【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】

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759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/10/31(月) 09:20:26.97 ID:s180K2GgO
まぁ確かに千景がそう感じるってしか書かれてなかったしな
760 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2022/11/03(木) 21:41:18.16 ID:l1GZHtCeO
遅くなりましたが少しだけ
761 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2022/11/03(木) 21:46:49.25 ID:l1GZHtCeO

√ 2018年 10月13日目 昼:病院

↓1コンマ判定 一桁

2 水都
4 若葉
7 杏
9 大社
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/03(木) 21:47:30.98 ID:dG6RHnovO
763 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2022/11/03(木) 22:17:04.10 ID:l1GZHtCeO
√ 2018年 10月13日目 昼:病院


ひなた「なるほど……だとすると、千景さんが心配になりますね」

千景の侵入と流血沙汰に関わっているものの、九尾が傷つけたわけではないらしいことを伝えると、
ひなたは、心配そうに答えて、もちろん、怪我をした看護師さんも……と付け加える。

九尾曰く、昨夜の段階で最早、手の施しようがないような状態だったらしい千景。
1人きりでは、余計に沈んでいく一方なのではないかとひなたは案じる。

ひなた「せめて、お話しすることが出来ればいいのですが……」

陽乃「殺されかけたでしょ。貴女」

ひなた「それはそう、ですが」

陽乃「次は殺されるわよ」

ひなたではなく、千景が。と、陽乃はため息交じりに脅しをかける。

ひなたがお気に入りの九尾は1度は見逃したとしても、
2度目は確実に消そうとすることだろう。

お気に入りのひなただけでなく、陽乃が左手を失いかける事態にまで陥った以上、次はないはずだ。

陽乃「今のあの子に話が通じるとは思えないわ。高嶋さんでもね」

ひなた「友奈さんは友奈さんで、現状、とても追い詰められてしまっているらしいですから……」
764 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2022/11/03(木) 22:52:33.79 ID:l1GZHtCeO

友奈は前回の戦闘でかなりのダメージを負っていたし、当然ながら、力も多く使っていただろう。
そして、それを理由に別の場所に移されている状態だ。

若葉は軽かったが、千景に近い状態になっている可能性も否定はできないし、
そうではなかったとしても、他の人に気を回す余裕があるのだろうか。

力を使う副作用のせいではあるが、
千景がそんな理由があるから……と、受け止められるとは到底思えないし、
友奈にまで拒絶された場合、千景はもう、本当に後戻りできないところまで行ってしまうかもしれない。

ひなた「陽乃さんならなんとかなりますか?」

陽乃「私というより、九尾ならどうとでもできるわよ」

千景の両親の状態を改善できるし、
千景の今の状態を完全に取り除いて、人格そのものを矯正することだって可能なはずだ。
けれど、それでどうにかしたとして、果たして……いいのだろうか。

陽乃「別の意味で壊れるわよ。たぶん……高嶋さんのような郡さん。どう思う?」

ひなた「……」

友奈のように、快活な笑顔と行動力の千景。
あの端麗な容姿でのそれは中々に破壊力があるとは思うものの、急にそうなったとしたら――。

陽乃「でしょう?」

困惑一色の表情を見せたひなたにそう言って、ため息をつく。


1、ひとまず乃木さんのところに行きましょ
2、ひとまず藤森さん達のところに行きましょ
3、ひとまず土居さん達のところに行きましょ
4、それで、貴女ずっとここにいるつもり?
5、イベント判定

↓1
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/03(木) 22:56:17.60 ID:6uLypyffO
3
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/03(木) 22:57:57.87 ID:4lRo6VGwO
1
767 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2022/11/03(木) 23:25:51.77 ID:l1GZHtCeO

陽乃「ひとまず、土居さん達のところに行きましょ」

ひなた「球子さん達ですか? 何かご用事でも?」

陽乃「乃木さんは貴女がいたし、白鳥さん達は繋がりがあるけれど、2人は何もないから」

陽乃がそういうと、ひなたは「あぁ」と得心が言ったように声を漏らした。

ひなた「心配なんですね」

陽乃「違うわよ。話を聞いておきたいの」

ひなた「ふふっ」

分かってますよ。とでも言うかのようなひなたの反応に、
陽乃は特に反論もせずに、ため息だけをつく。

別に心配はしていない――と、そう言ったところで、
ひなたはどうせまた、そうですね。としか言わないだろうから。

陽乃「興味がないなら私1人で行くわ」

ひなた「あっ、待ってくださいっ」

慌ててベッドから飛び起きたひなたは、
1人で車椅子に乗り込もうとしていた陽乃を制して車椅子を抑える。

ひなた「私がいるときは、私を頼ってください」

出来ることには限りがあるけれど、出来ることであれば、必ず手伝いますから。
そう笑みを浮かべるひなたに、陽乃は必要があったらね。と、呟いた。
768 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2022/11/03(木) 23:32:26.80 ID:l1GZHtCeO

では本日はここまでとさせていただきます
明日も可能であれば通常時間から
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/03(木) 23:41:04.81 ID:4lRo6VGwO

最低でも千景が話を聞いてくれる状態にならないとどうにもならないからなぁ
現状は九尾になんとかしてもらうしかないか
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/04(金) 06:01:57.14 ID:Sf3INjUSO
おつ
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/06(日) 13:05:36.56 ID:h+AaQfoXO
突然の質問で申し訳ないのですが前作の短編の件は今どういう状態なのでしょうか?
長期休載から再開してくれて有り難かった手前質問しづらいとは思いつつも完結から二年経っててどうしても気になってしまったもので…
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/13(日) 23:35:09.67 ID:RAQlorgrO
こうも休載が長いと大丈夫なのか心配になってくるな…
最近はアナウンスもしなくなってるし
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/14(月) 01:08:54.46 ID:sMAhPe/n0
ただでさえエタりかけたくらいなんだから来てればいいなくらいで気長に待ちなよ
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/19(土) 23:28:46.90 ID:8cNK1aXCO
道のりは長そうだけどきちんと完結までは頑張って欲しいなぁ
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/28(月) 23:52:15.37 ID:+aKo0zNQO
これはまたしても失踪かな…
もうすぐこのシリーズも8周年でお祝いしたいしこの前のように戻ってきて欲しいけども
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/12/08(木) 23:42:24.22 ID:6CADdpNoO
続きが気になるしまたいつか再開するといいな
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2022/12/10(土) 15:44:54.47 ID:o4FE1CcP0
ウェンズデー見終わったけど、久遠さんを思い出した
我を貫いて自分も周囲も傷つけるし、安価スレかと思うくらい失敗する
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/12/22(木) 02:56:37.52 ID:PtQ5IuIT0
伸びてたから久しぶりに開いたら、復活した後に死んでた
もう終わりだとしてもこのスレまだ見てるならプロットだけでも教えて終わりにしてくれねえかな
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/12/22(木) 06:52:45.15 ID:FRU36x7WO
今日でくあゆシリーズも8周年か
長年頑張ってきたしまた戻ってきてくれると信じたいけどな
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/12/28(水) 23:53:53.52 ID:6a0PhmYHo
気長に待ってるぞー
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/01/28(土) 20:01:50.02 ID:igmJuM9C0
いつかまた戻って来てくれますように…
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/06/06(火) 23:34:12.48 ID:3dppbbLt0
天乃先輩お誕生日おめでとう
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/03/15(金) 16:38:10.12 ID:NeI/wJV40
戻ってこないかな…
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2024/11/14(木) 00:10:51.70 ID:CHpZSBSm0
すみません
色々あって暫く寝たきりだったのですが、そろそろ再開できそうです
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/11/14(木) 22:50:12.54 ID:2SpklX6ho
作者本人?本人なのか?おかえりなさい!
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/11/16(土) 23:35:16.45 ID:dyFWp2uW0
本物か確認できないから分からんけど
ガチ再開なら嬉しいぞ
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/11/20(水) 22:36:50.47 ID:16M62XZz0
wikiに直近で更新の痕跡があるのに気付いて驚いた
復活期待してるだけにいつ頃やるのかが気になる
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/11/21(木) 23:21:41.13 ID:/t+JlFHvo
ほんとだ
復帰お待ちしております
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2025/01/09(木) 08:25:13.35 ID:LSgjCOqEo
結局戻ってこなかったな…
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/01/24(土) 17:40:29.75 ID:Vi6B80CY0
>>1とは違うんだけど天乃が青年と結ばれる2周目バッドエンドの続き書いたからここに貼っていい?
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2026/01/24(土) 17:44:05.80 ID:Vi6B80CY0
どうせ誰も見てないだろうし
返事なかったら適当に貼るわ
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2026/01/24(土) 17:46:45.20 ID:3GVm+IkYo
もうwikiにあるから貼らなくていいよ
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2026/01/24(土) 17:48:40.08 ID:Vi6B80CY0
いやそのwikiにあるやつの続き
青年に身体を許して妊娠して記憶戻るところたの小説書いた
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2026/01/24(土) 17:55:23.79 ID:3GVm+IkYo
じゃあ別でスレ立ててそこでやってね
空き家だからって好き勝手していいわけじゃないから
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/01/24(土) 18:31:47.37 ID:Vi6B80CY0
undefined
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:32:37.44 ID:Vi6B80CY0
天乃は青年の唇を受け入れたあの瞬間から、自分を囲む世界が少しずつ変わり始めた。

病院の部屋は変わらず無機質で、窓の外の景色も同じように建物と空を映し出していたが、心の中の空白は、青年の存在によって埋められようとしていた。



いや、埋められているふりをしていたのかもしれない。

もう自分には誰もいないという焦りが、天乃を駆り立てる。

犬吠埼樹の面影は薄れ、看護師の優しい言葉も遠くなり、残されたのは青年だけ。



失うことを恐れるあまり、天乃は彼にすがるように、心と身体を許していく。

孤独の闇が心を蝕む中、青年の温もりだけが唯一の光のように感じられ、彼女は必死にそれにしがみつく。

涙を堪え、笑みを浮かべながら。
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:33:42.06 ID:Vi6B80CY0
最初はキスからだった。



「ねえ、またキス……しましょ」



あの日の続きのように、青年が病室を訪れると、天乃は自ら目を閉じて唇を差し出すようになった。

青年の息が近づき、温かな唇が触れる。



最初は軽く、探るように。

だが、天乃の心が渇望するものは、もっと深いものだった。



「もっと……」



そう呟く天乃の声に込められた切なさが、青年の胸を震わせる。

青年は驚いた顔をしたが、すぐにその求めに応じる。



唇が重なり、舌が絡みつく。

ねっとりとした大人のキス。

青年の舌が天乃の口内を優しく、しかし貪るように探り、天乃の舌を絡め取る。



柔らかな舌先が互いに擦れ合い、湿った音が響く。

青年の唾液が天乃の口に流れ込み、甘く混じり合う。



「んぅ……」



唇の隙間から息が漏れ、青年の指が天乃の頬を優しく押さえ、角度を変えてより深く侵入する。

舌が絡まり、吸い付き、時には軽く歯で甘噛みするように刺激を与えるると、熱い息が鼻腔をくすぐり、天乃の身体がわずかに震える。
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:34:38.97 ID:Vi6B80CY0
青年の心は高鳴っていた――この少女の唇は柔らかく、温かく、まるで溶けるような甘さがある。

桃色の髪が乱れ、?が上気し、閉じた瞼の下で瞳が揺れている姿は、青年にとって魅惑的だった。

無垢で儚げな天乃が、こんなにも情熱的に自分を求めてキスに応じるなんて。



彼女の甘い唇の味に、青年は溺れそうになる。

罪悪感が胸を刺すが、それ以上に青年の胸には天乃への愛おしさが溢れ出していた。



「天乃……君の唇、すごく柔らかい。もっと味わいたい」



青年は、息を荒げて囁く。

喜びに満ちた瞳で天乃を見つめ、彼女の反応に酔いしれる。



天乃の心の奥底で、何かが拒絶の声を上げる――これは違う、こんなキスじゃない。

でも、天乃はそれを無視した。



青年の舌が深く入り込み、天乃の息を奪う。

唇が離れると、糸を引くように唾液が繋がり、天乃の?は赤く染まる。



「気持ちいい……?」



青年の声に、天乃は頷くしかない。孤独を埋めるための、偽りの快楽。

だが、その偽りさえ、今の彼女には救いだった。

涙が一筋、?を伝うのを、青年は優しく拭った。
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:39:27.09 ID:0tH4xQUm0
そんな偽りの愛を紡ぐ行為が、日々の習慣になった。

青年は毎日のように訪れ、天乃のベッドサイドに座る。



取り留めもない会話をして、会話が途切れ青年と天乃の視線が交わるとそっと唇を重ねる。



独りになることからの恐怖で青年を求める天乃。

そこから青年と天乃の関係がさらに深くなっていくことは自然な流れだった。



ある日、青年の指が天乃の胸元を優しく撫でる。

青年の指が、天乃の服の下に滑り込み、柔らかな肌をなぞる。

乳房を優しく揉みしだき、頂を指先で転がす。

天乃の不自由な身体は、鋭敏にその逃げ場のない快楽を受け止める。



「っ……」



熱い吐息が漏れ、天乃の入院着をはだけさせて青年の唇が首筋に吸いつく。

その欲望が、首から鎖骨へ、胸へ移る。

青年の舌が肌を這い、天乃の身体を震わせる。



「あっ……」



天乃の声が漏れる。

心の奥で拒絶が叫ぶのに、身体は青年を受け入れる。
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:40:42.33 ID:BdRX04X80
青年の指が下腹部に達し、優しく愛撫した。

湿り気を帯びた部分を、指で優しく刺激する。



天乃の身体が熱くなり、青年の唇が再び口を塞ぐ。

キスしながらの愛撫。

舌が絡み、指が動き、天乃の心は混乱する。

お互いを求め合うように、青年の息が荒くなり、天乃の声が甘く変わる。



「んぅ……!」



青年は天乃の反応に興奮を抑えきれなかった――彼女の肌は白く滑らかで、触れるたびに指が沈み込むような柔らかさ。

動かない手足が、逆に彼女の無防備さを強調し、青年の保護欲と支配欲を掻き立てる。



「君のここ、熱くなってる……感じてるんだね」



青年のセリフは甘く、耳元で囁かれる。

愛情と欲望が混じり、声が震える。

彼女の切ない表情に、心が痛むのに、止められない。

罪の意識がよぎるが、天乃の甘い息づかいに、すべてが吹き飛ぶ。



日々が、そんな甘い時間で満たされていく。

天乃にとっては、孤独の恐怖から逃れるための時間。

青年にとっては、偽りの愛を本物に変えようとする、切実な時間。


801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:44:03.09 ID:BdRX04X80

そして、ある日。とうとう、天乃は身体を許した。

夕暮れの病室で、青年がいつものようにキスを求めてきた。



ねっとりとした舌の絡み合いが続き、いつものように青年の指が天乃の身体を愛撫する。

違和感を覚える心に反して、その身体は熱が高まり、天乃の心は飲まれてた。



「……来て」



天乃の声は震えていた。

涙声のような切なさが、青年の心を締めつける。

青年は優しく、天乃の服を脱がせ、自分のものを露わにした。



ベッドの上で、天乃の不自由な身体を抱きしめ、ゆっくりと繋がった。

青年のものが天乃の中に入り込む瞬間、天乃の心が拒絶の悲鳴を上げる



――これは違う、こんなことしちゃダメ!



涙が溢れ、頬を濡らすがそれでも、天乃はそれを押し殺した。
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:45:51.54 ID:BdRX04X80
青年の腰が動き、さらに深く深く交わる。

もはや日常の一部となったキス、それをしながらの情交。



「んっ……!んぅ!!」



唇が重なり、舌が絡み、青年の動きが激しくなる。

天乃の内壁を擦り、快楽が波のように襲う。



青年が天乃の耳元で囁く。



「天乃……愛してる。君の中、すごく温かくて、締め付けてくる……これが僕たちの繋がりだよ」



声に込められた愛情が、溢れんばかりに震える。

青年の心は満たされていた――天乃の身体は儚げで、でも内側は熱く濡れていて、青年を迎え入れるように脈打っている。



彼女の桃色の髪がシーツに広がり、?が紅潮し、唇がわずかに開いて喘ぐ姿は、青年にとって究極の魅力を振り撒いていた。



まるで花びらのように繊細で、しかし青年の動きに合わせて微かに震えるその体は、征服欲を刺激する。

罪悪感が胸を刺すが、天乃の甘い声に、すべてが溶けていく。



「天乃、君を幸せにしたい……ずっと」



青年の言葉は本心だった。

偽りの始まりだったはずの愛が、今や本物の情熱に変わっていた。
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:47:37.30 ID:BdRX04X80
その言葉に天乃の身体は反応し、湿り気を増す。



心の奥で拒絶が叫ぶのに、身体は青年を受け入れる。

青年の動きが速くなり、天乃の声が漏れる。



「あっ、んっ……」



抽送が深くなり、重なり合う唇の隙間に唾液が混じり、青年のものが奥を突く。

深く深く交わりながら行なわれるキス。

唇を離さず、二人が一つになる。

汗が混じり、快楽に堪えきれず声が漏れ部屋に甘い音が響いた。



「くっ……!」



とうとう、青年が頂点に達し、天乃の中に熱いものを注ぐ。

天乃の心は悲鳴を上げながらも、快楽に飲まれる。



恋人同士として、深く深く交わった夜。

呆然とする天乃を、青年は優しく抱きしめ、愛を囁き続ける。



「愛してる天乃、ずっと一緒にいよう」



そんな言葉を天乃は、軋む心で受け入れる。



「私も……愛してる。そばにいて……決して、離れないで……」
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:49:39.07 ID:BdRX04X80
それから、時は経ち−−−天乃のお腹は、子を宿し、大きく膨らんでいた。

病院のベッドで、天乃は日々が過ぎていく。

青年の顔はつねに喜びに満ちていて、毎日訪れては、天乃のお腹を宝物のように撫でる。



「僕たちの子だよ、天乃。君のお腹が大きくなっていく姿、とても素敵だ。毎日見ていても飽きない」



青年のセリフは優しく、心から出たものだった。

瞳に輝く幸せが、天乃の心をさらに揺らす。



だが、天乃の心には違和感が募る。

このままでいいのだろうか?

青年が恋人であることへの疑問が、子を宿した今でさえ消えずに胸を締めつける。



キスをするたび、愛撫を受けるたび、心の奥底で何かがざわつく。

ぼんやりとした違和感が浮かぶのに、思い出せない。



葛藤の日々。

青年の優しさに感謝しつつ、偽りのような感覚が拭えない。

夜ごと、涙をこらえ、独りで天井を見つめていた。
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:51:31.15 ID:BdRX04X80
その日、青年がいつものように天乃の唇を求め、顔を近づけて唇が触れそうになった瞬間――突然、記憶が閃く。



樹の笑顔、樹とのキス、樹との約束。

すべてを思い出した。

天乃の瞳が見開かれる。



(樹……?)



心の悲鳴が漏れ、すべてを思い出した天乃は、絶望に包まれた。



青年との関係は偽りだった。

本当の恋人は樹。



失った2年間の記憶が、洪水のように戻る。

勇者としての日々、樹との愛、すべて。



でも、お腹の子供を想う。

もう手遅れだ。

結婚し、子供を宿した今、すべてが取り返せない。

壊れた心が、絶望の淵に立つ。

涙が溢れ、嗚咽が漏れる。



「天乃、どうしたの?」



そんな天乃の様子を不審に思った青年が尋ねるが、天乃はその軋む心の隙間を少しでも埋めようと、天乃は激しく青年の唇を求める。



「んっ……れちゅ……ぷぁ……」



自ら唇を押しつけ、舌を絡める。

ねっとりとした深いキス。

唾液が溢れ、青年の舌を貪るように吸う。

唇が激しく擦れ合い、舌が深く入り込み、互いの息を奪い合う。

青年の唾液が天乃の喉を滑り落ち、甘い熱が広がる。
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:52:44.83 ID:ep1tzV3a0
「天乃……そんなに激しくしたら、身体に障るかも……」



青年は驚きながらも応じ、戸惑いながら気遣う。



声に混じる戸惑いと喜びが、天乃の絶望をさらに煽る。

天乃の心は壊れていた。

絶望を快楽で埋めるための、激しい渇望を抑えられない。



「いいの……大丈夫だから、あなたがもっと欲しいの……」



天乃の声は震え、青年の身体を求める。

青年は戸惑いつつも、それに応じた。



お腹の大きな天乃を優しく抱き、服を脱がせ、一つになる。

青年の愛に満ちた恋人同士の交わり。

重なり合った唇を離さず、舌を絡めながら、青年のものが天乃の中に入っていく。



深く深く、青年の分身が沈み込んでいくと、その腰が動き、天乃の内壁を擦る。

お腹の子供を意識しつつ、快楽に身を委ねる。





「んっ、あっ……もっと深く」



天乃の声が甘く漏れ、心の壊れた部分が、快楽で埋まり始めた。
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 18:56:40.49 ID:paCSU7RV0
青年の抽送の動きが激しくなり、キスが深くなる。

唾液が滴り、汗が混じりヌルヌルと身体を絡め合わせて求め合う二人。



青年のものが奥を突き、天乃の身体が震える。

絶頂が近づき、天乃の心は青年の伴侶として、快楽に飲まれていく。



もう、戻れない。

壊れた心は、偽りの愛に溶け、ただの快楽の渦に沈む。



(もう……すべてがどうでもいい……)



濃厚な交わりの中、天乃はすべてを諦め、青年のものとなる。

その最後の涙を流しながら、天乃は快楽の声を上げた。
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 19:00:44.48 ID:paCSU7RV0
終わり

勝手だけど>>1帰ってこないしこの三次創作のファン小説供養したかった
スレ汚してすまん、さいなら
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