i:i:i||(◯)`^゙´  `¨´      /ノ   |  /′        / 7 =‐-
丶`    |: . : . :\: . : . : . : . : ..``|i:i:i:i:i|| 亥冬      ,ィf'′ 从\  {               /
      |: . : . : . f=ミ、 : . : . : . : . |i:i:i:i:i|i : . :亥冬、_  、 ´     (⌒ )ハ \、
      |: . : . : . ゝ彡: .. : . : . : .|:i:i:i:i:|! : . : .`ミx彡´フ/⌒)ハ(⌒  ノリ`¨⌒
      | : . : . : . : . : . : )>、: . : .|i:i:i/: . : . :,,ィf"⌒¨´
      |: . : . : . : . : . : ...ヾミ==-|/:_. : ,,ィf{f' ∧    \/ /
      ヽ-‐‐==ニ二三三三三三彡''"-=====|    / /
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.       ̄∨///////////////lil!: . : . : . : . : . : //: . : . :ヽ    \
       ∨//////////////il||: . : . : . : . : . ://: . : . : .ノ廴_彡┐
       ∨/////////////ノリ、: . : . : . : ./": . : . /三三三/
        `ー-‐…=====彡⌒ミ‐-=====-‐____/''"⌒>三/
                                /彡"
                                `¨´


直下、セイバーは

12:なんとか
3456789:消滅
495 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/21(日) 00:01:52.59 ID:0iCFZ3yr0
【というわけで今夜はここまで、次回はこの判定から。おつかれさまでした】

【次はおそらく月曜の同じくらい。もしかしたらそこで終わるかもですね】
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/21(日) 01:09:30.38 ID:vytmEdH9O
おつ
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/21(日) 09:54:17.85 ID:pM6hV7la0
おつ
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/21(日) 20:20:04.39 ID:wk/a3nkDo
おつー
499 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/22(月) 22:30:26.89 ID:LQK5p+5W0
【22:35くらいから再開しますね】
500 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/22(月) 22:35:41.02 ID:LQK5p+5W0
【再開】

>>494 から

直下、セイバーは

12:なんとか
3456789:消滅

501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 22:43:15.39 ID:58BMUfDN0
えい
502 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/22(月) 22:52:20.58 ID:LQK5p+5W0
9:消滅

迫る光に、海上の星を思い出す。
たった一人、追い立てられるように一族の長として地を駆け、海を渡り、そしてようやく腰を落ち着けると死んでしまった。
その人生に悔いはない。悔いがあるとするならばまあ、己の子孫のことだろう。

結局、ヴァンダルという国は短かった。自分の時代が終わったとともに衰え、滅びる国だった。
それはそれで仕方がない。しかし、どこかで教えを与えることがあれば、もっと深く子らに関わっていれば。そんな後悔がないこともない。

だからまあ、今回はそれと同じ年頃の、バカなことやるガキのため、それなりに励んでやろうとも思っていたのだが。

「まあ、悪の栄えたためしはねえ、かぁ」

とどのつまりそういうことなのだろう。そういうことにしておこう。光に手を差し出す。

「だが、……ただでは消えねえぞ! 最後までその喉笛食らいつかんと奔るがヴァンダル!」

炎、衝撃、人の想像しうる破壊の災厄を以て、その星光に立ち向かわんとして───────。


直下、ライダーは

12:僅かに
3456789:消滅
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/11/22(月) 22:55:52.15 ID:tBIDX/YRo
ほいさ
504 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/22(月) 23:13:53.09 ID:LQK5p+5W0
5:ライダー消滅

────甲斐なく、その手は光に溶けていく。

「あー、やっぱダメか。マスターが意識保ってたら令呪は使えるんだろうが……」

霊基が溶解していく。その中で穏やかに思考を継続する。

「まあ、しゃあねえわな。こうなったらこうなんだろ。しかし、何もしてやれんかったなあ、せめて籠ごとぶっ壊そうともしたが」

全身が溶けて消える刹那。蹂躙王、ガイセリックは。

「……あばよマスター、なあに、テメエならうまくやるさ。赤の他人に言えるのはこんな無責任な言葉だけで」

僅かに微笑んだ。

「あとは親の仕事だろ」


                                   囗 ロ   。
                ,.. -―- ,._              ロ []      ロ      。
              ,.'"〃 / _-‐=` .、           /´ ロ ロ   ロ           ロ
                 / .' i.{ '//-‐ ̄=.._-、        '´   囗ロ []  []        ロ
        ,.    ,,'〃{ ,.ゝ'"{、ヾ、-_,.‐-_'"¬-、 _,.._       ノ[] ロ    囗    []        ロ
        (... -‐'"/ ゝ' {! !  ヽ ,.}li"-=_., ヽ 、i- ヽ、,.-= .、 ,/ ´_,.□ □ []   ロ_,._,.-''" _,)
          ,'i( /{ i、{!、 ヽ,/_,.」!|  /,l 、' }ヽ、二 ̄_,.>'"_,. '"-‐囗 []   ロ    []-=‐ 、
            / > { ヽ- 、/,'"、 、ッ゙、_'ノ ! '/\、-、...___ ̄ニ==ニ[] ロ  []   。            。
         {/ '/, 〉; iヾ}!i ー‐       ;!j 、ヾ、`ー=、 ''"´、-‐<囗 ┌┐[]   ロ    ロ
         i;ノ,イi ' '; |!.i l.! ,   __,._-;、 ,/ ゙ 、 \`丶\、ヾ\ヽ`ヽ. 囗└┘  []   ロ / }  ヽ
         /";'イ! l .ll .! l!`´ 、== '"、ゞ'  / .l\ヾ、、\`ヽ丶、._ヽ ヽ、 囗 ロ    ロ   ' ′
        /;'.イ !l{ ヽ.!l ! | ! i ヾ、ヾ゛  ,/   ,!. ヽ`ヽ  \. \`.丶、□ []   ロ     。
.     /;' / '.'{ ! ヽ.!.!l .! l ,! ; /〉、    ,' /,}  ! \ヾ、 \、 ヽ\\!.囗ロ  。  ヽ                    【ライダー、消滅。残り三騎】
.     〃、 _ i :!、ヾ、゙}l.! ! ,!,:// /'! ;  ,.  , 〃,'  l ヽ \、  ヽ 、` ヾ、\ロ ロ    ,ノ ,. ,'"-―=‐-、
.      !{! _,. l ゙.、`ー-.! ! ;〃 / / l.!   /〃_/  .!  .    \ ヾ、゙丶 ゙、` ┌┐  。'" -=ニ'"---_ - ..__
      `ー 丶ー==;!.{ノ′/../` ヾ,,_._,./-‐,'  .,!   .l     \; ゙i \ 丶 └┘ロ==ー _ニニ - ̄、¬、ヽ`ヽ
            `ー/ `" ./ ./  //l!l.!´  ./  /   ;        \、ヾ、 ヾ囗ロー=、´ ̄`ヽ ̄ `ヽゞ; ) ノソ
             , '  /   /./   ` !!l_!  ./  /     ,       ヽ 、\) ヽ    ヾ、  ′  ' ノ"   ´
          /l  /  ././'   /     ,;'  ./              ヽ ヾ丶\-‐'   )    ‐'"
.          / .l /  /./;'    '     ,;;/  ./  i            ゙.   \` `ー-´ .._
         /  {./,.' /./;;'ー ´ ` 、  /;/  ./   l           ,. `ヽ  } ヾ、丶 、 ヽ´  `ー- 、
       ,.'  .l{/ /./;;;'   ,   /;;;;/  /    l           ,.'     ゙ ノ,ノ ヽヾ 、\ー=-_-ゝ, `ヽ
.       /   l ./ /./;;;;;'   !  ./;;;;;;/   /         i     /     l'"ノ ,リ } ゙!) ))ヽ   ̄
.      /   l/ /./;;;;;;;{  ,゙ /;;;;;;;;;/  ../        l   /         l''"-'"´ ノ゙/〃 ゙;
     /    /./ ,';;;;;;;;;;;、 ./;;;;;;;;;;;/   ./    /     l  /         l  ` ー′    }!
.   ,'     ,' ; ;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;/   , '     ./    l  /           |       _ノ'′
.   .'/ _ ,..._{ ! ;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;/   ./  _,. , '   _  .l.  、          l、
  /'/'/⌒ー=.{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/   /-‐''" /_,.-‐'"  .!  ,!. ヽ        l.゙、
 ,.' ",/      ` ー-;: '"  ,.-'"_,..  -‐ ´      ./  /   ヽ       l 、
./  /         /   ./     ./        / ' /    \      .! 、
505 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/22(月) 23:15:06.18 ID:LQK5p+5W0

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星の煌きが消えたそこに、立っている者はいない。
倒れ伏し、燃える炎の中で天上を見上げる小柄な影。

「クソっ、クソっ、クソっ、いつもこうだ! いつも私は手が届かん!」

悪態をつき拳で地面を叩く。もう消えかけている霊基の最後まで考えることを止められないが故。

「もう少し背が伸びれば、もう少し運が良ければ、もう少し、もう少し、もう少し────」

そこで口を止め、目を閉じる。
何が足りないのかなど言われなくても分かっている。だが、それは必要のないものだったというだけだ。

「もう少し────」
『セイバー! まだいるか! いるならばこの声を!』

風をも震えさせる大音響が脳を攪拌する。最期くらい綺麗に消えさせてはくれんものか。

『貴女と出会えてよかった!!! 感謝する!!!』

ああ、五月蠅い、五月蠅い、非常に五月蠅い。

『ありがとう!!!』

もう少し───。

「静かに喋れんのか、馬鹿めが」



                           囗 ロ   。
                     _........-=.:.:.:.:.:.:=-....ロ []      ロ      。
                   _ -ニ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ロ ロ   ロ           ロ
              /.:.:.:.:.:.:.:_.:.:.:-=====-.:.:.:_:.:.:.囗ロ []  []        ロ
            /_ -ニニニニニニニニニニニ[] ロ    囗    []        ロ
.            //.:.:-=ニニニニニニニニニニニニ□ □ []   ロ
          〈-=ニニニニニニニニニニニニニニ囗 []   ロ    []
              \-=ニニニニニニニ◎ニニ=-。s≦i:i:i:[] ロ  []   。            。
.              ` .、-=ニニニニニ=- 。s≦i:i:i:i:i:i:i:i:囗 ┌┐[]   ロ    ロ
.                /Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ニ=-=ニ圭圭囗└┘  []   ロ
              / /�Y圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭./|囗 ロ    ロ
.              / / /≪圭圭圭圭圭圭圭圭圭≫イ□ []   ロ     。
             _,ノィ  /| ; ` ≪圭圭圭圭圭圭I斗==ァj .|囗ロ  。
                /.//| |../jI斗==ミ、.\  〈´乂゚ソ´ .j .| .|ロ ロv
           / (/ .| |/ .ゝ 乂゚ソ \(\. \~~~ /ィ | .|┌┐  。
            〈〈/ ∧v ∨/\ ~~~   ; ^⌒) / |イ.イ└┘ロy
             У/⌒ヽ.乂ゝ ≧=-__  ィ ⌒7 // !囗ロ
             乂(   | |⌒>=x、 ヽニニニ ^´/(.イ/イ. |(                         【セイバー、消滅。残り二騎】
                 )   ><. . . . . .≧s。     イ.:.:. /イ/| !〕iト
                _,,rく. . . . . . . . . ⌒マ.:う爪.:.:.:.:.: イ :リ.:| |=-i:i:i:i:〕iト
             r==く. . \ヽ. . . . . . . .イ .}.:.:.:.:||.:.:./.:.:.:}!i:i:| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ
          ノi:i:i:i:i:i\....\. ._. .<__,ノヽ.:.:.||.:.: //}!i:i:| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i∧
           /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\. ..Y Vi:i:i{{.:.:.:.:.:.:.╋ .:.:.:.:.:.: }!i:i/ /i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:∧
.          /i:i:i:i:i:i:i:i:i:Oi:i:i:マ∧ Vi:i{{.:.:.: γ⌒ヽ.:.:.:.:.: }!/ /r�_/〕i:i/ :i:i:i:i:i:i∧
        /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i://i:∧ V{{ .:.:.: 乂__ノ.:.:.:.:.:.:.〈 〈〔\//〕/ :i:i:i:i:i:i:i:i:i}!
        /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i/i:i:〉 〉{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{{ 〉ノ〔\v/〕 :i:i:i:i:i:i:i:i ∧
       j{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/〕i:i:i:i:i/./〕{.:.:.:.:.:.:.:o .:.:.:/.: {{ :i:i: 〔\v/〕i:i:i:i:i:i:i:/:∧
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.      j{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:j{i:i:i:〉マr〕r〕7i:i:}}.:.:.: /o .:. /.:.:.:.:.:.Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i{!i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i/i∧

直下、聖杯は

123:出現しないうえに
456:出現せず
789:出現
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 23:22:16.23 ID:nlUSClaVo
あ
507 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/22(月) 23:54:45.43 ID:LQK5p+5W0
3:出現しないうえにラスボス戦だ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

意識を取り戻したのは、ライダーとセイバーが消滅した後。
最後はセイバーの特攻で勝利したということですが、正直記憶はありませんし……。

「あのセイバーが!? というのは分かる!!! 私でもちょっとビックリしてるからな!!!」

若干目尻に涙の残った虎道さんがそう言ってるのだから、そうなのでしょう。
しかし、そうなると。残る問題は───。

「残ったのは私とアサシン。つまりは私たちが雌雄を決する必要があるというわけですわ」

そういうことになるのです。ここまで共に戦ってくれたアーチャー陣営が最後の相手になるとは。
なんだか奇妙な縁を感じます。そして、僅かながら後ろ髪を引かれるような思いも。
そんな私の逡巡に気づいたのか、アーチャーがふいっと笑いました。

「気になさる必要はありません。今だから話しますが、私はセイバー、ライダー共に通じていましたし」
「……えっ?」

見ると七瀬さんも驚いた様子を見せています。つまりアーチャーは独断で動いていたということで。

「もっとも、両陣営ともに警戒されましたが。当然と言えば当然ですわね。ですから気に病む必要はありませんわ」
「……そうか。裏切りは重い罪だ」
「分かっておりますとも。これで私と戦うには十分でしょう?」

……前までの私ならばまだ迷っていたでしょう。ですが、今の私には示さねばならないものがあります。

「ええ、もちろん、勝負を付けましょう、アーチャー」
「……ふふふ、さらに私好みの表情ですわね。その前に、五騎の魂が集められたのです、そろそろ聖杯がその形を見せていてもおかしくはないころ」

聖杯の具現化。実際には小聖杯というものであるそうですが、確かにそれは有り得ます。
そういえば思い出しましたが、今回の戦争には聖杯となる候補が二つあります。そのどちらがそれなのかは結局……。

『それなんだけれど……、どうも私じゃないみたい』

そこに、声が響きました。この声は千叶星さん、彼女が聖杯ではないということは残るは。

「フェイカーの宝具、瑕無きエメラルドの大結晶」

まずはそれを探す必要があるということでしょう。こちらとしても休戦の理由ができて安心しました。
強張る全身を解こうとしたそのとき、アサシンが何処かに耳を澄ませ、その目を見開きます。

「……マスター、探す必要はないようだ」
「え?」

そして、上を指差しました。……上?
アサシンの指につられ、全員が見上げます。夜の帳の中、何かが浮かんでいます。


 \   \                          \\__     <>
   ゝ-、 }                               ヽ´o   ヽ<> ´                        _
    ∧ ∨                 }/ヽ、      / /   O マ                          /
     .∧ ∨                   }_/\      ./{ ○   ○ }                              / /⌒
      ∧ ∨                 \/\   !∧o   o //        」ヽ              / /
        .∧ ∨_                \/\ ノ  ー―  /     <二>´                   / /
      イ⌒ヽ-- ┘               / ̄ ̄/- \_  ノ ̄|<ニ>                      / /  ./
     {__\\} ∨            >-      -―- 、__   ヽ  \                    _  / /  / ./
   { ヽ  ̄/∧ ∨       >-           / }:\ノ⌒ } <}_\       \             ヽ\ /  / /
   .〉 ,」 {  ∧/ノ───    --───丶//}/:::::::::::::::::〈/:::::} }、      -<           ∧ V  / {___ノ
   }    .ヽ___ノ ./   -< ̄ ´        .//::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}v⌒ー-  _    -<      / | レ´
   }       ノ ̄              / {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}!       >-     -<_/   }           「Aaaaaaaaaaaaaaaaaaa…………」
   ∧      /                   」 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::」!              >-      /!
   ∧  「 ̄               /  }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: // ̄ヽ              ̄ ̄   ヽ     /
      ,  |                 |   ム::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/´   ∨                /   ー ´
     ,  |                ノ    ムヽ}ヽ::::┌┐:::::::::::: /、    ∨                 / /
      , マ              / / ̄ /\ |__/  !__{ヽ^./   ̄ \ .\                / /
       , マ             } .∠=======}≧=----=≦ノ \    \ .\            ./ /
       , マ         _ィ二ニフ /==-  ̄ ̄/       { <ニ>     \ .\            ノ /
       、 \           ̄/ /         }         {    <ニ>---、.ヽ  .\      /  ′
        \ \        / ./         /        .∨      -==.\ .\  \   /   /
          \ 丶     ノ ./       /         \       ̄    ヽ   ̄   ./
            \ \__/  /        /            ヽ              \     /
             \     /         {              \            丶  ./
508 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/22(月) 23:55:46.97 ID:LQK5p+5W0

翼を生やした異形、純白の中にあるのは翠の輝き。その色を見て、否が応にも理解させます。

「……アレが、フェイカーの宝具?」
「いや、多くの魂を得てアレは得たのだろう」
「何を、何を得たというのです」
「───明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった」

滔々と語るアサシンの言葉に反応したのはアーチャーでした。

「それが指す意味、そもそもが瑕無き大結晶……! ならば、その結晶を元に歪な天使としての姿を再現していると!?」
「おそらくは。ならば俺たちは再びそれを墜とさねばならないのか」
「アサシン! 説明を!」
「アレは自らの形を求め、その形を得た。明けの明星を名に持つ堕天使の形を。ならばその名を以て呼ばねばならない。その名は」


.   _____________
..   ─────────────`ヽ
..   三三三三三ニ、                 \
.             丶\       マニニヽzヽ
                 丶\          刈 〉
              丶ヽ      ー=〈闔〉/
                    ヾ`ミ、____ 二/
     ______      `¨ 二二圭|_イ〉
.     /,-- ヽル厶77ー===========ニニi三{
     ///´ i |イリ,厶/イ/,込 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ!ヽ
.      ヘ´ゝ {ルイ///イミ三イ`ゞ,、     ヽ \
.    ヽ`ノ    |ル' i/´ ミ三乂゙´ノミヽ、.     丶 \                              「ルシファー」
      /         `¨¨¨´イ/;.リミx、      \
       ,’                /  ‘,< ミ、        丶 _
.      ;:.                 ‘,  `¨`===========ミj
...    i:.ヽ、     ー‐- 、    ヽ___‘,     ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       \ ヽ.     ____`ヾミゞ
.      /:iヽ ヽ、   `ヾミ;'_____
.       / l  ̄ > 、 __ j///// ̄ ̄`ヽ、
     /  .l        ̄/i´>ー‐;─── ';丶
...   /   l     /  .l   / :i    / ,’
       l     /     |  ./  l.   / /
       l.  /     |  / {i!} l   / /


【というわけで今夜はここまで。おつかれさまでした。次回、(おそらく)最終決戦】

【次回はおそらく木曜日の同じくらいに】
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/23(火) 00:14:01.15 ID:H3Mjthd+0
おつおつ
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/23(火) 11:48:09.91 ID:tC0gIYyIo
おつ
511 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/11/25(木) 22:24:38.68 ID:vBbqZfpc0
【申し訳ない、今夜はお休み。明日の20:00付近にやります】
512 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/26(金) 19:59:47.89 ID:CZSPHI0j0
【20:05くらいから再開しますね】
513 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/26(金) 20:05:53.47 ID:CZSPHI0j0
【再開】

ワタシは一体何なのだろう。ワタシは何者なのだろう。
考えることすらゆるやかな渦の中で微睡んでいるようで。
だがワタシは望まれたのだ、ワタシは美しいものであると。

しかしそれならばカタチがなくてはならない。ワタシを作りたもうた者に与えられたカタチでは足りぬ。
ワタシはワタシを再現する。ワタシが零れ落ちる前に、あの明けの明星を目にし、ワタシはそのカタチを選ぶ。
神様にも叛逆したというその堕天使の名を、ワタシは再現する。

もっとも美しいのはワタシだ、もっとも完璧なのはワタシだ。
そうあれかしと定められたのだから。ワタシは、そうでなくてはならない。そうであろう、造物主よ───。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「ルシファー?」

とんでもないビッグネームです。しかし、エメラルドの輝きはともかく、あの姿はその名にはまだ。

「無論、それを模したものに過ぎないとは思いますわ。記憶の底からあの形を引き出しただけ。ですが」
「聖杯と化している以上、ただの模造品であると判断するべきではないだろう」

壊れたラジオから鳴り響く讃美歌のように、大結晶は軋んだ声をがなり立てます。
何にせよ、アレを墜とさねば私たちの手に聖杯が転がり込んでくることはない。ならば。

「まだ行けますか? アサシン」
「無論、俺としても挑むべき相手だ」

連戦だというのに、むしろアサシンの表情は晴れ晴れとしています。
流石にこれは真似できませんが……。上空を見つめ、私も笑います。

「ではお願いしましょう。これよりは天使を撃ち落とすことを命じます、アサシン」
「承知した。それはすなわち証明である」
「……では私も、上手く回せばこれで終わらせることができるかもしれませんもの」

浮かぶ天使目掛けアサシンとアーチャーが構えます。
これが最後の戦いになる。そんな予感だけが朝焼けの近い夜空に浮かんでいました。


直下、戦況

123:上空からの一方的な
45:連戦の弊害
67:一跳びに縋り付く獣
89:天使は再び落ちる
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/26(金) 20:06:50.06 ID:BP74qx/7o
そりゃ
515 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/26(金) 20:30:30.41 ID:CZSPHI0j0
6:足に縋り付く獣

地上の二騎を捕捉したのか、上空の大結晶の光が増し、次の瞬間光線が放たれます。
セイバーのそれとも似た翠の光、しかしそれは地上を抉りました。魔力砲というよりはその面もある熱線。
着弾点は溶かされ、一撃を食らうだけで人間なら炭化してしまうでしょう。

「目測はまだ正確ではないが……」
「あの距離から矢鱈に放たれるだけでも十分脅威ですわね」
「そうなると、第一目標としては」

アサシンとアーチャーが頷きました。

「アレを引きずり落とすこと、ですわね」

簡単といわんばかりですが上空、おそらくは100m以上離れているそこまで、辿り着く方法はあるのか、それが問題です。
ですがアーチャーもアサシンも気にかける様子はありません。

「アーチャー、俺を撃ち出せるか?」
「……宝具の限定使用で可能です。しかし、半分程度の距離までにはなりますが」
「そうか、ではあとは俺に与えられた試練というわけだ」

簡単に言いのけ、アーチャーは巨大な弩を召喚しました。その弩に番えられるのはアサシン。
既に大結晶は次の一撃の充填を始めています。さながら人間大砲、無茶と無謀を合わせたようなそれに。

「私も協力しましょう、絶影!」

セイバーの宝具、絶影を呼び寄せ弩に組み合わせます。雷光の速度での射出であれば成功率はさらに上がるはず。
……もっとも、これにより本体のいなくなった絶影はおそらく消えるでしょう。ここまでよく戦っていただきました。

「絶影、よろしくお願いします」

不平を述べることもなく、絶影はただ一つ唸ると目を閉じました。私も頷きます。

「では、行きますわよ」
「ええ、頼みました。アサシン」
「了解だ」

引き絞られた弩の緊張が、一瞬にして切れる。同時に絶影の雷光が弾け、爆発的な速度で上空へアサシンが射出されました。
絶影の姿がその名の如く、影すら残さずに消え、吹き荒ぶ砂煙の中、私は上空の天使に向かう光の筋を見つめます。
原初の獣を身に宿し、ひたすらに救世主の威光を示さんと戦った一途さを、見ます。

さながら多段ロケットのような速度で、最後に一度アサシンが弩を足場に跳ね、大結晶の足元へ。

「食らいついたぞ、大天使にして大罪人! サタンにしてルシファーよ!!!」


直下、戦況

12:高度は下がったが振り落とされる
3456:傷つけ、アーチャーの届く場所まで
789:天使を落とす
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/26(金) 20:38:44.66 ID:g8Llf7sPo
ふふふ
517 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/26(金) 20:59:49.29 ID:CZSPHI0j0
6:獣は縦横無尽に

自らにまとわりつく獣。それを振り払おうと大結晶は複数の腕を生やし引きはがさんとかかる。
腕からは翠の光線を、あるいは鋭い翠石の槍を。本来守るものであるはずのそれを攻めへと転じ、蔓延る寄生虫を焼き殺さんと振るう。

しかし、縋り付くのはただの獣ではない。混沌の獣の因子を持ち、全ての獣へ別れるまでの原初の怪物。
人の叡智により狩られるそれであったかもしれないが、しかし、未だ大結晶はヒトとしての形を成さず。
豚に、猿に、鳥に、形を変えながらそれは迫る、襲い掛かる。

─────怖い。大結晶の思考に僅かなそれが飛来する。
自らを壊さんとするモノ。大結晶はその美しさ故、そういったものに出会うことはほとんどなかった。
あったとしても誰かが守ってくれた。そういうものだと考えていた。

だからこそ、自分の中心に迫ってくる獣性の怪物に、大結晶は初めて恐怖の色を知る。

「どうした」

声が聞こえる。遮二無二、ひたすらにそれを叩き潰さんと腕を振るう。
だが声は止まらない、全身を奔る悍ましい蠢きは治まることがない。

「輝きがくすんでいるぞ」

そしてそれが、大結晶の前で嗤う。いや、違う、獣の本能に任せた威嚇の笑みではない。
その笑みは清廉で、ひたすらに透き通っていて。思わず、手を振るい、叩き落とす。

小さな体が宙に舞い、落下していく。その先にある地表を見て大結晶は気づく。
ワタシは、知らない内に落ちていた。いや、この獣を払おうとした段階で、ワタシは落ちざるをえなかった。
ようやく気付いたそれ。獣に手を伸ばそうとして、先に、小さな影を見る。

「射程距離ですわ。悪魔をも堕として見せましょう」

悪魔ではない、ワタシは何よりも美しく、何よりも素晴らしく、そうあれと願われたもので。
ならばなぜ、ここまで落ちているのだろうか───? その疑問に、手放した獣と交差するように、自らの胸元へ、一条の矢が。


直下、戦況

12:まだだ、まだ
345:防ぐも、咆哮で動きは抑えられ
6789:勝利!
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/26(金) 21:01:45.76 ID:vKq/BT2ro
ぬん
519 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/26(金) 21:05:32.65 ID:CZSPHI0j0
6:勝利!


直下、聖杯堕としちゃったけど

123:願いは……
456789:魔力は問題なさそう
520 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/26(金) 21:16:26.23 ID:CZSPHI0j0
【10分経過したのでこのレスで】

【そして一旦中断、続きは22:30くらいから。といってもエピローグに近い形になりそうですが】
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/26(金) 21:28:40.33 ID:DnrGL9w5O
おつ
522 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/26(金) 22:29:00.72 ID:CZSPHI0j0
【22:40くらいから再開します】
523 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/26(金) 22:41:45.63 ID:CZSPHI0j0
【再開】

矢が、自らの核に刺さるのが分かる。だがそれがなんだというのだ。ワタシは瑕無き大結晶。
それは揺ぎ無き真実であり、この一射で傷つくことなどは有り得ない。

──────ああ、その言葉を、ワタシは信じることができない。

ワタシの無窮をワタシ自身が疑ってしまっている。造物主のひたむきな狂気は幼児のワタシには持ち合わせていない。
獣よ、獣よ、何故落ちるのだ。ワタシは何故砕けるのだ。お前がきっと答えを知っている。

           /              l, !           /              ヽ     .|
           /             l l,          l             ゙L    .!
          /              l l            l                 ll、   !   __/
          !                    l l        /               l!__r‐|r‐-'"
          /                  l, .l      _rt'ト                  i″  /
          |                〉 .l   . /  |│                 /  ,/
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            !                  / .l  ア     !.!  ゙'-、       ./ ,/ l
         l               /  l, ..l     .!|    .\、   . / .,/   l
         |              ,!   .ヽ  l     .|,!     `'-, / ,/
         l                 i′    l,、 l.    リ      ,,ノ./
            l                !     ,i" ヽ.l.   │    ,ノ /
         │            l    /    '<'、 ,..-'゙ll、 ._//        l
          !            |   ./      ヽ`ぃ-l゙.!'" /         /
`'ー..、       .|、              |  ./       l.! l.l .,! /           /
、   ゙゙'-、、    .l'-             ! /        〃 ゙'ミ .ヽ             ,!              /
 ゙''-..,、  `''-..、 / !          /l゙        ||  .ヽ .ヽ           /              ,/
    `゙'ー ..,, .`''" .\         l .l           !|   ヽ  ヽ       ./              /
        `゙'ー 、  .\         ! /         !l、.    l  .ヽ     /             ,/
            `、.   \     ! .l゙            !|ニニ=_ .ヽ  ヽ    /           /
             ヽ,   .\  / l            |.!    `゙''ヽ  .ヽ  ./        /
               \   `ゞ ,!          !.!      ヽ  ヽ〃      /
                 \    ,!             | l      ヽ  /      /
                   \  |           ! !       ヽ \    /
                       `''!、             }.l       ヽ  ヽ  /
                          \.        .! .!        l  `'ッ′
                         \       l l           l   く


手を伸ばす、その手が端から崩れていくのも気にはならない。
ワタシは美しいのに、何故ここまで醜く儚い。ワタシはあの明けの明星の名を得たのに。

──────どうしてこんなにもくすんでしまったのだ?

砕ける、砕ける、砕け散っていく。落ちていく獣に手は届かず、それより先に崩れたからだが転回し、反転し、落下して。
世界が煌めいている。翠の光が攪拌して、ワタシの意識が消えていく。
獣の背から光が見える。朝焼けの訪れ、そしてその夜に残るのは明けの明星。

また、その冠から、ワタシは、墜ちる。悲しくなって、寂しくなって、最後の一片となって。

──────そして、何かに握られる。


「あなたは全きものの典型であった。知恵に満ち、美の極みであった」


それは、ワタシへの。

【輝ける大結晶、崩壊。これにより聖杯の機能は散逸する】

524 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/26(金) 23:04:16.27 ID:CZSPHI0j0
落下してきたアサシンへ駆け寄ります。
高度は大分下がったとはいえ、おおよそ五階建てに近い場所からの落下、傷つかないはずはないでしょう。
しかし、アサシンはよろりと立ち上がり、身体に付いた砂を払っています。

「アサシン!」
「無事だ」
「見れば分かります! 何故かという説明を求めます!」
「む、……おそらくはこれを握っていたからだろうな」

天上から降り注ぐ翠の破片。あれほどフェイカーが誇ったそれは今、朝焼けに照らされ、翠の光を撒きながら消えていきます。
アサシンの手に握りしめられているのはそれの一番大きな結晶。脈動するように震えているのは、まだ少し残留しているからでしょう。
とにもかくにも、これでようやく聖杯は戻ったのです。……あれ? 聖杯は、戻っ、た?

嫌な予感がします。振り向くとアーチャーが肩をあげ。

「聖杯、壊してしまいましたわね」

や、やっぱり、そうですよね!? つまり、これは。

「これで終わり、か?」
「ええ、私たちを現界させている魔力が霧散する以上、戦争は続けられません。そうですわね?」

アーチャーが問いを飛ばした方向から、人影が三つ。ナゼさんと毛野原さん、そして千叶星さん。

「ええ、そうね。私一人だけじゃ厳しいわ」
「そもそもこの精霊種の能力は自分のリソースを削る必要があるからな。それの補助として聖杯戦争の術式を使ってるカタチだから」
「これ以前の戦いなら私一人が消えることで、できたかもしれないけど……。今回はもう限界近いの」

ならばやはりこれで……。突然の幕切れに困惑する私を置いていくように、アーチャーの嘆息交じりの声が。

「……マスターの願いは叶いませんのね。ではせめて、彼女の崩壊を防ぐことはできませんか?」
「まだ霧散していない魔力、すなわちアサシンの持っている宝石を使えばなんとかなるかもしれないけど……」

アーチャーの目がアサシンの手に注がれます。

「で、でも、それはリュコさんにも使うことができるはずです! アーチャーの願いが叶うなら、彼女の家の復興も」

毛野原さんが私をかばうように震えた声をあげます。そう、これを使えばそれなりの資金、もしくは地盤を手に入れることはできるでしょう。
それが家の再興に繋がるかは私次第ですが、やってみる価値はあるかもしれません。

「リュコ様、恥を忍んでこのべリサリウス、譲っていただきたい」
「……マスター、意のままに」

……時間はありません。少なくとも太陽が完全に顔を出すころには、この奇跡は起こせない。ならば、私の決断は。



23:15までエメラルドを渡すか多数決。先に二票、集まらなかった場合はランダム

1:渡す (そのままエピローグ)
2:渡さない (アーチャーと一回のみコンテ不可の戦闘判定
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/26(金) 23:11:24.06 ID:mzGnSbji0
1
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/26(金) 23:11:48.61 ID:vKq/BT2ro
1
527 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/26(金) 23:15:40.93 ID:CZSPHI0j0
【ここまで】

1:渡す



【というわけで以降はエピローグになりますね。なので今夜はここまで、おつかれさまでした】

【明日中にエピローグと、各陣営及び総括のレビューを出せたら、という感じで行きましょう】
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/26(金) 23:44:25.13 ID:I/hpIvsJ0
お疲れ様
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/27(土) 00:21:26.83 ID:U0k8Vhsno
乙でした
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/27(土) 00:35:06.98 ID:WpEQpv5FO
おつ
完結おめでとう!(エピローグはまだだけど)
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/27(土) 13:58:08.84 ID:HdM5O8aq0
おつおつ
532 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:16:37.90 ID:ja0PE9cC0
【再開、安価とかはないのでお気軽にどうぞ】


1:渡す

奇跡が一度しか手に入らないというのであれば。私は。

「アサシン、一つだけ質問を。あなたは奇跡があるとして、それに手を伸ばしますか?」
「そもそもの解釈が違う。奇跡とは主や聖霊が我々の信仰心を呼び覚ますため、救いを与えるために起こすもの。であれば俺に奇跡などは必要ない」
「なるほど。では現在の状況は?」
「これは奇跡にあらず。俺は信仰の為にここに立ち、俺、ひいては俺に対する奇跡を示す手段として戦いがあると解釈する」
「分かりました。では私にも奇跡は必要ない」

うんと頷き、アサシンも無言で握った宝石をアーチャーに託します。
アーチャーは深く頭を下げ、その宝石を持って七瀬さんの方へ。きっとこれで彼女の崩壊は少なくとも防がれるでしょう。

朝焼けが夜空の端から赤く広がっていき、翠の粒子は煌めいて落ちていきます。
そしてその中で、アサシンの姿もまた、ゆっくりと溶けるように薄らいでいきます。

「ごめんなさい、アサシン。あなたは戦いたかったのではないですか?」
「ああ、だが十分だろう。アーチャーと戦えなかったのは残念だが」
「……そうか、フェイカーの大結晶を含めればアーチャー以外とは全員戦ったのですね」

よくもまあ、それで生き残ったものです。私も、貴方も。
運が良かったと言えばそれまでですが、やはりその立ち方が、生き方が、何か作用したのかもしれませんね。

「こちらからも感謝を、マスター」
「いえ、それこそ私のセリフです。貴方がここまで愚直だったからこそ、私は戦うことを選べた」
「……ずっと思っていたのだが、貴女は美しいぞ、マスター。それは外見だけではない、その在り方から来るものだ」

穏やかに、アサシンが微笑んでいます。そんな笑い方は初めて見ました。ずっとそんな笑い方であれば、きっと生前ももう少し上手く布教できたでしょうに。
光が私の背後から差してきます。髪が一陣の風に巻上げられたなびきます。頭骨が笑うように、いえ、歌うようにカタカタと音を立てます。
私の前でアサシンはしっかりと立ち、朝の訪れを私越しに見つめています。ゆっくりと伸びた手を、しっかりと握ります。

「どうか、その在り方を忘れずに」
「ええ、貴方も、ちゃんと話すべきことは話すように」
「……善処しよう。では」

握った手の感触が曖昧になっていきます。思わず目の端が熱くなってきます。
ですが、涙は流しません。別れは訪れる、終わりは訪れる。それから逃げることなど出来はしない。

私はここで生きている。浅ましくも生き延びて、ここにいると、彼に最後まで示すのです。

「ええ、さようなら。レギオン」


                        \                __
                         i          ィ´    ミ
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                             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄く     盆  ー 、__   } ̄ ̄ ̄ ̄`マ//////////≧x、
                                 }ィ777i!≡≡彡 ̄`ヽイ          ∨///////////≧x、
                                〈_ィ升ゞ=≡≡≡≡=《         ∨/////////////.∧
                                /´¨     ,ィ升从リミ!            |///////////////∧
.        ,、─────────── 、       /, ===ニ千公 仗ツリj!ソ}         |////////////////∧
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.      ,イ//////////> 、           ヽ\. ` ̄ヽヘ从   //!___,ィ´i ̄ ̄i}       |//////////////////∧
.     ,イ/////////////// >.            ヽ\   /ヘ__,ィ≦´ ヽ.   !   〉- 、.     |///////////////////∧
  ,イ//////// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  \          ヽ\//    i   \ i ,==≡У\_    |////////////////////∧
,イ./////////|           ヽ         ゞ   < ! \ィ!}  i     ___.彡′ヽ  \ー=へ ,イ/////////////////////∧
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.///////////|              |iヽ.       i!b/i!_,,, -'''" .,.,.   __∠=、ヽ < ̄ ̄`丶}_/////////////////////∧    【アサシン、消滅。聖杯戦争、勝者なし】
.///////////!              |i  \        < ̄,'     〃   /////     マ≧ミ=ー、ミ、.`V ///////////////////!
.∨////////∧.               |i   `       〉/    `   ,イ////   i!y´ `Vム \`ー-\∨//////////////////|
 ∨/////////≧、_          |iァ          i      ,イ/// ! i    〉   i,Vム  ', ヽ ヽマ.////////////////i|
.. ∨.//////////.7          |i        ` 、   /       {://///∧ヘ  /、   〃 ∨i!叱',  ':,ム∨///////////////i|
.  ∨//////////!              |i           ヽ/      `¨¨¨¨´〈∧ゝィ' ヾi /   / |! _ム   | ∨//////////////i|
   ∨////////∧              `ヽ.        /      ,.,       ∨`/  i/   厶´マ\     | ∨/////////////.i|
.     ∨////////∧                \.    /      〃        | /  ./   /   /./ , ,  i|.  ∨////////////.i|
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.      `マ///////∧              ヽ/                /ゝ‐'  /  ,イ//∧____/.    i/////////////i|
       `マ./////∧                 /               '、_, く_ ,ィ≦´777777///∧.    i/////////////i|
.           `マ.///∧              /                  ∨///////////////∧   i/////////////i|


【というわけでエピローグの前に全陣営の総評に移ります】
533 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:20:49.64 ID:ja0PE9cC0
【ランサー陣営】


【名前】ナゼ・ナノカ

【属性】秩序・悪

【体】1:自ら拘束している
【知】9:天才ですから
【心】8:メンタルばっちり
【質】9:ロード級では
【家】1:一般!?
【運】9:豪運


               __    {  | {   \ 、
              八__,ノ.、 丶 八 丶    ヽ\       ヽ }
                    ∨^∧\{::::\{\:::\  } }ヽ ト、 、  }/|
                    ∨^∧:: ヽ:::::::\::\::\ノ ,ノ:::} !:::}ハ /::/
             { r仁 ∨^_,〉 ̄_,ノ<  ̄` <⌒' く/::/::::}/::/:}
              丶`二ニ弌 ¨〈仁 二>、 \ ヽ   ヽ::::/:::/:/
            \    ̄`ア::〉,_∨//:::/〃:ヽ 丶 \, ∨::/:/
               ` ー=≠イ::/ ///厶イ:/i|ヘ::∧  ∨\�Y〈、
                '⌒7}/.//,  / ̄i/ 工..�Y:', / |/|:::::',! } ヽ
              /,ノ|/// /_ ̄`/<巧 从::�Y/|::ハ:::乂
              -‐  ´//::l// ∧  ̄` <`丶 〉| イ{::人辷≧=ァ
               //〃�Y /r― 、     ∨i∨ |  :lハ::lトミー=≠
.              / /′ ∨ `こ ^ヽ     |///  }::|八ー=彡
          「`iト    {   ∧         イ /  ノ介トミー
         V∧  > 、 / 介ー==≦  -< >ァi´:ハ| |八
        _,∠..._:V∧    ∧ /^|-―< 丶\//l/ l|/ | |  \
  ,  ´      `\l\  { ヽ. ノ    `ヽ / l/{ {  |  l|
.  ′          .\\| ̄ ̄\       .{ハ|八
 |        . . . : : : :><,__\    乂
 人 . : : : : : : :,  < /  |` <  ̄ ̄ ̄ 二ニ==- ミ
  _,>-=ニ二..{   /     :|    ` ー<: : : :/ ,    丶
  {       \_____!         ∨ //    / ハ
  ` <⌒  、   \::.{            '     /    |
     ` ー\   \           . : : : }――<     ,′
            丶    \: : : : : : : : .: .: .:厶==ミ  \   /
>         丶     丶: :_:_:_ : : . イ/     丶  \/
    ≧…―--    、     丶:::::::::::::::/       /ヘ. /
                 \    \::::: /       /::::::∨

代理AA:名瀬夭歌(めだかボックス)
534 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:21:22.84 ID:ja0PE9cC0
【スキル】

◆ 身体改悪
悪魔の使役や呪術の行使に限らず、古今東西の霊的な素質を持つ人間は欠損や先天的な不倶を抱えていることが多い。
それを応用し、対価を払うことで呪術を行使する方法が、自らの体を拘束することにより前払いに近い形で利用されている。
あえて身体を傷つける、拘束することで魔術的な要素を付与し、ただでさえ高い自らの資質にバフをかけている。

正確には、自らの体が壊れる前に先に壊している、という形であり因果は逆である。

◆ 努力家
常に研鑽を惜しまぬ努力家。高い才能に加え惜しまない努力で何処までも高みに向かおうとしている。
それは人と少しずれた自分への防衛本能であり、自らに与えられた瑕の払拭でもある。

◆ チェンジリング
かつて彼女は妖精に攫われた。妖精から気まぐれに与えられたものは人の身に余りある力。
先史の魔術師にも匹敵する能力を有するが、彼女の場合自らを拘束する、自傷することをトリガーにすることで抑え込んでいる。


【来歴】
一般的な家系に生まれ、育った少女。ただし、若年時に妖精に攫われ、その異常な資質を強化された過去を持つ。
自らの体が与えられた力の前に崩壊することを理解し、先に壊すことで、「先天的な不具者が魔術の素養を持つ」という類型に当てはめ防いでいる。

その特性故に一般的な社会には馴染めなかったが、持ち前のがむしゃらさと強いメンタルでなんとか持ちこたえ
尼慈女学院に入学し、戦争に参加することで自らの異常性を払拭しようと試みている。

来歴からか、迫害されたり不慮の不幸に遭遇した相手には強い仲間意識を持つ傾向にある。

【聖杯への願い】
自分から魔術の素養を失くしてしまいたい
535 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:22:10.69 ID:ja0PE9cC0
【ランサー:オイフェ】

                                              ___ -=ニ二 ̄`ヽ
                                   ,,く>     _  ―=ニニ\─── `Y
                              ,,<:.:.:.:.:>_ -=ニ二_____ハ____ |
                         ,,<:.:.:.:>才 ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ___.二ニ=ラ /    l
                           .ィT.:.:.:.:>:.:":.:.:.\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`Y____ 二/入 `Y!
                       /. :j_|,∠:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Y二二二二ニノ____彡イ´丁 丁 ̄:|
                     /. : ∠=ミ:.、:\:.:.:.:.:.:.:.:.:. !_二ニ=: :`ヽ   :j i  |  :|   :!
                       /. : /:.:.:.:.:`Y:i.:i:ハ:.:.:.:.:.:.:.:人j.: : Yヘ: : :.:i : : .  /| l  |  :|  '
                    i /:.:.:.:.: `Y! |:.|:.:}_,,<: : :.i| : : |  V: !|: : : ∨::�W  :|  :|  .'
                  /:.:.:.:}:.:.:.:.:.:从:乂´:i : : :,|: : :.j| : : }  ∨| | !:.:|!:.:.|   :|  :| .''
                     /:.:Y:.}厶:.:.:.イ/:.|: : : :}: : /:|:!: /:|.: :/  /从乂_リ:.八 ̄ T 、j ′
                 イ:.:.:.j:.:�Y:.:.:.:.:.:.}:.�W :/ :.//:|:!/ |:./  /斥笊Y从:{: : :\ i  l ,′
                 /:.{:.:.:.{ヘ:.:ヽ: : ミY:.!|:.�Y:.://-从-ノ厶、_/代リ 丿|∧:O/:|  l..
              ∧:.:V、:.:\_八 : :/: :!|: : �Y/ィ芹ミヾ   }⌒ヽ-=彡|.:|:、_У  :!  ′
              {:.:ヽ:ヽ:\:_)ノ : /∠j:|: : :!L人戈リ  /  ヽ   |:.|:Y{   :j  ′
               ∨:.ハ:.:)  /:.:.:/Y⌒ヾ: :ハ ̄`ー― "    , ノ   八_八`ヽ    ′
               Lノ    八:_/ゞ{、しイ: : 小            ィ  //|:.:.:.: ∨ \.,′
                          \ヽ|: : i | ト、    ー<..ノ //i |:.:.:.:.:.:|:.  /
                             `|.: i| | |=ミ、、      //∧|:.:.:.:.:.八 /
                            乂|| | |二二> ... _厶: : :.j!: :<:. .У
              /:Y                   |!| | |三三三三三j:\\:、\丶 : `ヽ..
         ハ: :|                |!|:.八:.:./:.:/:.:.:.:.\|:.:.:.}`ヽ\\\: : :ヽ
           {:.:.j/)     __     γ⌒ヽ,≦|!| : : ∨:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{_:.:.:.:.:.:.:`ー=ミ : : : ',,             【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/1386.html】
           |: /:./{     /:.:.:!    _{_彡圦___,!:! i : : ∨` ー― 、〃⌒ヽ:.:.:.:.:.:.>`ヽ: :.',,
            У:/{:.レ´) :L:.:ノ  /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Yi | : : : �YミY:.:.:.:.:乂(/)ノ:.:.:.:.:.:.ヽ: : : : :`ヽ
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          〈入:.: `ー彡イ:.:.:.:.:/.:| :/  ィ∠:从: :i: |!:|.:|: :/: : : : : :/: : : : :!_:乂ー=イ/八.: :/
          _j圦\三三彡}:.:.:.:.:.:./|/ :// //|:i:.:| :!:.|:.|ノ: : : : : :/: : : : :/: :`Y:`ー�W:.:.:.:Y
        //:小\三三彡}:.:.:./O | :// // :|:|:.:|: !: !リ: : : : :./: : : : :/: : : /.:.:.:.:.:�Y:.: /
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【ランサー陣営、感想】

マスターは今回、主人公を除いて唯一の作成メンツ。
出現が一番遅かったのもあり、少し影は薄くなっちゃいましたね。
あと、やってる間にアヴァロン・ル・フェが始まり、色々と妖精しんじつが公開されたので、>>1 の中で混乱が起きたのは申し訳ない。

ランサーは最初の脱落者になってしまいましたが、もっと上手く回せたよね! って感じがヒシヒシとあり、今回の反省点の一つです。
特にランサーのスキルをちゃんと使ってあげられなかったことが心残りではあります。
シンプルなステータス、スキル、宝具構成で、来歴等も分かりやすく使いやすいデータだとは思います。

陣営としては和気藹々と殺伐なことができる陣営なので、やはりもっと描写できればと思いましたね。
特に最終盤、マスターだけで動いていた時かなり便利に使えたのでなおさらです。
今思えば、再戦時にスキルを使わせて話を展開すべきだったのでしょうね。
536 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:26:38.93 ID:ja0PE9cC0
【フェイカー陣営】


【名前】毛野原 馨 (ものはら かおる)

【属性】中立・中庸

【体】4:普通に戦ったら弱い
【知】2:箱入り娘
【心】2:不安定・自立心弱い
【質】4:魔力量は微妙
【家】3:無名・没落
【運】2:最悪ではない
                 /⌒`ー、、              , ‐'⌒`\
               /     .__.\           /__       \
            /     /llii::. `,           /´ .::iill\     \
          /      /,.、\llii:::...`,       / .:::iill/ ,,,,\     \
        /       /  .)._ミx,lii:: ..l_'¬r‐‐‐´ .iil_xく_く ,,人       \
       /        ,,:゙:)/⌒`Y》/⌒',/ l \-ミ\〉y'⌒`くくヘ         \
     /        / ,'|    /'}// |  l.  \\ (}     }、 \       \
     く     __/´ //'|   _// /  ',  `,.  .\\ミ  ...|\、 \、__     〉
     ``'ー''"|    / | .从、_//〉/   | `,  `,   `, ミ>xr从 |゙\   |`''''ー'''´
          |   / 、乂/介〉/// /___|  \  ____  `,  ,,》ミ\ノ  ',  |
        _.   |  ,|    ´ ,/ /| r'〔 .从、   ` 从\ヽ | | \| `     |   |
      r'´|   .|  ||   、、/ ,,,| | |. |.,赱ミ\   ,衍lミ| | |\____゙.=彡  |,| .|   )\
     {、\、_,/ / ',,   `ア´´´| | \{ビ゙ツ \,, ビ゙ツ/|| | |`|´`ミ,    | |、`,,,,,..ノ ,,
       `ーー.ニ イ/ | _x<´/ ||||人 ', | `´  。  `´ | | | /,|||l ',`'.X | \,,,,,,, -‐'
         .,,-,/ | \ミくイ: : :`、__ヘ> 、 .r;;;,, .<:ア/ ,,,)  }. `_./ | \__,
         `'くxノノ     .{ \: : `、',`: :`'':::;;;:ァ'´: :´/,,/   ,,'゙}´   \...y´
             `´     |: : : `\`.,: :,.-''´: : : : : '´: : : :/,,,人     `
                     |゚\: : : : \´: : : : : : : : : : :/// ゚|
                     |  \_: : : : `ヽ、、___,,. ‐く'''´/   . |
                八     \: : : : : : : : : : : /     八
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               /: : : ',    ',  .氾二l⊃ ,'    / : : : ',
                / : : : : ',     ',//||\\,'     ./: : : : : :',
                 /: : : : : : :',    ',/ | | \,'   ./: : : : : : : .',

代理AA:兎塚愛莉(バトルビースト)
全身白い毛皮に覆われた獣人のような少女。

537 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:27:10.30 ID:ja0PE9cC0
【スキル】
 ◆獣性魔術
 先祖代々受け継がれる、一人一人固有の獣性を発揮し肉体を一時的に改変する魔術。
 彼女はカイウサギ(アナウサギ)の獣性を持ち、聴覚に優れ、素手で自己が潜り進める程度の穴掘りができる。
 力は弱くて持久力もなく、またノウサギでないので走力も40km/hくらいが限界。
 彼女は行使の制御ができておらず、人間の姿になるのは完全な魔力切れに陥ったときのみ。
 戦闘力のない動物のため低コストで、魔力量が控えめの彼女が常時維持しても魔力には余力がある。

 ◆無秩序なトンネル
 時間を余しているときに手持ち部沙汰な彼女は、たびたび学園内の土のところどころに穴を掘り道を作っている。
 いくらかは他の学生たちにも知られて抜け道や近道として使われている。
 彼女もある程度は場所や経路を憶えているが、
 目的を以って作ったわけではないし崩れることもあるのですべてを把握はできていない。

 ◆肉用種
 カイウサギの獣性を長く発揮し続けたことの影響による身体の肉質の改良。
 彼女の身体は高級な食肉のような性質を持つ。
 怪我を負った際の傷口から見える肉やその香りから、また検査で身体を観たりした時にその良質さが伺える。
 火傷ともなればその焼けた傷口の匂いは彼女を食し味わいたいと冒涜的な感情を抱かせ、
 倫理観を捨て人肉食をしても構わないとまで思ってしまいそうな負の魅力に溢れる。
 肉体には魔力成分が含まれてるので滋養もあるはず。


【来歴】
 刻印とか研究とかいう概念も持たないはぐれ田舎魔術師の出。
 祖先はさまざまな自然の動物を神聖視し深く関わってきたといい、
 その子孫は生まれつき遺伝としてそれぞれ固有の動物を体現する獣性魔術の使い手として生まれる。
 大昔の祖先はその力を人々のために役立ててきたが、
 近年の代では魔術を人前で使わず一般社会で生活していた。

 彼女は生まれつき魔術回路に変異があり、獣性魔術の行使のコントロールが致命的に苦手であった。
 戦闘力もなく燃費の少ない動物であったことが幸いし命の危機とはならなかったが。
 そのためほぼ家より出されず育ってきた。

 彼女はその獣性のせいか育ちのせいか従順性・許容性が強く出て、
 現状をできる限り受け入れ反発しないように適応してしまう性格を持つ。他人には強要しない。

 一族はその特殊な出自より研究対象として魔術師から目をつけられて、襲撃され誘拐の憂き目に遭う。
 家族は獣性魔術をを無理やりに発現されたまま、皆物言わぬ標本とされていく。
 残った兄と共に必死に逃げて、みんな終わるなら仕方ないと運命を受け入れそうになる。
 しかし最後の最後、兄がお前だけでも遠くへ逃げろと必死に逃がしてくれた気持ちは尊重しなければと、
 生き別れになったのち紆余曲折あり学院へ保護されるに至っている。

 特殊ではあるが特に秀でた能力も向上心も持たないため学校では見下されている。
 獣臭いと貶されることもある。ウサギの特性により壁越しや遠くの悪口陰口まで全部耳に入ってくる。
 生き別れの兄がどうなっているのかはわからない。
 でも兄なんてとっくに死んでるだろうと何度も言われてきたので、
 死んでいるものだと完全に思うようになった。

 優しい学生は魔術の研究を勧めてきたり、手伝おうと声を掛けたりもするが、彼女はそれを無下にしてしまう。
 この学院にいるなら研究者であるべきだとは思っているが、そもそも魔術研究の仕方すらわからないのだ。
 それにより更に周りから良い印象を持たれなくなっていく。魔術師としての名誉など夢のまた夢だ。
 彼女が本当に手に入れたいもの、手に入れるべきものは何なのだろうか?存在するのだろうか?
 生き辛さに押し潰されそうになりながらも受け入れて、彼女は日々を生きている。

 入学当初は獣性魔術を切ったら兄が自分を分からなくなるのではと思い行使の制御を覚えようとはしなかったが、
 今ではもういない兄との思い出であり共通点だからとしてやはり制御したいとは思ってない。
 というか人間の姿に戻ってしまうと、あまりに慣れてないこともあって困惑し錯乱する。


【聖杯への願い】
 確固たる自分自身の意思を持たない彼女は、現状を受け入れていて自分自身の願いと言えるだけの願いがない。
 サーヴァントや他関係者等、関わった他人のために聖杯戦争を頑張ってみてもいいかという程度の意思はある。
 その中で影響を受け、願いを持つこともあるかもしれない。

【特記事項】
 魔術の研究者としてよりは、研究素材として見込まれて入学することになった可能性もあるかも。
 人間の食べられない草も食べて生きていけるので、自然環境で生きるのには便利。
 詳しく触れてない設定や他応募キャラと矛盾する所は、進行の流れで付け足したり別解釈したりしていいです。
 別に幸せにしてあげなくてもよいし、あげてもよい。
538 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:27:39.76 ID:ja0PE9cC0
【名前】うさぎ

【属性】秩序・狂

【体】7
【知】1
【心】1
【質】7
【家】0
【運】1
         ,. -  ̄  ̄ - 、
    _  /            ヽ
   < _>、 /      ト、    ヽ
    ) ;_ >、└.i   ハ  | ヽ ヽ   ヽ
   >'´ / ヘ |    | ヽ、|   ヽ i   ト, i
  /  i    i   | ̄     ヽ / レ
  i    `ー-'´|   レ' ,ィTヽ    V
  |      |   ゝ、 | i |f;;;j|     i
  |      |  f  ヽ! {弋_ノ    ' /
  |  |  |\_`ーヽ     ┌― , ' |
  ',  ヽ \ > -`ァ  _,   イ  |
  ',  ト、ヽ \,―-'―- '┐   .! /
   ヽ | `ー-/`ヽ、__/ )   .レ
        / , ―、   | ヽ
       ./ /   \   ハ ヽ\
      /  、   \ )、   )
      /   \    \ ヽ   |
      /      \    \`-ノ
     /       \    \

代理AA:妹(elona/ローラン)
539 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:28:06.76 ID:ja0PE9cC0

【スキル】

◆ 加工生体
魔術的な実験や、儀式の生け贄にするために作られた人工生命。
人であることを維持できる範囲でかなり広範に手を加えられている。
無茶な扱いをしても壊れず、少ない食料でも長期間生存でき、広域な魔術に適性を示す。

◆ 命令遵守
一度言われた命令を守るために、自分の命を使い捨てることに躊躇いが無い。
自分は魔術の礎となるべく生まれた。儀式を完成させるために死ぬ。
魂に刻まれた呪いは絶対であり、その在り方は変えられない。


【来歴】
学園で養殖されている"うさぎ"のうちの一匹。
各クラスから一人ずつ任命される「いきもの係」に育てられている。

自然の嬰児たるホムンクルスとは異なり、「人」としての属性を保存した実験動物。
生育が早く、繁殖力に長け、さまざまな魔術の贄として利用できる。

長年かけて品種改良を繰り返され、魔術回路の増築実験などを経て強化されている。
単純に身体スペックで言えば半端な生徒よりも上と言ってもいいが、意志や感情はほとんど存在せず、他人の言葉に従うことしかできない。

【聖杯への願い】
鯖の願いを叶える
540 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:28:35.05 ID:ja0PE9cC0

【フェイカー:キャロル・チャザム】

                    }\  ノ/
                     ___>\}(_ {\
              {\≫: : : : : : :\\ヽ] : \}ソV⌒>―..、
            }\_)\\: : : :_,、、、、,_: :ヽ:ヽ:}: :リ厶,、ヽ``: : : : : : ``ヽ、,
       {\  {: : : : :}: : ,、〜``: :-==ニミ\}:.:}/: :_: : : : : : : :-==-: : : \
       {: : :\�_: : : /: : :-=: : :/,-=ミ\:/: :/: : : :\: : : : : :―-: :、: : :)i
      \: : : : : :/-=ニ: :う:/: /: :r―-: ヽ: ``⌒}: : :.h__: : : : : : : : :ヽ: : }
    \_>: :∠;;; : : : :/イ: : : {: : { ̄ ̄  ^}「¨''}: : /:.{ニ=-_ : : : : : : : �X
      `ーァ=ニ/:___/: : : } : : 人:.:{\    li   |:./|:.:r``⌒}: : : : :.}: :,i(
         /: :/: : : /: : : : :/ /  ヾ  `  、ヽj_/レ ∨   〃: : : :/ /
.       {: /: : : :ノィ⌒ ̄: /-===ニニニミノ 人,、ヽ=}}.   {{: : : :く: :{
         レl{: : : : : : : : : : :/  ´⌒迯リ�_)/  {迯歹.}}   `ヽ、,: : : :`ヽ、
        人: : : : : : : : : :{    `¨冖'''``:   �_¨⌒}       ヾ: : : : :`、
         |: : r‐<: : : {    /     ヽ     }lヽ�U        }l|: : : : :}               【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/1167.html】
         |: : { {^ヽヽ:.:{    {       く/__/  |        }リ: : : :.ノ
         ∧从‘, {_r}\!     ,         `¨   .!      /: : :./
          ){ \ー-        '  ,,_    __=ァ' |_      {: : : :/
           〕: : :≧s。}i,         `¨¨¨¨¨` ̄_  j�____    ヽ: : }
            /: :/: : :.:} 从、          `` ̄`   | (ニニ)    }: :.}
.           /: ,:':r-、ノ/ :  `ヽ、            }、  ,  `¨´     //         ___
          /: /: :{ニニ}「 :     ` 、,     ___ /       ´         ,、=ニニ`ヽ
.         /: /: :.:.`¨´:|  i       `ゝ-=ニニニア               __,,/-=ニニニ二\
       /: /: : :/:.:ノ{:| �U    ___,,  -=ニミx   __.... ―==ニニニ/-=ニニニニニニニ\
.       /イ } : /: /}∧|. 」I斗=ニニニニニニニニニニ= - = - = - = - =/-=ニニニニ二ニニニニニ\
           从八{. }。s≦}「ニニニニニニニニニニ/= - = - = -=-=-./-===ニニニニニニニニニ=
            l{ニニニ)V=「 ̄ 'i,ニニニニニニ/=-=-=-=-=-=-=-./-=====ニニニニニニニニニニ
                ),{⌒'ニ).[ニ∨  }}ニニニニ -=ニニニニニニニ=-j{-= -= -=ニニニニニニニニニ=
 __               )∨ 'ニ).[ニ`ー≦ニニニニニニニニニニニニ=j{=-= -=-=ニニニニニニニニニ=
ニニ≧s。,_   _。s≦ニ∨}ニ){ニニニニニニニニニニニニニニニニj{= -= -= -ニニニニニニニニニ=




【フェイカー陣営、感想】

マスターはマスコット、もしくはヒロイン、被保護者枠として考えていたのですが、サーヴァントの面の皮が厚すぎました。
今回の募集鱒はわりと過去を抱えてるメンツも多く、彼女は特にそれがしっかりと構築されていましたね。
なので、どこかで触れられたのですが、彼女に強くかかわっていれば、彼女の願いにかかわる形で話が進んでいたことでしょう。

補佐マスターとして設定したうさぎは、うさぎ繋がりというのもありましたが、両者ともに一人だけだとかなり不安定な陣営だったので。
毛野原が天然、フェイカーがボケ、うさぎがツッコミという形でそれなりに上手く回っていたのではと思います。
話の流れ次第では、というか初期の想定では8割方うさぎは死ぬ予定でしたが、何とか生き残りましたね。

フェイカーは言うまでもなく掻きまわし役。いい空気を最初から最後まで吸って消えていきました。
なんとなく想像は付くでしょうが、一番書きやすかったです。また、設定も十分に利用させてもらったので言うことはないかなと。

本来この陣営はこういう形で動く予定はありませんでした。
毛野原にはもうちょっと悲壮さに寄り添えるサーヴァントを、と考えていましたし、もっと兄のことを深堀りしようと思っていました。
なので、フェイカーが登場した際の男性出現判定は、実は彼女の兄関連の話にしようと思っていたのですが、まあ、そこでアブドゥルが選ばれたのが運の尽きでしたね。
特殊判定からの連想ゲーム的にアブドゥルAAで霊装作る→そういや花京院AAがどっかで紹介されてたからこれでいっか。となったのが原因です。どうしてくれよう。
541 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:33:33.72 ID:ja0PE9cC0
【バーサーカー陣営】


【名前】 千叶星

【属性】 秩序・中庸

【体】1
【知】7
【心】3
【質】0
【家】0
【運】3

                       ´ ̄`丶-ミ、
                  /    _o∽∽∽o。\
                 /    /       ゚% \
                /   /  /          ゚% \
                  /  /  /      /|  |
              /   / _,/_,/_/      / .|  |  ',
             /  i  |  /| |/| ̄    /  |   |  | ′
               |   | |斗ャ扞ミk    |/ ̄`ト  /  |
       __    |   |/||圦乂hソ\  :Nxf扞ミxУ   | i
      /(   `丶.|   | :|人|.:.:\|:.:.:  \| うnソ }/  i| |
     /  `  ..,,_ハ 八 |  \   rヘ  '  .:.:.:.:. //   .リ |
.               | | ヘ  爪   乂  _,   // / ./ /
    {〜〜;''"⌒丶、 | ∧  ∨ | \       ⌒>   /  / /
     ‘,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. ソ/|:∧   ; ⌒〕iト __,,.. <   /  / /
     \__.:.:.:.:.:_./ /| : \ \} ̄乙_  |⌒ヽ/ . ::/: : ′
      /// 厂   ,、--r<|  }  { {/ ̄´√/  . : /_:|
   ┌く二7 {     /  | | l:|  |\〃⌒ヾ:,/| . : /| |  \
   {二つ// /\__ /  _|_|_リ  / ̄||.:.:.:.:.: || ̄| : /://   |\
   \ // / / }|   \__/)  込__,ノノ .人 {//__   |: . \
  ___/ |_|_j_ ∧|   /廴  ⌒) //|:|  (⌒ >、____/   |: :\: \__
  \__\ } 乙/∧ /   ⌒)  L//_.|:|__「 (⌒   ‘,    |: : '. `¨¨¨¨¨´
  / ̄ ̄ ̄ } 厂/  |      ⌒) |:| :|:| (⌒     ',   |: : : '.
. 〈________,{ 乙  ∧       ヽ|:|_,///        }   | : : : ':,
   /     :{__厂 / ∧        「」「」        √  | : : : : :.、
   |    /} 乙_/ / ハ        人        //  |\: : : : \
   |  __   {  ̄え_,込、      -‐ゝ _ノ  /    \.:.:. : . く⌒
   |/〉   /`⌒7{ / | |づ广¨´        ̄ ̄       |.:.:| : :  \
     {  /   / ノ'´   | |つ)                  /.:/ ..: :    \
    \|⌒ヽ/{<  ./ | |つ)         \       /.:/ /: .      |
        /: : { 〈 ̄ /∧∨          _二ニ=-‐ '´.:.:./ /    /|:    |
      / . : : \\ / ∧     _,.。c┬セi〔)):::::::::{: /: : |: : :.⌒7   / |:   /

代理AA:黒崎ちとせ(アイドルマスターシンデレラガールズ)

542 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:34:09.03 ID:ja0PE9cC0

【スキル】

◆受肉精霊(不完全)
星の触覚たる古い精霊種の生き残り。
自然界とマナを共有できる精霊種であるため、魔力を自らの体内に蓄えるのではなく、外界から無尽蔵に汲み上げることが可能。
ただし、汲み上げた魔力リソースを学園の保護に使っているため、肉体を維持しきれず半霊体のような状態になっている。
真祖に連なる存在のため吸血行動も行えるが、望んで人の血を吸うことはしない。

◆千年の誓約
精霊種としての「空想具現化」能力の限定行使。
千年の時を経て、ヒトに寄り添う誓い。
生命への干渉を除く、「人間が時間をかけて努力すれば実現できる」程度の願望を叶えることができる。
ただし、精霊種として希薄な状態の彼女は行使可能な回数に限りがあり、過去の使用例を含めるとたった一度きりが限度。
その一度きりを使い切ってしまったが最後、彼女は存在を維持できなくなり消滅する。

【来歴】
尼慈女学園七不思議の一つ。生徒の間でまことしやかに囁かれる噂の類であり、時代を超えて様々なバリエーションをとるが、
「100年に一度、薔薇園の薔薇が全て満開になったとき願い事を言うと叶う」
「誰にも見つからず真夜中の時計塔に辿り着けたものは切実な願いを叶えてもらえる」
「学院長室には秘密の部屋の入口があり、そこには万能の願望機が秘蔵されている」
……などなど、「特定の周期、または条件で願いを叶えてくれる」ことが共通項。
無論、魔術を学ぶ深奥の学び舎といえど、そのような曖昧模糊な噂を信じるものなどほんのひと握りであり。
噂は噂、都市伝説に過ぎないと看做されてきた。
だが、学園の歴史の中に確かに「それ」は存在する。
構内を歩いていれば、時折ふと妖精じみた雰囲気の金髪の少女とすれ違うことがある。
それは振り向くと雑踏に紛れており、追っても影すら見つかることはない。
誰かの使い魔か、姿隠しの術式でも使ったのだろう、と殆どの生徒は自分を納得させる。
それが噂の本体であることを、知ることのないままに。

学園の妖精……「千叶星」と呼ばれるその少女は、学園の成立初期からそこに住み着く受肉精霊だ。
元はといえばとある原因で消滅寸前だったところを初代の学院長に保護された存在であり、
現代ではマナ濃度などの要因でその肉体を維持できないが、学園の結界の中でだけ生存することができた。
長い時間を経て学園と彼女は共に深く結びつく存在となっており、歴代学院長は彼女と契約を結び、学園と生徒の守護を彼女に依頼する。
最初は生き残るための仮の住まいとして学園を選んだ彼女だったが、今では愛着も深く、望んで生徒たちを保護しようとしている。
生徒たちからほんの少しずつマナを吸収して蓄える彼女だが、百年程度のスパンでその魔力と自らの能力を用い、ささやかで切実な願いを叶えることがある。
自分の身を切り崩し分け与えるような行為だが、そこに躊躇いはない。
それは長い年月を学園で過ごす居候の恩返しであり、我が子を祝福する母の愛なのだ。

【聖杯への願い】
次の千年を超えても、彼女たちが強く生きていけますように。……そして、できればそこに自分も立ち会えますように。
願いを叶える存在ではあるけれど、願いたいことはある。

【特記事項】
普段は人間に擬態し、誰でもない生徒の一人として生活している。「いつの間にか一人増えている」系の怪談に近い。
そういった現象が見逃されるのも、魔術が当たり前に存在する学園という土壌ならではだろうか。
保有魔力や行使できる魔術の最大規模は大きいが、戦闘にはあまり向かない。
本人からして生徒を傷つけたくはないと思っており、戦い自体にわりと消極的。
とはいえ、学園を脅かすような存在には容赦しない。

543 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:34:44.65 ID:ja0PE9cC0

【バーサーカー:平将門】

                         <¨"''〜、.,,_       \、  
                          \   )¨ヽ       \ 〈 \
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┌===√¨/\ ___  }ニニ{{ニニニニ7 / // \      ,ノ (  /、^勺、ミ、\  \
  ̄ ̄[  | 「「<に==―___¨¨¨¨〈 〈 〈〈     \   /:\>ミ、 > /=7 ̄      >
      \|/    ̄ ̄  j ̄ ̄ ̄―==― ___ \/::::::::::\::\>、> \   / |
      `` ――― ''"       /:::::::::: /  ̄ ̄ ̄―====―_____   |
                        /:::::::::: /   /¨\__/:::::>\::::  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―==―____
                    |:::::::::::/Λ__Λ:::::::::::::::::::::::/::::{ニ=-:::;;;__:::::::∨「  /    ̄ ̄ ̄ ̄====――
                    |::::::: /:::::::〉::::::∨:::::: ̄ ̄::\∠:::::~"''〜7ニ/ /__/
                    |::::::/:::::::/:::::::::::∨ ̄\___/:::::\/::::::/ニ/ニ/
                    |:/ ̄ ̄ ̄¨/ Λ::::::::|:::::::: 厂:::::/::::::/::/~ ニ{                             【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/677.html】
                           〈::/ ∨::::|:::::::::|:::::::/:::/ニ/,>==廴
                              |:::::厂::::/⌒\/\~~\ニニニ\
                                /¨¨|::::::/斗―‐ヘ_\___\ニニニ\..,,__
                           /¨¨7¨¨¨7¨¨\¨¨¨゚7ニニΛ―ヘニ\/⌒\ \
                           \ /   /  /,___  \ニΛ  \ 八 〈^\しノ
                              〈  `¨¨¨>‐<´  ̄ ̄\___\ニ〉,\ \\\ノとノ
                           \ /    \/ ̄    厂\_Λ \_,〉::::>ー彡
                            `|   /::V/     〈: .    ゚.___/⌒\
                           / /::::::〈/     /'\: .   ゚./    「⌒\
                           /   {::(::::)::::∨    ./   \: . ∨     |     \
                         |    ∨ :::::::: ∨  /   //| ∨\          \
                         |  ./ Λ /:::::::::〉 .Λ    //| ∨ ニ\___Λ,__      ゚.
                         |/  / /⌒)¨)//  \ ///|_/   \ニニニ\ \    ゚.
                           {    / 乂彡イ/        //     .\ニニニ)  )     }




【バーサーカー陣営、感想】

まずマスターに関しては名前を勘違いして申し訳ない。ちゃんと確認しておくべきでした。
また、設定も少し変更し、イリヤやアイリなどの小聖杯枠に近い形になりました。なのでよく考えれば聖杯の枠を取り合う必要はなかったのですが、>>1のミスです。ご容赦を。
キャラクターとしてはふわふわしつつ、怪しい雰囲気は出ていたかなとは思います。
ただその言動に終始させてしまったため、メインにはあまり活躍できず、バーサーカーとの関係がメインになってしまったのはもう少しやりようがあったかな、と。

バーサーカーは会話不能枠。その為、マスターとの組み合わせでキャラクターは出せたかなと。
データ上は愚かな女性に反応、ということでしたが、恩義の為に自分の身を投げ捨てられる存在はその琴線に触れるか、ということで。
大怪獣枠になってしまったのは少し反省ですね、もっと守護者としての雰囲気を出せれば良かったかもしれません。

陣営としての組み合い、というか主従関係ではおそらく今次一番強い陣営ですね。
分かると思いますが、冬木のバーサーカーとイリヤであり、項羽と虞美人であるやっちゃえバーサーカーをイメージしていました。
バーサーカーの不死性でもう少し粘れたかもしれませんが、性格や物語の進行も考え、消滅はあのタイミングに。
もっと千叶星を深く掘り下げられれば、面白く動かせただろうな、という申し訳なさがあります。
544 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:39:44.63 ID:ja0PE9cC0
【セイバー陣営】


【名前】虎道 遥華(こどう はるか)

【属性】混沌・善

【体】7:一般アスリートクラス
【知】7:座学は得意
【心】7:強めのメンタル
【質】4:平々凡々
【家】3:歴史の浅い家系
【運】5:人並み


                /            丶    /  /_ -ニ- 、
              / _ -──         \ /  / `ヽ   \、
             / l          `ヽ      ヘ ./`ヽ /
             /  、_  --──/_-、',      ヘ.  /
            /  / `ー──‐ //=ミ ',   l l  ヘ/
            l  l_       / て心  ',  l - 、  ヘ
            ∧  l _≧ 、    、乂ツノ  l /-  }  ヘ
            ∧ ',{l んハ     ´ ̄ 、 _ノ / }  /   ヘ
              丶',、乂ツノ、       ー ' /ー      丶
               ∧  ̄   _ ‐ ´    /   l     \
              l、_ノ 、   ´ -      イ∨ l  l       \
              乂_ ノ丶       /  ∨l  l_   __  \
                  / ≧  _ <     } l  l  ̄/_  /   \
                /  / l  l    / l  l  /、  ノ丶∨  丶
               /  // l  l 、 /   l  l  / f´、   ∨
             /  //  .l  l ー - _ /  .l/_ ノ      丶
            /  // ○/l  l/ } 、_丶 l   l  l:', \      \
          /  /  l  //l  l /   / .l   l ノ:::',  \
         /  /  ///  l  l_ノ',   /  l   l\:::::\
       γ´ ̄ `ヽ /// ヽ l  l   ', /   l   l  \:::::\

代理AA:上城大華(遊戯王SEVENS/上城姉弟)
545 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:40:35.11 ID:ja0PE9cC0

【スキル】
 ◆尼慈女学院私設吹奏楽部長
  彼女の率いる私兵集団……ではなく、一応は正規の部活として認可されている部活動。
  部長という肩書きと、当人のアグレッシブな気質も相まって学園を取り締まる組織にある程度の口出しが可能。
  あくまでも口出しだけであり、それが承認されるかはまた別の問題。

 ◆私の虎吸 壱ノ型“霹靂爆散”
  独特な構えと魔改造管楽器による『虎吸』の波動。
  周囲の酸素という酸素を、筋肉という筋肉に全て集中させて放つ音は、振動による破壊も巻き起こす。相手の鼓膜は死ぬ。
  改造管楽器は鈍器のように振り回す事も多い。寧ろこっちの方が危険度は高い。
  当人曰く、魔術の理論を武道に取り入れた呼吸方らしいが実態は彼女しかわからない。
  ちなみに弐ノ型以降は考案中。

 ◆バトルマニア
  戦いある所に彼女あり、彼女いる所に争いあり。というか率先して乱入してくる。
  寧ろ彼女が戦いの遠因となる事も多い。相当なトラブルメーカー体質。


【来歴】
 質実剛健、威風堂々、弱肉強食をモットーとする女学院きっての暴れん坊。高等部二年。
 破天荒かつ予測不能な言動から、ほとんどの生徒達からは半ば台風の様な避けられない面倒事扱いされている。
 勝手に部活を作ったりとやりたい放題な彼女だが生徒会。ひいては学園の管理者からはその強引な性格が少女達の競争に役立つと判断。
 ある意味……かなり曲解した形だが、尼慈女学院の校風を体現しているかもしれない風雲児。

 元々、虎道家はほんの数世紀前に魔術の道を学び出した駆け出しの一族だった。
 彼女もまた魔術の秘奥を学びに女学院の門を叩いた者だが、周囲の圧倒的な才能にうちひしがれ、壁に突き当たっていた。
 素質や家柄の壁は、思っていたよりも高い。同じ様に学んでいても追い付かない……。そんな彼女が辿り着いたのが呼吸法。
 かつて古武術を継承していた虎道家に伝わる呼吸は、彼女が他の生徒に食らい付けるだけの力を産み出した。

 しかし、食らい付けるだけでは意味が無い。この力を示す、とっておきの舞台が必要だ。
 そこで考えたのは聖杯戦争。頂点に立つにはうってつけの晴れ舞台じゃないか。
 万一敗退しようがそれはそれ。自分の実力が不足していただけ。彼女は自らの誇りと威信を駆けて、魔術の戦場に身を投じた。

【聖杯への願い】
 我が吹奏楽部の発展!栄光!その為に部活の名を挙げ、部員を集めて鍛え上げる!
 部活としての箔が欲しいだけなので、聖杯の願い自体は組んだ相手に渡してもいいかと考えている。
 ……当然ッ!私に勝てればなッ!

【特記事項】
 ・尼慈女学院吹奏楽部
  虎道が力業でかき集めた即席の部活。彼女の担当楽器はチューバ。
  現状ではまあまあ上手い程度の実力だが、夢はでっかく全国区常連の強豪チーム。
  ほとんどのメンバーはやる気が無いが、彼女の制裁に怯えて半ば泣きながら練習する光景が時折見られる。
  ……彼女達が死に物狂いで奏でている音色が生徒の癒しとして楽しまれている事を知るのはまた別の話。
546 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:41:03.95 ID:ja0PE9cC0

【セイバー:曹操孟徳】


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      //i:i:i:i:||i:i:i7   ヽァ.,ィi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ア..,ィ≠气 、 ヽ. \\
      .φi:i:i:i:i:i||i:i:|  /ィi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ア´|.《 ( 0 ),! i、ヽ ヽ   }
     {.|i:i:i:i:i:∧V| ././i:i:i:i:>",__<i:i:ノリ ノ `¨´ |ノノノ トノ  ノ、
     ヽ`守i:i:i∧| / /。s≦ .xァ=x、リノ "    . ィ | ,ノ".} / 八                    【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/1021.html】
       `守i:i:i∧{.八  i.《 ( 0 ),  `  ,,,´xfji;! ′ ノ / /ヽハ
         `゙¨¨ア .ハ  ヽ `¨´´  /xi:i:i:i:i:ァ' ! / /,ィヽ|i:iハi:i}
.        、__ / / \ 寸、   < _(i:i:i:r'' / /iイ".{i:i:i:i:i7  リ
         `ァ イ  } >、. >、   `゙''''´‐ ´ ,′ !i:i:i:i7{i:/
          { / |  ハ  ヽヽ`i:i气三アニi:i:i:i:i:ア ,斗i:i从'リ
          |./ノ.! i {心 .ア ̄`¨\'"/=-¨ Y-|´-=|リ
          /   ! ト、 Vi>´,ィi:i:ix i `〈==-7/{O},|-=|
           ` .乂 /ィi:i:i:i:i:i:i:i:7, !  ヽ、|/j- i| <\_,r-=、-、
             ./イi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i∧   ヽ{'" o`'} '"´ヽ---"¨´ ハ
           r-'イi:i:i:i:i://i:i:i:i:i:i:i:i:i:}   ヽ".} {"          }
          ノ'" ィi:i:ア/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:7    Y  ̄           !




【セイバー陣営、感想】

マスターに関してはセイバーを引っ張り、巻き込ませる役として逆指名に近い形で組んでもらいました。
当初の目的通り、ドンドンセイバーを引っ張ってもらい、陣営全体を動かせるアシストをしてもらえたかと思います。
ただ、マスター自身の内面や、キャラクター性の表現は弱くなってしまったと感じているので、少しバランス調整を失敗してしまったかな、と。
もっと吹奏楽に触れることもできましたし、情熱一辺倒ではないとこも出せたのではないかと思いますね。

セイバーはまあ、データを見てもらえば分かる通り、データの熱がえげつない。
その為、全てに触れることは困難だろうと考え、女体化の理由とかは置いておいて、"合理主義者でツッコミ体質"という側面をメインにしました。
それもあってか、他の陣営に宝具を奪われたり恨まれたり、マスターに振り回されたりと散々でしたが、キャラクターとしての活躍はできたのではと思います。

セイバーは開始前から使おうと考えていたデータで、マスターはそれに合わせ募集した中から選んだ形です。
そのため、イメージしていた動きとはかなり近く書け、筆の乗りやすい陣営ではありました。
しかし、その分やはりと言うべきかセイバーへの切り込みに比重が傾き、少々マスター側がテンプレートで収まってしまった感はありますね。
貴女が昼間の探索でもっとかかわることもできたので、これは今後の反省にできるかと考えています。
547 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:45:53.33 ID:ja0PE9cC0
【ライダー陣営】


【名前】 二之宮 撫子

【属性】 中立・悪

【体】 7
【知】 2
【心】 0
【質】 4
【家】 8
【運】 2

.      │/            |        \       /  / \//////\\            \
.      l/         |/ ̄\       }       / /        ̄ ̄_ \\            \
       /         /      \____/       / / /    | |  \\   \             \
.     /           /          }__        / / / / /| |     ヽ::\   |           }\
.      /           /         / \       /  | / 弋/   V    \ |:::::::ヽ  |              ∨ヽ
    /           /        /     ヽ_______|/| |/ /⌒\\ | |    | |::::::::::|  ト、              ヽ/∧
.    {          __/        /     /___   | | / j 芯ミ\{ V{__ 斗‐:::::::::N |::::ヽ           V/∧
    !         /        /     /  |   l∧ ∨}_, ヒソ }   〕工ヱ[ |:::::::| | |\:::}            V/∧
.     l                  /      /    l   |:::∧ハX^ ̄     ノ込リ }| |::::::| |ヽ|  `|           V/∧
      l     /        {     /    l   ∨::::{ V r―‐ '  ー 个ト{ |:::::| |  |  \             |//∧
.       l    |                 {    |   |:::::::::::\\_  )  / ̄{   |::;ハ| ノ    \         |///|\
        !                  |    |   |:::::::::::::::|\___   イ::::::::::::|   j/ヽ        |        |///| l|
       ∧                         {   |:::::::/|::|    _/:_:::::::::\   |        |         |/// l |
        /  \            /          / /j_/   |::\_/:::| / ̄ ̄   /\        ト、       ///  |│
.      /                         //       ヽ:::|/:::/ ∧__/__,ノ }\      |  |     ///  l│
     /          _   ____//          |::「 ̄   }   ̄   \_ノ  }\   |  |     ///   l│
.    {                  ̄/ }/ |/          |::|    /           `ヽノ__ノヽ j  |    //   / /
    !                   { ∨ /|\          /:/   /{             \r | /  |     /   //
                     | ///  |  \         /:/ ___//∧                  ̄/  /  /   //
.       ヽ              j/  /   |         /://└‐、\/\_____________/  / /___//
        \       _ -    |   |  \       _]::}     \` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/  //  ̄ ̄ ̄
         \___ -         |       \_/ /:/         \          /  /
                         |             |::|         〉     __/  /
                     |               |::|         ∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.                    |                |::|       /\\

代理AA:二階堂サキ(ゾンビランドサガ)
548 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:46:22.52 ID:ja0PE9cC0
【スキル】
 ◆動く屍
  非常にタフ。頭を強打しようが、腸がはみ出ようが平気で行動する。
  肉体の頑強さと、苦痛を意に介さぬ異常な精神性。

 ◆特攻
  思い立ったら即行動。言葉や思考より先に手と足が出る。
  有利不利、身の危険や保身だとかを気にせずに行動を起こす。

 ◆沸血霧
  死徒として持つ人間を越えた身体機能を無理矢理引き出す。
  その身の生命を使用した強化である為、多大な負担で肉体が劣化していく。
  本人曰く「血が沸騰して霧になってるみてーだぜ」

【来歴】
 不良。元は名家のお嬢様だったのだが、激しすぎる反抗期を経て不良の特攻隊長と化した。
 深夜徘徊、無断外泊当たり前で、数日帰らないことも良くあり、家出の最長は三ヶ月。
 さすがに事件に巻き込まれたのかと心配され捜索願も出されたが、特に怪我もなくケロッと帰ってきた。
 しかし、それが遂に親の怒りに触れ、矯正のために尼慈女学院へとぶち込まれた。
 教育により元のお嬢様に戻る……事はなく、人里離れようが不良は不良のままであった。

 三ヶ月の家出の間に、彼女は一度死んでいる。今現在も死んだままだといってもいい。
 魔術師にとって死徒化の実験体として人の道からはみ出た不良というのは絶好の獲物であった。
 彼女もその例に漏れず、浚われて実験体にされて死亡した。
 後は数年の時間をかけて食屍鬼から吸血鬼へとなるのを待つ必要があった――
 わずか二ヶ月で食屍鬼へと化して暴走した彼女に殴り殺されて実験はあえなく終了となった。
 彼女はあとの一ヶ月で吸血鬼へと至り、意識を取り戻して普通に帰宅した。
 脳が溶けてぼーっとしていた為、彼女は自分が三ヶ月何をしていたか覚えていない。

【聖杯への願い】
 普通の人間に戻る。
 けど、別に人じゃなくてもそんなに不便でもないからそこまで全力ではない。

【特記事項】
 自分が人じゃなくなってるのに聖杯戦争でサーヴァントに指摘されるまで気付かない。
549 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:46:50.90 ID:ja0PE9cC0

【ライダー:ガイセリック】


                      ___
   _-=二三ミx、         _、<三三三三ミx、
 /⌒>=三三ミx、     /三三ミ三三三三ミx、
.     _  \三三\   /三三彡/^77≠ニハ/ \\
  _/三三\ \三三=彡三三三7 ///   /乂}  \
//⌒>=三三三三三三彡У~゙彡′ー-ミ / _,,彡|l!    }
.   /三三三三三三三三ノ八丶^~「三三|'゛ /rャ笂,|{___
乂―三三三三三三三三三彡へ_,,乂三ソ  {〉`¨¨|廴_
 ー=二三彡⌒三三三三三彡Λ从´ _ __ }/〉  八{ ̄
    /三三三三三三彡ノ / ノ∨ハ广爻zzzz爻7 _))
__彡―く ̄ ̄\⌒\三三彡イニ\ハ ゞ┴‐''~ /=-__
       \     ( ̄ ̄¨ニ彡八ニ\从从从/三三三=-__                        【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/956.html】
.    \     \    \  ̄ ̄)/ _} /三勹广}八三三三三=-__
       \     \      {{  ̄ \_____ ノ  \三三「⌒\三
        \     \  }   \____   \,,, ̄)   ___)\三|  ___}ニ}
      ⌒\__} \     } /     \  \双   ̄   }}  ̄ ̄
         {     \   /    ,     \  \      //
         \       /  /        \  \   {_
.           \   / /  /_________  \  \       __
⌒>ミ、     \    //  /''"゛ ̄       \   }__x<二二二二\
    \    _} ノ /   /            }  |∨ニ二二二二二二二\
=二__>、  ィ/= _彡             |  |. ∨二二二二二二二二\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\{/ ⌒__                 八 | 〉 ∨ 二二二二/二二二}
    __    ∨   {    ̄   ――----       \/ /二二二 /二二二二j
  二三三\  }   乂__                 //ニニ}⌒/二二二二/




【ライダー陣営、感想】

マスターは典型的な暴走特急不良娘ですね。過去や身体面の話もあり、かかわることができればもっと面白い動きもできたのかもしれません。
個人的にはせっかくセイバーと同盟を組んでいたのですから虎道ともっとかかわらせれば良かったな、と。
キャラクター性も近いので、おそらく面白い掛け合いが出来ていた気がします。利用し合う関係ではありましたが、少し失敗でしたね。

ライダーはまあ、言うことはないでしょう。数年越しの宿題を果たした気分です。
前回は味方ですが、今回はラスボスの一人として暴れ回ってもらいました。
マスターとの関係性で分かる通り、そういう路線に持っていきたかった、という>>1 に引っ張られたかな、という部分はありますね。

陣営としては疑似親子のイメージで書いていました。もっとも、描写が主にセイバーとのギスギス、それが終わるとラスボスムーブになったので、もっと書けたかもしれません。
特にマスターの境遇はかかわることができれば、物語としての展開はかなり変わったモノになっただろうと思うだけもったいない! と終わった今では思います。
また、最初はガイセリックを使用する予定はなく、周囲の状況からここで一つ宿題を果たしてもいいか、という判断で出現しました。
そのため、あとになってアーチャーとの因縁が発生したので色々と見直しを余儀なくされた陣営でもあります。プロットはちゃんと考えようね!
550 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:49:43.70 ID:ja0PE9cC0
【アーチャー陣営】


【名前】土塊 七瀬 (ツチクレ ナナセ)

【属性】秩序・中庸

【体】8
【知】7
【心】5
【質】5
【家】0
【運】2

                                /:: :: /:: /:: :: :: :: `ヽ:: \
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-=====―                 , :: :: :/:: :: :: :: :: ::,:: ´r示乂:: ::,  fハ ´::从
≦:: :: :: ≧x   \              :: :: :: ´:: :: :: :: :: :: 从 -´V:ソ `   Vi |:: :: :,
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         \\ 、             ∧:: ::,:: :: :: :: :: ´:: \__、      ―  .从:: :|
           :: :: ::\__          ∧:: :: :: :: :: :: /:: :: ::| \    ヽ_ソ /:: :: ∧
            、 :: :: :: :: ≧sー…― /ヽ:: :: :: :/:: :: :: /\ ≧=-   __ :: :: ::/
               :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: / ̄ ̄二二≦ヽ ≧=- /:: :: :: :: :: 彡ヽ __
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               ――   ̄ ̄    ´       .ヽ ヽ〉/V/V大V/)_  \:: :: :: :: :: :: \:: \
            //⌒/^\:: \    |    、   |== 〉V/V/Vヽ´V^`     ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ:: ::ヽ
            ´   ´    ヽ:: ::\ 斗          | | /^ヽ/V/ハ´ ヽ            :: :: |
    ノ       (          :: :: 7      \  ノ , | ´―ト´  \\  \          |:: ::|
==一    /            __    ./    \   Υ_/ ,   ̄ト   ヽ-ヽ   、       |:: ::|
、____,          /くくくくく\、 \      f´    |   「     マム           ,:: ::,
 ̄ ̄ ̄ ̄           /くくくくくくくく/\〕r≧=======〕|    |   |        マム   ヽ    /::/
               ./くくくくくくくくく/ /くく|   ̄ ̄ |   、 /  ∧       | |     | -=≦_/
              ´くくくくくくくくくく/ /くくく     |くくく    .∧          .ノ   ノ


代理AA:七瀬かりん(虚構推理)
551 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:50:37.02 ID:ja0PE9cC0

【スキル】

◆ 美化委員長

学園内の美化を司る役職。
土塊の場合は体質上勝手に発生する砂を掃除しているうちに他人の粗が気になるようになり、掃除をしまくっていたら推薦された。
本人もまんざらでないので鬼の美化委員長として学園で名を馳せている。


◆ 西行、高野の奥に於いて人を造る事

『撰集抄』において見られる西行法師の作った人造人間。和製ゴーレム。
人の骨から作られているが、不完全なため全身から常に砂が流れる体質になっている。
ゴーレムの性質を持つため、骨のどこかに刻まれた和歌を消さない限りは死ぬことがない。


◆ 希死念慮

漠然と抱えている死への渇望。
長きにわたる生を過ごしているため、思考しない程度の希死念慮を抱いている。
その為か、危機的状況に対する反応が僅かに遅れる傾向にある。


【来歴】
学園にその名を響かせる鬼の美化委員長。誰に対してもつっけんどんで不愛想な態度を隠そうとしないクールビューティー。
なぜか行く先行く先に砂が落ちているとの噂があるが、美化委員長という職責上、噂話に留まっている。

その正体は1000年近い昔、西行法師により生み出された人造人間。
骨を使用して反魂の法でもって生み出され、投げ捨てられた不完全な人間。
生まれてから数百年は怪物として山野を彷徨するに留まっていたが、徐々に人間としての形を得て、ここ100年ほどでようやく人の形を得た。
ただし、不完全に変わりはなく、全身から常に砂が流れ、油断すると崩壊しかねない。その為、身分を偽り自分を完全なものにするために聖杯戦争に挑むことになった。

【聖杯への願い】
自らの身体を完全なものにする
552 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:51:04.25 ID:ja0PE9cC0

【アーチャー:べリサリウス】

     、                        __   x‐=‐ 、
= 、   |∧                      /     `´        \
\  \.|ニハ                     /    . ─── 、\   ヽ
  \_ヽ二|                / / /: : : : : : : : : : : : : : ',    ヽ
      ̄∨ヽ             / //: : > ´ ̄ ̄ ` <: |     ハ
       ∨//〇 .             |: : :/             |     |
          ∨─、/ > .       |   |/   �W  | /l/ ∠∨|     / |
         ',   ` <///>    |   |、 ヽ\{ 、\ lV 才´  _  |   / 八
          ',      ` <///>|  ∧ ヽ{ __` ヽ{   rf爪_)ヽ|/ソ   \_ ノ
           ',           ` <∨  ミ 〃んハ      辷 ソ  |  |  |   \イ
            ',              ゝ三   辷ソ  |          l  ゝ─イ   `ヽ
             ',            .人  |∧       l          |∧ ヽ/    `ヽ\
              ',        .ゝ二 // ∧         __    /  \ ヽ   |  |/
               ',           / ゝ‐イ   、      ̄      イ    } /  | | ∧/
                ',       / /   .|     > .       / |    リ | /从|
                 ',        |  | |  .|/ | |  |  |≧  イ=、f ̄|、|/从//               【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/562.html】
                  ',.       \{∨ヽ/\/ヽ从/f ̄fヽ-| |  | ./
.                ',      マヽ |\|\∧∧∧ .〉イ7─/⌒|二二l__
              ',       \\ |  | | | |/ /  /  .|       ,ィ丶__r=r─r 、
               ',   |> 、\ヽ> ´ ̄/  .| ./   /_r─、_ /   |    ___/
               ',   ',    ̄ .|:.:.:.:.:.:/   |/   / |   ./ . -‐=ニ三三三ヘ
                ',   >───|:.:.:.:/   /   ./|_.-=ニ三三三三三三三三|
                 ', /.三三三 .|:.:./           / |三三三三三三三三ニ=‐"|
                  \/ ̄ `ヽ.|:/ _  r─‐、/  .|三三三/l ̄`ヽ>"     .|
              r=/     /0ゝ'.:.:.:/>'.∧三|__/〇三/. : .|   |        \ !
              |/     /. : 7´ゝ∨.:.:.:.:.:.:.:.∧/   /`ー'. : . : .:|  .|        \
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【アーチャー陣営、感想】

マスターは色々と過去を抱えているマスターの一人ですね。
西行の作った人造人間、という設定だったのでどうなるかなーと、思ってましたが、上手くセイバーに攻撃されたりと、設定が上手く使えた印象です。
あと、最初になんか砂を使って使い魔作ってましたが、あとでデータ見直すとそんなことは一行も書いてませんでした。反省します。

アーチャーは、まあ、何でこうなったのかな? と。データ的にどっかで判定をしようとは思ってましたが、特殊で引くかあ、といったところです。
そのおかげで終始味方として協力してもらいましたし、ライダーやセイバーの間に因縁ができたのも使いやすかったです。
おそらくAAの関係で女性になったんだろうなあ、というデータではありますが
そのおかげで同性愛者のドMかつNTR趣味という確かにこいつ将軍に置いとくのはヤベえなという説得力が増してるので面白いですね。

陣営としては初手特殊でド級の好意を持ってもらったこともあり、味方として頼れる陣営になったのではと思います。
一応、途中でも言っていたように裏切りフラグをいくつか立てて、特殊や不利状況では裏切る可能性もあったのですが、一つもそれを引かなかったので良かったな、と。
鱒鯖の関係も良好ですし、最終的に自陣営の悪友的存在としてちゃんと活躍してもらえたのでは、と思います。
553 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:55:41.82 ID:ja0PE9cC0
【アサシン陣営】


【名前】リュコ・コンティノアール

【属性】秩序・悪

【体】2:虚弱
【知】5:平々凡々
【心】4:ちょっとメンタル弱め
【質】3:あまり優れていない
【家】0:伝承保菌者
【運】9:豪運


                    / ̄` ̄ ̄\
                    / ./-=ニニニ-_ \
                      /  / ̄ |   |  ヽ
                  | | |\ |   | / |   |
                  | | lィぅxハ /ぅ=x |   |
                     八 、〈 Vツ   Vツ 〉 /|
                   ∧ ヽ>  '   ∠/./ .|
                   | _ -ニ-_:. `__´ ィ ム'
                _ -ニニ◎ニニ_'   ノ }、_|  \
            _ -ニニニ◎>ォ◎ニ_>く_/|:::::ト _   \
        _ -ニニニニニ◎/  ´'うニニ-_:} /::::::|  ∨   |
       -ニニニニニ(::::)/\__/ニニニ>V:::::::::|    V |
        -ニニニ>''"   ノニニニニ-/::|:::::|::::::::::|     ∨|
        / >''"     <ニニニ-:::::/:::::|:::::|::::::::::|    ∨!
     /ー ´    <ニニニ‐ {:::::::::八:::::|:::::|::::::::∧      V
     \_ < -ニニ- / /  V:::::::::::\|ヽ:|::::::/ `、    ∨
                / /   }:::::::::::::::::::::::::::::::|   \_   _}
                  / /   /:::::::::::::::::::::::::::::::::.  /⌒ ´/ヽ
              | |  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/     / |
              | | ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/     /   \
              | l 〔二二二二二二二二/   /  |    |
              | ノ//|////|////ハ'//,/\_/   |    |
             /////'////|//// ̄   ノ/ハ   /   |
           //////'/////|/c(_/ / / //|///|\/     /
             ///////'//////|///ゝ'ゝ'ゝイ/ |///|/ハ   /

代理AA:祥龍院隆子(ゲーミングお嬢様)
554 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:56:15.18 ID:ja0PE9cC0

【スキル】


【伝承保菌者】
ゴッズホルダー。神代よりさらに過去、人が知性を得るに至った原人の遺産及び混沌とした魔術体系を断片的に引き継いだ一族の出。
魔術体系として成立する以前の曖昧模糊とした技術であり、殆ど化石に近い原人の頭骨を宝具に近い形で使用可能。
主にマナを強制的に引き出すことによる肉体の単純強化、原始的恐怖を呼び覚ます雄叫び、遺伝子を利用した複製兵の作成などを使用可能。


【マンモスライダー】
上記の宝具の応用であるマンモス乗りの力。
もっとも、マンモスは現在絶滅しているため、近い質量の重機なら使用方法を知らずとも殆ど完璧に乗りこなせる。
これは仮定の話だが、存在すれば幻獣種をある程度乗りこなすことが可能と推測される。


【絶世の美女】
十人いれば九人が振り向き、一人が恋する絶世のスペイン美女。
非常に勝気ではあるが、それもまた魅力と評判。


【来歴】
現生人類と僅かにズレた過去の人類種、ネアンデルタール人の叡智を伝承保菌という形で引き継いできた一族の末裔。
一族というが、勢力争いに敗北したこともあり、実際のところは彼女ただ一人が残っている状態である。
そのため、家の存続も賭け、聖杯戦争が行われる女学校に潜入することになった。

所持する遺物の影響を強く受けているためか、非常に勝ち気で弱みを取り繕うとする部分がある。
また、絶滅したネアンデルタール人に自分を重ね合わせている部分もあり
家の復興だけではなく、ネアンデルタール人の持っていた魔術体系の完成を望んでいる。

【聖杯への願い】
家の復興、うまくいけば魔術体系の確立
555 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:56:44.07 ID:ja0PE9cC0

【アサシン:レギオン】

                        \                __
                         i          ィ´    ミ
                         |_______/ =且=   ` <_ __________
                             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄く     盆  ー 、__   } ̄ ̄ ̄ ̄`マ//////////≧x、
                                 }ィ777i!≡≡彡 ̄`ヽイ          ∨///////////≧x、
                                〈_ィ升ゞ=≡≡≡≡=《         ∨/////////////.∧
                                /´¨     ,ィ升从リミ!            |///////////////∧     【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/1233.html】
.        ,、─────────── 、       /, ===ニ千公 仗ツリj!ソ}         |////////////////∧
       /////> 、           ヾ\   イ///////¨V///i   `¨´ jノi|ェュ、        |/////////////////∧
.      ,イ//////////> 、           ヽ\. ` ̄ヽヘ从   //!___,ィ´i ̄ ̄i}       |//////////////////∧
.     ,イ/////////////// >.            ヽ\   /ヘ__,ィ≦´ ヽ.   !   〉- 、.     |///////////////////∧
  ,イ//////// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  \          ヽ\//    i   \ i ,==≡У\_    |////////////////////∧
,イ./////////|           ヽ         ゞ   < ! \ィ!}  i     ___.彡′ヽ  \ー=へ ,イ/////////////////////∧
.///////////|              i!           /ヽ   \  i ,,,-'''" ̄    __ \ _>_辷ーマ,/////////////////////∧
.///////////|              |iヽ.       i!b/i!_,,, -'''" .,.,.   __∠=、ヽ < ̄ ̄`丶}_/////////////////////∧
.///////////!              |i  \        < ̄,'     〃   /////     マ≧ミ=ー、ミ、.`V ///////////////////!
.∨////////∧.               |i   `       〉/    `   ,イ////   i!y´ `Vム \`ー-\∨//////////////////|
 ∨/////////≧、_          |iァ          i      ,イ/// ! i    〉   i,Vム  ', ヽ ヽマ.////////////////i|
.. ∨.//////////.7          |i        ` 、   /       {://///∧ヘ  /、   〃 ∨i!叱',  ':,ム∨///////////////i|
.  ∨//////////!              |i           ヽ/      `¨¨¨¨´〈∧ゝィ' ヾi /   / |! _ム   | ∨//////////////i|
   ∨////////∧              `ヽ.        /      ,.,       ∨`/  i/   厶´マ\     | ∨/////////////.i|
.     ∨////////∧                \.    /      〃        | /  ./   /   /./ , ,  i|.  ∨////////////.i|
.    ∨////////∧                 \   /     `           {ム _/ヾ、/   //i! i! i! i! /   i/////////////i|
.      `マ///////∧              ヽ/                /ゝ‐'  /  ,イ//∧____/.    i/////////////i|
       `マ./////∧                 /               '、_, く_ ,ィ≦´777777///∧.    i/////////////i|
.           `マ.///∧              /                  ∨///////////////∧   i/////////////i|




【アサシン陣営、感想】

今回の主人公。前回のチンピラと違い、ちゃんとした魔術師ではあるものの、性格的に困惑することが多くなってしまった印象ですね。
願いや来歴から優柔不断な発言が多く、どっちつかずの発言も多かったので少しストレスの多い主人公だったかもなあ、という反省がありますね。
その分、コミュ障気味であるものの芯のあるアサシンとは相性が良かったのかもしれません。
あと、マンモスライダーがぶっ壊れスキルでしたね。

アサシンに関してはシンプルにコミュ障の強メンタルかつ若干の戦闘狂という、割とシンプルな造形ですね。
悩むことの多い貴女に対して真っ直ぐぶつかってくれるので、話は進めやすくなった気がします。
最初の登場時に真名を明かすかどうかは悩みましたが、こういった性格上明かす方が自然だろうなと思い、表明させました。
あの名乗りカッコいいですしねえ。

陣営としてはお互いがお互いに何かを見ていく、という形で動けたのではないかと思えます。
結果として頼れる戦友という関係に落ち着き、互いを尊重できる関係になったのは落としどころとしては良しですね。
最終的にはアサシンのスキルを破壊して、獣に戻すというルートもありましたが、そこに乗らなかったので安心したようなそっちでも面白かったような……。
556 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:57:14.95 ID:ja0PE9cC0
【全体総評】

前回が漢塗れだったのもあり、今回は女性多めにしようと女学園にしましたが、もっと学園っぽくすればよかった! というのが第一の反省ですね。
その為にはやはり昼行動をもっとコミュニティのものだと割り切った方がよかったでしょうね。
また、折角学園なのだから特殊教室などを舞台にしたり、学園全体を巻き込むようなサーヴァントを用意すればよかったかもしれません。
加えて教職員の影が異様に薄かったのも問題でしょうか。判定によれば学園長とか出てくる可能性はあったのですが、アブドゥルに取られたり……。

それ以外には、思ったより各キャラクターの設定が噛み合ったな、という印象はあります。
今回最初から決まっていたサーヴァントは剣槍弓の三騎士だったため、フェイカーがやはり予想外の動きをしたのも面白かったですね。

もし次回同じような場面でやることがあればそこら辺の調整ができればと思います。
557 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:58:36.55 ID:ja0PE9cC0

【エピローグ】

桜の花が風に吹かれ、散っています。
この国ではこの花は出会いと別れの意味を持つ特別な花なのだそうです。

ええ、ええ、ええ、私はその花に吹かれ、この尼慈を卒業することになりました。
あの聖杯戦争は私たちの記憶の中に残るだけで、覚えている生徒はいませんでした。
おそらくは千叶星さんが何かしたのでしょうね。

ああ、あの戦争に参加した皆さんですが……。


ナゼさんは戦争が終わったあと、最初からそこにいなかったように姿を消しました。
ただ、千叶星さんによると、どうやらセイバーの宝具や諸々の後始末を手伝っていたようですから、またふらっと現れるかもしれません。


毛野原さんとうさぎは戦争の前から変わらず、どことなくいないものとして扱われながら学園生活を送っていたようです。
もっとも、たまに私や七瀬さんが話しかけに行ったり、吹奏楽部に巻き込まれたりしながら、にこにこと笑っていることも多くなったように思えます。
卒業後は先生の許可を得てうさぎさんと一緒にお兄さんを探しに行くのだとか。そういえばこの前エメラルドを持っていたように思えますが……。気のせいでしょう。


千叶星さんは戦争後、しばらく私たちや学園のアフターケアを行った後、ぷっつりと姿を見せなくなりました。
といっても、今回は大結晶が負担と治癒を行ってくれたため、そこまでの負担はなく、もう少し学園を見られると笑っていたので心配は無用でしょう。
見なくなった後も噂話は聞こえてきますし、私もふとしたときに視線や気配を感じることがあります。彼女はそれでいいのでしょう。


虎道さんは相変わらず、突発的に演奏会を始めたり、学園執行部と紛争を繰り広げたり、好きにやっているようです。
しかし、部員からはどこか落ち着きが出てきたとか。確かに卒業式の演奏からは以前より調和が取れているように思えました。
そう言いつつ、演奏が終わると同時に送辞へあの大声で乗り込んできたので、根は変わらないのでしょう。


二之宮さんはあのあと妙に懐かれ、ちょくちょくお茶をしたりするようになりました。
その中で家族の話などをすることになり、いまはゆっくりと関係を改善しているところのようです。体質に関してはまだもう少し秘密にするそうですが……。


七瀬さんはアーチャーの協力もあって、なんとか頭部を取り返し、結局何も変わらないと言いながら美化委員を続けていました。
卒業後は、再度放浪の旅に出るそうで、折角なら私の帰郷に同行しないかと誘ってみましたが、また今度、と断られてしまいました。
ですが、その今度はきっと近いのではないかと。彼女のくれた砂絵を胸に思います。あの時振ってくれた手を思い出して。
558 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 21:59:29.36 ID:ja0PE9cC0

……ええ、そして私ですが。

「登記に権利書に保証書に旅券に……、オンギャッ、必要書類が多い……」

あのあと、なんとか資金を集め、まず手始めに生まれ育った土地を、なんとかほんの少しですが買い戻しました。
これを地盤に、我が家の復興を果たさんと野望を燃やしています。

ただ、私一人ではできません。地道にやっていくまで。私がそこにいると示し続ければ、きっと味方も増えていきます。
一人なら立ち向かうしかなかった火砕流にだって、誰かとならば立ち向かえるかもしれません。
それはこの学園で出会った誰かでも、この先に出会う誰かかもしれません。

ええ、ええ、ええ、私はここにいます。ここで私を示しています。共に生きましょう。

                          ___
                        __       |`  \
                     /二二二二|      \
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                   /′  /  /  | | |    \
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                 | |、| | ___/ | | |  |    ',
                 | | NヽN∨、 |    |  |     ',
                 | |}='  ー==\|    |   丶     ',
                 ∧ V '     ./   /|   |      ',
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              /  八:::::::::::/::::/:::::|::∧    ノ /   .|   | |
                /    /}:::::::::{:::::{:::::/:::/::\__/}       | |
             /    / ';::::::::ヽ::|::::{:::::{:::::::::::::::::::/ヽ    | |
          /    /  /:::::::::::::`:::::ヽ/:::::::::::::::::/  |    | |
             {   .'  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/   .|    | ヽ
             |    { /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/    |    |   \

私は、我らはレギオン! 我々は一人でないが故に!
頭骨がカタカタと、春風に揺られ笑っていました。

【GOOD END 私たちは大勢であることでここに示す】
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/27(土) 22:00:47.42 ID:U0k8Vhsno
ルシファー降臨の流れは想定済みでしたか?
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/27(土) 22:02:30.03 ID:w68X1Mv+0
お疲れ様でした
面白かったです
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/27(土) 22:06:14.74 ID:HMy6Hdmho
おつ
良かった
562 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/11/27(土) 22:06:32.47 ID:ja0PE9cC0

            ,,-‐'´ ̄ヽ
           /        `‐、
         /            ヽ                         「というわけで、今次はこれで終了」
       /  ,-‐‐'´ ̄ ̄``‐-、l
        l /             ヽ
        l´  _,-――――――-、
        l,-‐'´,-‐'´, ̄ .、  ̄ ̄`l   ヽ
     / ,-'´ ....  `` ´  く::::、 l、__/                     「で、次ですが、避難所でも言ったように記憶喪失やろうかなーと思ってます」
    く  l  く::/ ,‐、   ,::::.、`` l l
      ̄l     ___l::::::l  l:::::::l,‐. l/
       入   l:::::::´、 iii i‐:::::/ l_
      /  l  `´\::::::::::::::/`' / \
     /   lヽ   く::::::::::::::::ヽ/ l   \                     「何処でやるかとかは未定ですが、来週の土日くらいに始めましょう」
    /   く `‐-、 !::´ ̄!´/ l      \_
    /    l     、`二二二、         /、
,‐、,-l、     l`――、_ l      ヽ .l     /
,-‐'´``‐-、  ヽ\__l      l/     /
    、‐‐-、\\     l       V   /  _                    「詳細は避難所で公開することになると思います」
    ヽ       \   l       ヽ  -‐'´
     人        \ l        ヽ
    //\         \        ヽ
    //   \_       \      /     /
   //       ``‐-、    ヽ    /   /                     「ではおつかれさまでした、ここまでのお付き合い感謝します」
  //            ``‐-  l  /  /
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/27(土) 22:11:45.83 ID:01pwn5iO0
お疲れー!あんまり参加できなかったけど、ずっと見てたよ!
564 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/11/27(土) 23:48:50.26 ID:ja0PE9cC0

               7<二二二>
              /: : : : : : : : : : : ヽ
             ∧三三三三三>k
          _∠>i´//i ̄``‐-、二ヽ、_ ,、               「>>560-561、>>563 ありがとうございます。嬉しいものですね」
           `ヽl' '、//>、_////>,ー/
             .l iヽ'////////∨/_´
           , '7l `</∨ーi/〉´ ,iヽ` ヽ、
          /: : : /_ヽ ヽ/l  l/〈 ∧,∧: : : `ヽ、
       /: : : : /,': : : lヽ `' ' ´/: : : ム: : : : : : i
       l: : : : : /,': : : : l ヽ、_∠/: : : : : ム: : : : : .l            「>>559 いいえまったく。だから掻きまわしてきやがるフェイカー、と思っていました」
       l: : : : ./,': : : : : マ/////∨: : : : : : ム: : : : : l
       l: : : : i,': /7: : : マ///∨: : : : : : : i : : : : :/
       ム: : : l/ : ./,': : : : \/: : : i´ヽ、: : : l: : /
       ム: : : : : : l : ,-‐'´` ,―、: : l: : : ヽ、_l: : /
        ム : : : : : '´/>―'´: : : `ー': : : : /: /              「では今度こそおつかれさまでした」
         ム: : : : : ,‐、: : : : : : : : ,‐‐, / ,-‐'´ _
          \_ _: : : : : : : : : : : : : : ' / , -‐'´  7
           ;;;;;;;7: /´: : : : : : : <二/>´ ̄ ̄`'
         ;;;;;;;;;;;;;// /7: : : : i///∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_
        ;;;;;;;;;;;;;;;;l: : i`': : : : : ヽ,/<___∠∨'
       ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l: : i: : : : 人、_/ `<三>'´
         ;;;;;;;;;;;;;7 二_/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
          ;;;;;;;;;;;`´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
           ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/29(月) 08:08:59.97 ID:XWYqMhY50
アーチャーのデータが未公開のままになってますが。
566 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2021/11/29(月) 13:28:53.77 ID:uzS/OVGL0
【>>565 うわっ、ホントですね。修正しておきました】
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