【テイルズオブゼスティリア】ロゼ「アリーシャがいるなら」

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238 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:42:04.72 ID:2jiaZrzJ0
そういったそばから、またとろりと愛液が流れ出した。

体の興奮が抑えられないことをアリーシャも分かっている。

ロゼ「こんなの、誘ってるとしか思えないんだけど」

今すぐにでも吸い付きたい衝動を抑える。

アリーシャのそこがひくっと揺れた。彼女ももう我慢ができないはずだった。

ロゼ「アリーシャ。たくさんこぼれてるよ」

アリーシャ「い、や……見ないで……っ」

顔だけでなく、体も局部も赤く染まっている。

そんなアリーシャを目の前にしてはロゼも限界だった。

太腿の下に腕を差し込んで腰を浮かせると、その下に自分の膝を滑り込ませた。

上向きになったそこに舌を這わせて、流れ出した粘液を舐め取る。
239 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:43:24.33 ID:2jiaZrzJ0
アリーシャ「あっ……、やっ」

くちゅ、と穴に浅く舌を差し込むとアリーシャが腰をよじった。

逃げられないように、ロゼはアリーシャの腿をしっかりと固めて、秘所を舌と唇で攻め続ける。

感じ過ぎて体が震える度、アリーシャは綺麗な声で鳴いた。

泣きそうな声で、何度もロゼを呼ぶアリーシャの手を握り、体を起こす。

ロゼ「アリーシャ」

返事をするように彼女の名前を呼んで、耐え切れずに開いた割れ目に中指を差し込んだ。

アリーシャ「あっ、ぅ、ろぜっ」

びくっと腰が浮いて中が強く締まったが、ロゼの指はするりと奥まで飲み込まれていった。

押し出された体液がロゼの手のひらを濡らし、女の匂いを漂わせる。

アリーシャ「ロゼが私の中に……」

アリーシャが繋がったところに手を伸ばしてきた。
240 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:44:33.22 ID:2jiaZrzJ0
濡れた秘部にアリーシャの指が触れて、ロゼの指を辿る。

自らに入り込んだところまで指を滑らせて、その存在を確かめている。

アリーシャ「ロゼの手、優しくて好きだよ……」

甘い囁きに脳がかき乱されていく。理性なんかとっくにかなぐり捨てている。

ロゼ「悪いけど、今は優しくできないよ」

アリーシャの甘い声をかき消すように、ロゼは差し込む指の本数を増やして、アリーシャの中に突き込んだ。

下腹部がびくんっと大きく痙攣し、アリーシャが嬌声を上げた。

アリーシャ「ふ、ああっ!あっ、や、ロゼッ、あんっ!」
241 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:45:39.60 ID:2jiaZrzJ0
止まらない快感にアリーシャが腰を引くが、ロゼはそれに追うように奥の肉壁をぐりぐりと突いた。その度に内側が蠢いて、アリーシャはロゼを締め付けた。気持ちをぶつけるように、ロゼは指の出し入れを激しく繰り返して、狭くなった膣内をぐちゃぐちゃに掻き回す。

粘膜が溶け出したみたいに吹き出して、さらさらとした体液がロゼの手や体を濡らしていく。辺りにはアリーシャのいやらしい匂いが舞い上がった。

五感が全てアリーシャに支配されていくのを感じる。今はきっと耳にも目にも彼女以外は届かない。

ロゼは行為に没頭してアリーシャの体を貪った。欲を満たすために彼女を犯し続ける。頭の中で何度となくアリーシャの名を呼んで、真っ赤に充血してよだれを垂れ流すアリーシャの膣を感じ続けた。

アリーシャ「ろぜっ……!ぁっ、だめっ!」

アリーシャに手を引かれて、顔を上げる。気が付けば彼女の目からは涙が溢れていた。

動きを緩めて、ロゼはアリーシャの頬に触れた。
242 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:46:44.95 ID:2jiaZrzJ0
彼女も快感に夢中でそれに気がついているのか分からない。涙を拭ってもまた流れ出した。

ロゼ「アリーシャ、かわいい」

情欲にまみれた目に吸い込まれそうになる。こんな表情に抗えるはずはなかった。

今のアリーシャを誰にも見られたくない、誰にも渡したくないという独占欲が湧き上がってきた。

指を咥え込む粘膜を刺激し続けながら、ロゼはアリーシャに深くキスをした。

アリーシャ「んっ、んぅ、ふぁっ……ぅ」

抑え込まれた声が熱い息とともに直接口の中に流れてくる。アリーシャの唇から唾液が溢れそうになるのを舌で拭う。口に残ったふたりの唾液は彼女自身がこくんと飲み下した。

ロゼ「気持ちいい?」

そう囁くと、まだ頭の片隅に恥じらいが残っていたのか、アリーシャは空気を喘ぎながら首を振った。

ロゼ「気持ちよくないの?」
243 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:47:54.05 ID:2jiaZrzJ0
中で水音を立てながら、突起を親指で押し潰すとまたアリーシャの体が跳ねた。

アリーシャ「や、ぁっ、聞、かないで……!」

ロゼ「ほら、ここ、私の指、感じてくれてる?」

アリーシャの意思を無視して言葉で攻め続ける。

さらに親指を小刻みに動かすと、アリーシャの声が高くなった。そろそろまた達してしまうだろう。

アリーシャの返事を待つように頬に口付けて、名前を呼ぶ。

アリーシャはロゼの手に自分の手を重ね、固く目を閉じた。

アリーシャ「あっぅ、気持ち、っ、いい……っ!」

また涙が溢れ、わずかに泣き声が吐息に混じった。そしてその瞬間、下腹部がこわばって力が入る。体が硬直してそれが解けるとアリーシャは息を切らしてベッドに沈んだ。
244 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:49:17.24 ID:2jiaZrzJ0
アリーシャ「ぁっ……は、ぁ、はぁっ、ロゼのばか……」

力の入らない手でロゼの頬を撫でる。

しかしすぐに腰の違和感に気付いてまた身をよじった。

ロゼはまだアリーシャから指を引き抜いていない。

アリーシャ「まっ……て、やめ……っ」

中で動き続けるロゼの指に、アリーシャの体がまた反応し始めた。

アリーシャ「もう、イッた、からぁっ……!」

ロゼの手を掴んで制止しようとするが、ロゼは構わずにアリーシャの中を突き続けていく。

抵抗はすぐに止んでアリーシャが悲鳴を上げた。

アリーシャ「いっ、ぁうっ、んくっ、だめ、ぁっ!」

もうお互いに頭の中はぐちゃぐちゃだった。
245 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:50:27.21 ID:2jiaZrzJ0
幾度もアリーシャの名前を呼んで、体に口付けながら溢れる心を彼女に注いだ。そんなつもりでもアリーシャに伝わっているのかは少しも分からない。

喘ぐその声が返事だと思って、何度も無理をさせてしまう。

身勝手な行為だと感じながらも止められなくて、愛情の矛先がうまく見つからない。

ロゼ「好きだよ、アリーシャのこと……ほんとに好きだから」

アリーシャの唇を塞ぎ、悲鳴を頭の中で直接感じながら、ロゼは指で彼女に最後の刺激を与えた。

アリーシャ「ぁああっ!」

三回目の絶頂に体が大きく跳ねたが、すぐに力が抜けて反応が緩慢になった。

ロゼ「大丈夫?」

返事はなくて、息も乱れ、視線が合わない。意識が朦朧としているようだった。

ロゼ「……やりすぎた」
246 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:51:35.78 ID:2jiaZrzJ0
後で怒られるかなと考えながら体を起こして濡れた部分を今のうちに拭いた。激しく愛して白く濁った体液に、また興奮を覚えそうになったがこれ以上はアリーシャの体に毒だ。

ほどなくして落ち着いたアリーシャが寝転がったまま、不機嫌さを隠しもせずにロゼに言葉を向けた。

アリーシャ「この、大馬鹿」

やはり怒っている。

ロゼ「アリーシャの色気が悪い」

アリーシャ「そんなの分かんないし、変なこと言わないで」

苦し紛れの言い訳だと思っているのかもしれない。アリーシャは一切取り合わなかったが、性欲に負けたのはお互い様だとロゼは思った。

ロゼ「アリーシャだって、セックスしたいでしょ」
247 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:52:46.66 ID:2jiaZrzJ0
ロゼはベッドから足を降ろしてその縁に座った。

アリーシャ「そっ、そういう言い方をしないでよ」

恥ずかしそうにアリーシャが顔を背ける。

ロゼ「嫌なの?」

アリーシャ「そうじゃなくて」

続きがあると思って待っていると、アリーシャが小さく息を吸ったのが聞こえた。

アリーシャ「私はロゼに抱かれるのが好きなの……」

照れているのが声だけでも分かる。ロゼは突然心拍数が上がるのを感じた。

ロゼ「あ、アリーシャは、ほんとエロいよね……」

アリーシャ「どうしてよ!」
248 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:54:39.05 ID:2jiaZrzJ0
アリーシャが顔を上げた。その拍子に膝が開きかけて、その付け根に目を奪われそうになる。

ロゼ「早く服着てくれないと、あたしの理性がもたないんだけど」

散らばった服を取ってアリーシャの体に引っ掛けるが、彼女はまだ寝そべったままだ。

アリーシャ「ロゼがやらしいんだよ!」

ロゼ「あたしは誘われてるんだって」

アリーシャ「誘ってない!」

今の姿ではなんの説得力もない。そんなことにも気付いてはくれないだろうかと、ロゼは半眼でアリーシャを見た。

もそもそと服を集めて抱え込む動作が見えたので、ロゼも自分の服を持ち上げる。

ロゼ「自覚してよ。他の人の前でそういう色気出さないでよね。心配になる」
249 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:56:04.19 ID:2jiaZrzJ0
アリーシャ「ないよそんなの」

飽くまで認めようとしないアリーシャにロゼは口を尖らせる。

ロゼ「公務の服だって谷間見えるし、仕方ないけどドレスだって肌の露出多いじゃん。つーかあんたは国民に人気あるからちょっと妬くんだけど」

アリーシャが体を起こすのを見て、ロゼは服を着始めた。彼女の肌はとても好きだけれど、長く見続けるのは毒だ。

アリーシャ「ロゼが素直だ」

ロゼ「意地張ってモヤモヤすんの嫌いだもん。あたしは嫉妬するし独占もしたい。覚えといて」

ここしばらくアリーシャに突っかかるような態度を取ってしまう原因のひとつだと思っている。

立場の違いで目に見えない壁があるような気がして、それがもどかしかった。ただそれがあって当たり前なのだと思った方が気分は楽になる。
250 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:57:36.28 ID:2jiaZrzJ0
アリーシャ「わかった。私もロゼしか考えてないから、覚えておいてね」

こちらを見て笑う姿は行為の時とはまた違った魅力があった。

ロゼ「とりあえず服を着て。また襲うよ」

さり気なく視線を外して促すと、アリーシャはやっと服を羽織ったが動作が緩慢だった。

ロゼ「どうしたの?」

ロゼが尋ねると、アリーシャが恨めしそうに視線を向けてきた。

アリーシャ「足に力が入らないんだよ」

ロゼ「それは……その、ゴメンナサイ……」

露わになったままの太腿を見て、また視線を逸らす。

力を入れようとしても、まだ膝が震えてうまく動かないようだった。

ロゼ「手伝う?」
251 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 06:58:43.63 ID:2jiaZrzJ0
アリーシャ「何もしないなら」

ロゼはアリーシャに手を伸ばしかけて、すぐに引っ込める。

まだ彼女の体がみずみずしく見えて、体温が上がりそうな予感がした。

ロゼ「自信がありません」

ロゼが答えると、アリーシャは深くため息をついた。

ごそごそと動き始めるアリーシャを見ないように背を向けると、彼女は口を開いた。

アリーシャ「調査隊についてはこちらから導師一行が向かうと伝えるから、早朝でも出られるように準備をしておいて」

突然の本題にロゼは戸惑ったが、話の途中で襲ってしまったのだから仕方がない。

もしかしたらそれも根に持っているかもしれない。
252 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 07:00:15.35 ID:2jiaZrzJ0
ロゼ「アリーシャも?」

アリーシャ「当然でしょ」

自信満々に返事をするアリーシャに苦笑する。

アリーシャ「でも導師の力を借りないとまだまだ何も出来ないから……」

ボソリと呟いたアリーシャに、ロゼはやるせなくて目を伏せた。

ロゼ「そんなわけないでしょ。アリーシャは頑張ってるし、その分結果も残してる。アリーシャがあたしにしか出来ないと思ってることがあるように、あたしはあんたがやってることなんか少しも真似出来ないよ」

静かにまくし立てるが、アリーシャからの反応がない。

また言い過ぎたかと思って振り返ると、一通り服を着ている姿が目に入ってほっとする。
253 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 07:01:38.69 ID:2jiaZrzJ0
アリーシャは目を丸くしてロゼを見ていた。

ロゼ「なに?」

アリーシャ「ロゼもそういうこと言うんだなって」

そう言うと今度は安心したように微笑んだ。

ロゼ「なんだそれ。誰にだって役割があんでしょーが。しっかりしろ、お姫様」

アリーシャ「うん、ありがとう」

やっと動けるようになったアリーシャが、ロゼに後ろから抱きついた。

アリーシャ「ロゼ、今日は顔色があんまり良くないね」

背中に乗せられた頭の重さを感じる。
254 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 07:02:54.85 ID:2jiaZrzJ0
理由以外は隠すつもりはなかったので、驚きもしなかった。

ロゼ「ちょっと疲れがたまってるみたい」

アリーシャ「延期した方がいい?」

気遣うように、アリーシャは抱きついたままロゼの脇腹を撫でた。

ロゼ「もう被害は出てるから早く片付けたい。アリーシャもいるなら大丈夫でしょ」

アリーシャの手を取ると、彼女は指を絡めて握り返してきた。

しばらく黙ってお互いのぬくもりを感じていたが、ロゼの方から体を離す。

ロゼ「準備しなきゃね」

ベッドを降りるとわずかに立ちくらみを起こしたけれど、表情に出すほどではない。
255 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 07:04:09.62 ID:2jiaZrzJ0
窓の外はまだ明るいが、日光に赤みが差し始めている。これから道具を揃えるのには、まだ充分に時間はありそうだった。

アリーシャはロゼと共に屋敷の門まで出たが、それ以上は衛兵が見張っていた。厳重な警備に舌を巻いて、お姫様というのは本来こういったものなのだろうと思う。

一人で街の外を出歩いたりするものではないはずだった。

ロゼ「そっちは任せるから」

アリーシャ「分かってる。騎士団に連絡を取るよ」

ロゼ「うん、じゃあまた明日」

ロゼはアリーシャに見送られる形で屋敷を後にした。
256 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 07:05:04.14 ID:2jiaZrzJ0
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陽が高くなる頃、ロゼ達は馬車に揺られていた。

御者はミクリオとザビーダに任せているので、すれ違う人がいれば馬車が勝手に動いているように見えるだろう。とりあえず、今は人の行き来が少なくなっているので、それはどうでも良かった。

スレイが浄化を始めてからは、各地の憑魔は目に見えて数が減っていた。

しかし当然道中に襲われることもあり、しばしば馬車が止まったりもする。

そして今がその状況だった。

ミクリオ「ロゼ、アリーシャ。南から二体の憑魔が向かってくるよ」

ミクリオの声に従って、ロゼは前方を覗き込んだ。
257 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 07:06:09.36 ID:2jiaZrzJ0
見覚えのある憑魔が馬車に向けて移動してきている。以前ライラが説明をしてくれたが、よく覚えていない。

アリーシャ「私が出ます」

アリーシャが馬車から降りる。

ライラ「では、わたくしも参りますわ」

ライラもアリーシャについて馬車を降りた。

ロゼ「あたしも行こうか?」

アリーシャ「ロゼはそこにいて。危なそうなら助けてね」

言葉の割にリラックスした様子でアリーシャは槍を携えた。

馬車から二人が離れていく頃にエドナが口を開いた。
258 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 07:07:40.41 ID:2jiaZrzJ0
エドナ「心配しないのね」

ロゼ「あたしがいなきゃいけないほどアリーシャは弱くないからね。心配し過ぎるのも毒なんだよ」

さらりと答えると、エドナはロゼの目をしっかり見つめてから視線を外した。

エドナ「そう。分かってるのならいいわ」

エドナが周りをよく見ているのはロゼも分かっていた。辛辣な言葉の裏にたくさんの意味がある。

戦闘はすぐに始まった。ロゼは遠くからその様子を見物する。

ロゼ「なんかアリーシャ、強くなってる?」

槍の返し方と突きが以前より鋭くなっている。

ミクリオ「時折ペンドラゴで訓練に参加していると聞いたことがあるよ」

ロゼの声が聞こえたようで、ミクリオが答えた。
259 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 07:08:51.59 ID:2jiaZrzJ0
ペンドラゴといえば思い当たる人物がいる。

ロゼ「セルゲイか。あの人強いもんなー」

女性を尊重するタイプだったはずだが、アリーシャの熱意が尋常でないことも知っている。それにクソ真面目同士で気が合いそうだとロゼは思った。

憑魔を浄化するのにはそう時間はかからなかった。

夕方に差し掛かるまでに同じような戦闘があったが、再びアリーシャが苦もなく浄化を終えている。

野宿の準備をする時ですら、アリーシャはロゼを働かせようとはしなかった。

ロゼ「アリーシャ、気ぃ遣い過ぎじゃない?そこまで具合が悪いわけじゃないよ」

確かにまだ右手の握力は完全には戻っていないし、普段より体力がないのも認める。しかしあからさまに気を遣われるのは居心地が悪かった。
260 : ◆U8ABys6DMo :2022/04/30(土) 07:10:19.04 ID:2jiaZrzJ0
アリーシャ「ごめん。気を悪くした?」

ロゼ「そういうわけじゃないけどさ」

素直に謝られると、悪いことを言ったような気持ちになってしまう。

気まずくなりかけた空気を察して、ライラがこちらに向いたのを感じ取る。

ライラ「ロゼさんは気を遣われることに慣れてないんですのね」

ロゼ「ええっ、なにそのあたしが意地っ張りみたいな言い方」

ミクリオ「意地っ張りだろ」

薪を並べながらミクリオも参戦する。

これは分が悪いと思い、ロゼは大人しく座り込んだ。

アリーシャが離れたのを見計らって、ロゼはミクリオに向けてぽそりと呟いた。

ロゼ「なんか、アリーシャの様子おかしくない?」
261 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/02(月) 23:53:35.47 ID:BCfODgf10
ミクリオ「君のことが心配なんだろ」

薪を並べ終わったミクリオは、顔を上げて辺りを見回した。火付け役のライラを探しているのだろう。どうやらライラはアリーシャについて行ったようだ。

ロゼ「それは分かるんだけど」

ミクリオ「アリーシャをもっと信じてあげたら?」

ミクリオの言っている意味がよく分からなくて、ロゼは首を傾げて考え込む。

ロゼ「信じてるつもりだけど、なんか足りない?」

ミクリオ「これは二人の問題だからね」

立ち上がって別の作業に行くミクリオを見送り、ロゼは空を仰いだ。

今日の風はいつもより冷たく感じた。
262 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/03(火) 23:42:33.45 ID:EGXSZhmY0
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ロゼ「毛布の数が合わない?」

就寝の準備を進めている時にザビーダからそう告げられ、ロゼは自分に割り当てられた毛布を差し出した。

ロゼ「あたしのぶん、使っていいよ。そういうの慣れてるし」

旅をしていれば野ざらしで眠ることも珍しくはない。火のそばにいれば体温は保てる。

エドナ「ザビーダはまず服を着ればいいわ」

ザビーダ「それは言っちゃぁダメだよねぇ」

エドナに指摘され、ザビーダは困った顔をして笑ったがただの振りだろう。

火の番をするミクリオが何かを言おうとしていたが、エドナがちらりと見ると口を噤んだ。
263 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/03(火) 23:43:53.36 ID:EGXSZhmY0
アリーシャ「ザビーダ様。こちらをお使いください」

アリーシャはロゼの前に出て、自分の毛布をザビーダに渡した。

それが余計な気遣いのように思えて、眉間に力が入る。

ロゼ「アリーシャはいいよ」

アリーシャ「私は、ってなに。ロゼならいいの?」

ロゼ「だからあたしは慣れてるんだってば」

二人の口調が強くなっていく。

ライラがおろおろとし始めたのが視界の端に映り、アリーシャもそれに気付いて一歩引いた。

エドナ「アリーシャ。それ、ザビーダに渡して」

今度はエドナが前に出た。
264 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/03(火) 23:46:21.97 ID:EGXSZhmY0
ロゼ「エドナ」

たしなめるようにロゼはエドナを呼ぶが、彼女は一瞥するだけだった。

ザビーダは遠慮する様子もなく受け取り、アリーシャに感謝を述べる。

エドナ「アリーシャはロゼと一緒の毛布で寝なさい」

さらりと促されて、ロゼは一瞬思考が停止した。

ライラの心配そうな表情が急にぱっと明るくなる。

ロゼ「えっ?えぇっ?」

ロゼが狼狽えていると、エドナが再び口を開いた。

エドナ「文句があるの?だったらアリーシャはライラと眠ればいいわ。どう、アリーシャ?」
265 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/03(火) 23:47:42.09 ID:EGXSZhmY0
アリーシャ「へ?あ、そんな恐れ多い……!」

ライラ「わたくしは構いませんわ。くっついて眠れば一枚でも十分でしょうから」

ライラがアリーシャの体を優しく抱きしめる。

ぼんやりと面白くない気持ちを持ちながらも、そんな二人に背を向けてロゼは「好きにして」と呟いた。

ロゼにはそろそろ状況が読めてきたが、アリーシャは相変わらず戸惑っているようだった。

エドナ「ロゼ、いいの?」

エドナの言葉にロゼは一度はぐっと奥歯を噛み締めて、無視を決め込んだつもりだった。しかし結局耐え切れずに声を上げた。

ロゼ「あんたらわざとやってんでしょ!アリーシャ、こっち!」

アリーシャ「え、なに、どういうこと?」
266 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/03(火) 23:49:06.93 ID:EGXSZhmY0
突然大きな声を出すロゼと天族達をキョロキョロと見回しながら、アリーシャはおずおずとロゼの元に歩み寄る。

むすっとした顔のままロゼはアリーシャに毛布を押し付け、その場に寝転がった。

アリーシャ「ロゼ、どうしたの?」

怒っていると思っているのか、アリーシャの声は弱気だった。

一人だけ今の状況を飲み込めておらず、少しかわいそうな気がしてくる。アリーシャを責めているわけではないのだから。

エドナ「アリーシャを困らせるんじゃないわよ」

ロゼ「あんたに言われたくないわ!」

ガバッと起き上がり、エドナに怒鳴りつけるがそれで動じるような相手ではない。
267 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/05(木) 06:12:17.82 ID:d+Rjq1950
わけもわからずそのやり取りを見ているアリーシャにライラが微笑むのが見えた。するとアリーシャは気付いたように、あっと声を上げた。

アリーシャ「ロゼ、いじられてるんだ……」

察したような顔をしてロゼを見るアリーシャ。

ロゼ「そういうのは黙ってて!」

余計に恥ずかしくなってロゼは口を曲げた。

そのまま彼女に背を向けて寝転がると、ふわりと毛布が被さってきた。すぐ隣に座るアリーシャの温かい匂いが、風に乗って流れてくる。

アリーシャ「やはり皆様、仲がいいのですね。こういったやり取りは私にとってはとても羨ましいです」

アリーシャが穏やかに話すと、一瞬しんと静まり返り、エドナが「なによ」と不機嫌にぼやいたのが聞こえた。
268 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/05(木) 06:13:15.81 ID:d+Rjq1950
おそらくエドナに視線が集まったのだろう。

ザビーダ「アリーシャちゃん、相変わらず天然だねぇ」

楽しそうに笑うザビーダの言葉の意味が分からないようで、背を向けていても疑問符を浮かべているアリーシャの姿がロゼには想像できた。

休息の空気になった瞬間、離れた場所でざりっと草と土を踏みつける音が鳴った。

瞬時に全員が立ち上がり、各々武器を構えて音の方へと意識を向ける。

物音はふたつ。重量ある足音が木々の間から響き渡った。

ミクリオ「例の獣か?」

ミクリオに問われ、ロゼは「たぶん」と、小さく頷いた。
269 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/05(木) 06:14:37.21 ID:d+Rjq1950
その音がいくらか進んだ後、まわり込むように左右に分かれた。

気配に合わせて全員が陣形を整える。

ロゼ、ザビーダ、ミクリオ。

アリーシャ、ライラ、エドナ。

それぞれが導師と従士を中心に展開する。

ライラ「穢れは感じませんが、注意してください」

ライラの声を合図に、ロゼはナイフを強く握り込んだ。

音はもう近くまで来ている。

ザッ、と土を蹴る衝撃音と同時に、木の間から獣が猛烈な速度で飛び出してきた。

ロゼ「うわっ……!」

その質量にロゼは思わず声を上げた。
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/05/06(金) 18:09:21.66 ID:ihDcxAkHO
SS避難所
https://jbbs.shitaraba.net/internet/20196/
271 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/07(土) 23:34:19.14 ID:igWs8GNY0
決して大型ではなかったが、勢いだけで人を押し潰すには十分な大きさだった。

散開してそれをかわし、ザビーダが天術を唱える。

ザビーダ「アベンジャーバイト!」

風の牙が獣に噛み付くと、悲鳴を上げて獣がのけぞった。

そしてもう一体の獣も、アリーシャ達の前に現れた。

アリーシャ「エドナ様!」

獣はエドナに向けてまっすぐ飛び込んで行くが、彼女は涼しい顔のまま傘を振った。

エドナ「エアプレッシャー」

エドナが小さく呟くと、獣の体が地面に叩き付けられた

見えない力に怯んだ二体の獣は、警戒心を剥き出しにしながら後ずさる。

ミクリオ「熊の憑魔?」
272 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/11(水) 10:11:11.89 ID:iXU5ZpV50
ザビーダ「いや憑魔じゃねぇ。ただの熊だな」

ミクリオの言葉をザビーダが否定した。

しかし憑魔でなくても十分に危険な獣である。ロゼは戦意を保ったままナイフを構えた。

ロゼ「油断しないで。そいつら、動きが野生とは違うよ」

体格の似た二体の熊は横に移動して並ぶと、そのうちの一体が走り出した。

そしてその真後ろをもう一体の熊が、密着するほどの距離でついて走る。

ミクリオ「マインドスレイブ!」

真横からの攻撃に、先頭の熊が崩れ落ちる。真後ろの熊もそれに巻き込まれる形で転がるーーはずだった。

後ろの熊が前の熊を踏み台にして前に飛び込む。

ロゼ「アリーシャ!」
273 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2022/05/13(金) 03:48:40.31 ID:cyfAcyI00
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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274 : ◆U8ABys6DMo :2022/05/14(土) 22:37:04.67 ID:O6qa3B3J0
いち早く察知したロゼが、アリーシャに向けて駆け出していた。

しかしアリーシャも熊の動きに気付いてすぐに横へ飛んでそれを避ける。

アリーシャ「裂駆槍!」

ロゼ「鳳凰天駆!」

左右からの同時攻撃に熊の体が地面に沈んだ。

アリーシャ「倒した?」

槍を構えたまま、熊に近付こうとするアリーシャ。ロゼはそれを手のひらを向けて制止し、二体の熊が完全に動かなくなったのを確認する。

ザビーダ「普通、熊が連携取るかね」

ザビーダが後ろから声をかけてくる。まだ緊張は解けない。

ロゼ「訓練を受けてるんだろうね。猛獣使いってことよね……」

考えを巡らせて可能性を探す。
275 : ◆U8ABys6DMo [saga]:2022/05/18(水) 12:31:49.57 ID:G1n6A9Ut0
しかしそれも数秒のことで、新しく生まれた殺気にロゼは身構えた。

ひゅっと風を切る音がして、次の瞬間には弾けるような音が響いた。そしてアリーシャの足元に壊れた矢が落ちた。

アリーシャ「ザビーダ様」

ペンデュラムをふわふわと操り、ザビーダは得意げに笑った。

ミクリオ「狙われてるのはアリーシャか」
 
いくつかの動揺の気配を察知し、ミクリオは杖を構えた。
 
憑魔でなければ、ロゼとアリーシャ以外は見えないだろう。矢も突然弾けて落ちたように見えるはずだ。

アリーシャ「これって普通の人から見たらお化けに見えるのかな」

ロゼ「やめてよ!そういうの苦手なんだから!」
276 : ◆U8ABys6DMo [saga]:2022/05/19(木) 12:33:46.45 ID:KZa8Ej210
ロゼはアリーシャのひとりごとのようなつぶやきに、ぞわりと背筋が冷えるのを感じた。

その瞬間にまた風を切る音が鳴った。そしてそれと同時に、

エドナ「ロックランス!」

身構えていたエドナの掛け声から大地に岩槍が出現し、飛来する複数本の矢を破壊した。

ロゼはこのまま戦意喪失で相手が逃げ出すのを期待したが、気配はとどまり続ける。

ロゼ「エドナ。何人いるか分かる?」

エドナ「人間らしき足音が六つ。熊はもういないわね」

ロゼは頷いて闇の向こうに意識を向ける。

矢が効かないとなれば必ず飛び込んでくるはずだ。

ロゼ「狙われてんのはアリーシャだから。ミクリオ、お願い」
277 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2022/05/20(金) 02:45:31.24 ID:HNZtXROE0
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278 : ◆U8ABys6DMo [saga]:2022/05/24(火) 09:23:29.32 ID:YKWYB1LV0
危険だというだけではなくて、標的があれば敵の動きが読みやすくなる。

アリーシャ「ロゼ。気をつけて」

アリーシャも立場を分かっているようで、大人しく後衛に回った。

そしてミクリオが庇うようにアリーシャの前に立つ。

じっと気配を探る中、六つの足音が一斉にロゼとアリーシャに向けて駆け出した。

ザビーダ「おら、来たぜぇ!」

先頭を走る一人はペンデュラムが足を絡め取る。近くの木に叩き付けるとそのまま動かなくなった。

エドナ「めんどくさいわね」

ライラ「手加減、忘れないでくださいね」
279 : ◆U8ABys6DMo [saga]:2022/05/24(火) 12:28:22.18 ID:YKWYB1LV0
左右に展開した二人は地面の隆起による衝撃で気を失い、地に転がる。

そして後ろを走る三人は、ライラの起こした爆発で宙を舞った。

これで終わりかと思った時、三人のうちの一人が体勢を立て直し、素早い動きで距離を詰めてきた。

ライラ「ロゼさん!」

男は手前に立つロゼに向けて駆け出し、腰に携えた剣の柄を握る。

抜刀の強い圧が空気を切る。ロゼは二本のナイフで受け止めるが、握力のない右手は耐えられずにナイフを取り落とした。
280 : ◆U8ABys6DMo [saga]:2022/05/24(火) 12:30:08.95 ID:YKWYB1LV0
ロゼ「あんたリーダー?なんでアリーシャ狙ってんの」

ロゼが話しかけるが予想通り男は一切口を開かない。プロフェッショナルであればそんなに簡単に目的をペラペラと話したりはしない。ロゼは自嘲気味に口角を上げた。

男はロゼの隙を伺いながら更に連撃に入り、二撃三撃と繰り返す。

片手のナイフだけでは受け止めることが出来ずに受け流していくが、段々と手がしびれていく。

距離が空けば天響術の援護も期待できたが、男はとにかく距離を詰めてきた。

反撃のタイミングを伺って、ロゼがいくらか下がったところでアリーシャの姿が視界の端に映る。

先ほどのアリーシャへの攻撃、そして今繰り出されている連携技は全て急所狙いの殺人技だった。

アリーシャ「ロゼ!」

心配そうなアリーシャの声が響く。
281 : ◆U8ABys6DMo [saga]:2022/05/27(金) 12:43:57.39 ID:P4zEAaHx0
殺意のある相手に遠慮するつもりはない。ここで逃したりすればまたアリーシャを狙う。そしてグループの戦意喪失のためにもリーダー格は始末しておきたい。
 
ロゼは深く腰を落として攻撃態勢に入る。

視線に気圧された男は、一瞬たじろぎながらも大きく一歩踏み込んできた。

上から振り下ろされてくる剣を避け、後ろに回り込む。膝の裏を蹴って男のバランスを崩すと、逆手に持ったナイフを延髄を狙って構えた。

男はいつの間にか剣を捨てており、ロゼに反応して振り向きざまに懐から小刀を抜いていた。

その一瞬のやり取りの中でもロゼの動きの方が早い。

男の体にナイフを突き立てる感触を予想したその時、二人の間にアリーシャが割り込んだ。

アリーシャ「ロゼ、待って!」

咄嗟に振り下ろす腕を止めようとするが間に合わず、ロゼのナイフがアリーシャの右肩に突き刺さった。肉の感触がはっきりと手に伝わってくる。
282 : ◆U8ABys6DMo [saga]:2022/05/27(金) 12:45:26.27 ID:P4zEAaHx0
男も動揺していたが、すぐに持ち直してアリーシャに小刀を向けた。

ロゼはアリーシャの体を引きながら、彼女と位置を入れ替え、庇う体勢に入る。しかしエドナが傘で男に攻撃を加え、彼はすぐに気を失った。

ロゼ「アリーシャ、なにしてんの!」

苛立ちにロゼは声を荒げるが、それどころではないのもわかっている。

アリーシャは肩を押さえてうずくまり、痛みに顔を歪めた。

呼吸もままならないようで、うめき声すら出せていない。

ロゼ「ミクリオ!」

ミクリオの名前を呼ぶが、彼もすでにアリーシャの元へと向かっていた。
283 : ◆U8ABys6DMo [saga]:2022/05/27(金) 12:47:45.90 ID:P4zEAaHx0
膝を折るアリーシャの背中を支えた時に、彼女の手がじわじわと血で濡れていくのが見えた。いくら勢いを殺したとはいえ、刺さったのは出血しやすい位置だ。少しずれていれば首に刺さっていただろう。

ミクリオが治癒術をかけ始めると、アリーシャの呼吸が整い始めた。ロゼはほっと息を吐いてアリーシャの体をきつく抱きしめる。

ロゼ「なんでこんなことすんの……」

怒りの混じる声を抑え込むが、全てを隠すことはできなかった。

アリーシャ「ロゼ、殺すつもりだったでしょ」

アリーシャの声はしっかりとしていたが、痛みに声が震えている。

ロゼ「だってあんたのこと殺しに来てんだよ!殺しておかないとまたあんたを狙うじゃん!」
284 : ◆U8ABys6DMo [saga]:2022/05/27(金) 12:53:02.39 ID:P4zEAaHx0
アリーシャ「でも捕まえられる相手だったから。ロゼが殺さなくても法で裁ける」

アリーシャの言う通り、戦闘は明らかにこちらに余裕があった。

熊も含めて気を失っているだけのようで、ザビーダが彼らを拘束している。

アリーシャ「ロゼが何者であっても、殺さなくていい人まで、殺してほしくない……」

その言葉に違和感がある。動悸がして、体が熱くなる。

ロゼ「なんで……」

何を言おうとしているのか、分かっているはずだった。それでも、まだ認めたくない。そんなロゼの気持ちを無視して、アリーシャは続けた。

アリーシャ「痛い思いさせてごめん……」

アリーシャはロゼの右腕に手を当てて、苦しそうに目を細めた。

その瞬間にロゼは総毛立つのを感じた。頭が真っ白になって、すぐに新月の夜を思い出す。
285 : ◆U8ABys6DMo [saga]:2022/06/01(水) 23:48:44.06 ID:QBnqZdnj0
ロゼ「アリーシャ、あたしのこと知って……」

アリーシャは返事をしなかった。ごまかそうとも思えないほどに彼女は確信している。

ここにいてはいけない。

ロゼはそばにいたエドナにアリーシャを預けて立ち上がった。

気持ちが、すっと冷めていく。たった一瞬で心が途切れたような気がした。

彼女がすべて知っているのなら同じ場所に立つことは出来ない。アリーシャは裁きを下す側の人間で、ロゼは逆の世界にいる。

彼女はハイランドの姫だ。

ロゼ「ミクリオ、アリーシャをお願い。ちゃんと治してやって」

背を向けたまま、いつものような軽い口調で告げると、ロゼはその場から立ち去ろうとした。目的はなかったけれど彼女のそばには居たくなかった。
286 : ◆U8ABys6DMo [saga]:2022/06/08(水) 12:48:40.26 ID:Iy/KMOPH0
 本当は薄々と彼女の態度から、なにか探りを入れてきていると勘付いたこともあった。しかし気のせいだと思って、すぐに閉じ込めてしまった。

アリーシャ「ロゼ……!」

声を張るつもりだったのだろう。しかしアリーシャの声はかすれていた。

無理をしてまで叫ぼうとする彼女の気持ちに胸が痛くなる。それでも振り向かないまま、顔をしかめながらもロゼは足を進めた。とにかくアリーシャの姿が見えない場所まで移動したかった。

今はただ、彼女から逃げることしかできない。

アリーシャ「待ってって!」

さっきよりも大きな声を出したと思ったら、ザッと土を踏む音が聞こえた。

ライラ「アリーシャさん!」

悲鳴のようなライラの声に、ロゼは不安を覚えて視線を戻した。

憂慮した通り、アリーシャが痛む傷を押さえて立ち上がり、訴えるような目でロゼを見ている。暗がりの中でも血の気の引いた顔をしているのが分かる。
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2022/07/13(水) 15:17:25.45 ID:J9MJiwjI0
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